JP2022039307A - 車両の制御装置 - Google Patents

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隆行 島内
Takayuki Shimauchi
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Abstract

【課題】トーイング走行時に暖房が行われる場合における消費電力の低減を図ることが可能な車両の制御装置を提供する。【解決手段】ECUは、走行用の駆動力源であるモータと、車室を暖房するヒートポンプと、モータおよびヒートポンプを駆動するための電力を蓄えるバッテリとを備える車両に適用されるものである。ECUは、車両が他の車両を牽引するトーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、ヒートポンプが停止され、車室の暖房にモータ等の排熱が利用されるように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、走行用の駆動力源であるモータと、車室を暖房するヒートポンプと、モータおよびヒートポンプを駆動するための電力を蓄えるバッテリとを備える車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011-73657号公報
ここで、上記のような車両において、他の車両を牽引するトーイング走行時に車室の暖房が行われると、消費電力が大きくなることが考えられる。具体的には、トーイング時は、非トーイング時に比べて走行負荷が高いので、モータでの消費電力が大きくなる。このため、トーイング時にヒートポンプが作動されて暖房が行われると、さらに消費電力が大きくなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、トーイング走行時に暖房が行われる場合における消費電力の低減を図ることが可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明による車両の制御装置は、走行用の駆動力源であるモータと、車室を暖房するヒートポンプと、モータおよびヒートポンプを駆動するための電力を蓄えるバッテリとを備える車両に適用されるものである。車両の制御装置は、車両が他の車両を牽引するトーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、ヒートポンプが停止され、車室の暖房に車両の排熱が利用されるように構成されている。なお、車両の排熱とは、たとえば、モータ、バッテリ、および、モータを制御するモータ制御部(PCU)のうちの少なくとも1つの排熱である。
このように構成することによって、排熱を用いた暖房が行われてヒートポンプが停止されることにより、消費電力の低減を図ることができる。
本発明の車両の制御装置によれば、トーイング走行時に暖房が行われる場合における消費電力の低減を図ることができる。
本実施形態のECUの概略構成を示したブロック図である。 図1のECUによって制御されるヒートポンプを説明するための図である。 ECUによるトーイング走行時の暖房制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本実施形態によるECU4が適用される車両100の概略構成について説明する。
車両100は、他の車両(図示省略)を牽引するトーイング走行を行うことが可能なように構成されている。この車両100は、電動車両であり、図1に示すように、モータ1と、バッテリ2と、PCU3とを備えている。
モータ1は、車両走行用の駆動力源であり、バッテリ2からの電力で駆動されるように構成されている。モータ1は、車両100の走行状態に応じて発電機としても機能する。バッテリ2は、充放電可能であり、モータ1を駆動する電力を供給するとともに、そのモータ1で発電された電力を蓄電するように構成されている。また、バッテリ2は、後述する空調装置のヒートポンプ5などにも作動用の電力を供給するように構成されている。PCU3は、インバータなどを含み、モータ1を制御するために設けられている。
また、車両100には、図2に示すように、ヒートポンプ5と、冷却水回路6および7と、オイル回路8とが設けられている。そして、車両100は、ヒートポンプ5によって車室の暖房を行うことが可能であるとともに、ヒートポンプ5の加熱能力が不足する場合に後述する水加熱ヒータ62によって補助するようになっている。また、車両100は、モータ1、バッテリ2およびPCU3の排熱を利用して車室の暖房を行うことが可能なように構成されている。なお、モータ1、バッテリ2およびPCU3の排熱は、本発明の「車両の排熱」の一例である。また、モータ1、バッテリ2およびPCU3を、以下では「モータ等」という。
-ヒートポンプ-
ヒートポンプ5は、車室の暖房時に冷却水回路6の冷却水を加熱するために設けられている。たとえば、ヒートポンプ5による冷却水回路6の冷却水の加熱能力は調整可能に構成されている。また、ヒートポンプ5は、冷却水回路7の冷却水を冷却可能に構成されている。このヒートポンプ5は、圧縮機51と、水冷コンデンサ52と、エバポレータ53と、チラー54と、膨張弁55aおよび55bと、電磁弁56aおよび56bと、それらを接続する冷媒通路57とを含んでいる。
圧縮機51は、気体状の冷媒を高温高圧で吐出することにより、冷媒回路で冷媒を循環させるように構成されている。圧縮機51は、電動式であり、回転速度を調整可能に構成されている。水冷コンデンサ52は、冷媒回路の冷媒と冷却水回路6の冷却水とで熱交換させることにより、冷却水回路6の冷却水を加熱するように構成されている。
電磁弁56aは、冷媒通路57を開閉可能であり、冷媒をエバポレータ53に流すか否かを切り替えるために設けられている。電磁弁56aは、たとえば冷却水回路7の冷却水の冷却が行われない場合に開放されるように構成されている。膨張弁55aは、通過する冷媒を減圧して膨張させるように構成されている。エバポレータ53は、内部を流通する冷媒と外気との間で熱交換させるように構成されている。
電磁弁56bは、冷媒通路57を開閉可能であり、冷媒をチラー54に流すか否かを切り替えるために設けられている。電磁弁56bは、たとえば冷却水回路7の冷却水の冷却が行われる場合に開放されるように構成されている。膨張弁55bは、通過する冷媒を減圧して膨張させるように構成されている。チラー54は、冷媒回路の冷媒と冷却水回路7の冷却水とで熱交換させることにより、冷却水回路7の冷却水を冷却するように構成されている。
-冷却水回路-
冷却水回路6は、ウォータポンプ(WP)61と、水冷コンデンサ52と、水加熱ヒータ62と、熱交換器63と、ヒータコア64と、それらを接続する冷却水通路65とを備えている。この冷却水回路6の冷却水(熱媒体)の熱を用いて車室が暖房されるように構成されている。
ウォータポンプ61は、車室の暖房時に冷却水回路6で冷却水を循環させるために設けられている。このウォータポンプ61は、電動式であり、回転速度を調整可能に構成されている。
水加熱ヒータ62は、ヒートポンプ5による冷却水の加熱能力が不足する場合に、冷却水回路6の冷却水を加熱するために設けられている。水加熱ヒータ62は、電気ヒータであり、通電によって発熱して冷却水を加熱するように構成されている。たとえば、水加熱ヒータ62による冷却水の加熱能力は調整可能に構成されている。
熱交換器63は、モータ等の排熱を利用した暖房が行われる場合に、冷却水回路6の冷却水と冷却水回路7の冷却水とで熱交換させることにより、冷却水回路6の冷却水を加熱するように構成されている。
ヒータコア64は、冷却水回路6の冷却水の熱によって車室を暖房するために設けられている。この車両100の空調装置には、送風空気の通路である送風ダクト(図示省略)が設けられている。送風ダクトには、送風空気を発生させる送風機9(図1参照)と、その送風空気を加熱するヒータコア64とが設けられている。ヒータコア64によって暖められた空調風は、吹出口から車室に吹き出されるようになっている。送風機9は、車室の暖房時に駆動されるように構成されている。
冷却水回路7は、ウォータポンプ(WP)71と、バッテリ2と、PCU3と、オイルクーラ72と、バルブ73と、チラー54と、熱交換器63と、それらを接続する冷却水通路74とを備えている。この冷却水回路7は、オイル回路8のオイル、バッテリ2およびPCU3を冷却するために設けられている。また、冷却水回路7は、モータ等の排熱を利用可能な場合に、モータ等から回収した熱を冷却水回路6に供給可能に構成されている。
ウォータポンプ71は、モータ等の作動時などに冷却水回路7で冷却水(熱媒体)を循環させるために設けられている。このウォータポンプ71は、電動式であり、回転速度を調整可能に構成されている。
バッテリ2にはウォータジャケットが設けられ、そのウォータジャケットを流通する冷却水によってバッテリ2が冷却されるようになっている。すなわち、バッテリ2の排熱が冷却水に回収されるように構成されている。
PCU3にはウォータジャケットが設けられ、そのウォータジャケットを流通する冷却水によってPCU3が冷却されるようになっている。すなわち、PCU3の排熱が冷却水に回収されるように構成されている。
オイルクーラ72は、冷却水回路7の冷却水とオイル回路8のオイルとで熱交換させることにより、オイル回路8のオイルを冷却するように構成されている。すなわち、モータ1の排熱がオイルを介して冷却水に回収されるように構成されている。
バルブ73は、オイルクーラ72から流出してウォータポンプ71に戻される冷却水の流路を切り替えるために設けられている。冷却水通路74は、バルブ73とウォータポンプ71とを接続する戻り通路74aおよび74bを有する。戻り通路74aにはチラー54が配置され、戻り通路74bには熱交換器63が配置されている。このため、オイルクーラ72から流出する冷却水は、チラー54または熱交換器63を介してウォータポンプ71に戻されるようになっている。具体的には、バルブ73は、モータ等の排熱を利用した暖房が行われる場合に熱交換器63に冷却水を流し、それ以外の場合にチラー54に冷却水を流すように構成されている。
-オイル回路-
オイル回路8は、オイルポンプ(OP)81と、オイルクーラ72と、モータ1と、それらを接続するオイル通路82とを備えている。このオイル回路8は、モータ1を冷却するために設けられている。
オイルポンプ81は、オイル回路8でオイルを循環させるために設けられている。このオイルポンプ81は、たとえば機械式であり、モータ1の回転によって駆動されるように構成されている。
オイル回路8では、オイルポンプ81から吐出されたオイルはオイルクーラ72を通過する際に冷却され、オイルクーラ72で冷却されたオイルがモータ1に掛け流される。そして、オイルがモータ1を流下する際に、モータ1の熱がオイルに回収され、モータ1が冷却される。モータ1を流下したオイルはオイルポンプ81に戻される。
-ECU-
図1に示すように、車両100は、車両100を制御するECU4を備えている。ECU4は、演算部および記憶部などを含み、センサや制御対象などが接続されている。なお、ECU4は、本発明の「車両の制御装置」の一例である。
たとえば、ECU4には、トーイングスイッチ41、水温センサ42、43、油温センサ44、モータ温度センサ45、バッテリ温度センサ46およびPCU温度センサ47が接続されている。トーイングスイッチ41は、牽引される他の車両(被牽引車)の有無を判定するために設けられている。水温センサ42は、冷却水回路6の冷却水の温度を検出するために設けられ、水温センサ43は、冷却水回路7の冷却水の温度を検出するために設けられている。油温センサ44は、オイル回路8のオイルの温度を検出するために設けられている。モータ温度センサ45は、モータ1の温度を検出するために設けられ、バッテリ温度センサ46は、バッテリ2の温度を検出するために設けられ、PCU温度センサ47は、PCU3の温度を検出するために設けられている。
そして、ECU4は、センサの検出結果などに基づいて、モータ1を制御して車両走行を制御するように構成されている。また、ECU4は、ヒートポンプ5、冷却水回路6および7などを含む空調装置を制御するように構成されている。具体的には、ECU4は、トーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、モータ等の排熱が利用されるように構成されている。
-トーイング走行時の暖房制御-
次に、図3を参照して、本実施形態のECU4によるトーイング走行時の暖房制御について説明する。このトーイング走行時の暖房制御は、牽引される他の車両があり、かつ、空調装置の運転モードが暖房モードの場合に行われる。すなわち、トーイングスイッチ41がオンであり、かつ、暖房モードが選択されている場合に、以下のフローが繰り返し行われる。なお、以下の各ステップは、ECU4により実行される。
まず、図3のステップS1において、ウォームアップ中であるか否かが判断される。たとえば、目標温度に到達する前の過渡状態の場合にウォームアップ中であると判断され、目標温度に到達した後の定常状態の場合にウォームアップ中ではないと判断される。そして、ウォームアップ中ではないと判断された場合には、暖房負荷が低いため、ステップS2に移る。その一方、ウォームアップ中であると判断された場合には、暖房負荷が高いため、ステップS3に移る。
次に、ステップS2において、モータ等の排熱を車室の暖房に利用できるか否かが判断される。すなわち、冷却水回路7で回収されたモータ等の排熱を、熱交換器63で冷却水回路6の冷却水に供給可能か否かが判断される。そして、モータ等の排熱を利用できないと判断された場合には、ステップS3に移る。その一方、モータ等の排熱を利用できると判断された場合には、ステップS5に移る。
次に、ステップS3において、冷却水回路6の目標熱量が算出される。この目標熱量は、冷却水回路6で冷却水に加えられる熱量の目標値である。たとえば、目標熱量は目標吹出温度に基づいて算出され、目標吹出温度が高いほど目標熱量が高くされる。なお、目標吹出温度は、車室に供給される空調風の目標温度であり、たとえば車室内設定温度と内気温と外気温と日射量とに基づいて算出される。
次に、ステップS4において、目標熱量がヒートポンプ5で賄えるか否かが判断される。目標熱量がヒートポンプ5で賄えるか否かは、たとえば、ヒートポンプ5による水冷コンデンサ52での冷却水の加熱能力に基づいて判断される。そして、目標熱量がヒートポンプ5で賄えると判断された場合には、ステップS8において、ヒートポンプ5がオン(作動)され、水冷コンデンサ52で冷却水回路6の冷却水が加熱される。この場合には、目標熱量がヒートポンプ5で賄えるので水加熱ヒータ62がオフ(停止)され、冷却水回路7ではバルブ73によって冷却水がチラー54に流通されて冷却される。すなわち、冷却水回路7の冷却水が熱交換器63に流れておらず、熱交換器63で熱交換が行われない。その一方、目標熱量がヒートポンプ5で賄えないと判断された場合には、ステップS9において、ヒートポンプ5および水加熱ヒータ62がオンされ、水冷コンデンサ52および水加熱ヒータ62で冷却水回路6の冷却水が加熱される。このため、ヒートポンプ5による冷却水の加熱能力不足が水加熱ヒータ62によって補われる。この場合にも、冷却水回路7ではバルブ73によって冷却水がチラー54に流通されて冷却される。すなわち、冷却水回路7の冷却水が熱交換器63に流れておらず、熱交換器63で熱交換が行われない。
また、ステップS5において、冷却水回路6の目標熱量およびモータ等の排熱量が算出される。この目標熱量は、ステップS3の目標熱量と同じである。モータ等の排熱量は、たとえば、モータ等の温度などに基づいて算出される。なお、モータ等の排熱量は、モータ1の排熱量とバッテリ2の排熱量とPCU3の排熱量との合計である。
次に、ステップS6において、目標熱量がモータ等の排熱で賄えるか否かが判断される。たとえば、モータ等の排熱量が目標熱量を上回っている場合に、目標熱量をモータ等の排熱で賄えると判断される。そして、目標熱量がモータ等の排熱で賄えると判断された場合には、ステップS10において、ヒートポンプ5および水加熱ヒータ62がオフされる。このとき、冷却水回路7ではバルブ73によって冷却水が熱交換器63に流され、熱交換器63で冷却水回路6の冷却水が加熱される。すなわち、冷却水回路7で回収されたモータ等の排熱が熱交換器63で冷却水回路6の冷却水に供給されることにより、冷却水回路6の冷却水が加熱される。つまり、ヒートポンプ5および水加熱ヒータ62をオフした状態で、モータ等の排熱を利用した車室の暖房が行われる。その一方、目標熱量がモータ等の排熱で賄えないと判断された場合には、ステップS7に移る。
次に、ステップS7において、目標熱量がモータ等の排熱およびヒートポンプ5で賄えるか否かが判断される。たとえば、モータ等の排熱量とヒートポンプ5による加熱量との合計が目標熱量を上回っている場合に、目標熱量をモータ等の排熱およびヒートポンプ5で賄えると判断される。そして、目標熱量がモータ等の排熱およびヒートポンプ5で賄えると判断された場合には、ステップS8において、ヒートポンプ5がオンされ、冷却水回路7ではバルブ73によって冷却水が熱交換器63に流される。このため、水冷コンデンサ52および熱交換器63で冷却水回路6の冷却水が加熱される。この場合には、モータ等の排熱およびヒートポンプ5で目標熱量が賄えるので、水加熱ヒータ62がオフされる。その一方、目標熱量がモータ等の排熱およびヒートポンプ5で賄えないと判断された場合には、ステップS9において、ヒートポンプ5および水加熱ヒータ62がオンされ、冷却水回路7ではバルブ73によって冷却水が熱交換器63に流される。このため、水冷コンデンサ52、水加熱ヒータ62および熱交換器63で冷却水回路6の冷却水が加熱される。
-効果-
本実施形態では、上記のように、トーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、モータ等の排熱が利用されることにより、ヒートポンプ5および水加熱ヒータ62をオフすることができるので、消費電力の低減を図ることができる。したがって、トーイング走行時に暖房が行われる場合における消費電力の低減を図ることができる。
また、本実施形態では、モータ等の排熱で目標熱量が賄えない場合にヒートポンプ5がオンされ、モータ等の排熱およびヒートポンプ5で目標熱量が賄えない場合に水加熱ヒータ62がオンされることによって、暖房能力を確保することができるので、空調快適性の低下を抑制することができる。
-他の実施形態-
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、トーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、モータ1、バッテリ2およびPCU3の排熱が利用される例を示したが、これに限らず、トーイング走行時に車室の暖房が行われる場合に、モータ、バッテリおよびPCUの中から適宜選択された1以上のものの排熱が利用されるようにしてもよい。また、走行用の駆動力源としてモータおよび内燃機関を備えるハイブリッド車両の場合には、トーイング走行時に車室の暖房が行われるときに、内燃機関の排熱が利用されるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、ウォームアップ中であるか否かを判断するための目標温度は、目標吹出温度であってもよいし、冷却水回路6の冷却水の目標温度であってもよい。
また、上記実施形態において、ECU4が複数のECUによって構成され、それら複数のECUが互いに通信可能に接続されていてもよい。
本発明は、走行用の駆動力源であるモータと、車室を暖房するヒートポンプと、モータおよびヒートポンプを駆動するための電力を蓄えるバッテリとを備える車両に適用される車両の制御装置に利用可能である。
1 モータ
2 バッテリ
4 ECU(車両の制御装置)
5 ヒートポンプ
100 車両

Claims (1)

  1. 走行用の駆動力源であるモータと、車室を暖房するヒートポンプと、前記モータおよび前記ヒートポンプを駆動するための電力を蓄えるバッテリとを備える車両に適用される車両の制御装置であって、
    前記車両が他の車両を牽引するトーイング走行時に前記車室の暖房が行われる場合に、前記ヒートポンプが停止され、前記車室の暖房に前記車両の排熱が利用されるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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