JP2022002423A - モータ装置 - Google Patents

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Katsuhiko Sato
剛 山口
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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
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Abstract

【課題】コスト削減を図りつつ、モータの制御性能を向上させることができるモータ装置を提供する。【解決手段】磁極を有するロータ11と、複数相のコイルを有するステータ12と、磁極を検出する磁極センサと、を有するモータ1Xと、ロータ11の位置変化を検出する位置検出器6と、交流電圧によりコイルに通電される通電パターンを切り換えることにより、ロータ11を回転させるモータ制御部3と、を有し、モータ制御部3は、磁極センサの検出信号の少なくとも1つの第1半周期における信号長に基づき、第1半周期よりも後の第2半周期における通電パターンを切替える単位である単位電気角位置に相当する期間を推定し、推定された期間が経過したときに位置検出器6の検出結果に基づいて次に切替えるべきと推定される通電パターンから変更した通電パターンをコイルに通電させるモータ装置10X。【選択図】図4

Description

本発明は、モータ装置に関する。
従来のDCブラシレスモータの一例は、特許文献1に開示される。特許文献1のDCブラシレスモータは、4極の磁極を有するロータと、3相の励磁コイルを有するステータと、を備える。ステータには、ロータ位置検出手段として1個のホール素子が配置される。ホール素子からのホール素子信号は、インバータへ送られる。インバータは、ホール素子信号を用いてドライブ信号を形成し、各相の励磁コイルの駆動を行う。
ホール素子信号は、1個のホール素子が設置される励磁コイルに対する磁極変化のみを検出しており、ホール素子が設置されないその他の励磁コイルに対する磁極変化は検出されない。そこで、インバータは、ホール素子検出手段と、タイマ手段と、励磁パターン作成手段と、を有する。
ホール素子検出手段は、ホール素子信号を波形処理してホール素子検出信号を形成する。タイマ手段は、ホール素子検出信号の周期間隔を測定し、ロータの各極が検出されている時間間隔を測定する。タイマ手段は、測定された上記時間間隔に基づき、実際には測定していないホール素子検出信号を予測し、擬似信号として形成する。励磁パターン作成手段は、形成された上記擬似信号に基づき、励磁パターンを形成する。
特開平9−163787号公報
上記特許文献1によれば、ホール素子の個数を削減し、コスト削減を図ることはできる。しかしながら、ロータにかかる負荷によって、ホール素子検出信号の予測精度、すなわち擬似信号の正確性が低下する虞があった。この場合、本来形成すべき励磁パターンと異なるパターンが形成されて励磁コイルが駆動されることで、ロータの正常な回転が継続できない虞があった。
上記状況に鑑み、本発明は、コスト削減を図りつつ、モータの制御性能を向上させることができるモータ装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的なモータ装置は、
磁極を有するロータと、
複数相のコイルを有するステータと、
前記磁極を検出する磁極センサと、
を有するモータと、
前記ロータの位置変化を検出する位置検出器と、
交流電圧により前記コイルに通電される通電パターンを切り換えることにより、前記ロータを回転させるモータ制御部と、
を有し、
前記モータ制御部は、前記磁極センサの検出信号の少なくとも1つの第1半周期における信号長に基づき、前記第1半周期よりも後の第2半周期における前記通電パターンを切替える単位である単位電気角位置に相当する期間を推定し、推定された前記期間が経過したときに前記位置検出器の検出結果に基づいて次に切替えるべきと推定される前記通電パターンから変更した前記通電パターンを前記コイルに通電させる。
本発明の例示的なモータ装置によれば、コスト削減を図りつつ、モータの制御性能を向上させることができる。
図1は、第1比較例に係るモータ装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示すロータの回転位置を電気角で表した一例を示す概念図である。 図3は、第1比較例に係るモータ装置におけるモータの駆動制御を示すタイミングチャートである。 図4は、第2比較例および本発明の例示的な実施形態に係るモータ装置の構成を示す図である。 図5は、本発明の例示的な実施形態に係るモータ装置におけるモータの駆動制御を説明するためのタイミングチャートである。 図6は、本発明の例示的な実施形態に係るモータ装置におけるモータの駆動制御に関するフローチャートである。 図7は、本発明の例示的な実施形態に係るモータ装置におけるモータの駆動制御に関するフローチャートである。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
<1.第1比較例に関して>
本発明の例示的な実施形態について述べる前に、まず、本発明に対する比較例に関して説明する。図1は、第1比較例に係るモータ装置10の構成を示す図である。
図1に示すモータ装置10は、モータ1と、インバータ2と、モータ制御部3と、減速機4と、出力軸5と、位置検出器6と、を有する。モータ装置10は、不図示の筐体を更に有する。モータ1、インバータ2、モータ制御部3、減速機4、出力軸5、および位置検出器6は、上記筐体内に収容される。また、モータ1は、U相端子Tu、V相端子Tv、およびW相端子Twを有する。
モータ1は、DCブラシレスモータとして構成される。DCブラシレスモータは、コイルに流す電流の切替えをインバータ等の駆動回路によって行うことでブラシおよび整流子を不要としたモータである。
モータ1は、ロータ11と、ステータ12と、ホール素子H1〜H3と、を有する。ロータ11は、一例として、4極の磁極を有する。具体的には、ロータ11は、N極の永久磁石とS極の永久磁石が交互に周方向に90度ずつの範囲で配置される。なお、周方向とは、ロータ11が回転する回転軸J周りの方向である。また、本実施形態の例では、図1に示すように、ロータ11の回転方向は、図1の紙面で左回り(反時計回り)である。
ステータ12は、ステータコア121と、U相コイル12uと、V相コイル12vと、W相コイル12wと、を有する。ステータコア121は、コアバック121Aと、3つのティース121Bと、を有する。コアバック121Aは、ロータ11の外側を周方向に囲む円筒状である。各ティース121Bは、周方向に等間隔に配置される。すなわち、隣接するティース121B間の周方向角度は、120度である。各ティース121Bは、コアバック121Aの内周面からロータ11へ向かって径方向に突出する。なお、径方向とは、回転軸Jに対する径方向である。
U相コイル12u、V相コイル12v、およびW相コイル12wは、それぞれ各ティース121Bに設けられる。U相コイル12u、V相コイル12v、およびW相コイル12wは、各ティース121Bに導線が巻き回されて構成される。図1に示す例では、U相コイル12uの一端、V相コイル12vの一端、およびW相コイル12wの一端は、一つの中性点で接続される。U相コイル12uの他端は、U相端子Tuに接続される。V相コイル12vの他端は、V相端子Tvに接続される。W相コイル12wの他端は、W相端子Twに接続される。すなわち、U相コイル12u、V相コイル12v、およびW相コイル12wは、所謂スター結線により結線される。
図1の紙面で右回りの周方向に、U相コイル12u、V相コイル12v、およびW相コイル12wが順に配置される。
ホール素子H1〜H3は、磁力によって出力電圧が変化する半導体センサである。ホール素子H1〜H3は、ロータ11の有する永久磁石のN極、S極が接近することにより、出力を切替える。
図1の紙面で右回りの周方向に、ホール素子H1、ホール素子H2、およびホール素子H3が順に配置される。ホール素子H1、ホール素子H2、およびホール素子H3は、周方向に等間隔に配置される。
ホール素子H1は、V相コイル12vとW相コイル12wとに周方向に挟まれる位置に配置される。ホール素子H1は、V相コイル12vとW相コイル12wとのそれぞれの位置から周方向に60度ずつずれた位置に配置される。ホール素子H2は、W相コイル12wとU相コイル12uとに周方向に挟まれる位置に配置される。ホール素子H2は、W相コイル12wとU相コイル12uとのそれぞれの位置から周方向に60度ずつずれた位置に配置される。ホール素子H3は、U相コイル12uとV相コイル12vとに周方向に挟まれる位置に配置される。ホール素子H3は、U相コイル12uとV相コイル12vとのそれぞれの位置から周方向に60度ずつずれた位置に配置される。
すなわち、モータ1は、磁極を有するロータ11と、複数相のコイル(12u、12v、12w)と、磁極を検出する磁極センサ(ホール素子H1〜H3)と、を有する。
インバータ2は、U相ブリッジ21u、V相ブリッジ21v、W相ブリッジ21w、およびコンデンサ22を有する。インバータ2には、直流電源15による直流電圧Vccが印加される。具体的には、直流電圧Vccは、コンデンサ22の一端に印加される。コンデンサ22の他端には、グランド電位が接続される。すなわち、コンデンサ22の一端側が高電位側、他端側が低電位側となる。
U相ブリッジ21uは、高電位側のU相上側スイッチング素子UHと、低電位側のU相下側スイッチング素子ULと、が直列接続されて構成される。V相ブリッジ21vは、高電位側のV相上側スイッチング素子VHと、低電位側のV相下側スイッチング素子VLと、が直列接続されて構成される。W相ブリッジ21wは、高電位側のW相上側スイッチング素子WHと、低電位側のW相下側スイッチング素子WLと、が直列接続されて構成される。すなわち、U相ブリッジ21u、V相ブリッジ21v、およびW相ブリッジ21wは、コンデンサ22に対して並列に接続される。
U相ブリッジ21uにおけるU相上側スイッチング素子UHとU相下側スイッチング素子ULとが接続される接続ノードNuは、U相端子Tuに接続される。V相ブリッジ21vにおけるV相上側スイッチング素子VHとV相下側スイッチング素子VLとが接続される接続ノードNvは、V相端子Tvに接続される。W相ブリッジ21wにおけるW相上側スイッチング素子WHとW相下側スイッチング素子WLとが接続される接続ノードNwは、W相端子Twに接続される。
モータ制御部3は、例えばマイクロプロセッサ等によって構成される。モータ制御部3は、スイッチング信号Su、Sv、Sw、Sx、Sy、Szをインバータ2に出力して、インバータ2を駆動する。
U相上側スイッチング素子UHは、スイッチング信号Suによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SuがHighレベルの場合、U相上側スイッチング素子UHはオンとなり、スイッチング信号SuがLowレベルの場合、U相上側スイッチング素子UHはオフとなる。
U相下側スイッチング素子ULは、スイッチング信号Sxによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SxがHighレベルの場合、U相下側スイッチング素子ULはオンとなり、スイッチング信号SxがLowレベルの場合、U相下側スイッチング素子ULはオフとなる。
V相上側スイッチング素子VHは、スイッチング信号Svによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SvがHighレベルの場合、V相上側スイッチング素子VHはオンとなり、スイッチング信号SvがLowレベルの場合、V相上側スイッチング素子VHはオフとなる。
V相下側スイッチング素子VLは、スイッチング信号Syによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SyがHighレベルの場合、V相下側スイッチング素子VLはオンとなり、スイッチング信号SyがLowレベルの場合、V相下側スイッチング素子VLはオフとなる。
W相上側スイッチング素子WHは、スイッチング信号Swによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SwがHighレベルの場合、W相上側スイッチング素子WHはオンとなり、スイッチング信号SwがLowレベルの場合、W相上側スイッチング素子WHはオフとなる。
W相下側スイッチング素子WLは、スイッチング信号Szによってオンオフを切替えられる。スイッチング信号SzがHighレベルの場合、W相下側スイッチング素子WLはオンとなり、スイッチング信号SzがLowレベルの場合、W相下側スイッチング素子WLはオフとなる。
モータ制御部3によりスイッチング信号SuがHighレベル、スイッチング信号SxがLowレベルとされた場合、U相上側スイッチング素子UHがオン、U相下側スイッチング素子ULがオフとなり、U相端子Tuには高電位(直流電圧Vcc)が印加される。
モータ制御部3によりスイッチング信号SuがLowレベル、スイッチング信号SxがLowレベルとされた場合、U相上側スイッチング素子UHおよびU相下側スイッチング素子ULともにオフとなり、U相端子Tuにはオープン電位が印加される。
モータ制御部3によりスイッチング信号SuがLowレベル、スイッチング信号SxがHighレベルとされた場合、U相上側スイッチング素子UHがオフ、U相下側スイッチング素子ULはオンとなり、U相端子Tuには低電位(グランド電位)が印加される。
モータ制御部3によるスイッチング信号Su,Sxの上記パターンの切替えにより、U相端子Tuに印加される電位が切替えられ、U相コイル12uの通電パターンが切替えられる。通電パターンに応じてU相コイル12uは励磁される。
上述したU相と同様に、モータ制御部3によるスイッチング信号Sv,Syのパターンの切替えにより、V相端子Tvに印加される電位が切替えられ、V相コイル12vの通電パターンが切替えられる。通電パターンに応じてV相コイル12vは励磁される。
上述したU相と同様に、モータ制御部3によるスイッチング信号Sw,Szのパターンの切替えにより、W相端子Twに印加される電位が切替えられ、W相コイル12wの通電パターンが切替えられる。通電パターンに応じてW相コイル12wは励磁される。
ホール素子H1〜H3の各出力信号は、モータ制御部3に出力される。モータ制御部3は、不図示の増幅回路およびコンパレータを有する。上記各出力信号は、上記増幅回路により増幅され、上記コンパレータにより2値レベルのホール素子検出信号に変換される。
モータ制御部3は、ホール素子検出信号により検出されるロータ11の回転位置に応じて、スイッチング信号Su〜Szを制御してU相コイル12u、V相コイル12v、およびW相コイル12wの通電パターンを切替える。これにより、ロータ11に回転力を与えて、ロータ11を回転軸J周りに回転させる。
なお、モータ1にホール素子の代わりにホールICを備えてもよい。ホールICは、ホール素子、上記増幅回路、および上記コンパレータを1つのチップに集積化したICである。
減速機4は、ロータ11の回転速度を減速して出力する。減速機4は、複数段のギヤを有する。ロータ11は、不図示のシャフトを有する。上記シャフトは、減速機4における初段のギヤに接続される。減速機4における最終段のギヤには、出力軸5が接続される。出力軸5は、不図示の被制御体に接続される。
すなわち、モータ装置10は、ロータ11の回転を減速して出力する減速機4と、減速機4の出力を被制御体に伝達する出力軸5と、を有する。これにより、例えば被制御体をロボットの腕部とすれば、ロータ11のトルクを減速機4および出力軸5を介して上記腕部に伝達することができる。
位置検出器6は、出力軸5の回転位置を検出する。モータ制御部3は、外部から入力される制御信号CSと、位置検出器6による検出結果に基づいて、スイッチング信号Su,Sv,Swを生成し、モータ1を駆動制御する。具体的には、後述するようにスイッチング信号Su,Sv,Swのデューティを制御する。これにより、出力軸5の位置、速度、加速度などの力学的パラメータを目標値に追従させるサーボ制御を行うことができる。すなわち、モータ制御部3は、位置検出器6の検出結果に基づいてコイル(12u,12v,12w)への通電制御を行うことによりサーボ制御を行う。
なお、位置検出器6は、例えば、レゾルバ、インクリメンタルエンコーダ、アブソリュートエンコーダ、磁気センサ、およびポテンショメータのいずれかである。これにより、位置検出器6として、サーボ制御に適したものを用いることができる。
図2は、図1に示すロータ11の回転位置を電気角で表した一例を示す概念図である。図2では、図1に示すように実際には4極のロータ11を2極として示す。図1に示すロータ11の左回りである回転方向は、図2ではロータ11の右回りの回転方向に相当する。ロータ11におけるN極とS極との境界に沿う矢印ARを判定基準とすると、ホール素子H1の位置を電気角で0度として、0度の位置から右回りに120度だけずれた位置にホール素子H2が位置し、ホール素子H2の位置から更に右回りに120度だけずれた位置にホール素子H3が位置する。
そして、0度の位置から360度まで右回りに60度ずつ区切られた各範囲は、単位電気角位置P1〜P6である。なお、電気角θEと機械角θMの関係は、θE=(P/2)×θM(Pは極数)で表されるので、図1に示す極数が4極の場合は、θE=2×θMとなる。
図3は、図1に示す第1比較例に係るモータ装置10におけるモータ1の駆動制御を示すタイミングチャートである。図3に示すように、先述した単位電気角位置P1〜P6に応じてホール素子H1〜H3のホール素子検出信号SH1〜SH3のレベルが切替わる。
具体的には、ホール素子検出信号SH1は、単位電気角位置P1〜P3においてHighレベルとなり、単位電気角位置P4〜P6においてLowレベルとなる。ホール素子検出信号SH2は、単位電気角位置P3〜P5においてHighレベルとなり、単位電気角位置P1,P2,P6においてLowレベルとなる。ホール素子検出信号SH3は、単位電気角位置P1,P5,P6においてHighレベルとなり、単位電気角位置P2〜P4においてLowレベルとなる。
これにより、ホール素子検出信号SH1〜SH3の立上りエッジおよび立下りエッジを検出することで単位電気角位置P1〜P6を検出することができる。モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1〜SH3に基づき単位電気角位置P1〜P6を検出し、検出された単位電気角位置に応じたスイッチング信号Su〜Szを生成する。図3に、スイッチング信号Su〜Szの切替えを示す。これにより、単位電気角位置に応じてロータ11に適切な回転力を与え、ロータ11の回転を継続させることができる。
具体的には、U相のスイッチング信号Su,Sxについては、単位電気角位置P1〜P2では、スイッチング信号Suをパルス状、SxをLowレベルとし、単位電気角位置P4〜P5では、スイッチング信号SuをLowレベル、SxをHighレベルとし、単位電気角位置P3,P6では、スイッチング信号Su,SxともにLowレベルとする。
V相のスイッチング信号Sv,Syについては、単位電気角位置P3〜P4では、スイッチング信号Svをパルス状、SyをLowレベルとし、単位電気角位置P1,P6では、スイッチング信号SvをLowレベル、SyをHighレベルとし、単位電気角位置P2,P5では、スイッチング信号Sv,SyともにLowレベルとする。
W相のスイッチング信号Sw,Szについては、単位電気角位置P5〜P6では、スイッチング信号Swをパルス状、SzをLowレベルとし、単位電気角位置P2〜P3では、スイッチング信号SwをLowレベル、SzをHighレベルとし、単位電気角位置P1,P4では、スイッチング信号Sw,SzともにLowレベルとする。
すなわち、モータ制御部3は、交流電圧によりコイル(12u,12v,12w)に通電される通電パターンを切り換えることにより、ロータ11を回転させる。
このように、各相とも、120度の電気角区間でスイッチング信号をHighレベルとするので、図3に示す駆動方式は120度通電方式と称される。なお、スイッチング信号Su,Sv,Swにおいてパルス状とするときは、先述したサーボ制御によるデューティ制御を反映させる。
<2.第2比較例に関して>
図3に示すホール素子H1〜H3を用いた駆動方法により、単位電気角位置を逐次検出して適切な駆動信号をモータ1に与え、モータ1を駆動制御することができる。しかしながら、必要なホール素子の個数が多くなるので、コストの面では不利である。
そこで、図4に示す第2比較例に係るモータ装置10Xでは、先述した第1比較例に係るモータ装置10との構成上の相違点として、モータ1Xにおいて、設けるホール素子は1個のホール素子H1としている。
第2比較例に係るモータ装置10Xにおける駆動制御を図3を用いて説明する。なお、第2比較例において、図3で図示されるホール素子検出信号SH2,SH3は、生成されない。モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1の立上りタイミングから立下りタイミングまでの期間ΔT1を計測する。そして、モータ制御部3は、期間ΔT1を3等分することにより、単位電気角位置に相当する期間Δt2を推定する。
モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1が立下るタイミングtaから期間Δt2が経過したタイミングtbで、次に切替えるべきと推定される単位電気角位置P5でのスイッチング信号Su〜Szのパターン(通電パターン)を生成してインバータ2へ出力する。さらに、モータ制御部3は、タイミングtbから期間Δt2が経過したタイミングtcで、次に切替えるべきと推定される単位電気角位置P6でのスイッチング信号Su〜Szのパターンを生成してインバータ2へ出力する。
このようにすれば、必要なホール素子を1個としてコスト削減を図りつつ、モータ1Xの駆動制御を行うことができる。しかしながら、出力軸5に接続される負荷の状況によっては推定された期間Δt2が実際の値からずれる場合がある。例えば、負荷が急に大きくなって推定された期間Δt2よりも実際の値がかなり大きくなる場合、負荷によってロータ11の回転が停止する場合、負荷によってロータ11が逆転した場合などである。このような場合に、タイミングtbまたはtcにおいて、次に切替えるべきと推定される通電パターンによりモータ1Xを駆動すると、各相のコイル12u,12v,12Wからロータ11へ適切な回転力を与えることができなくなり、正常なロータ11の回転の継続が困難となる。
なお、ホール素子検出信号SH1の立上りタイミングから立下りタイミングまでの期間ΔT1と同様に、ホール素子検出信号SH1の立下りタイミングから立上りタイミングまでの期間ΔT2を計測して、期間ΔT2を3等分して単位電気角位置に相当する期間を推定することも行われる。
<3.本発明の例示的な実施形態に関して>
先述した第1比較例および第2比較例を踏まえて、本発明の例示的な実施形態について説明する。本発明の例示的な実施形態に係るモータ装置の構成は、図4に示すモータ装置10Xと同様である。すなわち、必要なホール素子を1個のホール素子H1として、コスト削減を図っている。第2比較例と異なるのは、モータ制御部3による制御方法である。より具体的には、本実施形態では、サーボ制御とは別に、モータ1Xの駆動制御に位置検出器6を用いる。
モータ1Xにおけるロータ11は、減速機4を介して出力軸6に接続される。これにより、減速機4の減速比をnとすると、出力軸6が1回転する間にロータ11はn回転する。位置検出器6は、ロータ11の位置変化を検出する。
本実施形態に係るモータ制御部3による制御方法について、図6および図7に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図5に示すタイミングチャートも参照する。図5で示す位置検出器6の検出値PDは、デジタル値を示す。
図6に示すフローチャートが開始されると、ステップS1で、モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1の立上りタイミングから立下りタイミングまでの期間ΔT1を計測した場合、計測された期間ΔT1を3等分することにより単位電気角位置に相当する期間Δtを推定し、推定された期間Δtが経過したかを判定する。未だ期間Δtが経過していなければ(ステップS1のN)、判定を継続し、期間Δtが経過すると(ステップS1のY)、ステップS2に進む。
ステップS2で、モータ制御部3は、位置検出器6の検出値PDは、Δt経過前に比べてロータ11の正転方向に変化しているかを判定する。正転方向は、単位電気角位置がP1からP6へ向かう方向である。もし正転方向に変化していれば(ステップS2のY)、ステップS3に進み、モータ制御部3は、スイッチング信号Su〜Szのパターン(以下、スイッチパターン)を単位電気角位置P4用からP5用へ切替える。一方、正転方向に変化していなければ(ステップS2のN)、後述するステップS9(図7)へ進む。
ステップS3の次にステップS4で、モータ制御部3は、期間Δtが経過したかを判定する。未だ期間Δtが経過していなければ(ステップS4のN)、判定を継続し、期間Δtが経過すると(ステップS4のY)、ステップS5に進む。
ステップS5で、モータ制御部3は、位置検出器6の検出値PDは、Δt経過前に比べてロータ11の正転方向に変化しているかを判定する。もし正転方向に変化していれば(ステップS5のY)、ステップS6に進み、モータ制御部3は、スイッチパターンを単位電気角位置P5用からP6用へ切替える。一方、正転方向に変化していなければ(ステップS5のN)、後述するステップS9へ進む。
ステップS6の後、モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1のレベルに変化があるかを判定する。すなわち、ホール素子検出信号SH1のレベルが立上がる変化があるかを判定する。もし、変化がある場合は(ステップS7のY)、ステップS8に進み、モータ制御部3は、スイッチパターンを単位電気角位置P6用からP1用へ切替える。ステップS8の次は、ステップS1へ戻る。
もしホール素子検出信号SH1のレベルに変化がなかった場合は(ステップS7のN)、ステップS9へ進む。
ステップS9で、モータ制御部3は、位置検出器6の検出値PDの変化が所定値以下であって実質的に検出値の変化がないか、または、位置検出器6の検出値PDの変化が所定値以下ではないがロータ11の逆転を示すかを判定する。逆転は、正転方向とは逆方向の回転である。
もし検出値PDの変化が所定値以下であった場合は、負荷によってロータ11の正転方向への回転が阻止されている可能性がある。なお、これはロータ11の回転が停止されている場合も含む。この場合、ステップS10へ進み、モータ制御部3は、スイッチパターンを現状のスイッチパターンで維持する。そして、ステップS11に進み、モータ制御部3は、位置検出器6の検出値PDにロータ11の正転方向の変化が生じたかを判定する。もし正転方向の変化が生じた場合は(ステップS11のY)、ステップS12へ進む。ステップS12で、現状のスイッチパターンがP6用であるかを判定し、もしそうでない場合は(ステップS12のN)、現状の次の単位電気角位置でのスイッチパターンに切替えた上で、ステップS4またはS7へ進む。一方、現状のスイッチングパターンがP6用である場合は(ステップS12のY)、ステップS7へ進む。
また、ステップS11で、位置検出器6の検出値PDにロータ11の正転方向の変化が生じない場合は(ステップS11のN)、ステップS9で検出値PDに変化はないが、ロータ11は負荷によって逆転している可能性がある。減速機4によって出力軸5の回転角度は、ロータ11の回転角度よりも小さくなるので、位置検出器6の検出値PDに変化がない場合でも、ロータ11が逆転している可能性がある。
この場合、ステップS13に進み、モータ制御部3は、現状のスイッチングパターンよりも単位電気角位置が1つ前のスイッチングパターンにスイッチングパターンを戻す。その後、現状の次の単位電気角位置でのスイッチパターンに切替えた上で、ステップS1、S4、またはS7へ進む。
また、ステップS9で、位置検出器6の検出値PDの変化がロータ11の逆転を示す場合は、ステップS13に進み、モータ制御部3は、現状のスイッチングパターンよりも単位電気角位置が1つ前のスイッチングパターンにスイッチングパターンを戻す。その後、現状の次の単位電気角位置でのスイッチパターンに切替えた上で、ステップS1、S4、またはS7へ進む。
例えば、図5に示す例では、ステップS4で期間Δtが経過したタイミングtcにおいて、位置検出器6の検出値PDに変化がない場合を示す。この場合、ステップS10へ進み、スイッチパターンが現状のスイッチパターン(P5用)に維持される。これにより、検出値PDに正転方向の変化があった場合は(ステップS11のY)、スイッチパターンがP6用に切替えられてステップS7へ進む。一方、検出値PDに正転方向の変化が生じない場合は(ステップS11のN)、スイッチパターンが現状より単位電気角位置が1つ前のスイッチパターン(P4用)に切替えられる(ステップS13)。その後、スイッチパターンがP5用に切替えられてステップS4へ進む。
なお、ステップS1で、モータ制御部3は、ホール素子検出信号SH1の立下りタイミングから立上りタイミングまでの期間ΔT2を計測した場合、計測された期間ΔT2を3等分することにより単位電気角位置に相当する期間Δtを推定し、推定された期間Δtが経過したかを判定する。この場合、ステップS3でスイッチパターンは単位電気角位置P1用からP2用へ切替えられ、ステップS6でスイッチパターンは単位電気角位置P2用からP3用へ切替えられ、ステップS8でスイッチパターンは単位電気角位置P3用からP4用へ切替えられる。また、ステップS14で、現状のスイッチパターンがP3用であるかを判定される。また、ステップS7で、ホール素子検出信号SH1のレベルが立下がる変化があるかを判定する。
すなわち、モータ制御部3は、ホール素子H1(磁極センサ)の検出信号SH1の1つの第1半周期における信号長(ΔT1またはΔT2)に基づき、第1半周期よりも後の第2半周期における通電パターンを切替える単位である単位電気角位置に相当する期間Δtを推定し、推定された期間Δtが経過したときに位置検出器6の検出結果に基づいて次に切替えるべきと推定される通電パターンから変更した通電パターンをコイル(12u,12v,12w)に通電させる。
これにより、モータ1Xにかかる負荷によって単位電気角位置に相当する期間の推定値Δtが実際の値からずれた場合でも、適切な通電パターンをコイル(12u,12v,12w)に通電させることにより、ロータ11の正常な回転を継続し易くすることができる。すなわち、磁極センサ(ホール素子)の個数を削減してコスト削減を図りつつ、モータの制御性能を向上させることができる。
また、上記実施形態では、第1半周期は、第2半周期の直前における1つの半周期(ΔT1またはΔT2)を含む。これにより、簡易な演算によって第2半周期での単位電気角位置に相当する期間を推定することができる。
また、モータ制御部3は、推定された期間Δtが経過したときに、位置検出器6の検出値PDの変化が所定値以下であると判定した場合に、現状の通電パターンを維持してコイル(12u,12v,12w)に通電させる(ステップS10)。
これにより、負荷によってロータ11の回転が妨げられた場合に、コイルの励磁によってロータ11へ回転力を適切に与えることができる。
また、モータ制御部3は、現状の通電パターンを維持してコイル(12u,12v,12w)に通電させた後、位置検出器6の検出値の変化が前記所定値以下であると判定した場合に、現状の通電パターンよりも単位電気角位置が1つ前の通電パターンをコイル(12u,12v,12w)に通電させる(ステップS13)。
これにより、負荷が大きくかかることによってロータ11が逆転した場合でも、コイルの励磁によってロータ11へ回転力を適切に与えることができる。
またこのとき、減速機4による減速比によってロータ11の回転角度に対して出力軸5の回転角度は小さくなるので、位置検出器6の検出値の変化量が所定値以下である場合でもロータ11が逆転した状態である可能性があり、ロータ11の逆転に適した通電パターンを試行することができる。
また、モータ制御部3は、推定された期間Δtが経過したときに、位置検出器6の検出値PDの変化に基づきロータ11の逆転を検出した場合に、現状の通電パターンよりも単位電気角位置が1つ前の通電パターンをコイル(12u,12v,12w)に通電させる(ステップS13)。
これにより、負荷が大きくかかることによってロータ11が逆転した場合でも、コイルの励磁によってロータ11へ回転力を適切に与えることができる。
また、本実施形態であれば、出力軸5のサーボ制御に用いる位置検出器6を図6および図7で示した制御に兼用することができる。
<4.その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変更が可能である。
例えば、期間Δtの推定は、1つの第1半周期(ΔT1またはΔT2)に限らず、複数の第1半周期に基づいて行ってもよい。すなわち、モータ制御部3は、ホール素子H1(磁極センサ)の検出信号SH1の少なくとも1つの第1半周期における信号長に基づき、第1半周期よりも後の第2半周期における通電パターンを切替える単位である単位電気角位置に相当する期間Δtを推定することが可能である。
具体的には、例えば、ΔT1およびΔT2をそれぞれ少なくとも1つ含む複数の第1半周期における信号長の平均値または変化量に基づき、期間Δtを推定する。すなわち、モータ制御部3は、複数の第1半周期における信号長の平均値または変化量に基づき、第2半周期における単位電気角位置に相当する期間Δtを推定する。これにより、より精度良く第2半周期での単位電気角位置に相当する期間Δtを推定することができる。
また、本発明は、120度通電方式に限らず、150度通電などのオーバーラップ通電、または正弦波通電などに適用することも可能である。
本発明は、例えば、ロボット用のモータ装置に利用することができる。
1、1X・・・モータ、11・・・ロータ、12・・・ステータ、121・・・ステータコア、121A・・・コアバック、121B・・・ティース、12u・・・U相コイル、12v・・・V相コイル、12w・・・W相コイル、2・・・インバータ、21u・・・U相ブリッジ、21v・・・V相ブリッジ、21w・・・W相ブリッジ、UH・・・U相上側スイッチング素子、VH・・・V相上側スイッチング素子、WH・・・W相上側スイッチング素子、UL・・・U相下側スイッチング素子、VL・・・V相下側スイッチング素子、WL・・・W相下側スイッチング素子、3・・・モータ制御部、4・・・減速機、5・・・出力軸、6・・・位置検出器、10、10X・・・モータ装置

Claims (9)

  1. 磁極を有するロータと、
    複数相のコイルを有するステータと、
    前記磁極を検出する磁極センサと、
    を有するモータと、
    前記ロータの位置変化を検出する位置検出器と、
    交流電圧により前記コイルに通電される通電パターンを切り換えることにより、前記ロータを回転させるモータ制御部と、
    を有し、
    前記モータ制御部は、前記磁極センサの検出信号の少なくとも1つの第1半周期における信号長に基づき、前記第1半周期よりも後の第2半周期における前記通電パターンを切替える単位である単位電気角位置に相当する期間を推定し、推定された前記期間が経過したときに前記位置検出器の検出結果に基づいて次に切替えるべきと推定される前記通電パターンから変更した前記通電パターンを前記コイルに通電させる、
    モータ装置。
  2. 前記第1半周期は、前記第2半周期の直前における1つの半周期を含む、請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記モータ制御部は、複数の前記第1半周期における信号長の平均値または変化量に基づき、前記第2半周期における前記単位電気角位置に相当する期間を推定する、請求項1または請求項2に記載のモータ装置。
  4. 前記モータ制御部は、推定された前記期間が経過したときに、前記位置検出器の検出値の変化が所定値以下であると判定した場合に、現状の前記通電パターンを維持して前記コイルに通電させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ装置。
  5. 前記モータ制御部は、現状の前記通電パターンを維持して前記コイルに通電させた後、前記位置検出器の検出値の変化が前記所定値以下であると判定した場合に、現状の前記通電パターンよりも前記単位電気角位置が1つ前の通電パターンを前記コイルに通電させる、請求項4に記載のモータ装置。
  6. 前記ロータの回転を減速して出力する減速機と、前記減速機の出力を被制御体に伝達する出力軸と、をさらに有し、
    前記位置検出器は、前記出力軸の回転位置を検出する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ装置。
  7. 前記モータ制御部は、前記位置検出器の検出結果に基づいて前記コイルへの通電制御を行うことによりサーボ制御を行う、請求項6に記載のモータ装置。
  8. 前記位置検出器は、レゾルバ、インクリメンタルエンコーダ、アブソリュートエンコーダ、磁気センサ、およびポテンショメータのいずれかである、請求項7に記載のモータ装置。
  9. 前記モータ制御部は、推定された前記期間が経過したときに、前記位置検出器の検出値の変化に基づき前記ロータの逆転を検出した場合に、現状の前記通電パターンよりも前記単位電気角位置が1つ前の通電パターンを前記コイルに通電させる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータ装置。
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