JP2022154685A - コンピュータシステムおよびコンテンツ視聴システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022154685000001
【課題】従来の視聴者アクションとは異なる斬新な視聴者アクションの技術を提供すること。
【解決手段】サーバシステム1100は、各視聴者の視聴者端末1500へ所与のエンターテインメントコンテンツを同時配信しつつ、個別視聴者アクションを視聴者から受け付けると、当該視聴者アクションに応じた個々の個別アクション表示体を視聴者端末1500に表示させるための制御を行う。また、サーバシステム1100は、協力視聴者アクションを視聴者から受け付けると、当該協力視聴者アクションの情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体7を視聴者端末に表示させるための制御を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、視聴者アクションに応じたアクション表示体を視聴者端末に表示させるための制御を行うコンピュータシステム等に関する。
視聴者端末を通じて複数の視聴者に所与のコンテンツを同時配信可能に提供するコンテンツ視聴システムが人気である。いわゆる動画配信サービスもこれに該当する。提供されるコンテンツは様々であり、予め作成された動画は勿論、演奏や、歌唱、演技、大道芸などのパフォーマンス、ゲームプレイなどのライブ配信もある。視聴者は、スマートフォンやパソコンなどの視聴者端末を使って、オンラインで動画やライブ配信を視聴する。
コンテンツ視聴システムのなかでも、視聴中の視聴者アクションを受け付ける仕組みが備わっている視聴者参加型のシステムは特に人気である。視聴者アクションの例としては、例えばテキストコメントの投稿や、コンテンツの評価の入力、投げ銭(お礼や応援の意味をもった視聴者から配信者(コンテンツ提供者)へのお金の送付機能)がある。
視聴者アクションの取り扱いは、そのコンテンツ視聴システムにおける大きな魅力の1つである。視聴者アクションの取り扱いについては幾つかの従来技術がある(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
特開2020-32180号公報 特開2020-89716号公報
従来の視聴者アクションは視聴者が個人個人で行うものであった。
本発明が解決しようとする課題は、従来の視聴者アクションとは異なる斬新な視聴者アクションの技術を提供すること、である。
上記した課題を解決するための第1の発明は、所与のエンターテインメントコンテンツ(以下「コンテンツ」という)が配信されている各視聴者端末の各視聴者から視聴者アクションを受け付けて、当該視聴者アクションに応じたアクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行うコンピュータシステムであって、
個別視聴者アクションを視聴者から受け付ける個別受付制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の個別受付制御部222、図15の個別視聴者アクション受付データ662、図17のステップS76)と、
前記個別受付制御手段により受け付けられた前記個別視聴者アクションに応じた個々の個別アクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行う個別表示体制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の個別表示体制御部224、図17のステップS78)と、
協力視聴者アクションを視聴者から受け付ける協力受付制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の協力受付制御部232、図15の協力アクションイベント管理データ664、協力視聴者アクション受付データ666、図17のステップS96)と、
前記協力受付制御手段により受け付けられた前記協力視聴者アクションの情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行う協力表示体制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の協力表示体制御部240、図18のステップS130)と、を備えるコンピュータシステムである。
ここで言う「コンピュータシステム」は、単数のコンピュータは勿論、複数のコンピュータによって連携して実現されるものでもよい。
「コンテンツ」は、例えば、ゲームプレイ(eスポーツを含む)や、歌唱、演奏、演技、演舞、プライベートに撮影した動画、スポーツ等の技の披露、キャンプ場や観光地の体験記、などのエンターテインメントを含む。勿論、ニュース、教育、啓蒙、知識のシェア、などを題材にした動画、も含まれる。
第2の発明は、前記協力視聴者アクションが、所与の特定視聴者が発起した所与の協力アクションイベントに対する賛同する旨の視聴者アクションである、第1の発明のコンピュータシステムである。
第1又は第2の発明によれば、コンピュータシステムは、個別視聴者アクションを視聴者から受け付け、これに応じた個々の個別アクション表示体を視聴者端末にて表示させることができる。つまり、従来同様の個人別の視聴者アクションを実現できる。
加えて、第1又は第2の発明のコンピュータシステムは、協力視聴者アクションを視聴者から受け付け、その情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体を視聴者端末に表示させるための制御を行うことができる。つまり、複数の視聴者からの視聴アクションに係る情報を蓄積しておいて、発動条件が満たされたことをもって個別視聴者アクションとは異なる協力アクション表示体を、配信中のコンテンツと並行して視聴者端末にて表示させることができる。
複数の視聴者が協力することにより、視聴者アクションに係る興趣が高まり、視聴者間の一体感を醸成することができる。よって、コンテンツ視聴に係るシステムとしての魅力を高めることができる斬新な視聴者アクションの技術を実現することができる。
第3の発明は、前記視聴者の中から前記特定視聴者を選択する特定視聴者選択手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の特定視聴者選択部216、図15の特定視聴者アカウントリスト658、図17のステップS14)と、
前記特定視聴者からの前記協力アクションイベントの実行要求に基づいて、当該協力アクションイベントの実行開始を制御する実行開始制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の実行開始制御部228、図17のステップS98)と、を更に備え、前記協力受付制御手段は、前記協力アクションイベントの実行中に前記協力視聴者アクションを受け付ける、第2の発明のコンピュータシステムである。
第3の発明によれば、コンピュータシステムは、協力アクションイベントの実行要求をすることができる特別な権限を有する特定視聴者を選択することができる。
第4の発明は、前記特定視聴者選択手段が、前記個別視聴者アクションの受け付け履歴、或いは、前記協力視聴者アクションの受け付け履歴、に基づいて前記特定視聴者を選択する、第3の発明のコンピュータシステムである。
第4の発明によれば、コンピュータシステムは、例えば、個別視聴者アクションの積極性を考慮した特定視聴者の選択を実現できるようになる。
第5の発明は、前記特定視聴者選択手段が、各視聴者の視聴者情報に基づいて前記特定視聴者を選択する、第3又は第4の何れかの発明のコンピュータシステムである。
「視聴者情報」としては、例えば、性別・年齢・居住地・職業・などが含まれる。勿論、個人的な情報であれば、これら以外も適宜含めることができる。
第5の発明によれば、コンピュータシステムは、例えば、年齢や性別に偏りなく特定視聴者を選択することが可能となる。
第6の発明は、前記視聴者情報には、前記コンテンツのコンテンツ内容に対して予め登録された当該視聴者の関心情報が含まれ、前記特定視聴者選択手段は、各視聴者の前記関心情報に基づいて前記特定視聴者を選択する、第5の発明のコンピュータシステムである。
「関心情報」とは、その視聴者が興味を持っている対象についての情報である。例えば、コンテンツがアイドルグループの歌唱ライブ映像であれば、アイドルグループのメンバーのうち、誰に対してより関心を持っているか、言い換えると誰を他より優先して応援する気持ちがあるか、を示す情報がこれに該当する。また、コンテンツがゲームプレイのライブ配信であれば、ゲームに登場するどのプレーヤ、どのキャラクタに興味があるのか、といった情報がこれに該当する。過去のコンテンツの視聴履歴から類推されるコンテンツカテゴリー別の関心度合もこれに該当する。
第6の発明によれば、コンピュータシステムは、コンテンツの内容に係る関心情報に基づいて特定視聴者を選択できる。よって、コンテンツの内容に関心が高い人物を特定視聴者に選択することで、より適当な人物を特定視聴者として選択できる。また、コンテンツがアイドルグループの歌唱ライブ映像であれば、グループメンバー別に特定視聴者がほぼ同数となるように選択を行えば、協力視聴者アクションの対象が特定のメンバーに偏ることを抑制するといったことも可能になる。
第7の発明は、前記特定視聴者選択手段が、前記視聴者の中から抽選で前記特定視聴者を選択する、第3~第6の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第7の発明によれば、特定視聴者の選択に偶然性を利用し、多様性をもたらすことができる。
第8の発明は、前記特定視聴者の設定操作に基づいて、前記発動条件を設定する発動条件設定手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の発動条件設定部226、図15の協力アクションイベント管理データ664、図17のステップS90~ステップS96)、を更に備える第3~第7の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第8の発明によれば、特定視聴者は、どのような状況になると協力アクションイベントを発動させるかを決める権限を得る。よって、発動条件の設定範囲内で、協力アクションイベントの様々なアレンジを可能にし、多様性を高めることができる。
第9の発明は、前記協力アクションイベントの実行開始後に、前記特定視聴者の中止要求に応じて前記協力アクションイベントを中止する中止制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の中止制御部236、図19のステップS184~ステップS192)、を更に備える第3~第8の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第9の発明によれば、特定視聴者は協力アクションイベントを中止させる権限を得ることができる。例えば、協力視聴者アクションに応じる他の視聴者が想定より遥かに少ないような場合、特定視聴者は協力アクションイベントをキャンセルすることにできる。
第10の発明は、前記協力アクションイベントに係る前記特定視聴者の識別情報を含む、前記協力アクションイベントの紹介情報を前記視聴者端末に通知するイベント紹介通知制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11のイベント紹介通知制御部230、図18のステップS100)、を更に備える第3~第9の何れかの発明のコンピュータシステムである。
「特定視聴者の識別情報」は、例えば、視聴者固有のアカウント(アカウント名、ユーザ名)などがこれに該当する。
第10の発明によれば、視聴者は、協力アクションイベントの特定視聴者の識別情報を知ることができる。よって「(アカウント名)さんの呼びかけた協力アクションイベントならば、是非参加しよう」と言った判断を視聴者に促すことができ、協力視聴者アクションに積極的に参加させる効果が期待できる。
第11の発明は、前記特定視聴者の設定操作に基づいて、前記協力アクション表示体の表示態様を設定する表示態様設定手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の表示態様設定部242、図13の協力アクション表示体定義データ520、図21のステップS162)、を更に備える第3~第10の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第11の発明によれば、特定視聴者は、協力アクション表示体の表示態様の決定に関与できるようになる。
第12の発明は、前記協力表示体制御手段が、前記協力アクション表示体を、前記個別アクション表示体とは異なる表示態様で表示させる、第1~第10の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第12の発明によれば、コンピュータシステムは、協力視聴者アクションを個別アクション表示体と協力アクション表示体とで表示態様を違えさせることで視聴者アクションに多様性をもたらし、コンテンツ視聴の興趣を高めることができる。
第13の発明は、前記協力表示体制御手段が、前記蓄積記憶した前記協力視聴者アクションの情報に基づいて、前記協力アクション表示体の表示態様を変化させる、第1~第11の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第13の発明によれば、コンピュータシステムは、例えば1つの協力アクションイベントにどれだけの視聴者が賛同・参加しているかに応じて、当該協力アクションイベントに係る協力アクション表示体の表示態様を変化させる、といったことができる。よって、協力アクションイベントに多様性をもたらしコンテンツ視聴の興趣を高めることができる斬新な視聴者アクションの技術を実現できる。
第14の発明は、前記発動条件には、前記協力受付制御手段による前記協力視聴者アクションの受付状況に基づく条件と、期限に関する条件とが含まれており、前記受付状況を前記視聴者端末に通知する協力受付状況通知制御手段(例えば、図6の受付状況通知表示体14、図11の協力受付状況通知制御部234、図18のステップS116~ステップS118)と、前記期限までに前記受付状況に基づく条件が満たされない場合に、前記協力アクション表示体とは異なる表示体を、前記視聴者端末に表示させるための制御を行う表示体強制制御手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の表示体強制制御部244、図13の代替表示体データ529、図19のステップS260)と、を更に備える第1~第13の何れかの発明のコンピュータシステムである。
第14の発明によれば、コンピュータシステムは、協力視聴者アクションの受付状況を視聴者端末に通知して視聴者に報せることができる。そして、コンピュータシステムは、発動条件の受付状況が期限内に満たされなかった場合、満たされた場合の協力アクション表示体に代えて、当該協力アクション表示体とは異なる表示体を表示させることができる。上手く協力が成功したか否かを表示体で明らかに示すことができる。
第15の発明は、前記視聴者アクションに応じたポイントを当該視聴者に付与するポイント付与手段であって、前記個別視聴者アクションよりも前記協力視聴者アクションの方が視聴者アクション1回当たりの付与ポイントを多くするポイント付与手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11のポイント付与部250、図19のステップS274)、を更に備える第1~第114の何れかの発明のコンピュータシステムである。
また、第16の発明は、前記視聴者アクションに応じた特典を前記コンテンツの制作者又は権利者(以下代表して「制作者」という)に付与する特典付与手段であって、前記個別視聴者アクションに応じた特典付与率と、前記協力視聴者アクションに応じた特典付与率とを異なる付与率とする特典付与手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、コンテンツ視聴管理部210、図11の特典付与部252、図19のステップS278)、を更に備える第1~第15の何れか一項に記載のコンピュータシステムである。
第15又は第16の発明によれば、コンピュータシステムは、視聴者に、個別視聴者アクションよりも協力視聴者アクションを優先的に行うように誘うことができる。
第17の発明は、第1~第16の何れか一項に記載のコンピュータシステム(例えば、図1のサーバシステム1100)と、前記視聴者端末と、を具備するコンテンツ視聴システムである。
第17の発明によれば、第1~第16の何れかの発明と同様の効果を発揮できるコンテンツ視聴システムを実現できる。
コンテンツ視聴システムの構成例を示す図。 ユーザ端末の構成例を示す正面図。 コンテンツの配信の例と、視聴者アクションの例について説明するための図。 協力視聴者アクションについて説明するための図。 イベント実行リクエストされた協力アクションイベントについての紹介について説明するための図。 協力アクションイベントの受付状況の通知について説明するための図。 発動条件が満たされた協力アクションイベントの発動について説明するための図。 不発と認定された協力アクションイベントへの対処について説明するための図。 視聴者アクションの実行に伴うポイントおよび特典の付与について説明するための図。 サーバシステムの機能構成例を示す機能ブロック図。 コンテンツ視聴管理部が有する機能部の例を示す図。 サーバ記憶部が記憶するプログラムやデータの例を示す図。 協力アクション表示体定義データのデータ構成例を示す図。 ユーザ管理データのデータ構成例を示す図。 配信管理データのデータ構成例を示す図。 ユーザ端末の機能構成例を示す機能ブロック図。 コンテンツ視聴に係りサーバシステムおよび視聴者端末が実行する処理の流れを説明するためのフローチャート。 図17より続くフローチャート。 図18より続くフローチャート。 特定視聴者選択処理の流れを説明するためのフローチャート。 発動手続処理に係るサーバシステムおよび視聴者端末における処理の流れを説明するためのフローチャート。 中止手続処理に係るサーバシステムおよび視聴者端末における処理の流れを説明するためのフローチャート。 移譲手続処理に係るサーバシステムおよび視聴者端末における処理の流れを説明するためのフローチャート。 コンテンツ視聴管理部の変形例を示す図。 個別アクション表示体定義データの変形例のデータ構成例を示す図。 演出表示定義データのデータ構成例を示す図。
以下、本発明の実施形態の例を説明するが、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限られないことは勿論である。
図1は、コンテンツ視聴システムの構成例を示す図である。
コンテンツ視聴システム1000は、ネットワーク9を介してユーザ2に、エンターテインメントコンテンツ(以下、単にコンテンツと言う。)の配信機会とコンテンツの視聴機会とを提供するサービスを実現するシステムである。
ここで言う「コンテンツ」は、ゲームプレイ、歌唱、演奏、演技、演舞、プライベートに撮影した動画、スポーツ等の技の披露、キャンプ場や観光地の体験記、などのエンターテインメントは勿論、ニュース、教育、啓蒙、知識のシェア、などを目的としたものも含まれる。
コンテンツ視聴システム1000は、ネットワーク9を介して相互にデータ通信が可能に接続されたサーバシステム1100と、ユーザ端末1500と、を含む。図1では、ユーザ端末1500を3台描いているが、実際のシステム運用においては、同時により多くのユーザ端末1500がサーバシステム1100にアクセス可能である。
ネットワーク9は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、ネットワーク9とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
サーバシステム1100は、例えば本体装置1101と、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140と、を有し、本体装置1101に制御基板1150を搭載するコンピュータシステムである。
制御基板1150には、CPU(Central Processing Unit)1151やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1152、通信装置1153が搭載されている。なお、制御基板1150の一部又は全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)により実現するとしてもよい。
そして、サーバシステム1100は、制御基板1150が所定のプログラムおよびデータに基づいて演算処理することにより、(1)ユーザ登録等に係る情報を管理するユーザ管理機能と、(2)コンテンツ配信を実現するためのデータを記憶管理してコンテンツを動画配信する機能と、(3)配信コンテンツに対する視聴者アクションに関する機能と、を実現する。
勿論、サーバシステム1100は、これら以外の機能を実現してもよい。例えば、コンテンツの1つとしてゲームプレイの配信等を含む場合、サーバシステム1100は、オンラインゲームをユーザ端末1500でプレイ可能に制御するゲーム管理機能を実現するとしてもよい。
なお、サーバシステム1100を、1台のサーバ装置であるかのように描いているが、複数の装置で実現する構成であってもよい。例えば、(2)コンテンツ配信に関する機能と、(3)視聴者アクションに関する機能とをオンライン接続された別々のサーバ装置で実現する構成としてもよい。また例えば、サーバシステム1100は、各機能を分担する複数のブレードサーバを搭載して相互に内部バスを介してデータ通信可能に接続した構成であっても良い。また、サーバシステム1100を構成するハードウェアの設置場所は問わない。離れた場所に設置された独立した複数のサーバを、ネットワーク9を介してデータ通信させることで、全体としてサーバシステム1100として機能させる構成であっても良い
ユーザ端末1500は、登録手続を経たユーザ2が、本実施形態のコンテンツ視聴システム1000を利用するために使用するコンピュータシステムであって、ネットワーク9を介してサーバシステム1100にアクセスできる電子装置(電子機器)である。すなわち、ユーザ端末1500は、ユーザ2が配信者2hとなるときには、コンテンツ配信のために使用する配信者端末1500hとして機能する。ユーザ2が視聴者2vとなるときには、コンテンツ配信を視聴するための視聴者端末1500vとして機能する。
図2は、ユーザ端末1500の構成例を示す正面図である。
ユーザ端末1500は、方向入力キー1502と、ボタンスイッチ1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、内蔵バッテリー1509と、スピーカ1510と、マイク1512と、カメラ1520と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体であるメモリカード1540からデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542と、を備える。その他、図示されていない電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。また、コンテンツ視聴システム1000の利用対価等の支払いが可能なICカード型のクレジットカードやプリペイドカードに対して非接触にデータの読み書きが行えるICカード読取装置などを設けるとしてもよい。
制御基板1550は、(1)CPU1551や、GPU,DSPなどの各種マイクロプロセッサ、(2)VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552、(3)ネットワーク9に接続する携帯電話基地局や無線LAN基地局などと無線通信するための無線通信モジュール1553、(4)インターフェース回路1557、などを搭載する。
インターフェース回路1557には、(1)タッチパネル1506のドライバ回路、(2)方向入力キー1502およびボタンスイッチ1504からの信号を受信する回路、(3)スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、(4)マイク1512で集音した音声の信号を生成する入力信号生成回路、(5)カメラ1520で撮影された画像の画像データを入力する回路、(6)メモリカード読取装置1542への信号入出力回路、などが含まれている。
制御基板1550に搭載されているこれらの要素は、バス回路などを介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。制御基板1550の一部又は全部をASICやFPGA、SoCにて構成してもよい。そして、制御基板1550は、ユーザ端末としての機能を実現させるためのプログラムや各種データをICメモリ1552に記憶する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末1500はプログラムや各種の設定データをサーバシステム1100からダウンロードする構成としているが、別途入手したメモリカード1540などの記憶媒体から読み出す構成としても良い。
また、図1および図2で示したユーザ端末1500は、いわゆるスマートフォンと呼ばれる装置であるが、コンピュータであれば、スマートウォッチ、スマートグラスなどのウェアラブルコンピュータや、携帯型ゲーム装置、タブレット型コンピュータ、パソコン、などでもよい。スマートフォンと、当該スマートフォンに通信接続されたスマートウォッチとの組み合わせといった複数の電子機器が通信可能に接続することで1つの機能を果たす場合にはこれらの複数の電子機器を1つのユーザ端末1500とみなすことができる。
図3は、コンテンツの配信の例と、視聴者アクションの例について説明するための図である。配信者2hは、自身が歌って踊る様子をライブ配信したいユーザでありコンテンツ提供者である。配信者2hは、コンテンツの制作者又は権利者であるとも言える。
配信者2hの配信者端末1500hは、サーバシステム1100から取得した配信クライアントプログラムを実行してサーバシステム1100と通信することで、カメラ1520で撮影した映像にマイク1512で集音した音声を付けた動画をライブ配信可能になる。配信するコンテンツの内容を示すオリジナル画面W2は、配信者端末1500hのタッチパネル1506にて表示される。
サーバシステム1100は、配信者端末1500hから提供される動画(オリジナル画面W2の映像)を、視聴者2vの視聴者端末1500vへ提供するコンピュータシステム、つまりは、コンテンツをライブ配信する動画配信サーバとして機能する。
視聴者端末1500vは、視聴者2vとなるユーザのユーザ端末1500であって、サーバシステム1100から取得した視聴用クライアントプログラムを実行して、サーバシステム1100にアクセスする。
サーバシステム1100は、配信可能なコンテンツのリストを視聴者端末1500vへ提供する。視聴者2vは視聴者端末1500vを操作して、リストから視聴を希望するコンテンツを選択することで、当該コンテンツのライブ配信を視聴可能になる。
視聴者2vは、視聴中のコンテンツを対象にして「視聴者アクション」を行うことができる。「視聴者アクション」は、コンテンツの内容に心が動かされたことを表現するための代替行為である。具体的には、視聴者アクションとして、(1)その時思ったことをテキスト入力又は音声入力する「コメント」、(2)所定の評価段階(例えば、良い/悪い、5段階評価、など)の中から視聴者2vが感じた視聴中のコンテンツへの評価を選択する「評価」、(3)配信者2hへの応援やねぎらい、感謝の気持ちとして送金する「投げ銭」、が可能である。勿論、視聴者アクションは、これらのうちの1つ又は複数を省略しても良いし、複数種類を組み合わせたものなど、これら以外の形態のアクションを含めても良い。以降の説明では、理解を容易にするため、代表して、視聴者2vが視聴者アクションとして「投げ銭」を行うものとして説明する。
図3の例では、視聴者2v(2a)が、任意のタイミングで個別に実行する個別視聴者アクションを示している。
個別視聴者アクションは、当該視聴者2vがコンテンツ自体に対して個別実行するアクションである。視聴者2v(2a)の視聴者端末1500vは、所定の個別視聴者アクション設定開始操作を検出すると、実行可能な個別視聴者アクションの種類を選択可能に提示するとともに、具体的な視聴者アクションの内容の設定入力をユーザに促す。図3の例では、個別視聴者アクションの種類が「投げ銭」を選択・設定している。「投げ銭」の設定は、具体的な送金金額(例えば、¥100)の設定、或いは予めオンラインショッピングで購入した「投げ銭アイテム」のうちどれを使用するか(消費するか)の選択設定、を含む。
そして、設定が完了すると、視聴者2v(2a)の視聴者端末1500vは、サーバシステム1100へ、所定の個別視聴者アクションのリクエストとともに、視聴者アカウント(視聴者2vのユーザアカウント)と、個別視聴者アクションの種類と、視聴者アクションの内容と、の情報を送信する。
サーバシステム1100は、コンテンツ視聴画面W4内に、受信した個別視聴者アクションリクエストに対応する個別アクション表示体6を表示させるための反映情報を視聴者端末1500vに配信する。各視聴者2vの視聴者端末1500vは、当該反映情報を受信すると、配信中のコンテンツのオリジナル画面W2に個別アクション表示体6を重畳表示させる。なお、配信者端末1500hも同様に、当該反映情報を受信すると、オリジナル画面W2に個別アクション表示体6を重畳表示させることで、視聴者画面と同様の画面を表示させる。
個別アクション表示体6は、個別視聴者アクションの種類に応じて特有の表示態様を有している。図3の例は、「投げ銭」に対応する表示体としてコインを示しており、コインが画面内に投げ込まれたかのように表示される。個別視聴者アクションの種類が「コメント」であれば、コメントテキストが表示されたオブジェクトが表示体として、画面を流れるように表示される。個別視聴者アクションの種類が「評価」であれば、評価度合を示すマーク(例えば、星型マーク、サムアップ型マーク)などが表示体として表示されたり、単純に評価カウンタの数値が上がるなどの形態の表示体が表示される。
図4は、協力視聴者アクションについて説明するための図である。
協力視聴者アクションは、複数の視聴者2vが協力・共同して実現する複数視聴者参加型のイベントへ協力・賛同する視聴者アクションであり、特定視聴者が協力アクションイベントを発起することに端を発する。故に、協力視聴者アクションは、特定視聴者の視聴者アクションに対して賛同意志を示すアクションであると言える。
特定視聴者は、所与の選択アルゴリズムに基づいて視聴者2vの中から選択される。また、コンテンツの配信者2hが視聴者2vの中から任意に指定することとしてもよい。
サーバシステム1100は、特定視聴者に選択された視聴者2vの視聴者端末1500vに、特定視聴者として選択された旨の報知をさせる信号を送信する。特定視聴者に選択された視聴者2v(2a)の視聴者端末1500vは、これを受信すると、コンテンツ視聴画面W6内に特定視聴者に選択されたことを報知する特定視聴者報知表示体10を表示し、視聴者2v(2a)に、協力アクションイベントを発起する権限があることを報せる。
特定視聴者報知表示体10は、イベント設定開始操作をするための操作アイコンを兼ねている。視聴者端末1500vは、特定視聴者報知表示体10がタッチ操作されると、所定のイベント設定開始操作が入力されたと見なし、イベント設定画面20を表示させる。
イベント設定画面20は、これから発起させる協力アクションイベントの名称をテキスト入力するためのイベント名設定部21と、イベント種類設定部22と、表示態様タイプ設定部23と、第1発動条件設定部24と、第2発動条件設定部25と、実行要求操作アイコン26と、を含む。
イベント種類設定部22は、これから発起させる協力アクションイベントの種類を選択設定する。具体的には、視聴者2v(2a)は、当該設定部に対応するメニューアイコン27をタッチ操作して選択可能な種類(例えば、「投げ銭」「コメント」「評価」など)を表示させ、何れかを選択操作する。図4の例では「投げ銭」が選択されている。
表示態様タイプ設定部23は、これから発起させる協力アクションイベントに係りコンテンツ視聴画面内に表示させる表示体の表示態様のタイプ(類型)を設定する。表示態様タイプは、イベント種類(「投げ銭」「コメント」「評価」)毎に予め1つ又は複数タイプが用意されており、当該設定部に対応するメニューアイコン27をタッチ操作して、タイプの選択肢を表示させることができる。実際に適用される表示態様は、後述するようにこれから発起させる協力アクションイベントへの協力者の数や協力の内容などの受付状況に応じて、細部が変化する。表示態様タイプ設定部23は、細部ではなく大まかな表示態様の方向性を設定することになる。
図4の例では、協力アクションイベントへの協力者の数や投げ銭額に応じた数のコイン型の表示体が、波形を描くように画面の右方から左方に流れていくように表示するタイプ(名称「ウェーブ投げ銭」)の例を示している。実際に適用される表示態様は、協力者の数や投げ銭額に応じて、コイン型の色や大きさ、動き、煌めきなどの付属演出表示の種類や数など、の細部が変化して、多様化することになる。
「投げ銭」の表示態様タイプのその他の例としては、協力者の数や投げ銭額に応じたコイン型の表示体が画面を横断するように表示されるタイプ、次から次に切れ目無く画面内に投げ銭の表示体が投げ込まれ続けるように表示されるタイプ、投げ銭をまとめた巨大なコイン型の表示体で表示されるタイプ、宝石型の表示体で表示されるタイプ、など適宜設定可能である。
「コメント」の表示態様タイプの例としては、協力者の数に応じた大きさの巨大コメント表示体(個別視聴者アクションでのコメント表示体よりも大きい。)を表示するタイプ、協力者が入力したコメントを長い横断幕上で次々と流れ表示するタイプ、特定視聴者が設定したコメントを横断幕様に表示するとともに協力者のアカウントを次々に切り換え表示するタイプ、など適宜設定可能である。
「評価」の表示態様のタイプの例としては、協力者の評価合計に応じた大きさの巨大星型マークやサムアップマーク(個別視聴者アクションでの評価の表示体よりも大きい。)を表示するタイプ、キャラクタが画面内に登場してサムアップするタイプ、など適宜設定可能である。
第1発動条件設定部24は、これから発起させる協力アクションイベントを発動させるために満たすべき条件(発動条件)であって、協力アクションイベントへの協力視聴者アクション(協力・賛同の意志表示と、協力の内容の設定との操作)の受付状況や参加状況についての条件を設定する。対応するメニューアイコン27を操作することで選択肢が表示され、特定視聴者である視聴者2v(2a)が何れかの選択肢を選択設定する。図4の例では、「投げ銭」の金額の合計を発動条件として指定している。
イベント種類設定部22が「投げ銭」に選択されている場合、メニューアイコン27をタッチ操作して、投げ銭」の金額の合計の選択肢を表示させることができる。図4の例では「¥10,000到達」であるが、その他の金額「¥1000到達」「0円(設定なし)」なども選択肢に含めてもよい。
また、第1発動条件設定部24の選択肢には、「賛同者1000人」のように、賛同者の人数についての発動条件を含めた選択を含めることができる。例えば、「賛同者1000人」且つ「¥10,000到達」、「賛同者1000人」且つ「¥0」、のような複数の条件をANDで組み合わせた選択肢も含めることができる。
因みに、この場合の「賛同者」は、賛同意志の表明とともに「投げ銭」行為を協力行為として行う視聴者2vである。見かけ上は個別視聴者アクションの「投げ銭」を行う視聴者2vと同じことをしているように見えるが、所与の特定視聴者が発起した所与の協力アクションイベントに対する賛同するイベント参加者である。
イベント種類設定部22が「コメント」に選択されている場合、メニューアイコン27をタッチ操作すると、発動条件とするコメント数の選択肢が表示される。選択肢には、例えば、「50コメント到達」といった単純なコメント数のみついての選択肢は勿論のこと、「賛同者50人」且つ「50コメント到達」、「賛同者10人」且つ「100文字以上」、のような複数の条件をANDで組み合わせた選択肢も含めることができる。因みに、この場合の「賛同者」は、「コメント」行為を協力行為として伴う視聴者2vである。見かけ上は個別視聴者アクションの「コメント」を行う視聴者2vと同じことをしているように見えるが、所与の特定視聴者が発起した所与の協力アクションイベントに対する賛同するイベント参加者である。
イベント種類設定部22が「評価」に選択されている場合、メニューアイコン27をタッチ操作すると、発動条件とする評価数の選択肢を表示する。「評価」の視聴者アクションは、評価する旨の操作入力をするだけで、投げ銭に伴う課金やアイテムの消費、コメントの入力、など付加要素が要求されない。よって、発動条件とする評価数の選択肢は、協力アクションイベントに対して単純に賛同する旨の視聴者アクションの数(単純賛同者数)についての発動条件の選択肢ということになる。
第2発動条件設定部25は、これから発起させる協力アクションイベントに係る発動条件であって、発動条件が満たされた協力アクションイベントを実行させる(発動させる)発動操作についての条件を設定する。対応するメニューアイコン27を操作することで選択肢が表示され、特定視聴者である視聴者2v(2a)が何れかの選択肢を選択設定する。図4の例では、当該イベントの発起人である特定視聴者が任意のタイミングで発動させることができる設定となっている。その他、イベント開始から所定時間後に発動するタイマー型、第1発動条件設定部24で設定した受け付け状況条件が満たされると即時に発動する即時型、ランダムのタイミングで発動するランダム型、など適宜設定可能である。
なお、発動条件には、協力アクションイベントへの協力・賛同を募る期間についての条件、すなわち「イベント期間」が自動的に設定される。期間は、例えば数分から10分程度の間で適宜設定するとよい。勿論、イベント設定画面20にイベント期間を設定する第3発動条件設定部を追加し、発起人である特定視聴者自らがイベント期間を設定するとしてもよい。
各種の設定が終了したならば、特定視聴者である視聴者2v(2a)は、実行要求操作アイコン26を操作して、協力アクションイベントの設定を完了する。
実行要求操作アイコン26が操作されると、特定視聴者である視聴者2v(2a)の視聴者端末1500vは、所定の協力アクションイベント実行リクエストとともに、特定視聴者の視聴者アカウント、イベント設定画面20で設定した内容の情報、をサーバシステム1100へ送信する。
図5は、実行リクエストがなされた協力アクションイベントについての紹介について説明するための図である。
サーバシステム1100は、特定視聴者の視聴者端末1500vから協力アクションイベント実行リクエストを受信すると、当該協力アクションイベントおよび当該イベントの内容についての情報を保存する。そして、サーバシステム1100は、協力アクションイベントを視聴者2vへ紹介する制御をする。
紹介先は、協力可能視聴者に選ばれた視聴者2v(2c)とされる。
協力可能視聴者は、そのコンテンツの全ての視聴者2vの中から所与のアルゴリズムで選択される。協力可能視聴者の視聴者端末1500vは、サーバシステム1100から協力可能視聴者である旨の報知を受信すると、コンテンツ視聴画面W8内に協力可能視聴者報知表示体12を表示させて視聴者2v(2c)へ報せる。
協力可能視聴者である旨の報知は、イベントの紹介情報(イベント期間が終了していない協力アクションイベントの内容についての情報を含む)を含む。
協力可能視聴者報知表示体12は、協力アクションイベントについての紹介情報を表示させるための紹介情報表示操作アイコンを兼ねている。視聴者端末1500vは、協力可能視聴者報知表示体12へのタッチ操作を検出すると紹介情報表示操作がなされたと見なして、協力可能視聴者報知とともに受信したイベント紹介情報に基づいて紹介情報表示部30を表示し、サーバシステム1100から該当する情報を取得して協力アクションイベント別の概要表示32を表示する。
概要表示32は、その協力アクションイベントの概要(例えば、イベント名と、発起人の視聴者アカウント、など)を簡便に表示するとともに、その詳細を別途表示するための詳細表示操作アイコンを兼ねている。視聴者端末1500vは、何れかの概要表示32が選択操作されると、対応する協力アクションイベントの詳細表示40を表示する。
詳細表示40は、残時間表示41と、イベント名表示部42と、表示態様タイプ表示部43と、発動条件表示部44と、受付状況表示部45と、協力内容設定部46と、実行要求操作アイコン47と、を含む。
残時間表示41は、当該協力アクションイベントで協力・参加を受け付け可能な残り時間を示す。
受付状況表示部45は、現在までの協力視聴者アクションの受付状況を示す情報(例えば、協力者の人数、協力された投げ銭の金額の合計、など)を表示する。
協力内容設定部46は、協力可能視聴者である視聴者2v(2c)が協力を申し出る内容の選択や設定を受け付ける。協力内容設定部46に表示される内容(設定や選択が可能な内容)は、当該協力アクションイベントのイベント種類に応じて自動的に変わる。図5の例では、イベント種類が「投げ銭」なので、協力可能視聴者が思う投げ銭の金額(又は、使用する投げ銭アイテム)を協力内容設定部46にて入力可能になっている。
実行要求操作アイコン47は、特定視聴者が発起した協力アクションイベント(詳細表示40で選択・表示されているイベント)に対する賛同する旨の視聴者アクションを実行するための操作入力アイコンである。協力内容設定部46は、賛同に伴う具体的な協力内容を示すことになる。
実行要求操作アイコン47が操作されると、協力可能視聴者の視聴者端末1500vは、所定の協力リクエスト(協力アクションイベントへの協力・参加の意志表示)とともに、協力者の視聴者アカウント、協力する協力アクションイベントのイベント名、協力内容設定部46で選択・設定された内容を示す情報、をサーバシステム1100へ送信する。サーバシステム1100は、これらを受信して協力視聴者アクションに係る受付情報として蓄積・保存する。
図6は、協力アクションイベントの受付状況の通知について説明するための図である。
サーバシステム1100は、所与のタイミング(例えば、数秒おき)に、今現在実行されている協力アクションイベントの受付状況の情報を、視聴者端末1500vへ配信する。
「受付状況の情報」は、協力者の人数や、発動条件とされる閾値(例えば、投げ銭の目標金額)に対する受付結果の充足率(例えば、投げ銭の目標金額に対する協力受付された投げ銭金額の合計の割合)、イベント期間の残時間、などを含む。複数種類の情報を周期的に切り換えて表示するとしてもよい。
視聴者端末1500vは、受付状況の情報を受信すると受付状況通知表示体14で、その内容を視覚的に表示する。図6の例では、受付状況通知表示体14をバーグラフ表示として例示しているがこれに限らない。表示する情報に応じて、数値表示や、円グラフ表示、信号機のような赤青黄のカラー表示、テキスト表示、など表示の仕方は適宜設定可能である。
特定視聴者である視聴者2v(2a)や、協力可能視聴者である視聴者2v(2c)は、受付状況通知表示体14を見て、自分が発起した、或いは自分が協力している協力アクションイベントが発動し得るか否かの大体の予測をし、更なる協力を追加するかを判断することができる。
図7は、イベント期間中に発動条件が満たされた協力アクションイベントの発動について説明するための図である。
協力アクションイベントの実行中(イベント期間中)に、発動条件が満たされた協力アクションイベントがあると、サーバシステム1100は、当該協力アクションイベントの発起人である特定視聴者の視聴者端末1500vへ、所定の発動可能通知を送信する。
特定視聴者の視聴者端末1500vはこれを受信して、コンテンツ視聴画面W6に表示されていた受付状況通知表示体14を発動可能通知表示体16へ変更する。特定視聴者である視聴者2v(2c)は、発動可能通知表示体16が表示されたことをもって、自身が発起した協力アクションイベントが上手く発動可能になった事を知り、自身の視聴者端末1500vにて任意のタイミングで発動操作を入力する。
特定視聴者である視聴者2v(2c)の視聴者端末1500vは、発動操作入力を検出すると、所定の発動リクエストとともに特定視聴者のアカウントをサーバシステム1100へ送信する。
サーバシステム1100は、これらを受信して該当する協力アクションイベントに係る表示体を表示させる。すなわち、サーバシステム1100は、表示態様タイプ設定部23(図4参照)で設定された表示態様のタイプの中から、当該イベントへの協力視聴者アクションの受付状況に応じた具体的な表示態様を決定する。そして、決定した表示態様の協力アクション表示体7を表示させるための情報を含む反映情報を配信する。
各視聴者2vの視聴者端末1500vおよび配信者2hの配信者端末1500hは、当該反映情報を受信すると、配信中のコンテンツのオリジナル画面W2(図3参照)に協力アクション表示体7を重畳表示させたコンテンツ視聴画面W10を表示させる。図7の例では、協力者から受け付けた投げ銭額の合計に応じた数のコイン型の表示体が、ウェーブを描きながら、画面右方から左方へ流れるようにして表示されている。
この協力アクション表示体7は、個別アクション表示体6よりも派手で大掛かりである。
実際のアイドルのライブイベントでは、ファンクラブ主体でウェーブや横断幕など、個人別の応援ではできないような大掛かりでインパクトのある応援をアイドルに送ることがある。協力アクション表示体7はその応援と同じ又はそれ以上の効果をもたらす。
そして、協力アクション表示体7の表示を無事成し遂げたことで、特定視聴者である視聴者2v(2a)と協力者の視聴者2v(2c)は、達成感と団結意識を共有・共感し、コンテンツ配信を視聴する気分が高まる。それは、更なる協力アクションイベントの発起と、それへの協力・賛同(協力視聴者アクション)とを促し、コンテンツ視聴システム1000が他の配信システムよりも優れた満足度のあるユーザ体験を提供する源となる。
一方、サーバシステム1100は、協力アクションイベントの実行中に発動条件が満たされなかったイベントを「不発」と認定し、当該協力アクションイベントの発起人である特定視聴者の視聴者端末1500vへ、所定の不発通知を送信する。
特定視聴者の視聴者端末1500vは、これを受信して不発通知表示体17を表示させる。不発通知表示体17は、不発になった協力視聴者アクションの対処の選択肢を表示させる操作アイコンを兼ねており、特定視聴者が不発通知表示体17をタッチ操作すると、視聴者端末1500vは対処の選択肢を表示し、当該特定視聴者に選択させる。
図8は、不発と認定された協力アクションイベントへの対処について説明するための図である。不発対処の選択肢は、「中止」「強制実行」「移譲」の3択である。
「中止」は、発動条件が満たされなかったことで、当該協力アクションイベントを無かったことにし、当該イベントに係る協力アクション表示体7の表示を行わないとする選択肢である。
具体的には、特定視聴者である視聴者2v(2a)が、対処の選択肢の中から「中止」を選択すると、特定視聴者の視聴者端末1500vは、「中止」の対処選択結果をサーバシステム1100へ送信する。サーバシステム1100は、これを受信すると、当該協力アクションイベントの協力者(当該イベントに係り協力視聴者アクションが受付済みの協力可能視聴者)の視聴者端末1500vへ、中止通知を送信する。
協力可能視聴者の視聴者端末1500vは、これを受信して、コンテンツ視聴画面W12にて中止通知表示体18を表示させる。当該イベントの協力者はこれをもって、協力した協力アクションイベントが不発に終わったことを知ることとなる。なお、協力内容が「投げ銭」の協力アクションイベントが中止になった場合は、当該投げ銭に係る課金や投げ銭アイテムの消費などは実行されない。
「強制実行」は、発動条件は満たされなかったが、本来望んだ協力アクション表示体7とは異なったと表示体であったとしても、なんらかの表示体を表示させて、協力者がイベントに協力・賛同してくれたことへ僅かでも報いる選択肢である。
具体的には、特定視聴者である視聴者2v(2a)が対処の選択肢の中から「強制実行」を選択操作入力すると、特定視聴者の視聴者端末1500vは、「強制実行」の対処選択結果をサーバシステム1100へ送信する。サーバシステム1100は、これを受信すると、投げ銭に係る課金(又は投げ銭アイテムの消費)を実行し、代替協力アクション表示体8をコンテンツ視聴画面W12にて表示させる制御を行う。
代替協力アクション表示体8は、当該協力アクションイベントの発動時に本来表示されたであろう協力アクション表示体7よりも規模や派手さで劣る内容の表示体である。なお、「強制実行」の場合は課金額やアイテムの消費量を割引しても良い。
「移譲」は、「中止」や「強制実行」とは全く異なる意味合いを有する選択肢である。本来の発起人である特定視聴者は、不発になったことで「中止」にしても良いと思っているが、所定の制限時間内に発動条件の不足分を補って当該協力アクションイベントを引き継ぎたい人がいればそれに応じる旨の選択肢である。制限時間は、当該協力アクションイベントのイベント期間終了から計時される時間に関する条件である。
具体的には、特定視聴者である視聴者2v(2a)が「移譲」を選択操作入力すると、特定視聴者の視聴者端末1500vは、「移譲」の対処選択結果をサーバシステム1100へ送信する。サーバシステム1100は、これを受信して、移譲課金(移譲に要する移譲条件;追加課金額)を設定し、当該協力アクションイベントの協力者である視聴者2v(2c)の視聴者端末1500vへ移譲受付通知を送信する。
協力者である視聴者2v(2c)の視聴者端末1500vは、当該通知を受信して移譲受付表示19を表示する。移譲受付表示19により、協力者である視聴者2v(2c)へ当該協力アクションイベントが不発に終わったこと、移譲課金に応じた者が当初の発起人に代わって当該協力アクションイベントの新たな権利者になれること、を告げる。
協力者である視聴者2v(2c)が、移譲課金に応じる操作を入力すると、視聴者端末1500vは、所定の移譲リクエストともに視聴者アカウントを送信する。
サーバシステム1100は、これを受信し、移譲課金(又は、それに相当する投げ銭アイテムの消費など)を実行する。そして、サーバシステム1100は、発動条件が満たされたときと同様にして、移譲された新たな発起人である視聴者2v(2c)の視聴者端末1500vへ発動可能通知を送信し、発動操作に応じて該当する協力アクションイベントの協力アクション表示体7をコンテンツ視聴画面W14にて表示させる。移譲された新たな発起人である視聴者2v(2c)が発動操作を行えるようになるのではなく、移譲によってイベント期間を所定期間だけ延長することとして、更なる協力(協力視聴者アクション)の受け付けが可能になるとしてもよい。
図9は、視聴者アクションの実行に伴うポイントおよび特典の付与について説明するための図である。
サーバシステム1100は、視聴者アクションを実行した視聴者2vへポイントを付与し、視聴者アクションがなされたコンテンツの配信者2hへ特典を付与する制御を行う。
「ポイント」の使用目的は適宜設定可能である。例えば、コンテンツ視聴システム1000が提供するサービスを利用するための対価として利用可能としてもよい。ゲームアイテムを購入するために利用可能、個別視聴者アクションの対価として利用可能、としてもよい。「特典」は、視聴アクションの種類に応じて異なる。例えば「投げ銭」の場合は、投げ銭額の内の取り分となる。「コメント」の場合はポイント付与、或いは1コメント当たり所定の金額付与、としてもよい。「評価」の場合は、評価合計が所定の単位値が増加する毎に所定のポイントの付与或いは所定金額の付与、としてもよい。
図9(1)は、個別視聴者アクションに伴うポイントおよび特典の付与の例を示し、図9(2)は協力視聴者アクションに伴うポイントおよび特典の付与の例を示している。
これらを比較すると明らかなように、個別視聴者アクションに伴い付与されるポイントは、協力視聴者アクションに伴い付与されるポイントよりも小さく設定されている。また、個別視聴者アクションに伴い付与される特典の価値は、協力視聴者アクションに伴い付与される特典の価値よりも低く設定されている。
なお、協力視聴者アクションの実行者たる視聴者2vへのポイントの付与に当たっては、発起人である視聴者2v(2a)へのポイント数が、協力者である視聴者2v(2c)へのポイント数よりも大きくなるように設定してもよい。また、協力した投げ銭額が多いほど、ポイント数を多くするように設定してもよい。
次に、機能構成について説明する。
図10は、サーバシステム1100の機能構成例を示す機能ブロック図である。
サーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、音出力部390sと、画像表示部392sと、通信部394sと、サーバ記憶部500sとを備える。
操作入力部100sは、サーバの管理のための各種操作を入力するための手段である。図1のキーボード1106、タッチパネル1108がこれに該当する。
サーバ処理部200sは、例えばCPUやGPU、ASIC、FPGA等の演算回路となるプロセッサの他、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100sやサーバ記憶部500sを含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100sからの操作入力信号、ユーザ端末1500などから受信したデータ、等に基づいて各種の演算処理を実行して、サーバシステム1100の動作を統合的に制御する。
サーバ処理部200sは、ユーザ管理部202と、オンラインショッピング管理部204と、コンテンツ視聴管理部210と、計時部280sと、音生成部290sと、画像生成部292sと、通信制御部294sとを含む。勿論、これら以外の機能部も適宜含めることができる。
ユーザ管理部202は、ユーザ登録手続きに係る処理およびユーザアカウントに紐付けられる各種情報の記憶管理を行う。具体的には、ユーザ管理部202は、(1)登録ユーザへの固有のユーザアカウントの付与、(2)ユーザアカウント別の個人情報の記憶管理、(3)所有する投げ銭アイテムの管理、(4)コンテンツの視聴履歴の管理、(5)視聴者アクションの履歴の管理、などを行う。その他、ゲームに係るセーブデータの記憶管理、などを行うとしてもよい。
オンラインショッピング管理部204は、オンラインショッピングに関する制御を担い、公知のオンラインショッピング技術を適宜利用して実現できる。本実施形態では、オンラインショッピングによって、様々な種類の投げ銭アイテムを購入することができる。視聴者アクションとして投げ銭アイテムを使用すると、購入し保有していた投げ銭アイテムが消費される。なお、オンラインショッピングにおける販売対象は、これら以外にも適宜設定可能である。
コンテンツ視聴管理部210は、配信者2hの配信者端末1500hから、配信するコンテンツデータを取得する制御と、各視聴者2vの視聴者端末1500vへコンテンツを配信する制御と、各視聴者2vから視聴者アクションを受け付けて、当該視聴者アクションに応じたアクション表示体を視聴者端末1500vにて表示させるための各種制御と、を行う。
図11は、コンテンツ視聴管理部210が有する機能部の例を示す図である。
コンテンツ視聴管理部210は、視聴者受付部214と、特定視聴者選択部216と、特定視聴者報知制御部218と、個別受付制御部222と、個別表示体制御部224と、発動条件設定部226と、実行開始制御部228と、イベント紹介通知制御部230と、協力受付制御部232と、協力受付状況通知制御部234と、中止制御部236と、特定視聴者変更部238と、協力表示体制御部240と、ポイント付与部250と、特典付与部252と、を有する。
視聴者受付部214は、コンテンツの配信を希望する視聴者2vの受付を行う。
特定視聴者選択部216は、視聴者受付部214で受け付けた視聴者の中から特定視聴者を選択する。具体的には、特定視聴者選択部216は、個別視聴者アクションの受け付け履歴と、協力視聴者アクションの受け付け履歴と、各視聴者の視聴者情報(関心情報を含む。関心情報は、視聴するコンテンツのコンテンツ内容に対して予め登録された当該視聴者の関心対象についての情報)と、の少なくとも何れかに基づいて選択する。また、特定視聴者選択部216は、特定視聴者の一部を、視聴者の中から抽選で選択する。
特定視聴者報知制御部218は、特定視聴者の視聴者端末1500vに、特定視聴者である旨の報知を行わせる制御をする。
個別受付制御部222は、個別視聴者アクションを視聴者から受け付ける。
個別表示体制御部224は、個別受付制御部222により受け付けられた個別視聴者アクションに応じた個々の個別アクション表示体6を、視聴者端末1500vに表示させるための制御を行う。
発動条件設定部226は、特定視聴者の設定操作に基づいて、協力アクションイベントの発動条件を設定する。
実行開始制御部228は、特定視聴者からの協力アクションイベントの実行要求に基づいて、当該協力アクションイベントの実行開始を制御する。つまり、イベント期間の計時を開始し、当該協力アクションイベントへの協力視聴者アクションの受け付けを開始する。
イベント紹介通知制御部230は、協力アクションイベントに係る特定視聴者の識別情報を含む、協力アクションイベントの紹介情報を視聴者端末に通知する制御を行う。本実施形態では、紹介情報表示部30の詳細表示40にて、その発動条件を発動条件表示部44にて表示するので、イベント紹介通知制御部230は、発動条件を視聴者端末1500vに通知する発動条件通知制御部231として機能することになる。
協力受付制御部232は、協力アクションイベントの実行中に協力視聴者アクションを視聴者2vから受け付ける。そして、協力受付制御部232は、協力視聴者アクションの受け付け対象とする協力可能視聴者を、視聴者2vの中から選択する協力可能視聴者選択部233、を有し、協力可能視聴者から協力視聴者アクションを受け付ける。
協力受付状況通知制御部234は、協力受付制御部232による協力視聴者アクションの受付状況を、視聴者端末1500vに通知する。
中止制御部236は、協力アクションイベントの実行開始後に、特定視聴者の中止要求に応じて協力アクションイベントを中止する。
特定視聴者変更部238は、協力アクションイベントの実行中に、所与の移譲条件を満たす協力視聴者アクションを行った視聴者2vを、当該協力アクションイベントに係る新たな特定視聴者とする特定視聴者変更処理を行う。具体的には、協力視聴者アクションが移譲条件を満たす課金(又は課金に相当するアイテム等の対価支払い媒体の消費)を伴っているか否かを判定して、特定視聴者変更処理を行う。移譲条件は課金に関する条件(移譲課金条件)である。本実施形態では、移譲条件(移譲課金条件)は、イベント期間終了時における発動条件の不足分の課金がなされること、である。
協力表示体制御部240は、協力受付制御部232により受け付けられた協力視聴者アクションの情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体7を個別アクション表示体6とは異なる表示態様で視聴者端末1500vにて表示させるための制御を行う。そして、協力表示体制御部240は、表示態様設定部242と、表示体強制制御部244と、を含む。
表示態様設定部242は、特定視聴者の設定操作に基づいて、協力アクション表示体7の表示態様を設定する。そして、表示態様設定部242(協力表示体制御部240)は、蓄積記憶した協力視聴者アクションの情報に基づいて、協力アクション表示体7の表示態様を変化させる。表示態様タイプ設定部23(図4参照)における設定操作により、協力アクション表示体7のタイプが決まり、協力視聴者アクションへの協力の受付状況に応じて表示態様の詳細が変化する点がこれに該当する。
表示体強制制御部244は、期限までに受付状況に基づく条件が満たされない場合に、協力アクション表示体7とは異なる表示体を、視聴者端末に表示させるための制御を行う。代替協力アクション表示体8(図8参照)の表示に係る制御がこれに該当する。
ポイント付与部250は、視聴者アクションに応じたポイントを当該視聴者に付与する。具体的には、個別視聴者アクションよりも協力視聴者アクションの方が視聴者アクション1回当たりの付与ポイントを多くする。
特典付与部252は、視聴者アクションに応じた特典をコンテンツの制作者又は権利者(以下代表して「制作者」という)に付与する。具体的には、個別視聴者アクションに応じた特典付与率と、協力視聴者アクションに応じた特典付与率とを異なる付与率として付与する。
計時部280sは、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
音生成部290sは、音声データの生成やデコードをするICやソフトウェアの実行により実現され、サーバシステム1100のシステム管理や、コンテンツの視聴等に係る操作音や効果音、BGM、音声通話、などの音声データを生成或いはデコードする。そして、システム管理に関する音声信号は音出力部390sへ出力する。
音出力部390sは、音声信号を放音する。図1の例では本体装置やタッチパネル1108が備えるスピーカ(不図示)がこれに該当する。
画像生成部292sは、画像表示部392sに表示させる画像を生成し、その画像信号の出力を行う。サーバシステム1100のシステム管理に関する画面やコンテンツ視聴等に係る各種画面(又はそれらをユーザ端末1500で表示させるためのデータ)などを生成する機能の一部がこれに該当する。
画像表示部392sは、フラットパネルディスプレイや、ヘッドマウントディスプレイ、プロジェクターなど、画像を表示させる装置で実現される。図1の例では、タッチパネル1108がこれに該当する。
通信制御部294sは、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394sを介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
通信部394sは、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。図1の例では通信装置1153が該当する。
サーバ記憶部500sは、サーバ処理部200sにサーバシステム1100を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや各種データ等を記憶する。また、サーバ処理部200sの作業領域として用いられ、サーバ処理部200sが各種プログラムに従って実行した演算結果などを一時的に記憶する。この機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスク、オンラインストレージなどによって実現される。図1の例では本体装置が搭載するICメモリ1152やハードディスクなどの記憶媒体、およびストレージ1140がこれに該当する。
図12は、サーバ記憶部500sが記憶するプログラムやデータの例を示す図である。
本実施形態におけるサーバ記憶部500sは、サーバプログラム501と、配信用配信クライアントプログラム503と、配信用視聴クライアントプログラム505と、個別アクション表示体定義データ510と、協力アクション表示体定義データ520と、ポイント設定データ540と、特典設定データ542と、ユーザ管理データ600と、コンテンツ登録データ630と、配信管理データ650と、現在日時900と、を記憶する。サーバ記憶部500sは、その他のプログラムやデータ(例えばタイマーや、カウンタ、各種フラグなど)も適宜記憶する。
サーバプログラム501は、サーバ処理部200sが読み出して実行することで、ユーザ管理部202、オンラインショッピング管理部204、コンテンツ視聴管理部210、としての機能を実現させるためのプログラムである。
配信用配信クライアントプログラム503は、配信者端末1500hとなるユーザ端末1500へ提供され、実行される配信素材となるコンテンツの作成や、サーバシステム1100への登録、ライブ配信に係る機能を実現するクライアントプログラムのオリジナルである。
配信用視聴クライアントプログラム505は、視聴者端末1500vとなるユーザ端末1500へ提供され、実行されることで視聴者端末1500vにて視聴に係る各種機能を実現するクライアントプログラムのオリジナルである。
これらのクライアントプログラムは、1つのアプリケーションプログラムとして提供されてもよい。
個別アクション表示体定義データ510は、個別アクション表示体6の種類毎に用意されている。1つの個別アクション表示体定義データ510は、当該定義データが適用される適用個別視聴者アクション種類と、当該定義データが適用される適用個別視聴者アクション内容(例えば、投げ銭の金額範囲、コメントの文字数、評価点の範囲、など)と、個別アクション表示体6の表示を実現するための表示体データと、が格納されている。
協力アクション表示体定義データ520は、協力アクション表示体7の種類毎に用意されている。1つの協力アクション表示体定義データ520は、例えば図13に示すように、当該定義データが適用される視聴者アクションの種類を示す適用イベント種類521と、当該定義データが適用される表示態様タイプを示す適用表示態様タイプ523と、複数の表示態様候補データ524と、代替協力アクション表示体8の表示を実現するための代替表示体データ529と、を含む。
表示態様候補データ524は、適用表示態様タイプ523の示すタイプ内で変化し得る表示態様別に用意されており、それぞれが候補選択要件525と、表示体データ528とを対応付けて格納している。候補選択要件525は、1つ又は複数のサブ条件のANDやORを組み合わせて記述される。サブ条件は適宜設定可能であるが、例えば協力者人数条件526、協力内容条件527を用いることができる。前者は、協力アクションイベント実行中に協力受付された協力可能視聴者の人数について満たすべき条件である。後者は、協力アクションイベント実行中に協力受付された内容、例えば「投げ銭」であれば投げ銭金額の合計、投げ銭アイテムの種類や数、の条件となる。
表示体データ528によって表示が実現される協力アクション表示体7は、候補選択要件525の達成難易度が高いほど、大きさや見栄えがより高まるように設定されている。
図12に戻って、ポイント設定データ540は、視聴者アクションの実行に応じて実行者である視聴者2vに付与されるポイントを定義するデータであって、個別視聴者アクション種類別に用意される設定データと、協力アクションイベントのイベント種類別に用意される設定データとがある。1回の視聴者アクションで付与されるポイントは、前者で付与されるポイント(図9(1)の「10p」に相当)より後者で付与されるポイント(図9(2)の「100p」に相当)の方が大きくなるように設定されている。
特典設定データ542は、視聴者アクションの実行に応じて、配信されているコンテンツの配信者2hに付与される特典を定義するデータである。具体的には、個別視聴者アクションが実行された場合の特典付与率と、協力視聴者アクションが実行された場合の付与率と、を含む。特典付与率は、個別視聴者アクションのそれよりも、協力視聴者アクションのそれが大きくなるように設定されている。
ユーザ管理データ600は、登録済みのユーザ毎に用意され、当該ユーザに紐付けられる各種情報が格納される。1つのユーザ管理データ600は、例えば図14に示すようにユーザIDを含む固有のユーザアカウント601と、視聴者情報602と、保有ポイント数610と、配信者情報612と、保有特典616と、個別視聴者アクション履歴データ617と、協力視聴者アクション履歴データ618と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
視聴者情報602は、当該ユーザの個人情報や、視聴者2vとしてのコンテンツ視聴システム1000の利用状況、コンテンツを視聴する際に所定の申告手続に基づいて入力・申告した内容の情報、などを格納する。例えば、視聴者情報602は、視聴者アカウント603(例えば、ハンドルネーム)や、配信チャンネルのうちお気に入りとして登録した登録チャンネルID604、過去の視聴履歴や視聴者アクションの実績に基づいて当該ユーザがVIPとして認定された事を示すVIP登録ID605、関心情報606、などを含む。
関心情報606は、当該ユーザの好み、贔屓、などについての情報である。具体的には、お気に入りの配信者2hの配信者アカウント、配信者2hがアイドルグループであれば、グループメンバーのうち誰を贔屓にしているかを示す関心対象メンバー名、好みのゲームタイトル、などがこれに該当する。
保有ポイント数610は、視聴アクションの実行に伴い当該ユーザに付与されたポイントの残高を示す。
配信者情報612は、当該ユーザが配信者2hとしてシステムを利用する場合に設定した情報、或いは利用状況を示す情報を格納する。具体的には、配信者2hとしての名前(ユーザアカウントとは異なっていても良い。)である制作者アカウント613(例えば、ハンドルネーム)や、配信用に提供したコンテンツを識別するためのコンテンツIDリスト614、所有チャンネルID615、がこれに含まれる。
保有特典616は、当該ユーザが配信者2hとして付与を受けた特典についての情報を格納する。本実施形態では、視聴者アクションで実行された「投げ銭」の金額のうち、当該ユーザが受け取った金額の残高が格納される。
個別視聴者アクション履歴データ617は、当該ユーザが個別視聴者アクションを行うごとに作成・保存される。1つの個別視聴者アクション履歴データ617は、例えば、どのコンテンツの配信に対して実行したかを示す配信コンテンツID、実行日時、個別視聴者アクション種類、個別視聴者アクション内容、を格納する。勿論、これら以外のデータも適宜格納してもよい。
協力視聴者アクション履歴データ618は、当該ユーザが協力視聴者アクションを実行するごとに作成・保存される。1つの協力視聴者アクション履歴データ618は、例えば、配信コンテンツID、実行日時、協力した協力アクションイベントのイベント種類、協力内容、発起人フラグ、などを格納する。発起人フラグは、当該協力アクションイベントの発起人であった場合に設定される。勿論、これら以外のデータも適宜格納してもよい。
なお、個別視聴者アクション及び協力視聴者アクションに関するそれぞれの履歴の統計データ(例えば、種別の実行回数、実行頻度、合計投げ銭金額、など)も適宜、ユーザ管理データ600に含めても良い。
図12に戻って、コンテンツ登録データ630は、配信者2hからコンテンツが提供される毎(投稿される毎)に作成される。1つのコンテンツ登録データ630は、例えば固有のコンテンツID631と、登録日時632と、制作者アカウント633(配信者2hのアカウント)と、コンテンツデータ634と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
配信管理データ650は、コンテンツの配信毎に作成され、当該配信の実現に必要な情報、最新の配信状況を記述する各種データを格納する。
1つの配信管理データ650は、例えば、図15に示すように、固有の配信ID651と、配信日時652と、配信されるコンテンツを示す配信コンテンツID654と、視聴者アカウントリスト656と、特定視聴者アカウントリスト658と、協力可能視聴者アカウントリスト660と、個別視聴者アクション受付データ662と、協力アクションイベント管理データ664と、協力視聴者アクション受付データ666と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
個別視聴者アクション受付データ662は、視聴者端末1500vから個別視聴者アクションのリクエストを受信する毎に作成される。1つの個別視聴者アクション受付データ662は、例えば、実行日時、視聴者アカウント、個別視聴者アクション種類、個別視聴者アクション内容、等のデータを含む。当該受付データが、個別視聴者アクション履歴データ617の元になる。
協力アクションイベント管理データ664は、特定視聴者の視聴者端末1500vから、協力アクションイベントの実行要求を受信すると作成される。1つの協力アクションイベント管理データ664は、イベント設定画面20(図4参照)で設定された内容を格納する。具体的には、固有のイベントIDを兼ねるイベント名、発起人アカウント(発起人を示す特定視聴者の視聴者アカウント)、イベント種類、表示態様タイプ、発動条件、最新受付状況、を格納する。発動条件には、受付状況条件と、発動操作条件と、イベント期間と、を含む。協力アクションイベント管理データ664が格納する情報は、紹介情報表示部30での各種表示の元データになる。
視聴者アカウントリスト656は、最新の視聴者2vのアカウントリストであり、視聴者2vの増減に応じて自動的に更新される。つまり、当該リストに登録されている視聴者2vの人数が最新の視聴者2vの人数を示すこととなる。
協力視聴者アクション受付データ666は、視聴者端末1500vから協力視聴者アクションの実行リクエストを受信すると作成される。1つの協力視聴者アクション受付データ666は、例えば、どの協力アクションイベントへの協力・賛同の受付であるかを示す対象イベント名、受付日時、協力者を示す視聴者アカウント、協力内容(詳細表示40(図5参照)の協力内容設定部46で設定された内容)、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。当該受付データが、協力視聴者アクション履歴データ618の元になる。
図16は、ユーザ端末1500(視聴者端末1500v、配信者端末1500h)の機能構成例を示す機能ブロック図である。ユーザ端末1500は、操作入力部100と、音声入力部102と、端末処理部200と、音出力部390と、画像表示部392と、通信部394と、端末記憶部500と、を備える。
操作入力部100は、ユーザによってなされた各種の操作入力に応じた操作入力信号を端末処理部200に出力する。例えば、プッシュスイッチや、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボール、加速度センサ、ジャイロ、CCDモジュール、などによって実現できる。図2の方向入力キー1502や、ボタンスイッチ1504、タッチパネル1506、などがこれに該当する。
音声入力部102は、配信者2hのプレイ中の声を集音して音声信号を端末処理部200へ出力する。図2の例ではマイク1512がこれに該当する。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100や端末記憶部500を含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、ユーザ端末1500の動作を制御する。図2の制御基板1550がこれに該当する。
そして、本実施形態における端末処理部200は、配信クライアント演算部270と、視聴クライアント演算部272と、計時部280と、音生成部290と、画像生成部292と、通信制御部294と、を有する。
配信クライアント演算部270は、配信者端末1500hとして機能するための各種機能を実現する。例えば、配信用のコンテンツのデータを作成し、サーバシステム1100へ送信する制御を行う。
視聴クライアント演算部272は、視聴者端末1500vとして機能するための各種機能を実現する。例えば、視聴クライアント演算部272は、サーバシステム1100から配信されるデータに基づいて、コンテンツ視聴画面を表示させる制御、操作入力部100から所定の視聴者アクションの操作入力受け付ける制御、入力された視聴者アクションの情報をサーバシステム1100へ送信する制御、反映情報に基づいてコンテンツ視聴画面に視聴アクションの表示体を表示させる制御、などを実行する。
計時部280は、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
音生成部290は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成ICなどのプロセッサ、音声ファイルを再生可能なオーディオコーデック等によって実現され、楽曲や効果音、各種操作音の音信号を生成し、音出力部390に出力する。
音出力部390は、音生成部290から入力される音信号に基づいて音出力(放音)する装置によって実現される。図2のスピーカ1510がこれに該当する。
画像生成部292は、画像の生成・画像の合成、画像表示部392にそれらを表示させる画像信号の出力、などを行う。図2の例では、制御基板1550に搭載されるGPU(Graphics Processing Unit)、グラフィックコントローラがこれに該当する。
画像表示部392は、フラットパネルディスプレイや、ヘッドマウントディスプレイ、プロジェクターなど、画像を表示させる装置で実現される。図2の例では、タッチパネル1506がこれに該当する。
通信制御部294は、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394を介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
通信部394は、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。図2の例では無線通信モジュール1553がこれに該当する。
端末記憶部500は、端末処理部200に所与の機能を実現させるためのプログラムや、各種データ等を記憶する。また、端末処理部200の作業領域として用いられ、端末処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2の例では、制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。オンラインストレージを利用する構成も可能である。
具体的には、端末記憶部500は、配信クライアント演算部270として機能させるための配信クライアントプログラム504と、視聴クライアント演算部272として機能させるための視聴クライアントプログラム506と、配信クライアント制御データ700と、視聴クライアント制御データ702と、現在日時900と、を記憶する。勿論、これら以外のデータも適宜記憶できる。
配信クライアント制御データ700と、視聴クライアント制御データ702は、それぞれ配信者端末1500h、視聴者端末1500vとして機能する際に必要な各種データを格納する。
視聴クライアント制御データ702は、イベント紹介情報710を含む。
イベント紹介情報710は、イベント期間が残っている協力アクションイベントの協力アクションイベント管理データ664の内容の写しである。
次に、コンテンツ視聴システム1000の動作について説明する。
図17~図19は、コンテンツ視聴に係りサーバシステム1100および視聴者端末1500vが実行する処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、理解を容易にするために、発起される協力アクションイベントを1つだけと仮定して説明するが、実際には同時に複数の協力アクションイベントが併存し得る。
図17に示すように、サーバシステム1100は、所定の配信スケジュールに則って、視聴者受付をする(ステップS10)。視聴者端末1500vは、視聴者2vが希望するコンテンツ配信の受付に応じて視聴者として登録する手続処理を実行する(ステップS12)。
次に、サーバシステム1100は、視聴者受付終了後に、特定視聴者選択処理を実行する(ステップS14)。
図20は、特定視聴者選択処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同処理において、サーバシステム1100は、先ず特定視聴者アカウントリスト658をリセットし(ステップS20;図15参照)、配信者端末1500hへ視聴者リストを提供し、当該リストから配信者2hが視聴者の中から特定視聴者を指定可能に表示させる(ステップS22)。そして、配信者端末1500hから特定視聴者の指定を受け付ける(ステップS24)。指定された特定視聴者のアカウントは、特定視聴者アカウントリスト658に登録される。
次に、サーバシステム1100は、視聴者2vの中から次に記す何れかの選択基準に適合する者を一次選抜する(ステップS26)。
(第1選択基準)視聴者情報602が所定の第1選択基準(例えば、配信者2hのチャンネルが登録チャンネルID604に含まれている、VIP登録ID605を有している、など)を満たしている。
(第2選択基準)個別視聴者アクション履歴データ617が所定の第2選択基準(例えば、1配信あたり基準値以上の個別視聴者アクションを実行している、累計実行回数が所定基準値に達している、など)を満たしている。
(第3選択基準)協力視聴者アクション履歴データ618が所定の第3選択基準(例えば、1配信あたり基準値以上の協力視聴者アクションを実行している、累計実行回数が所定基準値に達している、累計投げ銭額が所定基準値に達している、など)を満たしている。
(第4選択基準)視聴者情報602のうち配信されるコンテンツに係る関心情報606が、所定の第4選択基準(例えば、コンテンツがアイドルグループのライブであれば、関心対象のメンバーが含まれている、など)を満たしている。
次に、サーバシステム1100は、一次選抜した者を、第1~第4選択基準を満たしている数が多い順に、第1所定数だけ2次選抜して特定視聴者に追加する(ステップS28)。更に、サーバシステム1100は、この時点で特定視聴者になっていない視聴者2vの中から抽選で第2所定数(<第1所定数)を選抜して特定視聴者に追加する(ステップS30)。
図17に戻って、サーバシステム1100は、選択した特定視聴者の視聴者端末1500vへ向けて所定の報知を送信する(ステップS36)。
視聴者端末1500vは、当該報知を受信すると(ステップS38のYES)、特定視聴者報知表示体10の表示を開始する(ステップS40;図4参照)。
次に、サーバシステム1100は、協力可能視聴者を選択する(ステップS42)。具体的には、その時点における特定視聴者以外の視聴者の中から、抽選で所定数を選択して協力可能視聴者に選択する。或いは、特定視聴者以外の視聴者2vを各々の個別視聴者アクション履歴データ617の数の降順にソートして、個別視聴者アクションの履歴数が多い順に所定数を選択するとしてもよい。そして、特定視聴者を協力可能視聴者に追加する。
次に、サーバシステム1100は、コンテンツの同時配信を開始する(ステップS50)。視聴者端末1500vでは、コンテンツ視聴画面でコンテンツの表示が開始される(ステップS52)。
視聴者端末1500vは、コンテンツ視聴中に個別視聴者アクション設定開始操作を検出すると(ステップS70のYES)、個別視聴者アクションの設定画面を表示し、設定操作を受け付ける(ステップS72)。そして、設定結果を、個別視聴者アクションリクエストとともにサーバシステム1100へ送信する(ステップS74)。
サーバシステム1100は、これを受信して受付処理する(ステップS76)。すなわち、配信管理データ650に個別視聴者アクション受付データ662(図15参照)を作成し、リクエストした視聴者端末1500vの視聴者のユーザ管理データ600に個別視聴者アクション履歴データ617(図14参照)を作成する。
そして、サーバシステム1100は、受信したリクエストに対応する個別アクション表示体6を決定し、視聴者端末1500vにてコンテンツ視聴画面上にこの個別アクション表示体6を表示させる(ステップS78;図3参照)。
前述のように、ステップS40で表示が開始される特定視聴者報知表示体10(図4参照)は、イベント設定開始操作をするための操作アイコンを兼ねている。
コンテンツ視聴中に、イベント設定開始操作を検出すると(ステップS90のYES)、視聴者端末1500vは、イベント設定画面20を表示し設定操作を受け付ける(ステップS92;図5参照)。そして、所定の協力アクションイベント実行リクエスト(実行要求)とともに、特定視聴者の視聴者アカウント、イベント設定画面20で設定した内容の情報、をサーバシステム1100へ送信する(ステップS94)。
サーバシステム1100は、これを受信して受付処理する(ステップS96)。すなわち、配信管理データ650に協力アクションイベント管理データ664を作成する(図15参照)。イベント期間は、受付日時から所定時間として自動的に設定する。
次いで、サーバシステム1100は、受け付けた協力アクションイベントのイベント期間の管理を開始し(ステップS98)、図18に移って、イベント開始の通知を兼ねて協力可能視聴者の視聴者端末1500vへ所定の報知と、イベント紹介情報と、を送信する(ステップS100)。
視聴者端末1500vは、この協力可能視聴者向けの報知を受信すると(ステップS102のYES)、イベント紹介情報710を保存し、コンテンツ視聴画面内に協力可能視聴者報知表示体12を表示させる(ステップS104;図5参照)。
協力可能視聴者報知表示体12は、協力アクションイベントについての紹介情報を表示させるための紹介情報表示操作アイコンを兼ねている。
視聴者端末1500vは、協力可能視聴者報知表示体12へのタッチ操作を検出すると(ステップS106のYES)、紹介情報表示操作されたと見なして、イベント紹介情報710に基づいて紹介情報表示部30(図5参照)を表示し、協力内容の設定操作を受け付ける(ステップS108)。そして、協力視聴者アクションを実行する。すなわち所定の協力リクエストとともに、協力内容の設定内容をサーバシステム1100へ送信する(ステップS112)。
サーバシステム1100は、それらを受信して受付処理する(ステップS114)。すなわち、配信管理データ650に協力視聴者アクション受付データ666を作成し(図15参照)、協力リクエストされた協力アクションイベント管理データ664の最新受付状況を更新する。
そして、協力アクションイベントの最新受付状況が更新されたので、サーバシステム1100はこれを視聴者端末1500vへ向けて通知する(ステップS116)。視聴者端末1500vは、最新受付状況の情報を受信して(ステップS117のYES)、受付状況通知表示体14の表示を更新する(ステップS118;図6参照)。
また、視聴者端末1500vは、イベント紹介情報710に基づいてイベント期間が残っている協力アクションイベントが無くなった場合(ステップS120のNO)、協力可能視聴者報知表示体12の表示を解除する(ステップS122)。これで、視聴者端末1500vでは、新たな協力視聴者アクションへの協力内容の設定ができなくなる。
一方、サーバシステム1100は、イベント期間内に発動条件が満たされた協力アクションイベントがある場合(ステップS130のYES)、サーバシステム1100は、発動手続処理を実行する(ステップS130)。
図21は、発動手続処理に係るサーバシステム1100および視聴者端末1500vにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同処理において、サーバシステム1100は、先ずイベント期間内に発動条件が満たされた協力アクションイベントの発起人の視聴者端末1500vへ、所定の発動可能通知を送信する(ステップS132)。
視聴者端末1500vは、発動可能通知を受信すると(ステップS134のYES)、コンテンツ視聴画面W6に表示されていた受付状況通知表示体14を発動可能通知表示体16(図7参照)に変更して発起人である視聴者2vに報せ、発動操作の受け付けをする(ステップS136)。そして、発動操作があれば(ステップS138のYES)、視聴者端末1500vは発動リクエストと発起人の視聴者アカウントとをサーバシステム1100へ送信する(ステップS140)。
サーバシステム1100は、発動リクエストを受信すると(ステップS160のYES)、発動リクエストされた協力アクションイベントの受付状況に応じて、協力アクション表示体7の具体的な表示態様を決定する(ステップS162)。
具体的には、協力アクション表示体定義データ520(図13参照)の中から、適用イベント種類521および適用表示態様タイプ523が、発動リクエストされた協力アクションイベントの各種設定情報(協力アクションイベント管理データ664に含まれている。)と適合する定義データを検索する。そして、検索された定義データの表示態様候補データ524の中から、最新受付状況が適合する候補選択要件525の候補を検索し、検索された候補データの表示体データ528を読み出す。
次いで、サーバシステム1100は、その協力アクション表示体7を視聴者端末1500vにてコンテンツ視聴画面上に表示させ(ステップS164;図7参照)、課金処理を実行する(ステップS166)。投げ銭アイテムなどの対価支払い媒体が使用され場合には、その消費を実行する。
そして、サーバシステム1100は、当該協力アクションイベントへの協力者のユーザ管理データ600に、今回の協力視聴者アクションに係る協力視聴者アクション履歴データ618を保存して(ステップS168;図14参照)、発動手続処理を終了する。
図19に移って、サーバシステム1100は、対応する協力アクションイベントのイベント期間内に発動条件が満たされなかった協力アクションイベントがある場合(ステップS180のYES)、サーバシステム1100は当該協力アクションイベントの発起人の視聴者端末1500vへ、所定の不発通知を送信する(ステップS132;図8参照)。
視聴者端末1500vは、これを受信すると(ステップS184のYES)、不発通知表示体17を表示させ、不発対処の選択肢を表示し、発起人に選択させる(ステップS186)。そして、視聴者端末1500vは、不発対処の選択結果をサーバシステム1100へ送信する(ステップS188)。
サーバシステム1100は、受信した不発対処の選択結果が「中止」の場合(ステップS190の中止)、中止手続処理を実行する(ステップS192)。
図22は、中止手続処理に係るサーバシステム1100および視聴者端末1500vにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同処理において、サーバシステム1100は、先ず当該協力アクションイベントの協力者の視聴者端末1500vへ中止通知を送信する(ステップS202)。
視聴者端末1500vは、これを受信すると(ステップS204のYES)、中止通知表示体18を表示させ(ステップS206;図8参照)、中止手続処理は終了する。
図19に戻って、受信した不発対処の選択結果が「移譲」の場合(ステップS190の移譲)、サーバシステム1100は、移譲手続処理を実行する(ステップS210)。
図23は、移譲手続処理に係るサーバシステム1100および視聴者端末1500vにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同処理において、サーバシステム1100は、先ず移譲課金を決定し(ステップS212)、当該協力アクションイベントの協力者の視聴者端末1500vへ移譲受付通知を送信する(ステップS214)。移譲受付通知には、移譲対象とされる協力アクションイベントのイベント名と、移譲課金の情報と、最新受付状況の情報と、が含まれている。
視聴者端末1500vは、移譲受付通知を受信すると(ステップS216のYES)、移譲受付表示19を表示する(ステップS218)。移譲受付表示19では、例えば、移譲についての説明と、移譲対象とされる協力アクションイベントのイベント名と、最新受付状況の情報と、移譲課金の情報と、移譲リクエスト操作アイコン50(図8参照)とが表示される。移譲リクエスト操作アイコン50は、移譲課金の支払承認操作アイコンと、移譲リクエスト操作アイコンとを兼ねている。
視聴者端末1500vは、所定時間内に移譲リクエスト操作を検出すると(ステップS220のYES)、サーバシステム1100へ所定の移譲リクエストとともに、移譲対象とされる協力アクションイベントのイベント名と、移譲課金の承認と、協力者の視聴者アカウントと、を送信する(ステップS222)。
移譲リクエストが、移譲受付通知から所定の制限時間内に受信されなければ(ステップS224のNO)、サーバシステム1100は中止手続処理を実行して(ステップS226)、移譲手続処理を終了する。
もし、当該制限時間内に移譲リクエストが受信されたならば(ステップS224のYES)、サーバシステム1100は、先に決定した移譲課金(又は、それに相当する投げ銭アイテムの消費など)を、移譲リクエストしてきた視聴者2vに対して実行し(ステップS240)、移譲対象とされる協力アクションイベントの最新受付状況の情報を更新し、発起人を移譲リクエストした視聴者2vに変更する(ステップS242)。具体的には、移譲対象とされる協力アクションイベントの協力アクションイベント管理データ664の発起人アカウントを変更する(図15参照)。
次いで、サーバシステム1100は、移譲対象とされる協力アクションイベントの協力者の視聴者端末1500vへ、移譲完了通知を送信する(ステップS244)。
視聴者端末1500vは、これを受信して(ステップS246)、移譲完了通知表示を行う(ステップS248)。移譲完了通知表示は、発起人が変更された旨と、イベント名と、当初の発起人の特定視聴者アカウントと、新たな発起人の特定視聴者アカウントと、を表示する。そして、移譲手続処理を終了する。
図19に戻って、移譲手続処理を終了すると、サーバシステム1100は、移譲により発動条件は満たされたものと見なして、移譲された協力アクションイベントについて発動手続処理を実行する(ステップS250)。
ステップS190において、受信した不発対処の選択結果が「強制実行」の場合(ステップS190の強制)、サーバシステム1100は、強制実行対象の協力視聴者アクションが適合する協力アクション表示体定義データ520(図13参照)を検索し、検索された定義データの代替表示体データ529を読み出して、コンテンツ視聴画面に強制実行された協力アクションイベントの表示体として、代替協力アクション表示体8を表示させる(ステップS260;図8参照)。そして、強制実行された協力アクションイベントに係る課金処理を実行する(ステップS262)。なお、「強制実行」の場合は課金額やアイテムの消費量を割引しても良い。
配信が終了すると(ステップS270のYES)、サーバシステム1100は、今回配信したコンテンツの視聴者2v別に、ポイント付与処理を行う(ステップS274)。すなわち、個別視聴者アクション受付データ662(図15参照)毎に、ポイント設定データ540(図12参照)と照合して得た付与ポイント数を、当該受付データが示す視聴者アカウントの視聴者2vに付与する。そして、当該視聴者2vの視聴者端末1500vへ所定のポイント付与通知を行う。当該通知には、付与される合算値が含まれている。
視聴者端末1500vは、ポイント付与通知を受信して、付与されたポイントの合算値を含む付与通知表示を行う(ステップS276)。
また、サーバシステム1100は、今回配信したコンテンツの配信者2hを対象として特典付与処理を行う(ステップS278)。すなわち、個別視聴者アクション受付データ662を参照して、個別視聴者アクションとして実行された投げ銭額合計を算出して、特典設定データ542が示す個別視聴者アクション特典付与率Ppで付与金額を決定し、これを配信者2hへ付与する。同様に、協力視聴者アクション受付データ666から、今回の配信における協力視聴者アクションとして実行された投げ銭合計額を算出して、特典設定データ542が示す協力視聴者アクション特典付与率Pcで付与金額を決定し、これを配信者2hへ付与する。
以上、本実施形態によれば、コンテンツ視聴システム1000は、従来の視聴者アクションとは異なる斬新な視聴者アクションを実現できる。
すなわち、コンテンツ視聴システム1000は、個別視聴者アクションを視聴者2vから受け付け、これに応じた個々の個別アクション表示体6を視聴者端末1500vにて表示させることができる。加えて、コンテンツ視聴システム1000は、協力視聴者アクションを視聴者2vから受け付け、その情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体7を視聴者端末1500vに表示させるための制御を行うことができる。複数の視聴者が協力することにより実現される斬新な視聴者アクションが、コンテンツ視聴システム1000によるコンテンツ配信及びコンテンツの視聴の魅力を高め、コンテンツ視聴システム1000の利用を促すことができる。また、協力アクションイベントは、視聴者に、従来に無い一体感や興奮の共感をもたらす。
また、コンテンツ視聴システム1000では、協力アクションイベントを設定できる特別な権限を有する特定視聴者を視聴者2vの中から選択・設定できる。別の言い方をすると、協力アクションイベントの発起人たり得る特別な視聴者を限定できる。
特定視聴者の選択は、個別視聴者アクションの受け付け履歴や、協力視聴者アクションの受け付け履歴、視聴者情報、関心情報などに基づいて行うことができる。よって、視聴者アクションへの積極性を考慮し、協力アクションイベントの発起人として適当な特定視聴者を選択できる。加えて、特定視聴者の選択の一部には抽選を用いることで、特定視聴者となる視聴者に多様性をもたらす。
また、協力アクションイベントの発起人となった特定視聴者は、協力アクション表示体の表示態様の決定や、発動条件の設定、中止が可能になる。よって、特定視聴者がどのような状況で協力アクションイベントを発動させ、又は中止させるかを自在に選ぶことができる。
また、協力アクションイベントに係り移譲課金条件を満たした視聴者へ、その協力アクションイベントの発起人としての権限を移譲することができる。よって、協力アクションイベントに係り膠着状況が生じた場合に、発起人の変更によってこれを打開する仕組みを備えることができる。
また、協力アクションイベントでは、協力アクションイベントの発起人の情報が開示される。よって、視聴者2vは、協力アクションイベントの発起人が、「いつも同じアイドルのコンテンツを視聴する(アカウント名)さんの呼びかけた協力アクションイベントならば、参加しよう」と言った判断を促すことができる。これにより、視聴者2vを、協力視聴者アクションへ積極的に参加させる効果が期待できる。
また、個別アクション表示体6と協力アクション表示体7とで表示態様を違えることで、視聴者アクションに多様性をもたらしてコンテンツ視聴の興趣を高めるとともに、協力視聴者アクションの「やりごたえ感」を視聴者に与えることができる。
しかも、協力アクション表示体7については、1つの協力にどれだけの視聴者が賛同・参加しているかに応じて、表示態様の細部が変化する。よって、協力アクション表示体7の表示に多様性をもたらしコンテンツ視聴の興趣を高めることができる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記形態に限定されるものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
(変形例その1)
例えば、図17~図19のフローチャートの説明では、1つの協力アクションイベントを例示したが、実際には、特定視聴者が複数人選ばれている場合、複数の協力アクションイベントが並行して実行される。その場合、ステップS124~ステップS130、ステップS180~ステップS262を、協力アクションイベント毎に実行すればよい。
またその際、ステップS96において協力アクションイベントの受付を行う際に、サーバシステム1100がイベント期間の調整を行うとしてもよい。すなわち、協力アクションイベント管理データ664に設定されるイベント期間は、基本的には初期値が設定される。もし、複数の協力アクションイベントが併存し、それらのイベント期間の終了タイミングが近いと、複数の協力アクション表示体7が重なって表示され、協力アクション表示体7の表示が適当な時間差をもって表示される場合よりも印象度合が低下する可能性がある。また、協力アクション表示体7は、個別アクション表示体6よりも大きく派手に設定されるので、複数の協力アクション表示体7の表示が重なると、コンテンツ視聴画面内を表示体が充満して視聴を妨げる可能性もある。
そこで、サーバシステム1100は、新たに受け付けた協力アクションイベントのイベント期間を設定する際、初期設定した場合に予測されるイベント期間の終了タイミングを、既存の協力アクションイベントのそれと比較する。そして、両者の時間間隔が所定の近接認定条件を満たす場合には、今回新たに受け付けた協力アクションイベントについて初期設定されるイベント期間の終了を延長補正して、近接認定条件を満たさない程度にイベント期間の終了タイミングをずらす、としてもよい。
(変形例その2)
また、上記実施形態では、協力可能視聴者を視聴者2vの中から限定する例を示したが、これに限らない。例えば、協力可能視聴者を、視聴者2vの全員とすれば、協力アクションイベントへの参加を全員に促し、コンテンツ配信を盛り上げることができる。
(変形例その3)
また、上記実施形態に、視聴者数の増減を通知する機能と、視聴者数に応じて個別アクション表示体6(図3参照)の表示形態を変化させる機能と、視聴者数に応じて各種演出表示の内容を変更する機能と、のうちの1つ又は複数を追加してもよい。
例えば、これら全ての機能を追加する構成では、図24に示すように、サーバシステム1100のコンテンツ視聴管理部210に、視聴者数通知制御部254と、個別アクション表示体変更部256と、演出表示変更部258と、を追加する。
視聴者数通知制御部254は、コンテンツの配信開始以降(ステップS50以降)、視聴者アカウントリスト656(視聴者2vの増減に応じて変更される。)への登録人数が変更される度に、その人数を視聴者端末1500vへ配信する。これに対応して、視聴者端末1500vの視聴クライアント演算部257は、受信した人数を示す視聴者数の表示を視聴画面内に表示する。例えば、数字として表示する。
個別アクション表示体変更部256は、視聴者数に応じて個別視聴者アクションに対応して表示される個別アクション表示体6(図3参照)を変更する。
コンテンツ視聴管理部210に個別アクション表示体変更部256を追加する場合、サーバ記憶部500sは、上記実施形態の個別アクション表示体定義データ510に代えて、図25に示す個別アクション表示体定義データ510Bを記憶する。個別アクション表示体定義データ510Bは、個別アクション表示体6を表示させるための各種データを格納するデータであり、個別アクション表示体6の表示形態の種類別に用意される。1つの個別アクション表示体定義データ510Bは、適用要件511と、表示体データ513と、を含む。
適用要件511は、当該定義データを適用するために満たされるべき条件を示しており、1つ又は複数のサブ条件のANDやORの組み合わせにより記述される。サブ条件としては、例えば、適用個別視聴者アクションの種類条件511a、適用個別視聴者アクション内容条件511b、適用視聴者数条件511c、を用いることができる。なお、何れのサブ条件も「設定なし」や実質的な「無制限」を示す設定が可能である。
適用視聴者数条件511cは、コンテンツの視聴者2vの最新の数(視聴者数)、すなわち視聴者アカウントリスト656(図15参照)に登録されている人数についての条件であり、視聴者数の範囲として記述される。
個別アクション表示体変更部256は、ステップS78において、適用要件511を満たす個別アクション表示体定義データ510Bを検索し、検索された定義データの表示体データ513に基づいて、個別アクション表示体6をコンテンツ内に表示させる。
演出表示変更部258は、視聴者数に応じて各種演出表示を変更する。ここで言う「演出表示」は、コンテンツの映像に重畳表示する表示物(例えば、花吹雪、スポットライト風の演出のための暗部、キャラクタ等のポップ表示、など)を含む。コンテンツの映像が、アバターやゲームキャラクタなどの3Dキャラクモデルを仮想3次元空間に配置して動作制御した様子をレンダリングして作成する場合には、その背景物となるオブジェクトの種類や、動作制御、配光制御、などを含む。
コンテンツ視聴管理部210に演出表示変更部258を追加する場合、サーバ記憶部500sは、図26に示すような、演出表示定義データ550を記憶する。演出表示定義データ550は、演出表示の内容別に用意され、当該演出を実現するための各種データを格納する。1つの演出表示定義データ550は、適用要件551と、演出表示データ553と、を含む。
適用要件551は、当該定義データを適用するために満たされるべき条件を示しており、1つ又は複数のサブ条件のANDやORの組み合わせにより記述される。サブ条件としては、例えば、適用個別視聴者アクションの種類条件551a、適用個別視聴者アクション内容条件551b、適用視聴者数条件551c、適用協力アクションイベント条件551d、適用コンテンツ進行状況条件551e、を用いることができる。なお、何れのサブ条件も「設定なし」や実質的な「無制限」を示す設定が可能である。
適用視聴者数条件551cは、コンテンツの視聴者2vの最新の人数(視聴者数)、すなわち視聴者アカウントリスト656(図15参照)に登録されている人数についての条件であり、視聴者数の範囲として記述される。
適用協力アクションイベント条件551dは、協力アクションイベントに関する条件を示す。例えば、協力アクションイベント管理データ664(図15参照)の数や、協力視聴者アクション受付データ666の数、などを用いて記述される。
適用コンテンツ進行状況条件551eは、コンテンツの進行状況についての条件である。例えば、コンテンツの配信開始からの経過時間や、登場している所定キャラクタが何か、などを用いて記述される。
演出表示変更部258は、コンテンツ配信以降、逐次、適用要件551を満たす演出表示定義データ550を検索し、該当する定義データがあれば、その演出表示データ553に従って演出表示制御を行う。演出表示は、コンテンツの映像を、アバターやゲームキャラクタなどの3Dキャラクモデルを仮想3次元空間に配置して動作制御した様子をレンダリングして作成することができる。この場合、演出表示用のオブジェクトを仮想3次元空間に配置し、当該オブジェクトの動作を制御する。演出内容によっては、仮想3次元空間内の配光制御なども行う。演出表示制御は、サーバシステム1100が実行するとしても良いし、演出表示データ553を視聴者端末1500vへ配信し、視聴クライアント演算部272の機能として、配信された演出表示データ553に基づく表示をコンテンツの映像に合成表示するとしてもよい。
2…ユーザ
2h…配信者
2v…視聴者
6…個別アクション表示体
7…協力アクション表示体
8…代替協力アクション表示体
10…特定視聴者報知表示体
12…協力可能視聴者報知表示体
14…受付状況通知表示体
16…発動可能通知表示体
17…不発通知表示体
18…中止通知表示体
19…移譲受付表示
20…イベント設定画面
21…イベント名設定部
22…イベント種類設定部
23…表示態様タイプ設定部
24…第1発動条件設定部
25…第2発動条件設定部
30…紹介情報表示部
44…発動条件表示部
45…受付状況表示部
46…協力内容設定部
50…移譲リクエスト操作アイコン
200s…サーバ処理部
210…コンテンツ視聴管理部
216…特定視聴者選択部
218…特定視聴者報知制御部
222…個別受付制御部
224…個別表示体制御部
226…発動条件設定部
228…実行開始制御部
230…イベント紹介通知制御部
231…発動条件通知制御部
232…協力受付制御部
233…協力可能視聴者選択部
234…協力受付状況通知制御部
236…中止制御部
238…特定視聴者変更部
240…協力表示体制御部
242…表示態様設定部
244…表示体強制制御部
250…ポイント付与部
252…特典付与部
270…配信クライアント演算部
272…視聴クライアント演算部
501…サーバプログラム
504…配信クライアントプログラム
506…視聴クライアントプログラム
510…個別アクション表示体定義データ
520…協力アクション表示体定義データ
521…適用イベント種類
523…適用表示態様タイプ
528…表示体データ
529…代替表示体データ
540…ポイント設定データ
542…特典設定データ
600…ユーザ管理データ
602…視聴者情報
606…関心情報
610…保有ポイント数
612…配信者情報
616…保有特典
617…個別視聴者アクション履歴データ
618…協力視聴者アクション履歴データ
630…コンテンツ登録データ
633…制作者アカウント
650…配信管理データ
656…視聴者アカウントリスト
658…特定視聴者アカウントリスト
660…協力可能視聴者アカウントリスト
662…個別視聴者アクション受付データ
664…協力アクションイベント管理データ
666…協力視聴者アクション受付データ
710…イベント紹介情報
1000…コンテンツ視聴システム
1100…サーバシステム
1500…ユーザ端末
1500h…配信者端末
1500v…視聴者端末

Claims (17)

  1. 所与のエンターテインメントコンテンツ(以下「コンテンツ」という)が配信されている各視聴者端末の各視聴者から視聴者アクションを受け付けて、当該視聴者アクションに応じたアクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行うコンピュータシステムであって、
    個別視聴者アクションを視聴者から受け付ける個別受付制御手段と、
    前記個別受付制御手段により受け付けられた前記個別視聴者アクションに応じた個々の個別アクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行う個別表示体制御手段と、
    協力視聴者アクションを視聴者から受け付ける協力受付制御手段と、
    前記協力受付制御手段により受け付けられた前記協力視聴者アクションの情報を蓄積記憶し、所与の発動条件を満たした場合に協力アクション表示体を前記視聴者端末に表示させるための制御を行う協力表示体制御手段と、
    を備えるコンピュータシステム。
  2. 前記協力視聴者アクションは、所与の特定視聴者が発起した所与の協力アクションイベントに対する賛同する旨の視聴者アクションである、
    請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記視聴者の中から前記特定視聴者を選択する特定視聴者選択手段と、
    前記特定視聴者からの前記協力アクションイベントの実行要求に基づいて、当該協力アクションイベントの実行開始を制御する実行開始制御手段と、
    を更に備え、
    前記協力受付制御手段は、前記協力アクションイベントの実行中に前記協力視聴者アクションを受け付ける、
    請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記特定視聴者選択手段は、前記個別視聴者アクションの受け付け履歴、或いは、前記協力視聴者アクションの受け付け履歴、に基づいて前記特定視聴者を選択する、
    請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記特定視聴者選択手段は、各視聴者の視聴者情報に基づいて前記特定視聴者を選択する、
    請求項3又は4に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記視聴者情報には、前記コンテンツのコンテンツ内容に対して予め登録された当該視聴者の関心情報が含まれ、
    前記特定視聴者選択手段は、各視聴者の前記関心情報に基づいて前記特定視聴者を選択する、
    請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記特定視聴者選択手段は、前記視聴者の中から抽選で前記特定視聴者を選択する、
    請求項3~6の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  8. 前記特定視聴者の設定操作に基づいて、前記発動条件を設定する発動条件設定手段、
    を更に備える請求項3~7の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  9. 前記協力アクションイベントの実行開始後に、前記特定視聴者の中止要求に応じて前記協力アクションイベントを中止する中止制御手段、
    を更に備える請求項3~8の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  10. 前記協力アクションイベントに係る前記特定視聴者の識別情報を含む、前記協力アクションイベントの紹介情報を前記視聴者端末に通知するイベント紹介通知制御手段、
    を更に備える請求項3~9の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記特定視聴者の設定操作に基づいて、前記協力アクション表示体の表示態様を設定する表示態様設定手段、
    を更に備える請求項3~10の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記協力表示体制御手段は、前記協力アクション表示体を、前記個別アクション表示体とは異なる表示態様で表示させる、
    請求項1~10の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  13. 前記協力表示体制御手段は、前記蓄積記憶した前記協力視聴者アクションの情報に基づいて、前記協力アクション表示体の表示態様を変化させる、
    請求項1~11の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  14. 前記発動条件には、前記協力受付制御手段による前記協力視聴者アクションの受付状況に基づく条件と、期限に関する条件とが含まれており、
    前記受付状況を前記視聴者端末に通知する協力受付状況通知制御手段と、
    前記期限までに前記受付状況に基づく条件が満たされない場合に、前記協力アクション表示体とは異なる表示体を、前記視聴者端末に表示させるための制御を行う表示体強制制御手段と、
    を更に備える請求項1~13の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  15. 前記視聴者アクションに応じたポイントを当該視聴者に付与するポイント付与手段であって、前記個別視聴者アクションよりも前記協力視聴者アクションの方が視聴者アクション1回当たりの付与ポイントを多くするポイント付与手段、
    を更に備える請求項1~14の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  16. 前記視聴者アクションに応じた特典を前記コンテンツの制作者又は権利者(以下代表して「制作者」という)に付与する特典付与手段であって、前記個別視聴者アクションに応じた特典付与率と、前記協力視聴者アクションに応じた特典付与率とを異なる付与率とする特典付与手段、
    を更に備える請求項1~15の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
  17. 請求項1~16の何れか一項に記載のコンピュータシステムと、
    前記視聴者端末と、
    を具備するコンテンツ視聴システム。
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