JP2021533612A - 1つのプロトコルデータユニットのセッションにおける2つのトンネルのセットアップの識別 - Google Patents

1つのプロトコルデータユニットのセッションにおける2つのトンネルのセットアップの識別 Download PDF

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Abstract

1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッションにおいてセットアップされた2つのトンネルの識別のための方法、システム、および装置が開示される。1つの態様によれば、無線ネットワークノードにおいて実行される方法は、コアネットワークノードへ、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを送信することを含む。方法は、コアネットワークノードから、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信することをさらに含む。【選択図】図2

Description

本開示は無線通信に関し、特に、1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッションにおいてセットアップされた2つのトンネルの識別に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース15は、New Radio(NR)を導入し、先のリリースからのデュアルコネクティビティが、図1に示すように、ロングタームエボリューション(LTE)ノードとNRノードとの間の、又は、2つのNRノード間のデュアルコネクティビティをカバーするように拡張されている。さらに、1つのPDUセッションが、ユーザプレーンファンクション(UPF)において分割されてもよく、それにより、PDUセッションの一部分が1つのノードを介して進み、そのPDUセッションの残りは他のノードを介して進。例えば、図1は、マスタセルグループ(MCG)ベアラ2、スプリットベアラ6、およびセカンダリセルグループ(SCG)ベアラ8を示している。スプリットベアラ6は、PDUセッションがUPFにおいて分割される場合に、第1のトンネルと第2のトンネルとの両方を供する。(なお、図1において、セキュリティ鍵(KeNB又はS−KeNB)がベアラごとに設定可能であることが暗に示されている。)図1において、第1のNRノードは、New Radio(NR)パケットデータ・コンバージェンスプロトコル(PDCP)、無線リンク制御(RLC)及びMCG媒体アクセス制御(MAC)を含む。第2のNRノードは、NR PDCP、RLC、およびSCG MACを含む。
NRでは、PDUセッションは、サービス品質(QoS)フローを含む。QoSフローは、無線アクセスネットワーク(RAN)によって無線ベアラにマッピングされるが、QoSフローと無線ベアラとの間の1対1のマッピングはない。
PDUセッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において分割される場合、2つのトンネルが同一のPDUセッションに対してセットアップされる。上りリンク(UL)において、同一のUPFにおいて2つのトンネルが終了し、下りリンク(DL)において、1つのトンネルがマスタ(M)−次世代(NG)−RANノードにおいて終了すると共に他方がセカンダリ(S)−NG−RNAノードにおいて終了する。現在の3GPP仕様では、2つのトンネルを識別する方法がない。2つのトンネルがセットアップされ、第5世代コア(5GC)は、既存のPDUセッション及びULトンネル情報における変更を開始することができる。また、NG−RANノードは、DLトンネル情報の変更を開始しうる。しかしながら、トンネル情報が変更されようとしているPDUセッションに対して2つのトンネルがセットアップされている場合に識別することはできない。
規格において「Additional PDU Session Resource」及び「Additional Transport Layer Information」を用いる場合の別の問題は、2つのトンネルがセットアップされる場合に最初の1つのセットアップが「第1」であり、2番目のものが「追加」であることが恐らく明らかであることである。しかしながら、第1が削除された場合に、「追加の」ものが残っている唯一のトンネルとなる。そして、後に新しい第2のトンネルがセットアップされる場合、いずれが第1であり、いずれが「追加」であるかが明らかでない。
いくつかの実施形態が、有利に、1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッションにおいてセットアップされた2つのトンネルの識別のための方法、システム、および装置を提供する。1つの態様によれば、ネットワークノードが、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に第1のトンネルと第2のトンネルを識別するように構成され、その識別は、各トンネルに関連付けられたタグ、各トンネルに関連付けられたパラメータ、各トンネルを識別するためのルール、および少なくとも1つのトンネルを参照するメッセージにおいて定められる情報要素(IE)の何れかに基づく。
いくつかの実施形態は、同一のPDUセッションに対するトンネルセットアップを識別するためのソリューションを提供する。本ソリューションは、以下のうちの1つ以上を含みうる:
・トンネルのセットアップの間にタグが明示的に割り当てられうる。
・トンネルに関連付けられ一意にトンネルを識別可能なパラメータが、識別情報として使用されうる。例えば、パラメータは、トンネルが現在使用している上りリンク(UL)及び/又は下りリンク(DL)トランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレス、又は、トンネルにおいてセットアップされているQoSフローに対するQoSフロー識別子(QFI)でありうる。
・明示的なタグがセットアップから割り当てられない場合、全てのノードがいずれのトンネルが第1のトンネルであるか及びいずれのトンネルが第2のトンネルであるかを任意のタイミングで知るように、ルールのセットが特定されうる。この情報は、変更の間に用いられうる。
明示的な情報要素(IE)が、トンネルとそのIEとが1対1マッピングを有するように、メッセージにおいて定義されてもよい。
1つの態様によれば、無線ネットワークノードは、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージをコアネットワークノードへ送信するように構成された、処理回路及びインタフェースを含む。処理回路及びインタフェースは、さらに、下りリンクトンネルのためTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージをコアネットワークノードから受信するように構成される。なお、TNLアドレスは、ここでは、NG−RANノードによって割り当てられる下りリンクトンネルのためのアドレスのことを指す。代替的に、又はこれに加えて、TNLアドレスは、ユーザプレーンファンクション(UPF)によって割り当てられる上りリンクトンネルのためのアドレスであってもよい。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、処理回路及びインタフェースは、さらに、コアネットワークノードからのリプライメッセージにおいて、TNLアドレスの対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを受信するように構成される。いくつかの実施形態では、受信したULトランスポートレイヤ・アドレスは、無線ネットワークノードへのトンネルを識別する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージが、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更インジケーションメッセージが、UL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態では、リプライメッセージは、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更確認メッセージがDL NG-U UP TNL informationを含む。
別の態様によれば、無線ネットワークノードにおいて実行されるトンネルを識別する方法が提供される。本方法は、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを、コアネットワークノードへ送信することを含む。本方法は、さらに、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを、コアネットワークノードから受信することを含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、本方法は、さらに、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを、コアネットワークノードからのリプライメッセージにおいて受信することを含む。いくつかの実施形態において、受信したULトランスポートレイヤ・アドレスは、無線ネットワークノードへのトンネルを識別する。いくつかの実施形態において、第1のメッセージが、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更インジケーションメッセージが、UL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む。
さらに別の態様によれば、処理回路及びインタフェースを有するコアネットワークノードが提供される。処理回路及びインタフェースは、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを無線ネットワークノードから受信し、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを無線ネットワークノードへ送信するように構成される。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、対応するTNLアドレスの、ULトランスポートレイヤ・アドレスとのマッピングのインジケーションを含む。いくつかの実施形態において、送信されるULトランスポートレイヤ・アドレスは、無線ネットワークノードへのトンネルを識別する。いくつかの実施形態において、第1のメッセージが、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更インジケーションメッセージは、UL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む。
また別の態様によれば、コアネットワークノードにおける方法が提供される。本方法は、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを、無線ネットワークノードから受信することを含む。本方法は、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを無線ネットワークノードへ送信することをも含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、TNLアドレスの、ULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを含む。いくつかの実施形態において、送信されたULトランスポートレイヤ・アドレスが、無線ネットワークノードへのトンネルを識別する。いくつかの実施形態において、第1のメッセージが、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更インジケーションメッセージがUL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更確認メッセージがDL NG-U UP TNL informationを含む。
本実施形態と、それに伴う利点及びその特徴の、より十分な理解が、添付の図面と併せて検討されるときに以下の詳細な説明を参照することによって、より容易に理解されるだろう。
図1は、2つのNRノード間のデュアルコネクティビティを説明する図である。 図2は、本開示における原理に従って、ホストコンピュータへ中間ネットワークを介して接続される通信システムを説明する、例示のネットワークアーキテクチャの概略図である。 図3は、5GCによって開始される、5GCとNG−RANとの間の情報の第1の例示の交換を示す図である。 図4は、5GCによって開始される、5GCとNG−RANとの間の情報の第2の例示の交換を示す図である。 図5は、NG−RANによって開始される、NG−RANと5GCとの間の情報の例示の交換を示す図である。 図6は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスと無線ネットワークノードを介して通信するホストコンピュータ、及び、少なくとも部分的に無線接続を介して無線ネットワークノードと通信するコアネットワークノードのブロック図である。 図7は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスにおいてクライアントアプリケーションを実行する、ホストコンピュータ、無線ネットワークノード、および、無線デバイスを含んだ通信システムにおいて実行される、例示の方法を図解するフローチャートである。 図8は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスにおいてユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および、無線デバイスを含んだ通信システムにおいて実行される、例示の方法を図解するフローチャートである。 図9は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスからユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および、無線デバイスを含んだ通信システムにおいて実行される、例示の方法を図解するフローチャートである。 図10は、本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータにおいてユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および無線デバイスを含んだ通信システムにおいて実行される、例示の方法を図解するフローチャートである。 図11は、本開示のいくつかの実施形態による、無線ネットワークノードにおける例示の処理のフローチャートである。 図12は、本開示のいくつかの実施形態による、コアネットワークノードにおける例示の処理のフローチャートである。
例示の実施形態を詳細に説明する前に、本実施形態は、1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッションにおいてセットアップされた2つのトンネルの識別に関連する装置コンポーネント及び処理ステップの組み合わせに本実施形態が基本的に存在することに注意する。したがって、コンポーネントが、適切である場合には、図面において従来のシンボルによって表現されており、ここでの開示を利用できる当業者にすでに明らかであろう詳細を伴う本開示を不明確にしないように、本実施形態の理解に関するそれらの固有の詳細のみを示す。同様の番号は、説明を通じて同様のエレメントを指す。
ここで使用するように、「第1」及び「第2」、「トップ」及び「ボトム」などのような相対的な用語は、このようなエンティティ又はエレメントの間の物理的もしくは論理的な関係もしくは順序を必ずしも要求又は暗示せずに、1つのエンティティ又はエレメントを他のエンティティ又はエレメントと区別するためにのみ使用されうる。ここで使用される専門用語は、特定の実施形態の説明のためのみのものであり、ここで説明するコンセプトの限定を意図していない。ここで使用されるように、単数形「a」「an」、および「the」は、文脈が明らかにそうでないことを示していない限りは、複数形をも含む。ここで使用されるときの用語「comprises」「comprising」「includes」、及び/又は「including」が、言及された特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、及び/又はコンポーネントの存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、コンポーネント、及び/又は、それらのグループの存在又は追加を排除するものではないことがさらに理解されるだろう。
ここで説明する実施形態では、結合用語「と通信して」などは、例えば、物理接触、誘導、電磁放射、無線信号送信、赤外線信号送信または光学信号送信によって完遂されうる、電気又はデータ通信を指すのに用いられうる。当業者であれば、複数のコンポーネントが相互動作しうることおよび変更が電気およびデータ通信を実現可能であることを理解するだろう。
ここで説明するいくつかの実施形態では、用語「結合された」「接続された」等が、必ずしも直接でなくてよいが接続を示すのに使用されてもよく、有線及び/又は無線接続を含んでもよい。
ここで使用する用語「基地局」は、無線ネットワークに含まれる任意の種類の基地局でありえ、無線ネットワークは、さらに、基地局(BS)、無線基地局、基地送受信局(BTS)、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、gNodeB(gNB)、エボルブドNodeB(eNB又はeNodeB)、NodeB、複数標準無線(MSR) BSなどのMSR無線ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、中継ノード、統合アクセスバックホール(IAB)ノード、中継を制御するドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信点、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、コアノード(例えば移動管理エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、協調ノード、測位ノード、MDTノードなど)、外部ノード(例えばサードパーティノード、現在のネットワークの外部のノード)、分散アンテナシステム(DAS)におけるノード、スペクトラムアクセスシステム(SAS)ノード、エレメント管理システム(EMS)などのいずれかを含みうる。
いくつかの実施形態では、非限定的な用語、無線デバイス(WD)又はユーザ端末(UE)が、交換可能に使用される。ここでのWDは、無線デバイス(WD)などの、無線信号を介して無線ネットワークノード又は他のWDと通信することができる任意の種類の無線デバイスでありうる。また、WDは、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイス対デバイス(D2D)WD、マシンタイプWDもしくはマシン対マシン通信(M2M)を実行可能なWD、低コスト及び/又は低複雑度WD、WDを備えたセンサ、タブレット、モバイルターミナル、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客構内設備(CPE)、インターネットオブシングズ(IoT)デバイス、又は狭帯域IoT(NB−IOT)デバイスなどでありうる。
なお、いくつかの実施形態では、同様の機能が無線ネットワークノードと無線デバイスとのいずれか又はその両方において実行されうる。無線ネットワークノードと無線デバイスのいずれか又はその両方が、ここではネットワークノードと呼ばれうる。したがって、以下に説明するように、ネットワークノードは、それが無線ネットワークノードであっても無線デバイスであっても、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に、第1のトンネルと第2のトンネルとを識別しうる。無線ネットワークノードは、上りリンクにおいて受信されるトンネルに対する識別を実行し、無線デバイスは、下りリンクで受信されるトンネルに対する識別を実行する。なお、識別の機能は、WDが他のWDと直接通信するサイドリンク通信に対して実行されてもよい。
なお、本開示において、例えば3GPP LTE及び/又はNew Radio(NR)などの1つの特定の無線システムからの用語が使用されうるが、これは、本開示の範囲をその言及されたシステムのみに限定すると見られるべきではない。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、世界規模相互運用マイクロ波アクセス(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、および移動通信用グローバルシステム(GSM)を限定なく含んだ他の無線システムが、本開示内でカバーされるアイデアを利用することにより恩恵を受けうる。
さらに、無線デバイス又はネットワークノードによって実行されるようにここで説明される機能は、複数の無線デバイス及び/又はネットワークノードを介して分散されうることに留意されるべきである。換言すれば、ここで説明されるネットワークノード及び無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる実行に限定されず、実際に、多数の物理デバイス間で分散可能であることが想定される。
他に定めない限りは、ここで使用する(技術及び科学用語を含んだ)全ての用語が、本開示の属する分野における当業者によって共通して理解されるのと同じ意味を有する。ここで使用される用語は、本明細書及び関連技術の文脈におけるそれらの意味と整合する意味を有すると解釈されるべきであり、ここで明示的にそう定められない限りは理想的な又は過度に形式的な意味で解釈されない、ことがさらに理解されるだろう。
いくつかの実施形態は、PDUセッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に、トンネルを識別することを可能とする。いくつかの実施形態は、将来の拡張のための解決策をも提供する。なお、ここでの例は、別途明確に言及しない限り、3GPP技術標準(TS)38.413 v15.0.0に対する合意された変更を表すベースラインのCR R3−184387に基づきうる。いくつかの実施形態は、PDUセッションがUPFにおいて分割される場合に、NG−RANノードを動作可能とすることができ、同一のPDUセッションに対して複数のユーザプレーントンネルが存在する。
同様の要素が同様の参照番号で参照される描画した図面に戻ると、図2に、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク12とコアネットワークノード14を有するコアネットワークとを含んだ、LTE及び/又はNR(G)などの標準をサポートしうる3GPPタイプのセルラネットワークなどの、実施形態による通信システム10の概略図を示す。アクセスネットワーク12は、それぞれが対応するカバレッジエリア18a、18b、18c(まとめてカバレッジエリア18と呼ぶ)を定める、NB、eNB、gNB又は他のタイプの無線アクセスポイントなどの、無線ネットワークノード16a、16b、16c(まとめて無線ネットワークノード16と呼ぶ)を含む。各無線ネットワークノード16a、16b、16cは、5Gコアネットワークノードなどのコアネットワークノード14を有するコアネットワークに、有線又は無線接続20を介して接続可能である。カバレッジエリア18a内に位置する第1の無線デバイス(WD)22aは、無線ネットワークノード16cに無線で接続する、又は無線ネットワークノード16cによって呼び出されるように構成される。カバレッジエリア18b内に位置する第2のWD22bは、対応する無線ネットワークノード16aに無線で接続可能である。この例では複数のWD22a、22b(まとめて無線デバイス22と呼ぶ)を図解しているが、開示される実施形態は、単一のWDがカバレッジエリア内にいる、又は、単一のWDが対応する無線ネットワークノード16に接続している状況にも等しく適用可能である。なお、便宜上、2つのWD22及び3つの無線ネットワークノード16のみが示されているが、通信システムは、より多数のWD22及び無線ネットワークノード16を含んでもよい。
また、WD22は、1つより多くの無線ネットワークノード16及び1つより多くの種類の無線ネットワークノード16と同時に通信し及び/又は別個に通信するように構成されうることが想定される。例えば、WD22は、LTEをサポートする無線ネットワークノード16及びNRをサポートする同一の又は異なるネットワークノード16とデュアルコネクティビティを有しうる。例として、WD22は、LTE/E−UTRANのためのeNB及びNR/NG−RANのためのgNBと通信することができる。
通信システム10は、それ自身が、スタンドアロンサーバ、分散サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて、又は、サーバファームにおける処理リソースとして実現されうるホストコンピュータ24に接続されうる。ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダが所有し、又はサービスプロバイダの制御下にあってもよいし、また、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって運用されてもよい。通信システム10とホストコンピュータ24との間の接続26、28は、コアネットワークノード14を有するコアネットワークからホストコンピュータ24へ直接延びてもよいし、オプションの中間ネットワーク30を介して延びてもよい。中間ネットワーク30は、公衆、プライベート又はホストされたネットワークのいずれかでありうる。中間ネットワーク30は、存在する場合、バックボーンネットワーク又はインターネットでありうる。いくつかの実施形態では、中間ネットワーク30は、2つ以上のサブネットワーク(不図示)を含みうる。
図2の通信システムは、全体として、接続されたWD22a、22bのいずれかとホストコンピュータ24との間のコネクティビティを可能とする。そのコネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続と記述されうる。ホストコンピュータ24及び接続されるWD22a、22bは、アクセスネットワーク12、コアネットワークノード14を有するコアネットワーク、任意の中間ネットワーク30、および、媒介としての可能性のあるさらなるインフラストラクチャ(不図示)を用いて、OTT接続を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTT接続は、OTT通信が通過する参加する通信デバイスの少なくとも一部が上りリンク通信と下りリンク通信とのルーティングを意識しないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、無線ネットワークノード16は、接続されたWD22aへフォワード(例えばハンドオーバ)されるべきホストコンピュータ24から発信されたデータを伴う、受信する下りリンク通信の過去のルーティングについて知らされなくてもよく又は知らされる必要がない。同様に、無線ネットワークノード16は、WD22aから発信されたホストコンピュータ24への送信上りリンク通信の将来のルーティングを知る必要がない。
無線ネットワークノード16は、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される際に、第1のトンネルと第2のトンネルとを識別するように構成された上りリンクトンネル識別ユニット32を含むように構成される。コアネットワークノード14は、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される際に、第1のトンネルと第2のトンネルとを識別するように構成された下りリンクトンネル識別ユニット34を含むように構成される。
図3は、コアネットワークノード14などの5GCと無線ネットワークノード16などのNG−RANとの間の情報の交換の一例を図解している。本例では、5GCが、NG−RANノードにおいてNG−Uトンネルを識別するための下りリンクTNLアドレスと共に、変更される上りリンクのためのTNLアドレスを送信する(ブロックS90)。リプライとして、新しいDL TNLアドレスが、UL TNLアドレスと共に、UPFにおいてNG−Uトンネルを識別するために、NG−RANから5GCへ送信される(ブロックS92)。このように、同一のPDUセッションに対して展開された複数のトンネルが存在する場合、1つのノードがTNLアドレスを変更する必要があるとき、TNLアドレスのペアが送信され、ここで、そのペアのうちの1つのアドレスが送信側における新しいアドレスであり、受信側において割り当てられるTNLアドレスである。これは、受信側にどのトンネルが影響を受けるかを通知する。
図4は、5GCとNG−RANとの間の情報の交換の別の例を図解している。図4の例では、5GCは、NG−RANへ、トンネルを識別するためにDL TEIを使用する、新しい上りリンクトンネル(UL)のエンドポイント識別子(TEI)の変更メッセージを送信することにより、通信を開始する(ブロックS94)。応答として、NG−RANは、新しいDL TEIを含んでもよく、また、トンネルを識別するためにUL TEIを使用しうる、応答メッセージを送信する(ブロックS96)。
図5は、NG−RANと5GCとの間の情報の交換の別の例を図解している。図5の例において、NG−RANは、5GCへ、トンネルを識別するためにUL TEIを使用する、新しいDL TEIの変更メッセージを送信することにより、通信を開始する(ブロックS97)。応答として、5GCは、新しいUL TEIを含んでもよく、また、トンネルを識別するためにDL TEIを使用しうる、応答メッセージを送信する(ブロックS98)。
先の段落で議論したWD22、無線ネットワークノード16、およびホストコンピュータ24の、実施形態による例示の実装について、図6を参照して説明する。通信システム10では、ホストコンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースと有線又は無線接続をセットアップして維持するように構成された通信インタフェース40を含んだ、ハードウェア(HW)38を有する。ホストコンピュータ24は、さらに、記憶及び/又は処理能力を有しうる処理回路42を含む。処理回路42は、プロセッサ44とメモリ46とを含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサ及びメモリに加えて又はこれに代えて、処理回路42は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された、1つ以上の、プロセッサ、及び/又は、プロセッサコア、及び/又は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又は、ASIC(特定用途向け集積回路)を含みうる。プロセッサ44は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ、及び/又は、バッファメモリ、及び/又は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又は、ROM(読み出し専用メモリ)、及び/又は、光学メモリ、及び/又は、EPROM(消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ)を含みうるメモリ46にアクセス(メモリ46への書き込み及び/又はメモリ46からの読み出し)を行うように構成されうる。
処理回路42は、ここで説明する方法及び/又は処理のいずれかを制御するように、及び/又は、例えばホストコンピュータ24によってこのような方法及び/又は処理を実行させるように構成されうる。プロセッサ44は、ここで説明するホストコンピュータ24の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ44に対応する。ホストコンピュータ24は、ここで説明する、データ、プログラムのソフトウェアコード、及び/又は他の情報を記憶するように構成されたメモリ46を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48及び/又はホストアプリケーション50は、プロセッサ44及び/又は処理回路42によって実行されるときに、そのプロセッサ44及び/又は処理回路42に、ホストコンピュータ24に関するここで説明した処理を実行させる命令を含みうる。命令は、ホストコンピュータ24と関連付けられたソフトウェアでありうる。
ソフトウェア48は、処理回路42によって実行可能でありうる。ソフトウェア48は、ホストアプリケーション50を含む。ホストアプリケーション50は、WD22とホストコンピュータ24において終端するOTT接続52を介して接続するWD22などの、リモートユーザへサービスを提供するように動作可能でありうる。リモートユーザにサービスを提供する際には、ホストアプリケーション50は、OTT接続52を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。「ユーザデータ」は、説明する機能性を実現するようにここで説明されるデータ及び情報でありうる。1つの実施形態において、ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダに対して制御及び機能を提供するために構成されてもよく、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって運用されうる。ホストコンピュータ24の処理回路42は、無線ネットワークノード16及び/又は無線デバイス22を観測し、監視し、制御し、これらへの送信及び/又はこれらからの受信を行うことを可能としうる。
通信システム10は、さらに、通信システム10において提供され、ホストコンピュータ24及びWD22と通信することを可能とするハードウェア58を有する無線ネットワークノード16を含む。ハードウェア58は、通信システム10内の異なる通信デバイスのインタフェースと有線又は無線接続をセットアップして維持する通信インタフェース60、および、無線ネットワークノード16によって供されるカバレッジエリア18内に位置するWD22と少なくとも無線接続64をセットアップして維持する無線インタフェース62を含みうる。無線インタフェース62は、1つ以上のRF送信器、1つ以上のRF受信器、及び/又は1つ以上のRF送受信器として構成されてもよいし、これらを含んでもよい。通信インタフェース60は、ホストコンピュータ24への接続66を促進するように構成されうる。接続66は、直接であってもよいし、通信システム10のコアネットワークノード14を有するコアネットワークを通過し、及び/又は通信システム10の外部の1つ以上の中間ネットワーク30を通過してもよい。
示されている実施形態では、無線ネットワークノード16のハードウェア58が、さらに、処理回路68を含む。処理回路68は、プロセッサ70およびメモリ72を含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサとメモリに加えて又はこれらに代えて、処理回路68は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された、1つ以上の、プロセッサ、及び/又は、プロセッサコア、及び/又は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又は、ASIC(特定用途向け集積回路)を含みうる。プロセッサ70は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ、及び/又は、バッファメモリ、及び/又は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又は、ROM(読み出し専用メモリ)、及び/又は、光学メモリ、及び/又は、EPROM(消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ)を含みうるメモリ72にアクセス(メモリ72への書き込み及び/又はメモリ72からの読み出し)を行うように構成されうる。
このように、無線ネットワークノード16は、例えばメモリ72に内部的に記憶された、又は、外部接続を介して無線ネットワークノード16によってアクセス可能な外部メモリ(例えばデータベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶されたソフトウェア74をさらに有する。ソフトウェア74は、処理回路68によって実行可能でありうる。処理回路68は、ここで説明する方法及び/又は処理のいずれかを制御するように、及び/又は、例えば無線ネットワークノード16によって、そのような方法及び/又は処理を実行させるように構成されうる。プロセッサ70は、ここで説明する無線ネットワークノード16の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ70に対応する。メモリ72は、ここで説明する、データ、プログラムのソフトウェアコード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。いくつかの実施形態では、ソフトウェア74は、プロセッサ70及び/又は処理回路68によって実行されるときに、そのプロセッサ70及び/又は処理回路68に、無線ネットワークノード16に関するここで説明した処理を実行させる命令を含みうる。例えば、無線ネットワークノード16の処理回路68は、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に、第1のトンネルと第2のトンネルとを識別するように構成された上りリンクトンネル識別ユニット32を含みうる。
通信システム10は、さらに、すでに言及したWD22を含む。WD22は、WD22が現在位置しているカバレッジエリア18を供する無線ネットワークノード16と無線接続64をセットアップして維持する無線インタフェース82を含みうる、ハードウェア80を有してもよい。無線インタフェース82は、例えば1つ以上のRF送信器、1つ以上のRF受信器、及び/又は、1つ以上のRF送受信器として形成され、及び/又は、それらを含みうる。
WD22のハードウェア80は、さらに、処理回路84を含む。処理回路84は、プロセッサ86およびメモリ88を含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサとメモリに加えて又はこれらに代えて、処理回路84は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された、1つ以上の、プロセッサ、及び/又は、プロセッサコア、及び/又は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又は、ASIC(特定用途向け集積回路)を有しうる。プロセッサ86は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ、及び/又は、バッファメモリ、及び/又は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又は、ROM(読み出し専用メモリ)、及び/又は、光学メモリ、及び/又は、EPROM(消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ)を含みうるメモリ88にアクセス(メモリ88への書き込み及び/又はメモリ88からの読み出し)を行うように構成されうる。
このように、WD22は、例えばWD22におけるメモリ88に記憶された、又は、WD22によってアクセス可能な外部メモリ(例えばデータベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶されたソフトウェア90をさらに有する。ソフトウェア90は、処理回路84によって実行可能でありうる。ソフトウェア90は、クライアントアプリケーション92を含みうる。クライアントアプリケーション92は、ホストコンピュータ24の補助を用いて、WD22を介して、人間の又は非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータ24では、実行中のホストアプリケーション50が、WD22及びホストコンピュータ24において終端しているOTT接続52を介して、実行中のクライアントアプリケーション92と通信しうる。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション92は、ホストアプリケーション50から要求データを受信し、その要求データに応答してユーザデータを提供しうる。OTT接続52は、要求データとユーザデータの両方を転送しうる。クライアントアプリケーション92は、自身が提供するユーザデータを生成するためにユーザと相互作用しうる。
処理回路84は、ここで説明する方法及び/又は処理のいずれかを制御するように、及び/又は、例えばWD22によって、そのような方法及び/又は処理を実行させるように構成されうる。プロセッサ86は、ここで説明するWD22の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ86に対応する。WD22は、ここで説明する、データ、プログラムのソフトウェアコード、及び/又は他の情報を記憶するように構成されたメモリ88を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア90及び/又はクライアントアプリケーション92は、プロセッサ86及び/又は処理回路84によって実行されるときに、プロセッサ86及び/又は処理回路84に、WD22に関してここで説明する処理を実行させる命令を含みうる。いくつかの実施形態では、無線ネットワークノード16、WD22、およびホストコンピュータ24の内部での動きは、図6に示すようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは、図2のようなものでありうる。
図6では、OTT接続52が、ホストコンピュータ24と無線デバイス22との間の無線ネットワークノード16を介する通信を図解するのに、中間的なデバイス及びこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングへの明示的な参照なしに、概略的に描画されている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定し、そのルーティングは、WD22から、ホストコンピュータ24を運用するサービスプロバイダから、又はその両方から見えないように構成されうる。OTT接続52がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、(例えば、ロードバランシングを考慮すること又はネットワークの再構成に基づいて)動的にルーティングを変更する決定を行いうる。
WD22と無線ネットワークノード16との間の無線接続64は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上が、無線接続64が最後の区間を形成しうるOTT接続52を用いた、WD22に提供されるOTTサービスの性能を向上させる。より正確には、これらの実施形態の一部の教示が、データレート、レイテンシ、及び/又は消費電力を改善し、それにより、ユーザ待ち時間の削減、ファイルサイズの制約の緩和、より良好な応答、バッテリ寿命の延長などの利点を提供しうる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視するために測定手順が提供されうる。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ24とWD22との間のOTT接続52を再構成するためのオプションのネットワーク機能がさらに存在しうる。測定手順及び/又はOTT接続52を再構成するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ24のソフトウェア48において、又は、WD22のソフトウェア90において、またはその両方において実装されうる。実施形態において、センサ(不図示)が、OTT接続52が通過する通信デバイスに配置され又はそれらと関連してもよく;センサは、上で例示された監視される量の値を供給すること、又は、その値からソフトウェア48、90が監視される量を計算し推定しうる他の物理量の値を供給することにより、測定手順に参加しうる。OTT接続52の再構成は、メッセージフォーマット、再送設定、好ましいルーティングなどを含みうる;無線ネットワークノード16に影響を与える必要はなく、無線ネットワークノード16に知られず、又は、知覚されなくてもよい。いくつかのこのような手順及び機能は、本技術において知られ又は実践されうる。所定の実施形態では、測定が、スループット、伝搬時間、レイテンシ等のホストコンピュータ24の測定を促進する固有のWDシグナリングを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48、90が、伝搬時間、誤差などを測定する間に、OTT接続52を用いて、メッセージを、具体的には、空の又は「ダミー」のメッセージを、送信させる点で、測定が実装されうる。
このように、いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24が、ユーザデータを提供するように構成された処理回路42と、WD22への送信のためにセルラネットワークへユーザデータを転送するように構成された通信インタフェース40とを含む。いくつかの実施形態では、セルラネットワークも、無線インタフェース62を有する無線ネットワークノード16を含む。いくつかの実施形態では、無線ネットワークノード16が、及び/又は、ネットワークノード16の処理回路68が、WD22への送信の準備/開始/維持/補助/終了、及び/又は、WD22からの送信信号の受信における準備/終端/維持/補助/終了のための、ここで説明する機能及び/又は方法を実行するように構成される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、処理回路42と、WD22から無線ネットワークノード16への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェース40に構成された通信インタフェース40を含む。いくつかの実施形態では、WD22が、無線ネットワークノード16への送信の準備/開始/維持/補助/終了、及び/又は、無線ネットワークノード16からの送信信号の受信における準備/終端/維持/補助/終了のための、ここで説明される機能及び/又は方法を実行するように構成され、及び/又は、これらを行うように構成された無線インタフェース82及び/又は処理回路84を有する。
コアネットワークノード14は、無線で又は有線で、インタフェース102を介して、無線ネットワークノード16と通信するように構成されうる。コアネットワークノード14は、処理回路104のプロセッサに下りリンクトンネル識別器34の機能を実行させるコンピュータ命令を記憶するように構成されたメモリ108を有する。下りリンクトンネル識別器34は、プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に、第1のトンネルと第2のトンネルとを識別するように構成されうる。
いくつかの実施形態では、無線ネットワークノード16は、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを、コアネットワークノード14へ送信する。リプライにおいて、コアネットワークノード14は、下りリンクトンネルに対するTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを送信する。
図2及び図6は、上りリンクトンネル識別ユニット32及び下りリンクトンネル識別ユニット34などの様々な「ユニット」がそれぞれのプロセッサ内にあるように示しているが、そのユニットの一部が処理回路内の対応するメモリに記憶されるように、これらのユニットが実装されうることが想定される。換言すれば、そのユニットは、処理回路内のハードウェアにおいて、又は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにおいて、実装されうる。
図7は、1つの実施形態により、例えば図2及び図6の通信システムなどの、通信システムにおいて実行される例示の方法を示すフローチャートである。通信システムは、図6を参照して説明したものでありうるホストコンピュータ24、無線ネットワークノード16、およびWD22を含みうる。本方法の第1のステップでは、ホストコンピュータ24が、ユーザデータを提供する(ブロックS100)。第1のステップのオプションのサブステップでは、ホストコンピュータ24は、例えばホストアプリケーション50などの、ホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する(ブロックS102)。第2のステップにおいて、ホストコンピュータ24が、WD22へユーザデータを運ぶ送信を開始する(ブロックS104)。オプションの第3のステップでは、無線ネットワークノード16が、本開示を通じて説明した実施形態の教示に従って、ホストコンピュータ24が開始した送信において運ばれたユーザデータをWD22へ送信する(ブロックS106)。オプションの第4のステップでは、WD22が、例えば、ホストコンピュータ24によって実行されるホストアプリケーション50に関連付けられた、クライアントアプリケーション114などの、クライアントアプリケーションを実行する(ブロックS108)。
図8は、1つの実施形態による、例えば図2の通信システムなどの通信システムにおいて実行される例示の方法を示すフローチャートである。通信システムは、図2及び図6を参照して説明されたものでありうる、ホストコンピュータ24、無線ネットワークノード16、およびWD22を含みうる。本方法の第1のステップでは、ホストコンピュータ24が、ユーザデータを提供する(ブロックS110)。オプションのサブステップ(不図示)では、ホストコンピュータ24は、例えばホストアプリケーション50などの、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、WD22へユーザデータを運ぶ送信を開始する(ブロックS112)。本送信は、この開示を通じて説明した実施形態の教示に従って、無線ネットワークノード16を介して受け渡されうる。オプションの第3のステップにおいて、WD22は、本送信で運ばれるユーザデータを受信する(ブロックS114)。
図9は、1つの実施形態による、例えば図2の通信システムなどの、通信システムにおいて実行される例示の方法を示すフローチャートである。通信システムは、図2及び図6を参照して説明したものでありうる、ホストコンピュータ24、無線ネットワークノード16及びWD22を含みうる。本方法のオプションの第1のステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供される入力データを受信する(ブロックS116)。第1のステップのオプションのサブステップでは、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供された入力データを受信したことを受けて、ユーザデータを提供するクライアントアプリケーション114を実行する(ブロックS118)。加えて、又は、これに代えて、オプションの第2のステップにおいて、WD22が、ユーザデータを提供する(ブロックS120)。第2のステップのオプションのサブステップにおいて、WDは、例えばクライアントアプリケーション114などのクライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する(ブロックS122)。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーション114は、さらに、ユーザから受信されたユーザデータを考慮しうる。ユーザデータが提供された固有の方法によらず、WD22は、オプションの第3のステップにおいて、ホストコンピュータ24へのユーザデータの送信を開始しうる(ブロックS124)。本方法の第4のステップでは、ホストコンピュータ24は、この開示を通じて説明した実施形態の教示に従って、WD22から送信されたユーザデータを受信する(ブロックS126)。
図10は、1つの実施形態による、例えば図2の通信システムなどの通信システムにおいて実行される例示の方法を示すフローチャートである。通信システムは、図2及び図6を参照して説明したものでありうる、ホストコンピュータ24、無線ネットワークノード16、およびWD22を含みうる。本方法のオプションの第1のステップでは、この開示を通じて説明した実施形態の教示に従って、無線ネットワークノード16が、WD22からユーザデータを受信する(ブロックS128)。オプションの第2のステップにおいて、無線ネットワークノード16は、ホストコンピュータ24への、受信したユーザデータの送信を開始する(ブロックS130)。第3のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、無線ネットワークノード16によって開始される送信において運ばれるユーザデータを受信する(ブロックS132)。
図11は、2つのトンネルを確立するためのメッセージの交換のための、無線ネットワークノード16における例示の処理のフローチャートである。ここで説明する1つ以上のブロックは、(上りリンクトンネル識別ユニット32を含んだ)処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62及び/又は通信インタフェース60の1つ以上によるなどの、無線ネットワークノード16の1つ以上のエレメントによって実行されうる。処理回路68及び/又はプロセッサ70及び/又は無線インタフェース62及び/又は通信インタフェース60を介するようなネットワークノード16は、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージをコアネットワークノードへ送信するように構成される(ブロックS134)。また、処理は、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを、下りリンクトンネル識別ユニット34を介して、コアネットワークノードから受信すること(ブロックS136)を含む。
図12は、コアネットワークノード14における例示の処理のフローチャートである。ここで説明される1つ以上のブロックは、(下りリンクトンネル識別ユニット34を含んだ)処理回路104、プロセッサ106、(無線又は有線チャネルを伴うインタフェースでありうる)インタフェース102の1つ以上など、コアネットワークノード14の1つ以上のエレメントにより実行されうる。処理回路104及び/又はプロセッサ106及び/又はインタフェース102を介するなどの、コアネットワークノード14は、無線ネットワークノードから、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを受信するように構成される(ブロックS138)。また、処理は、無線ネットワークノードへ、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを送信することを含む(ブロックS140)。
本開示の構成の一般的な処理の流れを説明し、また、本開示の処理及び機能を実装するためのハードウェア及びソフトウェアの例を提供したが、以下のセクションでは、1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッションにおいてセットアップされた2つのトンネルの識別のための構成の詳細及び例を提供する。
ソリューション1:トンネルのセットアップ中にタグが明示的に割り当てられる
本ソリューションでは、セットアップ中に、明示的なタグ又はインデクスが、各トンネルに割り当てられる。例えば、トンネルインデクス1が第1のトンネルに割り当てられ、トンネルインデクス2が第2のトンネルに割り当てられる。例えば、TNL情報ごとのトンネルインデクスとQoSフローが、表1において導入される。
Figure 2021533612
IE、QoS Flow per TNL Informationが、PDUセッション管理手順によってさらに使用されうる。Tunnel Indexが、必要である又は望ましい場合には、トンネルの寿命を通じて使用され、そのトンネルを識別してもよい。
例えば、第5世代コア(5GC)は、情報要素(IE)「UL NG-U UP TNL information」に対する変更を開始する場合、現在、その変更がどのトンネルに対して要求されるかを言うことができない。しかしながら、Tunnel Indexが追加される場合、表2に示すように、新しいUL NG-U UP TNL informationがどのトンネルに対して要求されるかが明確である。
Figure 2021533612
UL NG-U UP TNL information及びTunnel Indexを伴うリストが導入される場合、複数のトンネルが変更されることを1つのメッセージにおいて示すようにストラクチャを変更することもできる。
トンネルを識別するのに使用されるパラメータは、他の場所に、又は他の定義を用いて導入されてもよい。
ソリューション2:トンネルを一意に識別するための既存のパラメータの使用
トンネルに関連付けられたパラメータが、トンネルを一意に識別することができる。例えば、パラメータは、トンネルが現在使用しているUL及び/又はDLのTNLアドレス、又は、トンネルにおいてセットアップされたサービス品質(QoS)フローに対するサービス品質フローアイデンティフィケーション(QFI)でありうる。
例えば、TNLアドレスが、トンネルを識別するのに使用されうる。ノードは、それ自身により生成されたTNLアドレスを変更することのみができる。したがって、トンネルの他方の端部におけるTNLアドレスは、そのノードがトンネルを識別するのに使用可能である。
5GC NRコアネットワークノード14は、UL NG-U UP TNL informationを変更するように動作する場合、DL NG-U UP TNL informationによって識別されるトンネルに対する上りリンクトンネルを変更することを5GCが望むとNG−RANノードが理解できるように、DL NG-U UP TNL informationを提供する。なお、DL NG-U UP TNL informationはNG−RANに属し、5GCはそれを変更することはできない。
同様に、NG−RAN無線ネットワークノード16は、DL NG-U UP TNL informationを変更することを望む場合、5GCがそのトンネルを識別するためにUL NG-U UP TNL informationを提供する。
このように、無線ネットワークノード16とコアネットワークノード14との間のメッセージの交換が、トンネルのペアを識別するために生じうる。下りリンクトンネルを識別するために、無線ネットワークノード16は、コアネットワークノード14へ、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを送信する。上りリンクトンネルを識別するために、無線ネットワークノード16は、コアネットワークノード14から、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信する。
表3及び表4を参照のこと。
Figure 2021533612
Figure 2021533612
トンネルを一意に特定することができる他のパラメータを使用することが可能である。
例えば複数のUL TNL情報を1つのメッセージ変更することができるように、ストラクチャを変更することも可能である。表5を参照されたい。
Figure 2021533612
ソリューション3:いずれが第1のトンネルであり、いずれが第2のトンネル(又は追加のトンネル)であるかを特定するためのルールを特定する
明示的なタグがセットアップから割り当てられていない場合、いずれが第1のトンネルでありいずれが第2のトンネルであるかを全てのノードがいつでも知ることができるように、ルールのセットが特定されうる。この情報は、変更の間に使用される。
ルールは、第1のトンネルが削除された場合に第2のトンネルが第1のトンネルになるなどをカバーすべきである。
ソリューション4:(ルールの助けを借りて)各トンネルのための明示的なIEを定義する
いくつかの実施形態では、トンネルとIEとが1対1のマッピングを有するように、明示的なIEがメッセージにおいて定義される。
例えば、IEが以下のように導入される:「Additional UL NG-U UP TNL information」。5GCが上りリンクトンネル情報を変更することを望む場合に、この情報要素が特定されうる。しかしその一方では、5GCは、いずれのトンネルが第1のトンネルでありいずれのトンネルが追加のトンネルであるかを全てのノードが知ることができるように、所定のルールと連動しうる。
なお、上述のソリューションは、同一のPDUセッションのためにセットアップされる複数のトンネルのハンドリングの間に、明確さを他生するために組み合わせられうる。
なお、上述のソリューションは、他のメッセージ及び手順に拡張されてもよい。
したがって、1つの態様によれば、無線ネットワークノード16は、コアネットワークノード14へ、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを送信するように構成された処理回路68およびインタフェース60もしくは62を含む。処理回路68およびインタフェース60もしくは62は、コアネットワークノード14から、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信するようにさらに構成される。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、処理回路68およびインタフェース60もしくは62は、コアネットワークノード14からのリプライメッセージにおいて、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを受信するようにさらに構成される。いくつかの実施形態において、受信したULトランスポートレイヤ・アドレスは、無線ネットワークノード16へのトンネルを識別する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージは、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更インジケーションメッセージが、UL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態では、リプライメッセージは、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更確認メッセージが、DL NG-U UP TNL informationを含む。
別の態様によれば、トンネルを識別するために無線ネットワークノード16において実行される方法が提供される。本方法は、コアネットワークノード14へ、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを送信することを含む。本方法は、コアネットワークノード14から、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信することをさらに含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、方法は、コアネットワークノード14からのリプライメッセージにおいて、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを受信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、受信したULトランスポートレイヤ・アドレスが、無線ネットワークノード16へのトンネルを識別する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージは、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更インジケーションメッセージがUL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態では、リプライメッセージは、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更確認メッセージが、DL NG-U UP TNL informationを含む。
また別の実施形態によれば、処理回路104およびインタフェース102を有するコアネットワークノード14が提供される。処理回路104およびインタフェース102は、無線ネットワークノード16から、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを受信し、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを、無線ネットワークノード16へ送信するように構成される。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、リプライメッセージは、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、送信されたULトランスポートレイヤ・アドレスが、無線ネットワークノード16へのトンネルを識別する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージは、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更インジケーションメッセージがUL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態において、リプライメッセージは、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更確認メッセージが、DL NG-U UP TNL informationを含む。
また別の態様によれば、コアネットワークノード14における方法が提供される。本方法は、無線ネットワークノード16から、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを受信すること(S138)を含む。方法は、無線ネットワークノード16へ、下りリンクトンネルのためのTNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを送信すること(S140)をも含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態において、リプライメッセージが、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを含む。いくつかの実施形態において、送信されたULトランスポートレイヤ・アドレスが、無線ネットワークノード16へのトンネルを識別する。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む。いくつかの実施形態において、リソース変更インジケーションメッセージが、UL NG-U UP TNL informationを含む。いくつかの実施形態において、リプライメッセージは、ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む。いくつかの実施形態では、リソース変更確認メッセージがDL NG-U UP TNL informationを含む。
いくつかの実施形態は以下を含む:
実施形態A1.無線デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワークノードであって、
プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に、第1のトンネル及び第2のトンネルを識別し、その識別は、各トンネルに関連付けられたタグ、各トンネルに関連付けられたパラメータ、各トンネルを識別するためのルール、および、少なくとも1つのトンネルを参照するメッセージにおいて定義された情報要素(IE)、のうちの1つに基づき、
トンネルが第1のトンネルであるか第2のトンネルであるかに従って、トンネル情報の少なくとも1つの変更を開始する、
ように構成されたネットワークノード、及び/又は、そのように構成された無線インタフェースを有する並びに/若しくは処理回路を有するネットワークノード。
実施形態A2.実施形態A1のネットワークノードであって、ここで、タグは第1のトンネル及び第2のトンネルの生成の際に明示的に割り当てられる。
実施形態A3.実施形態A1のネットワークノードであって、ここで、パラメータは上りリンクまたは下りリンクのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)を含む。
実施形態A4.実施形態A1のネットワークノードであって、ここで、ルールは、第1のトンネルと第2のトンネルの生成の際に特定される。
実施形態A5.実施形態A1のネットワークノードであって、ここで、ネットワークノードは無線デバイスである。
実施形態A6.実施形態A1のネットワークノードであって、ここで、ネットワークノードは基地局である。
実施形態B1.ネットワークノードにおいて実行される方法であって、
プロトコルデータユニット(PDU)セッションがユーザプレーンファンクション(UPF)において2つのトランスポートトンネルに分割される場合に第1のトンネル及び第2のトンネルを識別することであって、識別が、各トンネルに割り当てられたタグ、各トンネルに割り当てられたパラメータ、各トンネルを識別するためのルール、少なくとも1つのトンネルを参照するメッセージにおいて定義された情報要素(IE)、のうちの1つに基づき、
トンネルが第1のトンネルであるか第2のトンネルであるかに従って、トンネル情報の少なくとも1つの変更を開始する、
ことを含む方法。
実施形態B2.実施形態B1のネットワークノードであって、ここで、タグは、第1のトンネルと第2のトンネルとの生成の際に明示的に割り当てられる。
実施形態B3.実施形態B1のネットワークノードであって、ここで、パラメータは、上りリンク又は下りリンクのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)を含む。
実施形態B4.実施形態B1のネットワークノードであって、ここで、ルールは、第1のトンネルと第2のトンネルとの生成の際に特定される。
実施形態B5.実施形態B1のネットワークノードであって、ここで、ネットワークノードは無線デバイスである。
実施形態B6.実施形態B1のネットワークノードであって、ここで、ネットワークノードは基地局である。
当業者が理解するように、ここで説明されたコンセプトは、方法、データ処理システム、実行可能なコンピュータプログラムを記憶するコンピュータプログラムプロダクト及び/又はコンピュータ記憶媒体として具現化されうる。したがって、ここで説明されたコンセプトは、全部がハードウェア実施形態の、全てがソフトウェアの実施形態の、又は、全てがここでは「回路」又は「モジュール」と一般的に呼ばれたソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせる実施形態の、形式をとり得る。ここで説明した任意の処理、ステップ、動作、及び/又は機能が、ソフトウェア及び/又はファームウェア及び/又はハードウェアにおいて実装されうる対応するモジュールによって実行され、及び/又は、それに関連付けられうる。さらに、本開示は、コンピュータによって実行されうる媒体に具現化されたコンピュータプログラムコードを有する、有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラムプロダクトの形式をとり得る。ハードディスク、CD−ROM、電子ストレージデバイス、光学ストレージデバイス、又は磁気ストレージデバイスを含んだ、任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体が利用されうる。
ここでは、方法、システム、およびコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート図及び/又はブロック図を参照していくつかの実施形態について説明した。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロックと、フローチャート図及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせとが、コンピュータプログラム命令によって実装可能であることが理解されるだろう。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、フローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装するための手段を生成するように、(それによって特定用途のコンピュータを生成するように)汎用コンピュータのプロセッサへ、特定用途のコンピュータへ、又は機械を創作する他のプログラム可能なデータ処理装置へ、提供されうる。
また、これらのコンピュータプログラム命令は、特定の方法で機能するようにコンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置へ指示可能な、コンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に記憶され、コンピュータ可読メモリに記憶されたその命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装する命令手段を含んだ製品を製造するようにしてもよい。
また、コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能装置において実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装するためのステップを提供するように、コンピュータ実装されたプロセスを創出するために、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置において一連の動作ステップを実行させるように、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置にロードされうる。
ブロックにおいて言及された機能/動作は、動作説明において言及された順序から外れて生じてもよいことが理解されるべきである。例えば、連続して示された2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよいし、そのブロックは、含まれる機能/動作に応じて、逆の順序で実行される場合もありうる。図の一部が通信の基本的な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は、描画された矢印と反対方向において生じうることが理解されるべきである。
ここで説明したコンセプトの動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)又はC++などのオブジェクト指向のプログラミング言語において記述されうる。しかしながら、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語において記述されてもよい。プログラムコードは、ユーザのコンピュータにおいて全体が、ユーザのコンピュータにおいて部分的に、スタンドアロン・ソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータそして部分的にリモートコンピュータで、又は全体としてリモートコンピュータで実行しうる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を通じてユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、接続が、外部のコンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いたインターネットを通じて)なされてもよい。
ここでは、上述の説明及び図面と関連して、多くの様々な実施形態について説明した。これらの実施形態の全ての組み合わせ及びサブコンビネーションを逐語的に説明及び図解することが過剰に反復的であり曖昧にするものであることが理解されるだろう。したがって、全ての実施形態を、任意の方法及び/又は組み合わせで組み合わせることができ、図面を含んだ本明細書は、ここで説明した実施形態、およびそれらを作り使用する方法並びに処理の、全ての組み合わせ及びサブコンビネーションの完全な記述された説明を構成すると解釈されなければならず、任意のこのような組み合わせ又はサブコンビネーションに対するクレームをサポートしなければならない。
上述の説明で使用されうる略語は以下を含む:
略語 説明
5GC 5Gコア
DC デュアルコネクティビティ
MN マスタノード(M−NG−RANノード)
M−NG−RANノード マスタNG−RANノード
NR New Radio、5G
SN セカンダリノード(S−NG−RANノード)
S−NG−RANノード セカンダリNG−RANノード
UPF ユーザプレーンファンクション
ここで説明した実施形態は、ここで具体的に示し上述したものに限定されないことを当業者であれば理解するだろう。さらに、上で反対の言及がなされない限り、添付の図面の全てが正確な縮尺ではないことに留意すべきである。以下の特許請求の範囲から離れることなく、上の教示に照らして、様々な変更および変形が可能である。

Claims (28)

  1. コアネットワークノード(14)へ、下りリンクのトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを送信し、
    前記コアネットワークノード(14)から、前記下りリンクのトンネルのための前記TNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信する、
    ように構成された処理回路(68)及びインタフェース(60、62)を有する無線ネットワークノード(16)。
  2. 前記処理回路(68)及びインタフェース(60、62)は、前記コアネットワークノード(14)からの前記リプライメッセージにおいて、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを受信するように構成される、請求項1に記載の無線ネットワークノード(16)。
  3. 受信した前記ULトランスポートレイヤ・アドレスは、前記無線ネットワークノード(16)へのトンネルを識別する、請求項1又は2に記載の無線ネットワークノード(16)。
  4. 前記第1のメッセージは、前記TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の無線ネットワークノード(16)。
  5. 前記リソース変更インジケーションメッセージは、UL NG-U UP TNL informationを含む、請求項4に記載の無線ネットワークノード(16)。
  6. 前記リプライメッセージは、前記ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の無線ネットワークノード(16)。
  7. 前記リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む、請求項6に記載の無線ネットワークノード(16)。
  8. 無線ネットワークノード(16)において実行される方法であって、
    下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを、コアネットワークノード(14)へ送信すること(S134)と、
    前記コアネットワークノード(14)から、前記下りリンクトンネルのための前記TNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを受信すること(S136)と、
    を含む方法。
  9. TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを、前記コアネットワークノード(14)からの前記リプライメッセージにおいて受信することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 受信した前記ULトランスポートレイヤ・アドレスは、前記無線ネットワークノード(16)へのトンネルを識別する、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記第1のメッセージは、前記TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む、請求項8から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記リソース変更インジケーションメッセージは、UL NG-U UP TNL informationを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記リプライメッセージは、前記ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む、請求項8から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 無線ネットワークノード(16)から、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを受信し、
    前記下りリンクトンネルのための前記TNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを、前記無線ネットワークノード(16)へ送信する、
    ように構成された処理回路(104)及びインタフェース(102)を含んだコアネットワークノード(14)。
  16. 前記リプライメッセージは、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを含む、請求項15に記載のコアネットワークノード(14)。
  17. 送信された前記ULトランスポートレイヤ・アドレスが、前記無線ネットワークノード(16)へのトンネルを識別する、請求項15又は16に記載のコアネットワークノード(14)。
  18. 前記第1のメッセージは、前記TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む、請求項15から17のいずれか1項に記載のコアネットワークノード(14)。
  19. 前記リソース変更インジケーションメッセージは、UL NG-U UP TNL informationを含む、請求項18に記載のコアネットワークノード(14)。
  20. 前記リプライメッセージは、前記ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む、請求項15から19のいずれか1項に記載のコアネットワークノード(14)。
  21. 前記リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む、請求項20に記載のコアネットワークノード(14)。
  22. コアネットワークノード(14)における方法であって、
    無線ネットワークノード(16)から、下りリンクトンネルのためのトランスポートネットワークレイヤ(TNL)アドレスを含んだ第1のメッセージを受信すること(S138)と、
    前記無線ネットワークノード(16)へ、前記下りリンクトンネルのための前記TNLアドレスに対応する上りリンク(UL)トランスポートレイヤ・アドレスを含んだリプライメッセージを送信すること(S140)と、
    を含む方法。
  23. 前記リプライメッセージは、TNLアドレスの、対応するULトランスポートレイヤ・アドレスへのマッピングのインジケーションを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 送信された前記ULトランスポートレイヤ・アドレスは、前記無線ネットワークノード(16)へのトンネルを識別する、請求項22又は23に記載の方法。
  25. 前記第1のメッセージは、前記TNLアドレスを含んだリソース変更インジケーションメッセージを含む、請求項22から24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記リソース変更インジケーションメッセージは、UL NG-U UP TNL informationを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記リプライメッセージは、前記ULトランスポートレイヤ・アドレスを含んだリソース変更確認メッセージを含む、請求項22から26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記リソース変更確認メッセージは、DL NG-U UP TNL informationを含む、請求項27に記載の方法。
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