JP2022127032A - 後処理装置及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、後処理装置及び印刷装置に関する。
特許文献1のシート処理装置は、シートの坪量が大きい程、パンチ刃の移動速度を速くしている。
特許文献1のシート処理装置では、印刷や環境によって変化するシートの剛性は考慮されていない。ここで、印刷や環境によってシート中の水分量が変化することで、穿孔方向の力に対するシートの剛性が低下した場合、シートに対して行われる穿孔が不十分となり、シートの穿孔不良が生じる虞がある。
上記課題を解決する為の、本発明に係る後処理装置は、液体を吐出する記録部によって記録された媒体に穿孔を行う穿孔部と、前記穿孔部の穿孔動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記媒体の剛性に関係する前記媒体の情報、前記記録部における記録情報及び環境情報のうち少なくとも1つの設定情報に基づいて、前記穿孔部における前記媒体1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
上記課題を解決する為の、本発明に係る印刷装置は、第1の態様から第15の態様のいずれか1つに記載の後処理装置と、前記後処理装置へ搬送される媒体に記録を行う前記記録部と、を備えることを特徴とする。
以下、本発明の第1態様から第15態様について概略的に説明する。
第1の態様に係る後処理装置は、液体を吐出する記録部によって記録された媒体に穿孔を行う穿孔部と、前記穿孔部の穿孔動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記媒体の剛性に関係する前記媒体の情報、前記記録部における記録情報及び環境情報のうち少なくとも1つの設定情報に基づいて、前記穿孔部における前記媒体1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体の剛性に合わせて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、例えば、剛性が低下している前記媒体であっても、前記穿孔回数を増やし又は前記穿孔速度を増加させることで前記媒体に孔が形成され易くなるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第1の態様に係る後処理装置は、液体を吐出する記録部によって記録された媒体に穿孔を行う穿孔部と、前記穿孔部の穿孔動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記媒体の剛性に関係する前記媒体の情報、前記記録部における記録情報及び環境情報のうち少なくとも1つの設定情報に基づいて、前記穿孔部における前記媒体1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体の剛性に合わせて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、例えば、剛性が低下している前記媒体であっても、前記穿孔回数を増やし又は前記穿孔速度を増加させることで前記媒体に孔が形成され易くなるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第2の態様に係る後処理装置は、第1の態様において、前記記録情報は、前記媒体における穿孔予定領域の記録密度の情報を有し、前記制御部は、前記記録密度の情報に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
前記記録密度が高い場合、前記媒体に付着する前記液体の量が増加する。前記記録密度が低い場合、前記媒体に付着する前記液体の量が減少する。
ここで、本態様によれば、前記記録密度に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、前記媒体における前記液体の量に合わせた穿孔を行えるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
前記記録密度が高い場合、前記媒体に付着する前記液体の量が増加する。前記記録密度が低い場合、前記媒体に付着する前記液体の量が減少する。
ここで、本態様によれば、前記記録密度に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、前記媒体における前記液体の量に合わせた穿孔を行えるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第3の態様に係る後処理装置は、第2の態様において、前記穿孔部が複数の前記穿孔予定領域に穿孔を行う場合、前記制御部は、複数の前記穿孔予定領域における前記記録密度のうち、最も高い前記記録密度に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
本態様によれば、穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置に合わせて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置に合わせて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第4の態様に係る後処理装置は、第2の態様において、前記記録部によって前記媒体の第1面及び該第1面とは反対の第2面に記録が行われる場合、前記制御部は、前記第1面における前記穿孔予定領域での第1記録密度と、前記第2面における前記穿孔予定領域での第2記録密度との平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
本態様によれば、前記第1面の前記第1記録密度だけでなく、前記第2面の前記第2記録密度も含めて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記第1記録密度のみに基づいて穿孔を行う構成に比べて、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記第1面の前記第1記録密度だけでなく、前記第2面の前記第2記録密度も含めて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記第1記録密度のみに基づいて穿孔を行う構成に比べて、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第5の態様に係る後処理装置は、第4の態様において、前記穿孔部が複数の前記穿孔予定領域に穿孔を行う場合、前記制御部は、複数の前記平均値のうち最も高い前記平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体において、穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置の前記記録密度の前記平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記媒体において、穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置の前記記録密度の前記平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第6の態様に係る後処理装置は、第4の態様又は第5の態様において、前記穿孔予定領域での前記平均値が所定値より高い場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増加させることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録密度の平均値が高く、穿孔不良が発生する可能性が高い場合、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記記録密度の平均値が高く、穿孔不良が発生する可能性が高い場合、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、前記媒体における穿孔不良を抑制できる。
第7の態様に係る後処理装置は、第2の態様又は第3の態様において、前記穿孔予定領域における前記記録密度が所定値より高い場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増加させることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録密度が高くなることで穿孔不良が発生する可能性が高くなる場合であっても、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記記録密度が高くなることで穿孔不良が発生する可能性が高くなる場合であっても、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、穿孔不良を抑制できる。
第8の態様に係る後処理装置は、第6の態様又は第7の態様において、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度を増加させることを特徴とする。
本態様によれば、前記穿孔回数が増加することで生産性が低下する場合、前記穿孔速度が増加することで生産性を維持できるので、生産性を維持しつつ前記穿孔回数を増加させることができる。
本態様によれば、前記穿孔回数が増加することで生産性が低下する場合、前記穿孔速度が増加することで生産性を維持できるので、生産性を維持しつつ前記穿孔回数を増加させることができる。
第9の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第8の態様のいずれか1つにおいて、 前記制御部は、前記環境情報として、温度及び湿度の少なくとも一方を用いることを特徴とする。
本態様によれば、前記環境情報として、温度及び湿度の少なくとも一方を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記環境情報として、温度及び湿度の少なくとも一方を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
第10の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第9の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記媒体の情報として、前記媒体の厚さを用いることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体の情報として、前記媒体の厚さを用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記媒体の情報として、前記媒体の厚さを用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
第11の態様に係る後処理装置は、第10の態様において、前記制御部は、穿孔される前記媒体の厚さが所定厚さ以上の場合に前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を減らし、穿孔される前記媒体の厚さが前記所定厚さより薄い場合に前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増やすことを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体の厚さを加味して前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記媒体の厚さを加味して前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。
第12の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第11の態様のいずれか1つにおいて、前記媒体は、縦目又は横目を有し、前記制御部は、前記媒体の情報として、前記媒体の目方向を用いることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体の前記目方向を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記媒体の前記目方向を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
第13の態様に係る後処理装置は、第12の態様において、前記穿孔部は、回転可能に設けられ穿孔方向から見て一方向に沿って延びる刃部と、前記刃部を回転させる駆動部と、を有し、前記制御部は、前記一方向と前記目方向とが交差するように前記駆動部によって前記刃部を回転させることを特徴とする。
本態様によれば、前記目方向と前記刃部の前記一方向とが交差することで、前記媒体が切断され易くなるので、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記目方向と前記刃部の前記一方向とが交差することで、前記媒体が切断され易くなるので、より穿孔不良を抑制できる。
第14の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第13の態様のいずれか1つにおいて、前記記録部は、前記記録部によって前記媒体の第1面又は前記第1面と反対の第2面に印刷が行われる片面印刷と、前記第1面及び前記第2面の両方に記録が行われる両面印刷と、を実行可能であり、前記記録情報として、前記片面印刷又は前記両面印刷が選択可能とされ、前記制御部は、前記両面印刷が行われる場合の前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を、前記片面印刷が行われる場合の前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方より増やすことを特徴とする。
本態様によれば、前記記録情報として、記録面の情報を加味して前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。
本態様によれば、前記記録情報として、記録面の情報を加味して前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。
第15の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第14の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、第1穿孔モード及び第2穿孔モードの一方から他方へ切り換え可能であり、前記第1穿孔モードに切り換えられた場合、前記制御部は、前記設定情報に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方の設定を変更し、前記第2穿孔モードに切り換えられた場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の設定を変更しないことを特徴とする。
本態様によれば、例えば、ユーザーが穿孔の品質より生産性の高さを優先する場合、前記第2穿孔モードに切り換えることで、生産性が低下するのを防ぐことができる。
本態様によれば、例えば、ユーザーが穿孔の品質より生産性の高さを優先する場合、前記第2穿孔モードに切り換えることで、生産性が低下するのを防ぐことができる。
第16の態様に係る印刷装置は、第1の態様から第15の態様のいずれか1つに記載の後処理装置と、前記後処理装置へ搬送される媒体に記録を行う前記記録部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様から第15の態様のいずれか1つと同様の作用及び効果を得ることができる。
本態様によれば、第1の態様から第15の態様のいずれか1つと同様の作用及び効果を得ることができる。
以下、本発明に係る後処理装置及び印刷装置の一例について具体的に説明する。
〔実施形態1〕
図1には、印刷装置の一例である記録システム1が示される。記録システム1は、媒体の一例である用紙Pに対し、液体の一例であるインクQを吐出することで記録を行うインクジェット方式の装置として構成される。
〔実施形態1〕
図1には、印刷装置の一例である記録システム1が示される。記録システム1は、媒体の一例である用紙Pに対し、液体の一例であるインクQを吐出することで記録を行うインクジェット方式の装置として構成される。
用紙Pは、長辺及び短辺を有する矩形状に形成されている。また、用紙Pは、一例として、長辺に沿って繊維が流れる縦目を有する。なお、用紙Pの目方向は、縦目に限らず、横目であってもよい。目方向の情報は、後述する操作部15(図2)において設定される。
各図において表すX-Y-Z座標系では、X方向が装置幅方向であり、Y方向が装置奥行き方向であり、Z方向が装置高さ方向である。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。Y方向は、用紙Pの幅方向の一例である。Z方向は、穿孔方向の一例である。
記録システム1を正面から見て、装置幅方向における中央に対して左と右を区別する場合、左を+X方向とし、右を-X方向とする。装置奥行き方向における中央に対して手前と奥を区別する場合、手前を+Y方向とし、奥を-Y方向とする。装置高さ方向における中央に対して上と下とを区別する場合、上を+Z方向とし、下を-Z方向とする。
記録システム1を正面から見て、装置幅方向における中央に対して左と右を区別する場合、左を+X方向とし、右を-X方向とする。装置奥行き方向における中央に対して手前と奥を区別する場合、手前を+Y方向とし、奥を-Y方向とする。装置高さ方向における中央に対して上と下とを区別する場合、上を+Z方向とし、下を-Z方向とする。
記録システム1は、+X方向に向かって順に、記録ユニット2と、中間ユニット4と、後処理ユニット30とを有する。なお、記録システム1では、記録ユニット2、中間ユニット4及び後処理ユニット30が互いに機械的及び電気的に接続される。中間ユニット4は、記録ユニット2から送り込まれた用紙Pを後処理ユニット30へ搬送する。なお、記録システム1は、後述する画像形成部10において情報が記録された用紙Pに対して、後述する後処理を行うように構成される。記録システム1において用紙Pが搬送される経路を搬送経路Kとする。
記録システム1は、さらに、ユーザーによって操作される操作部15(図2)と、記録システム1の各種の情報が表示される表示部17(図2)とを備えていてもよい。本実施形態では、一例として、操作部15及び表示部17が記録ユニット2に設けられる。
操作部15及び表示部17は、一例として、1つのタッチパネルから成り、記録システム1の各部の操作を実行可能に構成されると共に、各種の情報を設定可能に構成される。各種の情報の中には、用紙Pの厚さ、目方向、サイズ、印刷面が含まれる。
操作部15及び表示部17は、一例として、1つのタッチパネルから成り、記録システム1の各部の操作を実行可能に構成されると共に、各種の情報を設定可能に構成される。各種の情報の中には、用紙Pの厚さ、目方向、サイズ、印刷面が含まれる。
用紙Pの厚さ、目方向及びサイズは、用紙Pの剛性の変化に関係する媒体の情報の一例である。
用紙Pの搬送方向は、矢印Tで図示される。なお、以後の説明では、用紙Pの搬送方向を単に搬送方向と称する。搬送方向は一定ではなく、搬送経路Kにおける用紙Pの位置によって水平方向に対する角度が変わる。
用紙Pの搬送方向は、矢印Tで図示される。なお、以後の説明では、用紙Pの搬送方向を単に搬送方向と称する。搬送方向は一定ではなく、搬送経路Kにおける用紙Pの位置によって水平方向に対する角度が変わる。
記録ユニット2は、記録部の一例であり、後処理ユニット30へ搬送される用紙Pに各種の情報を記録する。用紙Pは、シート状に形成される。また、記録ユニット2は、画像形成部10と、スキャナー部12と、カセット収容部14と、電源16と、搬送部19とを備えていてもよい。
画像形成部10は、一例として、記録ヘッド20と、制御部24とを含んで構成されていてもよい。
スキャナー部12は、不図示の原稿の情報を読み取る。カセット収容部14は、複数の用紙Pを収容する複数の収容カセット18を有する。
記録ヘッド20は、一例として、ラインヘッドとして構成される。また、記録ヘッド20は、不図示の複数のノズルから成る吐出部22を備える。吐出部22は、搬送される用紙PにインクQを吐出することで記録を行う。
画像形成部10は、一例として、記録ヘッド20と、制御部24とを含んで構成されていてもよい。
スキャナー部12は、不図示の原稿の情報を読み取る。カセット収容部14は、複数の用紙Pを収容する複数の収容カセット18を有する。
記録ヘッド20は、一例として、ラインヘッドとして構成される。また、記録ヘッド20は、不図示の複数のノズルから成る吐出部22を備える。吐出部22は、搬送される用紙PにインクQを吐出することで記録を行う。
図2に示されるように、コンピューターとして機能する制御部24は、CPU(Central Processing Unit)25と、メモリー26と、各時点に基づいて時間又は時刻を計時可能なタイマー27と、記録密度見積部28と、不図示のストレージとを備える。また、制御部24は、記録システム1の各部における各種の動作を制御する。
制御部24は、記録システム1の外部又は操作部15から制御部24に入力された情報に基づいて、搬送部19による用紙Pの搬送動作、記録ヘッド20による用紙Pへの記録動作、パンチユニット40の穿孔動作を制御する。また、制御部24は、記録情報としての画像データに基づいて、吐出部22におけるインクQの吐出を制御する。なお、制御部24によるパンチユニット40の具体的な制御については、後述する。
制御部24は、記録システム1の外部又は操作部15から制御部24に入力された情報に基づいて、搬送部19による用紙Pの搬送動作、記録ヘッド20による用紙Pへの記録動作、パンチユニット40の穿孔動作を制御する。また、制御部24は、記録情報としての画像データに基づいて、吐出部22におけるインクQの吐出を制御する。なお、制御部24によるパンチユニット40の具体的な制御については、後述する。
メモリー26は、記憶部の一例であり、各種のデータを記憶する。メモリー26には、CPU25が実行するプログラムPRを含む各種データが格納されている。換言すると、メモリー26は、コンピューターにおいて読み取り可能なプログラムPRが格納された記録媒体の一例である。記録媒体の他の例としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどがある。また、メモリー26の一部において、プログラムPRの展開が可能である。
プログラムPRは、記録システム1における後述する各ステップをCPU25に実行させるためのプログラムである。
プログラムPRは、記録システム1における後述する各ステップをCPU25に実行させるためのプログラムである。
本実施形態において、記録密度とは、後述する用紙Pの記録可能領域SA(図4)において、インクQの打ち込みを行える最大ドット数に対する実際に打ち込むドット数の割合〔単位%〕を意味する。換言すると、制御部24は、記録密度を見積もることで、吐出部22(図1)におけるインクQの吐出量を見積もっている。
記録密度見積部28は、用紙Pにおける穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4(図5)の記録情報に基づいて、記録密度を見積もる。本実施形態において、用紙Pの穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4における記録密度の情報は、用紙Pの剛性に関係する記録情報の一例である。なお、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4については、後述する。
記録密度見積部28は、用紙Pにおける穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4(図5)の記録情報に基づいて、記録密度を見積もる。本実施形態において、用紙Pの穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4における記録密度の情報は、用紙Pの剛性に関係する記録情報の一例である。なお、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4については、後述する。
操作部15において設定される印刷面の情報として、片面印刷、両面印刷の情報がある。片面印刷、両面印刷の情報は、記録情報の一例である。ここで、用紙Pにおける一方の面を第1面P1(図4)とし、第1面P1と反対の面を第2面P2(図4)とする。片面印刷は、記録ユニット2によって第1面P1又は第2面P2に記録が行われる印刷である。両面印刷は、記録ユニット2によって第1面P1及び第2面P2の両方に記録が行われる印刷である。このように、記録ユニット2は、片面印刷と両面印刷とを実行可能である。
操作部15では、片面印刷又は両面印刷がユーザーによって選択可能とされている。
操作部15では、片面印刷又は両面印刷がユーザーによって選択可能とされている。
記録システム1は、さらに、温度センサー21及び湿度センサー23が設けられる。
温度センサー21は、温度測定部の一例であり、記録システム1の装置内部の温度を測定する。本実施形態では、温度センサー21が記録ユニット2の内部に設けられる。温度センサー21において得られた温度情報は、制御部24に送信される。
湿度センサー23は、湿度測定部の一例であり、記録システム1の装置内部の湿度を測定する。本実施形態では、湿度センサー23が記録ユニット2の内部に設けられる。湿度センサー23において得られた湿度情報は、制御部24に送信される。
温度情報及び湿度情報は、それぞれ用紙Pの剛性の変化に関係する環境情報の一例である。
なお、既述の媒体の情報、記録情報及び環境情報をまとめて、後述する穿孔処理の条件を設定する観点に基づき「設定情報」と称する。
温度センサー21は、温度測定部の一例であり、記録システム1の装置内部の温度を測定する。本実施形態では、温度センサー21が記録ユニット2の内部に設けられる。温度センサー21において得られた温度情報は、制御部24に送信される。
湿度センサー23は、湿度測定部の一例であり、記録システム1の装置内部の湿度を測定する。本実施形態では、湿度センサー23が記録ユニット2の内部に設けられる。湿度センサー23において得られた湿度情報は、制御部24に送信される。
温度情報及び湿度情報は、それぞれ用紙Pの剛性の変化に関係する環境情報の一例である。
なお、既述の媒体の情報、記録情報及び環境情報をまとめて、後述する穿孔処理の条件を設定する観点に基づき「設定情報」と称する。
図1に示されるように、搬送部19は、記録システム1の全体に設けられている。また、搬送部19は、不図示の複数のローラー対及び複数のモーターを含んで構成され、搬送方向に用紙Pを搬送する。具体的には、搬送部19は、収容カセット18から記録ヘッド20の記録領域へ用紙Pを搬送し、さらに、該記録領域から中間ユニット4を経て後処理ユニット30へ用紙Pを搬送する。
後処理ユニット30は、後処理装置の一例であり、制御部24と、筐体32と、排出部33と、用紙センサー34(図2)と、パンチユニット40と、搬送ローラー対36とを含んで構成される。制御部24は、一例として、後処理ユニット30の制御部も兼ねている。筐体32の内部には、搬送部19によって用紙Pが搬送される搬送経路Kが形成される。中間ユニット4から受け入れた用紙Pは、搬送経路Kに沿って搬送され、排出部33に排出される。
パンチユニット40は、穿孔部の一例であり、記録ユニット2によって記録された用紙Pに穿孔を行う。換言すると、パンチユニット40は、用紙Pにせん断処理を行う。また、パンチユニット40は、筐体32の下部に設けられる。なお、搬送経路Kの一部で且つパンチユニット40と対向する部位は、一例として、X方向に沿う。これにより、用紙Pにおいて穿孔される部位は、ほぼ水平方向に沿って配置される。
用紙センサー34(図2)は、搬送方向におけるパンチユニット40より上流に設けられる。用紙センサー34は、一例として、不図示の出射部及び受光部を備える。そして、用紙センサー34は、出射部からの光が受光部において受光されたか否かを判定することで、用紙センサー34における用紙Pの通過時点及びパンチユニット40に対する用紙Pの停止位置を検出する。
搬送ローラー対36は、搬送方向におけるパンチユニット40より下流に設けられる。搬送ローラー対36は、回転されることで用紙Pを搬送方向の下流に搬送する。
搬送ローラー対36は、搬送方向におけるパンチユニット40より下流に設けられる。搬送ローラー対36は、回転されることで用紙Pを搬送方向の下流に搬送する。
図3に示されるように、パンチユニット40は、ユニット本体42と、台座部としてのダイ45と、4本のパンチ部材46と、駆動部48とを有する。パンチユニット40は、穿孔処理の一例として、用紙Pの-X方向の端部において、Y方向に並ぶ4箇所に貫通孔Hを形成する。
ユニット本体42は、パンチ部材46を支持する。また、ユニット本体42は、内部に回転部43及び昇降部44(図2)が設けられている。
回転部43は、Z方向から見て、パンチ部材46をZ方向に沿った中心軸の周りに90°回転させる。回転の有無は、用紙Pの目方向とパンチ部材46の刃部46A(図6)の配置方向とに基づいて決定される。
昇降部44は、不図示の電磁スイッチ及びシリンダーを含んで構成されており、パンチ部材46をZ方向に昇降させる。
なお、回転部43及び昇降部44は、クランプシリンダーのように一体化されてもよい。
回転部43は、Z方向から見て、パンチ部材46をZ方向に沿った中心軸の周りに90°回転させる。回転の有無は、用紙Pの目方向とパンチ部材46の刃部46A(図6)の配置方向とに基づいて決定される。
昇降部44は、不図示の電磁スイッチ及びシリンダーを含んで構成されており、パンチ部材46をZ方向に昇降させる。
なお、回転部43及び昇降部44は、クランプシリンダーのように一体化されてもよい。
図6に示されるように、パンチ部材46は、中心軸がZ方向に沿う円筒状に形成される。パンチ部材46の-Z方向の端部には、Y方向に間隔をあけて2つの刃部46Aが形成される。2つの刃部46Aは、パンチ部材46の中心軸の周りに回転可能に設けられる。図6では、一例として、2つの刃部46Aが、Z方向から見て、それぞれ一方向の一例としてのほぼX方向に沿って延びる。また、2つの刃部46Aは、用紙Pの縦目が沿うY方向に対して、交差するX方向に延びている。
パンチ部材46は、駆動部48によって-Z方向に駆動される場合、インクQが吐出された用紙Pに-Z方向のせん断力を付与することで、貫通孔H(図3)を形成する。
パンチ部材46は、駆動部48によって-Z方向に駆動される場合、インクQが吐出された用紙Pに-Z方向のせん断力を付与することで、貫通孔H(図3)を形成する。
図2に示されるように、駆動部48は、不図示のモーター及びカムを含んで構成されており、回転部43を駆動することで、刃部46Aを回転させる。また、駆動部48は、昇降部44を駆動することで、パンチ部材46を+Z方向に上昇させ又は-Z方向に下降させる。
図4に示されるように、用紙Pにおいて、記録可能な領域を記録可能領域SAとする。図4では、記録可能領域SAが一点鎖線で表されている。また、図4では、一例として、縁有り印刷の場合の用紙Pが示されている。
4つのパンチ部材46(図3)に対応する4つの円形の貫通孔H1、H2、H3、H4は、記録可能領域SAの内側に形成される。なお、本実施形態では、一例として、4つの貫通孔H1、H2、H3、H4の内側にも記録可能領域SAが設定されている。貫通孔H1、H2、H3、H4は、+Y方向から-Y方向に向けてこの順に並んでいる。
4つのパンチ部材46(図3)に対応する4つの円形の貫通孔H1、H2、H3、H4は、記録可能領域SAの内側に形成される。なお、本実施形態では、一例として、4つの貫通孔H1、H2、H3、H4の内側にも記録可能領域SAが設定されている。貫通孔H1、H2、H3、H4は、+Y方向から-Y方向に向けてこの順に並んでいる。
図5に示されるように、一例として、貫通孔H1、H2、H3、H4の形成領域のうち、貫通孔H1の形成領域のみを含む四角形状の小領域を穿孔予定領域SB1とする。同様に、貫通孔H1、H2、H3、H4の形成領域のうち、貫通孔H2の形成領域のみを含む四角形状の小領域を穿孔予定領域SB2、貫通孔H3の形成領域のみを含む四角形状の小領域を穿孔予定領域SB3、貫通孔H4の形成領域のみを含む四角形状の小領域を穿孔予定領域SB4とする。なお、図5では、貫通孔H1、H2、H3、H4を実線で表しているが、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4が設定された段階では、貫通孔H1、H2、H3、H4は形成されていない。また、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4は記録可能領域にSAに形成される。
第1面P1において、穿孔予定領域SB1の記録密度をA1、穿孔予定領域SB2の記録密度をA2、穿孔予定領域SB3の記録密度をA3、穿孔予定領域SB4の記録密度をA4とする。また、第2面P2において、穿孔予定領域SB1の記録密度をB1、穿孔予定領域SB2の記録密度をB2、穿孔予定領域SB3の記録密度をB3、穿孔予定領域SB4の記録密度をB4とする。
記録密度A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4は、記録密度見積部28(図2)において見積もられる。
記録密度A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4は、記録密度見積部28(図2)において見積もられる。
次に、実施形態1の制御部24の制御についてまとめる。なお、記録システム1の各部及び用紙Pにおいて用いられた符号については、図1から図6までを参照することとして、個別の図番の記載を省略する。
制御部24は、設定情報として、用紙Pの情報、記録情報及び環境情報に基づいて、パンチユニット40における用紙P1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。また、制御部24は、記録情報として、記録密度の情報に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。
制御部24は、設定情報として、用紙Pの情報、記録情報及び環境情報に基づいて、パンチユニット40における用紙P1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。また、制御部24は、記録情報として、記録密度の情報に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。
パンチユニット40が、4つの穿孔予定領域SBに穿孔を行う場合、制御部24は、4つの穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4における記録密度A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4のうち、最も高い記録密度に基づいて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。
以後の説明では、一例として、上記の8つの記録密度のうち、記録密度A3が最も高い記録密度であり、記録密度B2が最も低い記録密度であるとして説明する。なお、第2面P2において最も高い記録密度は、一例としてB3となっている。
穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4における記録密度が、予め設定された所定値Cより高い場合、制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度を増加させる。実施形態1では、一例として、所定値Cが記録密度B2より低い値に設定されている。
以後の説明では、一例として、上記の8つの記録密度のうち、記録密度A3が最も高い記録密度であり、記録密度B2が最も低い記録密度であるとして説明する。なお、第2面P2において最も高い記録密度は、一例としてB3となっている。
穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4における記録密度が、予め設定された所定値Cより高い場合、制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度を増加させる。実施形態1では、一例として、所定値Cが記録密度B2より低い値に設定されている。
制御部24は、環境情報として、温度及び湿度の少なくとも一方を用いる。本実施形態では、一例として、制御部24は、環境情報として、温度及び湿度の両方を用いる。また、制御部24は、用紙Pの情報として、用紙Pの厚さを用いる。さらに、制御部24は、穿孔される用紙Pの厚さが所定厚さt以上の場合に穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を減らし、用紙Pの厚さが所定厚さtより薄い場合に穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を増やす。
制御部24は、用紙Pの情報として、用紙Pの目方向を用いる。また、制御部24は、パンチ部材46を回転させるモードが選択された状態において、刃部46Aの延びる方向と目方向とが交差するように、駆動部48によって刃部46Aを回転させる。
制御部24は、第1面P1及び第2面P2の両面印刷が行われる場合の穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を、第1面P1又は第2面P2の片面印刷が行われる場合の穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方より増やす。
両面印刷が行われる場合は、片面印刷が行われる場合に比べて、用紙Pの単位面積当たりに含まれる水分量が増加し、穿孔方向に作用する力に対する用紙Pの剛性が低下すると考えられる。このため、記録システム1では、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を増やすことで穿孔不良を抑止する。
両面印刷が行われる場合は、片面印刷が行われる場合に比べて、用紙Pの単位面積当たりに含まれる水分量が増加し、穿孔方向に作用する力に対する用紙Pの剛性が低下すると考えられる。このため、記録システム1では、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を増やすことで穿孔不良を抑止する。
制御部24は、第1穿孔モード及び第2穿孔モードの一方から他方へ切り換え可能である。
第1穿孔モードに切り換えられた場合、制御部24は、既述の設定情報に基づいて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方の設定を変更する。
第2穿孔モードに切り換えられた場合、制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度の設定を変更しない。
つまり、記録システム1では、一例として、制御部24が穿孔回数及び穿孔速度の設定の変更を行う第1穿孔モードと、強制的に穿孔回数及び穿孔速度を変更させない第2穿孔モードとをユーザーが選択可能となっている。ユーザーによる第1穿孔モード、第2穿孔モードの選択は、記録システム1の外部装置から又は操作部15から行われる。
第1穿孔モードに切り換えられた場合、制御部24は、既述の設定情報に基づいて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方の設定を変更する。
第2穿孔モードに切り換えられた場合、制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度の設定を変更しない。
つまり、記録システム1では、一例として、制御部24が穿孔回数及び穿孔速度の設定の変更を行う第1穿孔モードと、強制的に穿孔回数及び穿孔速度を変更させない第2穿孔モードとをユーザーが選択可能となっている。ユーザーによる第1穿孔モード、第2穿孔モードの選択は、記録システム1の外部装置から又は操作部15から行われる。
図7には、記録システム1において設定された各パラメーターの一例が示される。
用紙Pの記録面は、片面と両面が選択可能とされる。
用紙Pの厚さは、坪量の境界値として75g/m2、90g/m2が設定されており、3種類の厚さが選択可能とされる。
用紙Pの目方向は、縦目と横目が選択可能とされる。
用紙Pのサイズは、境界値として216mmが設定され、2種類のサイズが選択可能とされる。
用紙Pの記録面は、片面と両面が選択可能とされる。
用紙Pの厚さは、坪量の境界値として75g/m2、90g/m2が設定されており、3種類の厚さが選択可能とされる。
用紙Pの目方向は、縦目と横目が選択可能とされる。
用紙Pのサイズは、境界値として216mmが設定され、2種類のサイズが選択可能とされる。
温度は、18℃、25℃、35℃を境界値として4種類の温度範囲が選択可能とされる。
湿度は、35%、45%、85%を境界値として3種類の湿度範囲が選択可能とされる。
穿孔回数は、1回、2回、3回、4回が選択可能とされている。
穿孔速度は、パンチ部材46の穿孔時の移動速度であり、1倍速となる通常速度と、2倍速とが選択可能とされている。
湿度は、35%、45%、85%を境界値として3種類の湿度範囲が選択可能とされる。
穿孔回数は、1回、2回、3回、4回が選択可能とされている。
穿孔速度は、パンチ部材46の穿孔時の移動速度であり、1倍速となる通常速度と、2倍速とが選択可能とされている。
図8には、記録システム1において第1面P1のみに記録される片面印刷の場合の穿孔用パラメーターを示すテーブルの一例が示されている。図8に示すような穿孔用パラメーターのテーブルは複数設けられている。記録システム1において設定された各パラメーターに基づいて、参照する穿孔用パラメーターを示すテーブルが変更される。より詳細には、図7に示すパラメーターのうち、用いるパラメーターとその数値によって参照する穿孔用パラメーターのテーブルが変更される。なお、実施形態1において、記録密度は、一例として、用紙Pにおける最大値が選択される。
穿孔回数は、1つの貫通孔Hを形成するときに実行される穿孔処理の回数である。例えば、穿孔回数が2回の場合、1つの貫通孔Hを形成するときに穿孔処理が続けて2回行われることを意味する。
記録密度が30%より低い場合、穿孔回数が1回とされる。記録密度が30%以上且つ70%より低い場合、穿孔回数が連続する2回とされる。記録密度が70%以上の場合、穿孔回数が連続する3回とされる。
また、記録密度が30%より低い場合、穿孔速度が基準となる通常速度の1倍速となる。記録密度が30%以上の場合、穿孔速度が通常速度の2倍速となる。
穿孔回数は、1つの貫通孔Hを形成するときに実行される穿孔処理の回数である。例えば、穿孔回数が2回の場合、1つの貫通孔Hを形成するときに穿孔処理が続けて2回行われることを意味する。
記録密度が30%より低い場合、穿孔回数が1回とされる。記録密度が30%以上且つ70%より低い場合、穿孔回数が連続する2回とされる。記録密度が70%以上の場合、穿孔回数が連続する3回とされる。
また、記録密度が30%より低い場合、穿孔速度が基準となる通常速度の1倍速となる。記録密度が30%以上の場合、穿孔速度が通常速度の2倍速となる。
図9には、記録システム1において第1面P1及び第2面P2に記録される両面印刷の場合の穿孔用パラメーターを示すテーブルが、一例として示されている。図9も図8同様に、複数設けられる穿孔用パラメーターのテーブルの一例である。なお、図8と同様に、記録密度は、用紙Pにおける最大値が選択されるものとする。
記録密度が30%より低い場合、穿孔回数が1回とされる。記録密度が30%以上且つ70%より低い場合、穿孔回数が連続する2回とされる。記録密度が70%以上且つ80%より低い場合、穿孔回数が連続する3回とされる。記録密度が90%以上の場合、穿孔回数が連続する4回とされる。
また、記録密度が20%より低い場合、穿孔速度が通常速度の1倍速となる。記録密度が20%以上の場合、穿孔速度が通常速度の2倍速となる。
記録密度が30%より低い場合、穿孔回数が1回とされる。記録密度が30%以上且つ70%より低い場合、穿孔回数が連続する2回とされる。記録密度が70%以上且つ80%より低い場合、穿孔回数が連続する3回とされる。記録密度が90%以上の場合、穿孔回数が連続する4回とされる。
また、記録密度が20%より低い場合、穿孔速度が通常速度の1倍速となる。記録密度が20%以上の場合、穿孔速度が通常速度の2倍速となる。
次に、実施形態1の記録システム1の作用について説明する。
図10は、各設定情報に応じて用紙Pへの穿孔回数、穿孔速度が変更される第1穿孔モード、及び穿孔回数、穿孔速度が変更されない第2穿孔モードにおける各処理の流れを表すフローチャートである。なお、記録システム1を構成する各部及び記録システム1において用いられる各パラメーターについては、図1から図9までを参照するものとして、個別の図番の記載を省略する。
図10に表す各処理は、CPU25がメモリー26からプログラムPRを読み出し且つ展開して実行することにより行われる。なお、記録情報については、既に外部装置又はスキャナー部12における読み取りによって制御部24に送信されており、記録密度見積部28において記録密度の設定情報が得られているものとする。
図10は、各設定情報に応じて用紙Pへの穿孔回数、穿孔速度が変更される第1穿孔モード、及び穿孔回数、穿孔速度が変更されない第2穿孔モードにおける各処理の流れを表すフローチャートである。なお、記録システム1を構成する各部及び記録システム1において用いられる各パラメーターについては、図1から図9までを参照するものとして、個別の図番の記載を省略する。
図10に表す各処理は、CPU25がメモリー26からプログラムPRを読み出し且つ展開して実行することにより行われる。なお、記録情報については、既に外部装置又はスキャナー部12における読み取りによって制御部24に送信されており、記録密度見積部28において記録密度の設定情報が得られているものとする。
ステップS10において、CPU25は、操作部15からモード情報を取得する。そして、ステップS12に移行する。
ステップS12において、CPU25は、取得したモード情報に基づいて、第1穿孔モードが選択されているか否かを判断する。第1穿孔モードが選択されている場合(S12:Yes)、ステップS14に移行する。第2穿孔モードが選択されている場合(S12:No)、ステップS36に移行する。
ステップS12において、CPU25は、取得したモード情報に基づいて、第1穿孔モードが選択されているか否かを判断する。第1穿孔モードが選択されている場合(S12:Yes)、ステップS14に移行する。第2穿孔モードが選択されている場合(S12:No)、ステップS36に移行する。
ステップS14において、CPU25は、操作部15から用紙Pの厚さの設定情報を取得する。そして、ステップS16に移行する。
ステップS16において、CPU25は、操作部15から用紙Pの目方向の設定情報を取得する。そして、ステップS18に移行する。
ステップS18において、CPU25は、操作部15から用紙Pのサイズの設定情報を取得する。そして、ステップS20に移行する。
ステップS20において、CPU25は、温度センサー21及び湿度センサー23から温度及び湿度の設定情報を取得する。そして、ステップS22に移行する。
ステップS22において、CPU25は、記録密度見積部28から記録密度の設定情報を取得する。そして、ステップS24に移行する。
ステップS16において、CPU25は、操作部15から用紙Pの目方向の設定情報を取得する。そして、ステップS18に移行する。
ステップS18において、CPU25は、操作部15から用紙Pのサイズの設定情報を取得する。そして、ステップS20に移行する。
ステップS20において、CPU25は、温度センサー21及び湿度センサー23から温度及び湿度の設定情報を取得する。そして、ステップS22に移行する。
ステップS22において、CPU25は、記録密度見積部28から記録密度の設定情報を取得する。そして、ステップS24に移行する。
ステップS24において、CPU25は、操作部15から印刷面の設定情報を取得すると共に、印刷が片面印刷であるか両面印刷であるかを判断する。片面印刷の場合(S24:Yes)、ステップS26に移行する。両面印刷の場合(S24:No)、ステップS28に移行する。
ステップS26において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(片面)を決定し、設定テーブル(片面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を設定する。そして、ステップS32に移行する。
ステップS26において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(片面)を決定し、設定テーブル(片面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を設定する。そして、ステップS32に移行する。
ステップS28において、CPU25は、両面印刷における穿孔回数及び穿孔速度を、片面印刷における穿孔回数及び穿孔速度より増やす。そして、ステップS30に移行する。
ステップS30において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(両面)を決定し、設定テーブル(両面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を決定する。そして、ステップS32に移行する。
ステップS30において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(両面)を決定し、設定テーブル(両面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を決定する。そして、ステップS32に移行する。
ステップS32において、CPU25は、目方向の設定情報に基づいて、刃部46Aの回転が必要か否かを判断する。刃部46Aの回転が必要な場合(S32:Yes)、ステップS34に移行する。刃部46Aの回転が不要な場合(S32:No)、ステップS36に移行する。
ステップS34において、CPU25は、回転部43の駆動を制御してパンチ部材46を回転させることで、刃部46Aの向きを変更させる。回転角度は、一例として90°である。そして、ステップS36に移行する。
ステップS34において、CPU25は、回転部43の駆動を制御してパンチ部材46を回転させることで、刃部46Aの向きを変更させる。回転角度は、一例として90°である。そして、ステップS36に移行する。
ステップS36において、CPU25は、搬送される用紙Pに記録ヘッド20を用いて記録させる。そして、ステップS38に移行する。
ステップS38において、CPU25は、昇降部44の駆動を制御してパンチ部材46を降下させることで、用紙Pへの穿孔を実行させる。穿孔された用紙Pは、排出部33に搬送される。ここで、用紙Pの状態の1つである剛性に合わせた穿孔回数及び穿孔速度が設定されているので、穿孔不良を抑制できる。そして、プログラムPRを終了する。
なお、次の用紙Pの穿孔処理を行う場合、ステップS10から開始すればよい。
ステップS38において、CPU25は、昇降部44の駆動を制御してパンチ部材46を降下させることで、用紙Pへの穿孔を実行させる。穿孔された用紙Pは、排出部33に搬送される。ここで、用紙Pの状態の1つである剛性に合わせた穿孔回数及び穿孔速度が設定されているので、穿孔不良を抑制できる。そして、プログラムPRを終了する。
なお、次の用紙Pの穿孔処理を行う場合、ステップS10から開始すればよい。
以上、説明した通り、後処理ユニット30によれば、用紙Pの剛性に合わせて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、例えば、剛性が低下している用紙Pであっても、穿孔回数を増やし又は穿孔速度を増加させることで用紙Pに孔が形成され易くなるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
記録密度が高い場合、用紙Pに付着するインクQの量が増加する。記録密度が低い場合、用紙Pに付着するインクQの量が減少する。ここで、後処理ユニット30によれば、記録密度に基づいて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、用紙PにおけるインクQの量に合わせた穿孔を行えるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
記録密度が高い場合、用紙Pに付着するインクQの量が増加する。記録密度が低い場合、用紙Pに付着するインクQの量が減少する。ここで、後処理ユニット30によれば、記録密度に基づいて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されることで、用紙PにおけるインクQの量に合わせた穿孔を行えるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置に合わせて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、記録密度が高くなることで穿孔不良が発生する可能性が高くなる場合であっても、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、記録密度が高くなることで穿孔不良が発生する可能性が高くなる場合であっても、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、穿孔回数が増加することで生産性が低下する場合、穿孔速度が増加することで生産性を維持できるので、生産性を維持しつつ穿孔回数を増加させることができる。
後処理ユニット30によれば、環境情報として温度及び湿度を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、用紙Pの情報として用紙Pの厚さを用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、環境情報として温度及び湿度を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、用紙Pの情報として用紙Pの厚さを用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、用紙Pの厚さを加味して穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、用紙Pの情報として目方向を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、目方向と刃部46Aの一方向とが交差することで、用紙Pが切断され易くなるので、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、用紙Pの情報として目方向を用いることで、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、目方向と刃部46Aの一方向とが交差することで、用紙Pが切断され易くなるので、より穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、記録情報として、記録面の情報を加味して穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定することで、より穿孔不良を抑制できる。具体的には、両面印刷の場合に、片面印刷の場合に比べて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が増えるので、用紙Pの水分量が増加して、用紙Pの剛性が低下することがあっても、穿孔不良を抑制できる。
後処理ユニット30によれば、例えば、ユーザーが穿孔の品質より生産性の高さを優先する場合、第2穿孔モードに切り換えることで、生産性が低下するのを防ぐことができる。
記録システム1によれば、後処理ユニット30と同様の作用及び効果を得ることができる。
後処理ユニット30によれば、例えば、ユーザーが穿孔の品質より生産性の高さを優先する場合、第2穿孔モードに切り換えることで、生産性が低下するのを防ぐことができる。
記録システム1によれば、後処理ユニット30と同様の作用及び効果を得ることができる。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30について、添付図面を参照して説明する。なお、実施形態1の記録システム1及び後処理ユニット30の各部と共通する部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。
実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30は、実施形態1の記録システム1及び後処理ユニット30において、第1面P1及び第2面P2における記録密度の取り扱いが異なる。第1面P1及び第2面P2における記録密度の取り扱い以外の構成については、実施形態1の構成と同様である。このため、図1から図10までについては、個別の図番の記載を省略する。
次に、実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30について、添付図面を参照して説明する。なお、実施形態1の記録システム1及び後処理ユニット30の各部と共通する部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。
実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30は、実施形態1の記録システム1及び後処理ユニット30において、第1面P1及び第2面P2における記録密度の取り扱いが異なる。第1面P1及び第2面P2における記録密度の取り扱い以外の構成については、実施形態1の構成と同様である。このため、図1から図10までについては、個別の図番の記載を省略する。
実施形態2の制御部24は、記録ユニット2によって用紙Pの第1面P1及び第2面P2に記録が行われる場合、第1面P1における穿孔予定領域SB1での第1記録密度A1と、第2面P2における穿孔予定領域SB1での第2記録密度B1との平均値M1を求める。同様に、制御部24は、穿孔予定領域SB2での第1記録密度A2と第2記録密度B2との平均値M2、穿孔予定領域SB3での第1記録密度A3と第2記録密度B3との平均値M3、穿孔予定領域SB4での第1記録密度A4と第2記録密度B4との平均値M4を求める。なお、平均値M1、M2、M3、M4の図示は省略する。また、平均値M3が最も高い値であるとする。
制御部24は、平均値M1、M2、M3、M4に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。具体的には、制御部24は、パンチユニット40が4つの穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4内に穿孔を行う場合、最も高い平均値M3に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する。
さらに、制御部24は、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4での平均値M1、M2、M3、M4が所定値Cより高い場合、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を増加させる。ここでは、一例として、平均値M3が所定値Cより高いものとする。
さらに、制御部24は、穿孔予定領域SB1、SB2、SB3、SB4での平均値M1、M2、M3、M4が所定値Cより高い場合、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を増加させる。ここでは、一例として、平均値M3が所定値Cより高いものとする。
次に、実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30の作用について説明する。
図11は、実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30における各処理の流れを表すフローチャートである。なお、実施形態1からの変更点は、ステップS28(図10)がステップS29に置き換えられた点と、ステップS30において平均値Mが用いられる点のみである。このため、ステップS29及びステップS30について説明し、他のステップの説明は省略する。
図11は、実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30における各処理の流れを表すフローチャートである。なお、実施形態1からの変更点は、ステップS28(図10)がステップS29に置き換えられた点と、ステップS30において平均値Mが用いられる点のみである。このため、ステップS29及びステップS30について説明し、他のステップの説明は省略する。
ステップS24において両面印刷が判断された場合、ステップS29に移行する。
ステップS29において、CPU25は、既述の平均値M1、M2、M3、M4を求める。なお、ここでは代表値として、最も高い平均値M3が選択されたものとする。そして、ステップS30に移行する。
ステップS30において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の平均値M3の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(両面)を決定し、設定テーブル(両面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を設定する。そして、ステップS32に移行する。
ステップS29において、CPU25は、既述の平均値M1、M2、M3、M4を求める。なお、ここでは代表値として、最も高い平均値M3が選択されたものとする。そして、ステップS30に移行する。
ステップS30において、CPU25は、用紙Pの厚さ、サイズ、温度及び湿度、記録密度の平均値M3の各設定情報を用いることで参照する設定テーブル(両面)を決定し、設定テーブル(両面)からパンチユニット40における穿孔回数及び穿孔速度を設定する。そして、ステップS32に移行する。
実施形態2の記録システム1及び後処理ユニット30によれば、第1面P1の第1記録密度Aだけでなく、第2面P2の第2記録密度Bも含めて穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、第1記録密度Aのみに基づいて穿孔を行う構成に比べて、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
また、第1面P1及び第2面P2において、それぞれ穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置となる穿孔予定領域SB3の記録密度の平均値M3に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
さらに、記録密度の平均値Mが高く、穿孔不良が発生する可能性が高い場合、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
また、第1面P1及び第2面P2において、それぞれ穿孔不良が生じる可能性が最も高い位置となる穿孔予定領域SB3の記録密度の平均値M3に基づいて、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が設定されるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
さらに、記録密度の平均値Mが高く、穿孔不良が発生する可能性が高い場合、穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方が増加されるので、用紙Pにおける穿孔不良を抑制できる。
本発明の実施形態1、2に係る記録システム1及び後処理ユニット30は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
実施形態1、2の後処理ユニット30において、用紙Pの情報、記録情報及び環境情報のうち2つを用いて残り1つを用いなくてもよく、あるいは、いずれか1つのみを用いてもよい。例えば、用紙Pの情報や記録密度に関わらず、温度又は湿度の環境情報のみに基づいて穿孔回数、穿孔速度を設定してもよい。
制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度のうち一方のみを設定してもよい。また、制御部24は、制御情報に基づいて、穿孔回数、穿孔速度を減らす制御を行ってもよい。さらに、制御部24は、温度及び湿度のうち一方のみに基づいて穿孔回数、穿孔速度を決定してもよい。
制御部24は、穿孔回数及び穿孔速度のうち一方のみを設定してもよい。また、制御部24は、制御情報に基づいて、穿孔回数、穿孔速度を減らす制御を行ってもよい。さらに、制御部24は、温度及び湿度のうち一方のみに基づいて穿孔回数、穿孔速度を決定してもよい。
用紙Pは、縦目のものに限らず、横目のものが用いられてもよい。
貫通孔の数は、4つに限らず、1つから3つまでのいずれか、あるいは5つ以上あってもよい。貫通孔H1、H2、H3、H4の形状は、円形に限らず、楕円形や多角形状であってもよい。
記録密度が最大となるのは、穿孔予定領域SB3に限らず、他の領域であってもよい。
穿孔を複数回行う場合、各回において穿孔速度は一定に限らず、徐々に穿孔速度を増加させ、あるいは、徐々に穿孔速度を低下させてもよい。
貫通孔の数は、4つに限らず、1つから3つまでのいずれか、あるいは5つ以上あってもよい。貫通孔H1、H2、H3、H4の形状は、円形に限らず、楕円形や多角形状であってもよい。
記録密度が最大となるのは、穿孔予定領域SB3に限らず、他の領域であってもよい。
穿孔を複数回行う場合、各回において穿孔速度は一定に限らず、徐々に穿孔速度を増加させ、あるいは、徐々に穿孔速度を低下させてもよい。
1…記録システム、2…記録ユニット、4…中間ユニット、10…画像形成部、
12…スキャナー部、14…カセット収容部、15…操作部、16…電源、
17…表示部、18…収容カセット、19…搬送部、20…記録ヘッド、
21…温度センサー、22…吐出部、23…湿度センサー、24…制御部、
25…CPU、26…メモリー、27…タイマー、28…記録密度見積部、
30…後処理ユニット、32…筐体、33…排出部、34…用紙センサー、
36…搬送ローラー対、40…パンチユニット、42…ユニット本体、43…回転部、
44…昇降部、45…ダイ、46…パンチ部材、46A…刃部、48…駆動部、
A1…記録密度、A2…記録密度、A3…記録密度、A4…記録密度、
B1…記録密度、B2…記録密度、B3…記録密度、B4…記録密度、C…所定値、
H1…貫通孔、H2…貫通孔、H3…貫通孔、H4…貫通孔、K…搬送経路、
M1…平均値、M2…平均値、M3…平均値、M4…平均値、P1…第1面、
P2…第2面、Q…インク、SA…記録可能領域、SB1…穿孔予定領域、
SB2…穿孔予定領域、SB3…穿孔予定領域、SB4…穿孔予定領域、
T…搬送方向、t…所定厚さ
12…スキャナー部、14…カセット収容部、15…操作部、16…電源、
17…表示部、18…収容カセット、19…搬送部、20…記録ヘッド、
21…温度センサー、22…吐出部、23…湿度センサー、24…制御部、
25…CPU、26…メモリー、27…タイマー、28…記録密度見積部、
30…後処理ユニット、32…筐体、33…排出部、34…用紙センサー、
36…搬送ローラー対、40…パンチユニット、42…ユニット本体、43…回転部、
44…昇降部、45…ダイ、46…パンチ部材、46A…刃部、48…駆動部、
A1…記録密度、A2…記録密度、A3…記録密度、A4…記録密度、
B1…記録密度、B2…記録密度、B3…記録密度、B4…記録密度、C…所定値、
H1…貫通孔、H2…貫通孔、H3…貫通孔、H4…貫通孔、K…搬送経路、
M1…平均値、M2…平均値、M3…平均値、M4…平均値、P1…第1面、
P2…第2面、Q…インク、SA…記録可能領域、SB1…穿孔予定領域、
SB2…穿孔予定領域、SB3…穿孔予定領域、SB4…穿孔予定領域、
T…搬送方向、t…所定厚さ
Claims (16)
- 液体を吐出する記録部によって記録された媒体に穿孔を行う穿孔部と、
前記穿孔部の穿孔動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記媒体の剛性に関係する前記媒体の情報、前記記録部における記録情報及び環境情報のうち少なくとも1つの設定情報に基づいて、前記穿孔部における前記媒体1枚当たりの穿孔回数及び穿孔速度の少なくとも一方を設定する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1に記載の後処理装置において、
前記記録情報は、前記媒体における穿孔予定領域の記録密度の情報を有し、
前記制御部は、前記記録密度の情報に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項2に記載の後処理装置において、
前記穿孔部が複数の前記穿孔予定領域に穿孔を行う場合、前記制御部は、複数の前記穿孔予定領域における前記記録密度のうち、最も高い前記記録密度に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項2に記載の後処理装置において、
前記記録部によって前記媒体の第1面及び該第1面とは反対の第2面に記録が行われる場合、前記制御部は、前記第1面における前記穿孔予定領域での第1記録密度と、前記第2面における前記穿孔予定領域での第2記録密度との平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項4に記載の後処理装置において、
前記穿孔部が複数の前記穿孔予定領域に穿孔を行う場合、前記制御部は、複数の前記平均値のうち最も高い前記平均値に基づいて、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を設定する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項4又は請求項5に記載の後処理装置において、
前記穿孔予定領域での前記平均値が所定値より高い場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増加させる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の後処理装置において、
前記穿孔予定領域における前記記録密度が所定値より高い場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増加させる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項6又は請求項7に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度を増加させる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記環境情報として、温度及び湿度の少なくとも一方を用いる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記媒体の情報として、前記媒体の厚さを用いる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項10に記載の後処理装置において、
前記制御部は、穿孔される前記媒体の厚さが所定厚さ以上の場合に前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を減らし、穿孔される前記媒体の厚さが前記所定厚さより薄い場合に前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を増やす、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の後処理装置において、
前記媒体は、縦目又は横目を有し、
前記制御部は、前記媒体の情報として、前記媒体の目方向を用いる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項12に記載の後処理装置において、
前記穿孔部は、回転可能に設けられ穿孔方向から見て一方向に沿って延びる刃部と、前記刃部を回転させる駆動部と、を有し、
前記制御部は、前記一方向と前記目方向とが交差するように前記駆動部によって前記刃部を回転させる、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の後処理装置において、
前記記録部は、前記記録部によって前記媒体の第1面又は前記第1面と反対の第2面に印刷が行われる片面印刷と、前記第1面及び前記第2面の両方に記録が行われる両面印刷と、を実行可能であり、
前記記録情報として、前記片面印刷又は前記両面印刷が選択可能とされ、
前記制御部は、前記両面印刷が行われる場合の前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方を、前記片面印刷が行われる場合の前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方より増やす、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の後処理装置において、
前記制御部は、第1穿孔モード及び第2穿孔モードの一方から他方へ切り換え可能であり、
前記第1穿孔モードに切り換えられた場合、前記制御部は、前記設定情報に基づいて前記穿孔回数及び前記穿孔速度の少なくとも一方の設定を変更し、
前記第2穿孔モードに切り換えられた場合、前記制御部は、前記穿孔回数及び前記穿孔速度の設定を変更しない、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の後処理装置と、
前記後処理装置へ搬送される媒体に記録を行う前記記録部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
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