JP2021530901A - サイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置 - Google Patents

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Abstract

本願はサイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置を開示し、非周期的なサービスの伝送時のリソース衝突を回避することができる。当該方法は、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択することと、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択し、前記第1指示情報は前記第1リソースを指示することに用いられ、前記第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置が異なることと、前記第1端末装置が前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することと、を含む。

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2018年7月17日に中国特許庁に出願された、出願番号がPCT/CN2018/095961であり、発明の名称が「サイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置」であるPCT特許出願に基づいて、優先権を主張し、当該出願の全ての内容をここに援用する。
本願は、2018年7月20日に中国特許庁に出願された、出願番号がPCT/CN2018/096531であり、発明の名称が「サイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置」であるPCT特許出願に基づいて、優先権を主張し、当該出願の全ての内容をここに援用する。
本願は、2018年11月8日に中国特許庁に出願された、出願番号がPCT/CN2018/114613であり、発明の名称が「サイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置」であるPCT特許出願に基づいて、優先権を主張し、当該出願の全ての内容をここに援用する。
本願の実施例は通信分野に関し、より具体的に、サイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置に関する。
車車間及び路車間とも呼ばれるビークルツーエブリシング(V2X、Vehicle to Everything)通信システムは、D2D通信に基づくサイドリンク(SL、Sidelink)伝送技術である。従来のロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システムにおいて基地局によってデータを送受信する方式とは異なり、ビークルツーエブリシングシステムは端末間の直接通信の方式を採用するため、より高いスペクトル効率及びより低い伝送遅延を有する。ビークルツーエブリシングにおいて、端末装置はサイドリンクの伝送リソースを自主的に選択することができ、例えば、端末装置はリソースをランダムに選択し又は検知の方式でリソースを決定することができる。
LTEシステムでは、サービスが周期性を持ち、端末装置が次のサービスの到達時間を予測できるため、リソース予約の方式で、他のユーザがこのリソースを占有することを回避して、リソース衝突を回避する目的を達成することができる。具体的に、端末装置はサイドリンク制御情報(SCI、Sindlink Control Information)に、予約したリソースを含ませることができ、そしてサイドリンク制御情報は端末装置のデータリソースと周波数分割されたものである。しかしながら、NRシステムでは、サービスは通常周期性を持たない。例えば、サービスはランダムに到達するものであってもよく、又はサービスの到達時間は一定の時間範囲内にあってもよい。従って、端末装置のサービスが周期性を持たない場合、如何にリソース衝突を回避するかは解決すべき問題になっている。
本願の実施例はサイドリンクにおけるデータ伝送方法及び端末装置を提供し、非周期的なサービスを伝送するときにリソース衝突を回避することができる。
第1態様ではサイドリンクにおけるデータ伝送方法を提供し、
第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択することと、
前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択し、前記第1指示情報は前記第1リソースを指示することに用いられ、前記第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置が異なることと、
前記第1端末装置が前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することと、を含む。
第2態様ではサイドリンクにおけるデータ伝送方法を提供し、
第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信することに使用できる複数の第1リソースを選択することと、
前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択し、前記第1指示情報は前記複数の第1リソースを指示することに用いられ、前記複数の第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置が異なることと、
前記第1端末装置が前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信し、前記少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて前記データを1回送信することと、を含む。
第3態様では上記第1態様又は第1態様の任意選択可能な実施形態の方法を実行することができる端末装置を提供する。具体的に、当該端末装置は上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法を実行するための機能モジュールを備え得る。
第4態様では上記第1態様又は第1態様の任意選択可能な実施形態の方法を実行することができる端末装置を提供する。具体的に、当該端末装置は上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法を実行するための機能モジュールを備え得る。
第5態様ではプロセッサとメモリを備える端末装置を提供する。当該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法を実行することに用いられる。
第6態様ではプロセッサとメモリを備える端末装置を提供する。当該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法を実行することに用いられる。
第7態様では上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法を実現するためのチップを提供する。具体的に、当該チップはメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、当該チップが取り付けられる装置に上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法を実行させることに用いられるプロセッサを備える。
第8態様では上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法を実現するためのチップを提供する。具体的に、当該チップはメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、当該チップが取り付けられる装置に上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法を実行させることに用いられるプロセッサを備える。
第9態様では上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
第10態様では上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
第11態様では上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
第12態様では上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
第13態様ではコンピュータで実行されると、上記第1態様又は第1態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
第14態様ではコンピュータで実行されると、上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
上記技術案によれば、端末装置のサービスが周期性を持たない場合、端末装置はデータを送信するためのデータ伝送リソースの前に、当該データ伝送リソースを指示する指示情報を送信することによって、当該端末装置が当該データ伝送リソースを予約したことを他の端末装置に知らせ、それにより、データ伝送時のリソース衝突をできるだけ回避する。
図1は本願の実施例に係る応用シーンのアーキテクチャ模式図である。 図2は本願の実施例に係る他の応用シーンのアーキテクチャ模式図である。 図3はLTEシステムにおいて制御チャネルリソースとデータチャネルリソースが周波数領域で隣接するリソース模式図である。 図4はLTEシステムにおいて制御チャネルリソースとデータチャネルリソースが周波数領域で隣接しないリソース模式図である。 図5Aはリソースセンシング及び選択の模式図である。 図5Bは本願の実施例に係るリソースセンシングの模式図である。 図6は本願の実施例に係るサイドリンクにおけるデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。 図7は本願の実施例に係る制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースの模式図である。 図8は本願の実施例に係る制御チャネルリソース及びデータチャネルリソースの模式図である。 図9は本願の他の実施例に係るサイドリンクにおけるデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。 図10は本願の実施例に係る端末装置の模式的なブロック図である。 図11は本願の他の実施例に係る端末装置の模式的なブロック図である。 図12は本願の実施例に係る端末装置の構造模式図である。 図13は本願の実施例に係るチップの構造模式図である。
以下、図面を参照しながら、本願の実施例の技術案を説明する。
理解されるように、本願の実施例の技術案は、例えば、グローバル移動通信(GSM、Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD、Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS、Universal Mobile Telecommunication System)、及び将来の5G通信システム等の様々な通信システムに適用できる。
本願は端末装置と組み合わせて各実施例を説明する。端末装置とはユーザ装置(UE、User Equipment)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、移動局、モバイルステーション、遠方局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザデバイスを指してもよい。アクセス端末はセルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP、Session Initiation Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、将来5Gネットワークにおける端末装置又は将来の進化型公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN、Public Land Mobile Network)における端末装置等であってもよい。
本願はネットワーク装置と組み合わせて各実施例を説明する。ネットワーク装置は端末装置と通信するための装置であってもよく、例えば、GSMシステム又はCDMAにおける基地局(BTS、Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NB、NodeB)であってもよく、更にLTEシステムにおける進化型基地局(eNB又はeNodeB、Evolutional Node B)であってもよい。又は当該ネットワーク装置は中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置及び将来5Gネットワークにおけるネットワーク側装置又は将来の進化型PLMNにおけるネットワーク側装置等であってもよい。
図1及び図2は本願の実施例の可能な応用シーンの模式図である。図1は1つのネットワーク装置及び2つの端末装置を例示する。選択肢として、当該無線通信システムは複数のネットワーク装置を備えてもよく、各ネットワーク装置のカバレッジ範囲内には他の数の端末装置が含まれてもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。また、当該無線通信システムはモバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、サービングゲートウェイ(S−GW、Serving Gateway)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW、Packet Data Network Gateway)等の他のネットワークエンティティを更に備えてもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。
具体的に、第1端末装置と第2端末装置はD2D通信モードで通信できる。D2D通信を行う場合、第1端末装置と第2端末装置はD2Dリンク、即ちサイドリンク(SL、Sidelink)を介して直接に通信する。例えば、図1又は図2に示すように、第1端末装置と第2端末装置はサイドリンクを介して直接に通信する。図1では、第1端末装置と第2端末装置はサイドリンクを介して通信し、それらの伝送リソースはネットワーク装置によって割り当てられる。図2では、第1端末装置と第2端末装置はサイドリンクを介して通信し、それらの伝送リソースは端末装置によって自主的に選択され、ネットワーク装置は伝送リソースを割り当てる必要がない。
D2D通信とは車車間(Vehicle to Vehicle、「V2V」と略称する)通信又はビークルツーエブリシング(V2X、Vehicle to Everything)通信を指してもよい。V2X通信では、Xは通常、無線送受信能力を有するいずれかの装置を指し、例えば、低速で移動する無線装置、高速で移動する車載装置、又は無線送受信能力を有するネットワーク制御ノード等が挙げられるが、それらに限定されない。理解されるように、本発明の実施例は主にV2X通信のシーンに適用されるが、任意の他のD2D通信シーンに適用されてもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。
ビークルツーエブリシングでは2つの伝送モード、即ち、伝送モード3(mode 3)及び伝送モード4(mode 4)が定義されている。モード3(モード3と略称する)の端末装置の伝送リソースは基地局によって割り当てられ、端末装置は基地局によって割り当てられたリソースに基づいて、サイドリンクにおいてデータの送信を行い、基地局は端末装置に1回伝送リソースを割り当てることができ、端末装置に半静的伝送リソースを割り当てることもできる。伝送モード4(モード4と略称する)の端末装置は検知能力を備える場合、検知(sensing)と予約(reservation)の方式でデータを伝送し、検知能力を備えない場合、リソースプールにおいて伝送リソースをランダムに選択する。検知能力を備える端末装置はリソースプールから検知の方式で利用可能なリソースセットを取得し、端末装置は当該セットから1つのリソースをランダムに選択してデータ伝送を行う。ビークルツーエブリシングシステムのサービスが周期的な特徴を持つため、端末装置は通常、半静的伝送の方式を採用し、即ち、端末装置は1つの伝送リソースを選択した後、複数の伝送周期で当該リソースを連続的に使用し、それによりリソースの再選択及びリソース衝突の確率が減少する。端末装置は今回伝送する制御情報に、次回伝送するリソースを予約する情報を含ませ、それにより、他の端末装置は当該端末装置の制御情報を検出することによって、このリソースが当該端末装置により予約及び使用されるか否かを判断することができ、リソース衝突を低減させる目的を達成する。
LTEのビークルツーエブリシングシステムでは、端末装置がデータ伝送を行うとき、データ伝送及び対応するリソーススケジューリング情報の伝送は周波数分割多重(FDM、Frequency Division Multiplexing)の方式を採用する。具体的に、リソーススケジューリング情報を伝送するためのリソースプール及びデータを伝送するためのリソースプールは、周波数領域隣接(adjacent)及び非隣接(non−adjacent)の方式という2つの構成方式を有する。
例えば、図3に示される周波数領域隣接(adjacent)の場合では、リソーススケジューリング情報を伝送するための制御チャネルリソースと、データチャネルを伝送するためのデータチャネルリソースとは周波数領域で隣接し、システム全体の帯域幅はサブ周波数帯(サブバンドと略称する)を粒度とし、各サブ周波数帯には複数の連続する物理リソースブロック(PRB、Physical Resource Block)が含まれ、各サブ周波数帯における1番目のPRB及び2番目のPRBはリソーススケジューリング情報を伝送することに使用でき(即ち、制御チャネルリソースは周波数領域でサブ周波数帯における2つの隣接するPRBを占有する)、他のPRBは利用可能なデータチャネルリソースであり、データチャネルリソースと制御チャネルリソースは一対一で対応し、データチャネルリソースの開始位置はそれに対応する制御チャネルリソースの位置によって決められる。データチャネルリソースは1つのサブ周波数帯を占有してもよく(例えば、サブフレーム2に示される端末装置が使用するデータチャネルリソースはサブ周波数帯1を占有する)、複数のサブ周波数帯を跨ってもよい(例えば、サブフレーム4に示される端末装置が使用するデータチャネルリソースはサブ周波数帯2及びサブ周波数帯3を占有する)。データチャネルリソースが複数のサブ周波数帯を占有する場合、データチャネルリソースは複数のサブ周波数帯における周波数領域で連続し、他のサブ周波数帯における制御チャネルリソースを占有でき、データチャネルリソースに対応する制御チャネルリソースは、当該データチャネルリソースが位置する1番目のサブ周波数帯における制御チャネルリソースに位置し、例えば、図3のサブフレーム4に示されるデータチャネルリソースは2つの隣接するサブ周波数帯(サブ周波数帯2及びサブ周波数帯3)を占有し、それに対応する制御チャネルリソースはこれらの2つのサブ周波数帯における1番目のサブ周波数帯(サブ周波数帯2)の制御チャネルリソース内にある。
例えば、図4に示される周波数領域非隣接(non−adjacent)の場合では、制御チャネルリソースと、それに対応するデータチャネルリソースとは周波数領域で隣接せず、データチャネルリソースと制御チャネルリソースは独立して構成される。しかし、データチャネルリソースの位置と制御チャネルリソースの位置とは一対一で対応し、データチャネルリソースの開始位置はそれに対応する制御チャネルリソースの位置によって決められてもよい。データチャネルリソースは1つのサブ周波数帯を占有してもよく(例えば、サブフレーム2に示される端末装置が使用するデータチャネルリソースはサブ周波数帯1を占有する)、複数のサブ周波数帯を占有してもよい(例えば、サブフレーム4に示される端末装置が使用するデータチャネルリソースはサブ周波数帯2及びサブ周波数帯3を占有する)。データチャネルリソースが複数のサブ周波数帯を占有する場合、データチャネルは複数のサブ周波数帯における周波数領域で連続し、データチャネルに対応するリソーススケジューリング情報は1番目のサブ周波数帯に対応する制御チャネルリソースに位置し、例えば、図4のサブフレーム4に示されるデータチャネルは2つの隣接するサブ周波数帯(サブ周波数帯2及びサブ周波数帯3)を占有し、当該データチャネルに対応するリソーススケジューリング情報は1番目のサブ周波数帯(サブ周波数帯2)に対応する制御チャネルリソース内に位置する。
LTEのビークルツーエブリシングシステムでは、端末装置はリソースセンシングを行うときに、例えば、図5Aに示される方法を実行することができる。各サイドリンクプロセス(sidelink process)(1つのキャリアは2つのプロセスを含み得る)では、時刻nの近くに新しいデータパケットが到達すると、端末装置はリソース選択又はリソース再選択を行う必要があり、端末装置は前の1s(即ち1000ms)の検知ウィンドウに対する検知結果に基づいて、時間間隔[n+T,n+T]msにリソース選択を行い、[n+T,n+T]msの期間は選択ウィンドウと呼ばれ、T及びTは、例えば、T≦4、20≦T≦100を満たす。後述する「前の1s」とは時刻nに対する前の1sを指す。具体的なリソース選択過程は以下のとおりであり、ここで、図2に示される第1端末装置及び第2端末装置を例として、第1端末装置が検知及びリソース選択を行う過程を説明する。
(0)選択ウィンドウにおけるすべてのリソースが候補リソースセットS_Aを構成すると仮定し、最初の当該候補リソースセットS_Aにおけるリソース数がAであると仮定する。
(1)検知ウィンドウにおけるあるサブフレームに検知結果がなく、当該サブフレームと一定の伝送周期に従って分布している予約された他のサブフレームが選択ウィンドウ内にある場合、選択ウィンドウにおける当該他のサブフレームでのリソースは当該候補リソースセットS_Aから除外され、且つ、第1端末装置がある伝送周期に従って自体のために予約した伝送リソースが位置するサブフレームでのリソースも、当該候補リソースセットS_Aから除外される。当該伝送周期は伝送周期セットにおける要素であってもよく、当該伝送周期セットは、例えば、{20、50、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000}msであってもよい。例えば、図5Aに示すように、端末20が検知ウィンドウにおけるリソースAに検知結果を有さず、且つ当該リソースAに対応する次の伝送周期でのリソースが選択ウィンドウにおけるリソースA1である場合、端末20は候補リソースセットS_AからリソースA1を除外する。
(2)第1端末装置が前の1sの検知ウィンドウにおいて、第2端末装置から送信された物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH、Physical Sidelink Control Channel)を検出し、且つ、当該PSCCHに対応する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH、Physical Sidelink Shared Channel)の基準信号受信電力(RSRP、Reference Signal Received Power)の測定値がPSSCH−RSRP閾値より高く、且つ、検出された当該PSCCHは当該PSCCHを送信する第2端末装置が後続の伝送に必要な時間周波数リソースを予約したことを指示する(例えば、図5Aでは、第2端末装置が予約した時間周波数リソースは、検知ウィンドウにおけるリソースBに対応する、リソースBの後の100ms、200ms、300ms、…等の時間領域位置にある時間周波数リソースB1である)場合、第1端末装置は選択ウィンドウにおける第2端末装置によって予約された時間周波数リソースが、自体が当該選択ウィンドウにおいて選択した、データを伝送するための時間周波数リソース(例えば、図5Aでは、第1端末装置が予約した時間周波数リソースは、検知ウィンドウにおけるリソースAに対応する、リソースAの後に位置する時間周波数リソースA1である)と重複するか否か(全部重複又は一部重複を含む)を判断する。重複する場合、即ち、リソース衝突が発生する場合、第1端末装置は当該選択ウィンドウにおける当該時間周波数リソースを候補リソースセットS_Aから除外する。ここで、候補リソースセットS_Aに残っているリソース数がBであると仮定する。
理解されるように、第1端末装置が当該選択ウィンドウにおいて自体のために、データを伝送するための当該時間周波数リソースを選択し、且つ、時間周期T20に従って分布する複数の当該時間周波数リソースにおいてデータを伝送する必要がある場合、このとき、もし第2端末装置は時間周期T30に従って分布する複数の当該時間周波数リソースを予約し、且つ、時間周期T20がT20×M=T30×N(M及びNは正整数である)を満たせば、第1端末装置は時間周期T20に従って分布する複数の当該時間周波数リソースを当該候補リソースセットから除外する。
(3)候補リソースセットS_Aに残っているリソース数BがA×20%未満である場合、第1端末装置はPSSCH−RSRP閾値を3dB向上させ、且つ、B≧A×20%になるまで、ステップ(0)〜ステップ(2)を繰り返すことができる。
本願の実施例では、最終的に得られる当該PSSCH−RSRP閾値は、当該サイドリンクプロセスが位置するキャリアに対応するPSSCH−RSRP閾値である。
(4)第1端末装置は候補リソースセットS_Aに残っているB個のリソースに対して、サイドリンク信号受信強度インジケータ(S−RSSI、Sidelink Received Signal Strength Indicator)の測定を行い、測定結果に従って高い順に並べ替え、信号強度が最も低いA×20%個のリソースを候補リソースセットS_Bに移す。
(5)第1端末装置は候補リソースセットS_Bから、データ伝送のために1つの時間周波数リソースを等確率で選択する。
理解されるように、ここで、ある制御チャネルに対応するデータチャネルが占有する時間周波数リソースは、当該データチャネルを伝送するための1つの時間周波数リソース(又は1つのリソースブロック)と呼ばれ、各選択ウィンドウにおける候補リソースセットには、当該データチャネルを伝送するための複数の時間周波数リソースが存在してもよい。例えば、図5AのリソースA1及びB1はいずれも1つの時間周波数リソースと呼ばれてもよい。
第1端末装置はデータ伝送のための時間周波数リソースを選択した後、後続の伝送過程の各伝送周期に当該時間周波数リソースを連続的に使用し、合計で当該時間周波数リソースをC_resel回使用し、C_reselはリソース再選択カウンター(Resource Reselection Counter)であり、データが1回伝送されるたびに、C_reselの値が1減算し、C_reselの値が0に減算すると、第1端末装置は[0,1]にある乱数を生成し、リソース保持確率(ProbResourceKeep、Probability Resource Keep)パラメータと比較し、当該パラメータは端末装置が当該リソースを使用し続ける確率を示し、当該乱数の値が当該パラメータより大きい場合、第1端末装置はリソース再選択を行い、当該乱数の値が当該パラメータ未満である場合、第1端末装置は当該時間周波数リソースを使用し続けてデータ伝送を行うことができるとともに、C_reselの値をリセットする。
上記から分かるように、LTEのサービスが周期性を持ち、端末装置が次のサービスの到達時間を予測できるため、リソース予約の方式で、他のユーザがこのリソースを占有することを回避し、衝突を回避する目的を達成することができる。しかし、NRシステムでは、サービスは通常周期性を持たない。例えば、サービスはランダムに到達してもよく、又は、サービスの到達時間は1つの平均値にランダム量を加算したものであってもよく、例えば、サービスの平均到達時間は100msであるが、100ms前後に一定の偏差があってもよく、ランダム量が[−20,20]msである場合、サービスの到達時間は80ms〜120msである。
従って、本願の実施例によれば、端末装置のサービスが周期性を持たない場合、端末装置はデータを伝送するためのデータ伝送リソースの前に、当該データ伝送リソースを指示する指示情報を送信することによって、当該端末装置が当該データ伝送リソースを予約したことを他の端末装置に知らせ、それにより、データ伝送時のリソース衝突をできるだけ回避する。
図6は本願の一実施例に係るサイドリンクにおけるデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。図6に示される方法は端末装置によって実行されてもよく、当該端末装置は、例えば、図2に示される端末装置20又は端末装置30であってもよい。図6に示すように、当該サイドリンクにおけるデータ伝送方法は以下のステップ610〜630を含む。
610では、第1端末装置は選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択する。
620では、第1端末装置は当該選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択する。
当該第1指示情報は当該第1リソースを指示することに用いられ、当該第1リソース及び当該第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なる。
630では、第1端末装置は当該第2リソースにおいて当該第1指示情報を送信し、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信する。
本願の実施例は610及び620の実行順序を限定しない。610は620の前に実行してもよく、又は620は610の前に実行してもよく、又は610及び620は同時に実行してもよい。
1つの状況では、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有さない。第1端末装置が選択した、データを送信するための第1リソースと、第1指示情報を送信するための第2リソースとは時間周波数位置において特定の関係を有さなくてもよい。例えば、第1リソース及び第2リソースは同一のサブフレーム又はタイムスロットにあるものでなくてもよく、第1リソースの開始位置はそれに対応する第2リソースの位置によって決められなくてもよい。第1端末装置は第2リソース及び第1リソースを独立して選択することができ、第1端末装置は第1リソースを選択するときに第2リソースの位置に依存しなくてもよく、同様に、端末装置は第2リソースを選択するときに、第1リソースの位置に依存しなくてもよい。第1端末装置は第1リソースを選択した後、第1指示情報によって当該第1リソースの情報を指示し、それにより、当該第1指示情報を検出した他の端末装置は、第1端末装置がデータ伝送のために第1リソースを予約したことを知ることができ、リソース衝突を回避することができる。
この状況では、選択肢として、620では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することを含む。前記第1端末装置は前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから、1つ又は複数のリソースを前記第2リソースとしてランダムに選択することができる。
又は、選択肢として、620では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける第1時間範囲内に前記第2リソースを選択することを含む。前記第1時間範囲はプロトコルによって事前に定義されるか、又はネットワークによって設定される。更に、前記第1時間範囲は前記第1リソースの開始時刻より前の時間範囲である。例えば、前記第1端末装置は時刻nにリソースを選択し、n+k1時刻の1つのリソースを第1リソースとして選択し、前記第1端末装置は第1時間範囲[n+p,n+q]内に第2リソースを選択し、nはリソース選択を開始する時刻であり、パラメータp又はパラメータqはプロトコルによって事前に定義されるか、又はネットワークによって設定され、例えば、p=0、q=5である。選択肢として、ネットワークによって設定されたパラメータqはn+k1未満の整数である。このように、端末装置は第1時間範囲[n+p,n+q]内に第2リソースを選択することにより、第1指示情報をタイムリーに送信することができる。
他の状況では、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有する。
この状況では、選択肢として、620では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記制御リソースプールにおける、前記第1リソースに対応する少なくとも1つのリソースから、前記第2リソースを選択することを含む。
なお、当該データリソースプールにおけるデータリソースと当該制御リソースプールにおける制御リソースとの対応関係については、1つのデータリソースが1つの制御リソースに対応してもよく、1つのデータリソースが複数の制御リソースに対応してもよく、又は複数のデータリソースが1つの制御リソースに対応してもよいが、ここで限定しない。制御リソースプールにおける各制御リソースにおいて送信される第1指示情報は、当該制御リソースに対応するデータリソースを指示することに用いられてもよい。又は、データリソースプールにおける各データリソースは、当該データリソースに対応する制御リソースにおいて搬送される第1指示情報によって指示されてもよい。
第1端末装置は当該第1リソースを選択した後、データリソースプールにおけるリソースと制御リソースプールにおけるリソースとの対応関係に基づいて、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することができる。例えば、制御リソースプールにおける、第1リソースに対応するリソースが1つある場合、当該第1端末装置は制御リソースプールにおける、当該第1リソースに対応するリソースを第2リソースとして選択する。また例えば、制御リソースプールにおける、第1リソースに対応するリソースが複数ある場合、これらの複数のリソースから1つのリソースを第2リソースとしてランダムに選択して、当該第2リソースにおいて当該第1指示情報を送信することで当該第1リソースを指示してもよい。また例えば、制御リソースプールにおける、第1リソースに対応するリソースが複数ある場合、これらの複数のリソースを第2リソースとしてもよく、即ち、当該第2リソースは複数のリソースを含み、各リソースは当該第1指示情報を搬送することに用いられる。また例えば、制御リソースプールにおける、第1リソースに対応するリソースが複数ある場合、これらの複数のリソースから時間領域位置が異なる2つのリソースを任意に選択して、これらの2つのリソースを第2リソースとしてもよく、即ち、当該第2リソースは2つのリソースを含み、各リソースは当該第1指示情報を搬送することに用いられる。
前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとの当該対応関係は、事前に設定され、例えばプロトコルによって約束されてもよく、ネットワーク装置によって設定されてもよく、ブロードキャスト情報、無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)シグナリング又は制御シグナリングを介して端末装置に通知される。
当該選択ウィンドウは当該第1端末装置がリソース選択を行う時刻の後の時間範囲である。
当該選択ウィンドウについては、例えば、図5Aに示される選択ウィンドウを参照でき、当該選択ウィンドウ内にはデータリソースプール及び制御リソースプールが含まれてもよい。当該データリソースプールにおけるリソースはデータチャネルを伝送することに用いられる。第1端末装置は当該データリソースプールから、そのPSSCHを伝送するためのリソースを選択することができる。当該制御リソースプールは制御チャネルを伝送することに用いられる。第1端末装置は当該制御リソースプールから、そのPSCCHを伝送するためのリソースを選択することができる。
選択肢として、当該選択ウィンドウは当該第1端末装置によって伝送待ちデータの第1パラメータに基づいて決定されてもよい。前記第1パラメータは、例えば、当該データの遅延需要、サービスの伝送周期、最大の再伝送回数のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、当該第2リソースは当該第1リソースの前に位置する。
すなわち、第1リソースと第2リソースは時分割されている。例えば、第1端末装置はPSSCHを送信する前に、当該PSSCHに対応するPSCCHを送信し、当該PSCCHで搬送されるSCIに含まれる第1指示情報によって、当該PSSCHを送信するためのリソースを指示することができる。
本願の実施例は当該第1指示情報の形態を限定せず、例えば、当該第1指示情報はSCIに搬送される情報であってもよく、又は、当該第1指示情報はプリアンブルシーケンス、又はプリアンブル(preemption)であってもよい。選択肢として、当該第1指示情報がプリアンブルシーケンスである場合、異なるプリアンブルシーケンスと異なるPSSCHリソースとは一対一で対応する関係を有する。第1端末装置から送信された当該プリアンブルシーケンスに基づいて、第1端末装置が予約したそのPSSCHを送信するためのリソースの位置を知ることができる。
選択肢として、610では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、第1端末装置がリソースセンシングを行い、当該リソースセンシングの結果に基づいて、当該データリソースプールから当該第1リソースを選択することを含む。
例えば、第1端末装置は図5Aで説明された方法に応じて、検知ウィンドウ内でリソースセンシングを行い、検知ウィンドウにおける検知結果に基づいて、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから候補リソースセットS_Bを決定することができ、それにより、候補リソースセットS_Bからデータを伝送するための第1リソースを選択する。
また例えば、第1端末装置は検知ウィンドウ内でPSCCHを検出することによって、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールのどのリソースが予約又は占有されているかを判断し、他の端末によって予約又は占有されていないデータリソースプールにおけるリソースは、第1リソースを選択する候補リソースとして使用でき、これらの候補リソースから1つのリソースを第1リソースとして選択することができる。
更に、選択肢として、前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことは、前記第1端末装置が前記第1リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことを含む。例えば、第1端末装置は第1リソースの開始時刻の前に、リソースセンシングを持続的に行い、持続時間内の検知結果に基づいて、当該データリソースプールから第1リソースを選択することができる。
又は、前記第1端末装置が当該データリソースプールから当該第1リソースを選択した後、前記方法は、前記第1端末装置が前記第1リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを持続的に行い、リソースセンシングの結果に基づいて、リソース再選択を行うか否かを決定することを更に含む。リソース再選択を行わないことを決定する場合、当該第1リソースを使用してデータを送信する。リソース再選択を行う必要があることを決定する場合、再選択されたリソースを使用してデータを送信する。更に、前記第1端末はリソース再選択を行う必要があることを決定する場合、前記第1端末はリソース選択ウィンドウにおいて1つのリソースを第1リソースとして再選択する。選択肢として、前記第1端末はリソース選択ウィンドウにおいて1つのリソースを第2リソースとして再選択し、前記第2リソースは再選択された第1リソースを指示するためのリソース指示情報を送信することに用いられる。
例えば、図5Bに示すように、第1端末装置は検知ウィンドウにおいてPSCCHを検出することによって、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールのどのリソースが予約又は占有されているかを判断し、他の端末装置によって予約又は占有されていないデータリソースプールにおけるリソースは、第1リソースを選択する候補リソースとして使用できる。第1端末装置は時刻nに時刻n+mの1つのデータリソースを選択し、時刻nに時刻n+mの1つのリソースを第2リソースとして選択し、当該第2リソースは第1指示情報を送信することに用いられ、nはリソース選択の開始時刻又はデータの到達時刻である。第1端末装置は時刻n+mの前に持続的に検知する。第1端末はこの持続時間内の検知結果に基づいて、時刻n+mにデータを送信するか否かを判断する。例えば、第1端末装置は時刻n+mの前に、他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mのデータリソースとの衝突を検出しない場合、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信することができる。第1端末装置は他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mのリソースとの衝突を検出し、且つ他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値未満である(優先度の値が低いほど優先度が高くなる)場合、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信せず、第1端末装置はリソース再選択を行うことができ、データを伝送するための第1リソースとして1つのリソースを再選択し、他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値より高い場合、第1リソースが当該時刻n+mのリソースであり、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信することができる。半二重の制限を考慮すると、第1端末装置が時刻n+mに第1指示情報を送信する必要があるため、第1端末装置は時刻n+mにリソースセンシングを行わなくてもよい。すなわち、時刻nから時刻n+mまでの時間において、第1端末装置はリソースセンシングを持続的に行うが、当該時間内の時刻n+mを除外する。
又は、選択肢として、前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことは、前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことを含む。例えば、第1端末装置は前記第2リソースの開始時刻の前に、リソースセンシングを持続的に行い、持続時間内の当該リソースセンシングの結果に基づいて、当該データリソースプールから第1リソースを選択する。
又は、前記第1端末装置が当該データリソースプールから当該第1リソースを選択した後、前記方法は、前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを持続的に行い、リソースセンシングの結果に基づいて、リソース再選択を行うか否かを決定することを更に含む。リソース再選択を行わないことを決定する場合、当該第1リソースを使用してデータを送信する。リソース再選択を行う必要があることを決定する場合、再選択されたリソースを使用してデータを送信する。
例えば、図5Bに示すように、第1端末装置は検知ウィンドウにおいてPSCCHを検出することによって、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールのどのリソースが予約又は占有されているかを判断し、他の端末装置によって予約又は占有されていないデータリソースプールにおけるリソースは、第1リソースを選択する候補リソースとして使用できる。第1端末装置は時刻n+mの1つのデータリソースを選択し、時刻nに時刻n+mの1つのリソースを第2リソースとして選択し、当該第2リソースは第1指示情報を送信することに用いられ、nはリソース選択の開始時刻である。更に、第1端末装置は第2リソースの開始時刻、即ち時刻n+mの前に、連続的に検知する。第1端末はこの持続時間内の検知結果に基づいて、時刻n+mにデータを送信する必要があるか否かを判断する。例えば、第1端末装置は時刻n+mの前に、他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mのリソースとの衝突を検出しない場合、第1リソースが当該時刻n+mのリソースであり、第1端末装置はn+m時刻に当該第1指示情報を送信し、n+m時刻にデータを送信することができる。第1端末装置は他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mのリソースとの衝突を検出し、且つ他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値未満である(優先度の値が低いほど優先度が高くなる)場合、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信せず、第1端末装置はリソース再選択を行い、データを伝送するための第1リソースとして1つのリソースを再選択し、他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値より高い場合、第1リソースが当該時刻n+mのリソースであり、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信することができる。
又は、選択肢として、610では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、第1端末装置が当該選択ウィンドウにおける当該データリソースプールから1つのリソースを当該第1リソースとしてランダムに選択することを含む。
選択肢として、本願の実施例では、当該第1指示情報を送信するための当該第2リソースは1つ又は複数のリソースを含み得る。選択肢として、当該複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは当該第1指示情報を1回伝送することに用いられる。
図7を例として、第1端末装置及び第2端末装置の両方がそれぞれのPSSCHを伝送するために、サブフレーム5のサブ周波数帯3においてリソースを選択し、且つ、第1端末装置及び第2端末装置の両方がサブフレーム1においてそれぞれのPSCCHを伝送すると仮定する。第1端末装置はサブフレーム1のサブ周波数帯3において自体のPSCCHを送信し、当該PSCCHには第1端末装置のSCIが搬送され、当該SCIには第1端末装置がサブフレーム5のサブ周波数帯3において選択したそのPSSCHを送信するためのリソースを指示するための第1指示情報が含まれる。第2端末装置はサブフレーム1のサブ周波数帯4で自体のPSCCHを送信し、当該PSCCHには第2端末装置のSCIが搬送され、当該SCIには第2端末装置がサブフレーム5のサブ周波数帯3において選択したそのPSSCHを送信するためのリソースを指示するための第2指示情報が含まれる。半二重の影響を考慮すると、第1端末装置及び第2端末装置は相手から送信されたPSCCHを受信することができないため、この状況では、リソース衝突を回避する目的を達成することができない。
従って、本願の実施例では、端末装置は自体が予約したPSSCHを伝送するためのリソースを指示するために、制御リソースプールにおける複数のリソースにおいて第1指示情報を送信することができる。図8に示すように、第1端末装置はサブフレーム1において自体のPSCCHを送信した後、サブフレーム2において当該PSCCHを1回送信することができ、2回送信された当該PSCCHで搬送されるSCIには、そのPSSCHリソースを指示するための第1指示情報が含まれる。第2端末装置はサブフレーム1においてPSCCHを送信した後、サブフレーム3において当該PSCCHを1回送信することができ、2回送信された当該PSCCHで搬送されるSCIには、そのPSSCHリソースを指示するための第2指示情報が含まれる。
第1端末装置及び第2端末装置はサブフレーム1において、相手から送信されたPSCCHを検出できないが、第1端末装置はサブフレーム3のサブ周波数帯1において、第2端末装置から送信された第2指示情報を検出でき、第2端末装置はサブフレーム2のサブ周波数帯2において、第1端末装置から送信された第1指示情報を検出できる。第2端末装置から送信された第2指示情報に基づいて、第1端末装置は第2端末装置が第2端末装置のPSSCHを伝送するために第5サブフレームにおいてそれ自体と同じリソースを予約したことを知ることができる。第1端末装置から送信された第1指示情報に基づいて、第2端末装置は第1端末装置が第1端末装置のPSSCHを伝送するために第5サブフレームにおいてそれ自体と同じリソースを予約したことを知ることができる。従って、リソース衝突が発生する場合、第1端末装置及び第2端末装置はこの状況を事前に知り、対応する操作を実行して当該衝突を回避することができる。
第1端末装置及び第2端末装置はリソース衝突が発生することを知ると、本願の実施例に係る下記方法で当該衝突を回避することができる。
選択肢として、当該方法は、
第1端末装置は第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信し、当該第2指示情報は当該第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示することと、
当該第1リソースと当該第4リソースとの間にリソース衝突が発生する場合、第1端末装置は当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することと、を更に含む。
ここで、当該第1リソースと当該第4リソースとの間にリソース衝突が発生することは、当該第1リソースと当該第4リソースが部分的又は完全に重複することを含み得る。
選択肢として、第1端末装置は第1端末装置と当該第2端末装置のデータの優先度情報に基づいて、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することができる。
例えば、第1端末装置は第2端末装置から送信されたPSCCHに含まれる優先度情報に基づいて、第1端末装置によって伝送待ちサービスの優先度と第2端末装置によって伝送待ちサービスの優先度を比較し、優先度の高いサービスを伝送する端末装置は予約したリソースでデータ伝送を行うことができるが、優先度の低いサービスを伝送する端末装置は当該リソースを放棄する。
又は、選択肢として、第1端末装置は当該第2リソースと当該第3リソースの時間領域での先後順序に基づいて、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することができる。
例えば、先にPSCCHを送信する端末装置は予約したリソースを使用することができ、後にPSCCHを送信する端末装置は当該リソースを放棄する。第2リソースが時間領域で第3リソースの前に位置する場合、第1端末装置は第1リソースにおいて自体のPSSCHを送信するが、第2端末装置は当該第4リソースを放棄する。第3リソースが時間領域で第2リソースの前に位置する場合、第2端末装置は第4リソースにおいて自体のPSSCHを送信するが、第1端末装置は当該第1リソースを放棄する。
なお、図7に示される2つの端末装置が互いに相手から送信されたPSCCHを受信できない状況を防止するために、第1端末装置及び第2端末装置が同じPSSCHリソースをスケジューリングするためにPSCCHを複数回送信する場合、PSCCHを複数回送信するために使用されるリソースは時間領域で特定のパターンを有し得る。例えば、第1端末装置は第2端末装置から送信された1回のPSCCHのみを検出する場合、第1端末装置はPSCCHを今回検出したリソース位置及び当該特定のパターンに基づいて、第2端末装置が他の数回でPSCCHを送信するために使用するリソースの位置を決定することができ、それにより、これらのリソースの位置と自体がPSCCHを送信するために使用するリソースの位置とを比較し、どの端末装置が先にPSCCHを送信したかを判断して、衝突するリソースを選択又は放棄する。
又は、選択肢として、第1端末装置は当該第1リソースと当該第4リソースが占有するリソースのサイズに基づいて、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することができる。
例えば、第1リソースと第4リソースが衝突すると、第1リソースが第4リソースより大きい場合、第1端末装置は第1リソースを使用してそのPSSCHを送信できるが、第2端末装置は当該第4リソースを放棄し、第1リソースが第4リソース未満である場合、第2端末装置は第4リソースを使用してそのPSSCHを送信できるが、第1端末装置は当該第1リソースを放棄する。
第1端末装置は当該第1リソースと第4リソースが占有する周波数領域のサイズを比較して、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することができ、当該第1リソースと第4リソースが占有する時間領域のサイズを比較して、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することもでき、又は、当該第1リソースと第4リソースが占有する時間周波数のサイズを比較して、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することもできる。
又は、選択肢として、第1端末装置は第1端末装置と当該第2端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS、Modulation and Coding Scheme)又はPSSCHを伝送するための他の情報に基づいて、当該第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することもできる。
上記方法は非周期的なサービスの伝送に用いることができる。非周期的なサービスの伝送では、端末装置は伝送待ちデータのために第1リソースを選択した後、他のリソースを予約しない。当該第1指示情報は当該第1リソースの位置のみを指示し、他のPSSCHリソースを指示しなくなる。
本願の実施例では、第1端末装置はデータ伝送のいくつかの時間需要、例えば遅延需要又は到達時間等に基づいて、リソース選択を行うことができる。以下、本願の実施例に係る端末装置が当該時間需要に基づいてリソース選択を行う方法を具体的に説明する。理解されるように、以下に説明されるリソース選択の方法は以上に説明された非周期的なサービスの伝送に用いることができ、周期的なサービスの伝送に用いることもできる。選択肢として、非周期的なサービスを伝送するリソースプールと周期的なサービスを伝送するリソースプールは直交している。
選択肢として、610では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける第2時間範囲内に前記第1リソースを選択することを含む。前記第2時間範囲はプロトコルによって事前に定義されるか又はネットワーク装置によって設定され、又は、当該第1端末装置によって伝送待ちデータの第2パラメータに基づいて決定される。前記第2パラメータは、例えば、当該データの遅延需要、サービスの伝送周期、最大の再伝送回数のうちの少なくとも1つを含む。例えば、前記第2時間範囲は[n+s,n+t]であり、nはリソース選択を開始する時刻であり、sはネットワーク装置によって設定された、第1指示情報を送信する伝送リソースを選択するための最大遅延に基づいて決定されたものであり、tは伝送待ちデータの遅延需要に基づいて決定されたものであり、この場合、当該第1端末装置は時間範囲[n+s,n+t]内に第1リソースを選択し、時間範囲[n,n+s−1]内に第2リソースを選択する。
選択肢として、610では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することを含む。
時刻nは第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは第1端末装置のデータの遅延需要である。
理解されるように、第1端末装置がリソース選択を開始する時刻は、端末装置がリソースを選択してPSSCHを伝送するために、上位層の要求に応じて利用可能なリソースセット(例えば、図5Aに説明された候補リソースセットS_B)を報告する時刻であってもよい。
例えば、第1端末装置によって伝送待ちデータの遅延需要がT=100msであり、且つT=0、T=T=100msである場合、第1端末装置は[n,n+100]msの時間範囲内に第1リソースを選択することができる。第1端末装置によって伝送待ちデータの遅延需要がT=20msであり、且つT=0、T=T=20msである場合、第1端末装置は[n,n+20]msの時間範囲内に当該第1リソースを選択する。
また例えば、第1端末装置によって伝送待ちデータの遅延需要がT=100msであり、且つT=10ms、T=80ms<Tである場合、第1端末装置は[n+10,n+80]msの時間範囲内に第1リソースを選択することができる。第1端末装置によって伝送待ちデータの遅延需要がT=60msであり、且つT=10ms、T=T=60msである場合、第1端末装置は[n+10,n+60]msの時間範囲内に当該第1リソースを選択する。
ここで、[n+T,n+T]msの選択ウィンドウに含まれるサブフレームの数及びサイズを限定しない。例えば、サブキャリアの間隔が異なるとき、[n+T,n+T]ms内に含まれるサブフレームの数及びサイズは異なってもよい。
1つの状況が存在し、即ち、第1端末装置が[n+T,n+T]ms内にデータを伝送する第1リソースとして1つのリソースを選択又は予約するが、第1リソースの時間位置の前に複数のデータが到達する場合、第1端末装置は第1リソースにおいてそのうちの1つのデータを伝送し、1回伝送の方式で他のデータを伝送することができる。当該第1リソースは後続のデータ伝送のために一定の周期に従って第1端末装置によって予約され得るが、1回伝送のデータが使用する伝送リソースは今回到達したデータの伝送のみに用いられ、周期的に予約されない。1回伝送に採用されるリソースは端末装置が当該データリソースプールから検知又はランダムな選択の方式で選択するものであってもよい。
選択肢として、610では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することを含む。
ここで、時刻nは第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
理解されるように、第1端末装置がリソース選択を開始する時刻は、端末装置がリソースを選択してPSSCHを伝送するために、上位層の要求に応じて利用可能なリソースセット(例えば、図5Aに説明された候補リソースセットS_B)を報告する時刻であってもよい。
ここで、[n+T,n+T]msの選択ウィンドウに含まれるサブフレームの数及びサイズを限定しない。例えば、サブキャリアの間隔が異なるとき、[n+T,n+T]ms内に含まれるサブフレームの数及びサイズは異なってもよい。
例えば、第1端末装置によって伝送待ちサービスの最小到達時間間隔はT=60msであり、サービスの平均到達時間は100msであり、到達時間は[−40,40]msの範囲内で変化できる。T=0、T=T=60msと仮定すると、第1端末装置は[n,n+60]msの時間範囲内に第1リソースを選択することができ、サービスの伝送需要を満たすことができる。
しかし、端末装置が[n,n+60]msの時間範囲内に第1リソースを選択し、且つ60msの周期に従って予約し、即ちn+120ms、n+180ms等の時間位置を予約したが、サービスの到達時間がn+80msである場合、当該サービスはn+120msの時間位置のみに伝送される。当該サービスの遅延需要が120ms−80ms=40ms未満である場合、n+120msの時間位置で伝送するときにその遅延需要を満たすことができない。
このとき、端末装置は1回伝送の方式で当該サービスを送信することができる。例えば、選択ウィンドウにおいて検知結果に基づき又は1つのリソースをランダムに選択して当該サービスを伝送し、且つ当該サービスを伝送するリソースを周期的に予約しない。
又は、端末装置は他の方式でこの状況の発生を回避してもよい。例えば、610では、第1端末装置は当該選択ウィンドウにおける当該データリソースプールから複数の候補リソースを選択することができる。当該複数の候補リソースは当該第1リソースを含む。そして、時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔は、前記第1端末装置のデータの遅延需要以下である。このとき、当該第1指示情報は当該複数の候補リソースを指示することに用いられる。
選択肢として、当該複数の候補リソースが占有する周波数領域のサイズは同じであり、及び/又は当該複数の候補リソースが占有する時間領域のサイズは同じである。選択肢として、当該複数の候補リソースでは、時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔はネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよく、例えば、端末装置はチャネルビジー率(CBR、Channel Busy Ratio)又はチャネル使用率(CR、Channel Ratio)に基づいて、隣接する2つの候補リソース間の時間間隔が小さいことを決定することができる。当該複数の候補リソースの数はネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよい。
当該実施例では、端末装置が複数の候補リソースを予約し、且つこれらの複数の候補リソースのうちの隣接する候補リソースの時間領域での時間間隔は第1端末装置のデータの遅延需要以下であるため、端末装置のデータがどの時刻に到達しても、当該データを伝送するために使用でき且つ当該データの遅延要求を満たすリソースは存在する。
当該第1指示情報がこれらの複数の候補リソースを指示するため、他の端末装置は当該第1指示情報を検出した後、第1端末装置が当該複数の候補リソースのうちの1つ又は複数のリソースにおいて伝送する可能性があることを知ることができ、それにより、措置を取ってリソース衝突の発生を回避する。
更に、選択肢として、第1端末装置は時刻n+T〜時刻n+T内に当該複数の候補リソースを選択することができる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tである。
理解されるように、Tは、例えば、第1端末装置のデータの最小到達時間間隔の以下であってもよく、Tは、例えば、第1端末装置のデータの最大到達時間間隔の以上であってもよい。好ましくは、Tは第1端末装置のデータの最小到達時間間隔に等しく、Tは第1端末装置のデータの最大到達時間間隔に等しい。
理解されるように、第1端末装置がリソース選択を開始する時刻は、端末装置がリソースを選択してPSSCHを伝送するために、上位層の要求に応じて利用可能なリソースセット(例えば、図5Aに説明された候補リソースセットS_B)を報告する時刻であってもよい。
例えば、第1端末装置によって伝送待ちサービスの最小到達時間間隔はT=60msであり、最大到達時間間隔はT=140msであり、端末装置の遅延需要は20msである。T=T=140msと仮定すると、第1端末装置は[n+60,n+140]msの時間範囲内に複数の候補リソースを選択することができ、且つ隣接する候補リソース間には時間領域で20ms分離され、例えば、選択される複数の候補リソースの開始位置はn+60ms、n+80ms、n+100ms、n+120ms及びn+140msを含み得る。このように、第1端末装置のサービスが[n+60,n+140]ms内の任意時刻に到達するとき、当該サービスを伝送するための、遅延需要を満たすリソースは存在する。例えば、サービスの到達時間がn+90msである場合、n+100msのリソースにおいて当該サービスを伝送することができる。
非周期的に伝送されるデータについては、毎回伝送されるデータは固定したものではなく、例えば、毎回伝送されるデータ量は異なってもよい。選択肢として、第1端末装置が610で選択した当該第1リソースは伝送待ちデータを搬送できない(例えば、第1リソースが100bitのデータのみを伝送できるが、伝送待ちデータが1000bitを含む)場合、第1端末装置は1回伝送の方式で当該伝送待ちデータを送信することができ、又は、第1端末装置は当該第1リソースで当該伝送待ちデータの一部を送信し、1回伝送の方式で残りのデータを伝送することができる。当該第1リソースは後続のデータ伝送のために一定の周期に従って第1端末装置によって予約されてもよいが、1回伝送のデータが使用する伝送リソースは今回到達したデータの伝送のみに用いられ、周期的に予約されない。1回伝送に採用されるリソースは、端末装置が当該データリソースプールから検知又はランダムな選択の方式で選択するものであってもよい。
上記で説明された方法によって、第1端末装置がデータを伝送するとき、データ伝送のさまざまな時間需要を満たすことができ、それにより、データ伝送性能を向上させる。
図9は本願の一実施例に係るサイドリンクにおけるデータ伝送方法の模式的なフローチャートである。図9に示される方法は端末装置によって実行されてもよく、当該端末装置は、例えば、図2に示される端末装置20又は端末装置30であってもよい。図9に示すように、当該サイドリンクにおけるデータ伝送方法は以下のステップ910〜930を含む。
910では、第1端末装置は選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、当該第1端末装置のデータを送信することに使用できる複数の第1リソースを選択する。
920では、第1端末装置は当該選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択する。
当該第1指示情報は当該複数の第1リソースを指示することに用いられ、当該複数の第1リソース及び当該第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なる。
当該第1指示情報は、例えば、SCIに搬送される情報であってもよい。
930では、第1端末装置は当該第2リソースにおいて当該第1指示情報を送信し、当該複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信し、当該少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて当該データを1回送信する。
具体的に、第1端末装置はデータリソースプールから、データを伝送するために使用できる複数の第1リソースを選択し、これらの複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信し、第1端末装置は当該少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて当該データを1回送信する。
本願の実施例は910及び920の実行順序を限定しない。910は920の前に実行してもよく、又は920は910の前に実行してもよく、又は910及び920は同時に実行してもよい。
1つの状況では、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有さない。第1端末装置が選択した、これらの複数の第1リソースと、第1指示情報を送信するための第2リソースとは時間周波数位置において特定の関係を有さなくてもよい。例えば、第1リソースの開始位置はそれに対応する第2リソースの位置によって決められなくてもよい。第1端末装置は第2リソース及び第1リソースを独立して選択することができ、第1端末装置は第1リソースを選択するときに第2リソースの位置に依存しなくてもよく、同様に、端末装置は第2リソースを選択するときに、第1リソースの位置に依存しなくてもよい。第1端末装置は当該複数の第1リソースを選択した後、第1指示情報によって当該複数の第1リソースの情報を指示し、それにより、当該第1指示情報を検出した他の端末装置は第1端末装置が当該複数の第1リソースを予約したことを知ることができ、リソース衝突を回避することができる。
第1端末装置がそれぞれ複数の第1リソースにおいて当該データを複数回送信するので、データ伝送の信頼性を大幅に向上させ、半二重の影響を回避し、また、特にデータ伝送時のリソース衝突をできるだけ回避することができる。選択された複数の第1リソースにおける一部の第1リソースにリソース衝突が発生しても、リソース衝突が発生しない他の一部の第1リソースにおいて当該データを伝送することができる。
選択肢として、当該複数の第1リソースが占有する周波数領域のサイズは同じであり、及び/又は当該複数の第1リソースが占有する時間領域のサイズは同じである。当該複数の第1リソースの数はネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよい。
この状況では、選択肢として、920では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することを含む。前記第1端末装置は前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから、1つ又は複数のリソースを前記第2リソースとしてランダムに選択することができる。
又は、選択肢として、920では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける第1時間範囲内に前記第2リソースを選択することを含む。前記第1時間範囲はプロトコルによって事前に定義されるか、又はネットワークによって設定される。更に、前記第1時間範囲は前記第1リソースの時刻より前の時間範囲である。例えば、図5Bに示すように、前記第1端末装置は時刻nにリソースを選択し、n+k1時刻の1つのリソースを第1リソースとして選択し、前記第1端末装置は第1時間範囲[n+p,n+q]内に第2リソースを選択し、nはリソース選択を開始する時刻であり、パラメータp又はパラメータqはプロトコルによって事前に定義されるか、又はネットワークによって設定され、例えば、p=0、q=5である。選択肢として、ネットワークによって設定されたパラメータqはn+k1未満の整数である。このように、端末装置は第1時間範囲[n+p,n+q]内に第2リソースを選択することにより、第1指示情報をタイムリーに送信することができる。
他の状況では、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有する。
この状況では、選択肢として、920では、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記制御リソースプールにおける、前記第1リソースに対応する複数のリソースから前記第2リソースを選択することを含む。
理解されるように、当該データリソースプールにおけるデータリソースと当該制御リソースプールにおける制御リソースとの対応関係については、1つのデータリソースが1つの制御リソースに対応してもよく、1つのデータリソースが複数の制御リソースに対応してもよく、又は複数のデータリソースが1つの制御リソースに対応してもよいが、ここでは限定しない。
第1端末装置は当該複数の第1リソースを選択した後、データリソースプールにおけるリソースと制御リソースプールにおけるリソースとの対応関係に基づいて、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することができる。例えば、複数の第1リソースにそれぞれ対応する複数の制御リソースから1つのリソースを第2リソースとしてランダムに選択してもよく、当該第2リソースにおいて当該第1指示情報を送信して当該複数の第1リソースを指示する。また例えば、複数の第1リソースにそれぞれ対応する複数の制御リソースをいずれも第2リソースとしてもよく、即ち、当該第2リソースは複数のリソースを含み、各リソースは当該第1指示情報を搬送することに用いられる。また例えば、ある特定の第1リソースに対応する制御リソースを当該第2リソースとしてもよく、当該第2リソースにおいて当該第1指示情報を送信して当該複数の第1リソースを指示する。
選択肢として、複数の第1リソースにそれぞれ対応する複数の第2リソースのうち、各第2リソースにおいて送信される当該第1指示情報はいずれも当該複数の第1リソースを指示することに用いられてもよい。又は、各第2リソースにおいて送信される当該第1指示情報は当該複数の第1リソースにおける当該各第2リソースに対応する第1リソースを指示することに用いられ、すなわち、複数の第2リソースのうちの各第2リソースにおいて送信される第1指示情報は自体に対応する第1リソースのみを指示する。
前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとの当該対応関係は事前に設定され、例えばプロトコルによって約束されてもよく、ネットワーク装置によって設定されてもよく、ブロードキャスト情報、RRCシグナリング又は制御シグナリングを介して端末装置に通知される。
当該選択ウィンドウは当該第1端末装置がリソース選択を行う時刻の後の時間範囲である。
当該選択ウィンドウについては、例えば、図5Aに示される選択ウィンドウを参照できる。当該選択ウィンドウにはデータリソースプール及び制御リソースプールが含まれてもよい。当該データリソースプールにおけるリソースはデータチャネルを伝送することに用いられる。第1端末装置は当該データリソースプールから、そのPSSCHを伝送するためのリソースを選択することができ、当該制御リソースプールは制御チャネルを伝送することに用いられ、第1端末装置は当該制御リソースプールから、そのPSCCHを伝送するためのリソースを選択することができる。
選択肢として、当該選択ウィンドウは当該第1端末装置によって伝送待ちデータの第1パラメータに基づいて決定されてもよい。前記第1パラメータは、例えば、当該データの遅延需要、サービスの伝送周期、最大の再伝送回数のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、当該第2リソースは当該複数の第1リソースの前に位置する。すなわち、当該複数の第1リソースと第2リソースは時分割されている。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置がリソースセンシングを行い、当該リソースセンシングの結果に基づいて、当該データリソースプールから当該複数の第1リソースを選択することを含む。
例えば、第1端末装置は、図5Aで説明された方法に応じて、検知ウィンドウにおいてリソースセンシングを行い、検知ウィンドウにおける検知結果に基づいて、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから候補リソースセットS_Bを決定することができ、それにより、候補リソースセットS_Bからデータを伝送するための複数の当該第1リソースを選択する。
また例えば、第1端末装置は検知ウィンドウにおいてPSCCHを検出することによって、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールのどのリソースが予約又は占有されているかを判断し、他の端末によって予約又は占有されていないデータリソースプールにおけるリソースは第1リソースを選択する候補リソースとして使用でき、これらの候補リソースから1つのリソースを第1リソースとして選択することができる。
選択肢として、前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことは、前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことを含む。例えば、第1端末装置は第2リソースの開始時刻の前に、リソースセンシングを持続的に行い、持続時間内の検知結果に基づいて、当該データリソースプールから当該複数の第1リソースを選択する。
又は、前記第1端末装置が当該データリソースプールから当該複数の第1リソースを選択した後、前記方法は、前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを持続的に行い、リソースセンシングの結果に基づいて、当該複数の第1リソースから、データを送信するための当該少なくとも1つの第1リソースを決定することを更に含む。
例えば、図5Bに示すように、第1端末装置は検知ウィンドウにおいてPSCCHを検出することによって、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールのどのリソースが予約又は占有されているかを判断し、他の端末装置によって予約又は占有されていないデータリソースプールにおけるリソースは第1リソースを選択する候補リソースとして使用できる。第1端末装置は時刻nに複数の第1リソースを選択し、当該複数の第1リソースにおけるある第1リソースの開始位置は時刻n+mにあり、第1端末装置は時刻nに時刻n+mの1つのリソースを第2リソースとして選択し、当該第2リソースは第1指示情報を送信することに用いられ、nはリソース選択の開始時刻である。更に、第1端末装置は第2リソースの開始時刻、即ち時刻n+mの前に、連続的に検知する。当該時刻n+mの第1リソースを例として、第1端末装置はこの持続時間内の検知結果に基づいて、時刻n+mにデータを送信する必要があるか否かを判断する。例えば、第1端末装置は時刻n+mの前に、他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mの第1リソースとの衝突を検出しない場合、第1端末装置はn+m時刻に当該第1指示情報を送信し、n+m時刻にデータを送信することができる。第1端末装置は他の端末装置が選択したデータリソースと当該時刻n+mの第1リソースとの衝突を検出し、且つ他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値未満である(優先度の値が低いほど優先度が高くなる)場合、第1端末装置は時刻n+mにデータを送信せず、当該複数の第1リソースにおける選択された他の第1リソースにおいてデータを送信することができる。他の端末装置のデータ優先度の値が第1端末装置のデータ優先度の値より高い場合、第1端末装置は時刻n+mの第1リソースにおいてデータを送信することができる。すなわち、時刻nに選択された当該複数の第1リソースのうち、時刻n+mの前に行われたリソースセンシングに基づいてリソース衝突がないことを決定するリソースは、データを伝送することに用いられてもよいが、リソース衝突が発生するリソースについては、第1端末装置のデータ優先度及び/又は第1端末装置とリソース衝突が発生する他の端末装置のデータ優先度に基づいて、データを伝送することに用いるか否かを決定する必要がある。
又は、選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置が当該選択ウィンドウにおける当該データリソースプールから複数のリソースを当該複数の第1リソースとしてランダムに選択することを含む。
選択肢として、本願の実施例では、半二重の影響を回避するために、当該第1指示情報を送信するための当該第2リソースは1つ又は複数のリソースを含み得る。選択肢として、当該複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは当該第1指示情報を1回伝送することに用いられる。
第1端末装置及び第2端末装置はリソース衝突が発生することを知ると、本願の実施例に係る下記方法で当該衝突を回避することができる。
選択肢として、当該方法は、
第1端末装置は第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信し、当該第2指示情報は第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示することと、
第1端末装置が当該第4リソースに基づいて、当該複数の第1リソースから、データ伝送を行う少なくとも一部の第1リソースを決定することと、を更に含む。
選択肢として、当該少なくとも一部の第1リソースは、当該第4リソースとリソース衝突が発生しない第1リソース、及び/又は、当該第4リソースとリソース衝突が発生するが、予め設定された条件を満たす第1リソースを含む。
ここで、第1リソースと第4リソースとの間にリソース衝突が発生することは、第1リソースと第4リソースが一部で重複し又は全部で重複することを含み得る。
選択肢として、当該予め設定された条件は、
第1端末装置のデータの優先度が第2端末装置のデータの優先度より高いこと、
当該第2リソースが時間領域で当該第3リソースの前に位置すること、
第1端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)のインデックスが第2端末装置のデータのMCSのインデックスより大きい又は小さいこと、
当該第1リソースの占有するリソースのサイズが当該第4リソースの占有するリソースのサイズより大きいこと、のうちのいずれか1つを含む。
すなわち、端末装置が選択ウィンドウから選択した複数の第1リソースのうち、一部の第1リソースが第4リソースと衝突する場合、端末装置は第4リソースと衝突するこれらの第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信しなくてもよい。又は、端末装置は第1端末装置と当該第2端末装置のデータの優先度情報に基づいて、又は当該第2リソースと当該第3リソースの時間領域での先後順序に基づいて、又は当該第1リソースと当該第4リソースが占有するリソースのサイズに基づいて、又は第1端末装置と当該第2端末装置のデータのMCSに基づいて、又はPSSCHを伝送するための他の情報に基づいて、第4リソースと衝突するこれらの第1リソースにおいて第1端末装置のデータを送信するか否かを判断する。
第4リソースと衝突しないそれらの第1リソースについては、端末装置はこれらの第1リソースにおいて当該データを正常に送信することができる。
以上に説明された方法は非周期的なサービスの伝送に用いることができる。非周期的なサービスの伝送では、端末装置は伝送待ちデータのために第1リソースを選択した後、他のリソースを予約しない。当該第1指示情報は当該複数の第1リソースの位置のみを指示し、他のPSSCHリソースを指示しなくなる。
本願の実施例では、第1端末装置はデータ伝送のいくつかの時間需要、例えば遅延需要又は到達時間等に基づいて、リソース選択を行うことができる。以下、本願の実施例に係る端末装置が当該時間需要に基づいてリソース選択を行う方法を具体的に説明する。理解されるように、以下に説明されるリソース選択の方法は以上に説明された非周期的なサービスの伝送に用いることができ、周期的なサービスの伝送に用いることもできる。選択肢として、非周期的なサービスを伝送するリソースプールと周期的なサービスを伝送するリソースプールは直交している。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける第2時間範囲内に前記複数の第1リソースを選択することを含む。前記第2時間範囲はプロトコルによって事前に定義されるか又はネットワーク装置によって設定され、又は、当該第1端末装置によって伝送待ちデータの第2パラメータに基づいて決定される。前記第2パラメータは、例えば、当該データの遅延需要、サービスの伝送周期、最大の再伝送回数のうちの少なくとも1つを含む。例えば、前記第2時間範囲は[n+s,n+t]であり、nはリソース選択を開始する時刻であり、sはネットワーク識別によって設定された、第1指示情報を送信する伝送リソースを選択するための最大遅延に基づいて決定されたものであり、tは伝送待ちデータの遅延需要に基づいて決定されたものである。この場合、当該第1端末装置は時間範囲[n+s,n+t]内に複数の第1リソースを選択し、時間範囲[n,n+s−1]内に第2リソースを選択する。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に当該複数の第1リソースを選択することを含む。時刻nは第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは第1端末装置のデータの遅延需要である。
例えば、第1端末装置によって伝送待ちデータの遅延需要がT=100msであり、且つT=0、T=T=100msである場合、第1端末装置は[n,n+100]msの時間範囲内に当該複数の第1リソースを選択することができる。
ここで、[n+T,n+T]msの選択ウィンドウに含まれるサブフレームの数及びサイズを限定しない。例えば、サブキャリアの間隔が異なるとき、[n+T,n+T]ms内に含まれるサブフレームの数及びサイズは異なってもよい。
1つの状況が存在し、即ち、第1端末装置が[n+T,n+T]ms内に複数の第1リソースを選択又は予約し、当該複数の第1リソースにおける少なくとも一部のリソースにおいてデータを伝送することを決定する。しかし、複数の第1リソースの時間位置の前に複数のデータが到達する場合、第1端末装置は当該少なくとも一部の第1リソースにおいてそのうちの1つのデータを伝送することができ、各リソースにおいて当該データを1回伝送し、残っている他のデータを1回伝送の方式で伝送する。第1端末装置が選択ウィンドウから選択した当該複数の第1リソースにおける各第1リソースは、後続のデータ伝送のために一定の周期に従って第1端末装置によって予約されてもよいが、1回伝送のデータが使用する伝送リソースは今回到達したデータの伝送のみに用いられ、周期的に予約されない。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に当該複数の第1リソースを選択することを含む。時刻nは第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
ここで、[n+T,n+T]msの選択ウィンドウに含まれるサブフレームの数及びサイズを限定しない。例えば、サブキャリアの間隔が異なるとき、[n+T,n+T]ms内に含まれるサブフレームの数及びサイズは異なってもよい。
例えば、第1端末装置によって伝送待ちサービスの最小到達時間間隔がT=60msであり、T=0、T=T=60msと仮定すると、第1端末装置は[n,n+60]msの時間範囲内に当該複数の第1リソースを選択することにより、サービスの伝送需要を満たすことができる。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に当該複数の第1リソースを選択することを含む。時刻nは第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、時間領域で隣接する2つの第1リソース間の時間間隔は第1端末装置のデータの遅延需要以下である。
は、例えば、第1端末装置のデータの最小到達時間間隔の以下であってもよく、Tは、例えば、第1端末装置のデータの最大到達時間間隔の以上であってもよい。
これらの複数の第1リソースのうち、隣接する第1リソースの時間領域における時間間隔が第1端末装置のデータの遅延需要以下であるため、端末装置のデータがどの時刻に到達しても、当該データを伝送するために使用でき且つ当該データの遅延要求を満たす第1リソースは存在する。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、第1端末装置が当該選択ウィンドウにおける当該データリソースプールからKグループの候補リソースを選択し、当該複数の第1リソースが前記Kグループの候補リソースにおける1グループの候補リソースであることを含む。時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下である。前記第1指示情報は前記Kグループの候補リソースを指示することに用いられ、Kは1より大きい正整数である。
選択肢として、当該Kグループの候補リソースにおける各グループの候補リソースが占有する周波数領域のサイズは同じであり及び/又は時間領域のサイズは同じである。例えば、i番目グループの候補リソースにおけるj番目の第1リソースと、i番目グループの候補リソースにおけるj番目の第1リソースが占有する周波数領域のサイズ及び/又は時間領域のサイズは同じであり、0≦i≦K−1であり、j≧1であり且つjは端末装置が選択ウィンドウから選択した当該複数の第1リソースの数以下である。
そして、選択肢として、当該Kグループの候補リソースのうち、時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔は、ネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよい。例えば、端末装置はCBR又はCRに基づいて決定することができる。Kの値もネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよい。
端末装置がKグループの候補リソースを予約し、且つ時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔が前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であるため、端末装置のデータがどの時刻に到達しても、当該データを伝送するために使用でき且つ当該データの遅延要求を満たす第1リソースが含まれる1グループの候補リソースは存在する。
更に、選択肢として、第1端末装置は時刻n+T〜時刻n+T内に当該Kグループの候補リソースを選択することができる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tである。
理解されるように、Tは、例えば、第1端末装置のデータの最小到達時間間隔の以下であってもよく、Tは、例えば、第1端末装置のデータの最大到達時間間隔の以上であってもよい。好ましくは、Tは第1端末装置のデータの最小到達時間間隔に等しく、Tは第1端末装置のデータの最大到達時間間隔に等しい。
更に理解されるように、上記の第1端末装置がリソース選択を開始する時刻は、端末装置がリソースを選択してPSSCHを伝送するために、上位層の要求に応じて利用可能なリソースセット(例えば、図5Aに説明された候補リソースセットS_B)を報告する時刻であってもよい。
非周期的に伝送されるデータについては、毎回伝送されるデータは固定したものではなく、例えば、毎回伝送されるデータ量は異なってもよい。選択肢として、第1端末装置が910で選択した当該複数の第1リソースにおける各第1リソースは伝送待ちデータを搬送できない(例えば、各第1リソースが100bitのデータのみを伝送できるが、伝送待ちデータが1000bitを含む)場合、第1端末装置は1回伝送の方式で当該伝送待ちデータを送信することができ、又は、第1端末装置は当該複数の第1リソースで当該伝送待ちデータの一部を送信し、1回伝送の方式で残りのデータを伝送することができる。当該複数の第1リソースは後続のデータ伝送のために一定の周期に従って第1端末装置によって予約されてもよいが、1回伝送のデータが使用する伝送リソースは今回到達したデータの伝送のみに用いられ、周期的に予約されない。1回伝送に採用されるリソースは端末装置が当該データリソースプールから検知又はランダムな選択の方式で選択するものであってもよい。
図9に関連する各実施形態の具体的な細部及び例示については、図9に関連する各実施形態の具体的な説明を参照することができる。簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
なお、矛盾しない限り、本願で説明される各実施例及び/又は各実施例の技術的特徴を任意に組み合わせることができ、組み合わせられた技術案は本願の保護範囲に属する。
理解されるように、本願で説明される各実施例では、端末装置によるリソース選択、PSCCH及びPSSCHの伝送等については、サブフレーム又はミリ秒を時間単位として説明されるが、これに限定されない。端末装置は他の時間単位、例えばタイムスロット等に基づいて、本願の実施例の様々な操作を行うこともできる。
理解されるように、本願の各実施例では、上記各過程の番号は実行順序を意味せず、各過程の実行順序はその機能及び内部ロジックにより決められるが、本願の実施例の実施過程を限定しない。
以上では本願の実施例に係る通信方法が詳細に説明され、以下では図8〜図10を参照しながら、本願の実施例に係る装置を説明し、方法実施例で説明された技術的特徴は以下の装置実施例に適用できる。
図10は本願の実施例に係る端末装置1000の模式的なブロック図である。図10に示すように、当該端末装置1000はリソース選択ユニット1010と送受信ユニット1020を備える。
リソース選択ユニット1010は、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択することに用いられ、
前記リソース選択ユニット1010は更に、前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することに用いられ、前記第1指示情報は前記第1リソースを指示することに用いられ、前記第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なり、
送受信ユニット1020は、前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することに用いられる。
従って、端末装置のサービスが周期性を持たない場合、端末装置はデータを送信するためのデータ伝送リソースの前に、当該データ伝送リソースを指示する指示情報を送信することによって、当該端末装置が当該データ伝送リソースを予約したことを他の端末装置に知らせ、それにより、データ伝送時のリソース衝突をできるだけ回避する。
選択肢として、前記第2リソースは前記第1リソースの前に位置する。
選択肢として、前記第1指示情報はサイドリンク制御情報(SCI)に搬送され、又は前記第1指示情報はプリアンブルシーケンスである。
選択肢として、前記第1端末装置はリソースセンシングを行うことに用いられるセンシングユニットを更に備える。前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記第1リソースを選択することに用いられる。
選択肢として、前記センシングユニットは具体的に、前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うこと、又は、前記第1リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから1つのリソースを前記第1リソースとしてランダムに選択することに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することに用いられる。
選択肢として、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有する。前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記制御リソースプールにおける、前記第1リソースに対応する少なくとも1つのリソースから、前記第2リソースを選択することに用いられる。
選択肢として、前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられる。
選択肢として、前記第1端末装置は処理ユニットを更に備える。前記送受信ユニットは更に、第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信することに用いられ、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示する。前記処理ユニットは、前記第1リソースと前記第4リソースとの間にリソース衝突が発生する場合、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することに用いられる。
選択肢として、前記処理ユニットは具体的に、前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの優先度情報に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、前記第2リソースと前記第3リソースの時間領域での先後順序に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、前記第1リソースと前記第4リソースが占有するリソースのサイズに基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数の候補リソースを選択し、前記複数の候補リソースが前記第1リソースを含むことに用いられる。時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、前記第1指示情報は前記複数の候補リソースを指示することに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の候補リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔である。
選択肢として、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
理解されるように、当該端末装置1000は上記方法600で端末装置によって実行される対応する操作を実行することができる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
図11は本願の実施例に係る端末装置1100の模式的なブロック図である。図11に示すように、当該端末装置1100はリソース選択ユニット1110と送受信ユニット1120を備える。
リソース選択ユニット1110は、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信することに使用できる複数の第1リソースを選択することに用いられ、
前記リソース選択ユニット1110は更に、前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することに用いられ、前記第1指示情報は前記複数の第1リソースを指示することに用いられ、前記複数の第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なり、
送受信ユニット1120は、前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することに用いられ、前記少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて前記データを1回送信する。
従って、端末装置はデータを送信するためのデータ伝送リソースの前に、当該データ伝送リソースを指示する指示情報を送信することによって、当該端末装置が当該データ伝送リソースを予約したことを他の端末装置に知らせる。端末装置がそれぞれ複数のリソースにおいてデータを複数回送信するので、データ伝送の信頼性を向上させ、半二重の影響を回避し、また、特にデータ伝送時のリソース衝突をできるだけ回避することができる。選択された複数のリソースにおける一部のリソースにリソース衝突が発生しても、リソース衝突が発生しない他の一部のリソースにおいて当該データを伝送することができる。
選択肢として、前記第2リソースは前記複数の第1リソースの前に位置する。
選択肢として、前記第1指示情報はSCIに搬送される。
選択肢として、前記第1端末装置はリソースセンシングを行うことに用いられるセンシングユニットを更に備える。前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。
選択肢として、前記センシングユニットは具体的に、前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数のリソースを前記複数の第1リソースとしてランダムに選択することに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することに用いられる。
選択肢として、前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有する。前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記制御リソースプールにおける、前記複数の第1リソースに対応する複数のリソースから、前記第2リソースを選択することに用いられる。
選択肢として、前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられる。
選択肢として、前記第1端末装置は処理ユニットを更に備える。前記送受信ユニット1120は、第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信することに用いられ、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示する。前記処理ユニットは、前記第4リソースに基づいて、前記複数の第1リソースから前記少なくとも一部の第1リソースを決定することに用いられる。
選択肢として、前記少なくとも一部の第1リソースは、前記第4リソースとリソース衝突が発生しない第1リソース、及び/又は、前記第4リソースとリソース衝突が発生するが、予め設定された条件を満たす第1リソースを含む。
選択肢として、前記予め設定された条件は、前記第1端末装置のデータの優先度が前記第2端末装置のデータの優先度より高いこと、前記第2リソースが時間領域で前記第3リソースの前に位置すること、前記第1端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)のインデックスが前記第2端末装置のデータのMCSのインデックスより大きい又は小さいこと、前記第1リソースの占有するリソースのサイズが前記第4リソースの占有するリソースのサイズより大きいこと、のうちのいずれか1つを含む。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であり、時間領域で隣接する2つの第1リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールからKグループの候補リソースを選択し、前記複数の第1リソースが前記Kグループの候補リソースにおける1グループの候補リソースであることに用いられる。時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、前記第1指示情報は前記Kグループの候補リソースを指示することに用いられ、Kは1より大きい正整数である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記Kグループの候補リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔である。
選択肢として、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
図12は本願の実施例に係る端末装置1200の構造模式図である。図12に示される端末装置1200はプロセッサ1210を備え、プロセッサ1210はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の各方法で端末装置によって実現される対応するプロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
選択肢として、図12に示すように、端末装置1200はメモリ1220を更に備えてもよい。プロセッサ1210はメモリ1220からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ1220はプロセッサ1210から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ1210に集積されてもよい。
選択肢として、図12に示すように、端末装置1200は送受信機1230を更に備えてもよい。プロセッサ1210は当該送受信機1230と他の装置との通信を制御でき、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。
送受信機1230は送信機及び受信機を備えてもよい。送受信機1230はアンテナを更に備えてもよく、アンテナの数は1つ又は複数であってもよい。
図13は本願の実施例に係るチップの構造模式図である。図13に示されるチップ1300はプロセッサ1310を備え、プロセッサ1310はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。当該チップは本願の実施例の端末装置に適用でき、そして当該チップは本願の実施例の各方法で端末装置によって実現される対応するプロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
選択肢として、図13に示すように、チップ1300はメモリ1320を更に備えてもよい。プロセッサ1310はメモリ1320からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ1320はプロセッサ1310から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ1310に集積されてもよい。
選択肢として、当該チップ1300は入力インタフェース1330を更に備えてもよい。プロセッサ1310は当該入力インタフェース1330と他の装置又はチップとの通信を制御でき、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
選択肢として、当該チップ1300は出力インタフェース1340を更に備えてもよい。プロセッサ1310は当該出力インタフェース1340と他の装置又はチップとの通信を制御でき、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。
理解されるように、本願の実施例に記載のチップはシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等とも呼ばれる。
理解されるように、本願の実施例のプロセッサは集積回路チップであってもよく、信号の処理能力を有する。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって遂行することができる。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェア部品であってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は当該プロセッサはいずれかの通常のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示されている方法のステップはハードウェアデコードプロセッサによって直接に実行されてもよく、又はデコードプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ等の本分野の成熟した記憶媒体にあってもよい。当該記憶媒体はメモリにあり、プロセッサはメモリの情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを遂行する。
理解されるように、本願の実施例のメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM、Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM、Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)であってもよい。限定的な説明ではなく、例示的な説明によって、多くの形態のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、Dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、Synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、Double Data Rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、Enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、Synchlink DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)は利用可能である。なお、本明細書で説明されるシステム及び方法のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切な種類のメモリを含むが、それらに限定されない。
理解されるように、上記メモリは限定的なものではなく、例示的なものであり、例えば、本願の実施例のメモリは更にスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、double data rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、synch link DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)等であってもよい。すなわち、本願の実施例のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切な種類のメモリを含むが、それらに限定されない。
本願の実施例はコンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。当該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の端末装置に適用でき、当該コンピュータプログラムは本願の実施例の各方法で端末装置によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
本願の実施例はコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。当該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の端末装置に適用でき、当該コンピュータプログラム命令は本願の実施例の各方法で端末装置によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
本願の実施例はコンピュータプログラムを更に提供する。当該コンピュータプログラムは本願の実施例の端末装置に適用でき、当該コンピュータプログラムはコンピュータで実行されると、本願の実施例の各方法で端末装置によって実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して説明しない。
理解されるように、本明細書の用語「システム」及び「ネットワーク」は本明細書においてしばしば交換可能に使用される。本明細書の用語「及び/又は」は関連対象の関連関係を説明するためのものに過ぎず、3つの関係が存在していることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、A及びBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を示す。また、本明細書の文字「/」は一般的に前後の関連対象が「又は」の関係を持つことを示す。
更に理解されるように、本発明の実施例では、「Aに対応(相応)するB」は、BがAに関連し、Aに基づいてBを決定できることを示す。ただし、Aに基づいてBを決定することは、Aのみに基づいてBを決定することを意味せず、A及び/又は他の情報に基づいてBを決定することもできる。
当業者であれば理解できるように、本明細書に開示されている実施例で説明された各例示的ユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現できる。これらの機能がハードウェアそれともソフトウェア形態で実行されるかは、技術案の特定応用及び設計制約条件に決められる。当業者は各特定の応用に対して異なる方法で説明された機能を実現することができるが、この実現は本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者であれば明確に理解できるように、説明の便宜及び簡潔のために、上記説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な作動過程については、前述の方法実施例の対応する過程を参照することができ、ここで繰り返して説明しない。
理解されるように、本願によるいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置及び方法は他の方式で実現できる。例えば、上記説明された装置実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、当該ユニットの分割はロジック機能の分割のみであり、実際の実現時に他の分割方法があってもよく、例えば、複数のユニット又は部品を組み合わせてもよく、又は他のシステムに集積してもよく、又は一部の特徴を無視してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、図示又は検討される相互結合又は直接結合又は通信接続は、あるインタフェース、装置又はユニットを介した間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態のものであってもよい。
前記別々の部材として説明されるユニットは物理的に分離されてもよく、物理的に分離されなくてもよく、ユニットとして示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、即ち、1つの場所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の需要に応じてそのうちの一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
また、本願の各実施例の各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットは単独で物理的に存在してもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術案、又は従来技術に寄与する部分、又は当該技術案の一部はソフトウェア製品の形態で実施することができる。当該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための複数の命令を含む。前述の記憶媒体はUディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上は本願の実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではない。当業者が本願に開示される技術的範囲内において容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に記載の保護範囲に準じるべきである。
LTEシステムでは、サービスが周期性を持ち、端末装置が次のサービスの到達時間を予測できるため、リソース予約の方式で、他のユーザがこのリソースを占有することを回避して、リソース衝突を回避する目的を達成することができる。具体的に、端末装置はサイドリンク制御情報(SCI、Sidelink Control Information)に、予約したリソースを含ませることができ、そしてサイドリンク制御情報は端末装置のデータリソースと周波数分割されたものである。しかしながら、NRシステムでは、サービスは通常周期性を持たない。例えば、サービスはランダムに到達するものであってもよく、又はサービスの到達時間は一定の時間範囲内にあってもよい。従って、端末装置のサービスが周期性を持たない場合、如何にリソース衝突を回避するかは解決すべき問題になっている。
第4態様では上記第2態様又は第2態様の任意選択可能な実施形態の方法を実行することができる端末装置を提供する。具体的に、当該端末装置は上記第2態様又は第2態様の任意可能な実施形態の方法を実行するための機能モジュールを備え得る。
ビークルツーエブリシングでは2つの伝送モード、即ち、伝送モード3(mode 3)及び伝送モード4(mode 4)が定義されている。伝送モード3(モード3と略称する)の端末装置の伝送リソースは基地局によって割り当てられ、端末装置は基地局によって割り当てられたリソースに基づいて、サイドリンクにおいてデータの送信を行い、基地局は端末装置に1回伝送リソースを割り当てることができ、端末装置に半静的伝送リソースを割り当てることもできる。伝送モード4(モード4と略称する)の端末装置は検知能力を備える場合、検知(sensing)と予約(reservation)の方式でデータを伝送し、検知能力を備えない場合、リソースプールにおいて伝送リソースをランダムに選択する。検知能力を備える端末装置はリソースプールから検知の方式で利用可能なリソースセットを取得し、端末装置は当該セットから1つのリソースをランダムに選択してデータ伝送を行う。ビークルツーエブリシングシステムのサービスが周期的な特徴を持つため、端末装置は通常、半静的伝送の方式を採用し、即ち、端末装置は1つの伝送リソースを選択した後、複数の伝送周期で当該リソースを連続的に使用し、それによりリソースの再選択及びリソース衝突の確率が減少する。端末装置は今回伝送する制御情報に、次回伝送するリソースを予約する情報を含ませ、それにより、他の端末装置は当該端末装置の制御情報を検出することによって、このリソースが当該端末装置により予約及び使用されるか否かを判断することができ、リソース衝突を低減させる目的を達成する。
選択肢として、当該複数の候補リソースが占有する周波数領域のサイズは同じであり、及び/又は当該複数の候補リソースが占有する時間領域のサイズは同じである。選択肢として、当該複数の候補リソースでは、時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔はネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよく、例えば、端末装置はチャネルビジー率(CBR、Channel Busy Ratio)又はチャネル使用率(CR、Channel Ratio)に基づいて、隣接する2つの候補リソース間の時間間隔を決定することができる。当該複数の候補リソースの数はネットワーク装置が第1端末装置のために設定したもの、又は第1端末装置が自主的に選択したものであってもよい。
選択肢として、910では、第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける第2時間範囲内に前記複数の第1リソースを選択することを含む。前記第2時間範囲はプロトコルによって事前に定義されるか又はネットワーク装置によって設定され、又は、当該第1端末装置によって伝送待ちデータの第2パラメータに基づいて決定される。前記第2パラメータは、例えば、当該データの遅延需要、サービスの伝送周期、最大の再伝送回数のうちの少なくとも1つを含む。例えば、前記第2時間範囲は[n+s,n+t]であり、nはリソース選択を開始する時刻であり、sはネットワーク装置によって設定された、第1指示情報を送信する伝送リソースを選択するための最大遅延に基づいて決定されたものであり、tは伝送待ちデータの遅延需要に基づいて決定されたものである。この場合、当該第1端末装置は時間範囲[n+s,n+t]内に複数の第1リソースを選択し、時間範囲[n,n+s−1]内に第2リソースを選択する。
以上では本願の実施例に係るデータ伝送方法が詳細に説明され、以下では図8〜図10を参照しながら、本願の実施例に係る装置を説明し、方法実施例で説明された技術的特徴は以下の装置実施例に適用できる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1010は具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから1つのリソースを前記第1リソースとしてランダムに選択することに用いられる。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であり、時間領域で隣接する2つの第1リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下である。
選択肢として、前記リソース選択ユニット1110は具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記Kグループの候補リソースを選択することに用いられる。時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔である。

Claims (73)

  1. サイドリンクにおけるデータ伝送方法であって、
    第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択することと、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択し、前記第1指示情報は前記第1リソースを指示することに用いられ、前記第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置が異なることと、
    前記第1端末装置が前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することと、を含むことを特徴とするサイドリンクにおけるデータ伝送方法。
  2. 前記第2リソースは前記第1リソースの前に位置することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1指示情報はサイドリンク制御情報(SCI)に搬送され、又は前記第1指示情報はプリアンブルシーケンスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことと、
    前記第1端末装置が前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記第1リソースを選択することと、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことは、
    前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うこと、又は、
    前記第1端末装置が前記第1リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから1つのリソースを前記第1リソースとしてランダムに選択することを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有し、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記制御リソースプールにおける、前記第1リソースに対応する少なくとも1つのリソースから、前記第2リソースを選択することを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1端末装置は第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信し、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示することと、
    前記第1リソースと前記第4リソースとの間にリソース衝突が発生する場合、前記第1端末装置は前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することと、を更に含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1端末装置が前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することは、
    前記第1端末装置は前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの優先度情報に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第1端末装置は前記第2リソースと前記第3リソースの時間領域での先後順序に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第1端末装置は前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第1端末装置は前記第1リソースと前記第4リソースが占有するリソースのサイズに基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数の候補リソースを選択し、前記複数の候補リソースが前記第1リソースを含むことを含み、
    時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、
    前記第1指示情報は前記少なくとも1つの候補リソースを指示することに用いられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数の候補リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の候補リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. は前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. サイドリンクにおけるデータ伝送方法であって、
    第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信することに使用できる複数の第1リソースを選択することと、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択し、前記第1指示情報は前記複数の第1リソースを指示することに用いられ、前記複数の第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置が異なることと、
    前記第1端末装置が前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信し、前記少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて前記データを1回送信することと、を含むことを特徴とするサイドリンクにおけるデータ伝送方法。
  18. 前記第2リソースは前記複数の第1リソースの前に位置することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1指示情報はサイドリンク制御情報(SCI)に搬送されることを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことと、
    前記第1端末装置が前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記複数の第1リソースを選択することと、を含むことを特徴とする請求項17〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記第1端末装置がリソースセンシングを行うことは、
    前記第1端末装置が前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数のリソースを前記複数の第1リソースとしてランダムに選択することを含むことを特徴とする請求項17〜19のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することを含むことを特徴とする請求項17〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有し、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記制御リソースプールにおける、前記複数の第1リソースに対応する複数のリソースから、前記第2リソースを選択することを含むことを特徴とする請求項17〜22のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられることを特徴とする請求項17〜24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記第1端末装置は第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信し、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示することと、
    前記第1端末装置が前記第4リソースに基づいて、前記複数の第1リソースから前記少なくとも一部の第1リソースを決定することと、を更に含むことを特徴とする請求項17〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記少なくとも一部の第1リソースは、前記第4リソースとリソース衝突が発生しない第1リソース、及び/又は、前記第4リソースとリソース衝突が発生するが、予め設定された条件を満たす第1リソースを含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記予め設定された条件は、
    前記第1端末装置のデータの優先度が、前記第2端末装置のデータの優先度より高いこと、
    前記第2リソースが時間領域で前記第3リソースの前に位置すること、
    前記第1端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)のインデックスが、前記第2端末装置のデータのMCSのインデックスより大きい又は小さいこと、
    前記第1リソースの占有するリソースのサイズが、前記第4リソースの占有するリソースのサイズより大きいこと、のうちのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要であることを特徴とする請求項17〜28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項17〜28のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であり、時間領域で隣接する2つの第1リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であることを特徴とする請求項17〜28のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記第1端末装置が選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから複数の第1リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールからKグループの候補リソースを選択し、前記複数の第1リソースが前記Kグループの候補リソースにおける1グループの候補リソースであることを含み、
    時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、
    前記第1指示情報は前記Kグループの候補リソースを指示することに用いられ、Kは1より大きい正整数であることを特徴とする請求項17〜28のいずれか1項に記載の方法。
  33. 前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールからKグループの候補リソースを選択することは、
    前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記Kグループの候補リソースを選択することを含み、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. は前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項31又は33に記載の方法。
  35. 端末装置であって、前記端末装置は第1端末装置であり、前記第1端末装置はリソース選択ユニットと送受信ユニットを備え、
    前記リソース選択ユニットは、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信するための第1リソースを選択することに用いられ、
    前記リソース選択ユニットは更に、前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することに用いられ、前記第1指示情報は前記第1リソースを指示することに用いられ、前記第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なり、
    前記送受信ユニットは、前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することに用いられることを特徴とする端末装置。
  36. 前記第2リソースは前記第1リソースの前に位置することを特徴とする請求項34に記載の端末装置。
  37. 前記第1指示情報はサイドリンク制御情報(SCI)に搬送され、又は前記第1指示情報はプリアンブルシーケンスであることを特徴とする請求項35又は36に記載の端末装置。
  38. 前記第1端末装置はリソースセンシングを行うことに用いられるセンシングユニットを更に備え、
    前記リソース選択ユニットは具体的に、前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記第1リソースを選択することに用いられることを特徴とする請求項35〜37のいずれか1項に記載の端末装置。
  39. 前記センシングユニットは具体的に、
    前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うこと、又は、
    前記第1リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことに用いられることを特徴とする請求項38に記載の端末装置。
  40. 前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記第1端末装置が前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから1つのリソースを前記第1リソースとしてランダムに選択することに用いられることを特徴とする請求項35〜39のいずれか1項に記載の端末装置。
  41. 前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することに用いられることを特徴とする請求項35〜40のいずれか1項に記載の端末装置。
  42. 前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有し、前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記制御リソースプールにおける、前記第1リソースに対応する少なくとも1つのリソースから、前記第2リソースを選択することに用いられることを特徴とする請求項35〜40のいずれか1項に記載の端末装置。
  43. 前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられることを特徴とする請求項35〜42のいずれか1項に記載の端末装置。
  44. 前記第1端末装置は処理ユニットを更に備え、
    前記送受信ユニットは、第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信することに用いられ、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示し、
    前記処理ユニットは、前記第1リソースと前記第4リソースとの間にリソース衝突が発生する場合、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することに用いられることを特徴とする請求項35〜43のいずれか1項に記載の端末装置。
  45. 前記処理ユニットは具体的に、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの優先度情報に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第2リソースと前記第3リソースの時間領域での先後順序に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)に基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断すること、又は、
    前記第1リソースと前記第4リソースが占有するリソースのサイズに基づいて、前記第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信するか否かを判断することに用いられることを特徴とする請求項44に記載の端末装置。
  46. 前記リソース選択ユニットは具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要であることを特徴とする請求項35〜45のいずれか1項に記載の端末装置。
  47. 前記リソース選択ユニットは具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記第1リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項35〜45のいずれか1項に記載の端末装置。
  48. 前記リソース選択ユニットは具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数の候補リソースを選択し、前記複数の候補リソースが前記第1リソースを含むことに用いられ、
    時間領域で隣接する2つの候補リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、
    前記第1指示情報は前記複数の候補リソースを指示することに用いられることを特徴とする請求項35〜45のいずれか1項に記載の端末装置。
  49. 前記リソース選択ユニットは具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の候補リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であることを特徴とする請求項48に記載の端末装置。
  50. は前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項49に記載の端末装置。
  51. 端末装置であって、前記端末装置は第1端末装置であり、前記第1端末装置はリソース選択ユニットと送受信ユニットを備え、
    前記リソース選択ユニットは、選択ウィンドウにおけるデータリソースプールから、前記第1端末装置のデータを送信することに使用できる複数の第1リソースを選択することに用いられ、
    前記リソース選択ユニットは更に、前記選択ウィンドウにおける制御リソースプールから、第1指示情報を送信するための第2リソースを選択することに用いられ、前記第1指示情報は前記複数の第1リソースを指示することに用いられ、前記複数の第1リソース及び前記第2リソースの時間領域及び/又は周波数領域での位置は異なり、
    前記送受信ユニットは、前記第2リソースにおいて前記第1指示情報を送信し、前記複数の第1リソースにおける少なくとも一部の第1リソースにおいて前記第1端末装置のデータを送信することに用いられ、前記少なくとも一部の第1リソースにおける各第1リソースにおいて前記データを1回送信することを特徴とする端末装置。
  52. 前記第2リソースは前記複数の第1リソースの前に位置することを特徴とする請求項51に記載の端末装置。
  53. 前記第1指示情報はサイドリンク制御情報(SCI)に搬送されることを特徴とする請求項51又は52に記載の端末装置。
  54. 前記第1端末装置はリソースセンシングを行うことに用いられるセンシングユニットを更に備え、
    前記リソース選択ユニットは具体的に、前記リソースセンシングの結果に基づいて、前記データリソースプールから前記複数の第1リソースを選択することに用いられることを特徴とする請求項51〜53のいずれか1項に記載の端末装置。
  55. 前記センシングユニットは具体的に、
    前記第2リソースの開始時刻の前にリソースセンシングを行うことに用いられることを特徴とする請求項54に記載の端末装置。
  56. 前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールから複数のリソースを前記複数の第1リソースとしてランダムに選択することに用いられることを特徴とする請求項51〜55のいずれか1項に記載の端末装置。
  57. 前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記選択ウィンドウにおける前記制御リソースプールから前記第2リソースをランダムに選択することに用いられることを特徴とする請求項51〜56のいずれか1項に記載の端末装置。
  58. 前記データリソースプールにおけるリソースと前記制御リソースプールにおけるリソースとは対応関係を有し、前記リソース選択ユニットは具体的に、
    前記制御リソースプールにおける、前記複数の第1リソースに対応する複数のリソースから、前記第2リソースを選択することに用いられることを特徴とする請求項51〜56のいずれか1項に記載の端末装置。
  59. 前記第2リソースは複数のリソースを含み、前記複数のリソースの時間領域位置は異なり、各リソースは前記第1指示情報を1回伝送することに用いられることを特徴とする請求項51〜58のいずれか1項に記載の端末装置。
  60. 前記第1端末装置は処理ユニットを更に備え、
    前記送受信ユニットは、第2端末装置が第3リソースにおいて送信した第2指示情報を受信することに用いられ、前記第2指示情報は前記第2端末装置のデータを伝送するための第4リソースを指示し、
    前記処理ユニットは、前記第4リソースに基づいて、前記複数の第1リソースから前記少なくとも一部の第1リソースを決定することに用いられることを特徴とする請求項51〜59のいずれか1項に記載の端末装置。
  61. 前記少なくとも一部の第1リソースは、前記第4リソースとリソース衝突が発生しない第1リソース、及び/又は、前記第4リソースとリソース衝突が発生するが、予め設定された条件を満たす第1リソースを含むことを特徴とする請求項60に記載の端末装置。
  62. 前記予め設定された条件は、
    前記第1端末装置のデータの優先度が、前記第2端末装置のデータの優先度より高いこと、
    前記第2リソースが時間領域で前記第3リソースの前に位置すること、
    前記第1端末装置のデータの変調及び符号化方式(MCS)のインデックスが、前記第2端末装置のデータのMCSのインデックスより大きい又は小さいこと、
    前記第1リソースの占有するリソースのサイズが、前記第4リソースの占有するリソースのサイズより大きいこと、のうちのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項61に記載の端末装置。
  63. 前記リソース選択ユニットは具体的に、時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの遅延需要であることを特徴とする請求項51〜62のいずれか1項に記載の端末装置。
  64. 前記リソース選択ユニットは具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項51〜62のいずれか1項に記載の端末装置。
  65. 前記リソース選択ユニットは具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記複数の第1リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であり、時間領域で隣接する2つの第1リソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であることを特徴とする請求項51〜62のいずれか1項に記載の端末装置。
  66. 前記リソース選択ユニットは具体的に、前記選択ウィンドウにおける前記データリソースプールからKグループの候補リソースを選択し、前記複数の第1リソースが前記Kグループの候補リソースにおける1グループの候補リソースであることに用いられ、
    時間領域で隣接する2グループの候補リソースにおける1番目のリソース間の時間間隔は前記第1端末装置のデータの遅延需要以下であり、
    前記第1指示情報は前記Kグループの候補リソースを指示することに用いられ、Kは1より大きい正整数であることを特徴とする請求項51〜62のいずれか1項に記載の端末装置。
  67. 前記リソース選択ユニットは具体的に、前記第1端末装置が時刻n+T〜時刻n+T内に前記Kグループの候補リソースを選択することに用いられ、
    時刻nは前記第1端末装置のデータの到達時刻であり、又は前記第1端末装置がリソース選択を開始する時刻であり、T≧0、T≦T≦Tであり、Tは前記第1端末装置のデータの最大到達時間間隔であることを特徴とする請求項66に記載の端末装置。
  68. は前記第1端末装置のデータの最小到達時間間隔であることを特徴とする請求項65又は67に記載の端末装置。
  69. 端末装置であって、プロセッサとメモリを備え、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法、又は請求項17〜34のいずれか1項に記載の方法を実行することに用いられることを特徴とする端末装置。
  70. チップであって、プロセッサを備え、前記プロセッサはメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、前記チップが取り付けられる装置に請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法、又は請求項17〜34のいずれか1項に記載の方法を実行させることに用いられることを特徴とするチップ。
  71. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法、又は請求項17〜34のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶することに用いられることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  72. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法、又は請求項17〜34のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  73. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法、又は請求項17〜34のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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