JP2022151506A - 新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジ - Google Patents

新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】紙管、シール紙、植物草本粒子、冷却部材及び濾過綿を備える新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジを提供する。【解決手段】紙管1-1の前端に植物草本粒子1-3が充填され、紙管1-1の頂端に濾過綿1-6が充填して取り付けられ、植物草本粒子1-3の前面にシール紙1-2が設けられ、植物草本粒子1-3の後端に冷却部材1-4が設置して取り付けられ、冷却部材1-4と濾過綿1-6との間に中空部1-5が設けられる。エアロゲルは冷却部材1-4を通り、中空で減圧され、濾過綿1-6を通った後、入口温度が人体を快適にする温度に達し、煙がより微細になり、香りが充満する。草本植物粒子1-3は、純粋な天然植物で製造される粒子状の発煙材料であり、耐熱性の食用フレーバーを加えることで、加熱した状態でエアロゲルを放出することができ、ニコチンが絶対ないうえ植物の香りがあり、ユーザーが吸引でき、タバコの危害を大幅に減らす。【選択図】図1

Description

本発明は電子タバコ分野に関し、具体的には新しい冷却部材の加熱式タバコカートリッジに関する。
中国はたばこ大国であり、中国の喫煙者の数も世界でも有数である。しかし、喫煙は体の健康に有害であることがよく知られている。従来のタバコは、高温(600℃~800℃)で多くの有害物質(一般的にタールとして知られている)などの体に有害である物質を生成し、これらの物質は、呼吸器系に不可逆的な損傷を与えるだけでなく、人体の免疫力を低下させ、深刻な病気に苦しむ原因になる。たばこ製品に含まれるニコチンは、喫煙者の中毒を助長し、たばこ製品の危害を常に存在させ、また、このような前提で、加熱式製品が誕生していた。
現在、市場に出回っている加熱式製品は、基本的にIQOSに代表されるたばこ加熱製品であり、タールや、ニコチン等の放出を大幅に減らすことができる。加熱式たばこは、近年急速に発展している新型たばことして、主にたばこ材料を350℃未満の温度で加熱し、エアロゾルを放出し、ユーザーが吸引でき、たばこの燃焼と分解によって生成される有害物質が大幅に削減されるが、発煙材料は、依然としてたばこ成分またはニコチンを主要な成分として、たばこ特有のニトロソアミン、アルカロイド、フェノールなどや、中毒性のあるニコチンなどのたばこによってもたらされる特有の有害物質は、必然的に低温で放出される可能があり、同様に人体の健康に一定の傷害を与える。このため、本発明の手段は、新しい構造を使用し、草本植物造粒技術及び植物香辛料合成技術と組み合わせることによって、上記の問題を解決する。
上記の問題に対して、本発明は、草本植物造粒技術、及び合成香辛料を採用し、紙管、濾過綿、チップペーパー、及び冷却部材によって、草本植物粒子を草本植物タバコカートリッジに構成し、自動組立技術を使用し、喫煙の吸い感を失うことなく従来のタバコの喫煙効果と置き換えることができ、タールやニコチンを含まない草本製品を製造する。
本発明は、紙管、シール紙、植物草本粒子、冷却部材及び濾過綿を備える新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジを提供し、前記紙管の前端に植物草本粒子が充填され、前記紙管の頂端に濾過綿が充填して取り付けられ、前記植物草本粒子の前面にシール紙が設けられ、前記植物草本粒子の後端に冷却部材が設置して取り付けられ、前記冷却部材と濾過綿との間に中空部が設けられることを特徴とする。
さらに、前記冷却部材は円柱体であり、内部に複数の縦通気孔が設けられる。
さらに、前記縦通気孔は、円形、四角形、六角形または不規則な形状である。
さらに、前記縦通気孔は、ハニカム状孔本体またはストレートスルーホール本体に配列される。
さらに、前記シール紙と紙管は一体成形または接着される。例えば、紙管はもち米のりでシール紙と接着され、一端が密閉した容器を形成する。
さらに、前記紙管は、複数層の白いクラフト紙により接着されるものである。例えば、もち米のりなどの食用接着剤で接着して、直径5~9mmの円筒形の紙管を製造し、一定の支持強度を有する。
さらに、前記シール紙は、タバコ用の高透過性紙、防水紙または白いクラフト紙で製造することができる。シール紙は、パンチングプロセスによって円形にされ、紙管と接着して底部が密閉した容器を形成する。
さらに、前記冷却部材は、シリコーンゴムまたは木材で製造される。前記冷却部材は固体構造部材であり、周囲は滑らかな円柱状に作られ、内部はハニカム状多孔質体または間隔をあけて開孔されるストレートスルーホール本体に作られ、前記冷却部材は植物草本粒子が中空部に漏れるのを阻止することもできる。なお、本発明の冷却部材の外部は滑らかな円柱状に作られ、周囲に通路(即ち通気孔)を設けないことによって冷却部材の降温効果を高めることができ、外壁と紙管の内壁は圧入により全体に組み立てることができ、霧化されたエアロゲルが紙管の内壁に直接接触して広がるのを効果的に防ぐことができ、エアロゲルの熱が外壁に伝導する速度が遅くなるため、降温の効果を果たす。本発明は、冷却部材の内部に通気孔を設けることによって、煙と冷却部材の内部との間の接触面積を増加させ、一部のエアロゲルの熱を吸収し、吸入されたエアロゲルの温度を大幅に改善することができ、体験感がより良くなる。
さらに、前記紙管の外面に1層のチップペーパーが接着される。
さらに、前記濾過綿は、人工PET繊維または純綿繊維、アセテート繊維などを使用して固定形状にすることができる。
新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジの組立プロセスであって、
前記紙管とシール紙により一端が密閉した容器を製造する第一ステップと、
前記一端が密閉した容器の底部に植物草本粒子を充填する第二ステップと、
前記植物草本粒子の上端に冷却部材を取り付ける第三ステップと、及び
前記密閉容器の頂端に濾過綿を取り付け、且つ前記冷却部材と濾過綿との間に中空部を設ける第四ステップと、を含む。
本発明の技術的な効果は以下のように具体的に示される。前記冷却部材は孔隙率を調整することによって、吸引抵抗の大きさを達成し、タバコカートリッジの外面が適切な温度に到達するようにする。組立には固定形状の紙管、冷却部材、粒子、濾過綿を使用し、自動無人接触組立をより良く実現し、クリーンで衛生的な生産プロセスを保証することができる。なお、エアロゲルは冷却部材を通り、中空で減圧され、濾過綿を通った後、入口温度が人体を快適にする温度に達し、煙がより微細になり、香りが充満する。草本植物粒子は、純粋な天然植物で製造される粒子状の発煙材料であり、耐熱性の食用フレーバーを加えることで、加熱した状態でエアロゲルを放出することができ、ニコチンが絶対ないうえ、植物の香りがあり、ユーザーが吸引でき、タバコの危害を大幅に減らす。
本発明による新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジの内部構造模式図である。 本発明による新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジの外部構造模式図である。 本発明による新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジの加熱状態の構造模式図である。 本発明による新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジの加熱状態の部分拡大模式図である。
以下、図面と実施例を参照して本発明を更に説明する。
(実施例1)
本発明は、以下の構造手段によって組み立てられる。
図1に示すように、本発明は、主に以下の部材を含む。
図1に示すように、1-1は紙管、1-2はシール紙、1-3は植物草本粒子、1-4は冷却部材、1-6は濾過綿、1-7はチップペーパーである。
図1に示すように、紙管1-1はもち米のりでシール紙1-2に接着される。紙管としては、3~5層の白いクラフト紙を用いてもち米のりなどの食用接着剤で直径5~9mmの円筒形の紙管を製造することができ、一定の支持強度を有する。シール紙はタバコ用の高透過性紙、防水紙、白いクラフト紙などで製造することができ、シール紙1-2は、パンチングプロセスによって円形にされ、紙管1-1に接着して底部が密閉した容器を形成する。
図1に示すように、密閉容器の底端に植物草本粒子1-3を充填し、紙管の粗さに応じて、充填量を0.3~1.2mlとする。
図1に示すように、植物草本粒子1-3の紙管内の上端に、冷却部材1-4を取り付け、冷却部材はシリコーンゴム、木材などで製造することができ、固体構造部材であり、周囲は滑らかな円柱状に作られ、内部はハニカム状多孔質体または間隔をあけて開孔されるストレートスルーホール本体として作られ、前記冷却部材1-4は、植物草本粒子1-3が中空部1-5に漏れるのを阻止することもできる。
図1に示すように、密閉容器の頂端に濾過綿1-6が取り付けられ、濾過綿は、人工PET繊維または純綿繊維、アセテート繊維などを使用して固定形状にすることができる。
図1に示すように、密閉容器内に取り付けられる濾過綿1-6と冷却部材1-4との間に中空のスペースがある。
図1に示すように、上記組立体の紙管1-1の最外層に1層のチップペーパー1-7が接着される。
図2に示すように、本発明の完全な外形は図2に示される。
本発明は以下の手段によって実現される。
図3に示すように、本発明の断面模式図である。
3-1は紙管、3-2はシール紙、3-3は植物草本粒子、3-4は冷却部材、3-6は濾過綿、3-7はチップペーパー、3-8は作動発熱シート(本発明の作動原理を説明するためにのみ使用され、本発明に含まれない)である。
図3に示すように、ユーザーがこの製品を使用する場合、この製品を発熱器具に挿入する。発熱器具の作動発熱シート3-8がシール紙3-2を貫通し、植物草本粒子3-3内に挿入し、発熱シートの先端は植物草本粒子の紙管内の積み重ねの高さよりも低く、粒子を十分に加熱することができ、植物粒子、天然香辛料及び発煙剤はすべて低揮発性物質である。そのため、例えばプロピレングリコールの沸点は187.3℃、グリセロールの沸点は290℃であり、300℃~350℃を超える加熱条件下で、物理的揮発の形で放出されてエアロゾルを形成することができ、高温で芳香物質が分解または燃焼により新型未知の有害物質を生成することを回避する。端部Bでこの製品を吸引し、エアロゾルが端部Aから入り、端部Bから吸い出して、ユーザーが吸引できる。
気流が端部Aから吸入された後、作動発熱シートの発熱作用により、草本粒子3-3領域で、草本粒子の複数種の香辛料はエアロゲルを形成し、気圧の作用下で冷却部材3-4の作用により、次に、1つの中空の領域3-5を通過し、中空領域により空気をさらに降温させ、次に、濾過綿3-6を介して口から吸入される。
図4に示すように、ユーザーが吸引する場合、エアロゲルが冷却器を通過する断面模式図である。
図4に示すように、発熱シート4-8は熱エネルギーを生成して、草本粒子と香辛料混合物を霧化してエアロゲルを形成し、気圧の作用下で冷却部材4-4を通過し、冷却部材4-4は内部のハニカム状孔本体または複数のストレートスルーホール本体によって、エアロゲルとの接触面積を増加させ、それにより、熱エネルギーを十分に吸収して降温の効果を果たす。
前記植物草本粒子は、純粋な天然植物で製造された粒子状の発煙材料であり、耐熱性の食用フレーバーを加えることで、加熱の状態でエアロゲルを放出することができ、ニコチンが絶対ないうえ、植物の香りがあるという利点を有する。
前記冷却部材の周囲は滑らかな円柱体であり、内部にストレートスルーホール本体またはハニカム状孔本体があり、前記冷却部材の外壁と紙管の内壁は圧入により全体に組み立てられ、霧化されたエアロゲルが紙管の内壁に直接接触して広がるのを効果的に防ぐことができる。前記冷却部材は、孔径のサイズまたは孔隙率を調整することによって通過するエアロゲル速度を調整することができる。
前記紙管、冷却部材、濾過綿は、簡単に組み立てるように、すべて事前に固定形状にすることができる。
前記密閉容器は、白いクラフト紙及びシール紙で作られた、固定形状を有する容器である。
前記冷却部材は、シリカゲルまたは木材で製造され、複数のストレートスルーホールまたはハニカム状孔本体を有し、通気性のある固定形状を有する。
本発明の機構は、図に示すような接続位置と形態に制限されず、ユーザーの前記発熱器具のパラメータに基づき紙管の容積を調整することができ、且つユーザーの好みに応じて様々な香りを調整することができる。
以上は本発明の好ましい実施例に過ぎず、具体的な好ましい実施形態を参照して本発明をさらに詳細に説明するものであり、本発明の具体的な実施はこれらの説明のみに限定されない。本発明の精神と原則の範囲内に行われたいずれの変更、等価置換及び改善等は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (10)

  1. 紙管、シール紙、植物草本粒子、冷却部材及び濾過綿を備える新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジであって、前記紙管の前端に植物草本粒子が充填され、前記紙管の頂端に濾過綿が充填して取り付けられ、前記植物草本粒子の前面にシール紙が設けられ、前記植物草本粒子の後端に冷却部材が設置して取り付けられ、前記冷却部材と濾過綿との間に中空部が設けられることを特徴とする新型冷却部材付き加熱式タバコカートリッジ。
  2. 前記冷却部材は円柱体であり、内部に複数の縦通気孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  3. 前記縦通気孔は、円形、四角形、六角形または不規則な形状であることを特徴とする請求項2に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  4. 前記縦通気孔は、ハニカム状孔本体またはストレートスルーホール本体に配列されることを特徴とする請求項2または3に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  5. 前記シール紙と紙管は一体成形または接着され、一端が密閉した容器を形成することを特徴とする請求項4に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  6. 前記紙管は、複数層の白いクラフト紙により接着されるものであることを特徴とする請求項5に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  7. 前記シール紙は、タバコ用の高透過性紙、防水紙または白いクラフト紙で製造することができることを特徴とする請求項5に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  8. 前記冷却部材は、シリコーンゴムまたは木材で製造されることを特徴とする請求項4に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  9. 前記紙管の外面に1層のチップペーパーが接着されることを特徴とする請求項8に記載の加熱式タバコカートリッジ。
  10. 前記濾過綿は、人工PET繊維または純綿繊維、アセテート繊維などを使用して固定形状にすることができることを特徴とする請求項9に記載の加熱式タバコカートリッジ。
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