JP2022104904A - 高電圧接続用端子本体、ケーブル・アセンブリおよびコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】電線の芯を電気的に接続することができ配線部の導電性や通電性能を向上させる高電圧接続用端子本体を提供する。【解決手段】端子本体100は第1及び第2の挿入プレート11,12を含む挿入部10並びに第1および第2の配線プレート21,22と位置合わせ構造体とを含む配線部20を有し第1及び第2の挿入プレートの間には隙間が形成され第1及び第2の挿入プレートが共に囲んで合わせ端子が挿入される挿入スロット101を形成し第1及び第2の配線プレートは各々第1及び第2の挿入プレートと電気的に接続され第1の配線プレートの第1の内側面は第2の配線プレートの第2の内側面に対向して配置され位置合わせ構造体は貫通孔211とボス221とを備え貫通孔は第1の配線プレートに設けられボスは第2の配線プレートの第2の内側面に設けられボスは貫通孔に収容されかつ第1の配線プレートの第1の外側面と共に電線の芯に電気的に接続される。【選択図】図1
Description
本発明は、本発明は、接続構造体の技術分野に関し、より詳細には、高電圧接続用端子本体、ケーブル・アセンブリおよびコネクタに関するものである。
既存のコネクタの端子本体は、一般に、挿入部と、挿入部に電気的に接続された配線部とを含み、配線部と電線との接続は、超音波溶接技術によって実現されている。使用時には、外部端子を挿入部に挿入して電気的に接続する。このとき、合わせ端子は、コネクタを介して電線と電気的に接続される。挿入部は、第1の接触プレートと第2の接触プレートとを含み、外部端子は、第1の接触プレートと第2の接触プレートとの間の隙間に挿入することができ、第1の接触プレートと第2の接触プレートとに最短の導電経路で直接電気的に接続される。単層の挿入プレートは、第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートのいずれか一方としか直接電気的に接続できず、未接続部分は導電経路が長く、導電部が小さく、通電性能が低い。また、配線部が、第1の挿入プレートに接続された第1の配線プレートと、第2の挿入プレートに接続された第2の配線プレートとを含み、第1の配線プレートが第2の配線プレートに取り付けられている場合、第1の配線プレートまたは第2の配線プレートを電線の芯で超音波溶着すると、第1の接続プレートと第2の接続プレートとの間に相対的な移動が生じ、第1の配線プレートと第2の配線プレートとの電気的な接続に支障をきたすことがある。
本発明の目的は、先行技術における配線部の配置の構造体的安定性および導電性が悪いという技術的課題を解決するために、高電圧接続用端子本体、ケーブル・アセンブリおよびコネクタを提供することである。
本発明は、
第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートを備える挿入部、および
第1の配線プレート、第2の配線プレート、および位置合わせ構造体(またはアライメント構造体;alignment structure)を備える配線部
を含み、
該第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートの間に隙間が形成され、該第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートが共に囲んで、合わせ端子(mating terminal)を挿入するように構成された挿入スロット(または挿入口;insertion slot)を形成し、
該第1の配線プレートは該第1の挿入プレートと電気的に接続され、該第2の配線プレートは該第2の挿入プレートと電気的に接続され、該第1の配線プレートは第1の外側面および第1の内側面を備え、該第2の配線プレートは第2の外側面および第2の内側面を備え、該第1の内側面は該第2の内側面に対向して配置され、該位置合わせ構造体は、貫通孔とボスとを備え、該貫通孔は該第1の配線プレートに設けられ、該ボスは該第2の内側面に設けられ、該ボスは該貫通孔に収容され、かつ該第1の外側面と共に電線の芯に電気的に接続されるように構成されている、高電圧接続用端子本体(または高電圧接続用の端子ボディ;terminal body for high‐voltage connection)を提供することにより達成される。
第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートを備える挿入部、および
第1の配線プレート、第2の配線プレート、および位置合わせ構造体(またはアライメント構造体;alignment structure)を備える配線部
を含み、
該第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートの間に隙間が形成され、該第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートが共に囲んで、合わせ端子(mating terminal)を挿入するように構成された挿入スロット(または挿入口;insertion slot)を形成し、
該第1の配線プレートは該第1の挿入プレートと電気的に接続され、該第2の配線プレートは該第2の挿入プレートと電気的に接続され、該第1の配線プレートは第1の外側面および第1の内側面を備え、該第2の配線プレートは第2の外側面および第2の内側面を備え、該第1の内側面は該第2の内側面に対向して配置され、該位置合わせ構造体は、貫通孔とボスとを備え、該貫通孔は該第1の配線プレートに設けられ、該ボスは該第2の内側面に設けられ、該ボスは該貫通孔に収容され、かつ該第1の外側面と共に電線の芯に電気的に接続されるように構成されている、高電圧接続用端子本体(または高電圧接続用の端子ボディ;terminal body for high‐voltage connection)を提供することにより達成される。
第1の態様の実施形態において、ボスの上面と第1の外側面とは、電線の芯を接続するように構成された接続面を形成しており、接続面は平面である。
第1の態様の実施形態において、ボスは、第2の配線プレートのスタンピング(またはプレス加工;stamping)によって形成されたボスである。
第1の態様の実施形態において、ボスおよび貫通孔の孔壁は、隙間嵌めになっている。
第1の態様の実施形態において、ボスおよび貫通孔の孔壁は、中間嵌めになっている。
第1の態様の実施形態において、第1の内側面は、第2の内側面と完全に取り付けられ、電気的に接続されている。
第1の態様の実施形態において、第1の配線プレートの周縁部と第2の配線プレートの周縁部とが位置合わせされている。
第1の態様の実施形態において、配線部はフラット(平面)形状である。
第1の態様の実施形態において、配線部の厚さは、第1の接続プレートまたは第2の接続プレートの厚さよりも大きい。
第1の態様の実施形態において、配線部は、第1の接続プレートおよび第2の接続プレートを接続する接続ブリッジを更に備え、接続ブリッジは、塑性変形が可能であり、接続ブリッジを曲げることによって、第1の配線プレートおよび第2の配線プレートの挿入を実現することができ、端子本体は一体的なピース(または、一体型)である。
第1の態様の実施形態では、第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートは互いに対向して配置され、かつ第1の挿入プレートおよび第1の配線プレートは屈曲部を介して互いに接続されているか、または、第2の挿入プレートおよび第2の配線プレートは屈曲部を介して互いに接続されている。
第1の態様の実施形態において、配線部は、位置決め構造体(positioning structure)を更に含み、位置決め構造体は、位置決め溝および位置決めピラー(または、位置決め柱;positioning pillar)を含み、位置決め溝および位置決めピラーの一方は、第1の内側面に配置され、位置決め溝および位置決めピラーの他方は、第2の内側面に配置され、位置決めピラーは、位置決め溝に嵌め込まれ、挿入されて、締り嵌めを形成する。
第1の態様の実施形態では、位置決め溝の断面積は、貫通孔の断面積よりも小さい。
第1の態様の実施形態において、位置決めピラーは、常温リベット締結法(または、コールド・リベッティング;cold riveting)で形成された位置決めピラーである。
第2の態様において、本発明は、電線および上記端子本体を更に含み、上記電線の芯および端子本体の配線部が電気的に接続されている、高電圧端子本体を備えたケーブル・アセンブリを提供する。
第2の態様の実施形態において、電線の芯が、端子本体の配線部と溶接されている。
第2の態様の実施形態では、電線の芯は、配線部の第1の外面と接触している。
第3の態様では、本願は、接続ハウジングと、上述の高電圧接続用端子本体とを備える含むコネクタを更に提供し、接続ハウジングは、端子本体を収容するように構成された端子キャビティを備え、端子キャビティは、端子本体を固定的に設けるように構成されている。
先行技術と比較して、本発明の技術的効果は、高電圧接続用端子本体の第1の配線プレートが第1の挿入プレートと電気的に接続され、第2の配線プレートが第2の挿入プレートと電気的に接続されることである。合わせ端子が第1の挿入プレートと第2の挿入プレートとで形成される挿入スロットに挿入されると、合わせ端子は挿入部と電気的に接続され、配線部を介して電線の芯と電気的に接続される。また、配線部には、位置合わせ構造体が設けられている。位置合わせ構造体は、第1の内側面に設けられた貫通孔と、第2の内側面に設けられたボスとを含む。ボスは、貫通孔に収容され、第1の外周面とともに電線の芯と電気的に接続するために用いられ、電線の芯が配線部に接続されたときに、第1の外周面を介して第1の配線プレートと電気的に接続されるだけでなく、ボスを介して第2の配線プレートと電気的に接続されることができる。電線の芯を第1の配線プレートと第2の配線プレートの両方に同時に電気的に接続することができるので、配線部の導電性や通電性が向上し、また、第1の配線プレートと第2の配線プレートの2重配置により、端子本体の構造体安定性が向上する。
本願の目的、技術的解決策、および利点をより明確かつ理解しやすくするために、添付の図および実施形態を参照して、以下に本願を更に詳細に説明する。なお、本明細書で説明する特定の実施形態は、単に本発明を説明するためのものであって、本発明を限定するものではないと解されるべきである。
本発明の実施形態が提供する端子本体を見る角度から見た三次元構造体図である。
別の視角から見た図1の端子本体の三次元構造体図である。
図1の端子本体の断面図である。
本発明の1つの実施形態で提供される接続端子の三次元構造体図である。
図4の接続端子の縦断面図である。
図4の接続端子の横方向断面図である。
図4の接続端子の分解斜視図である。
図4の接続端子の制限部材の三次元構造体図である。
本発明の別の実施形態によって提供される接続端子の三次元構造体図である。
図9の接続端子の分解図である
図9の接続端子の制限部材の三次元構造体図である。
ここでは、本発明の実施形態を詳細に説明し、実施形態の例を添付の図に示す;ここで、常に不変の参照番号または類似の参照番号は、同一もしくは類似の構成要素または同一もしくは類似の機能性を有する構成要素を表している。添付の図を参照して以下に説明する実施形態は、例示的なものであり、本発明を説明することを目的としているが、本発明のいかなる限定としても考慮されるべきではない。
本願明細書中では、「長さ(length)」、「幅(width)」、「上側の(upper)」、「下側の(lower)」、「前の(front)」、「後ろの(rear)」、「左の(left)」、「右の(right)」、「垂直の(vertical)」、「水平の(horizontal)」、「上部の(top)」、「下部の(bottom)」、「内部の(internal)」、「外部の(external)」などの用語で示される方向性や位置関係は、添付の図に示された方向性や位置関係に基づいており、本発明を説明するためにのみ使用されており、示された装置や要素が特定の方向性を有さなければならないことや、特定の方向性で構成され、動作することを示したり、暗示したりするのではなく、説明の便宜のために使用されていると解されるべきである。
更に、「第1の(the first)」および「第2の(the second)」という用語は、説明の便宜上のものであり、相対的な重要性を示したり示唆したり、示された技術的特徴の数を暗に示したりするものと解釈されるべきではない。「第1の」または「第2の」で限定される特徴は、1つ以上の特徴が含まれることを明示的または暗示的に示している場合がある。本願明細書中では、「複数の(multiple/a plurality of)」は、追加の明示的かつ具体的な規定がない限り、2つまたは2つ以上を意味する。
本願明細書中では、追加の明示的な規定および限定がない限り、「取り付ける(mount)」、「互いに接続する(connect with each other)」、「接続する(connect)」、「固定する(fix)」などの用語は、一般的に解釈されるべきであり、例えば、「接続する」は、固定的に接続されている、着脱可能に接続されている、または一体的に接続されていると解釈することができ、「接続する」は、機械的に接続されている、または電気的に接続されていると解釈することができ、「接続する」はまた、直接的に接続されている、または媒介を介して間接的に接続されていると解釈することができ、或いは2つの構成要素間の内部通信である、または2つの構成要素間の相互作用関係であると解釈することができる。当業者にとって、本願における前述の用語の具体的な意味は、特定の条件に応じて解釈することができる。
本願の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下では更に、添付の図面および実施形態を参照して本願を詳細に説明する。
本願は、合わせ端子に挿入して合わせ端子との電気的接続を実現することができる端子本体100を提供するものである。
図1および図2を参照すると、端子本体100は、高電圧接続用端子本体100であってもよく、端子本体100は、挿入部10と、配線部20とを含む。
挿入部10は、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12とを含む。第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との間には隙間があり、第1の挿入プレート11および第2の挿入プレート12が共に囲んで、そこに合わせ端子が挿入される挿入スロット101が形成されている。挿入スロット101は、開口部を有するキャビティであり、合わせ端子は、キャビティの開口部からキャビティ内に延在し、挿入部10と干渉して、挿入部10との電気的接続を実現する。本実施形態では、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12は、平行であり、かつ、離隔している。合わせ端子が挿入スロット101に挿入されると、合わせ端子は、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12の両方に接触し、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12の両方と電気的に接続する。このうち、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12は、同じ大きさであり、互いに対向して配置されている。
配線部20は、平面形状であり、電線の芯に接続される接続面を有する。電線の芯が接続面に接続された後、配線部20は電線と電気的に接続され、挿入部10は配線部20を介して電線と電気的に接続される。
図1および図2を参照すると、具体的には、配線部20は、第1の配線プレート21と、第2の配線プレート22と、接続ブリッジ23とを含み、接続ブリッジ23は、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とを接続し、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とは、接続ブリッジ23を介して電気的に接続されている。第1の配線プレート21は、第1の挿入プレート11に電気的に接続され、第2の配線プレート22は、第2の挿入プレート12に電気的に接続される。
任意に、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11は、屈曲部111を介して機械的に接続され、電気的に接続されることができ、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11は、上下方向に千鳥状に配置され、第1の挿入プレート11は、第1の配線プレート21よりも高い水平位置を有し、屈曲部111は、上下方向に延在している。また、第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12とは、同じ水平面上に位置して直接接続することができ、第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12とは電気的に接続されている。
他の実施形態においても、第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12とは、屈曲部111を介して機械的に接続され、電気的に接続されることができる。第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12は、上下方向に千鳥状に配置され、第2の挿入プレート12は、第2の配線プレート22よりも高い水平位置を有し、屈曲部111は、上下方向に延在している。なお、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11とは、同一水平面上に位置して直接接続することができ、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11とは電気的に接続されている。
その中でも、屈曲部111は、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11との間にのみ設けられていてもよい。あるいは、屈曲部111は、第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12との間にのみ設けられていてもよい。あるいは、屈曲部111は、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11との間、および、第2の配線プレート22と第2の挿入プレート12との間に設けられていてもよい。なお、本実施形態では、図1を参照して、屈曲部111は、第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11との間にのみ設けられていてもよい。
1つの実施形態では、配線部20の厚さは、第1の配線プレート21または第2の配線プレート22の厚さよりも大きい。つまり、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とは同一平面上にない。任意に、段差構造体(step structure)を介して互いに適合することができる。本実施形態では、第1の配線プレート21は、上方を向く第1の外側面と下方を向く第1の内側面とを備え、第2の配線プレート22は、下方を向く第2の外側面と上方を向く第2の内側面とを備え、第1の内側面が第2の内側面に対向している。ここで、第1の配線プレート21の周縁部と第2の配線プレート22の周縁部とは位置合わせされており、即ち、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とは同じ大きさであり、互いに上下に積層されている。なお、電線の芯は、超音波溶接技術によって、第1の配線プレート21に、または、第2の配線プレート22に、または、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の両方に溶接することができる。
図1および図3を参照すると、実施形態の1つにおいて、第1の配線プレート21は、第1の外側面および第1の内側面を貫通する貫通孔211を備え、第2の内側面には、ボス221が凸状に設けられており、ボス221は、貫通孔211を貫通し、第1の外側面とともに、電線の芯と接続するように構成されている。つまり、電線の芯は、第1の外側面を介して第1の配線プレート21に接続され、ボス221を介して第2の配線プレート22に接続されるので、電線の芯は、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とに同時に直接電気的に接続することができるのである。導電性と通電性が向上し、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の2重配置により構造体的な安定性も向上する。第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12とで形成される挿入スロット101に合わせ端子が挿入されると、合わせ端子は挿入部10に電気的に接続され、配線部20を介して電線の芯に電気的に接続される。このうち、ボス221は、第2の配線プレート22を介してスタンピングにより形成することができるので、ボス221を迅速に形成することができ、材料やコストを節約することができる。
好ましくは、ボス221の上面と第1の外側面とが一体となって、電線の芯を接続するための接続面を形成し、接続面は平面であるので、電線の芯をボス221と第1の外側面とに同一平面上で接続することができ、構造体的な安定性が向上し、接触不良の発生を低減することができる。
上記実施形態において、第1の内側面と第2の内側面とが離間していてもよい。このとき、第2の配線プレート22は、ボス221を介して電線の芯に電気的に接続されているだけである。
本実施形態では、第1の配線プレート21の少なくとも一部が、第2の配線プレート22の少なくとも一部と接触している。即ち、第1の内側面の少なくとも一部が第2の内側面の少なくとも一部と接触しており、第1の配線プレート21の一部と第2の配線プレート22の一部とが電線の芯と接続することで、配線部20の通電性能を向上させるとともに、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とが相対的に上下に移動することを防止している。図1および図3を参照すると、好ましくは、第1の内側面が第2の内側面に完全に取り付けられて電気的に接続されて通電性能を更に向上させるとともに、第1の配線プレート21および第2の配線プレート22が変形しないように構造体的な安定性を高めている。
別の実施形態では、第1の配線プレート21の一部と第2の配線プレート22の一部とが積層され、互いに接触している。即ち、第1の配線プレート21の一部と第2の配線プレート22の一部とが互いに上下に積層されており、第1の内側面の少なくとも一部と第2の内側面の少なくとも一部とが接触している。このような積層配置は、第1の配線プレート21の一部と第2の配線プレート22の一部との接触および接続を容易にすると同時に、非積層配置に比べて占有スペースを小さくすることができる。
なお、貫通孔211は、第1の配線プレート21の中央領域に設けてもよいし、第1の配線プレート21の断面積が第2の配線部20の断面積よりも小さくなるのと同様に、第1の配線プレート21の周縁部に設けてその側端面と交差させてもよい。このとき、第2の配線プレート22の端部には、第2の配線プレート22の圧着と同様の凸型ストリップが設けられたり、第2の配線プレート22から段差構造体が形成されたりしている。
高圧接続に用いられる端子本体100の第1の配線プレート21は、第1の挿入プレート11に電気的に接続され、第2の配線プレート22は、第2の挿入プレート12に電気的に接続されており、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との間に形成された挿入スロット101に合わせ端子が挿入されると、合わせ端子は挿入部10に電気的に接続され、配線部20を介して電線の芯に電気的に接続される。配線部20には、位置合わせ構造体が設けられている。位置合わせ構造体は、第1の内側面に設けられた貫通孔211と、第2の内側面に設けられたボス221とを含む。ボス221は、貫通孔211に収容され、第1の外側面と共に用いられて、電線の芯と電気的に接続されるので、電線の芯が配線部20に接続されたときに、第1の外側面を介して第1の配線プレート21と電気的に接続されるだけでなく、ボス221を介して第2の配線プレート22と電気的に接続されることが可能である。電線の芯を第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の両方に同時に電気的に接続することができるので、配線部20の導電性や通電性能を向上させることができる。同時に、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とが2重に配置されることで、端子本体100の構造体的な安定性が向上する。
実施形態の1つでは、ボス221と貫通孔211の孔壁とが隙間嵌め(clearance fit)になっている、即ち、ボス221の側壁と貫通孔211の側壁との間に隙間が生じている。ボス221の断面は正方形であり、それに対応して貫通孔211の断面も正方形である。従って、ボス221は4つの側壁を有し、4つの側壁のうち少なくとも1つは、貫通孔211の側壁から間隔を空けているので、ボス221および貫通孔211の加工精度の要求が軽減され、ボス221および貫通孔211を位置合わせするのに便利である。
別の実施形態では、ボス221と貫通孔211は締り嵌め(interference fit)を形成することができ、即ち、ボス221の断面積は貫通孔211の断面積よりもわずかに大きく、ボス221はわずかな押し出し変形によって貫通孔211に挿入されることとなる。とすることで、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の固定的な接続を実現し、ボス221と電線の芯との電気的な接続を実現するだけでなく、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の相対的な変位を制限することができる。
別の実施形態では、ボス221と貫通孔211とが中間嵌め(transitional fit)になっている。中間嵌めは、貫通孔211およびボス221の組み立て時に、隙間嵌めまたは締り嵌めになる可能性があることを意味する。貫通孔211の許容範囲とボス221の許容範囲とは、互いに重なっている。このようにして、ボス221および貫通孔211の許容範囲が更に緩和され、加工精度への要求が低減されるのである。
しかしながら、電線の芯との電気的接続を実現するために、ボス221は通常、より大きな断面を有している。スタンピング技術の限界により、ボス221のサイズの精度を確保することは困難であり、貫通孔211とボス221の嵌合の公差が大きくなり、締り嵌めの要求に応えることができない。この点、本実施の形態では、図1および図3を参照して、端子本体100は、位置決め機構を更に含む。位置決め機構は、位置決めピラー222と、位置決め溝212とを含む。位置決めピラー222および位置決め溝212は、それぞれ、第1の配線プレート21および第2の配線プレート22に設けられている。本実施形態では、位置決め溝212は、第1の配線プレート21の第1の内側面に設けられており、位置決めピラー222は、第2の配線プレート22の第2の内側面に突設されている。他の実施形態では、位置決め溝212を第2の配線プレート22の第2の内側面に形成し、位置決めピラー222を第1の配線プレート21の第1の内側面に突設することもできる。位置決めピラー222は、位置決め溝212に嵌め込まれて挿入され、締り嵌めを形成している。前述の締り嵌めとは、位置決めピラー222の断面積が位置決め溝212の断面積よりもわずかに大きいため、位置決めピラー222が位置決め溝212に圧入されてわずかに変形し、摩擦によって位置決め溝212に係合することをいう。このような位置決めピラー222と位置決め溝212の締り嵌めにより、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の位置の固定が実現され、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の分離を防止し、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の相対的な揺れを抑制することができる。
位置決め溝212の断面積は、位置決めピラー222の加工を容易にするために、貫通孔211の断面積よりも小さくなっており、これにより、位置決めピラー222と位置決め溝212との締り嵌めを実現している。中でも、第2の配線プレート22の常温リベット締結法で位置決めピラー222を形成することで、位置決めピラー222の迅速な形成を実現し、位置決めピラー222のサイズの精度を確保することができる。その中でも、位置決め溝212の溝底は貫通していなくてもよい。実施形態では、加工を容易にするために、位置決め溝212の溝底を貫通させている。
実施形態では、複数の位置決め溝212が間隔をあけて設けられ、複数の位置決めピラー222が設けられ、各位置決めピラー222が1つの位置決め溝212に嵌合されている。複数の位置決めピラー222と複数の位置決め溝212との1対1の接続により、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22との位置決め機能が実現され、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とが相対的に揺れることが防止される。
他の実施形態では、第1の配線プレート21の少なくとも一部と第2の配線プレート22の少なくとも一部とが積層されて接触している場合。第1の内側面と第2の内側面とが部分的に接触して繋がっているので、ボス221と貫通孔211とが設けられていなくてもよく、位置決めピラー222と位置決め溝212とが設けられていなくてもよい。第1の内側面と第2の内側面とが接触および接続することで、配線部20の導電性および通電性が向上する。また、別の実施形態では、図4を参照して、端子本体100は、位置決めピラー222と位置決め溝212のみを備えることもできる。位置決めピラー222と位置決め溝212は、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22の相対的な移動を制限するためのものである。また、超音波溶接技術によって配線を溶接する際に、位置決めピラー222と位置決め溝212とを配置することで、配線部20の構造体的な安定性を向上させ、配線部20の破損を防止することができる。また、第1の配線プレート21の少なくとも一部と、第2の配線プレート22の少なくとも一部とが積層されて接触している、即ち、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とが電気的に接続されているので、電線の芯を第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とに同時に電気的に接続して、配線部20の導電性および通電性能を向上させることができる。また、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とを積層して配置することで、配線部20が占める空間を小さくすることができるだけでなく、配線部20の構造体的な安定性を向上させることができる。
好ましくは、第1の挿入プレート11、第1の配線プレート21、接続ブリッジ23、第2の配線プレート22、および第2の挿入プレート12は、順次接続されて一体的に形成されている。配線部20と屈曲部111の両方を塑性変形させ、接続ブリッジ23を折り曲げることで第1の配線プレート21と第2の配線プレート22を接続し、屈曲部111の変形によって第1の配線プレート21と第1の挿入プレート11の水平方向と垂直方向のずれを実現することができる。加工時には、シート材をU字型にすることができ、第1の挿入プレート11、第1の配線プレート21、接続ブリッジ23、第2の配線プレート22、第2の挿入プレート12をそれぞれ含み、配線部20を折り曲げてボス221を貫通孔211に挿入する。また、位置決めピラー222を位置決め溝212に挿入することで、配線部20の加工を実現し、その後、屈曲部111を折り曲げることで、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12の間隔のある配置を実現することで、挿入部10の加工を実現することができる。なお、本実施形態では、シート材を金属材料とすることで、良好な導電性と塑性変形性を実現している。
図4および図7を参照すると、端子本体100および制限部材30の設置を実現するために、端子本体100はその挿入部10に設置構造体を備え、制限部材30は設置構造体を介して端子本体100に接続される。設置構造体は、制限部材30を固定するための第1の挿入プレート11および第2の挿入プレート12にそれぞれ配置されている。設置構造体は、第1の挿入プレート11の縁部に配置された少なくとも1つの第1の制限溝102と、第2の挿入プレート12の縁部に配置された少なくとも1つの第2の制限溝103とを含む。第1の制限溝102および第2の制限溝103は、制限部材30の係合に用いられる。制限部材30は、設置構造体を介して端子本体100に接続することができる。制限部材30は、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との離間または開放を制限するため、および/または、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との接近または閉鎖を制限するために用いられる。なお、制限部材30は、設置構造体を介して挿入部10に接続することができる。第1の制限溝102および第2の制限溝103は、制限部材30の連結位置を提供し、制限部材30と挿入部10との相対的な移動を制限するために用いられる。
本実施形態では、第1の挿入プレート11は、前方を向く第1の前端面、左を向く第1の左端面、および右を向く第1の右端面を有し、第2の挿入プレート12は、前方を向く第2の前端面、左を向く第2の左端面、および右を向く第2の右端面を有し、第1の挿入プレート11の端部とは、第1の左端面および第1の右端面を指す。即ち、第1の左端面および第1の右端面の少なくとも一方には、第1の制限溝102が設けられており、上述した第2の挿入プレート12の端部は、第2の左端面および第2の右端面を指し、即ち、第2の左端面および第2の右端面の少なくとも一方には、第2の制限溝103が設けられている。図7を参照すると、本実施形態では、第1の左端面には1つの第1の制限溝102が設けられ、第1の右端面には1つの第1の制限溝102が設けられ、第2の左端面には1つの第2の制限溝103が設けられ、第2の右端面には1つの第2の制限溝103が設けられている。制限部材30は、第1の制限溝102および第2の制限溝103に接続することができ、具体的には、第1の制限溝102および第2の制限溝103に係合し、制限部材30が端子本体100に対して前後に移動することを防止することができる。
端子本体100のサイズが小さいため、第1の制限溝102および第2の制限溝103の溝底は、加工・製造工程において、一般的に凹状の円弧面となっている。制限部材30が第1の制限溝102および第2の制限溝103に接続されている場合、凹円弧面に接触することができないのである。このため、本実施形態では、図7を参照してください。7を参照すると、第1の制限溝102の溝底には、第1の制限ラグ131が凸状に設けられており、第1の制限ラグ131の延長長さは、第1の制限溝102の溝深さよりも小さく、第2の制限溝103の溝底には、第2の制限ラグ132が凸状に設けられている。第2の制限ラグ132の延長長さは、第2の制限溝103の溝深さよりも小さく、第1の制限ラグ131と第2の制限ラグ132の両方が制限部材30による被覆に使用されている。
第1の挿入プレート11は、第1の配線プレート21の前方に配置されている。第1の挿入プレート11は、左を向く第1の左端面と右を向く第1の右端面とを有し、2つの第1の制限溝102が設けられ、第1の左端面と第1の右端面とにそれぞれ配置され、第2の挿入プレート12は、第2の配線プレート22の前方に配置され、第2の挿入プレート12は、左を向く第2の左端面と右を向く第2の右端面とを有し、2つの第2の制限溝103が設けられ、第2の左端面と第2の右端面とにそれぞれ配置されている。
挿入部10の前端面には、制限用突起が凸状に設けられている。具体的には、図4および図5を参照すると、第1の挿入プレート11も前方を向く第1の前端面を有し、第2の挿入プレート12も前方を向く第2の前端面を有し、第1の挿入プレート11は、第1の前端面に第1の制限突起141が凸状に設けられている、または。第2の挿入プレート12は、第2の前端面に第2の制限突起142を凸状に設けており、あるいは、第1の挿入プレート11は、第1の前端面に第1の制限突起141を凸状に設け、第2の挿入プレート12は、第2の前端面に第2の制限突起142を凸状に設けている。第1の制限突起141および第2の制限突起142は、いずれも制限部材30による被覆に用いられる。
また、本発明は、上記実施形態で述べた端子本体100を製造するためのシート材を提供するものである。このシート材は、扁平形状であり、塑性変形可能であり、挿入部10と配線部20とを含み、挿入部10には、連結部に向かって延在するスペーサ溝が設けられている。スペーサ溝は、挿入部10を、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12とに分離する。配線部20は、第1の配線プレート21と、第2の配線プレート22と、スペーサ溝に対応する接続ブリッジ23とを含み、接続ブリッジ23は、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22との間に位置し、塑性変形可能であり、第1の挿入プレート11は、第1の配線プレート21から連続して延び、第2の挿入プレート12は、第2の配線プレート22から連続して延在する。加工時には、接続ブリッジ23の折り曲げにより、第1の配線プレート21と第2の配線プレート22とを重ね合わせて取り付け、第1の挿入プレート11と第1の配線プレート21との接合部、または第2の挿入プレート12と配線プレート22との接合部を折り曲げて屈曲部111を形成することで、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12とが離隔し、挿入スロット101が形成されることになる。本実施形態では、第1の挿入プレート11と第1の配線プレート21との接合部を折り曲げて屈曲部111を形成し、折り曲げ後の第1の挿入プレート11の端部と第2の挿入プレート12の端部とを位置合わせしている。以上の方法により、端子本体100を加工して材料を節約すると同時に、大量生産を実現することができ、迅速な試作に便利である。
本発明は、上記実施形態で改良された制限部材30と高電圧接続用端子本体100とを含む接続端子を提供するものである。ここで、端子本体100は、前述の実施形態で述べた端子本体100と同じ構造体を有し、同じ役割を果たすものであり、ここでは繰り返さない。
図8および図11を参照して説明する。制限部材30は、制限構造体と、合わせ構造体とを含む。合わせ構造体は、端子本体100に設けられた取り付け構造体と固定的に一致する。制限部材30は、合わせ構造体と取り付け構造体との接続を介して端子本体100に固定され、制限構造体は、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との間の隙間を跨いで配置されて、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との開口を制限し、制限構造体がキャビティの開口を回避することで、キャビティの開口を介して合わせ端子をキャビティに挿入することができ、合わせ端子と挿入スロット101との挿入を実現することができる。
具体的には,図8および図11を参照する。制限構造体は、第1のパネル31と、制限プレート33と、第2のパネル32とを含む。整合制限構造体は、第1のフック341と第2のフック342とを含む。第1のパネル31と第2のパネル32は対向し、離隔し、制限プレート33は第1のパネル31と第2のパネル32を連結するように構成され、第1のフック341は第1のパネル31に連結され、第2のフック342は第2のパネル32に連結される。第1のフック341および第2のフック342は、それぞれ取り付け構造体に引っ掛けられて、制限部材30の端子本体100からの離脱を制限する。図4および図6を参照すると、本実施形態では、2つの第1のフック341が設けられており、第1のパネル31の左側および右側にそれぞれ接続されている。第1のフック341は、第1の制限溝102に嵌め込まれ、第1のフック341の幅が第1の制限溝102に一致し、第1の制限溝102の2つの側壁によって、第1のフック341の前後方向の移動を制限することができる。また、2つの第2のフック342が設けられており、第2のパネル32の左側と右側にそれぞれ接続されている。第2のフック342は、第2の制限溝103に嵌め込まれている。第2のフック342は、第2の制限溝103に挿入可能である。第2のフック342の幅は、第2の制限溝103に一致し、第2の制限溝103の2つの側壁は、第2のフック342の前後方向の移動を制限することができる。このようにして、第1のフック341と第2のフック342は、制限部材30を前後方向に制限する。
図6を参照すると、具体的には、第1のフック341を第1の制限ラグ131に引っ掛けることができ、第2のフック342を第2の制限ラグ132に引っ掛けることができる。なお、上記引っ掛けるとは、第1のフック341がC字型に折り曲げられて第1の制限ラグ131を包み込み、第2のフック342がC字型に折り曲げられて第2の制限ラグ132を包み込むことをいう。即ち、第1のフック341および第2のフック342の断面はいずれもC字型であり、第1のフック341が第1の挿入プレート11の第2の挿入プレート12に対向する側を引っ掛け、第2のフック342が第2の挿入プレート12の第1の挿入プレート11に対向する側を引っ掛けて、制限部材30の上下動を制限するようになっている。好ましくは、第1のフック341は、C字型の構造体を介して第1の制限ラグ131をクランプすることができ、第2のフック342は、C字型の構造体を介して第2の制限ラグ132をクランプすることができる。第1の制限ラグ131の設定は、第1のフック341のクランプ支持点を提供し、第2の制限ラグ132の設定は、第2のフック342のクランプ支持点を提供する。このようなクランプ設定により、制限部材30と端子本体100との接続安定性が向上する。なお、加工時には、第1のフック341および第2のフック342の初期状態は、それぞれ内側に折り曲げて第1の制限ラグ131および第2の制限ラグ132を包み込む長い帯状のものとすることができる。
図5を参照すると、挿入部10は、第1のパネル31と第2のパネル32との間に位置しており、即ち、第1のパネル31は、第1の挿入プレート11の第2の挿入プレート12とは反対側を向く側に取り付けられており、第2のパネル32は、第2の挿入プレート12の第1の挿入プレート11とは反対側を向く側に取り付けられており、第1のパネル31および第2のパネル32は、挿入部10が開くことを制限することができる。
加工時には、端子本体100や制限部材30が小さいため、第1の制限溝102や第1のフック341の精度を保証できない。第1のフック341が第1の制限ラグ131に引っ掛けられることを保証するために、一般的に、第1の制限溝102の幅は第1のフック341の幅よりも少し大きい。このため、図4および図9を参照すると、第1の左端面および第1の右端面には、パンチングによって形成された第1のパンチング溝104がそれぞれ設けられており、第1のパンチング溝104は、第1の制限溝102の近くに設けられており、具体的には、第1のパンチング溝104は、第1の制限溝102の後方に位置している。第1のフック341を第1の制限ラグ131に引っ掛けると、第1の制限溝102の後方に第1のパンチング溝104が形成される。
パンチングの作用下で、第1の制限溝102と第1のパンチング溝104との間の部分は、パンチングの圧力によって第1の制限溝102の方向に向かって押圧されるので、第1の制限溝102の幅が縮小され、即ち、第1のパンチング溝104の配置は、第1の制限溝102の2つの溝壁が第1のフック341をクランプできるように、第1の制限溝102の幅を縮小するために使用される。第2の左端面と第2の右端面にはそれぞれ第2のパンチング溝105が設けられ、第2のパンチング溝105はパンチングによって形成され、第2のパンチング溝105は第2の制限溝103の近傍に開口しており、具体的には第2の制限溝103の後方に第2のパンチング溝105が配置され、第2のパンチング溝105の配置は第2の制限溝103の幅を小さくするために用いられる。なお、第2のパンチング溝105の効果は、第1のパンチング溝104と同様であるので、ここでは繰り返さない。
図4を参照すると、実施形態の1つでは、第1のパネル31、制限プレート33、および第2のパネル32が一緒になってU字型を形成している。組み立て時には、端子本体100は、制限部材30のU字型の溝に挿入され、制限プレート33は、端子本体100の前端に位置し、即ち、制限プレート33は、挿入部10の開口部を前方に向かって遮蔽している。このとき、挿入部10は、左向きまたは右向きの開口部を有しており、左の開口部または右の開口部から合わせ端子をキャビティ部に挿入することができる、即ち、左側または右側から合わせ端子を挿入スロット101に挿入することができるのである。
図4および図7を参照すると、制限部材30には固定穴301が設けられており、挿入部10の前端に設けられた制限突起が固定穴301に嵌め込まれて挿入されている。制限部材30は、制限突起と固定穴301の挿入連携により、制限部材30の左右方向の揺れを防止した位置決めを実現することができる。本実施形態では、固定穴301は2つあり、2つの固定穴301は、第1の制限突起141と第2の制限突起142とにそれぞれ適合している。第1の制限突起141および第2の制限突起142は、制限部材30を設置するための位置にある。制限部材30を設置する際には,まず,第1の制限突起141と第2の制限突起142とをそれぞれ2つの固定穴301に嵌め込んで挿入し,合わせ構造体と設置構造体とを接続する。
図5を参照すると,好ましくは,制限プレート33と端子本体100の前端面とは離隔している。即ち、制限プレート33と合わせ構造体との間の距離は、第1の前端面と第1の制限溝102との間の距離よりも大きいので、合わせ構造体と設置構造体との接続に設置マージン(installation margin)が提供され、加工ミスによって合わせ構造体と設置構造体とが嵌合できない事態が発生するのを回避することができる。
上記実施形態の制限部材30は、塑性変形可能なフラット(平面もしくは扁平)形状の材料を折り曲げて形成された一体的なピースとすることができ、扁平形状の材料は長尺の帯状であり、延在する2つの端部には幅方向に延在する帯状部があり、扁平形状の材料の2つの端部を90°折り曲げて、互いに平行な第1のパネル31と第2のパネル32を形成し、第1のパネル31と第2のパネル32に垂直な中間部を制限プレート33としている。帯状の材料を内側に折り曲げて、第1のフック341と第2のフック342を形成する。このような配置は、材料を節約できるだけでなく、制限部材30の加工・製造を容易にする。同時に、制限プレート33は一体構造体であり、制限プレート33と第1のパネル31および第2のパネル32との間には半田接合部がないので、制限プレート33の構造体的安定性が向上し、第1の挿入プレート11および第2の挿入プレート12の過剰な開封力による半田接合部からの制限プレート33の破損を防止することができる。
図9および図10を参照する。別の実施形態では、2つの制限プレート33が設けられている。第1のパネル31、第2のパネル32、および2つの制限プレート33は、一緒に囲われてリングを形成し、2つの制限プレート33は、挿入部10の左側および右側にそれぞれ配置される。つまり、第1のパネル31、制限プレート33、第2のパネル32、制限プレート33が順次接続されて環状にされている。このとき、2枚の制限プレート33が正面を向いたキャビティの開口部を避け、合わせ端子を開口部から正面から背面に向かってキャビティ内に挿入することができ、合わせ端子および挿入部10が挿入されて合わせられることを実現することができる。
図9を参照すると、合わせ構造体が制限部材30の後端に位置する場合、制限プレート33は合わせ構造体の前部に位置し、制限プレート33の前方端面は挿入部10の前方端面と同一平面にすることができ、これにより、制限突起を保護し、制限突起が摩耗することを防止することができ、挿入部10の前端が制限され、第1の挿入プレート11および第2の挿入プレート12の開口部が更に制限される。また、第1のフック341の後方端面は、第1のパネル31の後方端面と面一になっており、第2のフック342の後方端面は、第2のパネル32の後方端面と面一になっており、制限部材30を形成する平面状のシート材の切断を容易にして、加工コストの節約を図っている。
上記実施形態の制限部材30は、塑性変形可能な扁平形状の材料を折り曲げて形成された一体的なピースとすることができ、扁平形状の材料は四角いジグザグの形状をしており、扁平形状の材料は2つのセレーション(または鋸状体;serration)と2つの凹部を有し、2つのセレーションと2つの凹部は千鳥状に配置されている。セレーションの2辺が帯状材料の幅方向に沿って延び、扁平形状材料がセレーションの幅方向に沿って折り曲げられ、折り曲げ箇所がセレーションと凹部の交点となり、2つの延伸端が位置合わせされて溶接され、環状にする。このとき、制限部材30の断面は正方形であり、2つのセレーションはそれぞれ第1のパネル31と第2のパネル32であり、2つの凹部はいずれも制限プレート33である。帯状の材料を内側に折り曲げて、フック形状の第1のフック341と第2のフック342を形成する。この設定により、材料を節約し、制限部材30の加工・製造を容易にすることができる。
前述の端子本体100は、複数の異なる制限部材30を設けて嵌合接続することができる。本実施形態では、端子本体100は、嵌合接続用の2つの異なる制限部材30を設けることで、合わせ端子が2つの異なる方向に挿入できることを満足させることができる。この端子本体100は、適用性が強く、大量生産に便利である。既存の制限部材30は、異なる端子本体100と別々に嵌合するように一般的に配置されており、挿入部10は、端子本体100に対する制限効果を実現するために巻かれている。本実施形態では、制限部材30はより少ない材料を使用し、制限部材30は一体的なピースであり、挿入部10を包む必要はなく、加工に便利であり、材料を節約し、強い構造体的安定性を有するものである。
図4および図9を参照すると、合わせ端子と挿入部10との間の接触および接続を容易にするために、接続端子は、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12との間に位置する弾性接触部材40を更に含み、弾性接触部材40は、第1の挿入プレート11に接続され、第1の挿入プレート11に電気的に接続することができ、弾性接触部材40は、第2の内側面に接続され、第2の挿入プレート12に電気的に接続することもできる。本実施形態では、図6を参照して、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12とを弾性接触部材40で接続することも可能である。合わせ端子が挿入スロット101に挿入されると、2つの弾性接触部材40の間に挿入され、弾性接触部材40が弾性的に変形して合わせ端子の上面および下面に弾性的に接し、合わせ端子との取り付けを実現している。また、弾性接触部材40は、挿入部10と電気的に接続されており、弾性接触部材40は、弾性接触および接続を介して合わせ端子との電気的接続を実現している。このように、合わせ端子は、弾性接触部材40を介して挿入部10と電気的に接続され、弾性接触により電気接続時の接触不良を回避することができる。
図7および図10を参照すると、弾性接触部材40がクランプ穴401を備え、接続端子がクランプブロック15を更に含む場合がある。クランプブロック15は、第1の挿入プレート11の第2の挿入プレート12に対向する側から突出しているか、第2の挿入プレート12の第1の挿入プレート11に対向する側から突出しており、クランプブロック15はクランプ穴401に挿入されて締り嵌めを形成する。本実施形態では、第1の挿入プレート11と第2の挿入プレート12の両方にそれぞれクランプブロック15が設けられ、2つの弾性接触部材40が設けられてそれぞれクランプ穴401を介してクランプブロック15に係合されることで、端子本体100の着脱可能な接続を実現し、接続端子の迅速な組み立てに便利であるとしている。
接続端子とコネクタハウジングとの間の迅速な接続を実現するために、制限部材30はまた、クランプ弾性片35を含む。クランプ弾性片35は、第1のパネル31、第2のパネル32または制限プレート33に接続することができる。本実施形態では、2つのクランプ弾性片35が設けられており、それらは第1のパネル31および第2のパネル32にそれぞれ接続されている。クランプ弾性片35は、弾性変形により、コネクタハウジングの合わせソケットに係合することができる。
接続端子とコネクタハウジングの位置合わせを容易にするために、図8と図11を参照すると、制限部材30はガイドアセンブリを更に含み、このガイドアセンブリは、第1のパネル31、第2のパネル32または制限プレート33に接続され、ガイドアセンブリは2つのガイド用凸型ストリップ36を含み、2つのガイド用凸型ストリップ36は、クランプ弾性片35の左側と右側にそれぞれ配置することができ、ガイド用凸型ストリップ36は前後方向に延伸されている。コネクタハウジングは、その中に摺動レールが設けられており、ガイド用凸型ストリップ36は、摺動レールに摺動可能に接続されて、端子本体100の取り付けをガイドする。
本実施形態では、2つのガイドアセンブリが設けられ、第1のパネル31および第2のパネル32にそれぞれ接続されている。第1のパネル31に設けられた2つのガイド用凸型ストリップ36の間の距離と、第2のパネル32に設けられた2つのガイド用凸型ストリップ36の間の距離とは異なる。これに対応して、コネクタハウジングの合わせソケット内の摺動レールも異なる間隔で設けられているので、接続端子を取り付ける際に、ガイドアセンブリが摺動レールと嵌合しているかどうかを区別することで、接続端子が正しく組み立てられているかどうかを識別することができるようになっている。
本願は更に、高電圧端子本体100を備えたケーブル・アセンブリを提供する。ケーブル・アセンブリは、電線と、上述の実施形態で述べた端子本体100とを含み、電線の芯が端子本体100の配線部20に電気的に接続されている。このうち、端子本体100は、前述の実施形態で述べた端子本体100と同様の構造体を有し、同様の役割を果たすものであり、ここでは繰り返さない。実施形態の一つでは、超音波溶接技術によって電線の芯を配線部20に溶接することで、配線部20との電気的接続を実現することができる。また、端子本体100の電線の芯と配線部20とが超音波溶接技術によって溶接されて接続されているので、構造体的な安定性が向上する。他の実施形態では、電線の芯と端子本体との電気的接続を実現するように、電線の芯を接続部の第1の外面に接触させて接続することができる。上述の接触および接続は、固定接続、可動接続、または着脱可能な接続であってもよい。
本発明は、上述の実施形態で改善された高電圧接続用の接続ハウジングと端子本体100とを含むコネクタを提供するものである。接続ハウジングには、端子本体100を固定的に設置するために、端子本体100を収容する端子キャビティが設けられている。このうち、端子本体100は、前述の実施形態で述べた端子本体100と同様の構造体を有し、同様の役割を果たすものであり、ここでは繰り返さない。
上述したように、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものであって、限定するものではない。上述した実施形態を参照して本願を詳細に説明したが、当業者にとっては、上述した各実施形態に記載された技術的解決策は依然として修正することができ、あるいは技術的解決策におけるいくつかの技術的特徴を等価的に置換することができ、これらの修正または等価的な置換は、対応する技術的解決策の本質を本願の様々な実施形態における技術的解決策の精神と範囲から離脱させないものであり、すべて本願の保護範囲に含まれるべきであると理解される。
100 … 端子本体
10 … 挿入部
101 … 挿入スロット
102 … 第1の制限溝
103 … 第2の制限溝
104 … 第1のパンチング溝
105 … 第2のパンチング溝
11 … 第1の挿入プレート
111 … 屈曲部
12 … 第2の挿入プレート
131 … 第1の制限ラグ
132 … 第2の制限ラグ
141 … 第1の制限突起
142 … 第2の制限突起
15 … クランプブロック
20 … 配線部
21 … 第1の配線プレート
211 … 貫通孔
212 … 位置決め溝
22 … 第2の配線プレート
221 … ボス
222 … 位置決めピラー
23 … 接続ブリッジ
30 … 制限部材
301 … 固定穴
31 … 第1のパネル
32 … 第2のパネル
33 … 制限プレート
341 … 第1のフック
342 … 第2のフック
35 … クランプ弾性片
36 … ガイド用凸型ストリップ
40 … 弾性接触部材
401 … クランプ穴
10 … 挿入部
101 … 挿入スロット
102 … 第1の制限溝
103 … 第2の制限溝
104 … 第1のパンチング溝
105 … 第2のパンチング溝
11 … 第1の挿入プレート
111 … 屈曲部
12 … 第2の挿入プレート
131 … 第1の制限ラグ
132 … 第2の制限ラグ
141 … 第1の制限突起
142 … 第2の制限突起
15 … クランプブロック
20 … 配線部
21 … 第1の配線プレート
211 … 貫通孔
212 … 位置決め溝
22 … 第2の配線プレート
221 … ボス
222 … 位置決めピラー
23 … 接続ブリッジ
30 … 制限部材
301 … 固定穴
31 … 第1のパネル
32 … 第2のパネル
33 … 制限プレート
341 … 第1のフック
342 … 第2のフック
35 … クランプ弾性片
36 … ガイド用凸型ストリップ
40 … 弾性接触部材
401 … クランプ穴
Claims (18)
- 第1の挿入プレートおよび第2の挿入プレートを備える挿入部、並びに
第1の配線プレート、第2の配線プレート、および位置合わせ構造体を備える配線部
を含み、
前記第1の挿入プレートおよび前記第2の挿入プレートの間に隙間が形成され、該第1の挿入プレートおよび該第2の挿入プレートが共に囲んで、合わせ端子を挿入するように構成された挿入スロットを形成し、
前記第1の配線プレートは前記第1の挿入プレートと電気的に接続され、前記第2の配線プレートは前記第2の挿入プレートと電気的に接続され、該第1の配線プレートは第1の外側面および第1の内側面を備え、該第2の配線プレートは第2の外側面および第2の内側面を備え、該第1の内側面は該第2の内側面に対向して配置され、前記位置合わせ構造体は、貫通孔とボスとを備え、該貫通孔は該第1の配線プレートに設けられ、該ボスは該第2の内側面に設けられ、該ボスが該貫通孔に収容され、かつ該第1の外側面と共に電線の芯に電気的に接続されるように構成されている、高電圧接続用端子本体。 - 前記ボスの上面と前記第1の外側面とが、前記電線の芯を接続するように構成された接続面を形成し、該接続面が平面である、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記ボスは、前記第2の配線プレートのスタンピングにより形成されたボスである、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記ボスおよび前記貫通孔の孔壁は、隙間嵌めになっている、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記ボスおよび前記貫通孔の孔壁は、中間嵌めになっている、請求項1に記載の高圧接続用端子本体。
- 前記第1の内側面は、前記第2の内側面と完全に取り付けられ、電気的に接続されている、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記第1の配線プレートの周縁部と前記第2の配線プレートの周縁部とが位置合わせされている、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記配線部はフラット平面形状である、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記配線部の厚さは、前記第1の接続プレートまたは前記第2の接続プレートの厚さよりも大きい、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体である。
- 前記配線部は、前記第1の接続プレートおよび前記第2の接続プレートを接続する接続ブリッジを更に備え、該接続ブリッジは、塑性変形が可能であり、前記接続ブリッジを曲げることにより、前記第1の配線プレートおよび前記第2の配線プレートの挿入を実現することができ、前記端子本体は一体的なピースである、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記第1の挿入プレートおよび前記第2の挿入プレートは、互いに対向して配置され、前記第1の挿入プレートと前記第1の配線プレートは、屈曲部を介して互いに接続され、または、前記第2の挿入プレートと前記第2の配線プレートは、屈曲部を介して互いに接続されている、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記配線部は、位置決め構造体を更に備え、該位置決め構造体は、位置決め溝および位置決めピラーを備え、該位置決め溝および位置決めピラーの一方は、前記第1の内側面に配置され、該位置決め溝および位置決めピラーの他方は、前記第2の内側面に配置され、該位置決めピラーは、該位置決め溝に嵌め込まれ、挿入されて、締り嵌めを形成する、請求項1に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記位置決め溝の断面積は、前記貫通孔の断面積よりも小さい、請求項12に記載の高電圧接続用端子本体。
- 前記位置決めピラーは、常温リベット締結法で形成された位置決めピラーである、請求項12に記載の高電圧接続用端子本体。
- 電線および請求項1~14のいずれか1項に記載の端子本体を含む、高電圧用端子本体を備えたケーブル・アセンブリであって、電線の芯および該端子本体の配線部が電気的に接続されている、ケーブル・アセンブリ。
- 前記電線の芯が前記端子本体の配線部と溶接されている、請求項15に記載のケーブル・アセンブリ。
- 前記電線の芯は、前記配線部の第1の外面と接触している、請求項15に記載のケーブル・アセンブリ。
- 接続ハウジングおよび請求項1~14のいずれか1項に記載の高電圧接続用の端子本体を備えるコネクタであって、該接続ハウジングは、前記端子本体を収容するように構成された端子キャビティを備え、該端子キャビティは、前記端子本体を固定的に設けるように構成されている、コネクタ。
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