JP6523721B2 - 収納装置及び宅配システム - Google Patents

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Description

本発明は、収納装置及び宅配システムに関し、特に、同一の宛先に配送された複数の荷物を収納する収納装置及び宅配システムに関する。
近年、宅配ロッカーと称される施錠可能な収納装置が、集合住宅の共用部等に設置され、宅配便等のサービスに利用されている。
この宅配ロッカーを利用した宅配便サービスにおいては、集合住宅の居住者が不在の場合であっても、宅配業者が居住者宛の配送物を宅配ロッカーのボックス内に収納し施錠しておき、その後、居住者が該当するボックスを解錠して自分宛の配送物を取り出すことができる。
このように、宅配ロッカーは、配送物の盗難等を防止し、配送物を安全に受け取ることを可能にするものである。
このような宅配ロッカーを利用した宅配便サービスに係る従来技術の1つに特許文献1が開示するところの共同ロッカー装置が提案されている。
特許文献1の共同ロッカー装置では、配達業者が集合住宅の居住者宛の荷物をロッカーに配送するとき、その荷物の大きさに合致したロッカーのボックスの番号を指定してそのボックス扉を開扉し、荷物を収納した後に閉塞する。
特開平5−98857
しかしながら、上記特許文献1の共同ロッカー装置は、荷物を収納可能なボックス数に限界があることから、配送時に全てのボックス内に荷物が収納されており、配送業者は居住者宛の荷物を持ち帰らざるを得ない場合が生じる。この場合、居住者は、予定していた時期までに荷物を受け取ることができないという問題がある。
また、同一居住者宛に複数の荷物が配送された場合、居住者は、自分宛の荷物の数だけボックスの開扉作業を行う必要があり、その手間が非常に煩雑であるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、同一居住者宛に複数の配送物が配送された場合であっても、当該配送物をボックス内に効率よく収納し、居住者が配送物を容易に取出し可能な収納装置及び宅配システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、配送物を一時的に預け入れた後に施錠を行って保管する収納装置であって、各利用者宛の配送物を収納する利用者専用の複数入庫ボックスと、利用者が共同で使用可能な単数入庫ボックスとを有し、複数入庫ボックスに配送業者が配送物を収納し、配送物を利用者が取り出していない場合に、配送業者のIDを入力すると、入力された配送業者のIDに基づいて認証を行って複数入庫ボックスを解錠して配送物の追加入庫を許可して解錠し、複数入庫ボックスに追加入庫に十分なスペースが存在しない場合、追加入庫予定の配送物を単数入庫ボックスへ入庫することを特徴とする。
また、本発明における収納装置は、複数入庫ボックスを解錠したとき、解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを記録することを特徴とする。
また、本発明は、上記収納装置と、収納装置とネットワークを介して接続される管理サーバとを有して構成される宅配システムであって、収納装置は、複数入庫ボックスを解錠したとき、解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを管理サーバへ送信し、管理サーバは、解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを収納装置から受信すると、受信した配送業者又は利用者のIDを記録することを特徴とする。
また、本発明における宅配システムによれば、管理サーバは、配送業者又は利用者のIDを含む認証情報を管理し、所定の時期に、又は認証情報の内容が変更されたときに、認証情報を収納装置へ送信し、収納装置は、認証情報を管理サーバから受信すると、自装置に格納されている認証情報を、管理サーバから受信した認証情報の内容に更新することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、収納装置は、各利用者宛の配送物又は利用者が配送依頼する配送物を収納する利用者専用の複数入庫ボックスを有し、複数入庫ボックスに配送業者が配送物を収納し、配送物を利用者が取り出していない場合に、配送業者のIDを入力すると、入力された配送業者のIDに基づいて認証を行って複数入庫ボックスを解錠して配送物の追加入庫を許可し解錠するので、同じ宛先の配送物をまとめて収納できることから、収納装置の収納スペースを有効活用することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における宅配システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における居住者DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における配送業者DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における複数入庫履歴DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における単数入庫履歴DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における配送業者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における居住者が配送物の配送を配送業者に依頼するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における配送業者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における配送業者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における居住者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
<第1の実施の形態>
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態における宅配システムは、一例として、集合住宅に設置され、当該集合住宅の居住者が上記宅配システムの利用者であるとする。
当該宅配システムは、配送業者が配送物を居住者に直接手渡さずにロッカー等の収納装置に一旦預け入れて施錠し、その後、その居住者が解錠して収納装置から自分宛の配送物を取り出すという宅配ロッカーサービスの提供の際に用いられる。
また、この宅配ロッカーサービスにおいては、反対に、居住者が配送を希望する配送物を収納装置に一旦預け入れて施錠し、その後、配送業者が解錠して収納装置から居住者が預け入れた配送物を取り出して配送を行うという業務も行われる。
収納装置には、配送先の居住者ごとに個別の専用の収納ボックス(複数入庫ボックス)が設けられており、配送業者は、配送物を該当する配送先の居住者の専用の収納ボックスに預け入れる。このとき、その収納ボックスが空(から)の状態はもちろんのこと、既に配送物が預け入れられた状態であっても収納スペースに余裕があれば、解錠して配送物を追加して預け入れることができる。
このように、本実施の形態における宅配システムにおいては、既に配送物が収納されている収納ボックスについて配送業者及び居住者が解錠可能に構成されているので、同一宛先の配送物をまとめて1つの収納ボックスに収納でき、収納装置の収納スペースを効果的に活用することが可能となっている。
(第1の実施の形態の構成)
(1)宅配システムの全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態における宅配システムの構成を示す図である。
図に示すように、宅配システムは、集合住宅の共用部等に設置され宅配便サービスの配送業者が配送した居住者宛の配送物を収納する収納装置10と、収納装置10とネットワーク100を介して接続され、上記宅配便サービスに関する情報を管理する管理サーバ20と、収納装置10とネットワーク100を介して接続され、上記配送物の宛先の居住者が操作するユーザ端末30と、収納装置10とネットワーク100を介して接続され、上記居住者宛の配送物を配送する配送業者が操作する配送業者端末40とを有して構成される。
(2)収納装置10の構成
収納装置10は集合住宅の共用部等に設置される収納及び施錠機能を備えた装置であって、例えば、ロッカー装置である。
図2は、本発明の第1の実施の形態における収納装置10の構成を示す図である。
図に示すように、収納装置10は、CPU等から構成され収納装置10全体を制御する制御部11と、居住者宛の配送物を収納する収納部12と、各種情報を格納する情報格納部13と、各種キーを備え情報入力が可能であるとともに、後述の事業者カード及び居住者カード等に書き込まれた認証用の情報の読取り等をする操作部14と、各種情報を表示する表示部15と、接続されるネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部16とを有して構成される。
収納部12は、居住者宛の配送物を施解錠可能に収納する収納ボックスを複数備えている。
これら収納ボックスとしては、複数入庫ボックス121と、単数入庫ボックス122とがあり、配送物を収納可能な回数が異なる。
複数入庫ボックス121は、配送物が収納又は未収納のいずれの場合であっても常時施錠されており、配送業者及び居住者のIDがそれぞれ書き込まれた情報記録媒体である事業者カード及び居住者カードにより解錠可能に構成されている。そして、後述するように、複数入庫ボックス121が解錠されるごとに、収納装置10は、その履歴を記録する。
また、複数入庫ボックス121は、上述のように、ボックス内に配送物が収納済みのとき、受取人である居住者以外の配送業者が事業者カードにより解錠し、当該ボックスの収納スペースに余裕があれば追加して収納することが可能となっている。
本実施の形態では、一例として、複数入庫ボックス121は、各住戸ごとに割り当てられており、各住戸の住人全員が共通の1つの複数入庫ボックス121を利用するものとする(住人全員宛の配送物が同一の複数入庫ボックス121に配達される)。例えば、ある住戸の居住者が、父、母、子供の3人家族である場合、その父、母、子供のいずれの宛先の配送物もその住戸の専用の複数入庫ボックス121に収納されることとなる。
単数入庫ボックス122は、配送物が未収納の場合は、操作部14による所定の操作等により解錠可能に構成されており、事業者カード又は居住者カードを所有しない者でもボックス内に配送物を収納可能となっている。配送物収納後には施錠され、その配送物宛の居住者のみが居住者カードを用いて解錠することが可能となる。
すなわち、単数入庫ボックス122は、配送物が配送され一旦収納されると、ボックス内の収納スペースに余裕があったとしても配送業者は当該ボックスを解錠することができない。居住者により単数入庫ボックス122が解錠され、当該ボックス内の配送物が取り出された後には、再度解錠された状態となり、自由に配送物を収納可能することができるようになる。
単数入庫ボックス122は、居住者専用でも特定の住戸専用でもなく、宅配ロッカーサービスのどの利用者(居住者)でも共同で利用することが可能である。
情報格納部13は、宅配ロッカーサービスに係る各種情報を格納する。
また、情報格納部13は、居住者が複数入庫ボックス121を解錠する際に必要なパスワード等の認証情報を管理する居住者DB131と、配送業者が複数入庫ボックス121を解錠する際に必要なパスワード等の認証情報を管理する事業者DB132と、収納部12の各収納ボックスの種別や利用状況を管理する収納ボックスDB133と、配送物の収納及び取出し等の複数入庫ボックス121の使用についての履歴を管理する複数入庫履歴DB134と、配送物の収納及び取出し等の単数入庫ボックス122の使用についての履歴を管理する単数入庫履歴DB135とを格納する。
図3は、本発明の第1の実施の形態における居住者DB131のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、居住者DB131は、居住者名と、居住者の部屋番号と、認証用のパスワードとをそれぞれ居住者を特定する個別のID(居住者ID)に対応付けて格納している。
この居住者IDは、各居住者個々に割り当てられた識別情報でもよいし、その居住者が居住する部屋番号を含む識別情報であってもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態における事業者DB132のデータ構成の一例を示す図である。
事業者DB132は、事業者の認証情報を管理するためのデータベースである。事業者には、配送物を配送する配送業者、居住者のクリーニング品を預かってクリーニングを行うクリーニング事業者、及び居住者に食品を販売する食品配送業者等が含まれる。
図に示すように、事業者DB132は、配送業者等の事業者の所属事業体と、認証用のパスワードと、当該事業者が複数入庫ボックス121の解錠を許可されているか否かを示す可否情報とをそれぞれ配送業者を特定する個別のID(事業者ID)に対応付けて格納している。
この事業者IDは、各配送業者個人に割り当てられた識別情報でもよいし、その配送業者が所属する事業体を表す識別情報であってもよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態における収納ボックスDB133のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、収納ボックスDB133は、収納部12の各収納ボックスの種類(複数入庫ボックス121か単数入庫ボックス122か)と、収納ボックスが複数入庫ボックス121である場合にはそれを専用に使用する住戸の部屋番号と、収納ボックスが単数入庫ボックス122である場合には配送物の送り先又は送り主の居住者の部屋番号と、各収納ボックスの使用状況(使用中か否か)とをそれぞれ収納ボックスを特定する個別のID(収納ボックスID)に対応付けて格納している。
この格納される収納ボックスの使用状況の情報としては、例えば、施錠/解錠の状態、収納ボックス内に配送物が収納されているか等がある。
図6は、本発明の第1の実施の形態における複数入庫履歴DB134のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、複数入庫履歴DB134は、複数入庫ボックス121に配送物を配送した配送業者の事業者IDと、その配送物を複数入庫ボックス121へ実際に入庫したか否かを示す情報と、配送物が収納された日時を示す時間情報とを配送物の収納等のイベントごとに定められた履歴管理番号に対応付けて、各複数入庫ボックス121ごとに管理している。
図7は、本発明の第1の実施の形態における単数入庫履歴DB135のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、単数入庫履歴DB135は、単数入庫ボックス122に配送物を収納した(預け入れた)配送業者の事業者ID又は居住者の居住者IDと、宛先の居住者の居住者ID又はサービス利用先の事業者の事業者IDと、配送物が収納された日時を示す時間情報とを配送物の収納等のイベントごとに定められた履歴管理番号に対応付けて、各単数入庫ボックス122ごとに管理している。
操作部14は各種キー等を備えており、居住者及び配送業者は当該各種キーを操作して、収納ボックスを解錠するとき、認証用の自身のIDやパスワード等を入力する。
また、操作部14は表示部15と一体に構成され、タッチパネルとして機能するようにしてもよい。
表示部15は、各種情報の入力を促すメッセージ等を表示する。
また、居住者や配送業者は、配送物を預け入れるとき、表示部15は、複数入庫ボックス121に配送物が収納されているか否かを表示したり、現在使用されていない単数入庫ボックス122を表示したりする。
通信部16は、上記操作部14により入力された情報(例えば、認証用の居住者ID及びパスワード等)をネットワーク100を介してユーザ端末30と通信を行う。
(3)管理サーバ20の構成
管理サーバ20は、ネットワーク100を介して収納装置10と接続される情報処理装置であって、収納装置10と同様に、宅配便サービスに係る情報を管理する。
図8は、本発明の第1の実施の形態における管理サーバ20の構成を示す図である。
図に示すように、管理サーバ20は、CPU等により構成され、管理サーバ20全体を制御する制御部21と、各種情報を格納する情報格納部22と、接続されるネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部23とを有して構成される。
情報格納部22は、居住者DB221と、事業者DB222と、収納ボックスDB223と、複数入庫履歴DB224と、単数入庫履歴DB225とを格納する。
これら各データベース221〜225のデータ構成は、収納装置10に格納されていた同名称の各データベース131〜135とそれぞれ同様である。
ただし、居住者DB221は、居住者DB131のデータ構成に加えて、居住者の個人情報(住所、電話番号、メールアドレス等)を管理する。
また、事業者DB222は、事業者DB132のデータ構成に加えて、事業者の個人情報(住所、電話番号、メールアドレス等)を管理する。
また、管理サーバ20は、ネットワーク100を介して管理サーバ20の管理事業者の端末(PC、携帯端末等,図示せず)と接続されており、例えば、新規の居住者や事業者が新規に登録されたときや、内容に変更があった場合等には、当該端末からの入力により、管理サーバ20内の各データベース221〜225の内容が更新される。
当該更新ごとに、又は所定のタイミングで、管理サーバ20は、その更新された各データベース221〜225内のデータ(居住者及び事業者の個人情報を除く)を収納装置10へ送信し、収納装置10は、自身に格納されている各データベース131〜135のデータ内容を上記管理サーバ20から受信したデータ内容に更新する。
(3)ユーザ端末30の構成
ユーザ端末30は、集合住宅の居住者等により操作される情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、またはPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末であってもよいし、タワー、デスクトップ、またはノートブックの各型のPC(Personal Computer)であってもよい。
ユーザ端末30は、キースイッチ等の操作部及び画面を備えており、上方の入力及び表示を行うことができる。また、ユーザ端末30は、ネットワーク100を介して管理サーバ20との間で情報の送受信を行うことができる。
居住者は、ユーザ端末30を用いて、収納装置10にアクセスし、収納装置10における配送物の配送状況や収納状況を確認することができる。
また、居住者宛の配送物が配送され収納装置10に収納された場合や、居住者が配送物の配送後に所定期間、取り出さなかった場合には、収納装置10は、これらを示す通知情報をユーザ端末30へ送信して、居住者に対して配送物の取出しを促す。
(4)配送業者端末40の構成
配送業者端末40は、配送業者により操作される情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、またはPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末であってもよいし、タワー、デスクトップ、またはノートブックの各型のPC(Personal Computer)であってもよい。
配送業者端末40は、キースイッチ等の操作部及び画面を備えており、上方の入力及び表示を行うことができる。また、配送業者端末40は、ネットワーク100を介して収納装置10との間で情報の送受信を行うことができる。
配送業者は、配送業者端末40を用いて、収納装置10にアクセスし、収納装置10における配送物の収納状況を確認することができる。
(5)居住者カードの構成
居住者は、収納装置10において認証を行い、収納装置10の施錠及び開扉を行うためのIDカードである居住者カードを所有している。
この居住者カードは、例えば、接触/非接触型の情報記録媒体であり、居住者ID、居住者の部屋番号及びパスワード等が書き込まれている。
居住者は、収納装置10の解錠を行う際に、この居住者カードを収納装置10に接触させたり、かざしたりする。収納装置10は、その居住者カード内の情報を読み取り、その読み取った部屋番号及びパスワードが居住者DB131において互いに対応付けられて格納されていれば、認証成功と判断し、反対に対応付けられていなければ、認証失敗と判断する。
認証成功の場合には、当該居住者専用の単数入庫ボックス122又は当該居住者宛の配送物が収納されている複数入庫ボックス121が解錠し、居住者は、当該解錠したボックスに対して、自分宛の配送物を取り出したり、配送依頼する配送物を預け入れたりすることが可能となる。
(6)事業者カードの構成
事業者(配送業者、クリーニング業者、食品販売業者等)は、収納装置10において認証を行い、収納装置10の施錠及び開扉を行うためのIDカードである事業者カードを所有している。
この事業者カードは、例えば、接触/非接触型の情報記録媒体であり、事業者ID及びパスワード等が書き込まれている。
事業者は、収納装置10の解錠を行う際に、この事業者カードを収納装置10に接触させたり、かざしたりする。収納装置10は、その事業者カード内の情報を読み取り、その読み取った部屋番号及びパスワードが事業者DB132において互いに対応付けられて格納されていれば、認証成功と判断し、反対に対応付けられていなければ、認証失敗と判断する。
認証成功の場合には、操作部14により指定した複数入庫ボックス121が解錠し、事業者は、当該解錠したボックス庫内に配送物を収納させ、配達を完了する。
(第1の実施の形態の動作)
(1)配送業者による配送物の配送時の動作
図9は、本発明の第1の実施の形態における配送業者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
まず、配送業者は、居住者宛の配送物を持って集合住宅のエントランス等の収納装置10の設置場所を訪れる。
配送業者は、収納装置10の操作部14を用いて、表示部15に表示された「複数入庫ボックス」、「単数入庫ボックス」の表示のうち、今回収納するボックス庫を選択する(ステップS101)。
ここで、複数入庫ボックス121を選択した場合には(ステップS101/Yes)、配送業者は、認証のために事業者カードを操作部15にかざす等する。すると、収納装置10の操作部15は、その事業者カードに書き込まれた事業者ID及びパスワードを読み取り、制御部11は、事業者DB132において、これら読み取られた事業者ID及びパスワードが互いに対応付けられて格納されているか否か、当該事業者IDの事業者は複数入庫ボックス121の解錠を許可されているか否かを判断する(ステップS102)。
ここで、収納装置10は、互いに対応付けられて格納されていない場合、又は対応付けられていても複数入庫ボックス121の解錠が許可されていない場合には(ステップS102/No)、認証失敗と判断し、動作を終了する。
一方、収納装置10は、互いに対応付けられて格納され、かつ複数入庫ボックス121の解錠が許可されている場合には(ステップS102/Yes)、認証成功と判断し、表示部14は、配送物の宛先の部屋番号の入力画面を表示する(ステップS103)。
次に、配送業者は、配送物に付された伝票等を確認して、表示部14上に表示された部屋番号の入力画面の入力欄に、操作部15を用いて配送物の宛先の部屋番号を入力する(ステップS104)。
すると、収納装置10の制御部11は、収納ボックスDB133を参照して、上記入力された部屋番号に対応付けられた複数入庫ボックス121があるか否かを判断する(ステップS105)。
ここで、部屋番号に対応付けられた複数入庫ボックス121がない場合、すなわち、当該部屋番号の居住者が複数入庫ボックス121への入庫サービスを利用していない場合には(ステップS105/No)、そのまま動作を終了する。
その後、配送業者は、ステップS101において、今度は、「単数入庫ボックス」を選択する(ステップS101)。「単数入庫ボックス」を選択してからの動作は後ほど詳述する。
該当する複数入庫ボックス121がある場合には(ステップS105/Yes)、制御部11は、当該複数入庫ボックス121を解錠・開扉させる(ステップS106)。
配送業者は、その開扉した複数入庫ボックス121の収容状況を確認して、今回配送した配送物をその空いたスペースに応じた分入庫し、操作部14を用いて、その入庫した配送物の個数を入力する(ステップS107)。
その後、配送業者は、複数入庫ボックス121を閉扉し施錠する(ステップS108)。
また、このとき、収納装置10の制御部11は、当該配送業者が配送物を収納する目的で複数入庫ボックス121を解錠・開扉した旨の履歴を複数入庫履歴DB134に記録する(ステップS109)。具体的には、上記ステップS102で入力された事業者IDと、複数入庫ボックス121に実際に入庫されたことを示す情報と、その入庫した配送物の個数と、日時等の時間情報とが、該当する複数入庫ボックス121の複数入庫履歴DB134に記録される。
以上で、動作が終了する。
一方、収納スペースに余裕がない場合には、配送業者は配送物を収納することなく、入庫した配送物の個数「0」を入力するか、又は個数を何も入力しないで(ステップS107)、そのまま閉扉し施錠する(ステップS108)。
このときも、制御部11は、当該配送業者が配送物を収納する目的で複数入庫ボックス121を解錠・開扉した旨の履歴を複数入庫履歴DB134に記録する(ステップS109)。
具体的には、上記ステップS102で入力された事業者IDと、複数入庫ボックス121に実際に入庫されなかったことを示す情報と、日時等の時間情報とが、該当する複数入庫ボックス121の複数入庫履歴DB134に記録される。
以上、ステップS101において、複数入庫ボックス121への入庫が選択された場合の動作について説明したが、以下、単数入庫ボックス122への入庫が選択された場合の動作について説明する。
配送業者は、収納装置10の操作部14を用いて、表示部15に表示された「複数入庫ボックス」、「単数入庫ボックス」の表示のうち、今回収納する単数入庫ボックス122を選択した場合(ステップS101/No)、表示部15は、部屋番号の入力画面を表示する(ステップS110)。
次に、配送業者は、上記部屋番号の入力画面において、操作部14を用いて、配送物の宛先の居住者の部屋番号を入力する(ステップS111)。
なお、ここで、部屋番号の代わりに、宛先の居住者を特定できる情報であれば他の情報を入力するようにしてもよい。
次に、制御部11は、収納ボックスDB133を参照し、使用されていない単数入庫ボックス122を特定し、当該単数入庫ボックス122の収納ボックスIDを抽出する(ステップS112)。
そして、制御部11は、その抽出した収納ボックスIDに基づいて、使用されていない単数入庫ボックス122の位置等を表示部14に表示させる(ステップS113)。
次に、配送業者は、操作部14を用いて、表示部15上に表示されている1以上の未使用の単数入庫ボックス122のうち任意のものを選択する(ステップS114)。
制御部11は、当該選択された単数入庫ボックス122を解錠・開扉させる(ステップS115)。
配送業者は、開扉した単数入庫ボックス122に配送物を収納し、閉扉及び施錠する(ステップS116)。
そして、制御部11は、配送業者が配送物を単数入庫ボックス122に収納した旨の履歴を単数入庫履歴DB135に記録する(ステップS117)。具体的には、ステップS111で入力された部屋番号又はこれに対応する居住者IDと、日時等の時間情報とが、該当する単数入庫ボックス122の単数入庫履歴DB135に記録される。
その後、居住者は、収納装置10の設置されている場所を訪れ、操作部15を操作して居住者カードの情報を読み取らせ、収納装置10は、その読み取った居住者カードの情報に基づいて認証を行い、認証成功であれば、該当する単数入庫ボックス122を解錠及び開扉する。
以上で、動作が終了する。
なお、上述のとおり、配送業者は配送物を収納することなくそのまま閉扉し施錠した場合、表示部14は使用されていない単数入庫ボックス122の位置等を表示して、単数入庫ボックス122への入庫を促すが、制御部11は、その配送物を収納することなくそのまま閉扉したことについて以下のような方法で認識するようにしてもよい。
例えば、配送業者は、そのまま閉扉・施錠後に操作部15を用いて、その旨の情報を入力する(所定のボタンを押す等)ことにより、制御部11は、その旨を認識する。
また、複数入庫ボックス121又は単数入庫ボックス122内に重量センサ等を設けておき、開扉・閉扉の前後における庫内の配送物の全重量を計測し、その計測結果を制御部11へ出力するよう構成してもよい。この場合、制御部11は、重量センサから入力された重量の情報を開扉・閉扉の前後で比較し、閉扉後の重量が開扉時の重量より増加していない場合は、配送業者は配送物を収納することなくそのまま閉扉し施錠したと判断する。
また、重量センサに代えて、あるいは加えて、赤外線センサ等を設けて、複数入庫ボックス121又は単数入庫ボックス122内の収容状況の変化を感知するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、配送業者が配送物を配送し、収納装置10に収納する例によって説明したが、クリーニング業者がクリーニング済みの居住者の衣服等を収納装置10に収納したり、食品販売業者等の業者が居住者から受注した商品(食品等)を収納装置10に配送したりする場合も、宅配システムは、同様の処理を行う。
(2)居住者による配送物の預入れ時の動作
図10は、本発明の第1の実施の形態における居住者が配送物の配送を配送業者に依頼するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
上述したように、居住者は、配送業者に対して配送物の配送を依頼する際、その配送を希望する配送物を一旦収納装置10に預け入れる。
まず、居住者は、配送を希望する配送物を持って集合住宅のエントランス等の収納装置10の設置場所を訪れる。
そして、居住者は、認証のために居住者カードを操作部15にかざす等すると、収納装置10の操作部15は、その居住者カードから書き込まれた居住者ID及びパスワードを読み取り、制御部11は、これら読み取られた居住者ID及びパスワードが、互いに対応付けられて居住者DB131に格納されているか否かを判断する(ステップS201)。
ここで、収納装置10は、互いに対応付けられて格納されていない場合には(ステップS201/No)、認証失敗と判断し、動作を終了する。
一方、収納装置10の制御部11は、互いに対応付けられて格納されている場合には(ステップS201/Yes)、認証成功と判断し、居住者が利用する事業者の選択画面を表示する。
この選択画面には、例えば、「宅配」、「クリーニング」、「食品配送」等の各サービス(事業者)が表示されており、居住者は、これら表示されたサービスから利用するものを操作部15を用いて選択する(ステップS202)。
ここでは、一例として、居住者は、「宅配」を選択したものとする。
上記選択画面においてサービス(「宅配」)が選択されると、制御部11は、収納ボックスDB133を参照し、使用されていない単数入庫ボックス122を特定し、当該単数入庫ボックス122の収納ボックスIDを抽出する(ステップS203)。
次に、制御部11は、その抽出した収納ボックスIDに基づいて、使用されていない単数入庫ボックス122の位置等を表示部14に表示させる(ステップS204)。
次に、居住者は、操作部14を用いて、表示部15上に表示されている1以上の未使用の単数入庫ボックス122のうち任意のものを選択する(ステップS205)。
制御部11は、当該選択された単数入庫ボックス122を解錠・開扉させる(ステップS206)。
居住者は、開扉した単数入庫ボックス122に配送物を収納し、閉扉及び施錠する(ステップS207)。
そして、制御部11は、居住者が配送物を単数入庫ボックス122に収納した旨の履歴を単数入庫履歴DB135に記録する(ステップS208)。具体的には、上記ステップS201で入力された居住者IDと、ステップS202で選択されたサービスに対応する事業者の事業者IDと、日時等の時間情報とが、該当する単数入庫ボックス122の単数入庫履歴DB135に記録される。
以上で、動作が終了する。
(第1の実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本実施の形態における宅配システムによれば、複数入庫ボックス121は、既に配送物が収納され施錠されていても、解錠し、収納スペースにまだ余裕があれば、配送物を追加して収納することができるので、収納装置10の収納スペースを有効活用することが可能となる。特に、集合住宅の共用部等、収納装置10の設置スペースに限界がある場合に有益である。
また、本実施の形態における宅配システムによれば、複数入庫ボックス121を開扉した配送業者や居住者のIDを履歴として記録しておくことので、既に複数入庫ボックス121に収納されていた配送物の紛失や破損等があった場合に、居住者は、該当する時間帯に複数入庫ボックス121を解錠した者について管理サーバ20の管理事業者などに問い合わせることにより、その原因について容易に特定することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、専用の複数入庫ボックス121が割り当てられていない場合や、複数入庫ボックス121の収容スペースに余裕がない場合であっても、収納装置10は単数入庫ボックス122に収納可能に構成されているので、居住者は、自身が不在の場合であっても収納装置10に収納された配送物を受け取ることが可能となる。
また、収納部12の複数入庫ボックス121内における物品の有無や量を検知可能な赤外線センサ等の検知手段を設けて、複数入庫ボックス121の収納スペースに余裕があるか否かを検知できるように構成してもよい。
このように構成した場合、収納装置10の制御部11は、認証成功後、上記センサの検知結果を取得し、該当する複数入庫ボックス121の収納スペースに余裕があると判断した場合に、当該複数入庫ボックス121の解錠を行う。
一方、制御部11は、該当する複数入庫ボックス121の収納スペースに余裕がないと判断した場合には、未使用の単数入庫ボックス122の解錠を行う。
このように、宅配システムは、検知手段を設けて、その検知結果に基づいて解錠する収納ボックスの種類を決定するので、配送業者又は居住者は、ボックス内の収納スペースに余裕がない場合であっても、とりあえず開扉して庫内の状況を確認するという煩雑な作業が不要となる。
<第2の実施の形態>
(第2の実施の形態の概要)
第1の実施の形態における宅配システムでは、収納装置10が情報格納部13において各データベース131〜135を格納し、当該各データベース131〜135内のデータに基づいて解錠処理等を行っていた。
これに対し、本発明の第2の実施の形態における宅配システムは、管理サーバ20が、自身に格納されている各データベース221〜225を参照して、解錠のための認証処理等を収納装置10に代わって行うことができるよう構成されている。
以下、特記しない限り、本実施の形態における宅配システムは、第1の実施の形態と同様であるものとして説明を進める。
(第2の実施の形態の構成)
(1)宅配システムの全体構成
本発明の第2の実施の形態における宅配システムは、第1の実施の形態と同様に、集合住宅の共用部等に設置され宅配便サービスの配送業者が配送した居住者宛の配送物を収納する収納装置10と、収納装置10とネットワーク100を介して接続され、宅配便サービスに係る情報を管理する管理サーバ20と、上記配送物の宛先の居住者が操作するユーザ端末30と、収納装置10とネットワーク100を介して接続され、上記居住者宛の配送物を配送する配送業者が操作する配送業者端末40とを有して構成される。
(2)収納装置10の構成
本実施の形態における収納装置10は、第1の実施の形態と同様に、制御部11と、収納部12と、情報格納部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16とを有して構成される。
また、本実施の形態における収納装置10は、第1の実施の形態と異なり、情報格納部13において、上記各データベース131〜135を格納していない。
収納装置10は、操作部14により情報が入力されると、当該入力情報を通信部16からネットワーク100を介して管理サーバ20へ送信を行う。また、通信部16は、ネットワーク100を介して管理サーバ20から情報を受信すると、当該受信した情報を情報格納部13に格納し、表示部15に表示することができる。
(3)管理サーバ20の構成
本実施の形態における管理サーバ20は、第1の実施の形態と同様に、制御部21と、情報格納部22と、通信部23とを有して構成される。
本実施の形態では、管理サーバ20は、ネットワーク100を介して収納装置10から受信した情報に基づいて、認証処理や履歴の登録処理等を行う。
(第2の実施の形態の動作)
(1)配送業者による配送物の配送時の動作
図11,12は、本発明の第2の実施の形態における配送業者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
まず、配送業者は、居住者宛の配送物を持って集合住宅のエントランス等の収納装置10の設置場所を訪れ、収納装置10の操作部14を用いて、表示部15に表示された「複数入庫ボックス」、「単数入庫ボックス」の表示のうち、今回収納するボックス庫を選択する(ステップS301)。
ここで、複数入庫ボックス121を選択した場合には(ステップS301/Yes)、認証のために事業者カードを操作部15にかざす等する。すると、収納装置10の操作部15は、事業者カードに書き込まれた事業者ID及びパスワードを読み取る(ステップS302)。
次に、収納装置10は、その読み取った事業者ID及びパスワードを管理サーバ20へ送信する(ステップS303)。
管理サーバ20は、収納装置10から事業者ID及びパスワードを受信すると、事業者DB222において、これら受信した事業者ID及びパスワードが互いに対応付けられて格納されているか否か、当該事業者IDの事業者は複数入庫ボックス121の解錠を許可されているか否かを判断する(ステップS304)。
ここで、管理サーバ20は、互いに対応付けられて格納されていない場合、又は対応付けられていても複数入庫ボックス121の解錠が許可されていない場合には(ステップS304/No)、認証失敗と判断し、その認証失敗の旨の認証結果を収納装置10へ送信する(ステップS305)。
収納装置10は、その認証失敗の認証結果を受信すると(ステップS306/No)、動作を終了する。
一方、管理サーバ20は、互いに対応付けられて格納され、かつ複数入庫ボックス121の解錠が許可されている場合には(ステップS304/Yes)、認証成功と判断し、その認証成功の旨の認証結果を収納装置10へ送信する(ステップS305)。
収納装置10は、その認証成功の認証結果を受信すると(ステップS306/Yes)、表示部14は、配送物の宛先の部屋番号の入力画面を表示する(ステップS307)。
次に、配送業者は、配送物に付された伝票等を確認して、表示部14上に表示された部屋番号の入力画面の入力欄に、操作部15を用いて配送物の宛先の部屋番号を入力する(ステップS308)。
すると、収納装置10は、その入力された部屋番号を管理サーバ20へ送信する(ステップS309)。
管理サーバ20は、収納装置10から部屋番号を受信すると、収納ボックスDB223を参照して、上記入力された部屋番号に対応付けられた複数入庫ボックス121があるか否かを判断する(ステップS310)。
ここで、部屋番号に対応付けられた複数入庫ボックス121がない場合、すなわち、当該部屋番号の居住者が複数入庫ボックス121への入庫サービスを利用していない場合には(ステップS310/No)、そのまま動作を終了する。
その後、配送業者は、ステップS301において、今度は、「単数入庫ボックス」を選択する(ステップS301)。「単数入庫ボックス」を選択してからの動作は後ほど詳述する。
一方、該当する複数入庫ボックス121がある場合には(ステップS310/Yes)、その収納ボックスIDを収納装置10へ送信する(ステップS311)。
収納装置10は、その収納ボックスIDを受信すると、制御部11は、当該収納ボックスIDに対応付けられている複数入庫ボックス121を解錠・開扉させる(ステップS312)。
配送業者は、その開扉した複数入庫ボックス121の収容状況を確認して、今回配送した配送物をその空いたスペースに応じた分入庫し、操作部14を用いて、その入庫した配送物の個数を入力する(ステップS313)。
その後、配送業者は、複数入庫ボックス121を閉扉し施錠する(ステップS314)。
また、このとき、収納装置10の制御部11は、当該配送業者が配送物を収納する目的で複数入庫ボックス121を解錠・開扉した旨の履歴を生成する(ステップS315)。
そして、収納装置10は、その生成した履歴を管理サーバ20へ送信する(ステップS316)。
管理サーバ20は、その生成された履歴を収納装置10から受信すると、その受信した履歴を複数入庫履歴DB224に記録する(ステップS317)。
具体的には、上記ステップS302で入力された事業者IDと、複数入庫ボックス121に実際に入庫されたことを示す情報と、その入庫した配送物の個数と、日時等の時間情報とが、該当する複数入庫ボックス121の複数入庫履歴DB224に記録される。
以上で、動作が終了する。
一方、収納スペースに余裕がない場合には、配送業者は配送物を収納することなく、入庫した配送物の個数「0」を入力するか、又は個数を何も入力しないで(ステップS313)、そのまま閉扉し施錠する(ステップS314)。
このときも、制御部11は、当該配送業者が配送物を収納しないまま閉扉・施錠した旨の履歴を生成し(ステップS315)、通信部16は、その生成した履歴を管理サーバ20へ送信する(ステップS316)。
管理サーバ20は、その生成された履歴を収納装置10から受信すると、その受信した履歴を複数入庫履歴DB224に記録する(ステップS317)。
具体的には、上記ステップS301で入力された事業者IDと、複数入庫ボックス121に実際に入庫されなかったことを示す情報と、日時等の時間情報とが、該当する複数入庫ボックス121の複数入庫履歴DB224に記録される。
以上、ステップS301において、複数入庫ボックス121への入庫が選択された場合の動作について説明したが、以下、単数入庫ボックス122への入庫が選択された場合の動作について説明する。
配送業者は、収納装置10の操作部14を用いて、表示部15に表示された「複数入庫ボックス」、「単数入庫ボックス」の表示のうち、今回収納する単数入庫ボックス122を選択した場合(ステップS301/No)、表示部15は、部屋番号の入力画面を表示する(ステップS318)。
次に、配送業者は、上記部屋番号の入力画面において、操作部14を用いて、配送物の宛先の居住者の部屋番号を入力する(ステップS319)。
なお、ここで、部屋番号の代わりに、宛先の居住者を特定できる情報であれば他の情報を入力するようにしてもよい。
次に、収納装置10は、現在未使用の単数入庫ボックス122の表示画面の取得要求を管理サーバ20へ送信する(ステップS320)。
管理サーバ20は、上記現在未使用の単数入庫ボックス122の表示画面の取得要求を収納装置10から受信すると、収納ボックスDB223を参照し、使用されていない単数入庫ボックス122を特定し、当該単数入庫ボックス122の収納ボックスIDを抽出する(ステップS321)。
そして、管理サーバ20は、上記抽出した収納ボックスIDを収納装置10へ送信する(ステップS322)。
収納装置10は、上記収納ボックスIDを受信すると、制御部11は、その受信した収納ボックスIDに基づいて、使用されていない単数入庫ボックス122の位置等を表示部14に表示させる(ステップS323)。
次に、配送業者は、操作部14を用いて、表示部15上に表示されている1以上の未使用の単数入庫ボックス122のうち任意のものを選択する(ステップS324)。
制御部11は、当該選択された単数入庫ボックス122を解錠・開扉させる(ステップS325)。
配送業者は、開扉した単数入庫ボックス122に配送物を収納し、閉扉及び施錠する(ステップS326)。
次に、制御部11は、配送業者が配送物を単数入庫ボックス122に入庫した旨の履歴を作成し、収納装置10は、その作成した入庫履歴を管理サーバ20へ送信する(ステップS327)。
管理サーバ20は、上記単数入庫ボックス122への入庫履歴を収納装置10から受信すると、情報格納部22の単数入庫履歴DB225に記録する(ステップS328)。具体的には、ステップS302で入力された部屋番号又はこれに対応する居住者IDと、日時等の時間情報とが記録される。
以上で、動作が終了する。
(2)居住者による配送物の預入れ時の動作
図13は、本発明の第2の実施の形態における居住者が居住者宛の配送物を配送するときの宅配システムによる動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
まず、居住者は、配送を希望する配送物を持って集合住宅のエントランス等の収納装置10の設置場所を訪れ、認証のために居住者カードを操作部15にかざす等すると、収納装置10の操作部15は、居住者カードに書き込まれた居住者ID及びパスワードを読み取る(ステップS401)。
次に、収納装置10は、その読み取った居住者ID及びパスワードを管理サーバ20へ送信する(ステップS402)。
管理サーバ20は、収納装置10から居住者ID及びパスワードを受信すると、これら受信した居住者ID及びパスワードが、互いに対応付けられて居住者DB222に格納されているか否かを判断する(ステップS403)。
ここで、管理サーバ20は、互いに対応付けられて格納されていない場合には(ステップS403/No)、認証失敗と判断し、その認証失敗の旨の認証結果を収納装置10へ送信する(ステップS404)。
収納装置10は、その認証失敗の認証結果を受信すると(ステップS407/No)、動作を終了する。
一方、管理サーバ20は、互いに対応付けられて格納されている場合には(ステップS403/Yes)、認証成功と判断し、収納ボックスDB223を参照して、使用されていない単数入庫ボックス122を特定し、当該単数入庫ボックス122の収納ボックスIDを抽出する(ステップS405)。
そして、管理サーバ20は、上記抽出した収納ボックスIDを収納装置10へ送信する(ステップS406)。
収納装置10は、認証が成功し(ステップS407/Yes)、上記収納ボックスIDを受信すると、居住者が利用する事業者の選択画面を表示する。
この選択画面には、例えば、「宅配」、「クリーニング」、「食品配送」等の各サービス(事業者)が表示されており、居住者は、これら表示されたサービスから利用するものを操作部15を用いて選択する(ステップS408)。
ここでは、一例として、居住者は、「宅配」を選択したものとする。
上記選択画面においてサービス(「宅配」)が選択されると、制御部11は、上記管理サーバ20から受信した収納ボックスIDに基づいて、使用されていない単数入庫ボックス122の位置等を表示部14に表示させる(ステップS409)。
居住者は、その表示部14上の表示を確認して、操作部14を用いて、表示部15上に表示されている1以上の未使用の単数入庫ボックス122のうち任意のものを選択する(ステップS410)。
制御部11は、当該選択された単数入庫ボックス122を解錠・開扉させる(ステップS411)。
配送業者は、開扉した単数入庫ボックス122に配送物を収納し、閉扉及び施錠する(ステップS412)。
このとき、制御部11は、居住者が配送物を単数入庫ボックス122に収納した旨の履歴を生成し、通信部16は、その生成した履歴を管理サーバ20へ送信する(ステップS413)。
管理サーバ20は、その生成された履歴を収納装置10から受信すると、その履歴を単数入庫履歴DB225に記録する(ステップS414)。
具体的には、上記ステップS401で入力された居住者IDと、ステップS407で選択されたサービスに対応する事業者の事業者IDと、日時等の時間情報とが、該当する単数入庫ボックス122の単数入庫履歴DB225に記録される。
以上で、動作が終了する。
(第2の実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本実施の形態における宅配システムによれば、収納装置10とネットワーク100を介して接続される管理サーバ20をさらに設け、管理サーバ20が、収納装置10に代わって、各データベース221〜225に基づいて、認証処理等を実行するので、第1の実施の形態における効果に加えて、収納装置10の処理負担を軽減させることが可能となる、という効果も奏する。
また、本実施の形態における宅配システムを、ネットワーク100に複数の収納装置10を接続するように構成した場合、管理サーバ20が総合的に各収納装置10の認証処理等を実行することにより、システム全体における処理を効率化することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、管理サーバ20が、収納装置10に代わって、認証処理や、該当する居住者に専用の複数入庫ボックス121が存在するか否か、未使用の単数入庫ボックス122が存在するか否か等の判断を行うが、これらの処理の一部のみを収納装置10に代わって実行するように構成することができる。
また、各データベース131〜135,221〜225を収納装置10と管理サーバ20とで共有し、管理サーバ20が収納装置10のデータのバックアップをとるように構成することもできる。
<実施の形態のまとめ>
以上説明したように、第1乃至第2の実施の形態における宅配システムによれば、複数入庫ボックス121は、既に配送物が収納され施錠されていても、解錠し、収納スペースにまだ余裕があれば、配送物を追加して収納することができるので、収納装置10の収納スペースを有効活用することが可能となる。特に、集合住宅の共用部等、収納装置10の設置スペースに限界がある場合に有益である。
また、第1乃至第2の実施の形態における宅配システムによれば、単数入庫ボックス122を開扉した配送業者や居住者のIDを履歴として記録しておくことので、既に単数入庫ボックス122に収納されていた配送物の紛失や破損等があった場合に、その原因について容易に特定することが可能となる。
また、第1乃至第2の実施の形態における宅配システムによれば、専用の複数入庫ボックス121が割り当てられていない場合や、複数入庫ボックス121の収容スペースに余裕がない場合であっても、収納装置10は単数入庫ボックス122に収納可能に構成されているので、居住者は、自身が不在の場合であっても収納装置10に収納された配送物を受け取ることが可能となる。また、居住者は、いつでも配送物の配送依頼を行うことが可能となる。
なお、上述の実施の形態では、居住者に専用の複数入庫ボックス121がなかった場合、又は複数入庫ボックス121に十分な収納スペースが存在しなかった場合、配送業者は、選択画面において「単数入庫ボックス」を選択し直すことで、配送物の入庫が可能となっていたが、収納装置10が居住者専門の複数入庫ボックス121がないと判断した場合、又は、入庫した配送物「0」を入力した場合、収納装置10が、自動的に単数入庫ボックス122への入庫を促すように表示を行うように構成してもよい。このとき、収納装置10は、空いている単数入庫ボックス122の場所を自動的に表示するようにしてもよい。
上記の収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30及び配送業者端末40は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の収納装置10、管理サーバ20、ユーザ端末30又は配送業者端末40をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施の形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
例えば、以上説明した実施の形態では、一居住者に1つの居住者IDを付与していたが、住戸ごとに1IDを付与するようにしてもよい。
また、当該実施の形態では、居住者が宅配システムを利用する利用者であったが、宅配システムを駅等の公共施設やコンビニエンスストア等の商業施設に設置したときには、それら施設の利用者となる。
10 収納装置
11,21 制御部
12 収納部
13,22 情報格納部
14 操作部
15 表示部
16 通信部
20 管理サーバ
30 ユーザ端末
40 配送業者端末
100 ネットワーク
121 複数入庫ボックス
122 単数入庫ボックス
131,221 居住者DB
132,222 事業者DB
133,223 収納ボックスDB
134,224 複数入庫履歴DB
135,225 単数入庫履歴DB

Claims (4)

  1. 配送物を一時的に預け入れた後に施錠を行って保管する収納装置であって、
    各利用者宛の配送物を収納する該利用者専用の複数入庫ボックスと、
    前記利用者が共同で使用可能な単数入庫ボックスとを有し、
    前記複数入庫ボックスに配送業者が配送物を収納し、該配送物を利用者が取り出していない場合に、配送業者のIDを入力すると、該入力された配送業者のIDに基づいて認証を行って該複数入庫ボックスを解錠して配送物の追加入庫を許可して解錠し、
    前記複数入庫ボックスに追加入庫に十分なスペースが存在しない場合、該追加入庫予定の配送物を前記単数入庫ボックスへ入庫することを特徴とする収納装置。
  2. 前記複数入庫ボックスを解錠したとき、該解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを記録することを特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. 前記請求項1又は2記載の収納装置と、該収納装置とネットワークを介して接続される管理サーバとを有して構成される宅配システムであって、
    前記収納装置は、前記複数入庫ボックスを解錠したとき、該解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを前記管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバは、前記解錠の認証の際に入力された配送業者又は利用者のIDを前記収納装置から受信すると、該受信した配送業者又は利用者のIDを記録することを特徴とする宅配システム。
  4. 前記管理サーバは、前記配送業者又は利用者のIDを含む認証情報を管理し、所定の時期に、又は前記認証情報の内容が変更されたときに、前記認証情報を前記収納装置へ送信し、
    前記収納装置は、前記認証情報を前記管理サーバから受信すると、自装置に格納されている認証情報を、前記管理サーバから受信した認証情報の内容に更新することを特徴とする請求項3記載の宅配システム。
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