JP2022061064A - 回転電機およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出力軸2に固定されたロータコア12、ロータコア12の周方向に沿って配置された複数個のマグネット13、およびマグネット13を保持するマグネットホルダ14を備え、マグネットホルダ14は、円板状のベース部17から出力軸2に沿って延出されて各マグネット13の間に配置される複数個のアーム部16を有し、アーム部16は、マグネット13の外周の径方向の両端面を保持する外周端面保持部21および周方向の両側面を保持する周方向側面押え部22を有し、ロータコア12にマグネットホルダ14が固定されとともに、マグネット13はロータコア12、マグネットホルダ14の外周端面保持部21および周方向側面押え部22の間に保持されている。
【選択図】図3
Description
出力軸に固定されたロータコア、前記ロータコアの周方向に沿って配置された複数個のマグネット、および前記マグネットを保持するマグネットホルダを備え、
前記マグネットホルダは、中央に前記出力軸の挿通孔が形成された円板状のベース部と、前記ベース部から前記出力軸に沿って延出されて各々の前記マグネットの間に配置される複数個のアーム部とを有し、
前記ベース部には、その外周に沿って外周梁部が形成されるとともに、前記アーム部は、前記マグネットの外周の径方向の両端面を保持する外周端面保持部および前記マグネットの周方向の両側面を保持する周方向側面押え部が前記外周梁部から径方向内方に向けて形成されており、
前記ロータコアに前記マグネットホルダが固定され、前記マグネットは前記ロータコア、前記マグネットホルダの前記外周端面保持部および前記周方向側面押え部の間に保持されている。
出力軸に固定されるロータコアと、前記ロータコアの周方向に沿って配置される複数個のマグネットと、前記マグネットを保持するマグネットホルダとを備え、前記マグネットホルダは、中央に前記出力軸の挿通孔が形成された円板状のベース部と、前記ベース部から前記出力軸に沿って延出されて各々の前記マグネットの間に配置される複数個のアーム部とを有してなる回転電機の製造方法であって、
前記アーム部に前記マグネットの外周の径方向の両端面を保持する外周端面保持部および前記マグネットの周方向の両側面を保持する周方向側面押え部を形成するとともに、
前記ロータコアには、出力軸方向の片側端部に前記マグネットの出力軸方向の位置を規制する位置規制突起部を形成し、
前記マグネットを前記ロータコアに固定した後、前記マグネットホルダを前記ロータコアの前記位置規制突起部とは反対方向から挿入して前記マグネットホルダを前記ロータコアに固定し、前記マグネットを前記ロータコア、前記マグネットホルダの前記外周端面保持部、および前記周方向側面押え部の間に保持する。
図1は、本願の実施の形態1における回転電機100の構成を示す断面図である。なお、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、かつ当事者の理解を容易にするため、既によく知られた事項の詳細説明および実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
実施の形態1におけるロータ3は、段スキュー構造が採用されており、その出力軸2に沿って前後2つのロータコア12が設けられ、各々のロータコア12の外周にはセグメントタイプのマグネット13が周方向に沿って8個配置されている。そして、各々のマグネット13は、各ロータコア12に対して個別に設けられたマグネットホルダ14によって保持されている。この場合、隣接列の同極性のマグネット13は、周方向に所定のステップ角ずつずれた位置で取り付けられている。
マグネットホルダ14は、合成樹脂製のものであり、円板状のベース部17を備えている。このベース部17には、その中央位置に出力軸2の挿通孔26が形成されている。また、ベース部17の外周部には、溝部18が、さらに溝部18よりも外径側には外周梁部19がそれぞれリング状に一体形成されている。
ロータコア12のマグネット装着面27にそれぞれマグネット13を配置した上で、ロータコア12およびマグネット13を組立治具(図示せず)に固定する(図10A)。次いで、マグネットホルダ14をロータコア12の反突起部形成側から出力軸方向に挿入する(図10B)。
図11は実施の形態2における回転電機のマグネットホルダの外観を示す斜視図、図12は図11のマグネットホルダを出力軸方向から見た平面図である。なお、実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には、同一の符合を付す。
すなわち、この実施の形態2では、実施の形態1と同様、マグネット13の径方向のがたつきを抑えつつ、出力軸方向および周方向の位置決めを高精度にすることができる。これに加えて、実施の形態2では、マグネットホルダ14の外周梁部19に切断部19aを設けてアーム部16の剛性を下げているので、マグネットホルダ14の挿入時にアーム部16の外周側への変形がより容易となる。
図13はこの実施の形態3におけるマグネットホルダの外観を示す斜視図、図14は図13のマグネットホルダを出力軸方向から見た平面図である。なお、実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には、同一の符合を付す。
すなわち、この実施の形態3では、実施の形態1の場合と同様、マグネット13の径方向のがたつきを抑えつつ、出力軸方向および周方向の位置決めを高精度にすることができる。これに加えて、抜け防止用突起部25の屈曲部25bにおいて、ロータコア12の嵌合溝29との間に生じる隙間32に向けて突出する圧入リブ25cを設け、この圧入リブ25cを嵌合溝29に圧入固定するようにしているので、アーム部16の先端部同士の開きを抑制するとともに、マグネット13の保持力を向上することが可能となる。
9a,9b 軸受、12 ロータコア、13 マグネット、14 マグネットホルダ、
15 カバー、16 アーム部、17 ベース部、18 溝部、19 外周梁部、
19a 切断部、19b 位置規制部、20 スリット部、21 外周端面保持部、
22 周方向側面押え部、22a 第1押え面、22b 第2押え面、
25 抜け防止用突起部、25a 延出部、25b 屈曲部、25c 圧入リブ、
26 挿通孔、27 マグネット装着面、28 位置規制突起部、29 嵌合溝、
31 挿通孔、32 隙間。
Claims (10)
- 出力軸に固定されたロータコア、前記ロータコアの周方向に沿って配置された複数個のマグネット、および前記マグネットを保持するマグネットホルダを備え、
前記マグネットホルダは、中央に前記出力軸の挿通孔が形成された円板状のベース部と、前記ベース部から前記出力軸に沿って延出されて各々の前記マグネットの間に配置される複数個のアーム部とを有し、
前記ベース部には、その外周に沿って外周梁部が形成されるとともに、前記アーム部は、前記マグネットの外周の径方向の両端面を保持する外周端面保持部および前記マグネットの周方向の両側面を保持する周方向側面押え部が前記外周梁部から径方向内方に向けて形成されており、
前記ロータコアに前記マグネットホルダが固定され、前記マグネットは前記ロータコア、前記マグネットホルダの前記外周端面保持部および前記周方向側面押え部の間に保持されている回転電機。 - 前記外周梁部の前記アーム部の間に位置する部分には、切断部が形成されている請求項1に記載の回転電機。
- 前記ロータコアの外周部には、その周方向に沿ってマグネットが装着されるマグネット装着面がマグネットの数に対応して設けられるとともに、前記マグネット装着面の出力軸方向の片側端部には前記マグネットの出力軸方向の位置を規制する位置規制突起部が形成されており、前記マグネットの出力軸方向の両端部が前記位置規制突起部と前記マグネットホルダの前記外周梁部により狭着されている請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 前記アーム部には抜け防止用突起部が設けられるとともに、前記ロータコアの外周部の各々の前記マグネット装着面の間には、前記抜け防止用突起部が嵌合される嵌合溝が形成されている請求項3に記載の回転電機。
- 前記抜け防止用突起部は、前記ロータコアの前記嵌合溝に圧入固定されている請求項4に記載の回転電機。
- 前記周方向側面押え部は、前記マグネットの周方向の一方の側面を保持する第1押え面および他方の側面を保持する第2押え面を有し、前記第1押え面は前記ロータコアの前記マグネット装着面に対して垂直に形成され、かつ、前記抜け防止用突起部は、前記周方向側面押え部から径方向内方に延出された延出部、およびこの延出部から直角に屈曲された屈曲部からなる請求項4または請求項5に記載の回転電機。
- 前記抜け防止用突起部の前記嵌合溝への嵌合状態において、前記抜け防止用突起部の前記屈曲部と前記嵌合溝との間には隙間が形成されている請求項6に記載の回転電機。
- 前記マグネットホルダの前記抜け防止用突起部の前記屈曲部には、前記ロータコアの前記嵌合溝との間に生じる前記隙間に向けて突出する圧入リブが形成されている請求項7に記載の回転電機。
- 前記ロータコアは、前記出力軸に沿って複数段設けられた段スキュー構造である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の回転電機。
- 出力軸に固定されるロータコアと、前記ロータコアの周方向に沿って配置される複数個のマグネットと、前記マグネットを保持するマグネットホルダとを備え、前記マグネットホルダは、中央に前記出力軸の挿通孔が形成された円板状のベース部と、前記ベース部から前記出力軸に沿って延出されて各々の前記マグネットの間に配置される複数個のアーム部とを有してなる回転電機の製造方法であって、
前記アーム部に前記マグネットの外周の径方向の両端面を保持する外周端面保持部および前記マグネットの周方向の両側面を保持する周方向側面押え部を形成するとともに、
前記ロータコアには、出力軸方向の片側端部に前記マグネットの出力軸方向の位置を規制する位置規制突起部を形成し、
前記マグネットを前記ロータコアに固定した後、前記マグネットホルダを前記ロータコアの前記位置規制突起部とは反対方向から挿入して前記マグネットホルダを前記ロータコアに固定し、前記マグネットを前記ロータコア、前記マグネットホルダの前記外周端面保持部、および前記周方向側面押え部の間に保持する回転電機の製造方法。
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