JP2022011863A - ハンドル、作業機、防振部材、及び作業機システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、作業機に着脱可能なハンドル、ハンドルを着脱可能な作業機、ハンドル用の防振部材、並びに作業機システムに関する。
下記特許文献1には、作業性を高めるための着脱可能な(サブ)ハンドルを有した作業機が開示されている。また、作業者の手に伝わる振動を低減するため、下記文献2には、防振構造を付与したハンドルが開示されている。
防振構造を有するハンドルによって作業機を支持する場合、ゴム等の弾性体を介して作業機本体を支持するため、操作がダイレクトに伝わらず、細かい作業に不利となる場合がある。また、比較的作業時に生じる振動が小さい場合には防振の程度がそこまで必要なかったり、高周波の振動の場合にはバネ定数の高い弾性構造が必要になったりと、好ましい防振構造の種類も作業によって変化する。このように、ハンドルによって作業機を支持する場合、防振(弾性)構造が必要な場合と不要な場合や、作業によって好ましい防振性能が異なる場合があるため、作業者は異なるタイプのハンドルを複数所持する必要があり、かさばりや紛失等が生じる恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑み、作業機に取り付け可能な優れたハンドルの提供を目的とする。また別の目的として、優れたハンドルを有する作業機の提供を目的とする。また別の目的として、作業機に着脱可能な防振部材の提供を目的とする。さらに別の目的として、優れたハンドルを含む作業機システムの提供を目的とする。
本発明の第1の態様はハンドルである。このハンドルは、駆動源によって先端工具を駆動可能な作業機に取り付け可能であり、作業者が把持可能な把持部と、前記作業機から前記把持部への振動を減衰する防振部とを有し、前記把持部が前記防振部に着脱可能である。
前記把持部は、前記防振部と前記作業機の双方に択一的に取り付け可能であるとよい。
前記防振部には装着部と被装着部が設けられ、前記把持部には把持部装着部が設けられ、前記装着部と前記把持部装着部とは、作業機における所定の取付部に取り付け可能であるとともに、前記把持部装着部は前記被装着部に取り付け可能であるとよい。
前記装着部と前記被装着部との間には、弾性体が介在するとよい。
前記被装着部は、前記把持部の握り軸と交差する方向に貫通する貫通孔を有する筒部と、前記貫通孔を通って少なくとも一部が前記弾性体の内部に位置する抜け止め部材とを有し、前記抜け止め部材によって、前記筒部の前記握り軸方向への移動が規制されるとよい。
前記装着部は、前記作業機に螺合するネジ部と、前記ネジ部の周囲に位置する鍔部とを有するとよい。
前記ネジ部には前記貫通孔を通る前記抜け止め部材の一部が挿通される挿通孔が形成されるとよい。
前記抜け止め部材は、前記ネジ部または前記筒部の少なくとも一方に対して非接触状態で保持されるとよい。
前記防振部と前記把持部の少なくとも一方は、複数の種類から択一的に選択可能であるとよい。
本発明の第2の態様は作業機である。この作業機は、前記ハンドルと、前記ハンドルの前記把持部及び前記防振部を択一的に取り付け可能な取付部とを有する。
本発明の第3の態様は作業機である。この作業機は、駆動源を収容するハウジングと、
前記駆動源によって駆動される先端工具と、前記ハウジングに着脱可能に接続されるハンドルとを有し、前記ハンドルは、防振部と、前記防振部を介して前記ハウジングに接続され、かつ前記防振部に対して着脱可能な把持部とを有する。
前記駆動源によって駆動される先端工具と、前記ハウジングに着脱可能に接続されるハンドルとを有し、前記ハンドルは、防振部と、前記防振部を介して前記ハウジングに接続され、かつ前記防振部に対して着脱可能な把持部とを有する。
本発明の第4の態様は、作業機に取り付け可能なハンドル用の防振部材であって、前記作業機に接続される装着部と、作業者が把持可能な把持部が装着される被装着部と、前記装着部と前記被装着部との間に介在する弾性体とを有する。
本発明の第5の態様は作業機システムである。この作業機システムは、取付部を有する作業機と、前記取付部に取付可能な把持部と、前記把持部に替えて前記取付部に取付可能な防振部材とを有し、前記防振部材に前記把持部を取付可能である。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、作業機に取り付け可能な優れたハンドル、当該ハンドルを着脱可能な作業機、当該ハンドル用の防振部材、並びに当該ハンドルを含む作業機システムを提供できる。また、本発明によれば、着脱可能な優れたハンドル、当該ハンドルを着脱可能な作業機、当該ハンドル用の防振部材、並びに当該ハンドルを含む作業機システムを有する作業機を提供できる。
以下において、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示である。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1、図2は本発明に係るハンドル、作業機、防振部材、及び作業機システムの実施の形態1であって、ハンドルを有する作業機としてのグラインダ1を示す平面図である。図2は、図1の状態からハンドルの様態が変更された部分的な透過図である。グラインダ1は外部の交流電源からの供給電力で動作するコード付きタイプのグラインダであり、グラインダ1の外殻ハウジングは、モータハウジング2、テールカバー3及びギヤケース4を有する。モータハウジング2の後端部に、テールカバー3がネジ止め等により固定される。モータハウジング2の前端部に、ギヤケース4がネジ止め等により固定される。モータハウジング2及びテールカバー3は、例えば樹脂成形体である。ギヤケース4は、例えばアルミ等の金属製である。
テールカバー3の後端部からは、外部の交流電源に接続するための電源コード9が延びる。モータハウジング2は、一体成型された前後方向に延びる円筒形状等の筒型であり、前端及び後端が開口する。図2に示すように、モータハウジング2は、駆動源としてのモータ6を収容する。モータ6の軸方向は、前後方向つまりモータハウジング2の長手方向である。
ギヤケース4の内部空間には、減速機構(伝達機構)が収納されており、モータ6の出力軸6aの回転を減速すると共に回転軸を90度変換して(上下方向にして)スピンドル(図示省略)に伝達する。スピンドルには先端工具としての円板形状を成す砥石10が取り付け固定される。砥石10は、モータ6の回転によりスピンドルと共に一体に回転駆動される。先端工具としては、円板状の研磨用砥石や切断用砥石の他に、円板状のブラシやカッター等も取付け可能である。
図2では、ハンドル20から後述する防振部30を取り外し、把持部21を直接ギヤケース4に取り付けた状態を示す。把持部21の装着側端面から突出した雄ネジ部をグラインダの外殻ハウジング(ギヤケース4)に形成された取付部7に螺着(螺合して固着)することで外殻ハウジング(グラインダ1)に取り付けられるようになっている。
従来では、図1に示すような防振付きハンドルを使用したい場合と、防振なしハンドルを使用したい場合とがある場合、2つのハンドルを用意する必要があった。このように、作業に応じてハンドルに弾性構造が必要な場合があり、また、工具や作業の種類によって好ましいハンドル仕様(長さ、太さ、防振性能などの程度)が異なるため、作業者は異なるタイプのハンドルを複数保持する必要がある。このため、複数のハンドルを保持する際にかさばったり、紛失等が生じる恐れがある。
本発明に係る実施の形態1では、ハンドル20は、作業者が把持可能な把持部21と、振動減衰用の防振部30とが別体で着脱可能であるため、把持部21と防振部30との組み合わせを選択することで多様な作業に対応可能であり、上記の問題点を解消できる。
以下、実施の形態1のハンドル20について詳細に説明する。図3から図10に示すように、ハンドル20は、相互に着脱自在な(別体構造の)把持部21と防振部30とを有する。
作業者が把持可能な把持部21は、把持部となる本体部21aの装着側にフランジ部21bが形成されるとともに、本体部21aの装着側端面から突出する把持部装着部としての雄ネジ部21cとを一体的に有する。本体部21aは例えば樹脂成形品である。雄ネジ部21cは例えば金属部品であって大部分は本体部21aに埋設されている。雄ネジ部21cの本体部21aから突出した部分は取付部7に取り付け可能な構造を有する。すなわち、雄ネジ部21cは取付部7に螺着(装着)可能である。
グラインダ1の外殻ハウジングから把持部21への振動を減衰する防振部30は、グラインダの外殻ハウジング(ギヤケース4)に形成された取付部7に接続(装着)される装着部32と、把持部21が接続(装着)される被装着部の筒部35と、装着部32と筒部35との間に介在して両者を結合するゴム等の弾性体31とを有する。なお、弾性体31は、図7の把持部21が接続される前の状態から、図4に示す把持部21が接続された状態になると、フランジ部21bによって軸方向の押圧力を受け、若干量圧縮される。すなわち、図4の状態では、弾性体31は把持部21によって圧縮された状態を示す。
装着部32は鍔部33と、ネジ部34とを有する。鍔部33は例えば樹脂成形品であり、ネジ部34は例えば金属部品である。図11及び図14のように、ネジ部34の基端側の延長部分(弾性体31に部分的に埋没する部分)は、円筒部34aとなっており、円筒部34aの直径方向にピン36が通過可能なように円筒部34aに挿通孔34cが形成されている。ネジ部34の先端側には雄ネジ部34bが形成されており、雄ネジ部34bはその周囲に位置する鍔部33の中心部を貫通して鍔部33から突出している。雄ネジ部34bの鍔部33の中心部から突出した部分は、外殻ハウジング側の取付部7に形成された雌ネジ部(図示せず)に螺合して連結するようになっている。雄ネジ部34bの鍔部33の中心部から突出した部分は、雄ネジ部21cと同様形状であって互換性を有する。
被装着部の筒部35は、例えば円筒形状の金属部品であり、少なくとも一部が円筒部34aの内周側に位置する。図11及び図13に示すように、筒部35には、内周に雌ネジ部35aが刻設されるとともに、図12のピン36が貫通可能(例えば圧入可能)な貫通孔35bが直径方向に形成されている。貫通孔35bの貫通方向は把持部21の握り軸Xと交差する方向である。ピン36は例えば金属部品であり、貫通孔35bを貫通したピン36の両端部は、筒部35の外周から突出してネジ部34側の円筒部34aの挿通孔34cに挿通されている。ピン36の径よりも挿通孔34cの径は充分大きく、ピン36は挿通孔34cに遊合している(充分な遊びを持って係合している)。ピン36は挿通孔34cに遊合することで、筒部35の握り軸X方向への移動を規制する抜け止め部材として機能する。雌ネジ部35aには、把持部21の雄ネジ部21cが螺合可能である。
装着部32と被装着部側の筒部35との間に介在して両者を結合するゴム等の弾性体31は、インサート射出成形によって成形される。図15は装着部32及び被装着部(筒部35、ピン36)とともに弾性体31をインサート射出成形する金型40を示す。金型40は成形凹部45を形成する金型部41A,41B及び中央金型部42と、装着部32を押さえる押さえ金型部43とを有する。金型部41A,41Bは中央金型部42に対して接離可能である。
図15の状態で成形凹部45内に弾性体31となる溶融状態の原材料を注入して冷却することで、弾性体31を装着部32と被装着部(筒部35、ピン36)間に介在させ、装着部32と被装着部(筒部35、ピン36)とを結合一体化して、防振部30を作製する。弾性体31の外周は蛇腹状に形成され、弾性体31が変形し易くなるようにしている。ピン36は、筒部35の貫通孔35bを、把持部21の握り軸Xと交差する方向に貫通し、外筒部材34の挿通孔34cを通過した状態で弾性体31にて保持される。ピン36は、装着部32及び筒部35が弾性体31から外れるのを防止する抜け止め部材として働く。挿通孔34cの径はピン36の径よりも充分大きく、ピン36はネジ部34に対して非接触状態で保持される。なお、ピン36の全体が弾性体31内に埋没している必要はなく、ピン36の一部が露出していてもよい。弾性体31を成形した防振部30の金型40からの取り出しは金型部41A,41Bを中央金型部42から離間させ、中央金型部42を筒部35の内周部から外すとともに、押さえ金型部43の装着部32に対する押さえを解除することで行うことが可能である。
作業機としてのグラインダ1を使用する場合、把持部21の雄ネジ部21cを防振部30の雌ネジ部35aに螺着一体化してハンドル20を構成し、防振部30の雄ネジ部34bをグラインダ1の外殻ハウジングの取付部7に螺着し、図1のようにハンドル20が取り付けられたグラインダ1を構成する。これにより、防振機能を有するハンドル20を有するグラインダ1を実現できる。また、把持部21の雄ネジ部21cは、外殻ハウジングの取付部7に直接螺着可能であり、防振部を持たないハンドルとして把持部21を用いることも可能である。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 作業機としてのグラインダ1に着脱自在に接続可能なハンドル20は、把持部21と防振部30とが分離可能である。このため、把持部21は、防振部30とグラインダ1の取付部7の双方に択一的に取り付け可能である。把持部21を防振部30を介してグラインダ1に装着すれば防振機能付きハンドルとして使用できる。また、把持部21を直接グラインダ1に装着すれば防振機能を省いたハンドルとして使用でき、防振機能が不要な作業にも対応可能である。すなわち、1つのハンドル(ユニット)で防振機能の有無を切り替えることが可能となり、コストパフォーマンスの向上や省スペース化を図ることができる。
(2) 防振部30のみを単独で防振部材として提供することで、既存の防振機能の無いハンドルに装着して防振機能付きハンドルを実現できる。換言すれば、作業者は別途防振部材を用意すればノーマルハンドルを防振ハンドルの一部として流用可能となる。例えば、従来の工具であっても、本件発明の防振部材を組み合わせることで本件発明の作業機を実現できる。また、本件発明の防振部材を、別の把持部と、別の作業機と同時に市場展開することで、これらを組み合わせて本件発明の作業機を実現可能となる提供システムが構築される。これによって、作業者は自分好みの作業機を実現可能となる。
(3) 把持部21に対して振動減衰特性の異なる複数種類の防振部30の付け替えで幅広い作業に対応できる。また、既存の多様なハンドルを把持部として利用可能とすることで、把持部と防振部の多様な組み合わせを実現できる。そして、多品種の防振機能付きハンドルを個別に製造する場合に比べて、製造に要する金型の種類を削減可能である。
(4) 防振部30は、作業機としてのグラインダ1に接続される装着部31側のネジ部34と、把持部21が装着される被装着部側の筒部35とを有し、ネジ部34でグラインダ1の取付部7に螺着でき、筒部35の雌ネジ部35aに把持部21を螺着できるので、防振部30及び把持部21の着脱操作が容易である。
(5) 防振部30は装着部31と筒部35を有する被装着部との間に、弾性体31を介在させ、かつ両者を結合した構造であり、防振部30を独立した構造体である防振部材として取り扱うことが可能である。
(6) 防振部30の被装着部は、把持部21の握り軸Xと交差する方向に貫通する貫通孔35bを有する筒部35と、貫通孔35bを通って少なくとも一部が弾性体31の内部に位置する抜け止め部材としてのピン36を有しており、ピン36によって、筒部35の握り軸X方向への移動を規制できる。これに伴い、筒部35の弾性体31からの脱落を効果的に防止可能である。
図16は本発明の実施の形態2における防振部30Aを示す。この場合、装着部32と筒部35との間に介在して両者を結合するゴム等の弾性体31Aは、外周に蛇腹形状が無い構成となっていて、実施の形態1における防振部30とは振動減衰特性が異なる。具体的には、弾性体31Aは弾性体31よりもバネ定数が大きく、実施の形態1と比較して高周波の振動を減衰することに秀でている。なお、その他の構成は実施の形態1における防振部30と同様である。このように、装着部32と筒部35との間に介在する弾性体の形状や柔軟性を変更することで、種々の振動減衰特性を有する防振部が得られる。なお、本件発明の防振部30においては、雄ネジ部34bと雌ネジ部35aとは螺合可能な構成となっている。従って、防振部同士の連結が可能となっている。これにより、防振部を複数連結させることでさらに様々な種類の振動にも対応可能となる。例えば、実施の形態1の防振部30と実施の形態2の防振部30とを連結させることで、防振部が持つバネ定数を調整することが可能となり、適応できる作業の幅が広がる。
図17は本発明に係る作業機で使用可能な把持部の例示であって、(A)は太くて長い把持部21A、(B)は細くて短い把持部21Bをそれぞれ例示する。前述の防振部と接続する把持部として、用途に応じて把持部21Aまたは把持部21Bのように把持部の太さや長さを使い分けることで、多様な作業に対応可能な防振機能付きのハンドルを提供可能となる。
図18は本発明の実施の形態3におけるハンドル20の断面図である。実施の形態3におけるハンドル20は、実施の形態1の構成に対して雌ネジ部21dを有する点で異なり、その他の点で一致する。従って、雌ネジ部21d以外の点は説明を省略する。実施の形態3におけるハンドル20は、雄ネジ部21cの反対側(反防振部30側)に、雌ネジ部35aと同様の雌ねじ構造を有する雌ネジ部21dが設けられている。実施の形態3におけるハンドル20であれば、例えば防振部30が必要にならない作業の際、雌ネジ部21dで防振部30を保持可能となり、防振部30が紛失してしまうことを抑制することができる。また、雌ネジ部21dには別の把持部も取り付け可能となるため、把持部の延長も可能となる。このように、防振部のみならず、把持部にも雌ネジ部を設けることで、より作業性を向上させることができる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
本発明に係る各実施の形態の防振部において、被装着部側の筒部35に設ける貫通孔を、抜け止め部材としてのピン36よりも充分大きな内径として、ピン36が筒部35に対して非接触状態で弾性体31によって保持される構成としてもよい。
抜け止め部材としてのピン36を設ける代わりに、筒部35外周に凹凸を形成して弾性体31に対する抜止めを図る構成であってもよい。
本発明の各実施の形態では作業機としてグラインダを例示したが、グラインダの他に、ハンマドリル、インパクトレンチ、スクリュードライバ、チェンソー、ヘッジトリマ等のハンドルを有する種々の作業機に本発明は適用可能である。
1 グラインダ、2 モータハウジング、3 テールカバー、4 ギヤケース、
6 モータ、7 取付部、10 砥石、20,40 ハンドル、21 把持部、
30,30A 防振部、31,31A 弾性体、32 装着部、33 鍔部、
34 ネジ部、34a 円筒部、34b 雄ネジ部、34c 挿通孔、35 筒部、
35a 雌ネジ部、35b 貫通孔、36 ピン、40 金型
6 モータ、7 取付部、10 砥石、20,40 ハンドル、21 把持部、
30,30A 防振部、31,31A 弾性体、32 装着部、33 鍔部、
34 ネジ部、34a 円筒部、34b 雄ネジ部、34c 挿通孔、35 筒部、
35a 雌ネジ部、35b 貫通孔、36 ピン、40 金型
Claims (13)
- 駆動源によって先端工具を駆動可能な作業機に取り付け可能であり、
作業者が把持可能な把持部と、前記作業機から前記把持部への振動を減衰する防振部とを有し、
前記把持部が前記防振部に着脱可能である、ハンドル。 - 前記把持部は、前記防振部と前記作業機の双方に択一的に取り付け可能である、請求項1に記載のハンドル。
- 前記防振部には装着部と被装着部が設けられ、
前記把持部には把持部装着部が設けられ、
前記装着部と前記把持部装着部とは、作業機における所定の取付部に取り付け可能であるとともに、前記把持部装着部は前記被装着部に取り付け可能である、請求項1または2に記載のハンドル。 - 前記装着部と前記被装着部との間には、弾性体が介在する、請求項3に記載のハンドル。
- 前記被装着部は、前記把持部の握り軸と交差する方向に貫通する貫通孔を有する筒部と、前記貫通孔を通って少なくとも一部が前記弾性体の内部に位置する抜け止め部材とを有し、
前記抜け止め部材によって、前記筒部の前記握り軸方向への移動が規制される、請求項3または4に記載のハンドル。 - 前記装着部は、前記作業機に螺合するネジ部と、前記ネジ部の周囲に位置する鍔部とを有する、請求項3から5のいずれか一項に記載のハンドル。
- 前記ネジ部には前記貫通孔を通る前記抜け止め部材の一部が挿通される挿通孔が形成される、請求項6に記載のハンドル。
- 前記抜け止め部材は、前記ネジ部または前記筒部の少なくとも一方に対して非接触状態で保持される、請求項7に記載のハンドル。
- 前記防振部と前記把持部の少なくとも一方は、複数の種類から択一的に選択可能である、請求項1から8のいずれか一項に記載のハンドル。
- 請求項1から9までのいずれか一項に記載のハンドルと、前記ハンドルの前記把持部及び前記防振部を択一的に取り付け可能な取付部とを有する、作業機。
- 駆動源を収容するハウジングと、
前記駆動源によって駆動される先端工具と、
前記ハウジングに着脱可能に接続されるハンドルとを有し、
前記ハンドルは、防振部と、前記防振部を介して前記ハウジングに接続され、かつ前記防振部に対して着脱可能な把持部とを有する、作業機。 - 作業機に取り付け可能なハンドル用の防振部材であって、
前記作業機に接続される装着部と、
作業者が把持可能な把持部が装着される被装着部と、
前記装着部と前記被装着部との間に介在する弾性体とを有する、防振部材。 - 取付部を有する作業機と、
前記取付部に取付可能な把持部と、
前記把持部に替えて前記取付部に取付可能な防振部材とを有し、
前記防振部材に前記把持部を取付可能である、作業機システム。
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