JP2023010196A - ガイドレールおよびサンルーフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産効率を向上できるガイドレールを提供する。【解決手段】ガイドレール11は、内側部材25と、外側部材26と、を備える。外側部材26は、ガイドレール11が車両に取り付けられた取付状態で内側部材25よりも幅方向外方に配置される。内側部材25は、サンルーフ装置の駆動シュー12を案内する。外側部材26は、車両に固定される固定部を有する。外側部材26は、内側部材25に結合される。【選択図】図4

Description

本発明は、ガイドレールおよびサンルーフ装置に関する。
車両に取り付けられるサンルーフ装置が知られている。
特許文献1に記載のサンルーフ装置は、ガイドレールと、ガイドレールに案内されるシューと、シューの移動に伴って移動する可動パネルと、を備える。
特開2001-138745号公報
ところで、従来、ガイドレールは、アルミニウム押出法またはアルミニウム引抜法によって形成される。例えば、アルミニウム押出法またはアルミニウム引抜法によってガイドレールの元の部品が形成され、後工程で、追加工されることによって、ガイドレールが形成される。このように、従来構造のガイドレールは、複数の工程を順番に行うことによって、製造される。このような製法のため、従来のガイドレールの製造時間の短縮が難しい。生産効率の観点から、ガイドレールの構造には改善の余地がある。
上記課題を解決するガイドレールは、サンルーフ装置のガイドレールであって、内側部材と、前記ガイドレールが車両に取り付けられた取付状態で前記内側部材よりも幅方向外方に配置される外側部材と、を備え、前記内側部材は、前記サンルーフ装置の駆動シューを案内し、前記外側部材は、前記車両に固定される固定部を有し、前記外側部材は、前記内側部材に結合される。
ガイドレールは、駆動シューを案内する部分と、車両に固定される部分と、を有する。駆動シューを案内する部分においてガイドレールの長手方向に交差する断面は、前後方向にわたって同じである。車両に固定される部分においてガイドレールの長手方向に交差する断面は、前後方向において異なる。このため、ガイドレールを押出法または引抜法によって形成する場合、押出法または引抜法によってガイドレールの元の部品を形成した後、次の工程で、固定部を形成する。このように、従来、ガイドレールの製造工程は、前工程と、後工程とに分かれる。これに対して、上記構成のガイドレールは、駆動シューを案内する内側部材と、固定部を有する外側部材とが別体に構成される。このため、内側部材と外側部材とを並行して製造できる。このようにして、ガイドレールの生産効率を向上できる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記内側部材は、鉄板によって構成され、前記外側部材は、鉄板によって構成される。この構成によれば、内側部材および外側部材が鉄板によって構成されるため、アルミニウム製のガイドレールに比べて、原材料費を低減できる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記内側部材は、底壁と、前記底壁において幅方向の外方端に位置する縦壁と、前記縦壁から外方に突出する突出部と、を有し、前記外側部材は、前記内側部材の前記突出部と前記縦壁とに接触するように配置される。この構成によれば、外側部材を内側部材に対して上下方向および幅方向に位置決めできる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記突出部は、前記底壁から延びて前記縦壁に繋がる折畳部によって構成される。この構成によれば、突出部を有する内側部材をロール成形機によって成形できる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記内側部材は、前記駆動シューを案内する第1溝部と、前記サンルーフ装置以外の別装置の部品が取り付けられる第2溝部と、を有し、前記第1溝部と前記第2溝部とは、隔壁によって隔てられ、前記第1溝部は、前記底壁としての第1底壁を有し、前記第2溝部は、第2底壁を有し、前記隔壁は、前記第1底壁から延びて前記第2底壁に繋がる折畳部によって構成される。この構成によれば、第1溝部と第2溝部隔壁とを有する内側部材について、ロール成形機によって成形できる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記内側部材は、前記駆動シューを案内する第1溝部と、前記サンルーフ装置以外の別装置の部品が取り付けられる第2溝部と、を有し、前記第1溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面によって構成され、前記第2溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面と反対側の第2主面によって構成される。この構成によれば、第1溝部と第2溝部とを有する内側部材について、ロール成形機によって成形できる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記第1溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面と前記外側部材の第2主面とによって構成される。この構成によれば、内側部材が簡単な構造を有するため、内側部材の成形が簡単になる。
上記構成のガイドレールにおいて、前記別装置の部品は、サンシェードのサンシェードシューである。この構成によれば、第2溝部によってサンシェードシューを案内できる。
上記課題を解決するサンルーフ装置は、上記いずれか一つのガイドレールを備える。この構成によれば、サンルーフ装置の生産効率を向上できる。
上記構成のガイドレールおよびサンルーフ装置によれば、生産効率を向上できる。
サンルーフ装置を有する車両の模式図。 サンルーフ装置の模式図。 ガイドレールの斜視図。 図3の4-4線に沿うガイドレールの断面図。 突出部の拡大断面図。 隔壁の拡大断面図。 他の実施形態のガイドレールの斜視図。 図7の8-8線に沿うガイドレールの断面図。 図7の9-9線に沿うガイドレールの断面図。
図1~図6を参照して、サンルーフ装置10およびガイドレール11について説明する。本実施形態では、幅方向DXは、サンルーフ装置10が車両1に設けられた状態で、車両幅方向に沿う方向を示す。前後方向DYは、サンルーフ装置10が車両1に設けられた状態で、車両1の前後方向に沿う方向を示す。上下方向DZは、サンルーフ装置10が車両1に設けられた状態で、車両1の上下方向に沿う方向を示す。
図1及び図2に示されるように、車両1のルーフ2には、サンルーフ装置10が設けられる。図2に示されるように、サンルーフ装置10は、可動パネル4と、サンシェード5と、ガイドレール11と、駆動シュー12と、支持ブラケット15と、アクチュエータ16と、を備える。なお、図2では、サンルーフ装置10の構成要素が分かり易いように、複数の構成要素のうちの幾つかは、一点鎖線または二点鎖線で描かれている。
可動パネル4は、ルーフ2に設けられる開口部3を開閉する。2個のガイドレール11は、幅方向DXに並べられる。2個のガイドレール11は、前後方向DYに延びるように構成される。
駆動シュー12は、フロントシュー13と、リアシュー14とを含む。フロントシュー13およびリアシュー14は、ガイドレール11に案内される。リアシュー14は、フロントシュー13の後方に配置される。フロントシュー13は、支持ブラケット15の前部に連結される。リアシュー14は、支持ブラケット15に対して前後に相対的に移動可能である。リアシュー14は、支持ブラケット15に係合することによって、支持ブラケット15を移動させる。
支持ブラケット15は、可動パネル4を支持する。幅方向DXにおける可動パネル4の両端部それぞれに、支持ブラケット15が固定される。可動パネル4は、2個の支持ブラケット15によって支持される。支持ブラケット15は、前後方向DYに延びる。
アクチュエータ16は、例えば、フロントハウジング17に設けられる。フロントハウジング17は、2個のガイドレール11の前部を接続するように構成される。フロントハウジング17は樹脂によって構成される。アクチュエータ16は、支持ブラケット15を移動させることによって、可動パネル4を移動させる。
一例では、アクチュエータ16は、モータ18と、2個のケーブル19とを備える。ケーブル19は、モータ18の動力によって移動する。モータ18は、2個のケーブル19を同時に、かつ、互いに反対方向に移動させる。2個のケーブル19は、2個のリアシュー14にそれぞれに連結される。ケーブル19の移動によって、リアシュー14を介して支持ブラケット15が移動し、これに伴って可動パネル4が移動する。
サンシェード5は、2個のガイドレール11の間に展開可能に設けられる。サンシェード5は、シート20と、シート20に両端に設けられるサンシェードシュー21と、を有する(図4参照)。サンシェードシュー21は、ガイドレール11によって案内される。
図3~図6を参照して、ガイドレール11の構造を説明する。
図3に示されるように、ガイドレール11は、内側部材25と、外側部材26と、を備える。外側部材26は、内側部材25に結合される。一例では、外側部材26は、プロジェクション溶接によって、内側部材25に結合される。結合の手段は、これに限定されない。外側部材26は、ろう付けまたは締結によって、内側部材25に結合されてもよい。
内側部材25は、鉄板によって構成される。内側部材25は前後方向DYに延びる。内側部材25は、サンルーフ装置10の駆動シュー12を案内する。さらに、内側部材25は、サンシェードシュー21を案内する。
図4に示されるように、内側部材25は、駆動シュー12を案内する第1溝部31を有する。第1溝部31は前後方向DYに延びる。第1溝部31は、第1底壁32と、縦壁33と、縦壁33から外方に突出する突出部34と、を有する。縦壁33は、第1底壁32において幅方向DXの外方端に位置する。
図5に示されるように、突出部34は、第1底壁32から延びて縦壁33に繋がる折畳部34aによって構成される。折畳部34aは、第1底壁32から延長する部分が折り畳まれて重なった構造を有する。
内側部材25は、さらに、第2溝部35を有する。第2溝部35は、サンルーフ装置10以外の別装置の部品が取り付けられるように構成される。本実施形態では、第2溝部35は、サンシェードシュー21を案内するように構成される。第2溝部35は前後方向DYに延びる。第2溝部35は、幅方向DXにおいて第1溝部31よりも内方に位置する。第2溝部35は、第2底壁36を有する。第1溝部31と第2溝部35とは、隔壁37によって隔てられる。
図6に示されるように、隔壁37は、第1底壁32から延びて第2底壁36に繋がる折畳部37aによって構成される。隔壁37は、上下方向DZに延びる縦壁37yと、縦壁37yの上端に設けられて幅方向DXに延びる上壁37xと、を備える。上壁37xにおいて縦壁37yよりも内方の部分は、第2溝部35の上壁を構成する。上壁37xにおいて縦壁37yよりも外方の部分は、駆動シュー12の摺接部12aが通る通路の上壁を構成する。
内側部材25は、ロール成形によって形成される。内側部材25には、他の部品と結合するための孔または切欠きが設けられてもよい。孔および切欠きは、プレス加工によって形成される。一例では、ロール成形およびプレス加工は、順送型によって連続して行われる。
外側部材26は、鉄板によって構成される。外側部材26は前後方向DYに延びる。外側部材26は、ガイドレール11が車両1に取り付けられた取付状態で内側部材25よりも幅方向外方に配置される。
図3に示されるように、外側部材26は、車両1に固定される固定部40を有する。外側部材26は、ドレン部41を有する。ドレン部41は、雨水の排水通路である。ドレン部41は、固定部40よりも内方に位置する。ドレン部41は前後方向DYに延びる。外側部材26は、サイドカバー42を有してもよい。サイドカバー42は、サイドカバー42よりも外側に設けられる部品がガイドレール11とルーフ2との間の隙間から見えなくするように、設けられる。
図4に示されるように、外側部材26は、内側部材25に対して位置決めされる。一例では、外側部材26は、内側部材25の突出部34と縦壁33とに接触するように配置される。例えば、外側部材26は、内側部材25の突出部34に接触する底壁43と、内側部材25の縦壁33に接触する縦壁44と、を有する。縦壁44は、底壁43において最も内方の端に設けられる。これによって、外側部材26は、内側部材25に対して幅方向DXおよび上下方向DZに位置決めされる。
外側部材26は、プレス成形によって形成される。固定部40、ドレン部41、および、サイドカバー42は、プレス成形の工程で形成される。外側部材26には、他の部品と結合するための孔または切欠きが設けられてもよい。一例では、プレス成型は、順送型によって連続して行われる。
本実施形態の作用について説明する。
ガイドレール11は、駆動シュー12を案内する部分と、車両1に固定される部分と、を有する。駆動シュー12を案内する部分においてガイドレール11の長手方向に交差する断面は、前後方向DYにわたって同じである。車両1に固定される部分(例えば、固定部40)においてガイドレール11の長手方向に交差する断面は、前後方向DYにおいて異なる。このため、ガイドレール11を押出法または引抜法によって形成する場合、押出法または引抜法によってガイドレール11の元の部品を形成した後、次の工程で、固定部40を形成する。このように、従来、ガイドレール11の製造工程は、前工程と、後工程とに分かれる。これに対して、上記構成のガイドレール11は、駆動シュー12を案内する内側部材25と、固定部40を有する外側部材26とが別体に構成される。このため、内側部材25と外側部材26とを並行して製造できる。このようにして、ガイドレール11の生産効率を向上できる。
本実施形態の効果を説明する。
(1)ガイドレール11は、内側部材25と、外側部材26と、を備える。外側部材26は、内側部材25に結合される。このため、内側部材25と外側部材26とを並行して製造できる。このようにして、ガイドレール11の生産効率を向上できる。
(2)内側部材25は、鉄板によって構成される。外側部材26は、鉄板によって構成される。この構成によれば、内側部材25および外側部材26が鉄板によって構成されるため、アルミニウム製のガイドレール11に比べて、原材料費を低減できる。
(3)内側部材25は、第1底壁32と、縦壁33と、縦壁33から外方に突出する突出部34と、を有する。外側部材26は、内側部材25の突出部34と縦壁33とに接触するように配置される。この構成によれば、外側部材26を内側部材25に対して上下方向DZおよび幅方向DXに位置決めできる。
(4)突出部34は、第1底壁32から延びて縦壁33に繋がる折畳部34aによって構成される。この構成によれば、突出部34を有する内側部材25をロール成形機によって成形できる。
(5)内側部材25は、駆動シュー12を案内する第1溝部31と、サンルーフ装置10以外の別装置の部品が取り付けられる第2溝部35と、を有する。第1溝部31と第2溝部35とは、隔壁37によって隔てられる。隔壁37は、第1底壁32から延びて第2底壁36に繋がる折畳部37aによって構成される。この構成によれば、隔壁37を有する内側部材25について、ロール成形機によって成形できる。
(6)別装置の一例は、サンシェード5である。別装置の部品の一例は、サンシェードシュー21である。この構成によれば、第2溝部35によってサンシェードシュー21を案内できる。
(7)サンルーフ装置10は、上記いずれか一つのガイドレール11を備える。この構成によれば、ガイドレール11の生産効率を向上できる。これによって、サンルーフ装置10の生産効率を向上できる。
<その他の実施形態>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図7~図9を参照して、他の実施形態のガイドレール11を説明する。この実施形態では、上記実施形態と内側部材25の構造が異なる。内側部材25は、駆動シュー12を案内する第1溝部31と、サンシェードシュー21を案内する第2溝部35と、を有する。
図8および図9に示されるように、第1溝部31の溝内面31aの少なくとも一部分は、内側部材25の第1主面51によって構成される。第2溝部35の溝内面35aの少なくとも一部分は、第2主面52によって構成される。第2主面52は、内側部材25の第1主面51と反対側の面である。第1溝部31は、内側部材25の元の部材の第1主面51がローラで押し込まれることによって形成される。第2溝部35は、内側部材25の元の部材の第2主面52がローラで押し込まれることによって形成される。このように、第1溝部31と第2溝部35とを有する内側部材25を、ロール成形機によって成形できる。
・図8および図9に示されるように、第1溝部31の溝内面31aの少なくとも一部分は、内側部材25の第1主面51と外側部材26の第2主面54とによって構成されてもよい。外側部材26の第2主面54は、外側部材26の第1主面53の反対側の面である。外側部材26の第1主面53は、上を向く面である。
この実施形態では、第1溝部31において駆動シュー12の摺接部12aが配置される摺接案内部55の内面が、内側部材25の第1主面51と外側部材26の第2主面54とによって構成される。摺接案内部55の底壁61は、内側部材25によって構成される。摺接案内部55の縦壁62および上壁63は、外側部材26の内端部によって構成される。具体的には、外側部材26の内端部は、折り曲げられて、摺接案内部55の底壁61の上に配置される。この構成によれば、内側部材25が簡単な構造を有するため、内側部材25の成形が簡単になる。
・本実施形態では、上記の実施形態と同様に、外側部材26は、内側部材25に対して位置決めされる。外側部材26は、内側部材25の突出部34と縦壁33とに接触するように配置される。例えば、外側部材26は、内側部材25の突出部34に接触する底壁43と、内側部材25の縦壁33に接触する縦壁44と、を有する。内側部材25の突出部34は、折畳構造を有しない。内側部材25の縦壁33は、折畳部33aによって構成される。
・上記実施形態および他の実施形態では、第2溝部35に取り付けられる部品の例として、サンシェードシュー21を挙げているが、別の部品であってもよい。第2溝部35に取り付けられる部品は、車両1のルーフ2に取り付けられ得る部品であればよい。
・内側部材25に対する外側部材26の位置決めは、実施形態の例に限定されない。例えば、外側部材26に設けられる突出部に対して内側部材25が接触するように、外側部材26に対して内側部材25が位置決めされてもよい。または、内側部材25および外側部材26の一方にピンを設けて、他方に、ピンが通る穴を設けることによって、内側部材25に対して外側部材26が位置決めされてもよい。または、内側部材25および外側部材26の両部材にピンが通る穴を設けて、穴にピンを挿通することによって、内側部材25に対して外側部材26が位置決めされてもよい。
1…車両
10…サンルーフ装置
11…ガイドレール
12…駆動シュー
21…サンシェードシュー
25…内側部材
26…外側部材
31…第1溝部
31a…溝内面
32…第1底壁
33…縦壁
34…突出部
34a…折畳部
35…第2溝部
35a…溝内面
36…第2底壁
37…隔壁
37a…折畳部
40…固定部
51…第1主面
52…第2主面
53…第1主面
54…第2主面
61…底壁
62…縦壁

Claims (9)

  1. サンルーフ装置のガイドレールであって、
    内側部材と、前記ガイドレールが車両に取り付けられた取付状態で前記内側部材よりも幅方向外方に配置される外側部材と、を備え、
    前記内側部材は、前記サンルーフ装置の駆動シューを案内し、
    前記外側部材は、前記車両に固定される固定部を有し、
    前記外側部材は、前記内側部材に結合される
    ガイドレール。
  2. 前記内側部材は、鉄板によって構成され、
    前記外側部材は、鉄板によって構成される
    請求項1に記載のガイドレール。
  3. 前記内側部材は、底壁と、前記底壁において幅方向の外方端に位置する縦壁と、前記縦壁から外方に突出する突出部と、を有し、
    前記外側部材は、前記内側部材の前記突出部と前記縦壁とに接触するように配置される
    請求項1または2に記載のガイドレール。
  4. 前記突出部は、前記底壁から延びて前記縦壁に繋がる折畳部によって構成される、
    請求項3に記載のガイドレール。
  5. 前記内側部材は、前記駆動シューを案内する第1溝部と、前記サンルーフ装置以外の別装置の部品が取り付けられる第2溝部と、を有し、
    前記第1溝部と前記第2溝部とは、隔壁によって隔てられ、
    前記第1溝部は、前記底壁としての第1底壁を有し、
    前記第2溝部は、第2底壁を有し、
    前記隔壁は、前記第1底壁から延びて前記第2底壁に繋がる折畳部によって構成される
    請求項3または4に記載のガイドレール。
  6. 前記内側部材は、前記駆動シューを案内する第1溝部と、前記サンルーフ装置以外の別装置の部品が取り付けられる第2溝部と、を有し、
    前記第1溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面によって構成され、
    前記第2溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面と反対側の第2主面によって構成される
    請求項1~3のいずれか一項に記載のガイドレール。
  7. 前記第1溝部の溝内面の少なくとも一部分は、前記内側部材の第1主面と前記外側部材の第2主面とによって構成される
    請求項6に記載のガイドレール。
  8. 前記別装置の部品は、サンシェードのサンシェードシューである
    請求項5~7のいずれか一項に記載のガイドレール。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載のガイドレールを備える、サンルーフ装置。
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