JP2022167444A - 情報処理装置、情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載される従来の技術においても、支払者は、支払いチャネルとして持っている複数の銀行口座から、支払いを行う支払い口座を選択するための選択条件を、支払いチャネルごとに設定する必要があるが、この選択条件の設定を行うための具体的な方法は開示されていない。
図1は、実施の形態1に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。図1において、情報処理システム1は、クライアント端末2、管理サーバ3および店舗端末4が、ネットワーク5を介して接続されたシステムである。情報処理システム1は、ユーザAがプリペイドカードBを用いて行う決済に利用される。ネットワーク5としては、既存の電気通信回線を利用できる。ネットワーク5は、例えば、インターネットである。
管理サーバ3上に生成されている目的別口座に割り振られている残高は、プリペイドカードBを使用した商取引等によって変動し得る。例えば、或る商取引によって或る目的別口座から決済がされた場合、その目的別口座の残高は減少する。また、ユーザAがクライアント端末2を利用して、或る目的別口座への残高の割り振りを増やす操作を行った場合、その目的別口座の残高は増加する。例えば、ユーザAは、或る目的別口座に対するチャージを行うことで、その目的別口座の残高を増加させることができる。また、ユーザAは、或る目的別口座に対し、他の目的別口座から残高を移動させることで、或る目的別口座の残高を増加させることもできる。管理サーバ3には、目的別口座ごとに割り振られている最新の残高が記憶されている。
以下、目的別口座に関するユーザAによる上述の操作によって、管理サーバ3上に、1または複数の目的別口座が生成されているものとして説明する。
クライアント端末2は、ユーザAによって、或る加盟店と或る目的別口座とを対応付けするための操作がなされると、その対応付けを示す対応情報を、管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、クライアント端末2から送信された対応情報に基づき、クライアント端末2において加盟店に対応付けられた目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定する。この設定の際、管理サーバ3は、加盟店の識別情報と目的別口座の識別情報とを対応付けて記憶する。
口座情報取得部221は、生成されている目的別口座のデータを、例えば管理サーバ3から取得すると、取得した目的別口座のデータを記憶部23に出力して記憶させる。目的別口座のデータには、例えば、目的別口座の識別情報、目的別口座の名称、目的のカテゴリおよび目的別口座に割り振られている残高を示すデータが含まれる。
また、履歴表示処理部224は、選択画面表示処理部225が表示部24の画面に対して目的別口座の選択画面を表示した後、さらに、表示された選択画面から目的別口座を選択する操作情報に基づき、商取引履歴を表示してもよい。
口座情報取得部221は、プリペイドカードBに関して生成されている目的別口座のデータを取得し、取引情報取得部222は、プリペイドカードBの商取引履歴のデータを取得する(ステップST1)。例えば、通信部21が、ネットワーク5を介して、管理サーバ3が提供するAPI(Application Programming Interface)にアクセスすることにより、プリペイドカードBに関して生成されている目的別口座のデータを管理サーバ3から取得し、現在に至るまでの一定期間内のプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データを管理サーバ3から取得する。口座情報取得部221は、通信部21が管理サーバ3から受信した目的別口座のデータを記憶部23に記憶する。また、取引情報取得部222は、通信部21が管理サーバ3から受信したプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データを記憶部23に記憶する。
なお、図5では、画面に表示された複数の商取引履歴のうちの1つである商取引履歴を破線で囲んで、商取引履歴243として示している。図5におけるこの破線は、説明の便宜上付したものであり、実際の画面241には表示されない。また、図5では、商取引履歴が5つだけ表示されている例を示しているが、画面に表示しきれない商取引履歴が存在する場合、ユーザは、スクロール操作をすることにより、表示されていない他の商取引履歴を表示させることも可能である。
なお、上記のとおり、商取引履歴の選択画面255では、ユーザAは、1または複数の商取引履歴を選択すること、つまり、複数の商取引履歴のチェックボックスをチェックすることが可能である。この場合、対応付け部226は、例えば、チェックされた複数の商取引履歴のうち、日付の新しい方から1つずつ抽出した商取引履歴について、順番に、図7に示すような、設定画面251とその後の商取引詳細画面244とを表示させて、1つずつユーザに確認しながら対応付けを行えばよい。または、対応付け部226は、商取引履歴の選択画面255においてチェックされたすべての商取引履歴について、一括して、設定画面251と同様な確認を行い、一括して対応付けを行ってもよい。
なお、目的別口座の選択画面254から目的別口座と加盟店とを対応付けていく処理において、目的別口座を選択された後に、履歴表示処理部224が表示する商取引履歴は、目的別口座の区別をしないすべての商取引履歴、言い換えれば、すべての目的別口座における商取引履歴を合わせた商取引履歴である。これに対し、上記の対応付けの処理以外における目的別口座の選択画面から目的別口座が選択された場合には、履歴表示処理部224は、選択された目的別口座における商取引履歴だけを表示するものであってよい。これにより、ユーザAは、選択した目的別口座における商取引履歴だけを容易に確認することができる。
なお、後述の変形例(2)においては、ユーザAによる対応付けの操作によって所定の目的別口座と対応付けられた加盟店の他、その結果、管理サーバ3において、当該加盟店の系列店との商取引も、当該所定の目的別口座から決済されるよう設定が行われる。この変形例(2)の場合、複数の目的別口座のいずれにも対応付けられていない加盟店とは、クライアント端末2Aにおいて、ユーザAによる加盟店と目的別口座との対応付けの操作によって、対応付け部226による対応付けがなされた加盟店以外の加盟店であって、かつ、当該対応付けがなされた加盟店の系列店以外の加盟店のことである。
図12は、実施の形態2に係るクライアント端末2Cの構成を示すブロック図である。クライアント端末2Cは、通信部21、演算部22C、記憶部23、表示部24および操作部25を備える。演算部22Cは、口座情報取得部221、取引情報取得部222、操作情報取得部223、履歴表示処理部224、選択画面表示処理部225、対応付け部226およびおつり用口座設定部229を備える。例えば、演算部22Cは、記憶部23から読み出したアプリケーションプログラムを実行することで、口座情報取得部221、取引情報取得部222、操作情報取得部223、履歴表示処理部224、選択画面表示処理部225、対応付け部226およびおつり用口座設定部229の各機能を実現する。
全口座設定の場合、後述の選択操作によるおつり決済口座の設定は不要である。つまり、ユーザAは、おつり用口座の設定と金額の切り上げ単位の設定を行うだけでよい。ユーザAにより、おつり用口座の設定と金額の切り上げ単位の設定が行われると、複数の目的別口座のうち、おつり用口座以外の目的別口座は、すべて、おつり決済口座として設定される。
選択口座設定の場合、おつり用口座の設定、金額の切り上げ単位の設定、および、選択操作によるおつり決済口座の選択および設定が必要である。つまり、ユーザAは、少なくともこれら3つの設定を行うこととなる。
おつり用口座設定部229は、全口座設定を行う機能のみを有するか、選択口座設定を行う機能のみを有するか、または、両機能をともに有するかのいずれでもよい。
おつり用口座設定部229は、金額の切り上げ単位の設定について、単一単位設定を行う機能のみを有するか、個別単位設定を行う機能のみを有するか、または、両機能をともに有するかのいずれでもよい。
図13は、おつり用口座の設定処理の概要を示す画面図であり、表示部24の表示画面が左側の画面から右側の画面に順に遷移する様子を示している。
まず、選択画面表示処理部225は、複数の目的別口座のうち1つの目的別口座をおつり用口座として選択する画面246Aを表示部24に表示する。画面246Aには、図13に示すように、目的別口座247、目的別口座248、目的別口座249、目的別口座262および目的別口座265をそれぞれ示すアイコンと口座の名称が表示され、さらに、これらの目的別口座のうち、いずれかの目的別口座を選択するためのチェックボックス266Aおよび266Bと、目的別口座の選択を確定するためのボタン266Cとが表示されている。チェックボックス266Aは、おつり用口座を選択するためのチェックボックスである。おつり用口座を選択するための複数のチェックボックス266Aについては、そのうち1つのみがチェック可能である。チェックボックス266Bは、おつり決済口座を選択するためのチェックボックスである。おつり決済口座を選択するための複数のチェックボックス266Bについては、1または複数のチェックが可能である。また、いずれの目的別口座についても、その目的別口座のチェックボックス266Aとチェックボックス266Bとの両方ともに同時にチェックを行うことはできない。また、既におつり用口座として設定されている目的別口座については、チェックボックス266Bのチェックを行うことはできない。
選択画面表示処理部225は、切り上げ単位が設定されると、図13に示すように、目的別口座の選択画面267上に、おつり用口座設定部229によって設定されたおつり用口座270を表示する。
これに対し、おつり用口座設定部229が、おつり決済口座について、全口座設定を行う機能のみを有する場合、おつり決済口座を選択するためのチェックボックス266Bは不要である。
例えば、おつり用口座設定部229が、おつり決済口座について全口座設定を行う機能のみを有し、金額の切り上げ単位の設定については、個別単位設定を行う機能のみを有する場合、ユーザAは、おつり用口座以外のすべての目的別口座に対して、目的別口座ごとに別々に決済金額の切り上げ単位を設定するための画面(不図示)を使用して、決済金額の切り上げ単位を設定する。おつり用口座設定部229は、設定されたおつり用口座の情報および設定された決済金額の切り上げ単位の情報を、通信部21を介して管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、クライアント端末2から受信した情報に基づき、管理サーバ3において生成されている複数の目的別口座のうち、該当する目的別口座をおつり用口座として設定するとともに、おつり用口座以外の目的別口座をすべておつり決済口座として設定し、それらのおつり用決済口座と該当する決済金額の切り上げ単位とを対応付けて記憶する。
例えば、おつり用口座設定部229が、金額の切り上げ単位の設定について単一単位設定を行う機能のみを有し、おつり決済口座については、選択口座設定を行う機能のみを有する場合、複数のチェックボックス266Bがチェックされていても、切り上げ単位の設定画面268は一度だけ表示され、ユーザAによって、いずれかの決済金額の切り上げ単位が、単一の決済金額の切り上げ単位として選択される。おつり用口座設定部229は、設定されたおつり用口座の情報、設定されたおつり決済口座の情報、および設定された単一の決済金額の切り上げ単位の情報を、通信部21を介して管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、クライアント端末2から受信した情報に基づき、管理サーバ3において生成されている複数の目的別口座のうち、それぞれ該当する目的別口座をおつり用口座およびおつり決済口座として設定するとともに、それらのおつり決済口座と単一の決済金額の切り上げ単位とを対応付けて記憶する。
一方、例えば、おつり用口座設定部229が、金額の切り上げ単位の設定について単一単位設定を行う機能のみを有し、おつり決済口座については、全口座設定を行う機能のみを有する場合、切り上げ単位の設定画面268は一度だけ表示され、ユーザAによって、いずれかの決済金額の切り上げ単位が、単一の決済金額の切り上げ単位として選択される。おつり用口座設定部229は、設定されたおつり用口座の情報および設定された単一の決済金額の切り上げ単位の情報を、通信部21を介して管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、クライアント端末2から受信した情報に基づき、管理サーバ3において生成されている複数の目的別口座のうち該当する目的別口座をおつり用口座として設定するとともに、おつり用口座以外の目的別口座をすべておつり決済口座として設定し、それらのおつり決済口座と単一の決済金額の切り上げ単位とを対応付けて記憶する。
図14は、実施の形態3に係るクライアント端末2Dの構成を示すブロック図である。クライアント端末2Dは、通信部21、演算部22D、記憶部23、表示部24および操作部25を備える。演算部22Dは、口座情報取得部221、取引情報取得部222、操作情報取得部223、履歴表示処理部224、選択画面表示処理部225、対応付け部226および決済カード設定部230を備える。例えば、演算部22Dは、記憶部23から読み出したアプリケーションプログラムを実行することで、口座情報取得部221、取引情報取得部222、操作情報取得部223、履歴表示処理部224、選択画面表示処理部225、対応付け部226および決済カード設定部230の各機能を実現する。
管理サーバ3には、例えば、開設されたジョイント口座の識別番号と、プリペイドカードC1のカード番号及びプリペイドカードC2のカード番号とが対応付づけられて記憶される。また、管理サーバ3には、例えば、プリペイドカードBのカード番号と、プリペイドカードC1およびプリペイドカードC2のカード番号とが対応付けられて記憶される。管理サーバ3にこれらの情報が記憶されることで、管理サーバ3は、ジョイント口座がプリペイドカードBの所有者(ユーザA1)によって開設された口座であり、また、ジョイント口座からの決済が可能なプリペイドカードがプリペイドカードC1およびプリペイドカードC2の2枚であることを認識できる。
さらに、管理サーバ3には、プリペイドカードBに関する情報、プリペイドカードC1に関する情報、および、プリペイドカードC2に関する情報が記憶される。管理サーバ3に記憶されるプリペイドカードBに関する情報およびプリペイドカードC1に関する情報には、当該プリペイドカードBおよびプリペイドカードC1の両方の所有者であるユーザA1に関する情報が含まれる。同様に、プリペイドカードC2に関する情報には、当該プリペイドカードC1の所有者であるユーザA2に関する情報が含まれる。各ユーザに関する情報には、ユーザの氏名、ユーザ表示用のニックネーム、または、ユーザ表示用のアイコンもしくは写真等を含めることができる。
以下、ジョイント口座のプリペイドカードCとして、例えばユーザA1が使用するプリペイドカードC1、および、ユーザA2が使用するプリペイドカードC2の2枚が発行されているとして説明する。ただし、ジョイント口座を共同で使用できるユーザは3人以上でもよい。つまり、プリペイドカードCは、1つのジョイント口座に対して3枚以上発行されてもよい。この場合、例えば、3人目以降のユーザについては、既に開設済みのジョイント口座に対して新たなパートナーとして追加することができる。
履歴表示処理部224は、プリペイドカードの口座がジョイント口座である場合、ジョイント口座におけるすべての商取引履歴を、プリペイドカードC1による商取引履歴とプリペイドカードC2による商取引履歴とが区別可能なように表示する。ここで、ジョイント口座におけるすべての商取引履歴とは、目的別口座の区別をしない商取引履歴、言い換えれば、すべての目的別口座における商取引履歴を合わせた商取引履歴のことである。また、履歴表示処理部224は、各目的別口座における商取引履歴を表示する場合、目的別口座における各商取引履歴を、プリペイドカードC1による商取引履歴とプリペイドカードC2による商取引履歴とが区別可能なように表示する。
決済カード設定部230は、ジョイント口座内に生成されている目的別口座ごとに、その目的別口座からの決済が可能なプリペイドカードを設定する。具体的には、決済カード設定部230は、例えば、ユーザA1による操作を受けて、ジョイント口座内に生成されている1または複数の目的別口座のそれぞれについて、プリペイドカードC1のみにより決済ができる目的別口座か、プリペイドカードC2のみにより決済ができる目的別口座か、または、プリペイドカードC1およびプリペイドカードC2のいずれでも決済ができる目的別口座かを設定する。
Claims (24)
- プリペイドカードの口座の残高を振り分けるために生成されている目的別口座のデータを取得する口座情報取得部と、
前記プリペイドカードを利用した商取引の履歴である商取引履歴のデータを取得する取引情報取得部と、
表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴のデータに基づき商取引履歴を表示する履歴表示処理部と、
前記表示部の画面に対して、前記目的別口座のデータに基づき前記目的別口座の選択画面を表示する選択画面表示処理部と、
前記商取引履歴に対する操作情報に基づき選択された商取引履歴に係る決済先の加盟店と、前記目的別口座の選択画面に対する操作情報に基づき選択された前記目的別口座とを対応付ける、対応付け部と、を備えた
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記履歴表示処理部は、前記表示部の画面に対して前記商取引履歴を表示した後、さらに、表示された前記商取引履歴を選択する操作情報に基づき、選択された前記商取引履歴の商取引詳細情報を示す商取引詳細画面を表示し、
前記選択画面表示処理部は、前記商取引詳細画面における操作情報に基づき、前記目的別口座の選択画面を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記履歴表示処理部は、前記選択画面表示処理部が前記表示部の画面に対して前記目的別口座の選択画面を表示した後、さらに、表示された選択画面から前記目的別口座を選択する操作情報に基づき、前記商取引履歴を表示する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記目的別口座に対応付けされた前記加盟店とともに、前記目的別口座に対応付けられた前記加盟店の系列店を表示する、系列店表示処理部を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 複数の前記目的別口座が生成されている場合、複数の前記目的別口座のいずれにも対応付けられていない加盟店への支払いが発生した場合に支払いがなされるメイン口座として、複数の前記目的別口座のうち1つの目的別口座を設定するメイン口座設定部を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記メイン口座設定部は、前記目的別口座の選択画面に対する操作情報に基づいて、前記メイン口座とする前記目的別口座を設定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記メイン口座設定部は、前記目的別口座の選択画面に表示された複数の前記目的別口座を示すアイコンのうちの1つのアイコン上に、前記メイン口座を示すアイコンに対する操作によって当該メイン口座を示すアイコンを配置する操作情報に基づいて、前記メイン口座とする前記目的別口座を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記メイン口座を示すアイコンに対する操作によって当該メイン口座を示すアイコンを配置する前記操作情報は、ドラッグアンドドロップ操作を示す操作情報である
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記目的別口座は複数生成されており、当該複数の目的別口座のうち1つの目的別口座を、当該1つの目的別口座以外の目的別口座から決済が行われるときに生じるおつりを加算するためのおつり用口座として設定するおつり用口座設定部を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記おつり用口座設定部は、前記おつり用口座以外の目的別口座から決済が行われるときに予め設定された切り上げ単位で決済金額を切り上げた金額と当該決済金額との差額をおつりとするための、金額の切り上げ単位を設定する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記おつり用口座設定部は、複数の前記目的別口座のうち、前記おつり用口座として設定された目的別口座とは別の複数の目的別口座のうちの1つまたは複数の目的別口座を、当該目的別口座から決済が行われるときに生じるおつりを前記おつり用口座に加算するおつり決済口座として設定する
ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記プリペイドカードの口座は、複数のプリペイドカードにより決済ができる1つの口座であるジョイント口座であり、
前記履歴表示処理部は、前記ジョイント口座における前記商取引履歴を表示する場合に、前記商取引ごとにその商取引履歴の決済に使用された前記プリペイドカードの情報を表示する
ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記プリペイドカードの情報は、当該プリペイドカードの所有者に関する情報である
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記ジョイント口座内の目的別口座ごとに、その目的別口座からの決済が可能な前記プリペイドカードを設定する決済カード設定部を備えた
ことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記プリペイドカードの口座は、前記ジョイント口座と、前記複数のプリペイドカードとは異なる1枚の前記プリペイドカードのみにより決済ができる個人用口座であり、
前記履歴表示処理部は、前記ジョイント口座における前記商取引履歴と、前記個人用口座における前記商取引履歴とを切り替えて表示する
ことを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
- 口座情報取得部が、プリペイドカードの口座の残高を振り分けるために生成されている目的別口座のデータを取得するステップと、
取引情報取得部が、前記プリペイドカードを利用した商取引の履歴である商取引履歴のデータを取得するステップと、
操作情報取得部が、表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得するステップと、
履歴表示処理部が、前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴のデータに基づき商取引履歴を表示するステップと、
選択画面表示処理部が、前記表示部の画面に対して、前記目的別口座のデータに基づき前記目的別口座の選択画面を表示するステップと、
対応付け部が、前記商取引履歴に対する操作情報に基づき選択された商取引履歴に係る決済先の加盟店と、前記目的別口座の選択画面に対する操作情報に基づき選択された前記目的別口座とを対応付けるステップと、を備えた
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置において対応付けられた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバと、を備えた
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項4に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店または当該加盟店の系列店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバと、を備えた
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバとを備え、
前記サーバは、前記情報処理装置の前記メイン口座設定部において設定された前記メイン口座の情報に基づき、前記サーバにおいて生成されている複数の前記目的別口座のうち1つの目的別口座を前記メイン口座として設定する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項9に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバとを備え、
前記サーバは、前記情報処理装置の前記おつり用口座設定部において設定された前記おつり用口座の情報に基づき、前記サーバにおいて生成されている複数の前記目的別口座のうち1つの目的別口座を前記おつり用口座として設定する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項10に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバとを備え、
前記サーバは、前記情報処理装置の前記おつり用口座設定部において設定された前記おつり用口座の情報と前記金額の切り上げ単位の情報に基づき、前記サーバにおいて生成されている複数の前記目的別口座のうちの1つの目的別口座を前記おつり用口座として設定するとともに、前記金額の切り上げ単位を設定する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項11に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバとを備え、
前記サーバは、前記情報処理装置の前記おつり用口座設定部において設定された前記おつり用口座および前記おつり決済口座の情報に基づき、前記サーバにおいて生成されている複数の前記目的別口座のうち1つの目的別口座を前記おつり用口座として設定するとともに、当該おつり口座とは別の複数の目的別口座のうちの1つまたは複数の目的別口座をおつり決済口座として設定する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項14に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置の前記対応付け部が対応付けた前記加盟店と前記目的別口座の情報に基づき、当該目的別口座を、当該加盟店と商取引する際の決済を行う目的別口座として設定するサーバとを備え、
前記サーバは、前記情報処理装置の前記決済カード設定部において設定された、前記ジョイント口座内の目的別口座ごとの前記プリペイドカードの情報に基づき、前記サーバにおいて生成されている前記ジョイント口座内の1または複数の前記目的別口座に、当該目的別口座からの決済が可能な前記プリペイドカードを設定する
ことを特徴とする情報処理システム。
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JP2021189861A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | トヨタ自動車株式会社 | ウォレットサーバ、ウォレットシステム、およびプログラム |
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- 2021-04-23 JP JP2021073228A patent/JP7459011B2/ja active Active
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Title |
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