JP2021190765A - 制御装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

制御装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021190765A
JP2021190765A JP2020092380A JP2020092380A JP2021190765A JP 2021190765 A JP2021190765 A JP 2021190765A JP 2020092380 A JP2020092380 A JP 2020092380A JP 2020092380 A JP2020092380 A JP 2020092380A JP 2021190765 A JP2021190765 A JP 2021190765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
processing unit
relay device
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020092380A
Other languages
English (en)
Inventor
善朗 青木
Yoshiaki Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2020092380A priority Critical patent/JP2021190765A/ja
Publication of JP2021190765A publication Critical patent/JP2021190765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】無線通信ネットワークに接続可能な移動体の防犯性を高める。【解決手段】制御装置10は、無線通信ネットワーク30に接続可能な中継装置22とともに車両20に搭載されて車両20における動力源21の動作を制御する。内部通信部101は、中継装置22と通信を行なう。処理部102は、中継装置22との通信が不能であると判断すると、動力源21の動作を不能にする。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信ネットワークに接続可能な中継装置とともに移動体に搭載されて当該移動体における被制御装置の動作を制御する制御装置に関連する。本発明は、当該制御装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムにも関連する。
特許文献1は、移動体の一例としての車両に搭載され、当該車両における被制御装置の動作を制御する制御装置が開示している。当該制御装置は、当該車両内において、通信バスを介して中継装置と通信可能とされている。当該中継装置は、無線通信ネットワークに接続可能とされている。これにより、当該移動体が当該無線通信ネットワークと接続可能とされる。例えば、当該制御装置は、当該無線通信ネットワークを介して外部サーバ装置から取得した情報に基づいて制御を実行できる。
特開2019−038331号公報
本発明の目的は、無線通信ネットワークに接続可能な移動体の防犯性を高めることである。
上記の目的を達成するための一態様は、無線通信ネットワークに接続可能な中継装置とともに移動体に搭載されて当該移動体における被制御装置の動作を制御する制御装置であって、
前記中継装置と通信を行なう通信部と、
前記中継装置との通信が不能であると判断すると、前記被制御装置の動作を不能にする処理部と、
を備えている。
上記の目的を達成するための一態様は、無線通信ネットワークに接続可能な中継装置とともに移動体に搭載される制御装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムであって、
実行されることにより、前記制御装置に、
前記中継装置と通信を行なわせ、
前記中継装置との通信が不能であると判断すると、前記移動体に搭載された被制御装置の動作を不能にさせる。
移動体の盗難が判明した場合に、被制御装置の動作を不能にする命令を外部から無線通信ネットワークを介して中継装置へ送信することにより、盗難された移動体の使用を不能にする防犯技術が知られている。他方、当該防犯技術への対策として、盗難された移動体から中継装置を取り外すことにより、被制御装置の動作を不能にする命令を受け付けなくする行為が知られている。しかしながら、上記の各態様に係る構成によれば、中継装置が取り外されると、処理部が中継装置との通信が不能であると判断するので、被制御装置の作動が禁止される。これにより、中継装置が取り外されても、盗難された移動体の使用を不能にできる。したがって、無線通信ネットワークに接続可能な移動体の防犯性を高めることができる。
一実施形態に係る制御装置が搭載される車両を例示している。 一実施形態に係る制御装置の構成を例示している。 別実施形態に係る制御装置の構成を例示している。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。図1は、一実施形態に係る制御装置10が搭載される車両20を例示している。図2に例示されるように、制御装置10は、車両20の動力源21の動作を制御する装置である。動力源21の例としては、内燃機関やモータが挙げられる。車両20は、移動体の一例である。動力源21は、被制御装置の一例である。
図1に例示されるように、車両20には中継装置22が搭載されている。中継装置22は、無線通信ネットワーク30に接続可能に構成されている。中継装置22は、無線通信ネットワーク30を介して、少なくとも一つの外部サーバ装置40との間で情報の送受信を行なうことができる。無線通信ネットワーク30は、LTE(Long Term Evolution)、WiFi、BLE(Bluetooth Low Energy;登録商標)、5Gなどの通信規格に基づきうる。
図2に例示されるように、車両20は、ネットワークバス23を備えている。制御装置10と中継装置22はネットワークバス23に接続されている。図示を省略するが、車両20において実現される様々な機能に割り当てられた複数の制御装置が、ネットワークバス23に接続されている。
中継装置22は、無線通信部221を備えている。無線通信部221は、無線通信ネットワーク30を介して少なくとも一つの外部サーバ装置40との間で情報の送受信を行なうためのアンテナを含むインターフェース装置として構成されている。当該情報は、デジタルデータの形態でもよいし、アナログデータの形態でもよい。当該情報がアナログデータの形態である場合、無線通信部221は、A/Dコンバータを含む適宜の変換回路を備える。
中継装置22は、内部通信部222を備えている。内部通信部222は、ネットワークバス23を介して制御装置10を含む他の制御装置との間で情報の送受信を行なうためのインターフェース装置として構成されている。
中継装置22は、処理部223を備えている。処理部223は、無線通信部221を通じてなされる外部サーバ装置40との無線通信、および内部通信部222を通じてなされる制御装置10を含む他の制御装置との内部通信を管理するように構成されている。
制御装置10は、内部通信部101を備えている。内部通信部101は、ネットワークバス23を介して中継装置22および他の制御装置との間で情報の送受信を行なうためのインターフェース装置として構成されている。
制御装置10は、処理部102を備えている。処理部102は、内部通信部101を通じてなされる中継装置22および他の制御装置との内部通信を管理するように構成されている。
制御装置10は、出力部103を備えている。処理部102は、所定の条件が満足されると、動力源21の作動を許可する許可情報PMを出力部103から出力するように構成されている。許可情報PMは、デジタルデータの形態であってもよいし、アナログデータの形態であってもよい。許可情報PMがアナログデータの形態である場合、出力部103は、D/Aコンバータを含む適宜の変換回路を備える。
制御装置10の処理部102は、内部通信部101を通じた中継装置22との通信が不能であると判断すると、動力源21の動作を不能とするように構成されている。動力源21の動作を不能とするにあたっては、動力源21の作動を許可する許可情報PMの出力部103からの出力を禁止してもよいし、動力源21の作動を禁止する禁止情報PRを出力部103から出力してもよい。
一例として、中継装置22の処理部223は、確認情報CFを定期的に内部通信部222からネットワークバス23へ送信するように構成されうる。確認情報CFは、制御装置10の内部通信部101に受信される。制御装置10の処理部102は、内部通信部101による確認情報CFの定期的な受信がなされない場合に、中継装置22との通信が不能であると判断しうる。
別例として、制御装置10の処理部102は、要求情報RQを定期的に内部通信部101から中継装置22へ送信するように構成されうる。要求情報RQは、中継装置22の内部通信部222に受信される。中継装置22の処理部223は、要求情報RQへの応答として応答情報RPを内部通信部222から制御装置10へ送信する。応答情報RPは、制御装置10の内部通信部101に受信される。制御装置10の処理部102は、要求情報RQの応答として内部通信部101による応答情報RPの受信がなされない場合に、中継装置22との通信が不能であると判断しうる。
車両20の盗難が判明した場合に、動力源21の作動を禁止する禁止情報PRを外部サーバ装置40から無線通信ネットワーク30を介して中継装置22へ送信する防犯技術が知られている。中継装置22の無線通信部221により受信された禁止情報PRは、中継装置22の処理部223によって内部通信部222から制御装置10へ送信される。制御装置10の内部通信部101により受信された禁止情報PRは、制御装置10の処理部102によって出力部103から動力源21へ出力される。これにより、盗難された車両20の使用を不能にできる。
上記の防犯技術への対策として、盗難された車両20から中継装置22を取り外すことにより、動力源21の外部サーバ装置40から禁止情報PRを受け付けなくする行為が知られている。しかしながら、本実施形態に係る構成によれば、中継装置22が取り外されると、制御装置10が中継装置22との通信が不能であると判断するので、動力源21の作動が禁止される。これにより、中継装置22が取り外されても、盗難された車両20の使用を不能にできる。したがって、無線通信ネットワーク30に接続可能な車両20の防犯性を高めることができる。
図2に例示されるように、中継装置22は、記憶部224を備えうる。記憶部224は、中継装置22を識別するための識別情報IDを格納している。他方、制御装置10もまた記憶部104を備えうる。同一の識別情報IDが、記憶部104にも予め格納される。この場合、制御装置10と中継装置22の間で識別情報IDを照合する処理が行なわれうる。識別情報IDが一致しない場合、中継装置22が不正に交換されている可能性がある。したがって、制御装置10の処理部102は、動力源21の動作を不能にする。これにより、盗難に加えて不正に無線通信ネットワーク30と接続可能にされた車両20の使用を不能にできる。本明細書において用いられる「中継装置との通信が不能である」という表現は、正規の中継装置22との通信が不能である上記のような場合も含む意味である。
制御装置10の処理部102と中継装置22の処理部223の各々における上記の各機能は、汎用メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されうる。汎用マイクロプロセッサとしては、CPU、MPU、GPUが例示されうる。汎用メモリとしては、ROMやRAMが例示されうる。この場合、ROMには、上述した処理を実行するコンピュータプログラムが記憶されうる。ROMは、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。汎用マイクロプロセッサは、ROM上に記憶されたコンピュータプログラムの少なくとも一部を指定してRAM上に展開し、RAMと協働して上述した処理を実行する。上記のコンピュータプログラムは、汎用メモリにプリインストールされてもよいし、図1に例示される無線通信ネットワーク30を介して外部サーバ装置40からダウンロードされて汎用メモリにインストールされてもよい。この場合、外部サーバ装置40は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。記憶部224と記憶部104は、上記の汎用メモリによって実現されてもよい。
制御装置10の処理部102と中継装置22の処理部223の各々における上記の各機能は、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどの上記のコンピュータプログラムを実行可能な専用集積回路によって実現されてもよい。この場合、当該専用集積回路に含まれる記憶素子に上記のコンピュータプログラムがプリインストールされる。当該記憶素子は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。記憶部224と記憶部104は、当該記憶素子によって実現されてもよい。制御装置10の処理部102と中継装置22の処理部223の各々は、汎用マイクロプロセッサと専用集積回路の組合せによっても実現されうる。
図3は、別実施形態に係る制御装置10の構成を例示している。図2に例示された実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ参照符号を付与し、繰り返しとなる説明は省略する。本実施形態においては、制御装置10は、第一制御装置11と第二制御装置12を含んでいる。
第一制御装置11は、ネットワークバス23を介して中継装置22と接続されている。第二制御装置12は、専用バス24を介して第一制御装置11と接続されている。第二制御装置12は、ネットワークバス23には接続されていない。
第一制御装置11は、内部通信部111を備えている。内部通信部111は、ネットワークバス23を介して中継装置22および他の制御装置との間で情報の送受信を行なうためのインターフェース装置として構成されている。ネットワークバス23を介した情報の送受信は第一のプロトコルに基づいて行なわれる。第一のプロトコルの例としては、CAN(Controller Area Network;登録商標)、LIN(Local Interconnect Network)、イーサネットなどが挙げられる。
内部通信部111は、専用バス24を介して第二制御装置12との間で情報の送受信を行なうためのインターフェース装置としても構成されている。専用バス24を介した情報の送受信は、第一のプロトコルとは異なる第二のプロトコルに基づいて行なわれる。
第一制御装置11は、処理部112を備えている。処理部112は、第一プロトコルに基づいてなされる中継装置22および他の制御装置との内部通信、ならびに第二プロトコルに基づいてなされる第二制御装置12との内部通信を管理するように構成されている。
第二制御装置12は、内部通信部121を備えている。内部通信部121は、専用バス24を介して第一制御装置11との間で情報の送受信を行なうためのインターフェース装置として構成されている。
第二制御装置12は、処理部122を備えている。処理部122は、内部通信部121を通じて第二プロトコルに基づいてなされる第一制御装置11との内部通信を管理するように構成されている。
第二制御装置12は、出力部123を備えている。処理部122は、所定の条件が満足されると、動力源21の作動を許可する許可情報PMを出力部123から出力するように構成されている。許可情報PMは、デジタルデータの形態であってもよいし、アナログデータの形態であってもよい。許可情報PMがアナログデータの形態である場合、出力部103は、D/Aコンバータを含む適宜の変換回路を備える。
第二制御装置12の処理部122は、第一制御装置11を通じた中継装置22との通信が不能であると判断すると、動力源21の動作を不能とするように構成されている。動力源21の動作を不能とするにあたっては、動力源21の作動を許可する許可情報PMの出力部123からの出力を禁止してもよいし、動力源21の作動を禁止する禁止情報PRを出力部123から出力してもよい。
一例として、中継装置22の処理部223は、確認情報CFを定期的に内部通信部222からネットワークバス23へ送信するように構成されうる。確認情報CFは、第一制御装置11の内部通信部111に受信される。第一制御装置11の処理部112は、内部通信部111による確認情報CFの定期的な受信がなされない場合に、検出情報DTを、内部通信部111から第二制御装置12へ送信する。第二制御装置12の処理部122は、内部通信部121が検出情報DTを受信すると、中継装置22との通信が不能であると判断し、禁止情報PRを出力部123から動力源21へ送信する。
別例として、第二制御装置12の処理部122は、要求情報RQを定期的に内部通信部121から第一制御装置11へ送信するように構成されうる。この場合、第一制御装置11の処理部112は、内部通信部111により受信された要求情報RQを、中継装置22へ転送するように構成される。要求情報RQは、中継装置22の内部通信部222に受信される。中継装置22の処理部223は、要求情報RQへの応答として応答情報RPを内部通信部222から第一制御装置11へ送信する。第一制御装置11は、内部通信部111により受信された応答情報RPを、第二制御装置12へ転送する。第二制御装置12の処理部122は、要求情報RQの応答として内部通信部121による応答情報RPの受信がなされない場合に、中継装置22との通信が不能であると判断し、禁止情報PRを出力部123から動力源21へ送信する。
図示を省略するが、第二制御装置12は、記憶部を備えうる。中継装置22の記憶部224(図3においては不図示)に格納されたものと同一の識別情報IDが当該記憶部に予め格納される。この場合、第一制御装置11を介して第二制御装置12と中継装置22の間で識別情報IDを照合する処理が行なわれる。識別情報IDが一致しない場合、第二制御装置12の処理部122は、正規の中継装置22との通信が不能であると判断し、禁止情報PRを出力部123から動力源21へ送信する。
無線通信ネットワーク30を介して外部から許可情報PMを中継装置22へ送信し、不正に動力源21を作動させようとする行為が知られている。しかしながら、上記のような構成によれば、ネットワークバス23を介する中継装置22と第一制御装置11の間の通信と、動力源21の作動を司る第二制御装置12と第一制御装置11の間の通信とが異なるプロトコルによってなされるので、外部からの不正なアクセスから動力源21を保護しやすくできる。したがって、無線通信ネットワーク30に接続可能な車両20の防犯性をさらに高めることができる。
特に中継装置22と第一制御装置11の間の通信に用いられる第一プロトコルが公開仕様の通信プロトコルである場合、上記のような不正アクセスの可能性が高まる。本実施形態においては、第一制御装置11と第二制御装置12の間の通信に用いられる第二プロトコルが第一プロトコルと異なっているので、そのような不正アクセスに対する防犯性を高めることができる。両制御装置の間に固有の仕様を有する通信プロトコルが第二プロトコルとして定められる場合、さらに防犯性を高めることができる。例えば、第一制御装置11における不図示の記憶部と、第二制御装置12における不図示の記憶部の各々に共通の識別情報が格納されうる。第二プロトコルは、当該識別情報の照合を伴うような通信プロトコルとして定められうる。
図3に例示されるように、第一制御装置11は、無線通信部113を備えうる。無線通信部113は、近距離無線通信を介してモバイル装置50との間で情報の送受信を行なうためのアンテナを含むインターフェース装置として構成される。近距離無線通信は、近接通信(NFC:Near Field Communication)、ブルートゥース(登録商標)などの通信規格に基づきうる。モバイル装置50の例としては、キー装置や携帯情報端末などが挙げられる。
この場合、第一制御装置11の処理部112は、モバイル装置50を認証する処理を行なうように構成される。具体的には、第一制御装置11における不図示の記憶部には、モバイル装置50を識別する識別情報MIが予め格納される。モバイル装置50から送信される識別情報MIが第一制御装置11の無線通信部113により受信されると、第一制御装置11の処理部112は、無線通信部113により受信された識別情報MIを、記憶部に格納されている識別情報MIと照合する。両者が一致する場合、処理部112は、認証が成立したことを示す認証成立情報ESを、内部通信部111から第二制御装置12へ送信する。
第二制御装置12の処理部122は、内部通信部121が認証成立情報ESを受信すると、動力源21の作動を許可する許可情報PMを出力部123から出力する。
図1に例示されるように、モバイル装置50は、被認証者60に携帯されうる。上記のような構成によれば、モバイル装置50と第一制御装置11の間の近距離無線通信を通じて、被認証者60を車両20のユーザとして認証することができる。
第一制御装置11の処理部112と第二制御装置12の処理部122の各々における上記の各機能は、汎用メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されうる。汎用マイクロプロセッサとしては、CPU、MPU、GPUが例示されうる。汎用メモリとしては、ROMやRAMが例示されうる。この場合、ROMには、上述した処理を実行するコンピュータプログラムが記憶されうる。ROMは、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。汎用マイクロプロセッサは、ROM上に記憶されたコンピュータプログラムの少なくとも一部を指定してRAM上に展開し、RAMと協働して上述した処理を実行する。上記のコンピュータプログラムは、汎用メモリにプリインストールされてもよいし、図1に例示される無線通信ネットワーク30を介して外部サーバ装置40からダウンロードされて汎用メモリにインストールされてもよい。この場合、外部サーバ装置40は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。第一制御装置11の記憶部と第二制御装置12の記憶部は、上記の汎用メモリによって実現されてもよい。
第一制御装置11の処理部112と第二制御装置12の処理部122の各々における上記の各機能は、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどの上記のコンピュータプログラムを実行可能な専用集積回路によって実現されてもよい。この場合、当該専用集積回路に含まれる記憶素子に上記のコンピュータプログラムがプリインストールされる。当該記憶素子は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。第一制御装置11の記憶部と第二制御装置12の記憶部は、当該記憶素子によって実現されてもよい。第一制御装置11の処理部112と第二制御装置12の処理部122の各々は、汎用マイクロプロセッサと専用集積回路の組合せによっても実現されうる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
中継装置22との通信が不能と判断された場合に動作が不能とされる被制御装置は、車両20の動力源21に限られない。他の被制御装置の例としては、ドアや窓などの開閉体の施錠装置や照明装置などが挙げられる。
図3に例示された実施形態において、モバイル装置50の認証が成立することにより動作が許可される被制御装置もまた、車両20の動力源に限られない。他の被制御装置の例としては、ドアや窓などの開閉体の施錠装置や照明装置などが挙げられる。中継装置22との通信が不能と判断された場合に動作が不能とされる被制御装置と、モバイル装置50の認証が成立することにより動作が許可される被制御装置とは、相違していてもよい。
制御装置10が搭載される移動体は、車両20に限られない。他の移動体としては、鉄道、航空機、船舶などが挙げられる。当該移動体は、運転者を必要としなくてもよい。
10:制御装置、101:内部通信部、102:処理部、11:第一制御装置、111:内部通信部、12:第二制御装置、122:処理部、21:動力源、22:中継装置、30:無線通信ネットワーク、50:モバイル装置

Claims (6)

  1. 無線通信ネットワークに接続可能な中継装置とともに移動体に搭載されて当該移動体における被制御装置の動作を制御する制御装置であって、
    前記中継装置と通信を行なう通信部と、
    前記中継装置との通信が不能であると判断すると、前記被制御装置の動作を不能にする処理部と、
    を備えている、
    制御装置。
  2. 前記処理部は、前記通信部と前記中継装置の間の通信に用いられる第一プロトコルとは異なる第二プロトコルに基づいて前記通信部と通信を行なう、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記処理部は、前記通信部と前記処理部の間に固有の通信プロトコルを、前記第二プロトコルとして前記通信部と通信を行なう、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記通信部は、携帯可能なモバイル装置を認証するための無線通信が可能であり、
    前記処理部は、前記モバイル装置の認証が成立すると前記被制御装置の動作を可能にする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記被制御装置は、前記移動体の動力源である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 無線通信ネットワークに接続可能な中継装置とともに移動体に搭載される制御装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムであって、
    実行されることにより、前記制御装置に、
    前記中継装置と通信を行なわせ、
    前記中継装置との通信が不能であると判断すると、前記移動体に搭載された被制御装置の動作を不能にさせる、
    コンピュータプログラム。
JP2020092380A 2020-05-27 2020-05-27 制御装置、およびコンピュータプログラム Pending JP2021190765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020092380A JP2021190765A (ja) 2020-05-27 2020-05-27 制御装置、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020092380A JP2021190765A (ja) 2020-05-27 2020-05-27 制御装置、およびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021190765A true JP2021190765A (ja) 2021-12-13

Family

ID=78848549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020092380A Pending JP2021190765A (ja) 2020-05-27 2020-05-27 制御装置、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021190765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022130966A1 (de) 2021-11-25 2023-05-25 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Katalysator, elektrode, membran-elektroden-anordnung, brennstoffzelle und verfahren zur herstellung eines katalysators

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022130966A1 (de) 2021-11-25 2023-05-25 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Katalysator, elektrode, membran-elektroden-anordnung, brennstoffzelle und verfahren zur herstellung eines katalysators

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107685711B (zh) 用于车辆的接近度确认被动访问***
JP5999108B2 (ja) 車両遠隔操作情報提供装置、車載遠隔操作情報取得装置及びこれらの装置を備えた車両遠隔操作システム
JP6670801B2 (ja) カーシェアリングシステム及びカーシェアリング用プログラム
US11284253B2 (en) Car sharing system
US20180265040A1 (en) Security apparatus
JP5298807B2 (ja) 電子キーシステム
US8978109B2 (en) Electronic control device for a vehicle
WO2017110207A1 (ja) 車載装置及び認証システム
JP2010143325A (ja) 車両用生体認証システム
WO2015033527A1 (ja) 制御装置及び電子キーシステム
JP2014150425A (ja) 制御システム
CN108528385A (zh) 车身防盗***及其控制方法
JP2021190765A (ja) 制御装置、およびコンピュータプログラム
JP2016205001A (ja) 電子キーシステム
JP7382284B2 (ja) 認証システム、モバイル装置、サーバ装置、および制御装置
JP7198682B2 (ja) 認証システム及び認証方法
JP2005239079A (ja) 車両盗難防止システム及び車両用盗難防止装置
JP2022017856A (ja) 認証システム及び認証方法
JP2023035509A (ja) 認証システム、認証装置、コンピュータプログラム、および管理装置
JP6663886B2 (ja) カーシェアリングシステム
JP2022109040A (ja) 不正通信防止システム及び不正通信防止方法
KR100513622B1 (ko) 스마트카드 시스템의 카드 무력화장치 및 그 제어방법
JP2021075232A (ja) セキュリティ装置
JP2021152321A (ja) 認証システム、モバイル装置、処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2023082886A (ja) 通信確立方法、モバイル装置、認証装置、およびコンピュータプログラム