JP2022546064A

JP2022546064A - 延長留置、正中線カテーテルおよび関連する方法

Info

Publication number: JP2022546064A
Application number: JP2022513333A
Authority: JP
Inventors: ヤロシュ，ドミニク; フライガング，ヘルムート; アイケルマン，グイド; ボルツ，ヨハネス; ジーリンルー，リリアン; リップクー，テン
Original assignee: B Braun Melsungen AG
Current assignee: B Braun Melsungen AG
Priority date: 2019-08-29
Filing date: 2020-08-28
Publication date: 2022-11-02
Also published as: WO2021038041A1; CN114585402A; MX2022002375A; AU2020338266A1; EP4021552A1; US20220331562A1

Abstract

延長留置カテーテルアセンブリ（１００）であって、それぞれが、カテーテルチューブ（１１０）および針（１１２）を含むことができるカテーテルアセンブリ（１０８）が配置された内部（１０４）を有するハウジング（１０２）を有する、延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。カテーテルアセンブリ（１０８）のカテーテルチューブ（１１０）は、ガイドワイヤの有無のいずれでも、患者の静脈内に配置することができ、次いで、延長留置カテーテルアセンブリ（１００）を、２つ以上のハウジング構成要素（１９３、１９４）に分離するように、またはハウジング（１０２）からのカテーテルアセンブリ（１０８）の分離を可能にするゲート（３４０、６０６ａ、６０６ｂ）を開くことによって、作動させることができる。意図しない針刺しから針（１１２）の針先端部（１１４）を覆うために、針ガード（１４０）を含めることができる。

Description

技術の分野
開示されている発明は、一般に、針装置および静脈内（ＩＶ）注入装置に関し、ＩＶカテーテルを含む。特に、作動のために片手の操作を伴うＩＶカテーテルアセンブリが開示される。

ＩＶカテーテルは、一般に、流体を患者に注入すること、患者から血液を採取すること、または患者の血管系の様々なパラメータを監視することを含む、様々な注入療法に使用される。カテーテルは、典型的には、ＩＶチュービングをカテーテルへ取り付けたものを収容するカテーテルアダプタに接続される。血液制御カテーテルは、雄ルアーまたは別の物体をカテーテルアダプタの近位端に挿入することによって開く内部血液制御弁を含む。血液制御弁の非限定的な例は、「ＳｙｓｔｅｍｓａｎｄＭｅｔｈｏｄｓｆｏｒＰｒｏｖｉｄｉｎｇａＦｌｕｓｈａｂｌｅＣａｔｈｅｔｅｒＡｓｓｅｍｂｌｙ」と題する２００９年８月２０日に出願された米国特許出願公開第２０１１／００４６５７０号明細書に開示されている。患者の血管系内にカテーテルを配置した後、ＩＶ流体源をカテーテルアダプタまたはカテーテルハブに接続して、血液制御弁を開くことができる。このように接続されると、ＩＶ源からの流体は、カテーテルを通って患者に流れ始めることができる。

当技術分野で周知のように、典型的な血圧は１０から２０センチメートルの水である。注入バッグは、通常、患者の心臓の約１００ｃｍ上に配置され、患者に流れを導く。ほぼその高さでは、注入バッグからの流体によって加えられる圧力は、患者の血圧よりもはるかに大きく、したがって患者に流入することができる。

静脈へのアクセスが困難な患者には、延長留置カテーテル（ｅｘｔｅｎｄｅｄｄｗｅｌｌｃａｔｈｅｔｅｒ、延長ドゥエルカテーテル）を使用して困難な静脈内アクセス（ＤＩＶＡ）を補助することができる。延長留置カテーテルは、末梢に挿入されたカテーテルと考えることができる正中線カテーテル（ｍｉｄｌｉｎｅｃａｔｈｅｔｅｒ）である。しかし、典型的な正中線カテーテルは、標準的なＩ．Ｖ．治療に使用されるものよりも大きな静脈に挿入されるように構成される。正中線カテーテルの推奨される挿入部位は、前肘窩の尺側静脈、橈側静脈、または正中静脈である。ＤＩＶＡの患者の場合、医師は可視化機器を使用して、カテーテルでのアクセスのための深部静脈の識別を補助することができる。その場合、延長留置カテーテルは、患者に挿入するためのより長い長さおよびより柔軟なカテーテルを設けている。ガイドワイヤの追加により、これはカテーテルがよじれる機会を低減するのに役立ち得る。

延長留置カテーテルアセンブリについて説明する。各延長留置カテーテルアセンブリは、中にカテーテルアセンブリが配置される内部を有するハウジングを備え、これは針、針ハブ、カテーテル、およびカテーテルチューブを備えることができる。カテーテルアセンブリのカテーテルチューブは、ガイドワイヤの有無のいずれでも、患者の静脈内に配置することができ、次いで、延長留置カテーテルアセンブリを作動させて、ハウジングを２つ以上のハウジング構成要素に分離して、ハウジングからのカテーテルアセンブリの分離を可能にすることができる。意図しない針刺しから針の針先端部を覆うために、針ガードをカテーテルアセンブリに含めることができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；第一面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する上部継ぎ目と、第二面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する下部継ぎ目；を備えることができ、第一フレームおよび第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目に沿って互いに分離可能である。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。

カテーテルハブは、内部空洞を含むことができ、針ガードは、カテーテルハブの内部空洞内に配置することができる。

針ガードは、近位アームおよび２つのアームを含むことができる。２つのアームは、針ガードを側面から見ると、使用準備完了位置および作動位置または保護位置において互いに交差することができる。

バルブおよびバルブオープナは、カテーテルハブ内部の内側に配置することができる。

第二フレームは、複数の雄型戻り止め（ｄｅｔｅｎｔ）を含むことができ、各戻り止めは、遠位方向を指す先端を含む。

第二フレームは、複数の雄型戻り止めを含むことができ、各戻り止めは、近位方向を指す先端を含むことができる。

第一フレームおよび第二フレームは、それぞれの接合縁部に沿って互いに係合する下壁構造を有することができる。

第一フレームおよび第二フレームは、長手方向のハウジング開口部を画定するために接合しない壁構造にすることができる。

ハウジングの遠位開口部は丸型であってよく、２つの部分的な切り欠きから形成することができ、１つの切り欠きは第一フレームから形成され、１つの切り欠きは第二フレームから形成される。

針ハブは、ハウジングの開口部に位置するフランジ延長部を有することができ、開口部の縁部は、針ハブの遠位移動を制限することができる。

針ハブは、針に直交して位置する平面を画定するフランジを有することができ、フランジはハウジングのチャネルに位置する。

ハウジングは、ベース端部を備えることができ、ベース端部は、複数の面を備えることができる。複数の面は、端面図に沿って見たときに正方形または長方形の形状を画定することができる。

ハウジングは、第一フレームと第二フレームとに分離することができる。第一フレームおよび第二フレームは、雄型戻り止めを雌受け入れスロットまたは雌係合スロットから分離することによって分離することができる。

第一フレームおよび第二フレームは、第一レバーまたはトップレバーに圧縮力を加え、同時に近位方向の力を加える一方で、ボトムレバーに圧縮力を加え、遠位方向の力を加えることによって、互いに分離することができる。

第一フレームおよび第二フレームは、ハウジングの内部空間内で遠位方向に沿ってカテーテルハブを摺動させて、内部空間内に配置された１つまたは２つの起動ランプ（ｒａｍｐ：傾斜面）に押し付けることによって、互いに分離することができ、または少なくとも第一フレームおよび第二フレームの近位端は、互いに分離することができる。

第一フレームは、複数の雄型戻り止めを受け入れるようなサイズおよび形状の複数の係合スロットを備えることができる。

第一レバーおよび第二レバーをハウジングに設けることができ、第一レバーおよび第二レバーは、ハウジングの異なる表面から突出することができる。

第一レバーは、第二フレームの三辺切り欠きに取り付けることができる。

第二レバーは、近位に向いた表面湾曲した表面を備えることができる。

第二フレームは複数のスロットを備えることができ、第一フレームは複数のタブを備えることができる。

複数のタブは、複数のスロットと係合することができる。係合は、摩擦嵌めまたは締まり嵌めであり得る。係合は、正の係合を含むことができる。

第一フレームは、タブを含むエンドキャップ構成要素を含むことができ、第二フレームは、凹部を含むことができ、エンドキャップ構成要素のタブは、凹部と係合することができる。

第一フレームの遠位端に位置するエンドキャップ構成要素は、ハウジング内にカテーテルハブを保持するために閉じることができ、カテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするために揺動して開くことができるゲートとして理解することができる。同様に、エンドキャップ構成要素は、第二フレームの遠位端に配置することができ、ハウジングの内側にカテーテルハブを保持するために閉じることができ、カテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするために揺動して開くことができるゲートとして理解することができる。併せて、２つのフレーム上の２つのゲートは両方とも、カテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするために大きなアクセス開口部に折り目を付けるように開くことができる。２つのゲートは、リビングヒンジ（ｌｉｖｉｎｇｈｉｎｇｅ：一体丁番）の周りで回転可能または旋回可能である。

第二フレームの凹部は、エンドキャップ構成要素上に配置することができる。

第一フレームのエンドキャップ構成要素は、リビングヒンジによって第一フレームの壁に取り付けることができる。

第二フレームのエンドキャップ構成要素は、リビングヒンジによって第二フレームの壁に取り付けることができる。

ハウジングは、第一リビングヒンジおよび第二リビングヒンジを含む２つのリビングヒンジを有することができ、第一フレームは第一リビングヒンジを中心に揺動することができ、第二フレームは第二リビングヒンジを中心に揺動することができる。

本発明のさらなる態様は、延長留置カテーテルアセンブリを含み、これは、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；を備え、第一レバーは、ハウジングの第一の半径方向に突出し、第二レバーは、ハウジングの第二の半径方向に突出し、前記第二の半径方向は、第一の半径方向と反対である。

複数の雄型戻り止めが複数の係合ソケットに取り付けられて、第一フレームを第二フレームに固定することができる。

本発明のなおさらなる態様は、延長留置カテーテルアセンブリであり、これは、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；第一リビングヒンジによって第一フレームの壁に取り付けられた第一エンドキャップ構成要素；および第二リビングヒンジによって第二フレームの壁に取り付けられた第二エンドキャップ構成要素を備える。

複数のタブは、第一フレームを第二フレームに固定するために複数のスロットと係合することができる。

本体、チャネル、第一開口部、および第二開口部を有するタブアダプタを、カテーテルハブと共に使用するために設けることができる。タブアダプタは、カテーテルハブの外部に取り付けることができる。

カテーテルハブのプッシュタブは、タブアダプタの本体内部の内側に配置することができる。

延長留置カテーテルアセンブリであって、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；第一面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する上部継ぎ目と、第二面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する下部継ぎ目；を備え、第一フレームおよび第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目に沿って互いに分離可能である、延長留置カテーテルアセンブリ。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。

延長留置カテーテルアセンブリであって、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；を備え、第一レバーは、ハウジングの第一の半径方向に突出し、第二レバーは、ハウジングの第二の半径方向に突出し、前記第二の半径方向は、第一の半径方向と反対である、延長留置カテーテルアセンブリ。

延長留置カテーテルアセンブリであって、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；第一リビングヒンジによって第一フレームの壁に取り付けられた第一エンドキャップ構成要素；および第二リビングヒンジによって第二フレームの壁に取り付けられた第二エンドキャップ構成要素、を備える、延長留置カテーテルアセンブリ。

本発明のなおさらなる態様は、延長留置カテーテルアセンブリであって、第一フレームおよび第二フレームを備え、内部空間を有するハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルチューブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、読み取り使用位置においてハウジングの近位開口部から突出するカテーテルアセンブリ、を備える、延長留置カテーテルアセンブリ。

カテーテルハブは、ハウジングの内部空間内で、内部空間内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である。

第一ゲートおよび第二ゲートを備えるゲートアセンブリであって、第一ゲートは、第一フレームの開口部に嵌合されたキーを有し、第二ゲートは、第二フレームの開口部に嵌合されたキーを有する、ゲートアセンブリ。

第一ゲートは、ヒンジを中心に枢動可能または回転可能であり得、第二ゲートは、ヒンジを中心に枢動可能または回転可能であり得る。ヒンジは、リビングヒンジとすることができる。両方のヒンジは、リビングヒンジとすることができる。

第一フレームの開口部に嵌合されるキーは、ゲート側壁およびフランジを有することができる。ゲートを画定するためにゲート側壁の平面から延在する２つ以上のフランジが存在することができる。

２つのキーは、ボアを有するノーズ端部の両側に配置することができる。反対側は、ボアによって画定された軸の異なる側にあると理解することができる。

キーが嵌め込まれるフレーム上の開口部は、第一壁スラブおよび第二壁スラップによって形成することができる。２つの壁スラップの各々は、縁部を有することができる。２つの壁スラブは、１つまたは複数の縁部に沿って接続することができる。一方の壁スラップ上の少なくとも１つの縁部は、他方の壁スラップの他方の縁部に直接接続することができる。各壁スラップに１つずつ合計２つある２つの縁部は、リブを介して接続することができる。第一および第二壁スラブの一方は、単なる平面の壁ではなく、角度、曲線、輪郭などを有するように成形することができる。

第一開口部、第二開口部、およびチャネルを有する本体を備えるタブアダプタであって、タブアダプタがカテーテルハブに接続することができる、タブアダプタ。例えば、タブアダプタは、カテーテルハブの外部を跨ぐことができる。カテーテルハブは、タブアダプタのチャネル内に少なくとも部分的に配置することができる。カテーテルハブ上のプッシュタブは、タブアダプタの内部に突出することができる。タブアダプタは、成形された近位に向いた表面を有することができる。成形された近位に向いた表面は、湾曲したランプに似ていてもよい。任意選択で、それは直線状のランプに似ていてもよい。成形された表面は、ユーザまたは施術者がカテーテルハブをハウジングの内部内の近位位置から遠位位置に移動させるために押し付けるのに便利な接触点を設けることができる。突起または把持機構は、近位に向いた表面に設けることができる。

タブアダプタの遠位に向いた表面は、湾曲したまたは起伏のある表面を有することができる。成形された遠位に向いた表面は、湾曲したランプに似ていてもよい。任意選択で、それは直線状のランプに似ていてもよい。任意選択的に、表面は、突起または把持特徴を含むことができる。

遠位に向いた表面の上面および２つの側面は、先端に収束することができる。先端部は、狭い先端部であり得る。先端部は、端部先端部を有することができる。端部先端部は、矢印形状を有することができる。端部先端部は、ゲートアセンブリを押すために使用することができる。端部先端部は、ゲートアセンブリの当接縁部を押すことができる。ゲートアセンブリの当接縁部は、間に継ぎ目を有する２つの隣接する縁部を有することができる。２つの隣接する縁部は、端部先端部によって押されたときなどに継ぎ目で分離することができる。

タブアダプタの遠位に向いた表面の端部先端部と共に使用するために、狭い先端を有する延長部を設けることができる。遠位に向いた表面の延長部および端部先端部は、作動端と呼ぶことができる。延長部の端部先端部は、矢印形状を有することができる。延長部の端部先端部は、遠位に向いた表面の端部先端部の遠位にあり得る。延長部は、高さに関して遠位に向いた表面の下に配置することができる。

タブアダプタは、側面部分を有することができる。２つの側面部分は、タブアダプタの幅を画定することができる。幅は、タブアダプタの長手方向に直交すると考えることができる。突起は、２つの側面部分の各々の表面から延びることができる。各突起は、ゲートアセンブリの２つのゲートが作動端によって開かれた後に、ゲートアセンブリをさらに押すことができる。

タブアダプタの本体は、先端部を含む作動端を含むことができる。

先端部は、遠位に向いた表面の遠位端に配置することができ、タブアダプタは、高さに関して遠位に向いた表面の先端部の下方に配置された先端部を有する延長部をさらに備えることができる。

ゲートアセンブリは、継ぎ目によって二分され、当接縁部を画定する２つの隣接する縁部区画を含むことができる。２つの隣接する縁部区画は、継ぎ目で分離することができる。

ゲートアセンブリは、雌型戻り止めと係合するフックアームを備える。フックアームは、第一ゲート上に配置することができ、雌型戻り止めは、第二ゲート上に配置することができる。配置は逆にすることができる。フックアームは、フックアームを形成する端部にノッチまたは湾曲を有するステム、ロッド、またはスタブ状構造を有することができる。

第一ゲートは、タイストリップによって第二ゲートに取り付けることができる。タイストリップは省くことができる。

各ゲートは、対向するゲート上の受け入れスロットと摩擦係合するための雄型戻り止めまたはスタブを有することができる。各ゲートは、雄型戻り止めまたはスタブと受け入れスロットの両方を有することができる。

ボアを画定するゲートアセンブリ上に円筒形のノーズ区画を設けることができる。

ゲートアセンブリは、ガイド開口部を有するベース壁を有することができる。ガイド開口部は、ボアの直径よりも小さい直径を有することができる。ガイド開口部は、カテーテルチューブの管腔内に位置する針を有するカテーテルチューブを支持することができる。

本発明のまたさらなる態様は、延長留置カテーテルアセンブリであって、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルハブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、内部空間内で近位位置から遠位位置までハウジングの内部空間内で摺動可能である、カテーテルアセンブリ；第一面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する上部継ぎ目と、第二面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に位置する下部継ぎ目であって、上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される、上部継ぎ目と下部継ぎ目；を備え、第一フレームおよび第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目に沿って互いに分離可能である、延長留置カテーテルアセンブリである。

カテーテルハブは、内部空洞を含むことができ、近位壁および２つのアームを含む針ガードが、カテーテルハブの内部空洞内に配置され得る。

第一フレームまたは第二フレームは、複数のタブを備えることができ、第一フレームまたは第二フレームの他方は、複数のタブと係合する複数の受け入れスロットを備えることができる。

ハウジングは、複数の側壁を備えるベース端部を備えることができる。正方形または長方形の断面を画定する４つの側壁が存在することができる。他の例では、ベース端部は、円形または楕円形の断面を有することができる。

第一レバーおよび第二レバーをハウジングに設けることができ、第一レバーおよび第二レバーは、ハウジングのベース端部の異なる表面から突出することができる。第一レバーおよび第二レバーの突出部は、ハウジングの長手方向軸の半径方向とすることができる。

第一レバーは、第二フレームの三辺切り欠きに、取り付けることができる。

ハウジングは、本体開口部を含むことができ、カテーテルハブ上のプッシュタブは、本体開口部に配置することができる。

プッシュタブは、本体開口部内で近位位置から遠位位置に摺動することができる。

第一レバーおよび第二レバーは、第一フレームと第二フレームとを分離するために互いに対して移動することができる。

第一フレームは、リビングヒンジを有するゲートを備えることができ、第二フレームは、リビングヒンジを有するゲートを備えることができる。

タブは、凹部に係合して２つのエンドキャップ構成要素を互いに係合させることができる。

第一フレームは起動構造を有することができ、第二フレームは起動構造を有することができ、２つの起動構造によって画定される間隙は、第一フレームを第二フレームから分離するためにカテーテルハブによって押されるようなサイズおよび形状にすることができる。

タブアダプタは、カテーテルハブの周りに取り付けることができる。

タブアダプタは、カテーテルハブ上のプッシュタブに嵌合することができる。

ガイドワイヤを有するガイドワイヤアセンブリは、針を通って延びることができる。

本発明の態様は、延長留置カテーテルアセンブリを製造する方法をさらに含むことができる。方法は、ハウジングであって、前記ハウジングは、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備え、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジング、ハウジングの第一面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に配置される上部継ぎ目、およびハウジングの第二面に沿って第一フレームと第二フレームとの間に配置される下部継ぎ目を形成することであって、上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される、形成することと；ハウジングの内部空間内にカテーテルアセンブリを配置することであって、カテーテルアセンブリは、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルチューブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、ハウジングの内部空間内で、内部空間内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、配置することと、を含むことができ；第一フレームおよび第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目に沿って互いに分離可能である。

第一フレームおよび第二フレームは、第一フレームを第一方向に、第二フレームを第二方向に移動させることによって分離可能である。

第一フレームおよび第二フレームは、カテーテルハブを遠位方向に前進させて、ハウジングの内部空間の内側に位置する２つの起動構造を押し離すことによって分離可能であり得る。

カテーテルハブは、２つのエンドキャップ構成要素を２つのリビングヒンジの周りに移動させることによってハウジングから分離可能である。

本発明のなおさらなる態様は、延長留置カテーテルアセンブリであって、第二フレームに取り付けられ、内部空間を有する第一フレームを備えるハウジングであって、遠位開口部および近位開口部を有する、ハウジングと；ハウジングの内部空間内に配置されたカテーテルアセンブリであって、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられた針とを備え、針およびカテーテルチューブは、ハウジングの遠位開口部から突出し、針ハブは、ハウジングの近位開口部から突出し、カテーテルハブは、ハウジングの内部空間内で、内部空間内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、カテーテルアセンブリと；ハウジングに取り付けられたゲートアセンブリであって、リビングヒンジに取り付けられた第一ゲートと、リビングヒンジに取り付けられた第二ゲートとを備える、ゲートアセンブリと、を含み；２つのゲートは、カテーテルアセンブリをハウジングから分離するために２つのゲートを開くように、２つのリビングヒンジを中心に回転可能である、延長留置カテーテルアセンブリである。

タイストリップは、２つのゲートを互いに接続することができる。

ゲートアセンブリは、ハウジング上のスロットに取り付けるためのフランジを備えるキーを備えることができる。

構成要素または構造が重要または必須であると記載されていない限り、それは任意選択として、または代替物を用いて実施され得る。

大まかに言えば、本明細書に記載の延長留置（「ＥｘＤ」）カテーテルアセンブリはそれぞれ、ハウジングとカテーテルアセンブリとを備える。ハウジングは、最初の穿刺の間、カテーテルの前進によって、針ハブからカテーテルハブが分離することによって、またその後作動してハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にしてカテーテルが患者と共に留まることを可能にすることによって、カテーテルアセンブリを収容するように構成される。したがって、使用準備完了位置では、カテーテルアセンブリの針先端部およびカテーテルチューブは、ハウジングおよび針ハブの遠位端から突出することができ、または少なくとも針ハブに接続された通気口は、ハウジングの近位開口部から延びることができる。

ハウジングおよびカテーテルハブは、様々な異なる機構を介して分離することができる。例えば、ハウジングは、カテーテルハブを解放するために２つ以上のハウジング部分に分割することができ、ハウジングは、揺動、回転、または枢動する部分を有することができ、ハウジングは、カテーテルハブがハウジングから出ることを可能にするためにハウジングの遠位端のゲート開口部を開くように揺動して開くエンドキャップ構成要素を有することができ、ハウジングは、他の選択肢の中でも、ハウジングの遠位端に取り付けられるゲートアセンブリを有することができ、ゲートアセンブリは、ヒンジの周りを回転して開く１つまたは複数のゲートを有することができる。

ゲートアセンブリは、接合することができる２つのゲートハウジング本体に配置された２つのゲートを有することができ、各ゲートはリビングヒンジを介して揺動して開くことができる。２つのゲートは、雄型戻り止めおよび受け入れスロットを介してハウジングとの初期の組み立て中に、互いに係合することができる。２つのゲートは、フックアームおよび雌戻り止めを介して係合することができる。フックアームおよび雌型戻り止めは、雄型戻り止めおよび受け入れスロットに加えて、または代替として存在することができる。

独自のハウジング設計により、任意選択ではあるが特別に設計されたカテーテルを必要とせずに、標準的または既存のカテーテルアセンブリでの使用が可能になる。したがって、延長されたカテーテルの長さを有する標準的なカテーテルおよび約８～１０ｃｍのカテーテルの長さを有する正中線カテーテルは、ガイドワイヤの有無にかかわらず、本開示のハウジングで容易に使用可能である。カテーテルは、ガイド開口部によってカニューレ挿入および血管アクセス中に支持することができる。カテーテルハブが遠位に移動してカテーテルチューブを患者の体内に配置すると、以下でさらに説明するように、ガイド開口部を画定する１つまたは複数の構造は分離して、カテーテルハブを通すことができる。ガイド開口部は、ハウジングを２つ以上のフレームまたはフレーム区画に分離することによって分離することができる。ガイド開口部は、ハウジングと共に配置されたゲートアセンブリの２つのゲートを開くことによって分離することができる。ゲートアセンブリは、ハウジングと一体的に形成することができ、または別個に形成し、その後ハウジングに取り付けることができる。

例において、本発明の態様による延長留置またはＥｘＤカテーテルアセンブリは、受容空間または内部空間を有するハウジングを備え、受容空間または内部空間は、その中にカテーテルアセンブリが配置され、それは、ハウジングの遠位端または遠位開口部から延びる、カテーテルチューブと、カテーテルチューブの管腔内に配置された針とを有する。カテーテルハブは、カテーテルの長さが延長された標準的なカテーテルまたは正中線カテーテルであり得る。

針の針先端部は、カテーテルチューブの遠位開口部から延出し得る。カテーテルチューブは、ブッシングまたはフェルール（ｆｅｒｒｕｌｅ）などを用いてカテーテルハブに取り付けることができ、針は針ハブに取り付けることができる。

針ハブは、ハウジングの近位端から延出し得る。針ハブは、ルアー嵌合などで針ハブの近位開口部と係合することができるベントプラグ（ｖｅｎｔｐｌｕｇ）を含むことができる。ベントプラグは、空気をパージできるが血液をパージできない通気フィルターを有することができる。

場合により、以下でさらに論じるように、ガイドワイヤを組み込んで、本発明の態様によるＥｘＤカテーテルアセンブリのカテーテルチューブの挿入、位置決め、および移動を補助することができる。

例では、カテーテルアセンブリは、それに取り付けられた針上チューブまたはカテーテルチューブを有する第一ハブまたはカテーテルハブと、それに取り付けられた針を有する第二ハブまたは針ハブとを備え得る。第一ハブまたはカテーテルハブは、カテーテルチューブに取り付けられた遠位開口部と、雌ルアーを有する近位開口部とを有する１ハブ構造とすることができる。任意選択的に、カテーテルハブは、雌ルアーを有する２つのハブ本体のうちの１つと一緒に取り付けられた２つのハブ本体から形成することができる。

カテーテルチューブは、針を受け入れるための内腔またはボアを有し、遠位開口部または遠位端開口部を有し、針の針先端部は、アセンブリが静脈穿刺の準備ができている使用準備完了位置において、遠位開口部の遠位に延びる。ハウジングと共に使用されるカテーテルアセンブリは、針先端部を有する針を組み込んでいるため、針アセンブリとも呼ばれ得る。

針は、針ガードと共に使用するために、針先端部の近位に位置する、プロファイルの変化部を含むことができる。針先端部は、使用準備完了位置において、カテーテルチューブまたはチュービングの遠位端開口部の遠位に延在し、針ガードと共に使用するために組み込まれる場合はプロファイルの変化部を有し、この部分はカテーテルチューブの遠位端開口部の近位に位置する。プロファイルの変化部は、針シャフトの他の直径区画とは異なるプロファイルを有するクリンプ、バンプ、または材料の蓄積であり得る。本明細書で使用される場合、近位という用語は、施術者により近い端部または側面を、遠位という用語は、反対側の端部または側面を意味すると理解される。

プロファイルの変化部は、以下でさらに説明するように、静脈穿刺の成功後の針の引き込み中に、針ガードと相互作用するために使用することができる。ベントプラグは、第二ハブまたは針ハブの近位開放端に配置される。ベントは、その近位端にベントフィルタを有することができ、これは従来のものである。カテーテルチューブは、フェルールまたはブッシングによって第一ハブまたはカテーテルハブに取り付けられている。

針ガードは、保護位置において針先端部を覆うために、第一ハブまたはカテーテルハブの内部空洞に設けることができる。組み込まれるとき、針ガードは、米国特許第６，６１６，６３０号明細書に開示されている針ガードの１つであってよく、その内容は参照により本明細書に明示的に組み込まれる。いくつかの例では、針ガードを省くことができる。そうである場合、針上のプロファイルの変化部も省くことができる。

さらに他の例では、同様に針上のプロファイルの変化部を含まずに、針ガードを含めることができる。さらに他の例では、針ガードは、第一ハブと第二ハブとの間の第三ハウジングに配置することができる。第三ハウジング内に配置された例示的な針ガードは、米国特許第８，５９７，２４９号明細書に開示されており、その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。さらに他の例では、針ガードは、米国特許第９，３８７，３０７号明細書に、第一方向および反対の第二方向の両方に延伸する複数のアームまたはフィンガを含むことが開示されており、その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。例えば、針ガードは、第二プロテクタ本体によって囲まれた第一プロテクタ本体を含むことができる。

例では、針ガードは、金属材料から作製することができ、付勢する力を生成することができる弾性部分を有することができる。針ガードは、針の側面に配置され、針先端部との偶発的な接触から針先端部をガードするために針先端部の遠位に移動可能な壁面を備えることができる。壁面は、針トラップとすることができ、針先端部の先端の前または遠位に直接移動することができる。

針ガードは、近位壁と、近位壁の遠位に延びる２つのアームとを含むことができる。２つのアームは、使用準備完了位置において、また側面から見たときに針ガードが針先端部を覆う保護位置において、互いに交差することができる。いくつかの例では、針ガードの２つのアームは、互いに交差することなく遠位方向に延びることができる。

各アームに１つずつある２つの遠位壁を組み込んで、針先端部をブロックすることができる。２つの遠位壁は、使用準備完了位置において針によって外側に付勢され、使用準備完了位置において第一ハブの内側のプロファイルの内部変化部の遠位に配置することができる。カテーテルハブ内側のプロファイルの内部変化部は、より大きな寸法の内径区画に隣接して配置された縮小された直径区画とすることができる。針ガードの２つのアーム上のエルボは、プロファイルの内部変化部における内径よりも大きい寸法を有することができ、２つのアームがもはや外側に付勢されなくなるまで、または２つのエルボにおける寸法が減少するまで、カテーテルハブからの針ガードの近位の移動を制限する。

各アームの各遠位壁は、針ガードと針との間の相対的な移動を容易にするために湾曲リップを含むことができる。使用準備完了位置にあるとき、各アームとそのそれぞれの遠位壁との間の交差部において、２つのジョイントまたはエルボの間で測定された寸法は、プロファイルの内部変化部の内径よりも大きくてもよく、これは、針ガードが相対的な寸法に起因してその近位に移動するのを防止できる。針先端部が２つの遠位壁の近位方向に移動すると、２つのアームは半径方向内側に移動することができ、一方または両方の遠位壁が針先端部を覆って閉じ得て、保護位置で針先端部をブロックする。この時点で、２つのジョイントまたはエルボ間の寸法は減少し、カテーテルハブ内側のプロファイルの内部変化部内部の寸法よりも小さくなり得、これにより、そのとき、針ガードが近位に移動し、針と共にカテーテルハブから取り外されることが可能になる。代替的な実施形態では、２つのジョイントまたはエルボ間の寸法は、プロファイルの内部変化部の内部の寸法に等しいか、またはそれよりわずかに大きくすることができ、針は、プロファイルの内部変化部を通過するために２つのジョイントを屈曲または圧迫することによって、依然として近位に移動することができる。

第一ハブまたはカテーテルハブは、その中に配置された第二ハブまたは針ハブのノーズ区画を有する近位開口を有することができる。第一ハブの近位開口部は、シリンジ、ＩＶチュービングコネクタ、ルアー延長セットなどの雄ルアー先端を受け入れるための雌ルアーを有することができる。雄ねじは、雄ねじルアー先端のねじ付きカラーとのねじ係合のためにカテーテルハブの近位端の外面に設けることができる。

一対の安定化ウイングは、静脈穿刺の成功後に患者に対する第一ハブの固定を容易にするために、第一ハブの半径方向に延びることができる。任意選択に、ウイングは省くことができる。第一ハブは、注入ポートなしで標準的なＩＶカテーテルハブを具現化することができる。他の例で、第一ハブは、注入ポートまたは一体型拡張セットを含むことができる。ウイングが第一ハブまたはカテーテルハブ上に存在しない場合、第一ハブの底部は、第一ハブの貫通軸から２度から１５度の間の角度で傾斜した平坦な表面を有することができる。

第一ハブは、第二ハブのノーズ区画をその近位開口部に受け入れることによって、第二ハブに取り外し可能に固定され得る。フランジまたは延長部を第二ハブに設けることができ、ノーズ区画と共に、第一ハブの一部がその中に位置する間隙を画定する。

随意に、フランジまたは延長部を省くことができ、スタブまたは他の表面嵌合機構を設けることができる。スタブは、第一ハブに対する第二ハブの回転を禁止するために、ルアーねじ山を貫通する、または部分的にルアーねじ山の中にある間隙にあるキー嵌合の雄部とすることができる。第一ハブの近位側端面は、第一ハブの内側にあるノーズ区画の近位端にある第二ハブの外面の段差の遠位に向いた表面に当接する。この当接により、カテーテルチュービングからの針先端部が突出する程度を設定することができる。スタブは、任意選択の構造的特徴とすることができる。

第二ハブは、内部に突出する針の近位端を有する任意選択の内部空洞を有する本体を有することができる。内部空洞は、一次血液フラッシュバックチャンバとして機能することができる。本体の近位開口部は、その中にベントプラグまたはシリンジ先端を受け入れるための雌ルアーを有することができ、外部はねじ山を有するかまたはねじ山なしであり得る。例では、第二ハブの本体の外部は、ねじ山のない略円筒形である。第一および第二ハブは、プラスチック射出法などによってプラスチック材料から作製することができる。

プッシュタブには、第一ハブまたはカテーテルハブを設けることができる。プッシュタブは、外ねじへの干渉を回避するように、外ねじの遠位の位置で第一ハブの外面に配置することができる。例えば、プッシュタブは、ねじ付きカラーを有するシリンジ型などのねじ付き雄コネクタが第一ハブのねじ山に接続されるときに、プッシュタブが接続と干渉しないように、雄ねじの十分に遠位に、また概ねカテーテルハブの１２時の位置に、配置されるべきである。いくつかの例では、プッシュタブは、プッシュタブが折り畳まれたときにプッシュタブが接続と干渉しないように、外ねじの十分に遠位に配置されるべきである。

いくつかの例では、カテーテルアセンブリは、バルブおよびバルブオープナを組み込むことができる。例えば、バルブおよびバルブオープナの両方をカテーテルハブ内に配置することができる。使用時に、バルブオープナは、バルブと共に形成された１つまたは複数のスリットを開き、流体流のためのバルブを通る流体通路を開くように、バルブ内に遠位に押し込まれ得る。バルブおよびバルブオープナを有する例示的なバルブ付きカテーテルアセンブリは、米国特許第８，３３３，７３５号明細書に開示されており、その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。

バルブオープナは、ボアを有するノーズ区画と、ノーズ区画の近位に配置されたプランジャ区画とを有することができる。ノーズ区画をバルブ内に押し込んで、３つのフラップを画定する３つのスリットなどのバルブの１つまたは複数のスリットを開くことができる。プランジャ区画は、それらの間に間隙を有する２つ以上のプランジャ構成要素を備えることができる。間隙は、流体がプランジャ構成要素を通ってノーズ区画のボアを通って流れることを可能にすることができる。

本ＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングは、互いに取り付けられた左フレームまたは第一フレームおよび第二フレームまたは右フレームを含む。各フレームは、ノーズ部分、本体部分、およびベース部分を備える。２つのノーズ部分は、接合してノーズ端部を形成することができ、２つの本体部分は、接合して本体を形成することができ、２つのベース部分は、接合してベース端部を形成することができる。

例では、ノーズ端部またはノーズ部分には、カテーテルチューブおよび針を収容するためのボアを有する細長い円筒状の構造を有するノーズ先端部が設けられ、これはカテーテルチューブ内に配置される。ノーズ端部またはノーズ部分は、先端部で形成された拡大部分と、先細の遠位部分とを有するノーズベースをさらに含むことができる。

先端部とハウジングのノーズベースとの間の交差部に複数の支持リブまたはフィンを設けることができる。他の例では、ノーズ端部は、カテーテルチューブおよび針を収容するための開口部を有する球形または丸みを帯びたドームであってもよい。

ハウジングの本体は、図２を参照して説明したカテーテルアセンブリとすることができるカテーテルアセンブリを収容するための内部空間を有することができる。本体開口部または第一開口部は、内部空間に開口している。本体開口部は、ノーズ端部からベース端部まで延在することができる。本体開口部は、第一および第二フレームの２つの上縁の間に位置することができる。

例では、第一開口部に対向する第二開口部に本体が設けられ、２つの本体開口部から内部空間にアクセスできるようになり得る。したがって、本体は、ハウジングの遠位端と近位端との間に、２つの本体開口部によって画定された貫通路を有することができる。他の例では、本体は、内部空間に通じる単一の開口部のみを有し、反対側は閉じているか、または第一フレームおよび第二フレームの壁面によって囲まれている。

ハウジングが単一の本体開口部を組み込む場合、開口部は、ＥｘＤカテーテルアセンブリが使用されているときにユーザが見ることを可能にするために、高さに関してハウジングの上部に配置され得る。任意選択的に、囲まれた面は、単一の本体開口部のような完全な開口部ではなく、アクセスまたは通気のための小さな窓または開口部を有することができる。

ハウジングのベースまたはベース端部は、本体から延びることができ、複数の面を有することができる。複数の面は、多角形の区画を有するベースを画定することができる。例では、本体の内部空間に開口する内部空間を画定する４つの面があり得る。他の例では、ベースまたはベース端部は、概ね細長い円筒または非円筒型として具現化されることができる。４つの面は、第一面、第二面、第三面、および第四面と呼ぶことができる。４つの面は、上面、下面、左側の面、および右側の面とも呼ばれ得る。これらの特定の命名法は、他の面に対してのみ特定の面を呼び出すことを可能にするように与えられるが、文脈がそうでないことを示さない限り、構造的に限定するものではない。

ベースまたはベース端部は、使用準備完了位置において、針ハブが端面の近位でその近位に延在することを可能にするために開放近位端を有することができる。図示のように、ベース端部の第一面および第二面はそれぞれ、ベース端部の内部空間の観察およびアクセスを可能にする開口部を有することができ、カテーテルアセンブリのその中での組み立てを容易にするまたは補助する。

ベース端部の上面には、第一レバーまたはトップレバーを設けることができ、底面には第二またはボトムレバーを設けることができる。ユーザがトップレバーに圧縮力および遠位方向の力、ならびにボトムレバーに圧縮力および近位方向の力を同時に加えると、ユーザは、左ハウジングフレームおよび右ハウジングフレームを互いに対して移動させ、第一フレームおよび第二フレームの戻り止めを分離させ得る。これにより、順次、ハウジングを別個のハウジング構成要素、例えば、左フレームおよび右フレームに分離することが可能になる。

ユーザは、第１またはトップレバーおよびボトムレバーを操作することによって、ハウジングを２つ以上のハウジング構成要素に分離させることができる。ハウジング構成要素へのハウジングの分離は、その後、静脈穿刺の成功後にカテーテルアセンブリをハウジングから分離するように露出させることができ、その結果、カテーテルハブをＩＶラインに固定し、例えばテープまたは固定ドレッシング（ｓｅｃｕｒｅｍｅｎｔｄｒｅｓｓｉｎｇ）を使用することによって患者に固定することができる。

他の例では、左ハウジングフレームと右ハウジングフレームとの間に戻り止めまたは係合タブを再配置することによって、ユーザは、トップレバーに圧縮力および近位方向の力を、第二またはボトムレバーに圧縮力および遠位方向の力を同時に加えて、２つのハウジング区画を互いに対して移動させ、第一フレームおよび第二フレームの戻り止めを分離することができる。

ハウジング外部は、左または第一フレームの外面などに、複数の表面装飾を有することができる。同様の表面装飾セットを、右側または第二フレームに設けることができる。略平坦な上縁部には、両方の本体フレームが設けられ得る。さらに、トップレバーの最遠位縁部は、ボトムレバーの最遠位縁部の近位に位置できる。この配置は、親指によるトップレバーの容易な把持、および人差し指の外縁部によるボトムレバーの容易な把持を可能にして、ハウジングをハウジング構成要素に分離するために利用され得る。例えば、人差し指は、ボトムレバーの湾曲した近位に向いた表面を押し、遠位方向または遠位の方向に押すことができる。他の例では、トップレバーとボトムレバーとの間の相対的な配置は、第一フレームと第二フレームとを一緒に保持するために組み込まれた戻り止めタイプまたはスナップ接続に応じて、変更または異なるように配置することができる。

ハウジングは、ハウジングの上面に沿って本体開口部に対向する壁を備えることができる。継ぎ目は、ハウジングの長手方向に延びることができ、ハウジングの本体およびノーズ端部に沿ってハウジングの左フレームと右フレームとの間の境界面を示すことができる。継ぎ目は、ノーズ端部からハウジングのベース端部まで延び、この端部まで含むことができる。しかし、継ぎ目は、非線形であっても、直線状で延びなくてもよい。例えば、継ぎ目は、本体およびノーズ端部に沿って継ぎ目によって画定される直線と比較して軸外とすることができる。

ベース端部の継ぎ目は、右側の面および下側の面などの面の部または交差部の近くにあってもよい。複数の対の戻り止めを左フレームと右フレームとの間に組み込んで、２つのフレームを互いに固定することができる。例では、左フレームを右フレームに係合させる前に、またはその逆に、カテーテルアセンブリをハウジングの内側に配置することができる。静脈穿刺に成功した後などの使用後に、トップレバーおよび第二またはボトムレバーを作動させて戻り止めを分離し、次いで、左フレームを右フレームから分離するなど、ハウジングを構成要素に分離して、ハウジングからカテーテルアセンブリを分離することができる。

例では、右フレームは、ベース部分に第二面および上面または第三面を備えることができ、これらは互いにほぼ直角である。第一面および底面または第四面は、左フレームを備えることができる。

カテーテルアセンブリを右フレームに、特に針ハブが移動しないように固定するために、右フレームの下壁構造または部分は、針ハブのフランジまたは延長部を収容するために右フレーム上の軸方向位置に沿って配置された近位縁部で終端できる。したがって、フランジの遠位縁部は、下壁構造体上の近位縁部によって遠位方向にシフトまたは移動することを制限され得る。

針ハブが近位方向に移動しないようにするために、第二面は、チャネルと、フランジを針ハブに保持するためのチャネルの近位縁部上の肩部とを備える。第二面に位置するチャネルおよび第一面の対応するチャネルは、カテーテルハブ上のルアーねじ山および針ハブ上のフランジの幅を収容するための間隙または幅を画定する。

多面構造を使用するなどしてフランジと溝チャネルとを結合するための非円形構造は、ベース端部の面によって画定される空間内にある間に針ハブが回転するのを防止することができる。これにより、順次静脈穿刺を行う前に針のベベルが早すぎる回転をすることなく所望の位置に配向され得るように、針ハブが組み立てられた位置に保持され得る。

ベース部分の第二面は、チャネルおよび肩部を有することができる。複数のタブまたは雄型戻り止めが、第二面の下縁部に設けられ得る。タブは、左または第一フレームに配置された雌型戻り止めと係合するためのフック状構造として具現化されることができる。任意選択的に、３つ以上の戻り止めまたはただ１つの戻り止めが存在してもよい。雄型戻り止めの各々は、雌型戻り止めの近位位置から雌型戻り止めに係合し、係合するために遠位位置に移動または摺動するために遠位方向を向いた先端を有することができる。

特定の構成では、右フレームおよび戻り止めは、左フレームに対して近位方向に移動して、雄型戻り止めを左フレーム上の雌型戻り止めから分離しなければならない。他の例では、右フレーム上の雄型戻り止めは、近位方向に向けることができ、雄型フレームと雌型フレームとの分離が、雄型戻り止めまたはタブを左フレーム上の雌型戻り止めから分離するために、左フレームに対する遠位方向への右フレームの移動が必要となる。

上面に沿って、トップレバーを形成するための切り欠きが設けられ得る。切り欠きには、３つの辺があり、第四辺がトップレバーのベースに接続されている。トップレバーは、下縁部の方向から外向きに突出するように形成することができる。トップレバーは、テーパ付き部分またはランプ付き部分と、接触部分とを有する。接触部分は、ユーザが接触または操作するための表面を設けることができる。

リブまたは突起が、上面の下側面に設けられてよく、上面の側縁部から窪んでいてもよい。側縁部と突起との間の凹状空間は、左フレームが右フレームに組み立てられたときに左フレームの第一面の厚さを収容する大きさにし得る。リブは、第一面を側縁部に位置合わせするために使用するための位置合わせタブと考えることができ、それにより、第一面との組み立て時に、側縁部と第一面の外部との間に概ね面一の面が設けられる。

第一リブから離間した第二リブまたは突起は、上面の下側面に設けることができる。例では、第二リブは、側縁部にまたはそれと位置合わせされ得、左フレームの左側または第一面の対応するスロットまたは凹部と係合して、ハウジングの軸方向に沿ってベース端部で２つのフレームを位置合わせするように構成され得る。

例では、第二リブは、２つのテーパ状の縁部およびそれらの間の頂点を有する矢印の先端状の構造を有する。矢印の先端状の構造は、左フレームの左側の面の対応する座部に着座するように構成でき、２つのテーパ面は、トップレバーおよびボトムレバーが把持されて互いに対して摺動されるときに対応するテーパ面を互いに対して摺動させることによって、突起が対応する座部から逸脱することを可能にできる。

肩部は、切り欠きのすぐ遠位の上壁の下側面に形成され得る。下面の肩部は、第二面の肩部の機能と同様に、針ハブのフランジを支持するように構成され得る。

遠位方向を指す自由端を有するタブまたは戻り止めが、下壁構造の側縁部に位置して示され得る。タブは、左フレームと共に形成された対応する雌型戻り止めと係合することができる。他の例では、下壁構造の側縁部に沿って追加のタブを設けることができる。

右フレームの先端部には、２つの突起が設けられ得る。図示のように、下壁構造の側縁部には、左フレームのスロットと係合して継ぎ目に沿って追加の剛性を提供するための下部突起が設けられ得る。ハウジングのノーズ端部の上部継ぎ目に沿って追加の剛性をもたらすために、左フレームのスロットと係合するために、ベースの側縁部に上部突起が設けられ得る。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。

例では、右フレームは、底壁構造、上壁構造または区画、および側壁構造または区画を有し、それぞれが表面を有する。例では、上壁または上壁構造は、針と同じ長さ方向に延びる長さと、長さの垂直または半径方向の幅とを有し得る。頂壁構造の幅は、底壁構造の幅よりも寸法が小さくてよい。頂壁構造と底壁構造との間のこれらの異なる幅、例えば頂壁構造は、底壁ほど針に向かって突出しておらず、ハウジングの上部に沿った間隙を可能にし、第一フレームが第二フレームに取り付けられたときに底部を閉じることを可能にする。

上壁構造と頂壁との間に肩部が設けられ、トップレバーの遠位に***スタブが設けられ得る。肩部の段差は、針ハブ上のフランジおよびカテーテルハブ上のルアーねじ山を収容するために、ハウジングのベース端部に比較的大きな内部空間を設け得る。***スタブは、トップレバーの接触部分に接続されなくてもよく、トップレバーのベースのランプを模倣してより対称に見えるようにテーパ面が設けられ得る。トップレバーと***スタブとの間に間隙が設けることができ、これは離間した把持バンプを組み込むことができる。トップレバーはまた、同様の離間した把持バンプを組み込むことができる。

左フレームは、他の場所に示され説明される本発明の態様によるハウジングを形成するために右フレームに結合するように構成することができる。実施形態では、第一フレームは、ノーズ部分と、本体部分と、ベース部分とを備え得る。左フレームおよび右フレームは、接合して、ノーズ端部、本体、およびベース端部を形成することができる。例示的実施形態では、下壁構造には、タブまたは戻り止めと係合するための係合スロットと、右フレーム上の突起を受け入れるための受け入れスロットとが設けられ得る。以下でさらに説明するように、係合スロットは、右フレームに対応する戻り止めを受け入れるための戻り止めを有することができる。しかし、受け入れスロットは、右フレーム上の下側突起を受け入れるための係合面のない単純なチャネルとして具現化されることができる。

図９にも示されているように、本体部分１８８ａの近位にはベース部分１９０ａがあり、ベース部分は、左側または第一面２００と、ボトムレバー２１６が形成された底部または第四面２０６とを有する。第一面２００および底面２０６は、壁の一方にボトムレバー２１６を有して互いに直角に配置された２つの壁構造に似ている。ボトムレバー２１６の外側には、１つまたは複数の把持機構２８４を設けることができる。

係合スロットは、タブが入るための開口部、テーパ面、およびタブを有することができる。右フレーム上のタブは、係合スロットの開口部に入り、その後、係合スロットのタブに係合するように遠位に移動して、タブと係合スロットとの間の係合を完成することができる。

左右のフレームの係合を解除するために、タブは、逆に移動できる。タブは、係合スロットに対して近位に移動することができる。近位方向への移動は、係合スロットのテーパ面を、タブ上のテーパ面に対して移動させて、タブを係合スロットから分離するために左右のフレームを互いに離れるように移動させる半径方向に向けられた力を含む一対の分力を付与することができる。同時に、右フレームの下側突出部は、左フレームの受け入れスロットから分離できる。同様の係合機構がハウジングのベース端部に設けられ得て、ベース端部での２つのフレームの分離を可能にする。

ベース端部の底面または第四面は、底面の縁部に形成された２つの係合スロットを備える。係合スロットの各々は、右フレームの第二面の下縁部に対応するタブを受け入れるための開口部を備え得る。対応するタブのフィンガを受け入れて係合するための凹状ポケットを有するリップが各係合スロットに設けられ得る。タブのフィンガと下縁部との間の間隙は、その間にリップを受け入れてタブを係合スロットに係合するように構成できる。

ベース区画の遠位端に向かう係合スロットは、少なくとも三面によって境界が定められ、タブの軸方向の移動が係合スロットから外れることを可能にするように、対応するタブの長さよりも相対的に長くてもよい開口部を有することができる。任意選択で、ベース区画の近位端にある係合スロットは、対応するタブを拘束するための第三面を有さずに、二面のみによって境界付けられてもよい。

ベース部分の第一面には、開口部と、右フレームのベース区画の上壁のリブおよび突起と嵌合または位置合わせするための２つの受け入れスロットとが設けられ得る。より遠位の受け入れスロットは、第一面の内面に形成された凹部を有し、一方でより近位の受け入れスロットは、第一面の外面に形成された凹部を有することができる。この配置は、第一面の壁構造がリブと突起とを跨ぐ、またはその間を通過することを可能にし得る。

右フレームと同様に、ベース部分には、針ハブ上のフランジと相互作用するためのチャネルが設けられ得る。チャネルの遠位のバリア壁には、左フレームが右フレームに取り付けられ、それらの間にカテーテルハブが位置する、またはハウジングの内部空間の内側に位置するときに、カテーテルハブを収容するための成形された輪郭が設けられ得る。

使用中、ＥｘＤカテーテルアセンブリは、患者に対して、深部静脈または表在静脈などの選択されたカテーテル位置まで前進できる。ユーザは、超音波プローブを備えた超音波モニタなどの可視化装置からの誘導によって、標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブに流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリをさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリの挿入角度を下げることができる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサをＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグおよび針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。

針およびカテーテルチューブは、ガイドワイヤ上を前進し、カテーテルハブのノーズ端部が皮膚に接触するかその直前で停止することができる。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、最初にガイドワイヤを前進させることなく、ＥｘＤカテーテルアセンブリを前進させることができる。次いで、施術者は、上述したように、親指をトップレバーに置き、人差し指をボトムレバーに当てて、ハウジングを、左フレームを右フレームから分離するなど、２つ以上のハウジング構成要素に分離することができる。ハウジングが別個の第一および第二ハウジングフレームなどのより小さな構成要素に分離されると、カテーテルアセンブリはハウジングから解放され、ハウジングから分離することができる。次に、ユーザは、針および針ハブをカテーテルハブから後退させることができる。

以下に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリおよびその構成要素については、特徴が図示されているが、明示的には記載されておらず、別様であれば図１～図１４を参照して上記したような他の場所に記載されている１つまたは複数の特徴と同じまたは類似している場合に、すべての図面に示されているが、冗長性のために、また、以前の開示によって敷かれた土台の上に知識が構築されているために、明示的には記載されていない、開示された１つまたは複数の部分は、依然として、１つまたは複数の特徴が記載されている実施形態について本文に明示的に記載されている同じまたは類似の特徴によって、記載または教示されていると理解され得るということが、理解される。換言すれば、本願のその後の開示は、文脈で別段の指示がない限り、以前の開示の基礎の上に構築される。したがって、本開示は、開示された実施形態および開示された実施形態の特徴を、すべての実施形態において同様の構成要素および特徴を繰り返す必要なく、当業者に教示するものであると理解される。なぜなら、当業者は、いくつかの前の段落でそれらについて読んだ類似の構造的特徴を無視することも、同じ明細書に記載された先の説明から得られた知識を無視するものでもないからである。したがって、以下のＥｘＤカテーテルアセンブリに示される同じまたは類似の特徴は、文脈がそうでないことを示さない限り、前の実施形態の教示を組み込む。したがって、後に開示される実施形態は、文脈がそうでないことを示さない限り、先に記載された実施形態の特徴および構造など、先に明示的に記載された実施形態の利益を享受することが企図される。

代替のＥｘＤカテーテルアセンブリは、図１～図１４のＥｘＤカテーテルアセンブリと同様の態様を共有する。特に、第一または左フレームおよび第二または右フレームが取り付けられてハウジングを形成し、カテーテルハブをハウジングから解放するために分離することができる同様のハウジングの構成を共有する。ハウジングは、ノーズ端部、本体、およびベース端部を備えることができる。ハウジングは、内部空間に開口する本体開口部を有する。カテーテルアセンブリは、ハウジングの内部空間に配置することができる。

遠位端では、針ハブに取り付けられた針の一部、およびカテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブは、ノーズ端部でハウジングの遠位開口部から突出することができる。任意選択的に、ベントプラグの取り外し後に、ＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサなどのガイドワイヤディスペンサを針ハブの近位開口に接続することができる。

２つの第一および第二フレームの各々は、下壁区画、上壁区画、および側壁区画を含む壁構造を含むことができる。側壁区画の外面には、円形、細長い、多角形、または不規則な形状の突起として具現化されることができる複数の突起または装飾が設けられ得る。突起は、互いに間隔を置いて配置することができ、美観のために、およびハウジングの２つの側壁上でのハウジングの把持を容易にするために設けることができる。

ハウジングの近位端のベース端部には、複数の側壁が設けられ得て、これらの側壁は、第一または左側壁と、第一側壁に対向する第二または右側壁と、第三または上部側壁と、第三側壁に対向する第四または下部側壁とを含む。ベース端部の側壁は、カテーテルアセンブリを収容するための中空内部を有するほぼ正方形または長方形の構造を画定する。他の例では、側壁は、楕円形または円形などの異なる形状の断面を画定することができる。継ぎ目は、上部側壁および下部側壁の両方を通過し、ハウジングのノーズ端部を通ることができる。

第一側壁および第二側壁は、ベース端部でハウジングの幅を画定することができる。例では、ベース端部の幅は、ベース端部のすぐ遠位の本体の幅よりも大きくてもよい。他の例では、ベース端部の幅およびベース端部のすぐ遠位の本体の幅は、概ね同じまたは等しくすることができる。第一および第二フレームの２つの側壁区画間の距離として測定される本体の幅は、それらのそれぞれの外面または内面のいずれかから、本体の起動エリヤまたは領域の開始付近まで遠位方向にほぼ一定であることができ、本体は、本体遠位端で最大の幅まで遠位方向に広がる。そこから、幅は、遠位開口部が位置するピークまたは頂点まで急速に減少することができる。

本体の起動領域は、２つのフレームの各々、または２つのフレームの少なくとも一方が起動構造を組み込むことができるように広がることができる。起動ランプは、ハウジングを２つ以上のハウジング構成要素に分離することを可能にするために、カテーテルハブと相互作用するようなサイズおよび形状にし得る。

ハウジングの近位端には、針ハブのフランジ延長部を受け入れるための切り欠きが設けられており、これは、ベース端部の底面の部分的な切り欠きと、２つのフレームの近位端の部分的な切り欠きとによって画定される。

ハウジングの下壁において、ハウジングの遠位端の近くに開口部を設けることができる。開口部は、細長くすることができ、近位縁部を有することができ、遠位縁部を有することができ、側縁部を有することができる。他の例では、開口部は、形状がハウジングの内部に配置された起動ランプと干渉しない限り、異なる形状を有することができる。

継ぎ目は、ハウジングの長手方向に設けられ、遠位端から近位端まで延び、後部開口部および前部開口部で不連続であり得る。前部開口部の遠位縁部には、左右のフレームのそれぞれの遠位端にエンドキャップ構成要素またはゲートが設けられ得る。第二フレームのエンドキャップ構成要素に関して、その説明は第一フレームのエンドキャップ構成要素にも等しく適用され、エンドキャップ構成要素は、下部区画、上部区画、および側部区画を有することができる。例では、側部区画は、半円形に似た切り欠きを有するので、２つの隣接するエンドキャップ構成要素からの２つの切り欠きを有する２つの側部区画は、針およびカテーテルチューブを収容するための貫通路または開口部を形成できる。２つの切り欠きによって形成された貫通路は、針およびカテーテルについて、支持および誘導をもたらし得、ガイドワイヤの有無のいずれでも、長さが拡張したカテーテル、およびガイドワイヤが一体化されていない、長さ約８～１０ｃｍの短い正中線カテーテルの静脈穿刺を可能にする。

エンドキャップ構成要素の下部区画は、間隙によってハウジング壁の下部壁から分離することができ、エンドキャップ構成要素の上部または頂部区画は、間隙によってハウジング壁の上部壁から分離することができる。したがって、各エンドキャップ構成要素は、ある厚さを有する材料ストリップ（ｍａｔｅｒｉａｌｓｔｒｉｐ）または層によって、それぞれの左右のフレームの残りの部分に取り付けることができる。例では、材料ストリップは、側部区画および前部区画の壁の厚さと同じ厚さを有することができる。他の例では、材料ストリップは、側部区画および前部区画の厚さよりも薄くなるように材料ストリップの厚さを薄くするための窪みを含むことができる。

例では、左エンドキャップ構成要素を左フレームに接続する材料ストリップ、および右エンドキャップ構成要素を右フレームに接続する材料ストリップは、リビングヒンジなどのヒンジとして機能することができる。リビングヒンジは、エンドキャップ構成要素およびそれが取り付けられるそれぞれのフレーム、すなわち前端壁が互いに対して枢動、回転、または揺動することを可能にすることができる。例えば、カテーテルハブが１つまたは複数の起動ランプに対して押し付けられることによりアセンブリが起動されたときに、第一および第二フレームが近位端から始まって互いに分離する場合、第一および第二フレームは、互いから外方に揺動または回転し、それぞれの材料ストリップまたはリビングヒンジを中心に枢動することができる。以下でさらに説明するように、２つのエンドキャップ構成要素は、カテーテルハブを２つのフレームから解放するために２つのフレームも分離されるまで、２つのフレームが２つのリビングヒンジを中心に枢動または回転するときに互いに取り付けられたままであり得る。

第二フレームは、継ぎ目が第一フレームの接合縁部と共に形成される接合縁部を有することができる。左フレームまたは第一フレーム、および右フレームまたは第二フレームは、それぞれの接合縁部に沿って互いに接続することができる。係合スロット、タブ、および／または戻り止めは、以下でさらに説明するように、２つのフレームを取り外し可能に固定するために使用することができる。右フレームは、ハウジングの底部または下面に開口部の一部を形成する切り欠きを有することができる。

図では、カテーテルアセンブリは、切り欠きを通過する針およびカテーテルチューブと、ベース端部の遠位に配置されたカテーテルハブ、または少なくともカテーテルハブのプッシュタブとを有することができるハウジングの内部空間に配置され得る。針ハブおよびベントプラグは、針ハブのフランジがハウジングと係合した状態で、ハウジングの近位開口部から突出することができる。

ほぼ正方形または長方形の輪郭を有することができる針ハブから延びるフランジは、フランジによって画定される平面がハウジングの長手方向軸にほぼ直交するように、配置することができる。針ハブの外部輪郭の外側に突出するフランジの部分は、第一面、第二面、第三面、および第四面などのベース端部の複数の面で形成された溝と係合することができる。溝は、ベース端部の複数の面の壁厚の中に形成された凹状チャネルとすることができる。溝は、針ハブのフランジ延長部を収容するために第四面に切り欠きが設けられている以外の面にわたって連続的に形成することができる。溝は、フランジの面の交差部など、フランジが様々な面の間を移行する場所を含む、針ハブ上のフランジを受け入れる、受容する、または収容するように構造化することができる。

ＥｘＤカテーテルアセンブリが静脈穿刺を実施するために使用される準備ができている使用準備完了位置において、針ハブは、針ハブのフランジ延長部を、２つの底壁構造の切り欠きにおける底部ハウジング縁部を介して遠位移動から画定することによって、軸方向移動から静止状態に保持され得る。針ハブが近位方向に移動することを制限するために、針ハブの外部から延在するフランジは、ベース端部の溝の近位リップに対して配置され得る。さらに、多面構造を使用するなどしてフランジと溝とを結合するための非円形構造は、ベース端部の面によって画定される空間内にある間に針ハブが回転するのを防止することができる。これにより、組み立て時に、順次静脈穿刺を行う前に針のベベルが早すぎる回転をすることなく所望の位置に配向され得るように、針ハブが組み立てられた位置に保持され得る。

カテーテルハブの外ねじは、ベース端部の上側の内面から突出するタブを受け入れるためのスロットを備えることができる。他の例では、配置を逆にすることができ、上面はスロットを組み込むことができ、カテーテルハブはタブを組み込むことができる。さらに他の例では、戻り止めは、それらのそれぞれの構造に沿った他の位置でカテーテルハブとハウジングとの間に設けられて、２つを係合することができる。係合は、使用準備完了位置においてカテーテルハブとハウジングとの間の適切な整列を確実にし、ハウジングに係合している間にカテーテルハブが回転するのを防止する。

カテーテルハブは、針ハブがハウジングのベース端部に係合したままで、針およびカテーテルハブを患者の静脈内に首尾よく配置した後に、ハウジングの内部空間内で遠位方向に軸方向に摺動するように構成することができる。例では、外ねじは、ハウジングの２つの下壁の内面に乗るかまたは摺動するように構成される。例えば、ユーザは、プッシュタブを押して針ハブを遠位方向に前進させることができる。プッシュタブは、２つのフレームの２つの上壁区画の間に配置することができる。図示のように、プッシュタブの上縁部は、２つの上壁区画の外面の上方に突出して、施術者による接触および押圧のために、それ自体が露出するようにすることができる。いくつかの例では、プッシュタブは、プッシュタブの上縁部が２つの上壁区画のさらに上方に突出して、施術者が押すためのより大きなターゲットとしてそれ自体が露出するように構造化することができる。

施術者が、カテーテルチューブを静脈内に配置した後にプッシュタブを遠位方向に押すと、任意選択で、カテーテルチューブを誘導するためにガイドワイヤを静脈内に前進させた後、カテーテルハブの本体は、左フレーム、右フレーム、または２つのフレームの各々の一方にある１つまたは複数の起動ランプに当接して、ハウジングの近位端から開始して２つのフレームを分離させる。プッシュタブは、施術者による押し込みを可能にするためにハウジングの上方に延在するのに十分な長さまたは高さで、成形することができる。任意選択的に、タブエクステンダは、以下でさらに説明するように、標準的なプッシュタブにスナップ留めされて、施術者が押すためのプッシュタブの高さを増加させることができる。

第二フレームは、第二面、上面、および底面を有するベース部分を有することができる。上面および底面は、第二面よりも長さを相対的に短くし得る。右フレームの上面および底面は、同様の上面および底面の区画が第一または左フレームによって支持され、２つの部分的な上面区画がそれぞれの接合縁部で接合され、２つの部分的な底面区画がそれぞれの接合縁部で接合されているとき、それらがベース端部の上面および底面を形成するので、部分的な面と呼ぶことができる。

接合縁部において、部分的な上面区画はスロットを組み込むことができ、部分的な底面区画はスロットを組み込むことができる。スロットは、鋭いコーナーまたは丸みを帯びたコーナーを有する略長方形の形状とすることができるが、代わりに円形、正方形、星形、楕円形、多角形、または不規則な形状として具現化されることもできる。部分的上面区画のスロットおよび部分的下面区画のスロットは、右フレームの長手方向軸の同じ軸方向位置に沿って配置することができる。他の例では、それらは同じ軸方向位置から軸方向にオフセットすることができる。例では、２つのスロットは両方とも、２つの接合縁部の近位端にほぼ沿って配置される。

本体部分は、ベース部分の遠位に位置することができ、ベース部分は、上壁部分、底壁部分または下壁部分および側壁部分を有する壁を有することができる。例では、ベース部分のスロットと同様の２つのスロットが、下壁構造または区画の接合縁部に設けられている。２つのスロットは、ベース部分上の２つのスロットと同じ形状を有してもよいし、異なっていてもよい。例では、下壁区画の２つのスロットのうちの一方は、底部切欠きのハウジング縁部に隣接して配置することができ、第二スロットは、その遠位に配置することができる。他の例では、下壁区画にただ１つのスロットまたは３つ以上のスロットが存在することができ、それらは接合縁部に沿って他の場所に位置することができる。

起動ランプは、フレームの起動領域において、近位端よりも遠位端に近いハウジング壁の側壁区画の内面に配置され得る。起動ランプは、近位ランプ区画と、遠位ランプ区画と、近位ランプ区画と遠位ランプ区画との間に位置する中央ランプ区画とを有する。例では、近位ランプ区画は、右フレームの内面から増加する傾斜を含み、内面から半径方向に離れるように延びる表面を有する構造として見ることができる。

左フレームと、中にカテーテルアセンブリが配置された組み立てられたハウジングとによって組み立てられると、近位ランプ区画は、内面から離れて針に向かって、またはハウジングを通過する長手方向軸に向かって延びることができる。ハウジングを通過する長手方向軸は、基準線（ｒｅｆｅｒｅｎｃｅｄｌｉｎｅ）と考えることができ、近位ランプ区画は、基準線から最も遠く、ランプが中央ランプ区画に近づくにつれて基準線に徐々に近づく表面を有すると理解することができる。

中央ランプ部分は、近位ランプ部分よりも基準線に近い表面を有し、大きな半径を有するほぼ平坦なエリヤまたは表面エリヤを含むことができる。

遠位ランプ部分は、例では、基準線から離れるように移動する表面を有することができる中央ランプ部分から減少する傾斜を含むことができる。近位ランプ部分が正の傾斜を有する場合、遠位ランプ部分は負の傾斜を有することができる。したがって、起動ランプは、中央ランプ区画でピークまたは頂点まで増加し、その後負の勾配を有する傾斜構造と考えることができる。他の例では、遠位ランプ部分は、傾斜なしで、中央ランプ部分と共に一定または平坦であり得る。さらに他の例では、遠位ランプ部分は、基準線に向かって延び続ける正の傾斜を有することができる。好ましくは、遠位ランプ部分は負の傾斜を有する。

左および右フレームが一緒に組み立てられてハウジングを形成するとき、２つの起動ランプが組み込まれている場合には、起動間隙と呼ぶことができる、２つの隣接する起動ランプ間の間隙、または、ただ１つの起動ランプが組み込まれている場合には、起動ランプと隣接するフレームの内面との間の間隙は、変化し得る。起動間隙は、近位ランプ部分から中央ランプ部分のより狭い点まで、または２つの近位ランプ部分から２つの中央ランプ部分のより狭い点まで延在し、狭くすることができる。以下でさらに説明するように、起動間隙は、カテーテルハブが前進して一対の構成要素に力を与えて、次いでハウジングを２つ以上のハウジング構成要素に分離することができる手段として組み込むことができる。

凹部には、第二または右フレームのエンドキャップ構成要素を設けることができる。凹部は、三面と、開口した第四面とを有することができる。任意選択で、凹部は、本体区画またはベース区画のスロットのうちの一方と同様の四面スロットとして具現化されることができる。エンドキャップ構成要素の凹部は、締まり嵌めまたはスナップ嵌合配置で、隣接するエンドキャップ構成要素の対応するタブを受け入れるようなサイズおよび形状にすることができる。いくつかの例では、凹部の位置および凹部と結合するためのタブの位置は、凹部が第一または左フレームのエンドキャップ構成要素に位置することができるように反転することができる。

起動ランプは、各々が近位ランプ部分、遠位ランプ部分、および中央ランプ部分を有する２つの別個の起動ランプ区画として実装することができる。２つの別個の起動ランプ区画は、前に説明したように動作または機能することができる。間隙または空隙が、２つのランプ区画の遠位ランプ区画に設けられ、２つの遠位ランプ区画の負の傾斜によって形成され得る。２つのランプ区画の間に、小さな間隙が位置し得る。他の例では、起動ランプは、間隙のない単一のランプ構造として形成され得る。起動ランプの表面は、カテーテルハブの輪郭部を収容するためのわずかな湾曲を形成するために、ほぼ平坦であってもよく、または大きな半径を有してもよい。

視覚化され得るように、第二または右フレームが第一または左フレームに連結され、カテーテルハブが遠位方向に前進して２つの別個の起動ランプ区画に当接すると、カテーテルハブのノーズ区画は、最初に２つの別個の起動ランプ区画の２つの近位ランプ部分に当接し、次いで、ノーズ区画が遠位方向に移動し続けるにつれて間隙または空隙内に移動する。次いで、カテーテルハブのノーズ区画よりも直径またはサイズが大きいカテーテルハブの中間部分は、２つの近位ランプ部分上を移動して、２つのフレームを互いに離れるようにさらに拡張させる。この時点で、２つのフレームは、ハウジングの遠位端で、２つのエンドキャップ構成要素での係合を除いて、互いに完全に分離されている。２つのエンドキャップ構成要素の近位で完全に分離されていない場合、２つの近位ランプ部分に対するカテーテルハブの雄ねじのさらなる移動は、２つのフレームを互いに離れるようにさらに拡張し得て、その結果、２つのフレームのタブおよびスロットは、２つのエンドキャップ構成要素での係合を除いて、互いに完全に分離する。最後に、凹部と左フレームのタブとの間の最後の係合は、フレームの一方または両方を物理的に把持し、一方または両方のフレームを互いに引き離すことによって分離することができる。次いで、カテーテルハブを、点滴ラインに接続し、患者にテープで留めるなどして完成させることができる。

例では、エンドキャップ構成要素の凹部は、２つの側壁、底壁、および中央壁を有することができる。例では、２つの側壁はそれぞれ表面を含むことができ、２つの側壁の２つの表面は、底壁の方向に先細になることができ、または収束することができる。したがって、中央壁の表面は台形の形状とすることができる。凹部はテーパ状であり得、凹部の開口部における幅または間隙は、凹部の底部における幅または間隙よりも大きくてもよい。この構成は、第一フレームのエンドキャップ構成要素上の対応するタブが凹部に係合することを可能にし、係合が容易に分離して、２つのエンドキャップ構成要素での２つのフレームの分離を容易にし、その後、カテーテルハブをＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングから分離することを可能にし得る。

第二フレームの外面には、左フレームと同様に、複数の離間した突起または装飾を設けることができる。例では、２つのフレームの２つの異なる組の突起は同じとすることができ、同じ間隔を有することができる。他の例では、突起は、異なる形状および／または２つの隣接する突起間の異なる間隔を有することができる。

例では、第二フレームのベース部分の２つのスロットに係合するために、接合縁部のベース部分の第三面および接合縁部のベース部の第四面に、タブまたは雄型戻り止めを設けることができる。タブまたは雄型戻り止めはまた、第二フレームの下壁構造上の２つのスロットと係合するために、下壁構造または区画上の接合縁部に設けられる。任意選択的に、２つのフレームは、溶接または接着剤を介して隣接する継ぎ目に沿って互いに接合することができる。溶接または接着剤が使用される場合、ハウジングの遠位端の上部および下部継ぎ目は、戻り止めを介して互いに取り付けられ、その結果、以下でさらに説明するように、戻り止めは、遠位ゲート開口部を開くために係合解除することができ、その後、ハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にする。

タブまたは雄型戻り止めが、第一フレームのエンドキャップ構成要素の接合縁部に設けられ得る。タブは、左右のフレームが組み立てられて本発明の態様によるハウジングを形成するときに、右フレーム上のスロットに嵌合して係合する位置でエンドキャップ構成要素上に配置され得る。タブは、第二フレームのエンドキャップ構成要素の凹部と係合するような大きさおよび形状であり得る。例では、タブと凹部との間の係合はわずかな干渉である。

例では、タブまたは雄型戻り止めと２つのエンドキャップ構成要素の凹部との間の係合は、ベース部分上のタブと、第二フレーム１９４上の対応するスロットに係合する下壁構造上のタブとの間の係合よりも強く把持または係合することができる。タブとスロットとの係合する対の間のこの相対的な係合する力は、カテーテルハブが初期カテーテルチューブ配置後にハウジングの内部空間内で遠位方向に前進するとき、および組み込まれたときのガイドワイヤの前進後、カテーテルハブが起動ランプに接触すると、ハウジングが最初にハウジングの近位端で分離してから、２つのエンドキャップ構成要素で分離することを確実にする。他の例では、タブとスロットの様々な対は、概して、カテーテルハブが起動ランプに接触するとほぼ同時に開くことができる。

第一フレームのベース部分のタブは、本体区画の下壁構造のタブよりも長くすることができる。ベース部分上のタブもまた、エンドキャップ構成要素上のタブよりも長くすることができる。様々なタブの異なる長さは、異なる対応する深さを有するスロットと嵌合または係合し得て、２つのハウジングフレームが結合されてハウジングを形成するときに、ほぼ緊密な継ぎ目を確保するように係合する。いくつかの例では、左右のフレームのそれぞれは、対応するタブおよびスロットと嵌合するスロットおよびタブの両方を有することができ、むしろすべてのスロットが１つのフレームに配置され、すべてのタブが別のフレームに配置される配置を有する。

緊密な外面には、第二フレームのものと同様に、複数の離間した突起または装飾を設けることができる。例では、２つのハウジングのフレームの２つの異なる組の突起は同じとすることができ、同じ間隔を有することができる。他の例では、突起は、異なる形状および／または２つの隣接する突起間の異なる間隔を有することができる。

使用時に、ユーザは、本発明の態様によるＥｘＤカテーテルアセンブリを使用して、超音波プローブを使用する超音波モニタなどの可視化装置からの誘導で標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブに流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリをさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリの挿入角度を下げることができる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサを、ＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグおよび針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。

針およびカテーテルチューブは、ガイドワイヤ上を前進し、ハウジングのノーズ端部が皮膚に接触するかその直前で停止できる。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、ＥｘＤカテーテルアセンブリは、最初にガイドワイヤを前進させることなく前進させることができる。次に、施術者は、親指をカテーテルハブのプッシュタブに置いて、第一および第二ハウジングフレームの一方または両方の１つ以上の起動ランプに対してカテーテルハブを前進させることができる。

カテーテルハブのノーズ端部が２つの起動ランプを押すまでカテーテルハブが遠位方向に押されると、２つのフレームのそれぞれに一対の分力を発生させることができる。これにより、２つのフレームがハウジングのベース端部から分離し得る。カテーテルハブが遠位方向に移動し続けると、２つのフレームは、ベース端部のタブおよびスロットと本体とが互いに完全に分離するまで、さらに分離することができる。この時点で、タブおよび２つのエンドキャップ構成要素の凹部は係合し続け、２つのフレームはそれぞれのリビングヒンジで枢動することができる。次に、ユーザは、カテーテルハブのグリップを維持しながらフリーハンドを使用して、２つのフレームの一方を引っ張り、それらをそれぞれのエンドキャップ構成要素で分離することができる。このとき、カテーテルハブおよびハウジングは互いに自由であることができる。次いで、ユーザは、点滴ラインをカテーテルハブに接続し、それを患者にテーピングして穿刺部位を固定するなど、カテーテルハブの準備を完了することができる。

本発明の態様によるＥｘＤカテーテルアセンブリの代替の実施態様では、左右のフレーム、または第一および第二フレームは、対応するスロットまたは雌型戻り止めに係合するタブまたは雄型戻り止めと共に固定することができる。本実施形態では、本体およびベースにおけるタブまたは雄型戻り止めと、スロットまたは雌型戻り止めとの間の係合は、ハウジングの内部でカテーテルハブが遠位方向に前進するときに分離しないようにすることができる。例えば、タブとスロットとの間の係合は、干渉および／または接着剤、接着または溶接によるものとすることができる。さらに、起動ランプを第一および第二フレームから省いて、前進するカテーテルハブによって径方向の力が発生して２つのハウジングフレームを分離しないようにすることができる。したがって、カテーテルチューブを静脈内にさらに配置するためにカテーテルハブを遠位方向に前進させると、カテーテルハブは、起動ランプなしで、それらを分離するために２つのフレームにいかなる半径方向の力も与えることなく、本体区画の遠位端の空隙空間に到達することができる。代わりに、遠位端のゲートに対するカテーテルハブの遠位当接は、遠位ゲート開口部を開き、次いでハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にする。

前進するカテーテルハブによって遠位に押されると、第一フレームの雄型戻り止めまたはタブは、第二フレームの凹部から解放または分離することができる。凹部は、開口スロットを有することができる。この構造は、タブが、接合縁部に近接する開口部ではなく、側壁なしの凹部の側部開口部を通過することを可能にすることによって、タブと、左右のフレームの２つのエンドキャップ構成要素の凹部とが分離することを可能にする。したがって、半径方向の力を発生させる必要なく、カテーテルハブを遠位方向に２つのエンドキャップ構成要素に押し付けるときに、単に軸方向の力をもたらすことによって、２つの端部構成要素での分離を行うことができる。

したがって、カニューレ挿入後、任意選択的にガイドワイヤ配置後およびカテーテル留置後、のＥｘＤカテーテルアセンブリの最初のまたは先行の実施態様で前述したように、カテーテルハブは、左右のフレームの２つのエンドキャップ構成要素の近位に向いた表面に対して前進することができる。カテーテルハブの前進する力は、タブを凹部から引き離す。この分離は、第二または右フレームのエンドキャップ構成要素の凹部の２つの側壁間の開口側によって促進され得る。すなわち、第一または左フレーム上のタブは、２つの側壁の間の凹部の欠落側によって設けられる間隙を通って、単に外へ摺動することができる。

２つの端部構成要素のタブおよび雌型戻り止めが分離し、２つのフレームが２つのフレームの本体部分およびベース部分のタブおよびスロットによって固定されて保持されると、２つの端部構成要素は、２つのリビングヒンジを中心として、遠位方向に揺動させられる。

例では、２つのリビングヒンジ間の空間または距離は、カテーテルハブの水平状態の寸法または断面の寸法よりも大きい。したがって、２つのエンドキャップ構成要素が２つのリビングヒンジの周りで遠位方向に揺動すると、遠位方向に揺動する端部構成要素によって設けられる空間によって画定されるゲート開口部または遠位ゲート開口部と呼ばれる間隙を有するゲートが開いて、カテーテルハブが通過するための間隙が提供される。揺動するエンドキャップ構成要素は、遠位ゲート開口部を開くように揺動して開くことができるゲートと称されてもよい。実際には、遠位端でゲート開口部を開くためのゲートの開口部により、カテーテルハブは、ゲート開口部または遠位ゲート開口部を介して針ハブおよびハウジングから分離して、針、針ハブ、ハウジング、ならびに使用される場合はガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサから分離することができる。次いで、カテーテルハブを流体の投与のために患者に固定することができる。針、針ハブ、ハウジング、ならびに使用される場合、ガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサは、承認されたプロトコルに従って廃棄または処分することができる。

したがって、本発明の一態様は、内部に配置されたカテーテルアセンブリを有する内部空間を有する多部分ハウジングを含むＥｘＤカテーテルアセンブリを含むと理解される。前記カテーテルアセンブリは、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられ、カテーテルチューブの遠位開口部の遠位に延在する針先端部と共にカテーテルチューブを通って延在する針とを備える。前記針およびカテーテルチューブは、ハウジングの遠位端の開口部を通って突出する。遠位端は、例えば雄型戻り止めと雌型戻り止めとを係合することによって、互いに取り外し可能に取り付けられた２つのエンドキャップ構成要素を含むことができる。雌型戻り止めは、３つの側壁と、少なくとも１つの開口面と、凹部への１つの開口入口とを有する凹部とすることができる。各エンドキャップ構成要素は、リビングヒンジを中心に枢動可能または回転可能なゲートを備えることができる。２つのエンドキャップ構成要素の２つのゲートが枢動または回転して開いて、ハウジングの遠位端のゲート開口部を開くと、針ハブは遠位に移動してゲート開口部を越え、ハウジングから分離することができる。

ＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングを形成するための多部分ハウジングは、第二フレームに取り付けられた第一フレームを含むことができる。２つのフレームは、それらの間に継ぎ目を有することができる。２つのフレームは、接合縁部に沿って取り付けることができる。２つのフレームの一方は、タブまたは雄型戻り止めを備えることができ、他方のフレームは、雄型戻り止めを受け入れて２つのフレームを互いに取り外し可能に固定するための対応するスロットまたは雌型戻り止めを備えることができる。ハウジングの遠位端は、継ぎ目を含むことができる。針およびカテーテルチューブが突出する遠位端の開口部は、２つの壁面上の２つの切り欠きによって形成することができ、２つの壁面が一緒になると、２つの切り欠きによってほぼ円筒形のガイド開口部が形成される。ハウジングの遠位端は、リビングヒンジを含むことができる。好ましくは、ハウジングの遠位端に２つのリビングヒンジがある。間隙を有するゲートは、２つのリビングヒンジの間の距離によって画定することができる。少なくとも１つの開口面が互いに分離しているタブおよび雌型戻り止めの場合、２つのエンドキャップ構成要素は、ハウジングの遠位端でゲート開口部または遠位ゲート開口部を開くために、２つのリビングヒンジの周りを遠位方向に揺動することができる。カテーテルハブは、ゲート開口部または遠位ゲート開口部を出て、ＥｘＤカテーテルアセンブリの残りの構成要素から分離することができ、それは、針、針ハブ、ハウジング、ならびに使用される場合にはガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサを含むことができる。

本発明のさらなる態様によれば、ＥｘＤカテーテルアセンブリは、カテーテルハブに取り付けられたタブエクステンダまたはタブアダプタを含み得、タブアダプタの上部がハウジングの上壁構造の上方に上昇して、施術者が押すかまたは把持するための表面が露出するように、ハウジング開口部を通ってハウジングの長手方向軸に直交して延びる。例では、タブアダプタは、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするために、上壁構造の十分上方にカテーテルハブの一体的に形成されたプッシュタブのプロファイルを延長するように設けられる。あるいは、プッシュタブは、拡張構成で形成することができ、別個に形成されたタブアダプタなしで施術者によって押されるようにそれ自体が露出するために、ハウジングの上壁構造の上方に延在する。

タブアダプタは、プラスチック射出成形などによってプラスチック材料から形成することができる。タブアダプタは、第一端部および第二端部を有する本体を備えることができる。第一端部は、高さに関して第二端部の上方に配置することができる。例では、本体は、仮想の線の上方の中実構造として部分的に形成することができ、チャネルを介して互いに連通する円弧状の第一開口部および円弧状の第二開口部を有する仮想の線の下方のトンネルまたはチャネルを有する。別の実施形態では、本体は中空であり、内部空間または空洞を画定する外面および内面を有する壁構造で形成される。外面と内面との間の壁の厚さは、カテーテルハブを前進させるためにユーザによって加えられる指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有することができる。

タブアダプタは、カテーテルハブ上に装着するためのサイズおよび形状にし得る。例では、タブアダプタは、カテーテルハブおよび本体のチャネル内に位置するハブ本体の上に着座するように構成される。タブアダプタの第一開口部および第二開口部は、カテーテルハブの湾曲した本体の周りにぴったりと嵌合するようなサイズにされ得る。カテーテルハブの軸方向位置に沿った配置、または位置などによって、タブアダプタがカテーテルハブ上にどのように配置されるかに応じて、タブアダプタの第一および第二開口部は、カテーテルハブの特定の輪郭に適合するように同じサイズまたは異なるサイズを有することができる。例では、第一および第二開口部は、半球形、半楕円形もしくは楕円形、または円弧形を有することができる。好ましくは、２つの開口部は、カテーテルハブ本体の上にぴったりと嵌合するようなサイズおよび形状であり、ハブ本体の周りにおいて把持する力を発揮する。２つの開口部は、互いに異なる形状を有することができ、カテーテルハブ本体のサイズおよび輪郭に基づいて選択することができる。

タブアダプタがカテーテルハブ上に取り付けられると、プッシュタブは、タブアダプタの本体の内部空間内に嵌合するように構成される。本体に指による圧力が加えられたときにカテーテルハブに対する滑り、摺動、または移動を防止するために、２つの把持バーが、本体の第二端部に、２つの開口部それぞれの両側に設けられ得る。把持バーは、リブに類似してもよく、カテーテルハブにぴったりと嵌合するための輪郭面を設けることができる。２つの開口部の上部に対して、タブアダプタの本体上の把持バーの位置は、カテーテルハブに取り付けられたときに、２つの把持バーがカテーテルハブ本体の中心線の下にあるように配置されるべきである。第一および第二開口部のサイズおよび形状ならびに２つの把持バーの位置は、タブアダプタがぴったりと嵌合してカテーテルハブ本体を把持するようにする。アダプタは、チャネルおよび２つの開口部をカテーテルハブ本体で摺動させ、カテーテルハブ上のプッシュタブがタブアダプタの内部に位置することを確実にすることによって、使用することができる。チャネルは、タブアダプタをカテーテルハブ上に配置するための開いた側を有することができる。

カテーテルハブのプッシュタブは、本体の近位側の内面に接触することができる。したがって、タブアダプタが施術者によって遠位方向に押されると、タブアダプタの内面は、プッシュタブの近位に向いた表面を押して、プッシュタブ、したがってカテーテルハブを遠位方向に前進させる。例では、タブアダプタの内部空間には、カテーテルハブの遠位前進時にカテーテルハブ本体からの分離に抵抗するために、サイズ適合またはわずかな干渉で、プッシュタブを受け入れるソケットが設けられる。

さらなる例では、第一および第二フレームは、対応するタブまたは雄型戻り止めおよび係合スロットによって継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。任意選択的に、第一および第二フレームは、接着剤または溶接を介して上下の継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。カテーテルアセンブリのカテーテルハブは、２つのゲートが遠位方向に枢動することによって形成されたゲート開口部を介してカテーテルハブが分離することを可能にするように開口する、ゲートアセンブリをハウジングの遠位端に組み込むことによって、ハウジングから分離することができる。本実施形態のハウジングは、一緒に取り付けられたままであり得、遠位開口部のゲートアセンブリのみが作動可能であり、カテーテルハブを分離させることができる。

ＥｘＤカテーテルアセンブリは、使用前に針および針先端部を覆うように針上に配置されるように構成された取り外し可能な保護キャップを含む。保護キャップの近位開口部は、ハウジングのノーズ区画またはノーズ端部と摩擦係合することができる。

タブアダプタまたはタブエクステンダをカテーテルハブの上に配置し、取り付け具によってそこに固定することができる。針ハブは、ベース端部の近位に、ハウジングの外側に延在する。ベントプラグが針ハブに取り付けられ得て、これは空気を抜くことを可能にすることができるが、針ハブおよびベントプラグの内部を流れ得る任意の血液を取り込む。

本延長留置カテーテルアセンブリのハウジングは、それらの間に延在する上部継ぎ目を有する２つのノーズ部分の端部に先端を有するノーズ端部またはノーズ区画を含むことができる。上部継ぎ目は、ノーズ端部の上部を通って延びることができる。同様の対応する下部継ぎ目は、ノーズ端部の下部を通って延びることができる。各ノーズ部分は、各それぞれの第一または第二フレームのエンドキャップ構成要素に接合することができる。各ノーズ部分および各エンドキャップ構成要素は、ゲートまたは回転ゲートと呼ぶことができる。２つのエンドキャップ構成要素からの２つのゲートは、ゲートアセンブリの一部とすることができる。２つのゲートは、第一フレームおよび第二フレームを互いに分離する必要なく、カテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするように揺動して開くことができる。

例では、２つの第一および第二フレームの各々は、下壁区画、上壁区画、および側壁区画を含む壁構造を含む。側壁区画の外面には、円形、細長い、多角形、または不規則な形状の突起として具現化されることができる複数の突起または装飾が設けられ得る。突起は、互いに間隔を置いて配置することができ、美観のために、およびハウジングの２つの側壁上でのハウジングの把持を容易にするために設けることができる。２つのハウジングフレームは、内部カテーテルアセンブリを収容するための内部を有することができる。

例では、図１６の開口部とは異なり、下側の細長い開口部は組み込まれていない。両方のハウジングフレームの下壁は中実であってもよく、継ぎ目に沿って、２つのエンドキャップ構成要素を２つのフレームの残りの部分から分離する間隙まで、互いに接合することができる。この配置により、ノーズエンドの２つのノーズ部分と共に２つのエンドキャップ構成要素がそれぞれのリビングヒンジの周りで揺動して開いて遠位ゲート開口部を開く間、２つのフレームが互いに取り付けられたままになることが可能になる。他の実施形態では、２つのハウジングフレームを、長手方向の間隙まで互いに接合することができる。長手方向の間隙は、以下でさらに説明するように、２つのエンドキャップ構成要素が揺動して遠位ゲート開口部を開くことを可能にする前方間隙まで延在し、流線を描く、またはブレンドすることができる。長手方向の間隙の近位端は、プラスチック射出ゲートまたは入口の射出点として機能することができる。

任意選択のスコアラインを各フレームの壁面に組み込むことができる。スコアラインは、審美的なアピールのために、直線であってもよく、曲線を有してもよく、またはその両方であってもよい。スコアラインは、２つのフレームの壁厚の下壁に形成された溝ラインとして理解される。他の例では、スコアラインを省くことができる。

２つのエンドキャップ構成要素は、２つのリビングヒンジを介して２つの前端壁に取り付けられ得る。２つのエンドキャップ構成要素のそれぞれはノーズ部分に取り付けられてもよく、この組み合わせはゲートまたは回転ゲートと呼ばれることがある。ゲートアセンブリの２つのゲートは、カテーテルハブに取り付けられたタブアダプタに指による圧力が加えられたときに移動し得る遠位ゲート開口部を開くように、カテーテルハブの遠位の移動によって遠位方向に押されたときに揺動して開くことができる。

各ノーズ部分の中空の部分的な円筒によって画定された境界の近位および内側に、前底壁が設けられ得る。各前方ベース壁は、針およびカテーテルチューブの一部を収容するようなサイズおよび形状の切り欠きを有することができる。第一および第二フレームが接合されると、２つの前方ベース壁からの２つの切り欠きは、ハウジング内に配置されたカテーテルアセンブリの針を有する組み合わされたカテーテルチューブの周囲を受け入れるような大きさおよび形状の開口部を画定する周囲を形成する。例では、２つの切り欠きの周囲は、組み合わせがカニューレ挿入および血管アクセス中に遠位方向に進むにつれて、組み合わせ針およびカテーテルチューブを案内するガイド開口部と呼ばれてもよい。２つのベース壁は、第一フレームおよび／または第二フレームの長さに沿って測定される様々な厚さを有することができる。雄型戻り止めは、より厚いベース壁の側部から突出することができる。他の例では、ベース壁は均一な厚さを有することができる。

雄型戻り止めは、代わりに、丸みを帯びた端部を有する細長い本体を有するスタブまたはスタッドとすることができ、第一および第二フレームの各々に設けられてよい。第一フレームの雄型戻り止めは、高さに関して針および／またはカテーテルチューブの上方に配置され、針によって画定された軸に対してほぼ直角に延びることができる。第二フレームの雄型戻り止めは、高さに関して針の下方に配置され、針によって画定された軸に対してほぼ直角に延びることができる。

２つのフレーム上の２つの雄型戻り止めの配置を逆にすることができる。例では、２つの雄型戻り止めは、各雄型戻り止めの先端が針の直径の中間のマークを超えて、好ましくは雄型戻り止めが延びる反対側の針の縁部を超えて延びるように、針の長手方向軸に対して十分な量だけ半径方向に突出できる。他の例では、雄型戻り止めは、雄型戻り止めが延びるそれぞれの面からより短い長さまたは距離だけ延びることができる。雄型戻り止めの長さは、以下でさらに説明するように、対応する受け入れスロットとの係合の量を変えるように選択することができる。

受け入れスロットは、雄型戻り止めの下方に第一フレームを設けることができる。同様に、受け入れスロットは、雄型戻り止めの上方に第二フレームを備え得る。繰り返して述べると、配置は逆であってもよい。各受け入れスロットは、対向するフレームに配置された対応する雄型戻り止めと摩擦係合するように構成された壁構造を備え得る。したがって、第一フレームの受け入れスロットは、第二フレームの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成され得て、第二フレームの受け入れスロットは、第一フレームの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成され得る。

例では、受け入れスロットは、嵌合される雄型戻り止めの２つの表面区画を摩擦係合するように構成された第一壁面および第二壁面を有することができる。例では、第一壁面と第二壁面とは、互いに略直交して配置され得る。好ましくは、各受け入れスロットは、第二壁面の反対側の壁面を有しておらず、これは、その後、雄型戻り止めが、カテーテルハブのノーズ端部などのカテーテルハブ本体が遠位方向に２つのベース壁に当接してこれを押すときに受け入れスロットから分離するための間隙または壁の欠落を設ける。そのように押されると、ゲートアセンブリの２つのゲートは、２つのリビングヒンジの周りを回転して遠位ゲート開口部を開き、次いでカテーテルハブをハウジングから分離させることができる。実施形態では、各受け入れスロットは、各受け入れスロットが三面壁構造を有することができるように、それぞれの第一壁面の反対側の壁面をさらに含むことができる。各受け入れスロットおよびエンドキャップ構成要素の剛性は、わずかな締まり嵌めで、対応する雄型戻り止めを把持するようなサイズにすることができる。

使用時に、ユーザは、保護キャップを取り外した後に、ＥｘＤカテーテルアセンブリを使用して、超音波プローブを使用する超音波モニタなどの可視化装置からの案内で標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブに流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリをさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリの挿入角度を下げる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサを、ＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグおよび針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。

針およびカテーテルチューブは、ガイドワイヤ上を前進し、ハウジングのノーズ端部が皮膚に接触するかその直前で停止することができる。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、最初にガイドワイヤを前進させることなく、ＥｘＤカテーテルアセンブリを前進させることができる。次に、施術者は、ゲートアセンブリに対してカテーテルハブを前進させるために、カテーテルハブに係合するタブアダプタに親指を置くことができる。

カテーテルハブは、カテーテルハブのノーズ端部が２つの端部構成要素の２つのゲートを押すように遠位方向に押されると、遠位方向の力がゲートアセンブリに伝達され、２つの雄型戻り止めまたはスタブまたはスタッドと２つの受け入れスロットとの間の係合によってもたらされる干渉力および／または摩擦力を克服するまたは超える。カテーテルハブが遠位方向に移動し続けると、２つのゲートは、リビングヒンジを中心にして遠位方向に揺動することができる。ユーザは、ハウジングに近位方向の力を加えながら、またはハウジングに安定した保持する力を加えながら、カテーテルハブを遠位方向に移動させ続けて、２つの回転したゲートによって設けられるゲート開口部を通して針ハブを完全に移動させることができる。このとき、カテーテルハブおよびハウジングは互いに自由であることができる。次いで、ユーザは、点滴ラインをカテーテルハブに接続し、それを患者にテーピングして穿刺部位を固定し、任意選択でタブアダプタをカテーテルハブから取り外すなど、カテーテルハブの準備を完了することができる。

態様によるタブアダプタは、プラスチック射出成形などによってプラスチック材料から形成することができる。タブアダプタは、第一端部および第二端部を有する本体を備えることができる。第一端部は、高さに関して第二端部の上方に配置することができる。例では、本体は、以下でさらに説明するように、カテーテルハブから延びるプッシュタブを収容するスロットと、カテーテルハブ本体上に装着するための中空トンネルとを有する中実構造として形成することができる。

本体は、外面および内面と、第一開口部または遠位開口部と、本体の第一開口部とは反対側の第二開口部とを有することができる。２つの開口部の間には、チャネルが設けられ得る。チャネルは、カテーテルハブ上に配置するための開く側を有することができる。外面と内面との間の壁の厚さは、カテーテルハブを前進させるためにユーザによって加えられた指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有することができる。

本体は、審美的アピールのための１つまたは複数の突起または表面特徴（ｓｕｒｆａｃｅｆｅａｔｕｒｅ）を含む遠位に向いた外面を有することができる。遠位に向いた外面は、湾曲していても円弧状であってもよい。突起または表面特徴は、任意選択的に省くことができる。他の例では、突起は、ディンプル、丸いバンプ、成形された突起、ランダムな突起などの他の形状として具現化されることができる。遠位に向いた外面は、２つの側面の間に位置することができる。例では、２つの側面の各々は、変化する表面特徴のない平坦または平面状の壁を有し得る。実施形態では、各側面は、第一面部、テーパ状側面部、および第二面部を有する。第二面部は、第一面部と同様に、平坦または平面状の壁を有することができる。２つの側面における２つの第二面部は、２つの第一面部が規定する幅よりも大きい幅を規定し得る。したがって、タブアダプタの第一端の幅は、タブアダプタの第二端の幅よりも広くてもよい。

タブアダプタの遠位開口部は、複数の縁部区画またはセグメントによって画定された周囲を有することができる。周囲の形状は、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。例えば、周囲の形状は、４辺の縁部区画のみを有することができ、または半円形もしくは部分円形とすることができる。

例では、タブアダプタの近位に向いた表面は、第一面区画および第二面区画を有する。第一面区画は、ほぼ平面であり得るが、変曲線または移行線で第二面区画の平面から傾斜している。第一表面区画は、１つ以上の表面特徴または突起を組み込むことができる。

近位または第二開口部は、半円形または部分円形の縁部によって画定された周囲を有することができる。周囲の形状は、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。例えば、周囲の形状は、複数の縁部セグメントまたは区画によって画定することができ、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。第一および第二開口部は、カテーテルハブ本体の直径の半分以上への把持を確実にするために、カテーテルハブ本体の半分または正中線よりも長く延在するべきである。複数のリブをタブアダプタの内部空洞に組み込んで剛性をもたらすことができる。

本発明の態様によるカテーテルハブは、遠位端にノーズ区画と、近位本体区画とを有する。ノーズ区画は、４つの面を接続する丸いコーナーを有する略正方形の形状を有することができる。他の例では、ノーズ区画は、略円筒形、楕円形、卵形、多角形などを含む他の断面形状を有することができる。近位本体区画は、略円形であり、ノーズ区画よりも胴回りまたは外側輪郭が比較的大きくてもよい。したがって、ノーズ区画と近位本体区画との間にステップアップまたは段付き区画を設けることができる。タブアダプタの開口部は、カテーテルハブ本体の輪郭に適合するように、それに応じてサイズおよび形状を決めることができる。

タブアダプタは、カテーテルハブ上に装着するためのサイズおよび形状にし得る。例では、タブアダプタは、カテーテルハブおよびタブアダプタの本体のチャネル内に位置するハブ本体の上に着座するように構成される。タブアダプタの第一開口部および第二開口部は、カテーテルハブの湾曲した本体の周りにぴったりと嵌合するようなサイズにされる。カテーテルハブの軸方向位置に沿った配置または位置などによって、タブアダプタがカテーテルハブ上にどのように配置されるかに応じて、タブアダプタの第一および第二開口部は、カテーテルハブの特定の輪郭に適合するように同じサイズまたは異なるサイズを有することができる。

例では、第一開口部は、ノーズ区画のほぼ正方形の断面の周りにぴったりと嵌合する形状を有することができ、第二開口部は、近位本体区画の周りに嵌合するように、半球形、半楕円形もしくは卵形、または円弧形を有することができる。好ましくは、２つの開口部は、カテーテルハブ本体の上にぴったりと嵌合するようなサイズおよび形状であり、ハブ本体の周りにおいて把持する力を発揮する。２つの開口部の間に位置するチャネルは、カテーテルハブ上にタブアダプタを配置するために開口した側を有する。

カテーテルハブの上に取り付けられると、カテーテルハブのプッシュタブは、本体の内部空間内に嵌合するように構成される。カテーテルハブのプッシュタブは、本体の近位側の内面に接触することができ、またはタブアダプタとカテーテルハブとの間の固定を向上させるために、内部の雌型戻り止め、凹部、またはソケット内に突出することができる。したがって、使用時に、タブアダプタが施術者によって遠位方向に押されると、タブアダプタの内面、またはアダプタ内の凹部または雌型戻り止めは、プッシュタブの近位に向いた表面を押して、プッシュタブ、したがってカテーテルハブを遠位方向に前進させる。他の例では、カテーテルハブ本体に対するタブアダプタの開口部によってなされる把持はまた、タブアダプタが押されたときにカテーテルハブを前進させるために遠位方向の力をカテーテルハブに伝達することができる。

本発明のなおさらなる態様に従って提供される延長留置カテーテルアセンブリは、カテーテルアセンブリを収容するための内部を有するハウジングを形成するように取り付けられた第一フレームまたは左フレームおよび第二フレームまたは右フレームを有し、カテーテルハブが内部の近位位置から遠位位置に移動し、その後ハウジングから分離することを可能にするハウジングを備える。

ＥｘＤカテーテルアセンブリは、本明細書に記載の他のカテーテルアセンブリと同様であり得るカテーテルアセンブリをさらに含む。カテーテルアセンブリは、少なくとも部分的にハウジング内に配置されて示されている。カテーテルアセンブリは、カテーテルハブと、針ハブと、針先端部で針を覆う保護キャップとを備える。

ハウジングを形成する第一および第二フレームは、カテーテルアセンブリのカテーテルハブをハウジングから解放するために分離することができる。第一および第二フレームは、前述のように、対応するタブまたは雄型戻り止めおよび係合スロットによって継ぎ目に沿って互いに取り付けることができ、それによって係合が分離されることができる。

任意選択的に、第一および第二フレームは、タブおよび戻り止めに加えて、またはタブおよび戻り止めを使用する代替として、接着剤または溶接を介して上下の継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。２つのハウジングフレームが分離しない場合、またはハウジングがより小さいハウジング構成要素に分離されることができる場合、ハウジングには、カニューレ挿入および血管アクセス後のハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にするゲートアセンブリを設けることができる。

代替的な実施形態では、ハウジングは、本明細書に記載の左フレームおよび右フレームの代わりに、上フレームおよび下フレームを表す２つのハウジングフレームから組み立てることができる。例えば、上フレームは、図１の開口部１９６と同様の本体開口部を有することができ、下フレームは、図４の閉じた底壁と同様の閉じた底壁を有することができ、これは任意選択的に１つまたは複数の小さな通気口または開口部を有することができる。したがって、２つの代替フレーム間の継ぎ目は、他の場所に示され説明されている継ぎ目から回転される。

さらに別の例では、ハウジングは、左右のフレームまたは上下のフレームの代わりに、前フレームおよび後フレームを表す２つのハウジングフレームから組み立てることができる。言い換えると、ハウジングは、ハウジングの遠位端と近位端との間のどこかに位置する継ぎ目に沿って組み立てることができる。

さらに別の代替実施形態では、カテーテルハブをその中に位置決めするためのハウジングは、一体的に形成され、遠位開口部および近位開口部を備えることができる。本明細書に記載のゲートアセンブリは、遠位開口部に取り付けることができ、針ハブおよび／またはベントプラグは、使用準備完了位置において近位開口部から延出することができる。

さらに別の実施形態では、タブアダプタは、第一端部および第二端部を有する本体を備えることができる。第一端部は、高さに関して第二端部の上方に配置することができる。例では、本体は、以下でさらに説明するように、カテーテルハブから延びるプッシュタブを収容するスロットと、カテーテルハブ本体上に装着するための中空トンネルとを有する中実構造として形成することができる。

本体は、外面および内面と、第一開口部または遠位開口部と、第一開口部とは反対側の本体端部の第二開口部とを有することができる。２つの開口部の間には、チャネルが設けられ得る。チャネルは、カテーテルハブに取り付けるための開口した側面を有することができる。外面と内面との間の壁の厚さは、カテーテルハブを前進させるためにユーザによって加えられた指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有する。

タブアダプタの本体は、審美的アピールのために１つ以上の突起または表面特徴を含む遠位に向いた外面を有することができる。遠位に向いた外面は、弓形または湾曲していてもよい。突起または表面特徴は、任意選択的に省くことができる。他の例では、突起は、ディンプル、丸いバンプ、成形された突起、ランダムな突起などの他の形状として具現化されることができる。

遠位に向いた外面は、２つの側面の間に位置することができる。例では、２つの側面の各々は、変化する表面特徴のない平坦または平面状の壁を有し得る。しかし、２つの側面は湾曲して、湾曲した端部断面を設けることができる。

凹んだ溝またはレース（ｒａｃｅ）は、タブアダプタの２つの側面の各々の第一面部分と第二面部分との間に位置することができる。２つの側面の２つの第二面部分は、略平面であって互いに平行であってもよく、それにより２つの側面の少なくとも一部に沿って、概ね一定の外形寸法を画定する。２つの第一面部分は、互いに略平行であってもよい。例では、２つの側面の２つの第一面部分は、第二端部から第一端部に向かう方向に内向きに先細になる。

突起は、タブアダプタの２つの側面の少なくとも一方に組み込まれ、タブアダプタの長手方向軸の半径方向に延びることができる。突起は、傾斜面と、傾斜面と交差する平坦な端面とを含むことができる。他の例では、突起は、半球状のドーム、または非球形のドームの直線状の側面および平坦な端面から形成することができる。使用時に、突起は、ハウジングの遠位端でゲートアセンブリに当接または接触するように配置されて、ゲートをより広く開き、ハウジングとカテーテルハブとの間の分離を可能にすることができる。例では、ゲートアセンブリが両方の突起によって当接され得るように、タブアダプタの２つの側面のそれぞれに突起が設けられる。

タブアダプタの遠位開口部は、複数の縁部区画またはセグメントによって画定された周囲を有することができる。周囲の形状は、タブアダプタが取り付けられる、またはその上に取り付けられるように構成されているカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。例えば、周囲の形状は、４辺の縁部区画のみを有することができ、または半円形もしくは部分円形、またはカテーテルハブの外側輪郭の任意の対応する形状とすることができる。しかし、周囲の形状は、タブアダプタがカテーテルハブと共に使用され、取り付け具によってそれに固定されるために、カテーテルハブの輪郭に正確に一致する必要はない。

例では、タブアダプタの近位に向いた表面は、第一面区画および第二面区画を有する。第一面区画は、ほぼ垂直または上方に延在する壁を有するランプなど、概ね湾曲、弓形、または傾斜していてもよい。第二面区画は、湾曲していても円弧状であってもよく、大半が水平または平坦であってもよい。第一面区画および第二面区画は、互いに接続または接合され、遠位に向いた表面の弓形の外面と同様に、共にジャンプまたはランプに似ている。近位に向いた表面の第一表面区画は、１つまたは複数の表面特徴または突起を組み込むことができる。

例では、タブアダプタの近位または第二開口部は、半円形または部分円形の縁部によって画定された周囲を有することができる。第二開口部の周囲の形状は、タブアダプタが取り付けられる、または上に取り付けられるように構成されたカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。例えば、周囲の形状は、複数の縁部セグメントまたは区画によって画定することができ、タブアダプタが取り付けられる、またはその上に取り付けられるように構成されているカテーテルハブの形状に応じて変化し得る。

いくつかの例では、第二開口部の周囲の形状は、タブアダプタがカテーテルハブと共に使用され、取り付け具によってそれに固定されるために、カテーテルハブの輪郭に正確に一致する必要はない。第一および第二開口部の周囲は、同じであってもよく、または互いに異なっていてもよい。第一および第二開口部は、カテーテルハブ本体の直径の半分以上への把持を確実にするために、カテーテルハブ本体の半分または正中線よりも長く延在するべきである。

実施形態では、タブアダプタの遠位に向いた外面には、槍または矢に似た先端部を有するより小さな先端に向け狭まる狭窄先端部が設けられる。したがって、遠位に向いた表面およびタブアダプタの２つの側面は、やや尖っているが広い矢に似て広がる鋭角の先端部を画定するように収束することができる。遠位に面する外面の先端部の高さに関して真下に延長部が設けられている。例では、延長部は、タブアダプタの本体と共に形成された細長いステムまたはバーとして成形することができる。延長部は、狭窄先端部を有する細長い形状を有する側縁部および底縁部を有することができる。延長部の狭窄先端または先端部は、遠位に面する外面の先端部の遠位に配置することができる。代替的な実施形態では、延長部は省いてもよい。延長部は、タブアダプタと一体的に形成することができ、側縁の１つをタブアダプタの下側面と共有することができる。

タブアダプタの作動端は、延長部の狭窄先端または先端部、および遠位に向いた表面の狭窄先端または先端部の一方または他方または両方を含むことができる。作動端は、タブアダプタの遠位端に設けることができる。作動端は、ハウジングの遠位端に配置されたゲートアセンブリの２つのゲートを分離し、タブアダプタに取り付けられたカテーテルハブが、静脈穿刺に成功した後にハウジングから分離するためのクリアランスを設けるように構成され得る。

例では、ゲートアセンブリは、先端を有するノーズ端部を備えることができる。ノーズ端部は中空であり、ボアを画定することができる。ゲートアセンブリは、上部継ぎ目および下部継ぎ目をさらに備え、これにより、以下でさらに説明するように、ゲートアセンブリが上部継ぎ目および下部継ぎ目で分離し、２つの枢動可能または回転可能なヒンジの周りで遠位に揺動することが可能になる。上部継ぎ目は、ノーズ端部の上部を通って延びる。同様の対応する下部継ぎ目は、ノーズ端部の下部を通って延びることができる。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。

ゲートアセンブリは、クラム形状またはクラムシェル（ｃｌａｍ－ｓｈｅｌｌ）形状であってもよく、本発明の態様による、組み立てられたゲートアセンブリを形成するために組み合わせることができる第一ゲートおよび第二ゲートを有する本体を備える。例では、２つのゲートは、プラスチック射出成形などの成形によって形成することができ、製造および組み立て中に対を一緒に保持するためのタイストリップを含むことができる。随意に、タイストリップを省くことができ、対応する対のゲートを関連付けるために他の追跡および監視を使用することができる。

第一および第二ゲートの両方は、その近位に延在する壁区画およびその遠位に延在する壁区画を有するバリア壁を有する本体区画を有することができる。各ゲートは、雄型戻り止め、またはステムまたはスタッドと、対向するゲートの対応する受け入れスロットおよび雄型戻り止めと係合するための受け入れスロットとをさらに備えることができる。各受け入れスロットは、嵌合する雄型戻り止めが欠落した側を通って揺動することができるように、少なくとも１つの開口した側または欠落した側を有することができる。例えば、各受け入れスロットは、三面を有することができ、雄型戻り止めを干渉して受け入れるようなサイズおよび形状とすることができる。したがって、負荷がゲートに加えられると、以下でさらに説明するように、各雄型戻り止めは、対応する受け入れスロットの欠落した壁を通り過ぎて滑り、ゲートが揺動して開くことを可能にすることができる。第一および第二ゲートは、それぞれのリビングヒンジの周りを遠位方向に揺動することができる。

各ゲートは、各ノーズ部分または各遠位壁の中空の部分的な円筒によって画定される境界の内側に、前底壁を備える。各前方ベース壁は、針およびカテーテルチューブの一部を収容するようなサイズおよび形状の切り欠きを有することができる。第一および第二フレームが接合されると、２つの前方ベース壁からの２つの切り欠きは、組み合わされたカテーテルチューブと針の周囲を受け入れるような大きさおよび形状の開口部を画定する周囲を形成する。開口部は、カニューレ挿入および血管アクセス中のカテーテルチューブおよび針を前進させている間に、カテーテルチューブおよび針を誘導するためのガイド開口部であると考えることができる。

例では、ゲートアセンブリの２つの切り欠きの周囲は、組み合わせがカニューレ挿入および血管アクセス中に遠位方向に進むにつれて、組み合わせ針およびカテーテルチューブを案内するガイド開口部と呼ばれてもよい。２つのベース壁は、第一フレームおよび／または第二フレームの長さに沿って測定される様々な厚さを有することができる。雄型戻り止めは、より厚いベース壁の側部から突出することができる。他の例では、ベース壁は均一な厚さを有することができる。

雄型戻り止めは、第一および第二ゲートのそれぞれに設けられ得る。第一ゲートおよび第二ゲートの各々の雄型戻り止めは、受け入れスロットとは反対の切り欠きの側に位置することができる。例では、２つの雄型戻り止めは、各雄型戻り止めの先端が針の直径の中間のマークを超えて、好ましくは雄型戻り止めが延びる反対側の針の縁部を超えて延びるように、針の長手方向軸に対して十分な量だけ半径方向に突出できる。他の例では、雄型戻り止めは、雄型戻り止めが延びるそれぞれの面からより短い長さまたは距離だけ延びることができる。雄型戻り止めの長さは、対応する受け入れスロットとの係合の量を変えるように選択することができる。

ゲートの各受け入れスロットは、対向するゲートに配置された対応する雄型戻り止めと摩擦係合するように構成された壁構造を備え得る。第一フレームまたは左フレームと共に位置する第一ゲートの受け入れスロットは、第二フレームと共に位置できる第二ゲートの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成でき、第二ゲート上の受け入れスロットは、第一ゲート上の雄型戻り止めと摩擦係合するように構成される。

例では、受け入れスロットは、雄型戻り止めの２つの表面区画に摩擦係合するように構成された第一壁面および第二壁面を有することができる。例では、第一壁面と第二壁面とは、互いに略直交して配置されている。好ましくは、各受け入れスロットは、第二壁面の反対側の壁面を有さないか、または開口スロットまたはチャネルを画定するように欠落壁区画を有し、これはそのとき、タブアダプタの先端部が遠位方向に２つのベース壁に当接してこれを押すときに雄型戻り止めが受け入れスロットから分離するためのクリアランスを設ける。そのように押されると、２つのゲートは、ゲートを開いてカテーテルハブをハウジングから分離させるために、２つのリビングヒンジの周りを回転する。実施形態では、各受け入れスロットは、各受け入れスロットが三面壁構造を有するように、それぞれの第一壁面の反対側の壁面をさらに含むことができる。各受け入れスロットの剛性は、わずかな締まり嵌めで、対応する雄型戻り止めを把持するようなサイズにすることができる。

ゲートアセンブリの２つのゲートの組み立ては、第一ゲート上に配置されたフックアームが、第二ゲートハウジング上の対応する雌型戻り止めに引っ掛かるか、または係止することによって容易にし得る。他の例では、フックアームおよび雌型戻り止めの位置は逆転することができる。したがって、直前で述べた雄型戻り止めと受け入れスロットとの組み合わせによって提供される摩擦力に加えて、ゲートアセンブリのクラムシェルまたはクラム形の構造は、フックアームおよび雌型戻り止めを介して一緒に保持することができる。いくつかの例では、フックアームおよび雌型戻り止めを省くことができ、一対の雄型戻り止めと受け入れスロットとの間の干渉を増加させて、第一および第二ゲートを一緒に保持するために必要な係合を提供することができる。さらに他の例では、一対の雄型戻り止めおよび受け入れスロットに、返し（ｂａｒｂｓ）などの正の係合手段を組み込んで、追加の係合する力をもたらすことができる。

フックアームと雌型戻り止めとの組み合わせは、ノーズ端部の穴を通過する軸に対して半径方向に保持する力をもたらし得る。しかしながら、前述のような、タブアダプタが遠位方向に移動してカテーテルチューブを患者の静脈内に前進させるときなど、タブアダプタ上の延長部の先端部など、タブアダプタの作動端によって遠位方向に当接して押されると、フックアームは変形して雌型戻り止めから分離する。フックアームが撓んで雌型戻り止めから分離するのとほぼ同時に、雄型戻り止めは２つのゲート上で対応する受け入れスロットから分離する。

バリア壁の近位に延びる近位壁区画のうちの２つは、ゲート側壁と呼ぶことができる。例では、２つのゲート側壁は、第一および第二ゲートの対応するバリア壁に旋回可能に接続され得る。例では、各枢動可能または回転可能な接続部はリビングヒンジであり、ゲート側壁とバリア壁とを接合するなど、２つの隣接する区画を接合する、成形中に形成された、一体的に形成された薄い区画または薄いプラスチックストリップを意味すると理解される。薄いプラスチックストリップは、２つの接合された隣接する部分がリビングヒンジを中心に枢動または回転することを可能にする。

各ゲート側壁にはフランジを設けることができ、２つまたは３つの離間したフランジなど、複数のフランジが考えられる。２つのフランジの各セット、または少なくとも１つのフランジ、およびゲート側壁は、ハウジングの遠位端のスロットに嵌合してゲートアセンブリをハウジングに保持するためのキーを画定することができる。キーは、リビングヒンジを介して各ゲートの本体区画から延在することができ、キーは、本体区画がリビングヒンジを中心に回転することを可能にするようにハウジングに取り付けることができる。

第一および第二ゲートは、それらの間を通過する継ぎ目を有することができる。タブアダプタの作動端などによって２つのゲートが遠位方向に押されて分離すると、継ぎ目で分離が生じる。継ぎ目は、２つの隣接する近位壁区画の間に延在する。壁区画は、偏向壁（ｄｅｆｌｅｃｔｉｏｎｗａｌｌ）と呼ぶことができる。各偏向壁は、近位縁部６３８を有する。近位縁部は、異なる縁部区画を有することができる。近位縁部の異なる縁部区画は、直線縁部または湾曲縁部を有することができる。２つの比較的直線状の縁部は、エルボ、半径、または角度によって接合され、鋭角または鈍角とすることができる。２つの偏向壁の２つの隣接する直線縁部区画は、継ぎ目で収束する。継ぎ目２３２にある、または継ぎ目によって二分された２つの隣接する縁部区画は、当接する縁部を画定する。当接する縁部は、タブアダプタがＥｘＤカテーテルアセンブリの使用中に遠位方向に前進するときに、遠位に向いた外壁面の先端部などによって、タブアダプタの作動端によって当接または押されるように構成される。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、ゲートアセンブリの当接縁部または組み合わせフックアームおよび雌型戻り止めに押し付けるための、狭窄先端または先端部などの作動端を有するタブアダプタを含むと理解される。例では、タブアダプタは、先端部が遠位に向いた外面上に配置された先端と、高さに関して遠位に向いた外面の下に配置された延長部上に配置された先端部との両方を有する。２つの先端部は、タブアダプタの作動端の一部とすることができる。いくつかの例では、遠位方向に向いた外面の先端部は、２つの先端部が２つの異なる平面に沿って２つの異なる表面に接触するように、延長部の先端部の近位に配置される。例では、延長部の先端部は、遠位に向いた外面の先端部によって当接される表面の遠位に位置する表面に当接するように構成される。

２つのゲートの閉方向への移動は、フックアームを雌型戻り止めに係合させ、２つの雄型戻り止めを２つの受け入れスロットに係合させて、クラムシェル形状構造を囲むことができる。２つの係合されたハウジング区画は、接着剤または接着部材を追加することなく係合することができる。

例では、ハウジングには、遠位端に２つの受け入れスロットを設けることができ、１つは第一または左フレームにあり、１つは第二または右フレームにある。例では、各受け入れスロットは、第一壁スラブおよび第二壁スラブによって形成することができる。各受け入れスロットの第一および第二壁スラブは、キーを受け入れるためにそれらの間に中空空間を画定する。

ゲートアセンブリは、２つのゲートの各々で形成されたキーを有することができる。例では、各ゲートは、ゲート側壁の表面から外側に突出する１つまたは複数のフランジまたは突起を有するゲート側壁を備えることができる。組み合わせゲート側壁および１つまたは複数のフランジは、ハウジングの遠位端の受け入れスロットの中空空間内に嵌合するようなサイズおよび形状の、キー６３３と呼ばれるプロファイルまたは輪郭を画定することができる。したがって、ゲートアセンブリがハウジングに組み立てられると、第一および第二ゲート上の２つのキー６は、２つの受け入れスロット内に摺動し、摩擦、干渉、および／または機械的係合によってそこに保持される。組み立てられると、ゲートアセンブリは、ハウジングの遠位端に固定され、２つのゲートは、ハウジングに組み立てられたカテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするなど、揺動して開くように、それぞれのリビングヒンジを中心に揺動できる。

第一壁スラブと第二壁スラブとの間に間隙を設けることができる。間隙は、リビングヒンジに隣接するゲート側壁の壁構造を収容するために設けることができる。間隙は、第一壁スラブと第二壁スラブとを互いに接合できるリブによって、中空空間への開口部の反対側の端部で区切られてよい。第一壁スラブは、ゲートアセンブリのゲート側壁上の少なくとも１つのフランジによって画定される輪郭を受け入れるようなサイズおよび形状にすることができる輪郭の壁構造を有することができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、単一部品として成形されたハウジングを有すると理解される。ハウジングは、一部が円筒形であり、一部が矩形であってもよい。ハウジングの矩形部分はベースであってもよい。いくつかの実施形態では、ハウジングは完全に円筒形であってもよい。ハウジングの上部のゲート開口部は、ハウジングを長手方向に二分することができる。ゲート開口部を広げることによってハウジングを開くことにより、カテーテルハブを本体開口部を通してハウジングの内部空間から取り外すことが可能になり得る。

いくつかの実施形態では、ゲート開口部はリビングヒンジであってもよい。リビングヒンジは、ゲート開口部が半径方向の力で引き離されるときに分離することができる。いくつかの実施形態では、ゲート開口部は壊れやすいリビングヒンジであってもよい。壊れやすいリビングヒンジは、ゲート開口部が引き離されたときにリビングヒンジとゲート開口部との分離を容易にする穿孔を有することができる。

ロックは、ゲート開口部をそのままに保つための追加の補強として機能することができる。ロックは、ノーズ端部と本体開口部との間のハウジングのノーズ区画に配置することができる。いくつかの実施形態では、ゲート開口部にその長さに沿って複数のロックがあってもよい。ロックは、ゲート開口部によるハウジングの二等分によって形成される二面の戻り止め係合であってもよい。戻り止めの係合は、ゲート開口部を引き離すためにハウジングに追加の半径方向の力を加えることによって解除することができる。戻り止め係合の雄型戻り止めおよび雌型戻り止めは、ゲート開口部に対して交互の側にあってもよい。

ハウジングのベースは、ベースのスカートからハウジングの近位端まで延在する上部開口部を有することができる。スカートは矩形であってもよい。スカートは、丸みを帯びた縁部を有してもよい。円形および三角形などの他のスカート形状も考えられる。

可動ブリッジまたは複数の可動ブリッジが開口部を覆って延びてもよい。可動ブリッジは、ゲート開口部と同一直線上にあり得る分割縁部または移動縁部を有することができる。いくつかの実施形態では、縁部は、リビングヒンジで互いに接続されてもよい。いくつかの実施形態では、縁部は、壊れやすいリビングヒンジで互いに接続されてもよい。縁部は、縁部から外方を向くベースに半径方向の力を加えることによって分割することができる。

ベースは、その側面から延在するウイングを有することができる。皮膚が穿刺されると、ウイングは、カテーテルアセンブリを患者に向かって前進させるように保持されてもよい。ウイングは、取り扱いを改善するために突出グリップを有することができる。ウイングはまた、ハウジングに半径方向の力を加えるために、ベース開口部の反対方向を意味する下方に押されてもよい。いくつかの実施形態では、ウイングを押し下げることは、可動ブリッジを分割するのに十分なだけの力を加えることができる。いくつかの実施形態では、ウイングを押し下げることにより、可動ブリッジ、ゲート開口部を含む１つまたは複数の構成要素を分割し、およびロックをロック解除することができる。そのような実施形態では、１つまたは複数の構成要素を分割する能力は、ハウジングの長さおよび／または材料特性に依存し得る。例えば、ハウジングが短いほど、ハウジングの長さに亘り力が移動する距離が短くなり、この場合、ウイングとノーズ端部との間で生じる力の散逸が少なくなる。別の例では、より低い延性または硬度を有する材料から構成されたハウジングは、可動ブリッジ、ゲート開口部、およびロックのうちの１つまたは複数がより容易に分割することを可能にすることができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、ベースを有するハウジングを有すると理解される。ベースは、針ハブからのフラッシュバックを注視するための上部開口部を有することができる。ハウジングは、カテーテルハブを収容する内部空間へのアクセスをもたらす本体開口部をさらに有してもよい。カテーテルハブは、カテーテルハブから延びて本体開口部から出るプッシュタブを介して遠位位置に押されて、一旦体内に入るとカテーテルチューブを完全に前進させることができる。本体開口部は、ベースのスカートと近位区画カバーとの間に延在してもよい。近位区画カバーは、カテーテルアセンブリが患者に対してより近位の位置から保持されることを可能にし得る。したがって、より大きな手を収容することができ、より多くの保持位置を利用可能にすることにより、制御を改善することができる。ベースは、近位区画カバーまで長方形であってもよく、これは円筒形であってもよい。いくつかの実施形態では、ベースは、完全に長方形または完全に円筒形であってもよい。

ハウジングの上部のゲート開口部は、ノーズ端部と近位端部との間でハウジングを長手方向に二分することができる。近位区画カバーを有し、したがってゲート開口部を有することにより、ノーズ端部から近位端部までの全体にわたってハウジングを二分することにより、ハウジングに追加の構造的補強を付与することができる。したがって、ハウジングの内部空間からカテーテルハブを取り外すために、近位区画カバーのないカテーテルアセンブリよりもゲート開口部を広げるために追加の力が必要とされ得る。いくつかの実施形態では、ゲート開口部はリビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、ゲート開口部は壊れやすい（ｆｒａｎｇｉｂｌｅ）リビングヒンジであってもよい。

近位区画カバーは、ウイングを有することができる。カテーテルハブを取り外すために、ウイングが、ベース開口部の反対方向を意味する下方に押されると、ウイングおよびノーズ端部がそのようなカテーテルアセンブリよりもさらに離れており、ゲート開口部が、そのようなアセンブリと異なりベース開口部の近位でハウジングを二分し続けるので、近位区画カバーのない、より短いカテーテルアセンブリよりも大きな力が必要とされ得る。いくつかの実施形態では、追加の補強が望ましくない場合、ハウジングは、前述の制約にもかかわらずハウジングからカテーテルハブをより容易に取り外すことを可能にするために、近位区画カバーのないカテーテルアセンブリよりも低い延性または硬度を有する材料で構成することができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、別個の部品から構成されたハウジングを有すると理解される。ハウジングは、第一フレームおよび第二フレームを有してもよい。第一および第二フレームは、ヒンジまたは複数のヒンジによって一緒に保持されてもよい。ヒンジは、ハウジングの底部に配置されてもよい。第一フレームはヒンジの雄部を有し、第二フレームはヒンジの雌部を有してもよい。他の実施形態では、第一フレームはヒンジの雌部を有してもよく、第二フレームはヒンジの雄部を有してもよい。ピンは、雄部および雌部の両方を通過することができる。いくつかの実施形態では、雄部は、ピンを使用する代わりに雌部に挿入可能であってもよい。

いくつかの実施形態では、ハウジングは、単一部品として構成されてもよい。そのような実施形態では、ヒンジはリビングヒンジであってもよい。そのような実施形態のいくつかでは、ヒンジは、従来のヒンジ、例えばドアの開閉に一般的に使用されるヒンジに似ていてもよい。ヒンジは、第一フレームが開き、開位置において第二フレームから垂れ下がることを可能にし得る。

第一および第二フレームは、ハウジングの上部に上部継ぎ目を有し、ハウジングの底部に下部継ぎ目を有してもよい。上部および下部継ぎ目は、ハウジングを二等分してもよい。上部および下部継ぎ目は、リビングヒンジ、壊れやすいリビングヒンジであっても、または離間していてもよい。いくつかの実施形態では、上部継ぎ目のみが、リビングヒンジまたは壊れやすいリビングヒンジであってもよい。そのような実施形態のいくつかでは、下部継ぎ目のみが、リビングヒンジまたは壊れやすいリビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、上部継ぎ目および下部継ぎ目のうちの１つがリビングヒンジであり得ながらも、上部継ぎ目および下部継ぎ目のうちの別の１つが壊れやすいリビングヒンジであり得る。いくつかの実施形態では、上部および下部継ぎ目の一方が壊れやすいリビングヒンジであってもよい一方で、上部および下部継ぎ目の他方リビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、上部および下部継ぎ目のいくつかの部分は、リビングヒンジであってもよく、いくつかの部分は、壊れやすいリビングヒンジであってもよい。上部継ぎ目および／または下部継ぎ目のリビングヒンジおよび／または壊れやすいリビングヒンジは、上部および下部継ぎ目、から離れる方向に向けられた半径方向の力をハウジングに加えて、第一フレームを、閉状態から開状態に引き下げることによって、分離することができる。半径方向の力は、ベースの近位区画カバー上に位置するウイングを押し下げることによって加えることができる。上部継ぎ目は、高さに関して下部継ぎ目の上方に配置される。

ハウジングのベースは、スカートによってハウジングの残りの部分から分離されてもよい。いくつかの実施形態では、近位区画カバーは除去されてもよく、ウイングは、ベースの面、から延出してもよい。いくつかの実施形態では、面は、把持の改善をもたらすために突出部を有することができる。

ウイングに加えて、またはウイングの代わりに、半径方向の力を、ハウジングから延びるレールを押し下げることによって加えることができる。レールは、スカートからノーズ区画まで延在することができる。レールは、ハウジングの内部空間へのアクセスを提供する本体開口部から幅方向に延在することができる。レールは、レールの下とハウジングとの間に延在する１つまたは複数のレール脚部で支持されてもよい。

ロックは、上部継ぎ目および下部継ぎ目をそのままに保つための追加の補強として機能することができる。ロックは、上部継ぎ目を中断することができる。ロックは、ノーズ端部と本体開口部との間のハウジングのノーズ区画に配置することができる。いくつかの実施形態では、複数のロックがあってもよい。いくつかの実施形態では、ロックは、第一および第二フレームの戻り止め係合であってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めを持ち上げて雌型戻り止めから解放するために、タブを係合から押し出すことによって、戻り止め係合を解除することができる。タブは、雄型戻り止めと同じフレーム上に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第二フレーム上にあってもよく、雌型戻り止めは第一フレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第一フレーム上にあってもよく、雌型戻り止めは第二フレーム上にあってもよい。

タブは、フィンに似た湾曲形状を有してもよい。タブの内側曲線は、粗面を有することができる。粗面は、把持の改善をもたらすことができる。いくつかの実施形態では、タブは除去されてもよい。そのような実施形態では、戻り止め係合は、第一フレームを閉状態から開状態に引き下げるときにハウジングに追加の半径方向の力を加えることによって解除され得る。

カテーテルアセンブリのカテーテルハブは、カテーテルハブから延びて本体開口部から出るプッシュタブを介して遠位位置に押されて、一旦体内に入るとカテーテルチューブを完全に前進させることができる。遠位位置では、カテーテルハブは、ノーズ区画によって部分的に覆われてもよい。また、遠位位置では、プッシュタブは、ノーズ区画に当接して、ノーズ区画内へのカテーテルハブのさらなる移動を停止することができる。

第一フレームは、ヒンジによって第二フレームから開いて垂れ下がってもよい。第一フレームは、ヒンジを除いて下部継ぎ目で第二フレームに接触しなくてもよい。リビングヒンジおよび／または壊れやすいリビングヒンジである上部継ぎ目を有する実施形態では、上部継ぎ目は、ハウジングに半径方向の力を加えることによって引き裂かれて開くことができる。

針ハブは、ハウジングが第一フレームから開かれた後に針ハブが内部空間から脱落しないように、第二フレームに緊密に嵌合させてもよい。他の実施形態では、ハウジングの１つ、いくつか、またはすべての特徴および／または構成要素の位置は、ハウジングを第二フレームから開くことができるように、対向するフレームに切り替えることができる。

カテーテルハブを定位置に保持しながらノーズ区画を横方向に移動させることによって、カテーテルハブをハウジングから取り外すことができる。その後、カテーテルハブは、患者に取り付けられたままであってもよい。カテーテルハブがアセンブリから取り外されると、針が露出し得る。針は、針がカテーテルハブから引き抜かれるときに、カテーテルハブの内側に配置された針ガード（図示せず）と係合することができる。針ガードは、針の穿刺を防止することができる。その後、針、針ハブ、およびハウジングを安全に廃棄することができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、単一部品から構成されたハウジングを有すると理解される。ハウジングは、ヒンジを有してもよい。ヒンジは、リビングヒンジであってもよい。ヒンジはピンを有していなくてもよい。ハウジングは、ハウジングを閉じたままにするためにロックまたは複数のロックを有することができる。ロックは、タブを特徴としなくてもよい。ハウジングは、ハウジングの近位のベースから保持されてもよい。ウイングまたは近位区画カバーは省いてもよい。したがって、ベースは、近位端で開いていてもよい。針ハブは、ベースから近位に延びてもよい。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、別個の部品から構成されたハウジングを有するものと理解される。ハウジングは、第一フレームおよび第二フレームを有してもよい。第一および第二フレームは、第一および第二フレームの戻り止め係合によって一緒に保持されてもよい。戻り止め係合は、ノーズ端部と本体開口部との間のハウジングのノーズ区画に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、第一および第二フレームの複数の戻り止め係合が存在してもよい。いくつかの実施形態では、戻り止め係合は、第一および第二フレームを切り離すハウジング上のボタンを押すことによって解除されてもよい。第一および第二フレームが切断されると、カテーテルハブは、ハウジングの内部空間から解放され得る。

ボタンは、ボタンが押し下げられたときに戻り止め係合を解除するためにハウジングに半径方向の力を加える１つまたは複数の傾斜した側面を有することができる。ボタンは、ボタンハウジング内に収容されてもよい。ボタンは上面を有してもよい。上面を直接接触させてボタンを押し下げることができる。上面は円形であってもよい。楕円形、正方形、および長方形などの上面の他の形状も考えられる。ボタンは、ハウジングのベース上の本体開口部の近位に配置することができる。針ハブは、内部空間内からベースの外に延在してもよい。ベースは、針ハブの半分以上が露出するように寸法決めされてもよい。いくつかの実施形態では、ボタンは、戻り止め係合を解除するためにハウジングに半径方向の力を加えることによってラッチ解除されるラッチに、置き換えることができる。

いくつかの実施形態では、戻り止め係合の雄型戻り止めは第二フレーム上にあってもよく、戻り止め係合の雌型戻り止めは第一フレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第一フレーム上にあってもよく、雌型戻り止めは第二フレーム上にあってもよい。戻り止め係合が完全に係合解除され、第一および第二フレームが互いに完全に取り外されると、カテーテルハブをハウジングから引き抜くことができる。いくつかの実施形態では、部分的に係合解除された状態は、ボタンが部分的にのみ押し下げられた結果であり得る。いくつかの実施形態では、部分的に係合解除された状態は、ボタンが完全に押し下げられた結果であり得、フレームは、互いからの取り外しを完了するために追加の半径方向の力を必要とし得る。例えば、各フレームは、片手で把持され、部分的に係合解除された状態から引き離されてもよい。

ボタンが押下された状態にあるとき、ボタンハウジングは分離してもよく、ボタンハウジングの第一半体は第一フレーム上にあり、ボタンハウジングの第二半体は第二フレーム上にあってもよい。ボタンハウジングは、１つまたは複数の傾斜した側壁を有することができる。傾斜した各側壁は、各側面を摺動可能に受け入れることができる。ボタンが押し下げられると、側壁および側面のランプは整列することができ、そのため、ボタンハウジングが分離しない限り、ボタンが下に移動するための空間は残されず、各側面は傾斜した各側壁に力を加えることができる。

１つ以上の雄タブと、１つ以上の雄タブと係合することができる１つ以上の雌タブとは、ボタンハウジングの第一および第二半体から延在してもよい。雄タブは、第一半体の各側面から延在してもよく、雌タブは、第二半体の各側面から延在してもよい。他の実施形態で、雄タブは、第二半体の各側面から延在してもよく、雌タブは、第一半体の各側面から延在してもよい。他の実施形態では、側面の一方が雄タブを有してもよく、他方の側面が雌タブを有してもよく、側面の一方が雌タブを有してもよく、他方の側面が雄タブを有してもよい。

雌タブの１つは、ボタンの凹部と摺動可能に係合可能であってもよい。ボタンが押されると、雄タブは、ボタンハウジングおよび凹部の屋根（ｒｏｏｆ）に加えられた半径方向の力が雌タブを押し下げることにより、雌タブから係合解除することができ、これにより、補完的な雄タブから解放される。他の実施形態では、複数の雌タブと摺動可能に係合可能であり得る複数の凹部と、複数の雌タブを雄タブから解放することができる複数の凹部屋根とがあってもよい。

ボタンの傾斜した側面は、そこから延在するピンを有することができる。ボタンは、ピンをボタンハウジングの内側に位置する座部に結合することによって、カテーテルアセンブリに取り付けることができる。第一および第二フレームがボタンと共に分離して安全に廃棄されるまでボタンが押されると、ピンは座部の内部で上下に動くことができる。いくつかの実施形態では、ボタンは、フレームが互いに分離した後にボタンがそのフレームに留まるように、第一および第二フレームの一方に結合されてもよい。限定的ではなく例として、ボタンがフレームのうちの一方と一緒に留まることを可能にするそのような結合は、ピンのうちの１つをその補完的な座部の内部に緊密に嵌合することを必要とし得る。

ボタンは、傾斜した側面に加えて傾斜した後面を有してもよい。いくつかの実施形態では、傾斜した後面は、押されたときにボタンの摺動を容易にすることができる。いくつかの実施形態では、傾斜した後面は、ハウジング内のボタンのバルクが押されたときに変化するため、ボタンハウジングに半径方向の力を加えることができる。ピンは、ボタンの下に延在し、ボタンの下から接続する脚部を有することができる。脚部は、ボタンが押されたときに均等に下に移動することを可能にすることができる。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、別個の部品から構成されたハウジングを有するものと理解される。ハウジングは、第一フレームおよび第二フレームを有してもよい。第一および第二フレームは、クランプ－シャフトカップリングによって一緒に保持されてもよい。第一および第二フレームは、ハウジングを開くために、クランプ－シャフトカップリングで互いに枢動または回転することができる。クランプ－シャフトカップリングは、ハウジングの上部および下部本体開口部とハウジングのベースとの間に配置されてもよい。ベースは、近位方向に外側に湾曲する端部を第一および第二フレームの各々に有してもよい。湾曲した端部は、一緒に押されてハウジングを開くためのてことして使用することができる。ハウジングが開かれると、ハウジングの内部空間に配置されたカテーテルハブを取り外すことができる。

除去の前に、カテーテルハブを遠位方向に押して、カテーテルチューブを患者内に前進させることができる。カテーテルハブは、プッシャで押されてもよい。プッシャは、Ｔ字形状を有してもよい。プッシャは、最初にカテーテルハブのプッシュタブの近位にあってもよい。プッシャは、遠位方向に押されてプッシュタブと係合し、カテーテルハブをハウジングのノーズ区画に押すことができる。カテーテルハブが完全に前進すると、ベースは、ベース端部から圧迫されてハウジングを開き、カテーテルハブから取り外すことができる。

クランプ－シャフトカップリングは、上クランプと上シャフト、および下クランプと下シャフトの対を有することができる。上部および下部クランプは、交互のフレーム上にあってもよい。同様に、上および下シャフトは、交互のフレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、上および下クランプは同じフレーム上にあってもよく、したがって上および下シャフトであってもよい。いくつかの実施形態では、クランプ－シャフトカップリングは、第一および第二フレームが枢動することができる別の接続と置き換えられてもよい。限定ではなく例として、そのような接続は、ドアの開閉に使用される従来のヒンジのようなヒンジであってもよい。

ベースは、第一および第二フレームの各々から突出する複数のグリップを有することができる。グリップは、カテーテルアセンブリをベースから保持する際の把持性を向上させることができる。グリップは、ひだのような形状およびアレンジであってもよい。ベースはまた、第一および第二フレームの各々から突出する第二タイプのグリップを有してもよい。グリップは、グリップに対してハウジングのより近位に配置されてもよい。グリップは、円形状であってもよい。グリップは、ユーザの指先を補う曲面を有してもよい。グリップは、ユーザがベース端部を握ってハウジングを開くときに把持性の向上を可能にすることができる。

プッシャは、そのＴ字形の帽子の各端部に１つずつ、一対の脚部を有することができる。脚部はフック形状を有してもよい。脚部のフック形状は、それぞれハウジングのトラックと摺動可能に係合することができる。トラックは、上部本体開口部の各面に沿って延在してもよい。プッシャは、最初にカテーテルハブのプッシュタブと係合し、次いでカテーテルハブをノーズ区画に向かって押すために、トラック上を遠位方向に摺動することができる。

完全に前進した位置または遠位位置では、プッシュタブは、ノーズ区画とプッシャとの間に挟まれてもよい。プッシャを保持してハンドルから誘導することにより、プッシャをこの位置に摺動させることができる。ハンドルは、脚部の上方に水平にされてもよい。ハンドルがハウジングからさらに外にあることにより、プッシャを把持することがより容易になり、近位位置にあるときにプッシャのハンドルがベースの上方に着座することが可能になる。ハンドルは、把持性を向上させるための突起を有してもよい。

遠位位置では、脚部の各脚部は、トラック端部のトラック端部の上方にあってもよい。トラック端部は、上部本体開口部の各側のノーズ区画とトラックとの間の凹部であってもよい。トラック端部は、プッシャのフック状脚部がハウジングを把持せず、ハウジングから取り外される空間を有するように寸法決めされてもよい。第一および第二フレームは各々、ノーズ区画およびベースを横切って延びるグリップを有することができる。グリップは、一方の手でカテーテルアセンブリを保持しながら、他方の手でプッシャを押したり取り外したりするために用いられてもよい。

ハウジングが開かれるとき、第一フレームと第二フレームとの間の開口部は、ピボット点クランプ－シャフトカップリングがハウジングの近位区画内に位置するため、近位方向に減少し得る。プッシャおよびハウジングは廃棄されてもよく、カテーテルハブは患者に取り付けられたままであってもよい。

ハウジングの最遠位端において、先端部は、ノーズ端部から延出することができる。先端部は、第一および第二フレームのそれぞれに１つずつ、２つの分離可能な区画を有してもよい。区画は、ハウジングが閉じられたときに二重突合せ重ねのジョイントを形成することができる。先端部の区画は、互いに接合されたときに区画の上部にあってもよい。他の実施形態では、区画は、互いに接合されたときに区画の上部にあってもよい。

ロックは、区画を接合し、一般に第一および第二フレームをそのままに保つための追加の補強として機能することができる。ロックは、上部継ぎ目を中断させることができる。ロックは、ノーズ端部と上部本体開口部との間のハウジングのノーズ区画に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、複数のロックがあってもよい。そのような実施形態では、ロックの１つは、ノーズ端部と下部本体開口部との間にあってもよい。

いくつかの実施形態では、ロックは、第一および第二フレームの戻り止め係合であってもよい。いくつかの実施形態では、戻り止め係合は、湾曲したベース端部を一緒に圧迫することによって係合解除することができる。ハウジングに生じる半径方向の力は、雄型戻り止めを持ち上げ、雌型戻り止めから解放することができる。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第二フレーム上にあってもよく、雌型戻り止めは第一フレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第一フレーム上にあってもよく、雌型戻り止めは第二フレーム上にあってもよい。複数のロックを有する実施形態では、雄型および雌型の戻り止めはそれぞれ、第一フレームと第二フレームとの間で交互になってもよい。

遠位ハンドルおよび近位ハンドルを有するプッシャの別の実施形態があってもよい。遠位ハンドルおよび近位ハンドルは、プッシャを保持するための複数の選択肢を提供することができる。ユーザに対するユーザの手のサイズ、または患者に対するカテーテルアセンブリの位置に応じて、遠位ハンドルまたは近位ハンドルからプッシャを保持することはより容易であり得る。近位ハンドルは、遠位ハンドルに対して上昇していてもよい。近位ハンドルの上昇した位置は、プッシャが近位位置にあるときに、近位ハンドルがハウジングのベースに着座することを可能にし得る。遠位および近位ハンドルは、同じサイズまたは異なるサイズであってもよい。遠位および近位ハンドルはそれぞれ、その上から突出する１つまたは複数のグリップを有することができる。遠位ハンドルは、そこから遠位に延びる先端部を有してもよい。先端部は、上方に湾曲していてもよい。先端部の湾曲は、ユーザの指が、滑ることなく遠位ハンドルと係合し、プッシャを遠位方向に摺動させるときに先端部を利用することを、可能にし得る。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、別個の部品から構成され得るハウジングを有すると理解される。ハウジングは、第一フレームおよび第二フレームを有してもよい。第一および第二フレームは、クランプ－シャフトカップリングによって一緒に保持されてもよい。第一アームおよび第二アームは、クランプ－シャフトカップリングに枢動可能または回転可能に取り付けられてもよい。第一および第二アームは、互いに重なっていてもよい。重複のために、第一および第二アームはハサミに似ていてもよい。第一および第二アームは、遠位区画および近位区画を有してもよい。遠位区画は、ハウジングの内部空間内にあってもよく、近位区画は、内部空間から延びていてもよい。遠位区画は、ハウジングの端部が圧迫されたときにハウジングを開くために、第一および第二アームがクランプ－シャフトカップリングで互いに離れるように枢動するときに、第一および第二フレームを押し離すことができる。第一および第二アームは、追加のてこの作用をもたらすことによってハウジングの開放をより容易にすることができる。第一および第二フレームをそのままに保つロックまたはロックは、第一および第二アームによってハウジングに加えられる半径方向の力のためにロック解除がより容易であり得る。

クランプ－シャフトカップリングは、第一および第二アームを有さないカテーテルアセンブリよりもサイズが大きくてもよい。より大きいサイズは、より少ない力の印加で第一および第二アームが枢動することを可能にし得る。複数のロックが示されており、一方は、ノーズ端部と上部本体開口部との間のハウジングのノーズ区画に配置され、他方は、ノーズ端部と下部本体開口部との間に配置されている。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリは、別個の部品から構成されたハウジングを有するものと理解される。ハウジングは、第一フレームおよび第二フレームを有してもよい。第一および第二フレームは、上部継ぎ目および下部継ぎ目を有することができる。上部継ぎ目は、ハウジングのノーズ区画にあってもよい。上部継ぎ目は、湾曲して本体開口部に広がることができる。

ハウジングの最遠位端において、先端部は、ノーズ端部から延出することができる。先端部は、第一および第二フレームのそれぞれに１つずつ、２つの分離可能な区画を有してもよい。区画は、第一および第二フレームがそのままである場合に、一方が上部継ぎ目から延び、他方が下部継ぎ目から延びる、２つのフィンガジョイントを形成してもよい。

第一および第二フレームは、底板によって一緒に保持されてもよい。底板は、第一フレームのスロットと係合可能な長タブと、第二フレームのスロットと係合可能な短タブとをそれぞれ有してもよい。底板および第一フレームに枢動可能に取り付け可能なラッチは、作動時に底板を近位方向に引っ張ることができ、それによって短タブをそれらのスロットから解放することができる。同時に、長タブは依然としてスロットに係合することができ、したがって、第二フレームは、底板およびラッチに取り付けられたままである第一フレームから分離することができる。ラッチは、ハウジングのベースを越えてもよい。針ハブが遠位位置に押されると、カテーテルハブは、ベースから近位に排出され得る。

長タブおよび短タブは、長タブおよび短タブの遠位にあってもよい。長タブおよび短タブは、それぞれ第一および第二フレームと係合するときに、それぞれのスロットから第一フレーム遠位スロット凹部および第二フレーム遠位スロット凹部まで延在してもよい。第一および第二フレーム遠位スロット凹部は、同じ寸法を有することができる。第一および第二フレームの遠位スロット凹部は、台形形状を有することができる。他の形状、例えば、長方形、正方形、および三角形も企図される。

長タブおよび短タブは、それぞれ第一および第二フレームと係合するときに、それぞれのスロットから第一フレーム近位スロット凹部および第二フレーム近位スロット凹部まで延在してもよい。第一フレーム近位スロット凹部は、第二フレーム近位スロット凹部よりも大きい寸法であってもよい。第一フレーム近位スロット凹部は、より大きな寸法であることで、長タブを収容することができる。第一および第二フレーム近位スロット凹部は、タブのためのぴったりした取り付けをもたらし得る。他の実施形態では、第一および第二フレーム近位スロット凹部は同じ寸法を有してもよい。そのような実施形態では、タブの取り付けは、ぴったりしたものでなくてもよい。

タブは、面取りされた遠位端を有してもよい。タブは、丸みを帯びた遠位端を有してもよい。他の実施形態では、すべての遠位端は、丸みを帯びていてもよく、面取りされていてもよく、または角張っていてもよい。スロットは、それぞれのタブを収容するのにまさに十分な幅を有することができる。タブは、ベースに直接隣接していてもよい。

底板は、カテーテルハブの下のハウジングの内部空間の内側に配置されてもよい。第一フレームと係合可能なタブおよび第二フレームと係合可能なタブは、溝によって分離されてもよい。溝は、組み立てられたときに、上向きの表面上で、またはカテーテルハブに向かって底板の全長に沿って延びてもよい。ラッチは、底板の下から第一フレームに枢動可能または回転可能に接続することができる。接続は、接続ピンによって容易にすることができる。接続ピンは、ラッチの第一面の遠位底部コーナーから内側に、または内部空間に向かって延びてもよい。接続ピンは、その長さに沿って延びる突出部をその外面に有する略円筒形状を有することができる。突起は、ラッチが近位方向に一定量だけ枢動することを可能にするように接続ピンの回転を制限する第一フレームのベースの内側のスロットと係合してもよい。

ラッチは、上部および第二面を有することができる。上部は、組み立てられたときにベースに面する内面から下方に延びる歯を有することができる。歯は、歯の間に入る対向する歯とフィンガジョイントを形成することができる。歯の第一半体は、第一フレーム上にあってもよく、第二半体は、第二フレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、複数の組の歯によって受け入れ可能な複数の歯が存在してもよい。上部および第一面は、ベースの高さおよび幅全体にわたって延在してもよい。第二面は、ベースの高さにわたって部分的に延びてもよい。第一面は、近位底部コーナーを有してもよい。縁部は、底部コーナーにわたって延在してもよい。縁部は傾斜していてもよく、近位底部コーナーは、遠位底部コーナーよりも高さに関して高くなっている。

ラッチは、内向きに、またはベースに向かって延びるシャフトを用いて底板に移動可能に接続されてもよい。シャフトは円筒形であってもよい。シャフトは、ラッチが同じ方向に引っ張られると、近位方向に横方向に移動することができる。シャフトの横方向移動は、接続ピンの制限された回転によって制限され得る。ラッチの第一および第二面は、ラッチの上部とフィレット状のコーナーを形成してもよい。他の実施形態では、コーナーは直線状であってもよい。

底板は、ラッチのシャフトに取り付けられた近位フックを有してもよい。ラッチが近位方向に引っ張られると、シャフトは、近位フックから近位に底板を引っ張ることができる。底板が近位方向に引っ張られると、短タブはそれぞれのスロットとの係合を解除するが、長タブはそれぞれのスロットと係合したままである。結果として、第二フレームは、ラッチおよび底板に取り付けられたままである第一フレームから取り外される。第一および第二フレームは、患者に取り付けられたままであり得るカテーテルハブから分離されてもよい。次いで、第一および第二フレームを廃棄することができる。

延長留置カテーテルアセンブリおよびその構成要素を作製および使用する方法は、本発明の範囲内である。

本装置、システム、および方法のこれらおよび他の特徴および利点は、本明細書、特許請求の範囲、および添付の図面を参照してよりよく理解されるにつれて理解されるであろう。

本発明の態様による、延長留置カテーテルアセンブリの概略的な斜視図である。

多部分ハウジングと共に使用するための本発明の態様に従って提供されるカテーテルアセンブリの側面の断面図である。

図１のアセンブリの側面図である。

異なる視点から得られた図１の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

異なる視点から得られた図１の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図であり、ハウジング構成要素の１つなしで示されている。

図１の延長留置カテーテルアセンブリのハウジング構成要素の１つの部分的な斜視図である。

異なる視点からの、図６のハウジング構成要素の斜視図である。

異なる視点から得られ、ハウジング構成要素の１つなしで示されている図１の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

図１の延長留置カテーテルアセンブリのハウジング構成要素の１つの斜視図である。

異なる視点から得られた図１の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

異なる視点からの、図９のハウジング構成要素の斜視図である。

異なる視点から得られ、ハウジング構成要素の１つなしで示されている図１の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

本発明のさらなる態様による、延長留置カテーテルアセンブリの概略的な斜視図である。

別の視点から得られた図１５の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

異なる視点から得られ、ハウジング構成要素の１つなしで示されている図１５の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

異なる視点から得られ、ハウジング構成要素の１つなしで示されている図１５の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。異なる視点から得られ、ハウジング構成要素の１つなしで示されている図１５の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

図１８のハウジング構成要素の１つの斜視図である。

図２４のハウジング構成要素の１つの斜視図である。

図２５のハウジング構成要素の１つの斜視図である。

カテーテルハブが起動ランプに接触したときの一対の分力を示す、図１５の延長留置カテーテルアセンブリの概略図である。

ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図および断面図である。ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図および断面図である。ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図および断面図である。

本発明のさらなる態様により設けられる延長留置カテーテルアセンブリの概略的な斜視図である。

図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリの上面図である。

図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリの底面図である。

図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングの遠位端の拡大上面図および拡大底面図である。図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングの遠位端の拡大上面図および拡大底面図である。

第一フレームのみで示される図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリの断面の拡大斜視図である。

第二フレームのみ示される図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリの断面の拡大斜視図である。

本発明のさらなる態様による、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図である。本発明のさらなる態様による、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図である。本発明のさらなる態様による、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図である。本発明のさらなる態様による、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするためにカテーテルハブと共に使用するためのタブアダプタの異なる図である。

カテーテルハブに取り付けられる図３９～４２のタブアダプタと共に示されている、図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリの斜視図である。

タブアダプタの異なる図を示す。タブアダプタの異なる図を示す。タブアダプタの異なる図を示す。

ゲートアセンブリを有するハウジングの斜視図である。

開状態のゲートアセンブリの異なる図を示す。開状態のゲートアセンブリの異なる図を示す。

組み立てられた状態のゲートアセンブリの異なる図を示す。組み立てられた状態のゲートアセンブリの異なる図を示す。組み立てられた状態のゲートアセンブリの異なる図を示す。

ゲートアセンブリを組み立てるための移動方向を示す。

組み立てられたゲートアセンブリをハウジングに取り付けるための移動方向を示す。

ハウジングの開放遠位端を示す部分的な底面斜視図である。

開口近位端を示す、ハウジングの部分的な後方斜視図である。

遠位位置のカテーテルハブを伴う図５５の延長留置カテーテルアセンブリの異なる斜視図である。

カテーテルハブが遠位位置にあり、ハウジング構成要素が開位置にある、図５５の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

ハウジング構成要素からカテーテルハブが除去された、図５５の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

図６０の延長留置カテーテルアセンブリの近位端の拡大斜視図である。

図６０の延長留置カテーテルアセンブリの遠位端の拡大斜視図である。

図６０の延長留置カテーテルアセンブリのハウジング構成要素分離ボタンの拡大斜視図である。

ハウジング構成要素のない図６０の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

ハウジング構成要素のない図６０の延長留置カテーテルアセンブリのハウジング構成要素分離ボタンの拡大図である。

図６６の延長留置カテーテルアセンブリのハウジング構成要素のクランプ－シャフト接続の拡大斜視図である。

カテーテルハブプッシャ、および図６６の延長留置カテーテルアセンブリのプッシュタブを有するカテーテルハブのクランプの拡大図である。

カテーテルハブプッシャおよび遠位位置のカテーテルハブを伴う図６６の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

ハウジング構成要素が開位置にあり、カテーテルハブプッシャがハウジング構成要素から取り外されている、図６６の延長留置カテーテルアセンブリの部分的な斜視図である。

図６６のドウェルカテーテルアセンブリのハウジング構成要素の遠位端の拡大斜視図である。

カテーテルハブプッシャの別の実施形態を特徴とする、図６６のドウェルカテーテルアセンブリのハウジング構成要素の近位端の拡大斜視図である。

本発明のさらなる態様による、延長留置カテーテルアセンブリの概略的な上面図である。

図７３の延長留置カテーテルアセンブリの側面図である。

図７５の延長留置カテーテルアセンブリの底面の斜視図である。

図７５の延長留置カテーテルアセンブリの底面の拡大斜視図である。

第一ハウジング構成要素フレームのない図７５の延長留置カテーテルアセンブリの斜視図である。

ラッチ、および図７５の延長留置カテーテルアセンブリの底部プレートの孤立した斜視図である。

ラッチ、および図７５の延長留置カテーテルアセンブリの底部プレートの孤立した側面図である。

添付の図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、本装置、システム、および方法の態様に従って提供されるカテーテルアセンブリおよびその構成要素の現在の好ましい実施形態の説明として意図されており、本装置、システム、および方法が構築または利用され得る唯一の形態を表すことを意図するものではない。説明は、図示された実施形態に関連して本装置、システム、および方法の実施形態を構築および使用するための特徴およびステップを説明する。しかし、同じまたは同等の機能および構造は、本開示の趣旨および範囲内に包含されることも意図されている異なる実施形態によって達成され得ることを理解されたい。本明細書の他の箇所に示されているように、同様の要素番号は、同様または類似の要素または特徴を示すことを意図している。

大まかに言えば、本明細書に記載の延長留置（「ＥｘＤ」）カテーテルアセンブリはそれぞれ、ハウジングとカテーテルアセンブリとを備える。ハウジングは、最初の穿刺の間、カテーテルの前進によって、針ハブからカテーテルハブが分離することによって、またその後作動してハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にしてカテーテルが患者と共に留まることを可能にすることによって、カテーテルアセンブリを収容するように構成される。ハウジングおよびカテーテルハブは、様々な異なる機構を介して分離することができる。例えば、ハウジングは、カテーテルハブを解放するために２つ以上のハウジング部分に分割することができ、ハウジングは、揺動、回転、または枢動する部分を有することができ、ハウジングは、カテーテルハブがハウジングから出ることを可能にするためにゲート開口部を開くように揺動するエンドキャップ構成要素を有することができ、ハウジングは、他の選択肢の中でもハウジングの遠位端に取り付けられるゲートアセンブリを有することができる。ゲートアセンブリは、接合することができる２つのゲートハウジング本体に配置された２つのゲートを有することができ、各ゲートはリビングヒンジを介して揺動して開くことができる。２つのゲートは、雄型戻り止めおよび受け入れスロットを介して係合することができる。２つのゲートは、フックアームおよび雌戻り止めを介して係合することができる。独自のハウジング設計により、任意選択ではあるが特別に設計されたカテーテルを必要とせずに、標準的または既存のカテーテルアセンブリでの使用が可能になる。したがって、延長された長さを有する標準的なカテーテルおよび約８～１０ｃｍのカテーテルの長さを有する正中線カテーテルは、ガイドワイヤの有無にかかわらず、本開示のハウジングで容易に使用可能である。

ここで図１を参照すると、本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリ１００の例示的な実施形態の斜視図が示されている。示されている例において、延長留置またはＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、受容空間または内部空間１０４を有するハウジング１０２を備え、受容空間または内部空間は、その中にカテーテルアセンブリ１０８を配置され、それは、ハウジング１０２の遠位端１２０から延びる、カテーテルチューブ１１０と、カテーテルチューブの管腔内に配置された針１１２とを有する。針の針先端部１１４は、カテーテルチューブ１１０の遠位開口部１１０ａから延出する。カテーテルチューブ１１０はカテーテルハブ１３０に取り付けられ、針１１２は針ハブ１２２に取り付けられる。針ハブ１２２は、ハウジング１０２の近位端１２６から延出するように示されている。針ハブ１２２は、ルアー嵌合などで針ハブ１２２の近位開口部と係合することができるベントプラグ１２４を含むことができる。

ここで図２を参照すると、図１のカテーテルアセンブリ１０８の断面側面図が、ハウジング１０２の外側、またはハウジングから離れて示されている。現在示されているカテーテルアセンブリ１０８および同様のカテーテルアセンブリは、本発明の態様によるＥｘＤカテーテルアセンブリを形成するためにハウジング１０２と共に使用されてもよい。任意選択で、以下でさらに説明するように、カテーテルの挿入、位置決め、および移動を補助するために、ガイドワイヤを組み込むことができる。

例では、カテーテルアセンブリ１０８は、それに取り付けられた針上チューブまたはカテーテルチューブ１１０を有する第一ハブまたはカテーテルハブ１３０と、それに取り付けられた針１１２を有する第二ハブまたは針ハブ１２２とを備える。カテーテルチューブ１１０は、針１１２を受け入れるための内腔またはボアを有し、遠位開口部または遠位端開口部１１０ａを有し、針１１２の針先端部１１４は、アセンブリが静脈穿刺の準備ができている使用準備完了位置において、遠位開口部１１０ａの遠位に延びる。カテーテルアセンブリ１０８は、針アセンブリと呼ばれることもある。

針１１２は、針ガードと共に使用するために、針先端部１１４の近位に位置する、プロファイルの変化部１３６を含むことができる。針先端部１１４は、使用準備完了位置において、チューブまたはチュービング１１０の遠位端開口部の遠位に延在し、針ガードと共に使用するために組み込まれる場合はプロファイルの変化部１３６を有し、この部分は遠位端開口部１１０ａの近位に位置する。プロファイルの変化部１３６は、針シャフトの他の直径区画とは異なるプロファイルを有するクリンプ、バンプ、または材料の蓄積であり得る。本明細書で使用される場合、近位という用語は、施術者により近い端部または側面を、遠位という用語は、反対側の端部または側面を意味すると理解される。

プロファイルの変化部１３６は、以下でさらに説明するように、静脈穿刺の成功後の針１１２の引き込み中に、針ガード１４０と相互作用するために使用することができる。ベントプラグ１２４は、第二ハブまたは針ハブ１２２の近位開放端１３８に配置される。ベントは、その近位端にベントフィルタ１４２を有することができ、これは従来のものである。図示のように、カテーテルチューブ１１０は、フェルールまたはブッシング１４４によって第一ハブまたはカテーテルハブ１３０に取り付けられている。

針ガード１４０は、保護位置において針先端部１１４を覆うために、第一ハブまたはカテーテルハブ１３０の内部空洞１４８に設けることができる。組み込まれるとき、針ガード１４０は、米国特許第６，６１６，６３０号明細書に開示されている針ガードの１つであってよく、その内容は参照により本明細書に明示的に組み込まれる。いくつかの例では、針ガード１４０を省くことができる。そうである場合、針上のプロファイルの変化部１３６も省くことができる。さらに他の例では、同様に針上のプロファイルの変化部を含まずに、針ガードを含めることができる。さらに他の例では、針ガード１４０は、第一ハブ１３０と第二ハブ１２２との間の第三ハウジングに配置することができる。第三ハウジング内に配置された例示的な針ガードは、米国特許第８，５９７，２４９号明細書に開示されている。その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。さらに他の例では、針ガードは、米国特許第９，３８７，３０７号明細書に開示されているように、第一方向および反対の第二方向の両方に延伸する複数のアームまたはフィンガを含むことができる。その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。例えば、針ガードは、第二プロテクタ本体によって囲まれた第一プロテクタ本体を含むことができる。

図示のように、針ガード１４０は、近位壁と、近位壁の遠位に延びる２つのアームとを含むことができる。２つのアームは、図１の、また図１の側面から見たときの使用準備完了位置において、また同様に側面から見たときに針ガードが針先端部を覆う保護位置において、互いに交差することができる。いくつかの例では、針ガード１４０の２つのアームは、互いに交差することなく遠位方向に延びることができる。各アームに１つずつある２つの遠位壁を組み込んで、針先端部をブロックすることができる。２つの遠位壁は、図１の使用準備完了位置において針１１２によって外側に付勢され、使用準備完了位置において第一ハブ１３０の内側のプロファイルの内部変化部１５２の遠位に配置することができる。プロファイルの内部変化部１５２は、より大きな寸法の内径区画に隣接して配置された縮小された直径区画とすることができる。針ガードの２つのアーム上のエルボは、プロファイルの内部変化部１５２における内径よりも大きい寸法を有することができ、２つのアームがもはや外側に付勢されなくなるまで、または２つのエルボにおける寸法が減少するまで、カテーテルハブからの針ガードの近位の移動を制限する。

各アームの各遠位壁は、針ガード１４０と針１１２との間の相対的な移動を容易にするために湾曲リップを含むことができる。使用準備完了位置にあるとき、各アームとそのそれぞれの遠位壁との間の交差部において、２つのジョイントまたはエルボの間で測定された寸法は、プロファイルの内部変化部１５２の内径よりも大きく、これは、針ガード１４０が相対的な寸法に起因してその近位に移動するのを防止する。針先端部１１４が２つの遠位壁の近位方向に移動すると、２つのアームは半径方向内側に移動することができ、一方または両方の遠位壁が針先端部を覆って閉じ、保護位置で針先端部をブロックする。この時点で、２つのジョイントまたはエルボ間の寸法は減少し、プロファイルの内部変化部１５２の内部の寸法よりも小さくなり、これにより、そのとき、針ガードが近位に移動し、針と共にカテーテルハブから取り外されることが可能になる。代替的な実施形態では、２つのジョイント間の寸法は、プロファイルの内部変化部１５２の内部の寸法に等しいか、またはそれよりわずかに大きくすることができ、針は、プロファイルの内部変化部１５２を通過するために２つのジョイントを屈曲または圧迫することによって、依然として近位に移動することができる。

第一ハブ１３０は、その中に配置された第二ハブ１２２のノーズ区画１５８を有する近位開口部１５６を有する。第一ハブの近位開口部１５６は、シリンジ、ＩＶチュービングコネクタ、ルアー延長セットなどの雄ルアー先端を受け入れるための雌ルアーを有する。雄ねじ１５４は、雄ねじルアー先端のねじ付きカラーとのねじ係合のために近位端の外面に設けることができる。一対の安定化ウイング１６２は、静脈穿刺の成功後に患者に対する第一ハブ１３０の固定を容易にするために、第一ハブ１３０の半径方向に延びることができる。任意選択に、ウイングは省くことができる。第一ハブ１３０は、注入ポートなしで標準的なＩＶカテーテルハブとして具現化されることができる。他の例では、第一ハブは、注入ポートまたは一体型拡張セットを含むことができる。ウイングが第一ハブまたはカテーテルハブ１３０上に存在しない場合、第一ハブの底部は、第一ハブの貫通軸から２度から１５度の間の角度で傾斜した平坦な表面を有することができる。

第一ハブ１３０は、第二ハブのノーズ区画１５８をその近位開口部１５６に受け入れることによって、第二ハブ１２２に取り外し可能に固定される。フランジまたは延長部１６０を第二ハブ１２２に設けることができ、ノーズ区画１５８と共に、第一ハブの一部がその中に位置する間隙１６６を画定する。随意に、フランジまたは延長部１６０を省くことができ、スタブ１６４または他の表面嵌合機構を設けることができる。スタブ１６４は、第一ハブ１３０に対する第二ハブ１２２の回転を禁止するために、ルアーねじ山を貫通する、または部分的にルアーねじ山の中にある、間隙内のキー嵌合の雄部とすることができる。第一ハブの近位側端面は、第一ハブの内側にあるノーズ区画１５８の近位端にある第二ハブの外面の段差の遠位に向いた表面に当接する。この当接により、カテーテルチュービング１１０ａからの針先端部１１４が突出する程度を設定することができる。スタブ１６４は、任意選択の構造的特徴とすることができる。

第二ハブ１２２は、内部に突出する針１１２の近位端１７２を有する任意選択の内部空洞１７０を有する本体１６８を有する。内部空洞１７０は、一次血液フラッシュバックチャンバとして機能することができる。本体１６８の近位開口部１３８は、その中にベントプラグ１２４またはシリンジ先端を受け入れるための雌ルアーを有することができ、外部はねじ山を有するかまたはねじ山なしであり得る。例では、第二ハブ１２２の本体１６８の外部は、ねじ山のない略円筒形である。第一および第二ハブは、プラスチック射出法などによってプラスチック材料から作製することができる。

プッシュタブ１７６には、第一ハブまたはカテーテルハブ１３０を設けることができる。プッシュタブ１７６は、外ねじへの干渉を回避するように、外ねじ１５４の遠位の位置で第一ハブ１３０の外面１７８に配置することができる。例えば、プッシュタブ１７６は、ねじ付きカラーを有するシリンジ型などのねじ付き雄コネクタが第一ハブのねじ山に接続されるときに、プッシュタブ１７６が接続と干渉しないように、雄ねじ１５４の十分に遠位に配置されるべきである。いくつかの例では、プッシュタブ１７６は、プッシュタブ１７６が折り畳まれたときにプッシュタブが接続と干渉しないように、外ねじ１５４の十分に遠位に配置されるべきである。

いくつかの例では、カテーテルアセンブリ１０８は、バルブおよびバルブオープナを組み込むことができる。例えば、バルブおよびバルブオープナの両方をカテーテルハブ１３０内に配置することができる。使用時に、バルブオープナは、バルブと共に形成された１つまたは複数のスリットを開き、流体流のためのバルブを通る流体通路を開くように、バルブ内に遠位に押し込まれ得る。バルブオープナを有する例示的なバルブ付きカテーテルアセンブリは、米国特許第８，３３３，７３５号明細書に開示されており、その内容は参照により本明細書に明確に組み込まれる。バルブオープナは、ボアを有するノーズ区画と、ノーズ区画の近位に配置されたプランジャ区画とを有することができる。ノーズ区画をバルブ内に押し込んで、３つのフラップを画定する３つのスリットなどのバルブの１つまたは複数のスリットを開くことができる。プランジャ区画は、それらの間に間隙を有する２つ以上のプランジャ構成要素を備えることができる。間隙は、流体がプランジャ構成要素を通ってノーズ区画のボアを通って流れることを可能にすることができる。

再び図２に加えて図１を参照すると、本ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、互いに取り付けられた左フレームまたは第一フレーム１９３および第二フレームまたは右フレーム１９４を含む。各フレームは、ノーズ部分１８４ａ、本体部分１８８ａ、およびベース部分１９０ａを備える。２つのノーズ部分１８４ａは、接合してノーズ端部１８４を形成することができ、２つの本体部分１８８ａは、接合して本体１８８を形成することができ、２つのベース端部１９０ａは、接合してベース端部１９０を形成することができる。例では、ノーズ端部またはノーズ部分１８４には、カテーテルチューブ１１０および針１１２を収容するためのボアを有する細長い円筒状の構造を有するノーズ先端部１８６が設けられ、これはカテーテルチューブ内に配置される。ノーズ端部またはノーズ部分１８４は、先端部１８６で形成された拡大部分と、先細の遠位部分とを有するノーズベース１９２をさらに含むことができる。先端部１８６とノーズベース１９２との間の交差部に複数の支持リブまたはフィンを設けることができる。他の例では、ノーズ端部１８４は、カテーテルチューブおよび針を収容するための開口部を有する球形または丸みを帯びたドームであってもよい。他の例では、ノーズ端部１８４は、針およびカテーテルチューブを収容するための中央開口部を有する閉鎖端部を形成するように接続された多面構造に似ているものなど、異なる形状を有することができる。

本体１８８は、図２を参照して説明したカテーテルアセンブリとすることができるカテーテルアセンブリを収容するための内部空間１０４を有する。本体開口部または第一開口部１９６は、内部空間１０４に開口している。図示のように、本体開口部１９６は、ノーズ端部１８４からベース端部１９０まで延在する。

例では、第一開口部１９６に対向する第二開口部に本体１８８が設けられ、２つの本体開口部から内部空間１０４にアクセスできるようになっている。したがって、本体は、２つの本体開口部１９６によって画定された貫通路を有することができる。他の例では、本体１８８は、反対側が中実であるか、または第一フレームおよび第二フレームの壁面によって囲まれて示されているように、内部空間１０４に通じる単一の開口部１９６のみを有する。任意選択的に、囲まれた面は、本体開口部１９６のような完全な開口部ではなく、アクセスまたは通気のための小さな窓または開口部を有することができる。

ベースまたはベース端部１９０は、本体１８８から延び、複数の面を有する。例では、本体１８８の内部空間２０８に開口する内部空間１０４を画定する４つの面２００、２０２、２０４、２０６があり得る。他の例では、ベース１９０は、概ね細長い円筒または非円筒型として具現化されることができる。説明の目的のために、面２０４および面２０６は、それぞれ上面および底面として識別することができる。面２００および面２０２は、それぞれ左側の面および右側の面として識別することができる。側面はまた、第一面２００、第二面２０２、第三面２０４、および第四面２０６として理解されてもよい。これらの特定の命名法は、他の面に対して特定の面を呼ぶことを可能にするようにのみ与えられ、文脈がそうでないことを示さない限り、限定するものではない。

ベース１９０は、図１の使用準備完了位置において、針ハブ１２２が端面１２６ａの近位でその近位に延在することを可能にするために開放近位端を有することができる。図示のように、ベース端部１９０の第一面２００および第二面２０２はそれぞれ、以下でさらに説明するように、ベース端部１９０の内部空間２０８の観察およびアクセスを可能にする開口部２１０を有することができ、カテーテルアセンブリ１０８のその中での組み立てを容易にするまたは補助する。

ベース端部１９０の上面２０４には、第一レバーまたはトップレバー２１４を設けることができ、底面２０６にはボトムレバー２１６（図３）を設ける。以下でさらに説明するように、ユーザがトップレバー２１４に圧縮力および遠位方向の力、ならびにボトムレバー２１６に圧縮力および近位方向の力を同時に加えると、ユーザは、左ハウジングフレーム１９３および右ハウジングフレーム１９４を互いに対して移動させ、第一フレーム１９３および第二フレーム１９４の戻り止めを分離させ、次いでハウジングを別々のハウジング構成要素、すなわち左フレーム１９３および右フレーム１９４に分離させることができる。換言すれば、ユーザは、トップレバー２１４およびボトムレバー２１６を操作することによって、ハウジング１０２を２つ以上のハウジング構成要素に分離させることができる。ハウジング構成要素へのハウジング１０２の分離は、その後、静脈穿刺の成功後にカテーテルアセンブリ１０８をハウジング１０２から分離するように露出させることができ、その結果、カテーテルハブ１３０（図２）をＩＶラインに固定し、例えばテープまたは固定ドレッシングを使用することによって患者に固定することができる。他の例では、左ハウジングフレーム１９３と右ハウジングフレーム１９４との間に戻り止めまたは係合タブを再配置することによって、ユーザは、第一レバーまたはトップレバー２１４に圧縮力および近位方向の力を、第二レバーまたはボトムレバー２１６に圧縮力および遠位方向の力を同時に加えて、２つのハウジング区画を互いに対して移動させ、第一フレーム１９３および第二フレーム１９４の戻り止めを分離することができる。

図３は、図１のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の側面図である。図示の向きでは、複数の表面装飾２２０を、左フレームまたは第一フレーム１９３の外面、具体的には左本体１８８に、またはその上に見ることができる。同様の表面装飾セットを、右側または第二フレーム１９４に設けることができる。略平坦な上縁部２２４には、両方の本体フレーム１９３、１９４が設けられている。さらに、トップレバー２１４の最遠位縁部は、第二またはボトムレバー２１６の最遠位縁部の近位に位置する。この配置は、以下でさらに説明するように、親指によるトップレバー２１４の容易な把持、および人差し指の外縁部によるボトムレバー２１６の容易な把持を可能にして、ハウジング１０２をハウジング構成要素に分離するために利用される。例えば、人差し指は、ボトムレバー２１６の湾曲した近位に向いた表面２１６ａを押し、遠位方向または遠位の方向に押すことができる。

他の例では、トップレバー２１４とボトムレバー２１６との間の相対的な配置は、以下でさらに説明するように、第一フレーム１９３と第二フレーム１９４とを一緒に保持するために組み込まれた戻り止めタイプまたはスナップ接続に応じて、変更すること、または異なるように配置することができる。

ここで図４を参照すると、図１のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の底面斜視図が示されている。図示のように、ハウジング１０２は、前述のように、ハウジングの上面に沿って本体開口部１９６（図１）に対向する壁２３０を備える。継ぎ目２３２は、ハウジング１０２の長手方向に延び、ハウジングの本体１８８およびノーズ端部１８４に沿ってハウジングの左フレーム１９３と右フレーム１９４との間の境界面を示す。継ぎ目２３２は、ノーズ端部１８４からハウジングのベース端部１９０まで延び、この端部まで含む。しかし、継ぎ目は、非線形であってもよく、直線状でなくてもよい。例えば、継ぎ目２３２は、本体およびノーズ端部に沿って継ぎ目２３２によって画定される直線と比較して軸から外れていてもよい。ベース端部１９０の継ぎ目は、右側の面２０２や底面２０６などの面の縁部または交差部の近くにあってもよい。複数の対の戻り止めを左フレーム１９３と右フレーム１９４との間に組み込んで、図４に示すように２つのフレームを互いに固定することができる。例では、左フレーム１９３を右フレーム１９４に係合させる前にカテーテルアセンブリをハウジング１０２の内側に配置することができ、またはその逆でもよい。静脈穿刺に成功した後などの使用後に、トップレバー２１４（図１）および第二またはボトムレバー２１６を作動させて戻り止めを分離し、次いで、左フレーム１９３を右フレームから分離するなど、ハウジングを構成要素に分離して、ハウジングからカテーテルアセンブリを分離することができる。

ここで図５を参照すると、図１のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、第一または左フレーム１９３が右フレーム１９４から分離され、カテーテルアセンブリ１０８が右フレームまたは第二フレーム１９４に保持された状態で示されている。例では、右フレーム１９４は、ベース部分１９０ａに第二面２０２および上面または第三面２０４を備え、これらは互いにほぼ直角である。第一面２００および底面または第四面２０６は、左フレーム１９３とともに設けられ、これは、示されている分離された図において右フレーム１９４から分離されている。

カテーテルアセンブリ１０８を右フレーム１９４に固定するために、また特に針ハブを移動しないように固定するために、右フレーム１９４の下壁構造または部分２３０ａは、針ハブ１２２上のフランジまたは延長部１６０を収容するために右フレーム上の軸方向位置に沿って配置された近位縁部２４０で終端する。したがって、フランジ１６０の遠位縁部は、下壁構造２３０ａ上の近位縁部２４０によって遠位方向にシフトまたは移動することを制限される。針ハブ１２２が近位方向に移動しないようにするために、第二面２０２は、チャネル２４４と、フランジ１６１を針ハブに保持するためのチャネルの近位縁部上の肩部２４６（図６）とを備える。第二面２０２に位置するチャネル２４４および第一面２００の対応するチャネル（図１）は、カテーテルハブ上のルアーねじ山１５４および針ハブ上のフランジ１６１の幅を収容するための間隙または幅を画定する。さらに、多面構造を使用することなどによりフランジ１６１と溝チャネル２４４とを結合するための非円形構造は、ベース端部１９０の面によって画定される空間内にある間に、針ハブが回転するのを防止する。これにより、順次静脈穿刺を行う前に針のベベルが早すぎる回転をすることなく所望の位置に配向され得るように、針ハブが組み立てられた位置に保持される。

図６は、カテーテルアセンブリを有さない、右フレーム１９４の本体１８８、および右フレームのベース部分１９０ａを示す、右フレームまたは第二フレーム１９４の拡大図である。引き続き図６を参照し、さらに図５を参照すると、ベース部分１９０ａの第二面２０２は、チャネル２４４および肩部２４６と共に示されている。複数のタブまたは雄型戻り止め２５０が、第二面２０２の下縁部２５２に設けられている。図示の例では、タブ２５０は、以下でさらに説明するように、左または第一フレーム１９３に配置された雌型戻り止めと係合するためのフック状構造を具現化することができる。任意選択的に、３つ以上の戻り止めまたはただ１つの戻り止め２５０が存在してもよい。雄型戻り止め２５０の各々は、雌型戻り止めの近位位置から雌型戻り止めに係合し、係合するために遠位位置に移動または摺動するために、遠位方向を向いた先端を有するように示されている。したがって、以下でさらに説明するように、右フレーム１９４および戻り止め２５０は、左フレーム１９３に対して近位方向に移動して、雄型戻り止めまたはタブ２５０を左フレーム上の雌型戻り止めから分離しなければならない。他の例では、右フレーム上の雄型戻り止め２５０が、近位方向に向くことができ、雄型フレームと雌型フレームとの分離が、雄型戻り止めまたはタブ２５０を左フレーム上の雌型戻り止めから分離するための左フレーム１９３に対する遠位方向への右フレームの移動を必要とするようになる。

上面２０４に沿って、トップレバー２１４を形成するための切り欠き２５４が設けられている。切り欠き２５４には、３つの辺があり、第四辺がトップレバー２１４のベースに接続されている。トップレバー２１４は、下縁部２５２の方向から外向きに突出するように形成することができる。図示のように、トップレバー２１４は、テーパ付き部分またはランプ付き部分２１４ａと、接触部分２１４ｂとを有する。接触部分２１４ｂは、ユーザが接触または操作するための表面を設ける。

リブまたは突起２６０が、上面２０４の下側面２６４に設けられ、上面の側縁部２６２から窪んでいる。側縁部２６２と突起２６０との間の凹状空間は、左フレームが右フレーム１９４に組み立てられたときに左フレーム１９３の第一面２００の厚さを収容する大きさである。リブ２６０は、第一面２００を側縁部２６２に位置合わせするために使用するための位置合わせタブとして機能することができ、それにより、第一面２００との組み立て時に、側縁部２６２と第一面２００の外部との間に概ね面一の面が設けられる。任意選択的に、リブ２６０を省くことができる。

第一リブ２６０から離間した第二リブまたは突起２６８も、上面２０４の下側面２６４に設けることができる。例では、第二リブ２６８は、側縁部２６２にまたはそれと位置合わせされ、左フレーム１９３の左側の面または第一面２００の対応するスロットまたは凹部と係合して、ハウジング１０２の軸方向に沿ってベース端部１９０で２つのフレーム１９３、１９４を位置合わせするように構成される。例では、第二リブ２６８は、２つのテーパ状の縁部およびそれらの間の頂点を有する矢印の先端状の構造を有する。矢印の先端状の構造は、左フレーム１９３の左側の面２００の対応する座部に着座するように構成され、２つのテーパ面は、トップレバー２１４およびボトムレバー２１４（図３）が把持されて互いに対して摺動されるときに対応するテーパ面を互いに対して摺動させることによって、突起２６８が対応する座部から逸脱することを可能にする。

切り欠き２５４のすぐ遠位の上壁２０４の下側面２６４に形成された肩部２４５も示されている。下面の肩部２４５は、第二面２０２の肩部２４６の機能と同様に、針ハブのフランジを支持するように構成される。

図７は、右フレーム１９４の前部または遠位部分を示しており、ノーズ部分１８４ａの遠位開口部３４２から延出するカテーテルチューブが示されている。遠位方向を指す自由端を有するタブまたは戻り止め２５０が、下壁構造２３０ａの側縁部２７０に位置して示されている。タブまたは雄型戻り止め２５０は、左フレーム１９３と共に形成された対応する雌型戻り止めと係合することができる。他の例では、下壁構造の側縁部２７０に沿って追加のタブ２５０を設けることができる。

右フレーム１９４の先端部には、２つの突起２６８が設けられている。図示のように、下壁構造２３０ａの側縁部２７０には、左フレームのスロットと係合して継ぎ目２３２（図４）に沿って追加の剛性を提供するための下部突起２６８が設けられている。ハウジング１０２のノーズ端部１８４の上部継ぎ目２７６（図１）に沿って追加の剛性をもたらすために、左フレームのスロットと係合するために、ベース１９２の側縁部２７２に上部突起２６８が設けられている。要素２３２は、概して継ぎ目と呼ぶことができ、これは上部継ぎ目または下部継ぎ目とすることができる。しかし、上部継ぎ目と下部継ぎ目をより容易に区別するべく異なる参照符号を付けるために、上部継ぎ目は２７６と、下部継ぎ目は２３２と呼ばれ得る。

図８は、図５と同様に、カテーテルアセンブリ１０８が取り付けられた右フレーム１９４の拡大図である。図示の向きでは、右フレーム１９４は、底壁構造２３０ａ、上壁構造または区画２３０ｂ、および側壁構造または区画２３０ｃを有して明確に示されており、それぞれが表面を有する。例では、上壁または上壁構造２３０ｂは、針と同じ長さ方向に延びる長さと、長さの垂直または半径方向の幅とを有する。上壁構造２３０ｂの幅は、底壁構造２０３ａの幅よりも寸法が小さい。頂壁構造と底壁構造との間のこれらの幅が異なること、例えば上壁構造２３０ｂが底壁ほど針に向かって突出していないことは、図４に示すように、ハウジングの上部に沿った間隙を可能にし、第一フレームが第二フレームに取り付けられたときに底部を閉じることを可能にする。

上壁構造２３０ｂと上面２０４との間に肩部２７８が設けられ、トップレバー２１４の遠位に***スタブ２８０が設けられている。肩部２７８の段差は、針ハブ１２２上のフランジおよびカテーテルハブ１３０上のルアーねじ山を収容するために、ハウジングのベース端部に比較的大きな内部空間を提供する。***スタブ２８０は、トップレバー２１４の接触部分２１４ｂに接続されておらず、トップレバー２１４のベースのランプ２１４ａを模倣してより対称に見えるようにテーパ面が設けられている。トップレバー２１４と***スタブ２８０との間に間隙２８２が設けられており、これは離間した把持バンプ２８４を組み込むことができる。トップレバー２１４はまた、同様の離間した把持バンプ２８４を組み込むことができる。

ここで図９を参照すると、いくつかの例外を除いて右フレーム１９４に似ている左フレームまたは第一フレーム１９３の斜視図が示されている。左フレーム１９３は、右フレーム１９４に結合して、図１および他の場所に示すハウジングを形成するように構成される。本実施形態では、第一フレーム１９３は、ノーズ部分１８４ａと、本体部分１８８ａと、ベース部分１９０ａとを備えている。左フレーム１９３および右フレーム１９４は、接合して、ノーズ端部１８４、本体１８８、およびベース端部１９０を形成することができる。本実施形態では、下壁構造２３０ａには、タブまたは戻り止め２５０（図７）と係合するための係合スロット２８８と、右フレーム１９４上の突起２６８を受け入れるための受け入れスロット２９０とが設けられている。以下でさらに説明するように、係合スロット２８８は、右フレーム１９４に対応する戻り止めを受け入れるための戻り止めを有することができる。しかし、受け入れスロット２９０は、以下でさらに説明するように、右フレーム１９４上の下側突起２６８を受け入れるための係合面のない単純なチャネルとして具現化されることができる。

図９にも示されているように、本体部分１８８ａの近位にはベース部分１９０ａがあり、ベース部分は、左側または第一面２００と、第二またはボトムレバー２１６が形成された底部または第四面２０６とを有する。第一面２００および底面２０６は、壁の一方にボトムレバー２１６を有して互いに直角に配置された２つの壁構造に似ている。ボトムレバー２１６の外側には、１つまたは複数の把持機構２８４を設けることができる。

ここで図１０を参照すると、右フレーム１９４に取り付けられた左フレーム１９３を示すハウジング１０２の遠位部分の詳細な図が示されている。図示のように、係合スロット２８８は、テーパ面２９４およびタブ２９６を有する、タブ２５０が入るための開口部を有する。右フレーム１９４上のタブ２５０は、係合スロット２８８の開口部に入り、その後、係合スロット２８８のタブ２９６に係合するように遠位に移動して、タブ２５０と係合スロット２８８との間の係合を完成することができる。

左右のフレームの係合を解除するためには、タブ２５０は、逆の順序で取り外される。タブ２５０は、係合スロット２８８に対して近位に移動することができる。近位方向への移動は、係合スロット２８８のテーパ面２９４を、タブ２９６上のテーパ面２９８に対して移動させて、タブ２５０を係合スロット２８８から分離するために左右のフレームを互いに離れるように移動させる半径方向に向けられた力を含む一対の分力を付与する。同時に、右フレーム２９４の下側突出部２６８は、左フレーム１９３の受け入れスロット２９０から分離する。同様の係合機構がハウジングのベース端部１９０に設けられ（図１）、ベース端部での２つのフレーム１９３、１９４の分離を可能にする。

図１１は、ベース部分１９０ａにおける左フレーム１９３の拡大図を示す。図示のように、ベース端部２０６の底面または第四面２０６は、底面の縁部２６２に形成された２つの係合スロット２８８を備える。係合スロット２８８の各々は、右フレーム１９４の第二面２０２の下縁部２５２に対応するタブ２５０を受け入れるための開口部を備える（図６）。対応するタブ２５０のフィンガを受け入れて係合するための凹状ポケットを有するリップ３００が各係合スロットに設けられている。タブ２５０のフィンガと下縁部２５２との間の間隙は、その間にリップ３００を受け入れてタブ２５０を係合スロットに係合するように構成される。ベース区画の遠位端に向かう係合スロット２８８は、少なくとも三面によって境界が定められ、タブの軸方向の移動が係合スロットから外れることを可能にするように、対応するタブ２５０の長さよりも相対的に長い開口部を有することに留意されたい。ベース区画の近位端にある係合スロット２８８は、対応するタブを拘束するための第三面を有さずに、二面のみによって境界付けられている。

ベース部分１９０ａの第一面２００には、前述のような開口部２１０と、右フレーム１９４のベース区画の上壁のリブ２６０および突起２６８と嵌合または位置合わせするための２つの受け入れスロット２９０とが設けられている。図示のように、より遠位の受け入れスロット２９０は、第一面２００の内面３０４に形成された凹部を有し、一方でより近位の受け入れスロット２９０は、第一面２００の外面に形成された凹部を有する。この配置は、図６を参照して示すように、第一面２００の壁構造３０６がリブ２６０と突起２６８とを跨ぐ、またはその間を通過することを可能にする。

右フレーム１９４と同様に、ベース部分１９０ａには、針ハブ上のフランジと相互作用するためのチャネル２４４が設けられている。チャネル２４４の遠位のバリア壁３０８には、左フレーム１９３が右フレーム１９４に取り付けられ、それらの間にカテーテルハブが位置するときに、カテーテルハブを収容するための成形された輪郭３１０が設けられる。

図１２は、図１１と同様であるが異なる視点から見たベース部分１９０ａにおける左フレーム１９３を示す斜視図である。

図１３は、本体部分１８８ａおよびノーズ部分１８４ａにおける左フレーム１９３を示す斜視図である。本図面は、図９を参照して示された図と同様であるが、異なる視点からの図である。本実施形態では、右フレーム１９４（図７）の上側突出部２６８に結合するためのノーズ部分１８４ａの受け入れスロット２９０が、より明確に示されている。

図１４は、左フレームの成形された輪郭の内部に、カテーテルアセンブリ１０８がどのように着座しているかを示すために、右フレーム１９４から分離されてカテーテルアセンブリ１０８が左フレーム１９３に保持された状態の左フレーム１９３を示す斜視図であり、図５を参照して説明したものと同様であるが、右フレーム１９４の代わりに左フレームを用いている。

再び図１、図５および図１４を参照すると、使用中、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、患者に対して、深部静脈または表在静脈などの選択されたカテーテル位置まで前進させられる。ユーザは、超音波プローブを備えた超音波モニタなどの可視化装置からの誘導によって、標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブ１２２に流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００をさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の挿入角度を下げる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサをＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグ１２４および針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。いくつかの例では、ガイドワイヤディスペンサは、最初の針挿入の前にＥｘＤカテーテルアセンブリに取り付けられてもよく、アセンブリには取り外し可能なベントプラグ１２４がない。

針およびカテーテルチューブは、ガイドワイヤ上を前進し、ノーズ端部１８４が皮膚に接触するかその直前で停止する。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、ＥｘＤカテーテルアセンブリは、最初にガイドワイヤを前進させることなく前進させることができる。次いで、施術者は、上述したように、親指を第一またはトップレバー２１４に置き、人差し指をボトムレバー（図３）に当てて、ハウジング１０２（図１）を、左フレーム１９３を右フレーム１９４から分離するなど、２つ以上のハウジング構成要素に分離することができる。ハウジング１０２がより小さな構成要素に分離されると、カテーテルアセンブリ１０８はハウジングから自由になる。次に、ユーザは、図２を参照して前述したように、針１２２および針ハブ１２２をカテーテルハブから後退させることができる。

これより図１５を参照すると、本発明のさらなる態様に従って提供される延長留置カテーテルアセンブリ１００が示されている。本ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１～図１４のＥｘＤカテーテルアセンブリと同様の態様を共有する。特に、第一または左フレーム１９３および第二または右フレーム１９４が取り付けられてハウジングを形成し、カテーテルハブをハウジングから解放するために分離することができる同様のハウジング１０２の構成を共有する。図示のように、ハウジング１０２は、ノーズ端部１８４と、本体１８８と、ベース端部１９０とを備える。ハウジング１０２は、内部空間１０４に開口する本体開口部１９６を有する。カテーテルアセンブリ１０８は、内部空間１０４に配置される。カテーテルアセンブリ１０８は、図２を参照するなど、本明細書の他の箇所に記載されているカテーテルアセンブリ１０８と同様とすることができ、カテーテルハブ１３０の内側に位置する針ガードと、ハウジング１０２の端面１２６ａの近位に突出するベントプラグ１２４を有する針ハブ１２２とを有する。

遠位端１２０では、針ハブ１２２に取り付けられた針１１２の一部と、カテーテルハブ１３０に取り付けられたカテーテルチューブ１１０とが、ノーズ端部１８４においてハウジングの遠位端開口部３４２から突出している。任意選択的に、ベントプラグ１２４の取り外し後に、ＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサなどのガイドワイヤディスペンサを針ハブの近位開口部に接続することができる。

２つの第一および第二フレーム１９３、１９４のそれぞれは、下壁区画２３０ａ（図１６）、上壁区画２３０ｂ、および側壁区画２３０ｃを備える壁構造２３０を備える。側壁区画２３０の外面には、円形、細長い、多角形、または不規則な形状の突起として具現化されることができる複数の突起または装飾２２０が設けられている。突起２２０は、互いに間隔を置いて配置することができ、美観のために、およびハウジングの２つの側壁２３０ｃ上でのハウジング１０２の把持を容易にするために設けることができる。

ハウジングの近位端１２６のベース端部１９０には、複数の側壁が設けられ、これらの側壁は、第一または左側壁２００と、第一側壁に対向する第二または右側壁２０２（図１９）と、第三または上部側壁２０４と、第三側壁に対向する第四または底部側壁２０６（図１６）とを含む。ベース端部１９０の側壁は、カテーテルアセンブリ１０８を収容するための中空内部を有するほぼ正方形または長方形の断面構造を画定する。他の例では、側壁は、楕円形または円形などの異なる形状を画定することができる。継ぎ目２３２は、上部側壁２０４および底部側壁２０６の両方を通過し、ハウジング１０２のノーズ端部１８４を通る。

第一側壁２００および第二側壁２０２（図１９）は、ベース端部１９０でハウジングの幅を画定する。例では、ベース端部１９０の幅は、ベース端部１９０のすぐ遠位の本体１８８の幅よりも大きい。他の例では、ベース端部１９０の幅およびベース端部１９０のすぐ遠位の本体１８８の幅は、概ね同じまたは等しくすることができる。第一および第二フレームの２つの側壁区画２３０ｃ間の距離として測定される本体１８８の幅は、それらのそれぞれの外面または内面のいずれかから、本体の起動エリヤまたは領域３２０の開始付近まで遠位方向にほぼ一定であることができ、本体は、本体遠位端３２２で最大の幅まで遠位方向に広がる。そこから、幅は、遠位開口部３４２が位置するピークまたは頂点３２４まで急速に減少する。以下でさらに説明するように、本体１８８の起動領域３２０は、２つのフレーム１９３、１９４の各々、または２つのフレームの少なくとも一方が起動ランプまたは構造３２８を組み込むことができるように広がる。起動ランプ３２８は、ハウジング１０２を２つ以上のハウジング構成要素に分離することを可能にするために、カテーテルハブ１３０と相互作用するようなサイズおよび形状である。

図１６は、図１５のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００を異なる視点から示す斜視図である。第一フレーム１９３および右フレーム１９４の２つの下壁区画２３０ａが見える。ハウジング１０２の近位端１２６には、針ハブ１２２のフランジ延長部１６０を受け入れるための切り欠き３３０が設けられており、これは、ベース端部１９０の底面２０６の部分的な切り欠きと、２つのフレーム１９３、１９４の近位端の部分的な切り欠きとによって画定される。

開口部３３４は、ハウジングの下壁において、ハウジング１０２の遠位端１２０の近くに設けられている。開口部３３４は、細長くすることができ、近位縁部３３４ａを有することができ、遠位縁部３３４ｂを有することができ、側縁部３３４ｃを有することができる。他の例では、開口部３３４は、形状がハウジング１０２の内部に配置された起動ランプ３２８と干渉しない限り、異なる形状を有することができる。

継ぎ目２３２は、ハウジングの長手方向に設けられ、遠位端１２０から近位端１２６まで延び、後部開口部３３０および前部開口部３３４で不連続である。前部開口部３３４の遠位縁部３３４ｂには、左右のフレーム１９３、１９４のそれぞれの遠位端にエンドキャップ構成要素またはゲート３４０が設けられている。したがって、ハウジングは、２つのゲートまたはエンドキャップ構成要素３４０を有する。第二フレーム１９４のエンドキャップ構成要素３４０を特に参照すると、その説明は第一フレーム１９３のエンドキャップ構成要素にも等しく適用され、エンドキャップ構成要素３４０は、下部区画または側壁３４０ａ、上部区画または側壁３４０ｂ（図１７）、および側部区画３４０ｃを有する。例では、側部区画３４０ｃは、半円形に似た切り欠き３４２ａを有するので、２つの隣接するエンドキャップ構成要素３４０からの２つの切り欠き３４２ａを有する２つの側部区画３４０ｃは、針１１２およびカテーテルチューブ１１０を収容するための貫通路または開口部３４２を形成する。２つの切り欠き３４２ａによって形成された貫通路３４２は、針およびカテーテルについて、支持および誘導をもたらし、ガイドワイヤの有無のいずれでも、長さが拡張したＩＶカテーテル、およびガイドワイヤが一体化されていない、長さ約８～１０ｃｍの短い正中線カテーテルの静脈穿刺を可能にする。

引き続き図１６および図１７を参照すると、エンドキャップ構成要素３４０の下部区画３４０ａは、ハウジング壁２３０の下部壁２３０ａから間隙３４４によって分離されており、エンドキャップ構成要素の上部または頂部区画３４０ｂは、ハウジング壁の上部壁２３０ｂから間隙３４４によって分離されている。したがって、各エンドキャップ構成要素３４０は、厚さを有する材料ストリップまたは層３４６によってそれぞれの左右のフレーム１９３、１９４の残りの部分に取り付けられる。例では、材料ストリップ３４６は、側部区画２３０ｃおよび前部区画３４０ｃの壁の厚さと同じ厚さを有することができる。他の例では、材料ストリップ３４６は、側部区画２３０ｃおよび前部区画３４０ｃの厚さよりも薄くなるように材料ストリップ３４６の厚さを薄くするための窪み３４８を含むことができる。

例では、左エンドキャップ構成要素３４０を左フレーム１９３に接続する材料ストリップ３４６（図１５）、および右エンドキャップ構成要素３４０を右フレーム１９４に接続する材料ストリップ３４６は、リビングヒンジなどのヒンジとして機能することができる。したがって、本実施形態のハウジング１０２は、リビングヒンジ３４６によって各ゲートが枢動可能または回転可能である２つのゲートまたはエンドキャップ構成要素３４０を有する。リビングヒンジは、エンドキャップ構成要素またはゲート３４０およびそれが取り付けられるそれぞれのフレーム、すなわち前端壁３４７が互いに対して枢動、回転または揺動することを可能にする。例えば、以下でさらに説明するように、カテーテルハブ１３０が１つまたは複数の起動ランプ３２８を押すことによりアセンブリが起動されたときに、第一および第二フレーム１９３、１９４が近位端１２６から始まって互いに分離する場合、第一および第二フレームは、互いから外方に揺動し、それぞれの材料ストリップまたはリビングヒンジ３４６を中心に枢動することができる。以下でさらに説明するように、２つのエンドキャップ構成要素３４０は、カテーテルハブ１３０を２つのフレームから解放するために２つのフレームも分離されるまで、２つのフレームが２つのリビングヒンジ３４６を中心に枢動するときに互いに取り付けられたままであり得る。他の例では、後述するように、ハウジング１０２の遠位端の開口部にアクセスするためにダブルゲートを開くのと同様に、２つのエンドキャップ構成要素３４０が２つのリビングヒンジ３４６を中心に枢動または回転する間、２つのフレームは取り付けられたままである。

ここで図１７を参照すると、ここで分離されるハウジング１０２の内部空間１０４がより明確に示されるように、図１５のＥｘＤカテーテルアセンブリが、第一フレーム１９３なしで示されている。第二フレーム１９４は、継ぎ目２３２が第一フレーム１９３の接合縁部３５０と共に形成される接合縁部３５０と共に示されている。左フレームまたは第一フレーム１９３、および右フレームまたは第二フレーム１９４は、それぞれの接合縁部３５０に沿って互いに接続することができる。係合スロット、タブ、および／または戻り止め３５４は、以下でさらに説明するように、２つのフレームを取り外し可能に固定するために使用することができる。右フレーム１９４は、ハウジング１０２の底面または下面に、図１６に示す開口部３３４の一部を形成する切り欠き３３４ｍを有して示されている。

図では、カテーテルアセンブリ１０８は、切り欠き３４２を通過する針およびカテーテルチューブと、ベース端部１９０の遠位に配置されたカテーテルハブ１３０、または少なくともカテーテルハブのプッシュタブ１７６とを有するハウジング１０２の内部空間１０４に配置されて示されている。針ハブ１２２およびベントプラグ１２４は、ハウジング１０２の近位開口部１０１から突出し、針ハブ１２２のフランジ１６１は、図１８Ａおよび１８Ｂを参照して以下でさらに説明するように、ハウジング１０２と係合する。

ここで図１８Ａおよび図１８Ｂを参照すると、図１７のアセンブリの拡大部分斜視図が示され、右フレーム１９４の内側に位置するカテーテルアセンブリのさらなる拡大図がそれぞれ示されている。図示のように、ほぼ正方形または長方形の輪郭を有する針ハブ１２２から延びるフランジ１６１は、フランジによって画定される平面が、ハウジング１０２の長手方向軸（図１５および図１６）にほぼ直交するように配置される。針ハブ１２２の外部輪郭の外側に突出するフランジ１６１の部分は、第一面２００、第二面２０２、第三面２０４、および第四面２０６などのベース端部１９０の複数の面で形成された溝３５８（図１８Ｂ）と係合する。溝３５８は、ベース端部の複数の面の壁厚の中に形成された凹状チャネルとすることができる。溝３５８は、針ハブ１２２のフランジ延長部１６０を収容するために第四面２０６に切り欠き３３０（図１６）が設けられている以外の面にわたって連続的に形成することができる。溝３５８は、フランジ１６１の面の交差部など、フランジが様々な面の間を移行する場所を含んで、針ハブ上のフランジ１６１を、受け入れる、受容する、または収容するように構造化することができる。

ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００が静脈穿刺を実施するために使用される準備ができている使用準備完了位置において、針ハブ１２２は、針ハブのフランジ延長部１６０を、２つの底壁構造３３０の切り欠き３３０における底部ハウジング縁部３３０ａを介して遠位移動から画定することによって、軸方向移動から静止状態に保持され得る。針ハブ１２２が近位方向に移動することを制限するために、針ハブ１２２の外部から延在するフランジ１６１は、ベース端部１９０の溝３５８の近位リップに対して配置される。さらに、多面構造を使用するなどしてフランジ１６１と溝３５８とを結合するための非円形構造は、ベース端部１９０の面によって画定される空間内にある間に針ハブが回転するのを防止する。これにより、組み立て時に、順次静脈穿刺を行う前に針のベベルが早すぎる回転をすることなく所望の位置に配向され得るように、針ハブが組み立てられた位置に保持される。

引き続き、図１８Ａおよび図１８Ｂ、特に図１８Ｂを参照すると、カテーテルハブ１３０の外ねじ１５４は、ベース端部１９０の上面２０４の内面から突出するタブ３６４を受け入れるためのスロット３６２を備える。他の例では、配置を逆にすることができ、上面２０４はスロットを組み込むことができ、カテーテルハブはタブを組み込むことができる。さらに他の例では、戻り止めは、それらのそれぞれの構造に沿った他の位置でカテーテルハブとハウジングとの間に設けられて、２つを係合することができる。係合は、使用準備完了位置においてカテーテルハブ１３０とハウジング１０２との間の適切な位置合わせを確実にし、ハウジングに係合している間にカテーテルハブが回転するのを防止する。

カテーテルハブ１３０は、針ハブがハウジングのベース端部１９０に係合したままで、針およびカテーテルハブを患者の静脈内に首尾よく配置した後に遠位方向に軸方向に摺動するように構成される。例では、外ねじ１５４は、ハウジング１０２の２つの下壁２３０ａの内面に乗るかまたは摺動するように構成される。例えば、図１５をさらに参照すると、ユーザは、プッシュタブ１７６を押して針ハブ１３０を遠位方向に前進させることができる。プッシュタブ１７６は、２つのフレーム１９３、１９４の２つの上壁区画２３０ｂの間に配置されて示されている。図示のように、プッシュタブ１７６の上縁部は、２つの上壁区画２３０ｂの外面の上方に突出して、施術者による接触および押圧のために、それ自体が露出する。いくつかの例では、プッシュタブ１７６は、プッシュタブの上縁部が２つの上壁区画２３０ｂのさらに上方に突出して、施術者が押すためのより大きなターゲットとしてそれ自体が露出するように構造化することができる。以下でさらに論じるように、施術者が、カテーテルチューブを静脈内に配置した後にプッシュタブ１７６を遠位方向に押すと、任意選択で、カテーテルチューブを誘導するためにガイドワイヤを静脈内に前進させた後、カテーテルハブ１３０の本体は、左フレーム１９３、右フレーム１９４、または２つのフレーム１９３、１８４の各々の一方にある１つまたは複数の起動ランプ３２８に当接して、ハウジング１０２の近位端１２６から開始して２つのフレームを分離させる。プッシュタブ１７６は、施術者による押し込みを可能にするためにハウジングの上方に延在するのに十分な長さまたは高さで、成形することができる。任意選択的に、タブエクステンダは、以下でさらに説明するように、標準的なプッシュタブにスナップ留めされて、施術者が押すためのプッシュタブの高さを増加させることができる。

図１９は、左フレーム１９３およびカテーテルアセンブリ１０８なしで示される、右または第二フレーム１９４の斜視図である。第二フレーム１９４は、第二面２０２、上面２０４および底面２０６を有するベース部分１９０ａと共に示されている。上面および底面は、第二面２０２よりも長さが相対的に短い。右フレーム１９４の上面２０４および底面２０６は、同様の上面および底面の区画が第一または左フレーム１９３によって支持され、２つの部分的な上面区画がそれぞれの接合縁部３５０で接合され、２つの部分的な底面区画がそれぞれの接合縁部３５０で接合されているとき、それらがベース端部１９０（図１６）の上面２０４および底面２０６を形成するので、部分的な面と呼ぶことができる。

図示のように、接合縁部３５０において、部分的な上面区画２０４はスロット３６８を組み込み、部分底面区画２０６はスロット３６８を組み込む。スロットは、鋭いコーナーまたは丸みを帯びたコーナーを有する略長方形の形状とすることができるが、代わりに円形、正方形、星形、楕円形、多角形、または不規則な形状として具現化されることができる。部分的上面区画２０４のスロット３６８および部分的底面区画２０６のスロット３６８は、右フレームの長手方向軸の同じ軸方向位置に沿って配置することができる。他の例では、それらは同じ軸方向位置から軸方向にオフセットすることができる。図示のように、２つのスロット３６８は両方とも、２つの接合縁部３５０の近位端にほぼ沿って配置される。

本体部分１８８ａは、ベース部分１９０ａの遠位に位置し、前述のように、上壁区画２３０ｂ、底または下壁区画２３０ａまたは側壁区画２３０ｃを有する壁２３０を有する。例では、ベース部分１９０ａのスロット３６８と同様の２つのスロット３７０が、下壁構造または区画２３０ａの接合縁部３５０に設けられている。２つのスロット３７０は、ベース部分１９０ａ上の２つのスロット３６８と同じ形状を有してもよいし、異なっていてもよい。例では、下壁区画２３０ａの２つのスロット３７０のうちの一方は、底部切欠き３３０のハウジング縁部３３０ａ（図１８Ｂ）に隣接して配置することができ、第二スロット３７０は、その遠位に配置することができる。他の例では、下壁区画２３０ａにただ１つのスロットまたは３つ以上のスロットが存在することができ、それらは接合縁部３５０に沿って他の場所に位置することができる。

引き続き図１９を参照すると、起動ランプ３２８は、フレーム１９４の起動領域３２０（図１５）において、近位端１２６よりも遠位端１２０に近いハウジング壁２３０の側壁区画２３０ｃの内面３７４に配置される。起動ランプ３２８は、近位ランプ区画３２８ａと、遠位ランプ区画３２８ｂと、近位ランプ区画と遠位ランプ区画との間に位置する中央ランプ区画３２８ｃとを有する。例では、近位ランプ区画３２８ａは、右フレーム１９４の内面３７４から増加する傾斜を含み、内面から半径方向に離れるように延びる表面を有する構造として見ることができる。左フレーム１９３と、中にカテーテルアセンブリが配置された組み立てられたハウジングとによって組み立てられると、近位ランプ区画３２８ａは、内面から離れて針に向かって、またはハウジングを通過する長手方向軸に向かって延びる。ハウジングを通過する長手方向軸は、基準線と考えることができ、近位ランプ区画３２８は、基準線から最も遠く、ランプが中央ランプ区画３２８ｃに近づくにつれて基準線に徐々に近づく表面を有すると理解することができる。

中央ランプ部分３２８ｃは、近位ランプ部分３２８ａよりも基準線に近い表面を有し、大きな半径を有するほぼ平坦なエリヤまたは表面エリヤを含むことができる。

遠位ランプ部分３２８ｂは、例では、基準線から離れるように移動する表面を有する中央ランプ部分３２８ｃから減少する傾斜を含む。近位ランプ部分３２８ａが正の傾斜を有する場合、遠位ランプ部分３２８ｂは負の傾斜を有する。したがって、図８に示す起動ランプ３２８は、中央ランプ区画でピークまたは頂点まで増加し、その後負の勾配を有する傾斜構造と考えることができる。他の例では、遠位ランプ部分３２８ｂは、いずれの傾斜もなしで、中央ランプ部分３２８ｃと共に一定または平坦であり得る。さらに他の例では、遠位ランプ部分３２８ｂは、基準線に向かって延び続ける正の傾斜を有することができる。好ましくは、遠位ランプ部分３２８ｃは負の傾斜を有する。

左および右フレーム１９３、１９４が一緒に組み立てられてハウジング１０２を形成するとき、２つの起動ランプが組み込まれている場合には、起動間隙４００（図２８）と呼ぶことができる、２つの隣接する起動ランプ３２８間の間隙、または、ただ１つの起動ランプが組み込まれている場合には、起動ランプ３２８と隣接するフレームの内面３７４との間の間隙は、変化し得る。起動間隙は、近位ランプ部分３２８ａから中央ランプ部分３２８ｃのより狭い点まで、または２つの近位ランプ部分から２つの中央ランプ部分のより狭い点まで延在し、狭くすることができる。以下でさらに説明するように、起動間隙４００は、カテーテルハブ１３０（図２）が前進して一対の構成要素に力を与えて、次いでハウジング１０２を２つ以上のハウジング構成要素に分離することができる手段として組み込むことができる。

さらに図１９を参照すると、凹部３７８には、第二または右フレーム１９４のエンドキャップ構成要素３４０が設けられている。凹部３７８は、三面と、開口した第四面とを有することができる。任意選択で、凹部３７８は、本体区画またはベース区画のスロット３６８、３７０のうちの一方と同様の四面スロットとして具現化されることができる。エンドキャップ構成要素３４０の凹部３７８は、締まり嵌めまたはスナップ嵌合配置で、隣接するエンドキャップ構成要素の対応するタブを受け入れるようなサイズおよび形状にすることができる。いくつかの例では、凹部３７８の位置および凹部と結合するためのタブの位置は、凹部が第一または左フレーム１９３のエンドキャップ構成要素に位置することができるように反転することができる。

図２０および２１は、様々な詳細を示す右フレーム１９４の異なる斜視図である。

図２２は、右または第二フレーム１９４の別の斜視図である。図示の図では、起動ランプ３２８は、各々が近位ランプ部分３２８ａ、遠位ランプ部分３２８ｂ、および中央ランプ部分３２８ｃを有する２つの別個の起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙとして実装されている。２つの別個の起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙは、前に説明したように動作または機能することができる。間隙または空隙３８０が、２つのランプ区画３２８ｘ、３２８ｙの遠位ランプ区画に設けられ、２つの遠位ランプ区画の負の傾斜によって形成される。２つのランプ区画３２８ｘ、３２８ｙの間には小さな間隙がある。他の例では、起動ランプ３２８は、間隙のない単一のランプ構造として形成される。起動ランプ３２８の表面は、カテーテルハブの輪郭部を収容するためのわずかな湾曲を形成するために、ほぼ平坦であってもよく、または大きな半径を有してもよい。

視覚化され得るように、第二または右フレーム１９４が第一または左フレーム１９３に連結され、カテーテルハブ１３０が遠位方向に前進して２つの別個の起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙに当接すると、カテーテルハブ１３０のノーズ区画（図２）は、最初に２つの別個の起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙの２つの近位ランプ部分３２８ａに当接し、次いで、ノーズ区画が遠位方向に移動し続けるにつれて間隙または空隙３８０内に移動する。次いで、カテーテルハブのノーズ区画よりも直径またはサイズが大きいカテーテルハブの中間部分は、２つの近位ランプ部分３２８ａ上を移動して、２つのフレーム１９３、１９４を互いに離れるようにさらに拡張させる。この時点で、２つのフレーム１９３、１９４は、ハウジングの遠位端で、２つのエンドキャップ構成要素３４０での係合を除いて、互いに完全に分離されている。２つのエンドキャップ構成要素の近位で完全に分離されていない場合、２つの近位ランプ部分３２８ａに対するカテーテルハブ１３０の雄ねじ１５４のさらなる移動は、２つのフレーム１９３、１９４を互いに離れるようにさらに拡張し、その結果、２つのフレームのタブおよびスロットは、２つのエンドキャップ構成要素３４０での係合を除いて、互いに完全に分離する。最後に、凹部３７８と左フレーム１９３上のタブ３９８（図２６）との間の最後の係合は、フレームの一方または両方を物理的に把持し、一方または両方のフレームを互いに引き離すことによって分離することができる。次いで、カテーテルハブを、点滴ラインに接続し、患者にテープで留めるなどして完成させることができる。

例では、エンドキャップ構成要素３４０の凹部３７８は、２つの側壁３４０ａ、３４０ｂ、底壁３４０ｃ、および中央壁３４０ｄを有する。例では、２つの側壁３４０ａ、３４０ｂはそれぞれ表面を含み、２つの側壁の２つの表面は、底壁３４０ｃの方向に先細になるか、または収束している。このため、中心壁３４０ｄの表面は台形状となっている。したがって、凹部３７８はテーパ状であり、凹部３７８の開口部における幅または間隙は、凹部の底部における幅または間隙よりも大きい。この構成は、第一フレーム１９３のエンドキャップ構成要素３４０上の対応するタブが凹部３７８に係合することを可能にし、係合が容易に分離して、２つのエンドキャップ構成要素での２つのフレーム１９３、１９４の分離を容易にし、その後、カテーテルハブをＥｘＤカテーテルアセンブリのハウジングから分離することを可能にする。

図２３は、図２２の第二フレーム１９４の斜視図であり、右フレームの外面３７４ａを示すために反転した様相で示されている。図示されているように、外面には、図１５の左フレームに示されているものと同様に、複数の離間した突起または装飾２２０が設けられている。例では、２つのフレームの２つの異なる組の突起２２０は同じとすることができ、同じ間隔を有することができる。他の例では、突起は、異なる形状および／または２つの隣接する突起間の異なる間隔を有することができる。

図２４は、図１５のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の側面図であり、カテーテルアセンブリ１０８が第一フレームまたは左フレーム１９３に取り付けられ、第二フレーム１９４は、図１７の配置と同様であるが、第二フレーム１９４の代わりに第一フレーム１９３を有する配置をより明確に示すために取り外されている。本組み合わせは、本組み合わせにおいて、タブまたは雄型戻り止め３９２が、第二フレーム１９４（例えば、図１７）のベース部分１９０ａ上の２つのスロット３６８に係合するために、接合縁部３５０においてベース部分１９０ａの第三面２０４に設けられ、接合縁部３５０においてベース部分１９０ａの第四面２０６に設けられる（図１９）ことを除いて、前述の組み合わせと同様である。タブまたは雄型戻り止め３９４はまた、第二フレーム１９４（図１９）の下壁構造２３０ａ上の２つのスロット３７０と係合するために、下壁構造または区画２３０ａ上の接合縁部３５０に設けられる。任意選択的に、２つのフレーム１９３、１９４は、溶接または接着剤を介して隣接する継ぎ目に沿って互いに接合することができる。溶接または接着剤が使用される場合、ハウジングの遠位端の上部および下部継ぎ目は、戻り止めを介して互いに取り付けられ、その結果、以下でさらに説明するように、戻り止めは、遠位ゲート開口部を開くために係合解除することができ、その後、ハウジングからのカテーテルハブの分離を可能にする。

図２５は、カテーテルアセンブリ１０８なしで示した図２４の第一フレーム１９３の斜視図である。ベース部分１９０ａのタブまたは雄型戻り止め３９２、および下壁構造または区画２３０ａ上のタブまたは雄型戻り止め３９４が示されている。また、フレームの側壁構造または区画２３０ｃに配置された２つの起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙも示されており、その形状および機能は、図２２を参照して上述した２つの起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙと同様である。他の起動ランプ区画３２８ｘ、３２８ｙと同様に、各起動ランプ区画は、近位ランプ部分３２８ａと、遠位ランプ部分３２８ｂと、近位ランプ部分と遠位ランプ部分との間に位置する中央ランプ部分３２８ｃとを備える。

タブまたは雄型戻り止め３９８が、第一フレーム１９３のエンドキャップ構成要素３４０の接合縁部３５０に設けられている。タブ３９８は、左右のフレームが組み立てられて図１５のハウジングを形成するときに、右フレーム１９４上のスロットに嵌合して係合する位置でエンドキャップ構成要素３４０上に配置される。タブ３９８は、第二フレーム１９４のエンドキャップ構成要素３４０の凹部３７８と係合するような大きさおよび形状である。例では、タブ３９８と凹部３７８との間の係合はわずかな干渉である。

例では、タブまたは雄型戻り止め３９８と２つのエンドキャップ構成要素３４０の凹部３７８との間の係合は、ベース部分１９０ａ上のタブ３９２と、第二フレーム１９４上の対応するスロット３６８、３７０に係合する下壁構造２３０ａ上のタブ３９４との間の係合よりも強く把持または係合保持をする。タブとスロットとの係合する対の間のこの相対的な係合する力は、カテーテルハブ１３０が初期カテーテルチューブ配置後にハウジングの内部空間１０４内で遠位方向に前進するとき、および組み込まれたときのガイドワイヤの前進後、カテーテルハブが起動ランプに接触すると、ハウジングが最初にハウジングの近位端で分離してから、２つのエンドキャップ構成要素３４０で分離することを確実にする。他の例では、タブとスロットの様々な対は、概して、カテーテルハブが起動ランプに接触するとほぼ同時に開く。

図２６は、図２５の第一フレーム１９３を異なる視点から見た斜視図である。図示の向きでは、ベース部分１９０ａ上のタブ３９２は、本体区画の下壁構造２３０ａ上のタブ３９２よりも長い。ベース部分１９０ａ上のタブもまた、エンドキャップ構成要素３４０上のタブ３９８よりも長い。様々なタブの異なる長さは、異なる対応する深さを有するスロットと嵌合または係合して、２つのハウジングフレーム１９３、１９４が結合されてハウジング１０２を形成するときに、ほぼ緊密な継ぎ目２３２（図１６）を確保するように係合する。いくつかの例では、すべてのスロットが１つのフレームに配置され、すべてのタブが別のフレームに配置される配置を有する代わりに、左右のフレームのそれぞれが、対応するタブおよびスロットと嵌合するスロットおよびタブの両方を有することができる。

図２７は、第一フレームの外面３７４ａを示すために、第一フレーム１９３を反転させて示す斜視図である。図示されているように、外面３７４ａには、第二フレームに示されているものと同様に、複数の離間した突起または装飾２２０が設けられている。例では、２つのフレームの２つの異なる組の突起２２０は同じとすることができ、同じ間隔を有することができる。他の例では、突起は、異なる形状および／または２つの隣接する突起間の異なる間隔を有することができる。

再び図１５～図１７、図２４、および図２８を参照すると、使用されているＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の説明のためのものである。ユーザは、ＥｘＤカテーテルアセンブリを使用して、超音波プローブを使用する超音波モニタなどの可視化装置からの誘導で標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブ１２２に流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００をさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の挿入角度を下げる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサを、ＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグ１２４および針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。

針およびカテーテルチューブは、ガイドワイヤ上を前進し、ハウジング１０２のノーズ端部１８４が皮膚に接触するかその直前で停止する。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、最初にガイドワイヤを前進させることなくＥｘＤカテーテルアセンブリを前進させることができる。次に、施術者は、親指をカテーテルハブ１３０のプッシュタブ１７６に置いて、第一および第二ハウジングフレーム１９３、１９４の一方または両方の１つ以上の起動ランプ３２８に対してカテーテルハブを前進させることができる。

図２８のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の概略図をさらに参照すると、カテーテルハブのノーズ端部が２つの起動ランプ３２８を押すまでカテーテルハブ１３０が遠位方向に押されると、一対の分力が２つのフレーム１９３、１９４のそれぞれに発生する。これにより、２つのフレームがハウジングのベース端部から分離する。カテーテルハブが遠位方向に移動し続けると、２つのフレームは、ベース端部のタブおよびスロットと本体とが互いに完全に分離するまで、さらに分離する。この時点で、タブ３９８（図２６）および２つのエンドキャップ構成要素３４０の凹部３７８（図１９）は係合し続け、２つのフレームはそれぞれのリビングヒンジ３４６で枢動する。次に、ユーザは、カテーテルハブのグリップを維持しながらフリーハンドを使用して、２つのフレーム１９３、１９４の一方を引っ張り、それらをそれぞれのエンドキャップ構成要素３４０で分離することができる。このとき、カテーテルハブ１３０およびハウジング１０２は互いに分離している。次いで、ユーザは、点滴ラインをカテーテルハブに接続し、それを患者にテーピングして穿刺部位を固定するなど、カテーテルハブの準備を完了することができる。

図１５～図２７、特に図１５、図１７、図２２、および図２６のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００を再度参照すると、装置またはアセンブリの代替的な実施態様が企図されている。代替的な実施態様では、左右のフレーム、または第一および第二フレーム１９３、１９４は、対応するスロットまたは雌型戻り止め３５４、３７８と係合するタブまたは雄型戻り止め３９２、３９４、３９８と固定される。本実施形態では、本体１８８およびベース１９０におけるタブまたは雄型戻り止め３９２、３９４と、スロットまたは雌型戻り止め３５４との間の係合は、ハウジング１０２の内部でカテーテルハブ１３０が遠位方向に前進するときに分離しないようにする。例えば、タブとスロットとの間の係合は、干渉および／または接着剤、接着または溶接によるものとすることができる。さらに、起動ランプ３２８（図２８）を第一および第二フレーム１９３、１９４から省いて、前進するカテーテルハブによって径方向の力が発生して２つのハウジングフレームを分離しないようにすることができる。したがって、カテーテルチューブを静脈内にさらに配置するためにカテーテルハブ１３０を遠位に前進させると、カテーテルハブは、それらを分離するために２つのフレームにいかなる半径方向の力も付与することなく、本体の区画の遠位端の空隙３８０の空間（図２２）に到達することができる。代わりに、遠位ゲートに対するカテーテルハブ１３０の遠位当接は、遠位ゲート開口部を開き、ハウジング１０２からのカテーテルハブ１３０の分離を可能にする。

ここで特に図２２および図２６を参照すると、第一フレーム１９３のエンドキャップ構成要素３４０のタブ３９８は、第二フレーム１９４の凹部３７８と摩擦係合、緩い係合、または分離可能な係合で係合する。すなわち、前進するカテーテルハブ１３０によって遠位に押されると、第一フレーム１９３上の雄型戻り止めまたはタブ３９８は、第二フレーム１９４上の凹部３７８から解放または分離することができる。図２２の詳細図では、凹部３７８は、開いたスロットまたは凹部で示されている。この構造は、タブ３９８が、接合縁部３５０に近接する開口部ではなく、側壁なしの凹部の側部開口部を通過することを可能にすることによって、タブと、左右のフレーム１９３、１９４の２つのエンドキャップ構成要素３４０の凹部とが分離することを可能にする。したがって、図２８を参照して説明したように半径方向の力を発生させる必要なく、カテーテルハブ１３０を遠位方向に２つのエンドキャップ構成要素に押し付けるときに、単に軸方向の力をもたらすことによって、２つの端部構成要素３４０での分離を行うことができる。

したがって、カニューレ挿入後、任意選択的にガイドワイヤ配置後およびカテーテル留置後、図１５～図２８のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の最初の実施態様で前述したように、カテーテルハブ１３０は、左右のフレーム（図２２および図２６）の２つのエンドキャップ構成要素３４０の近位に向いた表面３４０Ｚに対して前進することができる。カテーテルハブ１３０の前進する力は、タブ３９８を凹部３７８から引き離す。この分離は、第二または右フレーム１９４（図２２）のエンドキャップ構成要素３４０の凹部の２つの側壁３４０ａ、３４０ｂ間の開口側によって促進される。すなわち、第一または左フレーム１９３上のタブ３９８は、２つの側壁３４０ａ、３４０ｂの間の凹部３７８の欠落側によって設けられる間隙を通って、単に摺動して外れることができる。

ここで図１５および１６を参照すると、２つの端部構成要素３４０のタブ３９８および雌型戻り止め３７８が分離し、２つのフレームが２つのフレーム１９３、１９４の本体部分１８８ａおよびベース部分１９０ａのタブ３９２、３９４およびスロット３５４（図２２および２６）によって固定されて保持されると、２つの端部構成要素３４０は、２つのリビングヒンジ３４６を中心として、遠位方向に揺動させられる。例では、２つのリビングヒンジ３４６間の空間または距離は、カテーテルハブ１３０の水平状態の寸法または断面の寸法よりも大きい。したがって、２つのエンドキャップ構成要素３４０が２つのリビングヒンジの周りで遠位方向に揺動すると、遠位方向に揺動する端部構成要素によって設けられる空間によって画定されるゲート開口部または遠位ゲート開口部と呼ばれる間隙を有するゲートが開いて、カテーテルハブ１３０が通過するための間隙が提供される。揺動するエンドキャップ構成要素３４０は、遠位ゲート開口部を開くように揺動して開くことができるゲートと称されてもよい。実際には、これにより、カテーテルハブ１３０は、ゲート開口部または遠位ゲート開口部を介して針ハブ１２２およびハウジング１０２から分離して、針１１２、針ハブ１２２、ハウジング１０２、ならびに使用される場合はガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサから分離することができる。次いで、カテーテルハブを流体の投与のために患者に固定することができる。針１１２、針ハブ１２２、ハウジング１０２、ならびに使用される場合、ガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサは、承認されたプロトコルに従って廃棄または処分することができる。

したがって、本発明の態様は、内部に配置されたカテーテルアセンブリを有する内部空間を有する多部分ハウジングを含むＥｘＤカテーテルアセンブリを含むと理解される。前記カテーテルアセンブリは、カテーテルハブに取り付けられたカテーテルチューブと、針ハブに取り付けられ、カテーテルチューブの遠位開口部の遠位に延在する針先端部と共にカテーテルチューブを通って延在する針とを備える。前記針およびカテーテルチューブは、ハウジングの遠位端の開口部を通って突出する。遠位端は、例えば雄型戻り止めと雌型戻り止めとを係合することによって、互いに取り外し可能に取り付けられた２つのエンドキャップ構成要素を含むことができる。雌型戻り止めは、３つの側壁と、少なくとも１つの開口面と、凹部への１つの開口入口とを有する凹部とすることができる。

多部分ハウジングは、第二フレームに取り付けられた第一フレームを備えることができる。２つのフレームは、それらの間に継ぎ目を有することができる。２つのフレームは、接合縁部に沿って取り付けることができる。２つのフレームの一方は、タブまたは雄型戻り止めを備えることができ、他方のフレームは、雄型戻り止めを受け入れて２つのフレームを互いに取り外し可能に固定するための対応するスロットまたは雌型戻り止めを備えることができる。ハウジングの遠位端は、継ぎ目を含むことができる。針およびカテーテルチューブが突出する遠位端の開口部は、２つの切り欠きによって形成することができる。ハウジングの遠位端は、リビングヒンジを含むことができる。好ましくは、ハウジングの遠位端に２つのリビングヒンジがある。間隙を有するゲートは、２つのリビングヒンジの間の距離によって画定することができる。少なくとも１つの開口面が互いに分離しているタブおよび雌型戻り止めの場合、２つのエンドキャップ構成要素は、ハウジングの遠位端でゲート開口部または遠位ゲート開口部を開くために、２つのリビングヒンジの周りを遠位方向に揺動することができる。カテーテルハブは、ゲート開口部または遠位ゲート開口部を出て、ＥｘＤカテーテルアセンブリの残りの構成要素から分離することができ、それは、針、針ハブ、ハウジング、ならびに使用される場合にはガイドワイヤおよびガイドワイヤディスペンサを含むことができる。

ここで図２９を参照すると、ハウジング１０２およびカテーテルアセンブリ１０８を含むＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の部分斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１５～１６のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。本実施形態のＥｘＤカテーテルアセンブリは、タブエクステンダまたはタブアダプタ４０４がカテーテルハブ１３０に取り付けられて示されており、タブアダプタ４０４の上部がハウジングの上壁構造２３０ｂの上方に上昇して、施術者が押すかまたは把持するための表面を露出させるように、ハウジング開口部１９６を通ってハウジングの長手方向軸に直交して延びる。例では、タブアダプタ４０４は、ＥｘＤカテーテルアセンブリの操作を容易にするために、上壁構造２３０ｂの十分上方にカテーテルハブ１３０の一体的に形成されたプッシュタブ１７６（図２）のプロファイルを延長するように設けられる。あるいは、プッシュタブ１７６は、拡張構成で形成することができ、別個に形成されたタブアダプタ４０４なしで施術者によって押されるようにそれ自体が露出するために、ハウジングの上壁構造２３０ｂの上方に延在する。

図３０は、カテーテルハブ１３０から離間したタブアダプタ４０４を示し、図３１は、タブアダプタ４０４の側面の断面図を示す。図２９～３１を参照し、引き続き図２９を参照すると、タブアダプタ４０４は、プラスチック射出成形などによって、プラスチック材料から形成することができる。タブアダプタ４０４は、第一端部４０８および第二端部４１０を有する本体４０６を備えることができる。第一端部４０８は、高さに関して第二端部４１０の上方に配置することができる。例では、本体４０６は、仮想の線４１２の上方の中実構造として形成することができ、チャネル４１４を介して互いに連通する円弧状の第一開口部４２０および円弧状の第二開口部４２２を有する仮想の線４１２の下方のトンネルまたはチャネル４１４を有する。別の実施形態では、本体４０６は中空であり、内部空間または空洞４２９を画定する外面４２６および内面４２８を有する壁構造で形成される。外面４２６と内面４２８との間の壁厚は、カテーテルハブ１３０を前進させるためにユーザによって加えられた指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有する。

タブアダプタ４０４は、カテーテルハブ１３０上に装着するためのサイズおよび形状である。例では、タブアダプタ４０４は、カテーテルハブ１３０および本体４０６のチャネル４１４内に位置するハブ本体の上に着座するように構成される。タブアダプタ４０４の第一開口部４２０および第二開口部４２２は、カテーテルハブ１３０の湾曲体の周りにぴったりと嵌合する大きさである。カテーテルハブの軸方向位置に沿った配置または位置などによって、タブアダプタ４０４がカテーテルハブ１３０上にどのように配置されるかに応じて、タブアダプタ４０４の第一および第二開口部４２０、４２２は、カテーテルハブの特定の輪郭に適合するように同じサイズまたは異なるサイズを有することができる。例では、図３０に示すように、第一および第二開口部４２０、４２２は、半球形、半楕円形もしくは楕円形、または円弧形を有することができる。好ましくは、２つの開口部４２０、４２２は、カテーテルハブ本体の上にぴったりと嵌合するようなサイズおよび形状であり、ハブ本体の周りにて把持する力を発揮する。２つの開口部は、互いに異なる形状を有することができ、カテーテルハブ本体のサイズおよび輪郭に基づいて選択することができる。

カテーテルハブ１３０上に取り付けられると、プッシュタブ１７６（図３０）は、本体４０６の内部空間４２９内に嵌合するように構成される。本体４０６に指による圧力が加えられたときにカテーテルハブ１３０に対する滑り、摺動、または移動を防止するために、２つの把持バー４３２が、本体４０６の第二端部４１０に、２つの開口部４２０、４２２それぞれの両側に設けられる。把持バー４３２は、リブに類似してもよく、カテーテルハブにぴったりと嵌合するための輪郭面を設けることができる。２つの開口部４２０、４２２の上部に対して、タブアダプタ４０４の本体上の把持バー４３２の位置は、カテーテルハブに取り付けられたときに、２つの把持バー４３２がカテーテルハブ本体の中心線の下にあるように配置されるべきである。第一および第二開口部４２０、４２２のサイズおよび形状ならびに２つの把持バー４３２の位置は、タブアダプタ４０４がぴったりと嵌合してカテーテルハブ本体を把持するようにする。アダプタ４０４は、チャネルおよび２つの開口部をカテーテルハブ本体で摺動させ、カテーテルハブ上のプッシュタブがタブアダプタの内部に位置することを確実にすることによって、使用することができる。

カテーテルハブ１３０のプッシュタブ１７６は、本体４０６の近位側の内面４２８に接触することができる。したがって、タブアダプタ４０４が施術者によって遠位方向に押されると、タブアダプタ４０４の内面４２８は、プッシュタブ１７６の近位に向いた表面を押して、プッシュタブ１７６、したがってカテーテルハブ１３０を遠位方向に前進させる。例では、タブアダプタ４０４の内部空間４２９には、カテーテルハブの遠位前進時にカテーテルハブ本体からの分離に抵抗するために、サイズ適合またはわずかな干渉で、プッシュタブ１７６を受け入れるソケットが設けられる。

これより図３２を参照すると、本発明のさらなる態様に従って提供される延長留置カテーテルアセンブリ１００が示されている。本ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１～図１４および図１５～２８のカテーテルアセンブリと同様の態様を共有する。特に、第一または左フレーム１９３および第二または右フレーム１９４が取り付けられてハウジング１０２を形成し、カテーテルアセンブリ１０８のカテーテルハブ１３０をハウジングから解放するために分離することができる同様のハウジング１０２の構成を共有する。第一および第二フレーム１９３、１９４は、対応するタブまたは雄型戻り止めおよび係合スロットによって継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。任意選択的に、第一および第二フレーム１９３、１９４は、接着剤または溶接を介して上下の継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。カテーテルアセンブリ１０８のカテーテルハブ１３０は、代わりに、カテーテルハブが分離できるように開くハウジング１０２の遠位端にゲートアセンブリを組み込むことによって、ハウジング１０２から分離することができる。

示されるように、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、使用前に針および針先端部を覆うように針上に配置されるように構成された取り外し可能な保護キャップ５００を含む。保護キャップ５００の近位開口部は、ハウジング１０２のノーズ区画またはノーズ端部１８４と摩擦係合することができる。

図２９～図３１のタブエクステンダと同様の、タブアダプタまたはタブエクステンダ４０４は、カテーテルハブ１３０の上に配置され、取り付け具によってそこに固定され得る。針ハブ１２２は、ベース端部１９０の近位に、ハウジング１０２の外側に延在する。ベントプラグ１２４が針ハブ１２２に取り付けられており、これは空気を抜くが、針ハブおよびベントプラグの内部を流れ得る任意の血液を取り込むことを可能にすることができる。

図３３は、保護キャップ５００なしで示される、図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の上面図である。ハウジング１０２は、それらの間に延びる上部継ぎ目２７６を有する２つのノーズ部分１８４ａの端部に先端部１８６を有するノーズ端部またはノーズ区画１８４を有して示されている。上部継ぎ目２７６は、ノーズ端部１８４の上部を通って延びる。同様の対応する下部継ぎ目は、ノーズ端部１８４の下部を通って延びる。各ノーズ部分１８４ａは、図１５および１６のものと同様に、各それぞれの第一または第二フレーム１９３、１９４のエンドキャップ構成要素３４０に接合されている。各ノーズ部分１８４ａおよび各エンドキャップ構成要素３４０は、ゲートまたは回転ゲート３３９（図３６）と呼ぶことができる。２つのエンドキャップ構成要素３４０からの２つのゲート３３９は、ゲートアセンブリ６００の一部である。２つのゲート３３９は、第一フレーム１９３および第二フレーム１９４を互いに分離させる必要なく、カテーテルハブ１３０がハウジング１０２から分離できるように、揺動して開くことが可能である。

図３４は、図１６のハウジングに類似する、図３３のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の底面図である。本実施形態では、２つの第一および第二フレーム１９３、１９４の各々は、下壁区画、上壁区画、および側壁区画を含む壁構造体２３０を含む。側壁区画の外面には、円形、細長い、多角形、または不規則な形状の突起として具現化されることができる複数の突起または装飾が設けられている。突起は、互いに間隔を置いて配置することができ、美観のために、およびハウジングの２つの側壁上でのハウジング１０２の把持を容易にするために設けることができる。２つのハウジングフレームは、内部カテーテルアセンブリ１０８（図３２）を収容するための内部を有する。

本実施形態では、図１６の開口部３３４とは異なり、下側の細長い開口部は組み込まれていない。両方のハウジングフレーム１９３、１９４の下壁２３０ａは中実であってもよく、継ぎ目２３２に沿って、２つのエンドキャップ構成要素３４０を２つのフレームの残りの部分から分離する間隙３４４まで、互いに接合することができる。これにより、以下でさらに説明するように、ノーズエンド１８４の２つのノーズ部分１８４ａと共に２つのエンドキャップ構成要素３４０がそれぞれのリビングヒンジの周りで揺動して開いて遠位ゲート開口部を開く間、２つのフレームが互いに取り付けられたままになることが可能になる。他の実施形態では、２つのハウジングフレーム１９３、１９４は、長さ方向の間隙５０６（図３４）まで互いに接合される。長手方向の間隙５０６は、以下でさらに説明するように、２つのエンドキャップ構成要素３４０が揺動して遠位ゲート開口部を開くことを可能にする前方間隙３４４まで延在し、流入またはブレンドする。長手方向の間隙５０６の近位端は、プラスチック射出ゲートまたは入口の射出点として機能することができる。

任意選択のスコアライン５０２を各フレームの壁面に組み込むことができる。スコアライン５０２は、審美的なアピールのために、直線であってもよく、曲線を有してもよく、またはその両方であってもよい。スコアラインは、２つのフレーム１９３、１９４の壁厚２３０ａの下壁に形成された溝ラインとして理解される。他の例では、スコアラインを省くことができる。

図３５および図３６はそれぞれ、図１５～１７と同様のエンドキャップ構成要素３４０を示す、ハウジングの遠位端、およびノーズ端部１８４のノーズ部分１８４ａの拡大上面図および底面図である。遠位間隙３４４、長手方向間隙５０６、および２つのエンドキャップ構成要素３４０の２つの上部側壁３４０ｂと下部側壁３４０ａとの間の継ぎ目２３２も示されている。

２つのエンドキャップ構成要素３４０は、２つのリビングヒンジ３４６を介して２つの前端壁３４７に取り付けられている。２つのエンドキャップ構成要素３４０のそれぞれはノーズ部分１８４ａに取り付けられ、この組み合わせはゲートまたは回転ゲート３３９と呼ばれることがある。図１５～図２７の実施形態と同様に、ゲートアセンブリ６００の２つのゲート３３９は、カテーテルハブ１３０の遠位方向への移動によって遠位方向に押されると揺動して開き、遠位ゲート開口部を開くことができる。

図３７は、針およびカテーテルチューブを有し、第二または右フレーム１９４を有さないで示されるハウジングの第一または左フレーム１９３の側面図である。図３８は、針およびカテーテルチューブを有し、第一または左フレーム１９３を有さないで示されるハウジングの第二または右フレーム１９４の側面図である。図３７および図３８の２つの図についてこれより記載し、遠位端での二者の間の機械的係合と、遠位ゲート開口部を開くためにカテーテルハブによって遠位方向に押されたときに両者がどのように分離するかを説明する。図示のように、２つのノーズ部分１８４ａの各々は、組み合わされたときにハウジング１０２のノーズ区画またはノーズ端部１８４のほぼ円筒形の円筒を形成する中空の部分的な円筒を表す。

各ノーズ部分１８４ａの中空の部分的な円筒によって画定された境界の近位および内側に、前底壁５１０が設けられている。各前方ベース壁５１０は、針１１２およびカテーテルチューブ１１０の一部を収容するようなサイズおよび形状の切り欠き５１２を有する。第一および第二フレーム１９３、１９４が接合されると、２つの前方ベース壁５１０からの２つの切り欠き５１２は、ハウジング１０２内に配置されたカテーテルアセンブリの針を有する組み合わされたカテーテルチューブの周囲を受け入れるような大きさおよび形状の開口部を画定する周囲を形成する。例では、２つの切り欠き５１２の周囲は、組み合わせがカニューレ挿入および血管アクセス中に遠位方向に進むにつれて、組み合わせ針およびカテーテルチューブを案内するガイド開口部と呼ばれてもよい。２つのベース壁５１０は、第一フレームおよび／または第二フレームの長さに沿って測定される様々な厚さを有することができる。雄型戻り止めは、より厚いベース壁５１０の側部から突出することができる。他の例では、ベース壁５１０は均一な厚さを有することができる。

雄型戻り止め５２０は、代わりに、丸みを帯びた端部を有する細長い本体を有するスタブまたはスタッドとすることができ、第一および第二フレーム１９３、１９４の各々に設けられる。図３７に示すように、第一フレーム１９３の雄型戻り止め５２０は、高さに関して針１１２および／またはカテーテルチューブ１１０の上方に配置され、針によって画定された軸に対してほぼ直角に延びる。第二フレーム１９４の雄型戻り止め５２０は、図３８に示すように、高さに関して針１１２の下方に配置され、針によって画定された軸に対してほぼ直角に延びる。２つのフレーム１９３、１９４上の２つの雄型戻り止め５２０の配置を逆にすることができる。例では、２つの雄型戻り止めは、各雄型戻り止めの先端が針の直径の中間のマークを超えて、好ましくは雄型戻り止めが延びる反対側の針の縁部を超えて延びるように、針の長手方向軸に対して十分な量だけ半径方向に突出する。他の例では、雄型戻り止め５２０は、雄型戻り止めが延びるそれぞれの面からより短い長さまたは距離だけ延びることができる。雄型戻り止め５２０の長さは、以下でさらに説明するように、対応する受け入れスロットとの係合の量を変えるように選択することができる。

受け入れスロット５２４は、雄型戻り止め５２０の下方に第一フレーム１９３を備える。同様に、受け入れスロット５２４は、雄型戻り止め５２０の上方に第二フレーム１９４を備える。この場合も、配置は逆であってもよい。各受け入れスロット５２４は、対向するフレーム上に配置された対応する雄型戻り止め５２０と摩擦係合するように構成された壁構造を備える。したがって、第一フレームの受け入れスロット５２４は、第二フレームの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成され、第二フレームの受け入れスロット５２４は、第一フレームの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成される。例では、受け入れスロットは、嵌合される雄型戻り止めの２つの表面区画を摩擦係合するように構成された第一壁面５２４ａおよび第二壁面５２４ｂを有する。例では、第一壁面５２４ａと第二壁面５２４ｂとは、互いに略直交して配置されている。好ましくは、各受け入れスロット５２４は、第二壁面５２４ｂの反対側の壁面を有しておらず、これは、その後、雄型戻り止め５２０が、カテーテルハブのノーズ端部などのカテーテルハブ本体１３０が遠位方向に２つのベース壁５１０に当接してこれを押すときに受け入れスロット５２４から分離するための間隙または欠落壁を設ける。そのように押されると、ゲートアセンブリ６００の２つのゲート３３９は、先に論じたように、遠位ゲート開口部を開いてカテーテルハブ１３０をハウジング１０２から分離させるために、２つのリビングヒンジ３４６（図３６）の周りを回転する。実施形態では、各受け入れスロット５２４は、各受け入れスロット５２４が三面壁構造を有するように、それぞれの第一壁面５２４の反対側の壁面をさらに含む。各受け入れスロット５２４およびエンドキャップ構成要素３４０の剛性は、わずかな締まり嵌めで、対応する雄型戻り止め５２０を把持するようなサイズにすることができる。

ユーザは、保護キャップ５００を取り外した後に、図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００を使用して、超音波プローブを使用する超音波モニタなどの可視化装置からの案内で標的の静脈を穿刺することができる。一次血液フラッシュバックが、針ハブ１２２に流入することが観察され得る。次に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００をさらに前進させてカテーテルチューブを静脈の奥深くに配置する前に、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の挿入角度を下げる。いくつかの例では、針の管腔を通って延びるガイドワイヤを有するガイドワイヤディスペンサを、ＥｘＤカテーテルアセンブリと共に使用することができる。例えば、ハウジングを有するＳｏｎｏＳｔｉｋ（登録商標）ガイドワイヤディスペンサは、ベントプラグ１２４および針の管腔を通って突出し、業界で知られている方法で前進したガイドワイヤを取り外した後に、カテーテルハブの近位開口部に配置することができる。ガイドワイヤを使用して、カテーテルチューブを体内の所望の治療位置に誘導することができる。

針１１２およびカテーテルチューブ１１０（図３３）は、ガイドワイヤ上を前進し、ハウジング１０２のノーズ端部１８４で、またはその直前で皮膚に接触して停止する。ＥｘＤカテーテルアセンブリがガイドワイヤなしで使用される場合、最初にガイドワイヤを前進させることなくＥｘＤカテーテルアセンブリを前進させることができる。次に、施術者は、ゲートアセンブリ６００に対してカテーテルハブ１３０を前進させるために、カテーテルハブ１３０に係合するタブアダプタ４０４に親指を置くことができる。

図３２のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の、図３７および３８に示す構成要素をさらに参照すると、カテーテルハブ１３０は、カテーテルハブ１３０のノーズ端部が２つの端部構成要素３４０の２つのゲート３３９を押すように遠位方向に押されると、遠位方向の力がゲートアセンブリ６００に伝達され、２つの雄型戻り止め５２０またはスタブまたはスタッドと２つの受け入れスロット５２４との間の係合によってもたらされる干渉力および／または摩擦力を克服または超える。カテーテルハブが遠位方向に移動し続けると、２つのゲート３３９は、リビングヒンジ３４６（図３６）を中心にして遠位方向に揺動する。ユーザは、ハウジング１０２に近位方向の力を加えながら、またはハウジング１０２に安定した保持する力を加えながら、カテーテルハブ１３０を遠位方向に移動させ続けて、２つの回転したゲート３３９によって設けられるゲート開口部を通して針ハブ１３０を完全に移動させることができる。このとき、カテーテルハブ１３０およびハウジング１０２は互いに自由である。次いで、ユーザは、点滴ラインをカテーテルハブに接続し、それを患者にテーピングして穿刺部位を固定し、任意選択でタブアダプタ４０４をカテーテルハブ１３０から取り外すなど、カテーテルハブ１３０の準備を完了することができる。

ここで図３９を参照すると、図２９～３１のタブアダプタ４０４と同様の、本発明のさらなる態様によるタブアダプタ４０４が示されている。本実施形態のタブアダプタ４０４は、プラスチック射出成形などによってプラスチック材料から形成することができる。タブアダプタ４０４は、第一端部４０８および第二端部４１０を有する本体４０６を備えることができる。第一端部４０８は、高さに関して第二端部４１０の上方に配置することができる。例では、本体４０６は、以下でさらに説明するように、カテーテルハブから延びるプッシュタブを収容するスロットと、カテーテルハブ本体上に装着するための中空トンネルとを有する中実構造として形成することができる。

本体４０６は、外面４２６および内面４２８（図４２）と、第一開口部または遠位開口部４２０と、本体の第一開口部とは反対側の第二開口部４２２（図４１）とを有することができる。２つの開口部４２０、４２２の間には、チャネル４１４が設けられている。外面４２６と内面４２８との間の壁の厚さは、カテーテルハブ１３０を前進させるためにユーザによって加えられた指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有する。

本体４０６は、審美的アピールのために、１つまたは複数の突起または表面特徴５４２を含む遠位に向いた外面５４０を有する。遠位に向いた外面は、湾曲していても円弧状であってもよい。突起または表面特徴は、任意選択的に省くことができる。他の例では、突起は、ディンプル、丸いバンプ、成形された突起、ランダムな突起などの他の形状として具現化されることができる。遠位に向いた外面５４０は、２つの側面５４６の間に位置する。例では、２つの側面５４６の各々は、変化する表面特徴のない平坦または平面状の壁を有する。実施形態では、各側面５４６は、第一面部分５４６ａ、テーパ状側面部５４６ｂ、および第二面部分５４６ｃを有する。第二面部５４６ｃは、第一面部と同様に、平坦または平面状の壁を有する。２つの側面５４６における２つの第二面部分５４６ｃは、２つの第一面部分５４６ａが規定する幅よりも大きい幅を規定している。したがって、タブアダプタ４０４の第一端部４０８の幅は、タブアダプタの第二端部４１０の幅よりも広い。

図４０は、タブアダプタ４０４の正面図であり、第一または遠位開口部４２０および遠位に向いた外面５４０を向いている。図示のように、遠位開口部４２０は、複数の縁部区画またはセグメントによって画定された周囲５５０を有することができる。周囲５５０の形状は、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。例えば、周囲５５０の形状は、４つの側縁区画のみを有することができ、または半円形もしくは部分円形とすることができる。

図４１は、近位に向いた外壁面５６０を見たタブアダプタ４０４の背面図である。一例では、近位に向いた表面５６０は、第一表面区画５６０ａおよび第二面区画５６０ｂを有する。第一表面区画５６０ａは、ほぼ平面であり得るが、変曲線または移行線５６２で第二面区画５６０ｂの平面から傾斜している。第一表面区画５６０ａは、１つ以上の表面特徴または突起５４２を組み込むことができる。

図示のように、近位または第二開口部４２２は、半円形または部分円形の縁部によって画定された周囲５５０を有することができる。周囲５５０の形状は、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。例えば、周囲５５０の形状は、複数の縁部セグメントまたは区画によって画定することができ、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。第一および第二開口部４２０、４２２は、カテーテルハブ本体の直径の半分以上への把持を確実にするために、カテーテルハブ本体の半分または正中線よりも長く延在するべきである。

図４２は、タブアダプタ４０４の底面図であり、内面４２８と、内面４２８によって画定された内部空洞５６４とを示している。複数のリブ５６６を内部空洞に組み込んで剛性をもたらすことができる。

図４３は、カテーテルアセンブリ１０８のカテーテルハブ１３０に取り付けられたタブアダプタ４０４の正面斜視図であり、針ハブ１２２、ベントプラグ１２３、ならびにカテーテルハブの遠位端から延出するカテーテルチューブ１１０および針１１２と共に示されている。図示のように、カテーテルハブ１３０は、遠位端にノーズ区画５７０と、近位本体区画５７２とを有する。ノーズ区画５７０は、四辺を接続する丸いコーナーを有する略正方形の形状を有する。他の例では、ノーズ区画５７０は、略円筒形、楕円形、卵形、多角形などを含む他の断面形状を有することができる。近位本体区画５７２は、略円形であり、ノーズ区画５７０よりも胴回りまたは外側輪郭が比較的大きくてもよい。したがって、ノーズ区画２７０と近位本体区画５７２との間にステップアップまたは段付き区画５７４を設けることができる。タブアダプタの開口部は、カテーテルハブ本体の輪郭に適合するように、それに応じてサイズおよび形状を決めることができる。

本実施形態では、タブアダプタ４０４は、カテーテルハブ１３０上に装着するためのサイズおよび形状である。例では、タブアダプタ４０４は、カテーテルハブ１３０および本体４０６のチャネル４１４内に位置するハブ本体の上に着座するように構成される。タブアダプタ４０４の第一開口部４２０および第二開口部４２２は、カテーテルハブ１３０の湾曲体の周りにぴったりと嵌合する大きさである。カテーテルハブの軸方向位置に沿った配置または位置などによって、タブアダプタ４０４がカテーテルハブ１３０上にどのように配置されるかに応じて、タブアダプタ４０４の第一および第二開口部４２０、４２２は、カテーテルハブの特定の輪郭に適合するように同じサイズまたは異なるサイズを有することができる。例では、図４０および図４１に示すように、第一開口部４２０は、ノーズ区画５７０のほぼ正方形の断面の周りにぴったりと嵌合する形状を有することができ、第二開口部４２２は、近位本体区画５７２の周りに嵌合するように、半球形、半楕円形もしくは卵形、または円弧形を有することができる。好ましくは、２つの開口部４２０、４２２は、カテーテルハブ本体の上にぴったりと嵌合するようなサイズおよび形状であり、ハブ本体の周りにて把持する力を発揮する。

カテーテルハブ１３０上に取り付けられると、カテーテルハブのプッシュタブ１７６は、本体４０６の内部空間４２９内に嵌合するように構成される。カテーテルハブ１３０のプッシュタブ１７６は、本体４０６の近位側の内面４２８に接触することができ、またはタブアダプタとカテーテルハブとの間の固定を向上させるために、内部の雌型戻り止め、凹部、またはソケット内に突出することができる。したがって、タブアダプタ４０４が施術者によって遠位方向に押されると、タブアダプタ４０４の内面４２８、またはアダプタ内の凹部または雌型戻り止めは、プッシュタブ１７６の近位に向いた表面を押して、プッシュタブ１７６、したがってカテーテルハブ１３０を遠位方向に前進させる。他の例では、カテーテルハブ本体に対する開口部４２０、４２２によってなされる把持はまた、タブアダプタが押されたときにカテーテルハブを前進させるために遠位方向の力をカテーテルハブに伝達することができる。

これより図４４を参照すると、本発明のさらなる態様に従って提供される延長留置カテーテルアセンブリ１００が示されている。本ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１～図１４、図１５～図２８、図３２～４３のカテーテルアセンブリと同様の態様を共有する。示されるように、本ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、ハウジング１０２を形成するために取り付けられた第一フレームまたは左フレーム１９３および第二フレームまたは右フレーム１９４を有するハウジング１０２を含む。アセンブリは、本明細書に記載の他のカテーテルアセンブリと同様であり得るカテーテルアセンブリ１０８をさらに含む。カテーテルアセンブリ１０８は、少なくとも部分的にハウジング１０２内に配置されて示されている。カテーテルアセンブリは、カテーテルハブと、針ハブ１２２と、針先端部で針を覆う保護キャップ５００とを備える。第一および第二フレームは、カテーテルアセンブリ１０８のカテーテルハブをハウジングから解放するために分離することができる。第一および第二フレーム１９３、１９４は、前述のように、対応するタブまたは雄型戻り止めおよび係合スロットによって継ぎ目に沿って互いに取り付けることができ、それによって係合が分離することができる。任意選択的に、第一および第二フレーム１９３、１９４は、タブおよび戻り止めに加えて、または代替として、接着剤または溶接を介して上下の継ぎ目に沿って互いに取り付けることができる。２つのハウジングフレーム１９３、１９４が分離しない場合、ハウジング１０２には、以下でさらに説明するように、カニューレ挿入および血管アクセス後に、ハウジング１０２からのカテーテルハブの分離を可能にするゲートアセンブリを設けることができる。しかし、ハウジングは、ハウジングを上側フレームと下側フレームとに分離する水平フレームとは対照的に、ハウジングを左ハウジングフレームと右ハウジングフレームとに分離するための上側継ぎ目および下側継ぎ目を依然として有する。

図３２～図４３の実施形態と同様に、タブアダプタまたはタブエクステンダ４０４をカテーテルハブ１３０の上に配置し、取り付け具によってそこに固定することができる。針ハブ１２２は、それに取り付けられたベントプラグ（図３２）を有するベース端部１９０の近位に延在するように示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００を使用する場合、保護キャップ５００を最初に取り外して針を露出させる。

ここで図４５Ａ～図４５Ｃを参照すると、本発明のさらなる態様によるタブアダプタ４０４の上面斜視図および底面図が示されている。本タブアダプタ４０４は、いくつかの違いがありながら、図３９～４３のタブアダプタ４０４と多くの類似点を共有する。本実施形態のタブアダプタ４０４は、プラスチック射出成形などによってプラスチック材料から形成することができる。タブアダプタ４０４は、第一端部４０８および第二端部４１０を有する本体４０６を備えることができる。第一端部４０８は、高さに関して第二端部４１０の上方に配置することができる。例では、本体４０６は、以下でさらに説明するように、カテーテルハブから延びるプッシュタブを収容するスロットと、カテーテルハブ本体上に装着するための中空トンネルとを有する中実構造として形成することができる。

アダプタの本体４０６は、外面４２６および内面４２８（図４５Ｃ）と、第一開口部または遠位開口部４２０と、本体の第一開口部４２０とは反対の端部の第二開口部４２２（図４５Ｃ）とを有することができる。２つの開口部４２０、４２２の間には、チャネル４１４が設けられている。外面４２６と内面４２８との間の壁の厚さは、カテーテルハブ１３０を前進させるためにユーザによって加えられた指による負荷を支えるための構造的剛性を設けるのに十分な厚さを有する。

本体４０６は、審美的アピールのために、１つまたは複数の突起または表面特徴５４２を含む遠位に向いた外面５４０を有する。遠位に向いた外面５４０は、弓形または湾曲していてもよい。突起または表面特徴５４２は、任意選択的に省くことができる。他の例では、突起は、ディンプル、丸いバンプ、成形された突起、ランダムな突起などの他の形状として具現化されることができる。遠位に向いた外面５４０は、２つの側面５４６の間に位置する。例では、２つの側面５４６の各々は、変化する表面特徴のない平坦または平面状の壁を有し得る。図示のように、凹溝またはレース５８０は、タブアダプタ４０４の２つの側面５４６のそれぞれの第一面部分５４６ａと第二面部分５４６ｃとの間に位置する。２つの側面の２つの第二面部分５４６ｃは、略平面であって互いに平行であってもよく、それにより２つの側面の少なくとも一部に沿って、概ね一定の外形寸法を画定する。２つの第一面部分５４６ａは、互いに略平行であってもよい。しかし、図示のように、２つの側面５４６のうちの２つの第一面部分５４６ａは、第二端部４１０から第一端部４０８に向かう方向に内向きに先細になっている。

突起５８２は、タブアダプタ４０４の２つの側面５４６の少なくとも一方に組み込まれ、タブアダプタ４０４の長手方向軸の半径方向に延びることができる。突起５８２は、傾斜面５８２ａと、傾斜面と交差する平坦な端面５８２ｂとを含むことができる。他の例では、突起は、半球状のドーム、または非球形のドームの直線状の側面および平坦な端面から形成することができる。使用時に、突起５８２は、図３２～４３を参照して上述し、以下でさらに説明されるように、ハウジングの遠位端でゲートアセンブリ６００（図４６）に当接または接触するように配置されて、ゲートをより広く開き、ハウジングとカテーテルハブとの間の分離を可能にすることができる。例では、ゲートアセンブリが両方の突起５８２によって当接され得るように、タブアダプタ４０４の２つの側面５４６のそれぞれに突起５８２が設けられる。

アダプタの遠位開口部４２０は、複数の縁部区画またはセグメントによって画定された周囲５５０を有することができる。周囲５５０の形状は、タブアダプタ４０４が取り付けられるように構成されているカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。例えば、周囲５５０の形状は、４つの側縁区画のみを有することができ、または半円形もしくは部分円形、またはカテーテルハブの外側輪郭の任意の対応する形状とすることができる。しかし、周囲５５０の形状は、タブアダプタ４０４がカテーテルハブと共に使用され、取り付け具によってそれに固定されるために、カテーテルハブの輪郭に正確に一致する必要はない。

一例では、近位に向いた表面５６０は、第一表面区画５６０ａおよび第二面区画５６０ｂを有する。第一表面区画５６０ａは、ほぼ垂直または上方に延在する壁を有するランプなど、概ね湾曲、弓形、または傾斜していてもよい。第二面区画５６０ｂは、湾曲していても円弧状であってもよく、大半が水平または平坦であってもよい。第一表面区画５６０ａおよび第二面区画５６０ｂは、互いに接続または接合され、遠位に向いた表面の弓形の外面と同様に、共にジャンプまたはランプに似ている。近位に向いた表面５６０の第一表面区画５６０ａは、１つ以上の表面特徴または突起５４２を組み込むことができる。

例では、近位または第二開口部４２２は、半円形または部分円形の縁部によって画定された周囲５５０を有することができる。第二開口部４２２の周囲５５０の形状は、タブアダプタが取り付けられるように構成されたカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。例えば、周囲５５０の形状は、複数の縁部セグメントまたは区画によって画定することができ、タブアダプタ４０４が取り付けられるように構成されたカテーテルハブ１３０の形状に応じて変化し得る。しかし、第二開口部４２２の周囲５５０の形状は、タブアダプタ４０４がカテーテルハブと共に使用され、取り付け具によってそれに固定されるために、カテーテルハブの輪郭に正確に一致する必要はない。第一および第二開口部４２０、４２２の周囲は、同じであってもよく、または互いに異なっていてもよい。第一および第二開口部４２０、４２２は、カテーテルハブ本体の直径の半分以上への把持を確実にするために、カテーテルハブ本体の半分または正中線よりも長く延在するべきである。

図４５Ｃは、タブアダプタ４０４の底面図であり、内面４２８と、内面４２８によって画定された内部空洞５６４とを示している。複数のリブ５６６を内部空洞に組み込んで剛性をもたらすことができる。

実施形態では、遠位に向いた外面５４０には、槍または矢印に似た先端部５９１を有する狭窄先端部５９０が設けられる。したがって、遠位に向いた表面５４０および２つの側面５４６は、やや尖っているが広い矢印に似て広がる鋭角の先端部を画定するように収束することができる。高さに関して、遠位に面する外面５４０の先端部５９０の真下に延長部５９２が設けられている。例では、延長部５９２は、タブアダプタ４０４の本体４０６と共に形成された細長いステムまたはバーとして成形することができる。延長部５９２は、狭窄先端部５９４を有する細長い形状を有する側縁部５９２ａおよび底縁部５９２ｂを有することができる。延長部５９２の狭窄先端または先端部５９４は、遠位に面する外面５４０の先端部５９１の遠位に配置することができる。代替の実施形態では、延長部５９２は省いてもよい。延長部は、タブアダプタと一体的に形成することができ、側縁の一方をタブアダプタ４０４の下側面５５５と共有することができる。

具体的に図４５Ａおよび図４５Ｂを参照すると、延長部５９２の狭窄先端または先端部５９４と、遠位に向いた表面５４０の狭窄先端または先端部５９１との両方を含む作動端５９８が、タブアダプタ４０４の遠位端に設けられている。以下でさらに説明するように、作動端５９８は、ハウジング１０２の遠位端１２０に配置されたゲートアセンブリ６００（図４６）の２つのゲートを分離し、タブアダプタ４０４に取り付けられたカテーテルハブが、静脈穿刺に成功した後にハウジングから分離するためのクリアランスを設けるように構成される。

図４６は、図４４のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２の正面斜視図であり、カテーテルアセンブリ１０８およびタブアダプタ４０４なしで示されている。ハウジング１０２は、前述のように、第一または左フレーム１９３が第二または右フレーム１９４に取り付けられた状態で示されている。ハウジング１０２の遠位端に取り付けることができるゲートアセンブリ６００もハウジング１０２に取り付けられて示されている。例では、ゲートアセンブリ６００は、先端１８６を有するノーズ端部１８４を含む。ノーズ端部１８４は中空であり、ボア６０２を画定する。ゲートアセンブリ６００は、上部継ぎ目２７６および下部継ぎ目をさらに備え、これにより、以下でさらに説明するように、ゲートアセンブリ６００が上部継ぎ目および下部継ぎ目で分離し、２つの枢動可能なヒンジの周りで遠位に揺動することが可能になる。上部継ぎ目２７６は、ノーズ端部１８４の上部を通って延びる。同様の対応する下部継ぎ目は、ノーズ端部１８４の下部を通って延びる。

図４７Ａおよび図４７Ｂは、図４６のゲートアセンブリ６００の予め組み立てられた正面図、および予め組み立てられた正面斜視図を示す。図示のように、ゲートアセンブリ１００は、クラム形状またはクラムシェル形状であってもよく、図４６に示す組み立てられたゲートアセンブリ６００を形成するために組み合わせることができる第一ゲート６０６ａおよび第二ゲート６０６ｂを有する本体６０４を備える。例では、２つのゲート６０６ａ、６０６ｂは、プラスチック射出成形などの成形によって形成することができ、製造および組み立て中に対を一緒に保持するためのタイストリップ６１０を含むことができる。随意に、タイストリップ６１０を省くことができ、対応する対のゲートを関連付けるために他の追跡および監視を使用することができる。

図示のように、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂの両方は、その近位に延びる壁区画６１４およびその遠位に延びる壁区画６４６を有するバリア壁６１２を有する本体区画６１１を有する。各ゲートは、雄型戻り止め５２０、またはステムまたはスタッドと、対向するゲートの対応する受け入れスロット５２４および雄型戻り止め５２０と係合するための受け入れスロット５２４とをさらに備える。各受け入れスロット５２４は、図３７および３８の受け入れスロット５２４および雄型戻り止め５２０の配置と同様に、嵌合している雄型戻り止め５２０が欠落した側面を通って揺動することができるように、少なくとも１つの開いたまたは欠落した側面を有することができる。例えば、各受け入れスロット５２４は、三面を有することができ、雄型戻り止め５２０を干渉して受け入れるようなサイズおよび形状とすることができる。したがって、図４５Ａ～図４５Ｃのタブアダプタなどによってゲートに荷重が加えられるとき、各雄型戻り止め５２０は、さらに後述するように、対応する受け入れスロット５２４の欠落した壁を通り過ぎて滑り、ゲートを揺動させて開くことができる。より具体的には、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂは、それぞれのリビングヒンジ６１８を中心に遠位方向に揺動する。

各ゲートは、各ノーズ部分１８４ａまたは各遠位壁６１６の中空の部分的な円筒によって画定される境界の内側に、前底壁５１０を備える。各前方ベース壁５１０は、針１１２およびカテーテルチューブ１１０の一部を収容するようなサイズおよび形状の切り欠き５１２を有する。第一および第二フレーム１９３、１９４が接合されると、２つの前方ベース壁５１０からの２つの切り欠き５１２は、組み合わされたカテーテルチューブと針の周囲を受け入れるような大きさおよび形状の開口部６２０（図４８Ａ）を画定する周囲を形成する。開口部６２０は、カニューレ挿入および血管アクセス中のカテーテルチューブおよび針を前進させている間に、カテーテルチューブおよび針を誘導するためのガイド開口部であると考えることができる。例では、２つの切り欠き５１２の周囲は、組み合わせがカニューレ挿入および血管アクセス中に遠位方向に進むにつれて、組み合わせ針およびカテーテルチューブを案内するガイド開口部と呼ばれてもよい。２つのベース壁５１０は、第一フレームおよび／または第二フレームの長さに沿って測定される様々な厚さを有することができる。雄型戻り止めは、より厚いベース壁５１０の側部から突出することができる。他の例では、ベース壁５１０は均一な厚さを有することができる。

雄型戻り止め５２０は、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂのそれぞれに設けられている。図示されているように、第一ゲート６０６ａおよび第二ゲート６０６ｂの各々の雄型戻り止め５２０は、受け入れスロット５２４とは反対側の切り欠き５１２の側に位置している。例では、２つの雄型戻り止めは、各雄型戻り止めの先端が針の直径の中間のマークを超えて、好ましくは雄型戻り止めが延びる反対側の針の縁部を超えて延びるように、針の長手方向軸に対して十分な量だけ半径方向に突出する。他の例では、雄型戻り止めは、雄型戻り止めが延びるそれぞれの面からより短い長さまたは距離だけ延びることができる。雄型戻り止め５２０の長さは、以下でさらに説明するように、対応する受け入れスロットとの係合の量を変えるように選択することができる。

ゲートの各受け入れスロット５２４は、対向するゲートに配置された対応する雄型戻り止め５２０と摩擦係合するように構成された壁構造を備える。したがって、第一フレームまたは左フレーム１９３と共に位置する第一ゲート６０６ａの受け入れスロット５２４は、第二フレーム１９４と共に位置する第二ゲート６０６ｂの雄型戻り止めと摩擦係合するように構成され、第二ゲート上の受け入れスロット５２４は、第一ゲート上の雄型戻り止めと摩擦係合するように構成される。

例では、受け入れスロット５２４は、図３７のものと同様に、雄型戻り止めの２つの表面区画に摩擦係合するように構成された第一壁面および第二壁面を有する。例では、第一壁面と第二壁面とは、互いに略直交して配置されている。好ましくは、各受け入れスロット５２４は、第二壁面の反対側の壁面を有さないか、または開口スロットまたはチャネルを画定するように欠落壁区画を有し、これはそのとき、タブアダプタ（図４５Ａ）の先端部５９１が遠位方向に２つのベース壁５１０（図４７Ｂ）に当接してこれを押すときに雄型戻り止めが受け入れスロットから分離するための隙間を設ける。そのように押されると、２つのゲート６０６ａ、６０６ｂは、先に論じたように、ゲートを開いてカテーテルハブをハウジング１０２（図４６）から分離させるために、２つのリビングヒンジ６１８（図４８Ｂおよび４８Ｃ）の周りを回転する。実施形態では、各受け入れスロットは、各受け入れスロットが三面壁構造を有するように、それぞれの第一壁面５２４の反対側の壁面をさらに含む。各受け入れスロット５２４の剛性は、わずかな締まり嵌めで、対応する雄型戻り止め５２０を把持するようなサイズにすることができる。

図４８Ａは、ゲートアセンブリ６００の背面図を示し、図４８Ｂは、ゲートアセンブリの正面から側部への斜視図を示し、図４８Ｃは、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂ（図４７Ａおよび４７Ｂ）が組み立てられ、または接合されてゲートアセンブリ６００を形成するときのゲートアセンブリの上面図を示す。２つのゲートの組み立ては、第一ゲート６０６ａ上に配置されたフックアーム６２２が、第二ゲートハウジング６０６ｂ上の対応する雌型戻り止め６２４に引っ掛かるか、または係止することによって容易になる。他の例では、フックアーム６２２および雌型戻り止め６２４の位置は逆転することができる。したがって、直前で述べた雄型戻り止め５２０と受け入れスロット５２４との組み合わせによって提供される摩擦力に加えて、ゲートアセンブリ６００のクラムシェル構造は、フックアーム６２２および雌型戻り止め６２４を介して一緒に保持することができる。いくつかの例では、フックアームおよび雌型戻り止めを省くことができ、一対の雄型戻り止め５２０と受け入れスロット５２４との間の干渉を増大させて、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂを一緒に保持するのに必要な係合をもたらすことができ、これは図３７および３８のものと同様である。さらに他の例では、一対の雄型戻り止め５２０および受け入れスロット５２４に、返しなどの正の係合手段を組み込んで、追加の係合する力をもたらすことができる。

フックアーム６２２と雌型戻り止め６２４との組み合わせは、ノーズ端部の穴を通過する軸に対して半径方向に保持する力を提供する。しかしながら、前述のような、タブアダプタ４０４が遠位方向に移動してカテーテルチューブを患者の静脈内に前進させるときなど、タブアダプタ４０４上の延長部５９２の先端部５９４（図４５Ａ～４５Ｃ）など、タブアダプタ４０４の作動端５９８によって遠位方向に当接して押されると、フックアーム６２２は変形して雌型戻り止め６２４から分離する。フックアーム６２２が撓んで雌型戻り止め６２４から分離するのとほぼ同時に、２つのゲート６０６ａ、６０６ｂ上の雄型戻り止め５２０は、対応する受け入れスロット５２４から分離する。

バリア壁６１２の近位に延びる近位壁区画６１４のうちの２つは、ゲート側壁６２８と呼ぶことができる。例では、２つのゲート側壁６２８は、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂの対応するバリア壁６１２に旋回可能に接続される。一例では、各枢動可能な接続部はリビングヒンジ６１８であり、ゲート側壁６２８とバリア壁６１２とを接合するなど、２つの隣接する区画を接合する、成形中に形成された、一体的に形成された薄い区画または薄いプラスチックストリップを意味すると理解される。各ゲート側壁６２８にはフランジ６３２を設けることができ、２つまたは３つの離間したフランジ６３２など、複数のフランジが考えられる。以下でさらに説明するように、２つのフランジ６３２の各セット、または少なくとも１つのフランジ、およびゲート側壁６２８は、ハウジング１０２の遠位端のスロット６４４に嵌合してゲートアセンブリ６００をハウジングに保持するためのキー６３３を画定する。

図４８Ｃを参照すると、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂは、それらの間を通過する継ぎ目２３２を有する。２つのゲートが遠位方向に押されて分離すると、継ぎ目２３２で分離が生じる。継ぎ目２３２は、２つの隣接する近位壁区画６１４の間に延在する。壁区画６１４は、偏向壁６３６と呼ぶことができる。図示のように、各偏向壁６３６は、近位縁部６３８を有する。近位縁部６３８は、異なる縁部区画を有することができる。近位縁部６３８の異なる縁部区画は、直線縁部または湾曲縁部を有することができる。図示のように、２つの比較的直線状の縁部は、エルボ、半径、または角度によって接合され、鋭角または鈍角とすることができる。２つの偏向壁６３６の２つの隣接する直線縁部区画６３８ａは、継ぎ目２３２で収束する。図示のように、継ぎ目２３２にある、または継ぎ目によって二分された２つの隣接する縁部区画６３８ａは、当接する縁部６４０を画定する。当接する縁部６４０は、タブアダプタ４０４がＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の使用中に遠位方向に前進するときに、遠位に向いた外壁面５４０の先端部５９１などによって、タブアダプタ４０４の作動端５９８によって当接または押されるように構成される。

本発明の態様による延長留置カテーテルアセンブリ１００は、ゲートアセンブリの当接縁部６４０または組み合わせフックアーム６２２および雌型戻り止め６２４に押し付けるための、狭窄先端または先端部などの作動端５９８を有するタブアダプタ４０４を含むと理解される。例では、タブアダプタ４０４は、高さに関して先端部５９１が遠位に向いた外面５４０上に配置された先端部５９０と、遠位に向いた外面５４０の外面４２６の下に配置された延長部５９２上に配置された先端部５９４との両方を有する。２つの先端部５９１、５９４は、タブアダプタ４０４の作動端５９８の一部であってもよい。いくつかの例では、遠位方向に向いた外面５４０の先端部５９１は、２つの先端部５９１、５９４が２つの異なる平面に沿って２つの異なる表面に接触するように、延長部の先端部５９４の近位に配置される。例では、延長部の先端部５９４は、遠位に向いた外面５４０の先端部５９１によって当接される表面の遠位に位置する表面に当接するように構成される。

図４９は、開いた状態のゲートアセンブリ６００を示し、クラムシェルゲート部材を閉じて図４８Ａ～４８Ｃに示す係合状態にするための第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂの移動方向を示す矢印を有する。前述したように、図示のような２つのゲートの移動は、フックアーム６２２を雌型戻り止め６２４（図４８Ａ）に係合させ、２つの雄型戻り止め５２０を２つの受け入れスロット５２４（図４７Ｂ）に係合させる。２つの係合されたハウジング区画は、接着剤または接着部材を追加することなく係合することができる。

図５０は、ハウジングに固定するためにハウジング１０２の遠位端１２０に向かって移動する、組み立てられたゲートアセンブリ６００を示す。例では、ハウジング１０２には、遠位開口部３４２に隣接する遠位端１２０に２つの受け入れスロット６４４が設けられ、一方は第一または左フレーム１９３上にあり、他方は第二または右フレーム１９４上にある。図５１をさらに参照すると、２つの受け入れスロット６４４が遠位端に示されている。例では、各受け入れスロット６４４は、第一壁スラブ６４６および第二壁スラブ６４８によって形成される。各受け入れスロットの第一および第二壁スラブ６４６、６４８は、キーを受け入れるためにそれらの間に中空空間６５０を画定する。

図４８Ｃを参照して上述したように、ゲートアセンブリ６００は、２つのゲート６０６ａ、６０６ｂのそれぞれで形成されたキー６３３を有する。特に、各ゲートは、１つまたは複数のフランジ６３２を有するゲート側壁６２８を備える。組み合わせゲート側壁６２８および１つまたは複数のフランジ６３２は、キー６３３と呼ばれる受け入れスロット６４４の中空の空間６５０の中に嵌合するようなサイズおよび形状のプロファイルまたは輪郭を画定する。したがって、図５０に示され、さらに図５１を参照すると、ゲートアセンブリ６００がハウジング１０２に組み立てられると、第一および第二ゲート６０６ａ、６０６ｂ上の２つのキー６３３は、２つの受け入れスロット６４４内に摺動し、摩擦および機械的係合によってそこに保持される。図４６に示すように組み立てられると、ゲートアセンブリ６００は、ハウジング１０２の遠位端１２０に固定され、２つのゲート６０６ａ、６０６ｂは、ハウジングに組み立てられたカテーテルハブがハウジングから分離することを可能にするなど、揺動して開くように、それぞれのリビングヒンジ６１８を中心に揺動できる。

再び図５１を参照すると、第一壁スラブ６４６と第二壁スラブ６４８との間に間隙６５４が設けられている。間隙６５４は、リビングヒンジ６１８に隣接するゲート側壁６２８の壁構造を収容するために設けられる。間隙６５４は、第一壁スラブ６４６と第二壁スラブ６４８とを互いに接合するリブ６５６によって、中空空間６５０への開口部の反対側の端部で区切られている。第一壁スラブ６４６は、ゲートアセンブリ６００のゲート側壁６２８上の少なくとも１つのフランジ６３２によって画定される輪郭を受け入れるような大きさおよび形状の輪郭の壁構造で示されている。

図５２は、図４４～５２のハウジング１０２の部分的な背面の斜視図を示す。ハウジングは、カテーテルアセンブリを収容するための近位開口部を有するベース端部１９０を有する。

図４４～５２の延長留置カテーテルアセンブリ１００は、他のＥｘＤカテーテルアセンブリについて本明細書中の他の箇所に記載されるように使用され得る。

ここで図５３を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１～１５のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、単一部品として成形されてもよい。ハウジング１０２は、一部が円筒形であり、一部が長方形であってもよい。ハウジング１０２の長方形部分は、ベース１９０であってもよい。いくつかの実施形態では、ハウジング１０２は、完全に円筒形であってもよい。ハウジング１０２の上部のゲート開口部７００は、ハウジング１０２を長手方向に二等分することができる。ゲート開口部７００を広げることによってハウジング１０２を開くことにより、カテーテルハブ（図示せず）を本体開口部１９６を通してハウジング１０２の内部空間１０４から取り外すことができる。いくつかの実施形態では、ゲート開口部７００はリビングヒンジであってもよい。リビングヒンジは、ゲート開口部７００が半径方向の力で引き離されるときに分離することができる。いくつかの実施形態では、ゲート開口部７００は壊れやすいリビングヒンジであってもよい。壊れやすいリビングヒンジは、ゲート開口部７００が引き離されたときにリビングヒンジとゲート開口部７００との分離を容易にする穿孔を有することができる。ロック７０２は、ゲート開口部７００をそのままに保つための追加の補強として機能することができる。ロック７０２は、ノーズ端部１８４と本体開口部１９６との間のハウジング１０２のノーズ区画１８４ａに配置することができる。いくつかの実施形態では、ゲート開口部７００上にその長さに沿って複数のロック７０２があってもよい。ロック７０２は、ゲート開口部７００によるハウジング１０２の二等分によって形成される二面７０４、７０６の戻り止め係合であってもよい。戻り止めの係合は、ゲート開口部７００を引き離すためにハウジング１０２に追加の半径方向の力を加えることによって解除することができる。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは面７０６にあってもよく、雌型戻り止めは面７０４にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは面７０４にあってもよく、雌型戻り止めは面７０６にあってもよい（図示せず）。

ハウジング１０２のベース１９０は、ベース１９０のスカート７１０からハウジング１０２の近位端１２６まで延在する上部開口部７０８を有することができる。スカート７１０は、長方形であってもよい。スカート７１０は、丸みを帯びた縁部を有してもよい。円形および三角形などの他のスカート７１０の形状も考えられる。可動ブリッジ７１２または複数の可動ブリッジが開口部７０８の上に延在してもよい。可動ブリッジ７１２は、ゲート開口部７００と同一直線上にあり得る分割縁部または移動縁部７１４を有することができる。いくつかの実施形態では、縁部７１４は、リビングヒンジで互いに接続されてもよい。いくつかの実施形態では、縁部７１４は、壊れやすいリビングヒンジで互いに接続されてもよい。縁部７１４は、縁部７１４から外方を向くベース１９０に半径方向の力を加えることによって分割することができる。ベース１９０は、その側面７１８、７２０から延出するウイング７１６を有することができる。ウイング７１６は、皮膚が穿刺されると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００を患者に向かって前進させるように保持されてもよい。ウイング７１６は、取り扱いを改善するために突出グリップ７２４を有することができる。ウイング７１６はまた、ハウジング１０２に半径方向の力を加えるために、開口部７０８の反対方向を意味する下方に押されてもよい。いくつかの実施形態では、ウイング７１６を押し下げることは、可動ブリッジ７１２を分割するのに十分な力を加えることのみができる。いくつかの実施形態では、ウイング７１６を押し下げることにより、可動ブリッジ７１２、ゲート開口部７００、およびロック７０２のロック解除を含む１つまたは複数の構成要素を分割することができる。そのような実施形態では、１つまたは複数の構成要素を分割する能力は、ハウジング１０２の長さおよび／または材料特性に依存し得る。例えば、より短いハウジング１０２により、ハウジング１０２の長さにわたる力の移動の距離がより短くなり、この場合、ウイング７１６とノーズ端部１８４との間で生じる力の散逸はより少ない。別の例では、より低い延性または硬度を有する材料から構成されたハウジング１０２は、可動ブリッジ７１２、ゲート開口部７００、およびロック７０２のうちの１つまたは複数がより容易に分割することを可能にすることができる。

ここで図５４を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図５３のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。カテーテルアセンブリ１００は、ベース１９０を有するハウジング１０２を有することができる。ベース１９０は、針ハブ１２２からのフラッシュバックを注視するための上部開口部７０８を有することができる。ハウジング１０２は、カテーテルハブ１３０を収容する内部空間１０４へのアクセスをもたらす本体開口部１９６をさらに有することができる。カテーテルハブ１３０は、カテーテルハブ１３０から延びて本体開口部１９６から出るプッシュタブ１７６を介して遠位位置に押されて、一旦体内に入るとカテーテルチューブ１１０を完全に前進させることができる。ベース開口部７０８は、ベース１９０のスカート７１０と近位区画カバー７２２との間に延在することができる。近位区画カバー７２２は、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００が患者に対してより近位の位置から保持されることを可能にし得る。したがって、より大きな手を許容することができ、より多くの保持位置を利用可能にすることにより、制御性を改善することができる。ベース１９０は、近位区画カバー７２２まで長方形であってもよく、これは円筒形であってもよい。いくつかの実施形態では、ベース１９０は、完全に長方形または完全に円筒形であってもよい。ハウジング１０２の上部のゲート開口部７００は、ノーズ端部１８４から近位端１２６までハウジング１０２を長手方向に二分することができる。近位区画カバー７２２を有し、したがってゲート開口部７００を有することにより、ノーズ端部１８４から近位端１２６までの全体にわたってハウジング１０２を二分することにより、ハウジング１０２に追加の構造的補強を付与することができる。したがって、ハウジング１０２の内部空間１０４からカテーテルハブ１３０を取り外すために、図５３のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００よりもゲート開口部７００を広げるために追加の力が必要とされ得る。いくつかの実施形態では、ゲート開口部７００はリビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、ゲート開口部７００は壊れやすいリビングヒンジであってもよい。

近位区画カバー７２２は、ウイング７１６を有することができる。カテーテルハブ１３０を取り外すために、ウイング７１６が、ベース開口部７０８の反対方向を意味する下方に押されると、ウイング７１６およびノーズ端部１８４が図５３の場合よりもさらに離れており、ゲート開口部７００が、図５３とは異なりベース開口部７０８の近位でハウジング１０２を二分し続けるので、図５３のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００よりも大きな力が必要とされ得る。いくつかの実施形態では、追加の補強が望ましくない場合、ハウジング１０２は、前述の制約にもかかわらずハウジング１０２からのカテーテルハブ１３０の取り外しをより容易にすることを可能にするために、図５３のものよりも延性または硬度が低い材料から構成されてもよい。

ここで図５５を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図５４のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、別個の部品から構成されてもよい。ハウジング１０２は、第一フレーム７２６および第二フレーム７２８を有してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、ヒンジ７３０または複数のヒンジによって一緒に保持されてもよい。ヒンジ７３０は、ハウジング１０２の底部に配置されてもよい。第一フレーム７２６はヒンジ７３０の雄部７３４を有し、第二フレーム７２８はヒンジ７３０の雌部７３６を有してもよい。他の実施形態では、第一フレーム７２６はヒンジ７３０の雌部７３６を有してもよく、第二フレーム７２８はヒンジ７３０の雄部７３４を有してもよい。ピン７３２は、雄部７３４および雌部７３６の両方を通過することができる。いくつかの実施形態では、雄部７３４は、ピン７３２を使用する代わりに雌部７３６に挿入可能であってもよい。いくつかの実施形態では、ハウジング１０２は、単一部品として構成されてもよい。そのような実施形態では、ヒンジ７３０はリビングヒンジであってもよい。そのような実施形態のいくつかでは、ヒンジ７３０は、従来のヒンジ、例えばドアの開閉に一般的に使用されるヒンジに似ていてもよい。ヒンジ７３０は、第一フレーム７２６が開き、開位置において第二フレーム７２８（図５７～５８参照）から垂れ下がることを可能にし得る。

さらに図５５を参照すると、第一および第二フレーム７２６、７２８は、ハウジング１０２の上部に上部継ぎ目２７６を有し、ハウジング１０２の底部に下部継ぎ目２７７（図５７～５８参照）を有してもよい。上部および下部継ぎ目２７６、２７７は、ハウジング１０２を二等分してもよい。上部および下部継ぎ目２７６、２７７は、リビングヒンジ、壊れやすいリビングヒンジであっても、または離間していてもよい。いくつかの実施形態では、上部継ぎ目２７６のみが、リビングヒンジまたは壊れやすいリビングヒンジであってもよい。そのような実施形態のいくつかでは、下部継ぎ目２７７のみが、リビングヒンジまたは壊れやすいリビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、上部および下部継ぎ目２７６、２７７の一方がリビングヒンジであってもよく、一方で上部および下部継ぎ目２７６、２７７の他方が壊れやすいリビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、上部および下部継ぎ目２７６、２７７の一方が壊れやすいリビングヒンジであってもよく、一方で上部および下部継ぎ目２７６、２７７の他方リビングヒンジであってもよい。いくつかの実施形態では、上部および下部継ぎ目２７６、２７７のいくつかの部分は、リビングヒンジであってもよく、いくつかの部分は、壊れやすいリビングヒンジであってもよい。上部継ぎ目２７６および／または下部継ぎ目２７７のリビングヒンジおよび／または壊れやすいリビングヒンジは、上部および下部継ぎ目２７６、２７７から離れる方向に向けられた半径方向の力をハウジング１０２に加えて、第一フレーム７２６を図５５に示す閉状態から開状態（図５７～５８参照）に引き下げることによって、分離することができる。半径方向の力は、図５４のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００などのベース１９０の近位区画カバー７２２上に位置するウイング７１６を押し下げることによって加えられてもよい。

ハウジング１２０のベース１９０は、スカート７１０によってハウジング１２０の残りの部分から分離されてもよい。いくつかの実施形態では、近位区画カバー７２２は除去されてもよく、ウイング７１６は、ベース１９０の面７１８、７２０から延出してもよい。いくつかの実施形態では、面７１８、７２０は、把持の改善をもたらすために突出部７４２を有することができる。加えて、または代わりに、半径方向の力は、ハウジング１０２から延びるレール７４４を押し下げることによって加えられてもよい。レール７４４は、スカート７１０からノーズ区画１８４ａまで延在することができる。レール７４４は、ハウジング１０２の内部空間１０４へのアクセスを提供する本体開口部１９６から幅方向に延在することができる。レール７４４は、レール７４４の下とハウジング１０２との間に延在する１つまたは複数のレール脚部７４６で支持されてもよい。

ロック７０２は、上部および下部継ぎ目２７６、２７７をそのままに保つための追加の補強として機能することができる。ロック７０２は、上部継ぎ目２７６を中断することができる。ロック７０２は、ノーズ端部１８４と本体開口部１９６との間のハウジング１０２のノーズ区画１８４ａに配置することができる。いくつかの実施形態では、複数のロック７０２があってもよい。いくつかの実施形態では、ロック７０２は、第一および第二フレーム７２６、７２８の戻り止め係合であってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めを持ち上げて雌型戻り止めから解放するために、タブ７３８を係合から押し出すことによって、戻り止め係合を解除することができる。タブ７３８は、雄型戻り止めと同じフレーム上に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第二フレーム７２８上にあってもよく、雌型戻り止めは第一フレーム７２６上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止めは第一フレーム７２６上にあってもよく、雌型戻り止めは第二フレーム７２８上にあってもよい。タブ７３８は、フィンに似た湾曲形状を有してもよい。タブ７３８の内側曲線７４０は、粗面を有することができる。粗面は、把持の改善をもたらすことができる。いくつかの実施形態では、タブ７３８は削除されてもよい。そのような実施形態では、戻り止め係合は、第一フレーム７２６を閉状態から開状態に引き下げるときにハウジング１０２に追加の半径方向の力を加えることによって解除され得る。

ここで図５６を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、遠位位置にあるカテーテルハブ１３０と共に示されている。カテーテルハブ１３０は、カテーテルハブ１３０から延びて本体開口部１９６から出るプッシュタブ１７６を介して遠位位置に押され、一旦体内に入るとカテーテルチューブ１１０を完全に前進させることができる。遠位位置では、カテーテルハブは、ノーズ区画１８４ａによって部分的に覆われてもよい。また、遠位位置では、プッシュタブ１７６は、ノーズ区画１８４に当接して、ノーズ区画１８４ａ内へのカテーテル１３０ハブのさらなる移動を停止することができる。

ここで図５７を参照すると、ハウジング１０２が開状態にあるＥｘＤカテーテルアセンブリ１００が示されている。第一フレーム７２６は、ヒンジ７３０によって第二フレーム７２８から開いて垂れ下がってもよい。第一フレーム７２６は、ヒンジ７３０を除いて下部継ぎ目２７７で第二フレーム７２８に接触しなくてもよい。リビングヒンジおよび／または壊れやすいリビングヒンジである上部継ぎ目２７６を有する実施形態では、上部継ぎ目２７６（図５５参照）は、ハウジング１０２に半径方向の力を加えることによって引き裂かれて開くことができる。針ハブ１２２は、ハウジング１０２が第一フレーム７２６から開かれた後に針ハブ１２２が内部空間１０４から脱落しないように、第二フレーム７２８に緊密に嵌合させてもよい。他の実施形態では、ハウジング１０２の１つ、いくつか、またはすべての特徴および／または構成要素の位置は、ハウジング１０２を第二フレーム７２８から開くことができるように、対向するフレームに切り替えることができる。

ここで図５８を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、カテーテルハブ１３０（図５６参照）がハウジング１０２から取り外された状態で示されている。カテーテルハブ１３０を定位置に保持しながらノーズ区画１８４ａを横方向に移動させることによって、カテーテルハブ１３０をハウジング１０２から取り外すことができる。その後、カテーテルハブ１３０は、患者に取り付けられたままであってもよい。カテーテルハブ１３０がアセンブリ１００から取り外されると、針１１２が露出され得る。針１１２がカテーテルハブ１３０から引き抜かれると、針１１２は、カテーテルハブ１３０の内側に位置する針ガード（図示せず）と係合することができる。針ガードは、針１１２の穿刺を防止することができる。その後、針１１２、針ハブ１２２、およびハウジング１０２を安全に廃棄することができる。

ここで図５９を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図５４のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。アセンブリ１００は、単一部品から構成されたハウジング１０２を有することができる。ハウジング１０２は、ヒンジ７３０を有してもよい。ヒンジ７３０は、リビングヒンジであってもよい。ヒンジ７３０は、図５５のＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のヒンジ７３０に類似していなくてもよく、または同じようなピン７３２を有していてもよい。ハウジング１０２は、ハウジング１０２を閉じたままにするためにロック７０２または複数のロックを有することができる。ロック７０２は、図５５のアセンブリ１００とは異なり、タブを特徴としていなくてもよい。ハウジング１０２は、ハウジング１０２の近位のベース１９０から保持されてもよい。図５５のアセンブリ１００とは異なり、ウイングまたは近位区画カバーは省いてもよい。したがって、ベース１９０は、近位端１２６で開いていてもよい。針ハブ１２２は、ベース１９０から近位に延びてもよい。

ここで図６０を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図５５のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、別個の部品から構成されてもよい。ハウジング１０２は、第一フレーム７２６および第二フレーム７２８を有してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、第一および第二フレーム７２６、７２８の戻り止め係合によって一緒に保持されてもよい。戻り止め係合は、ノーズ端部１８４と本体開口部１９６との間のハウジングのノーズ区画１８４ａに配置することができる。いくつかの実施形態では、第一および第二フレーム７２６、７２８の複数の戻り止め係合が存在してもよい。いくつかの実施形態では、戻り止め係合は、第一および第二フレーム７２６、７２８を切り離すハウジング１０２上のボタン７４８を押すことによって解除されてもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８が切り離されると、カテーテルハブ１３０は、ハウジング１０２の内部空間１０４から解放され得る。

ここで図６１を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の近位端の拡大斜視図が示されている。ボタン７４８は、ボタン７４８が押し下げられたときに戻り止め係合を解除するためにハウジング１０２に半径方向の力を加える１つまたは複数の傾斜した側面７５４（図６４～６５を参照）を有することができる。ボタン７４８は、ボタンハウジング７５６に収容されてもよい。ボタンは、上面７５８を有することができる。上面７５８は、ボタン７４８を押し下げるために直接接触されてもよい。上面７５８は円形であってもよい。楕円形、正方形、および長方形などの上面７５８の他の形状も考えられる。ボタン７４８は、ハウジング１０２のベース１９０上の本体開口部１９６の近位に配置することができる。針ハブ１２２は、内部空間１０４内からベース１９０の外に延在してもよい。ベース１９０は、針ハブ１２２の半分以上が露出するように寸法決めされてもよい。いくつかの実施形態では、ボタン７４８は、戻り止め係合を解除するためにハウジング１０２に半径方向の力を加えることによってラッチ解除されるラッチ（図示せず）に、置き換えることができる。

ここで図６２を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の遠位端の拡大斜視図が示されている。第一および第二フレーム７２６、７２８の戻り止め係合は、雄型戻り止め７５０が雌型戻り止め７５２から分離している、部分的に係合解除された状態で示されている。いくつかの実施形態では、雄型戻り止め７５０は第二フレーム７２８上にあってもよく、雌型戻り止め７５２は第一フレーム７２６上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止め７５０は第一フレーム７２６上にあってもよく、雌型戻り止め７５２は第二フレーム７２８上にあってもよい。カテーテルハブ１３０は遠位位置に示されており、したがって、戻り止め係合が完全に係合解除され、第一および第二フレーム７２６、７２８が互いに完全に取り外されると、ハウジング１０２から引き抜く準備が整う。いくつかの実施形態では、示されている部分的に係合解除された状態は、ボタン７４８（図６１参照）が部分的にのみ押し下げられた結果であり得る。いくつかの実施形態では、示されている部分的に係合解除された状態は、ボタン７４８が完全に押し下げられた結果であり得、フレーム７２６、７２８は、互いからの取り外しを完了するために追加の半径方向の力を必要とし得る。例えば、各フレーム７２６、７２８は、片手で把持され、部分的に係合解除された状態から引き離されてもよい。

ここで図６３を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のボタン７４５の拡大斜視図が示されている。ボタン７４５は押下された状態で示されている。ボタン７４５が押下された状態にあるとき、ボタンハウジング７５６は分離してもよく、ボタンハウジング７５６の第一半体７５８は第一フレーム７２６上にあり、ボタンハウジング７５６の第二半体７６０は第二フレーム７２８上にある。ボタンハウジング７５６は、１つまたは複数の傾斜した側壁７６０を有することができる。各傾斜した側壁７６０は、各側面７５４（図６４～６５参照）を摺動可能に受け入れることができる。ボタン７４５が押し下げ状態にあるとき、側壁７６０および側面７５４のランプは整列することができ、そのため、ボタンハウジング７５６が分離しない限り、ボタン７４５が下に移動するための空間は残されず、各側面７５４は、傾斜した各側壁７６０に力を加えることができる。１つ以上の雄タブ７６２と、１つ以上の雄タブ７６２と係合することができる１つ以上の雌タブ７６４とは、ボタンハウジング７５６の第一および第二半体７５８、７６０から延在してもよい。雄タブ７６２は、第一半体７５８の各側面７６６ａ、７６６ｂから延在してもよく、雌タブ７６４は、第二半体７６０の各側面７６８ａ、７６８ｂから延在してもよい。他の実施形態では、雄タブ７６２は、第二半体７６０の各側面７６８ａ、７６８ｂから延在してもよく、雌タブ７６４は、第一半体７５８の各側面７６６ａ、７６６ｂから延在してもよい。他の実施形態では、側面７６６ａ、７６６ｂの一方が雄タブ７６２を有してもよく、他方の側面７６６ａ、７６６ｂが雌タブ７６４を有してもよく、側面７６８ａ、７６８ｂの一方が雌タブ７６４を有してもよく、他方の側面７６８ａ、７６８ｂが雄タブ７６２を有してもよい。雌タブ７６４の一方は、ボタン７４５の凹部７７０と摺動可能に係合可能であってもよい。ボタン７４５が押されると、雄タブ７６２は、ボタンハウジング７５６および凹部７７０の屋根７７２に加えられた半径方向の力が雌タブ７６４を押し下げることにより、雌タブ７６４から係合解除することができ、これにより、補完的な雄タブ７６２から解放される。他の実施形態では、複数の雌タブ７６４と摺動可能に係合可能であり得る複数の凹部７７０と、複数の雌タブ７６４を雄タブ７６２から解放することができる複数の凹部屋根７７２とがあってもよい。

ここで図６４を参照すると、ハウジング１０２（図６０参照）のないＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の部分的な斜視図が示されている。ボタン７４５の傾斜した側面７５４（図６５も参照）は、そこから延在するピン７７４（図６５も参照）を有することができる。ボタン７４５は、ピン７７４をボタンハウジング７５６の内側に配置された座部（図示せず）に結合することによって、カテーテルアセンブリ１００に取り付けることができる。ピン７７４は、第一および第二フレーム７２６、７２８（図６０参照）がボタン７４５と共に分離して安全に廃棄されるまでボタン７４５が押されると、座部の内部で上下に移動することができる。いくつかの実施形態では、ボタン７４５は、フレーム７２６、７２８が互いに分離した後にボタン７４５がそのフレームに留まるように、第一および第二フレーム７２６、７２８の一方に結合されてもよい。限定ではなく例として、ボタン７４５がフレーム７２６、７２８のうちの一方と一緒に留まることを可能にするそのような結合は、ピン７７４のうちの１つをその補完的な座部の内部に緊密に嵌合することを必要とし得る。

ここで図６５を参照すると、近位のアングルからのハウジング１０２（図６０参照）を伴わないＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の部分的な斜視図が示されている。ボタン７４５は、傾斜した側面７５４に加えて、傾斜した後面７７６を有することができる。いくつかの実施形態では、傾斜した後面７７６は、押されたときにボタン７４５の摺動を容易にすることができる。いくつかの実施形態では、傾斜した後面７７６は、ハウジング７５６内のボタン７４５のバルクが押されたときに変化するため、ボタンハウジング７５６に半径方向の力を加えることができる。ピン７７４は、ボタン７４５の下に延在し、ボタン７４５の下から接続する脚部７７８を有することができる。脚部７７８は、ボタン７４５が押されたときに均等に下に移動することを可能にすることができる。

ここで図６６を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図６０のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、別個の部品から構成されてもよい。ハウジング１０２は、第一フレーム７２６および第二フレーム７２８を有してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、クランプ－シャフトカップリング７８０によって一緒に保持されてもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、ハウジング１０２を開くために、クランプ－シャフトカップリング７８０で互いに離れるように枢動してもよい。クランプ－シャフトカップリング７８０は、ハウジング１０２の上部および下部本体開口部１９６ａ、１９６ｂとハウジング１０２のベース１９０との間に配置されてもよい。ベース１９０は、近位方向に外側に湾曲する端部７８２ａ、７８２ｂを第一および第二フレーム７２６、７２８の各々に有してもよい。湾曲した端部７８２ａ、７８２ｂは、一緒に押されてハウジング１０２を開くためのてことして使用することができる。ハウジング１０２が開かれると、ハウジング１０２の内部空間１０４に配置されたカテーテルハブ１３０を取り外すことができる。除去の前に、カテーテルハブ１３０を遠位方向に押して、カテーテルチューブ１１０を患者の体内に前進させることができる。カテーテルハブ１３０は、プッシャ７８４によって押されてもよい。プッシャ７８４は、Ｔ字形状を有してもよい。プッシャ７８４は、最初にカテーテルハブ１３０のプッシュタブ１７６の近位にあってもよい。プッシャ７８４は、遠位方向に押されてプッシュタブ１７６と係合し、カテーテルハブ１３０をハウジング１０２のノーズ区画１８４ａに押すことができる。カテーテルハブ１３０が完全に前進すると、ベース１９０をベース端部７８２ａ、７８２ｂから圧迫して、ハウジング１０２をカテーテルハブ１３０から開いて取り外すことができる。

ここで図６７を参照すると、第一および第二フレーム７２６、７２８のクランプ－シャフトカップリング７８０が切断されたＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の近位の断面図が示されている。クランプ－シャフトカップリングは、上クランプ７８６ａ－上シャフト７８８ａおよび下クランプ７８６ｂ－下シャフト７８８ｂの対を有することができる。上および下クランプ７８６ａ、７８６ｂは、交互のフレーム上にあってもよい。同様に、上および下シャフト７８８ａ、７８８ｂは、交互のフレーム上にあってもよい。いくつかの実施形態では、上および下クランプ７８６ａ、７８６ｂは同じフレーム上にあってもよく、したがって上および下シャフト７８８ａ、７８８ｂであってもよい。いくつかの実施形態では、クランプ－シャフトカップリング７８０は、第一および第二フレーム７２６、７２８が枢動または回転することができる別の接続と置き換えられてもよい。限定ではなく例として、そのような接続は、図５５のヒンジ７３０のようなヒンジであってもよい。

さらに図６７を参照すると、ベース１９０は、第一および第二フレーム７２６、７２８の各々から突出する複数のグリップ８１０を有してもよい。グリップ８１０は、カテーテルアセンブリ１００をベース１９０から保持する際の把持性を向上させることができる。グリップ８１０は、ひだのような形状およびアレンジであってもよい。ベース１９０はまた、第一および第二フレーム７２６、７２８の各々から突出する第二タイプのグリップ８１２を有してもよい。グリップ８１２は、グリップ８１０に対してハウジング１０２のより近位に配置されてもよい。グリップ８１２は、円形状であってもよい。グリップ８１２は、ユーザの指先を補う曲面を有してもよい。グリップ８１２は、ユーザがベース端部７８２ａ、７８２ｂを握ってハウジング１０２を開くときにグリップを改善することを可能にすることができる。

ここで図６８を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のカテーテルハブ１３０およびプッシャ７８４の区画の拡大図が示されている。プッシャ７８４は、そのＴ字形の帽子の各端部にある一対の脚部７９０ａ、７９０ｂを有することができる。脚部７９０ａ、７９０ｂはフック形状を有してもよい。脚部７９０ａ、７９０ｂのフック形状は、それぞれハウジング１０２のトラック７９２ａ、７９２ｂと摺動可能に係合することができる。トラック７９２ａ、７９２ｂは、上部本体開口部１９６ａの各面に沿って延在してもよい。プッシャ７８４は、最初にカテーテルハブ１３０のプッシュタブ１７６と係合し、次いでカテーテルハブをノーズ区画１８４ａに向かって押すために、トラック７９２ａ、７９２ｂ上を遠位方向に摺動することができる。

ここで図６９を参照すると、完全に前進した位置または遠位位置にあるＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のプッシャ７８４が示されている。この位置では、プッシュタブ１７６は、ノーズ区画１８４ａとプッシャ７８４との間に挟まれてもよい。プッシャ７８４は、プッシャ７８４を保持してハンドル７９４から誘導することによって、この位置に摺動されてもよい。ハンドル７９４は、脚部７９０ａ、７９０ｂの上方に水平にされてもよい。ハンドル７９４がハウジング１０２からさらに外にあることにより、プッシャ７８４を把持することがより容易になり、近位位置にあるときにプッシャ７８４のハンドル７９４がベース１９０の上方に着座することが可能になる。ハンドル７９４は、把持性を向上させるために突起７９６を有してもよい。遠位位置では、脚部７９０ａ、７９０ｂの各脚部は、トラック端部７９８ａ、７９８ｂのトラック端部の上方にあってもよい。トラック端部７９８ａ、７９８ｂは、上部本体開口部１９６ａの両側のノーズ区画１８４ａとトラック７９２ａ、７９２ｂとの間の凹部であってもよい。トラック端部７９８ａ、７９８ｂは、プッシャ７９４のフック状脚部７９０ａ、７９０ｂがハウジング１０２を把持せず、ハウジング１０２から取り外すための空間を有するように寸法決めされてもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は各々、ノーズ区画１８４ａおよびベース１９０を横切って延びるグリップ７９８（一方のみ図示）を有することができる。グリップ７９８は、一方の手でカテーテルアセンブリ１００を保持しながら、他方の手でプッシャ７８４を押したり取り外したりするために用いられてもよい。

ここで図７０を参照すると、開位置にあるＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２、およびハウジング１０２から取り外されているプッシャ７８４が、示されている。第一および第二フレーム７２６、７２８の間の開口部は、ピボット点でのクランプ－シャフトカップリング７８０（図６６参照）がハウジング１０２の近位区画に位置することにより、近位方向に減少してもよい。プッシャ７８４およびハウジング１０２を廃棄し、カテーテルハブ１３０を患者に取り付けたままにしてもよい。

ここで図７１を参照すると、遠位のアングルから開位置にあるハウジング１０２を有するＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の断面が示されている。ハウジング１０２の最遠位端において、先端部８００は、ノーズ端部１８４から延出することができる。先端部８００は、第一および第二フレーム７２６、７２８のそれぞれに１つずつ、２つの分離可能な区画８０２ａ、８０２ｂを有してもよい。区画８０２ａ、８０２ｂは、ハウジング１０２が閉じられたときに二重の突合せの重ねジョイントを形成することができる。先端部８００の区画８０２ｂは、互いに接合されたときに区画８０２ａの上部にあってもよい。他の実施形態では、区画８０２ａは、互いに接合されたときに区画８０１ｂの上部にあってもよい。ロック７０２は、区画８０２ａ、８０２ｂを接合し、一般に第一および第二フレーム７２６、７２８をそのままに保つための追加の補強として機能し得る。ロック７０２は、上部継ぎ目２７６を中断することができる。ロック７０２は、ノーズ端部１８４と上部本体開口部１９６ａとの間でハウジング１０２のノーズ区画１８４ａに配置することができる。いくつかの実施形態では、複数のロック７０２があってもよい。そのような実施形態では、ロック７０２の一方は、ノーズ端部１８４と下部本体開口部１９６ｂとの間にあってもよい。いくつかの実施形態では、ロック７０２は、第一および第二フレーム７２６、７２８の戻り止め係合であってもよい。いくつかの実施形態では、戻り止め係合は、湾曲したベース端部７８２ａ、７８２ｂ（図６６参照）を一緒に圧迫することによって係合解除することができる。ハウジング１０２に生じる半径方向の力は、雄型戻り止め７０４ａを持ち上げ、雌型戻り止め７０４ｂから解放することができる。いくつかの実施形態では、雄型戻り止め７０４ａは第二フレーム７２８上にあってもよく、雌型戻り止め７０４ｂは第一フレーム７２６上にあってもよい。いくつかの実施形態では、雄型戻り止め７０４ａは第一フレーム７２６上にあってもよく、雌型戻り止め７０４ｂは第二フレーム７２８上にあってもよい。複数のロック７０２を有する実施形態では、雄型および雌型の戻り止め７０４ａ、７０４ｂはそれぞれ、第一および第二フレーム７２６、７２８の間で交互になってもよい。

ここで図７２を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００に取り付けられたプッシャ８０４が示されている。プッシャ８０４は、図６６のプッシャ７８４と同様であってもよく、プッシャ７８４と置き換えてもよい。プッシャ８０４は、遠位ハンドル８０６および近位ハンドル８０８を有することができる。遠位および近位ハンドル８０６、８０８は、プッシャ８０４を保持するための複数の選択肢を提供することができる。ユーザに対するユーザの手のサイズ、または患者に対するカテーテルアセンブリ１００の位置に応じて、遠位ハンドル８０６または近位ハンドル８０８からプッシャ８０４を保持することはより容易であり得る。近位ハンドル８０８は、遠位ハンドル８０６に対して上昇していてもよい。近位ハンドル８０８の上昇した位置は、プッシャ８０４が近位位置にあるときに、近位ハンドルがハウジング１０２のベース１９０に着座することを可能にし得る。遠位および近位ハンドル８０６、８０８は、同じサイズまたは異なるサイズであってもよい。遠位および近位ハンドル８０６、８０８はそれぞれ、その上から突出する１つまたは複数のグリップ８１０を有することができる。遠位ハンドル８０６は、そこから遠位に延びる先端部８１２を有することができる。先端部８１２は、上方に湾曲していてもよい。先端部８１２の湾曲は、ユーザの指が、滑ることなく遠位ハンドル８０６と係合し、プッシャ８０４を遠位方向に摺動させるときに先端部８１２を利用することを可能にし得る。

ここで図７３を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の上面図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図６６のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、別個の部品から構成されてもよい。ハウジング１０２は、第一フレーム７２６および第二フレーム７２８を有してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、クランプ－シャフトカップリング７８０によって一緒に保持されてもよい。第一アーム８１４ａおよび第二アーム８１４ｂは、クランプ－シャフトカップリング７８０に枢動可能に取り付けられてもよい。第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂは、互いに重なっていてもよい。重複のために、第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂはハサミに似ていてもよい。第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂは、遠位区画８１６および近位区画８１８を有してもよい。遠位区画８１６は、ハウジング１０２の内部空間１０４内にあってもよく、一方で近位区画８１８は、内部空間１０４から延在してもよい（図７３参照）。遠位区画８１６は、ハウジング１０２の端部７８２ａ、７８２ｂが圧迫されたときにハウジング１０２を開くために、第一および第二アーム８１４ａ、ｂがクランプ－シャフトカップリング７８０で互いに離れるように枢動するときに、第一および第二フレーム７２６、７２８を押し離してもよい。第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂは、追加のてこの作用をもたらすことによってハウジング１０２の開放をより容易にすることができる。第一および第二フレーム７２６、７２８をそのままに保つロックまたはロック７０２は、第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂによってハウジング１０２に加えられる半径方向の力のためにロック解除がより容易であり得る。

ここで図７４を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の側面図が示されている。ハウジング１０２の内部空間１０４内の第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂの遠位区画８１６が破線で示されている。クランプ－シャフトカップリング７８０は、図６６のカテーテルアセンブリ１００よりもサイズが大きくてもよい。より大きいサイズは、より少ない力の印加で第一および第二アーム８１４ａ、８１４ｂが枢動することを可能にし得る。複数のロック７０２が示されており、一方は、ノーズ端部１８４と上部本体開口部１９６ａとの間のハウジング１０２のノーズ区画１８４ａに配置され、他方は、ノーズ端部１８４と下部本体開口部１９６ｂとの間に配置されている。

ここで図７５を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の斜視図が示されている。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００は、図１および図５５のアセンブリ１００など、本明細書の他の箇所に開示されるＥｘＤカテーテルアセンブリのうちの１つと同様であり得る。ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００のハウジング１０２は、別個の部品から構成されてもよい。ハウジング１０２は、第一フレーム７２６および第二フレーム７２８を有してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、上部継ぎ目２７６および下部継ぎ目２７８（図７６参照）を有してもよい。上部継ぎ目２７６は、ハウジング１０２のノーズ区画１８４ａにあってもよい。上部継ぎ目２７６は、湾曲して本体開口部１９６内に広がることができる。ハウジング１０２の最遠位端において、先端部８００は、ノーズ端部１８４から延出することができる。先端部８００は、第一および第二フレーム７２６、７２８のそれぞれに１つずつ、２つの分離可能な区画８０２ａ、８０２ｂを有してもよい。区画８０２ａ、８０２ｂは、第一および第二フレーム７２６、７２８がそのままである場合に、一方が上部継ぎ目２７６から延び、他方が下部継ぎ目２７８から延びる、２つのフィンガジョイントを形成してもよい。第一および第二フレーム７２６、７２８は、底板８２０（図７９参照）によって一緒に保持されてもよい。底板８２０は、第一フレーム７２６のスロット８２６ａ、８２８ａとそれぞれ係合可能な長タブ８２２ａ、８２２ｂと、第二フレーム７２８のスロット８２６ｂ、８２８ｂとそれぞれ係合可能な短タブ８２４ａ、８２４ｂとを有してもよい（図７７参照）。底板８２０および第一フレーム７２６に枢動可能に取り付け可能なラッチ８２８は、起動時に底板８２０を近位方向に引っ張り、それによって短タブ８２４ａ、８２４ｂをスロット８２６ｂ、８２８ｂから解放することができる。同時に、長タブ８２２ａ、８２２ｂは依然としてスロット８２６ａ、８２８ａに係合することができ、したがって、第二フレーム７２８は、底板８２０およびラッチ８２８に取り付けられたままである第一フレーム７２６から分離することができる。ラッチ８２８は、ハウジング１０２のベース１９０を越えてもよい。カテーテルハブ１３０が遠位位置に押されると、針ハブ１２２は、ベース１９０から近位に排出され得る。

ここで図７６を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の底面図が示されている。長タブ８２２ａおよび短タブ８２４ａは、長タブ８２２ｂおよび短タブ８２４ｂに対して遠位にあってもよい。長タブ８２２ａおよび短タブ８２４ａは、それぞれ第一および第二フレーム７２６、７２８と係合するときに、それぞれのスロット８２６ａ、ｂ（図７７参照）から第一フレーム遠位スロット凹部８３０ａおよび第二フレーム遠位スロット凹部８３０ｂまで延在してもよい。第一および第二フレーム遠位スロット凹部８３０ａ、８３０ｂは同じ寸法を有してもよい。第一および第二フレーム遠位スロット凹部８３０は、台形形状を有してもよい。他の形状、例えば、長方形、正方形、および三角形も企図される。長タブ８２２ｂおよび短タブ８２４ｂは、それぞれ第一および第二フレーム７２６、７２８と係合するときに、それぞれのスロット８２８ａ、８２８ｂ（図７７参照）から第一フレーム近位スロット凹部８３２ａおよび第二フレーム近位スロット凹部８３２ｂまで延在してもよい。第一フレーム近位スロット凹部８３２ａは、第二フレーム近位スロット凹部８３２ｂよりも大きい寸法であってもよい。第一フレーム近位スロット凹部８３２ａは、より大きな寸法であることで、長タブ８２２ｂを収容することができる。第一および第二フレーム近位スロット凹部８３２ａ、８３２ｂは、タブ８２２ｂ、８２４ｂのためのぴったりした取り付けをもたらし得る。他の実施形態では、第一および第二フレーム近位スロット凹部８３２ａ、８３２ｂは同じ寸法を有してもよい。そのような実施形態では、タブ８２４ｂの取り付けは、ぴったりしたものでなくてもよい。

ここで図７７を参照すると、ＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の拡大底面図が示されている。タブ８２２ａ、８２４ａは、面取りされた遠位端を有してもよい。タブ８２２ｂ、８２４ｂは、丸みを帯びた遠位端を有してもよい。他の実施形態では、すべての遠位端は、丸みを帯びていてもよく、面取りされていてもよく、または正方形であってもよい。スロット８２６ａ、８２６ｂ、８２８ａ、８２８ｂは、それぞれのタブ８２２ａ、８２４ａ、８２２ｂ、８２４ｂを収容するのにまさに十分な幅を有することができる。タブ８２２ｂ、８２４ｂは、ベース１９０に直接隣接していてもよい。

ここで図７８を参照すると、第一フレーム７２６（図７５参照）を有さないＥｘＤカテーテルアセンブリ１００の近位区画が示されている。底板８２０は、カテーテルハブ１３０の下のハウジング１０２の内部空間１０４の内側に配置することができる。第一フレーム７２６と係合可能なタブ８２２ａ、８２２ｂ、および第二フレーム７２８と係合可能なタブ８２４ａ、８２４ｂは、溝８３４によって分離されてもよい。溝８３４は、組み立てられたときに、上向きの表面上で、またはカテーテルハブ１３０に向かって、底板８２０の全長に沿って延びてもよい。ラッチ８２８は、底板８２０の下から第一フレーム７２６に枢動可能に接続してもよい。接続は、接続ピン８３６によって容易にすることができる。接続ピン８３６は、ラッチ８２８の第一面８４０の遠位底部コーナー８３８ａから内側に、または内部空間１０４に向かって延びてもよい。接続ピン８３６は、その長さに沿って延びる突出部８４２をその外面に有する略円筒形状を有することができる。突起８４２は、ラッチ８２８が近位方向に一定量だけ枢動することを可能にするように接続ピン８３６の回転を制限する第一フレーム７２６のベース１９０の内側のスロット（図示せず）と係合してもよい。ラッチ８２８は、上部８４６および第二面８４８を有してもよい。上部８４６は、組み立てられたときにベース１９０に面する内面から下方に延びる歯８５２を有することができる。歯８５２は、歯８５２の間に入る対向する歯８５４とフィンガジョイントを形成することができる。歯８５４の第一半体は、第一フレーム７２６（図示せず）上にあってもよく、第二半体は、第二フレーム７２８上にあってもよい。いくつかの実施形態では、複数の組の歯８５４によって受け入れ可能な複数の歯８５２が存在してもよい。上部８４６および第一面８４０は、ベース１９０の高さおよび幅全体にわたって延在してもよい。第二面８４８は、ベース１９０の高さにわたって部分的に延びてもよい。第一面８４０は、近位底部コーナー８３８ｂを有してもよい。縁部８５０は、底部コーナー８３８ａ、８３８ｂにわたって延在してもよい。縁部８５０は傾斜していてもよく、近位底部コーナー８３８ｂは、高さに関して遠位底部コーナー８３８ａよりも高くなっている。

ここで図７９を参照すると、底板８２０およびラッチ８２８が示されている。ラッチ８２８は、内向きに、またはベース１９０（図７８参照）に向かって延びるシャフト８５６を用いて底板８２０に移動可能に接続されてもよい。シャフト８５６は、円筒形であってもよい。シャフト８５６は、ラッチ８２８が同じ方向に引っ張られると、近位方向に横方向に移動することができる。シャフト８５６の横方向移動は、図７８を論じる際に説明したように、接続ピン８３６の制限された回転によって制限されてもよい。ラッチ８２８の第一および第二面８４０、８４８は、それぞれラッチ８２８の上部８４６とフィレット状のコーナー８５８、８６０を形成してもよい。他の実施形態では、コーナー８５８、８６０は直線状であってもよい。

ここで図８０を参照すると、底板８２０およびラッチ８２８の断面図が示されている。底板は、ラッチ８２８のシャフト８５６に取り付けられた近位フック８６２を有することができる。ラッチ８２８が近位方向に引っ張られると、シャフト８５６は、近位フック８６２から底板８２０を近位に引っ張ることができる。底板８２０が近位方向に引っ張られると、短タブ８２４ｂおよび短タブ８２４ａ（図７７参照）は、それらのそれぞれのスロット８２８ｂ、８２６ｂ（図７７参照）との係合を解除し、一方、長タブ８２２ｂおよび長タブ８２２ａ（図７７参照）は、それらのそれぞれのスロット８２８ａ、８２６ａ（図７７参照）と係合したままである。結果として、第二フレーム７２８（図７５参照）は、ラッチ８２８および底板８２０に取り付けられたままである第一フレーム７２６（図７５参照）から取り外される。第一および第二フレーム７２６、７２８は、患者に取り付けられたままであり得るカテーテルハブ１３０（図７８参照）から分離されてもよい。その後、第一および第二フレーム７２６、７２８は廃棄されてもよい。

延長留置カテーテルアセンブリおよびそれらの構成要素の限定された実施形態を本明細書で具体的に説明および例示したが、多くの修正および変形が当業者には明らかであろう。例えば、雄型戻り止めおよび雌型戻り止めの位置および配置は、接合縁部において反転させることができ、把持面は、非対称とすることができ、材料は、インサート成形または共成形などによって変更することができる。したがって、開示された装置、システム、および方法の原理に従って構成された延長留置カテーテルアセンブリおよびそれらの構成要素は、本明細書に具体的に記載されたもの以外で具現化され得ることを理解されたい。本開示は、以下の特許請求の範囲にも定義される。

Claims

延長留置カテーテルアセンブリ（１００）であって、
第二フレーム（１９４）に取り付けられ、内部空間（１０４）を有する第一フレーム（１９３）を備えるハウジング（１０２）であって、遠位開口部（３４２）および近位開口部（１０１）を有する、ハウジング（１０２）と、
前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内に配置されたカテーテルアセンブリ（１０８）であって、カテーテルハブ（１３０）に取り付けられたカテーテルチューブ（１１０）と、針ハブ（１２２）に取り付けられた針（１１２）とを備え、前記針（１１２）および前記カテーテルチューブ（１１０）は、前記ハウジング（１０２）の前記遠位開口部（３４２）から突出し、前記針ハブ（１２２）は、前記ハウジング（１０２）の前記近位開口部（１０１）から突出し、前記カテーテルハブ（１３０）は、前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内で、前記内部空間（１０４）内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、カテーテルアセンブリ（１０８）と、
前記ハウジング（１０２）の第一面に沿って前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）との間に位置する上部継ぎ目（２７６）と、
前記ハウジングの第二面に沿って前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）との間に位置する下部継ぎ目（２３２）と、を含み、
前記上部継ぎ目（２７６）は、高さに関して前記下部継ぎ目（２３２）の上方に配置され、
前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）は、前記上部継ぎ目（２７６）および前記下部継ぎ目（２３２）に沿って互いに分離可能である、延長留置カテーテルアセンブリ。
前記カテーテルハブ（１３０）が、内部空洞（１４８）を備え、近位壁および２つのアームを備える針ガード（１４０）が、前記カテーテルハブ（１３０）の前記内部空洞（１４８）内に配置される、請求項１に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第一フレーム（１９３）または前記第二フレーム（１９４）は、複数のタブ（２５０、３９４）を備え、前記第一フレーム（１９３）または前記第二フレーム（１９４）の他方は、前記複数のタブ（２５０、３９４）と係合する複数の受け入れスロット（２８８、３５４）を備える、請求項１または２に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記ハウジング（１０２）が、複数の側壁（２００、２０２、２０４、２０６）を備えるベース端部（１９０）を備える、請求項１～３のいずれか１つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
第一レバー（２１４）および第二レバー（２１６）をさらに備え、前記第一レバーおよび第二レバー（２１４、２１６）が、前記ハウジング（１０２）のベース端部（１９０）の異なる表面から突出している、請求項４に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第一レバー（２１４）が、前記第二フレーム（１９４）の三辺切り欠き（２５４）に取り付けられている、請求項５に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第二レバー（２１６）が、湾曲した近位に向いた表面（２１６ａ）を備える、請求項６に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記ハウジング（１０２）が本体開口部（１９６）を備え、前記カテーテルハブ（１３０）のプッシュタブ（１７６）が前記本体開口部（１９６）内に配置されている、請求項１～７のいずれか１つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第一レバー（２１４）および前記第二レバー（２１６）が互いに対して移動して、前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）とを分離する、請求項５に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第一フレーム（１９３）は、リビングヒンジ（３４６、６１８）を有するゲート（３４０、６０６ａ）を備え、前記第二フレーム（１９４）は、リビングヒンジ（３４６、６１８）を有するゲート（３４０、６０６ｂ）を備える、請求項１に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
タブ（３９８）が、凹部（３７８）と係合して、２つのエンドキャップ構成要素（３４０）と係合する、請求項１０に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記第一フレーム（１９３）が起動構造（３２８）を有し、前記第二フレーム（１９４）が起動構造（３２８）を有し、２つの起動構造（３２８、３２８）によって画定される間隙が、前記第一フレーム（１９３）を前記第二フレーム（１９４）から分離するために前記カテーテルハブ（１３０）によって押されるようなサイズおよび形状にされる、請求項１に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記カテーテルハブ（１３０）の周りに取り付けられたタブアダプタ（４０４）をさらに備える、請求項１～１２のいずれか１つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記針（１１２）を通って延在するガイドワイヤをさらに備える、請求項１～１３のいずれか１つに記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
延長留置カテーテルアセンブリ（１００）を製造する方法であって、
前記方法は、
ハウジング（１０２）を形成するステップであって、前記ハウジング（１０２）は、第二フレーム（１９４）に取り付けられ、内部空間（１０４）を有する第一フレーム（１９３）を備え、遠位開口部（３４２）および近位開口部（１０１）と、前記ハウジング（１０２）の第一面に沿って前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）との間に配置される上部継ぎ目（２７６）と、前記ハウジングの第二面に沿って前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）との間に配置される下部継ぎ目（２３２）と、を有するハウジングを形成するステップを含み、
前記上部継ぎ目（２７６）は、高さに関して前記下部継ぎ目（２３２）の上方に配置され、
前記方法はまた、
前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内にカテーテルアセンブリ（１０８）を配置するステップであって、前記カテーテルアセンブリ（１０８）は、カテーテルハブ（１３０）に取り付けられたカテーテルチューブ（１１０）と、針ハブ（１２２）に取り付けられた針（１１２）とを備え、前記針（１１２）および前記カテーテルチューブ（１１０）は、前記ハウジング（１０２）の前記遠位開口部（３４２）から突出し、前記針ハブ（１２２）は、前記ハウジング（１０２）の前記近位開口部（１０２）から突出し、前記カテーテルハブ（１３０）は、前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内で、前記内部空間（１０４）内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、配置するステップを含み、
前記第一フレーム（１９３）と前記第二フレーム（１９４）は、前記上部継ぎ目（２７６）および前記下部継ぎ目（２３２）に沿って互いに分離可能である、方法。
前記第一フレーム（１９３）および前記第二フレーム（１９４）は、前記第一フレーム（１９３）を第一方向に、前記第二フレーム（１９４）を第二方向に移動させることによって分離可能である、請求項１５に記載の方法。
前記第一フレーム（１９３）および前記第二フレーム（１９４）は、前記カテーテルハブ（１３０）を遠位方向に前進させて、前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）の内側に位置する２つの起動構造（３２８）を押し離すことによって分離可能である、請求項１５に記載の方法。
前記カテーテルハブ（１３０）は、２つのリビングヒンジ（３４６）の周りで２つのエンドキャップ構成要素（３４０）を移動させることによって前記ハウジング（１０２）から分離可能である、請求項１５に記載の方法。
延長留置カテーテルアセンブリ（１００）であって、
第二フレーム（１９４）に取り付けられ、内部空間（１０４）を有する第一フレーム（１９３）を備えるハウジング（１０２）であって、遠位開口部（３４２）および近位開口部（１０１）を有する、ハウジング（１０２）と、
前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内に配置されたカテーテルアセンブリ（１０８）であって、カテーテルハブ（１３０）に取り付けられたカテーテルチューブ（１１０）と、針ハブ（１２２）に取り付けられた針（１１２）とを備え、前記針（１１２）および前記カテーテルチューブ（１１０）は、前記ハウジング（１０２）の前記遠位開口部（３４２）から突出し、前記針ハブ（１２２）は、前記ハウジング（１０２）の前記近位開口部（１０１）から突出し、前記カテーテルハブ（１３０）は、前記ハウジング（１０２）の前記内部空間（１０４）内で、前記内部空間（１０４）内の近位位置から遠位位置まで摺動可能である、カテーテルアセンブリ（１０８）と、
前記ハウジング（１０２）に取り付けられたゲートアセンブリ（６００）であって、リビングヒンジ（６１８）に取り付けられた第一ゲート（６０６ａ）と、リビングヒンジ（６１８）に取り付けられた第二ゲート（６０６ｂ）とを備える、ゲートアセンブリ（６００）と、を含み、
前記２つのゲート（６０６ａ、６０６ｂ）は、前記カテーテルアセンブリ（１０８）を前記ハウジング（１０２）から分離するために前記２つのゲート（６０６ａ、６０６ｂ）を開くように、前記２つのリビングヒンジ（６１８）を中心に回転可能である、延長留置カテーテルアセンブリ。
前記２つのゲート（６０６ａ、６０６ｂ）を互いに接続するタイストリップ（６１０）をさらに備える、請求項１９に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。
前記ゲートアセンブリ（６００）が、前記ハウジング（１０２）のスロット（６４４）に取り付けるためのフランジ（６３２）を備えるキー（６３３）を備える、請求項２０に記載の延長留置カテーテルアセンブリ（１００）。