JP2022018318A - イントロデューサー組立体およびイントロデューサー組立体の使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シースの端部が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができるイントロデューサー組立体およびイントロデューサー組立体の使用方法を提供する。【解決手段】イントロデューサー組立体10は、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第1凸部113と、隣り合う第1凸部の間に設けられた第1凹部114と、を少なくとも先端部111に有するシース110と、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第2凸部213と、隣り合う第2凸部の間に設けられた第2凹部214と、を少なくとも先端部211に有するダイレータ200と、を有し、シースにダイレータを組み付けた時に、第1凸部と第2凸部によって連続的な螺旋体300が形成され、第1凸部の先端側113Aと第2凸部の基端側213Bとが接するように前記シースに対する前記ダイレータの位置を固定する固定部400をさらに有する。【選択図】図1
Description
本発明は、イントロデューサー組立体およびイントロデューサー組立体の使用方法に関する。
従来から、カテーテル等を生体管腔内に導入するための器具として、イントロデューサー組立体と称される医療用器具が使用されている(例えば、特許文献1を参照)。イントロデューサー組立体は、シースと、シースの内腔に挿入可能に構成されシースに組み付けて使用されるダイレータと、によって構成されている。
しかしながら、シースにダイレータを組付けたときに、シースの先端部とシースの先端部から突出するダイレータとの繋ぎ目に段差が生じる虞がある。そのため、シースの端部は、術者が患者にイントロデューサー組立体を穿刺するときに穿刺対象から外力を受けやすくなり、めくれてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、シースの端部が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができるイントロデューサー組立体およびイントロデューサー組立体の使用方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するイントロデューサー組立体は、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第1凸部と、隣り合う前記第1凸部の間に設けられた第1凹部と、を少なくとも先端部に有するシースと、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第2凸部と、隣り合う前記第2凸部の間に設けられた第2凹部と、を少なくとも先端部に有するダイレータと、を有し、前記シースに前記ダイレータを組み付けた時に、前記第1凸部と前記第2凸部によって連続的な螺旋体が形成され、前記第1凸部の先端側と前記第2凸部の基端側とが接するように前記シースに対する前記ダイレータの位置を固定する固定部をさらに有する。
上記目的を達成するイントロデューサー組立体の使用方法は、前記イントロデューサー組立体を血管内へさらに穿刺し、前記イントロデューサー組立体を構成するシースに挿通された医療用長尺体を抜去する方法であって、前記医療用長尺体を基端側へ移動させるときに、前記第1凸部を少なくとも部分的に血管壁に引っ掛ける方法を含む。
上記のように構成したイントロデューサー組立体によれば、シースにダイレータを組付けたときに、シースに形成された螺旋状の凸部とダイレータに形成された螺旋状の凸部とによって連続的な螺旋体が形成される。そのため、イントロデューサー組立体は、穿刺時に穿刺対象から受ける外力を分散させることができる。したがって、イントロデューサー組立体は、シースの端部が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができる。
上記のように構成したイントロデューサー組立体の使用方法によれば、イントロデューサー組立体は、穿刺時に穿刺対象から受ける外力を分散させることができる。したがって、イントロデューサー組立体は、シースの端部が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができる。
以下、各図を参照して本実施形態に係るイントロデューサー組立体10を説明する。図1、図2は、イントロデューサー組立体10の各部を説明するための図である。
図2を参照して、本明細書では、イントロデューサー組立体10のシース100においてハブ120が配置される側(図1中の上側)を「基端側」と称する。また、シース100において基端側とは反対側に位置し、生体内に導入される側(図1中の下側)を「先端側」と称する。また、シース100が延伸する方向(図1中の上下方向)を「軸方向」と称する。また、明細書の説明において「先端部」とは、先端(最先端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味し、「基端部」とは、基端(最基端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味するものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るイントロデューサー組立体10は、シース100と、シース100の内腔115に挿入可能なダイレータ200と、を有している。
(シース100)
シース100は、血管等の生体管腔内に留置されて、その内部に、例えばカテーテル、ガイドワイヤー等の器具を挿通して、それらを生体管腔内へ導入するために使用される。
シース100は、血管等の生体管腔内に留置されて、その内部に、例えばカテーテル、ガイドワイヤー等の器具を挿通して、それらを生体管腔内へ導入するために使用される。
シース100は、図1に示すように、経皮的に生体管腔に導入されるカテーテル本体(シースチューブ)110と、カテーテル本体110の基端側に接続されたハブ(シースハブ)120と、ハブ120の内腔に配置された止血弁(図示省略)と、を有している。
カテーテル本体110は、略円筒形状の管状部材で形成されている。カテーテル本体110は、図1、図2に示すように、テーパー状の先端部111と、ハブ120に連結された基端部112と、を有している。先端部111の先端には先端開口部111aが形成されている。
また、カテーテル本体110は、軸方向に延在する内腔115を備える。カテーテル本体110の先端部111は、外径が先端側に向かうにつれて先細りするテーパー部を有している。なお、カテーテル本体110の先端部111の内径は特に限定されず、例えば、図1に示すように、内径は一定であってもよい。
また、カテーテル本体110の先端部111は、図1、図2に示すように、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第1凸部113と、隣り合う第1凸部113の間に設けられた第1凹部114と、を有している。第1凸部113の先端側113Aは、図2に示すように、シース100にダイレータ200を組み付けた時に、ダイレータ200に形成された第2凸部213の基端側213Bに接する。ダイレータ200の第2凸部213については、後述する。
ハブ120は、図1に示すように、カテーテル本体110の基端部が固定されるハブ本体121を有している。ハブ本体121は、カテーテル本体110の内腔115に連通する内腔(図示省略)が形成され、該内腔に連通するサイドポート122が設けられている。
サイドポート122には、可撓性を有するチューブ151(図1を参照)の一端が液密に接続される。チューブ151の他端は、例えば三方活栓150が装着される。三方活栓150のポートからチューブ151を介してカテーテル本体110の内腔115に、例えば生理食塩水のような液体を注入することができる。
(ダイレータ200)
ダイレータ200は、図1に示すように、カテーテル本体110に挿通可能に構成されたダイレータ本体210と、ハブ120と接続可能に構成されたダイレータハブ220と、を有している。
ダイレータ200は、図1に示すように、カテーテル本体110に挿通可能に構成されたダイレータ本体210と、ハブ120と接続可能に構成されたダイレータハブ220と、を有している。
ダイレータ200は、シース100のカテーテル本体110を生体管腔内に挿入するときに、カテーテル本体110の折れを防いだり、皮膚の穿孔を広げたりするために用いられる。また、ダイレータ200は、その内部に、例えばガイドワイヤー等の器具を挿通して、それらを生体管腔内へ導入するために使用される。
ダイレータ本体210は、略円筒形状の管状部材で形成され、ダイレータ本体210の先端部211の先端には先端開口部211aが形成されている。また、ダイレータ本体210は、カテーテル本体110に挿通されると、その先端部211がカテーテル本体110の先端開口部111aから突出した状態となる。
また、ダイレータ本体210の先端部211は、外径が先端側に向かうにつれて先細りするテーパー部211Tを有している。テーパー部211Tは、イントロデューサー組立体10を皮膚に穿刺するときに、皮膚に最初に接する部位である。そのため、術者は、ダイレータ本体210がテーパー部211Tを有することによって、イントロデューサー組立体10を皮膚の内部へ導入しやすい。したがって、術者は、イントロデューサー組立体10を皮膚に穿刺する場合も、イントロデューサー組立体10を皮膚の内部へ導入する動作をより容易に行うことができる。なお、ダイレータ本体210の先端部211の内径は特に限定されず、一定であってもよい。
また、ダイレータ本体210の先端部211は、図1に示すように、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第2凸部213と、隣り合う第2凸部213の間に設けられた第2凹部214と、を有している。第2凸部213の基端側213Bは、図2に示すように、シース100にダイレータ200を組み付けた時に、シース100に形成された第1凸部113の先端側113Aに接する。そのため、イントロデューサー組立体10は、図2に示すように、シース100の第1凸部113とダイレータ200の第2凸部213によって形成される連続的な螺旋体300を有している。
なお、螺旋体300のピッチや大きさ(高さ)、巻き数は、特に制限されない。
また、螺旋体300の長さ(軸方向の長さ)は、特に制限されない。
螺旋体300を形成する第1凸部113と第2凸部213は、固定部400によって互いに接するように固定される。固定部400は、例えば、シース100とダイレータ200にそれぞれ設けられたかしめピンによって構成される。そのため、シース100には凹部401(または凸部)が形成され、ダイレータ200の凸部402(または凹部)が形成される。第1凸部113と第2凸部213は、シース100の凹部401(または凸部)にダイレータ200の凸部402(または凹部)を嵌め合わせることによって固定される。なお、シース100にダイレータ200を固定する方法は、特に限定されず、螺合による嵌合であってもよい。
また、シース100やダイレータ200には、シース100に対するダイレータ200の位置を確認するためのマーカーm1、m2(図1を参照)が設けられていてもよい。術者は、ダイレータ本体210をカテーテル本体110に挿通したときに、ダイレータ200に設けられたマーカーm1と、シース100に設けられたマーカーm2とが合わさることによって、第1凸部113の先端側113Aに対する第2凸部213の基端側213Bの位置を確認することができる。なお、シース100やダイレータ200に設けられるマーカーの個数や、形状などは特に限定されない。
(イントロデューサー組立体の使用方法)
次に、上述したイントロデューサー組立体10の使用方法について説明する。図3、図4は、イントロデューサー組立体10の使用方法を説明するための図である。
次に、上述したイントロデューサー組立体10の使用方法について説明する。図3、図4は、イントロデューサー組立体10の使用方法を説明するための図である。
術者は、イントロデューサー組立体10を穿刺対象(例えば、皮膚)に穿刺するときに、皮膚Hに対して螺旋体300の先端をイントロデューサー組立体10の軸方向に沿って回しながら挿入する。これにより、イントロデューサー組立体10は、皮膚Hに孔部500を形成し、孔部500の内壁に螺旋状の溝部510を形成する(図3を参照)ことができる。
イントロデューサー組立体10は、螺旋体300の表面(第1凸部113および第2凸部213)や隣り合う螺旋体300の間にある面(第1凹部114および第2凹部214)と、孔部500の螺旋状の溝部510と、が少なくとも部分的に接する状態で皮膚Hに穿刺される(図3を参照)。そのため、イントロデューサー組立体10は、穿刺時にイントロデューサー組立体10にかかる外力を螺旋体300の表面や隣り合う螺旋体300の間にある面に分散させることができる。したがって、イントロデューサー組立体10は、シース100の先端部111が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができ、穿刺時の皮膚Hへのダメージを低減することができる。
また、術者は、螺旋体300をガイドとしてイントロデューサー組立体10を前進させる(皮膚Hの内部へ導入させる)ことができる。また、術者は、螺旋体300を少なくとも部分的に皮膚Hの溝部510に引っ掛けることができる。そのため、イントロデューサー組立体10は、穿刺時に皮膚Hから抜けることを防止することができる。
なお、穿刺対象は皮膚Hに限定されない。例えば、穿刺対象は血管であってもよい。術者は、イントロデューサー組立体10を軸方向に沿って回すことによって血管内を前進させることができる。これにより、イントロデューサー組立体10は、シース100の先端部111が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができ、穿刺時の血管壁Lへのダメージを低減することができる。
また、術者は、イントロデューサー組立体10を血管内へさらに穿刺したときに、シース100に挿通されたダイレータ200を抜去して、シース100に医療用長尺体G(例えばガイディングカテーテル)を挿通させることができる。また、術者は、シース100が血管に穿刺された状態で、シース100に挿通された医療用長尺体Gを抜去することができる。術者は、医療用長尺体Gを基端側へ移動させるときに、シース100の第1凸部113を少なくとも部分的に血管壁Lに引っ掛けることができる(図4を参照)。そのため、イントロデューサー組立体10は、術者がシース100に挿入した医療用長尺体Gを引き戻すときに、シース100が血管から抜けることを防止することができる。
(イントロデューサー組立体の構成材料)
次に、上述したイントロデューサー組立体10の構成材料について説明する。
次に、上述したイントロデューサー組立体10の構成材料について説明する。
カテーテル本体110を構成する材料は、特に制限されず、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、またはこれら二種以上の混合物など)、ポリオレフィンエラストマー、ポリオレフィンの架橋体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、フッ素樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリイミド、ポリエーテルイミド、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの高分子材料またはこれらの混合物などを用いることができる。
また、カテーテル本体110の外表面および/または内表面には、潤滑性を備えるコーティング層を形成することが可能である。コーティング層を形成する材料としては、親水性や疎水性を備える公知のコーティング材を用いることができる。
また、ハブ120を構成する材料は、特に制限されず、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレンなどを用いることができる。
また、ダイレータ本体210を構成する材料は、特に制限されず、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のポリオレフィン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等のフッ素系ポリマーなどを用いることができる。
また、ダイレータハブ220の構成材料としては、特に制限されず、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレンなどを用いることができる。
以上のように、本実施形態に係るイントロデューサー組立体10は、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第1凸部113と、隣り合う第1凸部113の間に設けられた第1凹部114と、を少なくとも先端部111に有するシース100と、軸方向に沿って螺旋状に設けられた第2凸部213と、隣り合う第2凸部213の間に設けられた第2凹部214と、を少なくとも先端部211に有するダイレータ200と、を有し、シース100にダイレータ200を組み付けた時に、第1凸部113と第2凸部213によって連続的な螺旋体300が形成され、第1凸部113の先端側113Aと第2凸部213の基端側213Bとが接するようにシース100に対するダイレータ200の位置を固定する固定部400をさらに有する。
このように構成されたイントロデューサー組立体10によれば、術者は、イントロデューサー組立体10を穿刺対象(例えば、皮膚)に穿刺するときに、皮膚Hに対して螺旋体300の先端をイントロデューサー組立体10の軸方向に沿って回しながら挿入する。これにより、イントロデューサー組立体10は、皮膚Hに孔部500を形成し、孔部500の内壁に螺旋状の溝部510を形成することができる。また、イントロデューサー組立体10は、螺旋体300の表面(第1凸部113および第2凸部213)や隣り合う螺旋体300の間にある面(第1凹部114および第2凹部214)と、孔部500の螺旋状の溝部510と、が少なくとも部分的に接する状態で皮膚Hに穿刺される。そのため、イントロデューサー組立体10は、穿刺時にイントロデューサー組立体10にかかる外力を螺旋体300の表面や隣り合う螺旋体300の間にある面に分散させることができる。したがって、イントロデューサー組立体10は、シース100の先端部111が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができ、穿刺時の皮膚Hへのダメージを低減することができる。
また、ダイレータ200の先端部211は、先端側に向かうにつれて先細りするテーパー部211Tを有する。そのため、術者は、イントロデューサー組立体10を皮膚の内部へ導入しやすい。したがって、術者は、イントロデューサー組立体10を皮膚に穿刺する場合も、イントロデューサー組立体10を皮膚の内部へ導入する動作をより容易に行うことができる。
また、本実施形態に係るイントロデューサー組立体10の使用方法は、イントロデューサー組立体10を血管に穿刺する方法であって、イントロデューサー組立体10を軸方向に沿って回すことによって血管内を前進させる方法を含む。これにより、イントロデューサー組立体10は、シース100の先端部111が穿刺時に外力によってめくれることを抑制することができ、穿刺時の血管壁Lへのダメージを低減することができる。
また、イントロデューサー組立体10の使用方法は、イントロデューサー組立体10を血管内へさらに穿刺し、イントロデューサー組立体10を構成するシース100に挿通された医療用長尺体Gを抜去する方法であって、医療用長尺体Gを基端側へ移動させるときに、第1凸部113を少なくとも部分的に血管壁Lに引っ掛ける方法を含む。そのため、イントロデューサー組立体10は、術者がシース100に挿入した医療用長尺体Gを引き戻すときに、シース100が血管から抜けることを防止することができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るイントロデューサー組立体10を説明したが、本発明は明細書内で説明した各構成のみに限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、シース100の具体的な構造、ダイレータ200の具体的な構造は、図示により説明したものに限定されることはなく、イントロデューサーとしての機能を備え得る限りにおいて適宜変更することが可能である。
10 イントロデューサー組立体、
100 シース、
110 カテーテル本体、
111 シースの先端部、
113 第1凸部、
114 第1凹部、
120 ハブ、
200 ダイレータ、
210 ダイレータ本体、
211 ダイレータの先端部、
211T テーパー部、
213 第2凸部、
214 第2凹部、
220 ダイレータハブ、
300 螺旋体、
400 固定部、
H 皮膚、
L 血管壁。
100 シース、
110 カテーテル本体、
111 シースの先端部、
113 第1凸部、
114 第1凹部、
120 ハブ、
200 ダイレータ、
210 ダイレータ本体、
211 ダイレータの先端部、
211T テーパー部、
213 第2凸部、
214 第2凹部、
220 ダイレータハブ、
300 螺旋体、
400 固定部、
H 皮膚、
L 血管壁。
Claims (4)
- 軸方向に沿って螺旋状に設けられた第1凸部と、隣り合う前記第1凸部の間に設けられた第1凹部と、を少なくとも先端部に有するシースと、
軸方向に沿って螺旋状に設けられた第2凸部と、隣り合う前記第2凸部の間に設けられた第2凹部と、を少なくとも先端部に有するダイレータと、を有し、
前記シースに前記ダイレータを組み付けた時に、前記第1凸部と前記第2凸部によって連続的な螺旋体が形成され、前記第1凸部の先端側と前記第2凸部の基端側とが接するように前記シースに対する前記ダイレータの位置を固定する固定部をさらに有する、イントロデューサー組立体。 - 前記ダイレータの先端部は、先端側に向かうにつれて先細りするテーパー部を有する、請求項1に記載のイントロデューサー組立体。
- 請求項1または2に記載のイントロデューサー組立体を血管に穿刺する方法であって、
前記イントロデューサー組立体を軸方向に沿って回すことによって前記血管内を前進させる方法を含む、イントロデューサー組立体の使用方法。 - 前記イントロデューサー組立体を血管内へさらに穿刺し、前記イントロデューサー組立体を構成するシースに挿通された医療用長尺体を抜去する方法であって、
前記医療用長尺体を基端側へ移動させるときに、前記第1凸部を少なくとも部分的に血管壁に引っ掛ける方法を含む、請求項3に記載のイントロデューサー組立体の使用方法。
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