JP2022059271A - 等速自在継手 - Google Patents

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憲司 大磯
Kenji Oiso
良成 酒井
Yoshinari Sakai
一慶 柘植
Kazuyoshi Tsuge
健一 栗栖
Kenichi Kurisu
一紀 中尾
Kazunori Nakao
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Abstract

Figure 2022059271000001
【課題】軽量且つブーツカバーとの良好なシール性を有する等速自在継手を提供すること。
【解決手段】等速自在継手100の外側ジョイント部材10は、外周13の開口部側にて、円筒状の外側円筒部13aを有し、外側円筒部は、ブーツカバーBのシール部B1と液密に接触する円筒状の第一外周部13cを有する。又、外側ジョイント部材10は、外周13の底部側にて、内周12に形成された外側ボール溝12cに対応して軸方向に延伸する複数の突状部13fと、内周12にて周方向に沿って隣接する外側ボール溝12cの間に対応して形成された複数の凹部13eとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、等速自在継手に関する。
従来から、例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3に開示された等速自在継手が知られている。特許文献1-3に開示された従来の等速自在継手は、外側ジョイント部材の内周にボールやローラ等の係止部材が挿入される複数の係止溝が外側ジョイント部材の開口部側端部から軸方向に沿って形成され、且つ、周方向に沿って等間隔に形成される。又、従来の等速自在継手は、外側ジョイント部材の内部に潤滑剤が封入される。このため、潤滑剤の外部への漏出を防止するため、及び、外側ジョイント部材の内部への水の浸入等を防止するために、外側ジョイント部材の外周に対して液密となるようにブーツカバーが装着される。
特開2017-160934号公報 特開2018-155387号公報 特開2019-157862号公報
ところで、特許文献1-3に開示された等速自在継手において、外側ジョイント部材の外周は円筒状に形成されている。この場合、外側ジョイント部材の内周に係止溝が形成されている部分の板厚に比べて、係止溝が形成されていない部分、即ち、周方向に沿って隣接する係止溝の間における板厚が厚くなる。このため、特許文献1-3に開示された等速自在継手においては、無用に板厚の厚い部分が存在することによって、重量が重くなる。
近年、車両の軽量化が進んでおり、等速自在継手においても、特に、車両に搭載される場合には軽量であることが好ましい。このため、板厚の厚い部分を削って薄肉化することによって、軽量化を達成することが考えられる。しかし、単に、外側ジョイント部材の内周に周方向に沿って等間隔に形成された隣接する係止溝の間の部分における板厚を薄肉化する場合には、外側ジョイント部材の外周に軸方向に沿った溝状の凹部が形成されるため、外側ジョイント部材の外周における開口部側端部にも周方向に沿った凹部が形成される。
このため、ブーツカバーを外側ジョイント部材に装着した場合には、開口部側端部に形成された凹部により、ブーツカバーと外側ジョイント部材との間のシール性が損なわれる可能性がある。従って、等速自在継手においては、装着されるブーツカバーとのシール性を確保しつつ、軽量化を実現することが望まれる。
本発明は、軽量且つブーツカバーとの良好なシール性を有する等速自在継手を提供することを目的とする。
等速自在継手は、軸方向の一方に開口部及び軸方向の他方に底部を備える有底筒状に形成され、内周において外側係止溝が周方向に沿って複数形成された外側ジョイント部材と、外側ジョイント部材の内側に配置され、内側係止溝が周方向に沿って複数形成された内側ジョイント部材と、それぞれの外側係止溝及び内側係止溝を転動し、外側ジョイント部材と内側ジョイント部材との間でトルクを伝達する複数の係止部材と、を備える等速自在継手であって、外側ジョイント部材の外周の開口部側は、円筒状の外側円筒部を有し、外周の底部側は、内周に形成された外側係止溝に対応して軸方向に延伸する複数の突状部と、内周にて周方向に沿って隣接する外側係止溝の間に対応して形成された複数の溝部とを有し、外側円筒部は、円筒状のシール部を有するブーツカバーが装着された状態でシール部と液密に接触する第一外周部を有する。
これによれば、ブーツカバーの円筒状のシール部と液密に接触する第一外周部が外側ジョイント部材の外周に形成されることにより、外側ジョイント部材とブーツカバーとの間の良好なシール性を確保することができる。又、複数の突状部及び複数の溝部を有する第二外周部が外側ジョイント部材の外周に形成されることにより、溝部の形成された部分の薄肉化を実現することができ、等速自在継手の軽量化を達成することができる。
等速自在継手の断面図であり、ジョイント角がゼロ度である状態を示す。 外側ジョイント部材を軸方向にて開口部側から見た図である。 図2のIII-III断面を示す断面図である。 外側ジョイント部材の開口部側から見た斜視図である。 外側ジョイント部材の底部側から見た斜視図である。 第一鍛造加工の第一工程を説明するための図である。 第一鍛造加工の第二工程を説明するための図である。 第一鍛造加工の第三工程を説明するための図である。 第一鍛造加工の第三工程を説明するための図である。 第一鍛造加工の第四工程を説明するための図である。 第二鍛造加工の第一工程を説明するための図である。 第二鍛造加工の第二工程を説明するための図である。 第二鍛造加工の第三工程を説明するための図である。
(1.等速自在継手100の構成)
本例の等速自在継手100は、ジョイント中心固定式ボール型(所謂、ツェッパ型)の等速自在継手である。本例の等速自在継手100は、図1に示すように、例えば、自動車のシャフトSのアウトボードジョイントとして用いられるものであり、外側ジョイント部材10と、内側ジョイント部材20と、係止部材としての複数のボール30と、保持器40とを主に備える。又、本例の等速自在継手100は、アウトボードジョイントとして用いられる場合、シャフトSと外側ジョイント部材10との間にブーツカバーBが組み付けられる(装着される)。
本例の外側ジョイント部材10は、図1の左側(軸方向即ち軸線Oの方向にて一方側)に開口部を備え、図1の右側(軸方向即ち軸線Oの方向にて他方側)に底部を備える有底筒状(カップ状)に形成されている。この外側ジョイント部材10の底部の外方(図1の右側)には、連結軸11が軸線Oの方向に延びるように一体に形成されている。尚、連結軸11は、例えば、車両のアクスル(図示省略)に連結される。
外側ジョイント部材10の内周12は、図2及び図3に示すように、凹状内球面12a及び開口テーパ面12bに区分される。ここで、凹状内球面12a及び開口テーパ面12bは、後述する鍛造加工を経て形成される。
凹状内球面12aは、外側ジョイント部材10の内周12のうち軸線Oの方向にて中央部の大部分に位置する。凹状内球面12aは、図3に示すように、ジョイント中心Pを中心として描かれる球面の一部により形成されている。即ち、凹状内球面12aのうち外側ジョイント部材10の軸線Oから径方向に最も長い部位は、軸線Oの方向にて凹状内球面12aの中央部となる。つまり、凹状内球面12aは、軸線Oの方向の中央部から開口部側に行くに従って縮径し、且つ、軸線Oの方向の中央部から底部側に行くに従って縮径する。
開口テーパ面12bは、例えば、凹状内球面12aの開口部側端部から拡径するテーパ状に形成されている。この開口テーパ面12bは、ジョイント角を付した場合のシャフトSに対してのストッパとして機能する。
更に、外側ジョイント部材10の内周12には、図2及び図3に示すように、複数(本例においては、6本)の外側係止溝としての外側ボール溝12cが、外側ジョイント部材10の軸線Oの方向に延びるように形成されている。複数の外側ボール溝12cは、周方向に沿って等間隔に形成されている。又、本例の外側ボール溝12cは、図3に示すように、略円弧凹状、即ち、直線と円弧を繋ぎ合わせた形状に形成されている。尚、外側ジョイント部材10の軸線Oの方向即ち軸方向とは、外側ジョイント部材10の中心軸である軸線Oを通る方向、即ち、外側ジョイント部材10の回転軸方向を意味する。
外側ジョイント部材10の外周13は、図2、図3、図4及び図5に示すように、開口部側の外側円筒部13a及び底部側の第二外周部13bに区分される。外側円筒部13aと第二外周部13bとは、外側ジョイント部材10の軸方向において隣接して連結されている。ここで、外側円筒部13a及び第二外周部13bも、後述する鍛造加工を経て形成される。
外側円筒部13aは、周方向に沿って凹凸を有しない平滑面である。即ち、外側円筒部13aは、軸線Oに対して軸直角の仮想断面において外径が一定の円形である。そして、外側円筒部13aの開口部側には、第一外周部13cが設けられる。第一外周部13cは、周方向に沿って凹凸を有しない平滑面である。第一外周部13cには、ブーツカバーBのシール部B1(図1を参照)が液密的に閉塞空間を形成するように組み付けられる。このため、第一外周部13cは、図3に示すように、外側ジョイント部材10の開口部側端部を基準として、少なくとも軸方向に距離a以上を有するように形成される。即ち、距離aは、ブーツカバーBを液密的に且つ外側ジョイント部材10から脱落しないように組み付けるために、ブーツクランプCが装着される長さ以上となる組み付け代として設定される。
ここで、距離aは、図3に示すように、外側ジョイント部材10の開口部側端部を基準として、軸方向におけるジョイント中心Pまでの距離bよりも長く設定される。又、外側円筒部13aは、開口部側端部から距離cまでの円筒部分であり、距離cは距離bよりも長く設定される。更に、外側円筒部13aには、組み付けられたブーツカバーBの大径筒部のシール部B1に形成された環状凸部B11を収容するように周方向に沿って形成されたシール溝13dが形成される。
第二外周部13bは、周方向に沿って凹凸を有し、軸線Oの方向において、第一外周部13cの底部側端部から底部に向けて縮径するように形成される。第二外周部13bは、図2に示すように、軸方向に延伸し、周方向に沿って等間隔に複数(本例においては、6個)の溝部としての凹部13eが形成される。具体的に、凹部13eは、内周12において周方向に等間隔に形成された複数(本例においては、6本)の外側ボール溝12cに対し、隣接する外側ボール溝12cの間となるように形成される。
凹部13eは、図3に示すように、軸線Oを含む断面における断面形状が凹状となるように形成され、且つ、図4及び図5に示すように、軸線Oに直交する断面(周方向に沿った断面)における断面形状も凹状となるよう形成される。そして、凹部13eが形成されることにより、図2及び図3に示すように、外側ジョイント部材10における肉厚部分を薄肉化することができ、外側ボール溝12cの形成部分における板厚と同等の板厚にすることができる。
ここで、凹部13eは、図3に示すように、外側ジョイント部材10の開口部側端部を基準として、軸方向にて距離aよりも長い距離cだけ離れた位置、即ち、外側円筒部13aの底部側端部から底部に向けて形成される。より詳しく、距離cは、図3に示すように、外側ジョイント部材10の開口部側端部を基準として、軸方向におけるジョイント中心Pまでの距離bよりも長く設定される。
即ち、外側ジョイント部材10の軸線Oの方向において、凹部13eの第一外周部13c側の形成開始位置は、ジョイント中心Pの位置よりも底部側(図3において右側)に設定される。これにより、後述するように、鍛造加工において凹部13eの形成に伴って流動する材料を外側ジョイント部材10の軸線Oの方向にて開口部側端部に向けて集めることができ、内周12における凹状内球面12a及び外周13における外側円筒部13a及び第一外周部13cを形成することができる。
又、第二外周部13bは、図4及び図5に示すように、周方向にて隣接する凹部13eの間に、外側円筒部13aから連続していて軸線Oの方向に向けて延設された突状部13fを有する。これにより、第二外周部13bは、軸線Oに対して軸直角の仮想断面において、突状部13fの外径を有する仮想円に対して凹部13eが小径となる円形である。
そして、突状部13fには、組み付けられたブーツカバーBの組み付け代を確認するための確認溝13gが周方向に沿って形成される。本例において、確認溝13gは突状部13fに形成されるため、形成される確認溝13gは、図4及び図5に示すように、外側ジョイント部材10の周方向に沿って不連続に形成される。尚、本例においては、確認溝13gが第二外周部13bの突状部13fに形成するが、外側円筒部13aにおいて周方向にて連続するように形成することも可能である。
内側ジョイント部材20は、図1に示すように、環状に形成され、外側ジョイント部材10の内側に配置される。内側ジョイント部材20の外周には、軸方向全体に亘って凸状外球面21が形成されている。具体的に、内側ジョイント部材20の凸状外球面21は、トルク伝達時においてジョイント中心P(図1を参照)を中心として描かれる球面の一部により形成されている。
又、内側ジョイント部材20の外周には、内側係止溝としての複数の内側ボール溝22が、内側ジョイント部材20の軸線の方向に延びるように形成されている。複数の内側ボール溝22は、外側ボール溝12cと同数(本例においては6本)であり、周方向に等間隔に形成されている。又、内側ボール溝22は、略円弧凹状、具体的には、2つの円弧を繋ぎ合わせたゴシックアーク形状に形成されている。
更に、内側ジョイント部材20の内周面には、軸方向に延びる内歯スプライン23が形成されている。内歯スプライン23は、シャフトSの外歯スプラインに嵌合(歯合)される。この場合、シャフトSは、内側ジョイント部材20の回転軸と中心軸が一致するように、内側ジョイント部材20に連結される。ここで、内側ジョイント部材20の軸線の方向とは、内側ジョイント部材20の中心軸を通る方向、即ち、内側ジョイント部材20の回転軸方向を意味する。
本例の係止部材である複数のボール30は、図1に示すように、それぞれ、外側ジョイント部材10の外側ボール溝12cと、外側ボール溝12cに対向する内側ジョイント部材20の内側ボール溝22とに挟まれるように配置される。そして、各々のボール30は、それぞれの外側ボール溝12c及びそれぞれの内側ボール溝22に対して、転動自在で周方向(外側ジョイント部材10の軸線Oの回り又は内側ジョイント部材20の軸線の回り)に係合している。従って、ボール30は、外側ジョイント部材10と内側ジョイント部材20との間でトルクを伝達する。
保持器40は、図1に示すように、環状に形成されている。保持器40の外周面は、外側ジョイント部材10の凹状内球面12aにほぼ対応する凸状外球面41に形成されている。一方、保持器40の内周面は、内側ジョイント部材20の凸状外球面21にほぼ対応する凹状内球面42に形成されている。保持器40は、外側ジョイント部材10の凹状内球面12aと内側ジョイント部材20の凸状外球面21との径方向間に配置されている。
保持器40の軸線Oの方向の長さ(幅)は、外側ジョイント部材10の凹状内球面12aよりも長く、且つ、内側ジョイント部材20の軸線Oの方向の長さ(幅)よりも長く形成されている。即ち、図1に示すように、ジョイント角0度の状態において、保持器40の凸状外球面41は、外側ジョイント部材10の凹状内球面12aの軸線Oの方向の全体に対して対向し、且つ、保持器40の凹状内球面42は、内側ジョイント部材20の凸状外球面21の軸線の方向の全体に対して対向している。
又、保持器40は、複数の窓部43を有する。複数の窓部43は、周方向に等間隔に形成された矩形の貫通孔である。保持器40の窓部43は、ボール30と同数形成されている。そして、それぞれの窓部43には、ボール30が1つずつ収容される。
ブーツカバーBは、図1に示すように、蛇腹筒状に一体形成される。ブーツカバーBは、合成樹脂やゴム等を用いて、ブロー成形、射出成形などの公知の成形方法により成形される。ブーツカバーBは、外側ジョイント部材10の開口部側を液密に封止する。これにより、外側ジョイント部材10とブーツカバーBとによる閉塞空間に、内側ジョイント部材20、ボール30、保持器40が配置される。尚、閉塞空間には、グリス等の潤滑剤が封入される。
ブーツカバーBは、大径筒部に形成されたシール部B1、小径筒部B2及び蛇腹部B3を有する。大径筒部のシール部B1は、円筒状からなり、ブーツクランプCにより外側ジョイント部材10の第一外周部13cに締め付け固定された状態でシール性を発揮する。又、シール部B1には、第一外周部13cに設けられたシール溝13dに嵌る環状凸部B11が形成される。小径筒部B2は、大径筒部より小径の円筒状からなる。小径筒部B2は、ブーツクランプCにより、シャフトSの外周面に締め付け固定される。蛇腹部B3は、シール部B1を有する大径筒部と小径筒部B2とを連結する。
ここで、上述したように、本例の外側ジョイント部材10の第一外周部13cは、ブーツカバーBの円筒状のシール部B1と液密に接触するように、周方向にて凹凸を有さない平滑面を有する円筒状に形成される。更に、第一外周部13cは、ブーツカバーBを外側ジョイント部材10に組み付ける際において、組み付け代として開口部側端部から距離a以上(より詳しくは、距離b以上であってブーツクランプCの装着長さ以上)が確保される。又、第二外周部13bに形成される凹部13eは、開口部側端部から距離aよりも長い距離cを形成開始位置として形成される。即ち、凹部13eの開口部側の形成開始位置は、外側円筒部13aの底部側端部、換言すれば、開口部側端部から距離cと一致する。
これにより、外側ジョイント部材10の円筒状の第一外周部13cに対して、円筒状のシール部B1を有するブーツカバーBを組み付ける際には、極めて容易に組み付け作業を完了させることができると共に、十分な組み付け代が確保されることによってブーツカバーBの脱落を防止することができる。更に、円筒状の第一外周部13cに対してブーツカバーBの円筒状のシール部B1が組み付けられることにより、組み付け位置においては周方向に渡り面接触が形成されることに加え、シール部B1の環状凸部B11が外側円筒部13aに形成されたシール溝13dに嵌ることにより極めて良好なシール性を発揮することができる。これにより、閉塞空間に封入されるグリス等の潤滑剤が外側ジョイント部材10の内部から外部に漏出すること、及び、外側ジョイント部材10の内部に外部から水や泥が浸入すること等を防止することができる。
(3.外側ジョイント部材10の鍛造加工)
次に、外側ジョイント部材10の鍛造加工について、図面を参照しながら説明する。外側ジョイント部材10は、第一鍛造加工と第二鍛造加工を経ることにより、粗成形される。そして、粗成形された後に、例えば、切削加工或いは研削加工が行われることにより、最終的に外側ジョイント部材10が完成する。
本例の第一鍛造加工は、主として、外側ジョイント部材10の外周13における凹凸を有さない円筒状の外側円筒部13a(第一外周部13c)及び第二外周部13bの凹部13e及び突状部13fを形成する鍛造工程である。本例の第二鍛造加工は、主として、外側ジョイント部材10の内周12における凹状内球面12aを形成する工程である。
(3-1.第一鍛造加工)
第一鍛造加工においては、第一工程として、図6に示すように、予め鋳造加工等によって径方向に突出した環状凸部Z1が形成された素材Zを、第一ダイDM1に載置する。この状態においては、図6に示すように、環状凸部Z1が第一ダイDM1の内方に突出して外側ジョイント部材10の第二外周部13bにおける凹部13eを形成する段部DM11に当接した状態で保持される。
そして、第一ダイDM1に保持された素材Zに対して第一パンチPM1を当接させた状態で、第一パンチPM1が素材Zと共に第一ダイDM1の軸方向に沿って(図6にて紙面下方に向けて)相対移動を開始する。ここで、第一パンチPM1の外径は、外側ジョイント部材10の凹部13eにおける必要な板厚に合わせて、第一ダイDM1の段部DM11の内径に比べて小さく設定される。
続いて、第一鍛造加工の第二工程として、図7に示すように、第一パンチPM1が第一ダイDM1に対して更に軸方向に沿って(図7にて紙面下方に向けて)相対移動すると、第一パンチPM1の相対移動に合わせて環状凸部Z1の一部分Z11が第一ダイDM1の底面DM12に向けて押し込まれる。これにより、第一パンチPM1の先端により、外側ジョイント部材10の底部が形成される。ここで、底面DM12は、円環状に形成されており、内径は、段部DM11の内径よりも小さく、且つ、第一パンチPM1の外径よりも大きく設定されている。尚、以下の説明において、第一パンチPM1の進行方向に合わせて伸長する環状凸部Z1の一部分Z11を「前方伸長部Z11」と称呼する。
更に、第一鍛造加工の第三工程として、図8に示すように、第一パンチPM1が第一ダイDM1に対して軸方向に沿って(図8にて紙面下方に向けて)相対移動すると、第一パンチPM1の相対移動に合わせて押し込まれた前方伸長部Z11が第一ダイDM1の底面DM12に当接した状態になる。即ち、押し込まれた前方伸長部Z11は、第一パンチPM1と第一ダイDM1の底面DM12とによって挟まれた状態になる。
そして、図9に示すように、第一パンチPM1が第一ダイDM1に対して更に軸方向に沿って(図9にて紙面下方に向けて)相対移動すると、前方伸長部Z11は、第一パンチPM1によって押圧された状態になる。その結果、前方伸長部Z11を形成する材料が、第一ダイDM1の段部DM11と第一パンチPM1との隙間を通り、第一パンチPM1の進行方向に対して後方(図9にて紙面上方)に向けて流動する。これにより、図9にて破線で囲む環状凸部Z1の部分Z12が第一パンチPM1の移動方向に対して相対的に後方(図9にて紙面上方)に向けて、具体的に、第一パンチPM1の径方向外方に突出して外側ジョイント部材10の開口テーパ面12bを形成する凸部PM11に向けて伸長する。尚、以下の説明において、図9にて破線で囲む環状凸部Z1の部分Z12を「後方伸長部Z12」と称呼する。
続けて、第一鍛造加工の第四工程として、図10に示すように、第一パンチPM1が第一ダイDM1に対して更に軸方向に沿って(図10にて紙面下方に向けて)相対移動すると、後方伸長部Z12が第一パンチPM1の凸部PM11に当接する。そして、後方伸長部Z12が凸部PM11に当接した状態で、更に、第一パンチPM1が第一ダイDM1に対して軸方向に沿って(図10にて紙面下方に向けて)相対移動すると、後方伸長部Z12が凸部PM11によって押圧される。これにより、後方伸長部Z12を形成する材料が第一パンチPM1の径方向外方に向けて流動し、即ち、第一ダイDM1の内周面に向けて流動する。
そして、第一ダイDM1の内周面に向けて流動した材料は、第一ダイDM1の内周面に当接し、第一パンチPM1の相対移動に伴う材料の流動が継続することにより、第一ダイDM1の内周面と第一パンチPM1の外周面とによって圧縮される。これにより、外側ジョイント部材10の外周13に凹凸を有さない円筒状の外側円筒部13a(第一外周部13c)に対応する部分が形成されると共に、外側ジョイント部材10の内周12に開口テーパ面12bに対応する部分が形成される。
ここで、凹部13eにおいて必要な板厚を確保しつつ、外側円筒部13a(第一外周部13c)及び開口テーパ面12bを形成する場合、上述したように、前方伸長部Z11及び後方伸長部Z12を形成する材料の流動が必要になる。より詳しくは、前方伸長部Z11において段部DM11による凹部13eの形成に伴って流動する材料を後方伸長部Z12として流動させる必要がある。
このため、発明者等は、実験的に第一鍛造加工を繰り返し実行することにより、外側ジョイント部材10の軸方向にて凹部13eの形成開始位置を表す距離cは、外側ジョイント部材10の軸方向にて凹状内球面12aのジョイント中心Pの位置を表す距離bよりも大きく設定する必要があることを見出した。即ち、外側ジョイント部材10の開口部側端部からの距離cが距離bよりも大きくなるように、第一ダイDM1の段部DM11を設けることにより、凹部13eにおいて必要な板厚を確保しつつ、適切に材料を流動させて外側円筒部13a(第一外周部13c)及び開口テーパ面12bを形成することができる。
(3-2.第二鍛造加工)
次に、第二鍛造加工を説明する。第二鍛造加工においては、上述した第一鍛造加工にて外側ジョイント部材10の外周13における外側円筒部13a(第一外周部13c)と凹部13e及び突状部13fを有する第二外周部13bとに対応する部分が形成された素材Zについて、内周12、特に、凹状内球面12aに対応する部分を形成する。尚、第二鍛造加工の説明においては、外側円筒部13a(第一外周部13c)と凹部13e及び突状部13fを有する第二外周部13bとに対応する部分が形成された素材Zを「仮製造物W1」と称呼する。
第二鍛造加工においては、第一工程として、図11に示すように、第一鍛造加工を経て製造された仮製造物W1を、第二ダイDM2に載置する。この状態においては、図11に示すように、仮製造物W1の大径部W11即ち素材Zにおける後方伸長部Z12が第二ダイDM2の開口側テーパ部DM21に当接した状態で保持される。ここで、開口側テーパ部DM21は、第二ダイDM2の開口側(図11にて紙面上側)が大径となるように形成されている。
そして、第二ダイDM2に保持された素材Zに対して第二パンチPM2を当接させた状態で、第二パンチPM2は、仮製造物W1と共に第二ダイDM2の軸方向に沿って(図11にて紙面下方に向けて)相対移動を開始する。そして、第二パンチPM2の相対移動に伴って、仮製造物W1の大径部W11(素材Zにおける後方伸長部Z12)は、第二ダイDM2の開口側テーパ部DM21に当接した状態で、第二ダイDM2の軸方向に沿って(図11にて紙面下方に向けて)相対移動する。これにより、仮製造物W1の大径部W11(素材Zにおける後方伸長部Z12)は、開口側テーパ部DM21によって徐々に縮径される。
ここで、第二パンチPM2は、凹状内球面12aに対応する部分を成形するための第一パンチ部材PM21と、外側ボール溝12cに対応する部分を成形するための第二パンチ部材PM22と、第一パンチ部材PM21及び第二パンチ部材PM22を外方に押圧する芯部材PM23と、から構成される。そして、第一パンチ部材PM21には、ジョイント中心Pを中心とする円弧を有する凹状内球面12aに対応する部分を形成するための凹部PM21aが形成されている。
続いて、第二鍛造加工の第二工程として、図12に示すように、第二パンチPM2が第二ダイDM2に対して更に軸方向に沿って(図12にて紙面下方に向けて)相対移動すると、第一パンチ部材PM21の凹部PM21aに対向する仮製造物W1の大径部W11が縮径する。換言すれば、仮製造物W1の大径部W11が第二ダイDM2の内周面によって拘束された状態になる。これにより、仮製造物W1の大径部W11(素材Zにおける後方伸長部Z12)を形成する材料の流動が生じる。このため、大径部W11が軸方向に沿って第二パンチPM2の進行方向に対して後方に向けて相対的に伸長すると共に大径部W11の内周部W11aが径方向内方である凹部PM21aに進入する。
一方、図12に示すように、第二パンチPM2が第二ダイDM2に対して更に軸方向に沿って(図12にて紙面下方に向けて)相対移動すると、第二パンチ部材PM22に対向する仮製造物W1の大径部W11も、第二ダイDM2の開口側テーパ部DM21によって縮径する。これにより、仮製造物W1の大径部W11が軸方向に沿って第二パンチPM2の進行方向に対して後方に向けて相対的に伸長する。この場合、第二パンチ部材PM22は、第二パンチPM2の軸方向に平行な外周面を有しているため、外側ボール溝12cの直線部分に対応する部分が形成される。
そして、第二鍛造加工の第三工程として、図13に示すように、第二パンチPM2が第二ダイDM2に対して軸方向に沿って(図13にて紙面下方に向けて)更に相対移動すると、大径部W11、より詳しくは、外側ジョイント部材10の外側円筒部13a(第一外周部13c)に対応する円筒部分が第二ダイDM2の円筒部DM22に当接する。これにより、大径部W11が円筒部DM22によって径方向にて内方に向けて均一に押圧される。
その結果、内周部W11aは縮径しながら第一パンチ部材PM21の凹部PM21aに更に進入することによってアンダーカット部分が形成され、外側ボール溝12cの直線部分に対応する部分は第二パンチ部材PM22に更に押圧される。これにより、外側ジョイント部材10の凹状内球面12a(即ち、アンダーカット部分)及び外側ボール溝12cに対応する部分が最終的に形成される。更に、大径部W11が円筒部DM22によって径方向にて内方に向けて押圧されることにより、外側ジョイント部材10の外側円筒部13a(第一外周部13c)に対応する部分が円筒形状として精度良く形成される。
尚、外側ジョイント部材10の凹状内球面12a及び外側ボール溝12cに対応する部分が形成された場合、内周部W11aが第一パンチ部材PM21の凹部PM21aに進入している、即ち、アンダーカット部分になるため、第二パンチPM2を仮製造物W1(外側ジョイント部材10)から脱することができない。このため、第二パンチPM2を仮製造物W1(外側ジョイント部材10)から脱する際には、先ず、芯部材PM23を軸方向にて外側ジョイント部材10から離間する方向(図13にて紙面上方)に向けて移動させる。
これにより、第一パンチ部材PM21及び第二パンチ部材PM22を仮製造物W1(外側ジョイント部材10)の径方向にて内方に移動させると共に、軸方向にて仮製造物W1(外側ジョイント部材10)から離間する方向(図13にて紙面上方)に向けて移動させる。これにより、第二パンチPM2を仮製造物W1(外側ジョイント部材10)に当接させることなく、即ち、仮製造物W1(外側ジョイント部材10)を変形させることなく脱することができ、第二鍛造加工が終了する。
以上の説明からも理解できるように、等速自在継手100によれば、ブーツカバーBの円筒状のシール部B1と液密に接触する第一外周部13cが外側ジョイント部材10の外周13に形成されることにより、外側ジョイント部材10とブーツカバーBとの間の良好なシール性を確保することができる。又、複数の突状部13f及び複数の溝部である凹部13eを有する第二外周部13bが外側ジョイント部材10の外周13に形成されることにより、凹部13eの形成された部分の薄肉化を実現することができ、等速自在継手100の軽量化を達成することができる。
(6.その他)
上述した本例においては、外側ジョイント部材10が内周12に軸線Oの方向に平行な外側係止溝として形成された外側ボール溝12cを有し、外側ボール溝12cに挿入される係止部材がボール30である場合を例示した。しかし、外側係止溝である外側ボール溝については、軸線Oの方向に平行に形成する必要はなく、外側ボール溝をクロスグルーブとして形成しても良い。尚、外側ボール溝をクロスグルーブとして形成する場合には、内側ジョイント部材の内側係止溝としての内側ボール溝もクロスグルーブとして形成される。この場合においても、上述した本例と同様の効果が得られる。
又、上述した本例においては、等速自在継手100が固定式である場合を例示した。しかし、等速自在継手としては、軸線Oの方向に沿ってスライド可能なスライド式であっても良い。この場合においても、上述した本例と同様の効果が得られる。
更に、上述した本例においては、等速自在継手100の係止部材がボール30であるボール式を例示した。しかし、等速自在継手についてはボール式に限られず、例えば、トリポード式であっても良い。この場合、係止部材は、例えば、ローラを採用することができ、係止溝は、ローラを転動可能に支持するローラ溝が採用される。この場合においても、上述した本例と同様に、外側ジョイント部材が第一外周部を有するとことにより、ブーツカバーとの間のシール性を良好に維持することができる。又、上述した本例と同様に、外側ジョイント部材が周方向に沿って複数の溝部(凹部)及び突状部の形成された第二外周部を有することにより、軽量化を達成することができる。
10…外側ジョイント部材、11…連結軸、12…内周、12a…凹状内球面、12b…開口テーパ面、12c…外側ボール溝(外側係止溝)、13…外周、13a…外側円筒部、13b…第二外周部、13c…第一外周部、13d…シール溝、13e…凹部(溝部)、13f…突状部、13g…確認溝、20…内側ジョイント部材、21…凸状外球面、22…内側ボール溝(内側係止溝)、23…内歯スプライン、30…ボール(係止部材)、40…保持器、41…凸状外球面、42…凹状内球面、43…窓部、100…等速自在継手、B…ブーツカバー、B1…シール部、B11…環状凸部、B2…小径筒部、B3…蛇腹部、C…ブーツクランプ、DM1…第一ダイ、DM11…段部、DM12…底面、DM2…第二ダイ、DM21…開口側テーパ部、DM22…円筒部、O…軸線、P…ジョイント中心、PM1…第一パンチ、PM11…凸部、PM2…第二パンチ、PM21…第一パンチ部材、PM21a…凹部、PM22…第二パンチ部材、PM23…芯部材、S…シャフト、W1…仮製造物、W11…大径部、W11a…内周部、Z…素材、Z1…環状凸部、Z11…前方伸長部、Z12…後方伸長部、a…距離、b…距離、c…距離

Claims (5)

  1. 軸方向の一方に開口部及び軸方向の他方に底部を備える有底筒状に形成され、内周において外側係止溝が周方向に沿って複数形成された外側ジョイント部材と、
    前記外側ジョイント部材の内側に配置され、内側係止溝が周方向に沿って複数形成された内側ジョイント部材と、
    それぞれの前記外側係止溝及び前記内側係止溝を転動し、前記外側ジョイント部材と前記内側ジョイント部材との間でトルクを伝達する複数の係止部材と、を備える等速自在継手であって、
    前記外側ジョイント部材の外周の前記開口部側は、円筒状の外側円筒部を有し、
    前記外周の前記底部側は、前記内周に形成された前記外側係止溝に対応して軸方向に延伸する複数の突状部と、前記内周にて周方向に沿って隣接する前記外側係止溝の間に対応して形成された複数の溝部とを有し、
    前記外側円筒部は、円筒状のシール部を有するブーツカバーが装着された状態で前記シール部と液密に接触する第一外周部を有する、等速自在継手。
  2. 前記第一外周部は、前記ブーツカバーの前記シール部と液密に係合するシール溝を有する、請求項1に記載の等速自在継手。
  3. 前記第一外周部の軸方向の長さは、前記ブーツカバーを前記外側ジョイント部材に固定するブーツクランプが装着される長さ以上に設定される、請求項1又は2に記載の等速自在継手。
  4. 前記外側ジョイント部材の前記外周は、前記第一外周部よりも前記底部側にて、周方向における一部が複数の前記溝部によって前記第一外周部の外径に比べて小径となる第二外周部を有する、請求項1-3の何れか一項に記載の等速自在継手。
  5. 前記外側ジョイント部材の前記外側係止溝、前記外側円筒部、前記突状部及び前記溝部は、ダイ及びパンチを用いた鍛造加工によって形成される、請求項1-4の何れか一項に記載の等速自在継手。
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