JP2022170350A - 情報処理システム、管理サーバ、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、管理サーバ、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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Shunsuke Iizuka
和男 野上
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Abstract

【課題】車両の状態を事前に判別し、運転者へ情報提供を行う。【解決手段】管理サーバと、管理サーバと通信する路側機と、を備える情報処理システムであって、路側機は、車両に車載器搭載情報を送信し、応答を受信する第1の通信部と、車両を撮影し撮影画像を出力するカメラと、応答を受信しない場合、撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する第1のプロセッサと、ナンバー情報を管理サーバに送信する第2の通信部と、を備え、管理サーバは、ナンバー情報を受信する第3の通信部と、車両ナンバー及び車両ナンバーデータベースを記憶するメモリと、車両ナンバー及び車両ナンバーデータベースに基づいて、車両の車載器が故障していることを示す第1の情報を出力する第2のプロセッサと、を備え、第3の通信部は、第1の情報及びナンバー情報を含む車載器確認情報を送信する。【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、管理サーバ、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染者が増大している状況であっても高速道路等の有料道路の料金所機能を確保する必要がある。一方、高齢化により、料金所の係員のなり手が減少している。そのため、係員の必要人員を減らすために、例えば、ETCシステム(electronic toll collection)を利用する車両に限定して通行可能なETC限定料金所又はETCシステムのみを利用して料金を収受するETC専用レーンを増やす等の方法がある。一方、ETCシステムを利用しない車両は、車載器を搭載していない。当該車両がETC限定料金所又はETC専用レーンに誤って進入する誤進入、又は強引に料金所を突破する不正通行が生じる場合がある。このような場合、ETC限定料金所又はETC専用レーンが一時的に使用できなくなる。
また、車載器を搭載しているが、ETCカードを挿入していない、又は車載器が故障している車両も、ETC限定料金所又はETC専用レーンへの誤進入又は不正通行が生じる場合がある。この場合も、ETC限定料金所又はETC専用レーンが一時的に使用できなくなる。
特開2009-116480号公報
ETC限定料金所又はETC専用レーンが一時的に使用できなくなった場合、係員による誘導が必要となるために、係員の手間が増大し、必要人員を低減することが困難になる。そこで、ETC限定料金所にETCシステムが利用できない車両が進入した場合、所定のレーンに誘導することが求められている。また、ETCシステムが利用できない車両もETC専用レーンに進入しないように一般レーンに誘導することが求められている。そのため、車両の状態(車載器を搭載しているが車載器が故障、カードが未挿入等の理由により使用不可となっている車両、車載器が未搭載の車両等)を事前に判別し、運転者へ情報提供を行う必要がある。
実施形態に係る、情報処理システムは、管理サーバと、前記管理サーバと通信する路側機と、を備え、前記路側機は、車両に車載器搭載情報を送信し、車両情報を含む応答を受信する第1の通信部と、前記車両を撮影し撮影画像を出力するカメラと、前記応答を受信しない場合、前記撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する第1のプロセッサと、前記取得したナンバー情報を管理サーバに送信する第2の通信部と、を備え、前記管理サーバは、前記ナンバー情報を受信する第3の通信部と、前記車両の前記車両ナンバー及び前記車両が車載器を搭載しているかどうかの情報を含む車両ナンバーデータベースを記憶するメモリと、前記ナンバー情報に含まれる前記車両ナンバー及び前記車両ナンバーデータベースに基づいて、前記車両の車載器が故障していることを示す第1の情報を出力する第2のプロセッサと、を備え、前記第3の通信部は、前記第1の情報及び前記ナンバー情報を含む車載器確認情報を送信する、情報処理システム。
ようにしたものである。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、料金所機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、カーナビゲーション機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、車載器のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、路側機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図7は、図1に示される情報処理システムでの処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら情報処理システム、管理サーバ、情報処理方法、情報処理プログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
(構成)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムは、料金所機器10と、車両20と、路側機30と、管理サーバ40と、を備える。また、車両20は、カーナビゲーション機器21及び車載器22を備える。なお、図1では、車両20は、カーナビゲーション機器21及び車載器22を備える例を示しているが、車両20は、これらを搭載していなくとも良い。管理サーバ40は、ネットワーク50を通じて、料金所機器10及び路側機30とそれぞれ通信可能である。なお、管理サーバ40は、カーナビゲーション機器21と通信可能なサービス会社が所持するサーバ等を介してカーナビゲーション機器21と通信可能であっても良い。
なお、情報処理システムは、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を備えたり、料金処理システムから特定の構成が除外されたりしても良い。
料金所機器10は、有料道路の料金所に配置される。料金所機器が配置される料金所は、ETC限定料金所であっても良いし、ETC専用レーンを備える料金所であっても良い。なお、ETC専用レーンを備える料金所は、ETC/一般レーン又は一般レーンを備えて良い。また、ETC限定料金所は、ETCシステムを利用しない車両、すなわち、車載器を搭載していない又は車載器を搭載しているがETCカードを挿入していない車両が誤って進入した場合に当該車両に対応するための閉鎖レーンを備える。
車両20は、ユーザが利用可能な車両20であれば一般的な車両で良い。例えば、車両20は、複数人で車両20を共有するカーシェアリング等の車両20等も含む。
カーナビゲーション機器21は、車両の現在位置を表示する。またカーナビゲーション機器21は、現在位置からユーザの入力した目的地までのルートを検索し、当該ルートに従って目的地まで車両を案内する。また、カーナビゲーション機器21は、ネットワーク50を介して管理サーバ40と接続可能である。
車載器22は、料金所機器10及び路側機30とそれぞれ無線通信することにより各種情報を送信することが可能である。なお、図1では車載器22がある車両20の例を示しているが、車両20は、車載器22を搭載していない場合もある。
路側機30は、有料道路上又は有料道路に車両が進入するための道路等に設置される。路側機30は、車両20を検知すると、車両20に搭載された車載器22と通信することが可能である。また、路側機30は、車両20を撮影して車両20の車両ナンバーを識別することができる。
管理サーバ40は、ETCシステムを管理する管理会社等に設置されている。
図2は、料金所機器10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
料金所機器10は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサ101を有する。そして、このプロセッサ101に対し、メモリ102、上位通信部103、車両通信部104、発進制御部105、検知部106、カメラ107、スピーカ108、及び表示部109が、バス110を介して接続されている。
メモリ102は、記憶媒体として、例えば、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ102は、プロセッサ101が各種処理を実行するために必要なプログラムを格納している。
さらにメモリ102は、記憶媒体として、例えば、HDD、メモリカード等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとを組み合わせて使用したストレージを含む。メモリ102は、プロセッサ101がプログラムを実行して各種処理を行う過程で取得及び生成されたデータを記憶することが可能である。
上位通信部103は、上位装置としての管理サーバ40と通信するための通信インタフェースである。例えば、上位通信部103は、ネットワーク50を通じて、管理サーバ40と無線接続する通信モジュールを含む。すなわち、上位通信部103は、プロセッサ101の制御の下、管理サーバ40との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的な通信部で良い。
車両通信部104は、車両20に搭載する車載器22と無線通信する通信インタフェースである。車両通信部104は、料金所機器10に接近する車両20(すなわち有料道路に入場又は出場しようとする車両20)に搭載された車載器22と無線通信する。車両通信部104は、車載器22と無線通信することにより、車載器22に挿入されたETCカードのカード番号であるカードID及び有効期限を含む契約情報を取得しても良い。なお、車両通信部104は、車載器22との通信により、車載器ID、車両20の車種を示す車種情報、ナンバープレートについての情報等を含む各種情報を取得しても良いのは勿論である。すなわち、車両通信部104は、プロセッサ101の制御の下、車載器22との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的な通信部で良い。
発進制御部105は、料金所からの車両20の有料道路への入場又は出場を制御する。発進制御部105は、料金所のレーンに設けた発進制御バーの開閉を制御する。例えば、発進制御部105は、車両20を一時停止させる場合あるいは車両20の通行(入場又は出場)を不可とする場合、発進制御バーを閉じて車両20の通行を物理的に阻止する。また、発進制御部105は、車両20の通行(入場又は出場)を許可する場合、発進制御バーを開放して車両20の通過を許可する。
また、料金所がETC限定料金所である場合、料金所の閉鎖レーンに設置された発進制御部105は、発進制御バーを常に閉じておいて良い。閉鎖レーンに進入した(誘導された)車両20に対して、料金所の係員が料金収受処理又は後日支払うために必要な処理を行った後、発進制御バーを開放するようにしても良い。
検知部106は、車両20が料金所に接近してきたことを検知する。例えば、検知部106は、プロセッサ101の制御の下、レーザ光を照射し、車両20等の物体で反射されるレーザ光の反射光を検知する。また、例えば、ループ式の検知部106は、可能な料金所の各レーンに進入する前の道路等に埋め込まれたループコイルを備える。検知部106は、車両20がループコイル上を通り過ぎる際のインダクタンスの変化に基づいて車両20を検知する。また、検知部106は、車両20の挙動を自動で検知することが可能である。例えば、レーダー式の検知部は、レーダーの反射時のドップラー効果を利用して車速を測定する。
カメラ107は、車両20を撮影し、撮影画像を出力する。また、カメラ107は、車両20を継続的に撮影した撮影画像を出力しても良い。
スピーカ108は、例えば、閉鎖レーンのような所定のレーンに挙動の不審な車両20を、音声により誘導する。
表示部109は、車両20の車両ナンバーを表示する。さらに表示部109は、閉鎖レーンのような所定のレーンに車両20を誘導するための情報を表示する。
次に、料金所機器10のプロセッサ101が実現する機能について説明する。プロセッサ101が実現する機能は、プロセッサ101が内部メモリ又はメモリ102等に格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ101は、カメラ107を用いて撮影画像を出力する機能を有する。プロセッサ101は、撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する機能を有する。なお、ナンバー情報は、後述する。プロセッサ101は、車両20が料金所に入場する際、表示部109を用いて車両ナンバー及び車載器22が故障している旨を表示する機能を有する。プロセッサ101は、メモリ102に車載器確認情報を記憶する機能を有する。車載器確認情報は、後述する。プロセッサ101は、表示部109を用いて車両ナンバー及び車載器22が未搭載である旨を表示する機能を有する。さらにプロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共に車両20を閉鎖レーンに誘導する情報を表示する機能を有する。
また、上述の機能は、プロセッサ101が行うことができる機能の一部の例を示したものである。したがって、プロセッサ101が行うことができる機能は、これらの機能に限られないのは勿論である。
図3は、カーナビゲーション機器21のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
カーナビゲーション機器21は、CPUやMPU等のプロセッサ211を有する。そして、このプロセッサ211に対し、メモリ212、及び通信部213、測位部214、入出力インタフェース215、及びスピーカ216が、バス217を介して接続されている。なお、図3では、「入出力インタフェース」を「入出力IF」と記載している。
メモリ212は、記憶媒体として、例えば、EPROM、HDD、SSD等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM等の不揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ212は、プロセッサ211が各種処理を実行するために必要なプログラムを格納している。
さらにメモリ212は、記憶媒体として、例えば、HDD、メモリカード等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ212は、プロセッサ211がプログラムを実行して各種処理を行う過程で取得及び生成されたデータを記憶することが可能である。例えば、メモリ212は、日本の道路情報等を記憶する。
通信部213は、1つ以上の無線通信モジュールを含む通信インタフェースである。例えば、通信部213は、管理サーバ40と無線接続する通信モジュールを含む。通信部213は、プロセッサ211の制御の下、管理サーバ40との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的なもので良い。
測位部214は、GPS等の全地球測位システム(GNSS)を用いて車両20の現在の位置を推定する。なお、測位部214は、ジャイロセンサー及び車速等も用いて車両20の現在の位置を推定しても良い。
入出力インタフェース215には、入力部218及び表示部219が接続されている。
入力部218は、例えば、表示部219である表示デバイスの表示画面上に配置された、静電方式又は圧力方式を採用した入力検知シートであり、入出力インタフェース215を介して、車両20の運転者のタッチ位置をプロセッサ211に出力する。
表示部219は、例えば液晶、有機EL(Electro Luminescence)、等を使用した表示デバイスであり、入出力インタフェース215から入力された信号に応じた画像及びメッセージを表示する。
スピーカ216は、道路の状況、目的地までの案内をしているのであれば、交差点で直進するのか、右折するのか、又は左折するか等の情報を音声で運転者に伝える。また、スピーカ216は、閉鎖レーン等の所定のレーンに車両20を誘導する情報を音声で運転者に伝えても良い。
次に、カーナビゲーション機器21のプロセッサ211が実現する機能について説明する。プロセッサ211が実現する機能は、プロセッサ211が内部メモリ又はメモリ212等に格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ211は、スピーカ216を用いて運転者に車載器22が故障している又は車載器22が未搭載である旨を音声で伝える機能を有する。さらに、プロセッサ211は、表示部219に、車載器22が故障していること、又は車載器22が未搭載であることを文字及び/又は画像で表示する機能を有する。
また、上述の機能は、プロセッサ211が行うことができる機能の一部の例を示したものである。したがって、プロセッサ211が行うことができる機能は、これらの機能に限られないのは勿論である。
図4は、車載器22のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
車載器22は、CPUやMPU等のプロセッサ221を有する。そして、このプロセッサ221に対し、メモリ222、通信部223、カード読取り部224、及びスピーカ225が、バス226を介して接続されている。
メモリ222は、記憶媒体として、例えば、EPROM、HDD、SSD等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM等の不揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ222は、プロセッサ221が各種処理を実行するために必要なプログラムを格納している。
さらにメモリ222は、記憶媒体として、例えば、HDD、メモリカード等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ222は、プロセッサ221がプログラムを実行して各種処理を行う過程で取得及び生成されたデータを記憶することが可能である。例えば、メモリ222は、車両20を特定する車両IDを予め記憶する。車両IDは、車両20に取り付けられたナンバープレートに記載された車両ナンバー、自動車登録番号、車載器22に固有のID等であり、車両20を特定することが可能な任意のIDである。さらにメモリ222は、車載器22に決済用カードが正しく挿入されているかどうかを示すカード挿入情報を記憶していても良い。
通信部223は、1つ以上の無線の通信モジュールを含む通信インタフェースである。例えば、通信部223は、料金所機器10及び路側機30と無線接続する通信モジュールを含む。通信部223は、プロセッサ221の制御の下、料金所機器10及び路側機30との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的なもので良い。
カード読取り部224は、ETCカードなどの決済用カードを処理する。カード読取り部224は、決済用カードを挿入可能な構造を有する。カード読取り部224は、プロセッサ221からの制御に従って、決済用カードからカードID等を取得する。また、カード読取り部224は、プロセッサ221からの制御に従って、決済用カードに種々のデータを格納するものであってもよい。
スピーカ225は、決済用カードが挿入されているか否かについて音声を用いて運転者に通知する。また、決済用カードが誤った方向で挿入され、決済用カードが認識できない場合も音声を用いて運転者に通知する。
次に、車載器22のプロセッサ221が実現する機能について説明する。プロセッサ221が実現する機能は、プロセッサ221が内部メモリ又はメモリ222等に格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ221は、車載器搭載情報を受信する機能を有する。なお、車載器搭載情報は、後述する。車載器搭載情報を受信すると、プロセッサ221は、通信部203を通じて、車両ID、カードID、等の各種情報を含む車両情報を路側機30に送信する機能を有する。
また、上述の機能は、プロセッサ221が行うことができる機能の一部の例を示したものである。したがって、プロセッサ221が行うことができる機能は、これらの機能に限られないのは勿論である。
図5は、路側機30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
路側機30は、CPUやMPU等のプロセッサ301を有する。そして、このプロセッサ301に対し、メモリ302、上位通信部303、車両通信部304、カメラ305、及び検知部306が、バス307を介して接続されている。
メモリ302は、記憶媒体として、例えば、EPROM、HDD、SSD等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM等の不揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ302は、プロセッサ301が各種処理を実行するために必要なプログラムを格納している。
さらにメモリ302は、記憶媒体として、例えば、HDD、メモリカード等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとを組み合わせて使用したストレージを含む。メモリ302は、プロセッサ301がプログラムを実行して各種処理を行う過程で取得及び生成されたデータを記憶することが可能である。
上位通信部303は、上位装置としての管理サーバ40と通信するための通信インタフェースである。例えば、上位通信部303は、ネットワーク50を通じて、管理サーバ40と有線又は無線接続する通信モジュールを含む。すなわち、上位通信部303は、プロセッサ301の制御の下、管理サーバ40との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的な通信部で良い。
車両通信部304は、車載器22と無線通信する通信インタフェースである。車両通信部304は、路側機30に接近する車両20(すなわち有料道路に入場又は出場しようとする車両20)に搭載された車載器22と無線通信する。車両通信部304は、車載器22と無線通信することにより、車載器22に挿入されたETCカードのカード番号であるカードID及び有効期限を含む契約情報を取得しても良い。なお、車両通信部304は、車載器22との通信により、車載器22に記憶された車両ID等を含む各種情報を取得しても良いのは勿論である。すなわち、車両通信部304は、プロセッサ301の制御の下、車載器22との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的な通信部で良い。
カメラ305は、プロセッサ301の制御の下、車両20を撮影し、車両の撮影画像を出力する。
検知部306は、車両20が路側機30に接近してきたことを検知する。例えば、検知部306は、プロセッサ301の制御の下、レーザ光を照射し、車両20等の物体で反射されるレーザ光の反射光を検知する。そして、検知部306は、レーザ光の照射から反射光の検知までの時間に基づき物体までの距離値を計測し、距離値の計測結果に基づき車両20の有無を判定する。
次に、路側機30のプロセッサ301が実現する機能について説明する。プロセッサ301が実現する機能は、プロセッサ301が内部メモリ又はメモリ302等に格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ301は、車両通信部304を通じて、車載器搭載情報を車両20に送信する機能を有する。プロセッサ301は、車載器22から車両情報を含む応答を受信するかどうか判定する機能を有する。プロセッサ301は、車両情報に基づいて車載器22に決済用カードが挿入されているかどうかを判定する機能を有する。プロセッサ301は、カメラ305を用いて車両20の撮影画像を出力する機能を有する。プロセッサ301は、撮影画像から車両の車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する機能を有する。プロセッサ301は、上位通信部303及びネットワーク50を通じて、ナンバー情報を管理サーバ40に送信する機能を有する。プロセッサ301は、上位通信部303及びネットワーク50を通じて、取得した車両ナンバーを含むナンバー情報及び車両情報を管理サーバ40に送信する機能を有する。プロセッサ301は、車載器22にカード確認情報を送信する機能を有する。
また、上述の機能は、プロセッサ301が行うことができる機能の一部の例を示したものである。したがって、プロセッサ301が行うことができる機能は、これらの機能に限られないのは勿論である。
図6は、管理サーバ40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバ40は、CPUやMPU等のプロセッサ401を有する。そして、このプロセッサ401に対し、メモリ402、通信部403及び入出力インタフェース404が、バス405を介して接続されている。なお、図5では、「入出力インタフェース」を「入出力IF」と記載している。
メモリ402は、記憶媒体として、例えば、EPROM、HDD、SSD等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM等の不揮発性メモリとを組み合わせて使用することができる。メモリ402は、プロセッサ401が各種処理を実行するために必要なプログラムを格納している。
さらにメモリ402は、記憶媒体として、例えば、HDD、メモリカード等の随時書込み及び読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとを組み合わせて使用したストレージを含む。メモリ402は、プロセッサ401がプログラムを実行して各種処理を行う過程で取得及び生成されたデータを記憶することが可能である。例えば、メモリは、車両20の車両ナンバー及び車両20が車載器22を搭載しているかどうかの情報を含む車両ナンバーデータベースを記憶する。また、車両ナンバーデータベースに含まれる車載器22を搭載しているかどうかの情報は、車両ナンバーに関連付けられている。すなわち、プロセッサ301は、車両ナンバーに基づいて当該情報を取得することができる。さらに車両ナンバーデータベースは、車両ナンバーに関連付けられた車両20のカーナビゲーション機器21についての情報を含む。すなわち、プロセッサ301は、車両ナンバーに基づいて、車両20に搭載されたカーナビゲーション機器21のID等の各種情報を取得することができる。
通信部403は、1つ以上の無線の通信モジュールを含む通信インタフェースである。例えば、通信部403は、ネットワーク50を通じて、料金所機器10、カーナビゲーション機器21、車載器22、及び路側機30と無線接続する通信モジュールを含む。通信部403は、プロセッサ401の制御の下、料金所機器10、カーナビゲーション機器21、車載器22、及び路側機30との間で通信を行い、各種情報を送受信することができるものであれば一般的なもので良い。
入出力インタフェース404には、入力部406及び表示部407が接続されている。
入力部406は、例えば、表示部407である表示デバイスの表示画面上に配置された、静電方式又は圧力方式を採用した入力検知シートであり、入出力インタフェース404を介して、管理サーバ40の管理者のタッチ位置をプロセッサ401に出力する。
表示部408は、例えば液晶、有機EL(Electro Luminescence)、等を使用した表示デバイスであり、入出力インタフェース404から入力された信号に応じた画像及びメッセージを表示する。
次に、管理サーバ40のプロセッサ401が実現する機能について説明する。プロセッサ401が実現する機能は、プロセッサ401が内部メモリ又はメモリ402等に格納されるプログラムを実行することで実現される。
プロセッサ401は、車両20が車載器22を搭載しているかどうか判定する機能を有する。プロセッサ401は、通信部403及びネットワーク50を通じて、車載器確認情報を料金所機器10及びカーナビゲーション機器21に送信する機能を有する。プロセッサ401は、通信部403及びネットワーク50を通じて、車載器未搭載情報を料金所及びカーナビゲーション機器21に送信する機能を有する。プロセッサ401は、車載器22、料金所機器10、又はカーナビゲーション機器21のうちの少なくとも1つに、決済用カードが正しく挿入されていない又は決済用カードが挿入されていないことを示すカード確認情報を送信する機能を有する。
また、上述の機能は、プロセッサ401が行うことができる機能の一部の例を示したものである。したがって、プロセッサ401が行うことができる機能は、これらの機能に限られないのは勿論である。
(動作)
図7は、図1に示される情報処理システムでの処理手順の一例を示すフローチャートである。このシーケンス図は、料金所機器10のプロセッサ101、カーナビゲーション機器21のプロセッサ211、車載器22のプロセッサ221、路側機30のプロセッサ301、管理サーバ40のプロセッサ401がそれぞれメモリ102、メモリ212、メモリ222、メモリ302、メモリ402に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、このフローチャートの動作が実現される。
最初に、路側機30の検知部306が有料道路に進入する車両20又は有料道路を走行している車両20を検知することにより、このフローチャートが開始される。
路側機30のプロセッサ301は、車両通信部304を通じて、車載器搭載情報を車両20に送信する(ST101)。ここで、車載器搭載情報は、車両20が車載器22を搭載しているかどうかを確認するための情報である。
プロセッサ301は、車両通信部304を通じて、車載器22から車両情報を含む応答を受信するかどうか判定する(ST102)。車両20に車載器22が搭載され、且つ正常に機能している場合、車載器22のプロセッサ221は、車載器搭載情報を受信する。車載器搭載情報を受信すると、プロセッサ221は、通信部203を通じて、車両ID、カードID、等の各種情報を含む車両情報を路側機30に送信する。また、車両情報は、車載器22に決済用カードが正常に挿入されているかどうかのカード挿入情報を含んでも良い。一方、車両20に車載器22が搭載されていない場合又は車両20に車載器22が搭載されているが正常に機能していない、すなわち故障している場合、車両20は、車載器搭載情報を受信することができないため車両情報を含む応答を送信しない。そのため、プロセッサ301は、車両情報を含む応答を受信しない。なお、プロセッサ301は、所定の応答時間以内に車両情報を含む応答を受信しない場合、車両情報を受信しないと判定して良い。
車両情報を受信すると、プロセッサ301は、車両情報に基づいて車載器22に決済用カードが挿入されているかどうかを判定する(ST103)。プロセッサ301は、受信した車両情報に含まれるカード挿入情報に基づいて車載器22に決済用カードが挿入されているかどうかを判定する。車載器22に決済用カードが挿入されている場合、処理は終了する。この場合、車両20は、ETC限定料金所又はETC専用レーン等を通行可能である。一方、車載器22に決済用カードが挿入されていない場合、処理は、ステップST109に進む。
ステップST102で、車両情報を受信しない場合、プロセッサ301は、カメラ305から出力される撮影画像から車両20の車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する(ST104)。車両情報を受信しない場合、プロセッサ301は、車両20が車載器22を搭載しているのか否かを判定することができない。そこで、プロセッサ301は、カメラ305から出力される撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する。例えば、プロセッサ301は、撮影画像から車両20の前方又は後方に配置されたナンバープレートを識別して車両ナンバーを取得する。ここで、ナンバー情報は、車両の撮影画像から取得することができる各種情報を含んで良い。例えば、車両の車種、車両20の車体の色等を含んで良い。
プロセッサ301は、上位通信部303及びネットワーク50を通じて、取得した車両ナンバーを含むナンバー情報を管理サーバ40に送信する(ST105)。
管理サーバ40のプロセッサ401は、車両20が車載器22を搭載しているかどうか判定する(ST106)。プロセッサ401は、ナンバー情報を受信する。そして、プロセッサ401は、ナンバー情報に含まれる車両ナンバー及びメモリ402に記憶された車両ナンバーデータベースに基づいて、車両20が車載器22を搭載しているかどうかを判定する。具体的には、プロセッサ401は、受信した車両ナンバーに関連付けられた車両20の車載器22を搭載しているかどうかの情報を車両ナンバーデータベースから取得する。そして、当該情報に基づいて、プロセッサ401は、車両20が車載器22を搭載しているかどうかを判定する。
プロセッサ401は、車両20が車載器22を搭載していると判定する場合、通信部403及びネットワーク50を通じて、車載器確認情報を料金所機器10及びカーナビゲーション機器21に送信する(ST107)。車両20が車載器22を搭載しているにも関わらず、車載器22は、車両情報を送信していない。すなわち、車載器22が故障していることが考えられる。プロセッサ401は、車両20の運転者に車載器22が故障している可能性を伝えるために、車載器22が故障していることを示す第1の情報を出力する。そして、プロセッサ401は、第1の情報及びナンバー情報を含む車載器確認情報を料金所機器10及びカーナビゲーション機器21に送信する。なお、カーナビゲーション機器21は、メモリ402に記憶された車両ナンバーに関連付けられたカーナビゲーション機器21である。すなわち、プロセッサ401が車両ナンバーに基づいてカーナビゲーション機器21を特定し、特定されたカーナビゲーション機器21に車載器搭載情報を送信する。
車載器確認情報を受信した料金所機器10のプロセッサ101は、車両20が料金所に入場する際、表示部109を用いて車両ナンバー及び車載器22が故障している旨を表示して良い。例えば、料金所がETC限定料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に、ナンバー情報に含まれる車両ナンバーと共に車両20を閉鎖レーンに誘導する情報を表示して良い。また、料金所がETC専用レーンを備える料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共にETC/一般混在レーン又は一般レーンに誘導する情報を表示して良い。
また、車載器確認情報を受信した場合、プロセッサ101は、メモリ102に車載器確認情報を記憶しておくことができる。そして、車載器確認情報に含まれる車両ナンバーに一致する車両ナンバーをカメラ107の撮影画像から取得した際、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共に当該車両20に車載器22が故障している旨の情報を表示するようにして良い。
車載器確認情報を受信したカーナビゲーション機器21のプロセッサ211は、スピーカ216を用いて運転者に車載器22が故障している旨を音声で伝えて良い。さらに、プロセッサ211は、表示部219に、車載器22が故障していることを文字及び/又は画像で表示しても良い。
ステップST106で、車両20が車載器22を搭載していないと判定された場合、プロセッサ401は、通信部403及びネットワーク50を通じて、車載器未搭載情報を料金所及びカーナビゲーション機器21に送信する(ST108)。この場合、車両20が車載器22を搭載していないため、車両20がETC限定料金所に進入した場合、誤進入となる。そこで、車両20の運転者に誤進入であることを伝えるために、プロセッサ401は、車載器22が未搭載であることを示す第2の情報を出力する。そして、プロセッサ401は、第2の情報及びナンバー情報を含む車載器未搭載情報を料金所機器10及びカーナビゲーション機器21に送信する。なお、カーナビゲーション機器21は、メモリ402に記憶された車両ナンバーに関連付けられたカーナビゲーション機器21である。すなわち、プロセッサ401が車両ナンバーに基づいてカーナビゲーション機器21を特定し、特定されたカーナビゲーション機器21に車載器搭載情報を送信する。
車載器未搭載情報を受信した料金所機器10のプロセッサ101は、車両20が料金所に入場する際、表示部109を用いて車両ナンバー及び車載器が未搭載である旨を表示して良い。例えば、料金所がETC限定料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共に車両20を閉鎖レーンに誘導する情報を表示して良い。また、料金所がETC専用レーンを備える料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共にETC/一般混在レーン又は一般レーンに誘導する情報を表示して良い。
また、車載器未搭載情報を受信した場合、プロセッサ101は、メモリ102に車載器確認情報を記憶しておくことができる。そして、車載器確認情報に含まれる車両ナンバーに一致する車両ナンバーをカメラ107の撮影画像から取得した際、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共に当該車両20に車載器22が未搭載である旨の情報を表示するようにして良い。
車載器未搭載情報を受信したカーナビゲーション機器21のプロセッサ211は、スピーカ216を用いて運転者に車載器22が未搭載である旨を音声で伝えて良い。さらに、プロセッサ211は、表示部219に、車載器22が未搭載であることを文字及び/又は画像で表示しても良い。
ステップST103で、決済用カードが挿入されていないと判定した場合、プロセッサ301は、カメラ305の撮影画像から車両20の車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する(ST109)。プロセッサ301は、カメラ305から出力された撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する。例えば、プロセッサ301は、撮影画像から車両20の前方又は後方に配置されたナンバープレートを識別して車両ナンバーを取得する。
プロセッサ301は、上位通信部303及びネットワーク50を通じて、取得した車両ナンバーを含むナンバー情報及び車両情報を管理サーバ40に送信する(ST110)。
プロセッサ301又は管理サーバ40のプロセッサ401は、車載器22、料金所機器10、又はカーナビゲーション機器21のうちの少なくとも1つに、決済用カードが正しく挿入されていない又は決済用カードが挿入されていないことを示すカード確認情報を送信する(ST111)。プロセッサ301は、車載器22にカード確認情報を送信する。なお、当該送信は、ステップST103で車載器22にカードが挿入されていないと判断された時でも良い。これは、路側機30がいわゆるETCカード未挿入お知らせアンテナのように動作する。さらに、プロセッサ401は、ナンバー情報及び車両情報を受信する。そして、プロセッサ401は、受信したナンバー情報に含まれる車両ナンバーに基づいてメモリ402の車両ナンバーデータベースから車両20が車載器22を搭載していることを確認する。その後、プロセッサ401は、料金所機器10及びカーナビゲーション機器21に、決済用カードが正しく挿入されていないことを示すカード確認情報を送信する。
カード確認情報を受信した料金所機器10のプロセッサ101は、車両20が料金所に入場する際、表示部109を用いて車両ナンバー及び車載器に決済用カードが正しく挿入されていない又は決済用カードが挿入されていない旨を表示して良い。例えば、料金所がETC限定料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に車両ナンバーと共に車両20を閉鎖レーンに誘導する表示をして良い。また、料金所がETC専用レーンを備える料金所である場合、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共にETC/一般混在レーン又は一般レーンに誘導する情報を表示して良い。
また、カード確認情報を受信した場合、プロセッサ101は、メモリ102に車載器確認情報を記憶しておくことができる。そして、カード確認情報に含まれる車両ナンバーに一致する車両ナンバーをカメラ107の撮影画像から取得した際、プロセッサ101は、表示部109に、車両ナンバーと共に当該車両20に車載器22が故障している旨の情報を表示するようにして良い。
カード確認情報を受信したカーナビゲーション機器21のプロセッサ211は、スピーカ216を用いて運転者に車載器22が故障している旨を音声で伝えて良い。さらに、プロセッサ211は、表示部219に、車載器22に決済用カードが正しく挿入されていない又は決済用カードが挿入されていないことを文字及び/又は画像で表示しても良い。
(作用効果)
以上説明した本実施形態によれば、ETC限定料金所にETCシステムが利用できない車両20が誤って進入してきたとしても、閉鎖レーン等の所定のレーンに誘導することが可能になる。また、ETC専用レーンにETCシステムが利用できない車両20が進入する前に一般レーンに誘導することが可能になる。
[他の実施形態]
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、管理サーバ40が運転者が所持する携帯端末と連携している、すなわち、車両ナンバーと携帯端末IDが関連付けることも可能である。この場合、プロセッサ401は、運転者が所持する携帯端末に車載器確認情報、車載器未搭載情報、又はカード確認情報を送信することができる。
要するに、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
10…料金所機器
20…車両
21…カーナビゲーション機器
22…車載器
30…路側機
40…管理サーバ
50…ネットワーク
101…プロセッサ
102…メモリ
103…上位通信部
104…車両通信部
105…発進制御部
106…検知部
107…カメラ
108…スピーカ
109…表示部
110…バス
203…通信部
211…プロセッサ
212…メモリ
213…通信部
214…測位部
215…入出力インタフェース
216…スピーカ
217…バス
218…入力部
219…表示部
221…プロセッサ
222…メモリ
223…通信部
224…カード読取り部
225…スピーカ
226…バス
301…プロセッサ
302…メモリ
303…上位通信部
304…車両通信部
305…カメラ
306…検知部
307…バス
401…プロセッサ
402…メモリ
403…通信部
404…入出力インタフェース
405…バス
406…入力部
407…表示部
408…表示部

Claims (11)

  1. 管理サーバと、
    前記管理サーバと通信する路側機と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記路側機は、
    車両に車載器搭載情報を送信し、車両情報を含む応答を受信する第1の通信部と、
    前記車両を撮影し撮影画像を出力するカメラと、
    前記応答を受信しない場合、前記撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得する第1のプロセッサと、
    前記取得したナンバー情報を管理サーバに送信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記ナンバー情報を受信する第3の通信部と、
    前記車両の前記車両ナンバー及び前記車両が車載器を搭載しているかどうかの情報を含む車両ナンバーデータベースを記憶するメモリと、
    前記ナンバー情報に含まれる前記車両ナンバー及び前記車両ナンバーデータベースに基づいて、前記車両の車載器が故障していることを示す第1の情報を出力する第2のプロセッサと、
    を備え、前記第3の通信部は、前記第1の情報及び前記ナンバー情報を含む車載器確認情報を送信する、情報処理システム。
  2. 前記第1のプロセッサは、前記車両が車載器を搭載していると判定する場合に前記第1の情報を出力する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理システムは、料金所機器をさらに備え、
    前記料金所機器は、前記車載器確認情報を受信する第4の通信部と、
    前記車載器確認情報に基づいて、前記車両ナンバー及び前記車両を料金所の所定のレーンに誘導するための情報を表示する表示部と、
    を備える、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記車両は、カーナビゲーション機器をさらに備え、
    前記カーナビゲーション機器は、前記車載器確認情報を受信する第5の通信部と、
    前記車載器確認情報に基づいて、前記車載器が故障している旨の情報を表示する表示部と、
    前記車載器が故障している旨を伝えるスピーカと、
    を備える、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2のプロセッサは、前記車両ナンバー及び前記車両ナンバーデータベースに基づいて前記車両が車載器を未搭載であることを示す第2の情報を出力し、前記第3の通信部は、前記第2の情報及び前記車両ナンバーを含む車載器未搭載情報を送信する、請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理システムは、料金所機器をさらに備え、
    前記料金所機器は、前記車載器未搭載情報を受信する第4の通信部と、
    前記車載器未搭載情報に基づいて、前記車両の車両ナンバー及び前記車両を料金所の所定のレーンに誘導するための情報を表示する表示部と、
    を備える、請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記車両は、カーナビゲーション機器をさらに備え、
    前記カーナビゲーション機器は、前記車載器未搭載情報を受信する第5の通信部と、
    前記車載器未搭載情報に基づいて、前記車両が車載器を有していない旨の情報を表示する表示部と、
    前記車載器を有していない旨を伝えるスピーカと、
    を備える、請求項5に記載の情報処理システム。
  8. 前記第1のプロセッサは、前記車両情報を受信した場合、前記車両情報に基づいてカード未挿入情報を出力し、前記カード未挿入情報を出力した場合、前記プロセッサは、前記撮影画像から車両ナンバーを含むナンバー情報を取得し、前記第2の通信部は、前記管理サーバに前記カード未挿入情報及びナンバー情報を送信し、
    前記第2のプロセッサは、前記カード未挿入情報に基づいて、前記ナンバー情報を含むカード確認情報を出力し、前記第3の通信部は、前記カード確認情報を送信し、
    前記情報処理システムは、料金所機器をさらに備え、
    前記料金所機器は、前記カード確認情報を受信する第4の通信部と、
    前記カード確認情報に基づいて、前記車両のナンバー情報及び前記車両を料金所の所定のレーンに誘導するための情報を表示する表示部と、
    を備える、請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 車両のナンバー情報及び前記車両が車載器を搭載しているかどうかの情報を含む車両ナンバーデータベースを記憶するメモリと、
    前記車両のナンバー情報を受信する第3の通信部と、
    前記受信したナンバー情報に含まれる車両ナンバー及び前記車両ナンバーデータベースに基づいて、前記車両の車載器が故障していることを示す第1の情報を出力するプロセッサと、
    を備え、前記第3の通信部は、前記第1の情報及び前記ナンバー情報を含む車載器確認情報を送信する、管理サーバ。
  10. 管理サーバが実行する情報処理装置であって、
    車両のナンバー情報及び前記車両が車載器を搭載しているかどうかの情報を含む車両ナンバーデータベースを記憶することと、
    前記車両のナンバー情報を受信することと、
    前記ナンバー情報に含まれる車両ナンバー及び前記車両ナンバーデータベースに基づいて、前記車載器が故障していることを示す第1の情報を出力することと、
    前記第1の情報及び前記車両ナンバーを含む車載器確認情報を送信することと、
    を備える情報処理方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理方法を前記管理サーバのプロセッサによって実行させる情報処理プログラム。

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