JP2022100923A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴーストやフレアを抑制可能な小型なレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒において、第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部と、前記第1のレンズよりも像面側に配置される第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部と、を有するレンズ鏡筒であって、前記第1のレンズの外径は、前記第2のレンズの外径よりも大きく、前記第2のレンズ保持部の近傍には、光軸方向に沿った複数の貫通口が設けられ、前記第1のレンズ保持部は、被写体側から光軸方向に沿って見たときに前記複数の貫通口と重なって覆うように配置された複数の突出部を含むことを特徴とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、ゴーストやフレアを抑制可能なレンズ鏡筒等に関するものである。
従来、カメラを用いて画像を取得する場合に、太陽光や車のヘッドライトなどの強い光による有害光が多い環境では、被写体にゴーストやフレアが多く重なるため、レンズユニット内の鏡筒の内壁からの有害光を遮光する方法が知られている。特に望遠ズームレンズに特化するほど、顕著にゴーストやフレアが発生しやすい。したがって鏡筒内部に遮光部材を配置するか、鏡筒内壁にシボなどで面を荒らす加工をする他に、内壁面を有害光から物理的に離すような工夫が必要となるが、大型化しやすい問題がある。
一方、レンズやミラーなどの光学部材を用いる光学装置では、様々な目的で、光学部材を保持する部材の形状が工夫されている。特許文献1には、レンズ鏡筒内部のゴミ除去を目的として、レンズ鏡筒を貫通する貫通穴部と、前記穴部の開閉手段を備える。そして、前記穴部から圧縮空気を送り込み、前記貫通穴部を通じて、ゴミを鏡筒外に送り出すことが可能な構成が開示されている。
特許文献2には、倒立顕微鏡のミラー交換を容易にする目的で、ミラーを押しあてる部材と、前記ミラーを押圧する部材を備え、前記ミラーを押し付ける部材のミラー底面部に、空気の逃げ穴を設けている。それによって、ミラー取り付け時の空気圧縮による
ミラー面精度の劣化を防止できるミラー保持構造が開示されている。
特開平8-254643号公報 特開平9-61684号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術を、レンズを保持しつつゴーストやフレアを抑制できるレンズ保持構造に適用しようとすると、ゴーストやフレアの原因となるレンズ保持部材の内壁部を、物理的に有効光線から遠ざけることは困難である。また、レンズ保持部材の径が大きくなり、結果としてレンズ鏡筒自体が大型化してしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、上記の課題を解決し、ゴーストやフレアを抑制可能なレンズ鏡筒を提供することにある。
レンズ鏡筒において、
第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部と、
前記第1のレンズよりも像面側に配置される第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部と、を有するレンズ鏡筒であって、
前記第1のレンズの外径は、前記第2のレンズの外径よりも大きく、
前記第2のレンズ保持部の近傍には、光軸方向に沿った複数の貫通口が設けられ、
前記第1のレンズ保持部は、被写体側から光軸方向に沿って見たときに前記複数の貫通口と重なって覆うように配置された複数の突出部を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ゴーストやフレアを抑制可能なレンズ鏡筒を実現できる。
本発明の実施例に係る撮像装置としてのネットワークカメラの分解斜視図である。 実施例1のズームレンズ鏡筒4の分解斜視図である。 実施例1の撮像装置の構成ブロック図である。 図4(A)はWIDE(広角)端でのレンズ配置を示すレンズ鏡筒の断面図であり、図4(B)は、TELE(望遠)端でのレンズ配置を示すレンズ鏡筒の断面図である。 従来のレンズ鏡筒におけるレンズ固定枠59について説明するための、レンズ鏡筒の断面図である。 実施例1のレンズ固定枠68を示す図であり、図6(A)はレンズ固定枠68の光軸を通る断面図、図6(B)はレンズ固定枠68の正面(物体)側から見た斜視図、図6(C)はレンズ固定枠68を背面(撮像素子)側から見た斜視図である。又、図6(D)はレンズ固定枠68の正面図、図6(E)はレンズ固定枠68の背面図である。 実施例1に係るレンズ固定枠68を用いたTELE端におけるレンズ鏡筒の光軸を含む断面図と有害光における光線の光路図である。 TELE端における断面図と有害光における光線80の光路図である。 図9(A)はレンズ固定枠68と第1の遮光部材81の分解斜視図、図9(B)はレンズ固定枠68に、第1の遮光部材81を取り付けた断面図である。 図10(A)はレンズ固定枠68の斜視図、図10(B)は第2の遮光部材82と第1の遮光部材81を非装着としたレンズ固定枠68を取り付けたズームレンズ鏡筒4の断面図である。 図11(A)は第2の遮光部材82とレンズ固定枠68と第1の遮光部材81の分解斜視図、図11(B)は第2の遮光部材82を被写体(物体)側から見た斜視図、図11(C)は第1の遮光部材81を撮像素子側から見た斜視図である。又、図11(D)はレンズ固定枠68に、第2の遮光部材82と第1の遮光部材81を装着した断面図である。 第2の遮光部材82と第1の遮光部材81をレンズ固定枠68に装着した時のズームレンズ鏡筒4のTELE端時における断面図である。 図3(A)は絞りユニット16の正面図、(B)は絞りユニットの光軸を含む断面図である。 図14(A)は、カバー112を取り付けたときの絞りユニット16の絞りの状態を示す図である。図14(B)は、カバー112を取り外したときの絞りユニット16の絞りの状態を示す図である。 第2の遮光部材82とレンズ固定枠68と、絞りユニット16を取り付けたレンズ鏡筒の断面図である
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について実施例を用いて説明する。なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略ないし簡略化する。
また、実施例においては、撮像装置としてネットワークカメラに適用した例について説明する。しかし、撮像装置はデジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラ、カメラ付きのスマートフォン、カメラ付きのタブレットコンピュータ、車載カメラなどの撮像機能を有する電子機器等を含む。
図1は、本発明の実施例1に係る撮像装置としての(ネットワーク)カメラ36の分解斜視図である。
撮像素子ユニット5は、例えばCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を保持し、ズームレンズ鏡筒4に取り付けられる。パンチルトローテーションユニット6は、ズームレンズ鏡筒4をパン、チルト、ローテーション方向へ回転可能に保持する。ドームカバー3は、カバー2とパンチルトローテーションユニット6とに挟み込まれた状態で、締結ビス1で締結される。
図2は、ズームレンズ鏡筒4の分解斜視図である。ズームレンズ鏡筒4は、4つのレンズ群を有する。レンズ9は、光軸方向において固定(不動)の固定群である。ズームレンズ13は、光軸方向へ移動して変倍動作を行う。フォーカスレンズ22は、光軸方向へ移動して合焦動作を行う。
固定レンズ枠8は、前側固定枠10にビス7によって固定される。前側固定枠10は、後側固定枠24とビス(不図示)によって結合されている。ガイドバー11,12,19,20は、前側固定枠10と後側固定枠24に挟まれた状態で固定されている。レンズ移動枠14は、ズームレンズ13を保持し、ガイドバー12によって、光軸方向へ移動可能に支持される。レンズ移動枠14上のU溝がガイドバー11上のU溝と係合することで、レンズ移動枠14のガイドバー12周りの回転が規制される。
ラック15は、ラックバネ(不図示)により光軸方向及び回転方向へ付勢された状態でレンズ移動枠14に固定される。ラック15は、ステッピングモーター25のネジ部に係合し、ネジ部の回転によってレンズ移動枠14と共に光軸方向へ移動する。絞りユニット16は、レンズ18を保持するレンズ固定枠17にビス(不図示)によって固定され、開口径を複数の状態に変化させることでズームレンズ鏡筒4に入射する入射光の光量を調節する。
レンズ移動枠21は、フォーカスレンズ22を保持し、ガイドバー19によって、光軸方向へ移動可能に支持される。レンズ移動枠21上のU溝がガイドバー20上のU溝と係合することで、レンズ移動枠21のガイドバー19周りの回転が規制される。レンズ移動枠21と連結するラック23は、ラックバネ(不図示)により光軸方向及び回転方向へ付勢された状態でレンズ移動枠21に固定される。ラック23は、ステッピングモーター26のネジ部に係合し、ネジ部の回転によってレンズ移動枠21と共に光軸方向へ移動する。
フィルタ移動枠28は、赤外カットフィルタ29とガラス部材30を保持し、ガイドバー32によって、光軸に垂直な方向に沿って移動可能に支持され、選択的に光軸上に配置される。フィルタ移動枠28上のU溝がガイドバー35上のU溝と係合することで、フィルタ移動枠28のガイドバー32周りの回転が規制される。
フィルタ移動枠28と連結するラック31は、ラックバネ(不図示)により光軸方向及び回転方向へ付勢された状態でフィルタ移動枠28に固定される。ラック31は、ステッピングモーター27のネジ部に係合し、ネジ部の回転によってフィルタ移動枠28と共に光軸に垂直な方向へ移動する。赤外カットフィルタ29を光路上から退避させることで、夜間でも被写体の撮影を可能にする。センサーホルダー33は、撮像素子用ビス(不図示)を用いて撮像素子ユニット5を保持し、ビス34によって後側固定枠24に固定される。
レンズ移動枠14、21の光軸方向の移動の原点位置検出は、不図示のFPC(フレキシブルプリント基板)に半田付けで固定されているフォトインタラプタ(不図示)を用いる。FPCは、絞りユニット16、ステッピングモーター25,26、27、フォトインタラプタ(不図示)に接続され、通電によってそれぞれを起動させる。
フォトインタラプタは、レンズ移動枠14、21の移動領域上に配置され、フォトインタラプタの出力と、ステッピングモーター25、26の駆動パルス数によってレンズ移動枠14、21の位置が制御される。
図3は本発明の実施例1における撮像装置の構成ブロック図である。
撮像装置は屋外に設置されるカメラ36と、カメラ36を例えば屋内から操作する操作端末としての操作ユニット37とから成り、両者は例えば無線ネットワーク等の通信路38を介して接続される。
カメラ36は、操作ユニット37からの操作に応じてパン・チルト・ローテーション動作等を制御する制御CPU39を有している。
制御CPU39は不図示のメモリに記憶されたコンピュータプログラムに基づき装置全体の各種動作を実行させる、カメラ側の制御手段として機能する。
この制御CPU39にパン駆動部40、チルト駆動部41、ローテーション駆動部42、ステッピングモーター25、26からなるズームレンズ駆動部43、フォーカスレンズ駆動部44が接続されている。さらに、絞りユニット16からなる絞り駆動部45、と赤外カットフィルタ切り替え駆動部46が接続されている。
パン駆動部40、チルト駆動部41、及びローテーション駆動部42は、それぞれカメラ36のパン角度、チルト角度、及びローテーション角度を検出する検出手段を有しており、その検出結果は制御CPU39に通知されるようになっている。即ち、例えばズームレンズ駆動部43、及びフォーカスレンズ駆動部44は、それぞれステッピングモーターの駆動パルス数を検出する検出手段47、48を有しており、その検出結果は制御CPU39に通知されるように構成されている。
また、制御CPU39には、ズームレンズ13、及びフォーカスレンズ22のステッピングモーターの駆動パルス数を記憶する駆動パルス数記憶手段49、50が接続されている。また、制御CPU39は駆動パルス数記憶手段49、50に記憶された情報を随時読み出すことができるようになっている。
さらに、上記検出手段によって検出された駆動パルス数と記憶手段に記憶された情報に基づきズームレンズ13及びフォーカスレンズ22をそれぞれ所定の位置まで駆動するためのモーターの駆動パルス数を演算する演算手段51、52を備える。
演算手段51,52の出力は制御CPU39に供給され、制御CPU39は前記モーターの駆動パルス数に基づきズームレンズ13及びフォーカスレンズ22の駆動を制御する。
又、制御CPU39には、現在の絞り駆動アームの回転角度位置を検出する絞り駆動アーム位置検出手段53の出力と、所定の基準輝度に対して絞り駆動アームの回転角度位置を予め設定しておく絞り駆動アーム位置記憶手段54の出力が供給されている。又、検出した現在の絞り駆動アームの回転角度位置と絞り駆動アーム位置記憶手段54に記憶された回転角度位置の差分を演算する演算手段55の出力が制御CPU39に供給されている。
その演算結果に基づき、駆動アームで保持した絞り羽根を絞り駆動部45で駆動させ、撮像素子ユニット5内の撮像素子に最適な光量の光が入射させる。赤外カットフィルタ切り替え駆動部46は、赤外カットフィルタを保持するフィルタ移動枠28の位置を検出する検出手段を有しており、その検出結果は制御CPU39に通知されるようになっている。
なお、演算手段51、52、55はディスクリートな回路であっても良いし、それらの演算の少なくとも一部を制御CPU39において、プログラムを実行することによって行うようにしても良い。また、検出手段47、48、53における検出処理の少なくとも一部を制御CPU39において、プログラムを実行することによって行うようにしても良い。
操作ユニット37は、操作ユニットCPU56を有し、この操作ユニットCPU56にカメラ36のパン・チルト・ローテーション動作、絞りユニット16内の絞り羽根の開閉、赤外カットフィルタの切り替えを指示する操作部57が接続されている。従って、操作者(オペレータ)は、カメラ36で撮影された映像を表示手段58の画面によって確認しながら、操作部57を操作して所望の撮影倍率で被写体を撮影することができる。なお、操作ユニットCPU56は例えば操作ユニット37内に設けた不図示のメモリに記憶されたコンピュータプログラムに基づき操作ユニット37等の各種動作を実行させる、操作ユニット37側の制御手段として機能する。
図4(A)は、WIDE(広角)端でのレンズ配置を示すレンズ鏡筒の断面図であり、図4(B)は、TELE(望遠)端でのレンズ配置を示すレンズ鏡筒の断面図である。
ズームレンズ13及びレンズ移動枠14は、WIDE端位置からTELE端位置に移動するにつれて絞りユニット16に接近し、TELE端位置で、ズームレンズ13及びレンズ移動枠14が絞りユニット16に最も接近する。
次に、図5は、従来のレンズ鏡筒におけるレンズ固定枠59について説明するための、レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ構成及び駆動機構などの詳細は、図2の説明と同じであるため、省略する。
太陽光や、車のヘッドランプなどの強い光による有害光線60は、レンズ固定枠59の内壁部61で反射し、レンズを通過して撮像素子62に入射する。この時、内壁部61がレンズ63のレンズ保持部64のレンズ保持位置よりも光軸に対して近く、良好な撮像を得る有効光線径をつないだ点線65と径差が小さいことが要因と考えられる。
しかしながら、レンズ63のレンズ保持部64のレンズ保持位置とレンズ66のレンズ保持部67のレンズ保持位置とを直接連結する内壁部を安価な樹脂部材や型で成形しようとすると、図5のような傾斜面が形成される。即ち、レンズ保持部64のレンズ保持位置よりもレンズ63の光軸に近づく傾斜面が形成される。
一方、高画質が求められるレンズ鏡筒では、レンズ部材の倒れや偏芯精度を高める必要がある。
しかし、レンズ固定枠59をレンズ63、66に応じて分割する、つまり、別体のレンズ固定枠を用いてしまうと、製造誤差が累積してしまい、精度の劣化が生じ、高画質の画像が得られない場合がある。また、仮にレンズ固定枠59の内壁部61を、光軸に対して、有効光線径をつないだ点線65よりも径方向に遠ざけようとすると、レンズ66の保持部67が径方向に大きくなってしまい、結果としてレンズ鏡筒全体が大型化してしまう。
本実施例のレンズ保持構成では、このような内壁部61を、有効光線径をつないだ点線65に対して、光軸から径方向に遠ざけつつ、複数のレンズを一体のレンズ固定枠で保持することができるように構成している。
以下実施例1の詳細について説明する。
図6は、本発明の実施例1のレンズ固定枠68を示す図であり、図6(A)はレンズ固定枠68の光軸を通る断面図、図6(B)はレンズ固定枠68の正面(物体)側から見た斜視図である。また、図6(C)はレンズ固定枠68を背面(撮像素子)側から見た斜視図、図6(D)はレンズ固定枠68の正面図、図6(E)はレンズ固定枠68の背面図である。
図6(B)、(D)に示すように、第1のレンズ69を光軸方向に保持する第1のレンズ保持部71a,71b,71cを有している。即ち、レンズ固定枠68の内側の面から光軸方向に向けて突出し、円周を3等分するように互いに離間配置された複数の第1のレンズ保持部(突出部)71a,71b,71cによって第1のレンズ69を保持し、熱圧着にて固定している。このように第1のレンズ保持部が複数の突出部を有するように構成することで、レンズ鏡筒としてのレンズ固定枠68に対し、径方向及び光軸方向について第1のレンズ69固定している。
図6(C)にて第1のレンズ69の像面側(撮像素子側)に配置される第2のレンズ70を、光軸方向に保持する第2のレンズ保持部72a,72b,72cを示している。図6(D)に示すように、光軸方向から径方向に、円周3等分するように離間配置された複数の第2のレンズ保持部72a,72b,72cによって第2のレンズ70を保持し、熱圧着にて固定している。このように構成することで、レンズ固定枠68に対し、径方向及び光軸方向について第2のレンズ70を固定することができる。
なお、図6(C)(E)のように、第2のレンズ保持部近傍には、光軸に沿って設けた複数の開口部(貫通口)75a,75b,75cが設けられている。
また、図6(A)のように、第1のレンズ69の外径73は、第2のレンズ70の外径74よりも大きくしている。
また、第1のレンズ69を光軸方向に保持する第1のレンズ保持部(突出部)71a,71b,71cは、第2のレンズ保持部72a,72b,72cの近傍に配置された複数の開口部(貫通口)75a,75b,75cに対しそれぞれ略同位相で設ける。即ち、第1のレンズ保持部は、光軸方向に沿って物体側(被写体側)から見たときに前記複数の貫通口と重なって覆うように配置された複数の突出部を含んでいる。
こうすることで、樹脂材料でレンズ固定枠68を成形する際、キャビティー側とコア側とが、光軸方向に分割された安価な型構成で成形することができる。そのため、一体的に樹脂部材のレンズ固定枠68を成形でき、レンズ部材の倒れや偏芯精度を高めることができる。
なお、光軸方向に対する第2のレンズ保持部72a,72b,72cは、複数の開口部75a,75b,75cに対し、光軸を中心とした径方向に関し、略等分割となっている。また、第1のレンズ69を光軸方向に保持する第1のレンズ保持部71a,71b,71cと位相が異なるように配置している。
図7は、本発明の実施例1に係るレンズ固定枠68を用いたTELE端におけるレンズ鏡筒の光軸を含む断面図と有害光における光線の光路図である。なお、図5に示す従来例とは、レンズ構成が異なり、内壁ゴーストやフレアがより顕著に出やすい、望遠レンズに特化したレンズ構成の例を用いて説明する。
図6(A)~(E)で説明したような構成のレンズ固定枠68を用いることで、第1のレンズ保持部71a,71b,71cと第2のレンズ保持部72a,72b,72cとの間を結ぶ内壁部77を構成することができる。つまり、図5のような従来のレンズ固定枠59のような大きな傾斜面を有する内壁部61が存在せず、内壁部77は、傾斜の緩やかな、あるいは光軸に略平行な面となり、有効光線径を結ぶ点線76から径方向に大きく離れた構造となっている。
なお、破線で示す有害光線78は、第1のレンズ保持部71a,71b,71cと第2のレンズ保持部72a,72b,72cとの間に、図5のような従来のレンズ固定枠59のような内壁部61があった場合の反射光線を示す。
図7に破線で示すような有害光線78が存在すると、第2のレンズ70を通過し、図5の例と同様に撮像面まで有害光線が到達してしまう。
しかし、本発明の実施例1のレンズ固定枠68を用いた場合には、実線で示す有害光線79は、内壁部77によって、有効光線径よりも遠ざけることが可能となる。そして、内壁部77で反射した有害光線79は、第2のレンズ70の外周部を通過するため、第2のレンズ70を通過することが無くなる。
このように、実施例1のようなレンズ鏡筒としてのレンズ固定枠68を用いることによって、レンズ鏡筒全体が大型化せずに、有害光線による内壁反射のゴーストやフレアの影響を抑制することが可能となる。
なお、図8はTELE端における断面図と有害光における光線80の光路図であり、図8に示すように、内壁部77による反射の影響が低減できる。しかし、開口部75a,75b,75cにより有害な光線80が反射すると、レンズ移動枠14に保持されたズームレンズ13を有害な光線80が通過して撮像面まで到達してしまう場合がある。
そこで、さらに、本実施例では、以下のような構成としている。
図9(A)は、レンズ固定枠68と第1の遮光部材81の分解斜視図である。図9(B)は、レンズ固定枠68に、第1の遮光部材81を取り付けた断面図である。
第1の遮光部材81は、レンズ固定枠68に係合し、接着剤等で固定される。このように、開口部(貫通口)75a,75b,75cを光軸方向に覆うようにレンズ鏡筒に対して取り付けて封止することで、光軸方向の光線を遮光することができる。
そのため、図8のように、仮に開口部75a,75b,75cによって有害な光線80が反射しても、レンズ移動枠14のズームレンズ13に有害光線が通過せず、撮像面まで到達してしない。よって、内壁部77の反射光線によるゴーストやフレアを抑制できると共に、開口部75a,75b,75cによる内壁83での反射光線によるゴーストやフレアも抑制することができる。
次に、本実施例のレンズ固定枠68は、さらに以下のような第2の遮光部も有する。
図10(A)はレンズ固定枠68の斜視図、図10(B)は第2の遮光部材82と第1の遮光部材81を非装着としたレンズ固定枠68を取り付けたズームレンズ鏡筒4の断面図である。
図10(A)において、図6と同様に、第1のレンズ69の保持部(突出部)71a,71b,71cは、光軸に対し径方向に円周3等分で離間して分割して設けられている。そのため、第1のレンズ69を保持していない(突出部のない)空間部83a,83b,83cが存在している。
そのため、図10(B)のように、第1のレンズ69を保持したとき、第1のレンズ69を保持していない空間部83a,83b,83cを通過した有害光が第2のレンズ70を通過して、撮像面まで到達し、解像度を劣化させるフレアが発生する恐れがある。
そこで、本実施例ではこのようなフレアを抑制するために、第1のレンズの入射面側の周辺部を遮光するための第2の遮光部材を設けている。
図11(A)は、第2の遮光部材82とレンズ固定枠68と第1の遮光部材81の分解斜視図である。図11(B)は第2の遮光部材82を被写体(物体)側から見た斜視図であり、図11(C)は、第1の遮光部材81を撮像素子側から見た斜視図である。図11(D)は、レンズ固定枠68に、第2の遮光部材82と第1の遮光部材81を装着した断面図である。第2の遮光部材82は、レンズ固定枠68に係合し、接着剤で固定されている。
なお、第2の遮光部材82及び第1の遮光部材81は、樹脂部材でも良いし、板金材のような部材でも良く、それらを接着することで取り付けても良い。また、位置決めボスなどを設け、遮光範囲を精度よく制限しても良いし、両面テープでレンズ固定枠68に貼り付けても良い。
このように、第2の遮光部材82は、第1のレンズ69を保持していない複数の空間部83a,83b,83cを覆っている。即ち、第2の遮光部材82は、光軸方向に沿って物体側(被写体側)から見たときに、第1のレンズ保持部における、少なくとも複数の突出部以外の部分を覆うように構成されている。
図12は、第2の遮光部材82と第1の遮光部材81をレンズ固定枠68に装着した時のズームレンズ鏡筒4のTELE端時における断面図である。
このように、第2の遮光部材82を設け、第1のレンズ69の保持部を光軸に対し径方向に3等分に分割したことによる、第1のレンズ保持部71a,71b,71cの間の空間部83a,83b,83cを介した有害光を遮光する。
なお、第1のレンズ保持部71a,71b,71c及び第2のレンズ保持部72a,72b,72cのレンズ当接面の裏側(撮像素子側)の面84、85は、共に光軸方向に対し略直角な形状を有する。
このような構成は、特に、第1のレンズ69の屈折率が比較的高く、第2のレンズ70の屈折率が比較的に弱いレンズ光学系の場合に効果がある。
即ち、第1のレンズ69からの有害光線が光軸に対し略垂直にレンズ固定枠68の内壁に反射することが考えられるため、略直角形状ではない、わずかな光軸に平行もしくは斜辺で設けられた内壁部での散乱光によるゴーストも無視できないためである。特に望遠系に特化したズームレンズでこのような現象が出やすい。
従って、監視カメラのような夜間撮影を重視する低照度対応の撮像素子を用いる場合に、このように面84、85を略直角形状とすることはゴースト等を抑制するために有効である。なお、レンズ当接面の裏側の面84、85の一方だけが、光軸方向に対し略直角な形状を有するようにしても良い。
以上のように、第2のレンズ保持部の近傍に、光軸方向に沿った複数の貫通口を設け、第1のレンズ保持部は、被写体側から光軸方向に沿って見たときに前記複数の貫通口と重なって覆うように配置された複数の突出部を含むように構成した。したがって、樹脂部材のレンズ固定枠68を容易に一体的に構成でき、第1のレンズ69と第2のレンズ70の外径を小型化しつつ、保持精度を高めたレンズ鏡筒を実現することができる。
さらに、第1の遮光部材81や第2の遮光部材82を設けた場合には、内壁部77からのゴーストやフレアを一層抑制することが可能となる。また、レンズ当接面の裏側(撮像素子側)の面84や85に光軸方向に対し略直角な形状を備えることにより。特にさらにゴーストやフレアを一層抑制することが可能なレンズ鏡筒が実現できる。
次に、図13(A)、(B)を参照して、本発明の実施例2による、レンズ鏡筒の構成について説明する。実施例1と比較して、絞り機構以外の基本構成は共通であるため、基本構成についての説明は省略する。
有害光によるゴーストやフレアには、絞り位置で近接するレンズと絞り羽根の表面での反射でも発生し得ることが知られている。
次に、絞りユニット16の例について図13(A)、(B)を用いて説明する。
図13(A)は絞りユニット16の正面図、(B)は絞りユニットの光軸を含む断面図を示す。絞りユニット16は、光量を調節する装置であり、入射光が通過するように光軸に対して開口を有するベース部材となる地板101に、2枚の絞り羽根102及び103がスライド可能に配置される。さらに、地板101には駆動源部としてガルバノメーター104が取り付けられており、ガルバノメーター104に取り付けられた不図示の回転軸に駆動アーム105が結合している。
そして、駆動アーム105の両端にそれぞれ設けられたピン105a、105bが絞り羽根102、103に設けられた長孔106、107とそれぞれ係合して保持し、絞り羽根102、103を光軸と略垂直方向に互いにスライドさせる。駆動源部であるガルバノメーター104は、ヨーク108とメータ内部の不図示のコイルにより磁場を発生させ、磁気付勢される。
また、磁気センサとして、メータ内部の不図示のホール素子により駆動アーム105の回転角度を検出し、ガルバノメーター104への電流制御を行う。
このように、ガルバノメーター104への通電によって駆動アーム105が回転軸を中心に回動し、それによって絞りユニット16が駆動される。
即ち、駆動アーム105の両端にそれぞれ設けたピン105a、105bと長孔106、107で係合した絞り羽根102、103は、地板101に設けられたガイドピン109に係合した長溝110に沿ってスライドする。
そのため、駆動アーム105の回動運動が絞り羽根102、103では直進運動に変換され、絞り羽根102、103は光軸方向に略垂直方向に、それぞれお互いに反対方向に直進駆動する。
このようにガルバノメーター104への入力電流を変化させることで絞り羽根102、103で形成された開口部111の開口径の大きさを自在に変化させ、入射光量を調節することができる。
図14(A)は、カバー112を取り付けたときの絞りユニット16の絞りの状態を示す図である。
カバー112により、絞り開口径より大きい部分の迷光がカットできるようになっている。図14(B)は、カバー112を取り外したときの絞りユニット16の絞りの状態を示す図である。
図14中のひし形形状の開口117の上側の絞り羽根102は第1の領域113と第2の領域114を有し、ひし形形状の開口117の下側の絞り羽根103は第1の領域115と第2の領域116を有している。
この絞り羽根の第2の領域114と116は、絞りを開閉する際にお互いに接触することが無い被写体(物体)側の領域である。しかもレンズが絞りに近接した場合に、絞り羽根表面とレンズ表面との間で反射を生じやすい絞り羽根の開口117の上下の外側の領域である。
そこで、本実施例では、絞り羽根102、103の第2の領域114と116に、摺動性が比較的悪くても遮光性が高い塗装をしたり、植毛紙などを貼り付けて反射率を低下させている。即ち、複数の絞り羽根の、絞り開閉時にお互いに擦動しない領域の遮光性を、前記絞り羽根の他の領域よりも高めた構成にしている。これによって、この絞り羽根表面とレンズ表面との反射を低減することができ、ゴーストやフレアを軽減することができる。
図15は、第2の遮光部材82とレンズ固定枠68と、絞りユニット16を取り付けたレンズ鏡筒の断面図であり、TELE端位置を示す。
なお、第1の遮光部材81は省略されているが、備えていても良い。
光線118は、絞り羽根102、103の第2の領域114と116と、ズームレンズ13の表面反射による撮像素子に到達する光線を示している。
絞り羽根の第2の領域114と116に設けた遮光性が高い領域によって、光線118の強度を低下させることが可能となる。したがって、レンズ固定枠68の内壁部だけでなく、絞り羽根102、103とズームレンズ13が近接した時の表面反射によるゴーストやフレアも抑制することが可能となる。
以上のように、本実施例のレンズ鏡筒によれば、樹脂部材のレンズ固定枠68を一体的に構成しやすくなるとともに、第1のレンズ69と第2のレンズ70の外径を小型化しつつ、さらにレンズ69、70の保持精度を高めることができる。更に、内壁部のゴーストやフレアだけでなく、絞り羽根102、103とズームレンズ13との間に生じるゴーストやフレアも抑制可能となる。
なお、実施例2においては、実施例1のレンズ鏡筒の絞りユニットのみ変更しているが、実施例2の絞りユニットは、実施例1のレンズ鏡筒とは異なる一般的なレンズ鏡筒に対しても適用可能である。即ち、レンズを保持するためのレンズ鏡筒であって、複数の絞り羽根を有する絞り機構を備えたレンズ鏡筒であれば適用可能である。
なお、実施例のレンズ鏡筒を、レンズ鏡筒によって形成された像を撮像するための撮像素子を有する撮像装置と組み合わせた場合には、小型でゴーストやフレアの少ない高画質の画像を撮像することができるので撮像装置としての性能が向上する。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施例においては、操作ユニット37とカメラ36とは、通信路38等を介して接続されており別体となっている例を用いて説明しているが、両者は一体となっていても構わない。即ち、本実施例における撮像装置は操作ユニット37とカメラ36とが一体のものも別体のものも含まれる。
なお、本実施例における制御の一部または全部を上述した実施例の機能を実現するコンピュータプログラムをネットワーク又は各種記憶媒体を介して撮像装置や操作ユニットに供給するようにしてもよい。そしてその撮像装置や操作ユニットにおけるコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。その場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
68…レンズ固定枠
71a, 71b, 71c…第1のレンズ保持部
72a, 72b, 72c…第2のレンズ保持部
75a, 75b, 75c…開口部

Claims (8)

  1. 第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部と、
    前記第1のレンズよりも像面側に配置される第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部と、を有するレンズ鏡筒であって、
    前記第1のレンズの外径は、前記第2のレンズの外径よりも大きく、
    前記第2のレンズ保持部の近傍には、光軸方向に沿った複数の貫通口が設けられ、
    前記第1のレンズ保持部は、被写体側から光軸方向に沿って見たときに前記複数の貫通口と重なって覆うように配置された複数の突出部を含むことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記複数の貫通口を覆うための第1の遮光部材を前記第2のレンズ保持部に対して取り付けることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1のレンズの入射面側の周辺部を遮光するための第2の遮光部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第2の遮光部材は、前記被写体側から光軸方向に沿って見たときに、前記第1のレンズ保持部における、少なくとも前記複数の突出部以外の部分を覆うことを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1のレンズ保持部、前記第2のレンズ保持部の少なくとも一方のレンズ当接面の裏側の面は光軸に対して略直角な形状を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. さらに、複数の絞り羽根を有する絞り機構を備え、
    前記複数の絞り羽根の、絞り開閉時にお互いに擦動しない領域の遮光性を、前記絞り羽根の他の領域よりも高めたことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. レンズを保持するためのレンズ鏡筒であって、
    複数の絞り羽根を有する絞り機構を備え、
    前記複数の絞り羽根の、絞り開閉時にお互いに擦動しない領域の遮光性を、前記絞り羽根の他の領域よりも高めたことを特徴とすることをレンズ鏡筒。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と組み合わされ、前記レンズ鏡筒によって形成された像を撮像するための撮像素子を有する撮像装置。
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