JP2022051458A - 雰囲気遮断浄化装置、エアロゾル浄化方法、フィットネスクラブ、医療設備、及びイベント会場 - Google Patents
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Abstract
Description
また、院内感染の問題も深刻である。感染者の増大により多くの患者が一つの病院に殺到した場合、対策を余程厳重に取っておかないと、院内感染を防ぐことは難しい。現在、感染者がいるエリアと感染者がいないエリアとを厳格に区分し、感染者がいるエリアから医者や看護師が出てくるときは、マスクや防護服等を交換したり消毒を徹底したりする対策が採られているが、十分とは言いがたい。
新型コロナウイルスを完全に撲滅するのは難しいのではないかとされており、ウイズコロナ、新しい生活様式といった考え方も広がってきている。したがって、上記以外であっても、感染防止対策を日常的に行うことが必須となってくる。
本願の発明は、このような課題を解決するために為されたものであり、人が発する飛沫やエアロゾルを十分に吸引し、ウイルスが含まれていたとしても無害化できる優れた浄化装置を提供することを目的としている。また、このような装置を医療現場や各種業種に応用することを目的としている。
開示された発明に係る雰囲気遮断浄化装置は、一定方向の面状の空気の流れであるエアカーテンを鉛直な面内に形成して当該鉛直な面の一方の側と他方の側とを遮断するエアカーテン機構を備えた雰囲気遮断浄化装置であって、
エアカーテン機構は、向かい合って配置された送風部及び吸気部とを備えており、
送風部は送風ファン又はコンプレッサを備えていて、吸気部に向けて送風する要素であり、
吸気部は、吸気ファンと、抗ウイルスHEPAフィルタとを備えており、
抗ウイルスHEPAフィルタは、吸気ファンにより吸い込まれた空気が通過して浄化された後に放出される位置に設けられている。
この雰囲気遮断浄化装置は、送風部及び吸気部が上下に向かい合って設けられており、一定方向の面状の流れは鉛直方向の流れであるという構成を持ち得る。
また、この雰囲気遮断浄化装置は、吸気部が流入するエアカーテンをガイドする第一第二の吸気ガイドを有しており、鉛直な面に垂直な方向を前後方向としたとき、第一の吸気ガイドは吸気部の前後方向の一方の側の縁から送風部の側に延びており、第二の吸気ガイドは他方の側の縁から送風部の側に延びており、第一第二の吸気ガイドは、鉛直な面に沿った方向であって一定方向に垂直な方向に長いという構成を持ち得る。
また、この雰囲気遮断浄化装置は、送風部と吸気部とは相互に連結されていて全体として人が手で持ち運べる可搬型であるか、又は送風部と吸気部は分離していてそれぞれ人が手で持ち運べる可搬型であるという構成を持ち得る。
また、開示された発明に係るエアロゾル浄化方法は、人が発するエアロゾルを上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を使用して浄化するエアロゾル浄化方法であって、一方の側は、エアロゾルを発する人がいる側であり、人が発したエアロゾルをエアカーテン機構によるエアカーテンに乗せて吸気ファンにより吸い込ませ、抗ウイルスHEPAフィルタにより浄化する方法である。
また、開示された発明に係るフィットネスクラブは、トレーニング室を有しており、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置がトレーニング室に設置されており、雰囲気遮断浄化装置におけるエアカーテン機構は、トレーニング室に設置されたフィットネスマシンを利用者が利用している際、当該利用者の正面の側においてエアカーテンを作るよう設けられている。
また、開示された発明に係る医療設備は、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を備えた医療設備であり、エアカーテン機構における送風部及び吸気部は、患者を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう平面視において患者がいる位置を取り囲む形状である。
この医療設備は、医療用ベッドを備えた病室であり、エアカーテン機構は、医療用ベッドの寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部は平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
また、この医療設備は、ストレッチャー又は担架であり、エアカーテン機構は、ストレッチャー又は担架の寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部が平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
また、この医療設備は、座面部を備えた車椅子であり、エアカーテン機構は、座面部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部が平面視において座面部を取り囲む形状を有しており、座面部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
開示された発明に係るイベント会場は、声又は息を吹き出す演者がいる演者エリアと、聴衆がいる聴衆エリアとを有するイベント会場であって、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を備えており、雰囲気遮断装置のエアカーテン機構は、演者エリアと聴衆エリアとの間においてエアカーテンが形成されるよう、送風部と吸気部とは、演者エリアと聴衆エリアとの境間において上下に向かい合っている。
また、鉛直面に垂直な水平方向の前後に吸気ガイドが設けられている構成では、エアロゾルの流れが跳ね返されてしまうのがさらに抑制されるという効果が得られる。
また、可搬型の雰囲気遮断浄化装置の場合、必要な場所に持っていって簡便にウイルス感染防止対策を行うことができ、この点で特に好適となる。
また、開示された発明に係るエアロゾル浄化方法によれば、人の発するエアロゾルがエアカーテンに乗って吸気ファンに向かい、吸気ファンから吸気されて抗ウイルスHEPAフィルタを通して室内に再放出される。このため、エアロゾルが十分に浄化される。
また、開示された発明に係るフィットネスクラブによれば、雰囲気遮断浄化装置が設置されているので、利用者が発する飛沫やエアロゾルが十分に浄化される。このため、利用者が新型コロナウイルスのような感染症に万が一感染していても、トレーニング室にいる他の利用者にうつしてしまうことが抑制される。さらに、循環型のシステムを採用するので、冷暖房のコストが高くなる問題もない。そして、エアカーテン機構が、トレーニング室に設置されたフィットネスマシンを利用者が利用している際、当該利用者の正面の側においてエアカーテンを作る位置に設けられているので、飛沫やエアロゾルが多く放出される状況において当該飛沫やエアロゾルを十分に無害化できるようになり、この点で特に好適となる。
また、開示された発明に係る医療設備によれば、患者を取り囲んだ状態のエアカーテンがエアカーテン機構によって形成されるので、患者がウイルスの感染源になってしまったり、逆に患者が別の人からウイルスに感染してしまったりすることが防止される。
また、開示された発明に係るイベント会場によれば、演者エリアと聴衆エリアとを遮断してエアカーテンが形成されるので、演者が万が一ウイルスに感染していても、抗ウイルスHEPAフィルタによって無害化され、聴衆が感染してしまうことはない。また、エアカーテンという空気の流れが存在するだけであるので、聴衆にとって違和感はなく、イベントの状況が損なわれてしまうことはない。
図1~図3は、第一の実施形態に係る雰囲気遮断浄化装置の概略図であり、図2は斜視概略図、図2は正面概略図、図3は側面断面概略図である。図1~図3に示す雰囲気遮断浄化装置は、エアカーテンによって雰囲気を遮断しつつ浄化する装置である。
以下に説明するする実施形態の雰囲気遮断浄化装置は、エアロゾルを浄化するものでもある。したがって、以下の説明は、エアロゾル浄化方法の発明の実施形態の説明でもある。
この実施形態では、送風ファン2は下方に設置されており、吸気ファン3は送風ファン2の真上に設置されている。したがって、エアカーテンFは、下から上への流れである。
図2に示すように、各送風ファン2は、室内の床面から少し高い位置に設けられている。例えば、10cm~100cm程度の高さの空間が下側にできるよう各送風ファン2は設けられている。各送風ファン2は、床に固定されたフレーム21によって保持されている。
二つの吸気ファン3は、吸気ユニット30の一要素となっている。吸気ユニット30は、二つの吸気ファン3と、抗ウイルスHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ4と、ユニットボックス300とを備えており、ユニットボックス300内に吸気ファン3と抗ウイルスHEPAフィルタ4が収容された構造のユニットである。この例では、抗ウイルスHEPAフィルタ4は、吸気ファン3の排気側(上側)に設けられている。
ユニットボックス300の上面は開口となっており、抗ウイルスHEPAフィルタ4に達した流れは、抗ウイルスHEPAフィルタ4を抜けてそのまま上に放出されるようになっている。この際、抗ウイルスHEPAフィルタ4の作用により雰囲気の浄化が行われる。即ち、エアカーテンFの一方の側にウイルス感染者がいて飛沫やエアロゾルを放出したとしても、飛沫やエアロゾルに含まれ得るウイルスはエアカーテンFの流れに乗って抗ウイルスHEPAフィルタ4に達して無害化される。
フィットネスクラブには、エアロバイク(登録商標)のような有酸素系の運動を行うマシンや、各種筋力トレーニングを行うマシン(以下、これらをフィットネスマシンと総称する。)が設置されている。これらフィットネスマシンMを使用する利用者からは、使用中(トレーニング中)、飛沫やエアロゾルが盛んに放出される。特に、有酸素系のフィットネスマシンMを使用する利用者は、激しく呼吸を行うため、この傾向が顕著である。
尚、エアカーテンFは、フィットネスマシンMを利用する利用者の顔から2m以内の位置に形成されることが好ましい。これは、ウイルスを含んだ飛沫の飛散は2mの範囲内とされているからであり、飛沫をエアカーテンFに乗せて捕集することを考慮すると、2m以内とすることが好ましい。尚、フィットネスマシンMを利用する利用者の位置は、フィットネスマシンにおいて通常定められている。エアロバイク等のように座って利用するマシンは、サドルの位置が利用位置であり、サドルの中央から水平方向に2m以内の位置にエアカーテンFが形成されることが好ましい。ランニングマシンの場合には、ベルトローラーにおいて利用者が位置する位置として推奨されている位置から水平方向に2m以内の位置である。
尚、飛沫のうち、粒子が大きいものは重いのでエアカーテンFに達する前に床に落ちる場合もある。一方、小さな軽い飛沫は、エアカーテンFに達すると、それに乗って上昇し、エアロゾルとともに抗ウイルスHEPAフィルタ4で捕集され、無害化される。
尚、室内の空気が循環される点は、エネルギー効率の点で良好であり、全体のランニングコストが安くできるという効果をもたらす。エアロゾルによる影響を無くす構成としては、吸気して集めたエアロゾルをダクトで屋外に放出する構成もあり得る。しかしながら、この構成では、冷暖房の際のエネルギー効率が非常に悪くなり、冷暖房の費用も含めた全体のランニングコストが膨大なものとなってしまう。抗ウイルスHEPAフィルタ4により無害化しながら循環させる構成では、このような問題はない。
図4に示すように、第二の実施形態の雰囲気遮断浄化装置は、吸気ファン3に対して吸気ガイド31、32を取り付けた構成となっている。以下、説明の都合上、エアカーテンFが形成される鉛直面に垂直な水平方向を前後方向とし、飛沫やエアロゾルを発する人がいる側を手前側、これとは反対側を奥側とする。
これら各吸気ガイド31、32は、人が発するエアロゾルの跳ね返りを抑制し、浄化作用をより高める効果を有している。この点について、図5を参照して説明する。図5は、第二の実施形態における各吸気ガイド31,32の効果について説明するための参考図であり、吸気ガイドがない場合のエアカーテンF及びエアロゾルEの流れについて示した概略図である。
エアロゾルE’の跳ね返りは、斜め上に流れてエアカーテンFに衝突する際に生じ易い。斜め下に流れてエアカーテンFに衝突するエアロゾルについては、送風ファン2の流れに対して比較的正面からぶつかる状態になるため、跳ね返りにくく、エアカーテンFに乗り易い。しかし、斜め上に流れるエアロゾルE’については、エアカーテンFの方向に対して同じ方向の流れ成分が多いため、跳ね返り易い。
第二の吸気ガイド32は、第一の吸気ガイド31による戻りによってエアカーテンFが乱れるのを防止するものである。第一の吸気ガイド31のみであると、第一の吸気ガイド31が奥側に押し戻す流れを形成するため、エアカーテンFが奥側に逸れた状態で吸気ファン3に達し易い。第二の吸気ガイド32は、これを抑制する。尚、第一の吸気ガイド31は、下端が奥側に折り曲げられているのがより効果的であるが、折り曲げられていなくても、効果はある。
各吸気ガイド31,32は、エアカーテンFを分布方向においてカバーすることが好ましい。即ち、二つの吸気ファン3の分布方向の全体の長さ又はそれ以上の長さであることが好ましい。
フィットネスクラブは、トレーニング室を有しており、図6はトレーニング室の平面概略図である。図6に示すように、トレーニング室には複数のフィットネスマシンM,M’が設置されている。これらフィットネスマシンM,M’は、横に並べて設置されている。
この実施形態においても、雰囲気遮断浄化装置10が設置されている。雰囲気遮断浄化装置10は、1台のフィットネスマシンM,M’に対して1セット設けられている。各雰囲気遮断浄化装置10は、各フィットネスマシンM,M’の正面の側にエアカーテンFが形成されるよう設置されている。したがって、分布方向は、各フィットネスマシンM,M’の前後方向に対して垂直な方向である。
エアロバイクやランニングマシン、ステップ式マシンとったフィットネスマシンMは、利用者が顔を上げた状態(下を向かない状態)では顔は常に一定の側に向いており、これが正面の側である。しかしながら、上半身のひねり運動を行うマシン(ロータリマシン)の場合、左右に顔が振られるため、右を向いたり、左を向いたりする。このため、飛沫やエアロゾルが放出される方向も、左右に振られることになる。
実施形態のフィットネスクラブは、この点を考慮し、このように飛沫やエアロゾルの放出方向が一定でないフィットネスマシン(以下、不定方向マシンという。)M’が設置されたエリアについては、補助送風ファン52を設置している。
不定方向マシンM’については、一対の遮蔽シート51が延びる方向が前後方向ということになる。図6に示すように、不定方向マシンM’の前後方向の一方の側に雰囲気遮断浄化装置10が設置され、他方の側に補助送風ファン52が設置されている。マルチマシンは、どちらの側でも良いが、ロータリーマシンについては、体をひねっていない状態の利用者の顔が向いている側が前(正面)側とし、この側に雰囲気遮断浄化装置が設置されている。尚、フィットネスマシンM,M’が設けられたエリアのサイズに応じて、各雰囲気遮断浄化装置は、エアカーテンFの分布方向に適宜の長さを有している。即ち、送風ファン2や吸気ファン3の台数や抗ウイルスHEPAフィルタ4のサイズ等が適宜選定されている。
尚、正面の概念のあるフィットネスマシンMが設置されたエリアについても、背後から風を送る補助送風ファンを設けても良く、その方が無害化の効果が高まる。この点は、フィットネスクラブ以外の利用例でも同様である。エアカーテンFに向けて水平に風を送る補助送風ファンを設置すると、飛沫やエアロゾルがエアカーテンFに向かって迅速に送られるので、無害化の効果が高くなる。
一方、メンテナンス性という点では、下側が吸気ファン3である構造の方が有利である。抗ウイルスHEPAフィルタ4は、上記のように定期的に交換される。その頻度は高くはないが、交換の際、抗ウイルスHEPAフィルタ4が高い位置にあると、交換作業に手間がかかる可能性もある。この点では、下側が吸気ファン3の構造の方が有利である。
尚、水平方向のエアカーテンを形成するカーテン機構を採用する構成としては、例えば、ドアのない部屋の出入り口に設置する構成が考えられる。例えば、フィットネスクラブにおいてトレーニング室の出入り口に水平方向のエアカーテンが形成されるよう雰囲気遮断浄化装置を設置しても良い。
さらに、送風ファン2や吸気ファン3は、いわゆる軸流ファンであったが、クロスフローファンのような長尺な送風口/吸気口を有するファンであっても良い。
送風部が、送風口を備えた要素とされる構成では、送風部は、コンプレッサを備えていても良い。コンプレッサで圧縮された空気をチューブ又はダクト等で送り、送風口から送風する構成を採用し得る。
尚、吸引に指向性のある特別な換気扇についてのコスト上の問題について前述したが、本願発明の実施に際しては、吸引に指向性のある特別な換気扇を吸気ファン3として使用することを排除するものではない。送風ファン2についても同様である。
まず、医療設備の発明の実施形態について説明する。以下の説明において、医療設備とは、医療に用いられる設備であり、建物等に固定されている設備の他、移動式の設備や可搬式の設備の場合もある。
この病室は、雰囲気遮断浄化装置を備えたものとなっている。雰囲気遮断浄化装置は、同様に、送風部と吸気部とを含むエアカーテン機構1を備えており、エアカーテン機構1が形成するエアカーテンにより雰囲気を遮断して浄化する装置である。
この実施形態では、遮断される一方の雰囲気は、患者がいる側の雰囲気である。この例では、患者は医療用ベッド6にいるので、エアカーテン機構1により形成されるエアカーテンの一方の側は医療用ベッド6の寝床部61の上側の空間である。したがって、図7に示すように、医療用ベッド6の寝床部61の周囲に、送風部が設けられている。
吸気部は、同様に、送風部と向かい合って設けられている。送風部がロ状を成しているので、吸気部もロ状を成している。吸気部は、同様に、吸気ファン3と、抗ウイルスHEPAフィルタ4とを備えている。この例では、1個の吸気ファン3の上側に1個の抗ウイルスHEPAフィルタ4が設けられて1個の吸気ユニット30が形成されており、この吸気ユニット30がロ状に並べてられて相互に連結されて吸気部が構成されている。
このような吸気部は、不図示の吊り下げ棒により天井に固定されている。吊り下げ棒は、吸気部の幅方向に2本、ロ状の輪郭方向に6~8本程度設けられている。
尚、通常、送風部の送風ファン2の動作スイッチと吸気部の吸気ファン3の動作スイッチは別々となるので、動作開始の際にはそれぞれスイッチをオンにする。
ストレッチャー7は、寝床部71を備えており、寝床部71に救急患者を寝かせて搬送する器具である。図8に示すように、この実施形態におけるストレッチャー7は、雰囲気遮断浄化装置を備えたものとなっている。
寝床部71は、略長方形の枠状の主フレーム72の内側に設けられている。主フレーム72には、不図示のベース板が固定されており、寝床部71はベース板の上に固定されている。主フレーム72には、前後左右に四本の脚部73が固定されており、各脚部73の下端には車輪74が設けられている。
また、図8に示すように、主フレーム72には、前後左右に四本の支柱34が固定されている。これら支柱34は、上方に設けられた吸気部を固定して支持する部材である。
ストレッチャー7は折り畳み式の場合が多いが、これを考慮して、雰囲気遮断浄化装置も着脱式とし得る。例えば、送風部のファンフレームを主フレーム72にフックで引っ掛ける構造とし、吸気部を固定した各支柱34は主フレーム72に差し込み固定する構造とされ得る。
図9に示す車椅子8は、医療設備としての車椅子であるので、患者が座って使用することが想定されたものである。この車椅子8も、雰囲気遮断浄化装置が搭載されている。
図9に示すように、車椅子8は、座面部81と、座面部81を固定した主フレーム82とを備えている。そして、主フレーム82には、エアカーテン機構1を構成する送風部と吸気部とが固定されている。
パイプ23は、図9に示すように、ロ状であり、座面部81の周囲を取り囲んだ状態で設けられている。コンプレッサ22は、座面部81の下に取り付けられており、車輪等を取り付けた下側フレーム83に固定されている。
図9に示すように、パイプ23には、長手方向に延びるスリット24が形成されている。スリット24は、スリット24は、短い間隔をおいて長手方向に多数設けられており、全周に亘っている。
尚、医療設備の他の例として、救急車が挙げられる。救急車においても、例えばストレッチャーが運び込まれて設置されるエリアを取り囲んでエアカーテンを形成するエアカーテン機構1を備えた雰囲気遮断浄化装置を設けても良い。また、家族等が同乗するエリアと患者を乗せるエリアとを遮断するようにエアカーテンを形成しても良い。
この発明におけるイベント会場とは、声又は息を吹き出す演者がいて、それを聴く聴衆がいる会場である。演者は例えば歌手であり、聴衆をその歌を聴く者である。この例におけるイベント会場は、コンサート会場やライブハウス、カラオケ店等であり得る。息を吹き出す演者とは、典型的には管楽器を演奏する者である。したがって、吹奏楽が行われるコンサート会場、管楽器を含む楽団、グループによるジャズ演奏が行われるライブハウス等が、この場合のイベント会場の例である。
さらに、声を出す演者は、スピーチや会見を行う者であっても良い。したがって、講演会場や記者会見場も、イベント会場の例である。通常の会議室であっても、スピーカーのエリアと聴衆のエリアに分かれている場合、イベント会場に該当する。
図10では、コンサート会場の例が示されている。図10に示すように、このコンサート会場は、ステージ9の前縁部分に送風部が設置されている。この例では、送風部は、多数の送風ファン2を一列に並べた構成である。各送風ファンは、不図示のファンフレームによって保持されており、各ファンフレームの下側には不図示の脚部が設けられている。したがって、各送風ファン2はステージ9から浮いており、下側に空間が形成されている。もしくは、ステージ9の前縁から聴衆エリアに延びるアームを設置し、このアームによって各送風ファン2を保持することで下方の空間を確保しても良い。
尚、イベント会場の発明の実施形態においても、送風部としてコンプレッサによって送風口から送風してエアカーテンを形成する構成を採用することが可能である。また、イベント会場の発明の実施形態においても、送風部と吸気部とは上下が逆であっても良い。
第三の実施形態の雰囲気遮断浄化装置は、可搬型の(ポータブルな)ものとなっている。図11には、二つの例が示されている。図11(1)では、卓上にて使用することを想定した可搬型の雰囲気遮断浄化装置が示されている。この例の雰囲気遮断浄化装置は、上下で向かい合っている送風部と吸気部とが支柱100で連結されている。支柱100は、左右に二本又は前後左右に四本設けられる。前後は、図11の紙面垂直方向である。
尚、ファンフレーム25の下面には、左右に脚部26が固定されている。脚部26は、各送風ファン2の下側に空間を確保するための部材である。
図11(1)には不図示であるが、各送風ファン2及び各吸気ファン3に電力を供給する電源ケーブルが設けられている。吸気ファン3への電源ケーブルは、支柱100内に設けられている。
送風部は、吸気部に対してワイヤー101で吊り下げられている。ワイヤー101も、左右二本又は四隅に四本設けられる。ワイヤー101は金属製であっても良く、十分な強度のプラスチック製であっても良い。
第四の実施形態の雰囲気遮断浄化装置は、送風部の構成が上記各実施形態と異なっている。図12に示すように、第四の実施形態においても、送風部は脚部26を備えており、送風ファン2の下側の空間を確保している。
第四の実施形態の雰囲気遮断浄化装置によれば、送風部が、エアカーテンの分布方向の端部から流入する風を抑える制風部28を有しているので、送風動作がより安定化する。第四の実施形態における制風部28は、図11の実施形態等においても採用しても良いことは勿論である。
10 雰囲気遮断浄化装置
2 送風ファン
22 コンプレッサ
24 スリット
3 吸気ファン
30 吸気ユニット
31 吸気ガイド
32 吸気ガイド
4 抗ウイルスHEPAフィルタ
6 医療用ベッド
7 ストレッチャー
8 車椅子
9 ステージ
開示された発明に係る雰囲気遮断浄化装置は、一定方向の面状の空気の流れであるエアカーテンを鉛直な平面に沿って形成して当該鉛直な平面の一方の側と他方の側とを遮断するエアカーテン機構を備えた雰囲気遮断浄化装置であって、
エアカーテン機構は、向かい合って配置された送風部及び吸気部とを備えており、
送風部は送風ファン又はコンプレッサを備えていて、吸気部に向けて送風する要素であり、
吸気部は、吸気ファンと、ウイルスを不活化するHEPAフィルタである抗ウイルスHEPAフィルタとを備えており、
抗ウイルスHEPAフィルタは、吸気ファンにより吸い込まれた空気が通過して浄化された後に放出される位置に設けられている。
この雰囲気遮断浄化装置は、送風部及び吸気部が上下に向かい合って設けられており、一定方向の面状の流れは鉛直方向の流れであるという構成を持ち得る。
また、この雰囲気遮断浄化装置は、吸気部が流入するエアカーテンをガイドする第一第二の吸気ガイドを有しており、鉛直な面に垂直な方向を前後方向としたとき、第一の吸気ガイドは吸気部の前後方向の一方の側の縁から送風部の側に鉛直な平面に沿って延びており、第二の吸気ガイドは他方の側の縁から送風部の側に鉛直な平面に沿って延びており、第一第二の吸気ガイドは、鉛直な面に沿った方向であって一定方向に垂直な方向に長いという構成を持ち得る。
また、この雰囲気遮断浄化装置は、送風部と吸気部とは相互に連結されていて全体として人が手で持ち運べる可搬型であるか、又は送風部と吸気部は分離していてそれぞれ人が手で持ち運べる可搬型であるという構成を持ち得る。
また、開示された発明に係るエアロゾル浄化方法は、人が発するエアロゾルを上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を使用して浄化するエアロゾル浄化方法であって、一方の側は、エアロゾルを発する人がいる側であり、人が発したエアロゾルをエアカーテン機構によるエアカーテンに乗せて吸気ファンにより吸い込ませ、抗ウイルスHEPAフィルタにより浄化する方法である。
また、開示された発明に係るフィットネスクラブは、トレーニング室を有しており、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置がトレーニング室に設置されており、雰囲気遮断浄化装置におけるエアカーテン機構は、トレーニング室に設置されたフィットネスマシンを利用者が利用している際、当該利用者の正面の側においてエアカーテンを作るよう設けられている。
また、開示された発明に係る医療設備は、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を備えた医療設備であり、エアカーテン機構における送風部及び吸気部は、患者を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう平面視において患者がいる位置を取り囲む形状である。
この医療設備は、医療用ベッドを備えた病室であり、エアカーテン機構は、医療用ベッドの寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部は平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
また、この医療設備は、ストレッチャー又は担架であり、エアカーテン機構は、ストレッチャー又は担架の寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部が平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
また、この医療設備は、座面部を備えた車椅子であり、エアカーテン機構は、座面部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう送風部と吸気部が平面視において座面部を取り囲む形状を有しており、座面部の周囲において向かい合って設けられているという構成を持ち得る。
開示された発明に係るイベント会場は、声又は息を吹き出す演者がいる演者エリアと、聴衆がいる聴衆エリアとを有するイベント会場であって、上記いずれかの雰囲気遮断浄化装置を備えており、雰囲気遮断装置のエアカーテン機構は、演者エリアと聴衆エリアとの間においてエアカーテンが形成されるよう、送風部と吸気部とは、演者エリアと聴衆エリアとの境間において上下に向かい合っている。
Claims (11)
- 一定方向の面状の空気の流れであるエアカーテンを鉛直な面内に形成して当該鉛直な面の一方の側と他方の側とを遮断するエアカーテン機構を備えた雰囲気遮断浄化装置であって、
エアカーテン機構は、向かい合って配置された送風部及び吸気部とを備えており、
送風部は送風ファン又はコンプレッサを備えていて、吸気部に向けて送風する要素であり、
吸気部は、吸気ファンと、抗ウイルスHEPAフィルタとを備えており、
抗ウイルスHEPAフィルタは、吸気ファンにより吸い込まれた空気が通過して浄化された後に放出される位置に設けられていることを特徴とする雰囲気遮断浄化装置。 - 前記送風部及び前記吸気部は、上下に向かい合って設けられており、
前記一定方向の面状の流れは、鉛直方向の流れであることを特徴とする請求項1記載の雰囲気遮断浄化装置。 - 前記吸気部は、流入するエアカーテンをガイドする第一第二の吸気ガイドを有しており、
前記鉛直な面に垂直な方向を前後方向としたとき、第一の吸気ガイドは前記吸気部の前後方向の一方の側の縁から前記送風部の側に延びており、第二の吸気ガイドは他方の側の縁から前記送風部の側に延びており、
第一第二の吸気ガイドは、前記鉛直な面に沿った方向であって前記一定方向に垂直な方向に長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の雰囲気遮断浄化システム。 - 前記送風部と前記吸気部とは相互に連結されていて全体として人が手で持ち運べる可搬型であるか、又は前記送風部と前記吸気部は分離していてそれぞれ人が手で持ち運べる可搬型であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の雰囲気遮断浄化装置。
- 人が発するエアゾルを請求項1乃至4いずれかに記載の雰囲気遮断浄化装置を使用して浄化するエアゾル浄化方法であって、
前記一方の側は、エアゾルを発する人がいる側であり、
人が発したエアゾルをエアカーテン機構によるエアカーテンに乗せて吸気ファンにより吸い込ませ、抗ウイルスHEPAフィルタにより浄化することを特徴とするエアゾル浄化方法。 - トレーニング室を有しており、請求項1乃至4いずれかに記載の雰囲気遮断浄化装置がトレーニング室に設置されており、
雰囲気遮断浄化装置における前記エアカーテン機構は、トレーニング室に設置されたフィットネスマシンを利用者が利用している際、当該利用者の正面の側において前記エアカーテンを作るよう設けられていることを特徴とするフィットネスクラブ。 - 請求項1乃至3いずれかに記載の雰囲気遮断浄化装置を備えた医療設備であって、
前記エアカーテン機構における前記送風部及び前記吸気部は、患者を取り囲んで前記エアカーテンが形成されるよう平面視において患者がいる位置を取り囲む形状であることを特徴とする医療設備。 - 前記医療設備は、医療用ベッドを備えた病室であり、
前記エアカーテン機構は、医療用ベッドの寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう前記送風部と前記吸気部は平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられていることを特徴とする請求項7記載の医療設備。 - 前記医療設備は、ストレッチャー又は担架であり、
前記エアカーテン機構は、ストレッチャー又は担架の寝床部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう前記送風部と前記吸気部は平面視において寝床部を取り囲む形状を有しており、寝床部の周囲において向かい合って設けられていることを特徴とする請求項7記載の医療設備。 - 前記医療設備は、座面部を備えた車椅子であり、
前記エアカーテン機構は、座面部の上側の空間を取り囲んでエアカーテンが形成されるよう前記送風部と前記吸気部は平面視において座面部を取り囲む形状を有しており、座面部の周囲において向かい合って設けられていることを特徴とする請求項7記載の医療設備。 - 声又は息を吹き出す演者がいる演者エリアと、聴衆がいる聴衆エリアとを有するイベント会場であって、
請求項1乃至4いずれかに記載の雰囲気遮断浄化装置を備えており、
雰囲気遮断装置のエアカーテン機構は、演者エリアと聴衆エリアとの間において前記エアカーテンが形成されるよう、前記送風部と前記吸気部とは、演者エリアと聴衆エリアとの間において上下に向かい合っていることを特徴とするイベント会場。
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