JP2023008372A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不要なダウンタイムの発生が抑制され、利便性に優れた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置の制御方法は、画像形成部に搬送される用紙の実サイズを検知するステップ(S2)と、実サイズが指定サイズと異なるか否かを判断するステップ(S3)と、を備える。さらに、制御方法は、画像形成部による画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断するステップ(S4)と、実サイズが指定サイズと異なると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を制御するステップと、を備える。制御するステップは、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を停止させるステップ(S6)と、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、画像形成部の動作を継続させるステップ(S5)と、を含む。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
特開2003-95482号公報(特許文献1)には、給紙された用紙のサイズを検知し、検知サイズと指定サイズとが不一致となる用紙サイズエラーの場合に画像形成動作を停止する画像形成装置が開示されている。
特開2003-95482号公報
特許文献1に開示の画像形成装置では、用紙サイズエラーのために画像形成動作が停止した場合、ユーザーは、指定サイズを有する用紙をセットし、画像形成動作を再開させる必要がある。しかしながら、用紙サイズエラーであっても、画像が用紙内に収まるのであれば問題ないと判断するユーザーも存在する。このようなユーザーにとって、用紙サイズエラーに伴うダウンタイムは不要であり、画像形成装置の利便性が低下する。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、不要なダウンタイムの発生が抑制され、利便性に優れた画像形成装置、制御方法およびプログラムを提供することである。
ある局面に従うと、画像形成装置は、ジョブに応じた画像を形成する画像形成部と、画像形成部に搬送される用紙の実サイズを検知する検知部と、実サイズがジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断する第1判断部と、を備える。さらに、画像形成装置は、画像形成部による画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する第2判断部と、実サイズが指定サイズと異なると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を制御するための第1処理を実行する制御部と、を備える。第1処理は、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を停止させることと、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、画像形成部の動作を継続させることと、を含む。
別の局面に従うと、制御方法は、ジョブに応じた画像を形成する画像形成部を含む画像形成装置の制御方法である。制御方法は、画像形成部に搬送される用紙の実サイズを検知するステップと、実サイズがジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断するステップと、を備える。さらに、制御方法は、画像形成部による画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断するステップと、実サイズが指定サイズと異なると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を制御するステップと、を備える。制御するステップは、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、画像形成部の動作を停止させるステップと、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、画像形成部の動作を継続させるステップと、を含む。
さらに別の曲面に従うと、プログラムは、上記の制御方法をコンピューターに実行させる。
本開示によれば、不要なダウンタイムの発生が抑制され、利便性に優れた画像形成装置を実現できる。
本開示の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の制御に関する構成を示す図である。 第2判断部の判断手法の一例を示す図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 複数頁の画像形成の一例を示す図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の制御方法の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。 実施の形態3におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。 補正処理の一例を示す図である。 実施の形態4におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。 1頁目の用紙の後端がタイミングセンサーを通過したときの画像形成装置の状態を示す断面図である。 ステップS41,S42の処理内容を示す図である。 ステップS31の処理内容を示す図である。 実施の形態5におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。 実施の形態6におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示に従う実施の形態に係る画像検査装置について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される実施の形態および変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
[実施の形態1]
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本開示の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を模式的に示す断面図である。図1に示される画像形成装置1は、カラータンデム方式によって用紙に画像を形成する。図1に示されるように、画像形成装置1は、給紙部10と、画像形成部20と、定着装置30と、搬送装置40と、を備える。
給紙部10は、搬送装置40を介して、画像形成部20に用紙を供給する。給紙部10は、給紙カセット11と、給紙ローラー12と、を含む。給紙ローラー12は、給紙カセット11から搬送装置40に用紙を供給する。なお、画像形成装置1は、複数段の給紙部10を備えていてもよい。
画像形成部20は、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kと、1次転写ローラー22Y,22M,22C,22Kと、中間転写ベルト23と、2次転写ローラー24とを含んでいる。
感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kは、中間転写ベルト23の下部において中間転写ベルト23の延在方向に沿って所定間隔で配置されている。感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kの各々の周囲には、図示しない帯電装置、露光装置および現像装置が配置される。帯電装置によって感光体ドラム21Yの表面を帯電させた後、露光装置から感光体ドラム21Y上に光を照射することにより、感光体ドラム21Y上に静電潜像が形成される。次いで、現像装置によってイエロー(Y)トナーが感光体ドラム21Y上に供給されることにより、感光体ドラム21Y上にイエロートナー像が形成される。同様の方法により、感光体ドラム21M,21C,21K上に、マゼンタ(M)トナー像,シアン(C)トナー像,ブラック(K)トナー像がそれぞれ形成される。すなわち、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kの各々は、トナー像を担持する像担持体の1つである。
1次転写ローラー22Y,22M,22C,22Kは、中間転写ベルト23を挟んで、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kとそれぞれ対向している。1次転写ローラー22Y,22M,22C,22Kは、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト23にそれぞれ転写する。
中間転写ベルト23は、無端ベルトであり、複数のローラー25に懸架されている。中間転写ベルト23上には、1次転写ローラー22Y,22M,22C,22KによってYMCKのトナー像が順次重ね合わせられる。その結果、カラー画像が形成される。すなわち、中間転写ベルト23は、トナー像を担持する像担持体の1つである。中間転写ベルト23は、ローラー25の回転に応じて回転し、トナー像を2次転写ローラー24の位置まで搬送する。
2次転写ローラー24は、中間転写ベルト23上に形成されたトナー像を、搬送装置40によって搬送される用紙に転写する。
定着装置30は、定着ローラー対32を含む。定着ローラー対32は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを含む。定着装置30は、定着ローラー対32を回転させ、定着ローラー対32のニップ部にトナー像が転写された用紙を通過させることで、用紙上にトナー像を定着させる。
搬送装置40は、搬送経路に沿って、給紙部10から供給された用紙を搬送する。搬送経路として、メイン経路TR1と、反転経路TR2と、サブ経路TR3とが設けられる。メイン経路TR1は、給紙部10から2次転写ローラー24および定着装置30を通過して画像形成装置1の本体外部に到達する経路である。反転経路TR2は、メイン経路TR1における、定着装置30の下流側の分岐点から分岐した経路である。サブ経路TR3は、反転経路TR2の最終点から、メイン経路TR1における、2次転写ローラー24の上流側の合流点までを繋ぐ経路である。
図1に示されるように、搬送装置40は、タイミングローラー41と、排紙ローラー42と、反転ローラー43と、ADU(Auto Duplex Unit)搬送ローラー44,45と、再給紙ローラー46と、を含む。さらに、搬送装置40は、給紙センサー51と、タイミングセンサー52と、排紙センサー53と、ADU搬送センサー54,55と、を含む。
タイミングローラー41は、メイン経路TR1において2次転写ローラー24の上流側に配置される。タイミングローラー41は、用紙上の指定された位置にトナー像が転写されるように、用紙の搬送の開始および停止を行なう。
排紙ローラー42は、メイン経路TR1の最下流側の位置に設けられており、画像形成装置1の本体外部に用紙を排出する。
反転ローラー43は、反転経路TR2に設けられており、両面印刷が行なわれる用紙をスイッチバックにより反転させ、当該用紙をサブ経路TR3に搬送する。
ADU搬送ローラー44,45は、サブ経路TR3に沿って、両面印刷が行なわれる用紙を搬送する。
再給紙ローラー46は、サブ経路TR3の最下流側の再給紙位置に設けられており、再給紙位置からメイン経路TR1に用紙を搬送する。
なお、搬送装置40は、図示しない排紙ガイド(切換ガイド)を含む。排紙ガイドは、定着装置30を通過した用紙の搬送経路を、メイン経路TR1と反転経路TR2との間で切り替え、定着装置30を通過した用紙を排紙ローラー42または反転ローラー43にガイドする。
給紙センサー51は、メイン経路TR1の最上流側に設けられており、給紙部10から供給された用紙を検知する。タイミングセンサー52は、メイン経路TR1において、タイミングローラー41よりも上流側に設けられ、用紙を検知する。排紙センサー53は、メイン経路TR1において、定着装置30と排紙ローラー42との間に設けられ、用紙を検知する。ADU搬送センサー54,55は、サブ経路TR3上において、用紙を検知する。これらのセンサーは、用紙が存在しているときにオン信号を出力し、用紙が存在していないときにオフ信号を出力する。
<画像形成装置の制御に関する構成>
図2は、実施の形態1に係る画像形成装置の制御に関する構成を示す図である。図2に示されるように、画像形成装置1は、画像形成動作の制御を担当するエンジン部100と、画像形成装置1の全体の制御を担当するシステムコントローラー部200と、を備えている。
エンジン部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、不揮発性メモリ104と、駆動モーター105と、を含む。
ROM102は、エンジン部100が行なう給紙、画像形成および用紙搬送に関するプログラム70などを記憶している。
CPU101は、ROM102に記憶されたプログラム70に基づいて、タイミングを計りながら画像形成に関する動作を統一的に制御する。CPU101は、システムコントローラー部200からの印字要求に応じて、画像形成に関する動作を制御する。
RAM103は、揮発性のメモリであって、CPU101がプログラム70を実行する際のワークエリアである。
不揮発性メモリ104は、CPU101がプログラム70を実行する際のデータ保存エリアとなる。
駆動モーター105は、給紙部10、画像形成部20、定着装置30、および搬送装置40に含まれる各種ローラーなどを駆動する。
システムコントローラー部200は、CPU201と、操作部202と、を備える。操作部202は、各種情報を表示するとともに、各種操作を受け付ける。例えば、操作部202は、出力対象となる画像、用紙のサイズ(以下、「指定サイズ」と称する。)などの各種情報の入力を受け付け、受け付けた各種情報をCPU201に通知する。
CPU201は、画像形成を指示するジョブを受け付ける。CPU201は、例えば、操作部202に入力された各種情報に従ってジョブを受け付ける。ジョブは、出力対象となる画像を示す画像データと、画像形成の条件を示す条件データと、を含む。条件データは、指定サイズ、部数などを示す。
CPU201は、ジョブに含まれる画像データに対して解析処理を実行し、解析結果に応じた印字要求をエンジン部100のCPU101に出力する。CPU201は、頁ごとの印字要求を順次出力する。印字要求には、指定サイズ、画像形成領域を示す情報が含まれる。画像形成領域は、トナーが付着される領域である。画像形成領域を示す情報は、画像形成領域の上端位置、下端位置、左端位置および右端位置を示す。
<用紙サイズエラーに関する制御>
エンジン部100は、用紙サイズエラーに関する制御を行なう構成として、検知部61と、第1判断部62と、第2判断部63と、制御部64と、を備える。検知部61、第1判断部62、第2判断部63および制御部64は、CPU101がプログラム70を実行することにより実現される。
検知部61は、画像形成部20に搬送される用紙の実サイズを検知する。検知部61は、タイミングセンサー52の信号がオフからオンに切り替わってからオフに戻るまでの時間をカウントすることにより、搬送方向(FD(Feed Direction))に沿った用紙の長さ(以下、「FD長」と称する。)を実サイズとして算出する。なお、検知部61は、用紙の搬送が停止している時間(つまり、給紙ローラー12およびタイミングローラー41が停止している時間)をカウントしない。
第1判断部62は、検知部61によって検知された実サイズが指定サイズと異なるか否かを判断する。指定サイズは、ジョブによって示され、システムコントローラー部200からの印字要求に含まれる。第1判断部62は、実サイズと指定サイズから特定されるFD長との差を算出し、算出した差が閾値以上である場合、実サイズが指定サイズと異なると判断する。閾値は、検知部61による検知精度を考慮して予め定められる。
第2判断部63は、画像形成部20による画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する。
図3は、第2判断部の判断手法の一例を示す図である。第2判断部63は、システムコントローラー部200からの印字要求に含まれる情報に基づいて、画像形成領域Rの上端位置、下端位置、左端位置および右端位置を特定する。また、図3において、符号「Pb」は、実サイズを有する用紙を示している。
第2判断部63は、画像形成領域Rに対応するトナー像を用紙に転写したときの用紙上端から画像形成領域Rの下端位置までの長さL1と実サイズとして検知されたFD長L2とを比較する。第2判断部63は、長さL1がFD長L2より長い場合に、画像形成領域Rが実サイズを有する用紙Pbからはみ出ると判断する。
なお、第2判断部63は、FD長L2が定型用紙の長辺の長さと一致する場合、画像形成部20に搬送される用紙の搬送方向に直交する方向(CD(Cross Direction))の長さ(「CD長」と称する。)を当該定型用紙の短辺の長さと推定してもよい。例えば、検知されたFD長が279mmである場合、第2判断部63は、当該FD長が定型用紙「Letter」の長辺の長さと一致することに応じて、画像形成部20に搬送される用紙のCD長が定型用紙「Letter」の短辺の長さ210mmと同じであると推定する。
第2判断部63は、画像形成部20に搬送される用紙のCD長L4を推定した場合、画像形成領域Rに対応するトナー画像を用紙に転写したときの用紙左端から画像形成領域Rの右端位置までの長さL3とCD長L4とを比較する。第2判断部63は、長さL3がCD長L4より長い場合に、画像形成領域Rが実サイズを有する用紙Pbからはみ出ると判断する。
制御部64は、実サイズが指定サイズと異なると判断されたことに応じて、画像形成部20の動作を制御するための第1処理を実行する。第1処理は、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、画像形成部20の動作を停止させることを含む。さらに、第1処理は、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、画像形成部20の動作を継続させることを含む。
第1処理によれば、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断された場合、画像形成部20の動作が継続され、用紙に画像が形成される。すなわち、ダウンタイムが生じない。その結果、不要なダウンタイムの発生が抑制され、利便性に優れる。
一方、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断された場合、画像形成部20の動作が停止される。そのため、用紙およびトナーの無駄な消費が抑制される。
<画像形成装置の制御方法の流れ>
図4は、実施の形態1に係る画像形成装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、CPU101は、用紙の後端がタイミングセンサー52を通過したか否かを判断する(ステップS1)。具体的には、CPU101は、タイミングセンサー52からの信号がオン状態からオフ状態に切り替わったか否か判断する。タイミングセンサー52からの信号がオン状態からオフ状態に切り替わったことに応じて、CPU101は、用紙の後端がタイミングセンサー52を通過したと判断する。ステップS1においてNOの場合、処理はステップS1に戻る。
ステップS1においてYESの場合、CPU101は、タイミングセンサー52からの信号がオン状態であった時間に基づいて、画像形成部20に搬送される用紙の実サイズを検知する(ステップS2)。
次に、CPU101は、検知された実サイズがジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断する(ステップS3)。
実サイズが指定サイズと異なる場合(ステップS3でYES)、CPU101は、画像形成部20による画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS3でNOの場合、または、ステップS4でNOの場合、CPU101は、画像形成部20の動作を継続させる(ステップS5)。具体的には、CPU101は、画像形成部20および搬送装置40を制御して、印字要求に応じた画像形成を継続させる。
ステップS4でYESの場合、CPU101は、画像形成部20の動作を停止させる(ステップS6)。なお、ステップS6において、CPU101は、画像形成部20の周辺の装置(例えば搬送装置40)の動作も停止させる。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る画像形成装置1では、複数頁の画像形成を指示するジョブを受け付けた場合に、対象頁(例えば1頁目)について実施の形態1と同様の第1処理が実行され、対象頁の後続頁(例えば2頁目以降の頁)について後述する第2処理が実行される。
図5は、複数頁の画像形成の一例を示す図である。画像形成領域は、頁ごとに異なり得る。図5に示す例では、2頁目に対応する画像形成領域R2は、1頁目に対応する画像形成領域R1よりも大きい。指定サイズを有する用紙Paには、画像形成領域R1,R2の両方が収まる。しかしながら、指定サイズよりも小さい用紙Pbが画像形成装置1にセットされた場合、画像形成領域が用紙Pbからはみ出る可能性がある。図5に示す例では、画像形成領域R1は用紙Pbに収まるものの、画像形成領域R2は用紙Pbからはみ出る。
通常、1段の給紙部10に対して同一サイズの用紙がセットされる。そのため、複数頁の画像は、同一サイズの用紙に形成される可能性が高い。したがって、画像形成装置1は、1頁目に対応する用紙の実サイズが検知部61によって検知されることにより、2頁目以降の後続頁の画像も当該実サイズを有する用紙に形成されると判断する。
実施の形態2に係る画像形成装置1の第2判断部63は、後続頁の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する。制御部64は、後続頁の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、画像形成部20の動作を停止させる。制御部64は、後続頁の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、画像形成部20の動作を継続させる。
図6は、実施の形態2に係る画像形成装置の制御方法の流れの一例を示すフローチャートである。図6には、複数頁の画像形成を指示するジョブを受け付けたときのフローチャートが示される。
まず、CPU101は、1頁目に対応する用紙の後端がタイミングセンサー52を通過したか否かを判断する(ステップS11)。ステップS11においてNOの場合、処理はステップS11に戻る。
ステップS11においてYESの場合、CPU101は、タイミングセンサー52からの信号がオン状態であった時間に基づいて、画像形成部20に搬送される用紙の実サイズを検知する(ステップS12)。
次に、CPU101は、検知された実サイズがジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13においてNOの場合、CPU101は、全頁に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS14)。
実サイズが指定サイズと異なる場合(ステップS13でYES)、CPU101は、1頁目の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15においてNOの場合、CPU101は、1頁目に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS16)。ステップS16の後、CPU101は、後続頁に関する制御を実行する(ステップS17)。
ステップS15においてYESの場合、CPU101は、画像形成部20の動作を停止させる(ステップS18)。なお、ステップS18において、CPU101は、画像形成部20の周辺の装置(例えば搬送装置40)の動作も停止させる。ステップS14,S17,S18の後、処理は終了する。
図7は、実施の形態2におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。図7に示す処理は、後続頁に対して実行される第2処理である。
CPU101は、変数kに2を代入する(ステップS20)。次に、CPU101は、k頁目の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する(ステップS21)。k頁目の画像形成領域は、k頁目の印字要求に含まれる情報によって示される。CPU101は、ステップS12(図6参照)によって検知された実サイズを用いて、ステップS21を実行する。そのため、CPU101は、k頁目の印字要求を受けていれば、k頁目の用紙の後端がタイミングセンサー52を通過する前にステップS21を実行できる。
ステップS21においてNOの場合、CPU101は、k頁目に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS22)。
次に、CPU101は、k+1頁目の印字要求をシステムコントローラー部200から受けているか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23においてYESの場合、CPU101は、変数kに1を加算する(ステップS24)。ステップS24の後、処理はステップS21に戻る。ステップS23においてNOの場合、処理は終了する。
ステップS21においてYESの場合、CPU101は、画像形成部20の動作を停止させる(ステップS25)。なお、ステップS25において、CPU101は、画像形成部20の周辺の装置(例えば搬送装置40)の動作も停止させる。ステップS25の後、処理は終了する。
[実施の形態3]
実施の形態3に係る画像形成装置1は、実施の形態2と同様に、図6に示すフローチャートに従った処理を実行する。ただし、実施の形態3に係る画像形成装置1は、ステップS17において、図7に示すサブルーチンの代わりに、図8に示すサブルーチンを実行する。
図8は、実施の形態3におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、後続頁に対して実行される第2処理である。
CPU101は、後続頁について、ジョブに含まれる画像データを実サイズに応じて補正する補正処理の実行指示をCPU201に出力する。これにより、補正部として動作するCPU201は、後続頁について、ジョブに含まれる画像データを実サイズに応じて補正する補正処理を実行する(ステップS30)。具体的には、CPU201は、指定サイズに対する実サイズの比率に従って画像形成領域が拡大または縮小されるように、画像データを補正する。例えば、指定サイズよりも実サイズが大きい場合、CPU201は、後続頁の画像形成領域を拡大する。逆に指定サイズよりも実サイズが小さい場合、CPU201は、後続頁の画像形成領域を縮小する。CPU201は、補正後の画像データに従って、後続頁の各々に対応する印字要求を生成する。CPU201は、生成した印字要求を順次CPU101に出力する。
次に、CPU101は、補正後の画像データに基づいて生成された印字要求に従って、後続頁に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS31)。
図9は、補正処理の一例を示す図である。図9に示す例では、2頁目の画像形成領域R2は、画像形成領域R2’に縮小される。これにより、補正後の画像形成領域R2’は、実サイズを有する用紙Pbに収まる。
[実施の形態4]
実施の形態4は、実施の形態3の変形例である。1頁目に対応する用紙の実サイズが検知されたタイミングにおいて、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kのいずれかに2頁目に対応するトナー像が形成されている場合がある。実サイズが検知されたタイミングにおいて既に形成されているトナー像は、上記の補正処理が実行される前の画像データに基づいている。そのため、実サイズを有する用紙に転写されるときに、用紙からはみ出る可能性がある。そこで、実施の形態4に係る画像形成装置1の制御部64は、後続頁に対する第2処理として、2頁目に対応する用紙の搬送を停止するように搬送装置40を制御することと、像担持体に担持された2頁目に対応するトナー像を廃棄させることと、を実行する。さらに、第2処理は、CPU201に補正処理を実行させることと、補正後の画像データに従って画像形成部20および搬送装置40の動作を再開させることと、を含む。
実施の形態4に係る画像形成装置1は、実施の形態2,3と同様に、図6に示すフローチャートに従った処理を実行する。ただし、実施の形態4に係る画像形成装置1は、ステップS17において、図8に示すサブルーチンの代わりに、図10に示すサブルーチンを実行する。
図10は、実施の形態4におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。図10に示す処理は、後続頁に対して実行される第2処理である。図10に示すフローチャートは、図8に示すフローチャートと比較して、ステップS40~S42を含む点で相違する。
ステップS40において、CPU101は、像担持体への2頁目のトナー像の形成を開始している否かを判断する。
ステップS40においてYESの場合、CPU101は、2頁目に対応する用紙の搬送を停止するように搬送装置40を制御する(ステップS41)。次に、CPU101は、像担持体に担持された2頁目に対応するトナー像を廃棄させる(ステップS42)。具体的には、CPU101は、中間転写ベルト23から用紙にトナー像を2次転写させないように画像形成部20を制御する。中間転写ベルト23上のトナー像は、図示しないクリーニングブレードによって廃棄される。
ステップS42の後またはステップS40においてNOの場合、実施の形態3と同様のステップS30,S31が実行される。ステップS31によって全頁の画像形成が完了すると、処理は終了する。
図11は、1頁目の用紙の後端がタイミングセンサーを通過したときの画像形成装置の状態を示す断面図である。図11に示されるように、1頁目の用紙P1の後端がタイミングセンサー52を通過するとき、感光体ドラム21Y,21M,21Cには2頁目のトナー像80Y,80M,80Cがそれぞれ形成されている。トナー像80Y,80Mの一部は、中間転写ベルト23に転写されている。このとき、2頁目の用紙P2は、給紙ローラー12によって停止している。トナー像80Y,80M,80Cは、補正処理が実行される前の画像データに基づいている。そのため、用紙P2の実サイズが指定サイズよりも小さい場合、トナー像80Y,80M,80Cは、用紙P2に転写されるときに、用紙P2からはみ出る可能性がある。実施の形態4の画像形成装置1によれば、図11に示す状態のときに、ステップS40においてYESと判断される。その結果、ステップS41,S42が実行される。
図12は、ステップS41,S42の処理内容を示す図である。図12に示されるように、画像形成装置1は、タイミングローラー41の回転を停止させ、2頁目の用紙P2の搬送を停止する。すなわち、用紙P2の前端は、2次転写ローラー24よりも上流側のタイミングローラー41の位置で停止する。中間転写ベルト23上の2頁目のトナー像80は、用紙に転写されることなく、2次転写ローラー24の位置を通過し、図示しないクリーニングブレードによって廃棄される。補正前の画像データに基づいて形成されたトナー像80の廃棄が完了すると、ステップS30,S31が実行される。
図13は、ステップS31の処理内容を示す図である。図13に示されるように、画像形成装置1は、実サイズに応じて補正された画像データに基づいて、感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kへの2頁目のトナー像80Y,80M,80C,80Kの形成をそれぞれ開始する。その後、適切なタイミングでタイミングローラー41の回転を開始し、用紙P2を2次転写ローラー24の位置へ搬送する。これにより、補正後の画像データに基づくトナー像が用紙P2に転写される。その結果、用紙P2のサイズが指定サイズより小さい場合であっても、2頁目の画像形成領域は、用紙P2内に収まる。
[実施の形態5]
実施の形態5は、実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせた形態である。実施の形態5に係る画像形成装置1は、実施の形態2,3と同様に、図6に示すフローチャートに従った処理を実行する。ただし、実施の形態5に係る画像形成装置1は、ステップS17において、図14に示すサブルーチンを実行する。
図14は、実施の形態5におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。図14に示す処理は、後続頁に対して実行される第2処理である。図14に示すフローチャートは、図7に示すステップS20~S24を含む。さらに、図14に示すフローチャートは、ステップS30a,S31aを含む。
CPU101は、変数kに2を代入する(ステップS20)。次に、CPU101は、k頁目の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する(ステップS21)。ステップS21においてNOの場合、CPU101は、k頁目に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS22)。
ステップS21においてYESの場合、CPU101は、k頁目について、ジョブに含まれる画像データを実サイズに応じて補正する補正処理の実行指示をCPU201に出力する。これにより、補正部として動作するCPU201は、k頁目について、ジョブに含まれる画像データを実サイズに応じて補正する補正処理を実行する(ステップS30a)。CPU201は、補正後の画像データに従って、k頁目の印字要求を生成し、生成した印字要求をCPU101に出力する。
次に、CPU101は、補正後の画像データに基づいて生成された印字要求に従って、k頁目に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS31a)。
ステップS22の後またはステップS31aの後、CPU101は、k+1頁目の印字要求をシステムコントローラー部200から受けているか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23においてYESの場合、CPU101は、変数kに1を加算する(ステップS24)。ステップS24の後、処理はステップS21に戻る。ステップS23においてNOの場合、処理は終了する。
[実施の形態6]
実施の形態6は、実施の形態4と実施の形態5とを組み合わせた形態である。実施の形態6に係る画像形成装置1は、実施の形態4,5と同様に、図6に示すフローチャートに従った処理を実行する。ただし、実施の形態6に係る画像形成装置1は、ステップS17において、図15に示すサブルーチンを実行する。
図15は、実施の形態6におけるステップS17のサブルーチンの流れを示すフローチャートである。図15に示す処理は、後続頁に対して実行される第2処理である。図15に示すフローチャートは、図14に示すステップS20~S24,S30a,S31aを含む。さらに、図15に示すフローチャートは、ステップS40a~S42aを含む。
CPU101は、変数kに2を代入する(ステップS20)。次に、CPU101は、k頁目の画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断する(ステップS21)。ステップS21においてNOの場合、CPU101は、k頁目に関する画像形成部20の動作を継続させる(ステップS22)。
ステップS21においてYESの場合、CPU101は、像担持体へのk頁目のトナー像の形成を開始している否かを判断する(ステップS40a)。ステップS40aにおいてYESの場合、CPU101は、k頁目に対応する用紙の搬送を停止するように搬送装置40を制御する(ステップS41a)。次に、CPU101は、像担持体に担持されたk頁目に対応するトナー像を廃棄させる(ステップS42a)。
ステップS40aにおいてNOの場合またはステップS42aの後、実施の形態5と同じステップS30a,S31aが実行される。
ステップS22の後またはステップS31aの後、CPU101は、k+1頁目の印字要求をシステムコントローラー部200から受けているか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23においてYESの場合、CPU101は、変数kに1を加算する(ステップS24)。ステップS24の後、処理はステップS21に戻る。ステップS23においてNOの場合、処理は終了する。
[変形例]
制御部64は、実サイズが指定サイズと異なることに応じて、1頁目の後続頁について、給紙部10から供給される用紙の間隔(給紙間隔)を実サイズに合わせて調整してもよい。これにより、用紙ジャムの発生が抑制される。なお、1頁目に対応する用紙の実サイズが検知されたタイミングにおいて、2頁目の用紙の供給が開始されている場合には、制御部64は、3頁目以降の用紙について給紙間隔を調整すればよい。
CPU101は、実サイズが指定サイズよりも大きいことに応じて、図3に示す判断手法を用いることなく、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出ないと判断してもよい。すなわち、CPU101は、実サイズが指定サイズよりも大きいことに応じて、画像形成部20の動作を継続させてもよい。
上記の説明では、第1判断部62および第2判断部63がCPU101によって実現されるものとした。しかしながら、第1判断部62および第2判断部63の少なくとも一方は、システムコントローラー部200のCPU201によって実現されてもよい。この場合、CPU101は、検知された実サイズを示す情報をCPU201に出力する。CPU201は、ジョブに含まれる情報と実サイズを示す情報とを用いて、実サイズが指定サイズと異なるか否か、および、画像形成領域が実サイズを有する用紙からはみ出るか否かを判断すればよい。
実施の形態3,4,5,6では、CPU201は、後続頁について、ジョブに含まれる画像データを実サイズに応じて補正する補正処理を実行する。そのため、実サイズと指定サイズとの差が大きい場合、1頁目の用紙に形成された画像の大きさと、2頁目以降の用紙に形成された画像の大きさとの差が大きくなる。当該差によって、ユーザーに違和感を与え得る。従って、実施の形態3,4,5,6において、CPU101は、実サイズと指定サイズとの差が予め定められた基準よりも大きいことに応じて、画像形成部20の動作を停止してもよい。これにより、上記の違和感をユーザーに与えることが防止できる。なお、他の実施の形態1,2においても、CPU101は、実サイズと指定サイズとの差が予め定められた基準よりも大きいことに応じて、画像形成部20の動作を停止してもよい。
また、CPU201は、上記の補正処理において、画像形成領域が実サイズを有する用紙内に収まり、かつ、指定サイズに対する実サイズの比率よりも1に近い比率で画像形成領域のサイズが変更されるように、画像データを補正してもよい。これによっても、上記違和感が軽減される。
制御部64による処理は、ユーザーによって必要としない可能性がある。そのため、システムコントローラー部200の操作部202は、制御部64による処理(第1処理および第2処理を含む)の実行を有効および無効のいずれかに切り替えるための操作を受け付けてもよい。システムコントローラー部200のCPU201は、制御部64による制御処理の実行を無効に切り替える操作に応じて、当該制御処理の実行しないようにCPU101に指示する。
実施の形態5,6において、ステップS30a,31aの代わりに、実施の形態3のステップS30,S31が実行されてもよい。すなわち、2頁目以降の後続頁のうちのいずれかの頁の画像形成領域が実サイズの用紙からはみ出ると判断されると、当該頁以降の全ての頁について、画像データを実サイズに合わせて補正してもよい。この場合、当該頁以降の全ての頁について、ステップS21~S24の処理を省略できる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきできである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、10 給紙部、11 給紙カセット、12 給紙ローラー、20 画像形成部、21C,21K,21M,21Y 感光体ドラム、22C,22M,22Y,22K 1次転写ローラー、23 中間転写ベルト、24 2次転写ローラー、25 ローラー、30 定着装置、32 定着ローラー対、40 搬送装置、41 タイミングローラー、42 排紙ローラー、43 反転ローラー、44,45 ADU搬送ローラー、46 再給紙ローラー、51 給紙センサー、52 タイミングセンサー、53 排紙センサー、54,55 ADU搬送センサー、61 検知部、62 第1判断部、63 第2判断部、64 制御部、70 プログラム、80,80C,80K,80M,80Y トナー像、100 エンジン部、101,201 CPU、102 ROM、103 RAM、104 不揮発性メモリ、105 駆動モーター、200 システムコントローラー部、202 操作部、P1,P2,Pa,Pb 用紙、R,R1,R2 画像形成領域、TR1 メイン経路、TR2 反転経路、TR3 サブ経路。

Claims (13)

  1. 画像形成装置であって、
    ジョブに応じた画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に搬送される用紙の実サイズを検知する検知部と、
    前記実サイズが前記ジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断する第1判断部と、
    前記画像形成部による画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出るか否かを判断する第2判断部と、
    前記実サイズが前記指定サイズと異なると判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を制御するための第1処理を実行する制御部と、を備え、
    前記第1処理は、
    前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を停止させることと、
    前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を継続させることと、を含む、画像形成装置。
  2. 前記ジョブは、複数頁の画像形成を指示し、
    前記制御部は、前記複数頁のうちの対象頁について前記第1処理を実行し、
    前記画像形成装置は、前記対象頁の後続頁について、前記ジョブに含まれる画像データを前記実サイズに応じて補正する補正処理を実行する補正部をさらに備え、
    前記制御部は、前記後続頁について、前記補正部によって補正された画像データに従って前記画像形成部を動作させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正部は、前記後続頁の前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、前記補正処理を実行する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブは、複数頁の画像形成を指示し、
    前記画像形成部は、
    前記ジョブに応じたトナー像が形成される像担持体と、
    前記トナー像を前記像担持体から前記用紙に転写する転写装置と、を含み、
    前記画像形成装置は、前記転写装置に前記用紙を搬送する搬送装置をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記複数頁のうちの対象頁について前記第1処理を実行し、
    前記対象頁の後続頁について第2処理を実行し、
    前記画像形成装置は、前記ジョブに含まれる画像データを前記実サイズに応じて補正する補正処理を実行する補正部をさらに備え、
    前記第2処理は、
    前記後続頁に対応する用紙の搬送を停止するように前記搬送装置を制御することと、
    前記像担持体に担持された前記後続頁に対応する前記トナー像を廃棄させることと、
    前記後続頁について、前記補正部に前記補正処理を実行させることと、
    補正後の前記画像データに従って前記画像形成部および前記搬送装置の動作を再開させることと、を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記後続頁の前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、前記第2処理を実行する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブは、複数頁の画像形成を指示し、
    前記制御部は、
    前記複数頁のうちの対象頁について前記第1処理を実行し、
    前記対象頁の後続頁について第2処理を実行し、
    前記第2処理は、
    前記後続頁の前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を停止させることと、
    前記後続頁の前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出さないと判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を継続させることとを含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正処理は、前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙内に収まり、かつ、前記指定サイズに対する前記実サイズの比率よりも1に近い比率で前記画像形成領域のサイズが変更されるように、前記画像データを補正する処理を含む、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記画像形成部に用紙を供給する給紙部をさらに備え、
    前記制御部は、前記後続頁について前記給紙部から供給される用紙の間隔を前記実サイズに合わせて調整する、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記実サイズが前記指定サイズよりも大きいことに応じて、前記画像形成部の動作を継続させる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記実サイズと前記指定サイズとの差が基準よりも大きいことに応じて、前記画像形成部の動作を停止させる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部による前記第1処理の実行を有効および無効のいずれかに切り替えるための操作を受け付ける操作部をさらに備える、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. ジョブに応じた画像を形成する画像形成部を含む画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成部に搬送される用紙の実サイズを検知するステップと、
    前記実サイズが前記ジョブによって示される指定サイズと異なるか否かを判断するステップと、
    前記画像形成部による画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出るか否かを判断するステップと、
    前記実サイズが前記指定サイズと異なると判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を制御するステップと、を備え、
    前記制御するステップは、
    前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ると判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を停止させるステップと、
    前記画像形成領域が前記実サイズを有する前記用紙からはみ出ないと判断されたことに応じて、前記画像形成部の動作を継続させるステップと、を含む、制御方法。
  13. 請求項12に記載の制御方法をコンピューターに実行させる、プログラム。
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