JP2021170515A - 照明装置 - Google Patents

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Ryo Fushie
大介 松原
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Abstract

【課題】組立性及び施工性が良好であるとともに、光取り出し効率を向上する上で有利になる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1Aは、光源部と、光源部で発生した熱を散逸させるヒートシンク2と、光源部を覆う透光カバー7とを備える。透光カバー7は、環状のカバー縁部7aと、照明装置1Aの灯軸に対して垂直な平板状のカバー底壁7bと、カバー縁部7aをカバー底壁7bにつなぐ環状のカバー周壁7cとを備える。カバー周壁7cは、外側に凸となる曲面を形成するとともにカバー底壁7bの外周につながる曲面部7dを有する。灯軸の方向の長さに関して、曲面部7dの長さは、カバー縁部7aからカバー底壁7bまでの長さの50%以上である。【選択図】図3

Description

本開示は、照明装置に関する。
例えば発光ダイオードのような発光素子を有する光源部を覆う透光カバーを備えた照明装置が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/038312号
照明装置の消費効率[lm/W]を向上させるためには、光取り出し効率を高くすることが重要である。光取り出し効率は、光源部から放射された光の量に対する、透光カバーを透過した光の量の割合に相当する。また、照明装置を製造する過程での組立性と、照明装置を設置する際の施工性を良好にすることが望まれている。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、組立性及び施工性が良好であるとともに、光取り出し効率を向上する上で有利になる照明装置を提供することを目的とする。
本開示に係る照明装置は、光源部と、光源部で発生した熱を散逸させるヒートシンクと、光源部を覆う透光カバーと、を備える照明装置であって、透光カバーは、環状のカバー縁部と、照明装置の灯軸に対して垂直な平板状のカバー底壁と、カバー縁部をカバー底壁につなぐ環状のカバー周壁と、を備え、カバー周壁は、外側に凸となる曲面を形成するとともにカバー底壁の外周につながる曲面部を有し、灯軸の方向の長さに関して、曲面部の長さは、カバー縁部からカバー底壁までの長さの50%以上であるものである。
本開示によれば、組立性及び施工性が良好であるとともに、光取り出し効率を向上する上で有利になる照明装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による照明装置の斜視図である。 実施の形態1による照明装置の断面図である。 図2の一部を拡大した断面図である。 実施の形態2による照明装置の部分的な断面図である。 曲面部の曲率半径と、光取り出し効率との関係の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360°となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180°となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による照明装置1Aの斜視図である。図2は、実施の形態1による照明装置1Aの断面図である。図3は、図2の一部を拡大した断面図である。これらの図に示す照明装置1Aは、ヒートシンク2と、基板3と、基板3に設置された複数の発光素子4と、透光カバー7とを備えている。基板3及び発光素子4は、光源部に相当する。
ヒートシンク2は、ヒートシンクベース5及び放熱フィン6を備える。本実施の形態におけるヒートシンク2は、金属板を機械加工することで作られた板金製である。本実施の形態であれば、板金製のヒートシンク2を用いたことで、軽量化が図れる。ただし、本開示において、ヒートシンクは、板金製に限らず、例えば、アルミダイキャストによってヒートシンクベース5及び放熱フィン6が一体に作られたものでもよいし、あるいは、熱伝導性樹脂材料のような金属以外の材料で作られたものでもよい。
本実施の形態の照明装置1Aは、例えば天井に設置され、下へ向けて光を照射することで、照明装置1Aよりも下の空間を照らす用途に適している。特に、本実施の形態の照明装置1Aは、工場、倉庫、体育館、競技施設などの高い天井に設置される高天井照明としての用途に適している。本明細書では、説明の便宜上、照明装置1Aの中心軸である灯軸AXが鉛直線に平行となるように照明装置1Aが設置されている場合の姿勢を基準として上下の方向を特定する。図2及び図3の断面は、灯軸AXを含む平面で切断した断面に相当する。なお、照明装置1Aが使用されるときの姿勢は、灯軸AXが鉛直線に対して非平行となる姿勢でもよいことは言うまでもない。図2に示すように、ヒートシンクベース5の中心を通りヒートシンクベース5に垂直な仮想軸が灯軸AXに相当する。
図3に示すように、図示の例のヒートシンクベース5は、平板状をなしている。ヒートシンクベース5は、第一方向を向く第一表面5aと、第一方向とは反対の第二方向を向く第二表面5bとを有する。第一方向及び第二方向は、灯軸AXに平行である。
基板3は、平板状の形状を有する。基板3は、第一表面5aに重なるように配置されている。本実施の形態では、複数の発光素子4が1個の基板3上に実装されている。基板3には、複数の発光素子4に給電するための導電パターンが形成されていてもよい。それぞれの発光素子4の光軸は、灯軸AXに平行でもよい。
基板3は、第一表面5aに対して熱伝導可能となるように接している。発光素子4で発生した熱は、基板3からヒートシンクベース5へ熱伝導する。基板3が、第一表面5aに対して、直接接触していてもよいし、熱伝導性材料を介して接してもよい。本明細書において、熱伝導性材料は、例えば、熱伝導性グリス、熱伝導性シート、熱伝導性接着剤、熱伝導性両面粘着テープのいずれかでもよい。
発光素子4は、発光ダイオード(LED)を利用したものでもよい。LEDとしては、例えば、表面実装型LEDパッケージ、砲弾型LEDパッケージ、配光レンズ付きLEDパッケージ、チップ・スケール・パッケージのLED、チップ・オン・ボード(COB)タイプのLEDパッケージなどが挙げられる。また、発光素子4は、LEDを利用したものに限らず、例えば、有機エレクトロルミネセンス(EL)素子または半導体レーザなどを利用したものでもよい。
放熱フィン6は、第二表面5bから突出するように設置されている。基板3及び発光素子4からヒートシンクベース5へ伝導した熱は、ヒートシンクベース5から放熱フィン6へさらに伝導する。ヒートシンクベース5及び放熱フィン6の表面から周囲の空気へ熱が散逸することにより、発光素子4が冷却される。本実施の形態における放熱フィン6は、金属板を例えばプレス加工により曲げることで形成されている。放熱フィン6の基部6aは、第二表面5bに対して熱伝導可能となるように接している。放熱フィン6の基部6aが、第二表面5bに対して、直接接触していてもよいし、熱伝導性材料を介して接してもよい。
本実施の形態では、複数の放熱フィン6が、灯軸AXを中心とする放射状となるように配置されている。放熱フィン6は、灯軸AXに平行な表面を有する。図示の例に代えて、例えば、複数の放熱フィン6が互いに平行となるように配置されてもよい。また、板状の放熱フィン6に限らず、例えば、ピン形の形状を有するピンフィンを放熱フィンとして用いてもよい。
図1に示すように、本実施の形態において、ヒートシンクベース5は、灯軸方向から見たときに、円形に沿う外縁形状を有する。このような例に限らず、灯軸方向から見たときのヒートシンクベース5の外縁形状は、楕円形でもよいし、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形のような多角形でもよい。
照明装置1Aは、ヒートシンク2へ送風するファン(図示省略)を備えていてもよい。照明装置1Aは、照明装置1Aの外部に配置された電源から直流電力の供給を受けることによって発光素子4を点灯させるものでもよい。または、照明装置1Aは、電源装置(図示省略)を備えていてもよい。当該電源装置は、例えば商用電源から供給される交流電力から直流電力を生成する電源回路と、当該直流電力により発光素子4を点灯させる点灯回路とを有していてもよい。
図3に示すように、透光カバー7は、基板3及び発光素子4からなる光源部を覆っている。光源部は、ヒートシンクベース5及び透光カバー7により囲まれる内部空間に収納される。発光素子4から発せられた光は、透光カバー7を透過して、外部空間へ照射される。本実施の形態であれば、透光カバー7を備えたことで、基板3及び発光素子4を、埃あるいは油分などの汚れ、水分、大気中の腐食性ガス、虫その他の小動物などから、確実に保護することができる。透光カバー7は、光を正透過させる、透明材料で作られていてもよい。または、透光カバー7は、光を拡散透過させるものでもよい。透光カバー7は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂などの樹脂材料、またはガラス材料で作られていてもよい。
透光カバー7は、環状のカバー縁部7aと、灯軸方向に対して垂直な平板状のカバー底壁7bと、カバー縁部7aをカバー底壁7bにつなぐ環状のカバー周壁7cとを備える。カバー縁部7aは、基板3の外縁よりも外周側の位置において、ヒートシンクベース5の第一表面5aに接している。カバー縁部7aは、カバー周壁7cの外周面よりも外周側へ突出している。カバー縁部7aが第一表面5aに直接接触してもよい。カバー縁部7aと第一表面5aとの間にシール材または接着剤が設けられてもよい。カバー底壁7bは、基板3及び発光素子4に向かい合うように位置する。カバー周壁7cは、曲面部7dを有する。曲面部7dは、外側に凸の曲面となる壁面を形成する。曲面部7dは、カバー底壁7bの外周につながる。図3の例では、カバー底壁7bの外周に対して曲面部7dの内周が境界部7fにて段差無く滑らかにつながっている。本実施の形態において、カバー底壁7b及びカバー周壁7cは、全体的にほぼ一定の厚さを有する。カバー縁部7aの厚さは、カバー底壁7bの厚さ、あるいはカバー周壁7cの厚さよりも大きい。カバー縁部7aの厚さは、灯軸方向に沿って測った寸法である。
本実施の形態におけるカバー周壁7cは、垂直部7eをさらに備える。垂直部7eは、カバー縁部7aと曲面部7dとの間をつなぐ。垂直部7eは、カバー底壁7bに対して垂直な壁面を形成する。垂直部7eの上端は、カバー縁部7aにつながる。図3の例において、垂直部7eの下端は、曲面部7dの上端に対して、境界部7gにて段差無く滑らかにつながっている。
灯軸方向の長さに関して、曲面部7dの長さは、カバー縁部7aからカバー底壁7bまでの長さの50%以上である。図3中の距離Xは、カバー縁部7aからカバー底壁7bまでの灯軸方向の長さに相当する。距離Xは、カバー縁部7aの下面から、カバー底壁7bの下面までの、灯軸方向の距離である。図3中の距離h1は、カバー縁部7aの下面から、境界部7gまでの、灯軸方向の距離である。
本実施の形態において、距離h1は、距離Xの50%以下である。よって、次の式(1)及び式(2)が成立する。
h1≦X/2 ・・・(1)
X/2≦X−h1 ・・・(2)
距離(X−h1)は、曲面部7dの、灯軸方向の長さに相当する。上記式(2)が示す通り、この距離(X−h1)は、カバー縁部7aからカバー底壁7bまでの灯軸方向の長さである距離Xの50%以上となる。以下の説明では、距離(X−h1)を「曲面部7dの灯軸方向長さ」と称し、距離Xを「カバー周壁7cの灯軸方向長さ」と称する。
以下の説明では、照明装置1Aの光源部から放射された光の量に対する、透光カバー7を透過して外部空間へ照射された光の量の割合を、光取り出し効率[%]と称する。一般に、面に入射する光の入射角は、面の法線と入射光の方向とのなす角度として定義される。発光素子4からの光が透光カバー7の壁面に入射する際には、フレネルの式に従い、透過成分と反射成分とに分かれる。光取り出し効率を向上させる上では、反射成分を低減し、透過成分を増加させることが好ましい。フレネルの式から、入射角が小さいほど、透過成分が増加する。したがって、光取り出し効率を向上させる上では、発光素子4からの光が透光カバー7の壁面に入射する入射角が小さいことが好ましい。
発光素子4から曲面部7dに入射する光の入射角は、発光素子4から垂直部7eに入射する光の入射角よりも小さくなる。このため、発光素子4から曲面部7dに入射する光は、反射成分が比較的少なく、透過成分が比較的多いので、光取り出し効率の向上に有利になる。それゆえ、カバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)のうち、曲面部7dの灯軸方向長さ(X−h1)の割合が高いほど、光取り出し効率が向上すると言える。本実施の形態であれば、曲面部7dの灯軸方向長さ(X−h1)がカバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)の50%以上となることで、光取り出し効率を向上させる上で有利になり、ひいては照明装置1Aの消費効率[lm/W]を向上させる上で有利になる。光取り出し効率が向上すると、同じ光束を達成するために必要な発光素子4の数を削減できるので、原価を低減でき、省エネルギーが図れる。また、光源部への投入電力を抑えられることで発熱量が低下するので、ヒートシンク2の小型化が図れる。
また、本実施の形態であれば、発光素子4から第一方向へ発せられた光がカバー底壁7bに入射する入射角は、実質的に0°になる。このため、カバー底壁7bを透過する透過成分の割合が多くなるので、光取り出し効率の向上にさらに有利になる。
本実施の形態において、光源部の光軸は、カバー底壁7bに対して垂直である。光源部から発せられる光の放射強度が最大になる方向は、光軸の方向である。光源部から光軸の方向に発せられた光がカバー底壁7bに入射する入射角は、実質的に0°になる。このため、光軸の方向に発せられた放射強度の高い光のうち、カバー底壁7bを透過する透過成分の割合が多くなるので、光取り出し効率の向上に特に有利になる。
本実施の形態であれば、照明装置1Aの組立時あるいは施工時に、カバー底壁7bの外面が接地するようにして照明装置1Aを床あるいは組立ラインなどに置くことが可能である。このとき、カバー底壁7bが灯軸AXに対して垂直な平板状であるので、灯軸AXが床面等に対して垂直となる姿勢で照明装置1Aを確実に保持することができ、照明装置1Aを安定して置くことができる。それゆえ、良好な組立性及び施工性が得られる。なお、照明装置1Aを床面等に置いたときの安定性をより高くする上では、カバー底壁7bの直径がなるべく大きいことが好ましい。カバー底壁7bの直径は、図2中で左側の境界部7fと右側の境界部7fとの間の距離に相当する。カバー底壁7bの直径が、例えば、ヒートシンクベース5の直径の1/2以上であれば、照明装置1Aを床面等に置いたときの安定性がより確実に高まる。
本実施の形態では、カバー周壁7cが垂直部7eを備えることで、以下の効果が得られる。照明装置1Aを床面に置くと、灯軸方向の荷重がカバー周壁7cに作用する。垂直部7eは、灯軸方向の荷重に対して、高い剛性を有する。このため、照明装置1Aを床面等に置いたときにカバー周壁7cが灯軸方向の荷重をより安定して支えることができるので、照明装置1Aをより安定して置くことができる。
本実施の形態では、灯軸方向から見たときのカバー周壁7cの外縁形状が円形である。これにより、光源部からカバー周壁7cを透過して外部空間へ照射される光を、灯軸AXを中心とする周方向に関して、均等に配光させることができる。
ただし、本開示におけるカバー周壁の外縁形状は、円形に限定されるものではなく、例えば、楕円形でもよいし、三角形、四角形、五角形、六角形、八角形のような多角形でもよい。
実施の形態2.
次に、図4及び図5を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。図4は、実施の形態2による照明装置1Bの部分的な断面図である。
図4に示すように、実施の形態2による照明装置1Bは、透光カバー7の形状が実施の形態1と異なる。実施の形態2における透光カバー7は、図3の実施の形態1に比べて、距離h1が短縮され、曲面部7dの灯軸方向長さ(X−h1)が拡大されている。なお、図4中の二点鎖線は、実施の形態1における透光カバー7の形状を示す。
以下の説明において、「曲面部7dの曲率半径R」とは、灯軸AXを含む断面における曲面部7dの内面の曲率半径を意味する。実施の形態2における曲面部7dの曲率半径Rは、実施の形態1における曲面部7dの曲率半径Rよりも大きい。実施の形態2におけるカバー底壁7bの面積は、実施の形態1におけるカバー底壁7bの面積よりも小さい。
図4中の光線Sは、特定の発光素子4から放射された光の例を示す。実施の形態2において、光線Sは、曲面部7dに入射する。このとき、曲面部7dの内面と光線Sとの間の角度は、θ2となる。これに対し、実施の形態1の場合、光線Sは、カバー底壁7bに入射する。このとき、カバー底壁7bの内面と光線Sとの間の角度は、θ2よりも小さいθ1となる。このように、実施の形態2であれば、透光カバー7に入射する光線Sと透光カバー7の内面との間の角度θ2が、実施の形態1における角度θ1と比べて、より垂直に近くなる。それゆえ、光線Sが透光カバー7を透過する透過成分の割合が実施の形態1よりも多くなるので、光取り出し効率が実施の形態1よりも向上する。
図5は、曲面部7dの曲率半径Rと、光取り出し効率との関係の例を示す図である。曲面部7dの曲率半径Rは、20mm以上、120mm以下であることが好ましい。図5が示す通り、曲面部7dの曲率半径Rの値が上記の範囲内にある場合には、より優れた光取り出し効率が得られる。
図5の関係は、カバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)が40mmのときの光学解析結果を示す。図5において、曲面部7dの曲率半径Rが40mm以上であると、特に優れた光取り出し効率が得られる。したがって、曲面部7dの曲率半径Rは、カバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)以上であることがさらに好ましい。また、曲面部7dの曲率半径Rは、カバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)の3倍以下であることが好ましい。
図4に示す例において、曲面部7dの灯軸方向長さ(X−h1)は、カバー周壁7cの灯軸方向長さ(X)の80%以上である。このような関係を満足することで、光取り出し効率を向上させる上でさらに有利になる。
1A 照明装置、 1B 照明装置、 2 ヒートシンク、 3 基板、 4 発光素子、 5 ヒートシンクベース、 5a 第一表面、 5b 第二表面、 6 放熱フィン、 6a 基部、 7 透光カバー、 7a カバー縁部、 7b カバー底壁、 7c カバー周壁、 7d 曲面部、 7e 垂直部、 7f 境界部、 7g 境界部

Claims (7)

  1. 光源部と、
    前記光源部で発生した熱を散逸させるヒートシンクと、
    前記光源部を覆う透光カバーと、
    を備える照明装置であって、
    前記透光カバーは、
    環状のカバー縁部と、
    前記照明装置の灯軸に対して垂直な平板状のカバー底壁と、
    前記カバー縁部を前記カバー底壁につなぐ環状のカバー周壁と、
    を備え、
    前記カバー周壁は、外側に凸となる曲面を形成するとともに前記カバー底壁の外周につながる曲面部を有し、
    前記灯軸の方向の長さに関して、前記曲面部の長さは、前記カバー縁部から前記カバー底壁までの長さの50%以上である照明装置。
  2. 前記光源部の光軸が前記カバー底壁に対して垂直である請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記カバー周壁は、前記カバー縁部と前記曲面部との間をつなぐ垂直部を有し、
    前記垂直部は、前記カバー底壁に対して垂直である請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記灯軸を含む断面において、前記曲面部の曲率半径が、20mm以上、120mm以下である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記灯軸を含む断面において、前記曲面部の曲率半径が、前記カバー縁部から前記カバー底壁までの前記長さ以上である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記曲面部の前記長さは、前記カバー縁部から前記カバー底壁までの前記長さの80%以上である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記灯軸の方向から見たときの前記カバー周壁の外縁形状が円形である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
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