JP2022055671A - コイル部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面実装型のコイル部品においてハンダの流れを制御することによってショート不良を防止する。【解決手段】コイル部品10は、導体層31~34と層間絶縁層40~44が交互に積層されたコイル部20を備える。導体層31~34は、コイル部20に埋め込まれたコイル導体パターンC1~C4と、コイル部20から露出する電極パターン51~54,61~64とを有する。層間絶縁層40~44は、電極パターン間に位置する部分が複数の電極パターンの表面から突出しており、突出部によって積層方向へのハンダの流れが抑えられる。これにより、積層方向にハンダが流れることによるショート不良を防止することが可能となる。【選択図】図6
Description
本発明はコイル部品に関し、特に、コイル導体パターン及び電極パターンを含む複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層された構造を有する表面実装型のコイル部品に関する。
複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層された構造を有する表面実装型のコイル部品としては、特許文献1に記載されたコイル部品が知られている。特許文献1に記載されたコイル部品においては、外部に露出する電極パターンの表面に施されためっきが外部端子として用いられる。
しかしながら、特許文献1に記載されたコイル部品を回路基板上に高密度に実装すると、意図しない方向にハンダが流れることによってショート不良が生じることがあった。
したがって、本発明は、複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層された構造を有する表面実装型のコイル部品において、ハンダの流れを制御することによってショート不良を防止することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層されたコイル部を備え、複数の導体層のそれぞれは、コイル部に埋め込まれたコイル導体パターンと、コイル部から露出する電極パターンとを有し、複数の電極パターンは複数の層間絶縁層を貫通して設けられた複数のビア導体を介して互いに接続され、複数の層間絶縁層の少なくとも一つは、複数の電極パターン間に位置する部分が複数の電極パターンの表面から突出していることを特徴とする。
本発明によれば、電極パターンの表面から層間絶縁層が突出していることから、層間絶縁層の突出部によって積層方向へのハンダの流れが抑えられる。これにより、積層方向にハンダが流れることによるショート不良を防止することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、コイル部を積層方向に挟み込む第1及び第2の磁性体層をさらに備えていても構わない。これによれば、より大きなインダクタンスを得ることが可能となる。この場合、複数の電極パターンの表面は、第1及び第2の磁性体層の表面よりも窪んだ位置にあっても構わない。これによれば、ハンダが第1及び第2の磁性体層の表面に流れにくくなる。
本発明において、複数の電極パターンの表面は外部端子で覆われており、外部端子の表面を基準とした複数の層間絶縁層の突出量は1~5μmであっても構わない。これによれば、製造コストの増加を抑えつつ、ハンダの流れを十分に制御することが可能となる。
本発明において、複数の電極パターンの表面及び複数の層間絶縁層の突出部が導電性ペーストで覆われていても構わない。これによれば、実装時においてハンダとの接触面積を拡大することができる。
このように、本発明によれば、複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層された構造を有する表面実装型のコイル部品において、意図しないハンダの流れに起因するショート不良を防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品10の外観を示す斜視図である。
本実施形態によるコイル部品10は表面実装型のチップ部品であり、図1に示すように、第1及び第2の磁性体層11,12と、第1及び第2の磁性体層11,12に挟まれたコイル部20とを備える。コイル部20の構成については後述するが、本実施形態においてはコイル導体パターンを有する導体層が4層積層され、これによって1つのコイルが形成される。そして、コイルの一端が第1の外部端子E1に接続され、コイルの他端が第2の外部端子E2に接続される。
磁性体層11,12は、フェライト粉や金属磁性粉などの磁性粉を含有する樹脂からなる複合部材であり、コイルに電流を流すことによって生じる磁束の磁路を構成する。磁性粉として金属磁性粉を用いる場合、パーマロイ系材料を用いることが好適である。また、樹脂としては、液状又は粉体のエポキシ樹脂を用いることが好ましい。但し、本発明において磁性体層11,12を複合部材によって構成することは必須でなく、例えば、磁性体層11として焼結フェライトなどの磁性材料からなる基板を用いても構わない。
本実施形態によるコイル部品10は、一般的な積層コイル部品とは異なり、積層方向であるz方向が回路基板と平行となるよう立てて実装される。具体的には、xz面を構成する表面S1が実装面として用いられる。そして、表面S1には、第1の外部端子E1及び第2の外部端子E2が設けられる。第1の外部端子E1は、コイル部20に形成されるコイルの一端が接続される端子であり、第2の外部端子E2は、コイル部20に形成されるコイルの他端が接続される端子である。
図1に示すように、第1の外部端子E1は、表面S1からyz面を構成する表面S2に亘って連続的に形成され、第2の外部端子E2は、表面S1からyz面を構成する表面S3に亘って連続的に形成される。詳細については後述するが、外部端子E1,E2は、コイル部20に含まれる電極パターンの露出面に形成されたニッケル(Ni)とスズ(Sn)の積層膜によって構成される。電極パターンの露出面はいわゆるベタパターンではなく、z方向に隣接する電極パターン間において層間絶縁層が突出した構成を有している。このため、層間絶縁層の突出部分には外部端子E1,E2が形成されない。
図2~図4は、それぞれコイル部品10の表面S1~S3の構造を示す平面図である。
図2及び図3に示すように、第1の外部端子E1は、それぞれ表面S1,S2に形成されており、いずれもx方向又はy方向に延在する第1~第4の部分E11~E14と、第1~第4の部分E11~E14を繋ぐ第5の部分E15を有している。第1~第4の部分E11~E14の間は、第5の部分E15が存在する領域を除いて、層間絶縁層41~43が突出している。また、図2及び図4に示すように、第2の外部端子E2は、それぞれ表面S1,S3に形成されており、いずれもx方向又はy方向に延在する第1~第4の部分E21~E24と、第1~第4の部分E21~E24を繋ぐ第5の部分E25を有している。第1~第4の部分E21~E24の間は、第5の部分E25が存在する領域を除いて、層間絶縁層41~43が突出している。
層間絶縁層41~43の突出は、外部端子E1,E2の窪みによって生じている。つまり、外部端子E1,E2の表面は、磁性体層11,12の表面よりも窪んだ位置にある一方、層間絶縁層41~43の突出部は、磁性体層11,12の表面とほぼ同一平面を構成している。これにより、外部端子E1,E2の表面と磁性体層11,12の表面の段差分だけ、層間絶縁層41~43が外部端子E1,E2の表面から突出している。外部端子E1,E2の表面を基準とした層間絶縁層41~43の突出量は、1~5μmとすることが好ましい。これは、突出量が1μm未満であると後述する効果が十分に得られない一方、5μmを超えて突出させるためには後述するエッチングを長時間行う必要があり、製造コストが増加するとともに、エッチングダメージによって信頼性が低下するおそれがあるからである。
また、磁性体層11,12に挟まれたコイル部20の表面のうち、外部端子E1,E2で覆われた部分および層間絶縁層40~44が突出しない部分は、磁性部材13によって構成される。磁性部材13は、磁性体層11と磁性体層12を磁気的に接続する役割を果たす。
図5は、本実施形態によるコイル部品10を回路基板80に実装した状態を示す側面図であり、積層方向から見た図である。
図5に示すように、本実施形態によるコイル部品10は、回路基板80に立てて実装される。具体的には、コイル部20の表面S1が回路基板80の実装面と対向するよう、つまり、コイル部品10の積層方向であるz方向が回路基板80の実装面と平行となるよう、実装される。
回路基板80にはランドパターン81,82が設けられており、これらランドパターン81,82にコイル部品10の外部端子E1,E2がそれぞれ接続される。ランドパターン81,82と外部端子E1,E2との電気的・機械的接続は、ハンダ83によって行われる。外部端子E1,E2のうち、コイル部20の表面S2,S3に形成された部分には、ハンダ83のフィレットが形成される。
本実施形態においては、外部端子E1,E2の表面が磁性体層11,12の表面から窪んでいることから、これにより形成される段差によって、ハンダ83が磁性体層11,12の表面に広がりにくくなる。しかも、外部端子E1,E2の表面からは層間絶縁層41~43が突出していることから、ハンダ83のz方向における流動が抑制される。つまり、層間絶縁層41~43の突出部は、コイル部20の表面S1においてはx方向に延在し、コイル部20の表面S2,S3においてはy方向に延在していることから、x方向及びy方向へのハンダ83の流動を妨げることなく、z方向における流動を抑制することができる。これにより、回路基板80の表面にコイル部品10を高密度に実装した場合であっても、意図しないハンダ83の流動に起因するショート不良を防止することが可能となる。
このような段差形状は、ダイシングによってコイル部品10を個片化した後、切断面に露出する電極パターン51~54,61~64の表面を洗浄液でエッチングすることによって得られる。その後、層間絶縁層41~43の突出部を超えないよう、バレルメッキによって外部端子E1,E2すれば、本実施形態によるコイル部品10が完成する。
図6は、本実施形態によるコイル部品10の断面図である。
図6に示すように、コイル部品10に含まれるコイル部20は、2つの磁性体層11,12に挟まれており、層間絶縁層40~44と導体層31~34が交互に積層された構成を有している。導体層31~34は、層間絶縁層41~43に形成されたスルーホールを介して互いに接続されることにより、コイルを構成している。コイルの内径部分には、磁性体層12と同じ材料からなる磁性部材13が埋め込まれている。層間絶縁層40~44は、例えば樹脂からなり、少なくとも層間絶縁層41~43については非磁性材料が用いられる。最下層に位置する層間絶縁層40及び最上層に位置する層間絶縁層44については、磁性材料を用いても構わない。
導体層31は、磁性体層11の上面に層間絶縁層40を介して形成された1層目の導体層である。導体層31には、スパイラル状に2ターン巻回されたコイル導体パターンC1と、2つの電極パターン51,61が設けられている。電極パターン51はコイル導体パターンC1の一端に接続されている一方、電極パターン61はコイル導体パターンC1とは独立して設けられている。コイル導体パターンC1は、コイル部20に埋め込まれている。電極パターン51は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E1の第1の部分E11が形成されている。また、電極パターン61は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E2の第1の部分E21が形成されている。
導体層32は、導体層31の上面に層間絶縁層41を介して形成された2層目の導体層である。導体層32には、スパイラル状に2ターン巻回されたコイル導体パターンC2と、2つの電極パターン52,62が設けられている。電極パターン52,62は、いずれもコイル導体パターンC2とは独立して設けられている。コイル導体パターンC2は、コイル部20に埋め込まれている。電極パターン52は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E1の第2の部分E12が形成されている。また、電極パターン62は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E2の第2の部分E22が形成されている。
導体層33は、導体層32の上面に層間絶縁層42を介して形成された3層目の導体層である。導体層33には、スパイラル状に2ターン巻回されたコイル導体パターンC3と、2つの電極パターン53,63が設けられている。電極パターン53,63は、いずれもコイル導体パターンC3とは独立して設けられている。コイル導体パターンC3は、コイル部20に埋め込まれている。電極パターン53は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E1の第3の部分E13が形成されている。また、電極パターン63は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E2の第3の部分E23が形成されている。
導体層34は、導体層33の上面に層間絶縁層43を介して形成された4層目の導体層である。導体層34には、スパイラル状に2ターン巻回されたコイル導体パターンC4と、2つの電極パターン54,64が設けられている。電極パターン64はコイル導体パターンC4の一端に接続されている一方、電極パターン54はコイル導体パターンC4とは独立して設けられている。コイル導体パターンC4は、コイル部20に埋め込まれている。電極パターン54は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E1の第4の部分E14が形成されている。また、電極パターン64は、コイル部20から露出しており、その表面には外部端子E2の第4の部分E24が形成されている。
そして、コイル導体パターンC1とコイル導体パターンC2は、層間絶縁層41を貫通して設けられたビア導体を介して接続され、コイル導体パターンC2とコイル導体パターンC3は、層間絶縁層42を貫通して設けられたビア導体を介して接続され、コイル導体パターンC3とコイル導体パターンC4は、層間絶縁層43を貫通して設けられたビア導体を介して接続される。これにより、コイル導体パターンC1~C4によって8ターンのコイルが形成され、その一端が外部端子E1の第1の部分E11に接続され、他端が外部端子E2の第4の部分E24に接続された構成となる。
さらに、電極パターン51~54は、層間絶縁層41~43を貫通して設けられたビア導体V1~V3を介して互いに接続される。同様に、電極パターン61~64は、層間絶縁層41~43を貫通して設けられたビア導体V4~V6を介して互いに接続される。ここで、積層方向から見たビア導体V1~V3の形成位置は互いに異なっており、積層方向から見たビア導体V4~V6の形成位置も互いに異なっている。
図6に示す断面においては、ビア導体V1がコイル部20から露出しており、これによりビア導体V1の表面には外部端子E1の第5の部分E15が形成される。これに対し、図6に示す断面においては、ビア導体V2,V3がコイル部20から露出しておらず、これにより、電極パターン52,53間に位置する層間絶縁層42の一部、並びに、電極パターン53,54間に位置する層間絶縁層43の一部がコイル部20から突出している。同様に、図6に示す断面においては、ビア導体V4がコイル部20から露出しており、これによりビア導体V4の表面には外部端子E2の第5の部分E25が形成される。これに対し、図6に示す断面においては、ビア導体V5,V6がコイル部20から露出しておらず、これにより、電極パターン62,63間に位置する層間絶縁層42の一部、並びに、電極パターン63,64間に位置する層間絶縁層43の一部がコイル部20から突出している。
このように、外部端子E1,E2は、層間絶縁層41~43の突出部分を避けるよう、コイル部20から露出する電極パターン51~54,61~64の表面に形成されていることから、層間絶縁層41~43の突出部分は、外部端子E1,E2に覆われることなくそのまま露出する。その結果、上述の通り、実装時においてハンダ83の流れを制御することが可能となる。
導体層32~34の表面は、ビア導体V1~V6が形成される部分において凹みが生じることがある。しかしながら、本実施形態においては、積層方向から見たビア導体V1~V3の形成位置、並びに、積層方向から見たビア導体V4~V6の形成位置がずれていることから、導体層32~34の表面に生じる凹みが累積しない。このため、高い平坦性を保つことが可能となる。
また、本実施形態では、ビア導体V1とビア導体V4がコイル部20の中心に対して互いに対称となる位置に設けられ、ビア導体V2とビア導体V5がコイル部20の中心に対して互いに対称となる位置に設けられ、ビア導体V3とビア導体V6がコイル部20の中心に対して互いに対称となる位置に設けられている。これにより、導体層31~34及び層間絶縁層41~43のパターン設計が容易となる。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品10は、外部端子E1,E2の表面が磁性体層11,12の表面に対して窪んでいるとともに、外部端子E1,E2の表面から層間絶縁層41~43が突出していることから、回路基板80への実装時においてハンダ83の流れを制御することが可能となる。これにより、意図しないハンダ83の流動に起因するショート不良を防止することが可能となる。
図7は、第1の変形例によるコイル部品10Aの外観を示す斜視図である。また、図8は、コイル部品10Aの側面図である。
図7及び図8に示すコイル部品10Aは、それぞれ外部端子E1,E2と接するよう、コイル部品10Aの表面S1に電極71,72が設けられている点において、上記実施形態によるコイル部品10と相違している。電極71,72は、ナノ銀ペーストやナノ銅ペーストなどの導電性ペーストからなり、その表面はハンダに対する濡れ性を確保すべく、ニッケル(Ni)とスズ(Sn)の積層膜で覆われている。このような電極71,72を付加すれば、ハンダとの接触面積を拡大することが可能となる。しかも、外部端子E1,E2の表面からは層間絶縁層41~43が突出していることから、層間絶縁層41~43の突出部に電極71,72が食い込む。つまり、層間絶縁層41~43の突出による凹凸面が電極71,72によって覆われる。これにより、電極71,72の固着強度が高められる。
図9は、第2の変形例によるコイル部品10Bの外観を示す斜視図である。また、図10は、コイル部品10Bの側面図である。
図9及び図10に示すコイル部品10Bは、電極71,72が表面S1のみならず、表面S4,S5の一部を覆っている点において、第1の変形例によるコイル部品10Aと相違している。表面S4,S5は、互いに反対側に位置するxy面である。このように、表面S4,S5の一部を電極71,72で覆えば、ハンダとの接触面積がより拡大するとともに、電極71,72の固着強度がより高められる。
図11は、第3の変形例によるコイル部品10Cの外観を示す斜視図である。また、図12は、コイル部品10Cの側面図である。
図11及び図12に示すコイル部品10Cは、電極71が表面S2に露出する外部端子E1の一部を覆い、電極72が表面S3に露出する外部端子E2の一部を覆っている点において、第2の変形例によるコイル部品10Bと相違している。このように、外部端子E1,E2のうち表面S2,S3に露出する部分をさらに電極71,72で覆えば、ハンダとの接触面積がよりいっそう拡大するとともに、電極71,72の固着強度がよりいっそう高められる。したがって、電極71,72を付加する場合、第3の変形例によるコイル部品10Cのように、各電極71,72がコイル部品10Cの4面を覆うことが最も好ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記の実施形態では、コイル部20が4層の導体層31~34を含む場合を例に説明したが、本発明において導体層の層数がこれに限定されるものではない。また、各導体層に形成されるコイル導体パターンのターン数についても特に限定されるものではない。
10,10A~10C コイル部品
11,12 磁性体層
13 磁性部材
20 コイル部
31~34 導体層
40~44 層間絶縁層
51~54,61~64 電極パターン
71,72 電極
80 回路基板
81,82 ランドパターン
83 ハンダ
C1~C4 コイル導体パターン
E1,E2 外部端子
E11,E21 第1の部分
E12,E22 第2の部分
E13,E23 第3の部分
E14,E24 第4の部分
E15,E25 第5の部分
S1~S3 コイル部の表面
V1~V6 ビア導体
11,12 磁性体層
13 磁性部材
20 コイル部
31~34 導体層
40~44 層間絶縁層
51~54,61~64 電極パターン
71,72 電極
80 回路基板
81,82 ランドパターン
83 ハンダ
C1~C4 コイル導体パターン
E1,E2 外部端子
E11,E21 第1の部分
E12,E22 第2の部分
E13,E23 第3の部分
E14,E24 第4の部分
E15,E25 第5の部分
S1~S3 コイル部の表面
V1~V6 ビア導体
Claims (5)
- 複数の導体層と複数の層間絶縁層が交互に積層されたコイル部を備え、
前記複数の導体層のそれぞれは、前記コイル部に埋め込まれたコイル導体パターンと、前記コイル部から露出する電極パターンとを有し、
前記複数の電極パターンは、前記複数の層間絶縁層を貫通して設けられた複数のビア導体を介して互いに接続され、
前記複数の層間絶縁層の少なくとも一つは、前記複数の電極パターン間に位置する部分が前記複数の電極パターンの表面から突出していることを特徴とするコイル部品。 - 前記コイル部を積層方向に挟み込む第1及び第2の磁性体層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
- 前記複数の電極パターンの表面は、前記第1及び第2の磁性体層の表面よりも窪んだ位置にあることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
- 前記複数の電極パターンの表面は外部端子で覆われており、
前記外部端子の表面を基準とした前記複数の層間絶縁層の突出量は、1~5μmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。 - 前記複数の電極パターンの表面及び前記複数の層間絶縁層の突出部が導電性ペーストで覆われていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
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- 2021-09-07 WO PCT/JP2021/032850 patent/WO2022070804A1/ja active Application Filing
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