JP2021183027A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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【課題】衣類がほとんど乾いている場合などの使用でも、最適な乾燥ができ且つ乾燥運転のエネルギーの無駄や衣類が痛むことを防止できる衣類乾燥機を提供する。【解決手段】衣類乾燥機1は、乾燥運転開始前にドラム2を回転させて動作確認を行う試運転中に乾燥度合検出手段21で検出された乾燥度合が所定乾燥度合以上(S7)であるときは乾燥運転時間を通常コースの最低運転時間よりも短い時間とする専用コース(S12)を実行する。前記専用コースでは、衣類Mの量が少ないほど及び/又は衣類Mの乾燥指標値の変化量(a−b)が小さいほど(S19)、前記乾燥運転時間を更に短くする(S21)又は前記加熱手段8の発生熱量を所定熱量以下とする。【選択図】図3

Description

本発明は、衣類がほとんど乾いている場合などの使用でも最適な乾燥運転を行うことができる衣類乾燥機に関する。
従来、衣類乾燥機として、乾燥運転開始前の試運転中に衣類の乾燥度合を検出し、乾燥度合が所定乾燥度合以上であるときは加熱手段の発生熱量を低く抑えた乾燥運転を行うことで、衣類がほとんど乾いている場合に乾燥運転で衣類が痛むことを防止するものがある(特許文献1)。
特開2004−248893号公報
衣類乾燥機の自動運転では、生乾きを防止するために少なくとも最低運転時間(例えば、30分程度)の乾燥運転が行われる。そのため、前記従来の衣類乾燥機において衣類がほとんど乾いていると判断された場合でも最低運転時間の乾燥運転が行われると、例えばドラム内の衣類の量が少ない場合などでは最低運転時間の経過前に衣類が十分に乾いてしまうことがあり、エネルギーを無駄に消費するとともに衣類を痛めてしまうおそれがあった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、衣類がほとんど乾いている場合などの使用でも、最適な乾燥ができ且つ乾燥運転のエネルギーの無駄や衣類が痛むことを防止できる衣類乾燥機を提供することを目的とする。
本発明に係る衣類乾燥機は、
衣類を収容するドラムと、ドラムを回転させるモータと、ドラム内に熱風を供給する加熱手段と、ドラム内の衣類の乾燥度合を検出する乾燥度合検出手段と、ドラムを回転させるとともに加熱手段を作動させる乾燥運転の動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記乾燥運転開始前にドラムを回転させて動作確認を行う試運転中に前記乾燥度合検出手段で検出された乾燥度合が所定乾燥度合以上であるときは乾燥運転時間を通常コースの最低運転時間よりも短い時間とする専用コースを実行し、
前記専用コースでは、衣類の量が少ないほど及び/又は衣類の乾燥指標値の変化量が小さいほど、前記乾燥運転時間を更に短くする又は前記加熱手段の発生熱量を所定熱量以下とする制御構成を備えるものである。
前記構成より、通常コースの乾燥運転では少なくとも最低運転時間の乾燥運転が行われるが、乾燥度合が所定乾燥度合以上であり衣類がほとんど乾いているような場合には乾燥運転時間を最低運転時間よりも短い時間とする専用コースが実行される。これにより、衣類が多少湿っている場合などの使用でも十分な乾燥ができるとともに、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類を痛めるリスクを減らすことができる。また、専用コースでは、衣類の量が少ないほど及び/又は衣類の乾燥指標値の変化量が小さいほど、前記乾燥運転時間を更に短くする又は前記加熱手段の発生熱量を所定熱量以下とする。これにより、衣類が多少湿っている場合などの使用において、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類を痛めるリスクを減らすことができる。
前記衣類乾燥機において、
前記乾燥指標値の変化量は、乾燥運転の開始前と開始後におけるドラム内の衣類の重さの減少量とすることができる。
乾燥運転によって衣類の重さは水分の蒸発によって変化する。衣類の重さの減少量が小さいということは、水分の蒸発が少なく衣類が乾燥完了に近い状態にあると判断することができる。この場合、前記乾燥運転時間を更に短くする又は前記加熱手段の発生熱量を所定熱量以下とすることにより、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類を痛めるリスクを減らすことができる。
前記衣類乾燥機において、
前記衣類の重さは、前記モータにおけるモータ始動時のピーク電流値に基づいて判断することができる。
衣類を収容することでドラム全体の重量が大きくなるほど、ドラムの回転開始時にドラムを回転させるモータの負荷が大きくなるため、モータ始動時のピーク電流値が大きくなる。このことから、モータ始動時のピーク電流値に基づいてドラム内に収容する衣類の重さを求めることができる。従って、部品を追加することなくドラム内の衣類の重さを測定することができる。
衣類乾燥機の全体構成を示す模式図である。 衣類乾燥機の制御系を示すブロック図である。 実施形態1の衣類乾燥機の運転動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態2の衣類乾燥機の運転動作を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1を参照して、衣類乾燥機1は、衣類Mを収容して回転させるドラム2が設けられている。衣類乾燥機1の下面にはフィルタ3a付きの給気口3が開設されている。ドラム2の背面には、フィルタ4a付きの排気口4が開設されており、この排気口4に連通する排気ダクト5が衣類乾燥機1内の後部に設けられている。衣類乾燥機1は、ドラム2内の空気を排気口4を介して排気ダクト5内に排気しつつ、給気口3からの空気をドラム2内に供給する給排気ファン6を配置している。ドラム2と給排気ファン6とは、共通のモータ7により、夫々、ベルト2a,6aを介して回転駆動される。モータ7は、モータドライバ32(図2参照)によって回転駆動される。
また、衣類乾燥機1内には、ドラム2に対する給気口3からの空気の給気通路に位置させて、加熱手段たるバーナ8と、バーナ8の燃焼排ガスを空気と共に温風としてドラム2内に導く燃焼筐9とが配置されている。バーナ8に対するガス供給路8aには、第1と第2の一対の電磁弁10,11と、比例弁12とが介設されている。燃焼筐9には、バーナ8に点火する点火電極13と、失火検知のための第1サーモカップル14と、過熱検知のための第2サーモカップル15と、バイメタルスイッチからなる第1オーバーヒートスイッチ16(作動温度150℃)と、ドラム2に供給される温風の温度を検出する吹出温センサ17とが設けられている。
センサ類としては、更に、ドラム2のドア18の開閉を検出するドアスイッチ19と、ドラム2内の衣類Mの温度を検出する衣類温センサ20と、ドラム2内の衣類Mに接触する一対の電極21a,21b間の抵抗変化から衣類Mの乾燥度合いを検出する電極センサ21と、排気ダクト5内に配置した排気温センサ22及びバイメタルスイッチからなる第2オーバーヒートスイッチ23(作動温度85℃)と、ドラム2に取り付けた磁石24aと協働してドラム2の回転を検出するドラム用回転検出器24と、給排気ファン6に取り付けた磁石25aと協働して給排気ファン6の回転を検出するファン用回転検出器25とが設けられている。
衣類乾燥機1の前面の操作パネル26には、図2に示すように、電源スイッチ27、乾燥運転の開始を指示する運転スイッチ28、衣類の種別(厚物、デリケート等)を選択する選択スイッチ29及び表示部30が設けられている。また、衣類乾燥機1内には、操作パネル26に接続されるマイクロコンピュータからなるコントローラ(制御手段)31が設けられており、前記各種センサ類からの信号がコントローラ31に入力されている。コントローラ31には、モータドライバ32を介してモータ7の動作を制御する。このモータ7を制御するコントローラ31の機能部には、モータ7に通電するモータ電流の検知部を有しており、この検知部によってモータ始動時のピーク電流値を検知することができる。
次に、衣類乾燥機1の乾燥運転動作の例を説明する。
以下の乾燥運転動作は、コントローラ31によって制御される。図3のフローチャートを参照して、運転スイッチ28がオン(S1)されると、モータ7を作動(S2)し、ドラム2と給排気ファン6とを回転させて所定の試運転時間TM(例えば、1分)の試運転を行う。試運転中にドラム用とファン用の回転検出器24,25から発生される検出パルスに基づいてドラム2と給排気ファン6とが正常に回転されているか否かの動作確認と、各センサ類から正常な信号が出力されているか否かを診断するセンサ確認とを実行する。試運転で異常が発見された場合はエラー表示等の異常処理を行うとともにモータ7を停止し、異常が発見されなければ、試運転時間が経過(S5で「Y」)すると、点火電極13を火花放電させてバーナ8にガス供給し、バーナ8を点火(S6)する。
試運転中は、ドラム2内の初期の衣類Mの重さaを測定(S3)し、また、ドラム2内の衣類Mの乾燥度合を検出(S4)する。衣類Mの重さの測定は、モータ始動時におけるモータ電流のピーク電流値に基づいて求めることができる。すなわち、衣類Mを収容したドラム2の重量が大きいほど、ドラム2の回転開始時におけるモータ7の負荷が大きくなるため、モータ始動時におけるモータ電流のピーク電流値が大きくなる。これより、モータ始動時のピーク電流値とドラム2内の衣類Mの重さとの関係を定めたテーブル又は関係式を用いて、検出されたモータ始動時のピーク電流値に基づいてドラム2内の初期の衣類Mの重さを求める。なお、ピーク電流値と衣類重さとの関係を定めたテーブル又は関係式は、実験やシミュレーション等を行って事前に定めることができる。このテーブル又は関係式は、コントローラ31の記憶部に記憶させている。
衣類Mの乾燥度合は、乾燥度合検出手段となる電極センサ21での電極21a,21b間の抵抗値Rに基づいて検出することができる。すなわち、電極センサ21の電極21a,21b間の抵抗値は、ドラム2の回転で衣類Mが両電極21a,21bに接触する度に低下する。電極センサ21で検出される抵抗値Rは、衣類Mが乾燥しているほど高くなるので、この検出抵抗値Rに基づいてドラム2内の衣類Mの乾燥度合を検知することができる。
そして、ステップS7の乾燥判定では、ほとんど乾いている衣類Mが接触したときの電極センサ32の抵抗値を乾燥判別値YRとする。実際にドラム2内の衣類Mが電極センサ21に接触したときの検出抵抗値Rが乾燥判別値YRを下回った回数C(未乾燥とみなせる回数)をカウントする。この回数Cが所定回数YC(例えば、2回)以上の場合は、ドラム2内の衣類Mは未乾燥であると判定し、回数Cが所定回数YC未満の場合は、ドラム2内の衣類Mはほとんど乾燥していると判定する。なお、乾燥判定における前記回数Cのカウントは、試運転の開始時からバーナ点火時までの間の試運転中ずっとカウントする。これにより、衣類Mの乾燥判定を精度よく行うことができる。
乾燥判定(S7)で衣類Mの乾燥度合が所定乾燥度合以上でないと判断された場合(S7で「N」)は、通常コースの乾燥運転へ移行(S8)する。通常コースでは、例えば、バーナ8の燃焼量(発生熱量)を最大燃焼量にして乾燥運転を開始し、衣類温センサ20、電極センサ21、排気温センサ22等からの信号に基づいて把握する衣類Mの乾燥進捗状況に応じてバーナ8の燃焼量を段階的に減少させ、衣類Mの乾燥完了(S9)が判断されると、バーナ8を消火しモータ7を停止(S10)させ、乾燥運転を終了(S11)する。この通常コースでは、衣類Mの生乾きを防止するために最低運転時間(例えば、30分)の乾燥運転が行われる。
乾燥判定(S7)で衣類の乾燥度合が所定乾燥度合以上であると判断された場合(S7で「Y」)は、専用コースの乾燥運転へ移行(S12)する。この専用コースは、ドラム2内の衣類Mがほとんど乾いている状態にあると判断されているので、乾燥運転時間を前記通常コースでの最低運転時間(例えば、30分)よりも短い時間で乾燥運転が行われる。専用コースでは、乾燥運転が開始されると、バーナ8の燃焼量を最大燃焼量にして初期運転時間t(例えば、10分)の乾燥運転が行われる(S13)。これにより、衣類Mに僅かに含まれている水分の蒸発を促進することができる。初期運転時間tが経過すると、ここで一旦、モータ7を停止しバーナ8を消火(S14)する。モータ7が完全に停止したところで、モータ7を再始動(S15)させて、ドラム2内の衣類Mの重さbを測定する。この衣類重さの測定方法は、試運転のときと同様であり、モータ始動時のピーク電流値に基づいて測定される。モータ7を再始動させてから所定時間ts(例えば、5秒)が経過(S17)すると、バーナ8を再点火(S18)する。
そして、乾燥運転の開始前と開始後におけるドラム2内の衣類Mの重さの減少量(a−b)が水分判別値X以上か否か判断(S19)する。前記減少量(a−b)が水分判別値X以上の場合(S19で「Y」)は、乾燥運転の残時間をt1(例えば、10分)とし長く設定(S20)し、前記減少量(a−b)が水分判別値X未満の場合(S19で「N」)は、乾燥運転の残時間をt2(例えば、5分)とし短く設定(S21)する。すなわち、衣類Mの乾燥指標値の変化量Δmとなる衣類Mの重さの減少量(a−b)が小さいほど、専用コースの全乾燥運転時間を更に短くする。これにより、衣類Mが多少湿っている場合や衣類Mを暖める場合などの使用において、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。
そして、乾燥運転の残時間(t1又はt2)が経過すると、バーナ8を消火しモータ7を停止(S22)させ、乾燥運転を終了(S23)する。
以上のように、実施形態1によれば、乾燥度合が所定乾燥度合以上であり衣類Mがほとんど乾いているような場合には乾燥運転時間を通常コースでの最低運転時間よりも短い時間とする専用コースが実行される。これにより、衣類Mが多少湿っている場合又は衣類Mを暖める場合などの使用でも十分な乾燥又は暖めができるとともに、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。
また、専用コースでは、乾燥指標値の変化量Δm、すなわち衣類Mの重さの減少量(a−b)が小さいほど、前記乾燥運転時間を更に短くする。これにより、衣類Mが多少湿っている場合や衣類Mを暖める場合などの使用において、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。
なお、実施形態1では、ドラム2内の衣類Mの重さをモータ始動時のピーク電流値に基づいて測定するが、ドラム重量を測定する重量センサを設け、この重量センサによって測定するようにしてもよい。
また、実施形態1では、衣類Mの乾燥指標値の変化量として乾燥運転開始前後の衣類Mの重さの減少量(a−b)を用いるが、これに限らず、乾燥運転開始前後における衣類Mの湿度や温度の変化量を乾燥指標値の変化量Δmとして用いてもよい。この場合、衣類Mの湿度は、ドラム2又は排気ダクト5に湿度センサを設けてこの湿度センサによって測定することができる。衣類Mの温度は、衣類温センサ20又は排気温センサ22等に基づいて測定することができる。
また、実施形態1では、乾燥判定(図3のフローチャートのS7)は、乾燥運転前の乾燥度合として電極センサ21での検出抵抗値R(図3のフローチャートのS4)に基づいて判断するが、これに限らず、ドラム2又は排気ダクト5等に湿度センサを設け、試運転の際にこの湿度センサで検出する湿度値に基づいて判断するようにしてもよい。
(実施形態2)
実施形態2の衣類乾燥機1aは、実施形態1と異なる点として専用コースにおいてドラム2内に収容する衣類Mの重さによって乾燥運転の残時間を変更するものである。すなわち、実施形態2の衣類乾燥機1aでは、その運転動作を示した図4のフローチャートに示すように、ステップS119にて、乾燥運転の途中で測定した衣類Mの重さw(S16)が一定値Z以上の場合(S119で「Y」)は、乾燥運転の残時間をt1(例えば、10分)とし長く設定(S20)し、前記衣類重さwが一定値Z未満の場合(S119で「N」)は、乾燥運転の残時間をt2(例えば、5分)とし短く設定(S21)する。ドラム2内の衣類Mの重さwが軽いほど、すなわち衣類量が少ないほど、専用コースの全乾燥運転時間を更に短くする。これにより、衣類Mが多少湿っている場合や衣類Mを暖める場合などの使用において、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。なお、衣類Mの重さwは、実施形態1で説明したとおり、モータ7のモータ始動時のピーク電流値に基づいて事前に定めたテーブル又は関係式から求めることができ、また、ドラム2に重量センサを設けて測定することができる。
また、実施形態2では、他に実施形態1と異なる点として試運転時ではドラム2内の衣類Mの重さを測定せず(図3のフローチャートのS3を有しない。)、上述のとおり、専用コースの乾燥運転開始後に衣類Mの重さwを測定するようにしている。ただし、試運転時においてドラム2内の衣類Mの重さwを測定し(図3のフローチャートのS3を実施する。)、専用コース移行後では衣類Mの重さを測定するステップ(図4のS14〜S18)を実施しないようにしてもよい。その他に実施形態2の構成及び作用効果は、実施形態1と同様とする。
(その他の実施形態)
他の実施形態として、専用コースにおいて、残時間(t1又はt2)を決定するステップを変更することができる。すなわち、図4のフローチャートのように衣類Mの重さw(図4のS16)が一定値Z以上の場合(図4のS119で「Y」)は、乾燥運転の残時間をt1(例えば、10分)とし長く設定(図4のS20)する。一方、前記衣類重さwが一定値Z未満の場合(図4のS119で「N」)にあっては、図3のフローチャートのように衣類重さの減少量(a−b)が水分判別値X以上の場合(図3のS19で「Y」)は、乾燥運転の残時間をt1(例えば、10分)とし長く設定(図3のS20)し、衣類重さの減少量(a−b)が水分判別値X未満の場合(図3のS19で「N」)は、乾燥運転の残時間をt2(例えば、5分)とし短く設定(S21)する。これにより、衣類Mの重さwに加えて衣類Mの重さの変化量(a−b)に基づいて乾燥運転時間を設定するので、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。
また、他の実施形態として、前記各実施形態では、専用コースにおいて衣類Mの重さwや衣類Mの乾燥指標値の変化量(a−b)に基づいて乾燥運転の残時間(t1又はt2)を設定するが、残時間に代えて、バーナ8の燃焼量(発生熱量)を少なくするようにしてもよい。この場合、残時間は、専用コースの全乾燥運転時間が通常コースの最低運転時間よりも長くならないように一定(例えば、10分)とする。そして、各実施形態で説明した残時間t1に代えてバーナ燃焼量を中燃焼量(例えば、最大燃焼量の70%)とし、残時間t2に代えてバーナ燃焼量を小燃焼量(例えば、最大燃焼量の50%)とするように制御する。これによっても、衣類Mが多少湿っている場合や衣類Mを暖める場合などの使用において、より最適な乾燥運転を行うことができ、乾燥運転のエネルギー使用量の削減や衣類Mを痛めるリスクを減らすことができる。
その他、本発明は、前記各々の実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術思想に基づいて必要な変更を行うことができる。
例えば、前記専用コースにおいて、乾燥運転時間又はバーナ燃焼量をt1とt2の2段階で設定するが、3段階等の多段階に設定することができる。
また、前記専用コースにおいて、初期運転時間t(図3のS13や図4のS13)の間はバーナ8の燃焼量を最大燃焼量とするが、最大燃焼量よりも少なくした燃焼量としてもよい。
また、加熱手段は、バーナ8に限らず、電気ヒータや温水循環の熱交換器等を加熱手段として使用することができる。
1,1a 衣類乾燥機
2 ドラム
7 モータ
8 バーナ(加熱手段)
21 電極センサ(乾燥度合検出手段)
31 コントローラ(制御手段)
M 衣類

Claims (3)

  1. 衣類を収容するドラムと、ドラムを回転させるモータと、ドラム内に熱風を供給する加熱手段と、ドラム内の衣類の乾燥度合を検出する乾燥度合検出手段と、ドラムを回転させるとともに加熱手段を作動させる乾燥運転の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥運転開始前にドラムを回転させて動作確認を行う試運転中に前記乾燥度合検出手段で検出された乾燥度合が所定乾燥度合以上であるときは乾燥運転時間を通常コースの最低運転時間よりも短い時間とする専用コースを実行し、
    前記専用コースでは、衣類の量が少ないほど及び/又は衣類の乾燥指標値の変化量が小さいほど、前記乾燥運転時間を更に短くする又は前記加熱手段の発生熱量を所定熱量以下とする制御構成を備える衣類乾燥機。
  2. 請求項1に記載の衣類乾燥機において、
    前記乾燥指標値の変化量は、乾燥運転の開始前と開始後におけるドラム内の衣類の重さの減少量とする衣類乾燥機。
  3. 請求項2に記載の衣類乾燥機において、
    前記衣類の重さは、前記モータにおけるモータ始動時のピーク電流値に基づいて判断する衣類乾燥機。

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