JP2022113407A - 撮像モジュール - Google Patents

撮像モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2022113407A
JP2022113407A JP2021009636A JP2021009636A JP2022113407A JP 2022113407 A JP2022113407 A JP 2022113407A JP 2021009636 A JP2021009636 A JP 2021009636A JP 2021009636 A JP2021009636 A JP 2021009636A JP 2022113407 A JP2022113407 A JP 2022113407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
metal plate
lens
imaging module
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021009636A
Other languages
English (en)
Inventor
高広 大森
Takahiro Omori
俊郎 向井
Toshiro Mukai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021009636A priority Critical patent/JP2022113407A/ja
Publication of JP2022113407A publication Critical patent/JP2022113407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】レンズユニットの電磁波シールド機能を向上させることが可能な撮像モジュールを提供すること。【解決手段】本開示に係る撮像モジュールは、撮像素子を具備する導電性の筐体と、前記筐体に取り付けられた筒状の鏡筒とを備えた撮像モジュールであって、前記鏡筒は内側に、光軸に沿って配置された複数枚のレンズと、前記鏡筒の内壁に当接した状態で、前記複数枚のレンズのレンズ間に設けられ、前記光軸と交わる面に開口部を有する金属板と、前記金属板と前記筐体とを電気的に接続する接続部と、を備え、前記金属板の開口部の直径は、前記鏡筒の内側に進入した光が前記撮像素子に到達する光路において、前記金属板の前段に位置するレンズによって集光される光束径に応じた大きさを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、撮像モジュールに関する。
近年、車両の運転支援システムの普及に伴い、車載カメラによる周辺監視システムや車載カメラによるミラー代替システムが車両に搭載されることが増えている。これらの用途で使用される撮像モジュールは、多くの場合、被写体の像を結像するためのレンズユニットと、結像された像を映像信号に変換する撮像素子を内包したケースとを組み合わせて作られる。レンズユニットは、鏡筒の内側に、ガラスやプラスチックで形成された複数枚のレンズと、鏡筒の内側に進入し撮像素子に到達する光の量を調整する絞りとが配置されている。撮像素子は、周辺回路とともにセンサ基板上に実装され、ケースに固定されている。
ところで、車両に搭載される撮像モジュールは、周囲に電子機器等が配置されることが一般的である。このような場合、撮像モジュールの周囲の電子機器等から放射された電磁波が撮像モジュールの内側に侵入すると、撮像素子が電磁波の影響を受けることで、撮像素子により変換される映像信号が乱れ、運転支援のために必要な信頼度の高い画像を提供できない可能性がある。
そのため、ケースの材質として金属が用いられるか、あるいは、ケース内に金属製のシールド構造を配置する構成が採用されてきた。これらの構成により、ケースにある程度の電磁シールド機能を持たせることが可能となるが、一方で、レンズユニットから撮像素子に入射する電磁波を遮ることはできないため、レンズユニットの電磁シールドは不十分である。
そこで、金属を鏡筒の材料として用いることにより、レンズユニットに電磁シールド機能を持たせることが考えられる。しかし、金属部品を増やすことでコストが増えるという課題や、撮像モジュールを車外に取り付ける場合に酸性雨等で腐食が起き、劣化に繋がるという課題が発生する。
なお、従来、金属を鏡筒の材質として用いることなく、レンズユニットの開口部から撮像素子に入射する電磁波を低減するため、GND接続された導電性部材をレンズユニット内やレンズユニットと撮像素子との間に設ける技術が提案されている。例えば、特許文献1、2では、レンズユニットに設けられた複数枚のレンズのうち、被写体に最も近いレンズの撮像素子側や、撮像素子に最も近いレンズの撮像素子側に、GND接続された導電性部材を配置する技術が開示されている。また、例えば、引用文献3には、レンズユニットと撮像素子との間にGND接続された導電性部材を配置する技術が開示されている。
特開2013-109188号公報 特開2019-050516号公報 国際公開第2018/221210号
しかしながら、上述した従来の技術には依然として以下の課題が存在する。具体的には、従来の技術では、鏡筒の内側に進入し撮像素子に到達する光を通過させるための開口部を導電性部材に設けることになるが、開口部の大きさについては特段言及されていない。シールド部材の開口部が大きくなると、レンズユニットの電磁シールド機能は低下するため、結果として、運転支援のために必要な信頼度の高い画像を提供できない可能性がある。
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものであり、レンズユニットの電磁波シールド機能を向上させることが可能な撮像モジュールを提供することをその主たる目的とする。
撮像素子を具備する導電性の筐体と、前記筐体に取り付けられた筒状の鏡筒とを備えた撮像モジュールであって、前記鏡筒は内側に、光軸に沿って配置された複数枚のレンズと、前記鏡筒の内壁に当接した状態で、前記レンズ同士の間の空間に設けられ、光軸が交わる面において開口部を有する金属板と、前記金属板と前記筐体とを電気的に接続する接続部と、を備え、前記金属板の開口部の直径は、前記鏡筒の内側に進入した光が前記撮像素子に到達する光路において、前記金属板の前段に位置するレンズによって集光される光束径に応じた大きさを有する。
本開示に係る撮像モジュールは、レンズユニットの電磁波シールド機能を向上させることが可能である。
図1は、第1の実施形態に係る撮像モジュールの縦断面概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る絞りおよび脚部の斜視図である。 図3は、図1のA-A位置における鏡筒の横断面概略図である。 図4は、第1の実施形態に係る接続部の斜視図である。 図5は、第2の実施形態に係る撮像モジュールの縦断面概略図である。 図6は、第2の実施形態に係る絞りおよび脚部の斜視図である。
以下に図面を参照して、本開示に係る撮像モジュールについて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る撮像モジュール10の構成を、図1~3を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る撮像モジュール10の縦断面概略図である。図1に示すように、撮像モジュール10は、被写体の像を結像するためのレンズユニット20と、結像された像を映像信号に変換するためのカメラユニット30とを備える。
レンズユニット20は、鏡筒21と、絞り22と、レンズ23とを有する。
鏡筒21は、両端が開口された円筒形の部材である。鏡筒21の内側には、絞り22およびレンズ23が所定の位置に配置される。鏡筒21は、例えば樹脂材料を用いて形成することができる。
また、鏡筒21の外部には、フランジ状の接着フランジ25が設けられている。レンズユニット20(鏡筒21)は、接着フランジ25を介して、接着剤等でカメラユニット30に取り付けられる。なお、カメラユニット30に対する鏡筒21の取り付け方法は、接着剤に限らないものとする。
レンズ23は、プラスチックあるいはガラスなどで形成される。鏡筒21の内側において光軸に沿って配置され、後述する撮像素子31上に被写体からの光を結像させる。なお、図1では、レンズ23を3枚(23a、23b、23c)設けた例を示しているが、これに限らず、2枚や4以上の複数であってもよい。
絞り22は、鏡筒21の内壁に当接した状態で、複数枚のレンズ23のレンズ間に配置される。図1では、レンズ23aとレンズ23bとの間に、絞り22を設けた例を示している。つまり、図1では、鏡筒21の内側に進入した光が撮像素子31に到達する光路(光の進入方向)において、光の進入方向の先頭に位置するレンズ23aの後段に絞り22を配置した例を示している。なお、絞り22を配置する位置は、図1の例に限らず、レンズ23bの後段であってもよい。
絞り22は、後述する開口部221(図2参照)を有し、レンズ23を通過する光の量を調整することで、撮像素子31又は後段のレンズ23の受光量を調整する。絞り22の材料としては、例えばステンレスなどの金属を用いることができる。また、絞り22の表面には黒色の皮膜が形成されている。
また、絞り22には、脚部24が設けられている。脚部24は、絞り22の縁部からカメラユニット30の方向に延設された帯状の導電部材であり、絞り22と一体的に設けられる。脚部24は、接続部32に当接している。脚部24は、接続部32とともに、絞り22をケース34と電気的に接続するための接続部として機能する。脚部24は、絞り22と同様に金属を用いて形成される。なお、絞り22、脚部24は、後述する接続部32とともに、シールド部材40として機能する。シールド部材40の構成及び機能については後述する。
カメラユニット30は、撮像素子31と、接続部32と、ビス33と、ケース34と、センサ基板35とを備える。また、カメラユニット30は、撮像素子31から出力される信号を画像データとして外部に出力する出力機構(図示せず)を備える。
撮像素子31は、例えばCMOS(Complementary MOS)やCCD(Charge Coupled Device)であり、鏡筒21内のレンズ23を通過した光を受光し、映像信号に変換する。
センサ基板35は、撮像素子31が実装される基板である。センサ基板35の縁部には、ネジ(ビス33)を通す穴(ネジ穴)が形成されている。センサ基板35は、そのネジ穴を介して、ビス33によりケース34に固定される。
接続部32は、センサ基板35の撮像素子31が実装された面側に設けられる。接続部32は、センサ基板35の撮像素子31が実装された面側を覆うように設けられ、撮像素子31に対向する位置に、後述する開口部321(図4参照)を有する。接続部32の端部は、ケース34とセンサ基板35とに挟まれ、センサ基板35とともにビス33によりケース34に固定されている。また、接続部32は、絞り22から延設された脚部24に接している。
ビス33は、センサ基板35のネジ穴にねじ込まれることで、接続部32とセンサ基板35とをケース34に固定する。ビス33の材料としては、例えばステンレスなどの金属を用いることができる。ビス33によって固定されることで、接続部32及びセンサ基板35は、ケース34と電気的に接続される。
ケース34は、撮像素子31、接続部32、ビス33およびセンサ基板35を内包している。ケース34は、撮像素子31とレンズユニット20との相対的な位置関係が調整された状態で、接着剤によりレンズユニット20に固定される。ケース34の材料としては、例えばアルミニウムなどの金属を用いることができる。また、ケース34の表面に黒い皮膜が形成されている。
次に、シールド部材40の構成及び機能について、図1に加えて、図2、図3および図4を参照して説明する。
シールド部材40は、絞り22、脚部24および接続部32で構成される。
図2は、第1の実施形態に係る絞り22および脚部24の斜視図である。絞り22は、レンズ23の光軸と交わる面に開口部221を有する。絞り22の開口部221の直径は、鏡筒21の内径未満である。より具体的には、絞り22の開口部221の直径は、鏡筒21内に進入した光が撮像素子31に到達する光路において、絞り22の前段に位置するレンズ23(23a)によって集光される光束径に応じた大きさを有する。例えば、絞り22の開口部221の直径は、絞り22が設けられる配置位置において、前段のレンズ23によって集光される光束径と略同等又は光束径以下に設定される。なお、絞り22の開口部221の直径は、当該絞り22の配置位置の前段又は後段に位置するレンズ23との位置関係に応じて調整することが好ましい。
絞り22は、開口部221を介してレンズ23を通過する光の量を調整することで、撮像素子31又は後段のレンズ23の受光量を調整する。つまり、絞り22は、鏡筒21の内径よりも小さい開口部221を有するため、レンズユニット20の開口部から鏡筒21内に入射する電磁波を低減することができる。これらの構造により、レンズユニット20の開口部から撮像素子31に入射する電磁波を低減することができる。
また、絞り22の縁部には、一又は複数本の脚部24が設けられている。図2では、絞り22から2本の脚部24が延設された例を示している。脚部24は、鏡筒21の内壁に沿って接続部32まで延びることで、接続部32に当接される。より具体的には、鏡筒21の内壁には、脚部24を固定するための溝27が設けられている(図3参照)。
図3は、図1のA-A位置における鏡筒21の横断面概略図である。図3に示すように、鏡筒21の内壁には、凹状の溝27が設けられている。また、レンズ23(23b)は、鏡筒21の内壁において、溝27を除いた凸状の部位によって保持される。つまり、溝27は、鏡筒21の内壁とレンズ23との間に間隙を形成する。
溝27は、絞り22の設置位置から撮像素子31の方向に直線状に一又は複数本設けられる。図3の例では、溝27を等間隔に8本設けた例を示している。なお、溝27の本数や設置位置は、絞り22から延設される脚部24の本数や位置に対応させることが好ましい。例えば、図2に示した絞り22および脚部24の構成例では、鏡筒21の内壁において、互いに対向する位置に一対の溝27を設ける形態としてもよい。また、溝27の幅や深さについても、脚部24の幅や厚みに応じて設計することが好ましい。
脚部24は、上述した溝27に嵌め込まれた状態で接続部32まで延設される。つまり、脚部24は、鏡筒21の内壁とレンズ23との間隙に嵌入することで、鏡筒21内での位置が固定される。このように、鏡筒21内では、脚部24が他の構成要素(レンズ23)を邪魔しない構造になっている。また、脚部24を鏡筒21に沿って延設することにより、鏡筒21の側面から鏡筒21の内側に入射する電磁波の低減化を図ることができる。
図4は、第1の実施形態に係る接続部32の斜視図である。接続部32は、レンズ23の方向に突出した凸状の形状を有し、センサ基板35を覆うように形成される。また、接続部32は、レンズ23の光軸と交わる面に開口部321を有する。接続部32の開口部321は、後段のセンサ基板35の撮像素子31と対向する位置に設けられる。接続部32の材料としては、例えばアルミなどの金属を用いることができる。なお、開口部321の直径は、撮像素子31が受光する光の妨げとならない大きさであればよい。そのため、開口部321の直径は、絞り22の開口部221の直径以上や、撮像素子31よりも大きく形成することが好ましい。
上述した構成において、絞り22から延設された脚部24は、接続部32に当接され、接続部32はビス33によりケース34に接続される。これにより、絞り22、脚部24、接続部32は、ケース34と電気的に接続されるため、ケース34と略同電位、つまりセンサ基板35(撮像素子31)のGND電位と略同電位となっている。
これらの構成により、絞り22、脚部24および接続部32とからなるシールド部材40は、撮像モジュール10の電磁シールド特性を向上させることができる。
さらに、絞り22をシールド部材40として用いることにより、新たな部材を追加することなく撮像モジュール10の電磁シールド特性の向上を達成することができる。
(第2の実施形態)
図5を参照して、第2の実施形態に係る撮像モジュール10bについて説明する。第2の実施形態において、接続部32bは、鏡筒21bに形成された貫通孔26bを通って、ケース34に接続している。なお、実施形態1と同一の部材については、同一の番号を付し、詳細な説明については省略する。
図5は、第2の実施形態に係る撮像モジュール10bの縦断面概略図である。図5に示すように、撮像モジュール10bは、被写体の像を結像するためのレンズユニット20bと、結像された像を映像信号に変換するためのカメラユニット30bとを備える。
レンズユニット20bは、鏡筒21bと、絞り22と、レンズ23とを有する。
鏡筒21bは、両端が開口された円筒形の部材である。鏡筒21bの内側には、絞り22およびレンズ23が所定の位置に配置される。鏡筒21は、例えば樹脂材料を用いて形成することができる。鏡筒21bは、例えば樹脂材料を用いて形成することができる。鏡筒21bは、第1の実施形態と同様、接着フランジ25を介して、接着剤等によりカメラユニット30bに取り付けられる。
また、鏡筒21bには、接着フランジ25よりも撮像素子31に近い位置に貫通孔26bが設けられている。
カメラユニット30bは、上述したカメラユニット30の構成に加え、導通部材36bを備える。
接続部32bは、鏡筒21bに形成された貫通孔26bを通って、鏡筒21bとケース34との間に設けられる導通部材36bと、脚部24とを接続している。なお、接続部32bは、導電性を有する素材で形成される。
導通部材36bは、接続部32bのうち鏡筒21bの外部に突出している部分とケース34とに挟まれて、両サイドから押圧されている。導通部材36bは、柔軟性を備えかつ導電性を有する。例えば、導通部材36bは、スポンジの表面に導電性を有する膜を貼り付けたものを用いることができる。また、導通部材36bは、それ自体が柔軟性を備えかつ導電性を有する素材を用いてもよい。このような構成とすることで、導通部材36bは柔軟性を持つため、接続部32bとケース34との間の寸法が変化しても、その変化に追随し、常に接続部32bとケース34と電気的に接続している状態を維持できる。
次に、第2の実施形態に係るシールド部材40bの構成及び機能について、図5に加えて、図6を参照して説明する。
第2の実施形態に係るシールド部材40bは、絞り22、脚部24、接続部32bおよび導通部材36bで構成される。
図6は、第2の実施形態に係る絞り22および脚部24の斜視図である。脚部24は、円状の絞り22の外縁から延設された帯状(又は舌片状)の部材であり、絞り22と一体的に設けられる。なお、脚部24の延設方向の長さは、第1の実施形態と比較し短いものとなっている。
脚部24は、絞り22から撮像素子31方向へ向かって延び、接続部32と接する。なお、脚部24は、ひとつであってもよく、複数であってもよい。鏡筒21bの内壁には、第1の実施形態の鏡筒21と同様に、撮像素子の方向に向かって溝が設けられている。脚部24は、この溝に嵌め込まれる。一方、接続部32bも、鏡筒21bの内壁に設けられた溝に嵌め込まれ、一端側が脚部24に接する。これにより、脚部24及び接続部32bが他の構成要素を邪魔しない構造になっている。
また、接続部32bの他端側は、鏡筒21bに形成された貫通孔26bを通って、鏡筒21bの外部に突出している。接続部32bのうち、鏡筒21bの外部に突出している部分は、導通部材36bに接する。
上述した構成において、絞り22から延設された脚部24は、接続部32bと接続され、接続部32bは導通部材36bを介してケース34に接続される。これにより、絞り22、脚部24、接続部32bおよび導通部材36bは、ケース34と電気的に接続されるため、ケース34と略同電位、つまりセンサ基板35(撮像素子31)のGND電位と略同電位となっている。
これらの構成により、絞り22、脚部24および接続部32bとからなるシールド部材40bは、撮像モジュール10bの電磁シールド特性を向上させることができる。
さらに、絞り22をシールド部材40bとして用いることにより、新たな部材を追加することなく撮像モジュール10bの電磁シールド特性の向上を達成することができる。
なお、上述した実施形態1および2では、絞り22が電磁シールド機能を備える撮像モジュールを記載している。しかし、電磁シールド機能を備えるシールド部材は、絞り22に限定されるものではない。電磁シールド機能を備えるシールド部材は、例えばレンズ23の有効光束径の外方からの光の進入を防止する遮光板であってもよい。また、この場合、絞り22と遮光板とを別々に設け、何れか一方又は両方の板を、上述したシールド部材40(40b)と同様の構成としてもよい。このとき、遮光板は、レンズ23の光軸が交わる面において開口部を有する。遮光板の開口部の直径は、絞り22の開口部221の直径以上かつ鏡筒21の内径未満である。これらの構造により、レンズユニット20の開口部から撮像素子31に入射する電磁波を低減することができる。
なお、上述した実施形態は、例として提示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態は、本開示の範囲または要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本開示に係る撮像モジュールは、例えば車載カメラ、監視カメラ、ドローン用カメラなどに用いることができる。
10、10b 撮像モジュール
20、20b レンズユニット
21、21b 鏡筒
22 絞り
221 開口部
23 レンズ
24 脚部
25b 接着フランジ
26b 貫通孔
27 溝
30、30b カメラユニット
31 撮像素子
32、32b 接続部
321 開口部
33 ビス
34 ケース
35 センサ基板
36b 導通部材
40、40b シールド部材

Claims (9)

  1. 撮像素子を具備する導電性の筐体と、前記筐体に取り付けられた筒状の鏡筒とを備えた撮像モジュールであって、
    前記鏡筒は内側に、
    光軸に沿って配置された複数枚のレンズと、
    前記鏡筒の内壁に当接した状態で、前記複数枚のレンズのレンズ間に設けられ、前記光軸と交わる面に開口部を有する金属板と、
    前記金属板と前記筐体とを電気的に接続する接続部と、
    を備え、
    前記金属板の開口部の直径は、前記鏡筒の内側に進入した光が前記撮像素子に到達する光路において、前記金属板の前段に位置するレンズによって集光される光束径に応じた大きさを有する、
    撮像モジュール。
  2. 前記金属板は、前記鏡筒の内側に進入した光が前記撮像素子に到達する光路において、前記光の進入方向の先頭に位置する前記レンズの後段に配置される、
    請求項1に記載の撮像モジュール。
  3. 前記金属板は、絞りとして機能する、
    請求項1又は2に記載の撮像モジュール。
  4. 前記鏡筒は内側に、絞りをさらに備え、
    前記金属板の開口部の直径は、前記絞りの開口部の直径以上である、
    請求項1又は2に記載の撮像モジュール。
  5. 前記接続部は、前記金属板の縁部から前記撮像素子の方向に延設された一又は複数の帯状の導電部材を含み、
    前記鏡筒は、前記導電部材の終端が前記撮像素子と前記筐体とを電気的に接続する接続部に当接した状態で前記筐体に取り付けられる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像モジュール。
  6. 前記接続部は、前記鏡筒に設けられた貫通孔を通って前記鏡筒の外部に突出し、前記筐体に当接する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像モジュール。
  7. 接続部と筐体とが、柔軟性を有する導通部材を介して電気的に接続される、
    請求項6に記載の撮像モジュール。
  8. 前記帯状の導電部材は、前記鏡筒の内壁に沿って前記金属板の縁部から前記撮像素子の方向に延設される、請求項5に記載の撮像モジュール。
  9. 前記鏡筒の内壁には、前記撮像素子の方向に向かって溝が設けられ、
    前記帯状の導電部材は前記溝に嵌め込まれることで前記撮像素子の方向に延設される、
    請求項8に記載の撮像モジュール。
JP2021009636A 2021-01-25 2021-01-25 撮像モジュール Pending JP2022113407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021009636A JP2022113407A (ja) 2021-01-25 2021-01-25 撮像モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021009636A JP2022113407A (ja) 2021-01-25 2021-01-25 撮像モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022113407A true JP2022113407A (ja) 2022-08-04

Family

ID=82657998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021009636A Pending JP2022113407A (ja) 2021-01-25 2021-01-25 撮像モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022113407A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6721745B2 (ja) 撮像装置および車両
US8970700B2 (en) Imaging apparatus
WO2020107985A1 (zh) 成像模组及电子装置
US9436062B2 (en) Camera body
US11971601B2 (en) Imaging lens assembly, imaging apparatus and electronic device
JP2011139305A (ja) 撮像装置
KR20160026633A (ko) 카메라 모듈
JP2002118776A (ja) 撮像装置
US11022730B2 (en) Lens module with improved image quality and electronic device with the same
JP5821394B2 (ja) 撮像装置
US20200057357A1 (en) Imaging device
JP2008070790A (ja) 撮像装置
US7670064B2 (en) Optical module and optical system
US20190253594A1 (en) Imaging Camera
US20210105387A1 (en) Imaging device
JP2022113407A (ja) 撮像モジュール
JP5747714B2 (ja) 撮像装置
WO2019230477A1 (ja) 撮像装置
US20190238735A1 (en) Imaging Camera
WO2019013068A1 (ja) 撮像装置
EP3471391B1 (en) A camera
US20190253590A1 (en) Camera Module
JP2002341218A (ja) 撮像装置
US20230413426A1 (en) Circuit board assembly for blocking unwanted light, camera module, and electronic device having the same
WO2021206027A1 (ja) 撮像装置