JP2021520113A - 無線通信ネットワークにおける第1のユニット、第2のユニットおよび方法 - Google Patents

無線通信ネットワークにおける第1のユニット、第2のユニットおよび方法 Download PDF

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Abstract

無線通信ネットワークにおいて第1のユニットと複数の第2のユニットとの間のコネクションをハンドリングするために第1のユニットによって実行される方法が提供される。第1のユニットは、複数の第2のユニットのそれぞれから、それがサポートするNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのそれぞれのインジケーションを取得する(601)。第1のユニットは、複数の第2のユニットから受信されたインジケーションに基づいてコネクションに使用することができるNR−Uのバージョンを決定する(602)。【選択図】図6

Description

ここでの実施形態は、第1のユニット、第2のユニット、およびその中の方法に関する。いくつかの態様では、それらは、無線通信ネットワークにおける第1のユニットと複数の第2のユニットとの間のコネクションをハンドリングする(取り扱う)ことに関する。
典型的な無線通信ネットワークでは、無線通信装置、移動局、ステーション(STA)および/またはユーザ装置(UE)とも呼ばれる無線デバイスは、Wi−Fiネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)などのローカルエリアネットワークを介して、1つ以上のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、サービスエリアまたはセルエリアに分割される地理的領域をカバーしており、それらは、ビームまたはビームグループとも呼ばれ、たとえば、Wi−Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)など、いくつかのネットワークにおいては、たとえば、NodeB、eNodeB(eNB)、または、5Gで示されるgNBなどの無線アクセスノードのような、無線ネットワークノードによってサービスを提供されるサービスエリアまたはセルエリアである。サービスエリアまたはセルエリアは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジを提供される地理的領域である。無線ネットワークノードは、無線周波数で動作するエアインターフェースを介して、無線ネットワークノードの範囲内の無線デバイスと通信する。
第4世代(4G)ネットワークとも呼ばれる進化型パケットシステム(EPS)の仕様は、3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)内で完成しているが、この標準化作業は、たとえば、将来の3GPPリリースにおいて、5Gニューレディオ(NR)とも呼ばれる第5世代(5G)ネットワークを指定するために、継続している。EPSは、LTE(ロングタームエボリューション)無線アクセスネットワークとも呼ばれる進化したユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとも呼ばれる進化したパッケットコア(EPC)とで構成される。E−UTRAN/LTEは、無線ネットワークノードが、3Gネットワークで使用されるRNCではなく、EPCコアネットワークに直接的に接続される、3GPP無線アクセスネットワークの変形である。概して、E−UTRAN/LTEでは、3G RNCの機能は、無線ネットワークノード、たとえば、LTEにおけるeNodeBと、コアネットワークとの間で分散される。したがって、EPSのRANは、1つ以上のコアネットワークに直接的に接続された、すなわち、RNCに接続されていない無線ネットワークノードを備える、本質的に「フラット」なアーキテクチャを有する。
これを補うために、E−UTRAN 規格では無線ネットワークノード間の直接インターフェースが定義されており、このインターフェースはX2インターフェースと表記される。
マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータ速度および信頼性を大幅に向上させることができる。送信機と受信機の両方が複数のアンテナを備えている場合、多入力多出力(MIMO)通信チャネルが生じ、特に性能が改善される。
このようなシステムおよび/または関連技術は、一般にMIMOと呼ばれる。
現在の5G RANの全体アーキテクチャは、3GPP TS38.401に記載されており、図1に見ることができ、新世代(NG)アーキテクチャは、以下のようにさらに説明することができる:
− NG−RANは、NGを介して5GCに接続されたgNBのセットを備える。
− gNBは、FDDモード、TDDモード、またはデュアルモード運用をサポートする。
− gNBは、Xnを介して相互接続されてもよい。
− gNBは、gNB制御ユニット(CU)およびgNB−DUを備えることができる。
− gNB−CUとgNB分散ユニット(DU)は、F1論理インターフェースを介して接続される。
− 1つのgNB−DUは、1つのgNB−CUにのみ接続できる。
NG、Xn、F1は論理インターフェースである。
NGは、5G CNとNG−RANとの間のインターフェースの略である。F1は、gNB−CUとgNB−DU (またはより単純なCUとDU)との間のインターフェースである。XnはgNB(すなわち、複数のgNB)間のインターフェースである。
Xn−Cは、gNB間のXn制御プレーンインターフェースである。
Xn−U は、gNB 間の Xnユーザプレーンインターフェースである。
NG−RANの場合、gNB−CUとgNB−DU で構成されるgNBのNGインターフェースおよびXn−Cインターフェースは、gNB−CUで終端する。
S1−Uは、EPCとeNBとの間、または、EPCとSgNB(EN−DCを意味するセカンダリgNB)との間、のユーザプレーンインターフェースである。
X2−Cは、eNBとgNBとの間の制御プレーンインターフェースである。
X2−U は、eNBとgNBとの間のユーザプレーンインターインターフェースである。
gNB−CUは、1つのgNB−CU−CPおよび1つ以上のgNB−CU−UPに分割されてもよい。
F1−UはgNB−CU−UPとgNB−DUとの間のユーザプレーンインターフェースである。
E1は、1つのgNB内のCU−CPとCU−UPとの間の制御プレーンインターフェースである。
E−UTRANニューレディオ−デュアルコネクティビティ(EN−DC)の場合、gNB−CUおよびgNB−DUを備えるgNBのためのS1−UおよびX2−Cインターフェースは、gNB−CUで終端する。gNB−CUおよび接続されたgNB−DUは、gNBとして、他のgNBおよび5GCにのみ見える。
NG−RANは、無線ネットワークレイヤ(RNL)とトランスポートネットワークレイヤ(TNL)に階層化されている。NG−RANアーキテクチャ、すなわちNG−RAN論理ノードとそれらの間のインターフェースは、RNLの一部として定義される。NG−RAN インターフェース(NG、Xn、F1)ごとに、関連するTNLプロトコルと機能が規定される。TNLは、ユーザプレーントランスポートおよびシグナリングトランスポートのためのサービスを提供する。NG−Flexコンフィギュレーション(構成)では、各gNB はAMF領域内のすべてのAMFに接続される。AMF領域は、3GPP TS23.501で定義されている。
図2は、EN−DCのための制御(C)−プレーンコネクティビティを示し、図3は、EN−DCのためのユーザ(U)−プレーンコネクティビティを示す。
5Gシステムの場合、E−UTRAリソースを提供するノードである、図2および図3のLTE eNBと、NRリソースを提供するノードである、図2および図3のgNBと、の間の二重接続性(デュアルコネクティビティ)を見越した接続性のオプションが規定されている。この接続性のオプションは、3GPP TR38.801に準じて「オプション3」と呼ばれ、S1インターフェースを使用してRANノードから4Gコアネットワークへの接続が可能であることを見越している。また、EN−DC、E−UTRAN−NRデュアルコネクティビティと表示される場合がある。LTEにおけるS1インターフェースは、eNBとEPCとの間で使用される。LTE eNBとgNBとの間のインターフェースは、X2インターフェースである。
NRおよびLTEネットワークの初期のデプロイメントは、密な統合によって特徴付けられる。主な特徴の1つは、マルチ無線アクセステクノロジーデュアルコネクティビティ(MR−DC)であり、強化されたエンドユーザーのビットレートを運ぶ。MR−DCでは、LTEとNRの両方が、同時に、UEに向けて無線リソースを供給する。3GPPの議論で「オプション3」と呼ばれるMR−DCの可能なオプションの1つでは、LTE eNBはCPアンカーとも呼ばれるマスタノードとして機能し、NR gNBは追加のUPリソースを提供するセカンダリーノードとして機能する。
LTE eNBとNR gNBとは、いわゆるXnインターフェースを介して接続されてもよい。このケースでは、eNBおよび/またはgNBを介してUEにサービスを提供することに関与するコアネットワークは、5Gコアネットワーク(5GC)またはNGコアネットワーク(NGC)と呼ばれる。eNBとgNBとの間のデュアルコネクティビティの場合も、このアーキテクチャにおいて想定され得る。マスタノードは、eNBまたはgNB の場合がある。図4aおよび4bは、TR38.801に従って、eNBが、いわゆるオプション7において、マスタノードであるケースを示す。
ここでの実施形態の目的は、無線通信ネットワークの性能を改善することである。
ここでの実施形態の一態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のユニットと複数の第2のユニットとの間のコネクションをハンドリングするための第1のユニットによって実行される方法によって達成される。第1のユニットは、複数の第2のユニットのそれぞれから、それがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのそれぞれのインジケーションを取得する(601)。第1のユニットは、複数の第2のユニットから受信されたインジケーションに基づいて、コネクションに使用可能なNR−Uのバージョンを決定する(602)。
ここでの実施形態の別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて第1のユニットと複数の第2のユニットとの間でハンドリングするための第2のユニットによって実行される方法によって達成される。第2のユニットは、第1のユニットにインジケーションを送信する。インジケーションは、第2のユニットが1つ以上のNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)のうちのどのバージョンをサポートするかを示す。次いで、第2のユニットは、第1のユニットから、コネクションのために使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを受信する。NR−Uのバージョンは、第2のユニットがサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンと、1つ以上の他の第2のユニットがサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンとの、送信されたインジケーションに基づいて決定される。
ここでの実施形態のさらなる態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて第1のユニットと複数の第2のユニットとの間のコネクションをハンドリングするための第1のユニットによって達成される。第1のユニットは、以下のように構成される:
− 複数の第2のユニットのそれぞれから、NRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのうちのどのバージョンをサポートするかについて、それぞれのインジケーションを取得し、
− 複数の第2のユニットから受信されたインジケーションに基づいて、コネクションのために使用することができるNR−Uのバージョンを決定する。
ここでの実施形態のさらに別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワーク内の第1のユニット(決定ユニット)と複数の第2のユニットとの間のコネクションをハンドリングするための第2のユニットによって達成される。第2ユニットは、以下のように構成される:
− 第2のユニットは、第1のユニットに、第2のユニットがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを送信し、
− 第1のユニットから、コネクションに使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを受信し、このNR−Uのバージョンは、第2のユニットがサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンと、1つ以上の他の第2のユニットがサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンとについての、送信されたインジケーションに基づいて、決定される。
は、従来技術を示す概略ブロック図である。 は、従来技術を示す概略ブロック図である。 は、従来技術を示す概略ブロック図である。 は、従来技術を示す概略ブロック図である。 は、無線通信ネットワークの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、無線通信ネットワークの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、第1のユニットにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 は、第2のユニットにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 は、無線通信ネットワークの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、方法の実施形態を示すシーケンス図である。 は、実施形態を示す概略図である。 は、実施形態を示す概略図である。 は、実施形態を示す概略図である。 は、実施形態を示す概略図である。 は、実施形態を示す概略図である。 は、第1のユニットの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、第1のユニットの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、第2のユニットの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、第2のユニットの実施形態を示す概略ブロック図である。 は、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを概略的に示す図である。 は、部分的に無線コネクションを介した基地局を経由してユーザ機器と通信するホストコンピュータの一般化された構成図である。 は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。
本発明者らは、ここでの開発中の実施形態の一部として、最初に論じられる課題を特定した。
デュアルまたはマルチコネクティビィのシナリオ(以下、集合的にDCと呼ぶ)では、UEへのデータは、図2、図3、図4a、および図4bに従って、制御ユニット(CU)に、または、DUおよびeNBに接続された少なくとも2つ以上の分散ユニット(DU)に送信され得る。パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤをホストするノード、たとえばCUは、1つのユニットであってもよいし、ユーザプレーンと制御データを別々に扱う2つの別々の機能に論理的および物理的に分割されていてもよいことに留意されたい。PDCPをホストするノードと、下位レイヤ、たとえばDUをホストするノードと、の間のユーザプレーンコネクションは、NRユーザプレーンプロトコルであり、3GPP規格、NRユーザプレーン、TS 38.425、(リファレンス1)バージョンV15.0.0において定義されている。要約すると、NRユーザプレーンプロトコルは、F1−U インターフェース、X2−Uインターフェース、およびX2−Cインターフェースを介して使用される。3GPP TS38.425は、管理されたバージョンであり、執筆時点での最新バージョンは15.0.0である。
3GPPリリース15.0.0は、3GPP規格、NRユーザプレーン、TS 38.425、バージョンV15.0.0の最初のリリースであり、規格の範囲は、後続の規格のリリースのそれぞれにおいて追加される新しい機能性と共に増大することが予想される。これらの追加のいくつかはオプションであり、他のものはサポートすることが必須である。
したがって、以前のリリースをサポートするDUなどの下位レイヤをサポートするノードは、後のリリースに従ってフォーマットされたUP PDUのヘッダ構造内のいくつかのフィールドを誤って解釈する可能性があり、これは、データが破棄されたものとして失われること、データおよびヘッダ情報の誤った解釈からデッドロック状態まで、幅広い問題を引き起こす可能性がある。
これは、送信ノードが受信ノードと互換性のあるプロトコルバージョンを使うことを保証することが大切であることを意味する。
これは、両方のノードが同じバージョンのプロトコルを実行する必要があることを自動的に意味するわけではないが、ノード間で送信されるデータは、両方のノードが正しい方法でサポートして解釈するフィールドとヘッダー構造を使用しなければならないこと、に留意されたい。
したがって、ここでの実施形態の目的は、無線通信ネットワークにおけるパフォーマンスを改善することであり得る。
ここでの例示的な実施形態は、5G NRユーザプレーンプロトコルバージョンのハンドリング(取り扱い)、たとえば、ユーザプレーンプロトコルに特有の焦点を当てた新しい5G NR無線におけるインターフェースプロトコルバージョンのハンドリングに関する。
ここでの実施形態は、好適な情報要素を利用してどのプロトコルバージョンがサポートされているかを伝達する能力を追加することを可能にするものであり、この情報は、3GPP規格のNRユーザプレーンプロトコルTS 38.425(リファレンス1)に定義されているように、上位レイヤネゴシエーション、または、帯域内PDUシグナリングのいずれかを使用して、CUとDUとの間で送信され得る。これにより、送信ノードが受信ノードと互換性のあるプロトコルバージョンを使用することができるようになる。リファレンス1は、ここで使用される場合、NRユーザプレーンを意味する。
ここでの実施形態は、一般に無線通信ネットワークに関する。図5aは、無線通信ネットワーク100を示す概略図である。無線通信ネットワーク100は、1つ以上のRANおよび1つ以上のCNを有する。無線通信ネットワーク100は、いくつかの異なる技術を使用することができ、Wi−Fi、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE−Advanced、5G、ニューレディオ(NR)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、移動通信のためのグローバルシステム/GSMエボリューションのための拡張されたデータレート(GSM/EDGE)、マイクロウェーブアクセスのためのワールドワイドインターオペラビリティ(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)などがあるが、これは可能な実装のほんの少しを例示したに過ぎない。ここでの実施形態は、5Gの文脈において特に興味深い最近の技術傾向に関連するが、実施形態は、たとえば、WCDMAおよびLTEのような現存する無線通信システムのさらなる発展型にも適用可能である。
無線通信ネットワーク100では、UE 120のようなUEが動作する。UE 120は、移動局、非アクセスポイント(非AP)型STA、STA、無線端末であってもよく、1つ以上のアクセスネットワーク(AN)、たとえばRANを介して、1つ以上のコアネットワーク(CN)と通信することができる。「無線デバイス」は、任意の端末、無線通信端末、ユーザ装置、マシンタイプコミュニケーション(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはノード、たとえば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話機、センサ、中継器、モバイルタブレット、またはセル内で通信する小型基地局など、を意味する非限定的な用語であることを当業者は理解されたい。
無線通信ネットワーク100は、5G、LTE、Wi−Fiまたは類似のような第1の無線アクセス技術のビームまたはビームグループとも呼ばれるサービスエリア11のような地理的領域にわたって無線カバレッジを提供する無線ネットワークノード109を含む。無線ネットワークノード109は、NG−RANノード、送信受信ポイント、たとえば、基地局、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイントステーション(AP STA)のような無線アクセスネットワークノード、アクセスコントローラ、基地局、たとえば、ノードBのような無線基地局、進化したノードB(eNB、eノードB)、gNB、基地トランシーバステーション、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信装置、スタンドアロンアクセスポイント、または、使用される第1の無線アクセス技術用語に依存して、ネットワークノード110によって提供されるサービスエリア内の無線デバイスと通信することが可能な他の任意のネットワークユニットであってもよい。
DU 110のうちの1つだけが図5aに示されているが、複数のDUが、無線通信ネットワーク100内で動作する。DU 110は、ネットワークノード109に搭載されてもよい。DU 110は、無線リンク制御(RLC)エンティティであってもよいし、それを備えていてもよい。RLCは、無線インターフェースを介して良好な性能を確保するためのプロトコルの1つである。
無線ネットワークノード109は、サービング無線ネットワークノードと呼ばれてもよく、UE 120へのダウンリンク(DL)送信およびUE 120からのアップリンク(UL)送信を用いて、DU 110によって、UE 120と通信する。
たとえば、第1のユニット130(501)および1つ以上の第2のユニット132(502)など、無線通信ネットワーク100内で動作するようないくつかのユニットが、図5aおよび図5bに示されている。第1のユニット130は、いくつかの実施形態では、ネットワークノード109に含まれてもよい。第1のユニット501、130および第2のユニット502、132は、PDCPエンティティであってもよく、またはPDCPエンティティを備えてもよい。ここで使用されるPDCPエンティティは、暗号化と、PDCPプロトコルを終端する完全性保護を取り扱う機能エンティティである。
第1のユニット130(501)は、いくつかの実施形態では、CUおよびDUのうちの任意の1つであってもよく、第2のユニット132は、CUおよびDUのうちの任意の1つであってもよい。他の代替例を以下に説明する。
第1および第2のユニット501、130、502、132およびDUは、機能分散のために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、第1のユニット501、130および第2のユニット502、132などのCUは、PDCPを終端し、DU 110などのDUは、PDCPより下のプロトコル層を実装する。
いくつかの実施形態では、次いで、第1のユニット501、130およびDU 110は、F1−Uインターフェースなどのミッドホールインターフェースによって分離される。他の代替例を以下に説明する。
本明細書の方法は、第1のユニット501および第2のユニット502によって実行され得る。代替として、任意の分散ノード(DN)および機能(たとえば、図5aに示されるようなクラウド140に含まれる)は、この方法を実行するために、または部分的に実行するために、使用され得る。
ここでの実施形態は、ネットワークノードが互いに物理的に分離されているクラウド実施形態においてとりわけ有利である。たとえば、仮想化された環境では、UEにサービスを提供するDUは、物理的にも周波数領域においても分離されてもよく、これは、各別個のDUの伝送特性が時間とともに著しく変化することがありことを意味し、したがって、そのようなシナリオでは、データ複製の制御が可能な限り効率的であることが特に重要である。たとえば、第1のユニット501、130のようなPDCPエンティティ上で実行される。
集約型ユニットユーザプレーン(CU−UP)は、クラウドネットワーク機能として実現されてもよい。ここで使用されるCU−UPは、たとえば、クラウド機能または無線ノード上に実装され、おそらく1つ以上のDUと共存する。
この開示でのいくつかの例示的な実施形態は、リファレンス1バージョンなど、第1のユニット501および複数の第2のユニット502などの接続されたノードがサポートしているNRのユーザプレーンプロトコルバージョンを判定するための適切な方法と、インバンドのユーザプレーンシグナリングを利用することによって、または上位レイヤ制御プレーンコントロールに依拠して、この情報を搬送する方法であって、リファレンス1バージョンなど、互換性のあるNRのユーザプレーンバージョンが何であるかを確定するために、情報フィールドおよびヘッダー構造がコネクションの持続時間の間に、使用される方法と、が概説される。ここで使用される場合、帯域内ユーザプレーンシグナリングは、たとえば、GTP−U、X2−U、Xn−UまたはF1−Uプロトコルで搬送される情報要素を意味する。ここで使用される場合、上位レイヤの制御プレーンコントロールは、たとえば、F1−C、X2−AP、E1、またはRRCシグナリングプロトコルで搬送される情報要素を意味する。
ここでの実施形態の例は、純粋な5Gソリューションの説明に注目しているが、含まれるすべての実施形態は、EN−DCにも適用可能である。
ここでの実施形態は、たとえば、以下の利点を提供することができる:
リファレンス1とも呼ばれるNR−UのどのバージョンがDUをCUに接続するために使用されるべきかに関する判定への入力として、第1のユニット501と複数の第2のユニット502のような関与ノード間で、適切なバージョン情報が交換されることが有利である。したがって、ここでの実施形態では、誤って解釈されたヘッダフィールドまたはデータが廃棄され、失われること、データおよび/またはヘッダ情報の誤った解釈、ならびにデッドロック状況をもたらすプロトコル不一致といったリスクが大幅に低減される。帯域内NRユーザプレーンシグナリングを利用するここでの実施形態はまた、無線リソースシグナリング(RRC)プロシージャのような他のより時間のかかるプロシージャと比較して、バージョンハンドリング情報が、便利にかつ最小のオーバヘッドで伝達されること、を保証する。
本開示に概説されている機能は、複数の異なったベンダからの複数のDUが関与する5G DCのシナリオにおいて、とりわけ有益であろう。なぜならば、より多くのノードと異なったベンダが関与すればするほど、ヘッダ構造と情報要素(IE)が、すべてのノードによって適切に理解され、解釈されることが、より重要になるからである。
図6は、無線通信ネットワーク100における第1のユニット501と複数の第2のユニット502との間のアップカミング(これから確立される)コネクションのようなコネクションをハンドリングするために第1のユニット501によって実行される例示的な方法を示す。この方法は、以下のアクションのいずれかを含むことができる。第1のユニット501および2つの第2のユニット502を示す図5bも参照されたい。いくつかの実施形態では、第1のユニット501は、CUによって代表され、複数の第2のユニット502は、1つ以上のDUによって代表される。いくつかの代替実施形態では、第1のユニット501は、CU−CPによって代表され、複数の第2のユニット502は、CU−UPと1つ以上のDUとによって代表される。いくつかの他の代替実施形態では、第1のユニット501は、マスタノードによって代表され、複数の第2のユニット502は、複数のセカンダリーノードによって代表される。いくつかの実施態様において、第1のユニット501は、CU−UPによって代表される。
アクション601で、第1のユニット501は、複数の第2のユニット502のそれぞれから、それがサポートしているNR−Uの1つ以上のバージョンを示す、それぞれのインジケーションを取得する。NR−Uは、ここではリファレンス1とも呼ばれる。したがって、第1のユニット501は、複数の第2のユニット502から、サポートされるNR−Uのバージョンに関する情報を収集する。
アクション602.
次に、第1のユニット501は、複数の第2のユニット502から受信されたインジケーションに基づいて、コネクションに使用することができるNR−Uのバージョンを決定する。これは、接続されているユニットでサポートされているバージョンを比較し、両方の通信ユニットでサポートされる最高のバージョンを選択することによって、決定される可能性がある。
オプションのアクション603で、第1のユニット501は、複数の第2のユニット502のそれぞれに、コネクションのために使用することができる決定されたNR−Uのバージョンのインジケーションを送信する。これは、どのバージョンを使用するかについて、第2のユニット502のそれぞれに通知するためである。
いくつかのさらなる代替実施形態を以下に記載する。
図7は、たとえば、無線通信ネットワーク100における第1のユニット501と複数の第2のユニット502との間のアップカミングコネクションのようなコネクションをハンドリングするために、複数の第2のユニット502のうちの1つによって実行される例示的な方法を示す。この方法は、以下のアクションのいずれかを含むことができる。第1のユニット501および2つの第2のユニット502を示す図5bも参照されたい。
上述のように、いくつかの実施形態では、第1のユニット501はCUによって代表され、第2のユニット502はDUによって代表される。いくつかの代替実施形態では、第1のユニット501は、CU−CPによって代表され、第2のユニット502は、CU−UPおよびDUのうちの任意の1つによって代表される。いくつかの他の代替実施形態では、第1のユニット501は、マスタノードによって代表され、第2のユニット502は、セカンダリーノードによって代表される。いくつかの実施態様において、第1のユニット501は、CU−UPによって代表される。
アクション701で、第2のユニット502は、インジケーションを第1のユニット501に送信する。インジケーションは、第2のユニット502がサポートしている1つ以上のNR−Uのバージョンを示す。
アクション702において、第2のユニット502は、第1のユニット501から別のインジケーションを受信する。この別のインジケーションは、コネクションに使用することができるNR−Uについての決定されたバージョンを示す。NR−Uのバージョンは、第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンと、1つ以上の他の第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンとについての、送信されたインジケーションに基づいて決定される。
概要
図8を参照すると、F1−Uインターフェースを介して使用することができるプロトコルヘッダ構造およびIEを判定する第1のステップは、UE 120へのコネクションに関与する第1のユニット501および第2のユニット502のような全てのノードおよび/またはユニットが、リファレンス1バージョンのような、どのNRのユーザプレーンバージョンをサポートしているか、を決定することである。この情報が、第1のユニット501によって第2のユニット502から収集され、適切なノードで処理された場合、第1のノード502によって、どのリファレンス1のプロトコルバージョン、すなわち、NR−Uバージョンを各コネクション上で使用すべきかが、判定される。これは、リファレンス1など、NRユーザプレーンの同一バージョンまたは異なるバージョンを使用して、複数の異なるDUがCUに接続されること、を意味し得ることに留意されたい。
リファレンス1バージョンなど、NRユーザプレーンバージョンの使用は、静的である必要がないこともあることに留意されたい。特定のバージョン(単数)またはバージョン(複数)がコネクションのセットアップ時に選択された場合でも、UE 120は、コール中に、他のロケーションに移動することがあり、そこで、たとえば、リファレンス1バージョンのようなNRユーザプレーンの他のバージョンをサポートする別のDUまたは複数のDUなど、他の第1および第2のユニットに接続されることがあるが、これは、コール中に、上述されたミスリードまたは誤って解釈されたユーザプレーンPDUの潜在的な課題を回避するために、バージョンコントロールおよびハンドリングが継続的に監視される必要があること、を意味する。
ここに記載される方法は、NRユーザプレーンプロトコルが適用されるすべての場合に拡張可能である。すなわち、これらは、PDCPプロトコルをホストするノードがeNBのようなネットワークノード109、またはgNB−CUであり、一方、下位レイヤーをホストするノードがeNBやgNB−DUのようなネットワークノード109であるケースである。eNBのようなネットワークノード109は、制御プレーン機能をホストするノード、すなわちeNB−CU−UPと、ユーザプレーン機能をホストするノード、すなわちeNB−CU−CPとに、分割されてもよいことに留意されたい。eNBなどのネットワークノード109は、eNB−DUを有することもでき、そのケースでは、eNB−CU(eNB−CU−UP)とeNB−DUとの間でもNRユーザプレーンプロトコルを使用することができる。したがって、ここでの方法は、eNB−CUをeNB−DUに接続するインターフェースにも適用される。簡単にするために、実施形態は、PDCPをホストするgNB−CUと、下位レイヤをホストするgNB−DUとに関する方法を説明する。
上述されたように、第1のユニット501は、CU−CPと表現され、第2ユニット502は、CU−UPおよびDUのうちのいずれか1つとして表現される。
CUがユーザプレーンパート(CU−UP)と制御プレーンパート(CU−CP)とに分割され、標準インターフェース、すなわちTS 38.46xで規定されるE1インターフェースを介して接続されるデプロイメントでは、CU−UPによってサポートされるバージョンは、CU−CPに送信されてもよい。一方、第2のユニット502のようなDUによってサポートされるNRユーザプレーンのバージョンは、たとえば、3GPP TS 38.473に定義される標準F1インターフェースを介して、DUから第1のユニット501のようなCU−CPに搬送されてもよい。次に、第1のユニット501のようなCU−CPは、各データ無線ベアラ(DRB)のために使用するプロトコルバージョンを決定し、E1およびF1インターフェースを介したベアラセットアップ手順の実行中に、第2のユニット502のようなCU−UPおよび第2のユニット502のようなDUに通知することができる。
上述されたように、第1のユニット501は、CU−CPと表現され、第2ユニット502は、CU−UPおよびDUのうちのいずれか1つと表現される。代替として、第1のユニット501は、CU−UPによって代表されてもよく、第2のユニット502は、CU−CPおよびDUのうちの任意の1つによって代表される。
あるいは、第2のユニット502のようなCU−CPは、第2のユニット502のようなDUでサポートされるプロトコルバージョンに関する情報を、第1のユニット501のようなCU−UPに伝達することができる。この情報に基づいて、第1のユニット501などのCU−UPは、どのバージョンを使用するかを決定することができる。第1のユニット501のようなCU−UPまたは第1のユニット501であるときのCU−CPは、決定を実行するために、第2のユニット502のような異なる複数のDUのためのバージョン情報をマージすることができる。プロトコルバージョンは、外部インターフェース(X2および/またはXnなど)を介して交換(送受信)されてもよく、それにより、第1のユニット501などのCU−CP、または、第1のユニット501であるときのCU−UPは、異なる複数のノード(eNBおよび/またはNG−RANノード)間でのデュアルコネクティビティの場合に使用するバージョンを決定することができる。一例として、第2のユニット502のようなCU−UPは、モビリティシナリオにおいて、更新されたバージョン情報を受信し、これに基づいて、新しいバージョンへのリファレンス1のリンクを新たに追加および/または再構成することができる。
インバンド(帯域内)の実施形態では、このバージョン管理情報は、以下の第5節で概説されるように、NRのユーザプレーンデータフレームに含まれる情報要素を介して、伝達される。
上位レイヤでネゴシエーションされるバージョンコントロール
このサブ節では、上位レイヤ(すなわち、制御プレーン)シグナリングを使用して、サポートされているNR−Uバージョンを交換するためのメカニズムの詳細な例が提供される。上記のように、少なくとも2つの可能なオプションは、(1) CU−CPが、つまり、第1のユニット501であり、DRBセットアップ中に使用するために、そのNR−Uバージョンを決定すること、または(2) CU−UPが、つまり、第1のユニット501であり、DRBセットアップ中に使用するために、そのNR−Uバージョンを決定すること、である。以下では、CU−CPが、つまり、第1のユニット501であり、NR−Uバージョンを決定する場合の例を提供する。しかしながら、同様の原理およびシグナリングは、CU−UPが、つまり、第1のユニット501であり、NR−Uバージョンを決定する場合にも適用され得る。
例: CU−CPが、つまり第1のユニット501であり、NR−Uバージョンを決定する。
図9のシグナリングフローは、サポートされているNR−Uのバージョン情報を交換する方法を示す。これは、F1およびE1セットアップ手順を使用して実行可能である。第1のユニット501などのCU−CPは、次に、第2のユニット502などの接続中のDUおよびCU−UPによってサポートされているNR−Uのバージョンを認識する。これは、たとえば、UE 120にサービスを提供するために使用するCU−UPを選択するときに、この情報を使用してもよい。CU−CPは、選択されたNR−Uバージョンを、DUに対するF1 上でのUEコンテキストセットアップ手順に、および、E1上でのベアラコンテキストセットアップ手順に、含めることによって、同一バージョンが第2のユニット502などのCU−UPおよびとDUによって使用されることを、確認する。
図9は、(1)インターフェースセットアップ中における、サポートされているNR−Uバージョンの交換と、(2)ベアラ確立中におけるDRBのための、選択されたNR−Uバージョンの交換と、を示すコールフローを示す。
ステップ1.−2.
図9においてgNB−DUと呼ばれる第2のユニット502の1つなどのDUは、サポートされているNR−Uバージョンのリストを含むF1セットアップリクエスト(要求)メッセージを送信する。図9においてgNB−CU−CPと呼ばれる第1のユニット501などのCU−CPは、この情報を記憶し、F1セットアップレスポンス(応答)を送信する。その後、F1−Cは動作可能となる。ここで使用されるF1−Cは、CUとDUとの間の通信のために使用される制御プレーンプロトコルである。
第2のユニット502の1つなどのDUは、以下の表1に示すように、F1セットアップ要求メッセージにNR−UバージョンリストIEを含めることによって、サポートされるNR−Uバージョンに関する情報を提供することができる。
表1の最後の3行、表2の最後の行、および表3の最後の行は、ここでの実施形態を既存の手順に追加するために、提供されるものであることに留意されたい。
または、DUは、サポートされているより高いNR−Uリリースのみを提供する場合もあるが、これは、以前のリリースもすべてサポートされていることを意味する。
ステップ3.−4.
CU−CPはE1セットアップ要求メッセージを送信する。図9においてgNB−CU−UPと呼ばれる、複数の第2のユニット502のうちの他方であるCU−UPは、サポートされているNR−Uバージョンのリストを含むE1セットアップ応答メッセージを返信する。CU−CPはこの情報を記憶する。その後、E1−Cは動作可能となる。
同様に、F1上のDUとして、CU−UPは、サポートされているNR−Uバージョンのリスト、またはE1上でサポートされている最新バージョンを提供してもよい。表1の赤色で強調されたものと同様のシグナリングが、E1を介してCU−UPによって使用されてもよい。
なお、ステップ1.〜2.、3.〜4.は、必ずしも図9に示された順序で実行される必要はなく、以下のステップは、ステップ1.〜4.が完了した後、いつでも実可能である。
ステップ5.−6.
第1のユニット501などのCU−CPは、ベアラを確立するために、第2のユニット502のうちの1つなどであるCU−UPへのE1ベアラコンテキストセットアップ要求メッセージを終了する。表2の例をみると、メッセージには、新しいIE、すなわちNR−U バージョンが含まれる場合があり、これは、ベアラのために使用されるNR−UバージョンをCU−UPに通知するために使用される。NR−Uバージョンは、E1セットアップ手順中にCU−UPによってシグナリングされるバージョンの中のものであってもよい。CU−UPはベアラコンテキストセットアップ応答を返信する。
ステップ7.−8.
第1のユニット501などのCU−CPは、ベアラを確立するために、第2のユニット502のうちの1つであるDUへのF1 UEコンテキストセットアップ要求メッセージを終了する。表2の例をみると、メッセージには、NR−Uバージョンという新しいIE が含まれており、これは、ベアラに使用されるNR−UバージョンをDUに通知するために使用される。NR−Uバージョンは、F1セットアップ手順中にDUによって通知されるバージョンの中に含まれる場合がある。UEコンテキストセットアップ応答をDUが返信する。
ステップ9.−10.
ベアラコンテキスト修正手順は、第1のユニット501などのCU−CPが、第2のユニット502のうちの1つなどであるCU−UPへのベアラのDL TEIDを終了することによって実行される。
代替として、ステップ5において、第1のユニット501などのCU−CPは、第2のユニット502のうちの1つなどであるDUによってサポートされているNR−Uバージョンの完全なリストを送信する。第2のユニット502の1つなどであるCU−UPは、使用するNR−Uバージョンを選択し、ステップ6でそれを報告する。
ステップ7.において、CU−CPは、CU−UPによって選択されたNR−UバージョンをDUに送信する。
Figure 2021520113
表1: サポートされているNR−Uバージョンのリストを含むF1セットアップ要求。
Figure 2021520113
表2: UEコンテキストセットアップ要求および/またはベアラコンテキストセットアップ要求メッセージに含まれるNR−UバージョンIE。
いくつかの実施形態では、NR−Uバージョンは、たとえば、表3のように、一連の数値、すなわちインジケーションとして符号化されてもよい。各番号は、リリース15.0.0、または最初の選択開始点に対応した最初の数値から始まる、NR UPプロトコル仕様のバージョンに対応している。このタイプの符号化の利点は、プロトコルの新しいリリースが利用可能になるたびに規格書とプロトコルコードを更新する必要がないことである。プロトコルの新しいリリースが利用可能になりサポートされると、それをサポートするノードは、単に、直前のリリースのサポート時にシグナリングされた値に対する、次の数値をシグナリングすればよい。バージョン情報のコード例を表3に示す。
Figure 2021520113
表3:1から128までの範囲の数値として符号化された、UEコンテキストセットアップ要求および/またはベアラコンテキストセットアップ要求メッセージの中に含まれるNR−U版IE。
インバンドバージョンコントロール
上述のように、いくつかの実施形態では、第1のユニット501はCUによって代表され、第2のユニット502はDUによって代表される。
インバンド(帯域内)をベースとした例では、バージョン管理機能は、第1のユニット501であるCU内に存在し、複数の第2のユニット502であるDUからのフィードバック情報を使用して、どのリファレンス1バージョンを使用するかを決定する。EN−DCシナリオでは、バージョン管理機能は、PDCPをホストするノード、つまり、第1のユニット501内にある。CUへのこの情報は、CUおよびDUを接続するプロトコルのいずれかによって伝達され得るが、インバンドの実施形態では、リファレンス1で定義されるNRユーザプレーンPDUが、そのような情報を伝達する方法となる。シグナリングに関する詳細は、以下でさらに詳述される。次に、DUから受信された、サポートされているバージョンの情報は、第1のユニット501によって使用され、リファレンス1プロトコルバージョンなど、どのNRユーザプレーンバージョンを使用するかを決定する。バージョン情報は、その後、DUに送信されるすべてのUP PDUヘッダに存在してもよいし、または、必要性に応じて、制御またはデータPDUのいずれかである特定のDL PDUヘッダ内に追加されてもよい。
この例の代替案では、バージョン管理機能は、関与するすべてのノード間に分散される。任意のノードは、第2のユニット502のうちの1つであり、リファレンス1プロトコルバージョンのように、それによりサポートされているもっとも高いNRユーザプレーンバージョンを、第1のユニット501である他の接続されたノードに向けて送信してもよい。このような情報を受信した各ノードは、自身がサポートしている最も高いプロトコルバージョンと、受信したプロトコルバージョンとのうちで、リファレンス1プロトコルバージョンなど、ミニマムで共通にサポートされているNRユーザプレーンバージョンを返信しなければならない。これは、複数の第2のユニット502から受信されたインジケーションに基づいてコネクションのために使用することができる、決定されたNR−Uバージョンと呼ばれる。このハンドシェーク手順は、特定のノードに以前に送信されたまったく同じプロトコルバージョンが、同じノードから再度受信されるまで続き、たとえば、共通にサポートされているもっとも高いリファレンス1プロトコルバージョンとして確認される。
全てのノードが互いに直接接続しているわけではないとき、たとえば、2つのDUが共通のCUに接続されているが、互いに直接接続されていないとき、2つ以上の接続されたノードを有するノード、たとえば、この例ではCUは、自身とその接続されたノードとによって共有されるリファレンス1プロトコルバージョンのような、共通にサポートされている最も高いNRユーザプレーンバージョンを、全ての接続されたノードに向けてシグナリングし、単一のプロトコルバージョンに向けて収束する。
このハンドシェイクプロシージャは、ノードが追加または削除された場合など、いつでも再度開始されうる。
1つの追加の拡張は、ノードが、それぞれの接続されたノードについて、共通にサポートされているもっとも高いリファレンス1プロトコルバージョンを記憶し、これによって、新しいコネクションが確立されたときのシグナリングを低減することができることである。
以下に列挙されるバージョン管理情報を伝達するために、既存のPDUタイプが使用され、必要に応じてバージョン情報が追加されるか、または新しいPDUタイプが、リファレンス1のセクション5.5.2に追加されることが提案される。現在の規格では、PDUタイプ0と1はすでに使用されており、新しいPDUタイプバージョン管理情報は、たとえば、次に利用可能なPDUタイプ2を使用することができる。
当業者であれば、以下に提示される図10〜図14が、リファレンス1で定義された現在のPDUタイプに基づく例示的な実施形態にすぎず、現在定義されているタイプまたはPDUタイプのいずれかのデータフィールド、スペアビット、または予約ビットの他の組合せ、または後にリファレンス1に追加されるビットを使用して、バージョン管理情報を伝達することができることを理解するであろう。さらに別の代替案は、GTP−U「Next Extension Header(ネクストエクステンションヘッダー)」フィールドの現在使用されていない値を使用することである。
さらに、バージョン管理情報は、バージョンサポートに関する情報を検索抽出することができる任意のノードに伝達されるか、またはそこから送信されることがあることに留意されたい。一例として、使用される別のPDUタイプは、汎用UL PDUタイプであってもよい。非限定的な例として、バージョン管理情報は、gNB−DUである第2のユニット502からgNB−CUである第1のユニット501に、または、gNB−DUである第2のユニット502からLTE eNBである第1のユニット501に、または、LTE eNBである第2のユニット502からgNB−CUである第1のユニット501に、送信されてもよい。
ダウンリンクバージョン管理情報のハンドリング
以下の例のバージョン管理情報フィールドは、送信されたPDUをコンパイルするために使用されるNR−Uのバージョンのようなリファレンス1バージョンを示すために、第2のユニット502のような送信ノードによって使用されてもよい。
これにより、第1のユニット501のような受信ノードは、送信ノードがPDUを構成するために使用するヘッダ構造とIEルールを知ることができ、含まれている情報を正しい方法で復号化することができる。
バージョン管理フィールド付きのDLユーザデータPDUの例
バージョン管理フィールドを持つDLユーザデータPDUの一例は、常にバージョンフィールドを含むことである。これは、図10に示されているように、バージョン情報1010.と呼ばれるものが、最初のオクテットの直下に付加されるか、スペアエクステンションの前に最後のオクテットとして付加されるかのいずれかである。
別の実施形態は、スペア1110と呼ばれる、ヘッダの利用可能なスペアビットを使用して、バージョンフィールドの存在を示し、このビットが1にセットされている場合、バージョンフィールドの存在を示し、0にセットされている場合、図11のように、バージョンフィールドは存在しない。
さらに別の実施形態では、新しいPDUタイプが定義されており、新しいPDUタイプ2のバージョン情報のための例示フレームはバージョン管理情報1210と呼ばれる。図12は、上記のリファレンス1内に定義された新しいPDUタイプの実施形態を示す。現在の値としてPDU Type=0(DLユーザデータ)および1(DLデータデリバリーステータス)が定義されいるが、これは、PDU Type=2がバージョン管理情報フィールドを搬送するために使用可能であることを意味する。図12は、バージョン管理情報(PDU タイプ2)である。
アップリンクバージョン管理情報のハンドリング
バージョン管理フィールドを持つDLデータデリバリーステータス(DDDS)PDUの例
いくつかの例では、リファレンス1において5.5.3.24節で定義されているスペアエクステンション1310の1つのオクテットは、バージョン管理情報フィールドを搬送するために使用される。図13を参照されたい。
別の例では、バージョン情報フィールドの存在を示すために、バージョン情報1410と呼ばれる新しいフラグビットが第2のオクテットに導入される。
第2のオクテットにおけるビット1のバージョン情報は、バージョン管理情報オクテットの存在を示すために使用される。バージョン情報が1に設定されている場合、バージョン管理情報オクテットが存在する。0に設定される場合、バージョン管理情報オクテットは存在しない。図14を参照されたい。
誤ったバージョンコンフィギュレーションのハンドリング
NR−Uのバージョンなど、リファレンス1の特定のバージョンに対応していないノードに1つ以上のPDUが送信される設定ミスや誤りは、多くの手法で対処できる。
簡単な例は、サポートされていないバージョンをもつバージョン管理情報フィールドを受信するノードが、そのPDUを廃棄する、および/または、サポートされている最も高いバージョンを含むPDUをもつレスポンスを返信する、というルールを導入することである。
別の例は、送信ノードに送信することができる、サポートされているバージョン情報の最上位のものかまたはリストの何れかを示す新しいPDUタイプまはたIEの何れかを導入することである。
これらの例は両方とも、バージョン管理情報フィールドが1つ以上のサポートされているバージョン情報フィールドで置き換えられる点を除いて、上記の例によって例示することができる。
従って、それがサポートしないバージョン管理情報フィールドを含むPDUをノードが破棄し、サポートされているバージョン情報フィールドを通して最も高いサポートされているバージョンを示すPDUまたは類似のPDUをもつレスポンスがある上記の挙動は、リファレンス1のための規格への必須の追加として3GPPによって受諾される必要があることがある。
別の例では、サポートされていないプロトコルバージョンの受信時、または第1のユニット501および第2のユニット502のような関与する両方のノードがNR−Uのバージョンのようなプロトコルバージョンを交換した後で、共通にサポートされているバージョンに関して収束に達しない場合、gNB−DUとgNB−CUとの間のF1−C上で、またはgNB−CU−UPとgNB−CU−CPとの間のE1インターフェース上などの、制御プレーンインターフェース上で、プロシージャ(手順)が開始されてもよい。この手順は、共通UPプロトコルバージョンへの非収束にフラグを立てるかもしれない。この手順は、UPバージョンの収束に到達しなかったベアラが削除されることによって、障害を表し得るか、または、この手順は、単に非収束イベントにフラグを立て、たとえば、gNB−CU−CPなど、ベアラ管理のためのCP機能をホストしているノードに任せて、適切なアクションをとらせてもよい。
図15a、bは、第1のユニット501の構成例を示している。第1のユニット501は、図15bに示されるように、取得ユニット1510、決定ユニット1520、および送信ユニット1530を含んでもよい。
図16aおよびbは、第2のユニット502における構成例を示す。第2のユニット502は、図16bに示されるように、送信ユニット1610および受信ユニット1620を含んでもよい。
第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれは、互いに通信するように構成された入力出力インターフェース1500、1600を備えることができる。図15aおよび図16aを参照されたい。入出力インターフェースは、無線受信機(図示せず)および無線送信機(図示せず)を備えることができる。
ここでの実施形態は、ここでの実施形態の機能およびアクションを実行するためのそれぞれのコンピュータプログラムコードと共に、図15aおよび図16aに示される第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれ内の処理回路のそれぞれのプロセッサ1540、1630など、それぞれのプロセッサまたは1つ以上のプロセッサを介して実装され得る。上述のプログラムコードは、たとえば、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれにロードされたときに、ここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。さらに、コンピュータプログラムコードは、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれにダウンロードされてもよい。
第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれは、1つ以上のメモリユニットを備えるメモリ1550、1640のそれぞれをさらに備えることができる。このメモリは、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれにおけるプロセッサによって実行可能な命令を含む。
このメモリは、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれにおいて実行されるときに、本明細書の方法を実行するために、たとえば、NR−Uのバージョン、データ、コンフィギュレーション(構成)、およびアプリケーションを記憶するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラム1560、1650のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサ1540、1630によって実行されると、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれの1つ以上のプロセッサに上記の動作を実行させる命令を備える。
いくつかの実施形態では、キャリア1570、1660のそれぞれは、それぞれのコンピュータプログラムを備え、当該キャリアは、電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
当業者であれば、以下で説明される第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれ内の機能ユニットは、アナログおよびデジタル回路の組合せ、および/または、たとえば、第1のユニット501および第2のユニット502のそれぞれに格納されたソフトウェアおよび/またはファームウェアで構成された1つ以上のプロセッサを指すことができ、これらは、上述のプロセッサなどのそれぞれの1つ以上のプロセッサによって実行されると、それぞれの少なくとも1つのプロセッサに、上述のアクションのいずれかに従ってアクションを実行させることを理解するであろう。他のデジタルハードウェアと同様に、これらプロセッサの1つ以上が単一の特定用途集積回路(ASIC)に含まれることもあるし、または、いくつかのプロセッサおよび種々のデジタルハードウェアが、個別にパッケージされたものであれ、システムオンチップ(SoC)に組み込まれたものであれ、いくつかの別々のコンポーネント間に分散配置されることもある。
用語「有する(comprise)」または「有している(comprising)」を使用する場合、それは、非限定的であると解釈されるべきであり、すなわち、「少なくとも有する」を意味する。
ここでの実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されない。様々な代替、修正、および均等物が使用されてもよい。
以下、いくつかの例示的な実施形態1〜22について簡単に説明する。たとえば、図5aおよびb、図6、7、15aおよびb、ならびに図16 aおよびbを参照されたい。
実施形態1
無線通信ネットワーク100における第1のユニット501と複数の第2のユニット502との間のアップカミング(これから確立される)コネクションのようなコネクションをハンドリングするために、第1のユニット501によって実行される方法であって、前記方法は、
前記複数の第2のユニットのそれぞれから、それがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのそれぞれのインジケーションを取得すること(601)と、
前記複数の第2のユニット502から受信された前記インジケーションに基づいて、前記コネクションのために使用することができるNR−Uのバージョンを決定すること(602)と、
を有する。
実施形態2
実施形態1に記載の方法であって、前記第1のユニット501はセントラル(集約)ユニット(CU)によって代表され、前記複数の第2のユニット502は1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表される。
実施形態3
実施形態1に記載の方法であって、前記第1のユニット501は、集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表され、前記複数の第2のユニット502は、集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)および1つ以上の分散ユニットDUによって代表される。
実施形態4
実施形態1の方法であって、前記第1のユニット501はマスタノードによって代表され、前記複数の第2のユニット502は複数のセカンダリーノードによって代表される。
実施形態5
実施形態1−5のいずれかに記載の方法であって、さらに、
前記複数の第2のユニット502のそれぞれに、前記コネクションのために使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを送信すること(603)、を有する。
実施形態6
コンピュータプログラムであって、プロセッサによって実行されると、実施形態1〜5のいずれかに係る動作をプロセッサに実行させる命令を有する。
実施形態7
実施形態6のコンピュータプログラムを有するキャリアであって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のいずれかである。
実施形態8
無線通信ネットワーク100において、第1のユニット501と、決定ユニットと、複数の第2のユニット502との間のアップカミングコネクションのようなコネクションをハンドリングするために、第2のユニット502によって実行される方法であって、前記方法は、
前記第2のユニットがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを前記第1のユニット501に送信すること(701)と、
前記第1のユニット501からNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを受信すること(702)とを有し、当該NR−Uのバージョンは、前記第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンと、他の1つ以上の第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンとについての、送信された前記インジケーションに基づいて、決定される。
実施形態9
実施形態8に記載の方法であって、前記第1のユニット501は、集約ユニット(CU)によって代表されるものであり、前記第2のユニット502は分散ユニット(DU)によって代表されるものである。
実施形態10
実施形態8に記載の方法であって、前記第1のユニット501は、集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表され、前記第2のユニット502は、集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)、分散ユニット(DU)のうちのいずれか1つによって代表されるものである。
実施形態11
実施形態8に記載の方法であって、前記第1のユニット501がマスタノードによって代表され、前記第2のユニット502がセカンダリノードによって代表されるものである。
実施形態12
コンピュータプログラムであって、プロセッサによって実行されると、プロセッサに実施形態8〜11のいずれかに係る動作を実行させる、命令を有する。
実施形態13
実施形態12のコンピュータプログラムを有するキャリアであって、電気信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気的信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のいずれかである。
実施形態14
無線通信ネットワーク100における第1のユニット501と複数の第2のユニット502との間のアップカミングコネクションのようなコネクションをハンドリングするための前記第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は、
前記複数の第2のユニットのそれぞれから、それがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを、たとえば、前記第1のユニット501内の取得部1510によって、取得し、
前記複数の第2のユニット502から受信された前記インジケーションに基づいて、たとえば、前記第1のユニット501内の決定ユニット1520によって、前記コネクションのために使用することができるNR−Uのバージョンを決定する、ように構成されている。
実施形態15
実施形態14に記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は、集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように構成され、前記複数の第2のユニット502は、1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように構成される。
実施形態16
実施形態14に係る第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるように適合しており、前記複数の第2ユニット502は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)および1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように、適合している。
実施形態17
実施形態14に記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501はマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2のユニット502は複数のセカンダリーノードによって代表されるものであるように適合している。
実施形態18
実施形態14〜17のいずれかに記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は、以下のようにさらに構成される。
前記複数の第2のユニット502のそれぞれに、たとえば第1のユニット501内の送信ユニット1530によって、前記コネクションのために使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを送信する。
実施形態19
無線通信ネットワーク100内の第1のユニット501と、決定ユニットと、複数の第2のユニット502との間のアップカミングコネクションのようなコネクションをハンドリングするための第2のユニット502であって、前記第2のユニット502は、以下のように構成される。
第1のユニット501に、たとえば、第2のユニット502内の送信ユニット1610によって、第2のユニットがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを送信し、
第2のユニット502内の受信ユニット1620によって、前記コネクションに使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを第1のユニット501から受信し、当該NR−Uのバージョンは、第2のユニット502がサポートしているNR−Uの1つ以上のバージョンと、1つ以上の他の第2のユニット502がサポートしているNR−Uの1つ以上のバージョンとについての、送信されたインジケーションに基づいて、決定される。
実施形態20
実施形態8による第2のユニット502であって、前記第1のユニット501は集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように適合しており、第2のユニット502は分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように適合している。
実施形態21
実施形態8に係る第2のユニット502であって、前記第1のユニット501は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット502は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)、分散ユニット(DU)のいずれか1つによって代表されるものであるように適合している。
実施形態22
実施形態8に記載の第2のユニット502でえあって、前記第1のユニット501がマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット502がセカンダリーノードによって代表されるものであるように適合している。
実施形態23
無線通信ネットワーク100における第1のユニット501と複数の第2のユニット502との間のアップカミングコネクションのようなコネクションをハンドリングするための当該第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は、プロセッサ1540と、当該プロセッサによって実行可能な命令を有するメモリー1550とを有し、それによって、前記第1のユニット501は、以下のように構成される。
前記複数の第2のユニットのそれぞれから、それがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンの、それぞれのインジケーションを取得し、
前記複数の第2のユニット502から受信された前記インジケーションに基づいて、前記コネクションに使用することができるNR−Uのバージョンを決定する。
実施形態24
実施形態23に記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように構成され、前記複数の第2のユニット502は1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように構成される。
実施形態25
実施形態23に係る第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2ユニット502は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)および1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように適合している。
実施形態26
実施形態23に記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501はマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2のユニット502は複数のセカンダリーノードによって代表されるものである。
実施形態27
実施形態23〜26のいずれかに記載の第1のユニット501であって、前記第1のユニット501は、さらに、以下のように構成される。
前記複数の第2のユニット502のそれぞれに、前記コネクションに使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを送信する。
実施形態28
無線通信ネットワーク100内の第1のユニット501、決定ユニット、および複数の第2のユニット502の間のアップカミングコネクションなどのコネクションをハンドリングするための第2のユニット502であって、前記第2のユニット502は、プロセッサ1630と、当該プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリー1640とを有し、それによって、前記第2のユニット502は、以下のように構成される。
第1のユニット501に、前記第2のユニットがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを送信し、
前記第1のユニット501から、前記コネクションのために使用することができるNR−Uの決定されたバージョンのインジケーションを受信し、当該NR−Uのバージョンは、前記第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンと、1つ以上の他の第2のユニット502がサポートするNR−Uの1つ以上のバージョンとについて、前記送信されたインジケーションに基づいて、決定される。
実施形態29
実施形態28に記載の第2のユニット502であって、前記第1のユニット501は、集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように構成され、前記第2のユニット502は、分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように構成される。
実施形態30
実施形態28に係る第2のユニット502であって、前記第1のユニット501が集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット502は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)、分散ユニット(DU)のうちのいずれか1つによって代表されるものであるように適合している。
実施形態31
実施形態28に記載の第2のユニット502であって、前記第1のユニット501はマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット502はセカンダリーノードによって代表されるものであるように適合している。
図17に関して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211と、コアネットワーク3214とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの通信ネットワーク3210を含む。アクセスネットワーク3211は、第1のユニット501および第2のユニット502、AP STA NB、eNB、gNB、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局3212a、3212b、3212cを有し、それぞれが対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを定義する。基地局3212a、3212b、3212cのそれぞれは、有線または無線コネクション3215を介してコアネットワーク3214に接続可能である。カバレッジエリア3213cに位置する非AP STA 3291のような第1のユーザ装置(UE)は、対応する基地局3212cに無線で接続するか、またはページングされるように構成されている。カバレッジエリア3213a内の非AP STAなどの第2のUE 3292は、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE3291、3292が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内に存在する状況や、単一のUEが対応する基地局3212に接続している状況にも、等しく適用可能である。
通信ネットワーク3210は、それ自体がホストコンピュータ3230に接続されており、これは、スタンドアロン型サーバ、クラウドに実装されたサーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内のプロセッシングリソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて具体化されてもよい。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間のコネクション3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接的に延在していてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク3220を介してもよい。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組合せとすることができ、中間ネットワーク3230は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク3220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を有することができる。
全体として図17の通信システムは、接続中のUE3291、3292の1つとホストコンピュータ3230との間のコネクティビティを実現する。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(OTT)コネクション3250として記述されてもよい。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション3250を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション3250は、OTTコネクション3250が通過するように参加している通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティング(経路指定)に気付かないという意味でトランスペアレントでありうる。たとえば、基地局3212は、接続されたUE 3291に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ためにホストコンピュータ3230から発信されるデータをもつ着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされる必要はない。同様に、基地局3212は、UE 3291からホストコンピュータ3230へ向かう発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
上記パラグラフで説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの実施形態に従った実施例は、図18を参照して説明される。通信システム3300において、ホストコンピュータ3310は、通信システム3300の別の通信装置とのインターフェースを備えた有線または無線コネクションを確立して維持するように構成された通信インターフェース3316を含むハードウェア3315を有する。ホストコンピュータ3310は、記憶および/またはプロセッシング(処理)能力を有することができる処理回路3318をさらに備える。特に、処理回路3318は、命令を実行するように適合した1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ3310はさらにソフトウェア3311を有し、それがホストコンピュータ3310に記憶されるか、またはアクセス可能であり、処理回路3318によって実行可能である。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を有する。ホストアプリケーション3312は、UE 3330およびホストコンピュータ3310で終端されるOTTコネクション3350を介して接続するUE 3330などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTTコネクション3350を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム3300は、さらに、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ3310およびUE 3330と通信することを可能にするハードウェア3325を有する基地局3320を有する。ハードウェア3325は、通信システム3300の別の通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに基地局3320によってサービスされるカバレッジエリア(図18には示されていない)に位置するUE 3330との少なくとも無線コネクション3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を含むことができる。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310へのコネクション3360を容易にするように構成されてもよい。コネクション3360は、直接的なものであってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図18には示されていない)を通過するものであってもよいし、および/または通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過するものであってもよい。図示の実施形態では、基地局3320のハードウェア3325は、命令を実行するように適合した1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路3328をさらに有する。さらに、基地局3320は、内部に記憶されるか、または外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア3321を有する。
通信システム3300は、すでに言及されたUE 3330をさらに有する。そのハードウェア3335は、UE 3330が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線コネクション3370をセットアップして、維持するように構成された無線インターフェース3337を有しててもよい。UE 3330のハードウェア3335は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい処理回路3338をさらに有する。UE 3330はさらにソフトウェア3331を有し、これらはUE 3330内に記憶されるかアクセス可能であり、また処理回路3338によって実行可能である。ソフトウェア3331は、クライアントアプリケーション3332を有する。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートを受けて、UE 3330を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ3310において、実行中のホストアプリケーション3312は、UE 3330で終端されるOTTコネクション3350およびホストコンピュータ3310を介して実行中のクライアントアプリケーション3332と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTTコネクション3350は、リクエストデータとユーザデータの両方を伝送してもよい。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成してもよい。
図18に示されるホストコンピュータ3310、基地局3320、およびUE 3330は、ホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、および図17のUE3291、3292のうちの1つとそれぞれ同一でありうることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図18に示されるようなものであってもよいし、これとは独立したものであってもよいし、周囲のネットワークトポロジは図17のものであってもよい。
図18では、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とユーザ装置3330との間の通信を示すために、OTTコネクション3350が抽象的に描かれているが、いかなる中間デバイスも明示的に参照されてはおらず、これらの装置を介したメッセージの正確なルーティングも参照されていない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE 3330から、またはホストコンピュータ3310を運用するサービスプロバイダから、あるいはその両方から隠すように構成されてもよい。OTTコネクション3350がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(たとえば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE 3330と基地局3320との間の無線コネクション3370は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクション3370が最後の区間を形成するOTTコネクション3350を使用して、UE 3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、[適用可能なRAN効果:データレート、レイテンシー、電力消費]を改善することができ、それにより、ユーザの待ち時間の削減、ファイルサイズに対する制限の緩和、応答性の向上、バッテリ寿命の延長などの利点が得られる。
1つ以上の実施形態が改善するデータレート、遅延時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、計測結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ3310と端末3330との間でOTTコネクション3350を再構成するための任意のネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション3350を再構成するための測定プロシージャおよび/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311、またはUE 3330のソフトウェア3331、またはその両方に実装されてもよい。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTTコネクション3350が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア3311、3331が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに関与してもよい。OTTコネクション3350の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを有することができ、再構成は、基地局3320に影響を及ぼす必要はなく、基地局3320には知られていないか、または知覚できないことがある。このようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野で公知であり、実践されているものであってもよい。特定の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、遅延時間などのホストコンピュータ3310の測定を容易にする独自のUEシグナリングを有することができる。測定は、ソフトウェア3311、3331が、伝搬時間、誤差等を監視している間に、OTTコネクション3350を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージを送信させることによって、実行されてもよい。
図19は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図17および図18を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図19の参照のみを本項に含める。方法の最初のステップ3410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。最初のステップ3410のオプションのサブステップ3411において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3420において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。オプションの第3のステップ3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。オプションの第4のステップ3440において、UEは、ホスト・コンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図20は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図17および図18を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図20の参照のみを本項に含める。方法の最初のステップ3510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3520において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信された信号は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局を介して渡されてもよい。オプションの第3のステップ3530において、UEは、送信信号により搬送されるユーザデータを受信する。
図21は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図17および図18を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図21の参照のみを本項に含める。本方法の任意の第1のステップ3610では、UEは、ホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。さらに、または代替的に、オプションの第2のステップ3620において、UEは、ユーザデータを提供する。第2のステップ3620の任意のサブステップ3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。第1のステップ3610のさらなるオプションのサブステップ3611において、UEは、ホストコンピュータによって提供されて受け付けられ入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、オプションの第3のサブステップ3630において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法の第4のステップ3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図22は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムには、ホストコンピュータ、AP STAのような基地局、および図17および図18を参考に記載することができる非AP STAのようなUEが含まれるが、本開示の簡略化のため、図21の参照のみを本項に含める。本方法のオプションの第1のステップ3710で、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局は、UEからユーザデータを受信する。オプションの第2のステップ3720で、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第3のステップ3730で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されるユーザデータを受信する。
略語
略語: 説明
CU: 集約ユニット
DC: デュアルコネクティビティ(二重接続性)
DU: 分散ユニット
GTP−U: GPRS トンネリングプロトコルユーザプレーン
MC: マルチコネクティビティ
NGC: 新世代コア
NR: ニュージェネレーションレディオ(新世代無線)
UE: ユーザ装置

Claims (22)

  1. 無線通信ネットワーク(100)における第1のユニット(501)と複数の第2のユニット(502)との間のコネクションをハンドリングするために前記第1のユニット(501)によって実行される方法であって、前記方法は、
    前記複数の第2のユニットのそれぞれからそれがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのそれぞれのインジケーションを取得すること(601)と、
    前記複数の第2のユニット(502)から受信された前記インジケーションに基づいて、前記コネクションのために使用することができるNR−Uのバージョンを決定すること(602)と、
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット(CU)によって代表されるものであり、前記複数の第2のユニット(502)は1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものである、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであり、前記複数の第2のユニット(502)は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)および1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものである、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)はマスタノードによって代表されるものであり、前記複数の第2のユニット(502)は、複数の二次ノードによって代表されるものである、方法。
  5. 請求項1から5のいずれかに記載の方法であって、さらに、
    複数の第2のユニット(502)のそれぞれに、前記コネクションのために使用することができる決定されたNR−Uのバージョンのインジケーションを送信すること(603)を、有する方法。
  6. コンピュータプログラム(1560)であって、プロセッサ(1540)によって実行されると、当該プロセッサ(1540)に請求項1から5のいずれかに記載の動作を実行させる命令を有する、コンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラム(1560)を含むキャリア(1570)であって、当該キャリア(1570)は、電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
  8. 無線通信ネットワーク(100)において第1のユニット(501)と複数の第2のユニット(502)との間のハンドリングのために前記第2のユニット(502)によって実行される方法であって、前記方法は、
    前記第1のユニット(501)へ前記第2のユニットがサポートしている1つ以上のNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)のバージョンのインジケーションを送信すること(701)と、
    前記第1のユニット(501)から、前記コネクションに使用することができると決定されたNR−Uのバージョンのインジケーションを受信すること(702)と、を有し、当該NR−Uのバージョンは、前記第2のユニット(502)がサポートしている1つ以上のNR−Uのバージョンと、1つ以上の他の第2のユニット(502)がサポートしている1つ以上のNR−Uのバージョンとについての、送信された前記インジケーションに基づいて、決定される、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット(CU)によって代表されるものであり、前記第2のユニット(502)は分散ユニット(DU)によって代表されるものである、方法。
  10. 請求項8に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであり、前記第2のユニット(502)は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)と分散ユニット(DU)のうちのいずれか1つによって代表されるものである、方法。
  11. 請求項8に記載の方法であって、前記第1のユニット(501)はマスタノードによって代表されるものであり、前記第2のユニット(502)はセカンダリーノードによって代表されるものである、方法。
  12. コンピュータプログラム(1650)であって、プロセッサ(1630)によって実行されると、当該プロセッサ(1630)に請求項8から11のいずれかに記載された動作を実行させる命令を有する、コンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラム(1650)を有するキャリア(1660)であって、当該キャリア(1660)は、電子信号、光信号、電磁信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
  14. 無線通信ネットワーク(100)における第1のユニット(501)と複数の第2のユニット(502)との間のコネクションをハンドリングするための前記第1のユニット(501)であって、前記第1のユニット(501)は、
    前記複数の第2のユニットのそれぞれからそれがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのそれぞれのインジケーションを取得し、
    前記複数の第2のユニット(502)から受信された前記インジケーションに基づいて、前記コネクションのために使用することができるNR−Uのバージョンを決定する、ように構成された第1のユニット。
  15. 請求項14に記載の第1のユニット(501)であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2のユニット(502)は1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように適合している、第1のユニット。
  16. 請求項14に記載の第1のユニット(501)であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2のユニット(502)は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)および1つ以上の分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように適合している、第1のユニット。
  17. 請求項14に記載の第1のユニット(501)であって、前記第1のユニット(501)はマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記複数の第2のユニット(502)は複数のセカンダリーノードによって代表されるものであるように適合している、第1のユニット。
  18. 請求項14から17のいずれかに記載の第1のユニット(501)であって、前記第1のユニット(501)は、さらに、
    複数の第2のユニット(502)のそれぞれに、前記コネクションのために使用することができる決定されたNR−Uのバージョンのインジケーションを送信するように適合している、第1のユニット。
  19. 無線通信ネットワーク(100)における第1のユニット(501)(決定ユニット)と複数の第2のユニット(502)との間のコネクションをハンドリングするための第2のユニット(502)であって、前記第2のユニット(502)は、
    前記第1のユニット(501)に、当該第2のユニットがサポートしているNRユーザプレーンプロトコル(NR−U)の1つ以上のバージョンのインジケーションを送信し、
    前記第1のユニット(501)から、前記コネクションのために使用することができると決定されたNR−Uのバージョンのインジケーションを受信する、ように構成されており、当該NR−Uのバージョンは、1つ以上の他の第2のユニット(502)がサポートしているNR−Uの1つ以上のバージョンと、前記第2のユニット(502)がサポートしているNR−Uの1つ以上のバージョンの前記送信されたインジケーションとに基づいて、決定される、第2のユニット。
  20. 請求項8に記載の第2のユニット(502)であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット(CU)によって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット(502)は分散ユニット(DU)によって代表されるものであるように適合している、第2のユニット。
  21. 請求項8に記載の第2のユニット(502)であって、前記第1のユニット(501)は集約ユニット制御プレーンパート(CU−CP)によって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット(502)は集約ユニットユーザプレーンパート(CU−UP)と分散ユニット(DU)のうちのいずれか1つによって代表されるものであるように適合している、第2のユニット。
  22. 請求項8に記載の第2のユニット(502)であって、前記第1のユニット(501)はマスタノードによって代表されるものであるように適合しており、前記第2のユニット(502)はセカンダリーノードによって代表されるものであるように適合している、第2のユニット。
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