JP2021504991A - アプリケーションのためのトラフィックをハンドリングするための方法および機能 - Google Patents

アプリケーションのためのトラフィックをハンドリングするための方法および機能 Download PDF

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Abstract

本明細書の実施形態は、アプリケーション(201)のトラフィックを処理するためにSMF(108)によって実行される方法に関する。SMF(108)は、AF(135)から、アプリケーション(201)のための複数の候補ロケーション(200a、200b)と、複数のロケーション(200a、200b)の各々についてのアプリケーション(201)のためのトラフィックルーティング情報とを受信する。SMF(108)は、SMF(108)がアプリケーション(201)のトラフィックを複数のロケーションのうちの選択された1つにステアリングすることを許可されていると判定する。SMF(108)は、AF(135)から受信された複数(200a、200b)の中から候補ロケーション(200a、200b)の1つを選択し、アプリケーション(201)のトラフィックを選択された候補ロケーション(200a、200b)にステアリングする。【選択図】図2

Description

本明細書の実施形態は、一般に、セッション管理機能(SMF)およびSMFによって実行される方法に関する。より具体的には、本明細書の実施形態は、アプリケーション(APP)のためのトラフィックを処理(ハンドリング)することに関する。
3GPP TS 23.501 V1.5.0(2017-11)によれば、「5Gシステムアーキテクチャは、例えば、ネットワーク機能仮想化およびソフトウェア定義ネットワーク化のような技術を使用するためのデプロイメント(導入展開)を可能にするデータコネクティビティとサービスをサポートするように定義されている。5Gシステムアーキテクチャは、制御プレーン(CP)ネットワーク機能間のサービスベースのインターアクション(相互動作)を活用しなければならない。」とされている。5Gは、第5世代の省略形である。
図1は、リファレンスポイント表現による、2つのデータネットワーク(単一のプロトコルデータユニット(PDU)セッションオプション)に同時アクセスするための、非ローミングの5Gシステムアーキテクチャの例示的アーキテクチャを示す。一般に、5Gシステムは、5Gアクセスネットワーク(AN)、5Gコアネットワーク(CNおよびUE)を備える。より詳細には、図1は、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)103に接続されるUE 101を示す。(R)AN 103は、N2リファレンスポイントを介してアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)105に接続される。UE 101は、N1リファレンスポイントを介してAMF 105に接続される。AMF 105は、N11リファレンスポイントを介してSMF 108に接続されるように適合している。SMF 108は、それぞれのN4リファレンスポイントを介して2つのユーザプレーン機能(UPF)125に接続されるように適合している。(R)AN 103は、N3リファレンスポイントを介してUPF125のうちの1つに接続されるように適合している。2つのUPF125は、N9リファレンスポイントを介して互いに接続されるように適合している。各UPF125は、それぞれのN6リファレンスポイントを介してそれぞれのDN 120に接続されるように適合している。DNは、例えば、オペレータサービス、インターネットアクセスまたはサードパーティ(第三者)サービスである。AMF 105は、N12リファレンスポイントを介して認証サーバ機能(AUSF)128に接続されるように適合している。AMF 105は、N22リファレンスポイントを介してネットワークスライス選択機能(NSSF)129に接続されるように適合している。AMF 105は、N8リファレンスポイントを介して統合データ管理機能(UDM)130に接続されるように構成される。AUSF 128は、N13リファレンスポイントを介してUDM 130に接続されるように適合している。SMF 108は、N10リファレンスポイントを介してUDM 130に接続されるように適合している。SMF 108は、N7リファレンスポイントを介してポリシー制御機能(PCF)133に接続されるように適合している。PCF 133は、N5リファレンスポイントを介してアプリケーション機能(AF)135に接続されるように適合している。PCF 133は、N15リファレンスポイントを介してAMF 105に接続されるように適合している。リファレンスポイント(基準点)は、インターフェースとも呼ばれてもよい。
UE 101は、オペレータのネットワークにより提供されるサービスや、(オペレータの無線アクセスネットワークおよびコアネットワークが、例えば、インターネットへのアクセスを提供する)オペレータのネットワーク外のサービスへ加入者にアクセスを可能ならしめるデバイス(装置)であってもよい。UE 101は、例えば、ユーザ機器、携帯電話、スマートフォン、センサ、メータ、車両、家庭電化製品、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、マシンツーマシン(M2M)デバイス、または、例えば、テレビ、ラジオ、照明装置、タブレットコンピュータ、ラップトップまたはパーソナルコンピュータ(PC)などであるがこれらに限定されない、任意の種類の家庭用電子機器など、通信ネットワーク内の無線チャンネルを介して通信することが可能な任意のデバイスであってもよく、モバイルまたは固定のものであってもよい。UE 101は、無線アクセスネットワークを介して、別のUEまたはサーバなどの別のエンティティと音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブルデバイス、ポケット収容可能デバイス、ハンドヘルドデバイス、コンピュータ搭載デバイス、または車両搭載デバイスであてもよい。3GPP TR 21.905 V14.1.1(2017?06)は、UE 101を以下のように定義する:「ネットワークサービスへのユーザアクセスを可能にする。3GPP仕様のために、UEとネットワークとの間のインターフェースは無線インターフェースである。ユーザ機器は、多数のドメインに細分化され、ドメインは、リファレンスポイントによって分離されうる。現在、ユーザ機器は、UICCドメインとMEドメインとに細分化されている。MEドメインは、さらに、複数の機能グループ間のコネクティビティ(接続性)を示す1つ以上のモバイル終端(MT)コンポーネントと端末機器(TE)コンポーネントとに細分化される。」。
(R)AN 103は、基地局、ノードB、eノードB、gNB次世代RAN(NG-RAN)、または無線キャリアを介してUE 101と通信することができる任意の他のネットワークユニットなどのRANノード(図1には示されていない)を備えることができる。略号(R)ANおよびRANは、本明細書では、アクセスネットワーク、無線アクセスネットワーク、アクセスネットワークに含まれるノード、および無線アクセスネットワークに含まれるノードに言及する場合、相互に置換可能に使用されてもよい。
なお、図1に示されているシステムにおける通信リンクは、有線または無線リンクのいずれかを含む任意の適当な種類のものであってもよい。このリンク(接続)は、例えば、当業者によって理解されるように、オープンシステム相互接続(OSI)モデルによって示されるように、レイヤー(層)の種類およびレベルに応じて、任意の好適なプロトコルを使用することができる。
エッジコンピューティングは、オペレータおよびサードパーティのサービスをUE101のアタッチメントしているアクセスポイントの近くでホストできるようにする機能である。近くとは、例えば、短い遅延時間を達成することが可能な地理的に近いことを指しうる。エッジコンピューティングの目的は、トランスポートネットワーク上の削減されたエンドツーエンドの遅延時間および負荷を介して効率的なサービス配信を達成することである。エッジコンピューティングのサポートは、3GPP TS 23.501 3GPP TS 23.501 V1.5.0(2017-11)、第5.13章に定義されている。本章では、5Gコアネットワーク(CN)が、UE 101に近いUPF 125を選択し、N6インターフェースを介してUPF 125からローカルDN 120へのトラフィックステアリングを実行することについて説明する。N6インターフェースは、DN 120とUPF 125との間のインターフェースである。例えば、AF 135がトラフィックステアリングに影響を及ぼすような、必要とされてもよい多数の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)機能がある。
AF 135は、UPF 125の選択に影響を及ぼすことができる。トラフィックは、アプリケーション(APP)ロケーションに到達するよう、ある方法でステアリングされる。情報、例えば、AFルールの形式では、AF 135からPCF 133、SMF 108へ、またはAF 135からネットワークエクスポージャ機能(NEF)205を介してPCF 133およびSMF 108へ送信されうる。この情報は、データネットワークアクセス識別情報(DNAI)のリストして表現されるとともに、N6 トラフィックルーティング情報に関連付けられており、ここでDNAIはがAPP のロケーション(場所)を記述しており、N6 トラフィックルーティング情報は、分散データセンター、つまりエッジにおいてAPP に到達するためにUPF 125 からトラフィックがどのようにステアリングされるかを記述している。
SMF 108は、ローカルブレイクアウトのために使用されるデータパスに新しいUPF 125を挿入して設定し、トラフィックルーティングルールを用いてUPF 125を更新してもよい。SMF 108 がUPF 125 を再選択した場合、例えばDNAI によって表現され、新しいロケーションを報告するためにAF 135 に通知を送信してもよい。再選択は、トラフィック情報の変更とも呼ばれる。
SMF 108は、UPF 125を自由に再配置することができてもよいし、またはいくつかのコンフィギュレーション(構成)上の制約によって制限されることもある。UPFリロケーション(再配置)とは、UPF 125に対するDNAIの変更を意味する。新しいUPFロケーションは、常に、古いロケーションにおける「古い」APP、例えば、AF 135によって提供されるAPPに関連付けられたDNAIに対して、トラフィックをステアリングし続けることができる。これは、新しいUPFロケーションに「古い」トラフィックステアリング情報を適用することによって行われる。新しいUPFロケーションは、UE 101が別のエリアに移動したことに起因して、したがって、「よりローカル」であるローカルブレイクアウトが必要となったことに起因して、典型的には選択される。UPFリロケーションの利点をフルに活かすために、トラフィックルーティング情報は、「よりローカル」であるAPPにステアリングされるよう、「新しい」UPF 125について更新されるべきであり、すなわち、APPをリロケーションすべきである。ただし、APPがステートフルである場合は、トラフィックルーティング情報を自由に変更することは適切ではない。
APPがステートフルである場合、それは、それがAPPプロセスの以前の状態を維持するか、もしくはそれに依存することを指すか、またはそれが異なる複数の状態をサポートすること、すなわち、それが現在の状態に依存して同じ入力であっても異なるように反応することを指すことができる。ステートフルと対比される、APP がステートレスの場合、APP プロシージャーは以前の状態に依存しない。言い換えれば、トランザクション間で永続的な状態を維持せず、各リクエスト(要求)を独立して扱う。
トラフィックルーティング情報のリロケーションは、APPセッションの再起動などによってトラフィックが中断される可能性があるため、エンドユーザへの影響につながる。3GPPは、SMF 108が、トラフィックルーティング情報のリロケーションの前にAF 135にパーミッション(許可)を求めることができるリロケーションシナリオを議論してきた。リロケーションの実行が遅れるため、このような許可は実現不可能である。別の代替処理は、SMF 108がUPF 125を再配置し、AF 135に通知を送信し、次いで、AF 135からの新しいDNAIおよびトラフィックルーティング情報を待つことである。次に、この新しいDNAIおよびトラフィックルーティング情報は、UPF 125から新しいAPPロケーションへ、望ましくはUPF 125により近くへ、トラフィックをステアリングするために、使用される。これは、SMF 108が古いトラフィックルーティング情報を有する古いUPF 125を実際に削除し、ユーザプレーン経路が最終的に低遅延時間となるよう最適化される前に、別のラウンドのアクノレッジメント(確認応答)を必要とする。
したがって、この問題を少なくとも軽減または解決する必要がある。
したがって、本明細書の実施形態の目的は、上記の欠点のうちの少なくとも1つを軽減し、アプリケーションのためのトラフィックの改善されたハンドリングを提供することである。
第1の態様によれば、この目的は、アプリケーションのためのトラフィックをハンドリングするために、SMFによって実行されることによって達成される。SMFは、AFから、アプリケーションのための複数の候補ロケーションと、複数のロケーションのそれぞれのためのアプリケーションのためのトラフィックルーティング情報とを受信する。SMFは、複数のロケーションのうちの選択された一つのロケーションにアプリケーションのためのトラフィックをステアリングすることをSMFが許可されたことを判定する。SMFは、AFから受信された複数の中から候補ロケーションの1つを選択し、選択された候補ロケーションにアプリケーションのトラフィックをステアリングする。
第2の態様によれば、この目的は、アプリケーションのトラフィックをハンドリングするためのSMFによって達成される。SMFは、AFから、アプリケーションのための複数の候補ロケーションと、複数のロケーションのそれぞれのためのアプリケーションのためのトラフィックルーティング情報とを受信するように適合している。SMFは、複数のロケーションのうちの選択された1つにアプリケーションのためのトラフィックをステアリングすることをSMFが許可されたことを判定するように適合している。SMFは、AFから受信された複数の候補ロケーションの中から1つを選択し、選択された候補ロケーションにアプリケーションのためのトラフィックをステアリングするように適合している。
SMFは、複数の候補ロケーションのうちの1つを選択し、この選択されたロケーションにトラフィックをステアリングすることができるため、アプリケーションのためのトラフィックのハンドリングは、トラフィックが最も適切なロケーションにステアリングされるという点で、改善される。
本明細書の実施形態は、多くの利点を提供し、その例の非網羅的なリストが以下に続く。
本明細書の実施形態の1つの利点は、SMFがトラフィックルーティング情報を変更することを可能にすることによって、APPへの、およびAPPからのトラフィックのステアリングをスピードアップし、AFからのロケーション情報で表されるような最も適切なAPPロケーションへのステアリングを常にかつ迅速に選択することによって、エンドユーザ体験を改善することである。
別の利点は、SMFが、AFによるAPPロケーションの変更のためにトラフィックルーティング情報の変更をネゴシエートする必要がないため、APPリロケーションにおいて不要なシグナリングが削減されることである。
本明細書の実施形態のさらなる利点は、SMFが、トラフィックステアリングの直後に未使用のトラフィックルーティング情報を有する未使用のUPFを削除することができるように、ユーザプレーン経路をクリーンアップする際にSMFをサポートすることができる点である。
本明細書の実施形態の別の利点は、APPがステートフルである場合に、トラフィックルーティング情報を変更するためのレガシープロシージャ、すなわちAPPリロケーションの使用を可能にすることである。
本明細書の実施形態は、上述の特徴および利点に限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読めば、さらなる特徴および利点を認識するであろう。
ここで、本明細書の実施形態は、実施形態を示す添付の図面を参照することによって、以下の詳細な説明においてさらに詳細に説明される。
図1は5Gシステムを例示する概略構成図である。 図2は5Gシステムを例示する概略構成図である。 図3は例示的な方法を示すシグナリング図である。 図4は例示的な方法を示すシグナリング図である。 図5は例示的な方法を示すシグナリング図である。 図6は例示的な方法を示すシグナリング図である。 図7aは、例示的な方法を示すシグナリング図である。 図7bは、例示的な方法を示すシグナリング図である。 図8はSMFによって実行される方法の一例を示すフローチャートである。 図9はSMFの一実施形態を示す概略ブロック図である。 図面は、必ずしも縮尺通りではなく、特定の特徴の寸法は、明確にするために誇張されている場合がある。代わりに、本明細書の実施形態の原理を説明することに重点が置かれる。
SMF 108は、トラフィックルーティング情報がAF 133によって与えられるものである限り、UPF 125上のトラフィックルーティング情報を自由に変更、追加、および/または削除することができなければならない。言い換えると、SMF 108は、APPのためのトラフィックを選択されたロケーションにステアリングすることを許可される。選択されたロケーションは、SMF 108がAF 133から情報を受信した複数の候補ロケーションの中にある。従って、選択された候補ロケーションへのトラフィックのルーティングは、トラフィックルーティング情報の変更、追加および/または削除に関連してもよい。図2は、本明細書の実施形態が実施されてもよい5Gシステムの実例を例示する。5Gシステムは、複数のロケーションを含む。用語「複数」は、ここでは、1より大きい、すなわち、2以上の整数を指す場合に使用される。
図2には、第1のロケーション200aおよび2つの第2のロケーション200bを有する例が示されている。しかしながら、任意の他の数の第1および第2のロケーション200a、200bが適用可能である。参照番号200が、文字a、bなしで本明細書で使用される場合、それは、第1および第2のロケーション200a、200bのいずれかを指す。ロケーション200は、DN 120とも呼ばれる。各ロケーション200a、200bは、UE 101と通信するように適合された1つまたは複数の(R)AN103(図2には図示せず)によってサービスを提供される。
1つまたは複数のAPP201が、ロケーション200a、200bのそれぞれに配備される。簡略化のために、図2の各ロケーション200a、200bには、1つのAPP 201のみが示されている。APP 201は、クラウドまたはDN 120において実行されるエンドユーザアプリケーションであってもよい。APP 201はまた、ここではロケーション200a、200bに対応する分散またはローカルクラウドまたはデータセンタで実行されているサーバとして記述されてもよい。通常、携帯電話上のアプリケーションは、クラウド内のAPP 201(サーバ)と通信する。一例は、強化された拡張現実感体験のために短い遅延時間でデータを送信することができるローカルのポケモンGoサーバ(ここではAPP 201)にブレイクアウトされる、携帯電話上のポケモンGoアプリケーションであってもよい。
第1および第2のロケーション200a、200bの各々は、それぞれのUPF 125を備える。UPF 125は、機能、エンティティ、エンティティ内に実装された機能などと呼ばれることがある。UPF 125は、以下の機能のうちの少なくとも1つを有することができる:
●イントラまたはインター無線アクセス技術(RAT(適用可能な場合はモビリティ))のアンカーポイント。
●DN へのインターコネクトの外部PDU セッションポイント。
●パケットのルーティングと転送。
●パケット検査およびポリシールールを執行するユーザプレーン部。
●合法的な傍受、UP収集。
●トラフィック使用報告。
●DNへのトラフィックフローのルーティングをサポートするアップリンク分類機能。
●マルチホームPDUセッションをサポートする分岐ポイント。
●例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)レートエンフォースメントなどの、ユーザプレーンのためのサービス品質(QoS)のハンドリング。
●例えば、SDFからQoSフローへのマッピングなど、ULトラフィック検証。
●ULおよびDLにおけるトランスポートレベルのパケットマーキング。
●DL パケットバッファリングおよびDL データ通知トリガ。
●ソースNG−RAN ノードへの1 つ以上の「エンドマーカー」の送信および転送。
●アロケーションおよびリテンションプライオリティ(ARP)プロキシ処理および/またはインターネットプロトコルバージョン6(IPv6)ネイバーソリシテーションプロキシ処理。
ロケーション200a、200bは、例えばDNAIなどの識別情報で識別されてもよい。DNAIは、3GPP TS 23.501 V1.5.0(2017-11)によって、「アプリケーションが配備される1つまたは複数のDNへのユーザプレーンアクセスの識別情報」であると定義されている。
一例では、UE 101は、ロケーション200a、200bのいずれかにおけるAPP 201からのトラフィックを受信し、APP 201へトラフィックを送信するための、いずれの進行中のPDUセッションをも有していない。SMF 108は、このような例では、最初に、トラフィックがステアリングされるべきロケーション200a、200bを選択することができる。このようなシナリオでは、トラフィックのリロケーションはないが、トラフィックは、あるロケーションへステアリングまたはあるロケーションからステアリングされる。
別の例では、UE 101は、UE 101が第1のロケーション200aにおいてAPP 201からのデータトラフィックを受信し、APP 201へデータトラフィックを送信することができるように、第1のロケーション200a内のUPF 125内にアンカーされた進行中のセッションを有することができる。セッションはPDUセッションであってもよい。後の時点で、APP 201から、またはAPP 201へのトラフィックは、第2のロケーション200bにあるAPP 201の別のインスタンスに向かうようにステアリングまたはリロケーションされ、その結果、UE 101は、代わりに、第2のロケーション200bにおけるUPF 125にアンカーされたセッションを有する。トラフィックは、以前は別のロケーション200aにあったため、この例ではリロケーションされたと言うことができる。これについては、後により詳細に説明する。
図2はまた、AMF 105、SMF 108、PCF 133、NEF 205およびAF 135を示す。これらのエンティティの周りのクラウドは、それらが同じ場所に位置することを示すことができる。SMFは、分散化されたユニットであっても単一ユニットであってもよい。
上述のように、1つまたは複数のAPP201が、第1および第2のロケーション200a、200bのそれぞれに配備される。この例では、第1のロケーション200aのAPP 201と第2のロケーション200bのAPP 201は同じであり、すなわち、異なるロケーションに同じAPP 201の複数のインスタンスが存在する。
第1および第2のロケーション200a、200bは、UE 101を関連付けることができるロケーションの候補であるため、候補ロケーション200a、200bと呼ぶことができる。これらの候補ロケーションのうちの1つが、UE 101が関連付けられるべきものとして選択される。例えば、最初に、UE 101がAPP 201のいずれとも既存のセッションを有さない場合、第1のロケーション200aは、第1のロケーション200aにおけるUE 101とAPP 201との間のトラフィックが伝達されるべき候補ロケーションとして選択されてもよく、すなわち、ロケーション200の初期選択が存在する。後の時点で、UE 101が第1のロケーション200aにおけるAPP 201とのセッションを既に有する場合、第2のロケーション200bのうちの1つが、APP 201へのまたはAPP 201からのUEのトラフィックがリロケーションされるべき候補ロケーション200a、200bとして、選択可能である。すなわち、この例ではロケーション200の再選択がある。
第1および第2のロケーション200a、200bを参照するときに異なる用語を使用することができ、いくつかの例を以下の表1に示す。
Figure 2021504991
上述されたように、第1のロケーション200aおよび第2のロケーション200bの両方は、それぞれのUPF 125を備える。これらのUPF125は、一般にUPFと呼ばれることがあるが、他の名前も適用可能である。
表2は、UPF125の名前のいくつかの例を示す。
Figure 2021504991
SMF 108は、第1および第2のロケーション200a、200b内のUPFのそれぞれと通信するように適合しているように示されている。
AF 135は、APP 201に関する情報を取得するように適合され、これは、図2において点線で示されており、そのような情報は、例えば、APP 201がステートフルであるかステートレスであるかであり得る。
図2に示されたシステムは、例えば図1に示されたエンティティのような、図2に示されたもの以外の追加のエンティティを含むことができることに留意されたい。
最初に、本明細書の実施形態による方法の一般的な概要を説明する。さらなる詳細は、図4〜7を参照して後に提供される。
図3は、APP 201のためのトラフィックをハンドリング(処理)するための例示的な方法を示すシグナリング図である。この方法は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは、以下に記載されるものとは異なる任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ301
AF 135は、アプリケーション201のための複数の候補ロケーション200a、200bと、複数のロケーション200a、200bの各々のためのアプリケーション201のためのトラフィックルーティング情報とを、SMF 108に送信する。換言すれば、各ロケーション200a、200bは、対応するトラフィックルーティング情報を有する。SMF 108は、AF 135からこの情報を受信する。この情報は、SMF 108に直接、または1つ以上の他のエンティティを介して送信されうる。
ステップ302
SMF 108は、アプリケーション201のトラフィックを複数のロケーションのうちの選択された1つにステアリングすることを許可されていることを判定する。この判定は、SMF 108 が、デフォルトで許可されていること、SMF 108 が許可されていることを示すインジケーションを受信していること、SMF 108 が許可されていないことを示すインジケーションを受信していないこと、などに基づいて、実行可能である。この判定のベースは、後により詳細に説明される。
SMF 108が、アプリケーション201のトラフィックを複数のロケーションのうちの選択された1つにステアリングすることを許可されていることは、SMF 108がトラフィックルーティング情報を選択する許可を有すること、とも呼ばれてもよく、なぜならトラフィックルーティング情報が、あるロケーション200a、200bにおけるAPP 201に到達する方法を示しているためである。ロケーション200a、200bはUPF 125を含むため、候補ロケーション200a、200bの選択は、複数の候補UPF 125からUPF 125を選択することを暗黙的に含む。
ステップ303
SMF 108は、AF 135から受信した複数の候補ロケーション200a、200bから、候補ロケーション200a、200bのうちの1つを選択する。選択されたロケーション200a、200bは、最も適切なロケーション200a、200bとして理解されてもよい。地理的位置、遅延時間、送信、ロードバランシング、ネットワーク機能のライフサイクル管理など、この選択には異なる理由があり得る。
例えば、UE 101が既存のPDUセッションを有していない場合、SMF 108は、選択された候補ロケーションとして第1のロケーション200aを選択することができる。別の例では、UE 101が、第1のロケーション200aに関連付けられた進行中のPDUセッションを有する場合、SMF 108は、第2のロケーション200bのうちの1つを選択された候補ロケーションとして選択することができる。この選択は、リセレクション(再選択)と呼ばれてもよい。
ステップ304
次に、SMF 108は、アプリケーション201のトラフィックを、選択された候補ロケーション200a、200bにステアリングする。
UE 101が、第1のロケーション200aに関連付けられた進行中のPDUセッションを有し、次いで、SMF 108が第2のロケーション200bのうちの1つを選択した場合、トラフィックのステアリングは、第1のロケーション200aから、選択された第2のロケーション200bにトラフィックをリロケーションすること、と呼ばれてもよい。
ここで、図4〜図7を参照して、図3に示す方法のさらなる詳細を提供する。
進行中のPDUセッションを有するUE 101にダイナミックルール(動的規則)を適用する方法を、図4および図5を参照して説明する。図4は、リクエストメッセージがAF 135からPCF 133に直接送信される例を示す。図5は、リクエストメッセージがAF 135からNEF 205を介してPCF 133に送信される例を示す。
図4は、進行中のPDUセッションを有するUE 101のためのダイナミックルールを有する方法の例を示すシグナリング図である。この方法は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは、以下に記載されるものとは異なる任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ402
AF 135は、PDUセッションのトラフィックに関するSMFのステアリング決定に影響を及ぼすリクエスト(要求)を送信することを決定する。
ステップ404
AF 135は、進行中のPDUセッションをハンドリングするPCF 133を探索して発見する。
ステップ405
このステップは、図3のステップ301に対応する。AF 135は、PCF 133にリクエストメッセージを送信する。このメッセージは、AF 135からPCF 133に直接送られる。PCF 133は、AF 135からリクエストメッセージを受信する。リクエストメッセージは、AFトラフィックステアリングリクエストメッセージであってもよい。リクエストメッセージは、AFトランザクション識別情報を含む。リクエストメッセージは、トラフィックステアリングを適用されるべきであるAPP201の候補ロケーション200a、200bをさらに含む。APP 201の候補ロケーションは、DNAI(複数可)のリストおよびトラフィックルーティング情報に関する情報で表現される。さらに、リクエストメッセージは、インジケーションまたはフラグを含むことができる。トラフィックルーティング情報は、N6トラフィックルーティング情報であってもよい。
ステップ406
このステップは、図3のステップ301に対応する。ステップ405によってトリガされ、PCF 133は、ポリシールール(複数可)を用いてSMF 108を更新する判定を行う。より具体的には、PCF 133は、既存のPDUセッションがAFリクエストによって影響を受けるかどうかを判定する。ポリシールールは、SMF 108が、ロケーション200a、200bのどちらかを自由に選択できるというインジケーションを含む。
ステップ407
このステップは、図3のステップ301に対応しており、PCF 133は、PDUセッション修正メッセージをSMF 108に送信する。SMF 108は、PCF 133からメッセージを受信する。
ステップ408
SMF 108は、PDUセッション修正アクノレッジメント(Ack)メッセージをPCF 133に送信する。Ackメッセージは、ステップ407におけるメッセージのアクノレッジメント(確認応答)である。PCF 133は、SMF 108からメッセージを受信する。
ステップ409
このステップは、図3のステップ302、303、304に対応する。SMF 108は、新たにインストールされたルールに従って動作する。例えば、SMF 108は、図6に示すように、ローカルブレイクアウト(LBO) PDUセッションを追加してもよい。
ステップ410
SMF 108は、インジケーションに加えて、DNAIのリストと、対応するトラフィックルーティング情報とを記憶する。
図5は、進行中のPDUセッションを有するUE 101のためのダイナミックルールを有する方法の例を示すシグナリング図である。この方法は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは、以下に記載されるものとは異なる任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ502
このステップは、図4のステップ402に対応する。AF 135は、PDUセッションのトラフィックに対するSMFのステアリングの決定に影響を及ぼすリクエストを送信することを決定する。
ステップ504
AF 135は、NEF 205を探索して発見する。NEF 205を発見する方法は、AF 135において設定(構成)されてもよい。
ステップ505。
このステップは、図3のステップ301に対応する。AF 135は、ステップ504で発見されたNEF 205にメッセージを送信する。メッセージは、AFトラフィックステアリングリクエストであってもよい。メッセージは、AFトランザクション識別情報を含んでもよい。NEF 205は、AF 135からメッセージを受信する。
ステップ506
NEF 205は、情報マッピングを実行する。マッピングは、AF 135からの外部パラメータと、PCF 133およびSMF 108によって使用されるネットワーク内部パラメータとの間で行われる。AF 135は、3GPPであってもよいため、5Gコアネットワークの内部パラメータにアクセスすることができないかもしれない。
ステップ507
NEF 205は、進行中のPDUセッションをハンドリングするPCF 133を探索して発見する。図4と比較すると、図4のAF 135によって対応するステップが実行されていることが分かる。
ステップ508
このステップは、図3のステップ301に対応する。NEF 205は、PCF 133にメッセージを送信する。PCF 133は、NEF 205からメッセージを受信する。メッセージは、AFトラフィックステアリングリクエストメッセージであってもよい。メッセージは、AFトランザクション識別情報を含んでもよい。このステップは、ステップ505からメッセージを転送するものとして理解されてもよい。図4と比較すると、対応するメッセージが図4のAF 135からPCF 133に直接送信され、メッセージが図5のNEF 205を介して送信されることが分かる。
ステップ509
このステップは、図4のステップ406に対応しており、PCF 133は、SMF 108を新しいポリシールールで更新する決定を行う。
ステップ510
このステップは、図3のステップ301、および図4のステップ407に対応しており、PCF 133は、PDUセッション修正メッセージをSMF 108に送信する。SMF 108は、PCF 133からメッセージを受信する。ステップ509からのルールは、ステップ510−におけるメッセージに含められてもよい。
ステップ511
このステップは、図4のステップ408に対応しており、SMF 108は、PDUセッション修正ACKメッセージをPCF 133に送信する。Ackメッセージは、ステップ307におけるメッセージのアクノレッジメントである。PCF 133は、SMF 108からメッセージを受信する。
ステップ512
このステップは、図3のステップ302〜305および図4のステップ409に対応する。SMF 108は、新たにインストールされたルールに従って動作する。例えば、SMF 108は、図6に示されるLBO PDUセッションを追加することができる。
ステップ513
このステップは、図4のステップ410に対応する。SMF 108は、インジケーションに加えて、DNAIのリストおよび対応するトラフィックルーティング情報を記憶する。
次に、図6について説明する。
この図は、LOB PDUセッションが追加される方法の例、すなわち、SMF 108が新しいPDUセッションアンカーを確立することを決定する方法を記述する。図6において、第1のロケーション200aは、DNAI1で識別されるセントラル(中央)サービスネットワークであってもよい。第2のロケーション200bは、DNAI2で識別されるローカルサービスネットワークであってもよい。以下の3つのUPF125は、図6に示されているUPF BP、UPF PSA2およびUPF PSA1である。図6の方法は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、このステップは、以下に記載されるもの以外の任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ601
UE 101 とUPF PSA1 125 の間に既存のPDU セッションがある。セッションは、UE 101、(R)AN 103、UPF PSA1、および第1のロケーション200aを介在させうる。
ステップ602
このステップは、図3のステップ301、図4のステップ405、407、図5のステップ505、508、510に相当する。AF 133はSMF 108にメッセージを送る。メッセージは、AF影響リクエストであってもよい。メッセージは、NEF 205を介して、または直接SMF 108に送ることができる。メッセージは、進行中のセッションのための動的または事前にプロビジョニングされたルールを含むことができる。これはまた、AF 133がSMF 108にDNAIのリストおよびトラフィックルーティング情報を送信することとして説明されてもよい。メッセージ中には、これらの間でトラフィックルーティング情報を自由に変更できることをSMF 108に知らせるインジケーションがあるかもしれない。インジケーションは、フラグの形式であってもよい。
ステップ603
このステップは、図3のステップ303、図4のステップ409、および図5のステップ512に対応する。SMF 108は、PSA2、すなわち第2のロケーション200bのためのUPF 125を選択する。選択は、ステップ602からの情報に基づく。
ステップ604
このステップは、図3のステップ303、図4のステップ409、および図5のステップ512に対応する。SMF 108は、追加のUPF 125を選択し、PDUセッションのためのBPまたはアップリンク(UL)分類機能(CL)を確立し、PSA1として動作するUPF 125およびPSA2として動作するUPF 125に向けてULトンネル情報を提供する。SMF 108は、UPF 12内のトラフィックルーティング情報を適用することによって、1つのAPPロケーションを選択する。SMF 108は、将来の使用のために、DNAIのリストおよびトラフィックルーティング情報を記憶する。
ステップ605
このステップは、図3のステップ304、図4のステップ409、図5のステップ512に対応する。SMF 108は、DLトラフィックのPSA1を更新する。それはまた、ダウンリンク(DL)トラフィックのためのBPまたはUL CL CNトンネル情報を提供することができる。
ステップ606
このステップは、図3のステップ304、図4のステップ409、および図5のステップ512に対応する。SMF 108は、UPF PSA2 125にDLトラフィックのためのBPまたはUL CL CNトンネル情報を提供するPSA2を更新する。
ステップ607
このステップは、図3のステップ304、図4のステップ409、および図5のステップ512に対応する。SMF 108は、ULトラフィックのためのRANを更新し、UPFに対応する新しいCNトンネル情報を提供する。
ステップ608
このステップは、図4のステップ409と図5のステップ512に対応している。マルチホーミングが発生した場合、SMF 108はUE 101にIPアドレスであるprefix@PSA2を通知し、IPv6ルータアドバタイズメントを使用してオリジナルのIPアドレスであるprefix@PSA1を再設定してもよい。
ステップ609
このステップは、図4のステップ409及び図5のステップ51222に対応している。既存のPDUセッションは、UE 101、(R)AN 103、UPF BP 125、UPF PSA1及び第1のロケーション200aを介在するものから、UE 101、(R)AN 103、UPF BP 125、UPF PSA2及び第2のロケーション200bを介在するものに、ステアリングされ、ルーティングされ、又はリロケーション(再配置)される。ステップ609は、結果として生じるユーザプレーン、すなわち、追加されたUPF125によるステップ601のユーザプレーンからの変化を示す。第1のロケーション200aは、DNAI1で識別されるセントラルサービスネットワークであってもよく、第2のロケーション200bは、ローカルサービスネットワークであってもよく、DNAI2で識別されてもよい。
ステップ610
このステップは、図4のステップ409および図5のステップ512に対応する。SMF 108はAF 133に通知を送信する。AF 133は、SMF 108からの通知を受信する。通知は、PDUセッションへのAFサブスクライブ(加入)通知であってもよい。
次に、図7aおよび図7bについて説明する。これらの図は、UPFのリロケーションを伴う例示的な方法を説明し、ここで、S(R)AN 103は、T(R)AN 103へのハンドオーバをトリガする。図7aおよび7bでは、第1のロケーション200aは、DNAI1で識別されるローカルサービスネットワークであってもよい。ターゲットUPF(T UPF)、ソースUPF(S UPF)、およびUPF PSAといった3つのUPF125が、図7aおよび図7bに示されている。T UPF 125は、セッションの移動先である新しいUPFである。S UPFはイニシャル(初期)UPF 125である。UPF PSAは、PDUセッションアンカーとして動作するUPFである。図7aはステップ700〜709を含み、図7bはステップ710〜717を含む。図7bは、図7aの続きである。図7aおよび図7bの方法は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、このステップは、以下に記載されるもの以外の任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ700
このステップは図7aに見られる。このステップは、図6のステップ601に対応する。UE 101、S UPF 125、およびUPF PSA1の間に既存のPDUセッションが存在する。セッションは、UE 101、S(R)AN 103、S UPF 125、UPF PSA1、および第1のロケーション200aを含むことができる。
ステップ701
このステップは図7aに見られる。S(R)AN 103は、RANリロケーションが必要であること、すなわち、S(R)AN 103からT(R)AN 103へのリロケーションが必要であることを判定する。図7のS(R)AN 103は、ソースRANを示し、第1のロケーション200aにある。
ステップ702
このステップは図7aに見られる。ステップ701で判定が実行されると、S(R)AN 103は、ハンドオーバリクエストメッセージをAMF 105に送信する。AMF 105は、S(R)AN 103からメッセージを受信する。
ステップ703
このステップは図7aに見られる。AMF 105は、PDUハンドオーバリクエストメッセージをSMF 108に送信する。SMF 108は、AMF 105からメッセージを受信する。
ステップ704
このステップは図7aに見られる。このステップは、図3のステップ302および303、図4のステップ409、図5のステップ512、ならびに図6のステップ603および604に対応する。SMF 108は、新しいUPF 125、たとえばT UPF 125を選択し、セッションを確立する。同時に、SMF 108は、UPF 125上のトラフィックルーティング情報を変更して、トラフィックを最も適切なAPPロケーションにステアリングすることができる。トラフィックルーティング情報が、以前にAF 133から受信されたDNAIのリストとトラフィックルーティング情報にある限り。
ステップ705
このステップは図7aに見られる。このステップは、図3のステップ304に対応している。SMF 108は、PDUハンドオーバレスポンスメッセージをAMF 105に送信する。AMF 105は、SMF 108からハンドオーバレスポンスメッセージを受信する。ハンドオーバレスポンスメッセージは、ステップ703におけるハンドオーバリクエストメッセージに対する応答である。ハンドオーバレスポンスメッセージの送信は、ステップ704によってトリガされる。
ステップ706
このステップは図7aに見られる。AMF 105は、ハンドオーバリクエストメッセージをT(R)AN 103に送信する。T(R)AN 103は、AMF 105からハンドオーバリクエストを受信する。Ackメッセージは、ハンドオーバリクエストのアクノレッジメントである。
ステップ707
このステップは図7aに見られる。PDUセッションが更新される。
ステップ708
このステップは図7aに見られる。AMF 105は、ハンドオーバコマンドメッセージをUE 101に送信する。メッセージはS(R)AN 103 経由で送信されてもよい。
ステップ709
このステップは図7aに見られる。UE 101は、UE 101が移動し、T(R)AN 103によってサービスされる新しい無線セルに同期する。
ステップ710
このステップは図7bに見られる。UE 101は、T(R)AN 103にハンドオーバ確認メッセージを送信する。
ステップ711
このステップは図7bに見られる。T(R)AN 103は、ハンドオーバ通知メッセージをAMF 105に送信する。AMF 105は、T(R)AN 103からメッセージを受信する。
ステップ712
このステップは図7bに見られる。AMF 105は、ハンドオーバ完了メッセージをSMF 108に送信する。SMF 108は、AMF 105からメッセージを受信する。
ステップ713
このステップは図7bに見られる。セッション変更シグナリングは、RAN 103、T−UPF 125、RAN 103の間に設定されたDLトンネルに送信される。SMF 108、T UPF 125、およびUPF PSAは、ステップ713におけるシグナリングに関与する。
ステップ714
このステップは図7bに見られる。PDUセッションは、ここで(R)AN 103にハンドオーバされる。PDUセッションは、UE 101、(R)AN 103、T UPF 125、UPF PSA1、および第1のロケーション200aを含むことができる。
ステップ715
このステップは図7bに見られる。SMF 108は、ハンドオーバ完了ACKメッセージをAMF 105に送信する。このメッセージは、ステップ712におけるメッセージのアクノレッジメントである。AMF 105は、SMF 108からメッセージを受信する。
ステップ716
このステップは図7bに見られる。コンテキスト解放コマンドは、AMF 105からS(R)AN 103に送信される。S(R)AN 103は、ここでは、古いRANと呼ばれることがある。
ステップ717
このステップは図7bに見られる。SMF 108は、セッション変更メッセージをS UPF 125に送信する。S UPF 125は、SMF 108からメッセージを受信する。メッセージの目的は、S(R)AN 103 に関連するPDU セッションに関連するリソースを解放し、クリーンアップすることである。
ステップ718
このステップは図7bに見られる。SMF 108は、AF 133に通知を送信する。通知は、PDUセッションへのAF加入通知(複数可)と呼ばれてもよい。この通知は、APPリロケーションが必要とされたことを通知する、別のAFルール更新を導いてもよい。APPのリロケーションは、トラフィックルーティング情報の変更に関連している。ステップ718は、現在選択されているDNAIのみをAF 133に通知してもよい。
前述されたように、SMF 108が、複数の候補ロケーション200a、200bのうちの選択された1つにトラフィックをステアリングすることが許可されることをどのように判定するかについての異なる例が存在し得る。ここで、いくつかのそのような例をより詳細に説明する。
別の例では、SMF 108は、複数の候補ロケーション200a、200bのうちの選択された1つにトラフィックをステアリングすることを常に許可されるように、デフォルトによって事前構成される。これは、SMF 108が、反対の命令を受けていない限り、図3のステップ302で決定を行うことを意味する。これは、インジケーションの不存在と呼ばれることもあり、許可されているものと、SMF 108によって解釈されることがある。
さらなる実施形態では、SMF 108は、インジケーションを受信すると、複数の候補ロケーション200a、200bのうちの選択された1つにトラフィックをステアリングすることが可能であると判定する。インジケーションの存在は、それが許可されることを意味するようにSMF 108によって解釈されてもよく、またはインジケーションのある値は、それが許可されることを意味するようにSMF 108によって解釈されてもよい。たとえば、値100 は許可されていると解釈され、その他の値はすべて許可されていないと解釈される。インジケーションはフラグの形式で指定されてもよい。1 は許可を示し、0 は許可されていないことを示す。
さらに、候補ロケーションに関する情報が複数のロケーションに関する情報を含むという事実は、それ自体で、許可されるべきSMF 108によって行われる判定のベースとなり得る。
SMF 108が許可される場合の他の例は、SMF 108がアプリケーション201のトラフィックを複数のロケーションのうちの選択されたロケーションにステアリングすることを許可されるほど、再確立時間が短いことであり得る。再確立時間は、新しいセッションをセットアップする時間である。
別の実施形態によれば、APP 201がステートレスであるというインジケーションは、SMF 108が許可されていると判定することにつながるはずである。例えば、Web APPのようなAPP201は、しばしばステートレスである。状態がAPP 201に保存される必要がない場合、SMF 108は、トラフィックステアリングをそれ自体で別のAPPインスタンスに到達するように変更することができず、すなわち、SMF 108は、トラフィックステアリングを変更するためにAF 135からの許可を要求するか、またはUPFロケーションのみを変更し、AF 135が別のAPPロケーションに到達するために新しいステアリングルールを送信することを期待しなければならないことは現実的ではない。したがって、例えば、ステートレスAPP201の場合、SMF 108は、例えば、UPFロケーションおよびUEロケーションによって与えられるように、DNAIによって与えられる最も適切なAPPロケーションにトラフィックをステアリングするために、最も適切なトラフィックルーティング情報を使用することが可能であってもよい。これは、SMF 108が、トラフィックルーティング情報がAF 133によって与えられるものの中にある限り、UPF 125上のトラフィックルーティング情報を自由に変更、追加、および/または削除することができなければならないことを意味する。言い換えれば、SMF 108は、APP 201のためのトラフィックを、最も適切なロケーションである選択されたロケーションにステアリングすることを許可されるべきである。未使用のトラフィックルーティング情報の有無にかかわらず、ローカルUPF125は、AF 133とのネゴシエーションなしに、UP経路からクリーンアップ(除去)されてもよい。リロケーション後のAF 133への通知が依然として必要とされる場合がある。先に述べたように、問題は、SMF 108がUPF 125上のトラフィックルーティング情報を変更、追加、および/または削除して、トラフィックを最も適切なAPPロケーションに導くことができるとき、およびAPP 201のリロケーションの前にAF準備の必要があるときを知ることであった。AF準備は、ステートフルAPP201のための3GPPにおける既存のソリューションにおいて必要とされる。AF準備は、1つのソースAPP 201からターゲットAPP 201への状態のコピーを含むことができる。しかしながら、ステートレスAPP201は、SMF 108がトラフィックを複数のアプリケーションのうちの選択された1つにステアリングすることを許可されてもよい例にすぎない。他の例示的なシナリオでは、ハンドオーバ、ローカルブレイクアウトである。
AF 135は、APP関連情報を有し、例えば、AF 135は、APP 201がステートフルであるかステートレスであるかを知る。この情報は、構成によってAF 135に知られるか、またはAPP201自体によって動的にプロビジョニングされる。AF 135が、例えば、AFの影響を与えるリクエストメッセージなど、PCF 133にメッセージを送信すると、APP 201が位置するロケーション200a、200bのリストに加えて、UPF 236からAPP 201に到達する方法に関するトラフィックルーティング情報、APP 201がステートレスであると考えられるかどうかをSMF 108に通知するインジケーションを含めることができる。ロケーション200のリストは、DNAIのリストの形式であってもよく、トラフィックルーティング情報は、N6ルーティング情報であってもよい。インジケーションは、フラグの形式であってもよい。このインジケーションは、APPロケーションがAF 135によって与えられるものの中にある限り、SMF 108が、最も適切なAPPロケーション、すなわち、与えられたUPFロケーションおよびUEロケーションにステアリングするために、UPF 135上のトラフィックルーティング情報を自由に変更することを可能にする。これにより、シグナリングの必要性が低減され、APP 201のリロケーションが高速化される。インジケーションはまた、SMF 108が、AF 135とのネゴシエーションなしに、未使用のユーザプレーン経路を即座に削除することを可能にする。このインジケーションがない場合、SMF 108は、レガシーな方法を使用して、トラフィックルーティング情報を変更する許可をAF 135に求めるか、またはUPF 125のみをリロケーションして、AFによりトリガされるAPPリロケーションを待つことができる。
いくつかの例では、ステートレスについて異なるカテゴリまたは程度が存在し得る。いくつかのカテゴリまたは程度には、SMF 108が許可されていることを示すものと、許可されていないことを示すものがある。例えば、プロトコルは、APP 201によって使用することができるステート(状態)データを伝達することができ、またはAPPロケーション200a、200bは、状態データを記憶するために共通のバックエンドデータベースを使用してもよい。
ここで、上述の方法をSMF 108の観点から見て説明する。図8は、アプリケーション201のトラフィックをハンドリングするためにSMF 108によって実行される本方法を説明するフローチャートである。この方法は、SMF 108によって実行される以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは、以下に記載されるものとは異なる任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ801
このステップは、例えば、図3のステップ301、図4のステップ405および407、図5のステップ505、508および510、ならびに図6のステップ602に対応する。SMF 108は、AF 135から、アプリケーション201のための複数の候補ロケーション200a、200b、および複数のロケーション200a、200bのそれぞれのためのアプリケーション201のためのトラフィックルーティング情報を受信する。
複数の候補ロケーション200a、200bは、DNAIのリストの形式であってもよく、対応するトラフィックルーティング情報は、N6トラフィックルーティング情報であってもよい。トラフィックルーティング情報は、そのロケーションに配置されたUPF 125からアプリケーション201に到達する方法を示すことができる。
複数の候補ロケーション200a、200bおよびトラフィックルーティング情報は、PCF 133およびNEF 205のうちの少なくとも1つを介してAF 125から受信されてもよい。インジケーションはまた、PCF 133およびNEF 205のうちの少なくとも1つを介してAF 125から受信されてもよい。
ステップ802
このステップは、例えば、図3のステップ302、図4のステップ409、図5のステップ512、図6のステップ603および604、および図7のステップ704に対応しうる。SMF 108は、SMF 108がアプリケーション201のトラフィックを複数のロケーションのうちの選択されたロケーションにステアリングすることを許可されていることを判定する。
この判定は、反対するインジケーションが受信されていないときに行うことができる。この判定は、SMF 108がトラフィックをステアリングすることを許可されているというインジケーションがAF 135から受信されたときに行われてもよい。インジケーションは、アプリケーション201がステートレスであることを示すことができ、ステートレスアプリケーション201は、SMF 108がアプリケーション201のトラフィックを選択されたロケーション200a、200bに導くことを可能にすることができる。インジケーションは、アプリケーション201を現在使用しているUE101が、あるポジションから別のポジションへ、またはあるロケーションから別のロケーションへ移動したときに、送信されてもよい。
複数の候補ロケーション200a、200b、トラフィックルーティング情報、およびインジケーションは、1つのメッセージ内で一緒に受信されてもよい。
ステップ803
このステップは、例えば、図3のステップ303、図4のステップ409、図5のステップ512、図6のステップ603及び604、及び図7のステップ704に対応してもよい。SMF 108は、AF 135から受け取った複数の200a、200bの中から候補ロケーション200a、200bのうちの1つを選択する。
選択は、初期選択であってもよく、ステアリングは、初期選択されたロケーションへのものであってもよく、または、選択は、再選択であってもよく、ステアリングは、再選択されたロケーションへのものであってもよい。ここで、再選択と、再選択されたロケーションへのステアリングとは、リロケーション(再ロケーション)として説明されてもよい。
ステップ804
このステップは、例えば、図3のステップ304、図4のステップ409、図5のステップ512、および図6のステップ609に対応しうる。SMF 108は、アプリケーション201のトラフィックを、選択された候補ロケーション200a、200bにステアリングする。ステップ801に基づいて、これは、AF影響トラフィックステアリングと呼ばれることがある。SMF 108は、ステアリングを達成するために、DNAIおよびトラフィックルーティング情報の形式のロケーション(位置)情報を使用することができる。
ステップ805
このステップは、例えば図7のステップ717に対応しうる。SMF 108は、トラフィックステアリングが実行された後に、古いロケーション200aに関連するトラフィック経路をハンドリングするネットワーク機能を削除することができる。古いロケーション200aは、ステップ804でアプリケーションのトラフィックが1つのロケーションから選択された候補ロケーションにステアリングされた場合のロケーションを指す。トラフィックがステアリングされたロケーションは、古いロケーションと呼ばれてもよく、選択された候補ロケーションは、新しいロケーションと呼ばれてもよい。
ステップ806
このステップは、例えば、図4のステップ410および図5のステップ513に対応しうる。SMF 108は、判定が実行されたときに、複数の候補ロケーション200a、200bおよびトラフィックルーティング情報を記憶してもよい。いくつかの実施形態では、記憶は、インジケーションが受信されたときに実行されてもよい。
アプリケーションのトラフィックをハンドリングするために図8に示す方法ステップを実行するために、SMFは、図9に示すような構成を備えることができる。
SMF 108は、例えば、受信モジュール901によって、AF 135から、アプリケーション201のための複数の候補ロケーション200a、200bと、複数のロケーション200a、200bの各々のためのアプリケーション201のためのトラフィックルーティング情報とを受信するように適合している。複数の候補ロケーション200a、200b、トラフィックルーティング情報、および場合によってはインジケーションも、1つのメッセージ内で一緒に受信されてもよい。複数の候補ロケーション200a、200bは、DNAIのリストの形式であってもよく、対応するトラフィックルーティング情報は、N6トラフィックルーティング情報であってもよい。トラフィックルーティング情報は、そのロケーションに配置されたUPF 125からアプリケーション201に到達する方法を示すことができる。複数の候補ロケーション200a、200bおよびトラフィックルーティング情報および場合によってはインジケーションも、PCF 133およびNEF 205のうちの少なくとも1つを介してAF 125から受信されてもよい。また、受信モジュール901は、受信部、受信手段、受信回路、受信する手段、入力部等と呼ばれることもある。受信モジュール01は、受信機、トランシーバ(送受信機)等であってもよい。
受信モジュール901は、無線または固定通信システムのSMF 108の無線受信機であってもよい。
SMF 108は、例えば、判定モジュール903によって、SMF 108が複数の位置のうちの選択された1つにアプリケーション201のためのトラフィックをステアリングすることを許可されることを判定するように適合している。この判定は、反対するインジケーションが受信されていないときに実行されてもよい。この判定は、SMF 108がトラフィックをステアリングすることを許可されているというインジケーションがAF 135から受信されたときに実行されてもよい。インジケーションは、アプリケーション201がステートレスであることを示すことができ、ステートレスアプリケーション201は、SMF 108がアプリケーション201のトラフィックをステアリングすることを可能にすることができる。インジケーションは、現在アプリケーション201を使用しているUE 101が移動したときに受信されてもよい。判定モジュール903は、判定ユニット、判定手段、判定回路、判定するための手段などと呼ばれることもある。判定モジュール903は、SMF 108のプロセッサ905であってもよく、SMF 108のプロセッサ905で構成されていてもよい。
SMF 108は、例えば、選択モジュール908によって、AF 135から受け取った複数の候補ロケーション200a、200bから、候補ロケーション200a、200bのうちの1つを選択するように適合している。選択は、初期選択であってもよく、ステアリングは、初期選択されたロケーションへのものであってもよく、または、選択は、再選択であってもよく、ステアリングは、再選択されたロケーションへのものであってもよい。選択モジュール908は、選択ユニット、選択手段、選択回路、選択する手段等とも呼ばれる。選択モジュール908は、SMF 108のプロセッサ905であってもよく、またはSMF 108のプロセッサ905で構成されていてもよい。
SMF 108は、例えば、ステアリングモジュール910によって、アプリケーション201のためのトラフィックを選択された候補ロケーション200a、200bにステアリングするように適合している。ステアリングモジュール910は、ステアリングユニット、ステアリング手段、ステアリング回路、ステアリングする手段などと呼ばれることもある。ステアリングモジュール910は、SMF 108のプロセッサ905であってもよいし、SMF 108のプロセッサ905に含まれていてもよい。
SMF 108は、例えば、削除モジュール913によって、トラフィックステアリングが実行された後に、古いロケーション200aに関連するトラフィック経路をハンドリングするネットワーク機能を削除するように構成することができる。削除モジュール913は、削除ユニット、削除手段、削除回路、削除する手段などと呼ばれることもある。削除モジュール913は、SMF 108のプロセッサ905であってもよく、SMF 108のプロセッサ905で構成されていてもよい。
SMF 108は、例えば、記憶モジュール915によって、判定が行われたときに、複数の候補ロケーション200a、200bおよびトラフィックルーティング情報を記憶するように構成されてもよい。なお、記憶モジュール915は、記憶部、記憶手段、記憶回路、記憶する手段等とも呼ばれる。記憶モジュール915は、SMF 108のプロセッサ905であってもよく、またはSMF 108のプロセッサ905で構成されていてもよい。記憶モジュール915は、複数の候補ロケーション200a、200bおよびトラフィックルーティング情報をSMF 108のメモリー918に記憶することができる。
SMF 108は、例えば、AF 135、PCF 133、UPF 125等のような他のエンティティに情報を送信するように構成された送信モジュール920を有してもよい。送信モジュール920は、送信ユニット、送信手段、送信回路、送信する手段、出力部とも呼ばれる。送信モジュール20は、送信機、トランシーバ(送受信機)等であってもよい。送信モジュール920は、無線または固定通信システムのSMF 108の無線送信機であってもよい。
メモリ918は、プロセッサ905によって実行可能な命令を含む。メモリ918は、1つ以上のメモリユニットを含む。メモリ918は、データ、受信データストリーム、情報、ロケーション情報、トラフィックルーティング情報、インジケーション、メッセージ、リスト、しきい値、期間、コンフィギュレーション(構成)、スケジューリング、および、SMF 108内で実行されるときに本方法を実行するアプリケーションを格納するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラムは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されるときに、少なくとも1つのプロセッサに少なくとも方法ステップ801〜806を実行させる命令を含むことができる。キャリアは、コンピュータプログラムを含むことができ、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
当業者であれば、上述の受信モジュール901、判定モジュール903、選択モジュール908、ステアリングモジュール910、削除モジュール913、記憶モジュール915、および送信モジュール920は、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、および/または、例えばメモリ918に記憶されたソフトウエアおよび/またはファームウエアで構成された1つまたは複数のプロセッサであって、プロセッサ905のような1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに上述のように実行する1つまたは複数のプロセッサを指すことができることも理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数は、他のデジタルハードウェアと同様に、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、または、個々にパッケージされているか、またはシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかにかかわらず、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアがいくつかの別個の構成要素の間で分散されてもよい。
アプリケーション201のためのトラフィックをハンドリングするための本機構は、本明細書の実施形態の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、図9に示されているSMF構成におけるプロセッサ905のような、1つ以上のプロセッサを介して実施されてもよい。プロセッサは、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途集積回路(ASIC)プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)プロセッサまたはマイクロプロセッサであってもよい。上述のプログラムコードは、例えば、SMF 108にロードされるときに本明細書の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを運ぶデータキャリアの形態で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形式であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでは実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、SMF 108にダウンロードされる。
本明細書の実施形態は、上述の実施形態に限定されない。様々な代替、修正、および均等物を使用することができる。したがって、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲によって定義される実施形態の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。一実施形態からの特徴は、任意の他の実施形態の1つまたは複数の特徴と組み合わせることができる。
「有する/有する」という用語は、本明細書で使用される場合、述べられた特徴、整数、ステップ又は構成部品の存在を特定するために使用されるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成部品又はそれらのグループの存在又は追加を排除するものではなく、また、要素に先行する「a」又は「an」という用語は、そのような要素の複数の存在を排除するものではなく、「有する」又は「本質的に有する」という用語は、「有する」という用語の代わりに使用されてもよいことに留意されたい。
本明細書で使用される「構成される」という用語は、「配置される」、「適合される」、「可能である」、または「動作可能である」と呼ばれることもある。
また、添付の特許請求の範囲に定義される方法のステップは、本明細書の実施形態から逸脱することなく、特許請求の範囲に現れる順序とは別の順序で実行されてもよいことを強調しておくべきである。

Claims (24)

  1. アプリケーション(201)のためのトラフィックをハンドリングするための、セッション管理機能であるSMF(108)によって実行される方法であって、前記方法は、
    アプリケーション機能であるAF(135)から、前記アプリケーション(201)のための複数の候補となるロケーション(200a、200b)と、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)の各々についての前記アプリケーション(201)のためのトラフィックルーティング情報とを受信すること(301、405、407、505、508、510、602、801)と、
    前記SMF(108)が前記アプリケーション(201)のトラフィックを前記複数の候補となるロケーションのうちの選択された一つのロケーションにステアリングすることが許可されていることを判定すること(302、409、512、603、604、704、802)と、
    前記AF(135)から受信された前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)のうち前記候補となるロケーション(200a、200b)の1つを選択すること(303、409、512、603、604、704、803)と、
    前記選択された候補となるロケーション(200a、200b)への前記アプリケーション(201)のためのトラフィックをステアリングすること(304、409、512、609、804)と、を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記判定は、反対するインジケーションが受信されなかったときに、実行される、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記判定は、前記SMF(108)がトラフィックをステアリングすることを許可されているというインジケーションが前記AF(135)から受信されたとき、実行される、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記インジケーションは前記アプリケーション(201)がステートレスであることを示し、ステートレスのアプリケーション(201)は、前記SMF(108)が前記アプリケーション(201)のトラフィックを前記選択されたロケーション(200a、200b)にステアリングすることを許可する、方法。
  5. 請求項1、および請求項3から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)、トラフィックルーティング情報、および前記インジケーションは、1つのメッセージ内で一緒に受信される、方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法であって、前記選択は初期選択であり、前記ステアリングは初期選択されたロケーションへのものであるか、または前記選択は再選択であり、前記ステアリングは再選択されたロケーションへのものである、方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記トラフィックのステアリングが実行された後に、古いロケーション(200a)に関連したトラフィック経路をハンドリングしていたネットワーク機能を削除すること(717、805)を有する、方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記判定が実行されたときに、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)および前記トラフィックルーティング情報を記憶する(410、513、806)こと、を有する、方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)は、データネットワークアクセス識別情報であるDNAIのリストの形式であり、対応する前記トラフィックルーティング情報は、N6トラフィックルーティング情報である、方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、前記トラフィックルーティング情報は、前記ロケーションにあるユーザプレーン機能UPF(125)から前記アプリケーション(201)に到達する方法を示す、方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)および前記トラフィックルーティング情報は、ポリシー制御機能であるPCF(133)およびネットワークエクスポージャ機能であるNEF(205)のうちの少なくとも1つを介して、前記AF(125)から受信される、方法。
  12. アプリケーション(201)のトラフィックをハンドリングするためのセッション管理機能であるSMF(108)であって、前記SMF(108)は、
    アプリケーション機能であるAF(135)から、前記アプリケーション(201)のための複数の候補となるロケーション(200a、200b)と、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)の各々についての前記アプリケーション(201)のためのトラフィックルーティング情報とを受信することと、
    前記アプリケーション(201)のトラフィックを前記複数の候補となるロケーションのうちの選択された一つのロケーションにステアリングすることを前記SMF(108)が許可されていることを判定することと、
    前記AF(135)から受信された前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)の中から候補となるロケーション(200a、200b)の1つを選択することと、
    選択され候補となるロケーション(200a、200b)に対して前記アプリケーション(201)のためのトラフィックをステアリングすることと、を実行するように適合している、SMF(108)。
  13. 請求項12に記載のSMF(108)であって、前記判定は、反対するインジケーションが受信されなかった場合に実行される、SMF(108)。
  14. 請求項12に記載のSMF(108)であって、前記判定は、前記SMF(108)がトラフィックをステアリングすることを許可されているというインジケーションが前記AF(135)から受信されたときに、実行される、SMF(108)。
  15. 請求項14に記載のSMF(108)であって、前記インジケーションは、前記アプリケーション(201)がステートレスであることを示し、ステートレスのアプリケーション(201)は、前記SMF(108)が前記アプリケーション(201)のトラフィックを前記選択されたロケーション(200a、200b)にリロケーションすることを可能にする、SMF(108)。
  16. 請求項12、および請求項14から15のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)、トラフィックルーティング情報、および前記インジケーションは、1つのメッセージ内で一緒に受信される、SMF(108)。
  17. 請求項12から16のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、前記選択は初期選択であり、前記ステアリングは前記初期選択されたロケーションへのものであるか、または前記選択は再選択であり、前記ステアリングは前記再選択されたロケーションへのものである、SMF(108)。
  18. 請求項12から17のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、
    前記トラフィックのステアリングが実行された後、古いロケーション(200a)に関連するトラフィック経路をハンドリングするネットワーク機能を削除するように適合している、SMF(108)。
  19. 請求項12から18のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、
    記判定が行われたときの、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)と、前トラフィックルーティング情報とを記憶するように適合している、SMF(108)。
  20. 請求項12から19のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)は、データネットワークアクセス識別情報であるDNAIのリストの形式であり、対応する前記トラフィックルーティング情報は、N6トラフィックルーティング情報である、SMF(108)。
  21. 請求項12から20のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、前記トラフィックルーティング情報は、前記ロケーションにあるユーザプレーン機能UPF(125)から前記アプリケーション(201)に到達する方法を示す、SMF(108)。
  22. 請求項12から21のいずれか1項に記載のSMF(108)であって、前記複数の候補となるロケーション(200a、200b)および前記トラフィックルーティング情報は、ポリシー制御機能であるPCF(133)およびネットワークエクスポージャ機能であるNEF(205)のうちの少なくとも1つを介して、前記AF(125)から受信される、SMF(108)。
  23. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラム。
  24. 請求項23に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
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