JP2023012760A - 電界センサ - Google Patents

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憲典 松本
Kensuke Matsumoto
純 勝山
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Abstract

Figure 2023012760000001
【課題】電界の方向によらず、精度の高い電界測定が可能となる電界センサを提供する。
【解決手段】電界センサは、第1波長を含む第1の光を出射する第1光源と、第1波長とは異なる第2波長を含む第2の光を出射する第2光源と、被測定電界が印加されるとともに、第1の光および第2の光が互いに異なる第1方向および第2方向からそれぞれ入射される電気光学結晶と、電気光学結晶を介した第1の光および第2の光の位相変化量を検出する検出部と、検出部で検出された第1の光の位相変化量から第1方向における被測定電界の電界強度を求め、前記検出部で検出された前記第2の光の位相変化量から前記第2方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記第1方向の電界強度と前記第2方向の電界強度に基づいて前記被測定電界の電界強度を得る信号処理部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電界センサに関する。
従来、電気光学効果を用いた電界センサが用いられている。電気光学効果とは、電気光学結晶に電界が印加されると、電界強度に応じて電気光学結晶の屈折率が変化する効果である。屈折率の変化は、電気光学結晶を通過する光波の位相変化を与える。電気光学効果を用いた電界センサは、プローブ光を電気光学結晶に入射させて位相の変化を測定することで、電気光学結晶に印加されている電界を測定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-338140号公報
電界センサでは、電界の方向によって感度が変化するため、測定位置によっては、精度の高い測定が難しくなることがある。そのため、測定位置に対する電界の方向を特定するために、電界センサの位置を変えて複数回の測定を行う、または、異なる位置に設置した複数の電界センサを用いて測定を行うことが必要となる場合があった。
本発明の一態様は、電界の方向によらず、精度の高い電界測定が可能となる電界センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、電気光学効果を利用して被測定電界を測定する電界センサであって、第1波長を含む第1の光を出射する第1光源と、前記第1波長とは異なる第2波長を含む第2の光を出射する第2光源と、前記被測定電界が印加されるとともに、前記第1の光および前記第2の光が互いに異なる第1方向および第2方向からそれぞれ入射される電気光学結晶と、前記電気光学結晶を介した前記第1の光および前記第2の光の位相変化量を検出する検出部と、前記検出部で検出された前記第1の光の位相変化量から前記第1方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記検出部で検出された前記第2の光の位相変化量から前記第2方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記第1方向の電界強度と前記第2方向の電界強度に基づいて前記被測定電界の電界強度を得る信号処理部と、を備える電界センサを提供する。
前記電気光学結晶には、前記電気光学結晶に入射した前記第1の光を反射する第1反射膜と、前記電気光学結晶に入射した前記第2の光を反射する第2反射膜と、が設けられていてもよい。
前記第1方向および前記第2方向は、互いに直交する方向に設定されていてもよい。
前記検出部は、前記電気光学結晶を介した前記第1の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第1偏光分離部と、前記第1偏光分離部によって分離された一方の光を受光して第1受光信号を出力する第1受光素子と、前記第1偏光分離部によって分離された他方の光を受光して第3受光信号を出力する第3受光素子と、前記第1受光信号と前記第3受光信号との差分を求める第1演算器と、前記電気光学結晶を介した前記第2の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第2偏光分離部と、前記第2偏光分離部によって分離された一方の光を受光して第2受光信号を出力する第2受光素子と、前記第2偏光分離部によって分離された他方の光を受光して第4受光信号を出力する第4受光素子と、前記第2受光信号と前記第4受光信号との差分を求める第2演算器と、を備えていてもよい。
本発明の一態様に係る電界センサにおいて、前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ一方の光を合波する第1合波器と、前記第1合波器で合波された光を波長分離して前記第1受光素子および前記第2受光素子に入射させる第1波長分離素子と、前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ他方の光を合波する第2合波器と、前記第2合波器で合波された光を波長分離して前記第3受光素子および前記第4受光素子に入射させる第2波長分離素子と、を備えていてもよい。
本発明の一態様に係る電界センサは、前記第1方向における前記被測定電界を第1周波数で変調する第1変調器と、前記第2方向における前記被測定電界を第2周波数で変調する第2変調器と、を更に備え、前記検出部は、前記電気光学結晶を介した前記第1の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第1偏光分離部と、前記電気光学結晶を介した前記第2の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第2偏光分離部と、前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ一方の光を合波する第1合波器と、前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ他方の光を合波する第2合波器と、前記第1合波器によって合波された光を受光して第1受光信号を出力する第1受光素子と、前記第2合波器によって合波された光を受光して第2受光信号を出力する第2受光素子と、前記第1周波数を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第1信号を得るとともに、前記第2周波数を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第2信号を得る第1ロックインアンプと、前記第1周波数を用いて前記第2受光信号をロックイン検出して第3信号を得るとともに、前記第2周波数を用いて前記第2受光信号をロックイン検出して第4信号を得る第2ロックインアンプと、を備え、前記信号処理部は、前記第1の光の位相変化量としての前記第1信号と前記第3信号との差分から前記第1方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記第2の光の位相変化量としての前記第2信号と前記第4信号との差分から前記第2方向における前記被測定電界の電界強度を求める構成としてよい。
本発明の一態様によれば、電界の方向によらず、精度の高い電界測定が可能となる電界センサを提供することができる。
第1実施形態に係る電界センサの構成例を示す図である。 第1実施形態に係る電界センサの構成例のブロック図である。 第2実施形態に係る電界センサの構成例を示す図である。 第2実施形態に係る電界センサの構成例のブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による電界センサについて詳細に説明する。以下では、まず本発明の実施形態の概要について説明し、続いて本発明の実施形態の詳細について説明する。
〔概要〕
本発明の実施形態は、電界の方向によらず、精度の高い電界測定を可能とするものである。具体的には、EMI(Electro Magnetic Interference:電磁気妨害)測定などの電界測定を行う場合に、電界センサの向きを変えて測定したり、複数の電界センサを用いて測定したりすることなく、電界の方向によらず、精度の高い電界測定を可能とするものである。
上述した特許文献1には、電気光学効果(EO効果:Electro-Optic effect) を利用した電界センサの一例が開示されている。この電界センサは、被測定電界が印加される電気光学結晶を介した光の位相変化量を検出することで、電気光学結晶に印加される被測定電界を測定するものである。このような電界センサは、広帯域性、低擾乱性、高速性といった特徴を有している。
従来、アンテナの性能評価や機器からの電磁ノイズの測定には、センサエレメントに金属製のものが使われる事が一般的であったが、上記の電界センサは、センサエレメントが金属製ではないため測定対象の電界を乱さずに測ることができる。また、上記の電界センサは、高空間分解の測定が可能である事から極近傍の電界源の特定が可能となる。
しかしながら、従来の電界センサは、電気光学結晶を伝播するプローブ光の進行方向の電界に対しては感度が高いが、プローブ光の進行方向に対して垂直な方向の電界に対しては殆ど無い。このため、従来の電界センサを用いてEMI測定などの電界測定を行うには、電界センサの向きを変えて測定したり、複数の電界センサを用いて測定したりする必要があった。
本発明の実施形態は、被測定電界が印加される電気光学結晶に対し、波長が異なる2つの光(第1波長を含む第1の光、第2波長を含む第2の光)を互いに異なる第1方向および第2方向からそれぞれ入射させている。そして、電気光学結晶を介した第1および第2の光の位相変化量をそれぞれ検出し、各々の位相変化量から第1方向における被測定電界の電界強度及び第2方向における被測定電界の電界強度をそれぞれ求めるようにしている。これにより、電界センサの向きを変えて測定したり、複数の電界センサを用いて測定したりすることなく、電界の方向によらず、精度の高い電界測定が可能である。
<第1実施形態>
[電界センサ]
図1は、第1実施形態に係る電界センサ100の構成例を示す図である。図2は、電界センサ100の構成例のブロック図である。
図1における左右方向をX方向という。図1における右方向は+X方向である。左方向は-X方向である。図1における上下方向をY方向という。図1における上方向は+Y方向である。下方向は-Y方向である。X方向とY方向とは直交する。
図1に示すように、電界センサ100は、第1レーザ光源1(第1光源)と、第2レーザ光源2(第2光源)と、電気光学結晶3と、第1反射膜4(第1反射部)と、第2反射膜5(第2反射部)と、検出部6と、ミラー7と、第1増幅器51(図2参照)と、第2増幅器52(図2参照)と、信号処理部53(図2参照)と、を備えている。
検出部6は、第1偏光分離部11と、第2偏光分離部12と、第1ダイクロイックミラー13(第1合波器)と、第2ダイクロイックミラー14(第2合波器)と、第5ミラー15と、第6ミラー16と、第1波長分離素子17と、第2波長分離素子18と、第1受光素子19と、第2受光素子20と、第3受光素子21と、第4受光素子22と、を備えている。
波長分離素子17,18としては、WDMフィルタ、ダイクロイックミラーなどが使用できる。
第1偏光分離部11は、第1λ/2波長板31と、第1λ/4波長板32と、第1偏光分離素子33と、第1ミラー34と、第2λ/2波長板35と、第1ファラデー素子36と、偏光分離素子37と、第2ミラー38と、を備えている。
第2偏光分離部12は、第3λ/2波長板41と、第2λ/4波長板42と、第2偏光分離素子43と、第3ミラー44と、第4λ/2波長板45と、第2ファラデー素子46と、偏光分離素子47と、第4ミラー48と、を備えている。
第1λ/2波長板31および第3λ/2波長板41は、例えば、電気光学結晶3に入射される光の偏光面を調整する。第1λ/4波長板32および第2λ/4波長板42は、例えば、レーザ光源1,2からの直線偏光の光を楕円偏光に変換する。第1λ/4波長板32および第2λ/4波長板42は、例えば、受光素子19~22に入射される光の強度を均等化する。
第1λ/2波長板31と、第1偏光分離素子33と、第1ファラデー素子36と、偏光分離素子37とによって構成されるユニットは、電気光学結晶3に向かう第1の光L1を通過させ、かつ電気光学結晶3からの反射光を分離できるため、光アイソレータとして機能する。第3λ/2波長板41と、第2偏光分離素子43と、第2ファラデー素子46と、偏光分離素子47とによって構成されるユニットは、電気光学結晶3に向かう第2の光L2を通過させ、かつ電気光学結晶3からの反射光を分離できるため、光アイソレータとして機能する。
電気光学結晶3は、第1面3aと、第1面3aに隣接する第2面3bと、第2面3bに隣接する第3面3cと、第3面3cに隣接する第4面3dとを備える。
第1面3aと第3面3cとは向かい合う。第1面3aおよび第3面3cは、X方向に対して直交する面である。第1面3aは、第1レーザ光源1からの第1の光L1が入射する入射面である。第2面3bと第4面3dとは向かい合う。第2面3bおよび第4面3dは、Y方向に対して直交する面である。第2面3bは、第2レーザ光源2からの第2の光L2が入射する入射面である。
第1レーザ光源1および第2レーザ光源2は、例えば、レーザダイオードである。第1レーザ光源1の光(第1の光L1)は、波長λ(第1波長)がピーク値となるスペクトルを有する。第2レーザ光源2の光(第2の光L2)は、波長λと異なる波長λ(第2波長)がピーク値となるスペクトルを有する。
第1レーザ光源1は、電気光学結晶3の第1面3aに第1の光L1を入射させることができる。第2レーザ光源2は、ミラー7を介して電気光学結晶3の第2面3bに第2の光L2を入射させることができる。
第1反射膜4は、電気光学結晶3の第3面3cに設けられている。第2反射膜5は、電気光学結晶3の第4面3dに設けられている。
第1偏光分離部11と、第2偏光分離部12と、第1ダイクロイックミラー13と、第2ダイクロイックミラー14と、第5ミラー15と、第6ミラー16とは、分離部8を構成する。
図2に示すように、第1受光素子19の出力端は、第1増幅器51(第1演算器)の第1入力端に接続されている。第2受光素子20の出力端は、第2増幅器52(第2演算器)の第1入力端に接続されている。第1増幅器51の出力端は、信号処理部53に接続される。第3受光素子21の出力端は、第1増幅器51の第2入力端に接続されている。第4受光素子22の出力端は、第2増幅器52の第2入力端に接続されている。第2増幅器52の出力端は、信号処理部53に接続される。
[電界測定方法]
次に、電界センサ100を用いて電界を測定する方法について説明する。
(電気光学結晶への光の入射)
図1に示すように、第1レーザ光源1は、波長λ(第1波長)がピーク値となる第1の光L1を出射する。第2レーザ光源2は、波長λ(第2波長)がピーク値となる第2の光L2を出射する。
第1レーザ光源1から出射された第1の光L1は、-X方向に向かって第1偏光分離部11を通過し、第1面3aから電気光学結晶3に入射する。第1の光L1は、X方向(第1方向)から電気光学結晶3に入射する。
第1の光L1は、電気光学結晶3を-X方向に通過し、第3面3cに達して第1反射膜4で反射する。反射光は+X方向に進み、第1面3aから出射する。第1面3aから出射した光は、第1偏光分離部11に向かう。
第2レーザ光源2から出射された第2の光L2は、-X方向に向かって第2偏光分離部12を通過し、ミラー7で方向が変えられて+Y方向に向かう。第2の光L2は、第2面3bから電気光学結晶3に入射する。
第2の光L2は、Y方向(第2方向)から電気光学結晶3に入射される。そのため、第1の光L1と第2の光L2とは、互いに異なる方向から電気光学結晶3に入射される。第1の光L1の入射方向であるX方向(第1方向)と、第2の光L2の入射方向であるY方向(第2方向)とは、互いに直交する方向である。
第2の光L2は、電気光学結晶3を+Y方向に通過し、第4面3dに達して第2反射膜5で反射する。反射光は-Y方向に進み、第2面3bから出射する。第2面3bから出射した光は、ミラー7で方向が変えられて+X方向に進み、第2偏光分離部12に向かう。
電気光学結晶3は、印加される電界の強度に応じた複屈折の変化により、偏光状態を変化させる。そのため、電気光学結晶3に入射した光は、電界の強度に応じて偏光して出射する。
(位相変化量の検出)
電気光学結晶3の第1面3aから出射した光線は、第1偏光分離部11において、第1λ/2波長板31および第1λ/4波長板32を通過し、第1偏光分離素子33に入射する。第1偏光分離素子33は、光線を偏光状態が異なる2つの光(詳しくは、S波とP波)に分離する。
S波の光線(分離された一方の光)は、第1ミラー34、第1ダイクロイックミラー13を経て、第1波長分離素子17に入射する。
P波の光線(分離された他方の光)は、第2λ/2波長板35および第1ファラデー素子36を通過し、偏光分離素子37に入射する。偏光分離素子37を出射したP波の光線は、第2ミラー38、第2ダイクロイックミラー14を経て、第2波長分離素子18に入射する。
電気光学結晶3の第2面3bから出射した光線は、第2偏光分離部12において、第3λ/2波長板41および第2λ/4波長板42を通過し、第2偏光分離素子43に入射する。第2偏光分離素子43は、光線を偏光状態が異なる2つの光(詳しくは、S波とP波)に分離する。
S波の光線(分離された一方の光)は、第3ミラー44、第5ミラー15を経て、第1ダイクロイックミラー13に達する。
第1ダイクロイックミラー13は、第1偏光分離素子33で分離したS波の光と、第2偏光分離素子43で分離したS波の光とを合波して第1波長分離素子17に入射させる。
P波の光線(分離された他方の光)は、および第2ファラデー素子46を通過し、偏光分離素子47に入射する。偏光分離素子47を出射したP波の光線は、第4ミラー48、第6ミラー16を経て、第2ダイクロイックミラー14に達する。
第2ダイクロイックミラー14は、偏光分離素子37で分離したP波の光と、偏光分離素子47で分離したP波の光とを合波して第2波長分離素子18に入射させる。
第1波長分離素子17は、S波の光線を、第1レーザ光源1の波長域の光(波長λの光)と、第2レーザ光源2の波長域の光(波長λの光)とに分離する。第1波長分離素子17で得られた波長λの光は、第1受光素子19に入射する。波長λの光は、第2受光素子20に入射する。
第2波長分離素子18は、P波の光線を、波長λの光と、波長λの光とに分離する。第2波長分離素子18で得られた波長λの光は、第3受光素子21に入射する。波長λの光は、第4受光素子22に入射する。
図2に示すように、第1受光素子19は、第1波長分離素子17から入射した波長λの光(S波)を電気信号に変換し、変換したS波成分の電気信号(第1受光信号)を第1増幅器51の第1入力端に出力する。第2受光素子20は、第1波長分離素子17から入射した波長λの光(S波)を電気信号に変換し、変換したS波成分の電気信号(第2受光信号)を第2増幅器52の第1入力端に出力する。
第3受光素子21は、第2波長分離素子18から入射した波長λの光(P波)を電気信号に変換し、変換したP波成分の電気信号(第3受光信号)を第1増幅器51の第2入力端に出力する。第4受光素子22は、第2波長分離素子18から入射した波長λの光(P波)を電気信号に変換し、変換したS波成分の電気信号(第4受光信号)を第1増幅器51の第2入力端に出力する。
第1増幅器51は、波長λの光のS波成分とP波成分の電気信号を増幅して信号処理部53に出力する。第1増幅器51は、第1受光信号と第3受光信号との差分を求める。第1増幅器51は、第1受光信号と第3受光信号に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。波長λの光の位相変化量は、例えば、S波とP波の振幅差などから検出できる。
第2増幅器52は、波長λの光のS波成分とP波成分の電気信号を増幅して信号処理部53に出力する。第2増幅器52は、第2受光信号と第4受光信号との差分を求める。第2増幅器52は、第2受光信号と第4受光信号に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。波長λの光の位相変化量は、例えば、S波とP波の振幅差などから検出できる。
図1に示すように、電気光学結晶3に、X方向に沿う電界E1が印加されると、電界強度に応じて電気光学結晶3の屈折率は変化する。これにより、電気光学結晶3を伝搬する光の偏光状態は変化する。この偏光状態の変化は、第1の光L1(波長λ)に由来するS波成分の信号とP波成分の信号との出力差に反映される。そのため、信号処理部53において、第1増幅器51からのS波成分の信号とP波成分の信号との出力差に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。この位相変化量から、電気光学結晶3に印加されるX方向の電界強度を測定することができる。
電気光学結晶3に、Y方向に沿う電界E2が印加され、電気光学結晶3を伝搬する光の偏光状態が変化すると、この偏光状態の変化は、第2の光L2(波長λ)に由来するS波成分の信号とP波成分の信号との出力差に反映される。そのため、信号処理部53において、第2増幅器52からのS波成分の信号とP波成分の信号との出力差に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。この位相変化量から、電気光学結晶3に印加されるY方向の電界強度を測定することができる。信号処理部53においては、X方向の電界強度とY方向の電界強度とに基づいて、ベクトル合成によって、電気光学結晶3に印加される電界(被測定電界)の強度を得ることができる。
[実施形態の電界センサが奏する効果]
電界センサ100では、第1の光L1(波長λ)と第2の光L2(波長λ)とを異なる方向から電気光学結晶3に入射させ、出射光から波長λ,λのそれぞれについてS波とP波の出力信号を取得する。そのため、S波成分の信号とP波成分の信号との出力差に基づいて、2つの方向(X方向とY方向)の電界強度を測定することができる。よって、電界の方向に依存しない(すなわち、指向性がない)電界強度の測定が可能である。
電界センサ100では、互いに直交する2つ方向(X方向とY方向)の電界強度を測定することができる。そのため、X方向の電界強度とY方向の電界強度とに基づいて、ベクトル合成によって電界(被測定電界)の強度を精度よく測定できる。また、電界の方向を特定することもできる。
電界センサ100では、偏光分離部11,12を用いて、電気光学結晶3から出射された光をS波とP波とに分離するため、S波とP波の光を容易に取得できる。
電界センサ100では、レーザ光源1,2からの2つの光L1,L2を、共通の電気光学結晶3に入射させるため、複数の電気光学結晶を用いる場合に比べ、装置構成を簡略にできる。よって、電界センサ100の小型化を図ることができる。
電界センサ100は、第1反射膜4および第2反射膜5を用いるため、電気光学結晶3に対する入射光の向きと出射光の向きとを反対とすることができる。そのため、電気光学結晶3に対して入射側にあるレーザ光源1,2と、出射側にある検出部6とを離間せずに配置することができる。よって、電界センサ100の小型化を図ることができる。
電界センサ100では、偏光分離部11,12において、波長λ、λの光をそれぞれP波とS波に分離し、受光素子19~22で得た受光信号の差分に基づいて波長λ、λの光の位相変化量を検出できる。そのため、位相変化量を精度よく測定できる。
電界センサ100は、第1ダイクロイックミラー13と、第2ダイクロイックミラー14とを備える。ダイクロイックミラー13,14は、2つの光を合波するため、偏光分離部11,12から波長分離素子17,18への光の伝送経路となる光ファイバの数を少なくできる。したがって、光ファイバによる擾乱性の低減が可能である。光ファイバを少なくできるため、操作性を高めることもできる。
2つの波長λ,λの光を合波した後、合波した光を波長分別したとき、合波前の光の強度、光位相等の情報を取得することは可能である。そのため、2つの方向の電界強度の信号をそれぞれの波長に紐づけた合波光は、波長分別を行うことで電界強度の信号として分離が可能である。
電界センサ100では、偏光分離部11,12で分離した光を合波した後、波長ごとに分離してそれぞれ受光素子に入射させるが、偏光分離部11,12から受光素子19~22に至る構成はこれに限定されない。例えば、第1偏光分離素子33で分離した光(波長λ、S波)を直接、第1受光素子19に入射させてもよい。第2偏光分離素子43で分離した光(波長λ、S波)を直接、第2受光素子20に入射させてもよい。偏光分離素子37で得た光(波長λ、P波)を直接、第3受光素子21に入射させてもよい。偏光分離素子47で得た光(波長λ、P波)を直接、第4受光素子22に入射させてもよい。
<第2実施形態>
[電界センサ]
図3は、第2実施形態に係る電界センサ200の構成例を示す図である。図4は、電界センサ200の構成例のブロック図である。第1実施形態との共通構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、電界センサ200は、第1レーザ光源1(第1光源)と、第2レーザ光源2(第2光源)と、電気光学結晶3と、第1反射膜4と、第2反射膜5と、検出部206と、ミラー7と、第1ロックインアンプ221(図4参照)と、第2ロックインアンプ222(図4参照)と、第1変調器223(図4参照)と、第2変調器224(図4参照)と、信号処理部253(図4参照)と、を備えている。
検出部206は、第1偏光分離部11と、第2偏光分離部12と、第1ダイクロイックミラー13と、第2ダイクロイックミラー14と、第5ミラー15と、第6ミラー16と、第1受光素子219と、第2受光素子220と、を備えている。
電界センサ200は、次に示す点で図1および図2に示す電界センサ100と異なる。電界センサ200は、波長分離素子17,18を備えていない。電界センサ200は、受光素子19~22に代えて、第1受光素子219および第2受光素子220を備える。電界センサ200は、第1ロックインアンプ221および第2ロックインアンプ222を備える(図4参照)。
信号処理部253は、第1増幅器(第1演算器)および第2増幅器(第2演算器)(図2の増幅器51,52を参照)の機能を備える。
図4に示すように、第1受光素子219の出力端は、第1ロックインアンプ221に接続されている。第2受光素子220の出力端は、第2ロックインアンプ222に接続されている。第1ロックインアンプ221および第2ロックインアンプ222の出力端は、信号処理部253に接続される。
第1変調器223は、第1ロックインアンプ221に接続されている。第1変調器223は、X方向(第1方向)の電界E1(被測定電界)(図3参照)を第1周波数fλ1で変調する。
第2変調器224は、第2ロックインアンプ222に接続されている。第2変調器224は、Y方向(第2方向)の電界E2(被測定電界)(図3参照)を第2周波数fλ2で変調する。
[電界測定方法]
次に、電界センサ200を用いて電界を測定する方法について説明する。
(電気光学結晶への光の入射)
図1に示す電界センサ100と同様に、第1レーザ光源1から出射された第1の光L1は、X方向(第1方向)から電気光学結晶3に入射し、第1反射膜4で反射する。反射光は第1面3aから出射する。
第2レーザ光源2から出射された第2の光L2は、Y方向(第2方向)から電気光学結晶3に入射し、第2反射膜5で反射する。反射光は第2面3bから出射する。
(位相変化量の検出)
電気光学結晶3の第1面3aから出射した光線は、第1λ/2波長板31および第1λ/4波長板32を経て、第1偏光分離素子33に入射する。第1偏光分離素子33は、光線を偏光状態が異なる2つの光(詳しくは、S波とP波)に分離する。
S波の光線(分離された一方の光)は、第1ミラー34、第1ダイクロイックミラー13を経て、第1受光素子219に入射する。
P波の光線(分離された他方の光)は、第2λ/2波長板35および第1ファラデー素子36を通過し、偏光分離素子37に入射する。偏光分離素子37を出射したP波の光線は、第2ミラー38、第2ダイクロイックミラー14を経て、第2受光素子220に入射する。
電気光学結晶3の第2面3bから出射した光線は、第3λ/2波長板41および第2λ/4波長板42を経て、第2偏光分離素子43に入射する。第2偏光分離素子43は、光線を偏光状態が異なる2つの光(詳しくは、S波とP波)に分離する。
S波の光線(分離された一方の光)は、第3ミラー44、第5ミラー15を経て、第1ダイクロイックミラー13に達する。
第1ダイクロイックミラー13は、第1偏光分離素子33で分離したS波の光と、第2偏光分離素子43で分離したS波の光とを合波して第1受光素子219に入射させる。
P波の光線(分離された他方の光)は、第4λ/2波長板45および第2ファラデー素子46を通過し、偏光分離素子47に入射する。偏光分離素子47を出射したP波の光線は、第4ミラー48、第6ミラー16を経て、第2ダイクロイックミラー14に達する。
第2ダイクロイックミラー14は、偏光分離素子37で分離したP波の光と、偏光分離素子47で分離したP波の光とを合波して第2受光素子220に入射させる。
図4に示すように、第1受光素子219は、第1ダイクロイックミラー13から入射した、波長λの光(S波)および波長λの光(S波)を電気信号に変換し、変換したS波成分の電気信号(第1受光信号)を第1ロックインアンプ221に出力する。
第2受光素子220は、第2ダイクロイックミラー14から入射した、波長λの光(P波)および波長λの光(P波)を電気信号に変換し、変換したP波成分の電気信号(第2受光信号)を第2ロックインアンプ222に出力する。
第1ロックインアンプ221は、第1周波数fλ1を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第1信号を得る。第1ロックインアンプ221は、第2周波数fλ2を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第2信号を得る。
第2ロックインアンプ222は、第1周波数fλ1を用いて前記2受光信号をロックイン検出して第3信号を得る。第2ロックインアンプ222は、第2周波数fλ2を用いて前記第2受光信号をロックイン検出して第4信号を得る。
信号処理部253は、前記第1受光信号と第3受光信号との差分を求める。信号処理部253は、前記第1受光信号と前記第3受光信号との差分に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。信号処理部253は、位相変化量から、電界E1の強度を測定することができる。
信号処理部253は、前記第2受光信号と第4受光信号との差分を求める。信号処理部253は、前記第2受光信号と前記第4受光信号との差分に基づいて、波長λの光の位相変化量を検出できる。信号処理部253は、位相変化量から、電界E2の強度を測定することができる。
[実施形態の電界センサが奏する効果]
電界センサ200では、第1の光L1(波長λ)と第2の光L2(波長λ)とを異なる方向から電気光学結晶3に入射させ、出射光から波長λ,λのそれぞれについてS波とP波の出力信号を取得する。そのため、S波成分の信号とP波成分の信号との出力差に基づいて、2つの方向(X方向とY方向)の電界強度を測定することができる。よって、電界の方向に依存しない(すなわち、指向性がない)電界強度の測定が可能である。
電界センサ200では、互いに直交する2つ方向(X方向とY方向)の電界強度を測定することができる。そのため、ベクトル合成によって電界の強度を精度よく測定できる。また、電界の方向を特定することもできる。
電界センサ200では、ロックインアンプ221,222を用いて、電気光学結晶3から出射された光をS波とP波とに分離するため、S波とP波の光を容易に取得できる。
電界センサ200では、第1実施形態の電界センサ100(図1参照)に比べ、波長分離素子17,18は不要となる。また、受光素子の数を少なくできる。そのため、装置構成を簡略にできる。よって、電界センサ200の小型化を図ることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、図4に示す電界センサ200は、第1増幅器(第1演算器)および第2増幅器(第2演算器)(図2の第1増幅器51および第2増幅器52を参照)を備えていてもよい。第1増幅器は、第1ロックインアンプ221と信号処理部253との間に設けられる。第2増幅器は、第2ロックインアンプ222と信号処理部253との間に設けられる。第1増幅器は、第1ロックインアンプ221から得た波長λのS波成分の信号と、第2ロックインアンプ222から得た波長λのP波成分の信号との差分を求めることができる。第2増幅器は、第1ロックインアンプ221から得た波長λのS波成分の信号と、第2ロックインアンプ222から得た波長λのP波成分の信号との差分を求めることができる。
1…第1レーザ光源(第1光源)、2…第2レーザ光源(第2光源)、3…電気光学結晶、4…第1反射膜、5…第2反射膜、6,206…検出部、11…第1偏光分離部、12…第2偏光分離部、13…第1ダイクロイックミラー(第1合波器)、14…第2ダイクロイックミラー(第2合波器)、17…第1波長分離素子、18…第2波長分離素子、19…第1受光素子、20…第2受光素子、21…第3受光素子、22…第4受光素子、33…第1偏光分離素子、43…第2偏光分離素子、51…第1増幅器(第1演算器)、52…第2増幅器(第2演算器)、53,253…信号処理部、100,200…電界センサ、219…第1受光素子、220…第2受光素子、221…第1ロックインアンプ、222…第2ロックインアンプ、223…第1変調器、224…第2変調器。

Claims (6)

  1. 電気光学効果を利用して被測定電界を測定する電界センサであって、
    第1波長を含む第1の光を出射する第1光源と、
    前記第1波長とは異なる第2波長を含む第2の光を出射する第2光源と、
    前記被測定電界が印加されるとともに、前記第1の光および前記第2の光が互いに異なる第1方向および第2方向からそれぞれ入射される電気光学結晶と、
    前記電気光学結晶を介した前記第1の光および前記第2の光の位相変化量を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記第1の光の位相変化量から前記第1方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記検出部で検出された前記第2の光の位相変化量から前記第2方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記第1方向の電界強度と前記第2方向の電界強度に基づいて前記被測定電界の電界強度を得る信号処理部と、
    を備える電界センサ。
  2. 前記電気光学結晶には、
    前記電気光学結晶に入射した前記第1の光を反射する第1反射膜と、
    前記電気光学結晶に入射した前記第2の光を反射する第2反射膜と、
    が設けられている、請求項1記載の電界センサ。
  3. 前記第1方向および前記第2方向は、互いに直交する方向である、請求項1または2記載の電界センサ。
  4. 前記検出部は、
    前記電気光学結晶を介した前記第1の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第1偏光分離部と、
    前記第1偏光分離部によって分離された一方の光を受光して第1受光信号を出力する第1受光素子と、
    前記第1偏光分離部によって分離された他方の光を受光して第3受光信号を出力する第3受光素子と、
    前記第1受光信号と前記第3受光信号との差分を求める第1演算器と、
    前記電気光学結晶を介した前記第2の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第2偏光分離部と、
    前記第2偏光分離部によって分離された一方の光を受光して第2受光信号を出力する第2受光素子と、
    前記第2偏光分離部によって分離された他方の光を受光して第4受光信号を出力する第4受光素子と、
    前記第2受光信号と前記第4受光信号との差分を求める第2演算器と、
    を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の電界センサ。
  5. 前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ一方の光を合波する第1合波器と、
    前記第1合波器で合波された光を波長分離して前記第1受光素子および前記第2受光素子に入射させる第1波長分離素子と、
    前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ他方の光を合波する第2合波器と、
    前記第2合波器で合波された光を波長分離して前記第3受光素子および前記第4受光素子に入射させる第2波長分離素子と、
    を備える請求項4記載の電界センサ。
  6. 前記第1方向における前記被測定電界を第1周波数で変調する第1変調器と、
    前記第2方向における前記被測定電界を第2周波数で変調する第2変調器と、を更に備え、
    前記検出部は、
    前記電気光学結晶を介した前記第1の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第1偏光分離部と、
    前記電気光学結晶を介した前記第2の光を、偏光状態が異なる2つの光に分離する第2偏光分離部と、
    前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ一方の光を合波する第1合波器と、
    前記第1偏光分離部および前記第2偏光分離部によって分離された偏光状態が同じ他方の光を合波する第2合波器と、
    前記第1合波器によって合波された光を受光して第1受光信号を出力する第1受光素子と、
    前記第2合波器によって合波された光を受光して第2受光信号を出力する第2受光素子と、
    前記第1周波数を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第1信号を得るとともに、前記第2周波数を用いて前記第1受光信号をロックイン検出して第2信号を得る第1ロックインアンプと、
    前記第1周波数を用いて前記第2受光信号をロックイン検出して第3信号を得るとともに、前記第2周波数を用いて前記第2受光信号をロックイン検出して第4信号を得る第2ロックインアンプと、
    を備え、
    前記信号処理部は、前記第1の光の位相変化量としての前記第1信号と前記第3信号との差分から前記第1方向における前記被測定電界の電界強度を求め、前記第2の光の位相変化量としての前記第2信号と前記第4信号との差分から前記第2方向における前記被測定電界の電界強度を求める、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電界センサ。
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