JP2022056875A - システムおよびプログラム等 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両における情報の案内において、外国人等のユーザに適した情報を出力するためのシステムおよびプログラムを提供する。【解決手段】システム10は、車両に設けられるシステムであって、ユーザによる国または言語の設定を受け付ける機能と、設定された国または言語を用いて情報を出力する機能とを有する。出力情報としては、地域において使用される交通標識、交通ルール、交通マナー、駐車時のパーキングメータの利用方法、公開取締情報などがある。【選択図】図2

Description

本発明は、システムおよびプログラム等に関する。
カーナビゲーション装置においては、多言語対応により、外国人等の使い勝手を向上させることが、従来から提案されている(例えば特許文献1)。
特開2018-180637号公報
本発明の目的の一つは、車両における情報の出力において、外国人等のユーザに適した情報の出力を行うための技術を提供することである。
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
(1)車両に設けられるシステムであって、ユーザによる国または言語の設定を受け付ける機能と、設定された国または言語に応じて異なる内容の情報を出力する機能とを有するシステムが提供されるとよい。このようにすると、外国人等のユーザを支援する技術を提供することができる。
(2)前記出力する機能は、当該システムの使用地域において使用される交通標識と、設定された前記国で使用される交通標識との関係に関する案内を行うとよい。このようにすると、外国人でも日本の交通標識の意味を理解しやすくなる。
(3)前記出力する機能は、前記車両が駐車場のパーキングメーターの配置された位置に停められることを検知した場合は、前記パーキングメーターの利用方法を案内するとよい。このようにすると、外国人等のユーザがパーキングメーターの利用方法を把握しやすくなる。
(4)前記出力する機能は、危険運転を検知した場合は、前記ユーザに対して前記危険運転に応じた交通ルールを案内するとよい。このようにすると、危険な運転をしたユーザに対し、交通ルールを案内することより、そのユーザに安全運転を意識させることができる。
(5)前記出力する機能は、設定された前記国または言語に応じた言語を用いて、交通法規とは異なる前記車両の運転に関するマナーを案内するとよい。このようにすると、外国人等が、交通法規と異なる日本独自のマナーを把握できる。
(6)前記出力する機能は、複数の検索結果を表示する場合に、当該複数の検索結果と当該システムの使用地域に応じて、所定の検索結果を優先して表示するとよい。このようにすると、使用地域に関する情報を外国人等が得やすくなる。
(7)前記出力する機能は、当該システムの使用地域のうち、設定された前記国と関連性のある場所を案内するとよい。このようにすると、外国人等が興味を示しやすい場所を案内しやすくなる。
(8)前記出力する機能は、設定された前記国または言語に応じた他のユーザによる評価が高い場所を、優先的に案内するとよい。このようにすると外国人等が興味を示す可能性の高い場所を案内しやすくなる。
(9)前記出力する機能は、場所の検索結果に関する案内情報として、設定された国が第1の国である場合の案内情報と、第2の国である場合の案内情報とを異ならせるとよい。このようにすると外国人等が興味を示しやすい場所を案内しやすくなる。
(10)前記出力する機能は、公開取締情報を、設定された前記国または言語に応じた言語により出力するとよい。
このようにすると、公開取締情報を設定された言語で出力し、例えばその情報の内容を外国人等にも把握させることができる。
(11)前記出力する機能は、標識表示を、設定された前記国における標識表示に置き換えてAR表示するとよい。このようにすると、AR表示により外国人等が標識表示を理解しやすく、また、これを視認しやすくすることができる。
(12)前記出力する機能は、路面標示を認識し、設定された前記国または言語に応じた言語でその意味を案内するとよい。このようにすると外国人等が路面標示を理解しやすくなる。
(13)前記出力する機能は、特定の前記国または言語が設定された場合には、所定のキャラクタを表示し、他の特定の国または言語が設定された場合には、当該キャラクタを表示しないで、案内を行うとよい。このようにすると外国人等が興味を示しやすくなる。
(14)前記設定を受け付ける機能は、前記車両が運転を開始した場所に戻ってきた場合、前記国または言語の設定をリセットするとよい。このようにすると、レンタカー等で不特定のユーザによって車両が使用される場合も、国設定が他国になっているなど意味がわからない他言語の案内がされることを未然に防止することができる。
(15)前記出力する機能は、検索結果を表示する場合に、利用可能な決済手段のうち、設定された前記国または言語に応じた決済手段を優先的に案内するとよい。このようにすると、検索結果とともにユーザが利用できる決済手段を優先的に知らせることができる。
(16)コンピュータに、上記いずれのシステムの機能を実現させるためのプログラムが提供されるとよい。このようにすると、外国人等のユーザを支援する技術を提供することができる。
上述した(1)から(15)に示した発明は、任意に組み合わせることができる。例えば、(1)に示した発明の全てまたは一部の構成に、(2)以降の少なくとも1つの発明の少なくとも一部の構成を加える構成とするとよい。特に、(1)に示した発明に、(2)以降の少なくとも1つの発明の少なくとも一部の構成を加えた発明とするとよい。また、(1)から(15)に示した発明から任意の構成を抽出し、抽出された構成を組み合わせてもよい。本願の出願人は、これらの構成を含む発明について権利を取得する意思を有する。また「~の場合」「~のとき」という記載があったとしても、その場合やそのときに限られる構成として記載はしているものではない。これらはよりよい構成の例を示しているものであって、これらの場合やときでない構成についても権利取得する意思を有する。また順番を伴った記載になっている箇所もこの順番に限らない。一部の箇所を削除したり、順番を入れ替えたりした構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
本発明によれば、車両における情報の案内において、外国人等のユーザに適した情報の出力するための技術を提供することができる。
本願の発明の効果はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果についても開示されており、当該効果を奏する構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所などは奏する効果を明示する記載であり、また「~できる」と記載がなくとも効果を示す部分が存在する。またこのような記載がなくとも当該構成よって把握される効果が存在する。
本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 表示部の表示例を示す説明図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本開示の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号(数字の後にA、Bなどを付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、以下の説明で参照する各図において、各部材、各領域等を認識可能な大きさとするために、実際とは縮尺を異ならせている場合がある。
以下、本発明のシステムを、車両に配置されるシステム10に適用した場合を説明する。システム10は、車両の位置から所定の範囲内の地図を表示して情報を報知する。図1は、システム10の概要を説明する図である。図2は、システム10の画面の概要を示す図である。本実施形態では、システム10がカーナビゲーション装置として説明するが、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の端末装置により同様の機能が実現されてもよい。かかる端末装置の場合、ナビゲーション機能または地図表示機能等を有するソフトウェア(例えば、アプリケーション)をインストールし、そのアプリケーションによりシステム10と同様の機能が実現されるようにするとよい。以下では、システム10の使用される地域(使用地域)が日本である場合を説明するが、日本以外の他国としてもよい。
図1に示すように、システム10は、ほぼ直方体状のモニター型の電子機器である。システム10は、車両40の車室内に配置される。車両40は、四輪自動車またはその他の車両である。車両40は、例えばレンタカーまたはユーザの自家用車である。システム10は、例えば両面テープを用いて、ダッシュボード41上に固定される。システム10の筐体の正面には、開口部が設けられている。システム10は、この開口部の位置で画像を表示するための表示部12を有する。筐体は、樹脂またはその他の材料で形成されている。
システム10は、複数の言語のいずれかの言語を用いて情報を報知する。システム10が使用可能な言語として、5か国語(日本語、英語、韓国語、および中国語(簡体字・繁体字))がある。システム10は、音声の出力に使用する言語として、4か国語(日本語、英語、韓国語、および中国語)がある。システム10の対応する言語は、これら以外の言語とするとよい。システム10は、音や表示を利用して、各種の情報を報知する。
図2は、システム10の電気的な構成を示すブロック図である。制御部11は、システム10の各部を制御する。制御部11は、例えば、演算処理回路、およびメモリを含むコンピュータである。演算処理回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはその他の演算処理回路を含む。メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)またはその他の揮発性のメモリを含む。演算処理回路は、メモリにデータを一時的に読み出して演算処理を行うことにより、各種の制御を行う。
表示部12は、画像を表示する。表示部12は、例えば3.2インチのカラーTFT液晶ディスプレイとするとよいが、有機ELディスプレイまたはその他の方式の表示装置でもよい。スピーカ13は、音声を出力する。マイクロ波受信部14は、アンテナおよび受信回路を含み、マイクロ波を受信する。制御部11は、マイクロ波受信部14により受信された所定周波数のマイクロ波に基づいて速度取締装置(例えばオービス)の存在を検知する。GPS(Global Posisioning System)受信部15は、アンテナおよび受信回路を含み、GPS衛星からの信号を受信する。GPS受信部15は、受信した信号を処理して、位置情報を出力する。位置情報は、システム10の現在位置を示す。位置情報は、システム10が搭載された車両40の現在位置を示す。位置情報は、少なくとも緯度情報および経度情報を含み、さらに高度情報を含むようにするとよい。通信部16は、外部装置と通信する。通信部16は、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)またはその他の方式の無線通信を行う。
記憶部17は、データを記憶する。記憶部17は、例えば、制御部11が各種の制御を行うためのプログラムを記憶する。制御部11は、記憶部17からメモリにプログラムを読み出して実行する。記憶部17は、地図を示す地図データ、各種施設の種類やその所在地を示すデータ、報知(警報)対象物の存在を報知するためのデータ、ルート案内機能を実現するためのデータなどを記憶する。報知対象物は、居眠り運転事故地点、速度測定装置(レーダー方式、ループコイル式、Hシステム、LHシステム、光電管式、移動式、レーザー方式等)、制限速度切替りポイント、取締エリア、検問エリア、駐禁監視エリア、Nシステム、交通監視システム、交差点監視ポイント、信号無視抑止システム、警察署、事故多発エリア、車上狙い多発エリア、急/連続カーブ(高速道)、分岐/合流ポイント(高速道)、ETCレーン事前案内(高速道)、サービスエリア(高速道)、パーキングエリア(高速道)、ハイウェイオアシス(高速道)、スマートインターチェンジ(高速道)、PA/SA内 ガソリンスタンド(高速道)、トンネル(高速道)、ハイウェイラジオ受信エリア(高速道)、県境告知、道の駅、およびビューポイントパーキング等がある。記憶部17は、報知対象物の種別情報と、その報知対象物が存在する位置を示す位置情報と、表示部12に表示する画像(例えば、模式図または写真)のデータと、音声データとを対応付けて記憶する。
なお、記憶部17は、データを永続的に記憶する記憶媒体を含んでもよい。記憶部17は、例えば、光学式記録媒体、磁気記録媒体、および半導体記録媒体、またはその他の記録媒体を含んでもよい。
操作部18は、ユーザの操作を受け付ける。操作部18は、例えば、タッチセンサ、音量調整ボタン、および作業用ボタンを含む。タッチセンサは、表示部12の表面に設けられ、ユーザによりタッチされた位置を検出する。音量操作ボタンは、スピーカ13から出力される音声の音量を調整するために操作される。作業用ボタンは、各種の作業を行うためのボタンである。
センサ部19は、各種のセンサを含む。センサ部19は、例えば、地磁気センサ、加速度センサ、および照度センサを備える。地磁気センサは、地磁気を検出して北方向が進行方向に対してどの方向にあるかを検出するセンサである。加速度センサは、車両の前後、左右、上下の加速度を検出するセンサである。照度センサは、車室内の明るさを示す照度を検出するセンサである。
装着部20は、外部記憶媒体が装着される装着部である、外部記憶媒体は、例えば、メモリカードである。この場合、装着部20は、メモリカードスロットである。記憶部17に記憶されるデータは、外部記憶媒体を介して取り込まれるとよい。このデータとして、新規な報知対象(ターゲット)の情報(経度・緯度等の位置情報、種別情報等)の更新情報がある。
電源部21は、電源から供給された電力を、システム10内の各部に供給する。電源部21は、例えば、電源スイッチおよびDCジャックを含む。DCジャックは、シガープラグコードを接続するためのもので、そのシガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続されて電源供給を受ける。電源スイッチは、システム10の電源をオンまたはオフするためのスイッチである。
発光部22は、種々の色で発光する。発光部22は、例えば発光ダイオードを含む。
ケーブル端子部23は、外部の接続ケーブルが接続される端子である。例えば、接続ケーブルは、システム10は、車両に実装されているOBD-IIコネクタに接続するケーブルである。OBD-IIコネクタは、故障診断コネクタとも称され、車両のECUに接続され、各種の車両情報が出力される。
図3は、表示部12による警報の一例を示している。本実施形態では、本装置がナビゲーション装置であるので、地図データを有していることから、基本画面として、制御部11は、現在位置周辺の道路ネットワーク情報を読み出し、現在位置周辺の地図を表示部12に表示する機能を有する。そして、表示部12に、現在表示中の画面(ここでは現在位置周辺の地図)に重ねて警告画面70を表示する。図3は、地図50を表示している際に、現在位置と交通監視ポイントの一つである速度測定装置の一種であるLHシステムとの距離が500mになった場合の警告画面70の表示例を示している。さらに、「500m先LHシステムです」といった警報種類と距離を示す警告音声をスピーカ13から出力する処理を行う。
システム10は、言語設定機能を有する。言語設定機能は、システム10が情報の報知に使用する言語を設定を受け付ける機能である。図4は、システム10の言語設定機能に関する動作を示すフローチャートである。
次に、システム10の動作を説明する。
<1.言語設定機能>
システム10において制御部11は、言語設定の入力を受け付ける画面を表示する(ステップS101)。制御部11は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)、および中国語(繁体字)の各言語に対応したボタンを表示部12に表示させて、操作部18を用いていずれかの言語を選択する操作を受け付けるとよい。制御部11は、ユーザの操作部18の操作により選択された言語を、情報の報知に使用する言語として設定する(ステップS102)。制御部11は、言語の設定データを、メモリまたは記憶部17に記憶させておくとよい。制御部11は、この設定データに基づいて、特定の言語により情報の報知を行う。
なお、言語設定に代えて、又はこれに加えて、制御部11は国の設定を受け付ける機能を有するとよい。国は、ユーザの母国又は現在の居住国などとするとよい。この場合、制御部11は、設定された国に応じた言語(例えば、その国の公用語)を、情報の報知に使用する言語として設定する。
<2.情報出力機能>
制御部11は、言語設定機能で設定された国または言語に応じて異なる内容の情報を出力する機能(情報出力機能)を実現するとよい。以下各機能で説明するが、システム10は以下の機能のうちの一部の機能または全部の機能を備える構成とするとよい。また、情報出力機能における情報の出力において、文字(文字列)や音声等の言語が用いられる場合、特に断りのない場合も、言語設定機能で設定された言語が用いられる。また、「表示」として説明している箇所も、適宜、音声その他のユーザが認識可能な情報の報知手段が用いられるようにしてもよい。
(2-1)他国の交通標識と日本の交通標識との対応関係を表示
日本の道路標識は、国際連合道路標識に準拠しているため、基本的には欧州やアジア圏と似た表示になっている(例えば、「止まれ」は除く。)が、米国方式とは大きく異なる。そこで、制御部11は、道路標識の意味を検索可能とし、他国の交通標識と日本の交通標識との対応関係を出力する機能を備えるとよい。制御部11は、例えば、他国の交通標識を表示部12に表示して、操作部18を用いてユーザの選択を受け付けると、その交通標識と同じ意味または類似する意味を有する日本の交通標識を、表示部12に表示させる。
この機能に関し、システム10が、通信部16を介してドライブレコーダその他の車載カメラと通信可能であるか、又は車両の前方を撮影するカメラを有する構成とし、制御部11は、撮影した画像から交通標識を認識して、その交通標識と他国の交通標識との対応関係を案内するとよい。制御部11は、検索の対象としてどの国の交通標識を表示するかについては、言語又は国の設定に基づいて決定するよい。制御部11は、撮影した画像から認識した道路標識の意味を、文章、音声その他の方法により、ユーザの理解できる言語によって表示するとよい。表示は、随時ポップアップ表示することで行われるとよい。このようにすると、外国人であるユーザにとっても、日本の交通標識の意味が分かりやすい。
この機能に関し、システム10は、一方通行の逆走を検知してユーザに情報を報知するとよい。システム10は、例えば、一方通行道路の場合は、地図上で一方通行道路の位置と車両の位置が一致、かつ車両の進行方向が逆走方向を向いていれば、正確に逆走と判定するとよいが、種々の公知の判定方法を適用できる。この際に、制御部11は、言語又は国の選択に応じて、道路標識を母国の標識表示に変換して表示部12に表示するとよい。制御部11は、例えば言語を中国語に設定した場合、ナビゲーション機能の画面に日本の一方通行標識を出すのではなく、中国での一方通行標識を表示する。従来のナビゲーション装置でも、高速道路に乗ると制限速度の標識を表示しているが、制御部11は、これを言語選択された国の標識により表示するとよい。このようにすると、外国人でも日本の交通標識の意味を理解しやすくなる。
(2-2)駐車場利用案内
制御部11は、GPS受信部15により受信された信号に基づいて、駐車場のパーキングメーターの配置された位置に停められることを検知した場合に、パーキングメーターの利用方法を案内する。制御部11は、例えば、GPS受信部15により受信された信号から特定した位置情報に基づき、駐車場(より具体的には、パーキングメーター付きの駐車場)に車両が存在する場合において、ユーザが車両を停めようとしているとき、バックしたことを検知したとき、および所定時間停車していることのいずれかを検知した場合に、利用方法を案内するとよい。例えば、制御部11は、利用方法として、例えば、利用料金を投入し、出てきたシールをフロントウィンドウに張ることや、利用可能時間(例えば、1時間限定)等の利用方法を報知(例えば、表示)するとよい。パーキングメーターは都心部に多く、オリンピック等の国際的なイベントを控える今、利用率は高まってくると予想される。しかし、現状は日本語でしか案内がないうえ、利用方法は独特である。このようにすると、多言語採用で利便性と海外観光客の違反を防ぐことが可能である。
(2-3)運転注意警報&ガイド
システム10が、制御部11は、当該カメラで撮影した画像から危険運転を示す挙動を、設定回数以上検知した場合に、運転のルール(どのようなルールで運転すべきか)を内容とする案内をするとよい。危険運転は、例えば、ながら運転又は居眠り運転とするとよい。制御部11は、運転手を撮影するカメラ(図示略)と通信部16を介して通信可能である構成の下、このカメラで撮影した画像を解析することにより、危険運転かどうかを判定するとよい。危険運転は、車両前方を撮影した画像の画像解析その他の方法によりあおり運転であるか否かを判定できる場合は、あおり運転であってもよい。制御部11は、案内する交通ルールは、危険運転の内容に応じて変化させるとよく、どのようにすれば危険運転に該当しなくなるかをユーザに案内するとよい。例えば、制御部11は、ながら運転を検知した場合は、スマートフォンを持ったまま運転しないように、表示や音声出力などの方法で注意するとよい。その際、制御部11は、日本と、ユーザの母国や居住国とで交通ルールの異なる点を案内するとよい。スマートフォン等の携帯端末は世界的に皆所持している。よって、制御部11は、運転中にどのような携帯端末の操作が違反なのかを、ユーザの理解できる言語で警報するとよい。このようにすると、危険な運転をしたユーザに対し、交通ルールを案内することより、そのユーザに安全運転を意識させることができる。
(2-4)緊急車両接近警報&ガイド
制御部11は、救急車等緊急車両が接近したことを検知すると、対処方法を案内するとよい。緊急車両はサイレンもデザインも異なるから、外国人が理解できない可能性もあるからである。救急車等緊急車両に接近した際に、観光客だからといって緊急車両の走行を妨げていいことにはならない。そこで、制御部11は、車両40が救急車等緊急車と所定の接近関係にある場合に、対処方法を案内するとよい。所定の対象と所定の接近関係にあることは、例えば、当該所定の対象の位置情報と、GPS受信部15で受信した信号に基づき特定した位置情報との距離が所定距離以下であることとするとよい。これ以外にも、所定の接近関係は、車両の進行方向に当該所定の対象があること、等の位置関係に基づいて判定されるとよい。このようにすると、急を要する事態でもユーザがこれを理解し、適切な行動をすることができる。なお、救急車等緊急車両の検知は、周知のナビゲーション装置やレーダー探知機と同様の方法で行われるとよい。
(2-5)踏切ガイド
従来のナビゲーション装置は、車両40が踏切に近づいたことを検知するとその旨を案内するが、一時停止することや鐘が鳴り始めたときの対応の他、踏切が空いていても渡った先に車が詰まっている場合がある。そこで、制御部11は、GPS受信部15で受信された信号に基づき特定した位置情報に基づいて、車両40が踏切と所定の接近関係にあると判定した場合は、危険度の高いケースである旨を案内するとよい。ユーザが一時停止するのを知らないと、前車の急な停止に追突する恐れがあったり、自車も線路上で立ち往生する場合などあるが、重大事故を未然に防ぐことができる。
(2-6)首都高速道路等事前案内
日本において、首都高速道路は独特の作りになっている。そこで、制御部11は、加速レーンが無かったり、出口や合流が右にあり走行ラインがクロスするなど、海外の観光客が戸惑ったり危険な箇所であると判定した場合は、首都高速道路の入口に進入する前に、対処方法を案内するとよい。例えば、制御部11は、GPS受信部15により受信された信号に基づいて、車両40が首都高速道路の入口と所定の接近関係にあると判定した場合は、対処方法を案内するとよい。また例えば、制御部11は、ルート案内機能におけるルート上に首都高速道路がある場合は、首都高速道路の特異性を報知し、その使用の可否を選択可能にするとよい。そして、制御部11は、首都高速道路を使用することが操作部18の操作により選択された場合は、首都高速道路を含むルートを案内し、使用しない場合は首都高速道路を含まないルートを案内する。日本人でも走り慣れてないと難しい首都高速道路であるが、オリンピック開催で海外の方の利用率が高まることが考えられる。また、道幅が狭い上、平均速度が高い首都高速道路でも案内を事前に行うことで事故を未然に防ぐことができる。ここでは、首都高速道路としているが、首都高のような複雑な道路をあらかじめ指定しておき、報知するとよい。東名阪の都市部を走る高速道路についてこの構成を適用できる。また、路面電車やバスレーンなど日本人でも戸惑う特殊な路線について適用しすることも可能である。
(2-7)おもいやりハザードガイド
日本では、合流時に譲ってもらった場合、高速道路で前方が渋滞していたときなど、日本はハザードランプを数秒点滅させるマナーがある。そこで、制御部11は、GPS受信部15により受信された信号に基づいて、2以上の道路が合流する合流地点等の所定の地点に車両40が存在することや、渋滞等の所定の交通の状態を検知した場合は、交通法規と異なるマナー(例えば、日本特有のマナー等)を案内するとよい。このようにすると、交通トラブルや事故を回避できている側面がある。ユーザがこのような行為を行わなくても違法ではないものの、より安全なドライブをするための気遣いしての意味を持つものである。このようにすると、外国人等が、交通法規と異なる日本独自のマナーを把握できる。
(2-8)検索の際に「日本」固有の度合いが高いものを優先して結果表示する機能
システム10は、店舗等の施設の検索の際に、「日本」固有の度合いが高い検索結果を優先して、表示する機能を備えるとよい。日本人の普段使いのナビへの要求と、海外旅行者の要求とは異なると思われる。よって、外国人旅行者にとってより体験価値を高めることができる。制御部11は、例えば、昼食を検索したとき、日本固有の料理や日本固有のB級グルメなどを優先して表示する。なお、「日本」固有の度合いについては、例えば、検索結果となる店舗棟の情報にあらかじめパラメーターが割り当てられていることにより特定されるとよいが、これ以外の方法でもよい。このように、システム10は、複数の検索結果を表示する場合に、当該複数の検索結果と当該システムの使用地域に応じて、所定の検索結果を優先して表示するとよい。
さらに、制御部11は、上記検索を行うか通常の検索(すなわち、日本固有の度合いが高いものを優先して結果表示することはしない検索)を行うかを設定可能とするとよい。制御部11は、検索の設定に「旅行者」、「滞在者」といった選択項目を表示部12に表示させて、操作部18の操作によりいずれかの選択を受け付ける。外国人でも旅行者でない者もいるので、そのような者と旅行者の双方にとって利便性を高めることができる。「メジャースポット優先」、「マイナースポット優先」の選択機能と、検索機能を設けるとよい。このようにすると、使用地域に関する情報を外国人等が得やすくなる。
(2-9)日本と出身国との関連性のある場所の検索
システム10は、ユーザの国の設定(例えば、出身国の入力)を受け付ける機能を有し、システム10の使用地域である日本と、設定された国(例えば、出身国)との関連性のある場所を検索する機能を備えるとよい。制御部11は、例えば、ユーザがレンタカーを借りた後の初回起動時等に、表示部12に国を選択する画面を表示させる。制御部11は、選択された国に関連性のある場所を優先するかを尋ねる画面を表示させる。選択された国に関連性のある場所を優先する設定がされた場合には、制御部11は、日本とのその国との関連性の高い場所から順に検索結果を求めるなど、単に日本古来のものを見たいというだけなく、自国と日本との関連を知って見聞を深めたいという欲求に応えることができる。"イタリア人がお昼を検索したとき、あえて、日本の「パスタ」食べる?とか。「あんかけスパ」食べる?といった具合に、制御部11は、イタリアと日本との融合した料理を出す店を優先して提示するとよい。制御部11は、さらに、ジャンルに国別の優先順位を付与したり、検索結果となる施設に国別の優先順位を予め付与して記録するとよい。また、制御部11は、施設説明の語句に、これがあったらその国での優先度は高いというキーワード群を記憶しておき、施設説明内にこのキーワードが多く含まれるものから順に、優先度が高いものとして表示するとよい。のようにすると、システム10の使用地域に関する情報を外国人等が得やすくなる。
(2-10)インターネット上で当該出身国のユーザの評価の高い場所を優先して提示する機能
システム10は、ユーザの国の設定(例えば、出身国の入力)を受け付ける機能を有し、SNS等のインターネット上で、当該国の他のユーザによる評価の高い(例えば、いわゆる「いいね」)場所を優先して提示する機能を備える。システム10は、選択された国の人に人気のスポットをネット検索する機能を備え、検索の結果得られたスポットを検索結果に反映させる。国によって日本のいい場所は異なると思われるからである。システム10では、スポットの評価機能を有し、国別にアンケートを集計するとよい。制御部11は、例えばスポットを訪問したことを検出したとき(例えば、施設の位置でACC ONされ、前回ACC OFFからの時間経過がトイレへの立ち寄り等に相当する時間以上の時間であれば)、アンケートを求める。アンケートは、例えば、評価の度合い(指標)である「★」の数などとするとよい。システム10は、これを設定されている国と施設IDと関連付けて記憶しておき、次に別の人がその施設を訪れたときに表示したり、優先提示のための情報として用いるとよい。このようにすると外国人等が興味を示す可能性の高い場所を案内しやすくなる。
(2-11)施設の詳細情報として、外国人向けの情報を日本人向けの情報とは別に設け表示する機能
システム10は、施設の詳細情報として、外国人向けの情報を、日本人向けの情報とは別に設け表示するとよい。システム10の制御部11は、店舗や観光スポット等の場所の検索結果に関する案内情報として、設定された国が第1の国(例えば、日本)である場合の案内情報と、第2の国(例えば、日本以外の外国)である場合の案内情報とを異ならせるとよい。後者の場合、制御部11は、例えば、神社等であれば、日本以外の外国が設定されている場合は、神社等での参拝方法を表示するとよい。マナーなど、日本人にとっては常識のことでも外国人には常識でないことについて、予め知ることができる。前者の場合、制御部11は、参拝方法を表示するのではなく、別の情報を表示するとよい。システム10は、単に各国語に翻訳した情報とは別に、各国語に固有の情報を記憶しておき、表示する機能を備えるとよい。このようにすると外国人等が興味を示しやすい場所を案内しやすくなる。
(2-12)外国人にとって説明を要すると思われるジャンル(施設種別等)について外国人向けジャンル情報を設けて表示する機能
システム10は、外国人にとって説明を要すると思われるジャンル(施設種別等)について外国人向けジャンル情報を設けて表示する機能を有する。例えば、制御部11は、目的地に「○○神社」が設定されたら、「神社」への参拝の方法を表示するなどする。このようにすると、日本固有のものについての関心を引くとともに、文化やマナーを予め知ることができ、旅行の体験を高めることができる。また、システム10は、例えば「寺社」というジャンルの選択項目を表示するとき「temples and shrines [info]」のように[info]ボタンを併設して表示し、これが押されたときに、参拝方法の概説を表示するようにするとよい。このようにすると外国人等が興味を示しやすい場所を案内しやすくなる。
(2-13)公開取締情報をその国の言語にテーブルで置き換えて出力する機能
システム10は、公開取締情報をその国の言語にテーブルで置き換えて出力(例えば、表示等の案内)する機能を有するとよい。公開取締情報はフォーマットが決まっているので、制御部11は、国と単語のテーブルで置き換えて処理するとよい。このようにすると、安全運転を意識付けることができる。制御部11は、テロップ表示の中に、日本の運転に関する情報を選択された言語で挿入して表示するとよい。
(2-14)標識表示を、設定された国における標識表示に置き換えてAR(Augmented Reality:拡張現実)表示する機能
システム10は、標識表示を、設定した国における標識表示に置き換えてAR表示する機能を備えるとよい。システム10は、日本の道路標識の識別情報と国別の道路標識の画像とを対応をとって記憶しておく。そして、制御部11は、カメラで画像認識で認識された道路標識のIDに対応する設定された国の道路標識の画像を、画像認識した道路標識の位置にサイズを合わせて表示(AR表示)させるよう制御する。このようにすると。画面を見れば自国の標識で道路標識が表示されているので、対応関係の学習が容易になる。システム10は、リアルタイムにこの処理を行うとよい。AR表示により外国人等が標識表示を理解しやすく、また、これを視認しやすくすることができる。
(2-15)路面標示を認識し、設定した言語でその意味を報知する機能
システム10は、車両40の前方等の路面標示を認識し、設定した言語でその意味を報知する機能を備えるとよい。システム10の制御部11は、ARでその国の路面標示に置き換えたり、その国の標識を表示して報知する制御を行うとよい。システム10は、例えば、日本の路面標示の識別情報と国別の路面標示またはその路面標示に対応する道路標識の画像とを対応付けて記憶しておき、制御部11は、画像認識で認識された路面表示のIDに対応する設定された国の路面標示または道路標識の画像を表示させる制御を行うとよい。システム10は、この処理をリアルタイムに行うとよい。システム10は、例えば、道路標識に置き換えるときは路肩位置に表示するようにしてもよいが、単に画面中央に表示するなどしてもよい。このようにすると外国人等が路面標示を理解しやすくなる。
(2-16)外国人レンタル用ナビの外国語モードの起動の場合にだけ、特定のキャラクタを表示する機能
システム10は、特定の国または言語が設定された場合には(例えば、外国人レンタル用ナビの外国語モードで起動された場合には)、特定のキャラクタ(例えば、出願人が提供する「霧島レイ」のキャラクタ)を表示する機能を有するとよい。一方で、システム10は、他の特定の国または言語が設定された場合には(例えば、日本語モードが設定された場合には)、当該キャラクタを表示しないで案内を行う。外国人は日本を旅することで日本の文化に触れたいと思っているからである。システム10は、例えば、特定の国または言語が設定された場合にのみ特定のキャラクタを表示するとよい。システム10は、システム10は、キャラクタが出てくるナビ画面の写真をとってSNSにアップロードするように御願いする表示をするとよい。キャラクタは、動画でもよいが、静止画でもよい。このようにすると、システム10に外国人等が興味を示しやすくなる。
(2-17)レンタカー等で運転を開始した場所に戻ってきたら国設定をリセットする機能
システム10は、レンタカーなど運転を開始した場所に戻ってきたら国設定をリセットする機能を有するとよい。制御部11は、レンタカー屋の位置(例えば自宅)を設定する機能を有し、その位置に戻ってきたことを検出すると、「設定をリセットしますか」の確認画面を表示して「はい」が選択された国設定をリセット(例えば日本語)に戻すようにするとよい。システム10は、レンタカー屋の場所でACCオンされたことを検出した場合には、言語設定画面や出身国設定画面などを表示して設定させるようにするとよい。このようにすると、国設定が他国になっているなど意味がわからない他言語の案内がされることを未然に防止することができる。システム10は、滞在期間を入力する機能を備え、滞在期間経過後にリセットするとよい。
(2-18)案内標識を多言語化
従来の案内標識は日本語と英語のみのものがあるが、システム10は、中国語が選択された場合中国語の案内標識をナビに表示させるとよい。例えば、「東京」を中国語にすると別の文字で表現されるので、中国の方には分かりやすくなる可能性がある。システム10はこれを言語選択中の言語で表示するとよい。
(2-19)施設を検索する場合に、その施設において決済に利用できる決済手段を出力する機能
近年は、海外であれば、キャッシュレス決済が主流になってきており、日本で対応している店がわかりにくいとの声がある。そこで、システム10の制御部11は、海外で使用されている決済手段(例えば、支付宝、WeChatPayment、街口支付、PromptPay他)、及び日本国内で使用されている決済手段(例えば、交通系電子マネー、Edy、QuickPay、PayPay、LINE PAY、他)、また、各種クレジットカード等をキーワード(以下「決済方法キーワード」という)により入力を受け付けて、店舗等の決済を行うことのある施設の検索を行う機能を有する。制御部11は、決済手段に対応する検索条件と他の検索条件との入力を受け付ける画面を表示する。他の検索条件は、施設のジャンルや、場所、価格帯等がある。制御部11は、この画面を介して入力を受け付けた決済手段に対応する検索条件と他の検索条件とに基づいて(例えば、AND条件またはOR条件)、施設を検索し、検索結果を表示する。また、制御部11は、検索結果に含まれる施設の詳細情報と、この施設で使用可能な決済手段(海外で使用されている決済手段を含む)とを関連付けて、表示部12に表示させるとよい。以上の機能を実現するため、記憶部17には、施設ごとに決済に使用可能な決済手段の情報が記憶されているとよい。また、制御部11は、検索条件である決済手段に対応する言語を用いて、検索結果を表示するとよい。例えば、中国で使用されている決済手段を検索条件とする場合は、制御部11は中国語で検索結果を表示させるとよい。このようにすると、検索結果とともにユーザが利用できる決済手段を優先的に知らせることができ、ユーザの使い勝手が向上する。
本発明の範囲は、明細書に明示的に説明された構成や限定されるものではなく、本明細書に開示される本発明の様々な側面の組み合わせをも、その範囲に含むものである。本発明のうち、特許を受けようとする構成を、添付の特許請求の範囲に特定したが、現在の処は特許請求の範囲に特定されていない構成であっても、本明細書に開示される構成を、将来的に特許請求の範囲とする意思を有する。
本願発明は上述した実施の形態に記載の構成に限定されない。上述した各実施の形態や変形例の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また各実施の形態や変形例の任意の構成要素と、発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素または発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成するとよい。これらについても本願の補正または分割出願等において権利取得する意思を有する。「~の場合」「~のとき」という記載があったとしてもその場合やそのときに限られる構成として記載はしているものではない。これらの場合やときでない構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。また順番を伴った記載になっている箇所もこの順番に限らない。一部の箇所を削除したり、順番を入れ替えた構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
また、意匠登録出願への変更により、全体意匠または部分意匠について権利取得する意思を有する。装置が画像を表示する場合は、その画像の全体または一部を含む意匠について権利取得する意思を有する。図面は本装置の全体を実線で描画しているが、全体意匠のみならず当該装置の一部の部分に対して請求する部分意匠も包含した図面である。例えば当該装置の一部の部材を部分意匠とすることはもちろんのこと、部材と関係なく当該装置の一部の部分を部分意匠として包含した図面である。当該装置の一部の部分としては、装置の一部の部材としてもよいし、その部材の部分としてもよい。全体意匠はもちろんのこと、図面の実線部分のうち任意の部分を破線部分とした部分意匠を、権利化する意思を有する。また、装置の筐体の内部のモジュール・部材・部品等についても、図面に表示されているものは、いずれも独立して取引の対象となるものであって、同様に、意匠登録出願への変更を行って権利化を行う意思を有するものである。
10 :システム
11 :制御部
12 :表示部
13 :スピーカ
14 :マイクロ波受信部
15 :GPS受信部
16 :通信部
17 :記憶部
18 :操作部
19 :センサ部
20 :装着部
21 :電源部
22 :発光部
23 :ケーブル端子部
40 :車両
41 :ダッシュボード
50 :地図
70 :警告画面

Claims (16)

  1. 車両に設けられるシステムであって、
    ユーザによる国または言語の設定を受け付ける機能と、
    設定された国または言語に応じて異なる内容の情報を出力する機能と
    を有するシステム。
  2. 前記出力する機能は、
    当該システムの使用地域において使用される交通標識と、設定された前記国で使用される交通標識との関係に関する案内を行う
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記出力する機能は、
    前記車両が駐車場のパーキングメーターの配置された位置に停められることを検知した場合は、前記パーキングメーターの利用方法を案内する
    請求項1または2項に記載のシステム。
  4. 前記出力する機能は、
    危険運転を検知した場合は、前記ユーザに対して前記危険運転に応じた交通ルールを案内する
    請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記出力する機能は、
    設定された前記国または言語に応じた言語を用いて、交通法規とは異なる前記車両の運転に関するマナーを案内する
    請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記出力する機能は、
    複数の検索結果を表示する場合に、当該複数の検索結果と当該システムの使用地域に応じて、所定の検索結果を優先して表示する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記出力する機能は、
    当該システムの使用地域のうち、設定された前記国と関連性のある場所を案内する
    請求項1から6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記出力する機能は、
    設定された前記国または言語に応じた他のユーザによる評価が高い場所を、優先的に案内する
    請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記出力する機能は、
    場所の検索結果に関する案内情報として、設定された国が第1の国である場合の案内情報と、第2の国である場合の案内情報とを異ならせる
    請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記出力する機能は、
    公開取締情報を、設定された前記国または言語に応じた言語により出力する
    請求項1から9のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 前記出力する機能は、
    標識表示を、設定された前記国における標識表示に置き換えてAR表示する
    請求項1から10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 前記出力する機能は、
    路面標示を認識し、設定された前記国または言語に応じた言語でその意味を案内する
    請求項1から11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記出力する機能は、
    特定の前記国または言語が設定された場合には、所定のキャラクタを表示し、他の特定の国または言語が設定された場合には、当該キャラクタを表示しないで案内を行う
    請求項1から12のいずれか1項に記載のシステム。
  14. 前記設定を受け付ける機能は、
    前記車両が運転を開始した場所に戻ってきた場合、前記国または言語の設定をリセットする
    請求項1から13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 前記出力する機能は、
    施設の検索結果を表示する場合に、当該施設で利用可能な決済手段のうち、設定された前記国または言語に応じた決済手段を優先的に案内する
    請求項1から12のいずれか1項に記載のシステム。
  16. コンピュータに、請求項1から15のいずれか1項に記載のシステムの機能を実現させるためのプログラム。

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