JP2022172840A - 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明にかかる電子機器などは、ユーザーがファインダーを覗く動作を行うことによりタッチパネルへ顔の一部などが接触して、意図しない処理が実行されてしまうことを抑制することが可能な電子機器などを提供することを目的とする。【解決手段】 デジタルカメラ100は、タッチパネル70aへのタッチ操作を検出し、ファインダーに対してユーザーが離眼状態から接眼状態に移行してから所定の期間内にタッチパネル70aに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行せず、離眼状態から接眼状態への移行から所定の期間が経過した後にタッチパネル70aに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行するシステム制御部50を有することを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、タッチ操作に応じた処理を実行可能な電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
近年、操作入力デバイスとして、ボタン、十字キー、ダイヤル等といった操作部とともに、タッチパネルへの操作によってユーザーが選択位置の変更や設定等を行うことがある。
また、ユーザーがファインダー内の表示部を覗きながら、撮像装置の背面にあるタッチパネルを操作することで、AF(自動合焦)位置を指定する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2012-203143号公報
しかしながら、ファインダーを覗きながらタッチ操作をする場合には、ユーザーの鼻などの顔の一部がタッチパネルに触れてしまい、ユーザーの意図しない動作となってしまうことがある。タッチ操作が可能な領域を限定することで、鼻の誤検知を防ぐ手法が知られているが、タッチ可能な領域を狭めてしまう問題点がある。
また、所定距離以上タッチ点が移動したタッチ操作のみ受け付ける手法もあるが、タップ操作などタッチ移動量が小さいタッチ操作が受けつけることができない。
上述の課題に鑑みて、本発明にかかる電子機器などは、ユーザーがファインダーを覗く動作を行うことによりタッチパネルへ顔の一部などが接触して、意図しない処理が実行されてしまうことを抑制することが可能な電子機器などを提供することを目的とする。
本発明の電子機器の一の形態は、タッチパネルへのタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、特定のイベントが発生してから所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行せず、前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間が経過した後に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にかかる電子機器などによれば、ユーザーがファインダーを覗く動作を行うことによりタッチパネルへ顔の一部などが接触して、意図しない処理が実行されてしまうことを抑制することが可能となる。
デジタルカメラの外観図である。 デジタルカメラのブロック図である。 離眼状態から接眼状態に移行する場合のユーザーとデジタルカメラとの関係を示す模式図である。 デジタルカメラの姿勢(向き)が変更された場合のユーザーとデジタルカメラとの関係を示す模式図である。 タッチ操作制御を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用可能な装置(電子機器)の一例としてのデジタルカメラ100(撮像装置)の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部であり、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。表示部28が画像を表示する方向は、後述するEVF29と同一の方向に調整することができる。
ファインダー外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は回転操作部材であり、サブ電子ダイヤル73を回すことで、選択枠(カーソル)の移動や画像送りなどが行える。4方向キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能に構成され、4方向キー74の押した部分に応じた処理が可能である。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は押しボタンであり、撮影待機状態でAEロックボタン77を押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのONとOFFを切り替えるための操作ボタンである。拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像(LV画像)の拡大や縮小を行える。再生モードにおいては、拡大ボタン78は、再生画像を拡大したり、その拡大率を増加させたりするための操作ボタンとして機能する。
再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81はメニュー画面を表示させる指示操作を行うために用いられる押しボタンであり、メニューボタン81が押されると各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザーは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
タッチバー82(マルチファンクションバー:M-Fnバー)は、タッチ操作を受け付けることが可能なライン状のタッチ操作部材(ラインタッチセンサー)である。タッチバー82は、右手の人差し指でシャッターボタン61押下可能なようにグリップ部90を右手で握った状態(右手の小指、薬指、中指で握った状態)で、右手の親指でタッチ操作可能(タッチ可能)な位置に配置されている。すなわち、タッチバー82は接眼部16に接眼してファインダーを覗き、いつでもシャッターボタン61を押下できるように構えた状態(撮影姿勢)で操作可能な位置に配置されている。
タッチバー82は、タッチバー82に対するタップ操作(タッチして所定の期間以内に移動せずに離す操作)、左右へのスライド操作(タッチした後、タッチしたままタッチ位置を移動する操作)などを受け付け可能な受付部である。タッチバー82は、タッチパネル70aとは異なる操作部材であり、表示機能を備えていない。
通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150(後述;着脱可能)側と通信を行うための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダー17(覗き込み型のファインダー)の接眼部であり、ユーザーは、接眼部16を介して内部のEVF29(Electronic View Finder)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザー(撮影者)が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサーである。
蓋202は、記録媒体200(後述)を格納するスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61とメイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73とタッチバー82が配置されている。サムレスト部91(親指待機位置)は、デジタルカメラ100の背面側の、どの操作部材も操作しない状態でグリップ部90を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部材である。サムレスト部91は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材などで構成される。
図2は、デジタルカメラ100とレンズユニット150との構成例を示すブロック図である。レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、図2では簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、これら通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。そして、レンズユニット150は、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。また、レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によってAF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(イメージセンサー)である。撮像部22は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサーを有していてもよい。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の処理(画素補間、縮小といったリサイズ処理、色変換処理、等)を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部50は、画像処理部24により得られた演算結果に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、等が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。あるいは、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28やEVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やEVF29に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28やEVF29により表示される。表示部28とEVF29のそれぞれは、LCDや有機EL等のディスプレイであり、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ信号に変換し、表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV)が行える。以下、ライブビュー表示で表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサー及び/または少なくとも1つの回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、プロセッサーであり、回路でもある。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28、EVF29等を制御することにより表示制御も行う。
システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等をシステムメモリ52に展開する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等である。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいうプログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器との間で、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。姿勢検知部55である加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
接眼検知部57は、接眼ファインダー17(以後、単に「ファインダー」と記載する)の接眼部16に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)、接眼検知センサーである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくとも撮影待機状態で、かつ、表示先の切替設定が自動切替である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。
接眼検知部57としては、例えば赤外線近接センサーを用いることができ、EVF29を内蔵するファインダー17の接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部57の投光部(図示せず)から投光した赤外線が物体で反射して赤外線近接センサーの受光部(図示せず)で受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部16からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。
このように、接眼検知部57は、接眼部16への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。接眼検知部57は、非接眼状態(非接近状態)から、接眼部16に対して所定距離(閾値)以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼検知部57は、接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離(閾値)以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサーは一例であって、接眼検知部57には、接眼とみなせる状態を検知できるものであれば他のセンサーを採用してもよい。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出などを行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
操作部70は、ユーザーからの操作(ユーザー操作)を受け付ける入力部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために使用される。図2に示すように、操作部70は、シャッターボタン61、モード切替スイッチ60、電源スイッチ72、タッチパネル70a、その他の操作部材70b等を含む。その他の操作部材70bには、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81、タッチバー82、等が含まれる。
シャッターボタン61は、第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64を備える。第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの、一連の撮影処理の動作を開始する。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザーは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、表示された複数のモードのいずれかに、他の操作部材を用いて選択的に切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチパネル70aの操作面)への各種タッチ操作を検出するタッチセンサーである。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示面上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供できる。
システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル70a上をタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンがタッチパネル70aから離れた(リリースされた)こと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出された場合も、同時にタッチオンが検出される。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。
タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。
更に、複数箇所(例えば2点)を共にタッチして(マルチタッチして)、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものであってもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
タッチパネル70aからタッチ操作の検出の通知は下記のように行われる。
・ACTIVE(タッチダウン、タッチムーブ)+タッチID+タッチ座標
・INACTIVE(タッチアップ)+タッチID
タッチIDは、複数点タッチしている場合にタッチしている指やペンを区別するためのものである。ACTIVE は、タッチダウン、タッチムーブ時に通知される。INACTIVE は、タッチアップ時に通知される。上記の情報をもとに、タッチダウン、タッチムーブ、タッチアップ、フリック、ピンチ操作が判別される。
視線検出ブロック160は、接眼部16に接眼したユーザーがEVF29を見ているか、見ている場合、どの位置を見ているかという視線を検知するためのブロックである。視線検出ブロック160には、ダイクロイックミラー162、結像レンズ163、視線検知センサー164、赤外発光ダイオード166、視線検出回路165が含まれる。
赤外発光ダイオード166は発光素子であり、接眼部16に接眼したユーザーの眼球(目)161に赤外光を照射する。赤外発光ダイオード166から発した赤外光は眼球(目)161で反射し、その赤外反射光はダイクロイックミラー162に到達する。ダイクロイックミラー162は赤外光だけを反射して可視光を透過させる。光路を変更された赤外反射光は、結像レンズ163を介して視線検知センサー164の撮像面に結像する。
結像レンズ163は視線検知光学系を構成する光学部材である。視線検知センサー164は、CCD型イメージセンサ等の撮像デバイスから成る。視線検知センサー164は、入射された赤外反射光を電気信号に光電変換して視線検出回路165へ出力する。視線検出回路165は少なくとも1つのプロセッサーを含み、視線検知センサー164の出力信号に基づき、ユーザーの眼球(目)161の画像または動きからユーザーの視線位置を検出し、検出情報をシステム制御部50に出力する。
本発明では視線検出ブロック160を用いて、角膜反射法と呼ばれる方式で視線を検出する。角膜反射法とは、赤外発光ダイオード166から発した赤外光が眼球(目)161の特に角膜で反射した反射光と、眼球(目)161の瞳孔との位置関係から、視線の向き・位置を検出する方式である。この他にも黒目と白目での光の反射率が異なることを利用する強膜反射法と呼ばれる方式など、様々な視線の向き・位置を検出する方式がある。なお、視線の向き・位置を検出できる方式であれば、上記以外の視線検出手段の方式を用いてもよい。なお、本実施形態では接眼検知部57の投光部および受光部は前述の赤外発光ダイオード166および視線検知センサー164とは別体のデバイスであるものとして説明した。しかしこれに限るものではなく、接眼検知部57の投光部を赤外発光ダイオード166で兼ね、受光部を視線検知センサー164で兼ねてもよい。
システム制御部50は視線検出ブロック160からの出力に基づいて以下の操作、あるいは状態を検知できる。
・接眼部16に接眼したユーザーの視線が新たに入力(検出)されたこと。すなわち、視線入力の開始。
・接眼部16に接眼したユーザーの視線入力がある状態であること。
・接眼部16に接眼したユーザーが注視している状態であること。
・接眼部16に接眼したユーザーが入力していた視線を外したこと。すなわち、視線入力の終了。
・接眼部16に接眼したユーザーが何も視線入力していない状態。
ここで述べた注視とは、ある程度の時間にわたってユーザーがほぼ同じ位置を見続けたことを意味している。注視しているか否かの判定としては例えば、ユーザーの視線位置が所定時間(例えば0.5秒程度)にわたって所定の移動量を超えなかった場合に注視されたと判定する。なお、所定時間はユーザーによって設定できる時間でもよいし、あらかじめ固定して決められた時間でもよいし、直前の視線位置と現在の視線位置との距離関係で変化するようにしてもよい。例えば、システム制御部50は、視線検出回路165から受け取った検出情報に基づいて、ユーザーの視線がほぼ同じ位置で検出されている状態(視線移動無し状態)の継続期間が所定時間(閾値期間)を越えた場合に、ユーザーが注視していると判定する。また、システム制御部50は、例えば、最新の検出タイミングを含む短期間(≦前述の閾値期間)における視線の検出位置の平均位置が所定範囲内に収まり、かつ、ばらつき(分散)が所定値よりも少ない場合に、視線移動無し状態であると判定する。
デジタルカメラ100のシステム制御部50は、タッチパネル70aの操作面に対するタッチを検出して、検出されたタッチ操作に応じた機能を実行する。本実施形態にかかるデジタルカメラ100のシステム制御50は、非接眼状態(離眼状態)から接眼状態に移行してから所定の期間内に実行されたタッチ操作について、当該タッチが継続している間は、当該タッチ操作による制御を無効とする。また、本実施形態にかかるデジタルカメラ100のシステム制御50は、デジタルカメラ100の姿勢が変更されたから所定の期間内に実行されたタッチ操作について、当該タッチが継続している間は、当該タッチ操作による制御を無効とする。非接眼状態から接眼状態に移行した直後や、デジタルカメラ100の姿勢が変更した直後は、撮影者の顔の部位(鼻など)がタッチパネル70aに触れてしまっていることがある。このとき、顔の部位によるタッチに応じて機能が実行されてしまうと、撮影者の意図しない制御が実行されてしまい、撮影行為の妨げになってしまうことが懸念される。本実施形態にかかるデジタルカメラ100のシステム制御部50は、デジタルカメラ100の接眼状態、もしくは姿勢が変更された直後に実行されたタッチ操作を無効とすることにより、意図しない制御が実行されることを抑制する。
以下、デジタルカメラ100のシステム制御部50が実行する制御について、図3~図5を参照して説明する。
図3は、離眼状態から接眼状態に移行する場合のユーザーとデジタルカメラ100、特にデジタルカメラ100の表示部(タッチパネル70a)との関係を示す模式図である。
図3(a)は、ユーザーがファインダーを覗いていない状態(離眼状態)を図示したものである。例えば、このときユーザーは、表示部28の表示面上のライブビュー表示(LV)を見ている。あるいは、表示先の切替設定が自動切替でなくEVF29固定の場合、もしくは、カメラが節電状態でライブビュー表示(LV)していない場合などに、ユーザーはファインダーを覗いて撮影準備するところである。
図3(b)は、図3(a)の状態からユーザーがファインダーを覗いた状態に変化したときの様子を示す模式図である。このとき、ユーザーの顔の部位(鼻)が位置301でタッチダウンしている。一方で、ユーザーは、自身の指により位置302でタッチダウンしている。ユーザーは意図して指でタッチダウンしているが、鼻は意図せずタッチダウンしてしまっている。すなわち、位置301におけるタッチダウンはユーザーの意図によるものではない。
システム制御部50は、離眼状態から接眼状態に変化したタイミングから、タッチダウンが検出されたタイミングまでの時間差が所定の時間以内だった場合、検出されたタッチダウンは鼻などによる意図しないタッチダウンである可能性が高いと判断する。そして、システム制御部50は、検出されたタッチダウンは無効なタッチダウンであると判定し、位置301、および位置302のいずれの位置のタッチに対しても対応する機能を実行しない(無効とする)。図3(b)は、離眼状態から接眼状態に移行したタイミングから所定の期間内における状態を示すとする。すなわち、システム制御部50は、検出されたタッチダウンは無効なタッチダウンであると判定し、位置301、および位置302のいずれの位置のタッチに対しても対応する機能を実行しない。
なお、離眼状態から接眼状態への移行のタイミングではなく、視線検出ブロックが視線を検出したタイミングを基準として判定してもよい。また、EVF29による画像表示を開始したタイミングを基準として判定してもよい。
図3(c)は、図3(b)の状態からユーザーが指でのタッチ点をタッチムーブした場合を図示したものである。この時、システム制御部50は、指による位置302へのタッチダウンを無効なタッチであるとしたことから、位置302へのタッチダウンから位置303へのタッチムーブ操作に対しても無効であると判定する。
但し、離眼状態から接眼状態へ移行したタイミングの近傍で、タッチ点が2以上ある場合には、いずれか1点は少なくともユーザー指である可能性が高い。したがって、あらかじめ定められた条件を満たしたタッチ操作は無効状態から有効状態に切り替えるとする。条件とは、例えば、(1)無効と判定したタッチダウンから継続して、所定の移動距離以上のタッチムーブが実行された場合、もしくは、(2)無効と判定したタッチダウンから連続してタップ操作(いわゆるダブルタップ操作)が実行された場合、である。また、(3)2点のタッチ点がともに移動し、所定距離以上離れる、あるいは近づく(いわゆるピンチイン、ピンチアウト操作)場合であってもよい。これらの条件の少なくともいずれかを満たす場合、タッチダウンが顔の部位などではなく、ユーザーの指による意図したタッチ操作であるとして、対応する制御が実行される。
図3(d)は、図3(c)の状態から指のタッチ点のみタッチアップした場合を図示したものである。このとき、タッチアップされたタッチ操作が有効である場合、タッチ操作に応じた制御が実行される。
図3(e)は、図3(d)の状態から再びユーザーの指によってタッチダウンした場合を図示したものである。このとき、離眼状態から接眼状態に移行したタイミングから、所定の期間が経過しているとする。図3(b)のタッチダウン時と同様に、タッチダウンが有効であるか無効であるかを判定する。すなわち、タッチダウンが離眼状態から接眼状態に移行されたタイミングから所定の期間内に実行されたか否かを判定する。上述したように、このとき、離眼状態から接眼状態に移行されたタイミングから所定の期間経過していることから、システム制御部50は、当該タッチダウンによるタッチ操作が有効であると判定する。そして、システム制御部50は、当該タッチダウンによるタッチ操作に応じた機能を実行する。なお、位置301に対するタッチダウンは、図3(b)に示したように、離眼状態から接眼状態に移行したタイミングから継続している。このような場合は、位置301に対するタッチダウンは無効であるとして、対応する制御は実行されない。
すなわち、図3に示すような離眼状態から接眼状態に移行した際には、離眼状態から接眼状態に移行したタイミングから所定の期間内になされたタッチダウンを無効とする。これにより、ユーザーがEVFを除くため顔を近づけた際に意図せずに発生してしまったタッチパネル70aに対するタッチダウンにより、意図しない制御が実行されることを抑制することが可能となる。また、離眼状態から接眼状態に移行してからなされたタッチ操作は有効とすることから、ユーザーの顔の部位がタッチパネル70aに接していても、タッチ操作による操作が可能となる。
図4は、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更された場合のユーザーとデジタルカメラ100、特にデジタルカメラ100の表示部(タッチパネル70a)との関係を示す模式図である。
図4(a)は、ユーザーはカメラを横に構えてファインダーを覗いている状態を図示したものである。図4(a)に示すデジタルカメラ100の姿勢を正位置(横位置)とする。
図4(b)は、図4(a)の状態からユーザーがカメラを横から縦に向きを変えて、ユーザーの指と鼻がタッチダウン検出された場合を図示したものである。この場合のデジタルカメラ100の姿勢を縦位置とする。このとき、ユーザーの顔の部位(鼻)が位置401でタッチダウンしている。一方で、ユーザーは、自身の指により位置402でタッチダウンしている。ユーザーは意図して指でタッチダウンしているが、鼻は意図せずタッチダウンしてしまっている。すなわち、位置401におけるタッチダウンはユーザーの意図によるものではない。
システム制御部50は、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから、タッチダウンが検出されたタイミングまでの時間差が所定の時間以内だった場合、検出されたタッチダウンは意図しないタッチダウンである可能性が高いと判断する。そして、システム制御部50は、検出されたタッチダウンは無効なタッチダウンであると判定し、位置401、および位置402のいずれの位置のタッチに対しても対応する機能を実行しない(無効とする)。図4(b)は、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから所定の期間内における状態を示すとする。すなわち、システム制御部50は、検出されたタッチダウンは無効なタッチダウンであると判定し、位置401、および位置402のいずれの位置のタッチに対しても対応する機能を実行しない
なお、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングではなく、システム制御部50は、映像信号をもとにカメラの向きが変わったかどうかを判断してもよい。
図4(c)は、図4(b)の状態からユーザーが指でのタッチ点をタッチムーブした場合を図示したものである。この時、システム制御部50は、指による位置402へのタッチダウンを無効なタッチであるとしたことから、位置402へのタッチダウンから位置403へのタッチムーブ操作に対しても無効であると判定する。
但し、離眼状態から接眼状態へ移行したタイミングの近傍で、タッチ点が2点ある場合には、どちらか1点は、少なくともユーザー指である可能性が高い。したがって、あらかじめ定められた条件を満たしたタッチ操作は無効状態から有効状態に切り替えるとする。条件とは、例えば、(1)無効と判定したタッチダウンから継続して、移動距離が閾値以上のタッチムーブが実行された場合、もしくは、(2)無効と判定したタッチダウンから連続してタップ操作(いわゆるダブルタップ操作)が実行された場合、である。また、(3)2点のタッチ点がともに移動し、所定距離以上離れる、あるいは近づく(いわゆるピンチイン、ピンチアウト操作)場合であってもよい。これらの条件の少なくともいずれかを満たす場合、タッチダウンが顔の部位などではなく、ユーザーの指による意図したタッチ操作であるとして、対応する制御が実行される。
図4(d)は、図4(c)の状態から指のタッチ点のみタッチアップした場合を図示したものである。このとき、タッチアップされたタッチ操作が有効である場合、タッチ操作に応じた制御が実行される。
図4(e)は、図4(d)の状態から再びユーザーの指によってタッチダウンした場合を図示したものである。このとき、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから、所定の期間が経過しているとする。図4(b)のタッチダウン時と同様に、タッチダウンが有効であるか無効であるかを判定する。すなわち、タッチダウンがデジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから所定の期間内に実行されたか否かを判定する。上述したように、このとき、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから所定の期間経過していることから、システム制御部50は、当該タッチダウンによるタッチ操作が有効であると判定する。そして、システム制御部50は、当該タッチダウンによるタッチ操作に応じた機能を実行する。なお、位置401に対するタッチダウンは、図4(b)に示したように、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから継続している。このような場合は、位置401に対するタッチダウンは無効であるとして、対応する制御は実行されない。
すなわち、図4に示すようなデジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更された際には、デジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更されたタイミングから所定の期間内になされたタッチダウンを無効とする。これにより、ユーザーがデジタルカメラ100の姿勢(向き)が変更された際に意図せずに発生してしまったタッチパネル70aに対するタッチダウンにより、意図しない制御が実行されることを抑制することが可能となる。
図5は、上述したタッチ操作制御を示すフローチャートである。システム制御部50は、本フローチャートをタッチパネル70aに対するタッチ操作が検出されたことに応じて開始するとする。
S501で、システム制御部50は、タッチ操作がタッチダウンであるか否かを判定する。タッチ操作がタッチダウンであると判定された場合(S501 Yes)、処理は、S502へ進む。タッチ操作がタッチダウンでないと判定された場合(S502 No)、処理は、S504へ進む。
S502では、システム制御部50は、タッチダウンのタイミングt1が所定のタイミングであるか否かを判定する。システム制御部50は、タッチダウンが特定のイベントが発生したタイミングt2から所定の期間内に実行されたか否かを判定する。特定のイベントは、(1)離眼状態から接眼状態への移行、(2)視線検出ブロックが視線を検出、(3)カメラの起動や表示デバイスの切替時などにより、EVF29が画像の表示を開始、もしくは(4)カメラの向き(縦横)の変更のいずれかである。
システム制御部50は、|t1-t2|<th、あるいは0<t1-t2<thを満たす場合、所定のタイミングでのタッチダウンであると判定し、S503へ進む。そうでない場合、S506へ進む。なお、thは、所定の期間を示す閾値である。閾値thは、ユーザー操作によって任意に設定可能であるとする。
S503で、システム制御部50は、検出されたタッチダウンを示すタッチIDを無効なタッチ点とするため、タッチIDを無効タッチIDリストに追加する。
S504で、システム制御部50は、タッチ操作がタッチアップであるか否かを判定する。システム制御部50がタッチアップであると判定した場合(S504 Yes)、S505へ進む。そうでない場合(S504 No)、S506へ進む。
S505で、システム制御部50は、タッチアップと判定したタッチに対応するタッチIDが無効タッチIDリストにある場合には、当該タッチIDを無効タッチIDリストから削除する。
S506で、システム制御部50は、無効タッチIDリストに登録されているタッチ点(タッチID)の個数が2つ以上あるか否かを判定する。無効タッチIDリストにタッチ点が2つ以上あると判定された場合(S506 Yes)、S507へ進む。そうでない場合(S506 No)、S509へ進む。
S507で、システム制御部50は、検出されたタッチIDに対応するタッチ操作が特定の条件を満たしているか否かを判定する。特定の条件は、例えば、(1)タッチアップせずに所定の距離以上の移動距離のタッチムーブである、(2)連続的なタップ操作(いわゆるダブルタップ操作)、もしくは、(3)2点のタッチ点によるピンチイン、ピンチアウト操作である。特定の条件を満たすと判定された場合(S507 Yes)、S508へ進む。そうでない場合(S507 No)、S509へ進む。
S508で、システム制御部50は、当該タッチIDを無効タッチIDリストから削除する。
S509で、システム制御部50は、無効タッチIDリストにあるタッチ点を除いて、現在タッチオンされているタッチ点を基にしてタッチ操作に応じた挙動を行う。
以上で、タッチ操作に伴うタッチ制御フローが終了する。
上述のタッチ制御フローを実行することにより、図3、図4を用いて説明した動作を実現する。
さらに、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。上述の各フローチャートの処理はCPU101が行うものとして説明したが、それに限らず、複数のハードウェアが処理を分担することで行っても良い。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型画像ビューワ、ディスプレイ付きプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、ゲーム機、音楽プレーヤーなど、複数の画像をスクロール可能な表示制御装置であれば適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 デジタルカメラ
16 接眼部
28 表示部
29 EVF
50 システム制御部
57 接眼検知部
70a タッチパネル

Claims (18)

  1. タッチパネルへのタッチ操作を検出する検出手段と、
    特定のイベントが発生してから所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行せず、前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間が経過した後に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行する制御手段と、
    を有する電子機器。
  2. 前記特定のイベントは、ファインダーに対して所定の距離に物体が検出されていない状態から、前記ファインダーに対して前記所定の距離に物体が検出されている状態への移行であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記特定のイベントは、ファインダーを覗きこむ視線が検知されることであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記タッチパネルを含む第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段と異なり、前記ファインダーを介して画像を視認することができる第2の表示手段と、
    をさらに備え、
    前記第1の表示手段と前記第2の表示手段は、同一の方向に画像を表示することを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記特定のイベントは、前記タッチパネルを含む第1の表示手段に画像が表示されている状態から、ファインダーを介して画像を視認することができる第2の表示手段に画像が表示される状態への移行であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記電子機器の姿勢を検知する姿勢検知手段を更に備え、
    前記特定のイベントは、前記電子機器の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢への変更の検出であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行された前記タッチ操作であっても、前記タッチ操作が前記タッチパネルに対する所定の移動距離以上のタッチムーブである場合は、前記制御手段は、当該タッチムーブに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行された前記タッチ操作であっても、当該タッチ操作を含む複数のタップが検出された場合は、前記制御手段は、当該タップに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. タッチパネルへのタッチ操作を検出する検出工程と、
    特定のイベントが発生してから所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行せず、前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間が経過した後に前記タッチパネルに対して実行されたタッチ操作に応じた処理を実行する制御工程と、
    を有する電子機器の制御方法。
  10. 前記特定のイベントは、ファインダーに対して所定の距離に物体が検出されていない状態から、前記ファインダーに対して前記所定の距離に物体が検出されている状態への移行であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の制御方法。
  11. 前記特定のイベントは、ファインダーを覗きこむ視線が検知されることであることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の制御方法。
  12. 前記タッチパネルを含む第1の表示手段と、前記第1の表示手段と異なり、前記ファインダーを介して画像を視認することができる第2の表示手段と、は、同一の方向に画像を表示することを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器の制御方法。
  13. 前記特定のイベントは、前記タッチパネルを含む第1の表示手段に画像が表示されている状態から、ファインダーを介して画像を視認することができる第2の表示手段に画像が表示される状態への移行であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の制御方法。
  14. 前記電子機器の姿勢を検知する姿勢検知工程を更に備え、
    前記特定のイベントは、前記電子機器の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢への変更の検出であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器の制御方法。
  15. 前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行された前記タッチ操作であっても、前記タッチ操作が前記タッチパネルに対する所定の移動距離以上のタッチムーブである場合は、前記制御手段は、当該タッチムーブに対応する処理を実行することを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の電子機器の制御方法。
  16. 前記特定のイベントが発生してから前記所定の期間内に前記タッチパネルに対して実行された前記タッチ操作であっても、当該タッチ操作を含む複数のタップが検出された場合は、前記制御手段は、当該タップに対応する処理を実行することを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の電子機器の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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