JP2021176098A - 施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システム - Google Patents

施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の利用者の利便性を向上させることが可能な施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システムを提供すること。【解決手段】本発明の一形態に係る施設管理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、出力部とを具備する。前記第1の取得部は、利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の現在時刻までの利用時間を含む施設利用情報を取得する。前記第2の取得部は、前記施設と提携する店舗における前記利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報を取得する。前記出力部は、前記施設利用情報と、前記店舗利用情報に基づいた前記施設の利用料金に対する割引情報と、前記利用時間及び前記割引情報に基づいて算出された前記現在時刻における割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力する。【選択図】図18

Description

本発明は、駐車場等の施設の管理に適用可能な施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システムに関する。
特許文献1には、駐車場の利用者が携帯する携帯電話と連携して駐車場の利用を管理する駐車場管理システムについて開示されている。例えば特許文献1の図5等に示されるように、利用者の携帯電話から駐車場に設置されているパーキングメータを介して、駐車場の利用開始時間及び利用者の情報が、データベースサーバに送信される。また携帯電話からデータベースサーバに駐車場料金の割引情報が送信され、駐車料金に割引を適用した情報がデータベースサーバから携帯電話に戻される。このように利用者の携帯電話と連携して管理することで、利用者の利便性の向上が図られている(特許文献1の明細書段落[0019][0051]〜[0062]等)。
特許文献2には、駐車場の利用者が携帯する携帯電話と顧客カードとを連携させたシステムが開示されている。駐車場を利用する利用者は入庫ゲートの読取機に自分の顧客カードをかざし、顧客情報を読み取らせる。読み取られた顧客情報には、利用者の携帯電話のメールアドレスや電話番号が紐付けられている。当該メールアドレス等を参照することで、無料駐車時間等の駐車時間の情報を、メール配信やオートコールにより利用者に容易に知らせることが可能となっている。また提携店舗等で利用者が顧客カードを提示して買物をした場合には、支払い料金の情報等を含む使用情報に基づいて割引時間が算出される。算出された割引時間に応じた無料駐車時間等の情報が、メール配信やオートコールにより利用者に伝えられる。(特許文献2の明細書段落[0023][0031][0046]〜[0083]図1〜5等)。
特開2007−172262号公報 特開2009−282649号公報
このように駐車場等の施設において、利用者の利便性を向上させることが可能な技術が求められている。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、施設の利用者の利便性を向上させることが可能な施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る施設管理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、出力部とを具備する。
前記第1の取得部は、利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の現在時刻までの利用時間を含む施設利用情報を取得する。
前記第2の取得部は、前記施設と提携する店舗における前記利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報を取得する。
前記出力部は、前記施設利用情報と、前記店舗利用情報に基づいた前記施設の利用料金に対する割引情報と、前記利用時間及び前記割引情報に基づいて算出された前記現在時刻における割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力する。
前記出力部は、前記利用者の携帯端末に前記利用情報画像を出力してもよい。
前記利用情報画像は、前記店舗利用情報と前記割引情報とを比較可能に表示する割引情報グラフを含んでもよい。
前記割引情報グラフは、前記店舗で支払った金額と、前記現在時刻までの利用時間から差し引かれる割引時間とを比較可能に表示してもよい。
前記利用情報画像は、前記現在時刻までの利用時間と、前記現在時刻までの利用時間から差し引かれる割引時間とを比較可能に表示する時間比較グラフを含んでもよい。
前記時間比較グラフは、前記割引適用後の利用料金を表示してもよい。
前記利用情報画像は、前記割引適用後の利用料金が増加する時刻、及び前記割引適用後の利用料金が増加するまでの残り時間の少なくとも一方を含んでもよい。
前記利用情報画像は、前記割引適用後の利用料金が無料でなくなる時刻、及び前記割引適用後の利用料金が無料でなくなるまでの残り時間の少なくとも一方を含んでもよい。
前記利用情報画像は、割引適用前の利用料金から差し引かれる割引料金を含んでもよい。
前記利用情報画像は、前記割引適用前の利用料金と、前記割引料金とを比較可能に表示する割引適用グラフを含んでもよい。
前記第2の取得部は、前記利用者とグループを構成する他の利用者の各々の店舗利用状況を含む前記店舗利用情報であるグループ利用情報を取得してもよい。この場合、前記出力部は、前記グループ利用情報に基づいた前記施設の利用料金に対するグループ割引情報と、前記利用時間及び前記グループ割引情報に基づいて算出された前記現在時刻におけるグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力してもよい。
前記施設管理装置は、さらに、前記利用者の携帯端末、又は前記他の利用者の携帯端末から送信される精算要求に応じて、前記利用料金の精算を実行する精算部を具備してもよい。
前記精算部は、精算対象となる利用料金を前記利用者及び前記他の利用者の各々に対して分割した分割利用料金を、前記利用者の携帯端末及び前記他の利用者の携帯端末の各々に出力し、前記利用者の携帯端末及び前記他の利用者の携帯端末の各々から送信される前記分割利用料金の精算要求に応じて、前記利用料金の精算を実行してもよい。
前記利用者の携帯端末は、前記施設に設けられた車両の進入領域の近傍に配置された第1の送信装置により送信される、送信元を識別可能な識別情報を含む第1の信号を受信可能であってもよい。この場合、前記施設管理装置は、さらに、前記利用者の携帯端末により受信された前記第1の信号に基づいて、前記利用者の携帯端末が配置された車両の前記進入領域への進入を判定する判定部を具備してもよい。
前記判定部は、複数の携帯端末の各々により受信された第1の信号に基づいて、前記複数の携帯端末の各々に対して、各々の携帯端末が配置された車両の前記進入領域への進入を判定してもよい。この場合、前記施設管理装置は、さらに、前記利用者の携帯端末に対する前記判定部による判定の結果が肯定となる場合に、略同じタイミングで前記判定部による判定の結果が肯定となる前記利用者の携帯端末とは異なる他の携帯端末を、前記利用者とグループを構成する他の利用者の携帯端末として登録するグループ登録部を具備してもよい。
前記利用者の携帯端末は、前記第1の送信装置との間に車両の前記進入領域が挟まれるように配置された第2の送信装置により送信される、送信元を識別可能な識別情報を含む第2の信号を受信可能であってもよい。この場合、前記判定部は、前記利用者の携帯端末置により受信された前記第1及び前記第2の信号に基づいて、前記車両の前記進入領域への進入を判定してもよい。
前記施設は、駐車場であってもよい。
本発明の一形態に係る施設管理方法は、コンピュータにより実行される施設管理方法であって、利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の現在時刻までの利用時間を含む施設利用情報を取得することを含む。
前記施設と提携する店舗における前記利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報が取得される。
前記施設利用情報と、前記店舗利用情報に基づいた前記施設の利用料金に対する割引情報と、前記利用時間及び前記割引情報に基づいて算出された前記現在時刻における割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像が出力される。
本発明の一形態に係るプログラムは、コンピュータに以下のステップを実行させる。
利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の現在時刻までの利用時間を含む施設利用情報を取得するステップ。
前記施設と提携する店舗における前記利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報を取得するステップ。
前記施設利用情報と、前記店舗利用情報に基づいた前記施設の利用料金に対する割引情報と、前記利用時間及び前記割引情報に基づいて算出された前記現在時刻における割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力するステップ。
本発明の一形態に係る施設管理システムは、第1の送信装置と、携帯端末と、施設管理装置とを具備する。
前記第1の送信装置は、利用時間に応じて利用料金が課金される施設に設けられた車両の進入領域の近傍に配置され、送信元を識別可能な識別情報を含む第1の信号を送信する。
前記携帯端末は、前記施設の利用者の携帯端末であって、前記第1の送信装置により送信される前記第1の信号を受信可能である。
前記施設管理装置は、前記判定部と、前記第1の取得部と、前記第2の取得部と、前記出力部とを有する。
施設管理システムは、さらに、前記第1の送信装置との間に車両の前記進入領域が挟まれるように配置され、送信元を識別可能な識別情報を含む第2の信号を送信する第2の送信装置を具備してもよい。この場合、前記利用者の携帯端末は、前記第1及び前記第2の送信装置により送信される前記第1及び前記第2の信号を受信可能であってもよい。また前記施設管理装置の前記判定部は、前記利用者の携帯端末により受信された前記第1及び前記第2の信号に基づいて、前記車両の前記進入領域への進入を判定してもよい。
以上のように、本発明によれば、駐車場等の施設の利用者の利便性を向上させることが可能となる。
第1の実施形態に係る駐車場管理システムの構成例を示す概略図である。 駐車場の利用者の携帯端末の構成例を示すブロック図である。 携帯端末の機能的な構成例を示すブロック図である。 駐車場管理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 会員登録DBに格納される会員情報の一例を示す図である。 在車DBに格納される在車情報の一例を示す図である。 ビーコンDBに格納されるビーコン情報の一例を示す図である。 店舗利用DBに格納される店舗利用情報の一例を示す図である。 割引DBに格納される割引料金情報の一例を示す図である。 駐車場の具体的な構成例を示す模式図である。 本駐車場管理サービスの会員である利用者の車両に対する入場処理フローの一例を示すフローチャートである。 ビーコン信号の受信状態に基づいた入場許可の判定方法の一例を説明するための模式的なグラフである。 車両に配置された携帯端末による第1及び第2の入口ビーコン信号の受信状態の一例を示す模式図である。 本駐車場管理サービスの会員である利用者の車両に対する出場処理フローの一例を示すフローチャートである。 車両を入場させた利用者の携帯端末に表示される操作画面(GUI)の一例を示す模式図である。 車両を入場させた利用者の携帯端末に表示される操作画面(GUI)の一例を示す模式図である。 利用情報画像の生成の基本的な動作を示すフローチャートである。 利用情報画面の一例を示す模式図である。 利用情報画面の一例を示す模式図である。 利用情報画面の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る駐車場管理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。 グループDBに格納されるグループ情報の一例を示す図である。 携帯端末の機能的な構成例を示すブロック図である。 グループ登録操作を実行する際に表示される操作画面の一例を示す模式図である。 グループ登録の他の方法を説明するための模式図である。 グループ店舗利用DBに格納されるグループ利用情報の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
[駐車場管理システム]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る駐車場管理システムの構成例を示す概略図である。駐車場管理システム500は、利用時間に応じて利用料金が課金される施設を管理する施設管理システムの一実施形態である。本実施形態では、当該施設として、有料の駐車場15を例に挙げて説明する。
駐車場管理システム500は、駐車場装置10と、ビーコン装置12と、携帯端末20と、駐車場管理装置40とを有する。また駐車場管理システム500は、管理機関端末60と、決済機関61が有する決済サーバ装置と、店舗端末63とを有する。
これらの端末及び装置は、ネットワーク1を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク1は、例えばインターネットや広域通信回線網等により構築される。その他、任意のWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等が用いられてよく、ネットワーク1を構築するためのプロトコルは限定されない。
駐車場装置10は、各駐車場15に設置され、駐車場15を利用する利用者への駐車券の発行や駐車料金の精算等を実行する。駐車場装置10の前面には、例えば駐車券の発行口や挿入口、紙幣・硬貨投入口、表示部、領収証ボタン、釣り銭や領収証の取出口等が設けられる。
図1には、駐車場装置10として駐車券発行機84が図示されているが、本実施形態では、出口精算機86や事前精算機80(図10参照)も配置される。その他、駐車場15の具体的な構成例については後述する。
ビーコン装置12は、各駐車場15に配置され、所定の間隔でビーコン信号を送信する。本実施形態では、BLE(Bluetooth Low Energy:Bluetoothは登録商標)規格に準拠した通信を実行するための近距離無線通信部11を備えるビーコン装置12が用いられる。従ってビーコン装置12により、BLE規格に準拠したビーコン信号が送信される。
ビーコン信号には、当該ビーコン信号を識別するためのユニークな識別信号(以下、ビーコンIDと記載する)が付加される。例えばビーコンIDとして、Bluetooth deviceアドレス(BDアドレス)等が用いられる。ビーコンIDは、送信元(ビーコン装置12)を識別可能な識別情報に相当する。
携帯端末20は、駐車場15を利用する利用者により使用される端末である。携帯端末20として、典型的にはスマートフォンが用いられるが、これに限定されずタブレット端末等の種々のPDA(Personal Digital Assistant)が用いられてよい。本実施形態において、携帯端末20は、受信装置として機能する。
駐車場管理装置40は、本実施形態に係る駐車場管理サービスをWebサービスとし提供可能である。本実施形態では、複数のサーバ装置41と、データベース(DB)42とにより駐車場管理装置40が構成される。本実施形態において、駐車場管理装置40は、施設管理装置として機能する。
各サーバ装置41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータの構成に必要なハードウェアを有する。また各サーバ装置41は、ネットワーク1を介して他の装置と通信するための通信部を有する。通信部としては、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、モデムやルータ等の通信機器が用いられる。サーバ装置41として、例えばPC(Personal Computer)等の任意のコンピュータが用いられる。
DB42は記憶部として機能し、本駐車場管理サービスに関する種々の情報を記憶する。例えばDB42内には、会員登録DB(図5参照)、在車DB(図6参照)、駐車場(ビーコン)DB(図7参照)、店舗利用DB(図8参照)、割引DB(図9参照)、出庫情報DB、オーナー情報DB、種々の履歴DB、管理情報DB等の、種々のDBが構築される。
各種のDBは、駐車場管理装置40内のDBサーバにより包括的に管理され、例えば駐車場管理サービスを利用する利用者の会員登録及び退会、各駐車場15のオーナー情報の登録及び保管、運営収支情報の記録及び保管等が実行される。また、駐車場管理装置40内のWeb/APIサーバでは、各駐車場15の満空車情報の収集及び出力、駐車場装置10のエラー履歴や釣銭管理状況の収集及び記録、管理機関端末60からの遠隔操作の中継等が実行される。
管理機関端末60は、駐車場オーナーから駐車場15の管理業務を委託された管理機関のオペレーターにより使用される。オペレーターにより、例えば日常の問い合わせ対応、ユーザ対応、駐車場装置10の故障時の保守メンテ作業の情報提供等が行われる。管理機関端末60としては、PCやタブレット端末等が用いられる。
なお駐車場15を所有するオーナー自身で、駐車場15の管理業務を行う場合もある。この場合、オーナーが所有する端末が管理機関端末60として機能し得る。また管理業務を委託された管理機関が駐車場管理装置40を保有し、本実施形態に係る駐車場管理サービスを提供することもあり得る。
決済機関61は、例えば銀行や信販会社等であり、銀行振り込みやクレジットカード決済等により駐車料金の決済(精算)を実行する。駐車場管理装置40は、決済機関61の決済サーバ装置に対して、駐車料金の精算の指示や、精算が済んでいるか否か等の精算情報の問い合わせ等を実行する。
店舗端末63は、駐車場15と割引サービスに関する提携をする各店舗65に設置される。例えば近隣の商業施設等との間で割引サービスに関する提携が行われる場合等が考えられるが、もちろんこれに限定される訳ではない。
店舗端末63として、例えば通信機能を有するPOSレジスターが用いられる。図1に示すように、店舗端末63には、リーダ/ライタ64が接続される。当該リーダ/ライタ64は、利用者の携帯端末20と通信可能に構成される。例えば携帯端末20との間で、NFC(Near Field Communication)やBluetooth等の任意の近距離無線通信が実行される。店舗端末63及びリーダ/ライタ64の具体的な構成は限定されない。
図2は、駐車場15の利用者の携帯端末20の構成例を示すブロック図である。携帯端末20は、CPU21と、メモリ22と、これらとバス23を介して接続されるインターフェイス24とを有する。メモリ22は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成され、本駐車場管理サービスを利用するためのプログラム(アプリケーション)や、利用者に関するデータ等、種々のデータが記憶される。
アプリケーションは、典型的には、インターネット等を介して携帯端末20にインストールされる。その他、コンピュータ読み取り可能な非一過性の任意の記憶媒体を介して、インストールが実行されてもよい。
インターフェイス24には、表示部25、操作部26、スピーカ27、マイク28、通信部29、近距離無線通信部30、GPSセンサ31、及び加速度センサ32が接続される。各ブロックの動作は、所定のプログラムに従って動作するCPU21により制御される。
表示部25は、例えば液晶、EL(Electro-Luminescence)等を用いた表示デバイスであり、本駐車場管理サービスに関するWebページや種々のGUI(Graphical User Interface)等が表示される。操作部26は、例えばキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、その他の操作装置である。操作部26がタッチパネルを含む場合、そのタッチパネルは表示部25と一体となり得る。
スピーカ27からは、例えば通話音声、音声ガイダンス、アラーム音、音楽コンテンツ等が出力される。マイク28は、通話や声による指示の入力等を行う際に利用される。
通信部29は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置40等の他の装置と通信するための通信モジュールであり、例えばWiFi等の無線LANモジュールや、所謂3Gや4Gといった移動通信システム対応モジュールが用いられる。
近距離無線通信部30は、他のデバイスと近距離無線通信を実行するためのモジュールである。本実施形態では、BLE通信を実行することが可能なBluetoothモジュールが設けられる。近距離無線通信部30により、ビーコン装置12から送信されたBLE規格に準拠したビーコン信号を受信することが可能である。その他、NFCモジュール等が設けられてもよい。
加速度センサ32は、携帯端末20本体の角度、移動、及び向きの変化を出力する。GPSセンサ31は、携帯端末20本体の位置情報を出力する。加速度センサ32はモーションセンサとして機能し、携帯端末20のユーザの姿勢や動き等を含むユーザの状態を検出することが可能である。加速度センサ32は、他にジャイロセンサや地磁気センサを組み合わせた9軸センサであってもよい。
例えばユーザの状態として、歩行中、走行中、電車にて移動中、運転中等の運動状態を検出することが可能である。またユーザの現在地の情報、さらに詳しく屋内であるか、屋外であるか等の状態も検出可能である。これらユーザの状態は、例えば機械学習を用いた行動解析等の、任意の行動解析技術により検出可能である。
図3は、携帯端末20の機能的な構成例を示すブロック図である。携帯端末20は、ビーコン受信部33、入場・出場要求送信部(以下、要求送信部と記載する)34、精算要求部35、及び利用情報要求部36を有する。これらのブロックは、CPU21が所定のプログラムを実行することで構成され、本実施形態に係る施設管理方法が実現される。なお各ブロックを実現するためにIC(集積回路)等の専用のハードウェアが適宜用いられてもよい。
ビーコン受信部33は、近距離無線通信部30により受信されたビーコン信号の受信状態を検出し、受信状態情報を生成する。本実施形態では、受信したビーコン信号のビーコンID、信号強度(電波強度)、及び受信時間を含む受信状態情報が生成される。なおビーコン信号は、例えば700ms〜10s等の間隔で送信される。ビーコン受信部33は、ビーコン信号を受信する度に、受信状態情報を生成する。受信状態情報を生成するタイミングや間隔が、ビーコン信号の送信間隔とは異なるように設定されてもよい。
要求送信部34は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置40に、入場要求及び出場要求を送信する。入場要求及び出場要求には、後述する携帯端末ID(図6参照)が含まれる。また本実施形態では、入場要求及び出場要求は、ビーコン受信部33により生成された受信状態情報とともに送信される。
精算要求部35は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置40に、駐車料金の精算を要求する。例えばユーザの指示に応じて、精算要求が駐車場管理装置40に送信される。あるいは精算方法が固定されている場合は、駐車場料金の発生後、自動的に精算要求が送信されてもよい。
利用情報要求部36は、ネットワーク1を介して、駐車場管理装置40に、利用情報の要求を送信する。具体的には、駐車場管理装置40に対して、後に説明する利用情報画像の出力が要求される。利用情報要求部36により、利用情報画像の画像データが要求されてもよいし、利用情報画像を含むWebページが要求されてもよい。
図4は、駐車場管理装置40の機能的な構成例を示すブロック図である。駐車場管理装置40は、在車管理部43、駐車場情報プッシュ通知部(以下、プッシュ通知部と記載する)44、及びビーコン受信状態解析部(以下、受信状態解析部と記載する)45を有する。また駐車場管理装置40は、入場・出場要求受信部(以下、要求受信部と記載する)46、入場・出場許可判定部(以下、許可判定部と記載する)47、入場・出場許可送信部(以下、許可送信部と記載する)48、及び精算受付部49を有する。また駐車場管理装置40は、店舗利用情報取得部50、及び利用情報画像生成部51を有する。
これらのブロックは、例えば駐車場管理装置40内の、DBサーバ、メールサーバ、Web/APIサーバ等の種々のサーバ装置41により実現される。すなわち各サーバ装置41のCPUが所定のプログラムを実行し、装置内のハードウェア資源と協働することで構成され、本実施形態に係る駐車場管理方法が実現される。各サーバ装置41にプログラムをインストールする方法は限定されない。
在車管理部43は、各駐車場15の在車状況を管理し、在車DB(図6参照)への在車情報53の書き込みや削除等を実行する。プッシュ通知部44は、車両を入庫させた利用者の携帯端末20に、種々の情報をプッシュ通知で送信する。受信状態解析部45は、携帯端末20から送信された受信状態情報に基づいて、携帯端末20によるビーコン信号の受信状態を解析する。
要求受信部46は、携帯端末20から送信された入場要求及び出場要求を受信する。許可判定部47は、入場要求及び出場要求とともに送信された受信状態情報の解析結果に基づいて、当該入場要求及び出場要求を許可するか否かを判定する。許可送信部48は、入場要求及び出場要求が許可された場合に、入場許可及び出場許可を送信する。
精算受付部49は、携帯端末20から送信された精算要求を受付け、駐車料金の精算処理を実行する。例えば図1に示す決済機関61に、駐車料金の精算の指示が送信される。携帯端末20から送信される精算要求として、本駐車場管理サービスに関するポイントによる精算が要求されている場合には、会員登録DB(図5参照)内のポイント残高に基づいて、ポイント精算処理が実行される。その他、駐車料金の精算方法は限定されず、商品の購入に応じた精算方法や、デビッドカード決済や電子マネーによる支払い等、任意の精算方法が採用されてよい。
店舗利用情報取得部50は、駐車場15と提携する店舗65における、利用者の店舗利用状況を含む店舗利用情報55(図8参照)を取得する。例えば、店舗65で利用者が買物等をした旨が店舗端末63に登録されると、その買物情報が利用者の携帯端末20の携帯端末IDと紐付けられて、駐車場管理装置40に送信される。店舗利用情報取得部50は、受信した各店舗65ごとの買物情報等に基づいて店舗利用情報55を生成し、店舗利用DBへ格納する。本実施形態において、店舗利用情報取得部50は、第2の取得部として機能する。
利用情報画像生成部51は、利用情報画像150(図18〜図20参照)を生成する。本実施形態では、利用情報画像生成部51により、割引料金情報56が生成され割引DBに格納される(図9参照)。割引料金情報56は、利用情報画像150の生成に用いられる。利用情報画像生成部51及び通信部により、本実施形態に係る出力部が実現される。
図5は、会員登録DBに格納される会員情報の一例を示す図である。会員情報52は、携帯端末ID、携帯電話番号、メールアドレス、クレジット情報(等の精算方法)、車両ナンバー、利用履歴、及びポイント残高等を含む。利用者は、本駐車場管理サービスに関するアプリケーションを起動し、所定の登録画面を介して、会員登録の操作を実行する。
携帯端末IDは、会員登録を行う際には携帯電話番号を入力し、それを元に契約者情報から携帯端末20ごとに予め設定された個体識別情報が自動的に付与される。メールアドレス、精算方法、及び車両ナンバーは、利用者により入力される。精算方法としてクレジット決済が選択される場合には、クレジットカードの情報等が入力される。
利用履歴及びポイント残高は、本駐車場管理サービスを利用するごとに適宜更新される。例えば駐車場15の利用回数や精算額、提携する店舗65での支払い等に応じて、ポイントが加算される。ポイント精算が行われる場合には、ポイント残高は減算される。会員情報52は、利用者ごとに生成され保持される。
図6は、在車DBに格納される在車情報の一例を示す図である。在車情報53は、駐車場15に入庫している車両に関する情報であり、本実施形態では、利用者の携帯端末IDに基づいて生成される。在車情報53は、本駐車場管理システム500に含まれる駐車場15ごとに生成される。
在車情報53は、携帯端末ID、入場日時、利用時間、精算ステータス、精算方法、精算日時、精算料金等を含む。入場日時は、車両が駐車場へ入場した日時である。利用時間は、入場時刻から現在時刻までの駐車時間である。精算ステータスは、駐車料金の精算に関する情報であり、精算が不要であるか否かの情報を含む。例えば事前精算機80や携帯端末20を介して精算が行われた場合には、精算済のステータスとなり精算は不要となる。精算方法は、決済方法としてクレジット情報が登録されているか等が格納される。精算日時及び精算料金は、精算が完了した日時及び精算された金額である。
後に説明するように、本実施形態では、在車情報53に含まれる入場日時及び利用時間が、駐車場利用情報(施設利用情報)として用いられる。そして在車管理部43は、駐車場利用情報を取得する第1の取得部として機能する。もちろん入場日時及び利用時間のみならず、その他の情報が駐車場利用情報に含まれてもよい。
なお本実施形態では、本駐車場管理サービスを利用しない、いわゆる一般の利用者も駐車場15を利用することが可能である。一般の利用者により入庫された車両については、別個に在車情報が生成され、在車DBに格納される(図示は省略)。例えば駐車券発行機84により発行された駐車券のナンバー等に基づいて、入場日時や精算が済んでいるか否かの情報等が記憶される。もちろんこれに限定される訳ではない。
図7は、ビーコンDBに格納されるビーコン情報の一例を示す図である。ビーコン情報54は、本駐車場管理システム500に含まれる駐車場15ごとに生成される。図7では、ビーコンDBが単独で構築されているが、駐車場15ごとの種々の情報が格納される駐車場DBにビーコン情報54が格納されてもよい。
各駐車場15において、ビーコン情報54はビーコン装置12ごとに生成される。ビーコン情報54は、ビーコンID、レーンNo、及び設置位置等を含む。本実施形態では、1つのレーンに対して2つのビーコン装置12が配置される。ビーコン情報54には、ビーコン装置12が配置されるレーンのナンバーと、レーンに対する設置位置が含まれる。設置位置は、例えばレーンのゲート手前の右側、左側といった相対的位置情報である。
図8は、店舗利用DBに格納される店舗利用情報の一例を示す図である。店舗利用情報55は、各駐車場15を利用する利用者の携帯端末IDに基づいて生成される。店舗利用情報55は、利用店舗、購入明細、及び支払い金額を含む。利用者がどこの店舗65で何を購入し、いくら支払ったかが店舗利用情報55として店舗DBに格納される。店舗利用情報55は、利用者が店舗65で買物等を行うごとに適宜更新される。
本実施形態では、各店舗65で商品やサービスを購入して代金を支払うと、店舗端末63に利用店舗、購入明細、及び支払い金額を含む買物情報が登録される。利用者は、本技術に係るアプリケーションを起動させた状態で、店舗端末63に接続されたリーダ/ライタ64に、自分の携帯端末20をかざす。そうすると近距離無線通信を介して、買物情報が携帯端末20に送信される。
利用者の携帯端末20は、受信した買物情報を自身の携帯端末IDを紐付けて、駐車場管理装置40に送信する。駐車場管理装置40の店舗利用情報取得部50は、受信した各店舗65ごとの買物情報等に基づいて店舗利用情報55を生成し、店舗利用DBへ格納する。
なお店舗端末63により携帯端末IDが取得され、店舗端末63により駐車場管理装置40に買物情報等が送信されてもよい。その他、買物情報と携帯端末IDとを紐付ける方法として、任意の方法が用いられてよい。
例えば商品等の購入に応じて出力される買物レシートに、買物情報を含む二次元コードがプリントされる。携帯端末20のコードリーダ機能により、当該二次元コードが読み取られることで、買物情報が携帯端末20に入力されてもよい。あるいは店舗65の会員等になっている場合には、会員情報として携帯端末IDを登録しておく。買物の際には、店舗65が配布する会員カード等を提示することで、店舗端末64は、買物情報と携帯端末IDとを紐付けることが可能である。
図9は、割引DBに格納される割引料金情報の一例を示す図である。割引料金情報56は、入場日時、利用時間、基本利用料金、割引時間、割引料金、及び適用後料金を含む。基本利用料金は、利用時間に応じて課金される、割引を考慮しない場合の利用料金である。すなわち基本利用料金は、割引適用前の利用料金に相当する。
割引時間は、店舗利用情報55に基づいて算出される、現在時刻までの利用時間から差し引かれる時間である。割引時間は、課金対象から除外される非課金時間や、無料で駐車場を利用可能な無料駐車時間ともいえる。本実施形態では、店舗利用情報55に含まれる支払い金額の合計に基づいて、割引時間が算出される。典型的には、支払い金額の合計が多いほど割引時間は長くなる。支払い金額に基づいた割引時間の具体的な算出方法は限定されない。
割引料金は、店舗利用情報55に基づいて算出される、割引適用前の基本利用金額から差し引かれる料金である。本実施形態では、店舗利用情報55に含まれる支払い金額の合計に基づいて、割引料金が算出される。典型的には、支払い金額の合計が多いほど割引料金は多くなる。支払い金額に基づいた割引料金の具体的な算出方法は限定されない。
本実施形態では、駐車場15の利用料金に対する割引方法として、利用時間から割引時間を差し引いた残りの利用時間に課金する方法と、利用料金から割引料金を差し引く方法とが用いられる。例えば駐車場15ごとに割引方法が適宜設定される。もちろんいずれかの方法に統一されてもよい。
適用後料金は、割引適用後の利用料金である。割引時間が用いられる場合は、利用時間から割引時間が差し引かれた時間に対して課金が行われる。そして算出された料金が、割引適用後の利用料金となる。もちろん利用時間よりも割引時間の方が長い場合は、割引適用後の利用料金は0円となる。
割引料金が用いられる場合には、基本利用料金から割引料金が差し引かれた料金が、割引適用後の利用料金となる。もちろん基本利用料金よりも割引料金の方が多い場合は、割引適用後の料金は0円となる。
割引料金情報56は、利用時間の経過、基本利用料金の増加、及び店舗利用情報の更新等に応じて、適宜更新される。
図10は、駐車場15の具体的な構成例を示す模式図である。駐車場15は、駐車場15の構内71と駐車場15の外部との境界に設けられた入場口72及び出場口73を有する。入場口72及び出場口73の間には、駐車場15の構内71と外部との境界から構内71に向けて、所定の距離だけ延在する中央アイランド74が設けられる。
駐車場15の外部から中央アイランド74を正面に見て、中央アイランド74の左側に所定の距離を空けて、入口アイランド75が設けられる。反対側の中央アイランド74の右側には、所定の距離を空けて、出口アイランド76が設けられる。中央アイランド74から入口アイランド75までの距離と、中央アイランド74から出口アイランド76までの距離とは、互いに略等しい。
また中央アイランド74、入口アイランド75、及び出口アイランド76の、外部との境界から構内71に向かう延在方向は互いに略等しい。また各々のアイランドの延在方向に沿った大きさも、互いに略等しい。もちろんこの構成に限定される訳ではない。
図10に示すように、本実施形態では、中央アイランド74と入口アイランド75とに挟まれた領域が、駐車場15の入場レーン(入場車路)77となる。本実施形態では、駐車場15の入場口72と略等しい位置に、入場レーン77の進入口77aが設けられる。また各アイランドの延在方向に略平行であり、外部との境界から構内71へ向かう方向が、入場レーン77の進入方向(車両5の進行方向)となる。利用者は、進入口77aから入場レーン77に車両5を進入させ、入場レーン77の退出口77bを通過する。これにより駐車場15の構内71に入場することが可能となる。
また本実施形態では、中央アイランド74と出口アイランド76とに挟まれた領域が、駐車場15の出場レーン(出場車路)78となる。出場レーン78の進入口78aは構内71に設けられ、出場レーン78の退出口78bが出場口73と略等しい位置となる。出場レーン78の進入方向(車両6の進行方向)は、各アイランドの延在方向に略平行であり、構内71から外部へ向かう方向である。利用者は、進入口78aから出場レーンに車両6を進入させ、退出口78bを通過する。これにより駐車場15から退場することが可能となる。
本実施形態において、入場レーン77及び出場レーン78は、施設に設けられた車両の進入領域に相当する。すなわち図10に示す例では、2つの進入領域が設けられている。入場レーン77及び出場レーン78を実現するための構成は、図10に示すものに限定されず、任意の構成が採用されてよい。
駐車場15の構内71には、事前精算機80、駐車場サーバ81、駐車場管理端末82、駐車場DB83が配置される。中央アイランド74には、駐車券発行機84、入口ゲート装置85、第2の入口ビーコン装置EB2、出口精算機86、出口ゲート装置87、及び第2の出口ビーコン装置OB2が配置される。入口アイランド75には第1の入口ビーコン装置EB1が配置され、出口アイランド76には第1の出口ビーコン装置OB1が配置される。なお各ビーコン装置は、図1等に示すビーコン装置12に相当し、近距離無線通信部11の位置が模式的に図示される。
また入場レーン77の地面には、第1の入口ループコイル89、及び第2の入口ループコイル90が埋設される。出場レーン78の地面には、第1の出口ループコイル91、及び第2の出口ループコイル92が埋設される。
事前精算機80、駐車場サーバ81、駐車場管理端末82、駐車場DB83、駐車券発行機84、及び出口精算機86は、駐車場15の構内71に設置された図示しない構内LANを介して、互いに通信可能に接続されている。このうち駐車場サーバ81は、ネットワーク1に接続され、駐車場管理装置40等の他のデバイスと通信可能である。従って、構内LANに接続された各デバイスは、駐車場サーバ81を介して、ネットワーク1上のデバイスと通信可能である。
入口ゲート装置85、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2、第1及び第2の入口ループコイル89及び90は、駐車券発行機84に接続され、その動作が制御される。また出口ゲート装置87、第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2、第1及び第2の出口ループコイル91及び92は、出口精算機86に接続され、その動作が制御される。
例えば駐車場管理装置40や管理機関端末60からの遠隔制御信号が、駐車場サーバ81を介して、駐車券発行機84や出口精算機86に送信される。これにより駐車券発行機84や出口精算機86、入口ゲート装置85や出口ゲート装置87の遠隔操作が可能となる。
本実施形態において、入口ゲート装置85及び出口ゲート装置87は、進入領域における車両の進行を規制するゲート装置に相当する。駐車券発行機84及び出口精算機86は、ゲート制御装置としても機能する。また第1及び第2の入口ループコイル89及び90と、駐車券発行機84とにより、入場レーン77に進入する車両5を検出する検出装置が実現される。第1及び第2の出口ループコイル91及び92と、出口精算機86とにより、出場レーン78に進入する車両6を検出する検出装置が実現される。
入場レーン77及び出場レーン78に進入する車両を検出する車両検出装置として、他の任意のデバイスや構成が採用されてもよい。例えば赤外線等を利用した光学式センサ等が、車両検出装置として用いられてもよい。もちろん駐車券発行機84及び出口精算機86とは別個に、車両検出装置が制御されてもよい。
駐車場管理端末82は、主に駐車場15の管理人等により操作され、駐車場15の構内71の各デバイスの操作や、駐車場DB83に格納された種々のデータの管理等が実行される。駐車場DB83には、駐車場15に関する種々のデータが格納され、例えば在車DB、履歴DB、契約者DB等の任意のDBが構築される。もちろん図1に示す駐車場管理装置40のDB42に格納されたデータが共有される場合もあり得る。
事前精算機80、駐車券発行機84、及び出口精算機86は、主に本駐車場管理サービスを利用しない一般の利用者により使用される。例えば一般の利用者の車両が入場レーン77に進入すると、第1の入口ループコイル89からの信号に基づいて、入場レーン77への車両の進入が検出される。駐車券発行機84は、ディスプレイ表示や音声ガイダンス等により、駐車券の発行を促し、発行ボタンが押されたら駐車券を発行する。
利用者により駐車券が引き抜かれたら、駐車券発行機84により、入口ゲート装置85が開けられる。第2の入口ループコイル90上を車両が通過したことが検出されると、入口ゲート装置85が閉められる。そして車両が入場した旨を含む入場処理情報が生成され、駐車場サーバ81を介して駐車場管理装置40に送信される。駐車場管理装置40の一般の利用者用の在車DB、及び駐車場の在車DBには、在車情報が格納される。
一般の利用者の車両が出場レーン78に進入すると、第1の出口ループコイル91からの信号に基づいて、出場レーン78への車両の進入が検出される。事前精算機80を使用して既に駐車料金の精算が済んでいる場合には、出口精算機86により出口ゲート装置87が開けられる。駐車料金の精算が済んでいない場合には、ディスプレイ表示等により精算が促され、出口精算機86にて精算が完了したら出口ゲート装置87が開けられる。
第2の出口ループコイル92上を車両が通過したことが検出されると、出口ゲート装置87が閉められる。そして車両が出場した旨の出場情報が生成され、駐車場サーバ81を介して駐車場管理装置40に送信される。駐車場管理装置40及び駐車場15の履歴DBに出場情報が格納され、在車DBからは在車情報が削除される。
第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2、第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2は、本駐車場管理サービスの会員である利用者の車両の、入場及び出場を管理するために利用される。以下、詳しく説明する。
第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2は、入場レーン77の近傍に配置される。具体的には、第1の入口ビーコン装置EB1は、入口アイランド75の、入場レーン77の進入口77aの手前左側に配置される。第2の入口ビーコン装置EB2は、中央アイランド74の、入場レーン77の進入口77aの手前右側に配置される。従って第2の入口ビーコン装置EB2は、第1の入口ビーコン装置EB1との間に入場レーン77が挟まれるように配置される。
本実施形態では、入場レーン77における車両5の進入方向に略直交する方向に沿って、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2が配置される。また進入方向における第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2の位置は、第1の入口ループコイル89の入場口72側の先端の位置と略等しい。これにより入場レーン77への車両の進入を高精度に検出することが可能である。
なお第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2が、進入方向に略直交する方向に、直線状に並んで配置される場合に限定される訳ではない。進入方向から見て、入場レーン77を挟む両側の任意の位置に、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2がそれぞれ配置されればよい。
第1の入口ビーコン装置EB1からは、ビーコンIDを含むBLE規格に準拠した第1の入口ビーコン信号L1(図13参照)が送信される。第2の入口ビーコン装置EB2からは、ビーコンIDを含むBLE規格に準拠した第2の入口ビーコン信号L2(図13参照)が送信される。
第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2は、出場レーン78の近傍に配置される。具体的には、第1の出口ビーコン装置OB1は、出口アイランド76の、出場レーン78の進入口78aの手前左側に配置される。第2の出口ビーコン装置OB2は、中央アイランド74の、出場レーン78の進入口78aの手前右側に配置される。従って、第2の出口ビーコン装置OB2は、第1の出口ビーコン装置OB1との間に出場レーン78が挟まれるように配置される。
第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2は、出場レーン78における車両の進入方向に略直交する方向に沿って、第1のループコイル91の構内71側の先端と略等しい位置に配置される。これにより出場レーン78への車両の進入を高精度に検出することが可能である。
第1の出口ビーコン装置OB1からは、ビーコンIDを含むBLE規格に準拠した第1の出口ビーコン信号が送信される。第2の出口ビーコン装置OB2からは、ビーコンIDを含むBLE規格に準拠した第2の出口ビーコン信号L2が送信される。
図10に示すように、入場レーン77及び出場レーン78の構成は、車両の進入方向が逆である点以外は、互いに略等しい。また第2の入口ビーコン装置EB2及び第2の出口ビーコン装置OB2が、中央アイランド74において、進入方向に平行な方向に沿って直線状に配置される。
これにより中央アイランド74の中央の点を基準として対称となるように、入場レーン77及び出場レーン78を構成することが可能となる。これにより各デバイスの配置、構内LANの配線、ループコイルやビーコン装置への配線等の設計をシンプルにすることが可能となり、駐車場15の建設コスト等を抑えることも可能となる。
図7に示すビーコンDBには、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2と、第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2とに関する、4つのビーコン情報54が格納される。レーンNoには、入場レーン77及び出場レーン78の各々のレーンNoが格納される。設置位置は、アイランドの情報、あるいは進入方向から見た右/左の情報等が格納される。
第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2は、入場レーン77に対する第1及び第2の送信装置に相当する。また第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2は、第1及び第2の信号に相当する。また第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2は、出場レーン78に対する第1及び第2の送信装置に相当する。また第1及び第2の出口ビーコン信号は、第1及び第2の信号に相当する。また第1及び第2の信号は、第1及び第2の検索信号ということもできる。
[入場/出場処理フロー]
図11は、本駐車場管理サービスの会員である利用者の車両に対する入場処理フローの一例を示すフローチャートである。
第1の入口ループコイル89に接続された駐車券発行機84により、入場レーン77への車両の進入が監視される(ステップ101)。入場レーン77への車両の進入が検出されると(ステップ101のYES)、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2により、第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2が送信される(ステップ102)。
利用者の携帯端末20により第1及び第2のビーコン信号L1及びL2が受信され、各々のビーコンID、各々の信号強度、及び各々の受信時間を含む受信状態情報が生成される(ステップ103)。携帯端末20により、携帯端末IDを含む入場要求が生成され、受信状態情報とともに駐車場管理装置40へ送信される(ステップ104)。
駐車場管理装置40は、携帯端末20から送信された入場要求を受信し、受信状態情報に基づいて、第1及び第2の入口ビーコン信号EB1及びEB2の受信状態を解析する(ステップ105、106)。当該解析の結果、第1及び第2の入口ビーコン信号EB1及びEB2の受信状態が、所定の条件に合致するか否かが判定される(ステップ107)。受信状態が条件に合致しない場合には処理は終了し(ステップ107のNOからEND)。受信状態が条件に合致する場合には、入場許可が、駐車場15の駐車場サーバ81に送信される(ステップ107のYESからステップ108)。送信された入場許可は、駐車場サーバ81を介して、駐車券発行機84により受信される(ステップ109)。
図12は、ビーコン信号の受信状態に基づいた入場許可の判定方法の一例を説明するための模式的なグラフである。図13は、車両5に乗った利用者の保持する携帯端末20による第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2の受信状態の一例を示す模式図である。
図12に示すように、駐車券発行機84による車両の検知がONとなるタイミングT1にて、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2により第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2の送信が開始される。携帯端末20は、第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2を受信するごとに、各々の信号強度を含む受信状態情報を入場要求とともに送信する。
図13に示すように、入場レーン77に進入した車両5aに乗った利用者の保持する携帯端末20aと、第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2との距離は、十分に近い距離となる。従って当該携帯端末20aにより受信される第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2の信号強度は十分に高くなる。
本実施形態では、入場許可の判定の条件として、車両の検知のONタイミングT1と、第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2の信号強度のいずれかが閾値thを越えるタイミングT2との時間差が、所定の閾値(時間)よりも短いか否かが判定される。タイミングT1とT2との時間差が、所定の閾値(時間)よりも短い場合には、入場レーン77に進入した車両5aに乗った利用者の保持する携帯端末20aから送信された入場要求であると判定される。そして駐車券発行機84へ、入場許可が判定される。
図13では、会員である他の利用者の車両5aが後ろに並んでいる。当該後続する車両5bに乗った利用者の保持する携帯端末20bにより、第1及び第2の入口ビーコン信号が受信されることもあり得る(符号を変えて第1及び第2の入口ビーコン信号L1'及びL2'と記載する)。従って携帯端末20bからも入場要求が駐車場管理装置40に送信される場合もあり得る。
しかしながら第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2から携帯端末20bまでの距離は遠い。従って第1及び第2の入口ビーコン信号L1'及びL2'のいずれかが所定の閾値thを超えるタイミングは遅くなる。これにより図12に示す閾値thを適宜設定することで、後続する車両5bの携帯端末20bから送信される入場要求を誤って許可してしまうことを十分に防止することが可能である。すなわち後続する車両5bを、入場レーン77に進入した車両として誤って判定してしまうことを十分に防止することが可能である。
また本実施形態では、入場レーン77を間に挟むように、左右の両サイドに第1及び第2の入口ビーコン装置EB1及びEB2がそれぞれ配置される。これにより車両5内のいずれの位置に携帯端末20が配置される場合でも、入場レーン77に進入する車両5aと、後続する車両5bとを精度よく識別することが可能である。
例えば入場レーン77に進入した車両5aの後方座席に携帯端末20aが配置され、後続する車両5bの運転席に携帯端末20bが配置されている。このような場合でも、左右から送信される第1及び第2の入口ビーコン信号L1及びL2の強度に基づいて、入場レーン77に進入する車両5を十分な精度で識別することが可能である。
図11に戻り、駐車券発行機84は、入場許可の受信の有無、及び駐車券の発行ボタンの押下の有無を監視する(ステップ110)。図11に示す例では、ステップ109にて、入場許可が受信されているので、ステップ112に進み、入口ゲート装置85が開けられる。入場許可の受信までに発行ボタンが押下された場合には、駐車券が発行され、駐車券が抜き取られた入口ゲート装置85が開けられる(ステップ111、112)。
第2の入口ループコイル90上を車両が通過したことが検出されると、入口ゲート装置85が閉められ、車両が入場した旨を含む入場処理情報が生成される(ステップ113、114)。生成された入場処理情報は、駐車場管理装置40に送信され、会員の利用者用の在車DBに、在車情報53が格納される(ステップ115、116)。
また駐車場管理装置40により、利用者の車両が入場した旨を含む入場情報が生成され、利用者の携帯端末20にプッシュ通知で送信される(ステップ117、118)。携帯端末20は、受信した入場情報を表示部25に表示し、処理が終了する(ステップ119)。
図14は、本駐車場管理サービスの会員である利用者の車両に対する出場処理フローの一例を示すフローチャートである。ステップ201〜ステップ206までの処理は、入場処理フローと同様である。すなわち第1及び第2の出口ビーコン装置OB1及びOB2から送信される第1及び第2の出口ビーコン信号に基づいて、同様の処理が実行される。
ステップ207にて、第1及び第2の出口ビーコン信号の受信状態が、所定の条件に合致すると、在車DBの精算ステータスが参照される(ステップ208)。そして精算ステータスが精算不要のステータスであり、精算時刻及び現在時刻から設定時刻(本例では5分)以上の構内滞在がない場合には、ステップ209でYESとなり出場許可が送信される(ステップ210)。
出口精算機86により出場要求が受信されると、出口ゲート装置87が操作され、車両の通過に応じて、精算内容や出場時刻等を含む出場処理情報が送信される(ステップ211〜216)。なお出場許可の受信よりも前に出口精算機86に対して精算操作が実行された場合には、精算の完了後に、出口ゲート装置87が制御され出口処理情報が送信される。
駐車場管理装置40は、出場処理情報に基づいて、在車DBの在車情報を削除する(ステップ217、218)。そして精算内容や出場日時等を含む出場情報を生成し、携帯端末20に送信する(ステップ219)。携帯端末20の表示部25には、出口情報が適宜表示される(ステップ220、221)。
なお精算不要のステータスには、常時クレジット精算も含まれ、この場合には、構内71の滞在時間によらず、出場許可が送信される。
図15及び図16は、車両を入場させた利用者の携帯端末20に表示される操作画面(GUI)の一例を示す模式図である。図15及び図16に示す操作画面に含まれる、利用者に関する種々の情報は、入場情報に含まれる。すなわち入場情報は、車両の入場に応じて生成される種々の情報を含む。
図15Aに示すように、携帯端末20には、まずプッシュ通知画面101が表示される。本駐車場管理サービスでは、駐車場15から出場する前の事前精算が推奨されている。従ってプッシュ通知画面101には、精算処理を実行するためのアプリケーションの起動ボタン102が表示される。
プッシュ通知画面101を介してアプリケーションが起動されると、図15Bに示すように、現状表示画面103が表示される。現状表示画面103には、入場時刻を含む駐車ステータス情報104と、現在までの駐車料金に関する情報105と、駐車場及び車両の情報106と、精算操作ボタン107と、利用情報ボタン108と、設定ボタン109と、利用履歴ボタン110とが表示される。
利用情報ボタン108が選択されると、利用情報の詳細が表示されるが、詳細は後述する。設定ボタン109は、利用者情報の変更等を行う場合に選択され、所定の設定画面に遷移される。利用履歴ボタン110が選択されると、本駐車場管理サービスの現在までの利用履歴が表示される。
現状表示画面103の精算操作ボタン107が選択されると、図16Aに示すように、精算操作初期画面111が表示される。精算操作初期画面111には、精算ボタン112と、精算対象となる駐車料金に関する情報113と、利用情報ボタン114と、ポイント残高の情報115とが表示される。利用情報ボタン114が選択されると、利用情報の詳細が表示されるが、詳細は後述する。
精算操作初期画面111の精算ボタン112が選択されると、図16Bに示すように、精算操作確認画面116が表示される。精算操作確認画面116は、精算対象となる駐車料金、入場時刻、車両の情報等を含む精算情報117と、支払い方法の選択用のラジオボタン118と、クレジットカード情報119と、他のカードへの切り替えボタン120と、精算の実行ボタン121とが表示される。
所望する支払い方法を変更する場合にはラジオボタン118を選択し、精算の実行ボタン121が選択されると、精算要求が駐車場管理装置40に送信される。そして精算処理が完了すると、その旨が携帯端末20に返され、図16Cに示す精算完了画面122が表示される。
精算完了画面122には、精算内容の情報123が表示される。また所定の時間(本例では5分)以内に、車両を出場すべき旨のテキスト情報が表示される。なお常時クレジット精算を実行する旨の登録がされている場合には、支払い方法は、カード支払いに固定される。
また常時クレジット精算を実行する旨の登録がされている場合には、例えば図15Aに示すプッシュ通知画面101、あるいは図15Bに示す現状表示画面103において、その旨が表示されてもよい。そして精算操作を促すことなく、図16Cに示す精算完了画面122に進んでもよい。
[利用情報画像]
図17は、利用情報画像の生成の基本的な動作を示すフローチャートである。第1の取得部として機能する在車管理部43により、駐車場利用情報が取得される(ステップ301)。第2の取得部として機能する店舗利用情報取得部50により、店舗利用情報が取得される(ステップ302)。利用情報画像生成部51により、利用情報画像が生成される(ステップ303)。生成された利用情報画像は、利用者の携帯端末20に出力される。
図18〜図20は、利用情報画面145の一例を示す模式図である。利用情報画面145は、利用情報画像150が表示された画面である。例えば利用者により現状表示画面103の利用情報ボタン108、又は精算操作初期画面111の利用情報ボタン114が選択される。利用情報要求部36により、駐車場管理装置40に対して、利用情報画像150の出力が要求される。駐車場管理装置40は、当該要求に応じて利用情報画像150を生成し、携帯端末20に送信する。これにより利用情報画像150が表示された利用情報画面145が構成される。
利用情報画像150は、駐車場利用情報151と、店舗利用情報55に基づいた駐車場15の利用料金に対する割引情報152と、利用時間及び割引情報に基づいて算出された現在時刻における適用後料金とを含む。
図18Aに示す利用情報画像150aでは、駐車場利用情報151として、駐車時間(利用時間に相当)が表示されている。割引情報152として、割引時間が表示されている。なお駐車時間よりも割引時間の方が長いので、適用後料金は0円となっている。このように駐車時間と割引時間とを表示することで、これらの情報を容易に比較することが可能となる。これによりあと何分無料で駐車することができるといったことを容易に判断することが可能となり、利用者の利便性が向上される。
また利用情報画像150aでは、店舗利用情報55として、買物金額(支払い金額の合計に相当)と、買物状況詳細(購入明細に相当)とが表示される。また利用情報画像150aでは、割引情報グラフ154が表示される。
割引情報グラフ154は、店舗利用情報55と割引情報152とを比較可能に表示するグラフである。利用情報画像150aの割引情報グラフ154aでは、買物金額と割引時間とが比較可能に表示される。これにより利用者は、追加の買物をするべきか否か、あとどれぐらいの金額で割引時間が増加するか否か等を容易に判断することが可能である。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。
例えば図18Aに示す例では、あと2000円の買物をすると割引時間が3時間になり、そうするとあと1時間15分の間無料で駐車することができる。あるいは、あと2000円も買物する気は無いので、15分以内に車両を出場させよう。このような判断を容易にすることが可能となる。
図18Bに示す利用情報画像150bでは、割引情報グラフ154bの中に、駐車時間が表示されている。これにより駐車時間と割引時間とが比較可能に表示される。割引情報グラフ154bは、現在時刻までの利用時間と、現在時刻までの利用時間から差し引かれる割引時間とを比較可能に表示する、時間比較グラフとしても機能している。また割引情報グラフ154b内には、適用後料金(300円)が、駐車時間と割引時間との差分に対応する料金であることを把握可能に表示されている。すなわち、適用後料金(300円)は、駐車時間(2時間45分)分の通常料金から、買物金額(5500円)に応じた割引料金(この場合は買物金額イコール割引料金)を差し引いた事により発生した事が視覚的に分かるようになっている。
図18Bに示す割引情報グラフ154bを閲覧することで、買物金額、駐車時間、及び適用後料金を、非常に分かりやすく把握することが可能である。また、15分以内に2000円分の買物をすれば割引時間が3時間となり300円の駐車料金が無料になる、欲しいものがあったからちょうどよい、といった判断を容易にすばやく行うことが可能となる。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。
図19Aに示す利用情報画像150cでは、割引情報グラフ154c内に、適用後料金が増加するまでの残り時間が表示される。図19Aに示す例では、適用後料金が無料でなくなるまでの残り時間が、駐車時間と割引時間との差分に対応する時間であることを把握可能に表示されている。このように駐車料金が増額となるまでの時間差がカウントダウンされることで、利用者は駐車料金が増額するタイミングを容易に把握することが可能となる。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。
残り時間に代えて、あるいは加えて、適用後料金が増加する将来の時刻が表示されてもよい。例えば図19Aに示す例では、適用後料金が無料でなくなる時刻である「15:47」が表示されてもよい。この場合でも、駐車料金の増加タイミングを容易に把握することが可能となる。なお残り時間や増額する時刻等が表示される位置は割引情報グラフ154c内に限定されず、他の任意の位置に表示されてよい。
適用後料金が増加する時刻までの時間、すなわち適用後料金が増加するまでの残り時間が所定の時間(閾値)よりも短くなった場合、アラート通知等によりその旨が利用者に報知されてもよい。これにより駐車料金の増加タイミングを的確に把握することが可能となり、高い利便性が発揮される。なお残り時間等を報知する方法は限定されず、音声出力機能、画面表示機能、バイブレーション機能等の、任意の機能が用いられてよい。
このようなカウントダウン機能が、事前精算後の追加料金の発生の際に実行されてもよい。例えば事前精算が完了した後に、追加料金が発生するまでの所定の時間(本例では5分)が経過する将来の時刻や、所定の時間が経過するまでの残り時間が表示されてもよい。また追加料金が発生する時刻までの時間、すなわち追加料金が発生するまでの残り時間が所定の時間よりも短くなった場合に、その旨が報知されてもよい。これにより追加料金が発生してしまうタイミングを容易に把握することが可能となり、高い利便性が発揮される。
図19Bに示す利用情報画像Dは、割引情報グラフ(時間比較グラフ)154の他の構成例を示す図である。図19Bに示す割引情報グラフ154dが示す内容は、図19Aに示す割引情報グラフ154cと同様である。図18A及びB、図19Aに示すように、棒グラフのような形態が採用されてもよいし、図19Bに示すように円グラフのような形態が採用されてもよい。その他、割引情報グラフ(時間比較グラフ)154の形態は限定されず、任意の形態が用いられてよい。
図20A及びBに示す利用情報画像150e及び150fでは、割引情報152として割引料金が表示される。駐車場利用情報151として、駐車時間が表示される。店舗利用情報55として、買物金額と買物状況詳細とが表示される。また利用情報画像150e及び150fでは、現在時刻における適用後料金と、割引適用グラフ156が表示される。
割引適用グラフ156は、基本利用料金(割引適用前の利用料金)と、割引料金とを比較可能に表示する。図20A及びBに示す例では、駐車料金と駐車時間とが対応付けられた目盛りに対して、駐車時間の棒グラフ157が表示される。当該棒グラフ157にて示される駐車時間に対応する駐車料金が、現在時刻における基本利用料金である。また駐車時間の棒グラフ157に隣接するように、適用後料金の棒グラフ158と、割引料金の棒グラフ159とが積み上げられて表示される。これにより基本利用料金と割引料金とが比較可能に表示される。
なお図20Aに示す割引適用グラフ156aでは、適用後料金(300円)と割引料金(800円)とを加算することで容易に基本利用料金(1100円)を把握することが可能である。もちろん基本利用料金の金額が直接的に表示されてもよい。
割引適用グラフ156a及び156bを閲覧することで、駐車時間に対する駐車料金の算出基準を容易に把握することが可能である。また割引状況と実施的な駐車料金の負担状況とを容易に比較することが可能である。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。
図20Bに示すように、割引料金が駐車料金よりも多い場合には、割引料金の棒グラフ(1300円)159は、駐車時間の棒グラフ157よりも高くなる。その割引料金の棒グラフ159を、割引充当額と、割引余剰額とに分けて表示する。割引充当額は、現在時刻における基本利用料金に充当する額(1100円)であり、駐車時間の棒グラフ157と同じ高さの部分となる。割引余剰額は、割引料金から割引充当額を減算した金額であり、割引可能な金額として余っている金額(200円)である。割引余剰額は、駐車時間の棒グラフ157から上方に突出した部分となる。
割引適用グラフ156bを閲覧することで、余っている割引金額を容易に把握することが可能となる。また余っている割引金額を充当することで駐車可能な時間(30分追加された3時間15分)を容易に把握することが可能である。この結果、利用者の利便性を向上させることができる。もちろん駐車可能な駐車時間等が直接的に表示されてもよい。
また図20Bに示す利用情報画像150fでは、割引料金の欄に割引充当額(1100円)が表示されている。これにより割引料金のなかで現在充当されている金額を容易に把握することが可能である。もちろん割引料金の欄に、割引情報152である割引料金(1300円)がそのまま表示されてもよい。
なお割引適用グラフ156の表示形式として、駐車時間の棒グラフ157による表示と、基本利用料金の棒グラフによる表示とが適宜切替え可能であってもよい。すなわち図20A及びBに示す駐車時間の棒グラフ157内に、現在時刻における基本利用料金が記載されてもよい。これにより駐車料金での比較と、駐車時間での比較とを、適宜切替えて確認することが可能となり、高い利便性が発揮される。
以上、本実施形態に係る駐車管理システム500では、図18〜図20に示す利用情報画像150が、利用者の携帯端末20に表示される。これにより駐車場15の利用状況や割引状況等を容易に把握することが可能となり、利用者の利便性を向上させることが可能となる。
利用者は携帯端末20を操作することで、駐車場15の内外、提携する店舗65等が集合する商業施設等の内外から、いつでも利用料金、割引料金、割引時間等を確認することが可能となる。また利用者が確認したいタイミングで最新の情報を入手することができるので、店舗65での買物ごとにメールを受信するといった煩わしい処理が不要となる。
本技術を用いることで、入場券や割引券等を必要とせず、利用者が保有する携帯端末20を用いてスムーズに駐車場15に入出場でき、駐車場15と提携する店舗65等での割引サービス等の付与が自動的に行われ、さらにその割引サービスの付与の状況が適宜確認でき、利用者の利便性にすぐれた駐車場管理システム500を実現することが可能となる。
また駐車場15の利用料金が商業施設等での買物額に応じて割引きされるため、利用者の購買意欲が高くなり、商業施設等の収益が向上することで、最終的に利用者への駐車場15の利用料金や割引条件の緩和、駐車場設備の刷新等に繋がり、利用者の利便性がさらに向上する。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係る駐車場管理システムについて説明する。これ以降の説明では、上記の実施形態で説明した駐車場管理システム500における構成及び作用と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化する。
本実施形態に係る駐車場管理システムでは、駐車場15の利用者を中心に構成されたグループで、一括して利用料金の割引サービスを受けることが可能である。例えば車両を運転するドライバを駐車場15の利用者として、当該ドライバと車両に乗っている同乗者とによりグループが構成される。駐車場15と提携する店舗65にてドライバが買物をすると、支払った金額等に応じて割引時間や割引料金が付与される。本実施形態では、同乗者が店舗65にて買物等を行った場合でも、その支払い金額に応じて割引時間や割引料金が付与される。すなわちグループ全体による店舗の利用状況に応じて、割引時間や割引料金が付与される。
図21は、本実施形態に係る駐車場管理装置240の機能的な構成例を示すブロック図である。図22は、グループDBに格納されるグループ情報の一例を示す図である。
駐車場管理装置240は、新たな機能ブロックとして、グループ登録部201を有する。グループ登録部201は、駐車場15の利用者による1回の利用に関して、利用者を含むグループの登録を実行する。そして利用者の携帯端末220の携帯端末IDに紐付けられたグループ情報を生成して、グループDBに格納する。
図22に示すように、グループ情報202は、利用者の携帯端末220の携帯端末IDと、利用者とグループを構成する他の利用者(以下、グループメンバーと記載する)の携帯端末の携帯端末IDとを含む。本実施形態では、駐車場管理システムの会員ではない利用者もグループメンバーになることができる。従ってグループ情報202に含まれるグループメンバーの携帯端末IDは、グループ登録用のID情報である。グループ登録用のID情報は、利用者及びグループメンバーによるグループ登録操作に基づいて、グループメンバーの携帯端末ごとに付与される。
もちろん駐車場管理システムの会員が、他の会員とグループを構成することも可能である。この場合、グループメンバーとなる会員の携帯端末IDとして、当該会員が会員登録する際に付与される携帯端末IDが用いられてもよい。
図23は、本実施形態に係る携帯端末220の機能的な構成例を示すブロック図である。携帯端末220には、新たな機能ブロックとして、グループ登録要求部203を有する。グループ登録要求部203は、利用者及びグループメンバーによるグループ登録操作に応じた種々の処理を実行する。
図24は、グループ登録操作を実行する際に表示される操作画面の一例を示す模式図である。まずグループ登録操作を実行するために、本技術に係るアプリケーションが各携帯端末にインストールされる(会員である場合には通常インストール済みである)。
利用者及びグループメンバーは、図24Aに示す設定画面204の中から二次元コードボタン205を選択する。そうすると図24Bに示すコードリーダ画面206が表示される。なお図24Aに示す設定画面204内の他のボタンを選択することで、会員設定、ポイント情報の確認、クレジット情報の確認、種々の画面表示、及びグループ設定等の種々の操作が可能である。
グループメンバーは、コードリーダ画面206内のコード表示ボタン207を選択することで、自身の携帯端末に関連付けられた二次元コードを表示させる。当該二次元コードには、グループ登録用の一意の携帯端末IDが含まれている。利用者は、グループメンバーの携帯端末に表示された二次元コードを、コードリーダ画面206の読取エリア208内に移動させて読み取らせる。読み取りが正常に実行されると、利用者の携帯端末220のグループ登録要求部203により、読み取ったグループメンバーの携帯端末IDを含むグループ登録要求が、駐車場管理装置240に送信される。
駐車場管理装置240のグループ登録部201は、受信したグループ登録要求に応じて、利用者の携帯端末IDと、受信したグループメンバーの携帯端末IDとを含む、グループ情報202を生成する。利用者の携帯端末220により、他のグループメンバーの二次元コードが新たに読み取られた場合、同じグループ情報202にグループメンバーの携帯端末IDが追加される。
なお利用者の携帯端末220に、利用者の携帯端末IDを含む二次元コードが表示されてもよい。そしてグループメンバーの携帯端末により利用者の携帯端末IDが取得され、駐車場管理装置240にグループ登録要求が送信されてもよい。その他、グループ登録方法として、任意の方法が用いられてよい。
図25は、グループ登録の他の方法を説明するための模式図である。例えばグループを構成するグループメンバーが、本駐車場管理システムの会員であるとする。図25に示すように、会員であるグループメンバーが同じ車両5に同乗している場合、グループメンバーの携帯端末210から駐車場管理装置240に入場要求及び受信状態情報が送信される。
駐車場管理装置240の許可判定部47は、受信状態情報の解析結果に基づいて、当該入場要求及び出場要求を許可するか否かを判定する。グループメンバーは同じ車両5に同乗しているので、各携帯端末220及び210において、第1及び第2の入口ビーコン信号EB1及びEB2の信号強度は所定の条件を満たす。従って利用者の携帯端末220及びグループメンバーの携帯端末210の両方に対して、許可判定部47の判定結果は肯定となる。この状況を利用して、略同じタイミングで判定の結果が肯定となるこれらの複数の携帯端末220及び210が、同じグループとして自動的に登録される。さらに、グループメンバーの各携帯端末220及び210における、加速度センサ32が示す挙動が類似かどうかも、判定ロジックに追加してもよい。
すなわち利用者の携帯端末220に対する許可判定部47の判定の結果が肯定となる場合に、略同じタイミングで許可判定部47による判定の結果が肯定となる、利用者の携帯端末220とは異なる他の携帯端末が存在したとする。この場合、当該他の携帯端末が、利用者とグループを構成するグループメンバーの携帯端末210として登録され、グループ情報202が生成される。これにより二次元コードの読取等のグループ登録操作が不要となり、非常に高い利便性が発揮される。すなわち駐車場15の利用料金を商業施設等での買物額に応じて割引きされる対象が、駐車場15への入場に際して自動的に紐付けられるため、利用者の利便性が向上する。
なお、例えば許可判定部47による判定の結果が肯定となる複数の携帯端末の各々に、どの携帯端末が利用者の携帯端末210であるかを指定するための操作画面が、プッシュ通知等により送信される。当該操作画面を介した指定操作に応じて、グループ情報202が生成される。すなわち指定された携帯端末の携帯端末IDに紐付けられた、グループ情報202が生成される。
また本駐車場管理システムの会員として、車両ナンバー等と紐付けることなく会員登録が可能であってもよい。例えば家族等の会員登録であり、車両を運転する利用者は車両ナンバー等と紐付けられた親の会員として登録し、同乗者は車両ナンバー等が紐付けられない子の会員として登録する。このような場合、許可判定部47による判定の結果が肯定となる複数の携帯端末が存在する場合、車両ナンバー等に紐付けられた親の会員の携帯端末IDを利用者の携帯端末220とするグループ情報202が自動的に生成される。
また許可判定部47による判定の結果が肯定となる複数の携帯端末により、割引サービスが一括適用されるグループが暫定的に構成されてもよい。そしてそのグループでよいか否かを確認するための確認画面が、各携帯端末にプッシュ通知等により送信される。確認画面を介して適正なグループである場合に、グループ情報202が生成されグループDBに確認される。これにより正常にグループを構成することが可能となる。
図26は、グループ店舗利用DBに格納されるグループ利用情報の一例を示す図である。グループが構成される場合には、図26に示すグループ利用情報211が生成される。グループ利用情報211は、利用者とグループを構成するグループメンバーの各々の店舗状況を含む店舗利用情報に相当する。すなわちグループ利用情報は、利用者及びグループメンバーの各々が利用した店舗、購入明細、及び支払い金額の全てが一括して格納される。当該グループ利用情報211は、店舗利用情報取得部50により取得される。
例えば商品等の購入に応じて出力される買物レシートに、買物情報を含む二次元コード(または一次元のバーコード)がプリントされる。利用者及びグループメンバーの携帯端末220及び210のコードリーダ機能(コードリーダ画面206)により、当該二次元コードが読み取られ、買物情報が各携帯端末220及び210に入力される。
利用者及びグループメンバーの携帯端末220及び210は、読み取った買物情報を自身の携帯端末IDとともに駐車場管理装置240へ送信する。これによりグループ利用情報211が生成される。その他、利用者及びグループメンバーの携帯端末220及び210の各々と、店舗65に配置されたリーダ/ライタ64とにより近距離無線通信が実行され、グループ全体の買物情報等が集められてもよい。
利用情報画像生成部51は、駐車場利用情報と、グループ利用情報に基づいた駐車場の利用料金に対するグループ割引情報と、利用時間及びグループ割引情報に基づいて算出された、現在時刻におけるグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を生成する。
例えば利用者及びグループメンバーの各々の支払い金額を合計して、割引料金や割引時間が算出される。そして図18〜図20に例示するような、利用情報画像150が生成されて、利用者及びグループメンバーの各々の携帯端末220及び210に出力される。
グループが構成される場合には、上記で説明した割引情報152が、そのままグループ割引情報となる。また上記した適用後料金等が、グループ割引適用後の利用料金である。なお利用情報画像150内にて、グループに関する利用情報である旨が表示されてもよい。利用者及びグループメンバーの各々は、利用情報画像150を閲覧することで、駐車場15の利用状況や割引状況等を容易に把握することが可能となり、高い利便性が発揮される。
グループが構成される場合、駐車料金の精算は、利用者及びグループメンバーのいずれの携帯端末220及び210で実行することが可能である。例えば利用者及びグループメンバーの誰でも、図15及び図16に例示した操作画面を操作することで、精算操作を実行することが可能である。
すなわち駐車場管理装置240の精算受付部49は、利用者の携帯端末220又はグループメンバーの携帯端末210から送信される精算要求に応じて、利用料金の精算を実行することが可能である。これにより、精算する人を自由に決定することが可能となり、例えばクレジット払いの登録された人物の携帯端末から精算することで、キャッシュレス精算が容易に可能となる。もちろん精算操作の可否が携帯端末ごとに設定可能であってもよく、あるいは親の携帯端末(利用者の携帯端末220)のみが精算可能に設定されてもよい。また精算を実行する携帯端末が固定されていてもよい。
グループが構成される場合、精算対象となる利用料金を、利用者及びグループメンバーの各々に対して分割した分割利用料金が、各々の携帯端末220及び210に送信されてもよい。そして利用者及びグループメンバーの各々により、分割利用料金に対する精算操作が実行された場合に、利用料金の精算が完了してもよい。この場合、駐車場管理装置240は、各携帯端末220及び210から送信される分割利用料金の精算要求に応じて、精算処理を実行する。
例えば分割利用料金として、利用料金を利用者及びグループメンバーの合計数で割った金額が算出される。これによりグループで駐車場15を利用する利用者同士での割り勘精算等が容易に実現されるので、高い利便性が発揮される。
例えば駐車場の利用者が複数人の家族等である場合に、個々利用者ごとに利用した駐車場と提携する店舗等での買い物等に対応した割引サービスを合体するには、買物等で発行されたレシートを持ち寄ってサービスカウンタで割引処理を受けるとか、各店舗毎にサービス券の発行を受けるなどの手法が考えられるが、この手法は極めて煩雑である。
本駐車場管理システムでは、複数の利用者が構成するグループ間において、各利用者が別々の店舗等で買物等を行った場合でも、割引サービスの付与が一括して行われる。この結果、今現在の家族等で個々に複数の携帯端末を保有しているという実情を有効に活用した、非常に利便性の高い駐車場管理システムを実現することが可能となった。
<その他の実施形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態で実現することができる。
上記では、2つのビーコン装置12が用いられたが、ビーコン装置12の数は限定されない。例えば1つのビーコン装置のみで、入場レーン77に進入する車両5を識別することも可能である。また上記したビーコン信号の強度の条件に基づいてグループ登録をすることも可能である。また3つの以上のビーコン装置12を用いることで、入場レーン77への車両の進入の判定精度を向上させることも可能である。
また入場レーン77用の送信装置を、出場レーン78用の送信装置として兼用して用いることも可能である。例えば図8に示す第2の出口ビーコン装置OB2を、入場レーン77用の第3の入口ビーコン装置として用いることも可能である。同様に第2の入口ビーコン装置EB2を、出場レーン78用の第3の出口ビーコン装置として用いることも可能である。これにより装置を増やすことなく、検索対象のビーコンの数を増やすことが可能となり、より高い認識精度を実現することが可能となる。
利用情報画像が出力される対象は、利用者やグループメンバーの携帯端末に限定されない。例えばPC等のディスプレイや通信機能を有するカーナビのモニタ等に、利用情報画像が出力されてもよい。
上記では、本技術に係るプログラムとして、駐車場管理装置にインストールされるプログラムと、利用者の携帯端末にインストールされるプログラム(アプリケーション)とを例に挙げた。例えば本技術に係るプログラムとして、駐車場管理装置により出力されるWeb情報の生成プログラムが用いられ、携帯端末にはプログラムのインストールが実行されない構成もあり得る。
この場合、利用者の利用開始に合わせて、携帯端末により、例えば利用情報画像等を含むWebページ等がブラウズされる。利用者はWebページを閲覧して適宜操作を行えばよく、携帯端末にアプリケーションをインストールする手間が省け、携帯端末の容量を損なうこともなく、携帯端末のOS等の仕様に影響されることもない。
一方で、上記したように、専用のプログラム(アプリケーション)がインストールされることで、頻繁に使用する機能、例えば買物時の二次元コード読取りなどは、単独のアイコンで起動するようにして操作を簡略化することもできる。携帯端末用の専用のアプリケーションを用いるか否かは任意に定められてよい。
また本技術に係る施設管理方法、及びプログラムは、単体のコンピュータにより実行されてもよいし、複数のコンピュータが連動することで実行されてもよい。すなわち施設利用情報の取得、店舗利用情報の取得、利用情報画像の出力等が、単体のコンピュータにより実行される場合と、各処理が異なるコンピュータにより実行される場合とのいずれもが有り得る。また所定のコンピュータによる各処理の実行は、当該処理の一部または全部を他のコンピュータに実行させその結果を取得することを含む。例えば本技術に係る施設管理方法及びプログラムは、クラウドコンピューティングの構成にも適用することが可能である。
上記では、利用時間に応じて利用料金が課金される施設として、駐車場を例に挙げた。これに限定されず、貸し会議室や自習室等のレンタルスペースや、カラオケボックス等の任意の施設に対して、本技術に係る施設管理装置、施設管理方法、プログラム、及び施設管理システムは適用可能である。
以上説明した本発明に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
また本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う駐車場管理システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の技術は、例えば商業施設等に隣接して設置された有料の駐車場を管理する、駐車場サービス管理システムや、貸し会議室や、カラオケボックス等の時間単位の施設利用に際して課金される施設サービス管理システムにおいて、好適に利用することができる。
EB1、EB2…第1及び第2の入口ビーコン装置
OB1、OB2…第1及び第2の出口ビーコン装置
L1、L2…入口ビーコン信号
5、6…車両
12…ビーコン装置
15…駐車場
20、220…携帯端末
33…ビーコン受信部
40、240…駐車場管理装置
53…在車情報
55…店舗利用情報
56…割引料金情報
63…店舗端末
65…店舗
64…リーダ/ライタ
145…利用情報画面
150(150a〜150f)…利用情報画像
151…駐車場利用情報
152…割引情報
154(154a〜154d)…割引情報グラフ
156(156a、156b)…割引適用グラフ
202…グループ情報
204…設定画面
206…コードリーダ画面
210…グループメンバーの携帯端末
211…グループ利用情報
500…駐車場管理システム

Claims (13)

  1. 利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の利用時間を含む施設利用情報を取得する第1の取得部と、
    前記利用者と他の利用者とにより構成されるグループに関する情報として、前記利用者の携帯端末を識別する利用者用識別情報に、前記他の利用者の携帯端末を識別する他の利用者用識別情報が関連付けられたグループ情報を記憶する記憶部と、
    前記施設と提携する店舗における前記グループの店舗利用状況を含み前記グループ情報に基づいて生成されるグループ利用情報を取得する第2の取得部と、
    前記施設利用情報と、前記グループ利用情報に基づいて生成される前記施設の利用料金に対するグループ割引情報と、前記利用時間及び前記グループ割引情報に基づいて算出されたグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力する出力部と
    を具備し、
    前記利用時間は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻までの利用時間であり、
    前記グループ割引適用後の利用料金は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻におけるグループ割引適用後の利用料金である
    施設管理装置。
  2. 請求項1に記載の施設管理装置であって、さらに、
    前記利用者の携帯端末から送信される、前記他の利用者用識別情報を含むグループ登録要求に基づいて、前記グループ情報を生成するグループ登録部を具備する
    施設管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の施設管理装置であって、
    前記グループ登録部は、前記他の利用者の携帯端末から送信される、前記利用者用識別情報と前記他の利用者用識別情報とを含むグループ登録要求に基づいて、前記グループ情報を生成する
    施設管理装置。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の施設管理装置であって、さらに、
    前記利用者の携帯端末から送信される判定用情報に基づいて、前記利用者の携帯端末が配置された車両の、前記施設に設けられた車両の進入領域への進入を判定する判定部を具備し、
    前記グループ登録部は、前記利用者の携帯端末に対する前記判定部による判定の結果が肯定となるタイミングで前記判定部による判定の結果が肯定となる前記利用者の携帯端末とは異なる他の携帯端末が存在する場合、前記他の携帯端末を識別する識別情報を前記他の利用者用識別情報として前記グループ情報を生成する
    施設管理装置。
  5. 請求項4のうちいずれか1項に記載の施設管理装置であって、
    前記利用者の携帯端末は、前記進入領域の近傍に配置された送信装置により送信される、送信元を識別可能な識別情報を含む信号を受信可能であり、
    前記判定用情報は、前記信号の受信状態を含み、
    前記判定部は、前記信号の受信状態が所定の条件に合致する場合に、前記利用者の携帯端末が配置された車両の前記進入領域への進入を判定する
    施設管理装置。
  6. 請求項4又は5に記載の駐車場管理システムであって、
    前記利用者の携帯端末は、モーションセンサを有し、
    前記判定用情報は、前記モーションセンサによる検出結果を含み、
    前記判定部は、前記モーションセンサによる検出結果に基づいて前記利用者が車両に乗車している状態であると判定された場合に、前記利用者の携帯端末が配置された車両の前記進入領域への進入を判定する
    施設管理装置。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項に記載の施設管理装置であって、
    前記出力部は、前記利用者の携帯端末、及び前記他の利用者の携帯端末の各々に前記利用情報画像を出力する
    施設管理装置。
  8. 請求項1から7のうちいずれか1項に記載の施設管理装置であって、さらに、
    前記利用者の携帯端末、又は前記他の利用者の携帯端末から送信される精算要求に応じて、前記利用料金の精算を実行する精算部を具備する
    施設管理装置。
  9. 請求項8に記載の施設管理装置であって、
    前記精算部は、精算対象となる利用料金を前記利用者及び前記他の利用者の各々に対して分割した分割利用料金を、前記利用者の携帯端末及び前記他の利用者の携帯端末の各々に出力し、前記利用者の携帯端末及び前記他の利用者の携帯端末の各々から送信される前記分割利用料金の精算要求に応じて、前記利用料金の精算を実行する
    施設管理装置。
  10. 請求項1から9のうちいずれか1項に記載の施設管理装置であって、
    前記施設は、駐車場である
    施設管理装置。
  11. コンピュータが実行する施設管理方法であって、
    利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の利用時間を含む施設利用情報を取得するステップと、
    前記利用者と他の利用者とにより構成されるグループに関する情報として、前記利用者の携帯端末を識別する利用者用識別情報に、前記他の利用者の携帯端末を識別する他の利用者用識別情報が関連付けられたグループ情報を記憶するステップと、
    前記施設と提携する店舗における前記グループの店舗利用状況を含み前記グループ情報に基づいて生成されるグループ利用情報を取得するステップと、
    前記施設利用情報と、前記グループ利用情報に基づいて生成される前記施設の利用料金に対するグループ割引情報と、前記利用時間及び前記グループ割引情報に基づいて算出されたグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力するステップと
    を具備し、
    前記利用時間は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻までの利用時間であり、
    前記グループ割引適用後の利用料金は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻におけるグループ割引適用後の利用料金である
    施設管理方法。
  12. コンピュータに施設管理方法を実行させるプログラムであって、
    前記施設管理方法は、
    利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の利用時間を含む施設利用情報を取得するステップと、
    前記利用者と他の利用者とにより構成されるグループに関する情報として、前記利用者の携帯端末を識別する利用者用識別情報に、前記他の利用者の携帯端末を識別する他の利用者用識別情報が関連付けられたグループ情報を記憶するステップと、
    前記施設と提携する店舗における前記グループの店舗利用状況を含み前記グループ情報に基づいて生成されるグループ利用情報を取得するステップと、
    前記施設利用情報と、前記グループ利用情報に基づいて生成される前記施設の利用料金に対するグループ割引情報と、前記利用時間及び前記グループ割引情報に基づいて算出されたグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力するステップと
    を具備し、
    前記利用時間は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻までの利用時間であり、
    前記グループ割引適用後の利用料金は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻におけるグループ割引適用後の利用料金である
    プログラム。
  13. 利用時間に応じて利用料金が課金される施設における利用者の利用時間を含む施設利用情報を取得する第1の取得部と、
    前記利用者と他の利用者とにより構成されるグループに関する情報として、前記利用者の携帯端末を識別する利用者用識別情報に、前記他の利用者の携帯端末を識別する他の利用者用識別情報が関連付けられたグループ情報を記憶する記憶部と、
    前記施設と提携する店舗における前記グループの店舗利用状況を含み前記グループ情報に基づいて生成されるグループ利用情報を取得する第2の取得部と、
    前記施設利用情報と、前記グループ利用情報に基づいて生成される前記施設の利用料金に対するグループ割引情報と、前記利用時間及び前記グループ割引情報に基づいて算出されたグループ割引適用後の利用料金とを含む利用情報画像を出力する出力部と
    を具備し、
    前記利用時間は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻までの利用時間であり、
    前記グループ割引適用後の利用料金は、前記利用者又は前記他の利用者により前記利用情報画像の出力が要求された時刻におけるグループ割引適用後の利用料金である
    施設管理システム。
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