JP2022032206A - 作業支援装置 - Google Patents

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Tomomichi Fukuda
昭彦 榮田
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Abstract

【課題】作業中の場所を継続的に撮像対象とする場合の不都合を効果的に回避する。【解決手段】作業支援装置は、前記作業機械の状態及び前記飛行体の状態を表す情報を取得する情報取得部と、作業に係る撮像対象の位置を算出する撮像対象位置算出部と、前記撮像対象の位置が撮像されるように、前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を設定する撮像パラメータ設定部と、前記情報取得部により取得された前記情報に基づいて、前記飛行体の飛行状態を制御する飛行制御部とを備え、前記飛行制御部が、前記飛行体の目標飛行位置又は目標飛行姿勢を変化させないホバリング維持制御を実行している状況下で、前記撮像対象位置算出部により算出された前記撮像対象の位置が撮像装置の撮像画角から外れた場合、または外れることが予測される場合には、前記撮像パラメータ設定部は、前記ホバリング維持制御が継続されるように前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を変化させる。【選択図】図5

Description

本開示は、作業支援装置に関する。
ショベルの上部旋回体に取り付けられた撮像装置では撮像できない空間を、自律式の飛行体に取り付けられた撮像装置で撮像する技術が知られる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開公報WO2017/131194号
しかしながら、上記のような従来技術において、実際に作業している場所を継続的に撮像対象とする場合、作業している位置の移動に応じて、常に、飛行体の目標飛行位置を変化させる制御が必要となる。この場合には、制御に必要な処理負荷の増加や飛行体に搭載されたバッテリの寿命の短縮化などを招くおそれがある。
そこで、1つの側面では、本発明は、作業中の場所を継続的に撮像対象とする場合の不都合を効果的に回避することを目的とする。
1つの側面では、
作業機械と、撮像装置を搭載した飛行体との位置関係を制御する作業支援装置であって、
前記作業機械は、下部走行体と、前記下部走行体に搭載される上部旋回体と、前記撮像装置が撮像した画像を表示する表示装置とを有し、
当該作業支援装置は、
前記作業機械の状態及び前記飛行体の状態を表す情報を取得する情報取得部と、
作業に係る撮像対象の位置を算出する撮像対象位置算出部と、
前記撮像対象の位置が撮像されるように、前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を設定する撮像パラメータ設定部と、
前記情報取得部により取得された前記情報に基づいて、前記飛行体の飛行状態を制御する飛行制御部とを備え、
前記飛行制御部が、前記飛行体の目標飛行位置又は目標飛行姿勢を変化させないホバリング維持制御を実行している状況下で、前記撮像対象位置算出部により算出された前記撮像対象の位置が前記撮像装置の撮像画角から外れた場合、または外れることが予測される場合には、前記撮像パラメータ設定部は、前記ホバリング維持制御が継続されるように前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を変化させる、作業支援装置が提供される。
1つの側面では、本発明によれば、作業中の場所を継続的に撮像対象とする場合の不都合を効果的に回避することが可能となる。
実施例1による作業機械及び無人飛行機の構成に関する説明図である。 作業機械の制御系に係るハードウェア構成の一例を示す図である。 各種制御装置により実現される機能を説明する図である。 ホバリング維持制御の場合における撮像装置の画角と、撮像装置による撮像範囲の関係を示す図である。 ホバリング維持制御の場合における撮像装置の撮像方向と、撮像装置による撮像範囲の関係を示す図である。 飛行制御装置により実行される処理の一例を示す概略フローチャートである。 飛行制御装置により実行される処理の別の一例を示す概略フローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、一実施例による作業機械1及び無人飛行機40の構成に関する説明図である。なお、図1には、作業機械1及び無人飛行機40に加えて、飛行制御装置50(作業支援装置の一例)と遠隔操作装置52が図示されている。
作業機械1は、無人飛行機40と連携しながら所定の作業を遂行する。作業機械1は、例えば解体作業等に好適な破砕機145を備えた建設機械であり、クローラ式の下部走行体110と、下部走行体110に旋回機構130を介して旋回可能に搭載される上部旋回体120と、作業機構140と、を備えている。上部旋回体120の前方左側部にはキャブ(運転室)122が設けられる。上部旋回体120の前方中央部には作業機構140が設けられ、作業機構140の先端に破砕機145が設けられる。なお、作業機械1は、無人飛行機40が発着するベースメントを備えてもよい。
作業機構140は、上部旋回体120に起伏可能に装着されるブーム141と、ブーム141の先端に回動可能に連結されるアーム143と、アーム143の先端に取り付けられた破砕機145と、を備えている。作業機構140には、伸縮可能な油圧シリンダにより形成されるブームシリンダ142、アームシリンダ144及びバケットシリンダ146が装着される。破砕機145に代えてバケットなどの他の先端アタッチメントがアーム143の先端部に取り付けられていてもよい。
ブームシリンダ142は、作動油の供給を受けることにより伸縮してブーム141を起伏方向に回動させるようにブーム141と上部旋回体120との間に介在する。アームシリンダ144は、作動油の供給を受けることにより伸縮してアーム143をブーム141に対して水平軸回りに回動させるようにアーム143とブーム141との間に介在する。バケットシリンダ146は、作動油の供給を受けることにより伸縮して破砕機145をアーム143に対して水平軸回りに回動させるように破砕機145とアーム143との間に介在する。破砕機用シリンダ147は、作動油の供給を受けることにより伸縮して破砕機145を開閉させるように破砕機145に設けられる。
無人飛行機40は、回転翼機であり、複数(例えば、4、6又は8)の羽根、当該複数の羽根を回転させるための電動モータ(アクチュエータ)等に電力を供給するバッテリなどを備える。なお、かかるバッテリに代えて又は加えて、無人飛行機40は、地上から電力供給線が接続されてもよい。
無人飛行機40は、制御装置400と、撮像装置410とを備える。
制御装置400は、後述する飛行制御装置50からの制御情報(指令)や遠隔操作装置52からの操作情報に応じて、無人飛行機40の各種飛行状態(前進状態、後退状態、上昇状態、下降状態、ホバリング等)を実現する。また、制御装置400は、撮像装置410で取得される画像(前方環境画像)を作業機械1に送信する。
撮像装置410は、カメラを含む。カメラの種類等は任意であり、例えば広角カメラであってもよい。撮像装置410は、取り外し可能に無人飛行機40に取り付けられてもよいし、無人飛行機40に強固に固定されてもよい。撮像装置410は、CCD(charge-coupled device)やCMOS(complementary metal oxide semiconductor)等の撮像素子により、無人飛行機40の機体前方の前方環境画像を取得する。撮像装置410は、例えば、リアルタイムに前方環境画像を取得し、所定のフレーム周期のストリーム形式で制御装置400に供給するものであってよい。
撮像装置410は、好ましくは、ジンバル(図示せず)を備える。ジンバルは、無人飛行機40の姿勢が変化しても、撮像装置410の光軸が一定の向き(例えば水平面内の所定方向)に保つように機能する。
飛行制御装置50は、無人飛行機40の各種制御を実行する。一実施例では、飛行制御装置50は、サーバ(サーバコンピュータ)により実現され、この場合、飛行制御装置50は、ネットワーク(図示せず)を介して作業機械1及び無人飛行機40に接続される。この場合、ネットワークは、無線通信網や、インターネット、VPN(Virtual Private Network)、WAN(Wide Area Network)、有線ネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせ等を含んでもよい。他の実施例では、飛行制御装置50は、作業機械1の制御装置10により実現されてもよい。また、他の実施例では、飛行制御装置50は、無人飛行機40の制御装置400により実現されてもよい。あるいは、他の実施例では、飛行制御装置50の機能は、サーバ、制御装置10、及び制御装置400のうちの、いずれか2つの組み合わせ又はすべてにより協働して実現されてもよい。飛行制御装置50の詳細は後述する。
遠隔操作装置52は、例えばリモートコントローラの形態であり、ユーザ(例えば、作業機械1の操作者又は操作者とは異なる作業者)により操作されてよい。なお、ユーザが、作業機械1の操作者である場合、遠隔操作装置52は、キャブ122内に持ち込まれうる。遠隔操作装置52は、無人飛行機40と無線通信可能であり、ユーザの操作に応じた操作信号を無人飛行機40に向けて送信する。この場合、無人飛行機40は遠隔操作装置52からの操作情報を受信すると、無人飛行機40の制御装置400は、操作情報に応じた無人飛行機40の動き(前進、後退、昇降等)を実現する。なお、変形例では、遠隔操作装置52は省略されてもよい。また、遠隔操作装置52は、スマートフォン等により実現されてもよい。
図2は、作業機械1の制御系に係るハードウェア構成の一例を示す図である。
作業機械1は、図2に示すように、周辺機器8と、制御装置10とを備える。
周辺機器8は、作業機械1に搭載される電子制御可能な機器や各種センサ等である。周辺機器8は、例えば、画像出力装置80(表示装置の一例)や、ブザー、音声出力装置(図示せず)、作業機構140を作動させる油圧発生装置(図示せず)、各種操作部材の操作状態を検出する各種センサ類82等を含んでよい。なお、油圧発生装置は、エンジン及び/又は電動モータにより駆動される油圧ポンプであってよい。電動モータにより駆動される油圧ポンプを利用する場合、油圧発生装置は、電動モータを駆動するためのインバータを含んでよい。各種センサ類82は、ジャイロセンサや、GPS(Global Positioning System)センサ、各種の角度センサ、加速度センサ(傾斜センサ)、油圧発生装置により付与される油圧ライン(図示せず)の所定箇所の油圧を検出する油圧センサ等を含んでよい。
画像出力装置80は、作業機械1の操作者が視認できるようにキャブ122内に設けられる。画像出力装置80は、任意であるが、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等であってよい。なお、変形例では、画像出力装置80は、作業機械1の操作者によりキャブ122に持ち込まれうる携帯型の装置(例えばタブレット端末等)であってもよい。
制御装置10は、バス19で接続されたCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、補助記憶装置14、ドライブ装置15、及び通信インターフェース17、並びに、通信インターフェース17に接続された有線送受信部25及び無線送受信部26を含む。
補助記憶装置14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
有線送受信部25は、有線ネットワークを利用して通信可能な送受信部を含む。有線送受信部25には、周辺機器8が接続される。ただし、周辺機器8の一部又は全部は、バス19に接続されてもよいし、無線送受信部26に接続されてもよい。
無線送受信部26は、無線ネットワークを利用して通信可能な送受信部である。無線ネットワークは、携帯電話の無線通信網や、インターネット、VPN、WAN等を含んでよい。また、無線送受信部26は、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)部、ブルートゥース(Bluetooth、登録商標)通信部、Wi-Fi(Wireless-Fidelity、登録商標)送受信部、赤外線送受信部などを含んでもよい。例えば、無線送受信部26は、サーバの形態の飛行制御装置50との間で通信を実現できる。
なお、制御装置10は、記録媒体16と接続可能であってもよい。記録媒体16は、所定のプログラムを格納する。この記録媒体16に格納されたプログラムは、ドライブ装置15を介して制御装置10の補助記憶装置14等にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、制御装置10のCPU11により実行可能となる。例えば、記録媒体16は、CD(Compact Disc)-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等であってよい。なお、記録媒体16には、搬送波は含まれない。
ここでは、図2を参照して、作業機械1の制御系について説明したが、無人飛行機40についても、周辺機器8に係る構成を除いて、実質的に同様であってよい。例えば、無人飛行機40の制御系の場合、制御装置400のハードウェア構成は、制御装置10と同様であってよい。また、周辺機器8に対応する周辺機器は、撮像装置410(図1参照)や各種センサ類を含む。
また、飛行制御装置50のハードウェア構成についても、図2に示す制御装置10のハードウェア構成と実質的に同様であってよい。
次に、図3以降を参照して、制御装置10及び制御装置400とともに、飛行制御装置50を詳説する。
図3は、制御装置10、制御装置400、及び飛行制御装置50により実現される機能を説明する図である。
制御装置10は、図3に示すように、位置情報取得部150と、姿勢情報取得部151と、向き情報取得部152と、通信処理部153と、画像出力処理部154とを含む。位置情報取得部150のような各機能部は、図2に示したCPU11が、図2に示したROM13のような記憶装置内のプログラムを実行することで、実現できる。
位置情報取得部150は、センサ類82のうちの、GPSセンサ(図示せず)から、作業機械1の位置情報を取得する。作業機械1の位置情報は、緯度、経度、及び高度で表現される。なお、GPSセンサは、GPS受信機を含み、衛星からの電波に基づいて、干渉測位等により、緯度、経度、及び高度を算出する。
姿勢情報取得部151は、センサ類82のうちの、作業機械1の姿勢に係るパラメータを取得する各種センサに基づいて、作業機械1の姿勢情報を取得する。この場合、姿勢に係るパラメータを取得する各種センサは、例えば、ブーム角度センサや、アーム角度センサ、バケット角度センサ、機体傾斜センサ等であってよい。なお、ブーム角度センサは、ブーム角度を取得するセンサであり、例えば、ブームフートピンの回転角度を検出する回転角センサ、ブームシリンダ142のストローク量を検出するストロークセンサ、ブーム141の傾斜角度を検出する傾斜(加速度)センサ等を含む。また、アーム角度センサ及びバケット角度センサについても同様である。機体傾斜センサは、機体傾斜角度を取得するセンサであり、例えば、水平面に対する上部旋回体120の傾斜角度を検出する。
向き情報取得部152は、センサ類82のうちの、下部走行体110に対する上部旋回体120の向き(以下、単に「上部旋回体120の向き」とも称する)に係るパラメータを取得する各種センサに基づいて、上部旋回体120の向きを表す向き情報を取得する。この場合、上部旋回体120の向きに係るパラメータを取得する各種センサは、例えば、地磁気センサや、旋回機構130の旋回軸まわりの旋回角度を検出する回転角センサ(例えばレゾルバ等)、ジャイロセンサ等であってよい。
通信処理部153は、位置情報取得部150、姿勢情報取得部151、及び向き情報取得部152により取得される各種情報等を、飛行制御装置50に送信する。例えば、通信処理部153は、飛行制御装置50からの要求に応じて、所定周期ごとに最新の情報を飛行制御装置50に送信してもよい。
また、通信処理部153は、無人飛行機40から画像データを受信する。画像データは、撮像装置410により撮像される前方環境画像のデータである。
画像出力処理部154は、通信処理部153により取得される画像データに基づいて、画像出力装置80上に前方環境画像を出力する。これにより、作業機械1の操作者は、画像出力装置80上の前方環境画像から、例えば直視では見えない作業現場の状況等を把握できる。
制御装置400は、図3に示すように、機体情報取得部401と、目標飛行状態設定部402と、機体制御部403と、通信処理部404とを含む。機体情報取得部401のような各機能部は、図2に示したCPU11のようなCPUが、図2に示したROM13のような記憶装置内のプログラムを実行することで、実現できる。
機体情報取得部401は、無人飛行機40の機体に係る各種状態を表す機体情報を取得する。機体情報は、無人飛行機40の位置情報や、無人飛行機40の姿勢情報等を含んでよい。無人飛行機40の位置情報は、例えば、緯度、経度、及び高度で表現されてよい。なお、このような無人飛行機40の位置情報は、GPSセンサから取得可能である。無人飛行機40の姿勢情報は、無人飛行機40のヨー軸、ロール軸、及びピッチ軸の各軸まわりの回転に関する情報を含んでよい。なお、このような無人飛行機40の姿勢情報は、無人飛行機40に搭載される慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)のようなセンサから取得可能である。
目標飛行状態設定部402は、飛行制御装置50からの制御情報(指令)に基づいて、無人飛行機40の目標飛行状態を設定する。目標飛行状態は、目標飛行位置と目標飛行姿勢とを含む。なお、制御情報が目標飛行位置と目標飛行姿勢とを含む場合は、目標飛行状態設定部402は、当該目標飛行位置と目標飛行姿勢をそのまま利用してもよい。
目標飛行位置は、例えば、緯度、経度、及び高度で表現することができる。
本実施例では、撮像対象の位置の変化に追従して無人飛行機40の目標飛行位置を動的に変化させる「状態追従制御」と、無人飛行機40の飛行位置を一定位置に継続的に維持する「ホバリング維持制御」と、が選択的に実行される。以下、状態追従制御について説明する。ホバリング維持制御については後述する。
状態追従制御の場合、目標飛行位置に係る緯度及び経度は、例えば、作業を行っている場所、例えば、先端アタッチメントの位置(撮像対象の位置)を撮像しやすい値に設定される。目標飛行位置に係る緯度及び経度は、ユーザにより可変とされてもよい。また、これらの値は、作業モード等に応じて自動的に変化させてもよい。
また、目標飛行位置に係る高度は、一定(例えば30mから40mの範囲内)であってもよい。ただし、目標飛行位置に係る高度は、同様に、ユーザにより可変とされてもよいし、作業モード等に応じて自動的に変化されてもよい。
目標飛行姿勢は、例えば、ヨー軸、ロール軸、及びピッチ軸の各軸まわりの回転に関するパラメータで表現されてよい。目標飛行姿勢に係るパラメータは、ユーザにより可変とされてもよいし、作業モード等に応じて自動的に変化されてもよい。
機体制御部403は、機体情報取得部401により取得される機体情報に基づいて、目標飛行状態設定部402により設定される目標飛行状態が実現されるように、無人飛行機40を制御する。なお、無人飛行機40の制御方法は、任意であり、例えばPID(Proportional Integral Differential)制御等により実現されてもよい。
通信処理部404は、機体情報取得部401により取得される機体情報等を、飛行制御装置50に送信する。例えば、通信処理部404は、飛行制御装置50からの要求に応じて、所定周期ごとに最新の機体情報を飛行制御装置50に送信してもよい。
また、通信処理部404は、撮像装置410により撮像される前方環境画像のデータを、作業機械1に送信する。例えば、通信処理部404は、飛行制御装置50からの要求に応じて、所定周期ごとに前方環境画像のデータを飛行制御装置50に送信してもよい。
飛行制御装置50は、図3に示すように、情報取得部510と、アタッチメント位置算出部(撮像対象位置算出部の一例)512と、撮像パラメータ設定部513と、飛行制御部514とを含む。情報取得部510のような各機能部は、図2に示したCPU11のようなCPUが、図2に示したROM13のような記憶装置内のプログラムを実行することで、実現できる。
情報取得部510は、飛行制御部514の各種制御に必要な各種情報を取得する。本実施例では、一例として、情報取得部510は、作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報と、無人飛行機40の機体情報とを取得する。なお、作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報は、作業機械1の制御装置10の通信処理部153から通信により取得できる。また、無人飛行機40の機体情報は、無人飛行機40の制御装置400の通信処理部404から取得できる。
アタッチメント位置算出部512は、情報取得部510により取得される作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報とに基づいて、撮像対象に対応する先端アタッチメントの位置、例えば、先端アタッチメントの所定部位の位置、あるいは、先端アタッチメントの先端の位置を算出する。アタッチメント位置算出部512により算出される先端アタッチメントの位置は、作業に係る撮像対象の位置、又は撮像対象の位置を導くことができる位置であればよい。先端アタッチメントの位置は、例えば、緯度、経度、及び高度で表現することができる。
撮像パラメータ設定部513は、撮像装置410の撮像画角及び撮像方向を設定する。
撮像パラメータ設定部513は、光学的な手段により撮像装置410の撮像画角を設定することができる。この場合、例えば、撮像パラメータ設定部513は、通信処理部404との間の通信を介して撮像装置410の光学系を操作することにより、撮像装置410の撮像画角を設定することができる。
撮像パラメータ設定部513は、撮像装置410の撮像画像に対する電子的な処理により、撮像装置410の撮像画角を設定することができる。この場合、例えば、撮像パラメータ設定部513は、通信処理部404との間の通信を介して画像出力処理部154を操作することにより、撮像装置410の撮像画角を設定することができる。例えば、画像出力処理部154から撮像装置410の撮像画像の全体を出力する状態では、撮像画角は最大となり、撮像装置410の撮像画像の一部(例えば、中央部分の画素に相当する画像)を出力する状態では、撮像画角がより小さくなる。このように、撮像装置410の光学系を操作することなく、電子的に見かけ上の画角を操作することができる。
撮像パラメータ設定部513は、光学的な手段と、撮像画像に対する電子的な処理を組み合わせて、撮像画角を設定することもできる。
次に、撮像パラメータ設定部513は、撮像装置410を回転させることにより撮像装置410の撮像方向を設定することができる。この場合、例えば、撮像パラメータ設定部513は、飛行制御部514を介して無人飛行機40の飛行姿勢(方向)を設定することにより、撮像装置410の撮像方向を設定することができる。
撮像パラメータ設定部513は、撮像装置410の撮像画像に対する電子的な処理により撮像装置410の撮像方向を設定することができる。この場合、例えば、撮像パラメータ設定部513は、通信処理部404との間の通信を介して画像出力処理部154を操作することにより、撮像装置410の撮像画角を設定することができる。例えば、画像出力処理部154から撮像装置410の撮像画像の一部(例えば、一部の画素に相当する画像)を選択的に出力させることにより、撮像角度を切り替えることができる。このように、撮像装置410の向きを操作することなく、電子的に見かけ上の撮像角度を操作することができる。
撮像パラメータ設定部513は、撮像装置410の回転と、撮像画像に対する電子的な処理を組み合わせて、撮像角度を設定することもできる。
飛行制御部514は、情報取得部510により取得された各種情報に基づいて、無人飛行機40に送信する制御情報(指令)を生成する。制御情報は、上述したように、無人飛行機40の目標飛行状態設定部402に目標飛行状態を設定させるための情報である。
飛行制御部514は、ホバリング開始条件が成立すると、無人飛行機40のホバリングが開始されるように、制御情報を生成する。ホバリング開始条件は、例えば、無人飛行機40の位置が目標飛行位置に到達した場合に満たされる。また、ホバリング開始条件は、例えば、無人飛行機40の飛行位置が一定位置に維持されていても、撮像装置410によって撮像対象を撮像し続けることが可能である場合に満たされる。なお、無人飛行機40の位置が目標飛行位置に到達した否かは、例えば、情報取得部510により取得される機体情報に基づいて判断できる。また、後述するように、撮像装置410によって撮像対象を撮像し続けることが可能であるか否かは、アタッチメント位置算出部512にて算出される先端アタッチメントの位置に基づいて判断できる。
飛行制御部514は、例えば、制御情報を変化させないことで(これに伴い無人飛行機40の目標飛行位置を変化させないことで)、制御装置400にホバリングを開始させてもよい。あるいは、飛行制御部514は、ホバリングを開始させる指令(例えば、ホバリングモードのようなモードを指示する制御情報)を無人飛行機40に送信することで、制御装置400にホバリングを開始させてもよい。
なお、飛行制御部514は、例えば、制御情報を変化させないことで(これに伴い無人飛行機40の目標飛行位置を変化させないことで)、ホバリング維持制御を実現してもよい。あるいは、飛行制御部514は、ホバリングを維持させる指令(例えば、ホバリングモードのようなモードを指示する制御情報)を無人飛行機40に送信することで、ホバリング維持制御を実現してもよい。
ところで、作業機械1は、作業内容に依存して動きが多様となりうるが、作業に係る撮像対象の位置(先端アタッチメントの位置)が一定時間、大きく移動することなく、狭い範囲に限定される場合がある。このような場合に、無人飛行機40の飛行位置(目標飛行位置)を小刻みに頻繁に移動させると、無人飛行機40の飛行状態の制御における処理負荷の増加や、無人飛行機40の電力消費の増加に伴うバッテリの寿命の短縮化などの問題が懸念される。
これに対して、本実施例によれば、飛行制御部514は、撮像装置410の撮像対象の位置(先端アタッチメントの位置)が撮像画角から外れた場合、または外れることが予測される場合でも、変化後の撮像対象の位置が撮像パラメータ設定部513により設定される撮像装置410の撮像画角又は撮像方向によって撮像可能な場合には、無人飛行機40の飛行位置を継続的に維持するためのホバリング維持制御を実行する。
このため、作業に係る撮像対象の位置が一定時間、大きく移動することなく、狭い範囲に限定される場合に、無人飛行機40の飛行位置(目標飛行位置)を小刻みに頻繁に移動させる必要がない。このため、無人飛行機40の飛行状態の制御における処理負荷の増加や、無人飛行機40の電力消費の増加に伴うバッテリの寿命の短縮化を回避できる。
なお、撮像対象の位置の変化状況によっては、ホバリング維持制御を維持したとすると、撮像装置410の撮像画角又は撮像方向をどのように変化させても撮像対象の位置が撮像できなくなる場合がある。この場合には、飛行制御部514は、無人飛行機40の制御状態を少なくとも一時的に状態追従制御に移行させる。これにより、撮像対象の位置を継続して撮像可能となる。
図4は、ホバリング維持制御の場合における撮像装置410の画角と、撮像装置410による撮像範囲の関係を示す図である。
図4に示すように、無人飛行機40の飛行状態(飛行位置及び飛行姿勢)がホバリング維持制御により維持されているとき、撮像装置410により撮像画角内L1で撮像対象の位置(例えば、先端アタッチメントの先端位置)P1を捉えていた状況下で、先端アタッチメントが動き、矢印R1に示すように撮像対象が位置P1から撮像画角内L1の外側の位置P2に移動したとする。この場合、本実施例では、ホバリング維持制御を継続しつつ、撮像画角をより広角の撮像画角に切り換えることで、継続して位置P2にある撮像対象を撮像画角内L2で捕捉することができる。したがって、無人飛行機40の飛行状態の制御における処理負荷の増加や、無人飛行機40の電力消費の増加に伴うバッテリの寿命の短縮化を回避できる。
撮像装置410の撮像画角をより広角の撮像画角に切り換えるタイミングを変更してもよい。例えば、撮像画角内L1に撮像対象が存在する場合であっても、撮像対象が撮像画角内L1から外れる蓋然性が高いと予測されるときに、その時点で撮像装置410の撮像画角を広角に切り換えるようにしてもよい。例えば、撮像対象の画像上の位置が、撮像画角内L1の外縁から所定数の画素の範囲に入った時点で、撮像装置410の撮像画角を広角に切り換え、撮像画角内L2で撮像対象を捕捉するようにしてもよい。
なお、撮像対象が位置P2から位置P1に移動したような場合には、位置P2にある撮像対象を撮像画角内L2で捕捉していた状態から画角を切り換え、位置P1にある撮像対象を撮像画角内L1で捕捉する状態に戻してもよい。
図4Aは、ホバリング維持制御の場合における撮像装置410の撮像方向と、撮像装置410による撮像範囲の関係を示す図である。
図4Aに示すように、無人飛行機40の飛行位置がホバリング維持制御により維持されているとき、撮像装置410により撮像画角内L1で撮像対象の位置(例えば、先端アタッチメントの先端位置)P3を捉えていた状況下で、先端アタッチメントが動き、矢印R2に示すように撮像対象が位置P3から撮像画角内L1の外側の位置P4に移動したとする。この場合、本実施例では、ホバリング維持制御を継続しつつ、無人飛行機40の飛行位置を維持しつつ飛行姿勢のみをわずかに変化させ、撮像装置410の向きを変更している。これにより、撮像装置410の撮像方向を切り換えて、継続して位置P4にある撮像対象を撮像画角内L3で捕捉することができる。したがって、無人飛行機40の飛行状態の制御における処理負荷の増加や、無人飛行機40の電力消費の増加に伴うバッテリの寿命の短縮化を回避できる。
撮像装置410の撮像角度を切り換えるタイミングを変更してもよい。例えば、撮像画角内L1に撮像対象が存在する場合であっても、撮像対象が撮像画角内L1から外れる蓋然性が高いと予測されるときに、その時点で撮像装置410の撮像角度を切り換えるようにしてもよい。例えば、撮像対象の画像上の位置が、撮像画角内L1の外縁から所定数の画素の範囲に入った時点で、撮像装置410の撮像角度を切り換え、撮像画角内L3で撮像対象を捕捉するようにしてもよい。
次に、図5以降を参照して、飛行制御装置50の動作例について説明する。なお、以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
図5は、飛行制御装置50により実行される処理の一例を示す概略フローチャートであり、撮像装置410の撮像画角を制御する例を示す。図5に示す処理は、例えば所定周期ごとに繰り返し実行されてよい。
ステップS30では、飛行制御装置50は、制御用の各種情報(例えば、作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報と、無人飛行機40の機体情報)を取得する。制御用の各種情報の取得方法は、上述したとおりである。
ステップS31では、飛行制御装置50は、ステップS30で取得された作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報に基づき、先端アタッチメントの位置を算出する。
ステップS32では、飛行制御装置50は、ステップS30において取得された無人飛行機40の機体情報と、ステップS31において算出された先端アタッチメントの位置に基づいて、撮像対象が撮像装置410の画角内にあるか否か判断し、判断が肯定されればステップS34に進み、判断が否定されればステップS38へ進む。
ステップS34では、飛行制御装置50は、ホバリングを実現させるための制御情報を生成し、生成した制御情報を無人飛行機40に送信する。この場合、無人飛行機40の制御装置400は、かかる制御情報を受信すると、当該制御情報に係るホバリングが実現又は維持されるように無人飛行機40を制御する。ホバリングを実現させるための制御情報は、例えば、前回周期の制御情報と同じ情報であってもよいし、その旨を表す情報であってもよい。
ステップS38では、飛行制御装置50は、ステップS30において取得された無人飛行機40の機体情報と、ステップS31において算出された先端アタッチメントの位置に基づいて、現在の撮像装置410の画角(例えば、図4の撮像画角内L1が撮像される画角)を変更予定後の画角(例えば、図4の撮像画角内L2が撮像される画角)に変更した場合に、変更後の撮像装置410の画角内に撮像対象が位置付けられるか否か判断し、判断が肯定されればステップS40に進み、判断が否定されればステップS42へ進む。
ステップS40では、飛行制御装置50は、撮像装置410の画角を、ステップS38の判断が肯定された変更後の画角(変更予定であった画角)に切り換える。
一方、ステップS42では、飛行制御装置50は、状態追従制御のための目標飛行状態を算出する。具体的には、飛行制御装置50は、ステップS30で得た各種情報に基づいて目標飛行状態(目標飛行位置及び目標飛行姿勢を含む)を算出し、当該目標飛行状態を表す制御情報(指令)を生成する。
次に、ステップS44では、飛行制御装置50は、ステップS42において生成した制御情報を無人飛行機40に送信して、新たな目標飛行状態を設定する。この場合、無人飛行機40の制御装置400は、かかる制御情報を受信すると、当該制御情報に係る目標飛行状態が実現されるように無人飛行機40を制御する。なお、ステップS44により新たな目標飛行状態が設定されるまで、ステップS34などにおいて指示されたホバリング維持制御が維持される。
図6は、飛行制御装置50により実行される処理の別の一例を示す概略フローチャートであり、撮像装置410の撮像方向を制御する例を示す。図6に示す処理は、例えば所定周期ごとに繰り返し実行されてよい。
ステップS30では、飛行制御装置50は、制御用の各種情報(例えば、作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報と、無人飛行機40の機体情報)を取得する。制御用の各種情報の取得方法は、上述したとおりである。
ステップS31では、飛行制御装置50は、ステップS30で取得された作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報に基づき、先端アタッチメントの位置を算出する。
ステップS32では、飛行制御装置50は、ステップS30において取得された無人飛行機40の機体情報と、ステップS31において算出された先端アタッチメントの位置に基づいて、撮像対象が撮像装置410の画角内にあるか否か判断し、判断が肯定されればステップS34に進み、判断が否定されればステップS38へ進む。
ステップS34では、飛行制御装置50は、ホバリングを実現させるための制御情報を生成し、生成した制御情報を無人飛行機40に送信する。この場合、無人飛行機40の制御装置400は、かかる制御情報を受信すると、当該制御情報に係るホバリングが実現又は維持されるように無人飛行機40を制御する。ホバリングを実現させるための制御情報は、例えば、前回周期の制御情報と同じ情報であってもよいし、その旨を表す情報であってもよい。
ステップS38では、飛行制御装置50は、ステップS30において取得された無人飛行機40の機体情報と、ステップS31において算出された先端アタッチメントの位置に基づいて、現在の撮像装置410の撮像角度(例えば、図4Aの撮像画角内L1が撮像される撮像角度)を変更予定後の撮像角度(例えば、図4Aの撮像画角内L3が撮像される画角)に変更した場合に、変更後の撮像装置410の画角内(撮像範囲内)に撮像対象が位置付けられるか否か判断し、判断が肯定されればステップS40に進み、判断が否定されればステップS42へ進む。
ステップS40では、飛行制御装置50は、撮像装置410の撮像角度を、ステップS38の判断が肯定された変更後の撮像角度(変更予定であった角度)に切り換える。
一方、ステップS42では、飛行制御装置50は、状態追従制御のための目標飛行状態を算出する。具体的には、飛行制御装置50は、ステップS30で得た各種情報に基づいて目標飛行状態(目標飛行位置及び目標飛行姿勢を含む)を算出し、当該目標飛行状態を表す制御情報(指令)を生成する。
次に、ステップS44では、飛行制御装置50は、ステップS42において生成した制御情報を無人飛行機40に送信して、新たな目標飛行状態を設定する。この場合、無人飛行機40の制御装置400は、かかる制御情報を受信すると、当該制御情報に係る目標飛行状態が実現されるように無人飛行機40を制御する。なお、ステップS44により新たな目標飛行状態が設定されるまで、ステップS34などにおいて指示されたホバリング維持制御が維持される。
上記実施形態では、アタッチメント位置算出部512は、情報取得部510により取得される作業機械1の位置情報、姿勢情報、及び向き情報とに基づいて、撮像対象に対応する先端アタッチメントの位置(撮像対象の位置)を算出している。しかし、撮像対象の位置P1は、例えば、現在の撮像装置410及び過去の撮像装置410の画像に基づく画像処理により、算出(認識)してもよい。この場合、アタッチメント位置算出部512は、例えば、通信処理部404を介する通信処理により撮像装置410の画像を取得し、撮像装置410の画像に含まれる先端アタッチメントの位置(撮像対象の位置)を認識し、あるいは撮像装置410の画像に含まれていない先端アタッチメントの位置(撮像対象の位置)を認識することができる。具体的には、例えば、撮像装置410の撮像と、飛行制御部514から取得される、撮像装置410の撮像時点における飛行状態(飛行位置及び飛行姿勢)と、撮像パラメータ設定部513から取得される、撮像装置410の撮像時点における撮像画角及び撮像角度と、に基づいて、先端アタッチメントの位置(撮像対象の位置)が認識される。
このように、撮像対象の位置P1を撮像装置410の画像に基づく画像処理により算出する場合、位置P1にマーカーを設けてもよい。マーカーの位置、マーカーの大きさ、およびマーカーの形態は任意であるが、例えば、30cm径程度の円をマーカーとして使用することができる。
また、マーカーを設ける場合、撮像対象の位置P1をアーム143の先端の上面位置とし、この位置にマーカーを設けることができる。この場合、撮像装置410によってマーカーを常に捉えやすくなるという利点がある。
例えば、建物解体作業時、アーム143の先端に取り付けられた破砕機145等の先端アタッチメントは上下に揺動を繰り返すため、マーカーを先端アタッチメントに設けると、作業中に撮像装置410により撮像できなくなる可能性が高い。一方、アーム143は先端アタッチメントに比べると大きく揺動する頻度は低く、撮像装置410によってマーカーを常に捉えやすくなる。また、解体作業時の無人飛行機40のホバリング維持制御用の目標飛行位置としては、先端アタッチメントやアーム143よりも上方位置を想定しているため、マーカー位置としてはアーム143の上面が良い。さらにマーカーと同時に、解体作業の対象、すなわち解体している部分を撮像装置410により同時に撮像するには、マーカーの位置は先端アタッチメントに近いアーム143の先端に設けるのがよい。
以上のように、上記実施例によれば、撮像対象の位置が変化した場合でも、変化後の撮像対象の位置が撮像パラメータ設定部513により設定される撮像装置410の撮像画角又は撮像方向によって撮像可能な場合には、飛行体40の飛行位置を継続的に維持するためのホバリング維持制御を実行する、このため、無人飛行機40の飛行状態の制御における処理負荷の増加や、無人飛行機40の電力消費の増加に伴うバッテリの寿命の短縮化などの不都合を効果的に回避できる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1 作業機械
8 周辺機器
10 制御装置
40 無人飛行機
50 飛行制御装置
52 遠隔操作装置
80 画像出力装置
82 センサ類
110 下部走行体
120 上部旋回体
122 キャブ(運転室)
130 旋回機構
140 作業機構
141 ブーム
142 ブームシリンダ
143 アーム
144 アームシリンダ
145 破砕機
146 シリンダ
150 位置情報取得部
151 姿勢情報取得部
152 向き情報取得部
153 通信処理部
154 画像出力処理部
400 制御装置
401 機体情報取得部
402 目標飛行状態設定部
403 機体制御部
404 通信処理部
410 撮像装置
510 情報取得部
512 アタッチメント位置算出部
513 撮像パラメータ設定部
514 飛行制御部

Claims (7)

  1. 作業機械と、撮像装置を搭載した飛行体との位置関係を制御する作業支援装置であって、
    前記作業機械は、下部走行体と、前記下部走行体に搭載される上部旋回体と、前記撮像装置が撮像した画像を表示する表示装置とを有し、
    当該作業支援装置は、
    前記作業機械の状態及び前記飛行体の状態を表す情報を取得する情報取得部と、
    作業に係る撮像対象の位置を算出する撮像対象位置算出部と、
    前記撮像対象の位置が撮像されるように、前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を設定する撮像パラメータ設定部と、
    前記情報取得部により取得された前記情報に基づいて、前記飛行体の飛行状態を制御する飛行制御部とを備え、
    前記飛行制御部が、前記飛行体の目標飛行位置又は目標飛行姿勢を変化させないホバリング維持制御を実行している状況下で、前記撮像対象位置算出部により算出された前記撮像対象の位置が前記撮像装置の撮像画角から外れた場合、または外れることが予測される場合には、前記撮像パラメータ設定部は、前記ホバリング維持制御が継続されるように前記撮像装置の撮像画角又は撮像方向を変化させる、作業支援装置。
  2. 前記撮像対象位置算出部は、前記情報取得部により取得される前記作業機械の状態を表す情報に基づいて、前記撮像対象の位置を算出する、請求項1に記載の作業支援装置。
  3. 前記撮像対象位置算出部は、前記撮像装置の撮像画像に基づく画像認識を介して前記撮像対象の位置を算出する、請求項1に記載の作業支援装置。
  4. 前記撮像パラメータ設定部は、光学的な手段により前記撮像装置の撮像画角を設定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  5. 前記撮像パラメータ設定部は、前記撮像装置の撮像画像に対する電子的な処理により前記撮像装置の撮像画角を設定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  6. 前記撮像パラメータ設定部は、前記撮像装置を回転させることにより前記撮像装置の撮像方向を設定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の作業支援装置。
  7. 前記撮像パラメータ設定部は、前記撮像装置の撮像画像に対する電子的な処理により前記撮像装置の撮像方向を設定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の作業支援装置。
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