JP2022061119A - ネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、および電気機器 - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、および電気機器 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に音声対話を開始するための技術を提供する。【解決手段】電気機器200と、サーバ100と、を備えるネットワークシステム1が提供される。サーバは、電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録する。【選択図】図2

Description

本発明は、音声対話の技術に関する。
ユーザの通信端末やインターネットなどを介して音声対話を行う技術が知られている。たとえば、国際公開第2020/145071号パンフレット(特許文献1)によると、ユーザが音声操作を良好に行い得るようにする。状況判断部により、状況を判断する。状態制御部により、判断された状況に適した音声コマンドの受け付け状態に制御する。例えば、受け付け状態にある音声コマンドが何であるかを、表示または音声出力でユーザに通知する。ユーザは誤認識を防ぐためのウェイクワードの発話をするなどのユーザアクションを行うことなく音声コマンドの発話を行うことができ、煩わしさや負担が軽減される。
また、国際公開第2019/187543号パンフレット(特許文献2)によると、入力音声に対する応答是非を精度高く判定する。入力音声のスタイルまたは出力音声のスタイルのうち少なくとも1つ以上に基づいて、前記入力音声に対する応答処理を実行するか否かを判定する知的処理部、を備える、情報処理装置が提供される。また、プロセッサが、入力音声のスタイルまたは出力音声のスタイルのうち少なくとも1つ以上に基づいて、前記入力音声に対する応答処理を実行するか否かを判定すること、を含む、情報処理方法が提供される。
国際公開第2020/145071号パンフレット 国際公開第2019/187543号パンフレット
本発明の目的は、効率的に音声対話を開始するための技術を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、電気機器と、サーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。サーバは、電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録する。
以上のように、この発明によれば、効率的に音声対話を開始するための技術が提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体的な機能や動作概要を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる新たなウェイクワードの登録の前後を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかるユーザ情報データ121を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる機器情報データ122を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるウェイクワードデータ123を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100の情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる電気機器200の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末300の構成を表わすブロック図である。 第2の実施の形態にかかる候補ワードデータ124を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる削除ワードデータ125を示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるサーバ100の情報処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の概要>
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、冷蔵庫や電子レンジやテレビなどの電気機器200と、スマートフォンなどの通信端末300と、電気機器200などをインターネットなどの外部のネットワークに接続するためのルータ400、などを含む。
なお、サーバ100としては、本実施の形態においては、図2に示すように、ユーザと音声対話を行うための対話サーバ100Aや、対話の履歴に基づいてウェイクワードを登録するための学習サーバ100Bや、現在登録されているウェイクワードを通信端末300に提供するためのアプリサーバ100Cなどが準備される。以下では、これらのサーバを総称して、サーバ100ともいう。
図1に戻って、電気機器200は、冷蔵庫やテレビや電子レンジやエアコンなどに限らず、洗濯機、空気清浄器、加湿器、除湿器、掃除機、自動調理鍋、炊飯器、照明などの家電、パーソナルコンピュータ、ハードディスクレコーダ、プロジェクタ、音楽プレーヤー、ゲーム機、スピーカなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、太陽光発電システム、蓄電池システム、給湯システムなどのHEMS設備、組み込み照明、インターホン、電気錠、給湯器、温水洗浄便座コントローラなどの住宅設備、などであってもよい。以下では、これらを総称して電気機器200という。
また、通信端末300も、スマートフォンに限らず、パーソナルコンピュータやタブレットやゲーム機やスピーカやウェアラブル端末などであってもよい。以下では、これらを総称して通信端末300という。
<ネットワークシステム1の機能構成>
次に、図2を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。
まず、ユーザが電気機器200の近くで話をすると(ステップS002)、電気機器200は、取得した音声データを対話サーバ100Aにアップロードする(ステップS004)。
対話サーバ100Aは、音声データに基づいて、電気機器200のユーザに紐づけて登録されているウェイクワードが含まれているか否かを判断する(ステップS006)。
対話サーバ100Aは、ウェイクワードが含まれていると、対話モードを開始して、対話音声を作成して電気機器200に送り返す(ステップS008)。
これを受けて、電気機器200は、対話音声をスピーカから出力する(ステップS010)。
本実施の形態においては、対話サーバ100Aは、電気機器200が取得した音声データや、電気機器200が出力した音声データを対話履歴としてデータベースに登録しておく(ステップS012)。
そして、特に本実施の形態においては、取得した音声データにウェイクワードが含まれているときに、学習サーバ100Bが、当該ウェイクワードの直前または直後の単語、たとえば、当該ウェイクワードの10単語前までの単語と当該ウェイクワードの10単語後までの単語とを、電気機器200のユーザに対応付けて新たなウェイクワードとして登録する(ステップS014)。
これによって、次回から、対話サーバ100Aは、新たなウェイクワードを検知しても対話を開始することができる。このように本実施の形態においては、たとえば、図3に示すように、最初は、「冷蔵庫」というウェイクワードを受けた際に対話を開始するように設定されているものであるが、当該ウェイクワードの直後に使用される「今日」というワードや「おすすめ」というワードを新たにウェイクワードとして登録するものである。これによって、次回から、ユーザが、初期のウェイクワードを言い忘れて電気機器200にいきなり話しかけた場合にも、音声対話が自動的に開始されるようになる。
また、本実施の形態においては、ユーザは、通信端末300のアプリケーションを介して、アプリサーバ100Cから、自分に紐づけて登録されているウェイクワードを示す情報を取得して確認することができる(ステップS016)。
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバの構成>
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバの構成の一態様について説明する。なお、本実施の形態にかかるネットワークシステム1で利用される機能は、対話サーバ100Aと学習サーバ100Bとアプリサーバ100Cのような、3つのサーバ100で実現することに限られるものではなく、クラウド上のさらに多くの装置によって実現されてもよいし、さらに少ない装置によって実現されてもよい。以下では、説明のために、対話サーバ100Aと学習サーバ100Bとアプリサーバ100Cとを、まとめて1つのサーバ100として説明する。
図4を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read‐Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかるサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、メモリ120は、図5に示すような、ユーザ情報データ121を記憶する。ユーザ情報データ121は、本サービスに登録されるユーザ毎に、ユーザIDと、ユーザ名と、家族IDと、メールアドレスと、住所と、ユーザが加入している各種のサービスの識別情報やサービス内容などを格納する。
メモリ120は、図6に示すような、機器情報データ122を記憶する。機器情報データ122は、本サービスに登録される電気機器毎に、機器IDと、電気機器のユーザIDと、ペアリングのための接続IDなどを格納する。
メモリ120は、図7に示すような、ウェイクワードデータ123を記憶する。ウェイクワードデータ123は、ユーザ毎に準備される。ウェイクワードデータ123は、ウェイクワードと登録日時との対応関係を格納する。
さらに、メモリ120は、対話音声の履歴データを、ユーザに紐づけて蓄積する。
図4に戻って、操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、電気機器200や通信端末300などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して電気機器200や通信端末300などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
たとえば、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200から音声メッセージを取得し、解析し、当該音声メッセージに対する応答メッセージを作成し、電気機器200に送信する。また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200のユーザの通信端末300からの要求に応じて、ウェイクワードデータ123を参照して、当該ユーザに紐づけて登録されているウェイクワードのリストのデータを通信端末300に送信する。
<ネットワークシステムの情報処理>
次に、図8を参照して、サーバ100における情報処理について説明する。なお、サーバ100のCPU110は、メモリ120,220,320のプログラムに従って、以下の処理を実行する。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200から音声データを受信する(ステップS102)。
CPU110は、音声データを履歴データとしてメモリ120に蓄積する(ステップS104)。
CPU110は、音声データを解析して、受け付けたユーザ音声にウェイクワードが含まれているか否かを判断する(ステップS106)。
受け付けたユーザ音声にウェイクワードが含まれている場合(ステップS106にてYESである場合)、当該メモリ120に蓄積された音声データに基づいて、当該ウェイクワードの前後に検知されたワードを新たなウェイクワードしてウェイクワードデータ123に登録する(ステップS108)。これによって、CPU110は、次回から、新たなウェイクワードを検知した場合にも音声対話を開始したり、当該新たなウェイクワードの直前や直後のワードをさらに新たなウェイクワードとして登録したりする。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200に所定の音声、たとえば対話が開始されたことを示す音声を出力させたり、電気機器200に所定のライト、たとえば対話が開始されたことを示す光を出力させたりする(ステップS110)。
CPU110は、音声対話を開始する(ステップS112)。すなわち、CPU110は、入力されたユーザ音声に対する音声メッセージを作成して、通信インターフェイス160を介して電気機器200に送信する。
本実施の形態においては、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200から、会話を拒絶したり終了させるための音声メッセージを受信した場合や、ユーザに無視された場合には(ステップS114にてYESである場合)、ステップS106の判断に利用したウェイクワードの登録を削除する(ステップS116)。ここで、CPU110は、最初に登録されているウェイクワードの登録は削除しないことが好ましい。
<電気機器200の構成>
次に、図9を参照して、ネットワークシステム1を構成する電気機器200の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる電気機器200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、機器駆動部290と、ライト295とを含む。
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器200の各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部240を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータ400やインターネットを介してサーバ100から受信したデータ、電気機器200に対応する管理サーバのアドレス、暗号キー、など各種サービスを利用するために必要な情報などを記憶する。
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ230は、単にLEDライトなどであってもよい。
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネル250を構成してもよい。
通信インターフェイス260は、無線通信を行うためのアンテナや、有線通信を行うためのコネクタなどによって実現される。CPU210は、通信インターフェイス260を利用することによって、ルータ400やインターネットなどを介して、サーバ100や他の電気機器200や通信端末300と各種のデータをやり取りする。たとえば、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、動作内容や環境情報や音声データなどをサーバ100に送信したり、操作命令や音声データなどをサーバ100から受信したりする。
スピーカ270は、CPU210からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク280は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU210に入力する。特に本実施の形態においては、CPU210は、マイク280から受け付けた音声データを、通信インターフェイス260を介してサーバ100に送信したり、サーバ100からの音声メッセージをスピーカ270から出力したりする。
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、電気機器200の各部(モータやヒータやセンサやアンテナなど)を制御する。機器駆動部290は、たとえば、冷蔵庫やエアコンに関しては圧縮機やファンであったり、電子レンジに関しては加熱調理のためのアンテナや回転テーブルであったり、テレビに関しては受信アンテナやチューナであったり、する。
ライト295は、音声対話中であることを示す光を発するためのライトである。ライト295は、シンプルな小さなライトでもよいが、電気機器200の正面の周囲や上面の周囲などに全体的に設けられて、電気機器200の外面の広い範囲から柔らかく照射されるものであることが好ましい。
<通信端末300の構成>
次に、図10を参照して、ネットワークシステム1を構成する通信端末300の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380、カメラ390などを含む。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、各種サービスのためのアプリケーションプログラムや通知エージェント用のプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100から受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータ、通信端末300のユーザを特定するための情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部340は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU310に入力する。なお、ユーザ端末は、ディスプレイ330と操作部340とを含むタッチパネル350を有してもよい。
通信インターフェイス360は、インターネットやキャリア網やルータ400などを介して、サーバ100や電気機器200などの他の装置との間でデータを送受信する。たとえば、CPU310は、プログラムに従って、通信インターフェイス360を介してサーバ100と、ユーザに関する各種の情報をやりとりする。CPU310は、当該各種の情報を、他のアプリケーションプログラムに提供することによって各種のサービスを受けることができる。
スピーカ370は、CPU310からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク380は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU310に入力する。カメラ390は、撮影した静止画像や動画像をCPU310に入力したり、メモリ320に格納したりする。
このように構成されているため、CPU310は、ユーザの指示に基づいて、通信インターフェイス360を介してウェイクワードの要求をサーバ100に送信したり、サーバ100からの情報に基づいて、現在登録されているウェイクワードのリストをディスプレイ330に表示したりする。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、ウェイクワードの直前または直後のワードを新たなウェイクワードとして登録するものであった。しかしながら、ウェイクワードの直前または直後に複数回検知されたワードを新たなウェイクワードとして登録してもよい。
より詳細には、本実施の形態においては、サーバ100のメモリ120は、候補ワードデータ124を格納する。図11を参照して、候補ワードデータ124は、ユーザ毎に、準備され、候補ワード毎に、ウェイクワードの直前または直後に検知された回数が記憶される。CPU110は、ステップS108において、候補のワードのうちの、所定回数、たとえば5回など、以上検知されたものを新たなウェイクワードしてウェイクワードデータ123に登録することが好ましい。
同様に、ステップS114やステップS116の、ウェイクワードの登録の削除に関しても、CPU110は、何度も会話を拒絶されたり、無視されたりした場合に、ウェイクワードデータ123の登録を削除してもよい。
<第3の実施の形態>
また、上記の実施の形態に加えて、ステップS116で登録を削除されたウェイクワードに関しては、所定の期間、たとえば2週間など、新たなウェイクワードとして登録しないことが好ましい。また、一度削除された場合は、2週間登録できないようにして、再度削除された場合は、さらに長い期間、たとえば3か月間登録できないようにすることが好ましい。
より詳細には、本実施の形態においては、メモリ120は、ユーザ毎に、図12に示すような削除ワードデータ125を記憶する。削除ワードデータ125は、削除されたワード毎に、ワード、1回目の削除日時、登録可能日時、2回目の削除日時、登録可能日時、3回目の削除日時・・・などが格納される。
これによって、CPU110は、ステップS108において、登録済みのウェイクワードの直前および直後のワードのうち、削除されてから所定期間が経過していないワードを除外して、残りのワードを新たなウェイクワードしてウェイクワードデータ123に登録することが好ましい。あるいは、CPU110は、ステップS108において、登録済みのウェイクワードの直前および直後のワードのうち、削除されてから所定期間が経過していないワードを除外して、残りのワードを候補のワードとして取り扱う。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100や電気機器200や通信端末300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、それらの装置の1つ1つの役割の一部または全部を複数の装置で分担したりしてもよい。たとえば、具体的には、サーバ100が、1つの装置で実現されてもよいし、クラウド上の複数の装置によって実現されてもよい。あるいは、電気機器200や通信端末300が、サーバ100の処理の一部の役割を担ったりしてもよい。あるいは、電気機器200が、電気機器本体と、後付けの通信モジュールとによって構成されてもよい。
たとえば、電気機器200が、ユーザ音声に基づいてウェイクワードを検知してもよい。より詳細には、本実施の形態においては、電気機器200のメモリ220が、ウェイクワードデータや音声の履歴データなどを記憶する。この場合は、電気機器200のCPU210は、メモリ220のプログラムに従って以下の処理を実行する。
図13を参照して、CPU210は、マイク280を介してユーザからの音声を取得する(ステップS302)。
CPU210は、音声データを、履歴データとして、メモリ220に蓄積する(ステップS304)。
CPU210は、音声データを解析して、受け付けたユーザ音声にウェイクワードが含まれているか否かを判断する(ステップS306)。
受け付けたユーザ音声にウェイクワードが含まれている場合(ステップS306にてYESである場合)、CPU210は、当該メモリ220に蓄積された音声データに基づいて、当該ウェイクワードの前後に検知されたワードを新たなウェイクワードしてウェイクワードデータに登録する(ステップS308)。なお、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、新たなウェイクワードをサーバ100に通知する。これによって、サーバ100は、通信端末300からの要求に応じて、新しいウェイクワードのリストをユーザに提供することができる。
CPU210は、スピーカ270に、所定の音声、たとえば対話が開始されたことを示す音声を出力させたり、ライト295に、所定のライト、たとえば対話が開始されたことを示す光を出力させたりする(ステップS310)。
CPU210は、音声メッセージをサーバ100に送信することによって、サーバ100による音声対話を開始する(ステップS312)。すなわち、CPU210は、入力されたユーザ音声に対する音声メッセージを、通信インターフェイス260を介してサーバ100からダウンロードして、スピーカ270から出力する。
本実施の形態においては、CPU210は、マイク280を介して、会話を終了させるための音声メッセージを受信した場合や、ユーザに無視された場合には(ステップS314にてYESである場合)、ステップS306の判断に利用したウェイクワードの登録を削除する(ステップS316)。なお、CPU310は、最初に登録されているウェイクワードの登録は削除しないことが好ましい。また、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、登録削除されたウェイクワードをサーバ100に通知する。これによって、サーバ100は、通信端末300からの要求に応じて、現在のウェイクワードのリストをユーザに提供することができる。
このような形態には限られず、音声にウェイクワードが含まれているかの判断を電気機器200で行いつつ、新たなウェイクワードにするか否かはサーバ100で判断してもよい。この場合は、電気機器200は、音声対話を開始するか否かに関わらず、すなわちウェイクワードを検知する前から、マイク280で取得した音声データをサーバ100にアップロードしていることが好ましい。なお、音声対話自体も電気機器200がローカルで実行してもよい。
<まとめ>
上記の実施の形態においては、電気機器と、サーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。サーバは、電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録する。
好ましくは、サーバは、所定のウェイクワードの前後に所定回数以上検知されたワードを新たなウェイクワードとして登録する。
好ましくは、サーバは、登録されたウェイクワードに基づいて音声対話を開始した後に、電気機器が、ユーザから音声対話を拒むメッセージを受け付けた場合に、当該ウェイクワードを登録から除外する。
好ましくは、サーバは、登録されたウェイクワードに基づいて音声対話を開始した後に、電気機器からの音声対話をユーザが無視した場合に、当該ウェイクワードを登録から除外する。
好ましくは、所定のウェイクワードおよび新たなウェイクワードが電気機器に記憶され、電気機器が、周囲の音声から、所定のウェイクワードおよび新たなウェイクワードを検知すると、サーバに音声対話を開始させる。
好ましくは、所定のウェイクワードおよび新たなウェイクワードが検知されると、電気機器が、所定の音声または所定の光を出力する。
好ましくは、所定のウェイクワードおよび新たなウェイクワードが検知されると、電気機器が、全体的に光を発する。
好ましくは、サーバは、電気機器に対応する通信端末に、現在登録されているウェイクワードの情報を送信する。
上記の実施の形態においては、電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると、サーバが音声対話を開始するステップと、サーバが所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
上記の実施の形態においては、電気機器と通信するための通信インターフェイスと、メモリと、電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとしてメモリに登録するプロセッサとを備える、サーバが提供される。
上記の実施の形態においては、スピーカと、マイクと、メモリと、マイクを介して所定のウェイクワードを受け付けるとスピーカを介して音声対話を開始し、所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとしてメモリに登録するプロセッサとを備える、電気機器が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
100A :対話サーバ
100B :学習サーバ
100C :アプリサーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :ユーザ情報データ
122 :機器情報データ
123 :ウェイクワードデータ
124 :候補ワードデータ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :電気機器
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
250 :タッチパネル
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
295 :ライト
300 :通信端末
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ
400 :ルータ

Claims (11)

  1. 電気機器と、
    サーバと、を備え、
    前記サーバは、前記電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、前記所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録する、ネットワークシステム。
  2. 前記サーバは、前記所定のウェイクワードの前後に所定回数以上検知されたワードを前記新たなウェイクワードとして登録する、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記サーバは、登録されたウェイクワードに基づいて音声対話を開始した後に、前記電気機器が、ユーザから音声対話を拒むメッセージを受け付けた場合に、当該ウェイクワードを登録から除外する、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバは、登録されたウェイクワードに基づいて音声対話を開始した後に、前記電気機器からの音声対話をユーザが無視した場合に、当該ウェイクワードを登録から除外する、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記所定のウェイクワードおよび前記新たなウェイクワードが前記電気機器に記憶され、
    前記電気機器が、周囲の音声から、前記所定のウェイクワードおよび前記新たなウェイクワードを検知すると、前記サーバに音声対話を開始させる、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 前記所定のウェイクワードおよび前記新たなウェイクワードが検知されると、前記電気機器が、所定の音声または所定の光を出力する、請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 前記所定のウェイクワードおよび前記新たなウェイクワードが検知されると、前記電気機器が、全体的に光を発する、請求項5に記載のネットワークシステム。
  8. 前記サーバは、前記電気機器に対応する通信端末に、現在登録されているウェイクワードの情報を送信する、請求項1から7のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  9. 電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると、サーバが音声対話を開始するステップと、
    前記サーバが前記所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして登録するステップと、を備える情報処理方法。
  10. 電気機器と通信するための通信インターフェイスと、
    メモリと、
    前記電気機器が所定のウェイクワードを受け付けると音声対話を開始し、前記所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして前記メモリに登録するプロセッサとを備える、サーバ。
  11. スピーカと、
    マイクと、
    メモリと、
    前記マイクを介して所定のウェイクワードを受け付けると前記スピーカを介して音声対話を開始し、前記所定のウェイクワードの前後のワードを新たなウェイクワードとして前記メモリに登録するプロセッサとを備える、電気機器。
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