JP2023036137A - プローブ及び検査用ソケット - Google Patents

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Seiya Yamamoto
勝己 鈴木
Katsumi Suzuki
晋也 藤本
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Abstract

【課題】プローブを直接的にハウジングに接触させるとともに、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供する。【解決手段】ハウジング11に形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔40に挿通されるグランド用のプローブであって、第1軸線の方向に延在した筒状のバレル130及びプランジャ110,120を有するプローブ本体101と、バレル130が挿通されるバネ部材150と、を備え、バネ部材150は、第2軸線の周りに巻回され第2軸線の方向にバレル130が挿通されるコイル部151、及び、コイル部151と連続的に形成されるとともにコイル部151の外周面よりも外側に突出して内周壁に弾性を持って接触する突起部152を有して、コイル部151は、突起部152の弾性によってプローブ本体101を内周壁に押し付ける。【選択図】図2

Description

本発明は、プローブ及び検査用ソケットに関する。
高速伝送が要求される検査デバイス等の検査には、信号ピン、電源ピン及びグランドピンの3種類のピン(プローブ)を有する検査用ソケットが使用されることがある。
グランドピンとは、検査デバイスのグランド端子及びテスト基板のグランド端子を、グランドとしてのハウジングに対して電気的に接続するものであり、例えば特許文献1にその例が記載されている。
特許文献1には、部分的に径を変えて軸を偏心させたコイルバネを介してグランド用コンタクトプローブとグランドとしての金属ブロックとの導通をとる構成が記載されている。
特開2010-060527号公報
しかしながら、特許文献1の構成で採用されているコイルバネの製造においては、偏心具合のコントロールが容易ではないので、グランド用コンタクトプローブ及び金属ブロックの両部材に安定的に接触するコイルバネの提供が難しい。
また、コイルバネを介して導通をとるので、コイルバネの導電性が必須であり、コイルバネの材料の選択の余地が狭まってしまう。
そこで、本発明は、プローブを直接的にハウジングに接触させるとともに、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のプローブ及び検査用ソケットは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の一態様に係るプローブは、ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、第1軸線の方向に延在した筒状のバレル及び該バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、前記バレルが挿通されるバネ部材と、を備え、前記バネ部材は、第2軸線の周りに巻回され前記第2軸線の方向に前記バレルが挿通されるコイル部、及び、該コイル部と連続的に形成されるとともに前記コイル部の外周面よりも外側に突出して前記内周壁に弾性を持って接触する突起部を有して、前記コイル部は、前記突起部の弾性によって前記プローブ本体を前記内周壁に押し付ける。
本態様に係るプローブによれば、バネ部材は、第2軸線の周りに巻回され第2軸線の方向にバレルが挿通されるコイル部、及び、コイル部と連続的に形成されるとともにコイル部の外周面よりも外側に突出して内周壁に弾性を持って接触する突起部を有して、コイル部は、突起部の弾性によってプローブ本体を内周壁に押し付けるので、貫通孔とプローブ本体との間に隙間がある場合に、バレルをハウジングに直接的に接触させることができる。これによって、プローブ本体とハウジングとの導通を確実にとることができる。
また、バネ部材の突起部が弾性を持って内周壁に接触するので、貫通孔とバレルとの間にある隙間が貫通孔やバレルの寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔の成形やバレルの製造において高い寸法精度が要求されない。
また、バネ部材を介して導通をとる構成ではないので、バネ部材自体に導電性が要求されない、或いは優れた導電性が要求されない。このため、バネ部材の材料や製造方法の選択の余地が広がりコストダウンを図ることができる。例えば、バネ部材を安価な樹脂製とすることができる。また、ハウジングとの間で接触抵抗を安定させるためにバネ部材に金メッキ処理を施す必要がないので、メッキ処理を施さない分だけコストダウンを図ることができる。
また、本発明の一態様に係るプローブにおいて、前記バネ部材は、前記第2軸線の方向に隣り合った2つの前記コイル部を有し、前記突起部は、前記コイル部とそれに隣接する他の前記コイル部との間に設けられている。
本態様に係るプローブによれば、バネ部材は、第2軸線の方向に隣り合った2つのコイル部を有し、突起部は、コイル部とそれに隣接する他のコイル部との間に設けられているので、2つのコイル部によってプローブ本体を内周壁に押し付けることができる。換言すると、バレルの2箇所にプローブ本体を内周壁に押し付けるための力を負荷することができる。これによって、プローブを安定的に内周壁に押し付けることができる。すなわち、プローブ本体を安定的に内周壁に接触させることができる。
また、本発明の一態様に係るプローブにおいて、前記突起部は、前記第2軸線の方向における前記コイル部の両端に設けられている。
本態様に係るプローブによれば、突起部は、第2軸線の方向におけるコイル部の両端に設けられているので、第2軸線方向に離間した2箇所の突起部でバネ部材を内周壁に接触させることができる。これによって、プローブを安定的かつ強力に内周壁に押し付けることができる。また、バネ部材が貫通孔内で傾くことを回避することができる。
また、本発明の一態様に係るプローブにおいて、前記突起部は、前記第2軸線の方向から見て先端同士が交差している。
本態様に係るプローブによれば、突起部は、第2軸線の方向から見て先端同士が交差しているので、各突起部が発揮する復元力が作用する方向を揃えることができる。
また、本発明の一態様に係る検査用ソケットは、金属製の内周壁で画定された貫通孔が第3軸線の方向に沿って形成されたハウジングと、前記第3軸線の方向に沿って前記貫通孔に挿通された請求項1から3のいずれかに記載のプローブと、備え、前記コイル部は、前記突起部の弾性によって前記プローブ本体を前記内周壁に押し付けている。
また、本発明の一態様に係る検査用ソケットにおいて、前記バレルは、外周面から突出したフランジ部を有し、前記貫通孔は、前記フランジ部以外の前記バレルの部分よりも大径かつ前記フランジ部よりも小径とされた小径部、及び、前記フランジ部よりも大径とされ前記第3軸線の方向に沿って前記小径部と連続する大径部を有し、前記フランジ部は、前記貫通孔のうち前記大径部に収容され、前記バネ部材は、前記フランジ部と前記小径部との間の前記大径部に収容されている。
本態様に係る検査用ソケットによれば、バレルは、外周面から突出したフランジ部を有し、貫通孔は、フランジ部以外のバレルの部分よりも大径かつフランジ部よりも小径とされた小径部、及び、フランジ部よりも大径とされ第3軸線の方向に沿って小径部と連続する大径部を有し、フランジ部は、貫通孔のうち大径部に収容され、バネ部材は、フランジ部と小径部との間の大径部に収容されているので、第2軸線の方向に沿ったコイル部の弾性によってフランジ部を小径部から離間する方向に付勢することができる。これによって、検査用ソケットをテスト基板に実装したときにコイル部の弾性によってプリロードをかけることができる。
本発明によれば、プローブを直接的にハウジングに接触させるとともに、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供できる。
第1実施形態に係るプローブを備えたソケットの断面図である。 プローブを備えたソケットの部分拡大断面図である。 ハウジングの断面図である。 プローブ本体の正面図である(バレルは縦断面を図示)。 バネ部材の正面図である。 バネ部材の平面図である。 上部ハウジングにバネ部材を挿入する前の縦断面図である。 図7に示す切断線VIII-VIIIにおける横断面図である。 上部ハウジングにバネ部材を挿入したときの縦断面図である。 図9に示す切断線X-Xにおける横断面図である。 図9に示す切断線XI-XIにおける横断面図である。 上部ハウジングにプローブを挿入したときの縦断面図である。 図12に示す切断線XIII-XIIIにおける横断面図である。 ソケットをプリント配線基板に実装する前の縦断面図である。 ソケットをプリント配線基板に実装したときの縦断面図である。 ソケットにICパッケージを装着したときの縦断面図である。 変形例1に係るバネ部材の正面図である。 変形例2に係るバネ部材の正面図である。 変形例2に係るバネ部材の平面図である。 変形例3に係るバネ部材の正面図である。 変形例3に係るバネ部材の平面図である。 変形例3に係るバネ部材の平面図である。 第2実施形態に係るプローブを備えたソケットをプリント配線基板に実装したときの縦断面図である。 第3実施形態に係るプローブ本体の正面図である。 ハウジングにプローブを挿入したときの縦断面図である。 ソケットをプリント配線基板に実装したときの縦断面図である。 第4実施形態に係るソケットをプリント配線基板に実装したときの縦断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
[検査用ソケットの概要]
以下、検査用ソケット10(以下、単に「ソケット10」という。)の概要について説明する。
図1に示すように、ソケット10は、ICパッケージ(半導体パッケージ)30の試験において、プリント配線基板(テスト基板)20とICパッケージ30とを導通させる部品である。
ソケット10は、プリント配線基板20の上面に実装される。
また、ICパッケージ30は、ソケット10が有する可動台座12に形成された凹所12aに装着される。
ICパッケージ30としては、BGA(Ball Grid Array)型のものが例示される。また、LGA(Land Grid Array)型やQFP(Quad Flat Package)型のものでもよい。
ソケット10は、プローブ100と、上部ハウジング11A及び下部ハウジング11Bを有するハウジング11と、可動台座12と、を備えている。
ソケット10において、ハウジング11はプリント配線基板20側に配置されており、可動台座12はハウジング11(上部ハウジング11A)の上に積層されるように配置されている。
ハウジング11(上部ハウジング11A)と可動台座12との間には図示しない付勢部材が介設されており、両部材を互いに離間する方向に付勢している。
また、付勢部材によって可動台座12が上部ハウジング11Aから脱落しないように(飛び出さないように)、台座用ネジ14が可動台座12を介して上部ハウジング11Aに対して固定されている。
これによって、可動台座12は、ハウジング11に対して弾性的に近接及び離間可能に構成されることになる。詳細には、無負荷とすることで可動台座12はハウジング11から離間して、可動台座12をハウジング11側に押し込むことで可動台座12はハウジング11に近接する。
ハウジング11は、上部ハウジング11A及び下部ハウジング11Bを有しており、上部ハウジング11Aが下部ハウジング11Bの上に積層されるように構成されている。
図1及び図2に示すように、ハウジング11は、上部ハウジング11Aと下部ハウジング11Bとに亘って形成された貫通孔40を有しており、この貫通孔40にプローブ100が収容されることになる。
なお、図1で示した貫通孔40(左側の貫通孔40)においては、説明の簡単のためにプローブ100を図示していない。
図3に示すように、貫通孔40は、上部ハウジング11Aに形成された大径部41A1、中径部41A2及び小径部41A3、並びに、下部ハウジング11Bに形成された小径部41Bから構成されている。
大径部41A1、中径部41A2、小径部41A3及び小径部41Bは、軸線X3(第3軸線)を共通の軸線としている。
上部ハウジング11Aにおいて、大径部41A1は、中径部41A2よりも大径とされている。また、中径部41A2は、小径部41A3よりも大径とされている。
下部ハウジング11Bの小径部41Bは、上部ハウジング11Aの大径部41A1よりも小径とされている。
以上のように構成された貫通孔40を画定しているハウジング11の内周壁は、導電性のある材料(例えば金属製)とされており、グランドと電気的に接続されている。これを実現するために、ハウジング11自体を金属製とすることができる。
[プローブの詳細]
以下、プローブ100の詳細な構造について説明する。
なお、プローブ100には信号ピン、電源ピン及びグランドピンの3種類があるが、本実施形態に係るプローブ100は、ICパッケージ30のグランド端子及びプリント配線基板20のグランド端子を、グランドとしてのハウジング11に対して電気的に接続するグランド用のプローブに関するものである。
図2に示すように、プローブ100は、プローブ本体101及びバネ部材150を備えている。
図4に示すように、プローブ本体101は、バレル130、上部プランジャ110、下部プランジャ120及び付勢部材140を有している。
バレル130は、軸線X1(第1軸線)の方向に延在した筒状の部材とされている。
バレル130は、金属製(例えば、銅系材料にメッキ処理が施されたもの)とされている。
バレル130は、外径が中径部41A2の内径よりも小径、かつ、小径部41A3の内径及び小径部41Bの内径よりも大径とされている。
バレル130には、上部プランジャ110の基端部分、下部プランジャ120の基端部分及び付勢部材140が収容されている。
ここで、上部プランジャ110の基端とは、ICパッケージ30に接触する先端部分の反対側にある端部のことである。また、下部プランジャ120の基端とは、プリント配線基板20に接触する先端部分の反対側にある端部のことである(図16参照)。
上部プランジャ110及び下部プランジャ120は、金属製(例えば、銅系材料にメッキ処理が施されたもの)とされている。付勢部材140としては、金属製(例えば、ピアノ線にメッキ処理が施されたもの)のコイルバネが例示される。
上部プランジャ110の先端部分(バレル130から突出する軸部)は、外径が上部ハウジング11Aの小径部41A3の内径よりも小径とされている。また、下部プランジャ120の先端部分(バレル130から突出する軸部)は、外径が下部ハウジング11Bの小径部41Bの内径よりも小径とされている。
上部プランジャ110及び下部プランジャ120は、付勢部材140によって互いに離間する方向に付勢されており、バレル130に対して摺動可能に構成されている。
すなわち、図4に示すプローブ本体101は、軸線X1の方向に上部プランジャ110及び下部プランジャ120が摺動する、いわゆる両側摺動型のプローブとされている。
図5及び図6に示すように、バネ部材150は、コイル部151及び突起部152を有している。
コイル部151は、線状の材料が軸線X2(第2軸線)の周りに巻回されて形成された円筒状の部分である。
コイル部151は、外径が大径部41A1の内径よりも小径、かつ、中径部41A2の内径よりも大径とされている。
コイル部151の材料としては、金属や樹脂が例示される。
金属製の材料としては、ピアノ線、ステンレス線、硬鋼線が例示される。また、タングステン系や銅合金系の材料でもよい。
突起部152は、コイル部151を形成する線状の材料がコイル部151の外周面よりも外側に突出した部分である。
同図の場合、突起部152は、コイル部151の上端にある線状の材料を接線方向に沿って延ばすことでコイル部151の外周面よりも外側に突出させ、突出した部分を軸線X2に沿うように下方に折り曲げることで形成されている。
なお、ここでいう「接線方向」とは、図6に示すように、コイル部151を軸線X2の方向から平面視したときに、コイル部151の輪郭によって描かれる円に対する接線の方向を意味する。
図5及び図6に示すように、突起部152を含めたバネ部材150は、無負荷時において、外径(外接円、図6においてCで表示した円)が大径部41A1よりも大径とされている。
ただし、コイル部151の捩れによって突起部152を弾性的に変形させることで、外接円の直径を縮径して大径部41A1よりも小径にすることができる。これによって、バネ部材150を大径部41A1に収容することができる。
図2に示すように、プローブ本体101をバネ部材150のコイル部151に挿入することでプローブ100が構成されることになる。
[プローブ及びソケットの組立方法]
以下、プローブ100及びソケット10の組立方法について説明する。
まず、図7及び図8に示すように、バネ部材150を上部ハウジング11Aに形成された大径部41A1に対して下方から軸線X3の方向に沿って挿入する。
このとき、図9から図11に示すように、バネ部材150の突起部152がコイル部151の捩れによって弾性的に変形することで、バネ部材150が大径部41A1に収容される。
なお、コイル部151の外径は中径部41A2の内径よりも大きいので、バネ部材150は大径部41A1に留まる。
図9及び図10に示すように、大径部41A1に収容されたバネ部材150は、突起部152が元の位置(図6参照)に戻ろうとする弾性力(復元力)によって、コイル部151及び突起部152が大径部41A1を画定する内周壁に弾性を持って接触する。
具体的には、コイル部151及び突起部152は、それぞれ内周壁の対向し合う部分に接触する。図9の場合、コイル部151が内周壁の右側に接触して、突起部152が内周壁の左側に接触している。
このとき、図9から図11に示すように、コイル部151が突起部152の復元力によって移動されたので、コイル部151の軸線X2は、貫通孔40(ここでは大径部41A1及び中径部41A2)の軸線X3に対してオフセットしている。
また、図11に示すように、軸線X2及び軸線X3を通過する方向において、コイル部151の内径と中径部41A2の内径とが最大で距離d1だけ重複している。すなわち、軸線X2及び軸線X3の方向から中径部41A2を平面視したとき、最大で距離d1だけ開口していることになる。
なお、説明の簡素化のために、図11において示すバネ部材150は、コイル部151のみが表示され突起部152は省略されている。
次に、図12及び図13に示すように、プローブ本体101を、軸線X3の方向に沿って貫通孔40に挿入するとともに、軸線X2の方向に沿ってコイル部151に挿入する。
このとき、バレル130の外径D1が距離d1よりも大きくなるように各寸法を設定しておくことで、貫通孔40、プローブ本体101及びバネ部材150は次のような関係になる。
すなわち、バレル130をコイル部151に挿入したとき、D1とd1との差分だけコイル部151が移動することになる。
ここで、図11と図13とを比較すると、軸線X3の位置を基準としたとき、コイル部151が右側から左側へ移動しており、軸線X3に対する軸線X2のオフセット量が小さくなっていることが分かる。また、軸線X2と軸線X3との間に、プローブ本体101の軸線X1が位置していることが分かる。
コイル部151は、突起部152によって大径部41A1の内周壁(図12及び図13において右側の部分)に押し付けられていたので、バレル130が挿入されたとき、コイル部151の内周面(同図において左側の部分)が接点P1を持ってバレル130の外周面に接触することになる。
これと同時に、接点P1から右向きの力を受けているバレル130は、突起部152の弾性によって中径部41A2を画定する内周壁(同図において右側の部分)に押し付けられ、接点P2を持ってハウジング11(上部ハウジング11A)に直接的に接触することになる。
これによって、上部ハウジング11Aと導通したプローブ100が組み立てられることになる。
次に、図14に示すように、下部ハウジング11Bを上部ハウジング11Aの下方から取り付ける。これによって、ソケット10が組み立てられることになる。
次に、図15に示すように、ソケット10をプリント配線基板20に実装した後、図16に示すように、ICパッケージ30を可動台座12に載置する。これによって、ICパッケージ30の検査が可能な状態になる。
[バネ部材の他の形態]
バネ部材150は、図5及び図6に示す形態の他に、図17から図22に示すような形態が例示される。
以下、バネ部材150の変形例について説明する。
[変形例1]
図17に示すように、コイル部151で巻回されている線状の材料同士を軸線X2の方向に離間させて、軸線X2に沿った圧縮方向にも弾性力を発揮するバネ部材150としてもよい。
[変形例2]
図18及び図19に示すように、複数のコイル部151を軸線X2の方向に隣接するように並べ、上方に位置するコイル部151の下端と下方に位置するコイル部151の上端とをC字状の突起部152で接続したバネ部材150としてもよい。
なお、このバネ部材150において、各コイル部151及び突起部152は、一連の線状の材料で形成されている。
[変形例3]
図20及び図21に示すように、コイル部151の下端及び下端の両端にある線状の材料を接線方向に沿って延ばすことで2つの突起部152を形成したバネ部材150としてもよい。
これによって、バレル130を安定的かつ強力に中径部41A2を画定する内周壁に押し付けることができる。
このバネ部材150の場合、図21に示すように、各突起部152の先端を同一の方向に向けておくこと必要がある。また、バネ部材150を平面視したときに、各突起部152が互いに向かって傾倒するように各突起部152が形成さることが好ましい。更には、図22に示すように、バネ部材150を平面視したときに、各突起部152の先端が交差するように各突起部152が形成さることが好ましい。これによって、各突起部152が発揮する復元力が作用する方向、すなわち各突起部152がコイル部151を移動させる方向を揃えることができる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
バネ部材150は、コイル部151、及び、コイル部151の外周面よりも外側に突出して貫通孔40(大径部41A1)を画定する内周壁に弾性を持って接触する突起部152を有して、コイル部151は、突起部152の弾性によってプローブ本体101を内周壁に押し付けるので、貫通孔40とプローブ本体101との間に隙間がある場合に、バレル130をハウジング11に直接的に接触させることができる。これによって、プローブ本体101とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、バネ部材150の突起部152が弾性を持って大径部41A1を画定する内周壁に接触するので、貫通孔40とバレル130との間にある隙間が貫通孔40やバレル130の寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形やバレル130の製造において高い寸法精度が要求されない。
また、バネ部材150を介して導通をとる構成ではないので、バネ部材150自体に導電性が要求されない、或いは優れた導電性が要求されない。このため、バネ部材150の材料や製造方法の選択の余地が広がりコストダウンを図ることができる。例えば、バネ部材150を安価な樹脂製とすることができる。また、接触抵抗を安定させるためにバネ部材150に金メッキ処理を施す必要がないので、メッキ処理を施さない分だけコストダウンを図ることができる。
また、軸線X2の方向に隣り合った2つのコイル部151を有し、突起部152がコイル部151とそれに隣接する他のコイル部151との間に設けられているバネ部材150を使用する場合、2つのコイル部151によってプローブ本体101を内周壁に押し付けることができる。換言すると、バレル130の2箇所にプローブ本体101を内周壁に押し付けるための力を負荷することができる。これによって、プローブ本体101を安定的に内周壁に押し付けることができる。すなわち、プローブ本体101を安定的に内周壁に接触させることができる。
また、突起部152がコイル部151の両端に設けられているバネ部材150を使用する場合、軸線X2方向に離間した2箇所の突起部152でバネ部材150を内周壁に接触させることができる。これによって、バレル130を安定的かつ強力に内周壁に押し付けることができる。また、バネ部材150が貫通孔40(大径部41A1)内で傾くことを回避することができる。
また、軸線X2の方向から見て突起部152の先端同士が交差しているバネ部材150を使用する場合、各突起部152が発揮する復元力が作用する方向を揃えることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対してバレル及び上部ハウジングの形態が異なり、その他の点においては共通とされている。このため、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
図23に示すように、プローブ本体201のバレル230はフランジ部231を有している。
フランジ部231は、バレル230の外周面が半径方向の外側に向かって突出した部分である。
フランジ部231は、軸線X1に対する周方向において全周に亘って形成されてもよいし部分的に形成されてもよい。
フランジ部231は、外径が大径部41A1の内径よりも小径、かつ、中径部41A2の内径よりも大径とされている。
図2に示すように、第1実施形態においては、上部ハウジング11Aの貫通孔40に小径部41A3を設けたうえでバレル130の外径を小径部41A3の内径よりも大径とすることで、バレル130が上部ハウジング11Aから飛び出すことを回避していた。
しかしながら、図23に示すプローブ本体201のように、バレル230にフランジ部231を形成することで、フランジ部231が大径部41A1と中径部41A2との境界にある段差(以下、単に「中径部41A2の段差」という。)に当接するので、上部ハウジング11Aの貫通孔40に小径部41A3を設けずとも、バレル230が上部ハウジング11Aから飛び出すことを回避することができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第2実施形態に対してプローブの形態が異なり、その他の点においては共通とされている。このため、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
図24に示すように、プローブ本体301は、下部プランジャ320がバレル330に対して固定された、いわゆる片側摺動型のプローブとされている。
図25に示すように、プローブ本体301は、大径部41A1及び中径部41A2を有する貫通孔40に収容されている。
このとき、バネ部材350は、フランジ部331と中径部41A2との間の大径部41A1に収容されている。
バネ部材350は、軸線X2に沿った圧縮方向にも弾性力を発揮するものとされている(図17参照)。
このバネ部材350は、上端が中径部41A2の段差に当接可能とされ、下端がフランジ部331の上面に当接可能とされている。
図26に示すように、プローブ300が収容されたソケット10をプリント配線基板20に実装したとき、プローブ300がプリント配線基板20によって上方に押し上げられる。このとき、フランジ部331の上面と中径部41A2の段差との距離が短縮することになるので、バネ部材350が圧縮される。
これによって、バレル330が、中径部41A2の段差から離間する方向に付勢されことになり、この結果、バレル330に固定された下部プランジャ320が、プリント配線基板20に付勢されることになる(いわゆるプリロード)。
[第4実施形態]
本実施形態は、第1実施形態に対して上部ハウジングの形態が異なり、その他の点においては共通とされている。このため、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する400番台の符号を付すのみとする。
図27に示すように、上部ハウジング11Aに形成された貫通孔40は、大径部41A1及び小径部41A3を有しており、中径部41A2を有していない。
この構成によって、プローブ本体401と貫通孔40との関係において、バレル430を貫通孔40に接触させるのではなくて、上部プランジャ410及び下部プランジャ420を、貫通孔40(小径部41A3及び小径部41B)を画定する内周壁に接触させることができる。
なお、各実施形態の構成は、適用可能か範囲において、実施形態に関係なく相互に適用できるものとする。
例えば、第1実施形態で説明した変形例に係るバネ部材150の形状を他の実施形態に適用してもよい。また、第1実施形態のプローブ本体101を、片側摺動型のプローブにしてもよい。
10 ソケット(検査用ソケット)
11 ハウジング
11A 上部ハウジング
11B 下部ハウジング
12 可動台座
12a 凹所
14 台座用ネジ
20 プリント配線基板(テスト基板)
30 ICパッケージ(検査デバイス)
40 貫通孔
41A1 大径部
41A2 中径部
41A3 小径部
41B 小径部
100 プローブ
101 プローブ本体
110 上部プランジャ
120 下部プランジャ
130 バレル
140 付勢部材
150 バネ部材
151 コイル部
152 突起部
200 プローブ
201 プローブ本体
210 上部プランジャ
220 下部プランジャ
230 バレル
231 フランジ部
250 バネ部材
251 コイル部
252 突起部
300 プローブ
301 プローブ本体
310 上部プランジャ
320 下部プランジャ
330 バレル
331 フランジ部
350 バネ部材
351 コイル部
352 突起部
400 プローブ
401 プローブ本体
410 上部プランジャ
420 下部プランジャ
430 バレル
450 バネ部材
451 コイル部
452 突起部

Claims (6)

  1. ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、
    第1軸線の方向に延在した筒状のバレル及び該バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、
    前記バレルが挿通されるバネ部材と、
    を備え、
    前記バネ部材は、第2軸線の周りに巻回され前記第2軸線の方向に前記バレルが挿通されるコイル部、及び、該コイル部と連続的に形成されるとともに前記コイル部の外周面よりも外側に突出して前記内周壁に弾性を持って接触する突起部を有して、
    前記コイル部は、前記突起部の弾性によって前記プローブ本体を前記内周壁に押し付けるプローブ。
  2. 前記バネ部材は、前記第2軸線の方向に隣り合った2つの前記コイル部を有し、
    前記突起部は、前記コイル部とそれに隣接する他の前記コイル部との間に設けられている請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記突起部は、前記第2軸線の方向における前記コイル部の両端に設けられている請求項1に記載のプローブ。
  4. 前記突起部は、前記第2軸線の方向から見て先端同士が交差している請求項3に記載のプローブ。
  5. 金属製の内周壁で画定された貫通孔が第3軸線の方向に沿って形成されたハウジングと、
    前記第3軸線の方向に沿って前記貫通孔に挿通された請求項1から4のいずれかに記載のプローブと、
    を備え、
    前記コイル部は、前記突起部の弾性によって前記プローブ本体を前記内周壁に押し付けている検査用ソケット。
  6. 前記バレルは、外周面から突出したフランジ部を有し、
    前記貫通孔は、前記フランジ部以外の前記バレルの部分よりも大径かつ前記フランジ部よりも小径とされた小径部、及び、前記フランジ部よりも大径とされ前記第3軸線の方向に沿って前記小径部と連続する大径部を有し、
    前記フランジ部は、前記貫通孔のうち前記大径部に収容され、
    前記バネ部材は、前記フランジ部と前記小径部との間の前記大径部に収容されている請求項5に記載の検査用ソケット。
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