JP2022097166A - 撮像制御装置、撮像システム、撮像制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像制御装置、撮像システム、撮像制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022097166000001
【課題】
本発明は、ユーザによる撮像装置の操作記録の修正作業の効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】
第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第1コマンドと、第1コマンドに従って停止した撮像装置を第1方向に移動させる第2コマンドと、第2コマンドに従って第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第3コマンドと、を含む撮像装置の軌跡データを取得する。第1コマンドに従って撮像装置が停止してから第2コマンドに従って撮像装置の移動が再開されるまでの間の時間を取得する。時間が規定時間よりも短い場合には、軌跡データにおける第1コマンドと、第2コマンドと、第3コマンドとを、第1コマンドに従って撮像装置が停止してから第3コマンドに従って撮像装置が停止するまでの間で撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成する。
【選択図】図11

Description

本発明は、撮像制御装置、撮像システム、撮像制御方法及びプログラムに関する。
近年、動画配信市場は拡大しており、例えばネットワークを介した遠隔制御により動画撮影を行う撮像装置が流通している。このような撮像装置を用いて、結婚式及び講演会で対象を撮影する撮像システムが普及しつつある。撮像装置の遠隔制御は、一般的にハードコントローラを介して操作する方法により行われる。一方で、PCや携帯端末のアプリケーション(ソフトコントローラ)を介して、撮像装置の遠隔操作を行う方法が実現されている。ユーザは、アプリケーション上のGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を介して、撮像装置を遠隔制御することができる。なお、PCや携帯端末にジョイスティック等のハードコントローラを接続し、これを介して撮像装置の遠隔制御の一部を実現することも可能となっている。撮像装置の遠隔制御の例として、例えば撮像装置のパン、チルト及びズーム操作であるPTZ操作(以下、PTZ操作)、プリセット操作及びトレース操作等がある。
特許文献1では、撮像装置のレンズ及び雲台の遠隔制御における操作を軌跡データとして連続的に記録し、記録した軌跡データを呼び出して、軌跡データと同じ操作を再現するトレースに関する技術が開示されている。例えば、ニュース番組のオープニング場面では、メインキャスタを映した後に、コメンテータを映し、再度メインキャスタを映す等の撮像装置の操作が要求される。この一連の操作を記憶した軌跡データにより、オープニング場面の決まった画面構成が再現される。ユーザが一連の同じ操作を撮像装置に再現させたい場合、トレースは有効な再現手段であり、ユーザの利便性を向上させることができる。
特許第3647094号公報
しかしながら、ユーザによる撮像装置の操作を記録している最中にユーザが間違った操作をした場合、ユーザは記録した操作を修正することができない。そのため、ユーザは撮像装置の操作の記録をやり直さなければならないという課題があった。
本発明は、ユーザによる撮像装置の操作記録の修正作業の効率を向上させることを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る撮像制御装置は、以下の構成を備える。すなわち、第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第1コマンドと、前記第1コマンドに従って停止した前記撮像装置を前記第1方向に移動させる第2コマンドと、前記第2コマンドに従って前記第1方向に移動中の前記撮像装置を停止させる第3コマンドと、を含む前記撮像装置の軌跡データを取得する第1取得手段と、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第2コマンドに従って前記撮像装置の移動が再開されるまでの間の時間を取得する第2取得手段と、前記時間が規定時間よりも短い場合には、前記軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの間で前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成する生成手段とを備える。
本発明によれば、ユーザによる撮像装置の操作記録の修正作業の効率を向上させることができる。
撮像システム構成の全体図。 撮像装置の機能ブロック図。 情報処理装置の機能ブロック図。 操作記録の画面の一例を示す図。 撮像装置情報テーブルの一例を示す図。 操作記録の軌跡データテーブルの一例を示す図。 操作記録の修正画面の一例を示す図。 操作記録の修正画面の一例を示す図。 第1実施形態の操作記録と軌跡データの関係を説明する図。 第1実施形態の修正操作記録と修正軌跡データを説明する図。 第1実施形態の処理のフローチャート。 第2実施形態の操作記録と軌跡データの関係を説明する図。 第2実施形態の修正操作記録と修正軌跡データを説明する図。 第2実施形態の処理のフローチャート。 第3実施形態の操作記録と軌跡データの関係を説明する図。 第3実施形態の修正操作記録と修正軌跡データを説明する図。 第3実施形態の処理のフローチャート。 第4実施形態の操作記録と軌跡データの関係を説明する図。 第4実施形態の修正操作記録と修正軌跡データを説明する図。 第4実施形態の処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下に説明する実施形態において、撮像装置101としてネットワークカメラが用いられているがこれに限定されず、他の撮像機器(例えばビデオカメラ、スチルカメラ、携帯電話及び携帯情報端末等)の利用を排除するものではない。また、以下では撮像装置101及び他の装置を含む撮像システム10が説明され、ここで情報処理装置102は撮像装置101の制御を行う撮像制御装置として用いられる。
後述する実施形態に係る情報処理装置102の1以上の機能を他の装置が有していてもよい。例えば、各実施形態に係る情報処理装置102の1以上の機能を撮像装置101が有していてもよい。つまり、撮像装置101が、撮像制御を行う情報処理装置102の機能を有していてもよい。また、本発明の一実施形態に係る撮像制御装置は、例えばネットワークを介して接続された複数の情報処理装置によって構成されていてもよい。なお、撮像制御装置は、撮像装置101と通信するサーバに搭載されてもよい。
<第1実施形態>
以下では、本実施形態に係る撮像システム10について説明する。
図1は、本実施形態の撮像システム10の構成の一例を示す図である。撮像システム10は、撮像装置101、情報処理装置102、ネットワーク103及び遠隔制御装置104を含むように構成される。撮像装置101と情報処理装置102はネットワーク103を介して接続され、情報処理装置102と遠隔制御装置104は、例えばケーブルや無線等で接続される。撮像装置101は、空間に存在する対象を撮影するための装置であり、例えばネットワークカメラやIPストリーミングカメラである。なお、撮像装置101は、複数の異なる種類のカメラであってよく、又、複数の同じ種類のカメラであってもよい。撮像装置101は、ネットワーク103を介して、情報処理装置102の要求に応じて撮影した画像データ及び撮像装置101に関する情報(例えば識別情報等)を情報処理装置102に送信することができる。なお、撮像装置101は、それ自体に予め接続されている情報処理装置102に、ユーザからの指示なしに画像データ等を送信してもよい。
情報処理装置102は、撮像装置101を制御するための装置であり、例えばPC、スマートフォン及びタブレット等の端末である。ネットワーク103は、撮像装置101と情報処理装置102との間を相互に接続するためのものであり、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格に準拠する複数のルータ、スイッチ及びケーブル等を含む。ネットワーク103は例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN及びWAN等であってよい。
遠隔制御装置104は、ユーザが撮像装置101を遠隔制御するための装置であり、例えばジョイスティックである。遠隔制御装置104は、例えばUSB及びBluetooth(登録商標)等を介して、情報処理装置102に接続される。遠隔制御装置104(例えば、ジョイスティック)は、ユーザに操作用のスティック等を介した操作手段を提供する。ユーザは、例えばスティック等を傾けることで撮像装置101に対する所定の操作を行うことができる。また、ユーザはスティックの傾き量を調整することで、所定の操作に対する操作量を調整することができる。これにより、ユーザは遠隔制御装置104で撮像装置101に直感的かつ繊細な遠隔操作を行うことができる。他の操作手段として、例えばGUIによる遠隔操作がある。GUIは、例えば画面上に撮像装置101の操作が予め決められたアイコンを有している。次にユーザは、撮像装置101に実行させたい操作を含むアイコンを選択する。これにより、ユーザはGUIで撮像装置101に所定の遠隔操作を行うことができる。しかし、ユーザがGUIで遠隔操作をする際に、ユーザは操作に対する物理的なフィードバックを得られず、撮像装置101に対して行った操作量等を直感的に知覚しづらい。したがって、遠隔制御装置104は、撮像装置101の遠隔操作に関して、情報処理装置102のアプリケーション上で行うGUI操作よりも、滑らかなPTZ操作を行うことができる。
図2は撮像装置101の機能ブロックを示す。以下、撮像装置101の各部の構成と機能について説明する。撮像装置101は、撮像システム制御部201、撮像部202、画像処理部203、レンズ駆動部204、撮像画角制御部205、フォーカス制御部206を含む。撮像装置101は、パン駆動部207、チルト駆動部208、パン・チルト制御部209、撮像記憶部210、撮像メモリ211及び撮像通信部220をさらに含む。
撮像システム制御部201は、撮像装置101全体を制御するCPU(中央処理演算装置)等のプロセッサであり、撮像装置101内の各部へ処理の指示を行う制御部として動作する。撮像システム制御部201は、情報処理装置102から送信され、撮像通信部220で受信する撮像制御コマンドを解析し、撮像制御コマンドに応じた処理を行う。ここで、撮像制御コマンドとは、撮像装置101に対し画像データ及び設定値の送信を要求する要求コマンドと、設定値の設定を要求する設定コマンドとを含む。設定値とは、撮像装置101のズーム、フォーカス及びパン・チルト等の設定に関する値のことである。撮像制御コマンドを使用した制御の一例を以下に示す。撮像システム制御部201は、情報処理装置102から画像データの送信を要求する要求コマンドを受信すると、画像処理部203で生成された画像データを、撮像通信部220を介して情報処理装置102へ送信する。
撮像システム制御部201は、情報処理装置102から撮像装置101のズーム、フォーカス及びパン・チルトの設定値の送信を要求する要求コマンドを受信する。要求コマンドの受信後、撮像システム制御部201は画像処理部203、撮像画角制御部205、フォーカス制御部206及びパン・チルト制御部209から、それぞれの設定値を取得する。そして撮像システム制御部201は、撮像通信部220を介して情報処理装置102へこれらの設定値を送信する。ここで、ズーム、フォーカス及びパン・チルトの設定値には、現在の設定値だけではなく、設定可能な設定値の範囲等の情報を含んでもよい。
さらに、撮像システム制御部201は、情報処理装置102から上記の設定コマンドを受信すると、画像処理部203、撮像画角制御部205、フォーカス制御部206及びパン・チルト制御部209を制御する。画像処理部203、撮像画角制御部205、フォーカス制御部206及びパン・チルト制御部209はそれぞれ、設定コマンドに基づき、撮像部202、レンズ駆動部204、パン駆動部207及びチルト駆動部208を制御する。これにより、情報処理装置102が設定したズーム、フォーカス及びパン・チルトの設定値は、撮像装置101に反映される。
撮像部202は、レンズ及び撮像素子を含み、被写体の光学像を電気信号へ変換することができる。撮像部202は、例えばCCDセンサ及びCMOSセンサ等であり、撮像したRAWデータを画像処理部203に送信する。画像処理部203は、撮像部202からのRAWデータに対して、所定の画像処理、解像度変換処理、圧縮符号化処理等を行い、画像データを生成することができる。撮像部202によって撮影された画像データは、撮像通信部220及びネットワーク103を介して情報処理装置102へ送信される。
レンズ駆動部204は、フォーカスレンズ及びズームレンズの駆動及びそれらの駆動源であるモータを含むように構成され、撮像画角制御部205及びフォーカス制御部206によって制御される。撮像画角制御部205は、撮像システム制御部201から送信された撮像装置101のズームの設定値(例えば焦点距離)に基づいて、レンズ駆動部204のズームレンズの位置を変更する。フォーカス制御部206は、撮像システム制御部201から送信されたフォーカスの設定値に基づいて、レンズ駆動部204のフォーカスレンズの位置を変更する。
パン駆動部207は、パン動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータを含むように構成され、パン動作はパン・チルト制御部209により制御される。チルト駆動部208は、チルト動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータにより構成され、チルト動作はパン・チルト制御部209により制御される。パン・チルト制御部209は、撮像システム制御部201から送信されたパン・チルトの設定値に基づいて、パン駆動部207及びチルト駆動部208に対し、パン及びチルトの動作変更を命令する。
撮像記憶部210は、例えば不図示の内部ストレージや外部ストレージに対して、画像データ等を記憶する。撮像メモリ211は、撮像制御プログラムを格納するメモリであり、例えばEEPROM及びフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。撮像システム制御部201は、撮像メモリ211に記憶された撮像制御プログラムに基づき、各種動作を実行することができる。画像データなどは撮像メモリ211に記憶するようにしても良い。撮像通信部220は、ネットワーク103を介して画像データを情報処理装置102に送信する。また、撮像通信部220は情報処理装置102から送信される撮像制御コマンドを受信し、撮像システム制御部201へ送信する。撮像通信部220は、撮像システム制御部201の命令に基づき、情報処理装置102へ応答を送信する。
図3は情報処理装置102の機能ブロックを示す。図3を参照して、各部の構成と機能について説明する。情報処理装置102は、撮像装置101から送信される画像の表示及び撮像装置101の遠隔操作を行うことができる。情報処理装置102は、システム制御部301、通信部302、表示部303、入力部304、メモリ305及び記憶部306を含むように構成される。
システム制御部301は、情報処理装置102全体を制御するCPU(中央処理演算装置)等のプロセッサであり、情報処理装置102内の各部へ処理の指示を行う制御部として動作する。システム制御部301は、軌跡データの変更を判断し、軌跡データの削除及び追加を行う。システム制御部301は、ユーザのGUI操作に応じて、撮像制御コマンドを生成し、通信部302を介して撮像装置101へ送信する。システム制御部301は、撮像装置101に撮像制御コマンドを送信することにより、PTZ操作を行うことができる。また、システム制御部301は、図4で説明する撮像装置101の操作を記録することができ、この操作記録に基づいて操作の再生を行うことができる。撮像装置101からの応答を通信部302が受信すると、システム制御部301は応答を解析し、応答に応じた処理を行う。また、システム制御部301は、撮像装置101から通信部302を介して受信した画像データ、ズーム、フォーカス及びパン・チルトの設定値を表示部303に表示させる。
通信部302は、撮像制御コマンドを撮像装置101へ送信し、撮像装置101から送信された各種データを受信する。撮像制御コマンドには、例えばライブ画像の要求コマンド、撮像装置101のズーム、フォーカス、パン・チルトの設定値の要求コマンド及び設定コマンドが含まれる。表示部303は、LCD(液晶表示装置)等で構成され、ユーザに対しユーザ・インタフェースを提供する。表示部303は、撮像装置101から取得した画像データ及び撮像装置101を制御するためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を表示する。表示部303は、表示制御手段ともいう。
入力部304は、キーボード、マウス及びジョイスティック等を含む装置であり、ユーザ操作を受付ける。ユーザは入力部304を介して、表示部303に表示されるGUIを操作することができる。なお、GUIは表示部303と入力部304が一体となったタッチパネル形式であってよい。上記の通り、撮像装置101の滑らかなPTZ操作を実現するために、本実施形態では遠隔制御装置104が使用される。なお、ユーザは遠隔制御装置104の代替として、GUIを使用して操作を行ってもよい。
メモリ305は、情報処理装置102の情報処理制御プログラムを格納するメモリであり、例えばEEPROM及びフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。システム制御部301は、メモリ305に記憶された情報処理制御プログラムに基づき、各種動作を実行する。記憶部306は、例えば不図示の内部ストレージ及び外部ストレージに撮像装置101の情報及び軌跡データ等を記憶する。撮像装置101の情報及び軌跡データ等はメモリ305に記憶させても良い。以上の通り、情報処理装置102は、ネットワーク103を介して、撮像装置101の撮像画像の表示及びコマンド制御等を行うことができる。
図4は、ユーザが撮像装置101の操作を記録する際のGUIの一例を示している。GUIは、撮像装置ID401、ライブ画像402、操作記録ID403、記録開始ボタン404及び記録停止ボタン405を含むように構成される。撮像装置ID401は、操作記録の対象となる撮像装置を識別するIDのリストから選択されたIDを表示する。ユーザは入力部304を操作して、撮像装置のIDのリストから操作記録の対象となる撮像装置のIDを選択することができる。この撮像装置のIDのリストは、記憶部306内の撮像装置情報テーブルに格納されている。
ライブ画像402は、撮像装置ID401に対応する撮像装置から送信される画像データを表示する。操作記録ID403は、撮像装置ID401に対応する撮像装置の操作記録を一意に識別するIDである。操作記録ID403に表示されるIDはリスト化されており、リストは図6で説明する記憶部306内の操作記録情報テーブルに格納されている。さらに、GUIは操作記録ID403に操作記録のIDを追加する表示(不図示)を更に有することができる。この表示が選択されると、撮像装置ID401で選択された撮像装置において、一意になるように操作記録のIDが発番される。発番されたIDは、操作記録ID403に選択された状態で表示される。なお、操作記録ID403には、固定的に例えば10個のIDを含むリストが準備されていてもよい。この場合、操作記録ID403は、操作記録が未登録で、かつ、上限10個のIDを含むリストを有する。
記録開始ボタン404は、ユーザからの押下に基づいて、システム制御部301が撮像装置101の操作の記録を開始するためのボタンである。記録開始ボタン404を押下する前に、ユーザは撮像装置の操作記録を最適な位置から開始するために、撮像装置101のPTZ位置を所定の位置に調整する。記録開始ボタン404が押下されて、操作記録が開始した後、ユーザはライブ画像402を確認しつつ、遠隔制御装置104を操作して撮像装置101の各種操作を行う。ユーザは、撮像装置101の操作として記録したい操作を行う。この際、撮像装置の操作記録は、ユーザの操作に応じてメモリ305に適宜記憶される。
記録停止ボタン405は、ユーザからの押下に基づいて、システム制御部301が撮像装置101の操作記録を停止するためのボタンである。記録停止ボタン405が押下されると、システム制御部301はメモリ305に記憶した操作記録を、記憶部306の操作記録情報テーブルに記憶する。なお、事前設定の操作記録時間の上限又は記憶部306の記憶容量の上限のいずれかに到達した場合、記録停止ボタン405の押下の有無に関わらず、システム制御部301は操作記録を停止する。操作記録の停止後、システム制御部301は、メモリ305に記憶した操作記録を、記憶部306の操作記録情報テーブルに記憶する。上記の通り、クライアントである情報処理装置102に操作記録は保存されるが、撮像装置101の撮像記憶部210に操作記録が保存されてもよい。また、撮像装置101と情報処理装置102のいずれかが有する操作記録は、双方で共有されてよい。本実施形態は撮像装置ごとに複数の操作記録を記録することができる。
図5は、情報処理装置102における記憶部306に格納する撮像装置情報テーブルの一例を示す。撮像装置情報テーブルには、情報処理制御プログラムで操作対象となる全ての撮像装置の撮像装置情報が格納されている。撮像装置情報は、撮像装置ID501、シリアルNo502、IPv4アドレス503、ユーザ名504及びパスワード505の情報を含む。撮像装置ID501は、撮像装置を識別するIDであり、図4の撮像装置ID401として表示されるIDと同じである。撮像装置ID501は、図5において「1」、「2」、「3」と順番に表示される。シリアルNo502は、例えば各撮像装置の製造番号等である。一例として、撮像装置ID501の「2」に対応するシリアルNo502は、「0987654321」として表示される。IPv4アドレス503は、ネットワーク103に接続された撮像装置がデータを共有するための通信規約であり、撮像装置ごとに設定されるアドレスである。一例として、撮像装置ID501の「2」に対応するIPv4アドレス503は「10.255.182.12」と表示される。情報処理装置102は、各撮像装置にアクセスするためにIPv4アドレス503を使用する。なお、一意に撮像装置を識別してアクセスすることができれば、IPv4アドレスに限定されることはなく、IPv6アドレスが使用されてもよい。ユーザ名504は、撮像装置を管理するユーザの名前である。一例として、撮像装置ID501の「2」に対応するユーザ名504は「lily」と表示される。パスワード505は、撮像装置にアクセスするための認証番号である。一例として、撮像装置ID501の「2」に対応するパスワード505は「87654321」と表示される。
撮像装置情報テーブルに撮像装置情報を登録するために、以下の方法が使用される。例えば、撮像装置情報を記憶したファイルをダウンロードして登録する方法、ユーザがGUI上で撮像装置情報を手動で登録する方法であってよい。また、情報処理制御プログラムを用いてネットワーク103上の撮像装置を探索して自動で登録する方法であってよい。撮像装置情報を登録する際に情報として、例えばMACアドレス等を含んでよい。
図6は、情報処理装置102に格納する撮像装置の軌跡データテーブルの一例を示す。軌跡データテーブルには、撮像装置の操作記録を再生するための軌跡データが格納されている。ユーザは、図4に示すGUIを介して軌跡データを登録することができる。軌跡データテーブルは、撮像装置ID601、操作記録ID602及び軌跡データ603を含む。
撮像装置ID601は、撮像装置ID501のIDと同一であり、操作記録の対象となる撮像装置を識別するためのIDである。撮像装置ID601は、図6において「1」、「1」、「3」と表示される。操作記録ID602は、撮像装置ID601の各IDに対応する軌跡データを一意に識別するIDである。なお、操作記録ID602は、図4に示す操作記録ID403と同一のIDを示す。撮像装置ID601のID「1」、「1」、「3」に対応する操作記録ID602は、「1」、「2」、「1」とそれぞれ対応している。軌跡データ603は、撮像装置の操作記録であり、操作の再生時に参照される情報(コマンド群)である。
軌跡データ603の記録形式について、本実施形態ではJavaScript Object Notation(以下、JSON)形式で記録する一例を示すが、別の記録形式であってもよい。JSONのオブジェクトは、操作名と数値の間にコロン「:」を置くことにより、操作の対応を表現することができる。以下、撮像装置ID601の「1」に対応する軌跡データ603について図6を参照しつつ説明する。1行目の「start」は操作記録開始時点を示し、これに対応するPTZの状態値がコロンの右側に示される。「pan」は、パンの位置を示し、「tilt」はチルトの位置を示し、「zoom」はズームの位置を示す。操作記録開始時点は、パン値が50°、チルト値が20°、ズーム値が60である設定コマンドを有することを示す。
2行目の「end」は、操作記録終了時点を表し、「elapsed time」は、操作記録を開始してから、情報処理装置102がPTZ設定値の設定コマンドを撮像装置101に送信するまでの経過時間を示す。操作記録終了時点に対応する操作記録に要した経過時間とPTZ値がコロンの右側に示される。操作記録終了時点は、経過時間が2050ms、パン値が50°、チルト値が20°、ズーム値が60である設定コマンドを有することを示す。
3行目の「command」は、情報処理装置102が撮像装置101に送信する設定コマンドを一意に表現する情報を示す。これに対応するPTZの操作状態がコロンの右側に示される。「pan.speed」はパン速度を示し、「pan.dir」はパン方向を示す。「tilt.speed」は、チルト速度を示し、「tilt.dir」は、チルト方向を示す。3行目は、経過時間が10msにおいて、パン速度が50、パン方向が右、チルト速度が5、チルト方向が上である設定コマンドを示す。4行目の「stop」は、撮像装置の停止を示す。4行目は、経過時間が800msにおいて、撮像装置を停止する設定コマンドを示す。5行目は、経過時間が850msにおいて、パン速度が50、パン方向が右、チルト速度が5、チルト方向が上である設定コマンドを示す。6行目は、経過時間が900msにおいて、撮像装置を停止する設定コマンドを示す。7行目は、経過時間が1200msにおいて、パン速度が50、パン方向が右、チルト速度が5、チルト方向が上である設定コマンドを示す。8行目は、経過時間が1950msにおいて、撮像装置を停止する設定コマンドを示す。
なお、設定コマンドは、上記で示したPTZ操作以外の操作を含んでよい。このように、軌跡データ603には、撮像装置のPTZ操作における移動速度や移動方向を設定して、撮像装置を移動させる設定コマンド、撮像装置を停止させる停止コマンド等のコマンドが実行順で保存されている。例えば、3行目から8行目の設定コマンドが実行されると、撮像装置の操作は具体的に以下のように再生される。経過時間10msでパン方向とチルト方向に撮像装置が移動し、経過時間800msで撮像装置が停止し、850msでパン方向とチルト方向に撮像装置が移動する。経過時間900msで撮像装置が停止し、経過時間1200msで撮像装置がパン方向とチルト方向に移動し、経過時間1950msで撮像装置が停止する。
図7及び図8を参照して、操作記録修正時のGUI操作について説明する。図7は、ユーザが操作記録を修正する際に使用するGUIの一例を示す。GUIは、撮像装置ID701、パン選択ボタン702、チルト選択ボタン703、ズーム選択ボタン704、操作記録表示部705、操作記録ID706及び操作記録修正ボタン707を含むように構成される。
撮像装置ID701は、操作記録を修正する対象となる撮像装置のIDであり、ユーザは入力部304を操作して、撮像装置のIDのリストから操作記録を修正する対象となる撮像装置のIDを選択する。パン選択ボタン702、チルト選択ボタン703及びズーム選択ボタン704は、パン、チルト及びズームのいずれかの操作記録を選択するためのボタンである。なお、選択されたボタンは白黒反転表示となる。図7では、パン選択ボタン702が黒色で表示されていることから、パン選択ボタン702が選択された状態を示す。操作記録表示部705は、操作記録ID706に対応する操作記録の時間に対するPTZ値のいずれかを表示する。
操作記録ID706は、撮像装置ID701に対応する撮像装置が記録した操作記録を識別するためのIDである。ユーザは、操作記録ID706に対応する操作記録を修正することができる。
図8は、図7のGUIで操作記録修正ボタン707が押下されて、操作記録変更の判断処理が完了した画面を示す。操作記録変更の判断処理とは、システム制御部301が既に記録した操作記録の軌跡データを参照し、それの設定コマンドを書き換える必要があるか否かを判断する処理のことをいう。図7で操作記録修正ボタン707が押下されると、ユーザが連続でこのボタンを押下しないように、修正ボタン807は無効化状態を示す薄い文字で表示される。操作記録表示部805は、既に記録されたパンの操作記録を実線で、これを修正した修正操作記録を修正候補として破線で表示する。さらに、操作記録表示部805は実線の操作記録を修正候補に基づいて修正するか(修正候補を実線の操作記録に上書きして保存する)否かをユーザに選択させるための画面を操作記録の上部に表示する。ここで、ボタン808が押下された場合、修正候補が実線の操作記録に上書きして保存され、図7の画面に戻る。一方、ボタン809が押下された場合、修正候補を保存することなく、図7の画面に戻る。本実施形態によれば、ユーザが入力部304を介して、既に記録した操作記録に対する修正を効率的に行うことができる。
図9は、既に記録された操作記録及びこの操作記録に対応するコマンド群を説明する図である。操作記録900は、既に記録された操作記録であり、時間に対する撮像装置101のパン角度の関係を示す。操作記録900の横軸は時間、縦軸はパン角度を示す。拡大903は、操作記録900の時間911から時間913までのパン角度を拡大した図である。拡大903に関して、矢印931は時間911で実行するコマンド921を可視化したものである。矢印932は時間912で実行するコマンド922を可視化したものである。矢印933は時間913で実行するコマンド923を可視化したものである。矢印934は、矢印931の経過時間から矢印932の経過時間までの時間間隔を可視化したものである。操作記録900は、軌跡データ902として記憶部306に保存されている。以下、操作記録900を参照しつつ、時間とパン操作の対応について説明する。時間910で第1の方向(撮像装置から見て時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化(移動中)する第1パン操作が開始され、時間911で第1パン操作が停止する。時間911から0.5秒経過後、時間912で第1パン操作が再開し、時間913で第1パン操作が停止する。時間913から3秒経過後、時間914で第2の方向(撮像装置から見て反時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化する第2パン操作が開始され、最終的に時間915で第1パン操作の開始時のパン角度で第2パン操作が停止する。
以下、操作記録900のパン操作と軌跡データ902のコマンドとの対応関係を説明する。軌跡データ902において、時間910の第1パン操作開始はコマンド920の実行により行われ、時間911の第1パン操作停止はコマンド921(第1コマンド)の実行により行われる。時間912の第1パン操作再開はコマンド922(第2コマンド)の実行により行われ、時間913の第1パン操作停止はコマンド923(第3コマンド)の実行により行われる。時間914の第2パン操作開始はコマンド924の実行により行われ、時間915の第2パン操作停止はコマンド925の実行により行われる。
システム制御部301は、軌跡データ902を修正した修正軌跡データを作成するか否かを、軌跡データ902に基づいて判断する。本実施形態において、システム制御部301は、コマンド921の経過時間からコマンド922の経過時間までの時間(矢印934に示す)が閾値以下(1秒以下)である場合、軌跡データ902を修正した修正軌跡データを作成すると判断する。ここで、コマンド921(第1コマンド)の経過時間は、コマンド921(第1コマンド)に含まれている「elapsed time:800」の値である。コマンド922(第2コマンド)の経過時間は、コマンド922(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:850」の値である。閾値以下とは、規定時間ともいう。コマンド921(第1コマンド)の経過時間とコマンド922(第2コマンド)の経過時間との間の時間は、0.5秒である。この場合、システム制御部301は、時間911の第1パン操作停止から時間913の第1パン操作停止までの一連のパン操作を変更する修正軌跡データを作成する必要があると判断する。修正軌跡データは、置換後軌跡データともいう。
図10を参照して、軌跡データ902を修正した修正軌跡データ1002について説明する。修正操作記録1000は、図9の操作記録900を修正した後の時間とパン角度の関係を示すものである。拡大1003は修正操作記録1000の時間1011周辺のパン角度を拡大した図である。拡大1003に関して、矢印1031は時間1011で実行するコマンド1021を可視化したものである。なお、拡大1003の破線は拡大903で示した操作記録を示す。修正軌跡データ1002は、図9の軌跡データ902を修正した後のコマンド群を示す。システム制御部301は、図9の軌跡データ902のコマンド921、コマンド922及びコマンド923を、時間1011で第1パン操作停止に対応するコマンド1021に置換した軌跡データを、修正軌跡データ1002として生成する。拡大1003を参照すると、矢印931(コマンド921)、矢印932(コマンド922)、矢印933(コマンド923)が削除され、矢印1031(コマンド1021)が追加されている。
本実施形態は、図9の操作記録900に示すように、ユーザが時間913の位置(目標停止位置)よりも第1の方向において手前に位置する時間911の位置でパン操作を停止させてしまった場合の操作記録修正に適している。修正軌跡データ1002は、修正操作記録1000に対応する記録を示しており、軌跡データ902を上記のように更新することで得られる。修正軌跡データ1002を参照すると、時間1010に対応するコマンド1020と時間1012に対応するコマンド1022との間に、時間1011に対応するコマンド1021(第4コマンド)が挿入されている。コマンド1021(第4コマンド)は、ユーザの所望のパン角度で撮像装置を停止させる停止コマンドである。ここで、システム制御部301は、コマンド921の「elapsed time:800」からコマンド923の「elapsed time:900」を参照し、パン操作を停止する時間を推定する。システム制御部301は、「elapsed time」が800から900の間にパン操作を停止させればよいと判断する。「elapsed time」が800から900の間には、コマンド922の「elapsed time:850」がある。したがって、システム制御部301は、「elapsed time:850」でパン操作を停止させればよいと判断し、コマンド1021(第4コマンド)を生成することができる。なお、第1パン操作を停止する時間1011は、撮像部202を駆動するモータの立ち下げ時間等を考慮した簡易な数値で示されている。
図11は、図7のGUI画面でユーザが操作記録修正ボタン707を押下した後の修正処理のフローチャートを示す。図7から図10を参照して、以下修正処理の説明をする。GUI画面で操作記録修正ボタン707が押下されると、処理が開始する。S1100でシステム制御部301は、軌跡データ902を複製した複製軌跡データの先頭のコマンドを読み込む。具体的には、システム制御部301は、撮像装置ID701と操作記録ID706の番号に対応する軌跡データ902の複製軌跡データの最初のコマンドを読み込む。次に、S1101でシステム制御部301は、S1100で読み込んだコマンドが第1の停止コマンド(第1コマンド)であるか否かを判断する。第1の停止コマンド(第1コマンド)でない場合、処理はS1105に進む(S1101でNO)。
S1105でシステム制御部301は、読み込んだコマンドが複製軌跡データの最終コマンドであるか否かを判断する。最終コマンドでない場合、処理はS1106に進む(S1105でNO)。S1106でシステム制御部301は、次のコマンドを読み込み、処理はS1101に戻る。
S1101で読み込んだコマンドが第1の停止コマンド(コマンド921、第1コマンド)である場合、以下の処理を実行する。S1102でシステム制御部301は、第1の停止コマンド(コマンド921、第1コマンド)の経過時間から第1の移動コマンド(コマンド922、第2コマンド)の経過時間までの時間が1秒以下であるか否かを判断する(S1101でYES)。上記で説明した通り、第1の停止コマンド(コマンド921、第1コマンド)の経過時間は、コマンド921(第1コマンド)に含まれている「elapsed time:800」の値である。第1の移動コマンド(コマンド922、第2コマンド)の経過時間は、コマンド922(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:850」の値である。時間が1秒以下でない場合、処理はS1105に進む(S1102でNO)。
一方、時間が1秒以下である場合、処理はS1103に進む(S1102でYES)。S1103で、システム制御部301は図9の時間911に対応するコマンド921、時間912に対応するコマンド922、時間913に対応するコマンド923を複製軌跡データから削除する。S1104で、システム制御部301は図10の時間1011のパン操作に対応するコマンド1021を作成し、作成したコマンド1021を、複製軌跡データにおいて上記のコマンド921から923を削除した箇所に挿入する。これらの処理によって更新された複製軌跡データが上記の修正軌跡データ1002となる。S1104の処理が完了した後、処理はS1105に進む。
S1105において読み込んだコマンドが最終コマンドである場合、処理はS1107に進む(S1105でYES)。S1107でシステム制御部301は、軌跡データ902と修正軌跡データ1002を含む画面及び軌跡データ902を修正軌跡データ1002に書き換えるか否かをユーザに選択させるための画面を表示部303に表示する。この表示は、図8の操作記録表示部805に対応する。S1108でシステム制御部301は、ユーザがボタン808を押下したか(軌跡データ902を修正軌跡データ1002に置き換えることを選択した)否かを判断する。ボタン808が押下された場合、処理はステップS1109に進む(S1108でYES)。S1109でシステム制御部301は修正軌跡データ1002を軌跡データ902に上書きして記憶部306に保存する。ボタン808ではなくボタン809が押下された場合(S1108でNO)には、処理を終了する。
このように、第1実施形態によれば、既に記録された軌跡データの第1の停止コマンド(第1コマンド)の経過時間から第1の移動コマンド(第2コマンド)の経過時間までの時間に基づいて、修正軌跡データを作成するか否かを判断する。また、第1実施形態によれば、軌跡データを修正軌跡データに修正するとのユーザ操作に応じて、軌跡データを修正軌跡データに修正することができ、ユーザの操作記録の修正作業の効率を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態では第1実施形態との差分について説明する。
図12は、既に記録された操作記録及びこの操作記録に対応するコマンド群を説明する図である。操作記録1200は、既に記録された操作記録であり、時間に対する撮像装置101のパン角度の関係を示す。操作記録1200の横軸は時間、縦軸はパン角度を示す。拡大1203は、操作記録1200の時間1211から時間1213までのパン角度を拡大した図である。拡大1203に関して、矢印1231は時間1211で実行するコマンド1221を可視化したものである。矢印1232は時間1212で実行するコマンド1222を可視化したものである。矢印1233は時間1213で実行するコマンド1223を可視化したものである。矢印1234は、矢印1231の経過時間から矢印1232の経過時間までの時間間隔を可視化したものである。操作記録1200は、軌跡データ1202として記憶部306に保存されている。以下、操作記録1200を参照しつつ、時間とパン操作の対応について説明する。時間1210で第1の方向(撮像装置から見て時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化(移動)する第1パン操作が開始され、時間1211で第1パン操作が停止する。時間1211から0.5秒経過後、時間1212で第1パン操作が再開し、時間1213で第1パン操作が停止する。時間1213から3秒経過後、時間1214で第2の方向(撮像装置から見て反時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化する第2パン操作が開始され、最終的に時間1215で第1パン操作の開始時のパン角度で第2パン操作が停止する。
以下、操作記録1200のパン操作と軌跡データ1202のコマンドとの対応関係を説明する。軌跡データ1202において、時間1210の第1パン操作開始はコマンド1220の実行により行われ、時間1211の第1パン操作停止はコマンド1221(第1コマンド)の実行により行われる。時間1212の第1パン操作再開はコマンド1222(第2コマンド)の実行により行われ、時間1213の第1パン操作停止はコマンド1223(第3コマンド)の実行により行われる。時間1214の第2パン操作開始はコマンド1224により行われ、時間1215の第2パン操作停止はコマンド1225の実行により行われる。
システム制御部301は、軌跡データ1202を修正した修正軌跡データを作成するか否かを、軌跡データ1202に基づいて判断する。本実施形態において、システム制御部301は、第1コマンドの経過時間から第3コマンドの経過時間までの時間(矢印1234)が閾値以下(2秒以下)である場合、軌跡データ1202を修正した修正軌跡データを作成すると判断する。ここで、コマンド1221(第1コマンド)の経過時間は、コマンド1221(第1コマンド)に含まれている「elapsed time:800」の値である。コマンド1223(第3コマンド)の経過時間は、コマンド1223(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。コマンド1221(第1コマンド)の経過時間とコマンド1223(第3コマンド)の経過時間との間の時間は、1秒である。この場合、システム制御部301は、時間1211の第1パン操作停止から時間1213の第1パン操作停止までの一連のパン操作を変更する修正軌跡データを作成する必要があると判断する。
図13を参照して、軌跡データ1202を修正した修正軌跡データ1302について説明する。修正操作記録1300は、図12の操作記録1200を修正した後の時間とパン角度の関係を示すものである。拡大1303は修正操作記録1300の時間1311周辺のパン角度を拡大した図である。拡大1303に関して、矢印1331は時間1311で実行するコマンド1321を可視化したものである。なお、拡大1303の破線は拡大1203で示した操作記録を示す。修正軌跡データ1302は、図12の軌跡データ1202を修正した後のコマンド群を示す。システム制御部301は、図12の軌跡データ1202のコマンド1221、コマンド1222及びコマンド1223を、時間1311で第1パン操作停止に対応するコマンド1321に置換した軌跡データを、修正軌跡データ1302として生成する。拡大1303を参照すると、矢印1231(コマンド1221)、矢印1232(コマンド1222)、矢印1233(コマンド1223)が削除され、矢印1331(コマンド1321)が追加されている。
本実施形態は、図12の操作記録1200に示すように、ユーザが時間1213の位置(目標停止位置)よりも第1の方向において手前に位置する時間1211の位置でパン操作を停止させてしまった場合の操作記録修正に適している。修正軌跡データ1302は、修正操作記録1300に対応する記録を示しており、軌跡データ1202を上記のように更新することで得られる。修正軌跡データ1302を参照すると、時間1310に対応するコマンド1320と時間1312に対応するコマンド1322との間に、時間1311に対応するコマンド1321(第4コマンド)が挿入されている。コマンド1321(第4コマンド)は、ユーザの所望のパン角度で撮像装置を停止させる停止コマンドである。ここで、システム制御部301は、コマンド1221の「elapsed time:800」からコマンド1223の「elapsed time:900」を参照し、パン操作を停止する時間を推定する。システム制御部301は、「elapsed time」が800から900の間にパン操作を停止させればよいと判断する。「elapsed time」が800から900の間には、コマンド1222の「elapsed time:850」がある。したがって、システム制御部301は、「elapsed time:850」でパン操作を停止させればよいと判断し、コマンド1321(第4コマンド)を生成することができる。なお、第1パン操作を停止する時間1311は、撮像部202を駆動するモータの立ち下げ時間等を考慮した簡易な数値で示されている。
図14は、図7のGUI画面でユーザが操作記録修正ボタン707を押下した後の修正処理のフローチャートを示す。図7、図8、図12及び図13を参照して、以下修正処理の説明をする。GUI画面で操作記録修正ボタン707が押下されると、処理が開始する。S1300でシステム制御部301は、軌跡データ1202を複製した複製軌跡データの先頭のコマンドを読み込む。具体的には、システム制御部301は、撮像装置ID701と操作記録ID706の番号に対応する軌跡データ1202の複製軌跡データの最初のコマンドを読み込む。次に、S1401でシステム制御部301は、S1400で読み込んだコマンドが第1の停止コマンド(第1コマンド)であるか否かを判断する。第1の停止コマンド(第1コマンド)でない場合、処理はS1405に進む(S1401でNO)。
S1405でシステム制御部301は、読み込んだコマンドが複製軌跡データの最終コマンドであるか否かを判断する。最終コマンドでない場合、処理はS1406に進む(S1405でNO)。S1406でシステム制御部301は、次のコマンドを読み込み、処理はS1401に戻る。
S1401で読み込んだコマンドが第1の停止コマンド(第1コマンド)である場合、以下の処理を実行する。S1402でシステム制御部301は、第1の停止コマンド(コマンド1221、第1コマンド)の経過時間から第2の停止コマンド(コマンド1223、第3コマンド)の経過時間までの時間が2秒以下であるか否かを判断する(S1401でYES)。上記で説明した通り、第1の停止コマンド(コマンド1221、第1コマンド)の経過時間は、コマンド1221(第1コマンド)に含まれている「elapsed time:800」の値である。第2の停止コマンド(コマンド1223、第3コマンド)の経過時間は、コマンド1223(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。時間が2秒以下でない場合、処理はS1405に進む(S1402でNO)。
一方、時間が2秒以下である場合、処理はS1403に進む(S1402でYES)。S1403で、システム制御部301は図12の時間1211に対応するコマンド1221、時間1212に対応するコマンド1222、時間1213に対応するコマンド1223を複製軌跡データから削除する。S1404で、システム制御部301は図13の時間1311の操作に対応するコマンド1321を作成し、作成したコマンド1321を、複製軌跡データにおいて上記のコマンド1221から1223を削除した箇所に挿入する。これらの処理によって更新された複製軌跡データが上記の修正軌跡データ1302となる。S1404の処理が完了した後、処理はS1405に進む。
ステップS1405において読み込んだコマンドが最終コマンドである場合、処理はS1407に進む(S1405でYES)。S1407でシステム制御部301は、軌跡データ1202と修正軌跡データ1302を含む画面及び軌跡データ1202を修正軌跡データ1302に書き換えるか否かをユーザに選択させるための画面を表示部303に表示する。この表示は、図8の操作記録表示部805に表示された内容に対応する。S1408でシステム制御部301は、ユーザがボタン808を押下したか(軌跡データ1202を修正軌跡データ1302に置き換えることを選択した)否かを判断する。ボタン808が押下された場合、処理はステップS1409に進む(S1408でYES)。S1409でシステム制御部301は修正軌跡データ1302を軌跡データ1202に上書きして記憶部306に保存する。ボタン808ではなくボタン809が押下された場合(S1408でNO)には、処理を終了する。
このように、第2実施形態によれば、既に記録された軌跡データの第1の停止コマンド(第1コマンド)の経過時間から第2の停止コマンド(第3コマンド)の経過時間までの時間に基づいて、修正軌跡データを作成するか否かを判断する。また、第2実施形態によれば、軌跡データを修正軌跡データに修正するとのユーザ操作に応じて、軌跡データを修正軌跡データに修正することができ、ユーザの操作記録の修正作業の効率を向上させることができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態では第1実施形態との差分について説明する。
図15は、既に記録された操作記録及びこの操作記録に対応するコマンド群を説明する図である。操作記録1500は、既に記録された操作記録であり、時間に対する撮像装置101のパン角度の関係を示す。操作記録1500の横軸は時間、縦軸はパン角度を示す。拡大1503は、操作記録1500の時間1511から時間1513までのパン角度を拡大した図である。拡大1503に関して、矢印1531は時間1511で実行するコマンド1521を可視化したものである。矢印1532は時間1512で実行するコマンド1522を可視化したものである。矢印1533は時間1513で実行するコマンド1523を可視化したものである。矢印1534は、矢印1531の経過時間から矢印1532の経過時間までの時間間隔を可視化したものである。操作記録1500は、軌跡データ1502として記憶部306に保存されている。以下、操作記録1500を参照しつつ、時間とパン操作の対応について説明する。時間1510で第1の方向(撮像装置から見て時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化(移動)する第1パン操作が開始され、時間1511で第1パン操作が停止する。時間1511から0.5秒経過後、時間1512で第1パン操作が再開し、時間1513で第1パン操作が停止する。時間1513から3秒経過後、時間1514で第2の方向(撮像装置から見て反時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化する第2パン操作が開始され、最終的に時間1515で第1パン操作の開始時のパン角度で第2パン操作が停止する。
以下、操作記録1500のパン操作と軌跡データ1502のコマンドとの対応関係を説明する。軌跡データ1502において、時間1510の第1パン操作開始はコマンド1520の実行により行われ、時間1511の第1パン操作停止はコマンド1521(第1コマンド)の実行により行われる。時間1512の第1パン操作再開はコマンド1522(第2コマンド)の実行により行われ、時間1513の第1パン操作停止はコマンド1523(第3コマンド)の実行により行われる。時間1514の第2パン操作開始はコマンド1524により行われ、時間1515の第2パン操作停止はコマンド1525の実行により行われる。
システム制御部301は、軌跡データ1502を修正した修正軌跡データを作成するか否かを、軌跡データ1502に基づいて判断する。本実施形態において、システム制御部301は、第2コマンドの経過時間から第3コマンドの経過時間までの時間(矢印1534)が閾値以下(1秒以下)である場合、軌跡データ1502を修正した修正軌跡データを作成すると判断する。ここで、コマンド1522(第2コマンド)の経過時間は、コマンド1522(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:850」の値である。コマンド1523(第3コマンド)の経過時間は、コマンド1523(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。コマンド1522(第2コマンド)の経過時間とコマンド1523(第3コマンド)の経過時間との間の時間は、0.5秒である。この場合、システム制御部301は、時間1511の第1パン操作停止から時間1513の第1パン操作停止までの一連のパン操作を変更する修正軌跡データを作成する必要があると判断する。
図16を参照して、軌跡データ1502を修正した修正軌跡データ1602について説明する。修正操作記録1600は、図15の操作記録1500を修正した後の時間とパン角度の関係を示すものである。拡大1603は修正操作記録1600の時間1611周辺のパン角度を拡大した図である。拡大1603に関して、矢印1631は時間1611で実行するコマンド1621を可視化したものである。なお、拡大1603の破線は拡大1503で示した操作記録を示す。修正軌跡データ1602は、図15の軌跡データ1502を修正した後のコマンド群を示す。システム制御部301は、図15の軌跡データ1502のコマンド1521、コマンド1522及びコマンド1523を、時間1611で第1パン操作停止に対応するコマンド1621に置換した軌跡データを、修正軌跡データ1602として生成する。拡大1603を参照すると、矢印1531(コマンド1521)、矢印1532(コマンド1522)、矢印1533(コマンド1523)が削除され、矢印1631(コマンド1621)が追加されている。
本実施形態は、図15の操作記録1500に示すように、ユーザが時間1513の位置(目標停止位置)よりも第1の方向において手前に位置する時間1511の位置でパン操作を停止させてしまった場合の操作記録修正に適している。修正軌跡データ1602は、修正操作記録1600に対応する記録を示しており、軌跡データ1502を上記のように更新することで得られる。修正軌跡データ1602を参照すると、時間1610に対応するコマンド1620と時間1612に対応するコマンド1622との間に、時間1611に対応するコマンド1621(第4コマンド)が挿入されている。コマンド1621(第4コマンド)は、ユーザの所望のパン角度で撮像装置を停止させる停止コマンドである。ここで、システム制御部301は、コマンド1521の「elapsed time:800」からコマンド1523の「elapsed time:900」を参照し、パン操作を停止する時間を推定する。システム制御部301は、「elapsed time」が800から900の間にパン操作を停止させればよいと判断する。「elapsed time」が800から900の間には、コマンド1522の「elapsed time:850」がある。したがって、システム制御部301は、「elapsed time:850」でパン操作を停止させればよいと判断し、コマンド1621(第4コマンド)を生成することができる。なお、第1パン操作を停止する時間1611は、撮像部202を駆動するモータの立ち下げ時間等を考慮した簡易な数値で示されている。
図17は、図7のGUI画面でユーザが操作記録修正ボタン707を押下した後の修正処理のフローチャートを示す。図7、図8、図15及び図16を参照して、以下修正処理の説明をする。GUI画面で操作記録修正ボタン707が押下されると、処理が開始する。S1700でシステム制御部301は、軌跡データ1502を複製した複製軌跡データの先頭のコマンドを読み込む。具体的には、システム制御部301は、撮像装置ID701と操作記録ID706の番号に対応する軌跡データ1502の複製軌跡データの最初のコマンドを読み込む。次に、S1701でシステム制御部301は、S1700で読み込んだコマンドが第1パン操作再開のコマンド(第2コマンド)であるか否かを判断する。第1パン操作再開のコマンド(第2コマンド)でない場合、処理はS1705に進む(S1701でNO)。
S1705でシステム制御部301は、読み込んだコマンドが複製軌跡データの最終コマンドであるか否かを判断する。最終コマンドでない場合、処理はS1706に進む(S1705でNO)。S1706でシステム制御部301は、次のコマンドを読み込み、処理はS1701に戻る。
S1701で読み込んだコマンドが第1パン操作再開のコマンド(第2コマンド)である場合、以下の処理を実行する。S1702でシステム制御部301は、第1パン操作再開のコマンド(第2コマンド)の経過時間から第2の停止コマンド(第3コマンド)の経過時間までの時間が1秒以下であるか否かを判断する(S1701でYES)。上記で説明した通り、第1パン操作再開のコマンド(コマンド1522、第2コマンド)の経過時間は、コマンド1522(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:850」の値である。第2の停止コマンド(コマンド1523、第3コマンド)の経過時間は、コマンド1523(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。時間が1秒以下でない場合、処理はS1705に進む(S1702でNO)。
一方、時間が1秒以下である場合、処理はS1703に進む(S1702でYES)。S1703で、システム制御部301は図15の時間1511に対応するコマンド1521、時間1512に対応するコマンド1522、時間1513に対応するコマンド1523を複製軌跡データから削除する。S1704で、システム制御部301は図16の時間1611の操作に対応するコマンド1621を作成し、作成したコマンド1621を、複製軌跡データにおいて上記のコマンド1521から1523を削除した箇所に挿入する。これらの処理によって更新された複製軌跡データが上記の修正軌跡データ1602となる。S1704の処理が完了した後、処理はS1705に進む。
ステップS1705において読み込んだコマンドが最終コマンドである場合、処理はS1707に進む(S1705でYES)。S1707でシステム制御部301は、軌跡データ1502と修正軌跡データ1602を含む画面及び軌跡データ1502を修正軌跡データ1602に書き換えるか否かをユーザに選択させるための画面を表示部303に表示する。この表示は、図8の操作記録表示部805に表示された内容に対応する。S1708でシステム制御部301は、ユーザがボタン808を押下したか(軌跡データ1502を修正軌跡データ1602に置き換えることを選択した)否かを判断する。ボタン808が押下された場合、処理はステップS1709に進む(S1708でYES)。S1709でシステム制御部301は修正軌跡データ1602を軌跡データ1502に上書きして記憶部306に保存する。ボタン808ではなくボタン809が押下された場合(S1708でNO)には、処理を終了する。
このように、第3実施形態によれば、既に記録された軌跡データの第1パン操作再開コマンド(第2コマンド)の経過時間から第2の停止コマンド(第3コマンド)の経過時間までの時間に基づいて、修正軌跡データを作成するか否かを判断する。また、第3実施形態によれば、軌跡データを修正軌跡データに修正するとのユーザ操作に応じて、軌跡データを修正軌跡データに修正することができ、ユーザの操作記録の修正作業の効率を向上させることができる。なお、第3実施形態によれば、軌跡データの第1パン操作再開のコマンド(第2コマンド)の経過時間から第2の停止コマンド(第3コマンド)の経過時間までのパン操作の移動距離を軌跡データ変更の判断基準としてよい。具体的には移動距離が規定距離よりも長い場合を、軌跡データ変更の判断基準としてよい。上記規定距離は、パン操作の速度及びパン角度等を考慮した移動距離に基づいて設定されてよい。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態では第1実施形態との差分について説明する。
図18は、既に記録された操作記録及びこの操作記録に対応するコマンド群を説明する図である。操作記録1800は、既に記録された操作記録であり、時間に対する撮像装置101のパン角度の関係を示す。操作記録1800の横軸は時間、縦軸はパン角度を示す。拡大1803は、操作記録1800の時間1811から時間1813までのパン角度を拡大した図である。拡大1803に関して、矢印1831は時間1811で実行するコマンド1821を可視化したものである。矢印1832は時間1812で実行するコマンド1822を可視化したものである。矢印1833は時間1813で実行するコマンド1823を可視化したものである。矢印1834は、矢印1832の経過時間から矢印1833の経過時間までの時間間隔を可視化したものである。操作記録1800は、軌跡データ1802として記憶部306に保存されている。以下、操作記録1800を参照しつつ、時間とパン操作の対応について説明する。時間1810で第1の方向(撮像装置から見て時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化(移動)する第1パン操作が開始され、時間1811で第1パン操作が停止する。時間1811から0.5秒経過後、時間1812でパン操作が第2の方向(撮像装置から見て反時計回り方向)に撮像装置101のパン角度が変化(移動)する第2パン操作が開始され、時間1813で第2パン操作が停止する。なお、上記の通り第1の方向と第2の方向は相対的に反対である。時間1813から2.8秒経過後、時間1814で第2パン操作が再開され、最終的に時間1815で第1パン操作の開始時のパン角度で第2パン操作が停止する。
以下、操作記録1800のパン操作と軌跡データ1802のコマンドとの対応関係を説明する。軌跡データ1802において、時間1810の第1パン操作開始はコマンド1820の実行により行われ、時間1811の第1パン操作停止はコマンド1821(第1コマンド)の実行により行われる。時間1812の第2パン操作開始はコマンド1822(第2コマンド)の実行により行われ、時間1813の第2パン操作停止はコマンド1823(第3コマンド)の実行により行われる。時間1814の第2パン操作開始はコマンド1824により行われ、時間1815の第2パン操作停止はコマンド1825の実行により行われる。
システム制御部301は、軌跡データ1802を修正した修正軌跡データを作成するか否かを、軌跡データ1802に基づいて判断する。本実施形態において、システム制御部301は、第2コマンドの経過時間から第3コマンドの経過時間までの時間(矢印1834)が閾値以下(1秒以下)である場合、軌跡データ1802を修正した修正軌跡データを作成すると判断する。ここで、コマンド1822(第2コマンド)の経過時間は、コマンド1822(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。コマンド1823(第3コマンド)の経過時間は、コマンド1823(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:920」の値である。コマンド1822(第2コマンド)の経過時間とコマンド1823(第3コマンド)の経過時間との間の時間は、0.2秒である。この場合、システム制御部301は、時間1811の第1パン操作停止から時間1813の第2パン操作停止までの一連のパン操作を変更する修正軌跡データを作成する必要があると判断する。
図19を参照して、軌跡データ1802を修正した修正軌跡データ1902について説明する。修正操作記録1900は、図18の操作記録1800を修正した後の時間とパン角度の関係を示すものである。拡大1903は修正操作記録1900の時間1911周辺のパン角度を拡大した図である。拡大1903に関して、矢印1931は時間1911で実行するコマンド1921を可視化したものである。なお、拡大1903の破線は拡大1803で示した操作記録を示す。修正軌跡データ1902は、図18の軌跡データ1802を修正した後のコマンド群を示す。システム制御部301は、図18の軌跡データ1802のコマンド1821、コマンド1822及びコマンド1823を、時間1911で第1パン操作停止に対応するコマンド1921に置換した軌跡データを、修正軌跡データ1902として生成する。拡大1903を参照すると、矢印1831(コマンド1821)、矢印1832(コマンド1822)、矢印1833(コマンド1823)が削除され、矢印1931(コマンド1921)が追加されている。
本実施形態は、図18の操作記録1800に示すように、ユーザが時間1813の位置(目標停止位置)よりも第1の方向において奥側に位置する時間1811の位置でパン操作を停止させてしまった場合の操作記録修正に適している。修正軌跡データ1902は、修正操作記録1900に対応する記録を示しており、軌跡データ1802を上記のように更新することで得られる。修正軌跡データ1902を参照すると、時間1910に対応するコマンド1920と時間1912に対応するコマンド1922との間に、時間1911に対応するコマンド1921(第4コマンド)が挿入されている。コマンド1921(第4コマンド)は、ユーザの所望のパン角度で撮像装置を停止させる停止コマンドである。ここで、システム制御部301は、コマンド1821の「elapsed time:850」からコマンド1823の「elapsed time:920」を参照し、パン操作を停止する時間を推定する。システム制御部301は、「elapsed time」が850よりも前にパン操作を停止させればよいと判断する。次にシステム制御部301は、コマンド1823で停止させた時と同じパン角度に到達するまでの時間を、軌跡データ1802から線形補間により推定する。軌跡データ1802の操作記録開始から「elapsed time」が850までの間に、推定したい時間が存在する。システム制御部301は、上記の線形補間により「elapsed time:800」でパン操作を停止させればよいと判断でき、コマンド1921(第4コマンド)を生成することができる。なお、第1パン操作を停止する時間1911は、撮像部202を駆動するモータの立ち下げ時間等を考慮した簡易な数値で示されている。
図20は、図7のGUI画面でユーザが操作記録修正ボタン707を押下した後の修正処理のフローチャートを示す。図7、図8、図18及び図19を参照して、以下修正処理の説明をする。GUI画面で操作記録修正ボタン707が押下されると、処理が開始する。S2000でシステム制御部301は、軌跡データ1802を複製した複製軌跡データの先頭のコマンドを読み込む。具体的には、システム制御部301は、撮像装置ID701と操作記録ID706の番号に対応する軌跡データ1802の複製軌跡データの最初のコマンドを読み込む。次に、S2001でシステム制御部301は、S2000で読み込んだコマンドが第2パン操作開始コマンド(第2コマンド)であるか否かを判断する。第2パン操作開始コマンド(第2コマンド)でない場合、処理はS2006に進む(S2001でNO)。
S2006でシステム制御部301は、読み込んだコマンドが複製軌跡データの最終コマンドであるか否かを判断する。最終コマンドでない場合、処理はS2007に進む(S2006でNO)。S2007でシステム制御部301は、次のコマンドを読み込み、処理はS2001に戻る。
S2001で読み込んだコマンドが第2パン操作開始コマンド(第2コマンド)である場合、S2002でシステム制御部301は、パン操作方向が変更されているか否かを判断する。パン操作方向が変更されていない場合(S2002でNO)、処理はS2006に進む。パン操作方向が変更された場合、S2003でシステム制御部301は、第2コマンドの経過時間から第3コマンドの経過時間までの時間が1秒以下であるか否かを判断する(S2002でYES)。上記で説明した通り、第2パン操作開始コマンド(コマンド1822、第2コマンド)の経過時間は、コマンド1822(第2コマンド)に含まれている「elapsed time:900」の値である。第2パン操作停止コマンド(コマンド1823、第3コマンド)の経過時間は、コマンド1823(第3コマンド)に含まれている「elapsed time:920」の値である。時間が1秒以下でない場合、処理はS2006に進む(S2003でNO)。
一方、時間が1秒以下である場合、処理はS2004に進む(S2003でYES)。S2004で、システム制御部301は図18の時間1811に対応するコマンド1821、時間1812に対応するコマンド1822、時間1813に対応するコマンド1823を複製軌跡データから削除する。S2005で、システム制御部301は図19の時間1911の操作に対応するコマンド1921を作成し、作成したコマンド1921を、複製軌跡データにおいて上記のコマンド1821から1823を削除した箇所に挿入する。これらの処理によって更新された複製軌跡データが上記の修正軌跡データ1902となる。S2005の処理が完了した後、処理はS2006に進む。
ステップS2006において読み込んだコマンドが最終コマンドである場合、処理はS2107に進む(S2006でYES)。S2107でシステム制御部301は、軌跡データ1802と修正軌跡データ1902を含む画面及び軌跡データ1802を修正軌跡データ1902に書き換えるか否かをユーザに選択させるための画面を表示部303に表示する。この表示は、図8の操作記録表示部805に表示された内容に対応する。S2108でシステム制御部301は、ユーザがボタン808を押下したか(軌跡データ1802を修正軌跡データ1902に置き換えることを選択した)否かを判断する。ボタン808が押下された場合、処理はステップS2109に進む(S2108でYES)。S2109でシステム制御部301は修正軌跡データ1902を軌跡データ1802に上書きして記憶部306に保存する。ボタン808ではなくボタン809が押下された場合(S2108でNO)には、処理を終了する。
このように、第4実施形態によれば、既に記録された軌跡データで第2パン操作開始コマンドの方向が変更されたか否かを判断する。本実施形態は、上記判断と第2パン操作開始コマンド(第2コマンド)の経過時間から第2パン操作停止コマンド(第3コマンド)の経過時間までの時間に基づいて、修正軌跡データを作成するか否かを判断する。また、第4実施形態によれば、軌跡データを修正軌跡データに修正するとのユーザ操作に応じて、軌跡データを修正軌跡データに修正することができ、ユーザの操作記録の修正作業の効率を向上させることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10:撮像システム、101:撮像装置、102:情報処理装置、103:ネットワーク、104:遠隔制御装置、105:携帯端末

Claims (13)

  1. 第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第1コマンドと、前記第1コマンドに従って停止した前記撮像装置を前記第1方向に移動させる第2コマンドと、前記第2コマンドに従って前記第1方向に移動中の前記撮像装置を停止させる第3コマンドと、を含む前記撮像装置の軌跡データを取得する第1取得手段と、
    前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第2コマンドに従って前記撮像装置の移動が再開されるまでの間の時間を取得する第2取得手段と、
    前記時間が規定時間よりも短い場合には、前記軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの間で前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記第2取得手段は、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの前記時間を取得することを特徴とする、請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記第2取得手段は、前記第2コマンドに従って前記撮像装置の移動が再開してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの前記時間を取得することを特徴とする、請求項1又は2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記第2コマンドに従って前記撮像装置の移動が再開してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの前記撮像装置の移動距離を取得する第3取得手段を備え、
    前記移動距離が規定距離よりも長い場合には、前記生成手段は、前記軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの間で前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成することを特徴とする、請求項3に記載の撮像制御装置。
  5. 前記生成手段は、前記撮像装置の軌跡データを複製した複製軌跡データを生成し、前記複製軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの間で前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  6. 前記第4コマンドは、前記第2コマンドを実行する時間と同じ時間に実行されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  7. 第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第1コマンドと、前記第1コマンドに従って停止した前記撮像装置を前記第1方向とは反対の第2方向に移動させる第2コマンドと、前記第2コマンドに従って前記第2方向に移動中の前記撮像装置を停止させる第3コマンドと、を含む前記撮像装置の軌跡データを取得する第1取得手段と、
    前記第2コマンドに従って前記撮像装置を前記第2方向に移動させてから前記第3コマンドに従って前記第2方向に移動中の前記撮像装置を停止させるまでの間の時間を取得する第2取得手段と、
    前記時間が規定時間よりも短い場合には、前記軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記第1方向に移動中の前記撮像装置を停止させるよりも前に前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする撮像制御装置。
  8. 前記軌跡データが表す前記撮像装置の軌跡と、前記置換後軌跡データが表す前記撮像装置の軌跡と、を含む画面を表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記置換後軌跡データを前記軌跡データに上書きして格納するか否かを示す、ユーザ操作を受け付ける受付手段を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. 前記撮像制御装置は、前記撮像装置と通信する情報処理装置に搭載されることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  11. 複数の撮像装置と、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像制御装置と、
    を備えることを特徴とする、撮像システム。
  12. 撮像制御装置の制御方法であって、
    前記撮像制御装置の第1取得手段が、第1方向に移動中の撮像装置を停止させる第1コマンドと、前記第1コマンドに従って停止した前記撮像装置を前記第1方向に移動させる第2コマンドと、前記第2コマンドに従って前記第1方向に移動中の前記撮像装置を停止させる第3コマンドと、を含む前記撮像装置の軌跡データを取得する第1取得工程と、
    前記撮像制御装置の第2取得手段が、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第2コマンドに従って前記撮像装置の移動が再開されるまでの間の時間を取得する第2取得工程と、
    前記撮像制御装置の生成手段が、前記時間が規定時間よりも短い場合には、前記軌跡データにおける前記第1コマンドと、前記第2コマンドと、前記第3コマンドとを、前記第1コマンドに従って前記撮像装置が停止してから前記第3コマンドに従って前記撮像装置が停止するまでの間で前記撮像装置を停止させる第4コマンドに置換した軌跡データを、置換後軌跡データとして生成する生成工程と
    を備えることを特徴とする撮像制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像制御装置として機能させるためのプログラム。
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