JP2022020202A - 吊り足場設置構造 - Google Patents

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賢太郎 森田
Kentaro Morita
潤 勝野
Jun Katsuno
剛志 窪田
Tsuyoshi Kubota
哲也 矢野
Tetsuya Yano
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Abstract

【課題】建物の梁の仕様(構造や形状、大きさ等)にかかわらず、吊り足場を梁に適切に吊設して能率良く作業を行うことのできる吊り足場設置構造を提供する。【解決手段】吊設用係止部21及び足場板22を有する吊り足場2が建物1の梁11に吊設される吊り足場設置構造であって、梁11の上面に取り付けられて梁11の梁幅方向Xに延びる複数の持ち出し部材3と、複数の持ち出し部材3の先端部に亘って架設されて梁11の梁長さ方向Yに延びる支持部材4とが備えられ、支持部材4は、それの延在方向の複数の位置で吊り足場2の吊設用係止部21が係止自在に構成され、吊り足場2が、吊設用係止部21を支持部材4に係止させる状態で持ち出し部材3及び支持部材4を介して梁11に吊設される。【選択図】図1

Description

本発明は、建方現場等にて梁に吊り足場を設置するのに用いられる吊り足場設置構造に関する。
特許文献1には、吊設用係止部がH形鋼梁の上フランジに係止自在なH形鋼梁用に構成された吊り足場が、吊設用係止部をH形鋼梁の上フランジに係止させる状態でH形鋼梁に吊設される吊り足場設置構造が記載されている。上記のような吊り足場設置構造は、建方現場において簡単に吊り足場をH型構梁に吊設することができ、更に、H形鋼梁の梁長さ方向の任意の位置に吊り足場を吊設することができるので、現場作業の省力化や短工期化に寄与することができる。
特公平04-068431号公報(第3図等)
しかしながら、吊り足場の吊設用係止部を梁に直接係止させる構造であるので、建物の梁の構造や形状によっては、吊設用係止部を梁に係止させることができず、吊り足場を梁に吊設することができない。また、例えば建物の梁の梁幅が非常に大きい場合など、梁の大きさによっては、梁の梁幅方向における適正な位置で吊り足場を吊設することができない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、その主たる課題は、建物の梁の仕様(構造や形状、大きさ等)にかかわらず、吊り足場を梁に適切に吊設して能率良く作業を行うことのできる吊り足場設置構造を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、吊設用係止部及び足場板を有する吊り足場が建物の梁に吊設される吊り足場設置構造であって、
前記梁の上面に取り付けられて前記梁の梁幅方向に延びる複数の持ち出し部材と、
複数の前記持ち出し部材の先端部に亘って架設されて前記梁の梁長さ方向に延びる支持部材とが備えられ、
前記支持部材は、それの延在方向の複数の位置で前記吊り足場の吊設用係止部が係止自在に構成され、
前記吊り足場が、前記吊設用係止部を前記支持部材に係止させる状態で前記持ち出し部材及び前記支持部材を介して前記梁に吊設される点にある。
本構成によれば、吊り足場が、吊設用係止部を支持部材に係止させる状態で持ち出し部材及び支持部材を介して間接的に梁に吊設されるので、吊設用係止部が直接係止不能な仕様の梁に対しても吊り足場を吊設することができる。しかも、吊設用係止部が係止される支持部材を持ち出し部材により梁幅方向で持ち出すので、その梁の仕様に応じた適正な梁幅方向の位置で吊り足場を吊設することができる。そして、支持部材は、それの延在方向の複数の位置で吊り足場の吊設用係止部が係止自在であるので、建方現場において吊り足場を梁長さ方向で作業に適した位置に吊設して能率良く作業を行うことができる。
よって、建物の梁の仕様にかかわらず、吊り足場を梁に適切に吊設して能率良く作業を行うことができる。
本発明の第2特徴構成は、前記吊り足場が、前記吊設用係止部がH形鋼梁の上フランジに係止自在に構成されるH形鋼梁用の吊り足場であり、
前記支持部材がH形鋼にて構成され、
前記持ち出し部材の先端部が、H形鋼からなる前記支持部材の上フランジよりも下方の部位に接続される点にある。
本構成によれば、吊り足場がH形鋼梁用の吊り足場であるのに対して、支持部材がH形鋼にて構成され、更に、持ち出し部材の先端部が、H形鋼からなる支持部材の上フランジよりも下方の部位に接続されるので、持ち出し部材に邪魔されることなく、H形鋼からなる支持部材の上フランジの全長に亘ってH形鋼梁用の吊り足場の吊設用係止部を係止させることができる。
よって、建方現場における吊り足場の梁長さ方向での位置をより緻密に調整することができ、一層能率良く作業を行うことができる。
本発明の第3特徴構成は、前記支持部材の端部が、前記梁幅方向で柱梁仕口部の外側面よりも外側の位置において、前記梁長さ方向で前記梁の端面よりも外側の柱梁仕口部に対応する位置まで張り出され、その張り出された部位に前記吊り足場が吊設される点にある。
本構成によれば、例えば、プレキャストコンクリート製の柱梁仕口部の上部に突設される上階の柱と接合するための鉄筋等と支持部材とが干渉することを回避しながら、支持部材を柱梁仕口部に対応する位置まで張り出すことができる。そして、その張り出された部位に吊設される吊り足場を用いて、柱梁仕口部に対応する位置から柱梁仕口部の接合作業(例えば、プレキャストコンクリート製の柱梁仕口部の接合部へのグラウトの充填作業等)を能率良く行うことができる。
本発明の第4特徴構成は、前記梁の上面に、建物の壁を構成する壁構成部材の下端部を取り付けるための壁構成部材取付け用ファスナが埋設固定され、
前記持ち出し部材が、前記壁構成部材取付け用ファスナに取り付けられる点にある。
本構成によれば、壁構成部材の下端部を取り付けるための壁構成部材取付け用ファスナを活用して持ち出し部材を梁の上面に取り付けることができ、簡単且つ安定良く確実に吊り足場を梁に吊設することができる。
吊り足場設置構造を用いた建方現場の斜視図 吊り足場設置構造を用いた建方現場の平面図 吊り足場設置構造を用いた建方現場の側面断面図 吊り足場設置構造を用いた建方工程を模式的に示す図 吊り足場設置構造を用いた建方現場の側面断面図 壁構成部材取付け用ファスナの使用例を示す図
本発明の吊り足場設置構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、吊り足場設置構造は、建方現場において吊設用係止部21及び足場板22を有する吊り足場2を建物1の梁11に吊設する構造である。図示例では、鉄筋コンクリート造の梁11、柱12、柱梁仕口部14からなる建物1の外周架構を構築する建方現場において、吊り足場設置構造を使用して吊り足場2を吊設する場合を示している。
この建方現場では、図4に示すように、二スパン分の梁11、及び、柱梁仕口部14のうちで梁長さ方向Yの一端側と中間部の二つの柱梁仕口部14A,14Bが梁側プレキャストコンクリート部材P1として一体的に構成され、柱12からなる柱側プレキャストコンクリート部材P2と接合して外周架構が構築される。本実施形態では、吊り足場設置構造により吊り足場2を梁側プレキャストコンクリート部材P1の建物外部側に予め地組した状態で、クレーン等で楊重して建方作業が行われる。
吊り足場2は、図1に示すように、梁側プレキャストコンクリート部材P1の柱梁仕口部14A,14Bの下端面と柱側プレキャストコンクリート部材P2の上端面との接合部A、及び、梁側プレキャストコンクリート部材P1の柱梁仕口部14Aの側面と別の梁側プレキャストコンクリート部材P1の梁11の端面との接合部Bに対して、作業者が建物外部側からグラウト等の硬化性充填剤を充填して接合する接合作業を行うのに使用される。
図1~図3に示すように、この吊り足場設置構造には、鉄筋コンクリート造の梁11の上面に取り付けられて梁11の梁幅方向Xに延びる鉄骨製の複数本の持ち出し部材3と、複数の持ち出し部材3の先端部に亘って架設されて梁11の梁長さ方向Yに延びる鉄骨製の一本の支持部材4と、が備えられる。そして、吊り足場2が、吊設用係止部21を鉄骨製の支持部材4に係止させる状態で持ち出し部材3及び支持部材4を介して鉄筋コンクリート造の梁11に吊設される。
吊り足場2には、図1~図3に示すように、平面視四角形の各角部に配置される四本の縦フレーム23と、隣接する縦フレーム23どうしを連結する複数本の連結フレーム24とが備えられる。そして、平面視四角形の各辺を構成する最下部の4本の連結フレーム24に足場板22が支持される。また、梁11側に配置される2本の縦フレーム23の上端部には、梁幅方向Xで梁11側(建物内部側)に突出する長ボルト25が備えられ、その長ボルト25にフック状の吊設用係止部21が螺合される。
この吊設用係止部21は、H形鋼のフランジに対して係止させることができ、更に、H形鋼の大きさに応じて長ボルト25の長さ方向での位置を変更することで、各種の大きさのH形鋼に対して係止させることができる。つまり、吊り足場2は、吊設用係止部21がH形鋼梁の上フランジに係止自在に構成されるH形鋼梁用の吊り足場として構成される。また、吊り足場2は、縦フレーム23、連結フレーム24、足場板22、吊設用係止部21が予め折り畳み自在に組み付けられた吊り足場ユニットとして構成される。
持ち出し部材3は、鉄筋コンクリート造の梁11の上面に取り付けられて梁11の梁幅方向Xに延びる溝形鋼からなる鉄骨部材であり、建物内部側の基端部が鉄筋コンクリート造の梁11の上面に取り付けられ、建物外部側の先端部が支持部材4に取り付けられる。複数本(図示例では四本)の持ち出し部材3は、梁長さ方向Yで間隔を空けて柱梁仕口部14から外れた位置に備えられる。
そして、本実施形態では、鉄筋コンクリート造の梁11の上面に、壁構成部材取付け用ファスナ16が埋設固定され、その壁構成部材取付け用ファスナ16を一時的な取付け部材として活用して持ち出し部材3の建物内部側の基端部が取り付けられる。
壁構成部材取付け用ファスナ16は、図6に示すように、建方工程の後の外装材設置工程等において建物1の壁を構成する壁構成部材15を取り付けるためのもので、図3に示すように、例えば、アンカー16a、アンカー16aにて梁11に埋設固定される埋込プレート16b、埋込プレート16bに下方から挿通されて取付けボルト16dのボルト軸部のみを梁11の上面から上方に突出させた取付けボルト16d等を備えて構成される。
そして、図6に示すように、外装材設置工程では、壁構成部材15の一例であるカーテンウォール用サッシにボルト接合される取り付け部材17を、壁構成部材取付け用ファスナ16の取付けボルト16dとナットNとで締め付け固定することで、当該カーテンウォール用サッシが梁11の上面に取り付けられる。なお、建物1の壁を構成する壁構成部材15としては、上述したカーテンウォール用サッシに限らず、プレキャストコンクリート製の壁体等であってもよく、柱12と梁11とで囲まれる領域を塞ぐ壁を構成する各種の部材であってよい。
図2、図3に示すように、持ち出し部材3の建物内部側の基端部には、持ち出し部材3の下側フランジ32から持ち出し部材3の幅方向両外側に突出する一対の取り付けプレート31が備えられる。各取り付けプレート31には、ボルト孔(図示省略)が貫通形成されており、壁構成部材取付け用ファスナ16の取付けボルト16dを当該ボルト孔に下方から挿通させた状態で当該取付けボルトに上方からナットNを螺合させることで、持ち出し部材3が梁11に取り付けられる。
支持部材4は、図1、図2に示すように、複数の持ち出し部材3の建物外部側の先端部に亘って架設されて梁11の梁長さ方向Yに延びるH形鋼からなる鉄骨部材であり、図3に示すように、持ち出し部材3により梁11や柱梁仕口部14との間に隙間を空ける状態で建物外部側に持ち出され、梁11や柱梁仕口部14の外側面(建物外側の側面)よりも建物外側の接合作業に適した適正位置に配置される。
また、支持部材4は、それの延在方向(梁長さ方向Y)の複数の位置で吊り足場2の吊設用係止部21が係止自在に構成される。具体的には、図3に示すように、支持部材4の高さ寸法が、持ち出し部材3の高さ寸法よりも大(本実施形態では2倍程度)に構成され、持ち出し部材3と支持部材4との下端を揃えた状態で、持ち出し部材3の先端部が支持部材4の上フランジ41よりも下方の部位に溶接等で接合される。
そのため、支持部材4の上フランジ41を、支持部材4の延在方向(梁長さ方向Y)の全長に亘って持ち出し部材3の上端よりも高い位置に配置することができ、持ち出し部材3に邪魔されることなく、支持部材4の延在方向(梁長さ方向Y)の所望の位置に吊り足場2の吊設用係止部21を係止させることができる。
更に、支持部材4の端部が、梁幅方向Xで柱梁仕口部14の外側面(建物外側の側面)よりも建物外側の位置において、梁長さ方向Yで梁11の両端面よりも外側の柱梁仕口部14A,14Bに対応する位置まで張り出され、その張り出された部位4A,4Bに吊り足場2が吊設される。
具体的には、図2に示すように、支持部材4の延在方向(梁長さ方向Y)の長さが、梁11の一端側の柱梁仕口部14Aに対応する位置から梁11の他端側の中間部の柱梁仕口部14Bに対応する位置までの長さに設定される。そして、支持部材4における一端側の柱梁仕口部14A側に張り出された部位4Aは、二本の持ち出し部材3が柱梁仕口部14Aの一方側(図中の右側)の隣接部位に配置されて片持ち状態で張り出され、吊り足場2が吊設される。他方、支持部材4における中間部の柱梁仕口部14B側に張り出された部位4Bは、二本の持ち出し部材3が柱梁仕口部14Bを挟む両側(図中の左側と右側)に分けて配置されて張り出され、吊り足場2が吊設される。
そのため、作業者は、支持部材4の張り出された部位4A,4Bに吊設される吊り足場2を用いて、柱梁仕口部14A,14Bに対応する位置から柱梁仕口部14A,14Bの接合部A,Bへの接合作業を能率良く行うことができる。
また、この吊り足場設置構造では、図5に示すように、支持部材4の延在方向(梁長さ方向Y)における吊り足場2(図示省略)どうしの間の位置に、建物外部側への飛散を防水するための外部養生ユニット5も支持させることができる。
外部養生ユニット5は、支持部材4と梁11との間の隙間に配置される支柱部51と、当該支柱部51の上端から梁幅方向Xに沿って建物外部側に延びるネット取付け枠部52と、ネット取付け枠部52の先端から垂れ下がる養生ネット53とを備えて構成される。そして、支持部材4と梁11との間の隙間に配置される支柱部51のクランプ状の係止部51aを建物内部側から支持部材4の上フランジ41に係止させることで、吊り足場2に加えて外部養生ユニット5も持ち出し部材3及び支持部材4を介して梁11に支持させることができる。
以上説明したように、この吊り足場設置構造によれば、建物1の梁11が吊設用係止部21が直接係止不能なH形鋼梁以外の仕様であっても、持ち出し部材3及び支持部材4を介して吊り足場2を吊設することができる。
しかも、吊設用係止部21が係止される支持部材4を持ち出し部材3により梁幅方向Xで持ち出すので、その梁11の仕様に応じた適正な梁幅方向Xの位置で吊り足場2を吊設することができる。
そして、支持部材4の延在方向(梁長さ方向Y)の所望の位置に吊り足場2の吊設用係止部21を係止させることができるので、吊り足場2を梁長さ方向Yで作業に適した位置に吊設して能率良く作業を行うことができる。
更に、吊り足場2に加えて外部養生ユニット5も梁11に支持させることができるので、外部養生ユニット5を支持させる構造を別途に備える必要がなく、外部養生ユニット5にて建物外部側への飛散を防止した状態で吊り足場2を使用して作業を行うことができる。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、鉄筋コンクリート造の梁11に吊り足場2を吊設する場合を例に示したが、本発明の吊り足場設置構造は、鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄骨造等の各種構造の梁に吊り足場2を吊設する場合にも好適に適用することができる。
(2)上記実施形態では、梁11の上面に存在する壁構成部材取付け用ファスナ16を一時的な取付け部材として活用して、持ち出し部材3が梁11の上面に取り付けられる場合を例に示したが、このような壁構成部材取付け用ファスナ16が存在しない場合でも、専用のファスナを梁11の上面に取り付ける等により、持ち出し部材3を梁11の上面に取り付けることができる。
1 建物
2 吊り足場
3 持ち出し部材
4 支持部材
11 梁
12 柱
14 柱梁仕口部
15 壁構成部材
16 壁構成部材取付け用ファスナ
21 吊設用係止部
22 足場板
X 梁幅方向
Y 梁長さ方向

Claims (4)

  1. 吊設用係止部及び足場板を有する吊り足場が建物の梁に吊設される吊り足場設置構造であって、
    前記梁の上面に取り付けられて前記梁の梁幅方向に延びる複数の持ち出し部材と、
    複数の前記持ち出し部材の先端部に亘って架設されて前記梁の梁長さ方向に延びる支持部材とが備えられ、
    前記支持部材は、それの延在方向の複数の位置で前記吊り足場の吊設用係止部が係止自在に構成され、
    前記吊り足場が、前記吊設用係止部を前記支持部材に係止させる状態で前記持ち出し部材及び前記支持部材を介して前記梁に吊設される吊り足場設置構造。
  2. 前記吊り足場が、前記吊設用係止部がH形鋼梁の上フランジに係止自在に構成されるH形鋼梁用の吊り足場であり、
    前記支持部材がH形鋼にて構成され、
    前記持ち出し部材の先端部が、H形鋼からなる前記支持部材の上フランジよりも下方の部位に接続される請求項1記載の吊り足場設置構造。
  3. 前記支持部材の端部が、前記梁幅方向で柱梁仕口部の外側面よりも外側の位置において、前記梁長さ方向で前記梁の端面よりも外側の柱梁仕口部に対応する位置まで張り出され、その張り出された部位に前記吊り足場が吊設される請求項1又は2に記載の吊り足場設置構造。
  4. 前記梁の上面に、建物の壁を構成する壁構成部材の下端部を取り付けるための壁構成部材取付け用ファスナが埋設固定され、
    前記持ち出し部材が、前記壁構成部材取付け用ファスナに取り付けられる請求項1~3のいずれか1項に記載の吊り足場設置構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115478674A (zh) * 2022-09-23 2022-12-16 中冶宝钢技术服务有限公司 一种用于柱头高空焊接作业的悬挑平台

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