JP2022159303A - 画像表示モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に提供する立体視の画質を向上しうる画像表示モジュールを提供する。【解決手段】画像表示モジュール12は、利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系30を介して投影される視差画像を表示する表示部20と、視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、第1眼及び第2眼に視差を与えるバリア部21と、光学系30の少なくとも一部を構成する凹面鏡18とを備える。光学系30を介して投影されるバリア部21の歪みは、光学系30を介して投影される表示部20の歪みよりも小さい。【選択図】図1

Description

本開示は、画像表示モジュールに関する。
従来、立体視を提供する画像表示装置において光学系の歪みを補正する構成が知られている(例えば、特許文献1等)。
特開2019-15823号公報
利用者に提供する立体視の画質をより一層向上することが求められる。
本開示は、利用者に提供する立体視の画質を向上しうる画像表示モジュールを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る画像表示モジュールは、表示部と、バリア部と、凹面鏡とを備える。前記表示部は、利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される平面画像と視差画像とを表示する。前記バリア部は、前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与える。前記凹面鏡は、前記光学系の少なくとも一部を構成する。前記光学系を介して投影される前記バリア部の歪みは、前記光学系を介して投影される前記表示部の歪みよりも小さい。
本開示の一実施形態に係る画像表示モジュールは、表示部と、バリア部と、凹面鏡とを備える。前記表示部は、利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される平面画像と視差画像とを表示する。前記バリア部は、前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与える。前記凹面鏡は、前記光学系の少なくとも一部を構成する。前記光学系による前記バリア部の倍率は、前記光学系による前記表示部の倍率よりも大きい。
本開示の一実施形態に係る画像表示モジュールによれば、利用者に提供する立体視の画質が向上しうる。
本開示の一実施形態に係る移動体の概略構成の一例を示す図である。 図1の3次元投影装置の概略構成を示す図である。 表示面の構成例を示す平面図である。 バリアの構成例を示す平面図である。 利用者の眼と表示部とバリア部との関係を示す模式図である。 光学系を介して投影された虚像の歪みの一例を示す図である。 凹面鏡からの距離と倍率との関係の一例を示すグラフである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明がされる。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
図1に示されるように、本開示の一実施形態に係る移動体10は、3次元投影システム100と、光学部材15とを備える。3次元投影システム100は、3次元投影装置12を含む。移動体10は、3次元投影システム100及び3次元投影装置12を搭載しているといえる。
3次元投影装置12の位置は、移動体10の内部及び外部において任意である。例えば、3次元投影装置12は、移動体10のダッシュボード内に位置してよい。3次元投影装置12は、光学部材15に向けて画像光を射出する。
光学部材15は、3次元投影装置12から射出された画像光を反射する。光学部材15で反射された画像光は、アイボックス16に到達する。アイボックス16は、例えば利用者13の体格、姿勢、及び姿勢の変化等を考慮して、利用者13の眼5が存在しうると想定される実空間上の領域である。アイボックス16の形状は任意である。アイボックス16は、平面的又は立体的な領域を含んでよい。図1に示されている実線の矢印は、3次元投影装置12から射出される画像光の少なくとも一部がアイボックス16まで到達する経路を示す。画像光が進む経路は、光路とも称される。利用者13の眼5がアイボックス16内に位置する場合、利用者13は、アイボックス16に到達する画像光によって、虚像14を視認可能である。虚像14は、光学部材15から眼5に到達する経路を前方に延長した、一点鎖線で示されている線の上に位置する。3次元投影装置12は、利用者13に虚像14を視認させることによって、ヘッドアップディスプレイとして機能しうる。光学部材15は、ウィンドシールド又はコンバイナ等を含んでよい。本実施形態において、光学部材15は、ウィンドシールドであるとする。図1において、利用者13の眼5が並ぶ方向は、x軸方向に対応する。鉛直方向は、y軸方向に対応する。x軸方向及びy軸方向に直交する方向は、z軸方向に対応する。
本開示における「移動体」は、例えば車両、船舶、及び航空機等を含んでよい。車両は、例えば自動車、産業車両、鉄道車両、生活車両、及び滑走路を走行する固定翼機等を含んでよい。自動車は、例えば乗用車、トラック、バス、二輪車、及びトロリーバス等を含んでよい。産業車両は、例えば農業及び建設向けの産業車両等を含んでよい。産業車両は、例えばフォークリフト及びゴルフカート等を含んでよい。農業向けの産業車両は、例えばトラクター、耕耘機、移植機、バインダー、コンバイン、及び芝刈り機等を含んでよい。建設向けの産業車両は、例えばブルドーザー、スクレーバー、ショベルカー、クレーン車、ダンプカー、及びロードローラ等を含んでよい。車両は、人力で走行するものを含んでよい。車両の分類は、上述した例に限られない。例えば、自動車は、道路を走行可能な産業車両を含んでよい。複数の分類に同じ車両が含まれてよい。船舶は、例えばマリンジェット、ボート、及びタンカー等を含んでよい。航空機は、例えば固定翼機及び回転翼機等を含んでよい。
3次元投影システム100は、利用者13の眼5の位置を検出する検出装置11をさらに含んでよい。検出装置11は、利用者13の眼5の位置を検出し、検出した眼5の位置を3次元投影装置12に出力する。3次元投影装置12は、検出装置11が検出した利用者13の眼5の位置に基づいて、投影する画像を制御してよい。検出装置11の位置は、移動体10の内部及び外部において任意である。例えば、検出装置11は、移動体10のダッシュボード内に位置しうる。検出装置11は、例えば有線、無線、及びCAN(Controller Area Network)等を介して眼5の位置を示す情報を3次元投影装置12へ出力してよい。
検出装置11は、撮像装置を含んでよい。撮像装置は、例えばCCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを含んでよい。撮像装置は、利用者13の顔を撮像可能である。撮像装置の撮像範囲は、アイボックス16を含む。利用者13は、例えば移動体10の運転者等を含んでよい。検出装置11は、撮像装置によって生成された撮像画像に基づいて、実空間における利用者13の両眼の位置を検出してよい。
検出装置11は、撮像装置を含まず、撮像装置に接続されていてよい。検出装置11は、撮像装置からの信号を入力する入力端子を含んでよい。この場合、撮像装置は、入力端子に直接的に接続されてよい。検出装置11は、共有のネットワークを介して入力端子に間接的に接続されてよい。検出装置11は、入力端子に入力された映像信号から利用者13の眼5の位置を検出してよい。
検出装置11は、例えば、センサを含んでよい。センサは、超音波センサ又は光センサ等であってよい。検出装置11は、センサによって利用者13の頭部の位置を検出し、頭部の位置に基づいて、利用者13の眼5の位置を検出してよい。検出装置11は、2つ以上のセンサによって、利用者13の眼5の位置を三次元空間の座標として検出してよい。
図2に示されるように、3次元投影装置12は、3次元表示装置17と、光学素子18とを備える。3次元投影装置12は、画像表示モジュールとも称される。3次元表示装置17は、バックライト19と、表示面20aを有する表示部20と、バリア部21と、制御部24とを備える。3次元表示装置17は、通信部22をさらに備えてよい。3次元表示装置17は、記憶部23をさらに備えてよい。
光学素子18は、第1ミラー18aと、第2ミラー18bとを含んでよい。第1ミラー18a及び第2ミラー18bの少なくとも一方は、光学的なパワーを有してよい。本実施形態において、第1ミラー18aは、光学的なパワーを有する凹面鏡であるとする。第2ミラー18bは、平面鏡であるとする。光学素子18は、3次元表示装置17に表示された画像を拡大する拡大光学系として機能してよい。図2に示される一点鎖線の矢印は、3次元表示装置17から射出される画像光の少なくとも一部が、第1ミラー18a及び第2ミラー18bによって反射され、3次元投影装置12の外部に射出される経路を示す。3次元投影装置12の外部に射出された画像光は、光学部材15に到達し、光学部材15で反射されて利用者13の眼5に到達する。その結果、利用者13は、3次元表示装置17に表示された画像を視認できる。
光学素子18と光学部材15とは、3次元表示装置17から射出させる画像光を利用者13の眼5に到達させる。光学素子18と光学部材15とは、光学系30を構成してよい。言い換えれば、光学系30は、光学素子18と光学部材15とを含む。光学系30は、3次元表示装置17から射出される画像光を一点鎖線で示されている光路に沿って利用者13の眼5に到達させる。光学系30は、利用者13に視認させる画像が拡大したり縮小したりするように、画像光の進行方向を制御してよい。光学系30は、利用者13に視認させる画像の形状を所定の行列に基づいて変形させるように、画像光の進行方向を制御してもよい。
光学素子18は、例示される構成に限られない。ミラーは、凹面鏡であってもよいし、凸面鏡であってもよいし、平面鏡であってもよい。ミラーが凹面鏡又は凸面鏡である場合、その形状は、少なくとも一部に球面形状を含んでもよいし、少なくとも一部に非球面形状を含んでもよい。光学素子18を構成する要素の数は、2つに限られず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。光学素子18は、ミラーに限られずレンズを含んでもよい。レンズは、凹面レンズであってもよいし、凸面レンズであってもよい。レンズの形状は、少なくとも一部に球面形状を含んでもよいし、少なくとも一部に非球面形状を含んでもよい。
バックライト19は、利用者13から見て、表示部20及びバリア部21よりも遠い側に位置する。バックライト19は、バリア部21と表示部20とに向けて光を射出する。バックライト19が射出した光の少なくとも一部は、一点鎖線で示されている光路に沿って進行し、利用者13の眼5に到達する。バックライト19は、LED(Light Emission Diode)又は有機EL若しくは無機EL等の発光素子を含んでよい。バックライト19は、発光強度、及び、その分布を制御可能に構成されてもよい。
表示部20は、表示パネルを含む。表示部20は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の液晶デバイスであってよい。本実施形態において、表示部20は、透過型の液晶表示パネルを含むとする。表示部20は、この例に限られず、種々の表示パネルを含んでよい。
表示部20は、複数の画素を有し、各画素においてバックライト19から入射する光の透過率を制御し、利用者13の眼5に到達する画像光として射出する。利用者13は、表示部20の各画素から射出される画像光によって構成される画像を視認する。
バリア部21は、入射してくる光の進行方向を規定する。バリア部21が表示部20よりもバックライト19に近い側に位置する場合、バックライト19から射出される光は、バリア部21に入射し、さらに表示部20に入射する。この場合、バリア部21は、バックライト19から射出される光の一部を遮ったり減衰させたりし、他の一部を表示部20に向けて透過させる。表示部20は、バリア部21によって規定された方向に進行する入射光を、同じ方向に進行する画像光としてそのまま射出する。表示部20がバリア部21よりもバックライト19に近い側に位置する場合、バックライト19から射出される光は、表示部20に入射し、さらにバリア部21に入射する。この場合、バリア部21は、表示部20から射出される画像光の一部を遮ったり減衰させたりし、他の一部を利用者13の眼5に向けて透過させる。
表示部20とバリア部21とのどちらが利用者13の近くに位置するかにかかわらず、バリア部21は、画像光の進行方向を制御できる。バリア部21は、表示部20から射出される画像光の一部を利用者13の左眼5L及び右眼5R(図5参照)のいずれかに到達させ、画像光の他の一部を利用者13の左眼5L及び右眼5Rの他方に到達させる。つまり、バリア部21は、画像光の少なくとも一部の進行方向を利用者13の左眼5Lと右眼5Rとに分ける。左眼5L及び右眼5Rはそれぞれ、第1眼及び第2眼ともいう。本実施形態において、バリア部21は、バックライト19と表示部20との間に位置する。つまり、バックライト19から射出される光は、先にバリア部21に入射し、次に表示部20に入射する。
バリア部21によって画像光の進行方向が規定されることによって、利用者13の左眼5L及び右眼5Rそれぞれに異なる画像光が到達しうる。その結果、利用者13は、左眼5L及び右眼5Rそれぞれで異なる画像を視認しうる。
図3に示されるように、表示部20は、表示面20a上に、第1表示領域201と、第2表示領域202とを有する。第1表示領域201は、利用者13の左眼5Lで視認される左眼視認領域201Lと、利用者13の右眼5Rで視認される右眼視認領域201Rとを含む。表示部20は、利用者13の左眼5Lに視認させる左眼画像と、利用者13の右眼5Rに視認させる右眼画像とを含む視差画像を表示する。視差画像は、利用者13の左眼5L及び右眼5Rそれぞれに投影される画像であって、利用者13の両眼に視差を与える画像であるとする。表示部20は、左眼視認領域201Lに左眼画像を表示し、右眼視認領域201Rに右眼画像を表示する。つまり、表示部20は、左眼視認領域201Lと右眼視認領域201Rとに視差画像を表示する。左眼視認領域201Lと右眼視認領域201Rとは、視差方向を表すu軸方向に並んでいるとする。左眼視認領域201L及び右眼視認領域201Rは、視差方向に直交するv軸方向に沿って延在してよいし、v軸方向に対して所定角度で傾斜する方向に延在してもよい。つまり、左眼視認領域201L及び右眼視認領域201Rは、視差方向の成分を含む所定方向に沿って交互に並んでもよい。左眼視認領域201Lと右眼視認領域201Rとが交互に並ぶピッチは、視差画像ピッチともいう。左眼視認領域201Lと右眼視認領域201Rとは、間隔をあけて位置していてもよいし、互いに隣接していてもよい。表示部20は、第2表示領域202に平面画像を表示する。平面画像は、利用者13の眼5に視差を与えず、立体視されない画像であるとする。
図4に示されるように、バリア部21は、第1バリア領域211と、第2バリア領域212とを有する。バリア部21が利用者13から見て表示部20よりも近い側に位置する場合、バリア部21は、表示部20から射出される画像光の透過率を制御する。第1バリア領域211は、第1表示領域201に対応し、第1表示領域201から射出される視差画像に係る画像光の透過率を制御する。第1バリア領域211は、開口領域21bと、遮光面21aとを有する。開口領域21bは、表示部20からバリア部21に入射する光を透過させる。開口領域21bは、第1所定値以上の透過率で光を透過させてよい。第1所定値は、例えば100%であってよいし、100%に近い値であってよい。遮光面21aは、表示部20からバリア部21に入射する光を遮る。遮光面21aは、第2所定値以下の透過率で光を透過させてよい。第2所定値は、例えば0%であってよいし、0%に近い値であってよい。第1所定値は、第2所定値よりも大きい。
開口領域21bと遮光面21aとは、視差方向を表すu軸方向に交互に並ぶとする。開口領域21bと遮光面21aとの境界は、図4に例示されているように視差方向に直交するv軸方向に沿ってよいし、v軸方向に対して所定角度で傾斜する方向に沿ってもよい。言い換えれば、開口領域21bと遮光面21aとは、視差方向の成分を含む所定方向に沿って交互に並んでよい。
開口領域21b及び遮光面21aの形状は、左眼視認領域201L及び右眼視認領域201Rの形状に基づいて決定されてよい。逆に言えば、左眼視認領域201L及び右眼視認領域201Rの形状は、開口領域21b及び遮光面21aの形状に基づいて決定されてよい。
第2バリア領域212は、第2表示領域202に対応し、第2表示領域202から射出される平面画像に係る画像光の透過率を制御する。
本実施形態において、バリア部21は、利用者13から見て表示部20よりも遠い側に位置している。バリア部21は、バックライト19から表示部20に向けて入射する光の透過率を制御する。開口領域21bは、バックライト19から表示部20に向けて入射する光を透過させる。遮光面21aは、バックライト19から表示部20に入射する光を遮る。このようにすることで、第1表示領域201に入射する光の進行方向が所定方向に限定される。その結果、画像光の一部は、バリア部21によって利用者13の左眼5Lに到達するように制御されうる。画像光の他の一部は、バリア部21によって利用者13の右眼5Rに到達するように制御されうる。
バリア部21は、液晶シャッターで構成されてよい。液晶シャッターは、印加する電圧に基づいて光の透過率を制御しうる。液晶シャッターは、複数の画素で構成され、各画素における光の透過率を制御してよい。液晶シャッターは、光の透過率が高い領域又は光の透過率が低い領域を任意の形状に形成しうる。バリア部21が液晶シャッターで構成される場合、開口領域21bは、第1所定値以上の透過率を有してよい。バリア部21が液晶シャッターで構成される場合、遮光面21aは、第2所定値以下の透過率を有してよい。第1所定値は、第2所定値より高い値に設定されてよい。第1所定値に対する第2所定値の比率は、一例では、1/100に設定されてよい。第1所定値に対する第2所定値の比率は、他の例では、1/1000に設定されてもよい。開口領域21bと遮光面21aとの形状が変更可能に構成されるバリア部21は、アクティブバリアとも称される。
制御部24は、表示部20を制御する。バリア部21がアクティブバリアである場合、制御部24は、バリア部21を制御してよい。制御部24は、バックライト19を制御してもよい。制御部24は、検出装置11から利用者13の眼5の位置に関する情報を取得し、その情報に基づいて表示部20、バリア部21、又はバックライト19を制御してもよい。制御部24は、例えばプロセッサとして構成される。制御部24は、1以上のプロセッサを含んでよい。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、及び特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部24は、1つ又は複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、及びSiP(System In a Package)のいずれかであってよい。
通信部22は、外部装置と通信可能なインタフェースを含んでよい。外部装置は、例えば検出装置11を含んでよい。通信部22は、検出装置11から情報を取得し、制御部24に出力してよい。本開示における「通信インタフェース」は、例えば物理コネクタ、及び無線通信機を含んでよい。物理コネクタは、電気信号による伝送に対応した電気コネクタ、光信号による伝送に対応した光コネクタ、及び電磁波による伝送に対応した電磁コネクタを含んでよい。電気コネクタは、IEC60603に準拠するコネクタ、USB規格に準拠するコネクタ、又はRCA端子に対応するコネクタを含んでよい。電気コネクタは、EIAJ CP-121aAに規定されるS端子に対応するコネクタ、又はEIAJ RC-5237に規定されるD端子に対応するコネクタを含んでよい。電気コネクタは、HDMI(登録商標)規格に準拠するコネクタ、又はBNC(British Naval Connector又はBaby-series N Connector等)を含む同軸ケーブルに対応するコネクタを含んでよい。光コネクタは、IEC 61754に準拠する種々のコネクタを含んでよい。無線通信機は、Bluetooth(登録商標)、及びIEEE8021aを含む各規格に準拠する無線通信機を含んでよい。無線通信機は、少なくとも1つのアンテナを含む。
記憶部23は、各種情報、又は3次元表示装置17の各構成部を動作させるためのプログラム等を格納してよい。記憶部23は、例えば半導体メモリ等で構成されてよい。記憶部23は、制御部24のワークメモリとして機能してよい。記憶部23は、制御部24に含まれてもよい。
図5に示されるように、バックライト19から射出された光は、バリア部21と表示部20とを透過して利用者13の眼5に到達する。バックライト19から射出された光が眼5に到達するまでの経路は、破線で表されている。バリア部21の開口領域21bを透過して右眼5Rに到達する光は、表示部20の右眼視認領域201Rを透過する。つまり、右眼5Rは、開口領域21bを透過した光によって右眼視認領域201Rを視認できる。バリア部21の開口領域21bを透過して左眼5Lに到達する光は、表示部20の左眼視認領域201Lを透過する。つまり、左眼5Lは、開口領域21bを透過した光によって左眼視認領域201Lを視認できる。
表示部20は、右眼視認領域201R及び左眼視認領域201Lに、それぞれ右眼画像及び左眼画像を表示する。これによって、バリア部21は、左眼画像に係る画像光を左眼5Lに到達させ、右眼画像に係る画像光を右眼5Rに到達させる。つまり、開口領域21bは、左眼画像に係る画像光を利用者13の左眼5Lに到達させ、右眼画像に係る画像光を利用者13の右眼5Rに到達させるように構成される。このようにすることで、3次元表示装置17は、利用者13の両眼に対して視差画像を投影できる。利用者13は、左眼5Lと右眼5Rとで視差画像を見ることによって、画像を立体視できる。利用者13の両眼に視差を与える方向は、視差方向ともいう。視差方向は、利用者13の左眼5L及び右眼5Rが並ぶ方向に対応する。
利用者13が立体視している場合において、左眼5Lに右眼画像に係る画像光が入射したり、右眼5Rに左眼画像に係る画像光が入射したりすることによって、利用者13が立体視を失うことがある。左眼5Lに右眼画像に係る画像光が入射したり、右眼5Rに左眼画像に係る画像光が入射したりする現象は、クロストークとも称される。クロストークは、利用者13に提供する立体視の画質を悪化させる。バリア部21は、左眼画像に係る画像光を右眼5Rに到達させず、右眼画像に係る画像光を左眼5Lに到達させないようにする。つまり、遮光面21aは、左眼画像に係る画像光を利用者13の右眼5Rに到達させず、右眼画像に係る画像光を利用者13の左眼5Lに到達させないように構成される。このようにすることで、利用者13は、左眼5Lで左眼画像だけを視認し、右眼5Rで右眼画像だけを視認できる。その結果、クロストークが発生しにくくなる。
表示部20の表示面20aから射出された画像光の少なくとも一部は、バリア部21の開口領域21bを透過し、光学素子18を介して光学部材15に到達する。画像光は、光学部材15で反射されて利用者13の眼5に到達する。これにより、利用者13の眼5は光学部材15よりもz軸の負の方向の側に位置する第1虚像14aを視認できる。第1虚像14aは、表示面20aが表示している画像に対応する。バリア部21の開口領域21bと遮光面21aとは、光学部材15の前方であって第1虚像14aの光学部材15側に第2虚像14bをつくる。図5に示すように、利用者13は、見かけ上、第1虚像14aの位置に表示部20が存在し、第2虚像14bの位置にバリア部21が存在するかのように、画像を視認しうる。
表示面20aに表示される画像に係る画像光は、バリア部21によって規定される方向に向けて、3次元表示装置17から射出される。光学素子18は、画像光を反射したり屈折させたりし、光学部材15に向けて射出する。光学部材15は、画像光を反射し、利用者13の眼5に向けて進行させる。画像光が利用者13の眼5に入射することによって、利用者13は、視差画像を虚像14として視認する。利用者13は、虚像14を視認することによって立体視できる。虚像14のうち視差画像に対応する画像は、視差虚像とも称される。視差虚像は、光学系30を介して投影される視差画像であるともいえる。虚像14のうち平面画像に対応する画像は、平面虚像とも称される。平面虚像は、光学系30を介して投影される平面画像であるともいえる。
利用者13が視認する視差虚像は、光学系30を介して利用者13の眼5に投影される。光学系30は、画像光の入射によって入力される画像を、相似の関係を維持したまま拡大したり縮小したりして投影することが求められることがある。しかし、光学系30は、入力される画像と投影する画像との間の相似の関係を維持できないことがある。つまり、光学系30に入射する前の視差画像と、光学系30を介して投影される視差画像(視差虚像)との間に歪みが生じることがある。例えば図6に示されるように、矩形の表示面20aに表示されている画像は、光学系30を介して利用者13の眼5に投影されることによって、v軸の正の方向に行くほどu軸方向に拡大するように歪んだ形状の虚像14になることがある。表示面20aの形状は、実線で表されている。虚像14の形状は、破線で表されている。虚像14は、視差虚像と平面虚像とを含む。視差虚像の歪みが大きい場合、クロストークが発生しやすくなる。一方で、平面虚像の歪みは、クロストークに無関係である。利用者13は、虚像14の歪みよりも、クロストークの発生を認識しやすい。つまり、視差虚像の歪みは、平面虚像の歪みよりも、利用者13に提供する立体視の画質を低下させやすい。
光学系30の歪みを完全に無くすことは困難である。しかし、光学系30の歪みの分布を変更することは、歪みを無くすことに比べれば容易である。そこで、本実施形態に係る3次元投影装置12において、光学系30を介して投影される視差画像の歪みが、光学系30を介して投影される平面画像の歪みよりも小さくなるように、光学系30が設計される。つまり、光学系30は、歪みが所定値以上の範囲を平面画像の画像光が通過する範囲に分布させ、歪みが所定値未満の範囲を視差画像の画像光が通過する範囲に分布させてよい。例えば、光学系30は、第1表示領域201に対応する範囲の歪みを小さくし、第2表示領域202に対応する範囲の歪みを大きくするように設計されてよい。このようにすることで、光学系30の歪みがあったとしても、利用者13に提供する立体視の画質が向上されうる。
視差画像は、視差方向に沿って交互に並ぶ、右眼画像と左眼画像とを含む。表示部20は、表示面20aにおいて、右眼視認領域201Rに右眼画像を表示し、左眼視認領域201Lに左眼画像を表示する。光学系30を介して投影される視差画像(視差虚像)が視差方向に歪む場合、視差虚像において、右眼画像が左眼視認領域201Lに入ったり、左眼画像が右眼視認領域201Rに入ったりする可能性が高まる。つまり、視差方向の歪みは、クロストークを発生させやすくなる。
光学系30の歪みは、視差方向に沿って歪む成分と、視差方向に交差する方向に沿って歪む成分との合成によって表される。光学系30の歪みの方向を制御することは、歪みを無くすことに比べれば容易である。そこで、光学系30の歪みのうち、視差方向に沿って歪む成分が視差方向に交差する方向に沿って歪む成分よりも小さくなるように、光学系30が設計されてよい。このようにすることで、光学系30の歪みがあったとしても、利用者13に提供する立体視の画質が向上されうる。
光学系30が1枚の凹面鏡で表されると仮定する。この場合、被投影物を凹面鏡で投影することによって利用者13が視認できる虚像14の倍率は、図7に示されるように、被投影物と凹面鏡との距離に応じて変化する。図7において、横軸は、被投影物と凹面鏡との距離を表している。縦軸は、虚像14の倍率を表している。凹面鏡の焦点距離は、fで表されるとする。被投影物と凹面鏡との距離が0である場合、つまり、被投影物が凹面鏡上に位置する場合、虚像14の倍率は1倍(等倍)となる。被投影物と凹面鏡との距離がfである場合、つまり、被投影物が凹面鏡の焦点上に位置する場合、虚像14の倍率は無限大に発散する。被投影物と凹面鏡との距離がfに近づくほど、虚像14の倍率が大きくなるとともに、距離の変化に対する虚像14の倍率の変化率も大きくなる。
本実施形態において、バリア部21は、光学系30に対して、表示面20aよりも遠い側に位置する。つまり、バリア部21と光学系30との距離は、表示面20aと光学系30との距離よりも長い。表示面20aと光学系30との距離がD1で表されるとする。バリア部21と光学系30との距離がD2で表されるとする。つまり、D2>D2が成立する。被投影物と凹面鏡との距離がD1及びD2である場合の倍率は、それぞれA1及びA2で表されるとする。図7のグラフによれば、A2>A1が成立している。つまり、バリア部21に対応する第2虚像14bの倍率は、表示面20aに対応する第1虚像14aの倍率よりも大きい。バリア部21の面積と、表示面20aの面積とが同じである場合、第2虚像14bの面積は、第1虚像14aの面積よりも大きくなる。これによって、第2虚像14bは、第1虚像14aをカバーできる。つまり、利用者13が視認する視差虚像において、バリア部21は、表示面20aに表示される画像をカバーできる。仮に、バリア部21が表示面20aに表示される画像の一部をカバーできない場合、カバーできていない部分がクロストークを生じさせる。バリア部21が表示面20aに表示される画像をカバーすることによって、クロストークが生じにくくなる。その結果、利用者13に提供する立体視の画質が向上されうる。
光学系30が1枚の凹面鏡で表されると仮定した場合において、被投影物である3次元表示装置17が光学系30を介して投影された虚像14の歪みは、被投影物から光学系30までの距離に応じて異なる。例えば、第1距離に位置する被投影物の虚像14の歪みは、第2距離に位置する被投影物の虚像14の歪みと異なる。光学系30は、所定距離に位置する被投影物の虚像14の歪みが極小となるように設計されうる。
表示面20aとバリア部21とは、図5においてgとして表されている所定のギャップを介して位置している。つまり、表示面20aから光学系30までの距離と、バリア部21から光学系30までの距離とは、異なる。この場合、表示面20aに対応する第1虚像14aの歪みと、バリア部21に対応する第2虚像14bの歪みとが異なる。第2虚像14bの歪みは、第1虚像14a上における右眼視認領域201R及び左眼視認領域201Lを変形させる。右眼視認領域201R及び左眼視認領域201Lが変形することによって、右眼画像が左眼視認領域201Lに入ったり、左眼画像が右眼視認領域201Rに入ったりする可能性が高まる。一方で、第1虚像14aの歪みは、表示部20に表示する画像を、光学系30の歪みを表す行列を逆変換した行列に基づいて歪ませることによって補正可能である。つまり、第2虚像14bの歪みは、第1虚像14aの歪みよりもクロストークを発生させる原因となりやすくなる。そこで、バリア部21の歪みが表示面20aの歪みより小さくなるように、光学系30が設計されてよい。バリア部21の歪みが表示面20aの歪みより小さくなるように、光学系30に対する3次元表示装置17の位置が決定されてもよい。言い換えれば、光学系30の歪みが極小となる位置に、バリア部21が配置されてもよい。このようにすることで、光学系30の歪みがあったとしても、利用者13に提供する立体視の画質が向上されうる。
本開示に係る構成は、以上説明してきた実施形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形又は変更が可能である。例えば、各構成部等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
本開示に係る構成を説明する図は、模式的なものである。図面上の寸法比率等は、現実のものと必ずしも一致しない。
本開示において「第1」及び「第2」等の記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1眼は、第2眼と識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
本開示において、X軸、Y軸、及びZ軸は、説明の便宜上設けられたものであり、互いに入れ替えられてよい。本開示に係る構成は、X軸、Y軸、及びZ軸によって構成される直交座標系を用いて説明されてきた。本開示に係る各構成の位置関係は、直交関係にあると限定されるものではない。
本開示は、以下の構成(1)~(6)の態様で実施可能である。
(1)利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される平面画像と視差画像とを表示する表示部と、
前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
を備え、
前記光学系を介して投影される前記視差画像の歪みは、前記光学系を介して投影される前記平面画像の歪みよりも小さい、画像表示モジュール。
(2)前記光学系を介して投影される前記視差画像の歪みは、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与える視差方向の成分と、前記視差方向に交差する方向の成分とを含み、
前記視差方向の成分は、前記視差方向に交差する方向の成分よりも小さい、構成(1)に記載の画像表示モジュール。
(3)利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される平面画像と視差画像とを表示する表示部と、
前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
を備える画像表示モジュールを搭載し、
前記光学系の一部を構成するウィンドシールドを含み、
前記光学系を介して投影される前記視差画像の歪みは、前記光学系を介して投影される前記平面画像の歪みよりも小さい、移動体。
(4)利用者の第1眼及び第2眼に対して平面画像と視差画像とを投影する光学系の少なくとも一部を構成し、
前記光学系を介して投影される前記視差画像の歪みは、前記光学系を介して投影される前記平面画像の歪みよりも小さい、凹面鏡。
(5)利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される視差画像を表示する表示部と、
前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
を備え、
前記光学系を介して投影される前記バリア部の歪みは、前記光学系を介して投影される前記表示部の歪みよりも小さい、画像表示モジュール。
(6)利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される視差画像を表示する表示部と、
前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
を備え、
前記光学系による前記バリア部の倍率は、前記光学系による前記表示部の倍率よりも大きい、画像表示モジュール。
5 眼(5L:左眼、5R:右眼)
10 移動体
12 3次元投影装置(画像表示モジュール)
13 利用者
14 虚像(14a:第1虚像、14b:第2虚像)
15 光学部材
16 アイボックス
17 3次元表示装置
18 光学素子(18a:第1ミラー、18b:第2ミラー)
19 バックライト
20 表示部(20a:表示面)
201 第1表示領域
201L 左眼視認領域
201R 右眼視認領域
202 第2表示領域
21 バリア部(21a:遮光面、21b:開口領域)
211 第1バリア領域
212 第2バリア領域
22 通信部
23 記憶部
24 制御部
30 光学系
100 3次元投影システム

Claims (2)

  1. 利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される視差画像を表示する表示部と、
    前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
    前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
    を備え、
    前記光学系を介して投影される前記バリア部の歪みは、前記光学系を介して投影される前記表示部の歪みよりも小さい、画像表示モジュール。
  2. 利用者の第1眼及び第2眼に対して光学系を介して投影される視差画像を表示する表示部と、
    前記視差画像の画像光の進行方向を規定することによって、前記第1眼及び前記第2眼に視差を与えるバリア部と、
    前記光学系の少なくとも一部を構成する凹面鏡と
    を備え、
    前記光学系による前記バリア部の倍率は、前記光学系による前記表示部の倍率よりも大きい、画像表示モジュール。
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