JP2023038412A - トランスミッションマウント - Google Patents
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Abstract
【課題】ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を設計通りにする。【解決手段】トランスミッションケースを支持するアッパーベース11と、アッパーベースの下方に設けられ、車体に連結されるロアベース12と、アッパーベースとロアベースとを連結する本体ゴム13と、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方に上下方向で対向するストッパゴム19を有する規制部材14と、規制部材が取付けられ、かつ上下動可能に設けられた可動部材15と、規制部材と、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対変位量を測定するセンサ16と、センサからの出力信号に基づいて、可動部材を上下動させ、ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整する駆動ユニット17と、を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、トランスミッションマウントに関するものである。
従来から、トランスミッションケースを支持するアッパーベースと、アッパーベースの下方に設けられ、車体に連結されるロアベースと、アッパーベースとロアベースとを連結する本体ゴムと、アッパーベースに上下方向で対向するストッパゴムを有する規制部材と、を備え、規制部材が、ロアベースと一体に形成されたトランスミッションマウントが知られている。
しかしながら、前記従来のトランスミッションマウントでは、例えば、トランスミッションの重量ばらつきや本体ゴムの劣化等に起因して、ストッパゴムとアッパーベースとの上下方向の相対位置を設計通りにすることが困難であるという問題があった。一般に、トランスミッションマウントでは、防振性能の観点から本体ゴムの低ばね化が要求されているため、前述の相対位置を設計通りにすることが相当困難になる。この相対位置が設計と異なると、所期した防振性能を発揮しにくくなる。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を設計通りにすることができるトランスミッションマウントを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のトランスミッションマウントは、トランスミッションケースを支持するアッパーベースと、前記アッパーベースの下方に設けられ、車体に連結されるロアベースと、前記アッパーベースと前記ロアベースとを連結する本体ゴムと、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方に上下方向で対向するストッパゴムを有する規制部材と、前記規制部材が取付けられ、かつ上下動可能に設けられた可動部材と、前記規制部材と、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対変位量を測定するセンサと、前記センサからの出力信号に基づいて、前記可動部材を上下動させ、前記ストッパゴムと、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整する駆動ユニットと、を備えている。
本発明によれば、駆動ユニットを備えているので、規制部材と、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、が上下方向に相対変位しても、センサからの出力信号に基づいて、可動部材を上下動させ、ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整することにより、この相対位置を設計通りにすることができる。これにより、本体ゴムを低ばねにしても、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
駆動ユニットを備えていることから、例えば、トランスミッションが上下方向に大きな振幅で振動しようとしたときに、可動部材を上下動させ、ストッパゴムを、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方に押し付けて、トランスミッションの振動を抑止したり、また、可動部材を上下動させ、規制部材によりストッパゴムを介してアッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方を上下方向に加振し、車両のばね上振動を抑止したりすること等ができる。
駆動ユニットを備えていることから、例えば、トランスミッションが上下方向に大きな振幅で振動しようとしたときに、可動部材を上下動させ、ストッパゴムを、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方に押し付けて、トランスミッションの振動を抑止したり、また、可動部材を上下動させ、規制部材によりストッパゴムを介してアッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方を上下方向に加振し、車両のばね上振動を抑止したりすること等ができる。
前記ストッパゴムは、前記アッパーベースに上下方向で対向し、前記駆動ユニットは、前記ロアベースに設けられ、前記可動部材は、上下方向に延びる棒状に形成され、前記駆動ユニットから上方に突出してもよい。
駆動ユニットがロアベースに設けられ、可動部材が駆動ユニットから上方に突出し、ストッパゴムがアッパーベースに上下方向で対向しているので、例えば、駆動ユニットがロアベースから下方に離れ、可動部材の上端部がアッパーベースに連結され、ストッパゴムがロアベースに上下方向で対向している構成等と比べて、構造の複雑化、および上下方向のかさ張りを抑えることができる。
前記可動部材の外周面に雄ねじ部が形成され、前記駆動ユニットは、前記可動部材に螺着された雌ねじ筒と、前記雌ねじ筒を、前記可動部材の中心軸線回りに回転させる回転機構部と、前記可動部材を、前記中心軸線回りの回転移動を規制した状態で上下動可能に支持し、かつ前記雌ねじ筒を、上下動を規制した状態で、前記中心軸線回りに回転可能に支持する支持部材と、を備えてもよい。
回転機構部により雌ねじ筒を前記中心軸線回りに回転させると、支持部材が、雌ねじ筒の上下動を規制し、かつ可動部材の、前記中心軸線回りの回転移動を規制しているので、可動部材が、規制部材とともに、駆動ユニット、アッパーベース、およびロアベースに対して上下動することとなり、ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を、センサからの出力信号に基づいて調整することができる。
駆動ユニットが、雌ねじ筒、回転機構部、および支持部材を備えているので、例えば可動部材を流体圧シリンダを用いて上下動させる構成等と比べて、上下方向のかさ張りを抑えることができる。
駆動ユニットが、雌ねじ筒、回転機構部、および支持部材を備えているので、例えば可動部材を流体圧シリンダを用いて上下動させる構成等と比べて、上下方向のかさ張りを抑えることができる。
前記ストッパゴムにおいて、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方側の先端部は、上下方向に沿って前記一方側に向かうに従い縮径してもよい。
ストッパゴムにおいて、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方側の先端部が、上下方向に沿って前記一方側に向かうに従い縮径しているので、アッパーベースおよびロアベースが、上下方向に相対変位する際、変位量が小さいときに生ずるばねを低くし、変位量が大きく、ストッパゴムの圧縮変形量が大きいときに生ずるばねを高くすることが可能になり、振動入力時に、衝撃力の発生を抑えつつ、前述の相対変位を効果的に抑止することができる。
この発明によれば、ストッパゴムと、アッパーベースおよびロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を設計通りにすることができる。
以下、トランスミッションマウントの一実施形態を、図1を参照しながら説明する。
トランスミッションマウント1は、アッパーベース11と、ロアベース12と、本体ゴム13と、規制部材14と、可動部材15と、センサ16と、駆動ユニット17と、を備えている。
トランスミッションマウント1は、アッパーベース11と、ロアベース12と、本体ゴム13と、規制部材14と、可動部材15と、センサ16と、駆動ユニット17と、を備えている。
アッパーベース11は、トランスミッションケースを支持し、ロアベース12は、アッパーベース11の下方に設けられ、車体に連結される。アッパーベース11の下面、およびロアベース12の上面は、上下方向で互いに対向している。アッパーベース11およびロアベース12には、上下方向に貫く貫通孔が各別に形成されている。これらの貫通孔は、上下方向に延びる中心軸線Oと同軸に配設されている。
以下、上下方向から見て中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、上下方向から見て中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
本体ゴム13は、アッパーベース11とロアベース12とを連結している。本体ゴム13は、上下方向に延びる筒状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。本体ゴム13は、下方から上方に向かう従い拡径している。本体ゴム13は、前記貫通孔より径方向の外側に位置している。
可動部材15は、上下動可能に設けられている。可動部材15は、上下方向に延びる棒状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。可動部材15は筒状に形成されている。可動部材15は、アッパーベース11およびロアベース12の前記貫通孔に挿入されている。可動部材15は、アッパーベース11およびロアベース12を、前記貫通孔を通して上下方向に一体に貫いている。
規制部材14は、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方に上下方向で対向するストッパゴム19を有している。
規制部材14は、可動部材15に取付けられて固定されている。規制部材14は、可動部材15から径方向の外側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びるフランジ状に形成されている。
規制部材14は、可動部材15に取付けられて固定されている。規制部材14は、可動部材15から径方向の外側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びるフランジ状に形成されている。
規制部材14は、上下方向に間隔をあけて2つ設けられ、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方に、上下方向の両側から対向している。2つの規制部材14は、アッパーベース11に、上下方向の両側から対向している。2つの規制部材14のうち、上側に位置する規制部材14は、アッパーベース11より上方に位置し、下側に位置する規制部材14は、アッパーベース11とロアベース12との間に位置している。2つの規制部材14のうち、下側に位置する規制部材14は、本体ゴム13の内側に位置している。
ストッパゴム19は、環状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。ストッパゴム19は、2つの規制部材14に各別に設けられている。2つのストッパゴム19は、アッパーベース11から上下方向に離れている。2つのストッパゴム19は、アッパーベース11を間に介在させて上下方向で互いに対向している。ストッパゴム19において、アッパーベース11側の先端部は、上下方向に沿ってアッパーベース11に向かうに従い縮径している。ストッパゴム19の前記先端部は、錐形状に形成されている。
なお、ストッパゴム19の前記先端部は、台形状等に形成されてもよい。ストッパゴム19は、アッパーベース11に当接してもよい。ストッパゴム19は、2つの規制部材14のうちのいずれか一方に設けられてもよい。規制部材14は1つ設けられてもよい。
センサ16は、規制部材14と、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方と、の上下方向の相対変位量を測定する。センサ16は、規制部材14と、アッパーベース11と、の上下方向の相対変位量を測定する。センサ16は、2つの規制部材14のうち、上側に位置する規制部材14に取付けられている。センサ16は、ストッパゴム19より径方向の外側に設けられている。なお、センサ16は、ストッパゴム19より径方向の内側に設けられてもよい。
駆動ユニット17は、センサ16からの出力信号に基づいて、可動部材15を上下動させ、ストッパゴム19と、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整する。駆動ユニット17は、ロアベース12に設けられ、可動部材15は、駆動ユニット17から上方に突出している。
ここで、可動部材15の外周面に、雄ねじ部と、径方向の内側に向けて窪み上下方向に延びる縦溝15aと、が形成されている。雄ねじ部および縦溝15aは、可動部材15のうち、2つの規制部材14より下方に位置する部分に形成されている。雄ねじ部および縦溝15aは、可動部材15のうち、2つの規制部材14より下方に位置する部分における上下方向の全域にわたって形成されている。
縦溝15aは、雄ねじ部を周方向に分断している。縦溝15aは、可動部材15の内周面に開口している。縦溝15aは、周方向に間隔をあけて複数設けられている。図示の例では、縦溝15aは、2つ設けられ、径方向で互いに対向している。
縦溝15aは、雄ねじ部を周方向に分断している。縦溝15aは、可動部材15の内周面に開口している。縦溝15aは、周方向に間隔をあけて複数設けられている。図示の例では、縦溝15aは、2つ設けられ、径方向で互いに対向している。
駆動ユニット17は、雌ねじ筒21と、回転機構部22と、支持部材23と、ケース体24と、を備えている。
ケース体24は、有底筒状に形成され、ロアベース12の下面に取付けられている。ケース体24は、ロアベース12の前記貫通孔の下端開口を覆っている。ケース体24内に、可動部材15の下部が挿入されている。ケース体24内に、雌ねじ筒21、および支持部材23が収容されている。
雌ねじ筒21は、可動部材15に螺着されている。雌ねじ筒21の外周面に、歯部21aが形成されている。
雌ねじ筒21は、可動部材15に螺着されている。雌ねじ筒21の外周面に、歯部21aが形成されている。
回転機構部22は、電源22aと、電源22aおよびセンサ16に接続された制御部22bと、制御部22bに接続されたモータ22cと、モータ22cの出力軸に連結された歯車22dと、を備えている。回転機構部22のうち、電源22aを除く全てが、ケース体24内に収容されている。
制御部22bとセンサ16とを接続する電気配線が、可動部材15の内側のうちの下端開口、および上端開口を含む上下方向の全長にわたって挿通されている。歯車22dは、雌ねじ筒21の歯部21aに噛み合っており、制御部22bからの出力信号に基づいてモータ22cが駆動されると、歯車22dが回転することで、雌ねじ筒21が中心軸線O回りに回転される。
支持部材23は、可動部材15を、中心軸線O回りの回転移動を規制した状態で上下動可能に支持し、かつ雌ねじ筒21を、上下動を規制した状態で、中心軸線O回りに回転可能に支持している。
支持部材23は、環状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。支持部材23は、ロアベース12に固定されている。支持部材23は、上下方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの支持部材23は、雌ねじ筒21の上面および下面に当接している。支持部材23には、径方向の内側に向けて突出する規制突起23aが形成されている。規制突起23aは、可動部材15の縦溝15aに相対的に上下動可能に嵌合されている。
以上説明したように、本実施形態によるトランスミッションマウント1によれば、駆動ユニット17を備えているので、規制部材14と、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方と、が上下方向に相対変位しても、センサ16からの出力信号に基づいて、可動部材15を上下動させ、ストッパゴム19と、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整することにより、この相対位置を設計通りにすることができる。これにより、本体ゴム13を低ばねにしても、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
駆動ユニット17を備えていることから、例えば、トランスミッションが上下方向に大きな振幅で振動しようとしたときに、可動部材15を上下動させ、ストッパゴム19を、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方に押し付けて、トランスミッションの振動を抑止したり、また、可動部材15を上下動させ、規制部材14によりストッパゴム19を介してアッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方を上下方向に加振し、車両のばね上振動を抑止したりすること等ができる。
駆動ユニット17がロアベース12に設けられ、可動部材15が駆動ユニット17から上方に突出し、ストッパゴム19がアッパーベース11に上下方向で対向しているので、例えば、駆動ユニット17がロアベース12から下方に離れ、可動部材15の上端部がアッパーベース11に連結され、ストッパゴム19がロアベース12に上下方向で対向している構成等と比べて、構造の複雑化、および上下方向のかさ張りを抑えることができる。
回転機構部22により雌ねじ筒21を中心軸線O回りに回転させると、支持部材23が、雌ねじ筒21の上下動を規制し、かつ可動部材15の、中心軸線O回りの回転移動を規制しているので、可動部材15が、規制部材14とともに、駆動ユニット17、アッパーベース11、およびロアベース12に対して上下動することとなり、ストッパゴム19と、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を、センサ16からの出力信号に基づいて調整することができる。
駆動ユニット17が、雌ねじ筒21、回転機構部22、および支持部材23を備えているので、例えば可動部材15を流体圧シリンダを用いて上下動させる構成等と比べて、上下方向のかさ張りを抑えることができる。
ストッパゴム19において、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方側の先端部が、上下方向に沿って前記一方側に向かうに従い縮径しているので、アッパーベース11およびロアベース12が、上下方向に相対変位する際、変位量が小さいときに生ずるばねを低くし、変位量が大きく、ストッパゴム19の圧縮変形量が大きいときに生ずるばねを高くすることが可能になり、振動入力時に、衝撃力の発生を抑えつつ、前述の相対変位を効果的に抑止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、駆動ユニット17として、雌ねじ筒21、モータ22c、および歯車22dを有さず、可動部材15を上下動させる流体圧シリンダを有する構成等を採用してもよい。
駆動ユニット17がロアベース12から下方に離れ、可動部材15の上端部がアッパーベース11に連結され、ストッパゴム19がロアベース12に上下方向で対向している構成を採用してもよい。
ストッパゴム19を、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方に当接させ、駆動ユニット17は、センサ16からの出力信号に基づいて、ストッパゴム19の上下方向の圧縮変形量を調整してもよい。
駆動ユニット17がロアベース12から下方に離れ、可動部材15の上端部がアッパーベース11に連結され、ストッパゴム19がロアベース12に上下方向で対向している構成を採用してもよい。
ストッパゴム19を、アッパーベース11およびロアベース12のうちのいずれか一方に当接させ、駆動ユニット17は、センサ16からの出力信号に基づいて、ストッパゴム19の上下方向の圧縮変形量を調整してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 トランスミッションマウント
11 アッパーベース
12 ロアベース
13 本体ゴム
14 規制部材
15 可動部材
16 センサ
17 駆動ユニット
19 ストッパゴム
21 雌ねじ筒
22 回転機構部
23 支持部材
O 中心軸線
11 アッパーベース
12 ロアベース
13 本体ゴム
14 規制部材
15 可動部材
16 センサ
17 駆動ユニット
19 ストッパゴム
21 雌ねじ筒
22 回転機構部
23 支持部材
O 中心軸線
Claims (4)
- トランスミッションケースを支持するアッパーベースと、
前記アッパーベースの下方に設けられ、車体に連結されるロアベースと、
前記アッパーベースと前記ロアベースとを連結する本体ゴムと、
前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方に上下方向で対向するストッパゴムを有する規制部材と、
前記規制部材が取付けられ、かつ上下動可能に設けられた可動部材と、
前記規制部材と、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対変位量を測定するセンサと、
前記センサからの出力信号に基づいて、前記可動部材を上下動させ、前記ストッパゴムと、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方と、の上下方向の相対位置を調整する駆動ユニットと、を備えている、トランスミッションマウント。 - 前記ストッパゴムは、前記アッパーベースに上下方向で対向し、
前記駆動ユニットは、前記ロアベースに設けられ、
前記可動部材は、上下方向に延びる棒状に形成され、前記駆動ユニットから上方に突出している、請求項1に記載のトランスミッションマウント。 - 前記可動部材の外周面に雄ねじ部が形成され、
前記駆動ユニットは、
前記可動部材に螺着された雌ねじ筒と、
前記雌ねじ筒を、前記可動部材の中心軸線回りに回転させる回転機構部と、
前記可動部材を、前記中心軸線回りの回転移動を規制した状態で上下動可能に支持し、かつ前記雌ねじ筒を、上下動を規制した状態で、前記中心軸線回りに回転可能に支持する支持部材と、を備えている、請求項1または2に記載のトランスミッションマウント。 - 前記ストッパゴムにおいて、前記アッパーベースおよび前記ロアベースのうちのいずれか一方側の先端部は、上下方向に沿って前記一方側に向かうに従い縮径している、請求項1から3のいずれか1項に記載のトランスミッションマウント。
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