JP2022046405A - 飲料提供方法及び飲料提供システム - Google Patents

飲料提供方法及び飲料提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が飲料を摂取しつつ、適切に健康管理を行うことができる飲料提供システムを提供する。【解決手段】本発明の飲料提供システムは、利用者から当該利用者の識別情報と飲料の購入要求とを受け付ける受付部21と、購入要求に応じて飲料提供装置1の所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部22と、利用者の識別情報と利用者に提供した飲料の量を表す提供情報と飲料に含まれる成分毎の量を表す成分情報とに基づいて利用者に提供した飲料に対応する成分量を算出する算出部31と、利用者に対して成分量を出力する出力部23,32と、を備える。そして、出力部23,32は、受付部21にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに当該識別情報に対応する利用者の成分量を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、飲料提供方法及び飲料提供システムにかかり、特に、飲料提供に関する情報を利用者に提示する飲料提供方法及び飲料提供システムに関する。
近年、水素水やスポーツドリンク、プロテインドリンクなどの飲料を、カップやボトルに注いで販売する飲料提供装置が普及している。このような飲料提供装置は、例えば、スポーツジムといった利用者が健康維持や管理のために使用する施設に設置されることがある。そして、このような飲料提供装置では、一例として、特許文献1に記載のように、以下のようにして利用者に飲料を提供する。まず、飲料提供装置は、利用者にて提示されるICカードから当該利用者の識別情報を読み取り、利用者からの飲料の購入要求を受け付けて飲料を提供する。そして、利用者による飲料を購入した情報がネットワーク上のサーバに送信され、かかるサーバにて、利用者の識別情報に飲料の購入情報を関連付けて、利用者に対する一定期間の課金額を管理している。
特許第6611889号公報
一方で、上述したような飲料提供装置では、使い捨てのカップや利用者が持参したボトルに飲料が提供されるため、利用者が摂取した飲料の成分量を認識することが難しい。その結果、利用者は飲料を健康管理のために摂取しているにも関わらず、適切に健康管理を行えているか不明である、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、利用者が飲料提供装置から提供された飲料を摂取しつつ、適切に健康管理を行うことができる飲料提供方法及び飲料提供システムを提供することにある。
本発明の一形態である飲料提供システムは、
利用者から、当該利用者の識別情報と、飲料の購入要求と、を受け付ける受付部と、
前記購入要求に応じて、飲料提供装置の所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部と、
利用者の前記識別情報と、利用者に提供した飲料の量を表す提供情報と、飲料に含まれる成分毎の量を表す成分情報と、に基づいて、利用者に提供した飲料に対応する成分量を算出する算出部と、
利用者に対して前記成分量を出力する出力部と、
を備え、
前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力する、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
その後、前記受付部は、利用者から飲料の購入要求を受け付ける、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
その後、前記受付部は、利用者から飲料の購入要求の受付を可能として当該購入要求を受け付ける、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
その後、前記受付部は、利用者から前記成分量を閲覧した旨の入力があった後に、利用者から飲料の購入要求の受付を可能として当該購入要求を受け付ける、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記算出部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときよりも過去の予め設定された期間に利用者に提供した飲料に対応する前記成分量を算出し、
前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受けたときに、前記算出部にて算出された前記成分量を出力する、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記算出部は、前記提供部にて利用者に飲料を提供するときに、当該提供した飲料を含む過去の予め設定された期間に利用者に提供した飲料に対応する前記成分量を算出し、
前記出力部は、前記提供部にて利用者に飲料を提供するときに、前記算出部にて算出された前記成分量を出力する、
という構成をとる。
また、上記飲料提供システムでは、
前記飲料提供装置の所定箇所に設置された表示装置に前記成分量を表示するよう出力する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、利用者が飲料提供装置から提供された飲料を摂取しつつ、適切に健康管理を行うことができる。
本発明の第1の実施形態における飲料提供システムの全体構成を示す図である。 図1に開示した飲料提供システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した飲料提供システムに記憶される利用者情報の一例を示す図である。 図1に開示した飲料提供システムに記憶される飲料情報の一例を示す図である。 図1に開示した飲料提供システムにて生成され出力される情報の一例を示す図である。 図1に開示した飲料提供システムの動作を示すフローチャートである。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図4は、飲料提供システムの構成を説明するための図であり、図5乃至図6は、飲料提供システムの処理を説明するための図である。
[構成]
本実施形態における飲料提供システムは、図1に示すように、ネットワークNを介して接続された、飲料提供装置1と管理装置3とを備えている。飲料提供装置1は、例えば、スポーツジムなどの施設に設置され、複数種類の飲料を提供する自動販売機である。一例として、飲料提供装置1が提供する飲料としては、「プロテイン飲料」、「スポーツ飲料」、「水素水」などがあり、図1の例では、「ドリンクA~D」の4種類の飲料を提供していることとする。なお、飲料提供装置1は、いかなる飲料を提供する飲料提供装置であってもよい。
上記飲料提供装置1は、図1及び図2に示すように、飲料提供部10(提供部)を備えている。飲料提供部10は、例えば、飲料のもととなる所定量の粉末を所定量の水などの液体に溶かして飲料を生成し、図1に示すように、吐出領域11に配置されたボトルB(容器)に対して飲料を吐出口12から吐出する。なお、吐出領域11は、下部にコップやボトルBなどの容器を載置可能なよう形成されており、その表面は例えば開閉可能な扉で覆われている。
また、飲料提供装置1は、図1及び図2に示すように、演算装置と記憶装置とを備えた情報処理装置で構成された制御装置20を備えている。そして、制御装置20は、演算装置がプログラムを実行することで構築された、受付部21と提供制御部22と出力制御部23とを備えている。また、飲料提供装置1は、カードリーダ15と操作ボタン16とディスプレイ40(表示装置)と通信部(図示せず)とを備えている。
上記受付部21は、図1に示すように利用者Uから提示されたカードCに搭載されたメモリMに記憶された当該利用者Uを識別する識別情報を、カードリーダ15を介して読取り、当該利用者Uの識別情報の入力を受け付ける。このとき、カードリーダ15は、カードCからRFIDなどの非接触近距離無線通信を用いて、メモリMに記憶されている識別情報を読み取る。そして、受付部21は、上述したように利用者Uの識別情報を受け付けると、かかる情報を通信部からネットワークNを介して管理装置3に送信し、利用者Uが飲料を購入するよう登録されているかの確認を行う。これを受けた管理装置3は、後述するように、利用者Uの識別情報が登録されているか否かの確認を行い、確認結果を受付部21に通知する。また、利用者Uが登録されている場合には、後述するように、管理装置3の出力部32及び出力制御部23によって、受け付けた識別情報に対応する利用者Uが過去に購入した飲料に対応する成分量を表すグラフが、飲料提供装置1に搭載されたディスプレイ40に表示されることとなる。なお、成分量の表示については後述する。
その後、受付部21は、利用者Uが登録されている通知を受けた場合には、利用者Uにて操作ボタン16が操作されることによって入力される飲料の購入要求を受け付ける。一例として、操作ボタン16は、図1に示すように、提供している4種類のドリンク毎に「HOT」と「COLD」のボタンからなる。なお、受付部21は、後述するように出力制御部23によってディスプレイ40に成分量が表示された後に、操作ボタン16の操作を可能として飲料の購入要求の受付を可能とし、利用者Uによって入力された飲料の購入要求を受け付けてもよい。さらに、受付部21は、ディスプレイ40に表示された成分量を利用者Uが閲覧した旨の入力を当該利用者Uから受け付けてから、飲料の購入要求の受付を可能とし、利用者Uによって入力された飲料の購入要求を受け付けてもよい。この場合、例えば、ディスプレイ40がタッチパネルとなっており、タッチパネル上に成分量を表示すると共に、利用者が閲覧したことを入力するタッチボタンを表示し、かかるタッチボタンが利用者Uによってタッチ操作されることで、利用者Uが成分量を閲覧した旨の入力を受け付けてもよい。なお、受付部21は、ディスプレイ40に成分量が表示された状態で、利用者Uから飲料の購入要求を受け付けてもよい。
また、受付部21は、利用者Uが登録されていない旨の通知を受けた場合には、そのまま飲料の購入要求を受付可能として、利用者Uから入力された飲料の購入要求を受け付けてもよい。あるいは、受付部21は、利用者Uが登録されていない旨の通知を受けた場合には、飲料の購入要求は受け付けず、ディスプレイ40に表示するなどして利用者Uに登録を促してもよい。
そして、受付部21は、上述したように利用者Uから飲料の購入要求を受け付けると、受け付けた購入要求にかかる飲料の種類を識別情報と共に管理装置3に送信する。併せて、受付部21は、購入要求された飲料の種類を提供制御部22に通知する。なお、受付部21は、上述した利用者Uの識別情報と購入要求をいかなる方法で受け付けてもよい。例えば、受付部21は、利用者Uを顔認証することによって取得された顔特徴量を識別情報として受け付けたり、利用者Uの指紋、静脈、虹彩などの生体情報を利用者Uの識別情報としてもよい。また、飲料提供装置1にタッチパネルなどの操作パネルが設けられてる場合には、かかる操作パネルから入力された利用者Uの識別情報やドリンクの購入要求を、受付部21が受け付けてもよい。
上記提供制御部22(提供部)は、受付部21から購入要求があった飲料の種類の通知を受けると、飲料提供部10の動作を制御して、購入要求のあった種類の飲料を生成して吐出領域11に配置されたボトルBに対して一杯分の飲料を吐出口12から吐出して提供する。
上記出力制御部23(出力部)は、後述するように、管理装置3の出力部32からの指示に応じて、当該管理装置3から送信された利用者Uが購入した飲料に対応する成分量を表すグラフを、表示装置であるディスプレイ40に表示して出力するよう制御する。例えば、出力制御部23は、上述したように受付部21にて利用者Uから識別情報を受け付けたときと、利用者Uから購入要求を受け付けて飲料を提供するときに、それぞれ成分量を表示出力する。なお、出力制御部23は、利用者Uに対して、飲料の購入に関する他の情報を出力してもよい。
次に、管理装置3の構成について説明する。管理装置3は、演算装置及び記憶装置を備えた情報処理装置である。そして、管理装置3は、図2に示すように、演算装置がプログラムを実行することで構築された算出部31と出力部32とを備えている。また、管理装置3は、記憶装置に形成された記憶部33を備えている。
上記記憶部33は、まず、利用者Uの情報である利用者情報を記憶している。利用者情報は、利用者Uの識別情報に加え、利用者Uの氏名、住所、引き落とし口座情報あるいは決済クレジットカード情報、などの個人情報を含む。また、利用者情報は、利用者Uの識別情報に関連付けて、利用者Uによる飲料の購入状況(利用者Uに対する飲料の提供状況)を表す購入情報(提供情報)を含む。例えば、購入情報は、図3に示すように、飲料の購入日、購入した飲料の種類、購入数(購入杯数)(提供した飲料の量)、を含む。なお、購入情報は、上述した情報に限定されず、他の情報を含んでいてもよく、例えば、利用者Uが飲料を購入することによって課金される金額の情報を含んでいてもよい。また、購入情報は、後述するように算出する利用者Uが所定期間に購入した飲料の成分量の情報を含んでもよい。
また、記憶部33は、飲料に含まれる成分毎の量を表す成分情報を記憶している。成分情報は、飲料の種類に関連付けて、成分名と、その成分の一杯当たりに含まれる量と、を含む。例えば、図4の例では、飲料の種類「ドリンクA」の成分情報として、含まれる各成分名である「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」、「ビタミンB1」、「カルシウム」と、一杯当たりに含まれる各成分の量(g)と、を含む。なお、図4に示した成分情報は一例であって、他の情報を含んでいてもよく、また、成分の量は他の単位で記憶されてもよい。
上記算出部31は、上述したように飲料提供装置1の制御装置20から通知された、購入要求を行った利用者Uの識別情報と、購入要求に係る飲料の種類と、に基づいて、記憶部33内の利用者情報に含まれる購入情報を記憶する。つまり、算出部31は、通知された利用者Uの識別情報に対応する図3に示すような購入情報に、購入日と、購入要求にかかる飲料の種類と、を追加し、購入数を「1」加算する。
また、算出部31は、図3に示すような購入情報と、図4に示すような成分情報と、を用いて、利用者Uが購入した飲料に対応する成分量を算出する。なお、算出部31は、上述したように、利用者Uが飲料を購入する前であって当該利用者Uから識別情報を受け付けたときと、利用者Uが飲料を購入したときであって当該利用者Uから購入要求を受け付けたときに、それぞれそのときから過去の予め設定された期間に購入した飲料の量を算出する。具体的に、算出部31は、まず、利用者Uの購入情報を用いて、当該利用者Uが予め設定された期間に購入した飲料の種類毎の量(例えば、杯数)を算出する。そして、算出部31は、成分情報を用いて、算出した飲料の種類毎の量に相当する成分量を算出する。一例として、算出部31は、利用者Uの「8月1日」といった「一日」分の飲料の種類毎の量として、「ドリンクAを1杯、ドリンクBを1杯」を算出し、ドリンクAの1杯分の各成分量と、ドリンクBの1杯分の各成分量と、を成分毎に加算して集計する。また、別の例として、算出部31は、利用者Uの「8月1日から8月7日」といった「一週間」分の飲料の種類毎の量として、「ドリンクAを2杯、ドリンクBを1杯」を算出し、ドリンクAの2杯分の各成分量と、ドリンクBの1杯分の各成分量と、を成分毎に加算して集計する。このとき、算出部31は、図5の上図の一日分や図5の下図の一週間分の各成分量のグラフに示すように、飲料の種類毎、かつ、飲料1杯毎、の各成分量を区別可能なよう集計する。但し、算出部31は、いかなるタイミングで、いかなる期間に購入された飲料の量を算出してもよい。また、算出部31は、所定期間に購入された飲料の各成分量を、飲料の種類毎、かつ、飲料1杯毎に区別可能なよう集計することに限らず、各成分でまとめて集計してもよい。
なお、算出部31は、利用者Uが購入した飲料に対応する成分量に限らず、今後、摂取すべき成分量や、摂取すべき成分量に相当する飲料の種類や杯数、といった提案情報を算出してもよい。このとき、算出部31は、予め利用者情報として登録されている利用者Uの性別、年齢、身長、体重、健康管理要望、などの情報や、これまでに摂取した飲料の成分量を用いて、理想的な今後の摂取すべき成分量、飲料の種類、杯数といった提案情報を算出してもよい。
上記出力部32は、上述したように算出した利用者Uが購入した飲料に対応する成分量を、かかる利用者Uに対して出力する。このとき、出力部32は、上述したように利用者Uから識別情報を受け付けた時であって、利用者Uが飲料を購入する前には、今回の購入前までに算出された成分量を出力する。また、出力部32は、利用者Uから購入要求を受け付けて飲料を提供するときであって、利用者Uが飲料を購入した後には、このときに購入した飲料も含めて算出された成分量を出力する。
具体的に、出力部32は、利用者Uが飲料を購入する前には、上述したように飲料提供装置1の制御装置20から利用者Uが登録されているか否かの確認要求を受けることとなり、確認要求に伴い通知された利用者Uの識別情報が記憶部33に記憶されているかを調べる。そして、出力部32は、通知された利用者Uの識別情報が記憶部33に記憶されている場合には、飲料提供装置1の制御装置20に対して利用者Uの登録を確認した旨の通知を行うと共に、上述したように算出部31にて算出された成分量を出力する。つまり、この場合、出力部32は、利用者Uが飲料の購入要求をする前までにおける所定期間に購入された飲料の各成分量を出力する。また、出力部32は、利用者Uが飲料の購入要求を行った場合には、このときに利用者Uから購入要求された飲料も含めて上述したように算出部31にて算出される所定期間の各成分量を出力する。
例えば、出力部32は、図1に示すように、飲料提供装置1に設けられた表示装置であるディスプレイ40に、図5に示すようなグラフで表された成分量を表示して出力するよう、飲料提供装置1に対して指示する。これに応じて、飲料提供装置1の出力制御部23が、図5に示すように、ディスプレイ40に成分量のグラフを表示して出力するよう制御する。このとき、出力部32は、図5の上図に示す一日分の成分量を表示指示してもよく、図5の下図に示す一週間分の成分量を表示指示してもよく、あるいは、他の期間の成分量を表示してもよい。なお、出力部32は、成分量を図5に示すようなグラフで表示出力するよう制御することに限らず、数値で出力したり、かかる数値を音声で出力するよう制御してもよい。
また、出力部32は、算出した成分量を飲料提供装置1に設けられたディスプレイ40に表示するよう指示することに限らず、利用者Uの電子メールアドレスやSNSのアカウントなどの宛先に送信することで、利用者Uが操作する情報処理端末に表示して出力するよう指示してもよい。なお、出力部32は、上述したように算出部31にて今後摂取すべき成分量などの提案情報を算出した場合には、かかる提案情報を飲料提供装置1のディスプレイや利用者Uが操作する情報処理端末に表示して出力するよう指示してもよい。
[動作]
次に、上述した飲料提供システムの動作を、主に図6のフローチャートを参照して説明する。まず、飲料を購入する利用者Uは、カードCを飲料提供装置1に搭載されたカードリーダ15にかざす。すると、飲料提供装置1の制御装置20は、カードリーダ15を介して利用者UのカードCのメモリMから利用者Uの識別情報を受け付ける(ステップS1)。
そして、飲料提供装置1の制御装置20は、受け付けた利用者Uの識別情報をネットワークNを介して管理装置3に送信し、利用者Uの確認を要求する。管理装置3は、利用者Uの識別情報が記憶部33の利用者情報に登録されている場合には、かかる利用者Uは購入可能である利用者として登録されていると判断し、登録確認の旨を飲料提供装置1の制御装置20に返信する(ステップS2)。これと共に、管理装置3は、利用者U毎にこれまでに提供した飲料の購入情報を読み出し、かかる購入情報に基づいて所定期間に購入した飲料の成分量を算出する(ステップS3)。この場合、管理装置3は、今回購入する前の段階における所定期間に購入した飲料の成分量を算出する。例えば、管理装置3は、図5に示すように、利用者Uのこれまでの「一日」分の飲料の成分量や、これまでの「一週間」分の飲料の成分量を算出する。そして、管理装置3は、算出された成分量を飲料提供装置1の制御装置20に送信して表示するよう指示することで、飲料提供装置1の制御装置20にて表示装置であるディスプレイ40に成分量が表示出力される(ステップS4)。例えば、ディスプレイ40には、図5に示すように、所定期間に利用者Uが購入した成分量がグラフによって表示される。なお、管理装置3は、識別情報を受け付けたタイミングで成分量を算出することに限定されず、事前に成分量を算出して記憶しておき、識別情報を受け付けたタイミングで記憶している成分量を表示出力するよう指示してもよい。
これにより、飲料提供装置1のディスプレイ40には、利用者Uが飲料を購入する前の所定期間に購入した飲料の成分量が表示されることとなり、利用者Uはこれまでに摂取した成分量を容易に確認することができる。このため、利用者Uは、これまでの成分量を認識することで、続いて飲料を購入するか否かを容易に判断することができる。
そして、飲料提供装置1の制御装置20は、ディスプレイ40に利用者Uが過去に購入した飲料の成分量を表すグラフが表示された後に、利用者Uにて操作ボタン16が操作されることによって入力される飲料の購入要求を受け付ける(ステップS5)。このとき、飲料提供装置1の制御装置20は、ディスプレイ40に表示された成分量を利用者Uが閲覧した旨の入力を当該利用者Uから受け付けてから、飲料の購入要求の受付を可能とし、利用者Uによって入力された飲料の購入要求を受け付けてもよい。そして、飲料提供装置1の制御装置20は、受け付けた購入要求をネットワークNを介して管理装置3に送信すると共に、購入要求された種類の1杯分の飲料を生成して、かかる飲料を吐出領域11に配置されたボトルBに対して吐出口12から吐出して提供する(ステップS6)。
上述した飲料提供装置1による飲料の提供処理に並行して、管理装置3は、利用者U毎に提供した飲料の購入情報を記憶すると共に、所定期間に購入した飲料の成分量を算出する(ステップS7)。この場合、管理装置3は、今回購入要求した飲料も含めて、これまでの所定期間に購入した飲料の成分量を算出する。例えば、管理装置3は、図5に示すように、利用者Uの「一日」分の飲料の成分量や、「一週間」分の飲料の成分量を算出する。
その後、管理装置3は、算出された成分量を飲料提供装置1の制御装置20に送信して表示するよう指示することで、飲料提供装置1の制御装置20にて表示装置であるディスプレイ40に成分量が表示出力される(ステップS8)。例えば、ディスプレイ40には、図5に示すように、所定期間に利用者Uが購入した成分量がグラフによって表示される。なお、管理装置3は、算出した成分量を利用者Uの電子メールアドレスやSNSのアカウントなどの宛先に送信することで、利用者Uが操作する情報処理端末に表示して出力するよう制御してもよい。
以上のように、本発明によると、利用者Uは、飲料提供装置1にて購入した飲料の成分量を容易に確認することができる。特に、利用者Uは、飲料を購入する直前と直後に、それぞれこれまでの所定期間に購入した飲料の成分量を確認することができる。その結果、利用者Uは、購入直前に飲料の購入を控えたり、購入後にその後の購入計画を検討することができるなど、適切に健康管理を行うことができる。ここで、上記では、成分量の出力を、利用者Uによる購入直前と直後の2回行っていたが、いずれか一方のみ行われてもよい。
なお、上述した管理装置3による処理は、飲料提供装置1の制御装置20によって行われてもよく、あるいは、他の情報処理装置で行われてもよい。つまり、上述した管理装置3が備える機能や情報は、飲料提供装置1の制御装置20に設けられていてもよく、他の情報処理装置に設けられていてもよい。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 飲料提供装置
10 飲料提供部
11 吐出領域
12 吐出口
20 制御装置
21 受付部
22 提供制御部
23 出力制御部
3 管理装置
31 算出部
32 出力部
33 記憶部
B ボトル
C カード
M メモリ
U 利用者

Claims (7)

  1. 利用者から、当該利用者の識別情報と、飲料の購入要求と、を受け付ける受付部と、
    前記購入要求に応じて、飲料提供装置の所定箇所に配置された容器に対して飲料を吐出して提供する提供部と、
    利用者の前記識別情報と、利用者に提供した飲料の量を表す提供情報と、飲料に含まれる成分毎の量を表す成分情報と、に基づいて、利用者に提供した飲料に対応する成分量を算出する算出部と、
    利用者に対して前記成分量を出力する出力部と、
    を備え、
    前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力する、
    飲料提供システム。
  2. 請求項1に記載の飲料提供システムであって、
    前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
    その後、前記受付部は、利用者から飲料の購入要求を受け付ける、
    飲料提供システム。
  3. 請求項2に記載の飲料提供システムであって、
    前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
    その後、前記受付部は、利用者から飲料の購入要求の受付を可能として当該購入要求を受け付ける、
    飲料提供システム。
  4. 請求項3に記載の飲料提供システムであって、
    前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときに、当該識別情報に対応する利用者の前記成分量を出力し、
    その後、前記受付部は、利用者から前記成分量を閲覧した旨の入力があった後に、利用者から飲料の購入要求の受付を可能として当該購入要求を受け付ける、
    飲料提供システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の飲料提供システムであって、
    前記算出部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受け付けたときよりも過去の予め設定された期間に利用者に提供した飲料に対応する前記成分量を算出し、
    前記出力部は、前記受付部にて利用者から当該利用者の識別情報を受けたときに、前記算出部にて算出された前記成分量を出力する、
    飲料提供システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の飲料提供システムであって、
    前記算出部は、前記提供部にて利用者に飲料を提供するときに、当該提供した飲料を含む過去の予め設定された期間に利用者に提供した飲料に対応する前記成分量を算出し、
    前記出力部は、前記提供部にて利用者に飲料を提供するときに、前記算出部にて算出された前記成分量を出力する、
    飲料提供システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の飲料提供システムであって、
    前記飲料提供装置の所定箇所に設置された表示装置に前記成分量を表示するよう出力する、
    飲料提供システム。
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