JP2021171300A - 物品収受システム - Google Patents

物品収受システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021171300A
JP2021171300A JP2020077349A JP2020077349A JP2021171300A JP 2021171300 A JP2021171300 A JP 2021171300A JP 2020077349 A JP2020077349 A JP 2020077349A JP 2020077349 A JP2020077349 A JP 2020077349A JP 2021171300 A JP2021171300 A JP 2021171300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
article
storage box
collection system
goods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020077349A
Other languages
English (en)
Inventor
泰夫 淺井
Yasuo Asai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Original Assignee
JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP filed Critical JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Priority to JP2020077349A priority Critical patent/JP2021171300A/ja
Publication of JP2021171300A publication Critical patent/JP2021171300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

【課題】 例えば、収納ボックスに収納された物品が取り出されたか否かについて利用者が容易に確認できる物品収受システムを提供する。【解決手段】 物品を収納するための収納ボックスと、前記収納ボックスから物品が取り出されたことを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を所定の通知先に通知する通知手段と、を備える、物品収受システムを提供する。【選択図】図8

Description

本発明は、物品収受システムに関する。
従来、宅配ボックス(宅配ロッカーとも呼ばれる)等のように物品を収納するための装置を、例えば、マンション等の集合住宅の玄関ホール等に設置して、種々の物品(宅配物、郵便物、あるいは食品等の種々の物品)を収受する物品収受システムが知られている。
この物品収受システムは、配達する物品を集配業者が収納するだけでなく、発送者から発送依頼を受けた物品を集配業者が集荷するために利用される場合もある。例えば、特許文献1には、マンション等の集合住宅に設けられ、宅配される物品または発送される物品の受渡を仲介する物品受渡用ロッカーが開示されている。このような物品収受システムに物品を収納し、集配業者へ集荷依頼をすることで、集配業者の事業所等に物品を持ち込まなくとも、発送者は物品を発送することが可能となった。
実開平6−71498号公報
しかしながら、前述の物品収受システムでは、物品収受システムに収納された物品が取り出されたか否かについて、利用者が容易に確認することができないという問題があった。そこで、本発明は、収納された物品が取り出されたか否かについて利用者が容易に確認できる物品収受システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、物品を収納するための収納ボックスと、前記収納ボックスから物品が取り出されたことを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を所定の通知先に通知する通知手段と、を備える、物品収受システムを提供する(発明1)。
かかる発明(発明1)によれば、物品収受システムの収納ボックスから物品が取り出されたかどうか、に関する情報を、所定の通知先(例えば、引取者、収納者、発送者、物品収受システムの管理者、及びそれらの者から指定された者を含む利用者)に対して通知することができるため、物品収受システムの利用者は物品が取り出されたか否かの確認を容易にすることができる。
上記発明(発明1)においては、前記検出結果に関連する第1情報を取得する第1情報取得手段を備えていてもよい(発明2)。
上記発明(発明2)においては、前記検出結果およびそれに関連する前記第1情報を紐づけて検索用情報として記憶する記憶手段を備えていてもよい(発明3)。
上記発明(発明3)においては、前記検索用情報を対象として情報検索を行う情報検索手段を備えていてもよい(発明4)。
上記発明(発明1〜4)においては、前記所定の通知先が、引取者、収納者、発送者、前記物品収受システムの管理者、及びそれらの者から指定された者、から成る群より選択される1以上の通知先であってもよい(発明5)。
上記発明(発明2〜5)においては、前記通知手段が、前記検出結果と共に前記第1情報を所定の通知先に通知してもよい(発明6)。
本発明の物品収受システムは、物品収受システムの収納ボックスから物品が取り出されたかどうか、に関する情報を、所定の通知先(例えば、受取人や受渡人を含む利用者)に対して通知することができる。よって、物品収受システムの利用者は物品が取り出されたか否かの確認を容易にすることができる。
本発明の一実施形態に係る物品収受システムの基本構成を概略的に示す図である。 物品収受システムの収納ボックスと収納ボックス本体の外観を概略的に示す図である。 同実施形態に係る収納ボックスの物品検出方法に関する概略図である。 同実施形態に係る物品収受システムの概略図である。 収納ボックス本体内部構成を示すブロック図である。 管理サーバの内部構造を示すブロック図である。 管理データの構成を示す図である。 同実施形態に係る物品収受システムにおける主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。 同実施形態に係る情報の入力画面を示す図である。 同実施形態に係る物品収受システムの主要な役割を果たす機能を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、この実施形態は例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
(1)物品収受システムの基本構成
図1は、本実施形態に係る物品収受システムの一実施形態の基本構成を概略的に示す図である。図1に示すように、この物品収受システムは、例えば、インターネット等の通信網NW(ネットワーク)に接続可能な1台以上の収納ボックス本体と、通信網NWに接続されている管理サーバ20とによって構成されている。収納ボックス本体が複数ある場合は、通信網NWに接続されていることにより、収納ボックス同士で直接情報通信をすることも可能であるし、管理サーバ20を介して間接的に通信を行うことも可能である。また、物品収受システムには、通信網NWを介して収納ボックス本体及び/又は管理サーバ20と通信可能な端末装置30及び/又はセキュリティ設備40が設けられてもよい。
管理サーバ20は、通信網NWを介して収納ボックス本体と接続されており、後述する検出手段82の検出結果や第1情報、第2情報など、物品収受システムに関連する種々の情報(例えば、物品の受領情報、物品の収納者、引取者および荷受人(物品の届け先)に関する情報等)を管理する。
端末装置30は、例えば、携帯端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、双方向の通信機能を備えたテレビジョン受像機(いわゆる多機能型のスマートテレビも含む)等のように、個々のユーザ(例えば引取者、収納者、荷受人等)によって操作される端末装置であってもよい。
物品収受システムは、所定のエリアの外側から所定のエリアの内側へ向かう途上に、セキュリティを解除することにより所定のエリアの外側から所定のエリアの内側への通行が可能となるセキュリティ設備40を備えていてもよい。セキュリティ設備40を設けることにより、引取者以外の第三者が所定のエリア内(例えば、建物内やその敷地内)に立ち入ることを制限することができるため、所定のエリア内におけるセキュリティ機能が向上する。
セキュリティ設備40は、具体的には、所定のエリア内への立ち入りや通行を制限するセキュリティ機能を有している設備であればよく、例えば、建物のメインエントランスに設けられたドアや、建物内の通路上に設けられたドア、各フロア間の移動に用いられるエレベーターであってもよい。また、集配業者専用に設けられたドア(例えば建物の裏口や宅配ボックスの筐体の一部に形成されたドア等)であってもよく、これらのセキュリティ設備が複数組み合わされてなる複合的なセキュリティ設備であってもよい。
図2に示すように、本実施形態に係る物品収受システムの収納ボックス本体は、宅配物(例えば、配達される物品や、新聞、広告ビラ、回覧板等を含む)や郵便物等の物品(荷物)を収納し、あるいは、収納された物品を取り出すための収納扉を備えた少なくとも1つの収納ボックス11a,11b,…を備えている。
収納ボックス本体の収納ボックスは図2(a)に示すように複数(11a,11b,…)を備えていてもよいし、図2(b)に示すように1つ(11a)でもよい。各収納ボックス11a,11b,…の収納扉の開錠/施錠は、電気錠(図示省略)を用いて制御される。
各収納ボックス11a,11b,…は、例えば、収納する物品の大きさに応じて複数のサイズ(例えば、S、M、L、…)のものが設けられていてもよい。
また、図2に示すように、収納ボックス本体は、操作部12を有していてもよい。操作部12は、図2(a)に示すように一つの筐体に収められた一体型でもよいし、図2(c)に示すように収納ボックス本体が収められた筐体とは別に(例えば周辺の壁面等に)操作部12が設けられている分離型でもよい。また、操作部12はスマートフォン等の携帯端末でもよい。
収納ボックス本体の操作部12は、収納ボックス11a,11b,…への物品の収納および取り出しのために必要な操作に用いることができる。操作部12には、図2に示した通り、情報を表示するための表示部16と、情報を入力するための入力部17と、が設けられている。本実施形態では、入力部17は、ファンクションキーやテンキー等から構成されたキーボード17aと、バーコードあるいは二次元コード(例えばQR(Quick Response)コード(登録商標))等を読み取るリーダー17bと、を含み得る。また、操作部12はカメラを備えていてもよく、利用者等の撮影及び/又は録画を行うことができてもよい。
本実施形態に係る物品収受システムに備えられた収納ボックスは、物品の配送や発送に限られず、物品の受け渡しのために幅広く使用できる。すなわち、収納ボックスに物品を収納する者(収納者)は、物品収受システムが備え付けられている建物の入居者や入居企業の従業員(以下入居者と呼ぶ)であってもよいし、集配業者であってもよいし、集配業者に集荷を依頼する個人または企業等であってもよい。また、通信網NW等を介して商品を販売する業者(通販業者)、商店、デパート、多数の商品を仲買し卸す商社、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように各戸に新聞や飲食物等を配達する業者等であってもよい。また、収納ボックスから物品を取り出す者(引取者)は、入居者であってもよいし、集配業者であってもよいし、集配業者に配達を依頼する個人または企業等であってもよい。また、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように新聞や飲食物等を集荷し配達する業者、クリーニング業者のように預かり物の配達や集荷を行う業者であってもよい。
図3に示すように、収納ボックス本体の各収納ボックス11a,11b,…には、物品が収納ボックスから取り出されたことを検出する検出手段が設けられている。検出手段は、収納ボックスから物品が取り出されたことが検出できれば特に制限されないが、例えば、重量センサを用いた検出手段(図3(a)、113)や、光源(図3(b)、114a)と光学センサ(図3(b)、114b)を用いた検出手段が挙げられる。光源としては、例えば赤外光源、光学センサとしては、例えば、赤外線センサを用いることができる。
本実施形態に係る物品収受システムの収納ボックス本体が設置される場所は特に制限されないが、例えば、鉄道駅頭やコンビニエンスストア店頭などの公共ないし半公共のスペースでもよいし、集合住宅やオフィスなど共有スペースでもよいし、各戸の玄関周辺に設けられてもよい。図4に集合住宅Mの一例を示すが、収納ボックス本体はセキュリティ設備40の外側(41)の集合住宅の玄関ホールに設置されてもよいし、セキュリティ設備40の内側(42)の各階の共有スペースに設置されてもよいし、各戸の玄関付近に設置されてもよい。
また、本実施形態に係る物品収受システムの収納ボックス本体は、集合住宅やオフィスの各階の共有スペースに設置されているフロア別宅配ボックスであってもよいし、各部屋のドア付近に設置されている戸別宅配ボックスであってもよいし、エリアごとに設置されているエリア別宅配ボックスであってもよい。また、収納ボックス本体は1台であることに限定されず、複数台であってもよい。
(2)物品収受システムの構成
図5を参照して、本実施形態に係る物品収受システムの収納ボックス本体の内部構成について説明する。図5は収納ボックス本体の内部構成を示すブロック図である。
図5に示すように、収納ボックス本体は、CPU(Central Processing Unit)61と、ROM(Read Only Memory)62と、RAM(Random Access Memory)63と、記憶装置64と、表示処理部65と、表示部16と、入力部17と、通信インタフェース部68と、を備えており、各部間の制御信号またはデータ信号を伝送するためのバス69が設けられている。
CPU61は、電源が収納ボックス本体に投入されると、ROM62は記憶装置64に記憶された各種のプログラムをRAM63にロードして実行する。本実施形態では、CPU61は、ROM62は記憶装置64に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、後述する認証手段81、検出手段82、第1情報取得手段83、記憶手段84、通知手段85、情報検索手段86などの各機能を実現する。
CPU61は、管理サーバ20から送信された情報を、通信インタフェース部68を介して受信し、受信した情報をRAM63又は記憶装置64に記憶する。また、CPU61は、ROM62、RAM63又は記憶装置64に記憶されているデータを、通信インタフェース部68を介して管理サーバ20に送信する。
記憶装置64は、例えば、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、磁気記憶装置(例えばHDD(Hard Disk Drive)、フロッピーディスク(登録商標)、磁気テープ等)、光ディスク等の不揮発性の記憶装置であってもよいし、RAM等の揮発性の記憶装置であってもよく、CPU61が実行するプログラムやCPU61が参照するデータを格納する。
なお、ここでは、記憶装置64がそれぞれ収納ボックス本体の内部に設けられている場合を一例として説明しているが、記憶装置64は、収納ボックス本体の内部ではなく、例えば、収納ボックス本体と通信網NWを介して通信可能な所定の装置(例えばファイルサーバ等)に設けられてもよい。この場合、CPU61は、記憶装置64に格納されたプログラムやデータの読み出し又は書き込みを行うために、通信網NWを介して当該所定の装置にアクセスしてもよい。
表示処理部65は、CPU61から与えられる表示用データを、表示部16に表示する。表示部16は、例えば、マトリクス状に画素単位で配置された薄膜トランジスタを含むLCD(Liquid Crystal Display)モニタであり、表示用データに基づいて薄膜トランジスタを駆動することで、表示されるデータを表示画面に表示する。
入力部17は、上述したようにキーボード17a及びリーダー17bを含む。なお、入力部17は、例えばタッチパネルやタッチパッド等で構成されてもよく、この場合には、例えば表示画面を指先またはペンで触れること等によるタッチ方式の入力を受け付ける。タッチ入力方式は、例えば静電容量方式等の周知の方式であってもよい。また、入力部17は、音声入力用のマイクや画像入力用のカメラであってもよい。
通信インタフェース部68は、通信網NWを介して通信を行うためのインタフェース回路を含む。
(3)管理サーバの構成
図6を参照して管理サーバ20の構成について説明する。図6は、管理サーバ20の内部構成を示すブロック図である。図6に示すように、管理サーバ20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、記憶装置24と、表示処理部25と、表示部26と、入力部27と、通信インタフェース部28と、を備えており、各部間の制御信号またはデータ信号を伝送するためのバス29が設けられている。管理サーバ20は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
CPU21は、電源が管理サーバ20に投入されると、ROM22又は記憶装置24に記憶された各種のプログラムをRAM23にロードして実行する。
記憶装置24は、例えば、フラッシュメモリ、SSD、磁気記憶装置、光ディスク等の不揮発性の記憶装置であってもよいし、RAM等の揮発性の記憶装置であってもよく、オペレーティングシステム(OS)やOS上で実行されるプログラムを記憶する。また、記憶装置24には、後述する管理データ(図7に示す)が記憶されている。
表示処理部25は、CPU21から与えられる表示用データを、表示部26に表示する。表示部26は、例えばLCDモニタであってもよい。入力部27は、例えばマウスや、キーボードや、音声入力用のマイク等の情報入力デバイスであってもよい。
通信インタフェース部28は、通信網NWを介して通信を行うためのインタフェース回路を含む。
図7を参照して管理データの構成について説明する。図7は、管理データの構成例を示す図である。管理データには、例えば、それぞれの収納ボックス本体(図の例では、B1,B2,B3,…)毎に、その設置場所(図の例では、L1,L2,L3,…)と、各収納ボックス11a,11b,…,の番号(収納ボックス番号)と、が記録されている。また、複数の収納ボックス11a,11b,…,毎に、収納状態(ステータス)、受領情報および物品情報の各項目が設けられていてもよく、物品情報は、収納者情報、引取者情報、配送先情報および開錠情報、…の各項目で構成されていてもよい。なお、物品情報には、例えば、物品のサイズ、重量、温度、種類(例えば食料、衣類、家具、電気製品、レジャー用品、割れ物、冷凍品、冷蔵品等)や、集配業者によって設定された物品の識別番号(宅配物ID)や、収納ボックスに物品が収納されたときの日時情報等が含まれてもよい。
収納状態(ステータス)の項目には、例えば、収納ボックス本体から送信された信号に基づき収納ボックスに物品が収納されたと判断されると、「収納」という情報が記録される。一方で、収納ボックス本体から送信された信号に基づき収納ボックスから物品が取り出された状態になったと判断されると、「空き」という情報が記録される。また、「空き」という情報が記録された収納状態に対応する物品情報には、例えば空データ(NULLデータ)が記録される。
受領情報の項目には、対応する収納ボックスに物品が収納された場合に、物品が受領されたことを示す受領情報が記録される。ここで、受領情報は、例えば、収納ボックス11a,11b…毎に異なる(個別となる)ように構成されてもよいし、何れかの収納ボックスに物品が収納される毎に異なる(個別となる)ように構成されてもよい。また、受領情報は、少なくとも1つの数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号で構成されてもよい。この場合、受領情報を、少なくとも1つの数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号を用いて構成することができる。例えば、受領情報は、所定桁数(例えば、6桁)の数字で構成されてもよい。
物品情報の項目は、収納者情報、引取者情報、配達先情報および開錠情報等の各項目から構成されるが、例えば、収納者情報には、収納者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号等が記録されてもよい。引取者情報の項目には、例えば、集配業者の名称、居所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号等が記録される。また、配送先情報の項目には、例えば、配送先の宛先、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号等が記録される。
開錠情報は、例えば引取者が、収納ボックス本体の各収納ボックス11a,11b…の電気錠を開錠するために用いられるものである。この開錠情報の内容は、例えば、各収納ボックス11a,11b…に物品を収納する収納者によって自由に設定されてもよいし、CPU61及び/又は71によって生成された所定の内容(例えば、所定長のパスワード等)が設定されてもよい。
(4)物品収受システムにおける各機能の概要
本実施形態の物品収受システムで実現される機能について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態の物品収受システムで主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。図8の機能ブロック図では、検出手段82、通知手段85が本発明の主要な構成に対応している。他の手段(認証手段81、第1情報取得手段83、記憶手段84、情報検索手段86)は必ずしも必須の構成ではないが、本発明をさらに好ましくするための構成要素である。
本実施形態における認証手段81は、引取者が収納ボックスより物品を取り出す際に引取者の認証を行う手段である。認証手段81の機能は、例えば以下のように実現される。収納ボックス本体のCPU61は、例えば、引取者から後述する第2情報取得手段で第2情報を得た場合に、第2情報を用いた認証処理を行う。具体的には、例えば、収納ボックス本体のCPU61は、物品の収納時に収納者が設定した情報と、第2情報と、が一致するか否かを判別してもよい。物品の収納時に収納者が設定した情報とは、例えば、パスワードや業者名、業種などの情報が該当する。
CPU61は、物品の収納時に収納者が設定した情報と、第2情報取得手段で取得された第2情報と、が一致する場合に、認証処理を正常終了してもよい。一方、CPU61は、物品の収納時に収納者が設定した情報と、第2情報取得手段で取得された第2情報と、が一致しない場合に、認証エラーが発生したと判別してもよい。
認証手段81により、例えば、認証が正常終了した場合には収納ボックスからの物品の取り出しが可能となるような設定や、認証が正常終了しなかった場合は収納ボックスからの物品の取り出しが不可能となるような設定など、種々の設定が可能となり、利用者の利便性が向上する。また、認証手段81があることによって、物品の取り間違いや物品が盗まれるといった事案が減少することが予測され、物品収受システムのセキュリティ機能も向上する。
本実施形態における第2情報取得手段は、認証手段81に用いられる第2情報を物品の引取者から取得する手段である。第2情報には、引取者の情報、収納者の情報、発送者の情報、荷受人(物品の配達先)の情報、パスワード(パスコード)などが含まれる。引取者の情報には、例えば、引取者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号やID情報などが含まれる。収納者の情報には、例えば、収納者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号やID情報などが含まれる。発送者の情報には、例えば、発送者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号やID情報などが含まれる。また、荷受人(配達先)の情報には、例えば、荷受人(配達先)の宛先、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号などが含まれる。第2情報を取得することで認証手段81において正確な認証処理を行うことができる。
第2情報取得手段の機能は、例えば以下のように実現される。なお、ここでは、引取者が第2情報について収納ボックス本体の操作部12を通じて入力する場合を例に説明するが、引取者が第2情報を、例えば、携帯端末やパソコンを介して入力してもよい。
収納ボックス本体のCPU61は、操作部12の表示部16に引取者が第2情報を入力することが可能な画面を作成し表示する。引取者は画面の表示に従い、引取者の情報、収納者の情報、荷受人(物品の配達先)の情報、パスコード等を順次入力する。取得された第2情報は例えばRAM63又は記憶装置64に記憶される。
例えば、第2情報取得手段は、選択可能に表示された複数の数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号から選択された数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号に基づいて構成された第2情報を取得してもよい。これにより、複数の数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号の何れかを選択することによって、第2情報を取得することが可能になる。
また、例えば、図9(a)又は(b)に示す表示画面が表示部16(又は、入力部17がタッチパネルやタッチパッド等で構成されている場合には、入力部17)に表示されている場合に、入力部17を用いて所定桁数(例えば、6桁)の数字列が選択されると、選択された数字列を第2情報として取得してもよい。
図9(a)に示す例では1から9までの数字が昇順に配置されているが、CPU61は、所定のタイミングで、図9(b)に示すように、0〜9の各数字の表示位置を変更してもよい。ここで、所定のタイミングとは、例えば、第2情報が入力される毎のタイミングであってもよいし、所定時間(例えば、1時間)が経過する毎のタイミングであってもよい。また、各数字の表示位置は、例えば、ランダムに変更されてもよいし、所定の順序(例えば、昇順、降順、ランダムの順を繰り返す等)に従って変更されてもよい。
なお、CPU61は、例えば、外部装置(例えば、管理サーバ20や端末装置30等)から送信された第2情報を、通信インタフェース部68を介して受信することによって取得してもよいし、記録媒体(例えば、ICカード、バーコード、二次元コード等)に記録された第2情報を、リーダー17bで読み取ることによって取得してもよい。さらには、操作部12に備えられたマイクから取得される音声情報、カメラから取得される画像情報を第2情報として取得してもよい。
また、物品収受システムは、物品の収納時にも、収納ボックス本体の扉を開けるための条件として、収納者に対し、パスワード等の入力を求めてもよい。これにより、例えば、第三者がいたずらでごみ等を収納ボックスに収納することがなくなるため、宅配ボックス利用者の利便性や宅配ボックス自体の安全性が向上する。扉の開閉方式は、手動式であってもよく、自動式であってもよい。
また、物品収受システムが、セキュリティ設備40のセキュリティの解除に用いる暗証番号を発行する暗証番号発行手段を備えていて、当該暗証番号を認証手段81に用いてもよい。当該暗証番号発行手段によって発行された暗証番号は、一定の期間に使用できるといった使用期間制限や、又は一定の回数使用できるといった使用回数制限を設定してもよい。なお、引取者(集配業者)に関する識別情報を事前に登録する際に、登録用の料金を設定することもできる。
本実施形態における検出手段82は、物品が収納ボックスから取り出されたことを検出するための手段である。物品の取出しを検出する方法は、物品が取り出されたことが検出可能であれば特に制限されないが、例えば、重量センサを用いた検出方法や光学センサを用いた検出方法などが挙げられる。また、重量センサと光学センサとを併用した検出方法を採用してもよい。
図3(a)では、収納ボックスの底面に重量センサ113が備わる一実施形態を例示している。物品111が収納ボックス内から取り出されると、重量センサ113が反応し物品が取り出されたことを検出する。
図3(b)では、収納ボックスの一方の側面に赤外線光源114aが、もう一方の側面に赤外線センサ114bが備えられた一実施形態を例示している。物品111が収納ボックス内にあると、赤外線光源114aから出る赤外線は物品111により遮断され、赤外線センサ114bに入射することはないが、物品111を収納ボックス内から取り出すと、遮断されていた赤外線が赤外線センサ114bに入射するようになり、それにより物品が取り出されたことが検出される。
本実施形態における第1情報取得手段83は、検出手段82の検出結果に関連する第1情報を取得する手段である。第1情報には、引取者の情報、収納者の情報、発送者の情報、荷受人(物品の配達先)の情報、物品を取り出した日時、物品を収納した日時、物品の配達希望日などが含まれる。引取者の情報には、例えば、引取者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス及びFAX番号などが含まれる。収納者の情報には、例えば、収納者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号などが含まれる。発送者の情報には、例えば、発送者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号などが含まれる。また、荷受人(配達先)の情報には、例えば、荷受人(配達先)の宛先、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、FAX番号などが含まれる。第1情報を取得することで物品の取出しに関連した情報を得ることができる。これらの情報は、後述する情報検索手段86に用いることもできる。また、引取者に対して上記の情報を要求することで物品の取り出し間違いを防ぐこともできる。
第1情報取得手段83の機能は、例えば以下のように実現される。なお、ここでは、引取者が第1情報について収納ボックス本体の操作部12を通じて入力する場合を例に説明するが、引取者が第1情報を、例えば、携帯端末やパソコンを介して入力してもよい。
収納ボックス本体のCPU61は、操作部12の表示部16に引取者が第1情報を入力することが可能な画面を作成し表示する。引取者は画面の表示に従い、引取者の情報、収納者の情報、荷受人(物品の配達先)の情報等を順次入力する。取得された第1情報は例えばRAM63又は記憶装置64に記憶される。
例えば、第1情報取得手段83は、選択可能に表示された複数の数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号から選択された数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号に基づいて構成された第1情報を取得してもよい。これにより、複数の数字、漢字、平仮名、片仮名、英文字、図形及び/又は記号の何れかを選択することによって、第1情報を取得することが可能になる。
また、例えば、図9(a)又は(b)に示す表示画面が表示部16(又は、入力部17がタッチパネルやタッチパッド等で構成されている場合には、入力部17)に表示されている場合に、入力部17を用いて所定桁数(例えば、6桁)の数字列が選択されると、選択された数字列を第1情報として取得してもよい。
図9(a)に示す例では1から9までの数字が昇順に配置されているが、CPU61は、所定のタイミングで、図9(b)に示すように、0〜9の各数字の表示位置を変更してもよい。ここで、所定のタイミングとは、例えば、第1情報が入力される毎のタイミングであってもよいし、所定時間(例えば、1時間)が経過する毎のタイミングであってもよい。また、各数字の表示位置は、例えば、ランダムに変更されてもよいし、所定の順序(例えば、昇順、降順、ランダムの順を繰り返す等)に従って変更されてもよい。
なお、CPU61は、例えば、外部装置(例えば、管理サーバ20や端末装置30等)から送信された第1情報を、通信インタフェース部68を介して受信することによって取得してもよいし、記録媒体(例えば、ICカード、バーコード、二次元コード等)に記録された第1情報を、リーダー17bで読み取ることによって取得してもよい。さらには、操作部12に備えられたマイクから取得される音声情報、カメラから取得される画像情報を第1情報として取得してもよい。
本実施形態における記憶手段84は、前述の検出手段82の検出結果およびそれに関連する前記第1情報を紐づけて検索用情報として記憶する手段である。当該検出結果と、それに紐づけられた第1情報と、を検索用情報として記憶することで、当該検索用情報を、例えば後々の情報検索のために用いることができるため、利用者にとっての利便性が向上する。
記憶手段84の機能は例えば以下のように実現される。収納ボックス本体のCPU61は、検出手段82において物品が取り出されたという検出結果を得た際に、引取者が収納ボックス本体の入力部17を介して入力した情報や物品の取出しが検出された日時などを含む、物品の検出結果に関連した第1情報も併せて取得する。そして、CPU61は、当該検出結果と、物品の検出結果に関連した第1情報と、を紐づける。紐づけられた情報は検索用情報として、収納ボックス本体のRAM63若しくは記憶装置64、又は管理サーバ20のRAM23若しくは記憶装置24に記憶される。
本実施形態における通知手段85は、前述の検出手段82の検出結果を所定の通知先に通知する手段である。また、通知手段85は検出手段82の検出結果と共に、第1情報を所定の通知先に通知してもよい。当該検出結果と、第1情報と、を併せて所定の通知先に通知することで、通知を受けた者は物品の取出し情報に関してより詳細を知ることができることから、利便性が向上する。
通知手段85の機能は、例えば以下のように実現される。収納ボックス本体のCPU61は、検出手段82にて物品の収納が取り出された結果を得た場合に、通信インタフェース部68へ当該検出結果を所定の通知先へ通知するように指示し、所定の通知先へ電子メールなどの方法を用いて当該検出結果を通知する。もしくは、通信インタフェース部68は、管理サーバ20に対して物品が取り出されたという検出結果を通知し、管理サーバ20のCPU21が、通信インタフェース部28を介して所定の通知先へ電子メールなどの方法を用いて当該検出結果を通知する。また、上述のように検出結果と合わせて、第1情報も所定の通知先へ通知することができる。
所定の通知先は、引取者、収納者、発送者、物品収受システムの管理者、及びそれらの者から指定された者、から成る群より選択される1以上の通知先であってよい。
引取者とは、前述のように収納ボックスから物品を取り出す者を指す。引取者は、入居者であってもよいし、集配業者であってもよいし、集配業者に配達を依頼する個人または企業等であってもよい。また、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように新聞や飲食物等を集荷し配達する業者、クリーニング業者のように預かり物の配達や集荷を行う業者であってもよい。引取者に検出手段82の検出結果を通知することで、例えば、引取者は物品が取り出されたことを記録することができ、後々に物品を取り出したか否かの確認ができるため、引取者にとっての物品収受システムの利便性が向上する。また、引取者に当該検出結果と共に第1情報を通知することで、例えば、引取者が引き取った物品を管理する際に当該第1情報を活用できるため、引取者にとっての利便性が更に向上する。
収納者とは、前述のように収納ボックスに物品を収納する者を指す。収納者は、入居者であってもよいし、集配業者であってもよいし、集配業者に集荷を依頼する個人または企業等であってもよい。また、通信網NW等を介して商品を販売する業者(通販業者)、商店、デパート、多数の商品を仲買し卸す商社、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように各戸に新聞や飲食物等を配達する業者等であってもよい。収納者に検出手段82の検出結果を通知することで、収納者は荷物が取り出されたか否かの確認を容易にすることができ、例えば、物品が取り出されていない場合は引取者に物品の引き取りを促すことができるため物品の取出し忘れを防ぐことができる。また、収納者に当該検出結果と共に第1情報を通知することで、例えば、収納者は物品に関して、いつ引き取られたか、誰に引き取られたか等の情報を知ることができるため、収納者にとっての宅配ボックスの利便性が更に向上する。
発送者とは、物品を発送する者を指す。例えば、発送者は、前述の収納者に対して収納ボックスへの物品の収納を依頼することで物品の発送をすることができる。発送者は、入居者であってもよいし、集配業者に集荷を依頼する個人または企業等であってもよし、通信網NW等を介して商品を販売する業者(通販業者)、商店、デパート、多数の商品を仲買し卸す商社、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように各戸に新聞や飲食物等を発送する業者等であってもよい。発送者に検出手段82の検出結果を通知することで、例えば、発送者は荷物が取り出されたか否かの確認を容易にすることができる。また、発送者に当該検出結果と共に第1情報を通知することで、発送者は物品に関して、例えばいつ引き取られたか、誰に引き取られたか等の情報を知ることができるため、収納者にとっての物品収受システムの利便性が更に向上する。
物品収受システムの管理者とは、物品収受システムの管理を行っている者を指す。物品収受システムの管理者は、物品収受システム自体の管理を行っているものでもよいし、物品収受システムが設置されている集合住宅やオフィスなどの建物や備品の管理を行っている者でもよい。物品収受システムの管理者に検出手段82の検出結果を通知することで、例えば、物品収受システムの管理者は荷物が取り出されたか否かの確認を容易にすることができ、併せて収納ボックスの空き状況も管理することができる。また、物品収受システムの管理者に当該検出結果と共に第1情報を通知することで、例えば、引き取られた物品に関して、管理者は、いつ引き取られたか、誰に引き取られたか等の情報をまとめて管理することができるため、管理者にとって物品収受システムの管理が容易になるという利点がある。
それらの者から指定された者とは、引取者、収納者、発送者、物品収受システムの管理者から指定された者を指す。それらの者から指定された者は、例えば、入居者の家族であってもよいし、集配業者の会社の従業員であってもよいし、新聞配達業者やフードデリバリー業者のように新聞や飲食物等を集荷し配達する業者、クリーニング業者のように預かり物の配達や集荷を行う業者の会社の従業員であってもよい。それらの者から指定された者に検出手段82の検出結果を通知することで、荷物が取り出されたか否かの情報をより確実に伝達することができるため利便性が向上する。また、それらの者から指定された者に当該検出結果と共に第1情報を通知することで、第1情報もより確実に伝達することができるため、利便性が更に向上する。
本実施形態における情報検索手段86は、前述の検索用情報を対象として情報検索を行う手段である。情報検索手段86により、物品の取出しが行われた後であっても、検出手段82の検出結果およびそれに関連した前記第1情報についての検索が可能となり、例えば、物品収受システムの利用者はこれらの情報の管理が容易にできるようになることから、物品収受システムの利便性が向上する。
情報検索手段86の機能は、例えば以下のように実現される。検索を行う者より検索の指示を受けた管理サーバ20のCPU21は記憶装置24にアクセスし、検索を行う者が入力した検索条件に対応する情報を、検索用情報から探し出す。探し出された情報は、CPU21の指示に基づいて、操作部12の表示部16や端末装置30の画面に表示される。なお、検索を行う者は検索条件を収納ボックス本体の操作部12を通じて入力してもよいし、携帯端末やパソコン等を介して入力してもよい。
(5)本実施形態の物品収受システムの主要な処理のフロー
図10のシーケンス図を参照して、本実施形態に係る物品収受システムの一例を説明する。
収納ボックスに物品を収納済みの状態(S101)で、収納ボックス本体は、物品を取り出そうとする引取者から、第1情報取得手段83の機能に基づいて、第1情報を取得してもよい(S102)。次に収納ボックス本体のCPU61は、取得した第1情報を管理サーバ20に送信してもよい(S103)。また、収納ボックス本体は、物品を取り出そうとする引取者から、第2情報取得手段の機能に基づいて、第2情報を取得してもよく(S102)、収納ボックス本体のCPU61は、取得した第2情報を管理サーバ20に送信してもよい(S103)。
管理サーバ20のCPU21は、取得した第2情報を用いて、認証手段81に基づき、認証処理を行ってもよい(S104)。前述の認証手段81が正常に終了した場合は、例えば、管理サーバ20のCPU21は、収納ボックス本体に対し、物品を取り出すための収納ボックスを指定し、さらに該収納ボックスの開錠するための指令を出してもよい。指令を受けた収納ボックス本体のCPU61は、該収納ボックスを解錠してもよい。
引取者が収納ボックスから物品を取り出す(S105)際に、物品収受システムは検出手段82に基づき、物品が取り出されたか否かを検出する(S106)。また、併せて、取り出された日時や引取者に関連する情報などの、検出手段82の検出結果に関連した第1情報を取得してもよい。収納ボックス本体のCPU61は、検出手段82の検出結果(例えば、物品が取り出された旨)を管理サーバ20に送信する(S107)。また、収納ボックス本体のCPU61は、取得した第1情報を管理サーバ20に送信してもよい。
管理サーバ20のCPU21は、収納ボックス本体から送られた検出手段82の検出結果と、それに関連する前記第1情報と、を紐づけて検索用情報として、例えばRAM23又は記憶装置24に記憶してもよい(S108)。
次に管理サーバ20のCPU21は、通信インタフェース部28へ、検出手段82の検出結果(例えば、物品が取り出された旨)を所定の通知先へ通知するように指示を出し、通信インタフェース部28は所定の通知先(図10では引取者と収納者)へ通知する(S109、S110)。ここで、検出手段82の検出結果と共に第1情報も所定の通知先へ通知してもよい。なお、これらの検出結果や第1情報は、収納ボックス本体を介して所定の通知先へ通知されてもよい。
本実施形態に係る物品収受システムは情報検索手段86を設けてもよい。収納ボックス本体は利用者(図10では、収納者)から検索条件を取得してもよく(S111)、収納ボックスのCPU61は、取得した検索条件を管理サーバ20へ送信してもよい(S112)。なお、管理サーバ20は、収納ボックス本体を介さずに利用者から検索条件を取得してもよい。
管理サーバ20のCPU21は、RAM23又は記憶装置24にアクセスし、取得した検索条件に合う情報を検索用情報の中から探し出し(S113)、その検索結果を収納ボックス本体に送信してもよい(S114)。収納ボックス本体のCPU61は、取得した検索結果を、通信インタフェース部68を介し、収納者へ提示してもよい(S115)。なお、管理サーバ20のCPU21は、収納ボックス本体を介さずに、利用者へ検索結果を提示してもよい。
上述したように、本実施形態の物品収受システムによれば、物品収受システムから物品が取り出されたか否かについての情報が所定の通知先へ通知されることから、物品収受システムの利用者は物品が取り出されたか否かの確認を容易にすることができ、物品収受システムの利便性を向上させることができる。
以上の説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
また、上述した実施形態では、管理サーバ20を備える場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、収納ボックス本体が、図7に示す管理データを例えば記憶装置64に記憶している場合には、管理サーバ20が設けられなくてもよい。
さらに、上述した実施形態では、収納ボックス本体によって、第1情報取得手段83、通知手段85などの各手段の各機能を実現する構成としたが、この構成に限られない。例えば、少なくとも一部の手段を管理サーバ20によって実現する構成としてもよい。宅配ボックスと管理サーバ20とでは、実質的に同一のハードウェア構成を採ることができるため、上記実施形態に記載したようにして管理サーバ20によっても各機能を実現できる。
1…収納ボックス本体
11a,11b…収納ボックス
12…操作部
16…表示部
17…入力部
111…物品
112…扉
113…重量センサ
114a…光源
114b…光学センサ
20…管理サーバ
30…端末装置
40…セキュリティ設備
41…セキュリティ設備の外側
42…セキュリティ設備の内側
M…建物

Claims (6)

  1. 物品を収納するための収納ボックスと、
    前記収納ボックスから物品が取り出されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果を所定の通知先に通知する通知手段と、を備える、物品収受システム。
  2. 前記検出結果に関連する第1情報を取得する第1情報取得手段を備える、請求項1に記載の物品収受システム。
  3. 前記検出結果およびそれに関連する前記第1情報を紐づけて検索用情報として記憶する記憶手段を備える、請求項2に記載の物品収受システム。
  4. 前記検索用情報を対象として情報検索を行う情報検索手段を備える、請求項3に記載の物品収受システム。
  5. 前記所定の通知先が、引取者、収納者、発送者、前記物品収受システムの管理者、及びそれらの者から指定された者、から成る群より選択される1以上の通知先である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品収受システム。
  6. 前記通知手段が、前記検出結果と共に前記第1情報を所定の通知先に通知する、請求項2〜5のいずれか1項に記載の物品収受システム。
JP2020077349A 2020-04-24 2020-04-24 物品収受システム Pending JP2021171300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020077349A JP2021171300A (ja) 2020-04-24 2020-04-24 物品収受システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020077349A JP2021171300A (ja) 2020-04-24 2020-04-24 物品収受システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021171300A true JP2021171300A (ja) 2021-11-01

Family

ID=78278572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020077349A Pending JP2021171300A (ja) 2020-04-24 2020-04-24 物品収受システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021171300A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09282531A (ja) * 1996-08-30 1997-10-31 N T T Data Tsushin Kk ロッカーシステム
JP2006082981A (ja) * 2000-12-25 2006-03-30 Yamato Holdings Co Ltd 荷物の配達完了通知方法
JP2019134897A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
US10455965B1 (en) * 2017-05-02 2019-10-29 Quentin Amati Postal delivery notification system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09282531A (ja) * 1996-08-30 1997-10-31 N T T Data Tsushin Kk ロッカーシステム
JP2006082981A (ja) * 2000-12-25 2006-03-30 Yamato Holdings Co Ltd 荷物の配達完了通知方法
US10455965B1 (en) * 2017-05-02 2019-10-29 Quentin Amati Postal delivery notification system
JP2019134897A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 日本宅配システム株式會社 物品収受システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9552504B2 (en) Register for counting and tracking items in a bag
US9547962B2 (en) Selecting best-fit digital lockers for packages
JP6523721B2 (ja) 収納装置及び宅配システム
AU2017250110A1 (en) Package room systems and methods
US20150186840A1 (en) Smart locker system and method of parcel delivery
US20160025549A1 (en) Digital Locker Delivery System
JP2021177431A (ja) ストッカ関連装置
KR20120039150A (ko) 무인택배 시스템
JP2016021202A (ja) 宅配物配達システム
JP2017211821A (ja) 預かり通知システム
JP7434074B2 (ja) サーバ、システム、サーバの制御方法、及びプログラム
JP2021171300A (ja) 物品収受システム
US20200160637A1 (en) Storage apparatus
JP2017225768A (ja) 物品収受システム
JP2021109047A (ja) 物品収受システム
JP6837230B2 (ja) 物品収受システム
JP2022105512A (ja) ストッカシステム
JP2017205288A (ja) 収納装置
JP2020189028A (ja) 物品収受システム
JP2021040876A (ja) 物品収受システム
JP7042021B2 (ja) ストッカ管理装置及びストッカシステム
JP2021031875A (ja) セキュリティシステム
JP2021178101A (ja) メールボックスシステム
JP2024103564A (ja) セキュリティシステム
JP6845566B2 (ja) 物品収受システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240109