JP2022501943A - 電力ヘッドルーム報告方法及び端末機器 - Google Patents

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Abstract

本開示は、電力ヘッドルーム報告方法及び端末機器を提供しており、当該方法は、電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うことを含み、そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。【選択図】図2

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2018年9月28日に中国で出願された中国特許出願第201811142455.1号の優先権を主張し、その内容の全ては、参照により本願に組み込まれる。
本開示は、通信の技術分野に関し、特に、電力ヘッドルーム報告方法及び端末機器に関する。
将来の通信システム(例えば、新しいラジオ(New Radio、NR)システム)では、キャリア集約(Carrier Aggregation、CA)、デュアル接続(Dual Connection、DC)、補助上りリンク(Supplement Uplink、SUL)、及びキャリア切替送信等がサポートされる。これらのシーンにおいて、ユーザ機器(User Equipment、UE)は、複数のキャリア上で、上りリンク物理チャネル又は参照信号を同時に送信することができる。
電力ヘッドルーム報告(Power Headroom Report、PHR)は、主にネットワーク側のスケジューリングを支援するためのものである。チャネル類型の違いに応じて、上りリンクでは、類型1のPHR及び類型3のPHRがサポートされる。そのうち、類型1のPHRは、物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Sharing Channel、PUSCH)に基づいて電力ヘッドルームを計算し、類型3のPHRは、サウンディング参照信号(Sounding Reference Signal、SRS)に基づいて電力ヘッドルームを計算する。上りリンク物理チャネル又は参照信号がリアルに伝送されるかどうかに応じて、上りリンクでは、仮想PHR及びリアルPHRがサポートされる。そのうち、仮想PHRは、上りリンク物理チャネル又は参照信号が伝送されない場合に対応するものであり、リアルPHRは、上りリンク物理チャネル又は参照信号が実際に伝送される場合に対応するものである。
しかしながら、関連技術には、ユーザ機器UEが、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム計算用のキャリア、電力ヘッドルーム報告類型等の電力ヘッドルーム報告の関連パラメータを如何に確定するかについては、関連する解決案がないため、電力ヘッドルーム報告が不正確になり、ネットワーク側のスケジューリング決定に影響を与えてしまう可能性がある。
本開示のいくつかの実施例は、関連技術における如何に電力ヘッドルーム報告の関連パラメータが確定されるかを明確にできなかったことに起因して電力ヘッドルーム報告が不正確になるという問題を解決するための電力ヘッドルーム報告方法及び端末機器を提供する。
上記課題を解決するために、本開示は、次のように実現される。
第一態様において、本開示のいくつかの実施例は、電力ヘッドルーム報告方法を提供している。当該方法は、
電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うことを含み、
そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。
第二態様において、本開示のいくつかの実施例は、端末機器を更に提供している。当該端末機器は、
電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うための報告モジュールを含み、
そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。
第三態様において、本開示のいくつかの実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なコンピュータプログラムとを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記の電力ヘッドルーム報告方法が実現される、端末機器を更に提供している。
第四態様において、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の電力ヘッドルーム報告方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体を更に提供している。
本開示のいくつかの実施例では、端末機器が、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定し、電力ヘッドルーム報告を行うことができ、電力ヘッドルーム計算の関連パラメータの確定方式を規範化しているため、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
本開示のいくつかの実施例の技術案をより明瞭に説明するために、以下、本開示のいくつかの実施例の説明に必要な図面を簡単に紹介するが、明らかなことに、以下で説明される図面は、あくまでも本開示のいくつかの実施例であり、当業者にとっては、創造的な労働を払わずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本開示のいくつかの実施例に適用可能なネットワークシステムの1つの構造図である。 本開示のいくつかの実施例による電力ヘッドルーム報告方法のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施例による端末機器の構造図である。 本開示の別の一実施例による端末機器の構造図である。
以下、本開示のいくつかの実施例における図面を参照しながら、本開示のいくつかの実施例における技術案を明瞭且つ完全に説明するが、明らかなことに、説明される実施例は、本開示の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者によって創造的な労働を払わずに得られた他の実施例は、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。
本願の明細書及び特許請求の範囲における「第一」、「第二」などの用語は、類似しているオブジェクトを区別するために使用されるものであり、必ずしも特定の順序や前後順番を記述するために使用されるとは限らない。そのように使用されるデータは、適切な状況において互いに交換可能で、それによって、本明細書において記述される本願の実施例は、例えば本明細書において図示又は記述される順序以外の順序で実施可能であることを理解されたい。また、用語「含む」及び「有する」、並びにそれらのあらゆる変形は、非排他的な包含をカバーするものであり、例えば、一連のステップやユニットを含む手順、方法、システム、製品や機器は、明示的に列挙されているこれらのステップやユニットのみを含むことに限定されず、明示的に列挙されていない他のステップやユニット、或いは、これらの手順、方法、製品や機器に固有の他のステップやユニットを含んでもよい。なお、明細書及び特許請求の範囲に使用される「及び/又は」とは、接続対象のうち、少なくとも1つを表すものであり、例えば、「A及び/又はB及び/又はC」とは、Aのみが存在する、Bのみが存在する、Cのみが存在する、及び、AとBの両方が存在する、BとCの両方が存在する、AとCの両方が存在する、AとBとCの全てが存在するとの7つの場合を含む。
本開示のいくつかの実施例は、電力ヘッドルーム報告方法を提供する。図1は、本開示のいくつかの実施例に適用可能なネットワークシステムの1つの構造図である。図1に示すように、このネットワークシステムには、端末機器11及びネットワーク側機器12が含まれており、端末機器11は、携帯電話、タブレットPC(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、MID)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)等の端末機器側デバイスであってもよいが、本開示のいくつかの実施例において、端末機器11の具体的な類型が限定されないことを留意されたい。ネットワーク側機器12は、例えばマクロ基地局、LTE eNB、5G NR NB、gNB等の基地局であってもよいし、例えば低電力ノード(Low Power Node、LPN)pico、femto等のスモール基地局であってもよい。又は、ネットワーク側機器12は、アクセスポイント(Access Point、AP)であってもよい。基地局は、中央ユニット(Central Unit、CU)と、その管理及び制御下の複数の伝送受信ポイント(Transmission Reception Point、TRP)との両方からなるネットワークノードであってもよい。なお、本開示のいくつかの実施例において、ネットワーク側機器12の具体的な類型も限定されない。
本開示のいくつかの実施例において、端末機器11は、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告(Power Headroom Report、PHR)ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム報告を行うことができる。上記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものである。上記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み得る。前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み得る。前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含み得る。
具体的に、端末機器11は、上記PHRポリシーに基づいて、上記電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定でき、その結果、上記電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型に基づいて、電力ヘッドルームを計算して報告することができる。本開示のいくつかの実施例は、PHRポリシーに基づいて電力ヘッドルーム計算の関連パラメータを確定することにより、電力ヘッドルーム計算の関連パラメータの確定方式を規範化しており、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させ、ひいては、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
例えば、上記PHRポリシーには、端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアの中で、最も優先度の高いキャリアが電力ヘッドルーム計算用のキャリアであると確定することが含まれる場合、端末機器11は、端末機器11の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアから、最も優先度の高いキャリアを電力ヘッドルーム計算用のキャリアとして選択することが可能であり、上記PHRポリシーには、第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、第一PHR類型を確定することが含まれる場合、端末機器11は、第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、電力ヘッドルーム計算用の上りリンクチャネル又は参照信号、つまり第一PHR類型を確定することが可能であり、そのうち、第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻である。
なお、上記PHRポリシーは、プロトコルで事前定義されてもよいし、ネットワーク側で構成されてもよいが、本開示のいくつかの実施例では、これについて限定しない。
それに応じて、ネットワーク側機器12は、端末機器11から報告された電力ヘッドルームを受信し、端末機器11から報告された電力ヘッドルームに基づいて、スケジューリング決定を行うことが可能である。
本開示のいくつかの実施例は、PHRポリシーを利用して、電力ヘッドルーム報告を行う。そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものである。端末機器は、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定し、確定された電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型に基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うことができるため、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させ、ひいては、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
本開示のいくつかの実施例は、端末機器に適用される電力ヘッドルーム報告方法を提供する。図2は、本開示のいくつかの実施例による電力ヘッドルーム報告方法のフローチャートである。図2に示すように、この電力ヘッドルーム報告方法は、
電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うステップ201を含み、
そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。
本開示のいくつかの実施例において、端末機器は、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、上記PHRポリシーに基づいて、上記電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定でき、その結果、上記電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型に基づいて、電力ヘッドルームを計算して報告することができる。
なお、上記類型1のPHRは、物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Sharing Channel、PUSCH)に基づいて、電力ヘッドルームを計算し、類型2のPHRは、物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)に基づいて、電力ヘッドルームを計算し、類型3のPHRは、サウンディング参照信号(Sounding Reference Signal、SRS)に基づいて、電力ヘッドルームを計算する。上記リアルPHRは、上りリンク物理チャネル又は参照信号が伝送されない場合に対応するものである、リアルPHRは、上りリンク物理チャネル又は参照信号が実際に伝送される場合に対応するものである。
なお、上記PHRポリシーは、プロトコルで事前定義されてもよいし、ネットワーク側で構成されてもよいが、本開示のいくつかの実施例では、これについて限定しない。
本開示のいくつかの実施例による電力ヘッドルーム報告方法は、電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づくことで、電力ヘッドルーム報告を行う。そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。端末機器が、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定し、電力ヘッドルーム報告を行うことができ、電力ヘッドルーム計算の関連パラメータの確定方式を規範化しているため、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
電力ヘッドルーム計算用の第一キャリアを確定することが含まれ、
そのうち、前記第一キャリアは、前記端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアに属し、前記第一キャリアは、キャリア優先度関係に従って、前記少なくとも2つのキャリアの中で最も優先度が高くなるキャリアであり、前記第一上りリンク伝送は、上りリンク物理チャネル又は参照信号伝送を含むようにしてよい。
本開示のいくつかの実施例において、PHRポリシーには、キャリア優先度関係に基づいて、端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアの中で、最も優先度の高いキャリアが電力ヘッドルーム計算用のキャリアであると確定することが含まれる。
なお、上記キャリア優先度関係は、プロトコルで事前定義されてもよいし、ネットワーク側で構成されてもよいが、本開示のいくつかの実施例では、これについて限定しない。
例えば、PUCCHを搬送するキャリアの優先度が、PUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高い場合、補助上りリンク(Supplement Uplink、SUL)のシーンにおいて、ユーザ機器(User Equipment、UE)は、PHRをトリガした際、補助上りリンクSULキャリアにPUCCH伝送があり、Non−SUL(即ち、非補助上りリンク)キャリアにPUSCH伝送のみがあるとしたら、上りリンク伝送チャネル優先度に従って、補助上りリンクSULキャリアのPHRだけを報告し、つまり、補助上りリンクSULキャリアに基づいて、電力ヘッドルームを計算して報告する。
本開示のいくつかの実施例は、端末機器の第一上りリンク伝送用の少なくとも2つのキャリアの中で、最も優先度の高いキャリアに基づいて、電力ヘッドルームを計算することにより、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させ、ひいては、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記キャリア優先度関係には、
ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高いことと、
プライマリキャリアの優先度が主セカンダリキャリアの優先度よりも高く、主セカンダリキャリアの優先度がセカンダリキャリアの優先度よりも高いことと、
物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)を搬送するキャリアの優先度が、PRACHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するキャリアの優先度が、PUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
非周期的サウンディング参照信号(SRS)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送するキャリアの優先度よりも高く、且つPUSCHを搬送するキャリアの優先度が、周期的SRS又はセミパーシステントSRSを搬送するキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を第一類の無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier、RNTI)によってスクランブルされるキャリアの優先度が、PUSCHを第二類のRNTIによってスクランブルされるキャリアよりも高く、そのうち、前記第一類のRNTIが、変調及び符号化方式セル無線ネットワーク一時識別子(Modulation and Coding Scheme−Cell Radio Network Temporary Identifier、MCS−C−RNTI)であり、前記第二類のRNTIが、前記MCS−C−RNTI以外のRNTIであることとのうち、少なくとも1つが含まれてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、上記第一類の無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier、RNTI)は、変調及び符号化方式セル無線ネットワーク一時識別子(Modulation and Coding Scheme−Cell Radio Network Temporary Identifier、MCS−C−RNTI)であり、上記第二類のRNTIは、MCS−C−RNTI以外の他のRNTIである。
例えば、ユーザ機器UEが電力ヘッドルーム報告をトリガし、ターゲットキャリア及びソースキャリア上で上りリンク物理チャネル又は参照信号を送信する場合、ユーザ機器UEは、ターゲットキャリアを電力ヘッドルーム計算用のキャリアとして選択することが可能である。一方で、ユーザ機器UEが電力ヘッドルーム報告をトリガし、補助上りリンクSULキャリアにPUCCH伝送があり、非補助上りリンクNon−SULキャリアにPUSCH伝送のみがある場合、ユーザ機器UEは、補助上りリンクSULキャリアを電力ヘッドルーム計算用のキャリアとして選択することが可能である。
なお、端末機器の搬送用の少なくとも2つのキャリアが、異なる次元から比べれば、異なる優先度関係を持っている場合、異なる優先度関係から、何れか1つの優先度関係を選択して、電力ヘッドルーム計算用のキャリアを確定してもよいし、異なる優先度関係間の優先度を設定し、最も優先度の高い優先度関係に基づいて、電力ヘッドルーム計算用のキャリアを確定してもよい。
例えば、ソースキャリアに非周期的SRS伝送があり、ターゲットキャリアにPUSCH伝送があるとする。ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高くなる次元に従えば、ユーザ機器UEは、ターゲットキャリアを電力ヘッドルーム計算用のキャリアとして選択すべきである。一方で、非周期的SRSを搬送するキャリアの優先度が、PUSCHを搬送するキャリアの優先度よりも高くなる次元に従えば、ユーザ機器UEは、ソースキャリアを電力ヘッドルーム計算用のキャリアとして選択すべきである。
従って、本開示のいくつかの実施例は、異なる優先度関係間の優先度を予め設定してもよく、例えば、第一優先度関係の優先度が第二優先度関係の優先度よりも高くなるように設定しておき、そのうち、第一優先度関係は、ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高くなる優先度関係であり、第二優先度関係は、非周期的SRSを搬送するキャリアの優先度が、PUSCHを搬送するキャリアの優先度よりも高くなる優先度関係である。そうすると、第一優先度関係に基づいて、電力ヘッドルーム計算用のキャリアが確定され、つまり、電力ヘッドルーム計算用のキャリアとしてターゲットキャリアが確定される。
本開示のいくつかの実施例は、前記キャリア優先度関係に従って、電力ヘッドルーム計算用のキャリアを確定することにより、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させ、ひいては、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、前記第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であるか、或いは電力ヘッドルーム報告時刻であるようにしてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であってもよい。例えば、第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)の受信時刻であってもよいし、T1+△tであってもよく、そのうち、T1は第一時刻、△tはプリセット時間長であり、△tの値は、実際の状況に応じて合理的に設定可能である。上記第二時刻は、電力ヘッドルーム報告時刻であってもよい。
選択的に、前記第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻であるか、あるいは
前記第二時刻は、前記最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻の後の、メディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)のパケット化時刻である。
本開示のいくつかの実施例において、第二時刻は、最初の新規に伝送されてくるDCIの受信時刻であってもよいし、最初の新規に伝送されてくるDCIの受信時刻の後の、メディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)のパケット化時刻であってもよい。こうして、確定されたPHR類型がより正確になり、ひいては、電力ヘッドルーム計算の正確性が向上される。
なお、上記上りリンク伝送は、PUSCH伝送、PUCCH伝送及びSRS伝送等のうち、1つ又は少なくとも2つを含んでもよいが、これらに限定されない。
本開示のいくつかの実施例は、第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することにより、電力ヘッドルーム計算用のPHR類型(例えば、上りリンクチャネル又は参照信号、及び/又は、仮想PHR又はリアルPHR等)を比較的正確に確定し、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第二上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第二上りリンク伝送は、前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送である。
本開示のいくつかの実施例において、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送に基づいて、ターゲットPHR類型を確定することにより、電力ヘッドルーム計算用のPHR類型(例えば、上りリンクチャネル又は参照信号、及び/又は、仮想PHR又はリアルPHR等)をより正確に確定し、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第一PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUSCH伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUCCHがある場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのSRS伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、PUCCH伝送のみがある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、上述の前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することは、つまり、類型1のPHRを用いて電力ヘッドルームを計算することとなり、例えば、PUSCHに基づいて電力ヘッドルームが計算される。上述の前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することは、つまり、類型2のPHRを用いて電力ヘッドルームを計算することとなり、例えば、PUCCHに基づいて電力ヘッドルームが計算される。上述の前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することは、つまり、類型3のPHRを用いて電力ヘッドルームを計算することとなり、例えば、SRSに基づいて電力ヘッドルームが計算される。
選択的に、前記第一時刻と前記第二時刻との間に、異なるチャネル又は参照信号伝送がある場合、時刻T2に最も近い回の上りリンク伝送を元に、第一PHR類型を確定してもよい。例えば、前記第一時刻と前記第二時刻との間に、少なくとも1つのPUSCH及び少なくとも1つのSRS伝送がある場合、もし時刻T2に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCHであれば、第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定される。
選択的に、前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がSRS伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することとのうち、少なくとも1つが含まれてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送に基づいて第一PHR類型を確定し、確定された第一PHR類型に基づいて電力ヘッドルームを計算することにより、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第二PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
第一時間区間内に少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送がある場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
第一時間区間内にPUCCH伝送のみがある場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれ、
そのうち、前記第一時間区間は[T1,T2]、T1は前記第一時刻、T2は前記第二時刻であるようにしてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、上述の前記第二PHR類型がリアルPHRであると確定することは、つまり、リアルPHRを用いて電力ヘッドルームを計算することとなる。上述の前記第二PHR類型が仮想PHRであると確定することは、つまり、仮想PHRを用いて電力ヘッドルームを計算することとなる。
上述の第一時間区間内に少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送があるとは、前記第一時刻と前記第二時刻との間に、少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送があるか、或いは第一時刻又は前記第二時刻に、PUSCH又はPUCCH又はSRS伝送があることを指す。
具体的に、第一時間区間内に少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送がある場合、前記第二PHR類型がリアルPHRであると確定され、それ以外の場合、前記第二PHR類型が仮想PHRであると確定され、つまり、第一時間区間内にPUSCH、PUCCH及びSRS伝送がない場合、前記第二PHR類型が仮想PHRであると確定される。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送である場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することが含まれてもよい。
本開示のいくつかの実施例において、第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送である場合、前記第二PHR類型がリアルPHRであると確定され、それ以外の場合、前記第二PHR類型が仮想PHRであると確定され、つまり、第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH、PUCCH及びSRSではない場合、前記第二PHR類型が仮想PHRであると確定される。
本開示のいくつかの実施例において、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送に基づいて第二PHR類型を確定し、確定された第二PHR類型に基づいて電力ヘッドルームを計算することにより、電力ヘッドルーム計算の正確性を向上させることができる。
以下、例を挙げて、本開示のいくつかの実施例による電力ヘッドルーム報告方法について説明する。そのうち、下記T1は、上記第一時刻であってもよく、下記T2は、上記第二時刻であってもよい。
例1:
補助上りリンクSULのシーンにおいて、ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、補助上りリンクSULキャリアにPUCCH伝送があり、非補助上りリンクNon−SULキャリアにPUSCH伝送のみがあるとしたら、上記キャリア優先度関係に従って、補助上りリンクSULキャリアのPHRだけを報告してもよい。
例2:
ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、時刻T1と時刻T2との間にPUSCH伝送があるとしたら、ユーザ機器UEは、類型1のリアルPHRを報告してもよく、つまり、第一PHR類型が類型1のPHRであり、第二PHR類型がリアルPHRである。
例3:
ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、時刻T1と時刻T2との間にSRS伝送があるとしたら、ユーザ機器UEは、類型3のリアルPHRを報告してもよく、つまり、第一PHR類型が類型3のPHRであり、第二PHR類型がリアルPHRである。
例4:
ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、時刻T1と時刻T2との間で、時刻T2に最も近い回の伝送がPUSCH伝送であれば、ユーザ機器UEは、類型1のPHRを報告する。
時刻T2において、ネットワーク側がユーザ機器UEにPUSCHを伝送するように指示した場合、ユーザ機器UEは、リアルPHRを報告し、それ以外の場合、仮想PHRを報告する。
例5:
ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、時刻T1と時刻T2との間で、時刻T2に最も近い回の伝送がSRS伝送であれば、ユーザ機器UEは、類型3のPHRを報告する。
時刻T2において、ネットワーク側がユーザ機器UEにSRSを伝送するように指示した場合、ユーザ機器UEは、リアルPHRを報告し、それ以外の場合、仮想PHRを報告する。
例6:
ユーザ機器UEがPHRをトリガした場合、時刻T1と時刻T2との間で、時刻T2に最も近い回の伝送がPUCCH伝送であれば、ユーザ機器UEは、類型1のPHRを報告する。
時刻T2において、ネットワーク側がユーザ機器UEにPUCCHのみを伝送するように指示した場合、ユーザ機器UEは、仮想PHRを報告する。
本開示のいくつかの実施例は、異なるチャネル類型、及び、ユーザ機器UEがPHRをトリガした時刻と最初の新規に伝送されてくるDCI時刻との間の上りリンク伝送に応じて、電力ヘッドルーム計算用のキャリア、電力ヘッドルーム報告類型(例えば、第一電力ヘッドルーム報告類型及び/又は第二電力ヘッドルーム報告類型)を確定することにより、電力ヘッドルーム報告の計算が不正確になる確率を低減し、上りリンクのカバレッジ又はスループットを向上させることができる。
図3は、本開示のいくつかの実施例による端末機器の構造図である。図3に示すように、端末機器300は、
電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うための報告モジュール301を含み、
そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。
選択的に、前記PHRポリシーには、
電力ヘッドルーム計算用の第一キャリアを確定することが含まれ、
そのうち、前記第一キャリアは、前記端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアに属し、前記第一キャリアは、キャリア優先度関係に従って、前記少なくとも2つのキャリアの中で最も優先度が高くなるキャリアであり、前記第一上りリンク伝送は、上りリンク物理チャネル又は参照信号伝送を含む。
選択的に、前記キャリア優先度関係には、
ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高いことと、
プライマリキャリアの優先度が主セカンダリキャリアの優先度よりも高く、主セカンダリキャリアの優先度がセカンダリキャリアの優先度よりも高いことと、
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を搬送するキャリアの優先度が、PRACHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するキャリアの優先度が、PUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
非周期的サウンディング参照信号(SRS)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送するキャリアの優先度よりも高く、且つPUSCHを搬送するキャリアの優先度が、周期的SRS又はセミパーシステントSRSを搬送するキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を第一類のRNTIによってスクランブルされるキャリアの優先度が、PUSCHを第二類のRNTIによってスクランブルされるキャリアよりも高く、そのうち、前記第一類のRNTIが、MCS−C−RNTIであり、前記第二類のRNTIが、前記MCS−C−RNTI以外のRNTIであることとのうち、少なくとも1つが含まれる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、前記第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であるか、或いは電力ヘッドルーム報告時刻である。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第二上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第二上りリンク伝送は、前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送である。
選択的に、前記第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻であるか、あるいは
前記第二時刻は、前記最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻の後の、メディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)のパケット化時刻である。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第一PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUSCH伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUCCH伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのSRS伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、PUCCH伝送のみがある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がSRS伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することとのうち、少なくとも1つが含まれる。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第二PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
第一時間区間内に少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送がある場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
第一時間区間内にPUCCH伝送のみがある場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれ、
そのうち、前記第一時間区間は[T1,T2]、T1は前記第一時刻、T2は前記第二時刻である。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送である場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することが含まれる。
本開示のいくつかの実施例による端末機器300は、図2の方法実施例において端末機器によって実現された各手順を実現できるが、重複を回避するため、ここで繰り返して説明しない。
本開示のいくつかの実施例に係る端末機器300は、電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うための報告モジュール301を含み、そのうち、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。端末機器が、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定し、電力ヘッドルーム報告を行うことができるため、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
図4は、本開示の別の一実施例による端末機器の構造図である。図4を参照して、当該端末機器400は、無線周波数(Radio Frequency、RF)ユニット401、ネットワークモジュール402、オーディオ出力ユニット403、入力ユニット404、センサ405、表示ユニット406、ユーザ入力ユニット407、インターフェースユニット408、メモリ409、プロセッサ410、及び電源411等の部品を含むが、これらに限定されない。当業者であれば理解できるように、図4に示す端末機器の構造は、端末機器に対する限定を構成するものではなく、端末機器は、図示されるものよりも多いか或いは少ない部品を含んでもよいし、いくつかの部品の組み合せ、又は異なる配置の部品を含んでもよい。本開示のいくつかの実施例において、端末機器には、携帯電話、タブレットPC、ノートPC、パームトップ型PC、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計等が含まれるが、これらに限定されない。
そのうち、無線周波数ユニット401は、電力ヘッドルーム報告(PHR)ポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うためのものであり、前記PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲットPHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲットPHR類型は、第一PHR類型及び/又は第二PHR類型を含み、前記第一PHR類型は、類型1のPHR、類型2のPHR又は類型3のPHRを含み、前記第二PHR類型は、リアルPHR又は仮想PHRを含む。
本開示のいくつかの実施例は、端末機器が、電力ヘッドルーム報告をトリガした場合、電力ヘッドルーム報告ポリシーを利用して、電力ヘッドルーム計算用のキャリア及び/又はターゲットPHR類型を確定し、電力ヘッドルーム報告を行うことができるため、電力ヘッドルーム報告の正確性を向上させることができる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
電力ヘッドルーム計算用の第一キャリアを確定することが含まれ、
そのうち、前記第一キャリアは、前記端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアに属し、前記第一キャリアは、キャリア優先度関係に従って、前記少なくとも2つのキャリアの中で最も優先度が高くなるキャリアであり、前記第一上りリンク伝送は、上りリンク物理チャネル又は参照信号伝送を含む。
選択的に、前記キャリア優先度関係には、
ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高いことと、
プライマリキャリアの優先度が主セカンダリキャリアの優先度よりも高く、主セカンダリキャリアの優先度がセカンダリキャリアの優先度よりも高いことと、
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を搬送するキャリアの優先度が、PRACHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するキャリアの優先度が、PUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
非周期的サウンディング参照信号(SRS)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送するキャリアの優先度よりも高く、且つPUSCHを搬送するキャリアの優先度が、周期的SRS又はセミパーシステントSRSを搬送するキャリアの優先度よりも高いことと、
物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を第一類のRNTIによってスクランブルされるキャリアの優先度が、PUSCHを第二類のRNTIによってスクランブルされるキャリアよりも高く、そのうち、前記第一類のRNTIが、MCS−C−RNTIであり、前記第二類のRNTIが、前記MCS−C−RNTI以外のRNTIであることとのうち、少なくとも1つが含まれる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、前記第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であるか、或いは電力ヘッドルーム報告時刻である。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第二上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲットPHR類型を確定することが含まれ、
そのうち、前記第二上りリンク伝送は、前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送である。
選択的に、前記第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻であるか、あるいは
前記第二時刻は、前記最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻の後の、メディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)のパケット化時刻である。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第一PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUSCH伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのPUCCH伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのSRS伝送がある場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、PUCCH伝送のみがある場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHR又は類型3のPHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれる。
選択的に、前記PHRポリシーには、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型1のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型2のPHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がSRS伝送である場合、前記第一PHR類型が前記類型3のPHRであると確定することとのうち、少なくとも1つが含まれる。
選択的に、前記ターゲットPHR類型は、前記第二PHR類型を含み、
前記PHRポリシーには、
第一時間区間内に少なくとも1つのPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送がある場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
第一時間区間内にPUCCH伝送のみがある場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することと、
前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUCCH伝送である場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれ、
そのうち、前記第一時間区間は[T1,T2]、T1は前記第一時刻、T2は前記第二時刻である。
選択的に、前記PHRポリシーには、
第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がPUSCH又はPUCCH又はSRS伝送である場合、前記第二PHR類型が前記リアルPHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二PHR類型が前記仮想PHRであると確定することが含まれる。
理解されたいのは、本開示のいくつかの実施例において、無線周波数ユニット401は、情報の送受信、又は通話中の信号の受信及び送信に用いられることが可能であり、具体的に、基地局からの下りリンクデータを受信した後に、プロセッサ410に処理させ、また、上りリンクデータを基地局に送信する。通常、無線周波数ユニット401は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。加えて、無線周波数ユニット401は、無線通信システムを介してネットワーク及び他の機器と通信することが可能である。
端末機器は、ネットワークモジュール402によって、ワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供しており、例えばユーザによる電子メールの送受信、ウェブページの閲覧及びストリーミングメディアへのアクセス等を支援する。
オーディオ出力ユニット403は、無線周波数ユニット401又はネットワークモジュール402によって受信されたか、或いはメモリ409に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して音声として出力することが可能である。更に、オーディオ出力ユニット403は、端末機器400によって実行される特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼信号受信音、メッセージ受信音等)を提供することも可能である。オーディオ出力ユニット403は、スピーカ、ブザー及び受話器等を含む。
入力ユニット404は、オーディオ又はビデオ信号を受信するためのものである。入力ユニット404は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)4041、及びマイク4042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ4041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって取得された静止画又はビデオの画像データを処理するものである。処理された画像フレームは、表示ユニット406に表示されることが可能である。グラフィックスプロセッサ4041によって処理された画像フレームは、メモリ409(又は他の記憶媒体)に記憶されるか、或いは無線周波数ユニット401又はネットワークモジュール402を介して送信されることが可能である。マイク4042は、音声を受信可能であるとともに、このような音声をオーディオデータとなるように処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードの場合、無線周波数ユニット401を介して移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力されることが可能である。
端末機器400は、例えば光センサ、動きセンサ及び他のセンサなど、少なくとも1つのセンサ405を更に含む。具体的に、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含み、そのうち、周囲光センサは、周囲光の明暗に応じて表示パネル4061の輝度を調節することができ、近接センサは、端末機器400が耳付近に移動された場合、表示パネル4061及び/又はバックライトをオフにすることができる。動きセンサの一種として、加速度計センサは、様々な方向(通常は3軸)における加速度の大きさを検出することができ、静止時には、重力の大きさ及び方向を検出でき、端末の姿勢の識別(例えば、横/縦スクリーン切替、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正)、振動識別関連機能(例えば、歩数計やタッピング)等に用いられることが可能であり、センサ405は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサ等を更に含んでもよいが、ここで繰り返して説明しない。
表示ユニット406は、ユーザによって入力された情報、又はユーザに提供される情報を表示するためのものである。表示ユニット406は、表示パネル4061を含んでもよく、表示パネル4061は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode、OLED)等の形態で配置されてもよい。
ユーザ入力ユニット407は、入力された数字や文字の情報を受信し、並びに、端末機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するためのものである。具体的に、ユーザ入力ユニット407は、タッチパネル4071及び他の入力デバイス4072を含む。タッチパネル4071は、タッチスクリーンとも呼ばれており、ユーザがその上又は付近で行ったタッチ操作(例えば、ユーザが指やタッチペン等の任意の適切な物体や付属品を用いて、タッチパネル4071上又はタッチパネル4071付近で行った操作)を受け付けることができる。タッチパネル4071は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの2部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチ操作に起因した信号を検出して、その信号をタッチコントローラに送るものであり、タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ410に送り、プロセッサ410から発されたコマンドを受信して実行するものである。なお、タッチパネル4071は、抵抗型、容量型、赤外線型及び表面弾性波型等の複数の類型で実現可能である。ユーザ入力ユニット407は、タッチパネル4071に加え、他の入力デバイス4072を更に含んでもよい。具体的に、他の入力デバイス4072には、物理キーボード、機能キー(例えば、音量制御キーやオン/オフキー等)、トラックボール、マウス、ジョイスティックが含まれてもよいが、ここで繰り返して説明しない。
更に、タッチパネル4071は、表示パネル4061を覆っていてもよく、タッチパネル4071は、その上又は付近のタッチ操作を検出すると、タッチイベントのタイプを特定するためにプロセッサ410に送り、その後、プロセッサ410は、タッチイベントの類型に従って、対応する視覚出力を表示パネル4061で提供する。図4において、タッチパネル4071と表示パネル4061とは、2つの独立した部品として端末機器の入力及び出力機能を実現しているが、いくつかの実施例において、タッチパネル4071と表示パネル4061とを統合させて端末機器の入力及び出力機能を実現してもよく、ここでは、具体的に限定しない。
インターフェースユニット408は、外部装置と端末機器400とを接続するためのインターフェースである。例えば、外部装置には、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源(又はバッテリ充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを持つ装置と接続するためのポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポート等が含まれてもよい。インターフェースユニット408は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力等)を受信するとともに、受信した入力を端末機器400内の1つ又は複数の要素に送るために用いられてもよいし、或いは、端末機器400と外部装置との間のデータ伝送に用いられてもよい。
メモリ409は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータの記憶に用いられることが可能である。メモリ409は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよく、そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムや、少なくとも1つの機能(例えば、音声再生機能や画像再生機能等)に必要なアプリケーションプログラム等を記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ(例えばオーディオデータや電話帳等)を記憶することができる。なお、メモリ409は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、更に、例えば少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含んでもよい。
プロセッサ410は、端末機器の制御中心であり、様々なインターフェース及び回線を用いて端末機器全体の各部分を接続しており、メモリ409に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動又は実行し、並びに、メモリ409に記憶されたデータを呼び出して端末機器の各種機能を実行してデータを処理することにより、端末機器全体の監視制御を行う。プロセッサ410は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択的に、プロセッサ410には、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサが統合されてもよく、そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラム等を取り扱い、モデムプロセッサは、主に無線通信を取り扱う。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ410に統合されなくてもよい。
端末400は、各部品に電力を供給する電源411(例えばバッテリ)を更に含んでもよく、選択的に、電源411は、電源管理システムによる充放電管理や電力消費管理等の機能が実現されるように、電源管理システムを介してプロセッサ410と論理的に接続されてもよい。
また、端末機器400は、いくつかの不図示の機能モジュールを含むが、ここで繰り返して説明しない。
選択的に、本開示のいくつかの実施例は、端末機器を更に提供しており、当該端末機器は、プロセッサ410と、メモリ409と、メモリ409に記憶されて前記プロセッサ410上で動作可能なコンピュータプログラムとを含み、当該コンピュータプログラムがプロセッサ410によって実行されると、上記電力ヘッドルーム報告方法の実施例の各手順が実現され、同じ技術的効果も達成できるが、重複を回避するために、ここで繰り返して説明しない。
本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を更に提供しており、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記電力ヘッドルーム報告方法の実施例の各手順が実現され、同じ技術的効果も達成できるが、重複を回避するために、ここで繰り返して説明しない。そのうち、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等である。
なお、本明細書において、用語「含む」、「包含」又は他の任意の変体は、排他的に含むことに限定されず、一連の要素を含む手順、方法、物又は装置は、これらの要素を含むことだけではなく、明示的に列挙されていない他の要素、又はこの手順、方法、物若しくは装置に固有の要素を含む。さらなる制限がない限り、用語「1つの・・・を含む」より限定された要素は、該要素を含む手順、方法、物又は装置に他の同一の要素が存在することを排除しない。
上記の実施形態に対する説明から、当業者は、ソフトウェアに、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えるという方式で、上記実施例の方法が実現可能であると明確に分かることができ、勿論、ハードウェアによっても実現可能であるが、多くの場合は、前者は、より好適な実施形態となる。このような理解に基づいて、本開示の技術案の本質的部分、あるいは関連技術に対する貢献をもたらす部分は、ソフトウェア製品の形で具現化することができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコンやネットワーク機器等であり得る)が本開示の各実施例に記載の方法を実行可能にするためのいくつかのコマンドを含む。
以上、図面を参照して本開示の実施例を説明したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は、あくまでも例示的なもので、限定的なものではない当業者は、本開示の啓示の下で、本開示の主旨及び請求項の保護範囲から逸脱することなく、多数の形態を作り出すことができるが、それらは、全て本発明の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (22)

  1. 端末機器に適用される電力ヘッドルーム報告方法であって、
    電力ヘッドルーム報告PHRポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うことを含み、
    そのうち、前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、第一電力ヘッドルーム報告PHR類型及び/又は第二電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型は、類型1の電力ヘッドルーム報告PHR、類型2の電力ヘッドルーム報告PHR又は類型3の電力ヘッドルーム報告PHRを含み、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型は、リアル電力ヘッドルーム報告PHR又は仮想電力ヘッドルーム報告PHRを含む、電力ヘッドルーム報告方法。
  2. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    電力ヘッドルーム計算用の第一キャリアを確定することが含まれ、
    そのうち、前記第一キャリアは、前記端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアに属し、前記第一キャリアは、キャリア優先度関係に従って、前記少なくとも2つのキャリアの中で最も優先度が高くなるキャリアであり、前記第一上りリンク伝送は、上りリンク物理チャネル又は参照信号伝送を含む、請求項1に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  3. 前記キャリア優先度関係には、
    ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高いことと、
    プライマリキャリアの優先度が主セカンダリキャリアの優先度よりも高く、主セカンダリキャリアの優先度がセカンダリキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を搬送するキャリアの優先度が、物理ランダムアクセスチャネルPRACHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク制御チャネルPUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
    非周期的サウンディング参照信号(SRS)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送するキャリアの優先度よりも高く、且つ物理上りリンク共有チャネルPUSCHを搬送するキャリアの優先度が、周期的サウンディング参照信号SRS又はセミパーシステントサウンディング参照信号SRSを搬送するキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を第一類の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)によってスクランブルされるキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネルPUSCHを第二類の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブルされるキャリアよりも高く、そのうち、前記第一類の無線ネットワーク一時識別子RNTIが、変調及び符号化方式セル無線ネットワーク一時識別子(MCS−C−RNTI)であり、前記第二類の無線ネットワーク一時識別子RNTIが、前記無線ネットワーク一時識別子MCS−C−RNTI以外の無線ネットワーク一時識別子RNTIであることとのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項2に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  4. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型を確定することが含まれ、
    そのうち、前記第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、前記第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であるか、或いは電力ヘッドルーム報告時刻である、請求項1に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  5. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第二上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型を確定することが含まれ、
    そのうち、前記第二上りリンク伝送は、前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送である、請求項4に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  6. 前記第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻であるか、あるいは
    前記第二時刻は、前記最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻の後の、メディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)のパケット化時刻である、請求項4に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  7. 前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、
    前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つの物理上りリンク共有チャネルPUSCH伝送がある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つの物理上りリンク制御チャネルPUCCHがある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型2の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのサウンディング参照信号SRS伝送がある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送のみがある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHR又は前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHR又は前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれる、請求項4に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  8. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク共有チャネルPUSCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型2の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がサウンディング参照信号SRS伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項7に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  9. 前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、
    前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時間区間内に少なくとも1つの物理上りリンク共有チャネルPUSCH又は物理上りリンク制御チャネルPUCCH又はサウンディング参照信号SRS伝送がある場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記リアル電力ヘッドルーム報告PHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    第一時間区間内に物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送のみがある場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれ、
    そのうち、前記第一時間区間は[T1,T2]、T1は前記第一時刻、T2は前記第二時刻である、請求項4に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  10. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク共有チャネルPUSCH又は物理上りリンク制御チャネルPUCCH又はサウンディング参照信号SRS伝送である場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記リアル電力ヘッドルーム報告PHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することが含まれる、請求項9に記載の電力ヘッドルーム報告方法。
  11. 端末機器であって、
    電力ヘッドルーム報告PHRポリシーに基づいて、電力ヘッドルーム報告を行うための報告モジュールを含み、
    そのうち、前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーは、電力ヘッドルーム計算用のキャリアと、ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型との少なくとも1つに関連するものであり、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、第一電力ヘッドルーム報告PHR類型及び/又は第二電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型は、類型1の電力ヘッドルーム報告PHR、類型2の電力ヘッドルーム報告PHR又は類型3の電力ヘッドルーム報告PHRを含み、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型は、リアル電力ヘッドルーム報告PHR又は仮想電力ヘッドルーム報告PHRを含む、端末機器。
  12. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    電力ヘッドルーム計算用の第一キャリアを確定することが含まれ、
    そのうち、前記第一キャリアは、前記端末機器の第一上りリンク伝送を搬送する少なくとも2つのキャリアに属し、前記第一キャリアは、キャリア優先度関係に従って、前記少なくとも2つのキャリアの中で最も優先度が高くなるキャリアであり、前記第一上りリンク伝送は、上りリンク物理チャネル又は参照信号伝送を含む、請求項11に記載の端末機器。
  13. 前記キャリア優先度関係には、
    ターゲットキャリアの優先度がソースキャリアの優先度よりも高いことと、
    プライマリキャリアの優先度が主セカンダリキャリアの優先度よりも高く、主セカンダリキャリアの優先度がセカンダリキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を搬送するキャリアの優先度が、物理ランダムアクセスチャネルPRACHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク制御チャネルPUCCHを搬送しないキャリアの優先度よりも高いことと、
    非周期的サウンディング参照信号(SRS)を搬送するキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を搬送するキャリアの優先度よりも高く、且つ物理上りリンク共有チャネルPUSCHを搬送するキャリアの優先度が、周期的サウンディング参照信号SRS又はセミパーシステントサウンディング参照信号SRSを搬送するキャリアの優先度よりも高いことと、
    物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を第一類の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)によってスクランブルされるキャリアの優先度が、物理上りリンク共有チャネルPUSCHを第二類の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブルされるキャリアよりも高く、そのうち、前記第一類の無線ネットワーク一時識別子RNTIが、変調及び符号化方式セル無線ネットワーク一時識別子(MCS−C−RNTI)であり、前記第二類の無線ネットワーク一時識別子RNTIが、前記変調及び符号化方式セル無線ネットワーク一時識別子MCS−C−RNTI以外の無線ネットワーク一時識別子RNTIであることとのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項12に記載の端末機器。
  14. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時刻と第二時刻との間の上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型を確定することが含まれ、
    そのうち、前記第一時刻は、前記端末機器によって電力ヘッドルーム報告がトリガされる時刻であり、前記第二時刻は、前記第一時刻の後且つ電力ヘッドルーム報告の前の時刻であるか、或いは電力ヘッドルーム報告時刻である、請求項11に記載の端末機器。
  15. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第二上りリンク伝送に基づいて、前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型を確定することが含まれ、
    そのうち、前記第二上りリンク伝送は、前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送である、請求項14に記載の端末機器。
  16. 前記第二時刻は、前記第一時刻の後の、最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻であるか、あるいは
    前記第二時刻は、前記最初の新規に伝送されてくる下りリンク制御情報(DCI)の受信時刻の後の、メディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)のパケット化時刻である、請求項14に記載の端末機器。
  17. 前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、
    前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つの物理上りリンク共有チャネルPUSCH伝送がある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つの物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送がある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型2の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間に少なくとも1つのサウンディング参照信号SRS伝送がある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送のみがある場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHR又は前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHR又は前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれる、請求項14に記載の端末機器。
  18. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク共有チャネルPUSCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型1の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型2の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送がサウンディング参照信号SRS伝送である場合、前記第一電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記類型3の電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項17に記載の端末機器。
  19. 前記ターゲット電力ヘッドルーム報告PHR類型は、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型を含み、
    前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時間区間内に少なくとも1つの物理上りリンク共有チャネルPUSCH又は物理上りリンク制御チャネルPUCCH又はサウンディング参照信号SRS伝送がある場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記リアル電力ヘッドルーム報告PHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    第一時間区間内に物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送のみがある場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することと、
    前記第一時刻と前記第二時刻との間の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク制御チャネルPUCCH伝送である場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することとのうち、何れか1つが含まれ、
    そのうち、前記第一時間区間は[T1,T2]、T1は前記第一時刻、T2は前記第二時刻である、請求項14に記載の端末機器。
  20. 前記電力ヘッドルーム報告PHRポリシーには、
    第一時間区間内の上りリンク伝送の中で、前記第二時刻に最も近い回の上りリンク伝送が物理上りリンク共有チャネルPUSCH又は物理上りリンク制御チャネルPUCCH又はサウンディング参照信号SRS伝送である場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記リアル電力ヘッドルーム報告PHRであると確定し、それ以外の場合、前記第二電力ヘッドルーム報告PHR類型が前記仮想電力ヘッドルーム報告PHRであると確定することが含まれる、請求項19に記載の端末機器。
  21. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なコンピュータプログラムとを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項1〜10の何れか一項に記載の電力ヘッドルーム報告方法が実現される、端末機器。
  22. コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1〜10の何れか一項に記載の電力ヘッドルーム報告方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
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