JP7317566B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラム、並びに情報処理装置に関する。
近年のデジタルカメラ等の撮像装置は、電子技術及びコンピュータ技術の発達に伴い、性能向上の一途をたどっている。特に単位時間当たりに処理可能な情報量が増加しており、より高い解像度、より高いフレームレートの動画像の撮像記録を実現している。そして、より高画質で動画像を撮像記録することが可能となっている。より高い解像度とは、例えば横方向は4096ピクセル、縦方向は2160ピクセルである。より高いフレームレートとは、例えば60fps(frame per second)、120fps、240fpsである。
その結果、近年では、高い解像度で動画像を撮像記録しつつ、その動画像中のフレーム画像を静止画像としても利用することが可能である。例えば、取得した動画像はインターネット配信動画として利用し、取得した静止画像は印刷して写真として利用する。
この種の技術として、特許文献1には、動画像の撮影中にズーム/ワイドボタンの操作を検出した際に、この時点を基準として決定された画像フレーム位置を静止画像の出力候補位置とするために当該画像フレーム位置に候補フラグを付加する提案がなされている。
特開2005-236484号公報
しかしながら、動画像データの撮像記録中に所定の操作が行われたときのフレーム画像を静止画像の出力候補とする場合、そのフレーム画像でピントが合っていないことがある。
このような場合、フレーム画像を選択する作業のやり直しとなってしまい、更には静止画出力作業のやり直しとなってしまう場合があった。特に業務用途の画像編集作業においては作業時間に応じた費用が発生するため、作業手順の簡略化と効率化による作業時間の短縮は重要な課題である。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、動画像を構成するフレーム画像のうち、ユーザの意図するタイミングを反映し、且つ好適な撮像制御状態でのフレーム画像を静止画像として利用できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、複数のフレーム画像で構成される動画像データを記録媒体に撮像記録する撮像装置であって、所定の操作を受け付ける操作手段と、前記動画像データの撮像記録中に、前記所定の操作を受け付けると、被写体を追尾してフォーカス制御を行う被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像を検出する検出手段と、前記被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像に対応する被写体追尾オートフォーカス制御が実行された期間を示す追尾期間情報を付与して前記動画像データを記録する記録制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、動画像を構成するフレーム画像のうち、ユーザの意図するタイミングを反映し、且つ好適な撮像制御状態でのフレーム画像を静止画像として利用することが可能になる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る撮像装置の外観構成の一部を模式的に示す図である。 第1の実施形態における動画像データファイルのデータ構造を説明するための図である。 第1の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、オートフォーカス制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。 第1の実施形態に係る撮像装置が実行する動画記録処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、オートフォーカス制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。 第2の実施形態に係る撮像装置が実行する動画記録処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る撮像装置が実行する動画記録処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態における動画像データファイルのデータ構造を説明するための図である。 第4の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、オートフォーカス制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。 第4の実施形態に係る撮像装置が実行する動画記録処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る情報処理装置の表示部に表示されるインターフェイス画面の例を示す図である。 第4の実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。
レンズ101は、被写体から放射もしくは反射される光の光路を調整する。センサ(光電変換素子)102は、レンズ101が光路を調整した光を受光し、電気信号に変換する。信号処理部103は、センサ102が変換して出力する電気信号を入力し、増幅、ディベイヤー、その他の画質関連処理を行い、画像データを生成する。
撮像制御部104は、レンズ101、センサ102、信号処理部103を統合的に制御し、所望の撮像を行う。撮像制御部104は、フォーカス判定部121、フォーカス制御部122、露出判定部123、露出制御部124を含む。フォーカス判定部121は、レンズ101を通してセンサ102に結像される被写体像が合焦状態であるか否かを判定する。フォーカス制御部122は、フォーカス判定部121での判定結果に応じて、合焦状態となるようにレンズ101の位置制御を行う。露出判定部123は、センサ102に結像された被写体像の露出状態を判定する。露出制御部124は、露出判定部123での判定結果に応じて、信号処理部103のゲイン制御を行う。
フレームメモリ105は、信号処理部103が生成した画像データを一旦蓄積する。エンコーダ106は、フレームメモリ105に蓄積された画像データの符号化を行い、符号化データを生成する。エンコードバッファメモリ107は、エンコーダ106で生成した符号化データを一旦蓄積する。
記録媒体117は、撮像装置100で撮像して記録した画像データを記録する。記録媒体用バッファメモリ108は、記録媒体117に記録された画像データを読み出し及び書込みする際に、一時的に画像データを蓄積するために用いられる。エンコードバッファメモリ107に蓄積された符号化データが記録媒体用バッファメモリ108に転送され、記録媒体117に転送され記録される。
再生用デコーダ109は、記録媒体用バッファメモリ108に記録されたデータのうち、再生対象となる符号化データを読み出し、デコードを行う。映像表示部110は、再生用デコーダ109でデコードされた画像データの表示を行う。これにより、ユーザは再生画像を視聴することができる。また、映像表示部110は、フレームメモリ105が生成する画像データを直接表示することも可能である。これにより、撮像記録の実行前及び実行中に、撮像され記録される画像データの内容を随時確認することができる。
記録制御部111は、撮像装置100における記録の制御を行う。記録の制御を行う際、必要に応じて、エンコーダ106及び記録媒体用バッファメモリ108の動作を制御する。再生制御部112は、撮像装置100における再生の制御を行う。再生の制御を行う際、必要に応じて、記録媒体用バッファメモリ108及び再生用デコーダ109の動作を制御する。
操作部113は、ユーザが不図示のボタンやタッチパネル等の操作入力部材を経由して、撮像装置100に関する各種操作指示を入力する。操作部113での操作指示に応じた操作指示信号は、システム制御マイコン114に送信され、システム制御マイコン114の制御下で、記録制御部111は記録制御を実行する。また、同様に操作指示信号は、システム制御マイコン114に送信され、システム制御マイコン114の制御下で、再生制御部112は再生制御を実行する。
システム制御マイコン114は、撮像装置100の各部の制御を実行する。操作部113でのユーザによる操作指示入力を検出し、撮像制御部104、記録制御部111、再生制御部112及びモード制御部115に制御要求を送る。
モード制御部115は、撮像装置100のモード制御を実行する。モード制御部115は、記録制御部111及び再生制御部112の動作モードを制御する。
システム制御マイコン114は、操作部113でのユーザによる操作指示入力に応じて、撮像記録時のシャッタースピードを決定する。システム制御マイコン114は、その決定したシャッタースピードに応じて、撮像制御部104に制御信号を送信する。撮像制御部104は、システム制御マイコン114から受信した制御信号に応じて、センサ102を駆動し、露光時間と遮光時間の制御、所謂電子シャッターの制御を行う。また、システム制御マイコン114で決定されたシャッタースピードは、映像表示部110で表示することができる。これにより、ユーザは、シャッタースピードに関する制御状態を随時確認することができる。
また、システム制御マイコン114は、操作部113でのユーザによる操作指示入力に応じて、撮像記録時のフレームレートを決定する。システム制御マイコン114は、その決定したフレームレートに応じて、撮像制御部104に制御信号を送信する。撮像制御部104は、システム制御マイコン114から受信した制御信号に応じて、センサ102を駆動し、露光及び遮光に関するセンサ102の動作周期、所謂フレームレートを制御する。また、撮像制御部104は、システム制御マイコン114から受信した制御信号に応じて、信号処理部103を制御し、信号処理部103の動作周期、所謂フレームレートを制御する。このように、撮像制御部104は、センサ102と信号処理部103の両方の動作周期の同期をとりながら、フレームレートの制御を行う。また、システム制御マイコン114で決定されたフレームレートは、映像表示部110で表示することができる。これにより、ユーザは、フレームレートに関する制御状態を随時確認することができる。
図2は、撮像装置100の外観構成の一部を模式的に示す図である。
撮像装置100は、レンズユニット202と、ディスプレイ203と、操作部113に含まれる記録ボタン204及びフレーム選択ボタン205を備える。
レンズユニット202は、レンズ101を格納する。
ディスプレイ203は、映像表示部110に対応するものであり、映像等を表示する。
記録ボタン204は、動画像データの撮像記録(以下、単に動画記録と称する)の開始及び終了を指示するためのボタンであり、その押下(以下、全押しと呼称)により動画記録が開始され、再び記録ボタン204の押下により動画記録が終了する。また、記録ボタン204は、半押し状態とすることもできる。記録ボタン204を半押し状態とすることにより、オートフォーカス(以下、AFと記す)制御が開始される。
フレーム選択ボタン205は、フレーム選択操作のためのボタンであり、その操作に応じて、動画像の特定のフレーム画像に対してフレーム選択メタデータを付与することができる。このようにフレーム選択ボタン205を設けることにより、静止画像の出力候補となるフレームを選択してフレーム選択メタデータ記録する操作が可能になる。これにより、動画像を記録しながら、静止画像の出力候補位置情報を併せて記録することができる。本実施形態では、フレーム選択ボタン205は、半押し状態とすることができ、フレーム選択ボタン205を半押し状態とすることにより、フレーム選択情報であるフレーム選択メタデータを付与するとともに、AF制御が開始される。
ここで、撮像装置100のAF制御の状態や、被写体の変化状態等に応じて、ピントの合い具合は変化する。例えば被写体の変化が比較的少ない状況で、且つAF制御が被写体に追従できている状況であれば、ピントが合っている状態となる。その状態でフレーム選択ボタン205を操作すれば、ピントが合ったフレーム画像に対してフレーム選択メタデータを付与することができる。一方、例えば被写体の変化が比較的大きい状況で、且つAF制御が被写体に追従できていない状況であれば、ピントが合っていない状態となる。その状態でフレーム選択ボタン205を操作すると、ピントが合っていないフレーム画像に対してフレーム選択メタデータを付与することになる。
そこで、以下に詳述するように、動画記録中に、フレーム選択ボタン205の操作、及びAF制御の状態に応じて、第一候補とする第一フレーム選択メタデータと、第二候補とする第二フレーム選択メタデータを付与するようにしている。
図3は、記録媒体117に記録される動画像データファイル301のデータ構造を説明するための図である。
動画像データファイル301は、動画像データ311を有する。動画像データ311は、タイムコードデータ321~324と、動画像データを構成するフレーム画像データ331~334を含む。図示例では、タイムコードデータ321とフレーム画像データ331が対応している。具体的には、タイムコードデータ321はフレーム画像データ331が撮像記録された時刻を示す。同様に、タイムコードデータ322とフレーム画像データ332、タイムコードデータ323とフレーム画像データ333、タイムコードデータ324とフレーム画像データ334が対応していることを示す。
また、動画像データファイル301は、第一フレーム選択メタデータ341と、第二フレーム選択メタデータ342を有する。フレーム選択メタデータ341、342は、静止画像の出力候補となるフレーム画像データに対応するタイムコードデータが記録される。このようにフレーム選択メタデータを付与することにより、動画記録が完了した後で、フレーム選択メタデータに応じてフレーム画像を選択して静止画出力作業を行うことができる。静止画出力作業は、例えばパーソナルコンピュータ等で動作する画像編集ソフトウェアを利用して行うことができ、フレーム画像をJ PEG形式で圧縮符号化して静止画データを生成する。なお、フレーム画像がRAWデータである場合は、RAW現像処理を実行し、画像調整が行われたデータに対して圧縮符号化処理が実行されて静止画データが生成される。
図4は、第1の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、AF制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。
動画像データ400は、フレーム画像データ401~417により構成される。
タイミング421は動画記録開始、タイミング422は動画記録終了を示し、その間が動画記録期間420になる。
動画記録開始421は、ユーザにより記録ボタン204が全押しされたタイミングを示す。記録ボタン204が全押しされることにより、操作部113から記録ボタン204の全押しがあったことがシステム制御マイコン114に通知される。システム制御マイコン114は、操作部113からの記録ボタン204の全押し通知に応じて、記録制御部111に記録開始指示を通知する。記録制御部111は、システム制御マイコン114からの通知に応じて、エンコーダ106と記録媒体用バッファメモリ108に記録処理の開始を通知する。エンコーダ106とエンコードバッファメモリ107と記録媒体用バッファメモリ108は記録処理を開始し、記録媒体117にタイムコードデータ321とフレーム画像データ331が記録される。
動画記録終了422は、ユーザにより記録ボタン204が再び全押しされたタイミングを示す。記録ボタン204が再び全押しされることにより、操作部113から記録ボタン204の全押しがあったことがシステム制御マイコン114に通知される。システム制御マイコン114は、操作部113からの記録ボタン204の全押し通知に応じて、記録制御部111に記録終了指示を通知する。記録制御部111は、システム制御マイコン114からの通知に応じて、エンコーダ106と記録媒体用バッファメモリ108に記録処理の終了を通知する。エンコーダ106とエンコードバッファメモリ107と記録媒体用バッファメモリ108は記録処理を終了する。その結果、記録媒体117に最後のタイムコードデータとフレーム画像データ(図3でいえばタイムコードデータ324とフレーム画像データ334)が記録され、記録終了となる。
動画記録期間420において、タイミング431はフレーム選択ボタン半押し時、タイミング432は合焦判定成立を示し、その間がAF制御期間430になる。
フレーム選択ボタン半押し時431は、ユーザによりフレーム選択ボタン205が半押しされたタイミングを示す。フレーム選択ボタン205が半押しされることにより、操作部113からフレーム選択ボタン205の半押しがあったことがシステム制御マイコン114に通知する。システム制御マイコン114は、操作部113からのフレーム選択ボタン205の半押し通知に応じて、撮像制御部104に含まれるフォーカス制御部122に対してAF制御開始を通知する。フォーカス制御部122は、システム制御マイコン114からの通知に応じて、フォーカス判定部121で合焦成立判定がなされるように、レンズ101を駆動する。
また、システム制御マイコン114は、操作部113からのフレーム選択ボタン205の半押し通知に応じて、記録制御部111に第二フレーム選択メタデータ342の記録を通知する。記録制御部111は、システム制御マイコン114からの通知に応じて、エンコーダ106と記録媒体用バッファメモリ108に記録処理の開始を通知する。エンコーダ106とエンコードバッファメモリ107と記録媒体用バッファメモリ108は記録処理を開始し、記録媒体117に第二フレーム選択メタデータ342が記録される。
合焦判定成立432は、撮像制御部104に含まれるフォーカス判定部121で合焦状態であると判定されたタイミングを示す。システム制御マイコン114が、フォーカス判定部121で合焦状態であると判定されたことを検出すると、第一フレーム選択メタデータ341が、合焦状態と判定されたタイミング432の被写体像から生成されたフレーム画像411に付与されて記録される。
図5は、第1の実施形態においてシステム制御マイコン114の制御下で実行される動画記録処理を示すフローチャートである。
ステップS501で、システム制御マイコン114は、記録ボタン204が全押し状態であるか否かを判定する。全押し状態になるまで待機し、全押し状態になった場合、ステップS502に進む。
ステップS502で、システム制御マイコン114は、動画記録を開始する。この動画記録開始タイミングは、図4の動画記録開始421に対応する。
ステップS503で、システム制御マイコン114は、フレーム選択ボタン205が半押し状態であるか否かを判定する。半押し状態である場合、ステップS504に進む。半押し状態でない場合、ステップS505に進む。
ステップS504で、システム制御マイコン114は、フレーム選択ボタン205が半押し状態であると判定されたことを検出すると、記録制御部111に第二フレーム選択メタデータの記録を指示する。記録制御部111は、システム制御マイコン114からの通知に応じて、エンコーダ106と記録媒体用バッファメモリ108に記録処理の開始を通知する。エンコーダ106とエンコードバッファメモリ107と記録媒体用バッファメモリ108は記録処理を開始し、第二フレーム選択メタデータ342を、フレーム選択ボタン半押し時431に対応するフレーム画像405に関連付けて、記録媒体117に記録する。
ステップS506で、システム制御マイコン114は、AF制御を開始する。フォーカス判定部121による合焦状態の判定と、その判定結果に応じたフォーカス制御部122によるレンズ101の位置制御を開始する。
ステップS507で、システム制御マイコン114は、AF制御を継続する。フォーカス制御部122によるレンズ101の位置制御結果に応じて、フォーカス判定部121による合焦状態の判定がどのように変化したかを検出する。その検出結果を更にフォーカス制御部122によるレンズ101の位置制御に反映させる。
ステップS508で、システム制御マイコン114は、合焦状態であるか否かを判定する。合焦状態でない場合、ステップS507に戻り、AF制御を継続する。合焦状態である場合、ステップS509に進む。
ステップS509で、システム制御マイコン114は、記録制御部111に第一フレーム選択メタデータ341の記録を指示する。記録制御部111は、システム制御マイコン114からの指示に応じて、エンコーダ106と記録媒体用バッファメモリ108に記録処理の開始を通知する。エンコーダ106とエンコードバッファメモリ107と記録媒体用バッファメモリ108は記録処理を開始し、第一フレーム選択メタデータを、合焦状態と判定されたタイミング432の被写体像から生成されたフレーム画像411に関連付けて記録媒体117に記録する。その後、ステップS510に進む。
一方、ステップS505で、システム制御マイコン114は、記録ボタン204が半押し状態であるか否かを判定する。半押し状態である場合、ステップS513に進む。半押し状態でない場合、ステップS510に進む。
ステップS513で、システム制御マイコン114は、AF制御を開始する。その処理内容はステップS506と同一である。
ステップS514で、システム制御マイコン114は、AF制御を継続する。その処理内容はステップS507と同一である。その後、ステップS510に進む。
ステップS510で、システム制御マイコン114は、記録ボタン204が全押し状態であるか否かを判定する。全押し状態でない場合、ステップS503に戻る。全押し状態である場合、ステップS511に進む。
ステップS511で、システム制御マイコン114は、動画記録を終了する。この動画記録を終了するタイミングは、図4の動画記録終了422に対応する。動画記録処理により、動画記録開始421のタイミングと対応するフレーム画像データ401から動画記録終了422のタイミングと対応するフレーム画像データ417で構成される動画像データが記録媒体117に記録される。
以上により、動画記録処理が終了する。
以上のように、動画像データの撮像記録中に、フレーム選択ボタン205を半押し状態とするフレーム選択操作があったときのフレーム画像と、合焦状態であると判定されたときのフレーム画像に対して、フレーム選択メタデータが付与される。
詳細には、ステップS506~S509において、AF制御を実施し、合焦判定の結果に応じてフレーム選択メタデータを付与する。これにより、ユーザ操作のタイミングに対応するフレーム画像だけでなく、その近傍のピントが合っているフレーム画像に対してもフレーム選択メタデータが付与される。よって、フレーム選択メタデータを利用した編集ソフトウェア上での静止画出力作業の作業効率を向上することができる。
また、ステップS503において、フレーム選択ボタン205の半押し状態判定に応じて、AF制御を開始する。これにより、同一のボタンでAF制御操作とフレーム選択ボタン付与操作を行うことが可能となり、撮影操作をより簡便とすることができる。
特にステップS508、S509において、非合焦から合焦に変化した時点でフレーム選択メタデータを付与する。これにより、フレーム選択ボタン205が半押しされた後、合焦状態にあると判定されたときの、すなわち合焦までの最短のタイミングのフレーム画像に対してフレーム選択メタデータを付与することができる。したがって、ユーザの意図するタイミングを反映したフレーム選択メタデータの付与が可能となる。
また、ステップS503、S504において、フレーム選択ボタン205が半押しされたときのフレーム画像に対してもフレーム選択メタデータを付与する。これにより、合焦状態ではなくてもユーザ操作のタイミングのフレーム画像も含めて編集ソフトウェア上での静止画出力時の候補が複数提示される。よって、ユーザがタイミングを重視し、AF制御が開始されてから合焦状態になるまでの所要時間を好まない場合に、ユーザの画像表現の選択肢の幅を広げることができる。具体的には、フレーム選択ボタン205を半押したタイミングでのフレーム画像であるが合焦状態は不十分であるフレーム画像と、フレーム選択ボタン205の半押したタイミングから、フォーカス制御所要時間後であるが合焦状態が十分であるフレーム画像が静止画出力の候補として提示される。ユーザはそのような両者のフレーム画像を比較して選択することも可能となる。
これにより、ユーザの意図するタイミングを反映し、且つ合焦状態でのフレーム画像を静止画像として利用することが可能になる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態を説明する。なお、撮像装置100の構成及び基本的な処理動作は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との差異を中心に説明する。
第1の実施形態では、所定の操作に応じて追従制御を開始して合焦できた時点で制御を停止する、所謂ワンショットAFを実行する例を説明した。第2の実施形態では、連続的に追従制御を継続する、所謂コンティニュアスAFを実行する例を説明する。
第2の実施形態では、フレーム選択ボタン205を半押し状態とすることにより、フレーム選択メタデータを付与するが、AF制御の開始の起点とはならない。すなわち、第1の実施形態では、フレーム選択ボタン205を半押し状態とするフレーム選択操作が、AF制御を開始する操作を兼ねているが、第2の実施形態では、フレーム選択ボタン205を半押し状態とするフレーム選択操作が、フォーカス制御とは無関係の操作となっている。
図6は、第2の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、AF制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。
図4に対して、図6ではAF制御期間430が存在しない。この例では、動画記録開始421から合焦判定成立432に至る期間、非合焦状態が継続している非合焦期間601となっている。また、合焦判定成立432から動画記録終了422に至る期間、合焦状態が継続している合焦期間602となっている。
図7は、第2の実施形態においてシステム制御マイコン114の制御下で実行される動画記録処理を示すフローチャートである。
図5に対して、図7ではステップS505、S506、S513、S514の処理は実行されない。その代わり、ステップS501の前にステップS701の処理が追加される。
ステップS701で、システム制御マイコン114は、AF制御を実行する。第1の実施形態では、フレーム選択ボタン205の半押し又は記録ボタン204の半押しよりAF制御が開始されるのに対して、第2の実施形態では、動画記録を開始する前に既にAF制御が開始済である。
また、ステップS503においてフレーム選択ボタン205が半押し状態でないと判定されたとき、ステップS510に移行するようにしている。これは、フレーム選択ボタン205が半押し状態であることと、合焦状態であることとの2条件が共に成立した場合のみ、第一フレーム選択メタデータが付与されることを示す。
以上のように、ステップS701において、AFが継続的に実行される場合においても、AF制御の状態に応じたフレーム選択メタデータの記録を適切に実施することができる。
そして、ステップS503、S504、S507~S509において、ユーザ操作によるフレーム選択ボタン205の半押し状態と、合焦状態の判定結果の両方を適切に反映した、フレーム選択メタデータの記録が可能となる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態を説明する。なお、撮像装置100の構成及び基本的な処理動作は第1、第2の実施形態と同様であり、以下では、第1、第2の実施形態との差異を中心に説明する。
第3の実施形態では、マニュアルフォーカス(AF制御が非作動)を実行する例を説明する。
図8は、第3の実施形態においてシステム制御マイコン114の制御下で実行される動画記録処理を示すフローチャートである。
図7に対して、図8ではステップS507、S701の処理が実行されない。その代わり、マニュアルフォーカス操作が行われている。マニュアルフォーカス操作は、例えば不図示のフォーカスリング部材をユーザが操作することにより、レンズ101の位置を調節する操作である。
このように、撮像装置100がマニュアルフォーカスモードで動作する場合であっても、ステップS503、S504、S508、S509において、ユーザ操作によるフレーム選択ボタン205の半押し状態と、合焦状態の判定結果の両方を適切に反映した、フレーム選択メタデータの記録が可能となる。
なお、第1~第3の実施形態では、合焦状態になることをフレーム選択メタデータ付与の条件としたが、それ以外の撮像制御状態をフレーム選択メタデータ付与の条件とするようにしてもよい。例えば適正露出状態になることをフレーム選択メタデータ付与の条件としてもよい。また、上記では、オートフォーカス制御を実行する場合について説明したが、同様にオート露出制御を実行することもできる。これにより、編集ソフトウェアで静止画出力を行うとき、ユーザが意図したタイミングの近傍で、画質の高いフレーム画像に基づく静止画出力作業を効率よく行うことが可能となる。
また、フレーム選択ボタン205の全押し状態を活用してもよい。例えばフレーム選択ボタン205が全押し状態にあるときのフレーム画像に対して、撮像制御状態に関係なくフレーム選択メタデータを付与するととともに、合焦状態よりもタイミングの優先度が高いことを示す情報も付与するようにしてもよい。これにより、フレーム選択ボタン205が半押しされたか、全押しされたかに応じて、ユーザがピントの合い具合を優先するのか、それともタイミングを優先するのかを識別可能になる。よって、よりユーザの趣向を反映してフレーム選択メタデータが付与されたフレーム画像を静止画出力の候補として提示することが可能となる。
また、フレーム選択ボタン205を半押したとき、所定の時間経過したときのフレーム画像に対してフレーム選択メタデータを付与するようにしてもよい。AF時における被写体の状況や、マニュアルフォーカス時における操作具合に応じて、合焦に至るまでの所要時間が想定よりも長くなってしまった場合でも、タイミングを逃すことなくフレーム選択メタデータを付与することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態を説明する。なお、撮像装置100の構成及び基本的な処理動作は第1~第3の実施形態と同様であり、以下では、第1~第3の実施形態との差異を中心に説明する。
第4の実施形態では、被写体追尾オートフォーカス制御である顔追尾AF制御を実行する例を説明する。
図9は、記録媒体117に記録される動画像データファイル301のデータ構造を説明するための図である。
動画像データファイル301は、図3と同様、動画像データ311を有する。動画像データ311の構成は、第1の実施形態と同様である。
また、動画像データファイル301は、図3と同様、第一フレーム選択メタデータ341と、第二フレーム選択メタデータ342を有する。なお、第一フレーム選択メタデータ341及び第二フレーム選択メタデータ342は、それぞれ複数記録されることもある。
また、動画像データファイル301は、第一追尾期間始点メタデータ351と、第一追尾期間終点メタデータ352を有する。第一追尾期間始点メタデータ351は、第一追尾期間の始点となるフレーム画像データに対応するタイムコードデータが記録される。また、第一追尾期間終点メタデータ352は、第一追尾期間の終点となるフレーム画像データに対応するタイムコードデータが記録される。同様に、動画像データファイル301は、第二追尾期間始点メタデータ353と、第二追尾期間終点メタデータ354を有する。第二追尾期間始点メタデータ353は、第二追尾期間の始点となるフレーム画像データに対応するタイムコードデータが記録される。また、第二追尾期間終点メタデータ354は、第二追尾期間の終点となるフレーム画像データに対応するタイムコードデータが記録される。
図10は、第4の実施形態におけるフレーム選択ボタン操作、AF制御及びフレーム選択メタデータ付与のタイミング関係を示す図である。
図4に対して、AF制御期間430を削除している。
動画記録期間420において、タイミング1002は第一顔追尾AF制御開始、タイミング1003は第一顔追尾AF制御終了を示し、その間が第一追尾期間1001になる。第一顔追尾AF制御開始1002で、第一追尾期間始点メタデータ351が記録される。また、第一顔追尾AF制御終了1003で、第一追尾期間終点メタデータ352が記録される。これら第一追尾期間始点メタデータ351及び第一追尾期間終点メタデータ352は、顔追尾AF制御が実行された期間を示す追尾期間情報である。
フレーム選択ボタン半押し時431は、第一追尾期間1001内である。これは、フレーム選択ボタン半押し時431の時点で、追尾対象の被写体である顔に対して合焦状態であることを示している。そのため、フレーム選択ボタン半押し時431で、記録媒体117に第一フレーム選択メタデータ341及び第二フレーム選択メタデータ342が記録される。
また、動画記録期間420において、タイミング1005は第二顔追尾AF制御開始、タイミング1006は第二顔追尾AF制御終了を示し、その間が第二追尾期間1004になる。第二顔追尾AF制御開始1005で、第二追尾期間始点メタデータ353が記録される。また、第二顔追尾AF制御終了1006で、第二追尾期間終点メタデータ354が記録される。これら第二追尾期間始点メタデータ353及び第二追尾期間終点メタデータ354は、顔追尾AF制御が実行された期間を示す追尾期間情報である。
フレーム選択ボタン半押し時431は、第二追尾期間1004内である。これは、フレーム選択ボタン半押し時431の時点で、追尾対象の被写体である顔に対して合焦状態であることを示している。そのため、フレーム選択ボタン半押し時431で、記録媒体117に第一フレーム選択メタデータ341及び第二フレーム選択メタデータ342が記録される。
図11は、第4の実施形態においてシステム制御マイコン114の制御下で実行される動画記録処理を示すフローチャートである。以下、図7との相違点を中心に説明する。
ステップS701で、システム制御マイコン114は、AF制御を実行する。第4の実施形態では、動画記録を開始する前に既にAF制御が開始済であり、AF制御として顔追尾AF制御を実行する。
ここで、顔追尾AFについて説明する。顔追尾AFとは、被写体の中から顔を検出した場合、その顔に合焦するようにAF制御を開始する。そして、撮像記録する画角の中で顔検出位置が移動した場合であっても、その顔検出位置を追尾して、その顔に合焦するようにAF制御を継続する。例えば被写体である顔が撮像する画角より外側に移動する等して、顔が検出されなくなった場合は、AF制御を終了する。その後、再び被写体の中から顔を検出した場合は、その顔に合焦するようにAF制御を開始する。
また、ステップS509の後、及び、ステップS503においてフレーム選択ボタン205が半押し状態でないと判定された場合、ステップS1101に進む。
なお、本実施形態では、フレーム選択ボタン半押し時431が、追尾期間1001、1004内であるので、フレーム選択ボタン半押し時431において既に合焦が成立している。したがって、ステップS503においてフレーム選択ボタン205が半押し状態であると判定された場合、ステップS504と略同時にステップS509も実行される。すなわち、フレーム選択ボタン半押し時431で、第一フレーム選択メタデータ341及び第二フレーム選択メタデータ342が記録され、第一フレーム選択メタデータ341と第二フレーム選択メタデータ342が記録するタイムコード値は同一になる。
ステップS1101で、システム制御マイコン114は、追尾期間始点/終点メタデータを記録する。詳細には、第一顔追尾AF制御開始1002で、第一追尾期間始点メタデータ351が記録され、第一顔追尾AF制御終了1003で、第一追尾期間終点メタデータ352が記録される。また、第二顔追尾AF制御開始1005で、第二追尾期間始点メタデータ353が記録され、第二顔追尾AF制御終了1006で、第二追尾期間終点メタデータ354が記録される。その後、ステップS510に進む。
次に、動画像データファイル301を用いて静止画出力作業を行うための情報処理装置1200について説明する。図12は、情報処理装置1200の構成を示すブロック図である。
システム制御マイコン1201は、例えばCPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)等により構成され、各種処理(プログラム)を実行して情報処理装置1200の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ送受信を制御したりする。また、システム制御マイコン1201は、ユーザからの操作を受け付ける操作部1202からの操作信号に応じて、情報処理装置1200の各ブロックを制御する。
操作部1202は、電源ボタン、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、タッチパネル等により構成される。ユーザによりこれらのキーボードやマウスが操作されるとシステム制御マイコン1201に操作信号を送信する。
バス1203は、各種データ、制御信号、指示信号等を情報処理装置1200の各ブロックに送るための汎用バスである。
メモリ1204は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリであって、画像信号及び音声信号、情報処理装置1200の設定情報等を一時的に記憶する揮発性メモリと不揮発性メモリの双方が備わる。
記録媒体1205は、情報処理装置1200に内蔵される記録媒体である。記録媒体1205は、情報処理装置1200で扱う各種データ等を記録することができる。記録媒体1205の例としては、例えばハードディスク、SSD、光ディスク、フラッシュメモリ等がある。
外部記録媒体接続部1206は、情報処理装置1200に外部記録媒体を接続するための接続部である。外部記録媒体は、情報処理装置で扱う各種データ等を記録することができる。外部記録媒体の例としては、例えばハードディスク、SSD、光ディスク、フラッシュメモリ等がある。
通信部1207は、情報処理装置1200が外部情報処理装置と通信するための通信部である。外部情報処理装置は、情報処理装置1200と同様に、画像処理を行うことができる。外部情報処理装置の例としては、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、パーソナルコンピュータ等がある。更には、撮像部及び画像記録部も含むデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等もある。
表示部1208は、記録媒体1205や外部記録媒体接続部1206を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニュー等のGUIを表示する。表示部1208は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることができる。
音声出力部1209は、例えばスピーカ及びその駆動部からなり、記録媒体1205や外部記録媒体に記録された音声信号に基づいて音声を出力する。
映像外部出力部1210は、外部映像表示装置を情報処理装置1200に接続するための出力部である。映像外部出力部1210は、記録媒体1205や外部記録媒体接続部1206を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニュー等のGUIを外部映像表示装置に表示する。外部映像表示装置の例としては、テレビ、モニタ等がある。
音声外部出力部1211は、外部音声出力装置を情報処理装置1200に接続するための出力部である。音声外部出力部1211は、記録媒体1205や外部記録媒体に記録された音声信号に基づいて音声を出力する。外部音声出力装置の例としては、スピーカやヘッドフォン等がある。
図13は、情報処理装置1200の表示部1208に表示されるインターフェイス画面1301の例を示す。インターフェイス画面1301は、表示部1208の全画面に表示されるが、複数ウインドウ表示可能な場合、そのうちの一つのウインドウとして表示されてもよい。なお、インターフェイス画面1301が表示部1208に表示されるとしたが、映像外部出力部1210を介して外部映像表示装置に表示されるようにしてもよい。
メニュー1302は、情報処理装置1200が実行可能な機能を選択して実行するためのメニューである。操作部1202でメニュー1302を選択すると、所謂プルダウンメニューとして、メニューの詳細が表示される。更に、それら詳細のメニューの中から、実行したいメニューを選択することにより、所望の機能を実行することができる。メニューの項目としては、大項目として、ファイル操作に関連するファイルメニュー、編集操作に関連する編集メニュー、表示操作に関連する表示メニュー、設定等に関連するツールメニュー、使用説明書を表示等するヘルプメニュー等がある。
メディア一覧リスト1311は、情報処理装置1200で認識されるメディアの一覧を示すリストである。メディアの種類としては、メディア1312と仮想メディア1314がある。メディア1312は、情報処理装置1200の外部記録媒体接続部1206でメモリカード等の装着が認識された場合に表示される。また、メディア1312は、通信を介してマスストレージクラス動作状態で接続された情報処理装置1200の外部記録媒体接続部1206に接続されたメモリカードの装着が認識された場合に表示される。また、それ以外の手段で外部記録媒体が認識された場合に表示されてもよい。仮想メディア1314は、情報処理装置1200の記録媒体1205に階層構造で各種データが記録されている場合、特定の階層のフォルダを仮想的なメディアとみなして情報処理装置1200で扱うためのものである。メディア1312には、メディア名1313を併せて表示することができる。メディア1312は、図13では1つのみ表示されているが、情報処理装置1200で複数のメディア1312が認識された場合、メディア1312を複数表示することができる。その際、それら複数のメディア1312は、各メディアに対応するメディア名1313にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。また、仮想メディア1314には、仮想メディア名1315を併せて表示することができる。仮想メディア1314は、図13では1つのみ表示されているが、情報処理装置1200で複数の仮想メディア1314が認識された場合、仮想メディア1314を複数表示することができる。その際、それら複数の仮想メディア1314は、各仮想メディアに対応する仮想メディア名1315にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。メディア選択枠1316は、選択されているメディア1312又は仮想メディア1314を示す。複数のメディア1312又は仮想メディア1314を選択することも可能である。メディア選択枠1316は、操作部1202で操作することができる。キーボードで操作する場合は、キーボードに含まれる矢印キーの操作により、メディア選択枠1316の位置を変更する。例えば図13で、仮想メディア1314が選択されている状態で上向き矢印キーを操作することにより、メディア一覧リスト1311で1つ上側となるメディア1312を選択する状態に変更することができる。
仮想メディア作成ボタン1317は、仮想メディア1314を作成するためのボタンである。仮想メディア作成ボタン1317を押下することにより、記録媒体1205の予め設定した階層のフォルダ下に、仮想メディア1314を作成する。そのときに、不図示のサブウインドウ表示で、仮想メディア名1315を設定することもできる。
仮想メディア削除ボタン1318は、仮想メディア1314を削除するためのボタンである。メディア選択枠1316で仮想メディア1314が選択された状態で仮想メディア削除ボタン1318を押下することにより、その選択されている仮想メディア1314が削除される。
バックアップボタン1319は、ユーザの操作に基づいて画像データバックアップを実行する。メディア選択枠1316でメディア1312が選択された状態でバックアップボタン1319を押下することにより、以下の処理を行う。まず、仮想メディア1314を新たに作成する。次に、メディア1312に記録されている画像データを、新たに作成された仮想メディア1314にコピーする。バックアップボタン1319は、仮想メディアの作成と、画像データのコピー、以上2つの操作が必要なバックアップを、バックアップボタン1319の押下という1つの操作で実施することができる。これにより、ユーザの作業を効率化し、利便性を向上する。
オートバックアップ動作モード表示部1320は、オートバックアップ動作モードの状態を表示するための表示領域である。オートバックアップとは、メディア1312の接続を認識した場合に、バックアップボタン1319を押下しなくても、バックアップボタン1319を押下した場合と同様の機能を実行する機能である。
ユーザの使用状況により、オートバックアップを利用したい場合と、利用したくない場合がある。オートバックアップを利用したい場合とは、例えば撮像装置100で撮影してメモリカードに記録した画像データに対して、効率良くバックアップ作業を実施したい場合である。効率良くとは、ユーザが実行する操作手順が簡略化されることを示す。具体的には、操作部1202の操作を省略できることを示す。特に業務用途の場合、複数の作業者による連携作業であり、不慣れな作業者が参加する場合も多い。また、特に業務用途の場合、作業の失敗は金銭的損失に直結するため、作業の失敗を最も避けるべきこととして扱う場合がある。そのような場合、ボタン押下のひと手間といえども、操作手順の簡略化により、作業者は作業失敗の回避という恩恵を受けることができる。更には、特に業務用途の場合、カメラを操作するカメラマン、データバックアップを担当するバックアップ作業者、バックアップ後のデータを編集等に利用する編集者等がチームを組み、連携して作業する。その中で、複数メンバが連携して実施する複数作業の流れを所謂ルーチン作業として実施する場合がある。そのような定型作業を反復する場合、ボタン押下のひと手間といえども、操作手順の簡略化により、作業者は作業失敗の回避という恩恵を受けることができる。
一方、オートバックアップを利用したくない場合がある。前述のルーチン作業が一通り終了し、メモリカードに記録された画像データの内容を単に確認したい場合等である。そのような場合に、オートバックアップ機能を停止することができる。メニュー1302で不図示のサブダイアログを表示し、そのサブダイアログ上で情報処理装置1200の設定を行う。そのようにしてオートバックアップ機能を非実施に設定することにより、オートバックアップ機能を停止することができる。
クリップ一覧リスト1331は、メディア一覧リスト1311で選択したメディア1312又は仮想メディア1314に記録されている画像データの一覧を表示するリストである。ここで、画像データをクリップと呼称する。サムネイル画像1332は、1つのクリップに対する代表画像である。同様にサムネイル画像1333、サムネイル画像1334は、それぞれ1つのクリップに対する代表画像である。つまり、図13は、クリップが3つ、クリップ一覧リストに表示されていることを示す。それと共に、メディア一覧リスト1311で選択したメディア1312又は仮想メディア1314に、クリップが3つ記録されていることを示す。また、クリップ一覧リスト1331は、各クリップに対応するクリップ名及びメタデータ情報を表示する。クリップ名1335は、サムネイル画像1332に対応するクリップのクリップ名を表示する。クリップ名1335は、クリップ名と共に、関連付けて記録されるメタデータを表示してもよい。同様に、クリップ名1336はサムネイル画像1333に対応するクリップ名及びメタデータ、クリップ名1337はサムネイル画像1334に対応するクリップ名及びメタデータを表示する。また、クリップ一覧リスト1331は、アイコン1338を表示する。アイコン1338は、サムネイル画像1332で特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。同様に、アイコン1339、アイコン1340は、サムネイル画像1333、サムネイル画像1334で特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。クリップ選択枠1341は、クリップ一覧リスト1331で1つ又は複数表示されるクリップに対して、どのクリップが選択されたかを示す選択枠である。図13では、サムネイル画像1334、クリップ名1337、アイコン1340で特定されるクリップが選択されていることを示す。
クリップ一覧サムネイル大モード表示ボタン1342を押下することにより、クリップ一覧リスト1331をサムネイル大モード表示する。サムネイル大モードとは、サムネイル小モードよりも大きなサムネイル画像を表示するモードである。また、クリップ一覧サムネイル小モード表示ボタン1343を押下することにより、クリップ一覧リスト1331をサムネイル小モード表示する。図13は、サムネイル小モード表示されている状態を示している。また、クリップ一覧情報付きサムネイルモード表示ボタン1344を押下することにより、クリップ一覧リスト1331を情報付きサムネイルモード表示する。情報付きサムネイルモードとは、サムネイル大モード及びサムネイル小モードよりも、メタデータ表示項目を増やしたモードである。また、クリップ一覧詳細表示モード表示ボタン1345を押下することにより、クリップ一覧リスト1331を詳細表示モード表示する。詳細表示モードとは、サムネイル画像を非表示とし、クリップ名及びメタデータをリスト表示するモードである。
簡易検索項目設定部1346、簡易検索条件設定部1347、全検索ボタン1348、絞込み検索ボタン1349、すべて表示ボタン1350は、簡易検索機能にかかわる設定部及びボタンである。簡易検索とは、クリップ一覧リスト1331に表示されるクリップに対して、検索条件を設定して検索を実行することにより、その検索条件に合致するクリップのみをクリップ一覧リストに表示させるようにする機能である。
簡易検索項目設定部1346は、簡易検索の検索条件とする項目を設定する。具体的には、クリップに付随記録されるメタデータ項目のうち、どのメタデータ項目を検索キーとするかを設定する。例えばクリップ名、撮影日時、ステータス(OKマーク等)、クリップタイトル(任意の文字列)、撮影者(任意の文字列)、撮影場所(任意の文字列)、撮影内容(任意の文字列)等を設定することができる。
簡易検索条件設定部1347は、簡易検索項目設定部1346で選択し設定したメタデータ項目に応じて、そのメタデータ値がいくつの場合を検索条件とするかを更に設定する設定部である。具体的には、簡易検索項目設定部1346で、クリップ名、クリップタイトル、撮影者、撮影場所、撮影内容を選択した場合は、任意の文字列を検索条件として設定することができる。例えばクリップ一覧リスト1331で、クリップ名として“AA0001”、“AB0001”、“AC0001”の3つのクリップがあるとする。簡易検索項目設定部1346でクリップ名を設定した場合、簡易検索条件設定部1347で文字列“AA”を設定することにより、簡易検索を実行した結果として、“AA0001”のクリップのみをクリップ一覧リストに表示する。
全検索ボタン1348は、簡易検索未実施の状態から検索を実行するためのボタンである。つまり、クリップ一覧リスト1331が簡易検索実行済みの状態で表示されていた場合でも、全検索ボタン1348を押下することにより、それまでの簡易検索結果を非反映として新たな検索を実行できる。
絞込み検索ボタン1349は、クリップ一覧リスト1331が簡易検索実行済みの状態で、簡易検索条件に合致したクリップのみ表示されている状態から、更に絞り込み検索を行うためのボタンである。例えば簡易検索未実施の状態で、クリップ一覧リスト1331には、クリップ名“AA0001”、“AA0002”、“AB0001”が表示されているとする。クリップ名を検索項目、“AA”を検索条件として簡易検索を実行した結果として、クリップ名“AA0001”と“AA0002”のクリップが表示されているとする。その状態から更に、検索条件として“0001”を設定して絞込み検索を実施する。すると、クリップ名“AB0001”は表示されることなく、クリップ名“AA0001”のみ表示される。
すべて表示ボタン1350は、簡易検索実行結果を解除して、メディア一覧リスト1311で選択されているメディア1312又は仮想メディア1314に記録されているクリップを全てクリップ一覧リスト1331に表示するためのボタンである。
プレビュー画像1361は、クリップ一覧リスト1331に表示されたクリップの再生画像を表示する領域である。タイムコード1362は、プレビュー画13761に表示されているフレーム画像に対応するタイムコードを表示する。例えばタイムコードが12時間34分56秒12フレームであるとき、“12:34:56:12”と表示する。デュレーション1363は、クリップ一覧リスト1331に表示されたクリップの時間長を表示する。例えばクリップの時間長が1時間23分45秒21フレームであるとき、“01:23:45:21”と表示する。
スライダーバー1364及びスライダーバー操作部1365は、クリップの時間長に対する、現在の再生位置を示す。具体的には、スライダーバー1364に対するスライダーバー操作部1365の位置により、現在のクリップ再生の時間的位置を表示する。また、スライダーバー操作部1365を操作部1202で操作して移動することにより、プレビュー画像1361に表示されるフレーム画像を変更することができる。
再生ボタン1366は、トグル動作をするボタンである。操作部1202で再生ボタン1366を押下することにより、プレビュー画像1361に対して通常再生(正方向の1倍速再生)を行うことができる。通常再生中は、再生ボタン1366は不図示の停止ボタン表示となり、同ボタンを再び押下することにより、プレビュー画像1361に対して再生停止を行うことができる。
1フレーム戻すボタン1367は、再生停止状態のプレビュー画像1361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸過去方向に変更する。1フレーム進めるボタン1368は、再生停止状態のプレビュー画像1361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸将来方向に変更する。
スタートへボタン1369は、プレビュー画像1361に表示されるフレーム画像をスタートタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。エンドへボタン1370は、プレビュー画像1361に表示されるフレーム画像をエンドタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。
マークリストボタン1381を押下することにより、不図示のマークリストダイアログが表示される。マークリストダイアログには、1つ又は複数のショットマーク及びイベントマークがリスト表示される。ショットマークとは、撮像装置100でボタン操作等により付与された特定のタイムコードに対応するフレーム画像に対するメタデータである。イベントマークとは、撮像装置100の状態に応じて自動的に付与されるマークである。例えば撮像装置100で撮影中に顔認識がなされた場合、その時点のタイムコードに対応するフレーム画像に対してメタデータが付与される。
ショットマークは、撮像装置100で付与可能であると同時に、ショットマークボタン1388の押下によっても、押下時点のフレーム画像に対して付与可能である。
ショットマーク表示1382は、ショットマークが記録されている位置をスライダーバー1364上で示す。ショットマーク表示1382は、第一追尾期間1001において第一フレーム選択メタデータ341に記録されたタイムコード位置で表示される。前のショットマークへボタン1384は、スライダーバー操作部1365より時間軸過去方向にショットマーク表示1382が存在した場合、その位置にプレビュー画像1361に表示するフレーム画像を変更する。次のショットマークへボタン1385は、スライダーバー操作部1365より時間軸将来方向にショットマーク表示1382が存在した場合、その位置にプレビュー画像1361に表示するフレーム画像を変更する。図13では、次のショットマークへボタン1385を押下することにより、プレビュー画像1361を、スライダーバー操作部1365の現在位置に相当するフレーム画像から、ショットマーク表示1382の位置に相当するフレーム画像へ変更できる。
ショットマーク表示1383は、ショットマークが記録されている位置をスライダーバー1364上で示す。ショットマーク表示1383は、第二追尾期間1004において第一フレーム選択メタデータ341に記録されたタイムコード位置で表示される。
追尾期間表示1394は、顔追尾AF制御がなされている期間を表示する。図13では、ショットマーク表示1383が含まれる追尾期間である第二追尾期間始点メタデータ353と第二追尾期間終点メタデータ354で示される第二追尾期間を表示している。
音声スライダーバー1371及び音声スライダーバー操作部1372は、情報処理装置1200の音声出力部1209又は音声外部出力部1211で再生する音声の音量を設定する設定部である。ミュートボタン1373を押下することにより、音声スライダーバー操作部1372の位置にかかわらず、音声を非出力とすることができる。チャンネル1ボタン1374を押下することにより、チャンネル1ボタンのみを音声非出力とすることができる。チャンネル2ボタン1375を押下することにより、チャンネル2ボタンのみを音声非出力とすることができる。
LUTボタン1389を押下することにより、プレビュー画像1361に表示する表示画像のガンマ特性に対して、予め設定されたLUT(Lookup-Table)を適用することができる。例えばLogガンマ特性で撮影されたクリップに対して、Logガンマ特性からBT709ガンマ特性へ変換するLUTを適用する。これにより、プレビュー画像1361には、BT709ガンマ特性へ変換された画像を表示することができる。
また、ホワイトバランス調整スライダーバー1390及びホワイトバランス調整スライダーバー操作部1391が設けられる。また、露出調整スライダーバーである1392及び露出調整スライダーバー操作部1393が設けられる。
図14は、情報処理装置1200のシステム制御マイコン1201の制御下で実行される処理を示すフローチャートである。
ステップS1401で、システム制御マイコン1201は、クリップ選択操作を受け付ける。クリップ一覧リスト1331で1つ又は複数表示されるクリップに対して、操作部1202でクリップ選択枠1341の操作を行うことで、クリップの選択を行う。
ステップS1402で、システム制御マイコン1201は、フレーム画像データとタイムコードデータの読み込み処理を行う。ステップS1401において選択されたクリップの動画像データファイル301より、タイムコードデータ321とフレーム画像データ331を読み込む処理を行う。クリップの選択を行った当初は、動画像データ311の先頭となるタイムコードデータとフレーム画像データを読み込む処理を行う。
ステップS1403で、システム制御マイコン1201は、フレーム選択メタデータの読み込み処理を行う。ステップS1401において選択されたクリップの動画像データファイル301より、第一フレーム選択メタデータ341と、第二フレーム選択メタデータ342を取得する。
ステップS1404で、システム制御マイコン1201は、追尾期間始点メタデータ及び追尾期間終点メタデータの読み込み処理を行う。ステップS1401において選択されたクリップの動画像データファイル301より、第一追尾期間始点メタデータ351、第一追尾期間終点メタデータ352、第二追尾期間始点メタデータ353及び第二追尾期間終点メタデータ354を取得する。
ステップS1405で、システム制御マイコン1201は、先頭フレーム画像を表示する。ステップS1402において読み込み処理を行ったフレーム画像データ331をプレビュー画像1361に表示する。
ステップS1406で、システム制御マイコン1201は、ステップS1403において読み込んだフレーム選択メタデータ、具体的には、第一フレーム選択メタデータ341と第二フレーム選択メタデータ342を表示する。本実施形態では、第一フレーム選択メタデータ341は2個記録されている。また、第二フレーム選択メタデータ342は2個記録されている。そして、第一フレーム選択メタデータ341と第二フレーム選択メタデータ342が記録するタイムコード値は同一である。これは、フレーム選択ボタン205を半押しした時点で、顔追尾AF制御が実行中であり、合焦状態であったことを示している。そのため、1個目の第一フレーム選択メタデータ341と1個目の第二フレーム選択メタデータ342がショットマーク表示1382として表示される。また、2個目の第一フレーム選択メタデータ341と2個目の第二フレーム選択メタデータ342がショットマーク表示1383として表示される。
ステップS1407で、システム制御マイコン1201は、静止画像の出力候補となるフレーム画像の選択操作を受け付ける。操作部1202で操作を行い、ショットマーク表示1382又はショットマーク表示1383のいずれかを選択する。
ステップS1408で、システム制御マイコン1201は、ステップS1407において選択されたショットマーク表示が位置するタイムコードを含む追尾期間が存在するか否かを判定する。追尾期間が存在する場合、ステップS1409に進み、追尾期間が存在しない場合、本処理を抜ける。第一追尾期間始点メタデータ351及び第一追尾期間終点メタデータ352、第二追尾期間始点メタデータ353及び第二追尾期間終点メタデータ354を参照することにより、追尾期間の存在を判定することができる。
ステップS1409で、システム制御マイコン1201は、追尾期間を表示する。例えばステップS1407においてショットマーク表示1383が選択されたとする。この場合、ステップS1409においてショットマーク表示1383に対応する追尾期間は第二追尾期間始点メタデータ353及び第二追尾期間終点メタデータ354で示される第二追尾期間であることが判定される。ステップS1409では、その結果として、追尾期間表示1394を表示する。
追尾期間表示1394が表示された状態で再生ボタン1366を押下した場合、第二追尾期間始点メタデータ353及び第二追尾期間終点メタデータ354で示される第二追尾期間のみをスロー再生にて繰り返し再生を行う。
その他、追尾期間表示1394が表示されたとき、クリップ一覧リスト1331に、追尾期間のサムネイル画像を複数表示してもよい。
以上のように、ステップS1409において、動画像の時間軸を示す表示に、追尾期間を併せて表示することにより、静止画像の出力候補となるフレーム画像の存在位置を把握することが容易となる。
また、該当する追尾期間のみを繰り返し再生することにより、ユーザがコマ送り操作等を行う手間を省くことが可能となる。
また、その繰り返し再生はスロー再生とすることにより、ユーザが最適なフレーム画像選択することを容易とする。
更には、検出された顔を追尾対象とする顔追尾AF制御により、人物を被写体とした動画像より静止画像を出力する場合に、特に利便性を提供することが可能となる。
これにより、ユーザに対してより一層の利便性を提供する。
以上説明したように、動画像から出力する静止画像を決定するときに、追尾期間情報に基づいて、所望の被写体にピントが合い続けた追尾期間を知ることができる。これにより、フレーム選択メタデータが付与されたフレーム画像だけでなく、それ以外の、引き続き所望の被写体にピントが合い続けているフレーム画像の選択を簡易に行うことが可能となる。静止画像を決定する条件としては、所望の被写体にピントが合っているか以外に、例えば構図もある。動画像においては被写体が時々刻々と変化するため、フレーム画像毎に構図が変化する。また、静止画像を決定する条件としては、所望の被写体にピントが合っているか以外に、他の被写体のピントのボケ具合も条件となる。様々な被写体距離をとる複数の被写体が写っている場合もあり、それぞれの被写体のピントのボケ具合は異なる。
従来は、動画像から出力する静止画像を決定するときに、所望の被写体にピントが合い続けた追尾期間を知ることが困難であった。そのため、ユーザは編集ソフトウェア等を操作して、複数のフレーム画像を目視確認することにより比較検討する必要があり、ユーザの負担となっていた。そのため、所望の被写体にピントが合い、且つ、構図や他の被写体のピントのボケ具合まで含めて良好であるフレーム画像を選択することは困難であった。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:撮像装置、102:センサ、104:撮像制御部、114:システム制御マイコン、204:記録ボタン、205:フレーム選択ボタン、1200:情報処理装置、1201:システム制御マイコン

Claims (4)

  1. 複数のフレーム画像で構成される動画像データを記録媒体に撮像記録する撮像装置であって、
    所定の操作を受け付ける操作手段と、
    前記動画像データの撮像記録中に、前記所定の操作を受け付けると、被写体を追尾してフォーカス制御を行う被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像を検出する検出手段と、
    前記被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像に対応する被写体追尾オートフォーカス制御が実行された期間を示す追尾期間情報を付与して前記動画像データを記録する記録制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録制御手段は、前記動画像データの撮像記録中に、前記所定の作があったときのフレーム画像に対し、前記追尾期間情報とは異なる特定の情報を付与して前記動画像データを記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数のフレーム画像で構成される動画像データを記録媒体に撮像記録する撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、
    所定の操作を受け付けるステップと、
    前記動画像データの撮像記録中に、前記所定の操作を受け付けると、被写体を追尾してフォーカス制御を行う被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像を検出するステップと、
    前記被写体追尾オートフォーカス制御が実行されている状態のフレーム画像に対応する被写体追尾オートフォーカス制御が実行された期間を示す追尾期間情報を付与して前記動画像データを記録するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  4. コンピュータを請求項1又は2に記載の撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
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