JP2022157109A - 車両用情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の車速に応じて表示対象となるコンテンツの種類を切り替えることによって、車両の乗員の運転への注意を妨げることなく、且つ効果的な広告情報の提供が可能となった車両用情報提供装置を提供する。【解決手段】車両内にある液晶ディスプレイ35に対して広告情報を表示することによって車両の乗員に対して情報を提供する場合において、広告情報に含まれる車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツについて、車両の車速に基づいて表示有無を切り替えるように構成する。【選択図】図10
Description
本発明は、車両の乗員に対して情報を提供する車両用情報提供装置に関する。
従来より、車両に搭載されたナビゲーション装置等の車載器では、車両の乗員が目的地への移動を希望した場合において、目的地の場所を案内したり、目的地までの経路の案内を行うことが行われている。
更に近年において上記車載器では、目的地の場所や目的地への経路の案内を行う以外に、車両の乗員にとって有益と思われる各種情報を提供することも行われている。ここで、車両の乗員に対して情報提供を行うに際しては、運転操作を行う車両の乗員の状況を考慮したタイミングで行うことが重要である。例えば特開2002-107156号公報には、運転者の注意が運転に向けられている状況を避けて広告情報の提供を行うために、車両がドライブスルーや店舗の駐車場で停車状態となったタイミングで広告情報を提供する技術について開示されている。
ここで、広告情報は一般的に一のコンテンツのみ(例えば文章のみ、画像のみ)からなる場合もあるが、情報形態の異なる複数のコンテンツからなる場合も多い。このような複数のコンテンツの中には、車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のあるコンテンツもあれば、車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のないコンテンツもある。従って、上記特許文献1のように車両の走行中に全てのコンテンツを対象として一律に提供を行わないこととすると、車両の走行中に高い広告効果を発揮できるタイミングがあったとしてもそのタイミングで広告情報の提供を行うことができず、効果的な広告情報の提供が阻害される問題があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、車両の車速に応じて表示対象となるコンテンツの種類を切り替えることによって、車両の乗員の運転への注意を妨げることなく、且つ効果的な広告情報の提供を可能にした車両用情報提供装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る車両用情報提供装置は、車両内にある表示装置に対して広告情報を表示することによって車両の乗員に対して情報を提供する車両用情報提供装置であって、前記広告情報は情報の形態の異なる複数のコンテンツを含むともに、複数のコンテンツの内の少なくとも一が車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツであり、車両の車速を取得する車速取得手段と、前記表示装置に対して前記広告情報を表示する場合に、前記車両の車速に基づいて前記操作コンテンツの表示有無を切り替える表示制御手段と、を有する。
尚、「車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツ」とは、ボタン等のそれ自体が操作対象となるコンテンツであっても良いし、それ自体は操作の対象とならないが他の機器の操作を行うことによって広告情報の取得が可能となるコンテンツ(例えば2次元コード化したURL、URL、検索ワード、パスワード)であっても良い。
また、表示装置を含む車両用情報提供装置は、車両に対して一体に取り付けられたものであっても良いし、乗員の手によって取り付けや取り外し可能なものであっても良い。
尚、「車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツ」とは、ボタン等のそれ自体が操作対象となるコンテンツであっても良いし、それ自体は操作の対象とならないが他の機器の操作を行うことによって広告情報の取得が可能となるコンテンツ(例えば2次元コード化したURL、URL、検索ワード、パスワード)であっても良い。
また、表示装置を含む車両用情報提供装置は、車両に対して一体に取り付けられたものであっても良いし、乗員の手によって取り付けや取り外し可能なものであっても良い。
前記構成を有する本発明に係る車両用情報提供装置によれば、車両の車速に応じて表示対象となるコンテンツの種類を切り替えることで、車両の走行中においても車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のないコンテンツについては提供対象とすることが可能となる一方で車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のあるコンテンツについては提供対象から除くことができる。その結果、車両の乗員の運転への注意を妨げることなく、且つ走行中を含めた効果的なタイミングで広告情報の提供を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る車両用情報提供装置についてナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1を含む情報提供システム2の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報提供システム2を示した概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システム2は、情報提供センタ3が有する情報提供サーバ4と、広告等の情報提供の対象となる地点である情報提供地点5と、車両6に搭載されたナビゲーション装置1と、車両6の乗員が所持する携帯端末7と、を基本的に有する。また、ナビゲーション装置1と情報提供サーバ4と携帯端末7は通信ネットワーク網8を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、携帯端末7としては例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等がある。
ここで、情報提供サーバ4は、情報提供システム2における情報の送受信を管理するサーバ装置である。情報提供サーバ4は、全国各地の情報提供地点5に関する情報を配信情報DB9に記憶する。尚、本実施形態では特に情報提供地点5を広告する広告情報を車両6の乗員に提供する情報として配信情報DB9に記憶するが、情報提供地点5に関する情報であれば広告情報以外であっても良い。そして、情報提供サーバ4は、車両6の乗員に対して配信情報DB9に記憶された情報提供地点5を広告する広告情報を提供するに際して、先ずナビゲーション装置1に対して通信ネットワーク網8を介して広告情報を提供(配信)する。また、ナビゲーション装置1に対して提供される広告情報には、携帯端末7に情報を取得させるための誘導を行う表示物としてQRコード(登録商標)等の2次元コードが含まれる。そして、表示された2次元コードを介して車両6の乗員が所持する携帯端末7からアクセスがあった場合については、携帯端末7に対しても広告情報を提供(配信)する。尚、本実施形態ではナビゲーション装置1に対して提供する広告情報と携帯端末7に対して提供する広告情報は異なる情報とする。例えばナビゲーション装置1に対して提供するのは施設名、所在地、施設概要などの情報とし、携帯端末7に対して提供するのはナビゲーション装置1に比べてより詳細な情報となる提供する商品やサービスに関する情報、クーポンに関する情報等とする。尚、情報提供サーバ4は情報提供地点毎に存在しても良いし、一のサーバが複数の情報提供地点5に関する広告情報を配信するようにしても良い。
また、情報提供地点5は、本実施形態の情報提供システム2において広告情報の提供対象となる地点である。具体的な施設であっても良いし観光スポット等の施設が特定されない地点であっても良い。情報提供地点5は、自らの施設の新たな広告情報を生成したり、広告情報の更新を行う場合には、必要な情報を情報提供サーバ4に対して配信し、情報提供サーバ4が備える配信情報DB9を更新する。
一方、ナビゲーション装置1は、車両6に搭載され、ナビゲーション装置1が有する地図データ或いは外部から取得した地図データに基づいて自車位置周辺の地図を表示したり、地図画像上において車両の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う車載機である。本実施形態では特に目的地への移動行程において、移動経路の周辺にある情報提供地点5、目的地の周辺にある情報提供地点5或いは目的地(目的地が情報提供地点5である場合)に関する広告情報の表示についても行う。尚、ナビゲーション装置1の詳細については後述する。
一方、携帯端末7は、車両6の乗員が所持し、乗員がスケジュールを入力することによってスケジュールを登録及び管理する機能やナビ機能等を備えた情報端末が用いられ、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等が該当する。特に携帯端末7がスマートフォン等のアプリケーションを実行可能な端末である場合には、アプリケーションの一つとして2次元コードを内蔵のカメラで読み取ることによって、2次元コードで示されるURLへのアクセスが可能となるとともに、アクセスしたURLに開示されている情報を出力することが可能なアプリケーションプログラム(例えばインターネットブラウザ)がインストールされている。
また、通信ネットワーク網8は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局は携帯端末7との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網8の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある携帯端末7の通信を情報提供サーバ4との間で中継する役割を持つ。
続いて、情報提供システム2における情報提供サーバ4の構成について図2を用いてより詳細に説明する。情報提供サーバ4は、図2に示すようにサーバ制御部11と、サーバ制御部11に接続された情報記録手段としての配信情報DB9と、ユーザ道程DB13と、地図情報DB14と、サーバ側通信装置15とを備える。
サーバ制御部11は、情報提供サーバ4の全体の制御を行う制御ユニット(MCU、MPU等)であり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の情報提供処理プログラム(図6)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御部11は、後述のナビゲーション装置1の制御部とともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。
また、配信情報DB9は、前述したように全国各地の情報提供の対象となる地点である情報提供地点5に関する広告情報を格納した記憶手段である。ここで広告情報としては、情報提供地点5自身に関する情報(例えば施設名、ジャンル、所在地、営業時間、定休日、施設概要、外観画像、施設内画像)と、情報提供地点5が提供可能な商品やサービスに関する情報(例えば商品名、商品画像、価格、クーポン)を含む。また、格納される情報は文章データに限られることなく、画像データ、音声データ、動画データであっても良い。更に、広告情報には携帯端末7に広告情報を取得させるための誘導を行うURLを示す2次元コードについても含まれる。一方で、URLによりアクセス可能なウェブページには該当する情報提供地点5の広告情報を配信情報DB9から抽出して表示するようにする。
例えば図3は配信情報DB9に記憶される広告情報の一例を示した図である。図3に示す例では、情報提供地点5の一つである店舗Aに関する情報として、施設名、ジャンル、所在地、営業時間、定休日、施設概要、提供可能な商品やサービスに関する情報、店舗の外観や商品に関する各種画像、2次元コードの画像が格納されている。同様にして他の情報提供地点5である店舗Bや店舗Cに関する情報についても格納されている。尚、広告情報としては上記情報を全て含む必要はなく、上記情報以外の情報を含んでいても良い。また、画像に代えて動画や音声を格納しても良い。
また、広告情報の配信手段としては、上述したように予め収録及び生成して配信情報DB9に格納しておいた文字データや画像データを所定の出力タイミングでナビゲーション装置1や携帯端末7へ配信することも可能であるが、リアルタイムで人が話す内容を配信しても良い。即ち、情報提供を行う担当のコンシェルジュを設定し、施設や商品を説明するコンシェルジュの音声や映像を配信しても良い。
一方、ユーザ道程DB13は、情報提供サーバ4と通信可能に接続されたナビゲーション装置1が搭載された車両6の“目的地への道程に関する情報”を記憶する記憶手段である。具体的には、車両6が目的地への移動を開始する或いは開始した移動開始地点の座標、目的地への移動を開始する或いは開始した日時、車両6の現在位置、車両6が移動する目的地に関する情報が記憶され、特に目的地の位置座標、名称等が記憶される。また、ナビゲーション装置1において目的地までの案内経路が設定されている場合には、設定された案内経路を今後の車両の行動(移動経路)を示すものとして車両に紐づけられてユーザ道程DB13に記憶される。例えば図4はユーザ道程DB13に記憶されるユーザ道程情報の一例を示した図である。
図4に示す例では例えば『ID:10001』の車両6は、『○○モール』を目的地としており、2021年の10月21日の12時半に(x1,y1)から移動を開始し、現在は(X1,Y1)に位置することを示している。同様に他の車両の目的地までの道程に関する情報についても記憶されている。尚、車両が移動する目的地は、乗員がナビゲーション装置1の目的地設定画面(図示せず)において必要事項を入力することによって登録することが可能であり、登録された内容はナビゲーション装置1から情報提供サーバ4へと適宜送信され、更に車両に紐づけられてユーザ道程DB13に格納される。移動開始地点、移動開始日時、移動経路についても同様にナビゲーション装置1から取得される。また、車両6の現在位置については車両6に搭載されるナビゲーション装置1から定期的に受信して更新される。但し、ユーザ道程DB13に上記全ての情報を“目的地への道程に関する情報”として記憶する必要はなく、例えば目的地に関する情報と車両の現在位置を特定する情報のみを記憶するようにしても良い。
そして、ユーザ道程DB13に記憶されたユーザ道程情報は、配信情報DB9に格納された広告情報をナビゲーション装置1や携帯端末7に対して配信する際に、車両の乗員の目的地への移動に対する進捗状況を特定する為に用いられる。
また、地図情報DB14は、地図情報が記憶される記憶手段である。地図情報は、道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されている。例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。
そして、サーバ制御部11は、ナビゲーション装置1から経路探索要求を受信した場合には、上記地図情報DB14に格納された地図情報を用いて出発地から目的地までの経路探索を行うことも可能である。具体的には、ナビゲーション装置1において目的地が設定された場合に、ナビゲーション装置1から情報提供サーバ4へと出発地や目的地等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される。そして経路探索要求を受信した情報提供サーバ4は、情報提供サーバ4の有する地図情報を用いて経路探索を行い、出発地から目的地までの推奨経路を特定する。その後、特定された推奨経路を要求元のナビゲーション装置1へと送信する。そして、ナビゲーション装置1は受信した推奨経路を案内経路に設定し、案内経路に従って移動案内を行う。それによって、経路探索時点においてナビゲーション装置1が有する地図情報が古いバージョンの地図情報であったり、ナビゲーション装置1が地図情報自体を有さない場合であっても、情報提供サーバ4が有する最新バージョンの地図情報に基づいて適切な案内経路を設定することが可能となる。
但し、ナビゲーション装置1が地図情報を有する場合には上記経路探索処理を情報提供サーバ4でなくナビゲーション装置1で行うことも可能である。また、上記経路探索処理は情報提供サーバ4ではなく、地図情報を備える他のサーバで行うようにしても良い。その場合には情報提供サーバ4において地図情報DB14は必ずしも必要でない。
一方、サーバ側通信装置15は情報の送受信対象となるナビゲーション装置1や携帯端末7と通信ネットワーク網8を介して通信を行う為の通信装置である。また、インターネット網等に対する通信も可能である。
次に、車両6に搭載されたナビゲーション装置1の概略構成について図5を用いて説明する。図5は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図5に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両6の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して車両周辺の地図や交通情報等を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37と、情報提供センタ3やVICS(登録商標)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール38と、を有する。
以下に、ナビゲーション装置1が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB45やキャッシュ46や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりにフラッシュメモリやメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクを有しても良い。また、地図情報DB45は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置1が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB45は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、経路の探索や変更に係る処理に用いられる探索データ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、後述の情報提供処理プログラム(図6)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU33は、前述のサーバ制御部11とともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、車速取得手段は、車両6の車速を取得する。表示制御手段は、液晶ディスプレイ35に対して広告情報を表示する場合に、車両6の車速に基づいて操作コンテンツの表示有無を切り替える。
操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部34は液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルを有しても良い。また、マイクと音声認識装置を有しても良い。
また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、案内経路(走行予定経路)に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。本実施形態では特に目的地への移動行程において、移動経路の周辺にある情報提供地点5、目的地の周辺にある情報提供地点5或いは目的地(目的地が情報提供地点5である場合)に関する広告情報の表示についても行う。尚、液晶ディスプレイ35の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて案内経路(走行予定経路)に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB45の更新等が行われる。尚、DVDドライブ37に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール38は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやその他の外部センタ等から送信された交通情報等を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。また、車車間で通信を行う車車間通信装置や路側機との間で通信を行う路車間通信装置も含む。また、車両の現在位置情報や広告情報等を情報提供サーバ4との間で送受信するのにも用いられる。
続いて、前記構成を有する情報提供システム2において、ナビゲーション装置1及び情報提供サーバ4が実行する情報提供処理プログラムについて図6に基づき説明する。図6は本実施形態に係る情報提供処理プログラムのフローチャートである。ここで、情報提供処理プログラムは、車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、目的地へと移動する車両の乗員に対して広告情報を提供するプログラムである。尚、以下の図6及び図9にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1や情報提供サーバ4が備えているRAMやROMに記憶されており、CPU21或いはCPU51により実行される。
先ず、図6に基づいてナビゲーション装置1のCPU51が実行する情報提供処理プログラムについて説明する。ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU51は、車両の乗員による操作部34の操作に基づいて目的地の入力を行う。また上記目的地の入力については、目的地への移動開始前である必要は無く、目的地への移動を開始した後であっても良い。
また、前記S1において目的地の入力が行われると並行して目的地までの推奨経路の探索についても行われる。推奨経路の探索はナビゲーション装置1で行っても良いし、情報提供サーバ4で行っても良い。例えば情報提供サーバ4にて行う場合には、ナビゲーション装置1において目的地が入力されると、ナビゲーション装置1から情報提供サーバ4へと出発地や目的地等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される。そして経路探索要求を受信した情報提供サーバ4は、情報提供サーバ4の有する地図情報を用いて経路探索を行い、出発地から目的地までの推奨経路を特定する。その後、特定された推奨経路を要求元のナビゲーション装置1へと送信する。そして、ナビゲーション装置1は探索された推奨経路を案内経路に設定し、以後は目的地に到着するまで案内経路に従って移動案内を行う。
次に、S2においてCPU51は、前記S1で入力された“車両が移動する目的地”を特定する目的地情報を情報提供サーバ4へと送信する。ここで、目的地情報には、目的地情報の送信元のナビゲーション装置1を特定する端末IDと、前記S1で入力された“車両が移動する目的地”を特定する情報(例えば目的地の座標、ID、施設名)と、車両が目的地への移動を開始する(或いは開始した)地点と日時が含まれている。尚、車両が目的地への移動を開始する(或いは開始した)地点と日時については、車両の現在位置と現在時刻としても良いし、既に車両が移動を開始している場合については走行履歴に基づいて特定しても良い。
そして、情報提供サーバ4は後述のようにナビゲーション装置1から送信された目的地情報に基づいて、ナビゲーション装置1や携帯端末7に対して提供する広告情報の選択並びに配信が行われる(S12~S18)。詳細については後述する。
続いて、S3においてCPU51は、情報提供サーバ4から配信された広告情報を受信する。ここで、前記S3で受信する広告情報は、移動経路の周辺にある情報提供地点5、目的地の周辺にある情報提供地点5或いは目的地(目的地が情報提供地点5である場合)に関する広告情報であり、特に情報提供サーバ4によって配信条件を満たしたと判定された広告情報である。また、配信条件を満たしたか否かの判定は、目的地までの道程と、ナビゲーション装置1から定期的に情報提供サーバ4へと配信される車両の現在位置情報とに基づいて判定される。尚、配信条件を満たしたか否かの判定は情報提供サーバ4ではなくナビゲーション装置1で行っても良い。
その後、S4においてCPU51は、後述の広告情報出力処理(図9)について行う。広告情報出力処理は、前記S3において受信した情報提供地点5に関する広告情報について、車両の走行状態に応じた態様で出力する処理である。詳細については後述するが、液晶ディスプレイ35に対して目的地までの移動案内を行う移動案内画面(地図画像や案内経路など)が表示されている状態で、提供タイミングになると画面の一部或いは全部に広告情報が表示される。また、スピーカ36から広告情報の音声についても出力される。
その後、S5においてCPU51は、ユーザが目的地までの移動を終了したか否か、即ちユーザが目的地に到着したか否かを判定する。具体的には、携帯端末7の現在位置が目的地から所定距離以内(例えば50m以内)となった場合に目的地に到達したと判定する。
そして、ユーザが目的地までの移動を終了した、即ちユーザが目的地に到着したと判定された場合(S5:YES)には、当該情報提供処理プログラムを終了する。それに対して、ユーザが目的地までの移動を継続している、即ちユーザが目的地に到着していないと判定された場合(S5:NO)にはS3へと戻り、継続して広告情報の提供を行う。
次に、情報提供サーバ4のCPU21が実行する情報提供処理プログラムについて説明する。尚、以下のS11~S19の各処理は、ナビゲーション装置1からの対応する情報を受信したタイミングで開始される。従って、各ステップの実施順序は必ずしもステップ番号の小さい順に実施されるとは限らない。
先ず、S11においてCPU21は、ナビゲーション装置1から送信される目的地情報を受信する。尚、目的地情報には、目的地情報の送信元のナビゲーション装置1を特定する端末IDと、前記S1で入力された“車両が移動する目的地”を特定する情報(例えば目的地の座標、ID、施設名など)と、車両が目的地への移動を開始する(或いは開始した)地点と日時とが含まれている。
次に、S12においてCPU21は、前記S11で受信した目的地や移動開始地点や移動開始日時についてユーザ道程DB13(図4)に車両の“目的地への道程に関する情報”として格納する。また、ナビゲーション装置1において目的地までの移動経路が設定されている場合については、その移動経路についてもナビゲーション装置1から取得してユーザ道程DB13に格納する。
続いて、S13においてCPU21は、ユーザ道程DB13に格納されたユーザ道程情報に基づいて、前記S2で目的地情報を送信した送信元の車両が目的地までの移動を完了するまでの道程を時系列に沿って複数のステップ(区間)に区分する。以下にS13の処理の詳細について具体例を挙げて説明する。
具体的には図7に示すように移動距離又は経過時間に基づいてステップを区分する。一例として車両が目的地への移動を開始してからの経過時間が30分の時点で区分し、それまでの区間を第1ステップとする。一方で、車両の目的地までの所要時間が残り30分となる時点で区分し、それまでを第2ステップとし、それ以後を第3ステップとする。尚、移動道程のステップの区分は、必ずしも図7に示すような3区分である必要はなく、目的地までの距離又は目的地までの所要時間が長い程、区分するステップの数も増やすのが望ましい。従って、目的地までの距離又は目的地までの所要時間が特に短い場合には、ステップを区分せずに1のステップとしても良い。
また、移動する目的地を決定した後から車両が実際に移動を開始するまでの期間に対応するステップを設けても良い。更に、車両が目的地に到着した後から一定期間経過するまでの期間に対応するステップを設けても良い。
続いて、S14においてCPU21は、車両が現在位置するステップ、即ち目的地への移動に対する進捗状況を取得する。具体的には情報提供サーバ4はナビゲーション装置1から所定間隔で車両の現在位置情報を取得しており、それらの車両の現在位置情報とナビゲーション装置1で設定されている案内経路(車両の目的地までの移動経路)と前記S13で複数のステップに区分した“車両が目的地までの移動を完了するまでの道程”と地図情報とに基づいて車両が現在位置するステップを取得する。例えば、車両が目的地への移動を開始してからの移動距離又は経過時間、或いは目的地までの距離又は目的地までの所要時間を算出し、どのステップ(図7では第1~第3ステップ)に位置するかを判定する。尚、前記S14以降の処理は車両が目的地に到着するまで一定間隔で行われ、車両の目的地への移動に対する進捗状況は随時最新の状態へと更新される。
その後、S15においてCPU21は、全国各地にある広告情報の提供の対象となる情報提供地点5の内、前記S14で特定された車両の目的地への移動に対する進捗状況に基づいて、前記S11で受信した目的地情報の送信元のナビゲーション装置1に対して広告情報を提供する対象となる情報提供地点5を選択する。
前記S15における広告情報を提供する対象となる情報提供地点5の選択は、車両の目的地への移動に対する進捗状況を考慮し、車両の乗員が関心を持つ情報提供地点5を選択するのが望ましい。例えば、車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地への移動を開始してから間もない第1ステップにある場合には、車両の乗員は目的地への関心が高いと推定されるので、目的地(但し目的地が情報提供地点5である場合のみ)を情報提供対象として選択する。また、車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地への移動を開始してからしばらく経過した第2ステップにある場合には、車両の乗員は移動途中での休憩や食事への関心が高いと推定されるので、移動経路の周辺にある情報提供地点5を情報提供対象として選択する。また、車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地に接近した第3ステップにある場合には、車両の乗員は目的地に到着した後の観光や買い物への関心が高いと推定されるので、目的地の周辺にある情報提供地点5を情報提供対象として選択する。
その結果、図8に示すように車両の目的地への移動に対する進捗状況に従って、ナビゲーション装置1や携帯端末7に対して広告情報の提供される情報提供地点5は変化することとなる。また、前記S15では情報提供地点5のジャンルについても考慮して広告情報の提供対象とする地点を選択するのが望ましい。例えば、図8に示すように第2ステップで広告情報の提供対象となる情報提供地点Aや情報提供地点Bについては、特に乗員が休憩や食事に用いると推定される飲食店や喫茶店のみを対象としても良い。また、第3ステップで広告情報の提供対象となる情報提供地点Cや情報提供地点Dについては、特に観光スポットや商店のみを対象としても良い。
次にS16においてCPU21は、広告情報をユーザに対して配信する配信条件を満たしたか否かを判定する。例えば、図8に示すように目的地までの移動行程に対して広告情報の提供の対象となる情報提供地点5が設定された場合には、ナビゲーション装置1において目的地が設定されたタイミングで目的地に関する広告情報の配信条件を満たしたと判定する。また、車両が第2ステップに到達したタイミングで情報提供地点Aと情報提供地点Bに関する広告情報の配信条件を満たしたと判定する。また、車両が第3ステップに到達したタイミングで情報提供地点Aと情報提供地点Bに関する広告情報の配信条件を満たしたと判定する。
そして、広告情報をユーザに対して配信する配信条件を満たしたと判定された場合(S16:YES)には、S17へと移行する。それに対して、広告情報をユーザに対して配信する配信条件を満たしていないと判定された場合(S16:NO)には、S19へと移行する。
その後、S17においてCPU21は、配信条件を満たしたと判定した広告情報を、配信情報DB9から抽出する。尚、該当する広告情報が複数ある場合には、複数の広告情報を抽出しても良いし、例えば車両の乗員の情報(年齢、性別、過去の購入履歴等)を考慮して、ユーザに最も効果的な広告情報を抽出しても良い。
続いて、S18においてCPU21は、前記S17で抽出した広告情報を、前記S11で受信した目的地情報の送信元のナビゲーション装置1に対して送信する。広告情報を受信したナビゲーション装置1では、後述のようにナビゲーション装置1において広告情報が出力されることとなる(図10、図13、図14参照)。
また、ナビゲーション装置1で出力される広告情報には車両の乗員が所持する携帯端末7に情報を取得させるための誘導を行う2次元コードについても含まれている。そして、CPU21は2次元コードに示されるURLに携帯端末7がアクセスした場合については、アクセスした携帯端末7に対しても広告情報の配信を行う。その結果、後述のように携帯端末7においても広告情報が出力されることとなる(図11、図12参照)。尚、本実施形態ではナビゲーション装置1に対して提供する広告情報と携帯端末7に対して提供する広告情報は異なる情報とする。例えばナビゲーション装置1に対して提供するのは施設名、所在地、施設概要などの情報とし、携帯端末7に対して提供するのはナビゲーション装置1に比べてより詳細な情報となる提供する商品やサービスに関する情報、クーポンに関する情報等とする。
その後、S19においてCPU21は、車両が目的地までの移動を終了したか否か、即ち車両が目的地に到着したか否かを判定する。具体的には、ナビゲーション装置1から定期的に取得する車両の現在位置と目的地の座標とを比較し、車両の現在位置が目的地から所定距離以内(例えば50m以内)となった場合に目的地に到達したと判定する。
そして、車両が目的地までの移動を終了した、即ち車両が目的地に到着したと判定された場合(S19:YES)には、当該情報提供処理プログラムを終了する。それに対して、車両が目的地までの移動を継続している、即ち車両が目的地に到着していないと判定された場合(S19:NO)にはS14へと戻り、継続して広告情報の提供を行う。
次に、前記S4において実行される広告情報出力処理のサブ処理について図9に基づき説明する。図9は広告情報出力処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S21においてCPU51は、車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があるか否かを判定する。ここで、車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があるか否かは、車両が現在位置するステップ、即ち目的地への移動に対する進捗状況を考慮して判定される。
例えば、前述したように車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地への移動を開始してから間もない第1ステップにある場合には、目的地に関する広告情報が提供対象となるので、目的地に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していれば車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があると判定される。一方で、目的地に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していない場合には車両の乗員に対して提供対象とする広告情報がないと判定される。また、車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地への移動を開始してからしばらく経過した第2ステップにある場合には、移動経路の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報が提供対象となるので、移動経路の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していれば車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があると判定される。一方で、移動経路の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していない場合には車両の乗員に対して提供対象とする広告情報がないと判定される。また、車両の目的地への移動に対する進捗状況が、目的地に接近した第3ステップにある場合には、目的地の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報が提供対象となるので、目的地の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していれば車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があると判定される。一方で、目的地の周辺にある情報提供地点5に関する広告情報を情報提供サーバ4から受信していない場合には車両の乗員に対して提供対象とする広告情報がないと判定される。
そして、車両の乗員に対して提供対象とする広告情報があると判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、車両の乗員に対して提供対象とする広告情報がないと判定された場合(S21:NO)には、広告情報を出力することなくS5へと移行する。
その後、S22においてCPU51は、車速センサ42の検出結果に基づいて車両が停車したか否かを判定する。尚、目的地へ移動する途中の車両が停車する要因としては、例えば信号待ち、踏切、渋滞、移動中に立ち寄った地点での駐車等がある。
そして、車両が停車したと判定された場合(S22:YES)には、S23へと移行する。それに対して、車両が停車していないと判定された場合(S22:NO)には、広告情報を出力することなくS5へと移行する。
S23においてCPU51は、CAN等の車載ネットワークを介して車両6からシフト位置の情報を取得し、車両6のシフト位置がP(パーキング)へと変更されたか否か、即ち車両6が駐車されたか否かを判定する。
そして、車両6が駐車されたと判定された場合(S23:YES)には、S31へと移行する。それに対して、車両6が駐車されておらず一時的な停車であると判定された場合(S23:NO)には、S24へと移行する。
S24においてCPU51は、前記S3において情報提供サーバ4から受信し、車両の乗員に対して提供対象とすべき広告情報について、停車中という車両の状態に対応した態様(以下、停車態様という)で出力する。
ここで、『停車態様』では特に車両の乗員が携帯端末7の複雑な操作を行うことを許容した内容で広告情報を出力する。図10は『停車態様』での広告情報の出力例を示した図である。図10に示すように『停車態様』では液晶ディスプレイ35の左側には広告情報の出力前から表示されていた車両の移動案内を行う移動案内画面61が継続して表示される。一方で、液晶ディスプレイ35の右側には広告情報を表示した広告情報画面62が新たに表示される。広告情報画面62には、前記S3において情報提供サーバ4から受信した広告情報の内、情報提供地点5の施設名、情報提供地点5を紹介する画像63、施設概要を説明する文章が夫々表示される。広告情報画面62に広告情報の表示される情報提供地点5については図8に示すように車両の目的地への移動に対する進捗状況に基づいて決定される。また、情報提供地点5を紹介する画像63については、特に施設の外観の画像よりも施設内の画像や情報提供地点5が提供可能な商品画像を優先的に選択して表示する。また、広告情報画面62には車両の乗員の操作を伴うコンテンツとしてURL送信ボタン64と2次元コード65とお気に入りボタン66についても表示される。尚、URL送信ボタン64を車両の乗員が操作すると、車両の乗員が所持する携帯端末7に対して、広告情報画面62に広告情報が表示されている情報提供地点5のより詳細な広告情報が開示されたウェブページにアクセスする為のURLを送信することが可能となる。また、URL送信ボタン64によって送信対象となるURLは2次元コード65でも示されている。従って、乗員が2次元コード65を携帯端末7の内蔵のカメラで読み取ることによっても、上記ウェブページへのアクセスが可能となる。尚、2次元コードによるウェブページへのアクセスは基本的に2次元コード65が表示されている間、即ち車両が停車している間のみしか行うことができないが、URL送信ボタン64により送信されたURLでのアクセスは送信後であればいつでも可能である。
そして、URL送信ボタン64によって送信されたURLからウェブページにアクセスする、或いは2次元コード65を携帯端末7の内蔵のカメラで読み取ることによってウェブページへのアクセスを行うと、携帯端末7には前記S24でナビゲーション装置1において出力された情報よりもより詳細な広告情報が出力される。例えば図11に示すように携帯端末7のディスプレイ71に対して、情報提供地点5で提供する商品やサービスに関する商品情報画面72を表示する。或いは、図12に示すように携帯端末7のディスプレイ71に対して、情報提供地点5で利用可能なクーポンを示したクーポン情報画面73を表示する。尚、携帯端末7に対して出力する広告情報は上記以外の情報でも良く、例えば情報提供地点5の位置を示した地図画像を表示しても良い。
一方、お気に入りボタン66は現在液晶ディスプレイ35に表示されている広告情報を車両の乗員が後で改めて視聴することを希望する際に操作されるボタンである。お気に入りボタン66が押された際に液晶ディスプレイ35に表示されていた広告情報の各コンテンツについてはフラッシュメモリ54等に一時的に保管される。そして、後述のように車両が駐車された際に再度出力されることとなる(S31)。
また、前記S24では液晶ディスプレイ35に対して広告情報画面62が表示されるのに合わせて、情報提供地点5の施設概要を説明する音声についても出力するのが望ましい。
続いて、S25においてCPU51は、車速センサ42の検出結果に基づいて停車していた車両が走行を開始したか否かを判定する。
そして、車両が走行を開始したと判定された場合(S25:YES)には、S26へと移行する。それに対して、車両が停車していると判定された場合(S25:NO)にはS24へと戻り、継続して『停車態様』で広告情報を出力する。
S26においてCPU51は、前記S3において情報提供サーバ4から受信し、車両の乗員に対して提供対象とすべき広告情報について、上記『停車態様』での出力から低速で走行中という車両の状態に対応した態様(以下、低速態様という)での出力に切り替える。
ここで、『低速態様』では特に車両の乗員がナビゲーション装置1での単純な操作を行うことを許容した内容で広告情報を出力する。図13は『低速態様』での広告情報の出力例を示した図である。図13に示すように『低速態様』では液晶ディスプレイ35の左側には広告情報の出力前から表示されていた車両の移動案内を行う移動案内画面61が継続して表示される。一方で、液晶ディスプレイ35の右側には『停車態様』と同様に広告情報を表示した広告情報画面62が表示される。広告情報画面62の表示内容については基本的に『停車態様』と共通するが、情報提供地点5を紹介する画像63については、特に走行時にランドマークとなり得る施設の外観の画像を優先的に選択して表示する。また、広告情報画面62には一回のタッチ操作でのみ操作可能なコンテンツであるURL送信ボタン64やお気に入りボタン66は表示されるが、携帯端末7の複雑な操作が要求されるコンテンツである2次元コード65については非表示となる。
続いて、S27においてCPU51は、車速センサ42の検出結果に基づいて走行を開始した車両の車速が8km/h以上となったか否かを判定する。
そして、車両の車速が8km/h以上となったと判定された場合(S27:YES)には、S28へと移行する。それに対して、車速が8km/h未満で走行していると判定された場合(S27:NO)にはS26へと戻り、継続して『低速態様』で広告情報を出力する。
S28においてCPU51は、前記S3において情報提供サーバ4から受信し、車両の乗員に対して提供対象とすべき広告情報について、上記『低速態様』での出力から高速で走行中という車両の状態に対応した態様(以下、高速態様という)での出力に切り替える。
ここで、『高速態様』では特に車両の乗員がナビゲーション装置1や携帯端末7の操作を行うことを許容しない内容で広告情報を出力する。図14は『高速態様』での広告情報の出力例を示した図である。図14に示すように『高速態様』では液晶ディスプレイ35の左側には広告情報の出力前から表示されていた車両の移動案内を行う移動案内画面61が継続して表示される。一方で、液晶ディスプレイ35の右側には『低速態様』と同様に広告情報を表示した広告情報画面62が表示される。広告情報画面62の表示内容については基本的に『低速態様』と共通する。情報提供地点5を紹介する画像63については、『低速態様』と同じく走行時にランドマークとなり得る施設の外観の画像を優先的に選択して表示する。但し、車両の乗員の操作を伴うコンテンツであるURL送信ボタン64と2次元コード65とお気に入りボタン66についてはいずれも非表示となる。
上述したように前記S24、S26、S28において出力される広告情報は、情報の形態の異なる複数のコンテンツを含む。更に、複数のコンテンツの中には車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツとしてURL送信ボタン64と2次元コード65とお気に入りボタン66を含んでいる。そして、車両が停車した『停車態様』では、URL送信ボタン64と2次元コード65とお気に入りボタン66のいずれも液晶ディスプレイ35に表示されるが、車両が低速で走行する『低速態様』では、操作負担の大きい2次元コード65については表示対象から除外され、比較的に操作負担の小さいURL送信ボタン64とお気に入りボタン66のみが表示される。そして、車両が高速で走行する『高速態様』では、2次元コード65に加えてURL送信ボタン64とお気に入りボタン66についても表示対象から除かれる。即ち、車両の車速が速くなるのに従って、車両の乗員の操作負担が大きいコンテンツから順に表示対象から除かれることとなる。
次に、S29においてCPU51は、前記S28で『高速態様』による広告情報の出力を開始してから所定時間(例えば30秒)経過したか否かを判定する。尚、所定時間経過したか否かではなく所定距離(例えば500m)走行したか否かを判定しても良い。
そして、前記S28で『高速態様』による広告情報の出力を開始してから所定時間経過したと判定された場合(S29:YES)には、広告情報の出力を終了する(S30)。液晶ディスプレイ35からは広告情報画面62が消去され、移動案内画面61のみが表示されることとなる。尚、S30で広告情報の出力は一旦終了するが、その後に車両が停車すると再び広告情報が出力されることとなる。
一方、前記S28で『高速態様』による広告情報の出力を開始してから所定時間経過していないと判定された場合(S29:NO)にはS28へと戻り、継続して『高速態様』で広告情報を出力する。
また、車両が駐車されたと判定された場合(S23:YES)に実行されるS31では、CPU51は車両が目的地への走行を開始してから現時点までにお気に入りボタン66によって登録された広告情報を再度、液晶ディスプレイ35に表示する。お気に入りボタン66が押された際に液晶ディスプレイ35に表示されていた広告情報の各コンテンツについてはフラッシュメモリ54等に一時的に保管されており、前記S31ではフラッシュメモリ54に格納されている広告情報を読み出して液晶ディスプレイ35に表示する。尚、複数の情報提供地点5の広告情報が登録されている場合については、複数の情報提供地点5の広告情報を一覧にして同時に出力しても良いし、ユーザに選択された一の情報提供地点5の広告情報のみを出力するようにしても良い。それによって車両が一時的に停車した際に表示された広告情報に車両の乗員が興味を持った場合に、車両の乗員はお気に入りボタン66でブックマークしておくことによって後で駐車した際に内容を再度確認することが可能となる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、車両内にある液晶ディスプレイ35に対して広告情報を表示することによって車両の乗員に対して情報を提供する場合において、広告情報に含まれる車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツについて、車両の車速に基づいて表示有無を切り替える(S24、S26、S28)ので、車両の走行中においても車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のないコンテンツについては提供対象とすることが可能となる一方で車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のあるコンテンツについては提供対象から除くことができる。その結果、車両の乗員の運転への注意を妨げることなく、且つ走行中を含めた効果的なタイミングで広告情報の提供を行うことが可能となる。
また、車両の車速は複数の段階に区分され、広告情報に含まれる複数のコンテンツについて車速の段階毎に表示対象となるコンテンツが設定されており、車両の車速が変異するのに伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える(S24、S26、S28)ので、車両の車速が変化するのに応じて表示対象となるコンテンツの種類を段階的に切り替えることによって、その時の車両の状態に対応した内容で広告情報の提供を行うことが可能となる。
また、車両が停車した場合に広告情報の表示を開始し、その後に車両が走行を開始した場合に、走行開始後の車速の変異に伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える(S24、S26、S28)ので、車両が停車した時点で広告情報の表示を開始するとともに、車両の車速が変化するのに応じて表示対象となるコンテンツの種類を段階的に切り替えることによって、運転への注意負担の少ない停車時に広告情報の提供を開始するとともに、走行開始後においても車両の状態に対応した内容で広告情報の提供を行うことが可能となる。
また、操作コンテンツは、車両の乗員の操作負担の大きさが異なる複数のコンテンツを含み、車両の車速が速くなるのに従って、車両の乗員の操作負担が大きいコンテンツから順に表示対象から除くように設定する(S24、S26、S28)ので、車両の車速が上昇しても車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のないコンテンツについては提供対象とすることが可能となる一方で車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のあるコンテンツについては提供対象から除くことが可能となる。
また、車両が一時的に停車した状態において乗員の操作に基づいてその時点で液晶ディスプレイ35に対して表示されているコンテンツを記憶し、車両が駐車した場合に現時点までに記憶されているコンテンツを再度表示する(S31)ので、車両が一時的に停車した際に表示された広告情報に車両の乗員が興味を持った場合に、車両の乗員はブックマークしておくことによって後で駐車した際に内容を再度確認することが可能となる。
また、車両の車速は複数の段階に区分され、広告情報に含まれる複数のコンテンツについて車速の段階毎に表示対象となるコンテンツが設定されており、車両の車速が変異するのに伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える(S24、S26、S28)ので、車両の車速が変化するのに応じて表示対象となるコンテンツの種類を段階的に切り替えることによって、その時の車両の状態に対応した内容で広告情報の提供を行うことが可能となる。
また、車両が停車した場合に広告情報の表示を開始し、その後に車両が走行を開始した場合に、走行開始後の車速の変異に伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える(S24、S26、S28)ので、車両が停車した時点で広告情報の表示を開始するとともに、車両の車速が変化するのに応じて表示対象となるコンテンツの種類を段階的に切り替えることによって、運転への注意負担の少ない停車時に広告情報の提供を開始するとともに、走行開始後においても車両の状態に対応した内容で広告情報の提供を行うことが可能となる。
また、操作コンテンツは、車両の乗員の操作負担の大きさが異なる複数のコンテンツを含み、車両の車速が速くなるのに従って、車両の乗員の操作負担が大きいコンテンツから順に表示対象から除くように設定する(S24、S26、S28)ので、車両の車速が上昇しても車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のないコンテンツについては提供対象とすることが可能となる一方で車両の乗員の運転への注意を妨げる虞のあるコンテンツについては提供対象から除くことが可能となる。
また、車両が一時的に停車した状態において乗員の操作に基づいてその時点で液晶ディスプレイ35に対して表示されているコンテンツを記憶し、車両が駐車した場合に現時点までに記憶されているコンテンツを再度表示する(S31)ので、車両が一時的に停車した際に表示された広告情報に車両の乗員が興味を持った場合に、車両の乗員はブックマークしておくことによって後で駐車した際に内容を再度確認することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば本実施形態では、車両の乗員が所持する携帯端末7に情報を取得させるための誘導を行う表示物として特に2次元コード65を表示しているが、携帯端末7が情報を取得する為のアクセスに必要な情報であれば2次元コード65以外であっても良い。例えば、URL、検索ワード、パスワードであっても良い。
例えば本実施形態では、車両の乗員が所持する携帯端末7に情報を取得させるための誘導を行う表示物として特に2次元コード65を表示しているが、携帯端末7が情報を取得する為のアクセスに必要な情報であれば2次元コード65以外であっても良い。例えば、URL、検索ワード、パスワードであっても良い。
また、携帯端末7に情報を取得させる方法としては、情報提供サーバ4からではなくナビゲーション装置1経由で取得させるようにしても良い。例えば携帯端末7をナビゲーション装置1に近づけることによってBluetooth(登録商標)等の無線通信により携帯端末7に情報を取得させることも可能である。その場合には、前記S24において2次元コード65の代わりに携帯端末7に情報を取得させるために行う必要のある携帯端末7の操作内容の指示(例えば、「画面にスマートフォンを近づけて下さい」など)を表示するようにする。
また、本実施形態では図7に示すように目的地までの移動行程を3つの区間に区分し、各区間に対して出力対象とする広告情報を設定しているが、区分する区間の数は2以下あるいは4以上としても良い。また、必ずしもすべての区間に対して出力対象とする広告情報を設定する必要はなく、一部の区間に対してのみ出力対象とする広告情報を設定しても良い。
また、本実施形態ではユーザに対して出力対象としているのは、広告主である情報提供地点5が商品や興行物などを広く知らせ、人の関心を引きつけること目的として発する広告情報であるが、ユーザの行動を支援できるのであれば広告情報以外の情報を出力しても良い。例えば広告目的でなく施設の場所を案内する情報であっても良い。また、情報提供地点5に関する情報以外を出力対象としても良い。
また、本実施形態ではナビゲーション装置1に出力する広告情報と携帯端末7において出力する広告情報とは異なる内容としているが、同じ内容を出力しても良い。
また、本実施形態では、車両の乗員の目的地の入力操作に基づいて今回の移動における車両の目的地を設定しているが、車両の乗員の過去の行動履歴等に基づいて車両の目的地を推測して設定しても良い。例えば、過去に同じ曜日の同じ時間帯に乗員が頻繁に同一の施設を訪れている場合には、今回の移動の目的地についても同施設であると推測できる。また、夕方以降にショッピングモール等の自宅以外の施設から移動を開始する場合には自宅を目的地と推測することも可能である。
また、本実施形態では、車両の車速が8km/h以上となった段階で『高速態様』での広告情報の出力を行っている(S28)が、車両の車速が8km/h以上となった段階で広告情報の出力は終了しても良い。即ち、『停止態様』と『低速態様』でのみ広告情報の出力を行うようにしても良い。
また、本実施形態では、携帯端末7をスマートフォンに適用した例について説明したが、情報提供サーバ4から配信された情報を出力する機能を有していれば他の種類の携帯端末に対して適用することも可能である。例えば携帯電話機、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等に適用することが可能である。
また、本実施形態では、S12~S17の情報提供の対象となる情報提供地点5の選択や広告情報の抽出に関する処理を情報提供サーバ4が行う構成としているが、ナビゲーション装置1が行っても良い。
1…ナビゲーション装置、2…情報提供システム、4…情報提供サーバ、5…情報提供地点、6…車両、7…携帯端末、9…配信情報DB、11…サーバ制御部、33…ナビゲーションECU、35…液晶ディスプレイ、51…CPU、52…RAM、53…ROM、62…広告情報画面、64…URL送信ボタン、65…2次元コード、66…お気に入りボタン、71…携帯端末のディスプレイ、72…商品情報画面、73…クーポン情報画面
Claims (5)
- 車両内にある表示装置に対して広告情報を表示することによって車両の乗員に対して情報を提供する車両用情報提供装置であって、
前記広告情報は情報の形態の異なる複数のコンテンツを含むともに、複数のコンテンツの内の少なくとも一が車両の乗員の操作を伴う操作コンテンツであり、
車両の車速を取得する車速取得手段と、
前記表示装置に対して前記広告情報を表示する場合に、前記車両の車速に基づいて前記操作コンテンツの表示有無を切り替える表示制御手段と、を有する車両用情報提供装置。 - 前記車両の車速は複数の段階に区分され、
前記広告情報に含まれる複数のコンテンツについて車速の段階毎に表示対象となるコンテンツが設定されており、
前記表示制御手段は、前記車両の車速が変異するのに伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える請求項1に記載の車両用情報提供装置。 - 前記表示制御手段は、
車両が停車した場合に前記広告情報の表示を開始し、
その後に車両が走行を開始した場合に、走行開始後の車速の変異に伴って表示対象となるコンテンツを段階的に切り替える請求項2に記載の車両用情報提供装置。 - 前記操作コンテンツは、車両の乗員の操作負担の大きさが異なる複数のコンテンツを含み、
車両の車速が速くなるのに従って、車両の乗員の操作負担が大きいコンテンツから順に表示対象から除くように設定する請求項2又は請求項3に記載の車両用情報提供装置。 - 車両が一時的に停車した状態において乗員の操作に基づいてその時点で前記表示装置に対して表示されているコンテンツを記憶する表示記憶手段と、
車両が駐車した場合に現時点までに前記表示記憶手段により記憶されているコンテンツを再度表示する履歴表示手段と、を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用情報提供装置。
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