JP2021503238A - ランダムアクセス方法、ユーザ機器、ネットワークデバイス - Google Patents

ランダムアクセス方法、ユーザ機器、ネットワークデバイス Download PDF

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Abstract

本出願は、ランダムアクセス方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスを提供する。ユーザ機器側の方法は、ユーザ機器によって、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択するステップと、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信するステップとを含み、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応し、ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。この方法では、ネットワークデバイスは、前述の対応関係に基づいて、ランダムアクセス構成に対応するダウンリンク帯域幅部分のみでランダムアクセス応答を送信し、その結果、ダウンリンクリソースの浪費が回避される。

Description

本出願は、通信技術に関し、特に、ランダムアクセス方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスに関する。
5G通信システムでは、セルの帯域幅が大きい場合、ユーザ機器は、セルの帯域幅の一部のみで動作し得る。セルの帯域幅の各部分は、帯域幅部分(Bandwidth Part、帯域幅部分)と呼ばれる。広帯域キャリアでは、ネットワークデバイスは、1つのユーザ機器に対して1つ以上のダウンリンク帯域幅部分および1つ以上のアップリンク帯域幅部分を構成し得る。5G通信システムにおけるランダムアクセスプロセスは、前述の帯域幅部分に基づいて実行され得る。
従来技術では、帯域幅部分に基づくランダムアクセスプロセスにおいて、ネットワークデバイスは、UEがMsg3の再送信をスケジュールするためのランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)および物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)を受信することを可能にするために、構成されたすべてのダウンリンク帯域幅部分で、Msg3の再送信をスケジュールするためのRARおよびPDCCHを送信する必要がある。
しかしながら、従来技術の方法は、ダウンリンクリソースの深刻な浪費を生じる。
本出願は、従来技術のランダムアクセスプロセスではダウンリンクリソースが浪費されるという問題を解決するために、ランダムアクセス方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本出願は、ランダムアクセス方法を提供し、本方法は、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択するステップと、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信するステップと
を含み、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応し、
ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
前述の方法では、ダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス関連の構成との対応関係が確立されるか、またはダウンリンク帯域幅部分とアップリンク帯域幅部分との対応関係が確立され、これにより、ネットワークデバイスは、前述の対応関係に基づいて、ランダムアクセス構成に対応するダウンリンク帯域幅部分のみでランダムアクセス応答を送信し、その結果、ダウンリンクリソースセットの浪費が回避される。
さらに、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。
さらに、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するためにユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、またはダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである。
可能な設計では、本方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第1のメッセージを、ユーザ機器によって受信するステップであって、第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
をさらに含む。
さらに、ランダムアクセス情報は、第1の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第2の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第3の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報および第2の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの第1の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第2の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第2のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、本方法は、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第3のアップリンク帯域幅部分である場合に、
ユーザ機器によって、第1のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第3のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって、第3のアップリンク帯域幅部分から第1のアップリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
を含み、これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスが、競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、
ユーザ機器によって、第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
を含む。
可能な設計では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分であり、
第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内のユーザ機器のアップリンク帯域幅部分であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含み、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分で送信されるシステム情報に含まれる。
さらに、サービングセルのパブリック構成または専用構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、専用シグナリングを使用してネットワークデバイスによってユーザ機器に送信される。
さらに、本方法は、
以下の条件、すなわち、
ユーザ機器のサービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択したとき、ならびに
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信したとき
のいずれか1つが揃ったときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、ユーザ機器によって、第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって、第5のアップリンク帯域幅部分から第3のアップリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
を含む。
さらに、本方法は、
以下の条件、すなわち、
ユーザ機器の時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
ユーザ機器がランダムアクセス応答メッセージを受信し始めたとき、ならびに
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルの送信を完了したとき
のいずれか1つが揃ったときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第2のダウンリンク帯域幅部分である場合、ユーザ機器によって、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するステップおよび第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するステップ、またはユーザ機器によって、第2のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
を含む。
さらに、第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するステップ、またはユーザ機器によって、第2のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替えるステップは、
ユーザ機器のサービングセルに構成された第1のタイマが動作している場合に、
ユーザ機器によって第1のタイマを停止するステップ、またはユーザ機器によって第1のタイマを停止してリセットするステップ
を含み、第1のタイマは、第1のタイマが満了した場合に、ユーザ機器がサービングセル内のデフォルトのダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するか、またはユーザ機器がアクティブなダウンリンク帯域幅部分からサービングセルのデフォルトのダウンリンク帯域幅部分に切り替えるようにするために使用される。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスの競合解決が成功したときに、ユーザ機器によって第1のタイマを開始もしくは再開始するステップ、または
ランダムアクセス応答メッセージを正常に受信したときに、ユーザ機器によって第1のタイマを開始もしくは再開始するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスが、競合ベースのランダムアクセスである場合に、
ユーザ機器によって、第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
を含む。
可能な設計では、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含み、ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
さらに、第6のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスが非競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、ユーザ機器によって、第6のアップリンク帯域幅部分でアップリンク送信を実行するステップであって、アップリンク送信に使用される物理リソースは、ランダムアクセス応答内のアップリンクグラントによって示される物理リソースである、ステップ
を含む。
可能な設計では、本方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第2のメッセージを、ユーザ機器によって受信するステップであって、第2のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第7のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含む、ステップ
をさらに含む。
さらに、ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第7のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第8のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第8のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第8のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第9のアップリンク帯域幅部分である場合に、
ユーザ機器が、第7のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第9のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器が、第9のアップリンク帯域幅部分から第7のアップリンク帯域幅部分に切り替えることを含む。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスが、競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、
ユーザ機器によって、第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
を含む。
可能な設計では、本方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第3のメッセージを、ユーザ機器によって受信するステップであって、第3のメッセージは、ランダムアクセス情報、および第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、
ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第4の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第5の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第6の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
をさらに含む。
さらに、ランダムアクセス情報は、第4の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第5の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第6の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第4の構成情報および第5の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第4の構成情報および第6の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第5の構成情報および第6の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第4の構成情報、第5の構成情報、および第6の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第3のダウンリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期ダウンリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなダウンリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのダウンリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、本方法は、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第10のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップであって、
第10のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを含む、ステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第11のアップリンク帯域幅部分である場合に、
ユーザ機器によって、第10のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第11のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって、第11のアップリンク帯域幅部分から第10のアップリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
を含む。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第10のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスが、競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、
ユーザ機器によって、第10のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
を含む。
可能な設計では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第12のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分である。
第12のアップリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分である。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するステップは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第12のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第4のメッセージを、ユーザ機器によって受信するステップであって、第4のメッセージは、ユーザ機器に対して構成された第12のアップリンク帯域幅部分、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報、および第12の帯域幅部分と第1のダウンリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、
第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第7の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第8の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第9の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
を含む。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第7の構成情報のみを含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第8の構成情報のみを含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第9の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス時間領域リソースと同じである。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第7の構成情報および第8の構成情報を含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第7の構成情報および第9の構成情報を含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第8の構成情報および第9の構成情報を含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
さらに、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第7の構成情報、第8の構成情報、および第9の構成情報を含む。
これに対応して、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第13のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、本方法は、
ユーザ機器がランダムアクセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分が、第4のダウンリンク帯域幅部分である場合に、
ユーザ機器によって、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第4のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって第4のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
を含む。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスプロセスが、競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、
ユーザ機器によって、第12のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
を含む。
さらに、本方法は、以下を含む。
サービングセルは、端末デバイスのプライマリサービングセルまたは端末デバイスのセカンダリサービングセルである。
プライマリサービングセルは、端末デバイスのマスタセルグループ内のプライマリサービングセルおよび端末デバイスのセカンダリセルグループ内のプライマリサービングセルを含む。
第2の態様によれば、本出願は、ランダムアクセス方法を提供し、本方法は、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップであって、ランダムアクセスプリアンブルは、ユーザ機器によってランダムアクセスプリアンブルセットから選択されており、ランダムアクセスチャネルリソースは、ユーザ機器によってランダムアクセスチャネルリソースセットから選択されている、ステップと、
ネットワークデバイスによって、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答をユーザ機器に送信するステップと
を含み、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応し、
ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
さらに、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。
さらに、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するためにユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、またはダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである。
可能な設計では、本方法は、
ネットワークデバイスによって第1のメッセージをユーザ機器に送信するステップであって、第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
をさらに含む。
さらに、ランダムアクセス情報は、第1の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第2の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第3の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報および第2の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの第1の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第2の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第2のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、本方法は、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップ
を含む。
可能な設計では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分であり、
第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内のユーザ機器のアップリンク帯域幅部分であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
これに対応して、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップは、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第4のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップ
を含む。
可能な設計では、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップは、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップ
を含み、ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
第3の態様によれば、本出願は、ユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、第1の態様におけるユーザ機器を実施する機能を有する。これらの機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
可能な設計では、ユーザ機器は、受信モジュール、処理モジュール、および送信モジュールを含み得る。これらのモジュールは、前述の方法における対応する機能を実行し得る。例えば、処理モジュールは、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択するように構成され、送信モジュールは、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成され、受信モジュールは、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成される。
第4の態様によれば、本出願は、ネットワークデバイスを提供し、ネットワークデバイスは、第2の態様におけるネットワークデバイスを実施する機能を有する。これらの機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
可能な設計では、ネットワークデバイスは、受信モジュール、処理モジュール、および送信モジュールを含み得る。これらのモジュールは、前述の方法における対応する機能を実行し得る。例えば、受信モジュールは、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信し、ランダムアクセスプリアンブルは、ユーザ機器によってランダムアクセスプリアンブルセットから選択され、ランダムアクセスチャネルリソースは、ユーザ機器によってランダムアクセスチャネルリソースセットから選択される、ように構成され、処理モジュールは、送信モジュールを使用して第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答をユーザ機器に送信する。
第5の態様によれば、本出願は、ユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、命令を記憶するように構成され、プロセッサは、第1の態様の方法を実行するためにメモリ内の命令を実行するように構成される。
第6の態様によれば、本出願は、ネットワークデバイスを提供し、ネットワークデバイスは、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、命令を記憶するように構成され、プロセッサは、第2の態様の方法を実行するためにメモリ内の命令を実行するように構成される。
第7の態様によれば、本出願は、チップを提供し、チップは、ユーザ機器に使用され得る。チップは、少なくとも1つの通信インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのメモリを含み、通信インタフェース、プロセッサ、およびメモリは、回路(または場合によってはバス)を使用して相互接続され、プロセッサは、前述の第1の態様の方法を実行するために、メモリに記憶された命令を呼び出す。
第8の態様によれば、本出願は、チップを提供し、チップは、ネットワークデバイスに使用され得る。チップは、少なくとも1つの通信インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのメモリを含み、通信インタフェース、プロセッサ、およびメモリは、回路(または場合によってはバス)を使用して相互接続され、プロセッサは、前述の第2の態様の方法を実行するために、メモリに記憶された命令を呼び出す。
第9の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、1つ以上のプログラムコードを記憶し、ユーザ機器がプログラムコードを実行するとき、ユーザ機器は、第1の態様でユーザ機器によって実行される関連する方法ステップを実行する。
第10の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は、1つ以上のプログラムコードを記憶し、ネットワークデバイスがプログラムコードを実行するとき、ネットワークデバイスは、第2の態様でネットワークデバイスによって実行される関連する方法ステップを実行する。
本出願に関係するシナリオの概略図である。 本出願に関係するシナリオの概略図である。 帯域幅部分の概略図である。 競合ベースのランダムアクセスプロセスの概略図である。 非競合ベースのランダムアクセスプロセスの概略図である。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態1の相互作用フローチャートである。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態2の相互作用フローチャートである。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態3の相互作用フローチャートである。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態4の相互作用フローチャートである。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態5の相互作用フローチャートである。 本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態6の相互作用フローチャートである。 本出願によるユーザ機器の実施形態1のモジュールの構造図である。 本出願によるネットワークデバイスの実施形態1のモジュールの構造図である。 本出願によるユーザ機器のエンティティのブロック図である。 本出願によるネットワークデバイスのエンティティのブロック図である。 本出願によるチップのエンティティのブロック図である。 本出願によるチップのエンティティのブロック図である。
図1および図2は、本出願に関係するシナリオの概略図である。図1および図2に示されているように、UE1はアイドル状態にあり、UE2およびUE3は接続状態にあると仮定される。UE1、UE2、およびUE3のアクティブなダウンリンク帯域幅部分は、それぞれ、ダウンリンク帯域幅部分1、ダウンリンク帯域幅部分2、およびダウンリンク帯域幅部分3である。UE1、UE2、およびUE3に対して現在構成されているランダムアクセスチャネルPRACHは同じであり、競合ベースのランダムアクセスに使用される任意選択のランダムアクセスプリアンブルセットは同じである。
競合ベースのランダムアクセスの場合、ネットワークデバイスがランダムアクセスプリアンブルを受信した後、かつネットワークデバイスがMsg3を正常に受信する前、ネットワークデバイスは、どのUEがランダムアクセスプリアンブルを送信したかを認識しておらず、したがって、ネットワークデバイスは、どのダウンリンク帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)がUEの現在アクティブであるダウンリンクBWPであるかを認識していない。UEがMsg3の再送信をスケジュールするためのRARおよび可能なPDCCHを受信することを可能にするために、ネットワークデバイスは、構成されたすべてのDL帯域幅部分で、Msg3の再送信をスケジュールするためのRARおよびPDCCHを送信する必要がある。
ネットワークデバイスは、構成されたすべてのDL帯域幅部分で、Msg3の再送信をスケジュールするためのRARおよびPDCCHを送信するため、ダウンリンクリソースの大きな浪費が生じる。
本出願で提供される技術的解決策は、前述の問題を解決することを意図されている。
当業者が本出願を理解するのを容易にするために、以下では最初に、本出願に関係する概念について説明する。
1.帯域幅部分
セルの帯域幅が大きい場合、ユーザ機器は、セルの帯域幅の一部のみで動作し得る。セルの帯域幅の各部分は、帯域幅部分と呼ばれる。図3は、帯域幅部分の概略図である。広帯域キャリアでは、ネットワークデバイスは、1つのユーザ機器に対して1つ以上のダウンリンク帯域幅部分および1つ以上のアップリンク帯域幅部分を構成し得る。ユーザ機器に対して構成された各ダウンリンク帯域幅部分および各アップリンク帯域幅部分はそれぞれ、帯域幅部分のIDを有する。各BWPに対応する構成情報は、
(1)サブキャリア間隔構成およびサイクリックプレフィックス長を含む、BWPによってサポートされる物理層Numerology(異なるBWPによってサポートされるNumerologyは同じであっても異なってもよい)、
(2)BWPの帯域幅、
(3)BWPの周波数位置
を少なくとも含む。
2.ランダムアクセス
ランダムアクセスプロセスは、競合ベースのランダムアクセスと非競合ベースのランダムアクセスの2種類を含む。
図4は、競合ベースのランダムアクセスプロセスの概略図である。図4に示されているように、競合ベースのランダムアクセスプロセスは、具体的には、以下のステップを含む。
Msg1:UEは、サービングセルの物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
PRACHリソースセットは、システム情報を使用してネットワークデバイスによって構成される。UEは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために、PRACHリソースセットからPRACHリソースをランダムに選択する。PRACHリソースは、PRACH時間領域リソースおよびPRACH周波数領域リソースを含む。
競合ベースのランダムアクセスに使用可能なランダムアクセスプリアンブルのセットは、システム情報を使用して、ネットワークデバイスによってUEに対して構成される。UEは、送信のために、使用可能なランダムアクセスプリアンブルからランダムアクセスプリアンブルをランダムに選択する。
Msg2:ネットワークデバイスは、RA−RNTIを使用してスクランブルされるPDCCHを使用して、UEへのRARをスケジュールする。UEは、ランダムアクセスプリアンブルが送信されたサービングセルで、ネットワークデバイスによってスケジュールされたRARメッセージを受信する。
ネットワークデバイスは、受信されたランダムアクセスプリアンブルのみに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを送信したUEを識別し得ない。
Msg3:UEのランダムアクセス応答メッセージを正常に受信した後、UEは、RAR内のアップリンクグラントによって示されるリソース位置を使用してMsg3を送信する。
Msg4:ネットワークデバイスが、UEによって送信されたMsg3を正常に復号し得る場合、ネットワークデバイスは、競合解決メッセージを返す。競合解決メッセージを受信した後、UEは、現在のランダムアクセスプロセスが成功したと見なす。そうではなく、競合解決に使用されるタイマが満了したときにUEが競合解決メッセージを受信していない場合、UEは、現在のランダムアクセスが失敗したと見なし、ランダムアクセスを再送信する必要がある。
ネットワークデバイスがMsg3を復号することに失敗した場合、ネットワークデバイスは、Msg3を再送信するようにUEをスケジュールする。
ネットワークデバイスがMsg3を正常に受信した後にのみ、ネットワークデバイスは、Msg3に含まれるUEのID情報に基づいて、どのUEがランダムアクセスを実行したかを判定し得る。
図5は、非競合ベースのランダムアクセスプロセスの概略図である。図5に示されているように、非競合ベースのランダムアクセスプロセスは、具体的には、以下のステップを含む。
Msg0:ネットワークデバイスは、ランダムアクセスを開始するようにUEをトリガするメッセージを送信する。異なるランダムアクセストリガ理由またはイベントに関して、メッセージは、2つの種類を有する。
ネットワークデバイスは、UEが到着するダウンリンクデータを有するが、UEがアップリンク同期していないときにランダムアクセスを開始するように、またはSCellでUEのアップリンク同期を確立するように、PDCCH指示を使用してUEをトリガする。PDCCH指示は、UEによって送信されるランダムアクセスプリアンブルと、ランダムアクセスプリアンブルを送信するためのPRACH(物理ランダムアクセスチャネル、Physical Random Access Channel)の構成情報とを含む。
UEがハンドオーバされる必要がある場合、ネットワークデバイスは、モビリティ制御情報を搬送する無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続再構成メッセージをUEに送信する。UEは、メッセージを受信した後、ランダムアクセスプロセスを開始する。この場合、モビリティ制御情報は、UEによって送信されるランダムアクセスプリアンブルと、ランダムアクセスプリアンブルを送信するためのPRACHの構成情報とを含む。
Msg1:UEは、Msg0に示されているPRACHで、Msg0に割り当てられたランダムアクセスプリアンブルを送信する。
Msg2:ネットワークデバイスは、RA−RNTIを使用してスクランブルされるPDCCHを使用して、UEへのRARをスケジュールする。
UEに送信されたランダムアクセス応答メッセージを正常に受信した後、UEは、アップリンク同期を取得し、次に、RAR内のアップリンクグラントを使用してアップリンクデータをネットワークデバイスに送信する。
本出願では、ダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス関連の構成との対応関係が確立されるか、またはアップリンク帯域幅部分とランダムアクセス構成との対応関係が確立されるか、またはダウンリンク帯域幅部分とアップリンク帯域幅部分との対応関係が確立され、これにより、ネットワークデバイスは、前述の対応関係に基づいて、ランダムアクセス構成に対応するダウンリンク帯域幅部分のみでMsg3の再送信をスケジュールするためのRARおよびPDCCHを送信する。
本出願の以下の実施形態は、前述の対応関係の任意選択の実施態様を説明するために使用される。
本出願の以下の実施形態で説明される「対応する」は、マッピング関係を示すために使用されることに留意されたい。したがって、本出願の以下の実施形態では、「対応する」は、「関連付けられた」、「マッピングする」、または「含む」などのマッピング関係を示す単語に置き換えられ得る。これに対応して、「対応関係」は、「関連付け関係」、「マッピング関係」、および「包含関係」などのマッピング関係を示す単語に置き換えられ得る。
以下では、前述の対応関係を説明するための任意選択の実施態様について説明する。
図6は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態1の相互作用フローチャートである。図6に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S601.ネットワークデバイスは、第1のメッセージをUEに送信する。
第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含む。
第1のメッセージ内の構成情報の特定の実施態様は、以下の実施態様を含む。
実施態様1−1:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の識別子BWP IDおよびランダムアクセス情報を含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、ネットワークデバイスが第1のメッセージを送信する前にネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様1−2:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の構成情報要素を含む。アップリンク帯域幅部分の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のBWP識別子と、アップリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報とを含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、ネットワークデバイスが第1のメッセージを送信する前にネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様1−3:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の構成情報およびランダムアクセス情報を含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、第1のメッセージにおいてネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様1−4:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の構成情報要素を含む。アップリンク帯域幅部分の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分の構成情報と、アップリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報とを含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、第1のメッセージにおいてネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様1−5:第1のメッセージにおいて、ダウンリンク帯域幅部分の構成情報、およびダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の構成情報は、同じBWP構成情報要素に含まれる。アップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセス構成情報要素に含まれ、ランダムアクセス構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のBWP IDを含む。
あるいは、第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含む。第1のメッセージは、具体的には無線リソース再構成メッセージであり得る。
第1のメッセージ内の構成情報の特定の実施態様は、以下の実施態様を含む。
実施態様2−1:実施態様1−1と同じ。
実施態様2−2:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報の構成情報要素を含む。ランダムアクセス構成情報の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のBWP識別子を含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、ネットワークデバイスが第1のメッセージを送信する前にネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様2−3:実施態様1−3と同じ。
実施態様2−4:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報の構成情報要素を含む。ランダムアクセス情報の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分の構成情報を含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、第1のメッセージにおいてネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様2−5;実施態様1−5と同じ。
アップリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)アップリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)アップリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)アップリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子BWP ID
のうちの少なくとも1つを含む。
ダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子BWP ID
のうちの少なくとも1つを含む。
前述のランダムアクセス情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つを含む。
(1)ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの位置、すなわち、周波数領域でランダムアクセスチャネルによって占有される物理リソースブロックの数および位置は、第1の構成情報に基づいて決定され得る。
(2)ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースの位置、すなわち、時間領域におけるランダムアクセスチャネルのフレーム番号(Frame number)および占有シンボル(Symbol)、ミニスロット(mini−slot)、スロット(Slot)、またはサブフレーム(subframe)の番号および数は、第2の構成情報に基づいて決定され得る。
(3)ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報。具体的には、使用可能なランダムアクセスプリアンブルの識別子IDは、第3の構成情報に基づいて決定され得る。
第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報は、それぞれ、特定のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの構成情報、特定のランダムアクセスチャネル時間領域リソースの構成情報、および特定のランダムアクセスチャネルプリアンブルの構成情報であり得るか、またはランダムアクセス構成識別子IDであり得る。ランダムアクセス構成識別子IDに対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルは、ネットワークデバイスによって事前構成または事前定義される。したがって、UEは、IDに基づいて、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルを決定し得る。
S602.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、第1のダウンリンク帯域幅部分と、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方との間には対応関係がある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するときに、UEが、第1のダウンリンクBWPでRARを受信することのみを必要とするか、または第1のダウンリンクBWPでRARを受信し得るのみである場合、UEは、送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであるか、または前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみであるか、または送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであり、前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみである。
ランダムアクセスチャネルリソースセットは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。前述の「ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するとき」は、以下のように説明され得る。
説明1:(1)UEの媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)エンティティがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(2)UEのRRCがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(3)UEがネットワークデバイスによって送信されたPDCCH指示を受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(4)UEがネットワークデバイスによって送信されたRRCシグナリングを受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするときを含む、UEがランダムアクセスプロセスを開始するとき。
説明2:UEがランダムアクセスプロセスを実行し始めるとき。
説明3:UEがランダムアクセス応答メッセージをリッスンするためのウィンドウを開き始めるとき。
以下では、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報が異なるときに、前述のランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを決定するための方法を個々に説明する。
1.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、前述の第1の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
2.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、前述の第2の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
3.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、前述の第3の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
4.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第1の構成情報および第2の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットである。
5.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第1の構成情報および第3の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
6.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第2の構成情報および第3の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
7.第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
任意選択で、前述のケースに関係する「第2のアップリンク帯域幅部分」は、具体的には、以下のアップリンク帯域幅部分、すなわち、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるアップリンク帯域幅部分であり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、前述のケースの1つが発生したとき、ユーザ機器は、第1のメッセージ内の特定の構成情報に基づいて、そのケースの方法でランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを決定し、ランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットからそれぞれランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
S603.ユーザ機器は、第1のアップリンク帯域幅でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第3のアップリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなアップリンク帯域幅部分が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第1のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第3のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第3のアップリンク帯域幅部分から第1のアップリンク帯域幅部分に切り替える。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信することは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信することを含む。
S604.ネットワークデバイスは、ユーザ機器の第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを送信する。
以下のステップS605およびS606は、任意選択のステップであり、ランダムアクセスが競合ベースのランダムアクセスである場合に実行される。
S605.ユーザ機器は、第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信する。
S606.ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信する。
任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、ランダムアクセスプロセスにおいて第1のダウンリンク帯域幅部分で、ダウンリンクBWPの切替えを実行するように、すなわち、第1のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化し、新しいダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するようにUEに命令する制御シグナリングを受信した場合、UEは、新しいダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分を決定する必要がある。新しいDLに対応するアップリンク帯域幅部分が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分と同じである場合、または新しいDLに対応するアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報と同じである場合、UEは、現在のランダムアクセスプロセスを続行し、そうでない場合、UEは、ランダムアクセスプロセスを再開始し、ランダムアクセスプロセスにおいて変数の値およびタイマの値を変更しないでおく。
本実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報を構成するために、第1のメッセージをユーザ機器に事前に送信し、ユーザ機器は、ランダムアクセス情報に基づいてランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを決定し、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。言い換えれば、ユーザ機器およびネットワークデバイスは、所定の構成に基づいて、対応するランダムアクセスチャネルでメッセージを送信し、これにより、ネットワークデバイスが、調整されたすべてのダウンリンク帯域幅部分でRARなどを送信することが防止され、その結果、ダウンリンクリソースが大幅に節約される。
図7は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態2の相互作用フローチャートである。図7に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S701.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分と対応関係にある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するとき、UEは、UEに対して構成されたアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択する必要があり、UEは、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARメッセージを受信する必要がある。したがって、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分と対応関係にある。
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第4のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
第4のアップリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がサービングセルにおいてランダムアクセスチャネルを構成するアップリンク帯域幅部分である。具体的には、第4のアップリンク帯域幅部分は、以下のアップリンク帯域幅部分、すなわち、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるUL BWPであり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
S702.ユーザ機器は、第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
S703.ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信する。
言い換えれば、ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを送信する。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分である。言い換えれば、第1のダウンリンク帯域幅部分と第4のアップリンク帯域幅部分との間には対応関係がある。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分と第4のアップリンク帯域幅部分との対応関係は、異なる方法で構成され得る。
任意選択の実施態様では、第1のダウンリンク帯域幅部分および第4のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルのパブリック構成を使用して構成され、すなわち、サービングセルのパブリック構成で構成されたダウンリンク帯域幅部分およびアップリンク帯域幅部分は、前述の対応関係を有する。
さらなる任意選択の実施態様では、サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分で送信されるシステム情報に含まれる。
別のさらなる任意選択の実施態様では、サービングセルのパブリック構成は、ネットワークデバイスによってUEに送信される専用シグナリングに含まれる。
別の任意選択の実施態様では、第1のダウンリンク帯域幅部分と第4のアップリンク帯域幅部分との対応関係は、サービングセルの専用構成を使用して構成される。
具体的には、サービングセルのセル専用構成において、ネットワークデバイスは、前述の対応関係を有するダウンリンク帯域幅部分およびアップリンク帯域幅部分を示す。例えば、第1のアクティブなダウンリンク帯域幅部分および第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分は、前述の対応関係を有するダウンリンク帯域幅部分およびアップリンク帯域幅部分である。あるいは、デフォルトのダウンリンク帯域幅部分およびデフォルトのアップリンク帯域幅部分は、前述の対応関係を有するダウンリンク帯域幅部分およびアップリンク帯域幅部分である。
以下のステップS304およびS305は、任意選択のステップであり、ランダムアクセスが競合ベースのランダムアクセスである場合に実行される。
S704.ユーザ機器は、第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信する。
S705.ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信する。
任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、以下の条件、すなわち、
(1)ユーザ機器のサービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
(2)ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
(3)ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
(4)ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
(5)ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択したとき、ならびに
(6)ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信したとき
のいずれか1つを満たしたときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、ユーザ機器は、第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第5のアップリンク帯域幅部分から第4のアップリンク帯域幅部分に切り替える。
別の任意選択の実施態様では、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを開始する必要があるときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、ユーザ機器は、第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第5のアップリンク帯域幅部分から第4のアップリンク帯域幅部分に切り替える。第4の帯域幅部分のアクティブ化を完了した後、ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択するプロセスを開始するか、またはランダムアクセスプロセスを開始する。
別の任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、以下の条件、すなわち、
(1)ユーザ機器のサービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
(2)ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
(3)ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
(4)ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
(5)ユーザ機器がランダムアクセス応答メッセージを受信し始めたとき、ならびに
(6)ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルの送信を完了したとき
のいずれか1つを満たしたときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第2のダウンリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第4のアップリンク帯域幅部分に対応する第1のダウンリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第2のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替える。
別の任意選択の実施態様では、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第2のダウンリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分でない場合、ランダムアクセス応答メッセージを受信し始める前に、ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化する動作を完了するか、または第2のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分へのユーザ機器の切替えを完了する必要がある。「ランダムアクセス応答を受信し始める前」は、具体的には、ランダムアクセス応答の受信ウィンドウを開始する前であり得る。
任意選択で、第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化することは、具体的には、
ユーザ機器のサービングセルに構成された第1のタイマが動作している場合に、
ユーザ機器が、第1のタイマを停止するか、またはユーザ機器が、第1のタイマを停止してリセットし、
第1のタイマが、第1のタイマが満了した場合に、ユーザ機器がサービングセルのデフォルトのダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するか、またはユーザ機器がアクティブなダウンリンク帯域幅部分からサービングセルのデフォルトのダウンリンク帯域幅部分に切り替えるように構成されることであり得る。
さらに、ランダムアクセス競合解決が成功したときに、ユーザ機器は、第1のタイマを開始または再開始するか、またはランダムアクセス応答メッセージを正常に受信したときに、ユーザ機器は、第1のタイマを開始または再開始する。
本実施形態では、アップリンク帯域幅部分とダウンリンク帯域幅部分との間に対応関係があり、ユーザ機器およびネットワークデバイスは、それぞれ、対応関係を有するアップリンク帯域幅部分およびダウンリンク帯域幅部分でメッセージを送信する。したがって、ネットワークデバイスが、調整されたすべてのダウンリンク帯域幅部分でRARなどを送信することが防止され、その結果、ダウンリンクリソースが大幅に節約される。
図8は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態3の相互作用フローチャートである。図8に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S801.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分と対応関係にある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するとき、UEは、UEに対して構成されたアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択する必要があり、UEは、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARメッセージを受信する必要がある。したがって、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分と対応関係にある。
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
第6のアップリンク帯域幅部分は、具体的には、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるUL BWPであり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
S802.ユーザ機器は、第6のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
S803.ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信する。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、UEの現在アクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。
任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、以下の条件、すなわち、
(1)ユーザ機器のサービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
(2)ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
(3)ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
(4)ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
(5)ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択したとき、ならびに
(6)ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信したとき
のいずれか1つを満たしたときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第6のアップリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第6のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、現在のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、現在のアップリンク帯域幅部分から第6のアップリンク帯域幅部分に切り替える。
別の任意選択の実施態様では、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを開始する必要があるときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、ユーザ機器は、第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第5のアップリンク帯域幅部分から第4のアップリンク帯域幅部分に切り替える。第4の帯域幅部分のアクティブ化を完了した後、ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択するプロセスを開始するか、またはランダムアクセスプロセスを開始する。
さらに、任意選択で、ランダムアクセスが非競合ベースのランダムアクセスである場合、ユーザ機器は、第6のアップリンク帯域幅部分でアップリンク送信を実行する、すなわち、アップリンクデータおよび/またはシグナリングをネットワークデバイスに送信する。アップリンク送信に使用される物理リソースは、前述のランダムアクセス応答メッセージ内のアップリンクグラントUL grantによって示される物理リソースである。
本実施形態では、UEは、特定のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信し、現在アクティブであるダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。非競合ベースのランダムアクセスの場合、本方法に基づいて、UEがダウンリンクBWPの切替えを実行することが防止され得、受信されるダウンリンクデータがある場合、UEが中断なしにダウンリンクデータを受信することが保証され得る。
図9は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態4の相互作用フローチャートである。図9に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S901.ネットワークデバイスは、第2のメッセージをUEに送信する。
第2のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第7のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含む。第2のメッセージは、具体的には、無線リソース再構成メッセージであり得る。
第2のメッセージ内の構成情報の特定の実施態様は、以下の実施態様を含む。
実施態様1:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の識別子BWP IDを含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、ネットワークデバイスが第1のメッセージを送信する前にネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様2:ダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素は、ダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分の構成情報要素を含む。アップリンク帯域幅部分の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のBWP構成情報を含む。任意選択で、アップリンク帯域幅部分は、第2のメッセージを使用してネットワークデバイスによってUEに対して構成されるアップリンク帯域幅部分である。
実施態様3:第2のメッセージにおいて、ダウンリンク帯域幅部分の構成およびアップリンク帯域幅部分の構成は、同じBWP構成情報要素に含まれる。
アップリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)アップリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)アップリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)アップリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子
のうちの少なくとも1つを含む。
ダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子
のうちの少なくとも1つを含む。
S902.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、第1のダウンリンク帯域幅部分と、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方との間には対応関係がある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するときに、UEが、第1のダウンリンクBWPでRARを受信することのみを必要とするか、または第1のダウンリンクBWPでRARを受信し得るのみである場合、UEは、送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであるか、または前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみであるか、または送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであり、前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみである。
ランダムアクセスチャネルリソースセットは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。前述の「ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するとき」は、以下のように説明され得る。
説明1:(1)UEのMACエンティティがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(2)UEのRRCがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(3)UEがネットワークデバイスによって送信されたPDCCH指示を受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(4)UEがネットワークデバイスによって送信されたRRCシグナリングを受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするときを含む、UEがランダムアクセスプロセスを開始するとき。
説明2:UEがランダムアクセスプロセスを実行し始めるとき。
説明3:UEがランダムアクセス応答メッセージをリッスンするためのウィンドウを開き始めるとき。
任意選択で、ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第7のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第8のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス時間領域リソースである。
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第8のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、ユーザ機器は、第7のアップリンク帯域幅部分に基づいて決定されるランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスチャネルおよびランダムアクセスプリアンブルを選択する。
任意選択の実施態様では、第8のアップリンク帯域幅部分は、具体的には、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるUL BWPであり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
S903.ユーザ機器は、第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第9のアップリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなアップリンク帯域幅部分が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第7のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第9のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第9のアップリンク帯域幅部分から第7のアップリンク帯域幅部分に切り替える。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信することは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信することを含む。
S904.ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信する。
以下のステップS905およびS906は、任意選択のステップであり、ランダムアクセスが競合ベースのランダムアクセスである場合に実行される。
S905.ユーザ機器は、第7のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信する。
S906.ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信する。
任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、ランダムアクセスプロセスにおいて第1のダウンリンク帯域幅部分で、ダウンリンクBWPの切替えを実行するように、すなわち、第1のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化し、新しいダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するようにUEに命令する制御シグナリングを受信した場合、UEは、新しいダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分を決定する必要がある。新しいDLに対応するアップリンク帯域幅部分が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分と同じである場合、または新しいDLに対応するアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報と同じである場合、UEは、現在のランダムアクセスプロセスを続行し、そうでない場合、UEは、ランダムアクセスプロセスを再開始し、ランダムアクセスプロセスにおいて変数の値およびタイマの値を変更しないでおく。
本実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分を構成するために、第2のメッセージをユーザ機器に事前に送信し、ユーザ機器は、アップリンク帯域幅部分に基づいてランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを決定し、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。言い換えれば、ユーザ機器およびネットワークデバイスは、所定の構成に基づいて、対応するランダムアクセスチャネルでメッセージを送信し、これにより、ネットワークデバイスが、調整されたすべてのダウンリンク帯域幅部分でRARなどを送信することが防止され、その結果、ダウンリンクリソースが大幅に節約される。
図10は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態5の相互作用フローチャートである。図10に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S1001.ネットワークデバイスは、第3のメッセージをUEに送信する。
第3のメッセージは、ランダムアクセス情報、および第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含む。第3のメッセージは、具体的には、無線リソース再構成メッセージであり得る。
第3のメッセージ内の構成情報の特定の実施態様は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報要素が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報を含むことを含む。
ランダムアクセス情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つを含む。
(1)ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第4の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの位置、すなわち、周波数領域でランダムアクセスチャネルによって占有される物理リソースブロックの数および位置は、第4の構成情報に基づいて決定され得る。
(2)ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第5の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースの位置、すなわち、時間領域におけるランダムアクセスチャネルのフレーム番号(Frame number)および占有シンボル(Symbol)、ミニスロット(mini−slot)、スロット(Slot)、またはサブフレーム(subframe)の番号および数は、第5の構成情報に基づいて決定され得る。
(3)ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第6の構成情報。具体的には、使用可能なランダムアクセスプリアンブルの識別子IDは、第6の構成情報に基づいて決定され得る。
第4の構成情報、第5の構成情報、および第6の構成情報は、それぞれ、特定のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの構成情報、特定のランダムアクセスチャネル時間領域リソースの構成情報、および特定のランダムアクセスチャネルプリアンブルの構成情報であり得るか、またはランダムアクセス構成識別子IDであり得る。ランダムアクセス構成識別子IDに対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルは、ネットワークデバイスによって事前構成または事前定義される。したがって、UEは、IDに基づいて、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルを決定し得る。
S1002.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、第1のダウンリンク帯域幅部分と、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方との間には対応関係がある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するときに、UEが、第1のダウンリンクBWPでRARを受信することのみを必要とするか、または第1のダウンリンクBWPでRARを受信し得るのみである場合、UEは、送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであるか、または前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみであるか、または送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであり、前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみである。
ランダムアクセスチャネルリソースセットは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。前述の「ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するとき」は、以下のように説明され得る。
説明1:(1)UEのMACエンティティがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(2)UEのRRCがランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(3)UEがネットワークデバイスによって送信されたPDCCH指示を受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするとき、(4)UEがネットワークデバイスによって送信されたRRCシグナリングを受信し、ランダムアクセスプロセスをトリガするときを含む、UEがランダムアクセスプロセスを開始するとき。
説明2:UEがランダムアクセスプロセスを実行し始めるとき。
説明3:UEがランダムアクセス応答メッセージをリッスンするためのウィンドウを開き始めるとき。
以下では、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報が異なるときに、ランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを決定するための方法を個々に説明する。
1.ランダムアクセス構成は、第4の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
2.ランダムアクセス構成は、第5の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
3.ランダムアクセス構成は、第6の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
4.ランダムアクセス構成は、第4の構成情報および第5の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
5.ランダムアクセス構成は、第4の構成情報および第6の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
6.ランダムアクセス構成は、第5の構成情報および第6の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ユーザ機器の第3のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソースと同じである。
7.ランダムアクセス構成は、第4の構成情報、第5の構成情報、および第6の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第5の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、第6の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
任意選択で、前述のケースに関係する「第3のダウンリンク帯域幅部分」は、具体的には、以下のアップリンク帯域幅部分、すなわち、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるUL BWPであり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、前述のケースの1つが発生したとき、ユーザ機器は、第3のメッセージ内の特定の構成情報に基づいて、そのケースの方法でランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを決定し、ランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを選択する。
S1003.ユーザ機器は、第10のアップリンク帯域幅でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
第10のアップリンク帯域幅部分は、前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを含む。
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第11のアップリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなアップリンク帯域幅部分が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するアップリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第10のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第11のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第11のアップリンク帯域幅部分から第10のアップリンク帯域幅部分に切り替える。
これに対応して、ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信することは、
ユーザ機器によって、ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第10のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信することを含む。
S1004.ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを送信する。
以下のステップS1005およびS1006は、任意選択のステップであり、ランダムアクセスが競合ベースのランダムアクセスである場合に実行される。
S1005.ユーザ機器は、第10のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信する。
S1006.ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信する。
任意選択の実施態様では、ユーザ機器が、ランダムアクセスプロセスにおいて第1のダウンリンク帯域幅部分で、ダウンリンクBWPの切替えを実行するように、すなわち、第1のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化し、新しいダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するようにUEに命令する制御シグナリングを受信した場合、UEは、新しいダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報を決定する必要がある。新しいDLに対応するランダムアクセス情報が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報と同じである場合、UEは、現在のランダムアクセスプロセスを続行し、そうでない場合、UEは、ランダムアクセスプロセスを再開始し、ランダムアクセスプロセスにおいて変数の値およびタイマの値を変更しないでおく。
本実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報を構成するために、第1のメッセージをユーザ機器に事前に送信し、ユーザ機器は、ランダムアクセス情報に基づいてランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを決定し、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。言い換えれば、ユーザ機器およびネットワークデバイスは、所定の構成に基づいて、対応するランダムアクセスチャネルでメッセージを送信し、これにより、ネットワークデバイスが、調整されたすべてのダウンリンク帯域幅部分でRARなどを送信することが防止され、その結果、ダウンリンクリソースが大幅に節約される。
図11は、本出願によるランダムアクセス処理方法の実施形態6の相互作用フローチャートである。図11に示されているように、ランダムアクセスプロセスは、以下のステップを含む。
S1101.ネットワークデバイスは、第4のメッセージをユーザ機器に送信する。
第4のメッセージは、第12のアップリンク帯域幅部分と第1のダウンリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含む。第4のメッセージは、具体的には、無線リソース再構成メッセージであり得る。
第4のメッセージ内の構成情報の特定の実施態様は、以下の実施態様を含む。
実施態様1:アップリンク帯域幅部分の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報と、アップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分の識別子BWP IDとを含む。
実施態様2:アップリンク帯域幅部分の構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報と、アップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分の構成情報とを含む。
実施態様3:第4のメッセージにおいて、アップリンク帯域幅部分の構成情報およびアップリンク帯域幅部分に対応するDL BWPの構成情報は、同じBWP構成情報要素に含まれる。アップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセス構成情報要素に含まれ、ランダムアクセス構成情報要素は、アップリンク帯域幅部分のBWP IDを含む。
アップリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)アップリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)アップリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)アップリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子BWP ID
のうちの少なくとも1つを含む。
アップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、以下の情報、すなわち、
(1)ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域位置、
(2)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅、および
(3)ダウンリンク帯域幅部分の帯域幅部分識別子BWP ID
のうちの少なくとも1つを含む。
前述のランダムアクセス情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つを含む。
(1)ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの位置、すなわち、周波数領域でランダムアクセスチャネルによって占有される物理リソースブロックの数および位置は、第1の構成情報に基づいて決定され得る。
(2)ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報。具体的には、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースの位置、すなわち、時間領域におけるランダムアクセスチャネルのフレーム番号(Frame number)および占有シンボル(Symbol)、ミニスロット(mini−slot)、スロット(Slot)、またはサブフレーム(subframe)の番号および数は、第2の構成情報に基づいて決定され得る。
(3)ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報。具体的には、使用可能なランダムアクセスプリアンブルの識別子IDは、第3の構成情報に基づいて決定され得る。
第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報は、それぞれ、特定のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの構成情報、特定のランダムアクセスチャネル時間領域リソースの構成情報、および特定のランダムアクセスチャネルプリアンブルの構成情報であり得るか、またはランダムアクセス構成識別子IDであり得る。ランダムアクセス構成識別子IDに対応するランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルは、ネットワークデバイスによって事前構成または事前定義される。したがって、UEは、IDに基づいて、ランダムアクセスチャネル周波数領域リソース、ランダムアクセスチャネル時間領域リソース、およびランダムアクセスチャネルプリアンブルを決定し得る。
S1102.ユーザ機器は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択する。
具体的には、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。言い換えれば、第1のダウンリンク帯域幅部分と、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方との間には対応関係がある。ここでの対応関係は、具体的には、以下のように理解され得、UEがランダムアクセスを実行するときに、UEが、第1のダウンリンクBWPでRARを受信することのみを必要とするか、または第1のダウンリンクBWPでRARを受信し得るのみである場合、UEは、送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであるか、または前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみであるか、または送信のために前述のランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し得るのみであり、前述のランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択し得るのみである。
ランダムアクセスチャネルリソースセットは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域位置の少なくとも一方を含む。
第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第12のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分である。
第12のアップリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分である。
以下では、第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報が異なるときに、ランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを構成するプロセスを個々に説明する。
1.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第7の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
2.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第8の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
3.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第9の構成情報のみを含む。
この場合、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス時間領域リソースと同じである。
4.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第7の構成情報および第8の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
5.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第7の構成情報および第9の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第13のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
6.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第8の構成情報および第9の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第12のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
7.第12のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス構成情報は、第7の構成情報、第8の構成情報、および第9の構成情報を含む。
この場合、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、ランダムアクセスの第7の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
前述のランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ランダムアクセスの第8の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
前述のランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第9の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
任意選択で、前述のケースに関係する「第13のアップリンク帯域幅部分」は、具体的には、以下のアップリンク帯域幅部分、すなわち、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)であって、Initial UL BWPは、(1)アイドル状態のUEのInitial UL BWPであり得るか、もしくは(2)接続状態のUEに対してネットワークデバイスによって構成されるInitial UL BWPであり得、(1)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルにおけるセル定義同期信号ブロック(Cell defining SS Block)によって示されるか、もしくはこれに関連するシステム情報において構成されるUL BWPであり、(2)の場合、Initial UL BWPは、UEのサービングセルのパブリック構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるアップリンク帯域幅部分であり、また、前述の初期アップリンク帯域幅部分は、セル定義アップリンク帯域幅部分と呼ばれる場合もある、初期アップリンク帯域幅部分(Initial UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)であって、First Active UL BWPに対応するUEのサービングセルがアクティブ化されるとき、同期してアクティブ化される、サービングセルの第1のアップリンク帯域幅部分は、サービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分(First Active UL BWP)、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)であって、Default UL BWPは、アップリンクデータが一定期間送信されなかった後にUEが戻るアクティブなアップリンク帯域幅部分であり、サービングセルのセル専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成される、デフォルトのアップリンク帯域幅部分(Default UL BWP)、または
ユーザ機器に対してサービングセルの専用構成情報要素においてネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示される、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために使用され得るアップリンク帯域幅部分の1つ
であり得る。
サービングセルは、UEがランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、前述のケースの1つが発生したとき、ユーザ機器は、第4のメッセージ内の特定の構成情報に基づいて、そのケースの方法でランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットを決定し、ランダムアクセスチャネルリソースセットおよびランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを選択する。
S1103.ユーザ機器は、第12のアップリンク帯域幅でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
S1104.ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分が、第4のダウンリンク帯域幅部分である場合、すなわち、アクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第12のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分でない場合、ユーザ機器は、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第4のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器は、第4のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替える。
以下のステップS1105およびS1106は、任意選択のステップであり、ランダムアクセスが競合ベースのランダムアクセスである場合に実行される。
S1105.ユーザ機器は、第12のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信する。
S1106.ユーザ機器は、第4のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信する。
本実施形態では、ネットワークデバイスは、第12のアップリンク帯域幅部分に対応するランダムアクセス情報を構成するために、第4のメッセージをユーザ機器に事前に送信し、ユーザ機器は、ランダムアクセス情報に基づいてランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルを決定し、第4のダウンリンク帯域幅部分でRARを受信する。言い換えれば、ユーザ機器およびネットワークデバイスは、所定の構成に基づいて、対応するランダムアクセスチャネルでメッセージを送信し、これにより、ネットワークデバイスが、調整されたすべてのダウンリンク帯域幅部分でRARなどを送信することが防止され、その結果、ダウンリンクリソースが大幅に節約される。
前述の実施形態1および実施形態3の処理方法は実施のために組み合わされ得ることに留意されたい。前述の実施形態2および実施形態3の処理方法は実施のために組み合わされ得る。前述の実施形態4および実施形態3の処理方法は実施のために組み合わされ得る。前述の実施形態5および実施形態3の処理方法は実施のために組み合わされ得る。前述の実施形態6および実施形態3の処理方法は実施のために組み合わされ得る。詳細は以下の通りであり得、
ユーザ機器が競合ベースのランダムアクセスプロセスを実行する場合に、実施形態2の処理方法、実施形態2の処理方法、実施形態4の処理方法、実施形態5の処理方法、もしくは実施形態6の処理方法が使用されるか、または
端末が非競合ベースのランダムアクセスプロセスを実行する場合に、実施形態3の処理方法が使用される。
加えて、前述の実施形態1、実施形態3、実施形態4、および実施形態5に関して、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、具体的には、
ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する第1の制御リソースセットCORESETに対応し、第1のCORESETが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するためにユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことであり得る。
ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、またはダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用される。
別の実施形態では、任意選択で、本出願におけるユーザ機器のサービングセルは、ユーザ機器のプライマリサービングセルPCellまたはユーザ機器のセカンダリサービングセルSCellであり得る。プライマリサービングセルは、ユーザ機器のマスタセルグループMCG内のプライマリサービングセルおよびユーザ機器のセカンダリセルグループSCG内のプライマリサービングセルを含む。
図12は、本出願によるユーザ機器の実施形態1のモジュールの構造図である。図12に示されているように、ユーザ機器は、処理モジュール1201、送信モジュール1202、および受信モジュール1203を含む。
処理モジュール1201は、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択するように構成される。
送信モジュール1202は、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成される。
受信モジュールは、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成される。
ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。
ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
さらに、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。
さらに、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するためにユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、またはダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである。
任意選択の実施態様では、受信モジュール1203は、
ネットワークデバイスによって送信される第1のメッセージを受信し、第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ようにさらに構成される。
さらに、ランダムアクセス情報は、第1の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第2の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第3の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報および第2の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの第1の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第2の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第2のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、送信モジュール1202は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成される。
さらに、処理モジュール1201は、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が第3のアップリンク帯域幅部分であるとき、第1のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第3のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、第3のアップリンク帯域幅部分から第1のアップリンク帯域幅部分に切り替えるようにさらに構成される。
これに対応して、送信モジュール1202は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成される。
さらに、ランダムアクセスプロセスが競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合、送信モジュール1202は、
第1のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するようにさらに構成される。
これに対応して、受信モジュール1203は、
第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するようにさらに構成される。
任意選択の実施態様では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分である。
第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内のユーザ機器のアップリンク帯域幅部分である。
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
これに対応して、送信モジュール1202は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成される。
サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分で送信されるシステム情報に含まれる。
さらに、サービングセルのパブリック構成または専用構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、専用シグナリングを使用してネットワークデバイスによってユーザ機器に送信される。
さらに、処理モジュール1201は、
以下の条件、すなわち、
ユーザ機器のサービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルおよびランダムアクセスチャネルリソースを選択したとき、ならびに
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信したとき
のいずれか1つが揃ったときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって、第5のアップリンク帯域幅部分から第3のアップリンク帯域幅部分に切り替えるようにさらに構成される。
さらに、処理モジュール1201は、
以下の条件、すなわち、
ユーザ機器の時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスによって送信される、ランダムアクセスプロセスを開始するようにユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行したとき、
ユーザ機器がランダムアクセス応答メッセージを受信し始めたとき、ならびに
ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルの送信を完了したとき
のいずれか1つが揃ったときに、サービングセル内のユーザ機器のアクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第2のダウンリンク帯域幅部分である場合、第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化し、第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、またはユーザ機器によって、第2のダウンリンク帯域幅部分から第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替えるようにさらに構成される。
さらに、処理モジュール1201は、具体的には、
ユーザ機器のサービングセルに構成された第1のタイマが動作している場合に、
第1のタイマを停止するか、または第1のタイマを停止してリセットし、
第1のタイマが、第1のタイマが満了した場合に、ユーザ機器がサービングセルのデフォルトのダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するか、またはユーザ機器がアクティブなダウンリンク帯域幅部分からサービングセルのデフォルトのダウンリンク帯域幅部分に切り替えるようにするために使用される、ように構成される。
さらに、処理モジュール1201は、
ランダムアクセスプロセスの競合解決が成功したときに、第1のタイマを開始もしくは再開始するか、または
ユーザ機器がランダムアクセス応答メッセージを正常に受信したときに、第1のタイマを開始または再開始する
ようにさらに構成される。
さらに、ランダムアクセスが、競合ベースのランダムアクセスである場合、
送信モジュール1202は、
第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するようにさらに構成され、
受信モジュール1203は、
第1のダウンリンク帯域幅部分で、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するようにさらに構成される。
任意選択の実施態様では、送信モジュール1202は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプリアンブルを送信するようにさらに構成され、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
さらに、第6のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、ランダムアクセスプロセスが非競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合、送信モジュール1202は、
第6のアップリンク帯域幅部分でアップリンク送信を実行し、アップリンク送信に使用される物理リソースは、ランダムアクセス応答内のアップリンクグラントによって示される物理リソースである、ようにさらに構成される。
図13は、本出願によるネットワークデバイスの実施形態1のモジュールの構造図である。図13に示されているように、ネットワークデバイスは、受信モジュール1301、処理モジュール1302、および送信モジュール1303を含む。
受信モジュール1301は、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信し、ランダムアクセスプリアンブルは、ユーザ機器によってランダムアクセスプリアンブルセットから選択され、ランダムアクセスチャネルリソースは、ユーザ機器によってランダムアクセスチャネルリソースセットから選択される、ように構成される。
処理モジュール1302は、送信モジュール1303を使用して第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答をユーザ機器に送信する。
ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、第1のダウンリンク帯域幅部分に対応する。
ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む。
さらに、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器がランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である。
さらに、ランダムアクセスプリアンブルセットまたはランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するためにユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、またはダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである。
任意選択の実施態様では、送信モジュールは、
第1のメッセージをユーザ機器に送信し、第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または第1のメッセージは、第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
のうちの少なくとも1つを含む、ようにさらに構成される。
さらに、ランダムアクセス情報は、第1の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、ランダムアクセス情報は、第2の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第3の構成情報のみを含む。
これに対応して、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報および第2の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの第1の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第2の構成情報および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である。
さらに、第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、および第3の構成情報を含む。
これに対応して、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第1の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第2の構成情報によって示されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第3の構成情報によって示されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
さらに、第2のアップリンク帯域幅部分は、
サービングセル内のユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
サービングセル内のユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
専用シグナリングを使用してユーザ機器に対してネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
であり、サービングセルは、ユーザ機器がランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである。
さらに、受信モジュール1301は、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第1のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信するようにさらに構成される。
任意選択の実施態様では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分である。
第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内のユーザ機器のアップリンク帯域幅部分である。
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースである。
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
これに対応して、受信モジュール1301は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第4のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信するようにさらに構成される。
さらに、サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分で送信されるシステム情報に含まれる。
さらに、サービングセルのパブリック構成または専用構成は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含む。
サービングセルのパブリック構成は、専用シグナリングを使用してネットワークデバイスによってユーザ機器に送信される。
任意選択の実施態様では、受信モジュール1301は、具体的には、
ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分でユーザ機器によって送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信するようにさらに構成され、
ランダムアクセスプリアンブルセットは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
ランダムアクセスチャネルリソースセット内のランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである。
図14は、本出願によるユーザ機器のエンティティのブロック図である。図14に示されているように、ユーザ機器は、メモリ1401およびプロセッサ1402を含む。
メモリ1401は、プログラム命令を記憶するように構成され、プロセッサ1402は、前述の方法の実施形態におけるユーザ機器の機能を実行するためにメモリ1401内のプログラム命令を呼び出すように構成される。
図15は、本出願によるネットワークデバイスのエンティティのブロック図である。図15に示されているように、ネットワークデバイスは、メモリ1501およびプロセッサ1502を含む。
メモリ1501は、プログラム命令を記憶するように構成され、プロセッサ1502は、前述の方法の実施形態におけるネットワークデバイスの機能を実行するためにメモリ1501内のプログラム命令を呼び出すように構成される。
図16は、本出願によるチップのエンティティのブロック図である。チップ1600は、ユーザ機器に使用され得る。図16に示されているように、チップは、少なくとも1つの通信インタフェース1601、少なくとも1つのプロセッサ1602、および少なくとも1つのメモリ1603を含む。通信インタフェース1601、プロセッサ1602、およびメモリ1603は、回路(または場合によってはバス)1604を使用して相互接続され、プロセッサ1602は、前述の方法の実施形態におけるユーザ機器の機能を実行するために、メモリ1603に記憶された命令を呼び出す。
図17は、本出願によるチップのエンティティのブロック図である。チップ1700は、ネットワークデバイスに使用され得る。図17に示されているように、チップは、少なくとも1つの通信インタフェース1701、少なくとも1つのプロセッサ1702、および少なくとも1つのメモリ1703を含む。通信インタフェース1701、プロセッサ1702、およびメモリ1703は、回路(または場合によってはバス)1704を使用して相互接続され、プロセッサ1702は、前述の方法の実施形態におけるネットワークデバイスの機能を実行するために、メモリ1703に記憶された命令を呼び出す。
1201 処理モジュール
1202 送信モジュール
1203 受信モジュール
1301 受信モジュール
1302 処理モジュール
1303 送信モジュール
1401 メモリ
1402 プロセッサ
1501 メモリ
1502 プロセッサ
1601 通信インタフェース
1602 プロセッサ
1603 メモリ
1701 通信インタフェース
1702 プロセッサ
1703 メモリ

Claims (47)

  1. ランダムアクセス方法であって、
    ユーザ機器によって、ランダムアクセスプリアンブルセットからランダムアクセスプリアンブルを選択し、ランダムアクセスチャネルリソースセットからランダムアクセスチャネルリソースを選択するステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、
    前記ユーザ機器によって第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答メッセージを受信するステップと
    を含み、前記ランダムアクセスプリアンブルセットまたは前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、前記第1のダウンリンク帯域幅部分に対応し、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む、方法。
  2. 前記第1のダウンリンク帯域幅部分は、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ランダムアクセスプリアンブルセットまたは前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が前記第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットおよび前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、前記第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するために前記ユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
    前記ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、または前記ダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    ネットワークデバイスによって送信された第1のメッセージを、前記ユーザ機器によって受信するステップであって、前記第1のメッセージは、前記第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、前記第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または前記第1のメッセージは、前記第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、前記ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
    前記ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
    ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
    ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
    ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の前記第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセス情報は、前記第2の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第3の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである、請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報および前記第2の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項4に記載の方法。
  9. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの前記第1の構成情報および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである、請求項4に記載の方法。
  10. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第2の構成情報および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である、請求項4に記載の方法。
  11. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報、前記第2の構成情報、および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットである、請求項4に記載の方法。
  12. 前記第2のアップリンク帯域幅部分は、
    サービングセル内の前記ユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
    専用シグナリングを使用して前記ユーザ機器に対して前記ネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
    であり、前記サービングセルは、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである、請求項5から9のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記方法は、
    前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記第1のアップリンク帯域幅部分で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
    をさらに含む、請求項4から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記方法は、
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるアップリンク帯域幅部分が、第3のアップリンク帯域幅部分である場合に、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、前記第3のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、または前記ユーザ機器によって、前記第3のアップリンク帯域幅部分から前記第1のアップリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
    をさらに含み、これに対応して、前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記第1のアップリンク帯域幅部分で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    前記ランダムアクセスプロセスが、競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、
    前記ユーザ機器によって、前記第1のアップリンク帯域幅部分で前記ランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
    前記ユーザ機器によって前記第1のダウンリンク帯域幅部分で、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信および前記ランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のダウンリンク帯域幅部分は、前記ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分であり、
    前記第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内の前記ユーザ機器のアップリンク帯域幅部分であり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    これに対応して、前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記第4のアップリンク帯域幅部分で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
    を含み、前記サービングセルは、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである、請求項1に記載の方法。
  17. 前記サービングセルのパブリック構成は、前記第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および前記第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含み、
    前記サービングセルの前記パブリック構成は、前記第1のダウンリンク帯域幅部分で送信されるシステム情報に含まれる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記サービングセルのパブリック構成または専用構成は、前記第1のダウンリンク帯域幅部分の構成および前記第4のアップリンク帯域幅部分の構成を含み、
    前記サービングセルの前記パブリック構成は、専用シグナリングを使用して前記ネットワークデバイスによって前記ユーザ機器に送信される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記方法は、
    以下の条件、すなわち、
    前記ユーザ機器の前記サービングセルに関連する時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
    前記ユーザ機器がスケジューリング要求を送信した回数が最大許容送信数に達したとき、
    前記ユーザ機器が、前記ネットワークデバイスによって送信される、前記ランダムアクセスプロセスを開始するように前記ユーザ機器に命令するシグナリングを受信したとき、
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプロセスを実行したとき、
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルおよび前記ランダムアクセスチャネルリソースを選択したとき、ならびに
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信したとき
    のいずれか1つが揃ったときに、前記サービングセル内の前記ユーザ機器のアクティブなアップリンク帯域幅部分が、第5のアップリンク帯域幅部分である場合、前記ユーザ機器によって、前記第4のアップリンク帯域幅部分をアクティブ化し、前記第5のアップリンク帯域幅部分を非アクティブ化するか、または前記ユーザ機器によって、前記第5のアップリンク帯域幅部分から前記第3のアップリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
    をさらに含む、請求項16から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記方法は、
    以下の条件、すなわち、
    前記ユーザ機器の前記時間アラインメントタイマTATが満了したとき、
    前記ユーザ機器が前記スケジューリング要求を送信した前記回数が前記最大許容送信数に達したとき、
    前記ユーザ機器が、前記ネットワークデバイスによって送信される、前記ランダムアクセスプロセスを開始するように前記ユーザ機器に命令する前記シグナリングを受信したとき、
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプロセスを実行したとき、
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセス応答メッセージを受信し始めたとき、ならびに
    前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルの送信を完了したとき
    のいずれか1つが揃ったときに、前記サービングセル内の前記ユーザ機器のアクティブなダウンリンク帯域幅部分が、第2のダウンリンク帯域幅部分である場合、前記ユーザ機器によって、前記第1のダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するステップおよび前記第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化するステップ、または前記ユーザ機器によって、前記第2のダウンリンク帯域幅部分から前記第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替えるステップ
    をさらに含む、請求項16から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第2のダウンリンク帯域幅部分を非アクティブ化する前記ステップ、または前記ユーザ機器によって、前記第2のダウンリンク帯域幅部分から前記第1のダウンリンク帯域幅部分に切り替える前記ステップは、
    前記ユーザ機器の前記サービングセルに構成された第1のタイマが動作している場合に、
    前記ユーザ機器によって前記第1のタイマを停止するステップ、または前記ユーザ機器によって前記第1のタイマを停止してリセットするステップ
    を含み、前記第1のタイマは、前記第1のタイマが満了した場合に、前記ユーザ機器が前記サービングセル内のデフォルトのダウンリンク帯域幅部分をアクティブ化するか、または前記ユーザ機器がアクティブなダウンリンク帯域幅部分から前記サービングセルの前記デフォルトのダウンリンク帯域幅部分に切り替えるようにするために使用される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記方法は、
    前記ランダムアクセスプロセスの競合解決が成功したときに、前記ユーザ機器によって前記第1のタイマを開始もしくは再開始するステップ、または
    前記ランダムアクセス応答メッセージを正常に受信したときに、前記ユーザ機器によって前記第1のタイマを開始もしくは再開始するステップ
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記方法は、
    前記ランダムアクセスが、競合ベースのランダムアクセスである場合に、
    前記ユーザ機器によって、前記第4のアップリンク帯域幅部分でランダムアクセスプロセスメッセージ3を送信するステップと、
    前記ユーザ機器によって前記第1のダウンリンク帯域幅部分で、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信をスケジュールするための物理ダウンリンク制御チャネルを受信するステップと
    をさらに含む、請求項16から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記ランダムアクセスプリアンブルを送信する前記ステップは、
    前記ユーザ機器によって、前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分で前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップ
    を含み、前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである、請求項2または3に記載の方法。
  25. 前記第6のアップリンク帯域幅部分は、
    サービングセル内の前記ユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
    専用シグナリングを使用して前記ユーザ機器に対して前記ネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
    であり、前記サービングセルは、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである、請求項24に記載の方法。
  26. 前記方法は、
    前記ランダムアクセスプロセスが非競合ベースのランダムアクセスプロセスである場合に、前記ユーザ機器によって、前記第6のアップリンク帯域幅部分でアップリンク送信を実行するステップであって、前記アップリンク送信に使用される物理リソースは、前記ランダムアクセス応答内のアップリンクグラントによって示される物理リソースである、ステップ
    をさらに含む、請求項24または25に記載の方法。
  27. ランダムアクセス方法であって、
    ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信するステップであって、前記ランダムアクセスプリアンブルは、前記ユーザ機器によってランダムアクセスプリアンブルセットから選択されており、前記ランダムアクセスチャネルリソースは、前記ユーザ機器によってランダムアクセスチャネルリソースセットから選択されている、ステップと、
    前記ネットワークデバイスによって、第1のダウンリンク帯域幅部分でランダムアクセス応答を前記ユーザ機器に送信するステップと
    を含み、前記ランダムアクセスプリアンブルセットまたは前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方は、前記第1のダウンリンク帯域幅部分に対応し、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースは、ランダムアクセスチャネル時間領域リソースまたはランダムアクセスチャネル周波数領域リソースの少なくとも一方を含む、ランダムアクセス方法。
  28. 前記第1のダウンリンク帯域幅部分は、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプロセスを実行するときにアクティブであるダウンリンク帯域幅部分である、請求項27に記載の方法。
  29. 前記ランダムアクセスプリアンブルセットまたは前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が前記第1のダウンリンク帯域幅部分に対応することは、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットおよび前記ランダムアクセスチャネルリソースセットの少なくとも一方が、前記第1のダウンリンク帯域幅部分の第1の制御リソースセットに対応し、前記第1の制御リソースセットが、ダウンリンク制御チャネルを受信または検索するために前記ユーザ機器によって使用される時間周波数領域リソースセットを示すことを含み、
    前記ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信をスケジュールするために使用されるか、または前記ダウンリンク制御チャネルは、ランダムアクセスプロセスメッセージ2の送信、ランダムアクセスプロセスメッセージ3の再送信、およびランダムアクセスプロセスメッセージ4の送信のうちの少なくとも1つをスケジュールするために使用され、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ2は、ランダムアクセス応答メッセージであり、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ3は、最初にスケジュールされるアップリンク送信であり、前記ランダムアクセスプロセスメッセージ4は、ランダムアクセス競合解決メッセージである、請求項27または28に記載の方法。
  30. 前記方法は、
    前記ネットワークデバイスによって第1のメッセージを前記ユーザ機器に送信するステップであって、前記第1のメッセージは、前記第1のダウンリンク帯域幅部分と第1のアップリンク帯域幅部分との対応関係を示す構成情報を含み、前記第1のアップリンク帯域幅部分のランダムアクセス情報を含むか、または前記第1のメッセージは、前記第1のダウンリンク帯域幅部分とランダムアクセス情報との対応関係を示す構成情報を含み、前記ランダムアクセス情報に対応する第1のアップリンク帯域幅部分を含み、
    前記ランダムアクセス情報は、以下の情報、すなわち、
    ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第1の構成情報、
    ランダムアクセスチャネル時間領域リソースを示すために使用されるランダムアクセスの第2の構成情報、および
    ランダムアクセスプリアンブルセットを示すために使用されるランダムアクセスの第3の構成情報
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項28または29に記載の方法。
  31. 前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の前記第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項30に記載の方法。
  32. 前記ランダムアクセス情報は、前記第2の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項30に記載の方法。
  33. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第3の構成情報のみを含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数であり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである、請求項30に記載の方法。
  34. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報および前記第2の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットと同じである、請求項30に記載の方法。
  35. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、ランダムアクセスの前記第1の構成情報および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、ランダムアクセスの前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記ユーザ機器の第2のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースと同じである、請求項30に記載の方法。
  36. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第2の構成情報および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1のアップリンク帯域幅部分の中心にあるN個の物理リソースブロックであり、Nは、事前定義された正の整数である、請求項30に記載の方法。
  37. 前記第1のアップリンク帯域幅部分の前記ランダムアクセス情報は、前記第1の構成情報、前記第2の構成情報、および前記第3の構成情報を含み、これに対応して、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第1の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第2の構成情報によって示される前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第3の構成情報によって示される前記ランダムアクセスプリアンブルセットである、請求項30に記載の方法。
  38. 前記第2のアップリンク帯域幅部分は、
    サービングセル内の前記ユーザ機器の初期アップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器の第1のアクティブなアップリンク帯域幅部分、または
    前記サービングセル内の前記ユーザ機器のデフォルトのアップリンク帯域幅部分、または
    専用シグナリングを使用して前記ユーザ機器に対して前記ネットワークデバイスによって構成されるか、もしくは示されるアップリンク帯域幅部分
    であり、前記サービングセルは、前記ユーザ機器が前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するサービングセルである、請求項31から35のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記方法は、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記第1のアップリンク帯域幅部分で前記ユーザ機器によって送信された前記ランダムアクセスプリアンブルを、前記ネットワークデバイスによって受信するステップ
    をさらに含む、請求項30から38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記第1のダウンリンク帯域幅部分は、前記ユーザ機器の第4のアップリンク帯域幅部分に対応するダウンリンク帯域幅部分であり、
    前記第4のアップリンク帯域幅部分は、ランダムアクセスプリアンブルセットおよびランダムアクセスチャネルリソースセットが構成される、サービングセル内の前記ユーザ機器のアップリンク帯域幅部分であり、
    前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成される前記ランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第4のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースであり、
    これに対応して、ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信する前記ステップは、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して前記第4のアップリンク帯域幅部分で前記ユーザ機器によって送信された前記ランダムアクセスプリアンブルを、前記ネットワークデバイスによって受信するステップ
    を含む、請求項27に記載の方法。
  41. ランダムアクセスチャネルリソースを使用してユーザ機器によって送信されたランダムアクセスプリアンブルを、ネットワークデバイスによって受信する前記ステップは、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースを使用して第6のアップリンク帯域幅部分で前記ユーザ機器によって送信された前記ランダムアクセスプリアンブルを、前記ネットワークデバイスによって受信するステップ
    を含み、前記ランダムアクセスプリアンブルセットは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスプリアンブルセットであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル時間領域リソースは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル時間領域リソースであり、
    前記ランダムアクセスチャネルリソースセット内の前記ランダムアクセスチャネル周波数領域リソースは、前記第6のアップリンク帯域幅部分で構成されるランダムアクセスチャネル周波数領域リソースである、請求項28または29に記載の方法。
  42. ユーザ機器であって、前記ユーザ機器は、メモリおよびプロセッサを備え、
    前記メモリは、プログラム命令を記憶するように構成されており、前記プロセッサは、請求項1から26のいずれか一項に記載の方法ステップを実行するために前記メモリ内の前記プログラム命令を呼び出すように構成されている、ユーザ機器。
  43. ネットワークデバイスであって、前記ネットワークデバイスは、メモリおよびプロセッサを備え、
    前記メモリは、プログラム命令を記憶するように構成されており、前記プロセッサは、請求項27から41のいずれか一項に記載の方法ステップを実行するために前記メモリ内の前記プログラム命令を呼び出すように構成されている、ネットワークデバイス。
  44. チップであって、前記チップは、ユーザ機器に使用され、前記チップは、少なくとも1つの通信インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのメモリを備え、前記通信インタフェース、前記プロセッサ、および前記メモリは、回路を使用して相互接続されており、前記プロセッサは、請求項1から26のいずれか一項に記載の方法ステップを実行するために、前記メモリに記憶された命令を呼び出す、チップ。
  45. チップであって、前記チップは、ネットワークデバイスに使用され、前記チップは、少なくとも1つの通信インタフェース、少なくとも1つのプロセッサ、および少なくとも1つのメモリを備え、前記通信インタフェース、前記プロセッサ、および前記メモリは、回路を使用して相互接続されており、前記プロセッサは、請求項27から41のいずれか一項に記載の方法ステップを実行するために、前記メモリに記憶された命令を呼び出す、チップ。
  46. コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムは、請求項1から26のいずれか一項に記載の方法を実行するために使用される命令を含む、コンピュータ可読媒体。
  47. コンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムは、請求項27から41のいずれか一項に記載の方法を実行するために使用される命令を含む、コンピュータ可読媒体。
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