JP2022116143A - 茶フレーバー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来提案の茶類フレーバー組成物は、食品に使用されている原材料のマスキング、原材料の香味の改善、清涼感など嗜好性の面で必ずしも満足でるものではなかった。嗜好性および持続性が高く、且つ食品の原材料の香味の改善、特異臭のマスキングに効果があり、酸性・塩基性領域でも安定で、食品原材料の作用・機能を阻害することのない茶類様フレーバー組成物ならびに該フレーバー組成物を含有する飲食品を提供する。【解決手段】特定の天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を配合することにより得られる茶類様フレーバー組成物が、上記課題を解決することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を含むことを特徴とする茶フレーバー組成物、および該茶フレーバー組成物を含有する飲食品に関する。
より詳細には、本発明は、例えば飲料、冷菓、デザート、菓子、調味料などの
飲食品に緑茶特有の清涼感、爽快感を有し、快適な使用感を付与することができ、また、上記飲食品の成分、原材料など、例えば着色料、苦味・渋味、甘味料、酸味料、苦味料、保存料、乳化剤、溶剤、強化剤などの香味(渋味、苦味、甘味、塩味、酸味、粉っぽさ、金属味など)の改善、あるいは匂い(脂肪臭、醗酵臭、焦げ臭、酸臭、薬品臭、金属臭、カビ臭など)のマスキングなどに有効で、持続性があり且つ液性が酸性あるいは塩基性領域で安定であり、上記飲食品の原材料の機能・作用を阻害することのない優れた嗜好性を有する茶フレーバー組成物および該フレーバー組成物を含有する飲食品に関する。
さらには、本発明は殺菌・抗菌・防腐、酸化防止、変色防止、アロマテラピーなどの作用・機能を期待できる茶フレーバー組成物にも関する。
従来、上記飲食品などに嗜好性の付与または上記飲食品の成分あるいは原材料の改善、悪臭のマスキングなどを目的とした茶フレーバー組成物が提案されている。茶濃縮エキスに関しては、例えば、特許文献2、3、5、6、8、また回収フレーバーに関しては、例えば特許文献1、4、7、11、また合成香料に関しては、例えば9、10などを挙げることができる。
特開平8-116882号公報 特開平9-285256号公報 特開平9-299030号公報 特開平10-165098号公報 特開平11-146号公報 特開2000-287623号公報 特開2001-172667号公報 特許第2911975号公報 特許第3026436号公報 特許第3026437号公報 特許第3217800号公報
しかしながら、上記従来提案の茶濃縮エキス、回収フレーバー、合成香料などから調製される茶フレーバー組成物は、飲食品自体あるいは飲食品に使用されている原材料が有する特異的な異味、異臭のマスキング、茶特有の清涼感、爽快感、芳ばしさ、など嗜好性の面で必ずしも満足できるものではなく、改善された茶フレーバー組成物の開発が望まれている。
従って、本発明の目的は、嗜好性および持続性が高く、且つ飲食品自体あるいは原材料の香味の改善、特異的な異味、異臭のマスキングに効果があり、酸性あるいは塩基性領域でも安定で飲食品原材料の作用・機能を阻害することのない茶フレーバー組成物ならびに該フレーバー組成物を含有する飲食品を提供するにある。
さらには、本発明の目的は、殺菌・抗菌・防黴、酸化防止、変色防止、アロマテラピーなどの作用・機能が期待できる茶フレーバー組成物を提供するにある。
本発明者は、上記の如き課題を解決すべく、特定の天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を配合することにより、上記課題を解決できることを見出し本発明を完成するに至った。
本発明の茶フレーバー組成物は、従来にない清涼感、爽快感など極めて嗜好性が高く、かつ飲食品の原材料のマスキング、原材料の香味の改善、飲食品製造工程中における香味の変質、劣化、消失などの補強、酸性あるいは塩基性領域でも安定で、食品の原材料の作用・機能を阻害することのない優れた効果を有する。さらには、香料が潜在的に有している、例えば、殺菌・抗菌・防腐、酸化防止、アロマテラピーなどの作用・機能を期待できる効果を有する。
本発明は、天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を含有することを特徴とする茶フレーバー組成物である。
本発明の茶フレーバー組成物は、茶特有の新鮮で爽やかなグリーン様で、芳ばしさのある香気香味をもつ特徴を有する。
本発明の茶フレーバー組成物に使用される天然香料類としては、例えば、メース、バイオレット、カシー、ゼラニウム、ナツメグ、ダバナ、ジャスミン、メリオタス、緑茶、紅茶、ウーロン茶、セージ、ヘイ、オークモス、オスマンサス、コリアンダー、クミン、タイムなどを好ましく例示することができる。
また、上記の天然香料以外にも、例えばオールスパイス、ベイ・ローレル、バーチ、カルダモン、セロリ、クローブ、ディル、ジンジャー、フェニグリーク、パセリ、オレガノ、オリガナム、ウインターグリーン、イランイラン、アボカド、アルファルファ、パルマローザなどを所望により本発明の香気・香味付与・増強乃至改良剤として使用することができる。さらに、例えば「天然香料基原物質の解説:食品香料ハンドブック・改定増補版 日本香料工業会編 平成11年8月25日 食品化学新聞社発行」に記載の物質を任意に選択して、本発明の香気・香味付与・増強乃至改良剤として使用することができる。
これら上記に記載の天然香料原料から種々の手段により香気・香味成分を採取して使用されるが、採取法としては、例えば、水蒸気蒸留、溶媒抽出(二酸化炭素を含む)、吸着・脱着などが一般的に採用される。これらの方法により得られる精油、濃縮エキス、オレオレジン、アブソリュート、回収フレーバー、分画香料(単離香料)など、任意の形状で使用することができる。
精油は、上記乾燥または半生・生の天然香料原料を、例えば水蒸気蒸留が主として使用されるが、有機溶媒抽出も行われ、例えば緑茶の場合は、エタノールを添加して水蒸気蒸留を行い、蒸留液を捕集し、エッセンスとして使用される。
また、液状二酸化炭素抽出、亜臨界もしくは超臨界二酸化炭素抽出などの抽出手段により、精油が採取される。
また、濃縮エキスは、原料を水および/または有機溶媒を用いて有効成分が抽出されるが、溶媒としてはエタノールが好ましく用いられ、溶媒の一部を濃縮した濃縮エキスとしてしばしば使用される。
例えば、緑茶の場合は、茶葉の種類にもよるが一般的には茶葉を抽出槽に入れ、適量の水あるいは温湯を入れ、所望によりエタノールを添加し撹拌しながら20~80℃程度の温度で抽出し、抽出後、遠心分離や圧搾機などを用いて、速やかに茶葉粕を分離して抽出液を得る。茶葉に対する水の量は茶葉に含まれる茶エキス成分の特性、茶葉に浸み込む水の量(吸水量)、得られる抽出液の水溶性固形分濃度などを考慮して決められるが、およそ茶葉に対して8~15倍量の水が使用され、エキス分濃度が5%前後の抽出液が得られる。上記バッチ方式とは別にカラム方式でも行われる。紅茶、ウーロン茶なども、同様の方法で行われる。
上記のようにして得られるエキスは、通常、溶媒の一部を濃縮して使用される。濃縮には、減圧濃縮法、凍結濃縮法などが利用されるが、減圧濃縮法は効率はよいが、風味の変質が起こり易く、また凍結濃縮法は、凍結による不溶化が起こり易い場合は収率の低下の原因になるので、天然原料の性質により適宜に選択する必要がある。また、逆浸透膜(RO膜)による濃縮法も採用され、加熱によって風味が劣化し易い、例えば茶類のエキスの濃縮には好ましく採用される。また、別の濃縮法として、瞬間低温減圧濃縮法なども使用される。濃縮法はこれらに限られずいかなる濃縮法により得られる濃縮エキスであっても、本発明の香気・香味改良材と使用することができる。これらの濃縮エキスは、所望により、乾燥、粉末化、包接化などの加工を施して使用することもできる。
なお、本発明で使用しうる茶類としては、例えば煎茶、焙じ茶、クキ茶、玉露、かぶせ茶などを例示することができる。緑茶、紅茶、ウーロン茶などの原料は、切断、粉砕、磨砕などの処理を施し、水蒸気蒸留を行うと香味成分の留出が促進され効果的である。
また、オレオレジンは、天然香料原料を有機溶媒で抽出後、溶媒を除去した濃縮物であり、本発明の香気・香味付与乃至改良・強化剤として使用される。
また、アブソリュートは、天然香料原料を炭化水素系の溶媒で抽出し、溶媒を留去し、残さをエタノール抽出し、エタノールを留去することにより得られる。
また、回収フレーバーは、上述のエキスを常圧あるいは減圧下に濃縮する際、または上述の水蒸気蒸留を行う際に発生する香気・香味成分を留出部に移行させ、その留出部を凝縮(冷却)し、回収した香気・香味成分(回収フレーバー)も本発明の茶フレーバー組成物の素材として使用される。
さらに単離香料は、エキスまたは濃縮エキスをスチレンとジビニルベンゼンの共重合体のような多孔性重合樹脂を充填したカラムに、特定の流量で通過させ、特定の香気・香味成分を樹脂に吸着させる。この香気・香味成分吸着樹脂を、エタノールおよび/または水などのごとき有機溶媒を使用して、香気・香味成分を溶出・分離して特定の香気・香味成分を得ることができる。また、多孔性樹脂に代えて、化学結合型シリカゲルを用いて特定の香気・香味成分を得ることもできる[(特許庁公報 周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・3香料の精製・加工技術 平成11年1月29発行 参照]および[同公報 周知・慣用技術集(香料)第2部 食品用香料 3・5・1緑茶フレーバー、3・5・2ウーロン茶フレーバー、3・5・3紅茶フレーバー 平成12年1月14日発行 参照]、上記方法、他の公知の方法に限らずいかなる方法により製造された分画香気・香味成分でも本発明の茶フレーバー組成物の素材として使用することができる。
また、本発明の茶フレーバー組成物の素材として使用される香料としては、天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を例示することができる。
炭化水素類としては、例えばオシメン、リモネン、β-カリオフィレン、α-ファルネセン、αあるいはβ-ピネン、α,βあるいはγ-テルピネン、カンフェン、α-セドレン、ミルセン、αあるいはβ-フェランドレン、p-サイメン、αあるいはβ-カジネン、1あるいは2-メチルナフタレンおよび1-イソプロピル-4-メチルベンゼンを好ましく例示することができる。
上記炭化水素以外に、例えば1,2あるいは1,4-ジメチルベンゼン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、エチルメチルベンゼン、プロピルベンゼン、イソプロピルベンゼン、ジメチルスチレン、t-ブチルベンゼン、ジエチルベンゼン、メチルプロピルベンゼン、テトラヒドロナフタレン、1,1-ジメチルナフタレン、トリメチルジヒドロナフタレン、1,6-ジメチル-4-メチルナフタレン、2,4-[8-p-メンタジエン]、Δ-3-カレンなども本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として利用される。
アルコール類としては、例えばプロパノール、イソブタノール、ブタノール、イソアミルアルコール、アミルアルコール、ヘキサノール、(Z)-2-ペンテン-1-オール、1-ペンテン-3-オール、(E)-2-ヘキセン-1-オール、(Z)あるいは(E)-3-ヘキセン-1-オール、2-エチル-1-ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2-オクテン-1-オール、1-オクテン-3-オール、1,5-オクタジエン-3-オール、ノナノール、ベンジルアルコール、2-フェノキシエタノール、1あるいは2-フェニルエチルアルコール、2,4-ジメトキシベンゼンメタノール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロール、ファルネソール、ネロリドール、α-テルピネオール、1あるいは4-テルピネオール、αあるいはδ-カジノール、クベノール、β-エデスモール、セドロール、カルベオール、ミルテノール、イソフィトール、3,7-ジメチル-1,5,7-オクタトリエン-3-オール、3,7-ジメチル-1,5-オクタジエン-3,7-ジオールおよびメントールから選ばれる1種以上の香料を好ましく例示することができる。
また、上記アルコール以外に本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として、例えば2-プロパノール、2-ブタノール、2-メチル-3-ブテン-2-オール、1-ペンテン-3-オール、4-ペンテン-1-オール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、2-メチルブタン-1-オール、1-ヘキセン-3-オール、2-メチル-1-ペンテン-3-オール、2-メチル-2-ペンタノール、3-メチル-2-ペンタノール、(E)-4-ヘプテノール、2-メチルヘキサノール、2,5-オクタジエノール、E-3,E-5-オクタジエン-3-オール、(E)-2-オクテノール、5-ウンデカノール、p-メンタ-1,4-ジエン-7-オール、4-テルピノール、1-テルピネオール、ボルネオール、ジヒドロカルベオール、E,E-フアルネソール、フィトールなどが利用される。
アルデヒド類としては、アセトアルデヒド、プロパナール、イソブタナール、ブタナール、バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、(E)-2-ヘプテナール、(Z)-4-ヘプテナール、(E)-2-ペンテナール、(Z)-3-ペンテナール、2-メチルブタナール、ヘキサナール、(E)-2-ヘキセナール、(Z)-3-ヘキセナール、(E,E)-2,4-ヘキサジエナール、(E,Z)-2,4-ヘキサジエナール、ヘプタナール、(E,Z)-2,4-ヘプタジエナール、(E,E)-2,4-ヘプタジエナール、オクタナール、(E)-2-オクテナール、(E,E)-2,4-オクタジエナール、(E,Z)-2,4-オクタジエナール、ノナナール、(E)-2-ノネナール、(E,E)あるいは(E,Z)-2,4-ノナジエナール、(E,Z)-2,6-ノナジエナール、デカナール、(E)-2-デセナール、(E)-4,5-エポキシ-2-デセナール、(E,E)-2,4-デカジエナール、(E)-2-ウンデカナール、サリチルアルデヒド、P-ヒドロキシベンツアルデヒド、2,5-ジメチルベンズアルデヒド、バニリン、ペリラアルデヒド、シンナミルアルデヒド、サフラナール、ゲラニアール、ネラール、β-シクロシトラール、アニスアルデヒトド、ベンズアルデヒド、2-フェニルブタナールおよび2-フェニルブテナールから選ばれる1種以上の香料が好ましい例として挙げられる。
また、上記アルデヒド以外にも、例えば2-メチル-2-ペンテナール、4-メチル-2-ペンテナール、2-メチルペンタナール、3-メチルペンタナール、2,4-ジメチル-2,4-ヘプタジエナール、2,4,6-デカトリエナール、(E)-2-トリデセナール、4-エチル-7,11-ジメチル-(2E,6,10E)-ドデカトリエナール、ベンズアルデヒド、2あるいは4-メチルベンズアルデヒド、4-エチルベンズアルデヒド、4-ヒドロキシ-3,5-ジメトキシベンズアルデヒド、4-メチル-2-フェニル-2-ペンテナール、5-メチル-2-フェニル-2-ヘキサナールなどが、本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として利用される。
ケトン類としては、例えばエチルメチルケトン、アセトイン、ジアセチル、(Z)あるいは(E)-3-ペンテン-2-オン、4-メチル-3-ペンテン-2-オン、3-ヘキセン-2-オン、2-ヘプタノン、3,5-ヘプタジエン-2-オン、6-メチル-3,5-ヘプタジエン-2-オン、1-オクテン-3-オン、3-オクテン-2-オン、4-オクテン-2-オン、(E,Z)、(E,E)あるいは(Z,E)-3,5-オクタジエン-2-オン、(Z)-1,5-オクタジエン-3-オン、3-メチル-2,4-ノナンジオン、2-デカノン、2,6,10-トリメチルヘプタデカノン、シクロヘキサノン、シス-ジャスモン、2,2,6-トリメチルシクロヘキサノン、αあるいはβ-ダマセノン、αあるいはβ-ダマスコン、4-オキソ-β-イオノン、αあるいはβ-イオノン、5,6-エポキシ-β-イオノン、3,4-ジヒドロ-β-イオノン、7,8-ジヒドロ-α-イオノン、5,6-ジヒドロキシ-β-イオノンおよびゲラニルアセトンから選ばれる1種以上の香料を好ましく例示することができる。
また、上記ケトンの他に、例えば2,3-ペンタンジオン、2-ペンタノン、3-ペンタノン、4-メチル-3-ペンテン-2-オン、2-ヘプタノン、(3E,5E)-6-メチルヘプタジエン-2-オン、2-メチル-2-ヘプテン-6-オン、2-オクタノン、3-オクタノン、2-ノナノン、5-エチル-6-メチル-2-ヘプタノン、2-デカノン、6,10-ジメチル-2-ウンデカノン、メチルテトラデカン-3-オン、6,10,14-トリメチル-2-ペンタデカノン、2,3-ジメチルシクロヘキサノン、3-ヒドロキシシクロヘキサノン、イソホロン、2,6,6-トリメチルシクロヘキサノン、2,2,6-トリメチル-6-ヒドロキシシクロヘキサノン、2,2,6-トリメチル-4-ヒドロキシクロヘキサノン、2-ヒドロキシアセトフェノン、4-メチルアセトフェノン、1,3あるいは1,4-ジアセチルベンゼン、4-エチルアセトフェノン、3,4-ジメチルアセトフェノン、ベンジルエチルケトン、2-メトキシメチルアセトフェノン、1-(2,4-ジメトキシフェニル)-1-プロパノン、カンファー、フェンコン、プレゴン、4-(1-ヒドロキシ-4-オキソ-2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニル)-3-ブテン-2-オン、1,5,5,9-テトラメチルビシクロ-[4.3.0]-8-ノネン-7-オン、1,2-スレオ-1,2-ジヒドロキシ-β-イオノンなどが、本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として利用される。
酸類が、酢酸、プロピオン酸、吉草酸、4-メチル吉草酸、(E)-2-ヘキセン酸、
(Z)-3-ヘキセン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、デセン酸、(E)-2-デセン酸、(Z)あるいは(E)-ゲラン酸、シトロネリル酸、安息香酸、フェニル酢酸およびサリチル酸から選ばれる1種以上の香料が好ましくあげられる。
また、上記の酸のほか本発明の緑茶様フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として利用される酸としては、例えばギ酸、2-オキソブタン酸、2-ヒドロキシブタン酸、3-メチル-2-ブテン酸、2あるいは3-メチルブタン酸、Z-2-ヘキセン酸、E-3-ヘキセン酸、4-メチル-4-ヘプテン酸、2,3あるいは4-メチルペンタン酸、ヘキサン酸、(2E,4Z)あるいは(E,4E)-ヘプタジエン酸、Z-2-ヘプテン酸、ZあるいはE-4-ヘプテン酸、2,3あるいは5-メチルヘキサン酸、(E)-2-オクテン酸、(Z)-3あるいは4-オクテン酸、2-エチルヘキサン酸、2,3あるいは6-メチルペンタン酸、(E)-4-ノネン酸、7-メチルオクタン酸、2-エチルヘプタン酸、(E)-4-ノネン酸、7-メチルノナン酸、2-エチルヘプタン酸、2あるいは8-メチルノナン酸、ZあるいはE-3-ウンデセン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸およびオクタデカン酸などが、本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与乃至改良剤として例示される。
エステル類が、ギ酸エステル(エチル、イソアミル、(Z)-3-ヘキセニルおよび(E)-2-ヘキセニル、フェニルエチルおよびゲラニルなど)、酢酸エステル(メチル、ブチル、イソブチル、3-メチルブチル、(Z)あるいは(E)-3-ヘキセニル、(E)-2-ヘキセニル、ヘキシル、フェニル、フェニルエチル、ベンジル、ゲラニル、α-テルピニル、ネリル、リナリルおよびボルニルなど)、プロピオン酸エステル((Z)あるいは(E)-3-ヘキセニル、(E)-ヘキセニルおよびネリル、酪酸メチル、(Z)-3-ヘキセニル、(E)-2-ヘキセニル、ベンジル、フェニルエチルおよびヘキシルなど)、2-メチル酪酸エステル((Z)-3-ヘキセニル、3-ヒドロキシ酪酸エチル、吉草酸メチルおよびイソブチルなど)、吉草酸エステル(メチル、エチル、イソブチルおよび(Z)-3-ヘキセニルなど)、ヘキサン酸エステル((Z)あるいは(E)-2-ペンテニル、(E)-2-ヘキセニル、(Z)-3-ヘキセニル、フェニルエチルおよびヘキシルなど)、(Z)-3-ヘキセン酸メチル、(E)-2-ヘキセン酸メチル、(E)-2-ヘキセン酸(Z)-3-ヘキセニルおよび(Z)-3-ヘキセン酸(E)-3-ヘキセニル、オクタン酸エチル、ヘキシルおよび(Z)-3-ヘキセニル、デカン酸エチル、プロピル、ヘキシルおよび(Z)-3-ヘキセニル、フェニル酢酸メチル、エチルおよびヘキシル、安息香酸エチル、ヘキシル、ベンジルおよび(Z)-3-ヘキセニル、2-メトキシ安息香酸メチル、4-メトキシ安息香酸メチル、ジャスモン酸メチル、エピジャスモン酸メチル、(Z)-ジヒドロジャスモン酸メチルおよびメチルプロピオン酸ネリルから選ばれる1種以上の香料を好ましく例示することができる。
また、上記エステル以外のエステル類として、例えばギ酸ヘキシル、酢酸エチル、酢酸1-ヒドロキシ-2-プロパノン、コハク酸メチル、ペンタン酸メチル、オクタン酸メチル、4-オキソノナン酸メチル、酪酸2-ヘキシル、テトラデカン酸メチル、ペンタデカン酸メチルおよびエチル、11-ヘキサデセン酸メチル、ペンタデカン酸エチルおよびメチル、ヘキサデカン酸メチルおよびエチル、安息香酸メチルなどが、本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として挙げられる。
ラクトン類としては、δ-ヘキサラクトン、δ-ヘプタラクトン、δ-ノナラクトン、δ-デカラクトン、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトン、γ-ヘプタラクトン、γ-ヘキサラクトン、γ-オクタラクトン、γ-ノナラクトン、2-メチル-γ-ブチロラクトン、2-ヘキセン-4-オリド、4-メチル-5-ヘキセン-4-オリド、5-オクテン-4-オリド、2-ノネン-4-オリド、7-デセン-4-オリドおよびロリオライドを好ましく例示することができる。
上記ラクトンの他に、例えば2-メチルブタノリド、γ-ペンタラクトン、δ-オクタラクトン、3,7-デカジエン-5-オリド、シス-ジャスミンラクトン、γ-デカラクトン、ジヒドロアクチニジオライド、ボボライド(bovolide)、ジヒドロボボライド(dihydrobovolide)、4-テトラデカノリドなどが、本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として使用される。
含窒素化合物類としては、例えばメチルアミン、エチルアミン、ジフェニルアミン、1-エチルピロール、2-ホルミルピロール、1-エチル-2-ホルミルピロール、2-アセチルピロール、2-アセチル-1-エチルピロール、インドール、3-メチルインドール、ピラジン、メチルピラジン、エチルピラジン、2,3-ジメチルピラジン、2,5-ジメチルピラジン、2,6-ジメチルピラジン、2-エチル-3-メチルピラジン、2-エチル-5-メチルピラジン、2-エチル-6-メチルピラジン、2-(2'-フリル)-5あるいは6-メチルピラジン、2,5-ジエチルピラジン、2,6-ジエチルピラジン、トリメチルピラジン、3-エチル-2,5-ジメチルピラジン、2,5-ジエチル-3-メチルピラジン、3,5-ジエチル-2-メチルピラジン、テトラメチルピラジン、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピラジン、6,7-ジヒドロ-2-メチル-5H-シクロペンタピラジン、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピラジン、2(2'-フリル)ピラジン、2-メチルピリジン、アセチルピリジン、3-メトキシピリジン、3-メチルブタンニトリル、ベンゾニトリル、キノリン、2-メチルキノリン、6あるいは7-メチルキノリン、2,4-ジメチルキノリン、2,6-ジメチルキノリン、4,8-ジメチルキノリン、ジフェニルアミンおよび3-プロピルキノリン、2,6-ジメチルピリジンなどを好ましく例示することができる。
上記窒素化合物の他に、例えばピロール、1-メチル-2-ホルミルピロール、1-アセチルピロール、2,5-ジメチルピロール、1-メチル-2-アセチルピロール、1-メチル-プロピオニルピロール、2-アセチル-3-フルフリルピロール、ピリジン、3または4-メチルピリジン、3-メチルピリジン、4-ビニルピリジン、2または3-エチルピリジン、2,5-ジメチルピリジン、2-エチル-6-メチルピリジン、5-エチル-2-メチルピリジン、プロピルピラジン、2,6-ジエチルピラジン、2,4,5-トリメチルオキサゾールなども本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として使用される。
含硫化合物類としては、例えばメチルメルカプタン、エタンチオール、1-プロパンチオール、ジメチルスルフィド、チオフェン、テトラハイドロチオフェン、2-メチルチオフェン、3-メチルチオフェン、3-メチルチオフェン-2-アルデヒド、ベンゾチアゾール、2-プロピオニルチオフェン、ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド、4-メトキシ-2-メチル-2-ブタンチオールおよび4-メルカプト-2-ペンタノンなどが好ましい例として挙げられる。
フェノール類の好ましい例としては、例えばO-クレゾール、m-クレゾール、p-クレゾール、エチルフェノール、4-ビニルフェノール、2,3-ジメチルフェノール、チモール、1,3-ジ-t-ブチル-2-メトキシ-5-メチルベンゼン、アネトール、グアイアコール、4-エチルグアイアコール、1,4-ジメトキシベンゼン、ジフェニルエーテル、サフロール、オイゲノール、カルバクロールなどを例示することができる。
フランおよびピラン類では、例えばリナロールオキサイド(EあるいはZ体の5員環およびEあるいはZ体の6員環)、2-エチルフラン、2-ペンチルフラン、2,3-ジヒドロフラン、フルフラール、5-メチルフルフラール、ソトロン、フラネオール、3,4-ジメチル-5-ペンチル-2(5H)-フラノン、3,4-ジメチル-5-ペンチリデ
ン-2(5H)-フラノン、2-アセチルフラン、クマリン、マルトール、エチルマルトール、テアスピロン、(Z)あるいは(E)-テアスピロン、(E)-テアスピラン、(E)-6,7-エポキシジヒドロテアスピラン、(E)-6-ヒドロキシジヒドロテアスピランおよびフルフリルアルコールなどを好ましく挙げられる。
さらに、上記香料の他に、“日本における食品香料化合物の使用実態調査”(平成12年度 厚生科学研究報告書;日本香料工業会 平成13年度3月発行)、“合成香料 化学と商品知識”(1996年3月6日発行 印藤元一著 化学工業日報社)、“Perfume and Flavor Chemicals(Aroma Chemicals)1,2”STEFFEN ARCTENDER(1969)などに記載の香料を本発明の茶フレーバー組成物の香気・香味付与・増強乃至改良剤として使用することができる。
上述のごとき香料の茶フレーバー組成物に対する添加量は、使用する茶フレーバーの種類や対象となる食品、あるいは嗜好性により任意の添加量を選択できるが、例えば、0.0001~50重量%程度の範囲をあげることができる。
本発明のこれらの天然香料、合成香料あるいはこれらを配合してなる茶フレーバー組成物は、必要により乳化、可溶化、粉末、増粒、包接、マイクロカプセルなど公知の方法により加工して使用することができる[特許庁公報 周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 平成11年1月29日発行 2・3香料の精製・加工技術参照]。
また、本発明の茶フレーバー組成物に、必要により、例えばエタノールなどのアルコール類、プロピレングリール、グリセリンなどの多価アルコール類などの溶剤・矯味剤が配合される。また、その作用・機能を妨げない範囲において、乳化剤、酸化防止剤、増粘安定剤、保存料、防カビ剤、調味料、甘味料、酸味料など、食品添加物便覧(化学的合成品)1999年度版、食品と科学社発行;および天然物便覧第15版、食品と科学社;に記載の添加物を添加することができる。さらに保留剤・保香剤、エンハンサー、冷感剤などを所望により使用することもできる[上記周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・6機能性香料参照]。
本発明の茶フレーバー組成物は、極めて汎用性が高く、多くの食品に利用され、一般に食品として食されているものであれば特に制限はなく、例えば、飲料類、冷菓類、デザート類、菓子類、調味料などを挙げることができる。これらの食品は、主材の他、食品素材(調味料、甘味料、酸味料、油脂、香辛料、乳製品、酒類、その他)あるいは各種の添加物、例えば調味料(L-グルタミン酸ナトリウム、グリシン、DL-アラニンなど)、酸味料(クエン酸、酒石酸、コハク酸、イタコン酸、乳酸、酢酸など)、甘味料(ステビア、アスパラテーム、甘草抽出物、サッカリンナトリウム、L-ラムノースなど)、膨張剤(塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウムなど)、保存料(ソルビン酸、安息香酸など)、増粘安定剤・乳化剤・ガムベース(アルギン酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、エレミ樹脂、アラビアガム、カラギナン、エステルガム、レシチン、ダイズサポニンなど)など、その他、食品添加物便覧2012年度版および天然物便覧15版(食品と科学社発行)に記載の添加物を使用して、公知の方法で製造される。
飲料類としては、例えば果汁飲料、ハチミツ飲料、野菜飲料などの果実飲料、コーラ飲料、炭酸飲料、果汁入炭酸飲料、スポーツドリンク,豆乳、ビタミン補給飲料、ミネラル補給飲料、栄養・滋養ドリンク、特保などの食系飲料類、乳類入炭酸飲料などの炭酸飲料類、乳酸菌飲料などの乳飲料、緑茶、レモンティー、ハーブティー、コーヒー飲料などの嗜好飲料類、チューハイ、カクテルドリンク、発泡酒、果実酒、薬味酒などのアルコール飲料をあげることができる。
冷菓類としては、例えばアイスキャンディー、シャーベット、フローズンヨーグルト、アイスクリームなどをあげることができる。
デザート類としては、例えばゼリー、ヨーグルト、ババロア、ムース、プリン、デザートベース、ケーキ類、パイ類、和風デザート、しるこ・ぜんざい、ういろう等をあげることができる。
菓子類としては、例えばキャンディー、ドロップ、ヌガー、錠菓などの飴類、チューインガム、ドーナツ、ワッフル、ウエハース、クラッカー、サブレ、スナック菓子、ビスケット、クッキー、キャラメル、マシュマロ、チョコレート、中華菓子(げっぺい、中華風クッキー、中華まんなど)、生菓子、ベーカリー、和風菓子(かりんとう、甘納豆など)等をあげることができる。
調味料類としては、例えばサラダドレッシング、タルタルソースなどの半固体状ドレッシング類、サウザンアイランドドレッシングなどの乳化液状ドレッシング類、フレンチドレッシング、イタリアンドレッシングなど分離液状ドレッシング類、ポン酢、ポン酢醤油、冷やし中華のたれ、そばつゆのたれ、バター、マーガリン、ジャムなどのスプレッド製品、畜肉、魚肉製品、調理済食品、缶詰、レトルトパウチ食品、冷凍食品,麺製品などをあげることができる。
上記飲食品への本発明の茶フレーバー組成物の添加量に関しては、使用する緑茶様フレーバー組成物の種類や対象となる食品や、賦香以外の作用・機能により、一概には規定することはできないが嗜好性により広い範囲で使用可能であるが、一般的には0.0001~30重量%程度の範囲である。
また、飲食品への本発明の茶フレーバー組成物の添加方法については、従来公知の方法をとることができる。食品の製造工程中、あるいは製造後の任意の時期に添加・配合される。
以下、本発明をより詳細に説明するために参考例および実施例を示すが、本発明はこれらの参考例、実施例によって何ら制限されるものではなく、また本発明はこれらの参考例、実施例に限定されるものではない。
(参考例1)紅茶濃縮エキスの製法
紅茶葉1Kgを粉砕(スクリーン2mm)し、密閉型の連続向流抽出機を用い、抽出温度40℃で30分間、40%含水アルコールと紅茶葉粉砕物を向流接触させた。ついで遠心分離して、抽出液4Kgを得た。これを減圧下に濃縮して0.4Kgの紅茶濃縮エキス(参考品1)を得た。
(参考例2)紅茶濃縮エキスの製法
紅茶葉1Kgを密閉型の連続向流抽出機を用い、抽出温度60℃で60分間、水と紅茶葉粉砕物を向流接触させた。ついで遠心分離して、抽出液4Kgを得た。これを減圧下に濃縮して0.4Kgの紅茶濃縮エキス(参考品2)を得た。
(参考例3) 紅茶回収フレーバーの製法
5リットル容の水蒸気蒸留釜に紅茶葉500gを仕込み、釜の下部より水蒸気を吹き込みながら約100℃で約1時間水蒸気蒸留を行った。
留出する揮発性香味成分を含んだ水蒸気を水冷式ガラス冷却管に導き約20℃に冷却し、凝縮させることにより回収フレーバー500gを得た。得られた回収フレーバーにODO(日清製油社製の中鎖脂肪酸グリセリドの商品名)100gを添加して、室温下30分かきまぜ抽出した。抽出後60分間静止し、油層部をデカント分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過してODO含有回収フレーバー(参考品3)90gを得た。
(参考例4)紅茶香味成分(精油)の製法
5リットル容の水蒸気蒸留釜に紅茶葉1Kgを仕込み、釜の下部より水蒸気を吹き込みながら約100℃で約2時間水蒸気蒸留を行った。留出する揮発性香味成分を含んだ水蒸気を水冷式ガラス冷却管に導き約20℃に冷却し、凝縮させることにより回収フレーバー2Kgを得た。得られた回収フレーバー2Kgにヘキサン200gを加えて室温下30分間撹拌抽出後、30分間静置しヘキサン層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水、ろ過し、減圧下で溶媒を留去し紅茶香味成分0.5gを得た。得られた紅茶香味成分は95重量%エタノールで溶解し、紅茶香味成分(精油)(参考品4)100gを得た。
(参考例5)緑茶濃縮エキスの製法
緑茶葉1Kgを粉砕(スクリーン2mm)し、密閉型の連続向流抽出機を用い、抽出温度40℃で30分間、40%含水アルコールと緑茶葉粉砕物を向流接触させた。ついで遠心分離して、抽出液4Kgを得た。これを減圧下に濃縮して0.4Kgの緑茶濃縮エキス(参考品5)を得た。
(参考例6)緑茶濃縮エキスの製法
緑茶葉1Kgを密閉型の連続向流抽出機を用い、抽出温度80℃で60分間、水と緑茶葉粉砕物を向流接触させた。ついで遠心分離して、抽出液4Kgを得た。これを減圧下に濃縮して0.4Kgの緑茶濃縮エキス(参考品6)を得た。
(参考例7)緑茶回収フレーバーの製法
5リットル容の水蒸気蒸留釜に緑茶葉500gを仕込み、釜の下部より水蒸気を吹き込みながら約100℃で約1時間水蒸気蒸留を行った。
留出する揮発性香味成分を含んだ水蒸気を水冷式ガラス冷却管に導き約20℃に冷却し、凝縮させることにより回収フレーバー500gを得た。得られた回収フレーバーにODO(日清製油社製の中鎖脂肪酸グリセリドの商品名)100gを添加して、室温下30分かきまぜ抽出した。抽出後60分間静止し、油層部をデカント分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過してODO含有回収フレーバー(参考品7)90gを得た。
(参考例8)緑茶香味成分(精油)の製法
5リットル容の水蒸気蒸留釜に緑茶葉1Kgを仕込み、釜の下部より水蒸気を吹き込みながら約100℃で約2時間水蒸気蒸留を行った。留出する揮発性香味成分を含んだ水蒸気を水冷式ガラス冷却管に導き約20℃に冷却し、凝縮させることにより回収フレーバー2Kgを得た。得られた回収フレーバー2Kgにヘキサン200gを加えて室温下30分間撹拌抽出後、30分間静置しヘキサン層を分離し、無水硫酸ナトリウムで脱水、ろ過し、減圧下で溶媒を留去し緑茶香味成分0.5gを得た。得られた緑茶香味成分は95重量%エタノールで溶解し、緑茶香味成分(精油)(参考品8)100gを得た。
(実施例1~80)茶フレーバー組成物
紅茶様フレーバー組成物(水溶性)の例を表1(実施例1~8)、表2(実施例9~16)および表3(実施例17~24)に、緑茶様フレーバー組成物(水溶性)の例を表4(実施例25~32)および表5(実施例33~40)に、紅茶様フレーバー組成物(油溶性)の例を表6(実施例41~48)、表7(実施例49~56)および表8(実施例57~64)に、緑茶様フレーバー組成物(油溶性)の例を表9(実施例65~72)および表10(実施例73~80)に示した。
Figure 2022116143000001
Figure 2022116143000002
Figure 2022116143000003
Figure 2022116143000004
Figure 2022116143000005
Figure 2022116143000006
Figure 2022116143000007
Figure 2022116143000008
Figure 2022116143000009
Figure 2022116143000010
(参考例9)レモンフレーバー組成物
表11の処方により、レモンフレーバー組成物(参考品9)を調製した。
Figure 2022116143000011
(参考例10)オレンジフレーバー組成物
表12の処方により、オレンジフレーバー組成物(参考品10)を調製した。
Figure 2022116143000012
(参考例11)アップルフレーバー組成物
表13の処方により、アップルフレーバー組成物(参考品11)を調製した。
Figure 2022116143000013
(参考例12)ラズベリーフレーバー組成物
表14の処方により、ラズベリーフレーバー組成物(参考品12)を調製した。
Figure 2022116143000014
(参考例13)ピーチフレーバー組成物
表15の処方により、ピーチフレーバー組成物(参考品13)を調製した。
Figure 2022116143000015
(参考例14)ストロベリーフレーバー組成物
表16の処方により、ストロベリーフレーバー組成物(参考品14)を調製した。
Figure 2022116143000016
(参考例15)グレープフレーバー組成物
表17の処方により、グレープフレーバー組成物(参考品15)を調製した。
Figure 2022116143000017
(参考例16)アプリコットフレーバー組成物
表18の処方により、アプリコットフレーバー組成物(参考品16)を調製した。
Figure 2022116143000018
(参考例17)パイナップルフレーバー組成物
表19の処方により、パイナップルフレーバー組成物(参考品19)を調製した。
Figure 2022116143000019
(参考例18)ミルクフレーバー組成物
表20の処方により、ミルクフレーバー組成物(参考品18)を調製した。
Figure 2022116143000020
(参考例21)チーズフレーバー組成物
表21の処方により、チーズフレーバー組成物(参考品21)を調製した。
Figure 2022116143000021
(実施例81)紅茶飲料(無糖ストレートティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液にビタミンC3.0gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例82)紅茶飲料(微糖ストレートティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、砂糖150gおよびビタミンC3.0gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例83)紅茶飲料(加糖ストレートティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、砂糖600gおよびビタミンC3.0gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例84)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ストレートティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125g、アセスルファムカリウム0.5gおよびビタミンC3.0gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例85)紅茶飲料(微糖レモンティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、レモン透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸8gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH3.8に調整した後に、レモンフレーバー(参考品9)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例86)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用レモンティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、レモン透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸8g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH3.8に調整した後に、レモンフレーバー(参考品9)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例87)紅茶飲料(加糖レモンティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、レモン透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸8gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH3.8に調整した後に、レモンフレーバー(参考品9)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例88)紅茶飲料(微糖オレンジティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、オレンジ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、オレンジフレーバー(参考品10)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例89)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用オレンジティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、オレンジ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、オレンジフレーバー(参考品10)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例90)紅茶飲料(加糖オレンジティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、オレンジ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、オレンジフレーバー(参考品10)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例91)紅茶飲料(微糖アップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、リンゴ酸4gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アップルフレーバー(参考品11)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例92)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用アップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、リンゴ酸4g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アップルフレーバー(参考品11)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例93)紅茶飲料(加糖アップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、リンゴ酸4gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アップルフレーバー(参考品11)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例94)紅茶飲料(微糖ラズベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ラズベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ラズベリーフレーバー(参考品12)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例95)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ラズベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ラズベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ラズベリーフレーバー(参考品12)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例96)紅茶飲料(加糖ラズベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ラズベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ラズベリーフレーバー(参考品12)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例97)紅茶飲料(微糖ピーチティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ピーチ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ピーチフレーバー(参考品13)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例98)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ピーチティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ピーチ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ピーチフレーバー(参考品13)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例99)紅茶飲料(加糖ピーチティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ピーチ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ピーチフレーバー(参考品13)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例100)紅茶飲料(微糖ストロベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ストロベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸3g、リンゴ酸1gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ストロベリーフレーバー(参考品14)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例101)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ストロベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ストロベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸3g、リンゴ酸1g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ストロベリーフレーバー(参考品14)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例102)紅茶飲料(加糖ストロベリーティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、ストロベリー透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸3g、リンゴ酸1gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、ストロベリーフレーバー(参考品14)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例103)紅茶飲料(微糖グレープティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、グレープ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、酒石酸2g、リンゴ酸1gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、グレープフレーバー(参考品15)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例104)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用グレープティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、グレープ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、酒石酸2g、リンゴ酸1g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、グレープフレーバー(参考品15)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例105)紅茶飲料(加糖グレープティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、グレープ透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、酒石酸2g、リンゴ酸1gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、グレープフレーバー(参考品15)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例106)紅茶飲料(微糖アプリコットティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アプリコット透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アプリコットフレーバー(参考品16)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例107)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用アプリコットティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アプリコット透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アプリコットフレーバー(参考品16)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例108)紅茶飲料(加糖アプリコットティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、アプリコット透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸1g、リンゴ酸3gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、アプリコットフレーバー(参考品16)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例109)紅茶飲料(微糖パイナップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、パイナップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1gおよび砂糖150gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、パイナップルフレーバー(参考品17)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例110)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用パイナップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、パイナップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125gおよびアセスルファムカリウム0.5gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、パイナップルフレーバー(参考品17)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例111)紅茶飲料(加糖パイナップルティー)
紅茶葉75gを、70℃のイオン交換水1800gに投入し、3分間抽出した。得られた抽出液を、20℃まで冷却後、遠心分離を用いて微細濾過し、濾過して得られた抽出液に、パイナップル透明果汁30g(ストレート換算)、ビタミンC3.0g、クエン酸4g、リンゴ酸1gおよび砂糖600gを加え、重曹でpH4.0に調整した後に、パイナップルフレーバー(参考品17)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は紅茶様フレーバー組成物無添加)、イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を95℃、30秒間プレート殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、紅茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例112)紅茶飲料(微糖ミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖150g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例113)紅茶飲料(加糖ミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖500g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例114)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125g、アセスルファムカリウム0.5g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例115)紅茶飲料(微糖チーズミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖150g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、チーズフレーバー(参考品20)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例115)紅茶飲料(加糖チーズミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖500g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、チーズフレーバー(参考品20)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例116)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用チーズミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、脱脂粉乳250g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125g、アセスルファムカリウム0.5g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、チーズフレーバー(参考品20)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例117)紅茶飲料(微糖ティー・オレ)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖150g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例118)紅茶飲料(加糖ティー・オレ)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖500g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例119)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用ティー・オレ)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125g、アセスルファムカリウム0.5g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例120)紅茶飲料(微糖バニラミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖150g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5g、バニラエキス(10-Fold バニリン含量1.8%)10gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例121)紅茶飲料(加糖バニラミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖500g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5g、バニラエキス(10-Fold バニリン含量1.8%)10gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例122)紅茶飲料(高甘味度甘味料使用バニラミルクティー)
紅茶葉100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液に、生乳5000g、脱脂粉乳50g、砂糖100g、果糖ぶどう糖液糖(75%)50g、アスパルテーム1.25g、スクラロース0.125g、アセスルファムカリウム0.5g、ビタミンC3.0gおよび乳化剤10gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、ミルクフレーバー(参考品18)5g、バニラエキス(10-Fold バニリン含量1.8%)10gおよび実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、紅茶飲料を得た。
それぞれの紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24)を添加した紅茶飲料は、無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある紅茶様の風味を有していた。
(実施例123)緑茶飲料
緑茶葉(やぶきた1番茶・2番茶ブレンド)100gを、90℃のイオン交換水3000gに投入し、5分間抽出した。その後、固液分離(ろ過)処理し、抽出液を得た。得られた抽出液にビタミンC3.0gを添加し、イオン交換水で9000gにした後、重曹でpH6.8に調整した後に、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物各10gを添加し(コントロール品は無添加)イオン交換水で10kgに定容して調合液を得た。得られた調合液を130℃、2分間UHT殺菌した後、500MLPETボトルに充填した後、冷却し、緑茶飲料を得た。
それぞれの緑茶様フレーバー組成物(実施例25~40)を添加した緑茶飲料は、緑茶様フレーバー組成物無添加のものと比べ、フレッシュ感があり、清涼感のある緑茶様の風味を有していた。
(実施例124)スポーツ飲料(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を含むスポーツ飲料を常法に従い、調製(95℃、30秒殺菌、500mlペットボトル充填)したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様の香気・香味を有するスポーツ飲料を得ることができた。
(処方) (Kg)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 8.5
クエン酸(結晶) 0.2
塩化ナトリウム 0.07
塩化カリウム 0.04
乳酸カルシウム 0.03
塩化マグネシウム 0.03
ビタミンC 0.05
紅茶エキスストレートBx0.3° 25.0
紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24) 0.03
水で全量 100Lとする。
(実施例125)スポーツ飲料(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を含むスポーツ飲料を常法に従い、調製(95℃、30秒殺菌、500mlペットボトル充填)したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた緑茶様の香気・香味を有するスポーツ飲料を得ることができた。
(処方) (Kg)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 8.5
クエン酸(結晶) 0.2
塩化ナトリウム 0.07
塩化カリウム 0.04
乳酸カルシウム 0.03
塩化マグネシウム 0.03
ビタミンC 0.05
緑茶エキスストレートBx0.3° 25.0
緑茶様フレーバー組成物(実施例25~40) 0.03
水で全量 100Lとする。
(実施例126)低アルコール飲料(レモンティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により低アルコール飲料(レモンティー)を常法にて調製したところ、得られた低アルコール飲料は、レモンティー様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 4.3(5.3L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.2
紅茶エキスBx1.0° 25.0
クエン酸結晶 0.35
クエン酸三ナトリウム 0.05
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.05
レモンフレーバー組成物(参考品9) 0.02
水で全量を100Lとする。
(実施例127)低アルコール飲料(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により低アルコール飲料(紅茶)を常法にて調製したところ、得られた低アルコール飲料は、紅茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 4.3(5.3L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.2
紅茶エキスBx1.0° 25.0
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.05
水で全量を100Lとする。
(実施例128)低アルコール飲料(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を用いて、常法により低アルコール飲料(緑茶)を常法にて調製したところ、得られた低アルコール飲料は、緑茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 4.3(5.3L)
緑茶エキスBx1.0° 25.0
緑茶微粉末(約10μm) 0.01
緑茶様フレーバー組成物組成物(実施例25~40) 0.05
水で全量を100Lとする。
(実施例129)微アルコールチューハイ(レモンティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により微アルコールチューハイを常法にて調製したところ、得られた微アルコールチューハイは、レモンティー様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 0.5(0.61L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 0.5
紅茶エキスBx1.0° 25.0
クエン酸結晶 0.35
クエン酸三ナトリウム 0.05
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.05
レモンフレーバー組成物(参考品9) 0.02
水で全量を100Lとする。
(実施例130)微アルコールチューハイ(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により微アルコールチューハイを常法にて調製したところ、得られた微アルコールチューハイは、紅茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 0.5(0.61L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 0.5
紅茶エキスBx1.0° 25.0
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.05
水で全量を100Lとする。
(実施例131)微アルコールチューハイ(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を用いて、常法により微アルコールチューハイを常法にて調製したところ、得られた微アルコールチューハイは、緑茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 0.5(0.61L)
緑茶エキスBx1.0° 25.0
緑茶微粉末(約10μm) 0.01
緑茶様フレーバー組成物組成物(実施例25~40) 0.05
水で全量を100Lとする。
(実施例132)高アルコールチューハイ(レモンティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により抗アルコール飲料(レモンティー)を常法にて調製したところ、得られた高アルコール飲料は、レモンティー様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 8.1(9.9L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.2
紅茶エキスBx1.0° 25.0
クエン酸結晶 0.35
クエン酸三ナトリウム 0.05
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.1
レモンフレーバー組成物(参考品9) 0.05
水で全量を100Lとする。
(実施例133)高アルコールチューハイ(ストレートティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法により高アルコール飲料(ストレートティー)を常法にて調製したところ、得られた高アルコール飲料は、紅茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 8.1(9.9L)
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.2
紅茶エキスBx1.0° 25.0
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.1
水で全量を100Lとする。
(実施例134)高アルコールチューハイ(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を用いて、常法により高アルコール飲料(緑茶)を常法にて調製したところ、得られた高アルコール飲料は、緑茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
エチルアルコール(95%) 8.1(9.9L)
緑茶エキスBx1.0° 25.0
緑茶微粉末(約10μm) 0.01
緑茶様フレーバー組成物組成物(実施例25~40) 0.1
水で全量を100Lとする。
(実施例135)カクテル(レモンティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法によりカクテル(レモンティー)を常法にて調製したところ、得られたカクテルは、レモンティー様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
ホワイトリカー(アルコール分35%) 30
果糖ぶどう糖液糖(75%) 2.5
アスパルテーム 0.06
スクラロース 0.006g
アセスルファムカリウム 0.025g
紅茶エキスBx1.0° 25.0
レモン透明果汁(5倍コンク) 0.2
クエン酸結晶 0.35
クエン酸三ナトリウム 0.05
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.1
レモンフレーバー組成物(参考品9) 0.05
炭酸水で全量を100Lとする。
(実施例136)カクテル(ストレートティー)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を用いて、常法によりカクテル(ストレートティー)を常法にて調製したところ、得られたカクテルは、紅茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
ホワイトリカー(アルコール分35%) 30
果糖ぶどう糖液糖(75%) 2.5
アスパルテーム 0.06
スクラロース 0.006g
アセスルファムカリウム 0.025g
紅茶エキスBx1.0° 25.0
紅茶様フレーバー組成物組成物(実施例1~24) 0.1
炭酸水で全量を100Lとする。
(実施例137)カクテル(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を用いて、常法によりカクテル(緑茶)を常法にて調製したところ、得られたカクテルは、緑茶様の香気・香味を有し、優れた清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
ホワイトリカー(アルコール分35%) 30
果糖ぶどう糖液糖(75%) 2.5
アスパルテーム 0.06
スクラロース 0.006g
アセスルファムカリウム 0.025g
緑茶エキスBx1.0° 25.0
緑茶様フレーバー組成物組成物(実施例25~40) 0.1
炭酸水で全量を100Lとする。
(実施例138)抹茶ミルク飲料
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を用いて、常法により抹茶ミルク飲料を常法にて調製したところ、得られた抹茶ミルク飲料は、優れた香気・香味を有し、清涼感、爽快感があり、優れた嗜好性を有していた。
(処方) (Kg)
牛乳 30.0
生クリーム(乳脂肪45%) 1.0
脱脂粉乳 2.0
砂糖 11.0
果糖ぶどう糖液糖(75%) 4.0
抹茶 0.5
キサンタンガム 0.04
発酵セルロース 0.04
緑茶様フレーバー組成物(実施例25~40) 0.1
ミルクフレーバー(参考品18) 0.02
水にて全量 100Kgとする。
(実施例139)アイスミルク(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を含むアイスミルクを常法に従い、調製(オーバーラン 90%)したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様香気・香味を有するアイスミルクを得ることができた。
(処方) (Kg)
牛乳 30.0
生クリーム(乳脂肪45%) 5.0
無塩バター 2.0
脱脂粉乳 6.0
砂糖 11.0
果糖ぶどう糖液糖(75%) 4.0
粉末水飴 5.0
着色料 0.1
紅茶濃縮エキスBx=3° 10.0
紅茶様フレーバー組成物(実施例1~24) 0.1
ミルクフレーバー(参考品18) 0.02
水にて全量 100Kgとする。
(実施例140)アイスミルク(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を含むアイスミルクを常法に従い、調製(オーバーラン 90%)したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた緑茶様香気・香味を有するアイスミルクを得ることができた。
(処方) (Kg)
牛乳 30.0
生クリーム(乳脂肪45%) 5.0
無塩バター 2.0
脱脂粉乳 6.0
砂糖 11.0
果糖ぶどう糖液糖(75%) 4.0
粉末水飴 5.0
着色料 0.1
緑茶濃縮エキスBx=3° 10.0
緑茶様フレーバー組成物(実施例25~40) 0.1
ミルクフレーバー(参考品18) 0.02
水にて全量 100Kgとする。
(実施例141)アイスキャンデー(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を含むアイスキャンデーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様香気・香味を有するアイスキャンデーを得ることができた。
(処方) (Kg)
砂糖 10.0
水飴(75%) 6.0
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.0
着色料 0.03
紅茶濃縮エキスBx=3° 5.0
緑茶フレーバー組成物(実施例1~24) 0.2
水にて全量 100Kgとする。
(実施例142)アイスキャンデー(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を含むアイスキャンデーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様香気・香味を有するアイスキャンデーを得ることができた。
(処方) (Kg)
砂糖 10.0
水飴(75%) 6.0
果糖ぶどう糖液糖(75%) 5.0
着色料 0.03
緑茶濃縮エキスBx=3° 5.0
緑茶フレーバー組成物 (実施例25~40) 0.2
水にて全量 100Kgとする。
(実施例143)寒天ゼリー(紅茶)
下記処方に従い、実施例1~24のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を含むゼリーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様香気・香味を有するゼリーを得ることができた。
(処方) (Kg)
グラニュー糖 4.0
糖アルコール 4.8
寒天 1.0
着色料 0.03
紅茶濃縮エキスBx=3° 5.0
紅茶フレーバー組成物(実施例1~24) 0.2
水にて全量 100Kgとする。
(実施例144)寒天ゼリー(緑茶)
下記処方に従い、実施例25~40のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を含むゼリーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた緑茶様香気・香味を有するゼリーを得ることができた。
(処方) (Kg)
グラニュー糖 4.0
糖アルコール 4.8
寒天 1.0
着色料 0.03
緑茶濃縮エキスBx=3° 5.0
緑茶フレーバー組成物(実施例25~40) 0.2
水にて全量 100Kgとする。
(実施例145)キャンディー(紅茶)
下記処方に従い、実施例41~64のそれぞれの紅茶様フレーバー組成物を含むキャンディーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた紅茶様香気・香味を有するキャンディーを得ることができた。
(処方) (Kg)
グラニュー糖 48.0
水飴 (75%) 40.0
水 20.0
硬化ヤシ油(融点34℃) 9.0
全脂加糖練乳 5.0
乳化剤 0.5
着色料 0.05
紅茶濃縮エキスBx=3° 2.0
紅茶フレーバー組成物(実施例41~64) 0.1
ミルクフレーバー(参考品18) 0.02
粉末紅茶(10μm) 0.3
スタンピングマシンにて、成形する。
(実施例146)キャンディー(緑茶)
下記処方に従い、実施例65~80のそれぞれの緑茶様フレーバー組成物を含むキャンディーを常法に従い、調製したところ、このものは、フレッシュ感があり、清涼感のある優れた緑茶様香気・香味を有するキャンディーを得ることができた。
(処方) (Kg)
グラニュー糖 48.0
水飴 (75%) 40.0
水 20.0
硬化ヤシ油(融点34℃) 9.0
全脂加糖練乳 5.0
乳化剤 0.5
着色料 0.05
緑茶濃縮エキスBx=3° 2.0
緑茶フレーバー組成物(実施例41~64) 0.1
ミルクフレーバー(参考品18) 0.02
抹茶 0.3
スタンピングマシンにて、成形する。

Claims (15)

  1. 天然香料類、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸類、エステル類、ラクトン類、含窒素化合物類、含硫化合物類、フェノール類、フラン類およびピラン類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の香料を含むことを特徴とする茶フレーバー組成物。
  2. 天然香料類が、メース、バイオレット、カシー、ゼラニウム、ナツメグ、ダバナ、ジャスミン、メリオタス、緑茶、紅茶、ウーロン茶、セイジ、ヘイ、オークモス、オスマンサス、コリアンダー、クミンおよびタイムから選ばれる少なくとも1種以上の天然香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  3. 炭化水素類が、オシメン、リモネン、β-カリオフィレン、α-ファルネセン、αあるいはβ-ピネン、α,βあるいはγ-テルピネン、カンフェン、α-セドレン、ミルセン、αあるいはβ-フェランドレン、p-サイメン、αあるいはβ-カジネン、1あるいは2-メチルナフタレンおよび1-イソプロピル-4-メチルベンゼンから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  4. アルコール類が、プロパノール、イソブタノール、ブタノール、イソアミルアルコール、アミルアルコール、ヘキサノール、(Z)-2-ペンテン-1-オール、1-ペンテン-3-オール、(E)-2-ヘキセン-1-オール、(Z)あるいは(E)-3-ヘキセン-1-オール、2-エチル-1-ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2-オクテン-1-オール、1-オクテン-3-オール、1,5-オクタジエン-3-オール、ノナノール、ベンジルアルコール、2-フェノキシエタノール、1あるいは2-フェニルエチルアルコール、2,4-ジメトキシベンゼンメタノール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロール、ファルネソール、ネロリドール、α-テルピネオール、1あるいは4-テルピネオール、αあるいはδ-カジノール、クベノール、β-エデスモール、セドロール、カルベオール、ミルテノール、イソフィトール、3,7-ジメチル-1,5,7-オクタトリエン-3-オール、3,7-ジメチル-1,5-オクタジエン-3,7-ジオールおよびメントールから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  5. アルデヒド類が、アセトアルデヒド、プロパナール、イソブタナール、ブタナール、バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、(E)-2-ヘプテナール、(Z)-4-ヘプテナール、(E)-2-ペンテナール、(Z)-3-ペンテナール、2-メチルブタナール、(E)-2-ヘキセナール、(Z)-3-ヘキセナール、(E,E)-2,4-ヘキサジエナール、(E,Z)-2,4-ヘキサジエナール、ヘプタナール、(E,Z)-2,4-ヘプタジエナール、(E,E)-2,4-ヘプタジエナール、オクタナール、(E)-2-オクテナール、(E,E)-2,4-オクタジエナール、(E,Z)-2,4-オクタジエナール、ノナナール、(E)-2-ノネナール、(E,E)あるいは(E,Z)-2,4-ノナジエナール、(E,Z)-2,6-ノナジエナール、デカナール、(E)-2-デセナール、(E)-4,5-エポキシ-2-デセナール、(E,E)-2,4-デカジエナール、(E)-2-ウンデカナール、サリチルアルデヒド、P-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,5-ジメチルベンズアルデヒド、バニリン、ペリラアルデヒド、シンナミルアルデヒド、サフラナール、ゲラニアール、ネラール、β-シクロシトラール、アニスアルデヒド、ベンズアルデヒド、2-フェニルブタナールおよび2-フェニルブテナールから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  6. ケトン類が、エチルメチルケトン、アセトイン、ジアセチル、(Z)あるいは(E)-3
    -ペンテン-2-オン、4-メチル-3-ペンテン-2-オン、3-ヘキセン-2-オン、2-ヘプタノン、3,5-ヘプタジエン-2-オン、6-メチル-3,5-ヘプタジエン-2-オン、1-オクテン-3-オン、3-オクテン-2-オン、4-オクテン-2-オン、(E,Z)、(E,E)あるいは(Z,E)-3,5-オクタジエン-2-オン、(Z)-1,5-オクタジエン-3-オン、3-メチル-2,4-ノナンジオン、2-デカノン、2,6,10-トリメチルヘプタデカノン、シクロヘキサノン、シス-ジャスモン、2,2,6-トリメチルシクロヘキサノン、αあるいはβ-ダマセノン、αあるいはβ-ダマスコン、4-オキソ-β-イオノン、αあるいはβ-イオノン、5,6-エポキシ-β-イオノン、3,4-ジヒドロ-β-イオノン、7,8-ジヒドロ-α-イオノン、5,6-ジヒドロキシ-β-イオノンおよびゲラニルアセトンから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  7. 酸類が、酢酸、プロピオン酸、吉草酸、4-メチル吉草酸、(E)-2-ヘキセン酸、(Z)-3-ヘキセン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、(E)-2-デセン酸、(Z)あるいは(E)-ゲラン酸、シトロネリル酸、安息香酸、フェニル酢酸およびサリチル酸から選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  8. エステル類が、ギ酸のエチル、イソアミル、(Z)-3-ヘキセニルおよび(E)-2-ヘキセニル、フェニルエチルおよびゲラニル、酢酸のメチル、ブチル、イソブチル、3-メチルブチル、(Z)あるいは(E)-3-ヘキセニル、(E)-2-ヘキセニル、ヘキシル、フェニル、フェニルエチル、ベンジル、ゲラニル、α-テルピニル、ネリル、リナリルおよびボルニルエステル、プロピオン酸の(Z)あるいは(E)-3-ヘキセニル、(E)-ヘキセニルおよびネリルエステル、酪酸のメチル、(Z)-3-ヘキセニル、(E)-2-ヘキセニル、ベンジル、フェニルエチルおよびヘキシルエステル、2-メチル酪酸(Z)-3-ヘキセニル、3-ヒドロキシ酪酸エチル、吉草酸のメチル、エチル、イソブチルおよび(Z)-3-ヘキセニル、ヘキサン酸の(Z)あるいは(E)-2-ペンテニル、(E)-2-ヘキセニル、(Z)-3-ヘキセニル、フェニルエチルおよびヘキシルエステル、(Z)-3-ヘキセン酸メチル、(E)-2-ヘキセン酸メチル、(E)-2-ヘキセン酸(Z)-3-ヘキセニル、(Z)-3-ヘキセン酸(E)-3-ヘキセニル、オクタン酸のエチル、ヘキシルおよび(Z)-3-ヘキセニルエステル、デカン酸のエチル、プロピル、ヘキシルおよび(Z)-3-ヘキセニルエステル、フェニル酢酸のメチル、エチルおよびヘキシルエステル、安息香酸のエチル、ヘキシル、ベンジルおよび(Z)-3-ヘキセニルエステル、2-メトキシ安息香酸メチル、4-メトキシ安息香酸メチル、ジャスモン酸メチル、エピジャスモン酸メチル、(Z)-ジヒドロジャスモン酸メチルおよびメチルプロピオン酸ネリルから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  9. ラクトン類が、δ-ヘキサラクトン、δ-ヘプタラクトン、δ-ノナラクトン、δ-デカラクトン、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトン、γ-ヘプタラクトン、γ-ヘキサラクトン、γ-オクタラクトン、γ-ノナラクトン、2-メチル-γ-ブチロラクトン、2-ヘキセン-4-オリド、4-メチル-5-ヘキセン-4-オリド、5-オクテン-4-オリド、2-ノネン-4-オリド、7-デセン-4-オリドおよびロリオライドから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  10. 含窒素化合物類が、メチルアミン、エチルアミン、ジフェニルアミン、1-エチルピロール、2-ホルミルピロール、1-エチル-2-ホルミルピロール、2-アセチルピロール、2-アセチル-1-エチルピロール、インドール、3-メチルインドール、ピラジン、メチルピラジン、エチルピラジン、2,3-ジメチルピラジン、2,5-ジメチルピラジン、2,6-ジメチルピラジン、2-エチル-3-メチルピラジン、2-エチル-5-メチルピラジン、2-エチル-6-メチルピラジン、2-(2’-フリル)-5-あるいは6-メチルピラジン、2,5-ジエチルピラジン、2,6-ジエチルピラジン、トリメチルピラジン、3-エチル-2,5-ジメチルピラジン、2,5-ジエチル-3-メチルピラジン、3,5-ジエチル-2-メチルピラジン、テトラメチルピラジン、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピラジン、6,7-ジヒドロ-2-メチル-5H-シクロペンタピラジン、6,7-ジヒドロ-5H-シクロペンタピラジン、2-(2'-フリル)ピラジン、2-メチルピリジン、アセチルピリジン、3-メトキシピリジン、3-メチルブタンニトリル、ベンゾニトリル、キノリン、2-メチルキノリン、6あるいは7-メチルキノリン、2,4-ジメチルキノリン、2,6-ジメチルキノリン、4,8-ジメチルキノリン、ジフェニルアミンおよび3-プロピルキノリンおよび2,6-ジメチルピリジンから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  11. 含硫化合物類が、メチルメルカプタン、エタンチオール、1-プロパンチオール、ジメチルスルフィド、チオフェン、テトラハイドロチオフェン、2-メチルチオフェン、3-メチルチオフェン、3-メチルチオフェン-2-アルデヒド、ベンゾチアゾール、2-プロピオニルチオフェン、ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド、4-メトキシ-2-メチル-2-ブタンチオールおよび4-メルカプト-2-ペンタノンから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  12. フェノール類が、O-クレゾール、m-クレゾール、p-クレゾール、エチルフェノール、4-ビニルフェノール、2,3-ジメチルフェノール、チモール、1,3-ジ-t-ブチル-2-メトキシ-5-メチルベンゼン、アネトール、グアイアコール、4-エチルグアイアコール、1,4-ジメトキシベンゼン、ジフェニルエーテル、オイゲノール、サフロールおよびカルバクロールから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  13. フランおよびピラン類が、リナロールオキサイド(EあるいはZ体の5員環およびEあるいはZ体の6員環)、2-エチルフラン、2-ペンチルフラン、2,3-ジヒドロフラン、フルフラール、5-メチルフルフラール、ソトロン、フラネオール、3,4-ジメチル-5-ペンチル-2(5H)-フラノン、3,4-ジメチル-5-ペンチリデン-2(5H)-フラノン、2-アセチルフラン、クマリン、マルトール、エチルマルトール、テアスピロン、(Z)あるいは(E)-テアスピロン、(E)-テアスピラン、(E)-6,7-エポキシジヒドロテアスピラン、(E)-6-ヒドロキシジヒドロテアスピランおよびフルフリルアルコールから選ばれる1種以上の香料を含むことを特徴とする請求項1記載の茶フレーバー組成物。
  14. 請求項1~13のいずれかに記載の茶フレーバー組成物を含有することを特徴とする飲食品。
  15. 請求項1~13のいずれかに記載の茶フレーバー組成物を0.0001~50重量%含有することを特徴とする飲食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7320687B1 (ja) * 2023-03-03 2023-08-03 キリンビバレッジ株式会社 乳タンパク質由来のオフフレーバーが抑制された容器詰紅茶飲料、及びその製造方法
WO2024127787A1 (ja) * 2022-12-13 2024-06-20 不二製油グループ本社株式会社 異風味のマスキング剤、及び、マスキング方法

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