JP2022102417A - 制御装置、照明装置および照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】照明装置の設定作業を効率良く行うことができる制御装置、照明装置および照明制御システムを提供すること。【解決手段】実施形態に係る制御装置は、収集部と、決定部と具備する。収集部は、ノードの各ポートにカスケード接続可能な照明装置からポートの識別情報およびに照明装置に付与された接続番号に関する番号情報を収集する。決定部は、収集部によって収集された番号情報に基づいて、照明装置のカスケード接続における接続順序を決定する。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、制御装置、照明装置および照明制御システムに関する。
従来、スタジオや舞台等では、遠隔操作に従って複数の照明機器を制御する制御システムが導入されている。例えば、このような制御システムの制御装置は、DMX512と呼ばれる規格を拡張したRDM(Remote Device Management)と呼ばれる規格に沿って、スタジオや舞台等に設置された照明機器から照明機器の情報を収集し、収集した情報に基づいて、調光や調色を制御し、照明演出を行う。
しかしながら、従来は、照明装置の設定作業を効率良く行う点で改善の余地があった。具体的には、従来は、照明装置が複数台カスケード接続される場合、照明装置を一度点灯させて接続順序を確認する必要があるため、照明装置の設置位置を確認するまでに時間を要してしまう。
本発明が解決しようとする課題は、照明装置の設定作業を効率良く行うことができる制御装置、照明装置および照明制御システムを提供することである。
実施形態の制御装置は、収集部と、決定部とを具備する。前記収集部は、ノードの各ポートにカスケード接続可能な照明装置から前記ポートの識別情報およびに前記照明装置に付与された接続番号に関する番号情報を収集する。前記決定部は、前記収集部によって収集された前記番号情報に基づいて、前記照明装置のカスケード接続における接続順序を決定する。
本発明によれば、照明装置の設定作業を効率良く行うことができる。
以下に説明する実施形態に係る制御装置1は、収集部31と、決定部32とを具備する。収集部31は、ノード200の各ポートにカスケード接続可能な照明装置50からポートの識別情報およびに照明装置50に付与された接続番号に関する番号情報を収集する。決定部32は、収集部31によって収集された番号情報に基づいて、ポート毎に照明装置50のカスケード接続における接続順序を決定する。
また、以下に説明する制御装置1は、表示部5と、設定部33とを具備する。表示部5は、決定部32によって決定された接続順序に関する順序情報を表示する。設定部33は、表示部5に表示された順序情報に対するユーザ操作に基づいて、照明装置50の制御アドレスを設定する。
また、以下に説明する設定部33は、複数の照明装置50が同一の接続番号であった場合、当該複数の照明装置50に対して同一の制御アドレスを設定する。
また、以下に説明する照明装置50は、受付部(スイッチ54)と、通信部51とを具備する。受付部は、カスケード接続の接続番号に関する番号情報を受け付ける。通信部51は、受付部によって受け付けられた接続番号を制御装置1へ送信する。
また、以下に説明する照明制御システムSは、照明装置50と、制御装置1とを具備する。照明装置50は、カスケード接続可能な照明装置50であって、受付部により受け付けたカスケード接続の接続番号に関する番号情報を送信する。制御装置1は、照明装置50によって送信される番号情報を収集し、収集した番号情報に基づいて、照明装置50のカスケード接続における接続順序を決定する。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<照明制御システム>
まず、図1を用いて、照明制御システムについて説明する。図1は、実施形態に係る照明制御システムSの構成の一例を示す図である。図1に示す照明制御システムSは、例えば、舞台やテレビスタジオ等の施設に設置されるものとする。
まず、図1を用いて、照明制御システムについて説明する。図1は、実施形態に係る照明制御システムSの構成の一例を示す図である。図1に示す照明制御システムSは、例えば、舞台やテレビスタジオ等の施設に設置されるものとする。
図1に示すように、照明制御システムSは、制御装置1と、照明装置50-1~50-15と、照明バトン100-1,100-2と、ノード200-1,200-2を有する。なお、照明制御システムSは、任意の数の照明装置50-1~50-15と、任意の数の照明バトン100-1,100-2と、任意の数のノード200-1,200-2とを有してもよい。また、制御システムSは、複数の制御装置を有していてもよく、例えば制御システムSが制御装置を2台有している場合は、制御装置1-1(図1の制御装置1に相当)と、図1には図示しない制御装置1-2と、を有している。3台以上の制御装置を有している場合も同様である。
また、以下では、特に区別を必要しない場合、照明装置50-1~50-15を照明装置50と総称し、照明バトン100-1,100-2を照明バトン100と総称し、ノード200-1,200-2をノード200と総称する。制御装置1についても同様である。
図1に示す照明制御システムSにおいて、制御装置1とノード200とは、例えば、イーサネット(登録商標)やLAN(Local Area Network)などの所定のネットワークにより通信可能に接続される。また、ノード200と照明装置50とは、DMX512を拡張したRDMといった双方向通信が可能な規格により接続されている。制御装置1とノード200は、有線通信で接続されていてもよいし、無線通信で接続されていてもよい。
制御装置1は、双方向性を有する制御信号(例えば、RDM規格に対応する制御信号)を、ノード200を介して照明装置50との間で通信可能な制御装置であり、一般に、調光卓や制御卓等と呼ばれる装置である。制御装置1は、ユーザ(例えば、制御装置1を操作するオペレータ)から照明装置50に対する操作指令を受け付けると、照明装置50に付与された制御アドレスを含む制御信号を生成し、ノード200に制御信号を送信する。ノード200は、制御装置1から受信した制御信号を、例えば、RDM規格に沿った信号(RDM信号)に変換し、制御アドレスが示す照明装置50に対して出力する。これにより、照明装置50の制御が行われる。このように、制御装置1は、例えば、RDM対応の制御信号に含まれる制御アドレスを用いて、照明装置50を遠隔制御する。なお、インターネットにより制御装置1とノード50とが接続される場合は、制御装置1は、例えば、PC(Personal Computer)や、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。
照明装置50は、DMXを拡張したRDM規格に沿った通信方式により、ノード200や制御装置1と双方向通信が可能な照明機器である。また、照明装置50は、LED(Light Emitting Diodes)等の光源を有し、制御信号に従って、明るさ、範囲、色彩等を変化させることで、スタジオや舞台等の照明演出を行う。なお、図1に示す照明装置A~Cは、それぞれ型式が異なることを示す。
また、照明装置50は、テレビスタジオや舞台等の任意の空間に設置される設備であって、照明装置50等を吊るなどして支持する照明バトン100に設置される。また、照明装置50は、ノード200の各ポートに対してカスケード接続される。ここでのカスケード接続とは、接続を中継している照明装置50同士を直列に接続することをいう。一方の照明装置50の情報送信端子と、他方の照明装置50の情報受信端子の間を、DMX512を拡張したRDM規格に沿った通信方式により通信可能なケーブルによって接続することにより実現する。上位装置(照明装置50あるいはノード200)から送信された情報を、一方の照明装置50を経由して、他方の照明装置50が受け取る。ここでの一方の照明装置50を経由とは、一方の照明装置50が上位装置から送信された情報に追加情報を加えて他方の照明装置に送信してもよいし、追加情報を加えずそのまま他方の照明装置50へ送信してもよい。
照明バトン100は、照明装置50やノード200を吊ることで支持する。ノード200は照明バトン100に取付けられる形態であってもよい。照明バトン100は、不図示の昇降制御装置の操作に応じて昇降する。これにより、照明バトン100に支持された照明装置50等の高さを変更することができる。
ノード200は、DMX512を拡張したRDM規格に沿った通信方式により、照明装置50や制御装置1と双方向通信が可能な制御情報を分配する分配器である。また、ノード200は、制御装置1と照明装置50との通信を中継する中継装置であり、例えば、DMXノードやRDMノードと称される装置により実現される。具体的には、ノード200は、イーサネット(登録商標)やLAN等の有線または無線によるネットワークによって、双方向通信が可能な態様で制御装置1等と通信する。
<照明装置の設定処理>
次に、照明装置50の設定処理について説明する。ここでいう設定処理とは、カスケード接続された照明装置50の接続順序を決定し、それぞれの照明装置50に制御アドレスを設定する処理を指す。なお、制御アドレスは、制御装置1が照明装置50を制御する際に用いるアドレスであり、例えば、DMXアドレスである。
次に、照明装置50の設定処理について説明する。ここでいう設定処理とは、カスケード接続された照明装置50の接続順序を決定し、それぞれの照明装置50に制御アドレスを設定する処理を指す。なお、制御アドレスは、制御装置1が照明装置50を制御する際に用いるアドレスであり、例えば、DMXアドレスである。
ここで、従来は、照明装置が1ポートにカスケード接続により複数台接続されている場合、一度点灯させて目視により接続順序を確認する必要があるため、照明装置の設置位置を特定するまでに時間を要してしまう。このように、従来は、照明装置の設定作業を効率良く行う点で改善の余地があった。
なお、作業者が照明装置のUID番号を確認しながら照明装置を設置し、照明装置のUID番号を制御装置へ送信することで照明装置の設置位置を特定する方法も考えられるが、この方法では、作業者の負担が大きくなるため、効率が良いとはいえない。
そこで、実施形態に係る照明制御システムSでは、照明装置50に接続番号を入力可能なスイッチ54(図2参照)を設け、作業者が照明装置50を設置した際に、スイッチ54を介して接続番号を入力する。スイッチ54は、所謂、受付部である。
これにより、実施形態に係る照明制御システムSでは、照明装置50に設けたスイッチ54により接続番号を受け付けて制御装置1へ送信することで、オペレータが接続順序を把握することができる。すなわち、同じ型式の照明装置50がカスケード接続された場合であっても、接続番号から接続順序を確認できるため、目視による接続順序の確認を行う必要が無い。従って、実施形態に係る照明制御システムSによれば、照明装置50の設置作業を効率良く行うことができる。
<照明装置の構成例>
次に、図2を用いて実施形態に係る照明装置50の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る照明装置50の構成を示す機能ブロック図である。
次に、図2を用いて実施形態に係る照明装置50の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る照明装置50の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、照明装置50は、通信部51と、制御部52と、記憶部53と、スイッチ54(受付部の一例)と、表示部55と、光源56と、電源回路57とを有する。
通信部51は、例えば、所定の通信回路などによって実現される。例えば、通信部51は、イーサネットやLANなどのネットワークを介して、ノード200との間の通信を中継する。つまり、通信部51は、ノード200から送信された情報や信号を受信したり、ノード200に向けて情報や信号を送信したりする。なお、通信部51の通信対象が制御装置1であってもよい。
スイッチ54は、カスケード接続の接続番号に関する番号情報を受け付ける受付部である。スイッチ54は、ユーザが入力した番号情報を受け付ける。スイッチ54は、例えば、ロータリスイッチにより構成される。なお、スイッチ54は、ロータリスイッチに限定されるものではなく、番号を入力可能な受付部であればよい。また、スイッチ54に代えて、数値の入力機能を有する表示部55を受付部としてもよい。
表示部55は、任意の情報を表示可能な表示装置であり、例えば、液晶モニタやタッチパネルなどにより実現される。表示部55は、例えば、スイッチ54が受け付けた番号情報を表示する。これにより、照明装置50の設置者がスイッチ54の番号情報を確認することができる。
光源56は、例えば、LED等の半導体発光素子である。電源回路57は、制御部52と交流電源300に接続され、制御部52の制御を受けて交流電源300から供給される交流電力を所望の直流電力に変換して光源56へ供給する。
制御部52は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。記憶部53は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
記憶部53は、例えば、照明装置50の機器情報を記憶する。機器情報には、ポートの番号(識別情報)や、照明装置50の型式、照明装置50のUID番号、番号情報、制御装置1によって付与される制御アドレス等が含まれる。
制御部52は、スイッチ54で受け付けた番号情報を記憶部53に記憶する。また、制御部52は、制御装置1から機器情報の要求を受信した場合、記憶部53に記憶された機器情報を、通信部51を介して制御装置1へ送信する。
<制御装置の構成例>
次に、図3を用いて実施形態に係る制御装置1の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る制御装置1の構成を示す機能ブロック図である。
次に、図3を用いて実施形態に係る制御装置1の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る制御装置1の構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、制御装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4と、表示部5とを有する。
通信部2は、例えば、所定の通信回路などによって実現される。例えば、通信部2は、イーサネットやLANなどのネットワークを介して、ノード200との間の通信を中継する。つまり、通信部2は、ノード200から送信された情報や信号を受信したり、ノード200に向けて情報や信号を送信したりする。なお、通信部2の通信対象が照明装置50であってもよい。
制御部3は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。実施形態において、制御部3は、収集部31と、決定部32と、設定部33とを有する。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
表示部5は、任意の情報を表示可能な表示装置であり、例えば、液晶モニタやタッチパネルディスプレイ等により実現される。例えば、表示部5には、制御部3から出力される順序情報等を表示する。また、表示部5は、不図示の入力部を備え、例えば、順序情報に対するユーザ操作を入力部を介して受け付ける。また、入力部をフェーダー等として構成することで、表示部5は、入力部に入力された入力情報の一部もしくは全部を表示する。なお、表示部5および入力部は一体的に構成されてもよく、表示部5および入力部それぞれが別体で構成されてもよい。
次に、制御部3の各機能(収集部31、決定部32および設定部33)について具体的に説明する。
収集部31は、各照明装置50から各種情報を収集する。例えば、収集部31は、ポートの番号(識別情報)や、照明装置50の型式、照明装置50のUID番号、番号情報を含んだ機器情報を照明装置50から収集する。
なお、収集部31は、すべての照明装置50から番号情報を収集する必要はなく、1つのポートにおいて同じ型式の照明装置50からのみ番号情報を収集するようにしてもよい。これにより、通信量が嵩むことを抑制できる。
決定部32は、収集部31によって収集された番号情報に基づいて、ポート毎に照明装置50のカスケード接続における接続順序を決定する。具体的には、決定部32は、接続番号に沿って並べた順で接続順序を決定する。
そして、決定部32は、決定した接続順序に関する順序情報を表示部5へ出力し、表示部5において表示させる。
なお、決定部32は、1つのポートにおいて同じ接続番号が含まれる場合、例えば、表示部5を介して接続番号の誤入力を示す警告情報を表示する。これにより、照明装置50の設置者がスイッチ54への誤入力を容易に把握することができる。またこの接続番号の誤入力を示す警告情報は、制御装置1の通信部2から照明装置50に送信されてもよく、この場合、照明装置50の表示部55を介して接続番号の誤入力を示す警告情報を表示する。これにより、照明装置50が配設された現地でスイッチ54への誤入力を把握することができる。
また、決定部32は、1つのポートにおいて同じ接続番号が含まれる場合、同じ接続順序として決定してもよい。そして、後段の設定部33によって同じ制御アドレスが付与されることで、同じ接続番号の照明装置50を一体的に制御することができる。
設定部33は、表示部5に表示された順序情報に対するユーザ操作に基づいて、照明装置50の制御アドレスを設定する。具体的には、ユーザ操作とは、カスケード接続された照明装置50の接続順序を確定させる操作や、制御アドレスを設定する操作である。
例えば、設定部33は、異なる接続番号の照明装置50それぞれに対しては、異なる制御アドレスを設定する。また、設定部33は、1つのポートにおいて同じ接続番号の照明装置50については、同じ制御アドレスを設定する。
ここで、接続番号を受け付けてから制御アドレスを設定するまでの制御装置1および照明装置50間の処理について説明する。
まず、作業者は、照明装置50を設置した際に、スイッチ54を介して接続番号を入力する。つづいて、照明装置50は、スイッチ54を介して受け付けた接続番号に関する番号情報を制御装置1へ送信する。例えば、照明装置50は、ポートの番号(識別情報)や、照明装置50の型式、照明装置50のUID番号等とともに、番号情報を送信する。なお、UID番号とは、DMX規格で用いられる装置ごとに付与される固有の番号であり、各照明装置50に予め付与される12桁の16進数で表される情報である。
そして、制御装置1は、各照明装置50から少なくともポートの識別情報および番号情報を収集し、収集した番号情報に基づいて、ポート毎に照明装置50のカスケード接続における接続順序を決定する。
そして、制御装置1は、決定した接続順序に関する順序情報を表示部5に表示するとともに、順序情報に対するユーザ(オペレータや作業者)の制御アドレスの設定操作(ユーザ操作)を受け付ける。そして、制御装置1は、受け付けたユーザ操作に基づいて、各照明装置50に対して制御アドレスを設定する。そして、制御装置1は、設定した制御アドレスを照明装置50それぞれに付与し、設定処理を終了する。
このように、実施形態に係る照明制御システムSでは、照明装置50に設けたスイッチ54により接続番号を受け付けて制御装置1へ送信することで、オペレータが接続順序を把握することができる。すなわち、同じ型式の照明装置50がカスケード接続された場合であっても、接続番号から接続順序を確認できるため、目視による接続順序の確認を行う必要が無い。従って、実施形態に係る照明制御システムSによれば、照明装置50の設置作業を効率良く行うことができる。
なお、1つのポートに同じ接続番号が含まれる場合、スイッチ54への誤入力を示す警告情報を表示部5に表示してもよく、同じ接続番号である複数の照明装置50に対して同じ制御アドレスを設定するようにしてもよい。
そして、設定部33は、設定した制御アドレスの情報を照明装置50へ通知することで、制御アドレスを付与する。
<処理シーケンス>
次に、図4を用いて、実施形態に係る照明制御システムSによって実行される処理手順について説明する。図4は、実施形態に係る照明制御システムSによって実行される制御アドレスの設定処理の流れを示すシーケンス図である。
次に、図4を用いて、実施形態に係る照明制御システムSによって実行される処理手順について説明する。図4は、実施形態に係る照明制御システムSによって実行される制御アドレスの設定処理の流れを示すシーケンス図である。
図4に示すように、まず、照明装置50は、設置者によって照明バトン100に設置後、スイッチ54を介してカスケード接続の接続番号に関する番号情報を受け付ける(ステップS101)。
つづいて、制御装置1は、照明装置50に対して機器情報要求を送信する(ステップS102)。例えば、制御装置1は、ノード200を介して機器情報を収集可能になった照明装置50に対して、機器情報を制御装置1に送るするように機器情報要求を送信する。また、制御装置1は、一定間隔で機器情報要求を送信していてもよい。そして、制御装置1から送信された機器情報要求は、ノード200を介して照明装置50の制御部52が受け取る。その後、照明装置50は、番号情報を含む機器情報を制御装置1へ向けて送信する(ステップS103)。
照明装置50から送信された番号情報を含む機器情報は、ノード200を介して制御装置1の制御部3が受け取る。その後、制御装置1は、受け取った番号情報に基づいて、カスケード接続における接続順序を決定する(ステップS104)。つづいて、制御装置1は、カスケード接続における接続順序に関する順序情報を表示部5に表示する(ステップS105)。
つづいて、制御装置1は、順序情報に対するユーザ操作を受け付ける(ステップS106)。つづいて、制御装置1は、受け付けたユーザ操作に基づいて、照明装置50の制御アドレスを設定する(ステップS107)。つづいて、制御装置1は、照明装置50に対して制御アドレスを設定し(ステップS108)、設定処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る制御装置1は、収集部31と、決定部32と具備する。収集部31は、ノード200の各ポートにカスケード接続可能な照明装置50からポートの識別情報およびに照明装置50に付与された接続番号に関する番号情報を収集する。決定部32は、収集部31によって収集された番号情報に基づいて、照明装置50のカスケード接続における接続順序を決定する。これにより、照明装置50の設定作業を効率良く行うことができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
5 表示部
31 収集部
32 決定部
33 設定部
50 照明装置
51 通信部
52 制御部
53 記憶部
54 スイッチ
55 表示部
56 光源
57 電源回路
100 照明バトン
200 ノード
300 交流電源
S 照明制御システム
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
5 表示部
31 収集部
32 決定部
33 設定部
50 照明装置
51 通信部
52 制御部
53 記憶部
54 スイッチ
55 表示部
56 光源
57 電源回路
100 照明バトン
200 ノード
300 交流電源
S 照明制御システム
Claims (5)
- ノードの各ポートにカスケード接続可能な照明装置から前記ポートの識別情報およびに前記照明装置に付与された接続番号に関する番号情報を収集する収集部と;
前記収集部によって収集された前記番号情報に基づいて、前記ポート毎に前記照明装置のカスケード接続における接続順序を決定する決定部と;
を具備することを特徴とする制御装置。 - 前記決定部によって決定された前記接続順序に関する順序情報を表示する表示部と;
前記表示部に表示された前記順序情報に対するユーザ操作に基づいて、前記照明装置の制御アドレスを設定する設定部と;
を具備することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記設定部は、
複数の前記照明装置が同一の前記接続番号であった場合、当該複数の照明装置に対して同一の前記制御アドレスを設定すること
を特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - カスケード接続可能な照明装置であって、
カスケード接続の接続番号に関する番号情報を受け付ける受付部と;
前記受付部によって受け付けられた前記接続番号を制御装置へ送信する通信部と;
を具備することを特徴とする照明装置。 - カスケード接続可能な照明装置であって、受付部により受け付けたカスケード接続の接続番号に関する番号情報を送信する照明装置と;
前記照明装置によって送信される前記番号情報を収集し、収集した前記番号情報に基づいて、前記照明装置のカスケード接続における接続順序を決定する制御装置と;
を具備することを特徴とする照明制御システム。
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