JP2022519393A - 画素構造、表示装置及び画素構造の製造方法 - Google Patents

画素構造、表示装置及び画素構造の製造方法 Download PDF

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Abstract

画素構造は、ベース基板と、ベース基板上に位置する発光素子とを備える。発光素子は、反射電極と、反射電極上に位置する発光層と、発光層の反射電極から離れた側に位置する実質的に透明な電極とを備えている。反射電極は、発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有する。反射リッジは、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有する。第1の凹面反射側壁は、第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている。

Description

本発明は表示技術に関し、特に、画素構造、表示装置及び画素構造の製造方法に関する。
有機発光ダイオード(OLED)表示装置は自発光型デバイスであり、バックライトを必要としない。また、従来の液晶表示(LCD)装置と比べ、OLED表示装置は色が一層鮮やかで色域がより広い。さらに、LED表示装置は、典型的なLCDより曲げやすく、薄く、軽く作製することができる。
1つの態様において、本発明は、ベース基板と、ベース基板上に位置し、反射電極、反射電極上に位置する発光層、及び発光層の反射電極から離れた側に位置する実質的に透明な電極とを備える発光素子、を備え、反射電極は、発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有し、反射リッジは、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有し、第1の凹面反射側壁は、第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている、画素構造を提供する。
或いは、画素構造は、反射電極のベース基板に面する側に位置する絶縁リッジをさらに備え、絶縁リッジは、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第1の凹面絶縁側壁と、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第2の凹面絶縁側壁とを有し、第1の凹面絶縁側壁は、第2の凹面絶縁側壁とは反対側を向き、反射電極は、第1の凹面絶縁側壁及び第2の凹面絶縁側壁上に位置して、第1の凹面反射側壁と、第2の凹面反射側壁とを形成していてもよい。
或いは、第1の凹面反射側壁及び第2の凹面反射側壁の各々の曲率半径は、約400nmから約750nmの範囲にあってもよい。
或いは、反射リッジのピークの幅は、反射リッジのピークを形成するためのプロセスマージンの5倍未満であってもよい。
或いは、画素構造は、反射リッジと発光層との間に位置する光学層をさらに備え、光学層のベース基板上の正射影は、反射リッジのベース基板上の正射影と少なくとも部分的に重なってもよい。
或いは、光学層は、反射リッジから離れた凸面を有し、凸面の曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にあってもよい。
或いは、光学層は、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第1の凹面側壁と、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第2の凹面側壁とを有し、第1の凹面側壁は、第2の凹面側壁とは反対側を向いていてもよい。
或いは、反射リッジは、連続的に接続されたリッジであってもよい。
或いは、反射リッジは、互いに離間している複数のサブリッジを備えてもよい。
或いは、複数のサブリッジの各々は、ベース基板の主表面に実質的に平行な平面に沿った断面を有し、断面の形状は、矩形、円形、楕円形からなる群から選択されてもよい。
或いは、画素構造は、ベース基板上に位置し、画素開口を定義する画素定義層をさらに備え、発光素子は、光が画素開口を通って画素構造の発光面から出射するように、光を射出するように構成され、反射リッジは、画素開口内に位置してもよい。
或いは、反射リッジは、画素開口を複数のサブ領域に分割してもよい。
別の態様において、本発明は本明細書で述べた画素構造又は本明細書で述べた方法により製造された画素構造を備える表示装置を提供する。
別の態様において、本発明はベース基板上に発光素子を形成することを含み、発光素子を形成することは、反射電極を形成することと、反射電極上に発光層を形成することと、発光層の反射電極から離れた側に実質的に透明な電極を形成することとを含み、反射電極は、発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有するように形成され、反射リッジは、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有するように形成され、第1の凹面反射側壁は、第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている、画素構造の製造方法を提供する。
或いは、この方法は、反射電極を形成する前に、絶縁リッジを形成することをさらに含み、絶縁リッジは、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第1の凹面絶縁側壁と、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第2の凹面絶縁側壁とを有するように形成され、第1の凹面絶縁側壁は、第2の凹面絶縁側壁とは反対側を向き、反射電極は、第1の凹面絶縁側壁及び第2の凹面絶縁側壁上に形成されて、第1の凹面反射側壁と、第2の凹面反射側壁とを形成していてもよい。
或いは、絶縁リッジを形成することは、ベース基板上に絶縁材料層を積層することと、絶縁材料層上にフォトレジスト層を形成することと、絶縁リッジに対応するパターンを有するマスク板を用いてフォトレジスト層を露光及び現像することと、等方性エッチング法により絶縁材料層をエッチングして、第1の凹面絶縁側壁と第2の凹面絶縁側壁とを形成することとを含んでもよい。
或いは、この方法は、反射電極を形成した後、かつ発光層を形成する前に、光学層を形成することをさらに含み、光学層は、反射リッジと発光層との間に形成され、光学層のベース基板上の正射影は、反射リッジのベース基板上の正射影と少なくとも部分的に重なってもよい。
或いは、光学層は、有機材料を用いて形成され、光学層は、反射リッジから離れた凸面を有するように形成され、凸面の曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にあってもよい。
或いは、光学層は、無機材料を用いて形成され、光学層は、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第1の凹面側壁と、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第2の凹面側壁とを有するように形成され、第1の凹面側壁は、第2の凹面側壁とは反対側を向いていてもよい。
或いは、この方法は、ベース基板上、画素開口を定義する画素定義層を形成することをさらに含み、反射リッジは、画素開口内に形成されてもよい。
以下の図面は開示する様々な実施形態による例示を目的とした例にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。 本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。
以下では、実施形態を参照しつつ、本開示について具体的に説明する。なお、いくつかの実施形態に関する以下の説明は例示及び説明としてのものにすぎない。それは、網羅的であること、又は開示された正確な形態に限定されることを意図するものではない。
表示パネルの発光層は、通常、第1の電極と、発光層と、第2の電極とを備える。例えば、有機発光ダイオードは、アノードと、アノード上の有機機能層と、有機機能層上のカソードとを備える。通常、発光素子の屈折率(例えば、有機発光ダイオードにおける有機機能層の屈折率)は、外部媒体(例えば、空気又はパッシベーション層)の屈折率よりはるかに大きい。その結果、発光素子から射出される光は、出射光の入射角が一定の範囲内にある場合に限り、画素構造の発光面から出射することができる。入射角が一定の範囲外である発光素子からの光は、発光素子と外部媒体とのインターフェースで全反射される。全反射された光は、出射光を導く導波路として機能する発光素子の内部を伝送する。しかしながら、有機発光ダイオードにおける有機機能層等の発光素子は完璧な導波路ではない。有機機能層を透過した光は、伝送中に光損失が生じ易く、最終的には有機機能層のエッジで消散する。
図1は、本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。図1を参照すると、いくつかの実施形態において、画素構造は、ベース基板10上に、発光層22から射出され導波路としての発光層22を横方向に透過する光の光損失を防止するための反射リッジ30を備える。発光素子20の反射電極21を用いて反射リッジ30を形成することができる。図1は、サブ画素における画素定義層50によって定義された画素開口を示している。図1に示すように、導波路である発光層22を横方向に透過した光ビームは反射リッジ30で反射され、前記光ビームは一定方向に沿って反射されて画素構造の発光面から画素構造を出射する。具体的には、横方向に伝送する光ビームは反射リッジ30の側壁で反射され、反射された光は発光層22及び実質的に透明な電極23を通って上方に伝送し、画素構造の発光面(例えば、実質的に透明な電極23の外面)から画素構造の外に出射される。画素開口内に反射リッジを設けることにより、導波路である発光層22内を伝送したことに起因する光損失を低減又は防止することができる。
反射リッジ30は、画素開口の任意の適切な位置、例えば、画素開口のエッジ周辺に配置することができる。或いは、反射リッジ30は、画素開口をいくつかのサブ領域に分割してもよい。反射リッジ30は、絶縁リッジ60上に反射電極21を設けることにより形成されてもよい。
画素構造は、反射リッジ30のベース基板10から離れた側に位置する光学層40をさらに備える。反射リッジ30の側壁で反射された横方向に伝送された光ビームは、光学層40と、発光層22と、実質的に透明な電極23とを通って上方に伝送して、画素構造の外部に達する。図1に示すように、反射リッジ30(及び光学層40)を備えると、表示パネルの開口率が損なわれる。具体的には、光学層40が占める領域において開口率の損失が生じる。
開口率の損失を低減するために、より小さい光学層を製造してもよい。図2は、本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。図2を参照すると、図2の光学層40は、図1の光学層40より薄く形成され、画素構造のより小さい領域を占める。したがって、光学層40が占める領域がより小さいため、表示パネルにおける開口率の損失が低減される。しかしながら、より薄い光学層には、他の問題が関係する。例えば、発光層22等の画素構造内の他の層と組み合わせた場合、より薄い光学層は導波路として機能することができる。図2に示すように、導波路である発光層22を横方向に透過した光ビームは、反射リッジ30で反射される。反射された光ビームは、光学層40と発光層22との組み合わせにより形成される導波路を伝送し続ける。この光ビームは、光学層40と発光層22との組み合わせにより形成される導波路内で全反射され、画素構造の発光面から出射することなく、横方向に伝送し続ける。
そこで、本開示は、特に、関連技術における制限及び欠点に起因する1つ以上の課題を実質的に解消する、画素構造、表示装置及び画素構造の製造方法を提供する。1つの態様において、本開示は画素構造を提供する。いくつかの実施形態において、画素構造は、ベース基板と、ベース基板上に位置する発光素子とを備える。発光素子は、反射電極と、反射電極上に位置する発光層と、発光層の反射電極から離れた側に位置する実質的に透明な電極とを備えている。反射電極は、発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有する。反射リッジは、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有し、第1の凹面反射側壁は、第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている。或いは、発光素子は、表示パネルのサブ画素における有機発光ダイオードであり、反射電極(例えば、反射アノード)と、有機機能層と、実質的に透明な電極(例えば、実質的に透明なカソード等)とを備えてもよい。或いは、有機機能層は、有機発光層と、任意で、正孔輸送層、正孔注入層、電子注入層及び電子輸送層等の他の有機層を備えてもよい。本明細書において「実質的に透明」という用語は、可視波長範囲の光が少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%)透過することを意味する。
図3は、本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。図3を参照すると、いくつかの実施形態において、画素構造は、ベース基板10と、サブ画素に対応する画素開口を定義する画素定義層50と、画素開口に位置する発光素子20とを備える。発光素子20は、反射電極21と、反射電極21上に位置する発光層22と、発光層22の反射電極21から離れた側に位置する実質的に透明な電極23とを備える。いくつかの実施形態では、反射電極21は、発光層22を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジ30を有する。図3の反射リッジ30は、図1及び図2の反射リッジ30の構造と比較して、光を上方に反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された凹面側壁を有する。図3に示すように、導波路である発光層22を横方向に透過した光ビームは、反射リッジ30の凹面側壁で反射される。凹面側壁の凹曲面は、光ビームを連続的に反射し、光ビームの光路は、凹面側壁の表面の曲率に実質的に沿う。そして、反射リッジ30のベース基板10から離れた側に位置する光学層40に光ビームが伝送され、光学層40と発光層22との間のインターフェースを透過して、実質的に上方向に沿って画素構造から出射する。反射リッジ30の構造により、光ビームは、実質的に水平に設けられた光学層40のピーク付近の領域において光学層40を透過する。したがって、光学層40を透過する光ビームは、光学層40と発光層22との間のインターフェースに対して実質的に垂直であり、発光層22と実質的に透明な電極23との間のインターフェースに対して実質的に垂直な方向に沿っている。反射リッジ30によって形成される光路は、導波路としての光学層40内での全反射、又は導波路としての光学層40と発光層22との組み合わせ内での全反射を回避する。
また、反射リッジ30の形状のために、反射リッジ30の幅を比較的小さく作製することができ、反射リッジ30の頂部に位置する光学層40も比較的小さく作製することができる。また、反射リッジ30によって形成される特定の光路によって、光学層40における全反射が回避される。反射リッジ30によって形成される光路のために光学層40内の光が全反射されないことから、光学層40の傾斜角度は光の伝送にほとんど影響しないか又は影響しない。したがって、光学層40は、図1及び図2の光学層より大幅に小さく作製することができる。その結果、図1及び図2の光学層と比較して、光学層40の占める領域が格段に小さくなるため、開口率の損失が大幅に低減される。
図4は、本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。図4を参照すると、反射リッジ30は、反射リッジ30のピーク30pから反射リッジ30のベース30bまで延在する第1の凹面反射側壁30w1と、反射リッジ30のピーク30pから反射リッジ30のベース30bまで延在する第2の凹面反射側壁30w2とを有し、第1の凹面反射側壁30w1は、第2の凹面反射側壁30w2とは反対側を向いている。図4において、反射電極21のベース基板10に面する側に位置する絶縁リッジ60上に、反射リッジ30が形成されている。絶縁リッジ60は、絶縁リッジ60のピーク60pから絶縁リッジ60のベース60bまで延在する第1の凹面絶縁側壁60w1と、絶縁リッジ60のピーク60pから絶縁リッジ60のベース60bまで延在する第2の凹面絶縁側壁60w2とを有し、第1の凹面絶縁側壁60w1は、第2の凹面絶縁側壁60w2とは反対側を向いている。反射電極21は、第1の凹面絶縁側壁60w1及び第2の凹面絶縁側壁60w2上に設けられて、第1の凹面反射側壁30w1と、第2の凹面反射側壁30w2とを形成している。
反射リッジ30に光が到達したときに光が回折するのを避けるために、第1の凹面反射側壁30w1及び第2の凹面反射側壁30w2の各々は、可視光の波長範囲内の曲率半径または可視光の波長より大きい曲率半径を有するように作製してもよい。或いは、第1の凹面反射側壁30w1及び第2の凹面反射側壁30w2の各々の曲率半径は、約400nm~約750nmの範囲、例えば、約400nm~約500nmの範囲、約500nm~約600nmの範囲、及び約600nm~約750nmの範囲にあってもよい。
開口率の損失をさらに低減するために、反射リッジ30のピーク30pの幅wをできる限り小さく、例えば0に近づくように作製することができる。或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wは、プロセス誤差によるピーク30pの破損を回避するに十分な範囲内にあってもよい。したがって、或いは、反射リッジ30のピーク30pの完全性を維持するために、反射リッジ30のピーク30pの幅wをプロセスマージンが許す限り小さくしてもよい。或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wは、反射リッジ30のピーク30pを形成するためのプロセスマージンの5倍未満(例えば、4倍未満、3倍未満、2倍未満)であってもよい。或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wは、反射リッジ30のピーク30pを形成するためのプロセスマージンとほぼ等しくてもよい。或いは、プロセスマージンは、エッチングプロセス(例えば、ウェットエッチングプロセス)におけるプロセスマージンであってもよい。或いは、プロセスマージンは、約5nmから約10nmの範囲にあり、例えば、約5nmであってもよい。
光学層40は、反射リッジ30と発光層22との間に設けられる。光学層40のベース基板10上の正射影は、反射リッジ30のベース基板10上の正射影と少なくとも部分的に重なる。或いは、光学層40のベース基板10上の正射影は、反射リッジ30のベース基板10上の正射影を覆ってもよい。或いは、光学層40のベース基板10上の正射影は、絶縁リッジ60のベース基板10上の正射影と少なくとも部分的に重なってもよい。或いは、光学層40のベース基板10上の正射影は、絶縁リッジ60のベース基板10上の正射影を覆ってもよい。
いくつかの実施形態において、図4を参照すると、光学層40は、反射リッジ30から離れた凸面40sを有している。或いは、凸面40sの曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にあり、例えば、約1000nmであってもよい。
図5は、本開示のいくつかの実施形態における画素構造を示す模式図である。図5を参照すると、光学層40は、光学層のピーク40pから光学層40のベース40bまで延在する第1の凹面側壁40w1と、光学層40のピーク40pから光学層40のベース40bまで延在する第2の凹面側壁40w2とを有し、第1の凹面側壁40w1は、第2の凹面側壁40w2とは反対側を向いている。或いは、第1の凹面側壁40w1は、第1の凹面反射側壁30w1を覆い、第2の凹面側壁40w2は、第2の凹面反射側壁30w2を覆ってもよい。このような構造とすることにより、光学層40をより小さく作製することができ、占める領域がさらに小さくなり、開口率損失をより低減することができる。
反射リッジ30は、サブ画素の画素開口に任意の適切なパターンにより形成することができる。或いは、反射リッジ30は、グリッドであるか、又は画素開口を複数のサブ領域に分けるパターンを有してもよい。図6A~6Fは、本開示のいくつかの実施形態における反射リッジを示す模式図である。図6A及び図6Bを参照すると、いくつかの実施形態において、反射リッジ30は、連続的に接続されたリッジである。図6C~6Fを参照すると、いくつかの実施形態において、反射リッジ30は、互いに離間している複数のサブリッジを備えている。複数のサブリッジの各々は、ベース基板の主表面(図4におけるベース基板の主表面の符号Mを参照)に実質的に平行な平面に沿った断面を有する。断面は、任意の適切な形状を有してよい。或いは、図6Aから6Fに示すように、断面の形状は、矩形、円形、楕円形からなる群から選択されてもよい。
反射リッジ30を有する領域では、発光層22上に実質的に透明な電極23を薄く積層することができるため、これらの領域における実質的に透明な電極23の導電性が損なわれる場合がある。あらゆる潜在する導電性の問題を回避するために、不連続なパターンを有する反射リッジ30により、反射リッジ30のパターンによって形成される複数のサブ領域における実質的に透明な電極23の部分が互いに良好に接続されることが確保されて、実質的に透明な電極23の異なる部分において均一で安定した電圧レベルを維持することができる。
同様に、絶縁リッジ60も、反射リッジ30のパターンに対応するパターンを有している。或いは、いくつかの実施形態において、絶縁リッジ60は、連続的に接続されたリッジであってもよい。或いは、いくつかの実施形態において、絶縁リッジ60は、互いに離間している複数のサブリッジを備えてもよい。複数のサブリッジの各々は、ベース基板の主表面に実質的に平行な平面に沿った断面を有する。断面は、任意の適切な形状を有してよい。或いは、この断面の形状は、矩形、円形、楕円形からなる群から選択されてもよい。
同様に、光学層40も、反射リッジ30のパターンに対応するパターンを有している。或いは、いくつかの実施形態において、光学層40は、連続的に接続されたリッジであってもよい。或いは、いくつかの実施形態において、光学層40は、互いに離間している複数のサブリッジを備えてもよい。複数のサブリッジの各々は、ベース基板の主表面に実質的に平行な平面に沿った断面を有する。断面は、任意の適切な形状を有してよい。或いは、この断面の形状は、矩形、円形、楕円形からなる群から選択されてもよい。
いくつかの実施形態において、発光素子は、反射電極(例えば、反射アノード)と、反射電極上に位置する有機発光層と、有機発光層の反射電極から離れた側に位置する実質的に透明な電極(例えば、実質的に透明なカソード)とを備える有機発光ダイオードである。
別の態様において、本開示は、画素構造の製造方法を提供する。いくつかの実施形態において、この方法は、ベース基板上に発光素子を形成することを含む。発光素子を形成するステップは、反射電極を形成することと、反射電極上に発光層を形成することと、発光層の反射電極から離れた側に実質的に透明な電極を形成することとを含む。或いは、反射電極は、発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有するように形成されてもよい。或いは、反射リッジは、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、反射リッジのピークから反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有するように形成され、第1の凹面反射側壁は、第2の凹面反射側壁とは反対側を向いていてもよい。
いくつかの実施形態において、この方法は、反射電極を形成する前に、絶縁リッジを形成することをさらに含む。絶縁リッジは、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第1の凹面絶縁側壁と、絶縁リッジのピークから絶縁リッジのベースまで延在する第2の凹面絶縁側壁とを有するように形成され、第1の凹面絶縁側壁は、第2の凹面絶縁側壁とは反対側を向いている。反射電極は、第1の凹面絶縁側壁及び第2の凹面絶縁側壁上に形成されて、第1の凹面反射側壁と、第2の凹面反射側壁とを形成している。
いくつかの実施形態において、絶縁リッジを形成するステップは、ベース基板上に絶縁材料層を積層することと、絶縁材料層上にフォトレジスト層を形成することと、絶縁リッジに対応するパターンを有するマスク板を用いてフォトレジスト層を露光及び現像することと、等方性エッチング法により絶縁材料層をエッチングして、第1の凹面絶縁側壁と第2の凹面絶縁側壁とを形成することとを含む。
いくつかの実施形態において、この方法は、反射電極を形成した後、かつ発光層を形成する前に、光学層を形成することをさらに含む。或いは、光学層は、反射リッジと発光層との間に形成されてもよい。或いは、光学層のベース基板上の正射影は、反射リッジのベース基板上の正射影と少なくとも部分的に重なってもよい。
いくつかの実施形態において、光学層は有機材料を用いて形成される。或いは、光学層は、反射リッジから離れた凸面を有するように形成されてもよい。或いは、凸面の曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にあってもよい。
いくつかの実施形態において、光学層は無機材料を用いて形成される。或いは、光学層は、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第1の凹面側壁と、光学層のピークから光学層のベースまで延在する第2の凹面側壁とを有するように形成され、第1の凹面側壁は、第2の凹面側壁とは反対側を向いていてもよい。
いくつかの実施形態において、この方法は、ベース基板上に画素開口を定義する画素定義層を形成することをさらに含む。或いは、反射リッジは画素開口内に形成されてもよい。
様々な適切な反射導電材料及び様々な適切な製造方法により反射電極を作製してよい。例えば、プラズマ強化化学気相成長(PECVD)処理によって反射導電材料を基板上に積層してもよい。適切な反射導電材料の例としては、銅、アルミニウム、銀、モリブデン、クロム、ネオジム、ニッケル、マンガン、チタン、タンタル及びタングステン等の金属材料が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な適切な絶縁材及び様々な適切な製造方法により絶縁リッジを作製してよい。例えば、プラズマ強化化学気相成長(PECVD)処理によって絶縁材を基板上に積層してもよい。適切な絶縁材の例としては、ポリイミド、酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(SiN、例えばSi)及び酸窒化ケイ素(SiO)が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な適切な絶縁材及び様々な適切な製造方法により画素定義層を作製してよい。例えば、プラズマ強化化学気相成長(PECVD)処理によって絶縁材を基板上に積層してもよい。適切な絶縁材の例としては、ポリイミド、酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(SiN、例えばSi)及び酸窒化ケイ素(SiO)が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な適切な絶縁材及び様々な適切な製造方法により光学層を作製してよい。例えば、プラズマ強化化学気相成長(PECVD)処理によって有機又は無機絶縁材を基板上に積層してもよい。適切な絶縁材の例としては、ポリイミド、酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(SiN、例えばSi)及び酸窒化ケイ素(SiO)が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な適切な反射導電材料及び様々な適切な製造方法により実質的に透明な電極を作製してよい。例えば、プラズマ強化化学気相成長(PECVD)処理によって実質的に透明な導電材料を基板上に積層してもよい。適切な実質的に透明な導電材料の例としては、様々な実質的に透明な金属電極材料、実質的に透明な金属酸化物電極材料、実質的に透明なカーボンナノチューブ等が挙げられるが、これらに限定されない。実質的に透明な金属電極材料としては、銀及びマグネシウム/銀の合金又は積層体が挙げられる。実質的に透明な金属酸化物電極材料の例としては、インジウムスズ酸化物、インジウム亜鉛酸化物、インジウムガリウム酸化物及びインジウムガリウム亜鉛酸化物が挙げられるが、これらに限定されない。
図7A~7Fは、本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。図7Aを参照すると、ベース基板10上に絶縁材料層60’が積層されている。図7Bを参照すると、絶縁材料層60’上に、絶縁リッジのパターンに対応するパターンを有するように形成されたフォトレジスト層70が形成されている。図7B及び図7Cを参照すると、等方性エッチング法により絶縁材料層60’がエッチングされている。エッチングは実質的に等方的であるため、レジストパターンが存在しない領域だけでなく、レジストパターンの下方の領域においても絶縁材料層60’がエッチングされて、絶縁リッジ60が形成される。図7Cに示すように、絶縁リッジ60は、絶縁リッジ60のピーク60pから絶縁リッジ60のベース60bまで延在する第1の凹面絶縁側壁60w1と、絶縁リッジ60のピーク60pから絶縁リッジ60のベース60bまで延在する第2の凹面絶縁側壁60w2とを有するように形成され、第1の凹面絶縁側壁60w1は、第2の凹面絶縁側壁60w2とは反対側を向いている。
絶縁材料層60’をエッチングする際、絶縁リッジ60のピーク60pの幅w’はできる限り小さく、例えば、0に近づくように作製される。或いは、絶縁リッジ60のピーク60pの幅w’は、プロセス誤差によるピーク60pの破損を回避するに十分な範囲内に作製されてもよい。したがって、或いは、絶縁リッジ60のピーク60pの完全性を維持するために、絶縁リッジ60のピーク60pの幅w’をプロセスマージンが許す限り小さく作製してもよい。或いは、絶縁リッジ60のピーク60pの幅wは、絶縁リッジ60のピーク60pを形成するためのプロセスマージンの5倍未満(例えば、4倍未満、3倍未満、2倍未満)であってもよい。或いは、絶縁リッジ60のピーク60pの幅wは、絶縁リッジ60のピーク60pを形成するためのプロセスマージンとほぼ等しくてもよい。或いは、プロセスマージンは、例えば、ウェットエッチングプロセス等のエッチングプロセスにおけるプロセスマージンであってもよい。或いは、プロセスマージンは、約5nmから約10nmの範囲にあり、例えば、約5nmであってもよい。
図7Dを参照すると、画素開口を定義するように画素定義層50が形成されている。画素開口内に、絶縁リッジ60を覆うように形成された反射電極21が積層されている。具体的には、反射電極21は、第1の凹面絶縁側壁60w1及び第2の凹面絶縁側壁60w2上に形成されて、第1の凹面反射側壁30w1と、第2の凹面反射側壁30w2とを有する反射リッジ30を形成している。第1の凹面反射側壁30w1は、反射リッジ30のピーク30pから反射リッジ30のベース30bまで延在し、第2の凹面反射側壁30w2は、反射リッジ30のピーク30pから反射リッジ30のベース30bまで延在し、第1の凹面反射側壁30w1は、第2の凹面反射側壁30w2とは反対側を向いている。
或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wをできる限り小さく、例えば0に近づくように作製することができる。或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wは、反射リッジ30のピーク30pを形成するためのプロセスマージンの5倍未満(例えば、4倍未満、3倍未満、2倍未満)であってもよい。或いは、反射リッジ30のピーク30pの幅wは、反射リッジ30のピーク30pを形成するためのプロセスマージンとほぼ等しくてもよい。或いは、プロセスマージンは、約5nmから約10nmの範囲にあり、例えば、約5nmであってもよい。
図7Eを参照すると、光学層40は、反射リッジ30のベース基板10から離れた側に形成されている。光学層40は、光学層40のベース基板10上の正射影が、反射リッジ30のベース基板10上の正射影と少なくとも部分的に重なる(例えば、覆う)ように形成されている。或いは、光学層40は有機材料を用いて形成されてもよい。或いは、光学層40は、反射リッジ30から離れた凸面40sを有するように形成されてもよい。或いは、凸面は、約500nmから約1500nmの範囲にある曲率半径を有するように形成されてもよい。
図7Fを参照すると、光学層40及び反射電極21上に発光層22が形成され、発光層22のベース基板10から離れた側に実質的に透明な電極23が形成されている。
図8A~8Fは、本開示のいくつかの実施形態における画素構造の製造方法を示したものである。図8A~8Dに示す処理は、図7A~7Dに示す処理と実質的に同じである。図8Eを参照すると、この方法は、反射電極21を形成した後、かつ発光層22を形成する前に、光学層40を形成することをさらに含む。或いは、光学層40は、反射リッジ30と発光層との間に形成されてもよい。或いは、光学層40は無機材料を用いて形成されてもよい。具体的には、反射電極21上に無機絶縁材料を積層して光学層40を形成してもよい。絶縁材料層は、比較的薄く作製することができ、反射リッジ30に対応する輪郭にパターニングすることができる。
図8Eを参照すると、光学層40は、光学層40のピーク40pから光学層40のベース40bまで延在する第1の凹面側壁40w1と、光学層40のピーク40pから光学層40のベース40bまで延在する第2の凹面側壁40w2とを有するように形成され、第1の凹面側壁40w1は、第2の凹面側壁40w2とは反対側を向いている。或いは、第1の凹面側壁40w1は、第1の凹面反射側壁30w1を覆い、第2の凹面側壁40w2は、第2の凹面反射側壁30w2を覆ってもよい。このような構造とすることにより、光学層40をより小さく作製することができ、占める領域が小さくなり、開口率損失をより低減することができる。
図8Fを参照すると、光学層40及び反射電極21上に発光層22が形成され、発光層22のベース基板10から離れた側に実質的に透明な電極23が形成されている。
別の態様において、本開示は、本明細書で述べた画素構造又は本明細書で述べた方法により製造された画素構造を有する表示基板を提供する。別の態様において、本開示は、本明細書で述べた画素構造又は本明細書で述べた方法により製造された画素構造を有する表示パネルを提供する。別の態様において、本開示は、本明細書で述べた画素構造又は本明細書で述べた方法により製造された画素構造を有する表示装置を提供する。或いは、表示装置は有機発光ダイオード表示装置であってもよい。適切な表示装置の例としては、電子ペーパー、携帯電話、タブレットコンピュータ、テレビ、モニタ、ノートブックコンピュータ、デジタルアルバム、GPS等が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の実施形態に関する以上の記述は、例示及び説明を目的とする。以上の説明は、網羅的であること、又は開示された正確な形態或いは例示的な実施形態に本発明を限定することを意図しない。それ故、上記記載は限定ではなく例示を目的としていると見なすべきであり、多くの変更や変形は当業者にとって明らかであろう。これらの実施形態は、本発明の原理及びその最良の態様の実際の適用を説明するために選択及び記載されたものであり、それによって、本発明が特定の用途又は想定される実施形態の様々な実施形態及び様々な変形例に適用可能であることを当業者に理解させるためのものである。本発明の範囲は、本開示に付した請求項及びその均等物により定義することが意図され、別途示唆しない限り、すべての用語は合理的な範囲内で最も広く解釈される。したがって、「本発明」、「本開示」又はこれに類する用語は請求項を必ずしも特定の実施形態に限定せず、本発明の例示的実施形態に対する参照は本発明への限定を示唆するものではなく、かかる限定を推論すべきではない。本発明は添付する請求項の精神と範囲によってのみ限定される。さらに、これらの請求項では後に名詞又は要素を伴って「第1の」、「第2の」等の表現を用いる場合がある。特定の数量が示されない限り、このような用語は専用語であると理解すべきであり、修飾された要素の数量が上記専用語により限定されると解釈してはならない。記載した効果や利点はいずれも本発明のすべての実施形態にあてはまるとは限らない。当業者であれば、後に付す請求項により定義される本発明の範囲から逸脱せずに、記載した実施形態を変形できることが理解されよう。さらに、本開示の要素及び構成要素は、以下の請求項に明記されているか否かを問わず、いずれも公衆に捧げる意図はない。
10 ベース基板
20 発光素子
21 反射電極
22 発光層
23 電極
30 反射リッジ
30b ベース
30p ピーク
30w1 第1の凹面反射側壁
30w2 第2の凹面反射側壁
40 光学層
40b ベース
40p ピーク
40s 凸面
40w1 第1の凹面側壁
40w2 第2の凹面側壁
50 画素定義層
60 絶縁材料層
60 絶縁リッジ
60’ 絶縁材料層
60b ベース
60p ピーク
60w1 第1の凹面絶縁側壁
60w2 第2の凹面絶縁側壁
70 フォトレジスト層

Claims (20)

  1. ベース基板と、
    前記ベース基板上に位置し、反射電極、前記反射電極上に位置する発光層、及び前記発光層の前記反射電極から離れた側に位置する実質的に透明な電極を備える発光素子と、を備え、
    前記反射電極は、前記発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有し、
    前記反射リッジは、前記反射リッジのピークから前記反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、前記反射リッジのピークから前記反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有し、前記第1の凹面反射側壁は、前記第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている、画素構造。
  2. 前記反射電極の前記ベース基板に面する側に位置する絶縁リッジをさらに備え、
    前記絶縁リッジは、前記絶縁リッジのピークから前記絶縁リッジのベースまで延在する第1の凹面絶縁側壁と、前記絶縁リッジのピークから前記絶縁リッジのベースまで延在する第2の凹面絶縁側壁とを有し、前記第1の凹面絶縁側壁は、前記第2の凹面絶縁側壁とは反対側を向き、
    前記反射電極は、前記第1の凹面絶縁側壁及び前記第2の凹面絶縁側壁上に位置して、前記第1の凹面反射側壁と、前記第2の凹面反射側壁とを形成している、請求項1に記載の画素構造。
  3. 前記第1の凹面反射側壁及び前記第2の凹面反射側壁の各々の曲率半径は、約400nmから約750nmの範囲にある、請求項1に記載の画素構造。
  4. 前記反射リッジのピークの幅は、前記反射リッジのピークを形成するためのプロセスマージンの5倍未満である、請求項1に記載の画素構造。
  5. 前記反射リッジと前記発光層との間に位置する光学層をさらに備え、
    前記光学層の前記ベース基板上の正射影は、前記反射リッジの前記ベース基板上の正射影と少なくとも部分的に重なる、請求項1に記載の画素構造。
  6. 前記光学層は、前記反射リッジから離れた凸面を有し、
    前記凸面の曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にある、請求項5に記載の画素構造。
  7. 前記光学層は、前記光学層のピークから前記光学層のベースまで延在する第1の凹面側壁と、前記光学層のピークから前記光学層のベースまで延在する第2の凹面側壁とを有し、前記第1の凹面側壁は、前記第2の凹面側壁とは反対側を向いている、請求項5に記載の画素構造。
  8. 前記反射リッジは、連続的に接続されたリッジである、請求項1に記載の画素構造。
  9. 前記反射リッジは、互いに離間している複数のサブリッジを備える、請求項1に記載の画素構造。
  10. 前記複数のサブリッジの各々は、前記ベース基板の主表面に実質的に平行な平面に沿った断面を有し、前記断面の形状は、矩形、円形、楕円形からなる群から選択される、請求項9に記載の画素構造。
  11. 前記ベース基板上に位置し、画素開口を定義する画素定義層をさらに備え、
    前記発光素子は、光が前記画素開口を通って前記画素構造の発光面から出射するように、光を射出するように構成され、
    前記反射リッジは、前記画素開口内に位置する、請求項1に記載の画素構造。
  12. 前記反射リッジは、前記画素開口を複数のサブ領域に分割する、請求項11に記載の画素構造。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の画素構造を備える、表示装置。
  14. ベース基板上に発光素子を形成することを含み、
    前記発光素子を形成することは、反射電極を形成することと、前記反射電極上に発光層を形成することと、前記発光層の前記反射電極から離れた側に実質的に透明な電極を形成することとを含み、
    前記反射電極は、前記発光層を横方向に透過した光を反射して画素構造の発光面から出射させるように構成された反射リッジを有するように形成され、
    前記反射リッジは、前記反射リッジのピークから前記反射リッジのベースまで延在する第1の凹面反射側壁と、前記反射リッジのピークから前記反射リッジのベースまで延在する第2の凹面反射側壁とを有するように形成され、前記第1の凹面反射側壁は、前記第2の凹面反射側壁とは反対側を向いている、画素構造の製造方法。
  15. 前記反射電極を形成する前に、絶縁リッジを形成することをさらに含み、
    前記絶縁リッジは、前記絶縁リッジのピークから前記絶縁リッジのベースまで延在する第1の凹面絶縁側壁と、前記絶縁リッジのピークから前記絶縁リッジのベースまで延在する第2の凹面絶縁側壁とを有するように形成され、前記第1の凹面絶縁側壁は、前記第2の凹面絶縁側壁とは反対側を向き、
    前記反射電極は、前記第1の凹面絶縁側壁及び前記第2の凹面絶縁側壁上に形成されて、前記第1の凹面反射側壁と、前記第2の凹面反射側壁とを形成している、請求項14に記載の方法。
  16. 前記絶縁リッジを形成することは、
    前記ベース基板上に絶縁材料層を積層することと、
    前記絶縁材料層上にフォトレジスト層を形成することと、
    前記絶縁リッジに対応するパターンを有するマスク板を用いて前記フォトレジスト層を露光及び現像することと、
    等方性エッチング法により前記絶縁材料層をエッチングして、前記第1の凹面絶縁側壁と前記第2の凹面絶縁側壁とを形成することとを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記反射電極を形成した後、かつ前記発光層を形成する前に、光学層を形成することをさらに含み、
    前記光学層は、前記反射リッジと前記発光層との間に形成され、
    前記光学層の前記ベース基板上の正射影は、前記反射リッジの前記ベース基板上の正射影と少なくとも部分的に重なる、請求項14に記載の方法。
  18. 前記光学層は、有機材料を用いて形成され、
    前記光学層は、前記反射リッジから離れた凸面を有するように形成され、
    前記凸面の曲率半径は、約500nmから約1500nmの範囲にある、請求項17に記載の方法。
  19. 前記光学層は、無機材料を用いて形成され、
    前記光学層は、前記光学層のピークから前記光学層のベースまで延在する第1の凹面側壁と、前記光学層のピークから前記光学層のベースまで延在する第2の凹面側壁とを有するように形成され、前記第1の凹面側壁は、前記第2の凹面側壁とは反対側を向いている、請求項17に記載の方法。
  20. 前記ベース基板上に、画素開口を定義する画素定義層を形成することをさらに含み、
    前記反射リッジは、前記画素開口内に形成されている、請求項14に記載の方法。
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