JP2021167605A - エアクリーナ - Google Patents

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Toshihiro Kubo
理 牧
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Abstract

【課題】車両の振動による音鳴り等の発生を抑制することが可能となるエアクリーナを提供すること。【解決手段】エアクリーナは、エアクリーナケースの第1ケース部124に形成され、吸気部材122の挿入部材142を第1ケース部124内に挿入させるための開口部138と、吸気部材122における開口部138の箇所を第1ケース部124に固定支持する固定支持部144と、第1ケース部124内に挿入された挿入部材142を固定支持する固定部154とを有し、固定支持部144との固定部154とを結ぶ領域158は、略三角形状に形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、外部からエアクリーナケースに導入された空気を、吸気部材を介して内燃機関に供給するエアクリーナに関する。
例えば、特許文献1には、外部からエアクリーナケースの開口部を介して挿入された吸気部材を、開口部を閉塞する1つの接続部と、1つのリブ部材とを用いて、エアクリーナケース内に固定することが開示されている。
特許第5554672号公報
しかしながら、吸気部材の近接する2箇所をエアクリーナケース内に固定するので、エアクリーナケースと吸気部材との間で、車両の振動に起因する音鳴り等が発生する可能性がある。
そこで、本発明は、車両の振動による音鳴り等の発生を抑制することが可能となるエアクリーナを提供することを目的とする。
本発明は、外部から空気が導入されるエアクリーナケースと、該エアクリーナケースに導入された前記空気を内燃機関に供給する筒状の吸気部材とを備えたエアクリーナであって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記エアクリーナは、前記エアクリーナケースに形成され、前記吸気部材の先端部を該エアクリーナケース内に挿入させるための開口部と、前記吸気部材における前記開口部の箇所を前記エアクリーナケースに固定支持する固定支持部と、前記エアクリーナケース内に設けられ、該エアクリーナケース内に挿入された前記吸気部材の先端部側を固定支持する2つの固定部とをさらに有する。この場合、前記固定支持部と前記2つの固定部とを結ぶ領域は、略三角形状に形成されている。また、前記エアクリーナケースは、前記2つの固定部及び前記開口部を有し、一面が開口して割り面を形成するケース部を備える。そして、前記吸気部材の先端部は、該吸気部材の軸方向から見て円形状の挿入部材であり、前記吸気部材の基端部に挿入された状態で、前記基端部から前記ケース部と前記割り面との間の内部空間に延びている。この場合、前記吸気部材の基端部は、前記吸気部材の先端部とは別部材であり、前記開口部に挿入されることで、前記固定支持部を介して前記エアクリーナケースに保持され、前記吸気部材の基端部と先端部との接続箇所は、前記ケース部と前記割り面との間の内部空間に設けられている。
第2の特徴;前記2つの固定部は、前記割り面側に延びるように形成される。また、前記吸気部材の先端部側には、該吸気部材から突出し、2つの前記固定部に支持される2つの突出部が形成されている。
第3の特徴;前記2つの突出部は、前記吸気部材の先端部側を挟んで、該先端部側の外周面から前記割り面と平行に突出する。
第4の特徴;前記エアクリーナは、前記エアクリーナケースから前記吸気部材の先端部側に向かって延び、該吸気部材の先端部側に当接するリブをさらに有する。
第5の特徴;前記リブは、前記2つの固定部の一部である。
第6の特徴;前記エアクリーナは、前記エアクリーナケースに収容され、外部から導入された前記空気を濾過するエレメント部材をさらに有する。この場合、前記吸気部材の先端部側は、前記エレメント部材と平行に配置されている。
第7の特徴;前記エアクリーナケースには、車両の上下方向に側面の壁が設けられ、前記割り面は、前記上下方向に形成され、前記2つの固定部は、前記側面の壁に設けられ、前記吸気部材の先端部の上部及び下部を固定する。
第8の特徴;前記吸気部材の先端部には、該先端部から三角形状に突出し、前記2つの固定部に支持される2つの突出部が形成されている。
本発明の第1の特徴によれば、略三角形状の領域を形成するように、前記固定支持部及び前記2つの固定部によって前記吸気部材の先端部側が前記エアクリーナケース内に固定されるので、少ない固定点であっても、前記エアクリーナケースと前記吸気部材とを強固に固定し、車両の振動による音鳴り等の発生を抑制することができる。
本発明の第2の特徴によれば、前記固定部が前記割り面側に延びると共に、前記突出部が前記固定部に支持されるので、前記固定部に対する前記吸気部材の組み付け性が容易となる。
本発明の第3の特徴によれば、前記割り面から見て、前記吸気部材の先端部側が包含されるように、前記2つの固定部と前記固定支持部とによる三角形状の領域が形成されるので、前記エアクリーナケースに対して前記吸気部材の先端部側を強固且つ容易に固定することが可能となる。
本発明の第4の特徴によれば、前記リブが前記吸気部材の先端部側に当接することにより、該吸気部材の先端部側をより強固に前記エアクリーナケースに固定することができる。
本発明の第5の特徴によれば、前記2つの固定部が前記リブをそれぞれ有することにより、前記吸気部材の先端部側を固定する該2つの固定部の強度を高めることができる。
本発明の第6の特徴によれば、前記エレメント部材と平行に前記吸気部材の先端部側を配置することにより、該吸気部材の吸気通路を長く取ることができる。
本実施形態に係るエアクリーナを搭載した自動二輪車の右側面図である。 図1のエアクリーナを自動二輪車の後方から見た側面図である。 図2のエアクリーナケースを破断して図示したエアクリーナの一部平面図である。 図2のエアクリーナケースを破断して図示したエアクリーナの一部斜視図である。 図2のエアクリーナケースを破断して図示したエアクリーナの斜視図である。 図6Aは、挿入部材の一部を図示した側面図であり、図6Bは、吸気部材とエアクリーナケースとの接続関係を概略的に図示した側面図である。 吸気部材とエアクリーナケースとの接続関係の他の構成例を概略的に図示した側面図である。
本発明について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[1.自動二輪車10の概略構成]
図1は、本実施形態に係るエアクリーナ62が搭載された鞍乗型車両としての自動二輪車10の右側面図である。本実施形態では、自動二輪車10に着座した運転者(乗員)から見た方向に従って、前後、左右及び上下の方向を説明する。なお、以下の説明において、自動二輪車10の車幅方向(左右方向)に配置される左右一対の構成要素に関しては、左側の構成要素に対して、参照数字に続けて「L」の符号を付け、一方で、右側の構成要素に対して、参照数字に続けて「R」の符号を付ける場合がある。
自動二輪車10は、操舵輪である前輪12、該前輪12を操舵するハンドル14、車体を構成する車体フレーム16、駆動源である内燃機関18、駆動輪である後輪20及びシート22等を備える。
前輪12は、車体の前方に設けられ、車体フレーム16を構成するヘッドパイプ24に軸支される左右一対のフロントフォーク26L、26Rに回転自在に軸支される。フロントフォーク26L、26Rには、前輪12の上方を覆うフロントフェンダ28が取り付けられる。ヘッドパイプ24には、ステアリング軸が回転自在に保持され、該ステアリング軸の上端部にハンドル14が連結されている。ハンドル14は、ステアリング軸との連結部分を中心として車幅方向に左右対称に延設されており、運転者がハンドル14を操作することで、ステアリング軸及びフロントフォーク26L、26Rを介して前輪12の向きを変更することができる。
車体フレーム16は、ヘッドパイプ24と、ヘッドパイプ24に連結され、斜め下方に若干傾斜しながら後方に延び、後端部が屈曲して下方に延びるメインフレーム30と、メインフレーム30の屈曲部分から斜め上方に後方に延びる左右一対のシートレール32L、32Rと、ヘッドパイプ24から斜め下方に傾斜しながら後方に延びる1本のダウンフレーム34とから構成される。各シートレール32L、32Rは、メインフレーム30の後端部とシートレール32L、32Rとを連結するサポートフレーム35L、35Rによって支持されている。
内燃機関18を構成するクランクケース36の前部は、ダウンフレーム34の下部の支持ブラケット38に取り付けられている。また、クランクケース36の後部は、メインフレーム30の後端部に設けられた支持ブラケット40に取り付けられている。これにより、内燃機関18は、車体フレーム16に支持される。
メインフレーム30の後端部に設けられたピボット軸42には、後方に延出するリヤフォーク44が軸支され、リヤフォーク44の後端部に後輪20が軸支されている。リヤフォーク44とシートレール32Rとの間には、リヤクッション46が介装されている。
メインフレーム30における内燃機関18上方の箇所には、左右両側に跨るように燃料タンク48が架設されている。燃料タンク48の後方には、シート22がシートレール32L、32Rに支持されて設けられている。
ここで、内燃機関18は、例えば、SOHC型の単気筒4ストロークの内燃機関であって、車体に対して図示しないクランクシャフトを車幅方向に指向させ、気筒を若干前傾させて起立した姿勢で懸架されている。クランクケース36の右側方には、内燃機関18を構成するACG(交流発電機)及びクラッチ等を保護するためのカバー部材50が取り付けられている。
また、内燃機関18において、クランクシャフトを収容するクランクケース36の斜め上方には、クランクケース36に対してシリンダブロック52及びシリンダヘッド54が順に配置され、シリンダヘッド54の上端は、シリンダヘッドカバー56が被せられている。従って、シリンダブロック52、シリンダヘッド54及びシリンダヘッドカバー56は、クランクケース36から僅かに前傾して突設している。
シリンダヘッド54の後面の吸気ポート58には、吸気管60が接続されている。吸気管60は、後方に延びてエアクリーナ62に連結されている。エアクリーナ62は、メインフレーム30、シートレール32L、32R及びサポートフレーム35L、35Rに支持されている。一方、シリンダヘッド54の前面の排気ポート64には、排気管66が接続されている。排気管66は、シリンダヘッド54から下方に屈曲してダウンフレーム34に沿って延び、後方にさらに屈曲して内燃機関18の下方を後方に延びる第1管部68と、第1管部68の後端部に連結され、後方に延びる第2管部70とを有する。
第1管部68は、排気ポート64に接続され、シリンダヘッド54から下方に屈曲する上流接続管部68aと、上流接続管部68aの後端部に接続され、触媒72が収容される筒状の触媒外筒68bと、触媒外筒68bの後端部に接続され、屈曲して後方に延びる下流接続管部68cとから構成される。下流接続管部68cには、排気ポート64から排出され、触媒72を通過して下流接続管部68c内を第2管部70側(下流側)に流れる排気ガスを検知する排気ガスセンサ74が取り付けられている。
第2管部70は、マフラー70aと、マフラー70a内に挿入され、下流接続管部68cに接続されるディフューザパイプ70bとを含み構成される。
メインフレーム30の後端部(支持ブラケット40)には、シート22に着座した運転者が足で操作するブレーキペダル76が連結されている。ブレーキペダル76は、内燃機関18の下方で、メインフレーム30の後端部から下流接続管部68cに沿って前方に延び、前方の先端部には、運転者が足で押下する踏み込み部76aが設けられている。また、内燃機関18の底部と、ブレーキペダル76との間には、自動二輪車10の走行中、運転者が足を置くフットレスト78が設けられている。
[2.エアクリーナ62の説明]
次に、本実施形態に係るエアクリーナ62について、図1〜図7を参照しながら説明する。
本実施形態に係るエアクリーナ62は、図4に示すように、メインフレーム30、シートレール32L、32R、及び、サポートフレーム35L、35Rの間の三角形の空間領域内に配置されている。従って、エアクリーナ62は、三角形の形状を有する。図1〜図5に示すように、エアクリーナ62は、外部から空気が導入されるエアクリーナケース120と、該エアクリーナケース120に導入された空気を内燃機関18に供給する筒状の吸気部材122とを備える。吸気部材122は、吸気管60に接続されている。なお、図3〜図5では、エアクリーナケース120の一部を破断して図示している。
図2〜図5に示すように、エアクリーナケース120は、一面である右側面が開口している第1ケース部124と、該第1ケース部124の一面側に連結される筒状の第2ケース部126と、該第2ケース部126を閉塞するカバー部128とを備える。従って、エアクリーナケース120内には、内部空間が形成されている。なお、第1ケース部124の右側面(第2ケース部126側の側面)が開口することにより、第1ケース部124と第2ケース部126との間には、割り面132が形成される。
カバー部128には、外部から空気を導入するための図示しない外気導入口が形成されている。カバー部128と第2ケース部126との間には、エアクリーナケース120の内部空間を、カバー部128側の空間と第1ケース部124及び第2ケース部126側の空間とに仕切り、外気導入口から導入された空気を濾過して第1ケース部124及び第2ケース部126側の空間に通過させるエレメント130が配置されている。
エレメント130は、第1ケース部124と第2ケース部126との割り面132に対して平行に配置され、空気を濾過するエレメント部材130aと、エレメント部材130aの側面を支持し、カバー部128と第2ケース部126との間にエレメント部材130aを支持させるフレーム130bとから構成される。この場合、フレーム130bの縁部が、第2ケース部126におけるカバー部128側の縁部に形成された凹部134と、カバー部128の縁部に形成された凹部136との間に嵌まり込むことにより、該フレーム130bが第2ケース部126とカバー部128との間に狭持される。これにより、エレメント部材130aは、割り面132と平行となるように、第2ケース部126とカバー部128との間に配置される。
第1ケース部124は、左側面の前部及び後部が車幅方向外側(左側)に膨出する形状を有する。第1ケース部124の前面には、貫通孔である開口部138が設けられ、該開口部138を介して、吸気部材122の先端部が挿入されている。
吸気部材122は、該吸気部材122の基端部であって、吸気管60(図1参照)と接続される樹脂製の連結部材140と、吸気部材122の先端部であって、連結部材140に連結されて、第1ケース部124内に挿入された樹脂製の挿入部材142とから構成される。この場合、連結部材140の先端部分が開口部138に挿入され、連結部材140における開口部138の箇所は、筒状の固定支持部144によって、第1ケース部124に固定支持されている。なお、固定支持部144は、図3〜図5に示すように、第1ケース部124の一部分であってもよいし、第1ケース部124及び連結部材140とは別部材であってもよい。
挿入部材142は、基端部が連結部材140の先端部分に挿入されて固定支持され、先端部が第1ケース部124内の空間に開口している。従って、エレメント部材130aを通過した空気は、挿入部材142及び連結部材140内の吸気通路を介して吸気管60(図1参照)に供給される。図2〜図5に示すように、挿入部材142は、第1ケース部124の左側面の中間部分と割り面132との間の内部空間において、該割り面132と平行に延びている。
挿入部材142は、図2、図4、図5及び図6Bに示すように、左側の半円部142aと、右側の半円部142bとを有し、左側の半円部142aから上下に延びるフランジ部146a、148aと、右側の半円部142bから上下に延びるフランジ部146b、148bとを重ね合わせて溶着することにより一体的に構成される。
この場合、図4、図5及び図6Aに示すように、右側の半円部142bの上側のフランジ部146bにおける挿入部材142の先端部側の箇所には、上方に突出する三角形状の突出部150が形成されている。一方、右側の半円部142bの下側のフランジ部148bにおける挿入部材142の基端部側の箇所には、下方に突出する三角形状の突出部152が形成されている。なお、各フランジ部146a、146b、148a、148b及び各突出部150、152は、割り面132と平行に延びている。
これらの突出部150、152に対応して、第1ケース部124の左側面の中央部分から挿入部材142に向かって、2つの固定部154、156が割り面132側に延びるように設けられている(図2、図3、図5及び図6B参照)。
一方の固定部154は、上側の突出部150に向かって延びる断面略十字状のリブ154aを有する。突出部150と固定部154とは、リベット等の取付部154cによって連結固定されている。
他方の固定部156は、下側の突出部152に向かって延びる断面略十字状のリブ156aを有する。突出部152と固定部156とは、リベット等の取付部156cによって連結固定されている。
そして、図2、図3及び図5に示す割り面132(車幅方向右側)から見て、2つの固定部154、156と、固定支持部144とによって、図4に示す三角形状の領域158が形成される。すなわち、三角形状の領域158は、固定部154の取付部154c側の頂点158aと、固定部156の取付部156c側の頂点158bと、固定支持部144における開口部138との接触箇所である頂点158cとを有する三角形の領域である。この場合、挿入部材142の一部が含まれるように三角形状の領域158が形成されていることが望ましい。なお、頂点158cは、固定支持部144の外側部分における開口部138との接触箇所のうち、どの箇所であってもよい。
また、図6Bに示す構成を、図7に示す構成に変更することも可能である。図7では、挿入部材142の左側の半円部142aに設けられた上下のフランジ部146a、148aにおいて、突出部150、152と平行に、他の突出部160、162をそれぞれ設ける。従って、挿入部材142の上側では、2つの突出部150、160が左右方向に重なり、一方で、挿入部材142の下側では、2つの突出部152、162が左右方向に重なる。この場合、固定部154のリブ154aは、上側の突出部160に当接し、取付部154cは、2つの突出部150、160と固定部154(リブ154a)とを連結固定する。また、固定部156のリブ156aは、下側の突出部162に当接し、取付部156cは、2つの突出部152、162と固定部156(リブ156a)とを連結固定する。
[3.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るエアクリーナ62によれば、上記の構成を具備することにより、下記の効果が得られる。
略三角形状の領域158を形成するように、固定支持部144及び2つの固定部154、156によって吸気部材122の先端部側(挿入部材142、連結部材140の先端部分)がエアクリーナケース120内に固定されるので、少ない固定点であっても、エアクリーナケース120と吸気部材122とを強固に固定し、自動二輪車10の振動による音鳴り等の発生を抑制することができる。この場合、2つの固定部154、156は、吸気部材122の軸方向に互いにずれた状態で、吸気部材122の先端部側を支持している。これにより、吸気部材122の振動を効果的に抑制することができる。
また、固定部154、156が割り面132側に延びると共に、突出部150、152が固定部154、156に支持されるので、固定部154、156に対する吸気部材122(の挿入部材142)の組み付け性が容易となる。
さらに、割り面132から見て、挿入部材142の一部が包含されるように、2つの固定部154、156と固定支持部144とによる三角形状の領域158が形成されるので、エアクリーナケース120に対して吸気部材122の先端部側を強固且つ容易に固定することが可能となる。
さらにまた、リブ154a、156aが挿入部材142に当接することにより、該挿入部材142をより強固にエアクリーナケース120に固定することができる。
また、2つの固定部154、156がリブ154a、156aをそれぞれ有することにより、挿入部材142を固定する該2つの固定部154、156の強度を高めることができる。しかも、各リブ154a、156aは、断面略十字状のリブであるため、固定部154、156の強度を一層高めることができる。
さらに、エレメント130と平行に挿入部材142を配置することにより、該挿入部材142の吸気通路を長く取ることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。また、請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10…自動二輪車(車両) 18…内燃機関
62…エアクリーナ 120…エアクリーナケース
122…吸気部材 124…ケース部
130…エレメント 132…割り面
138…開口部 140…連結部材(基端部)
142…挿入部材(先端部) 144…固定支持部
150、152…突出部 154、156…固定部
154a、156a…リブ 158…領域
第1の特徴;前記エアクリーナは、前記エアクリーナケースに形成され、前記吸気部材の先端部を該エアクリーナケース内に挿入させるための開口部と、前記吸気部材における前記開口部の箇所を前記エアクリーナケースに固定支持する固定支持部と、前記エアクリーナケース内に設けられ、該エアクリーナケース内に挿入された前記吸気部材の先端部側を固定支持する2つの固定部と、前記エアクリーナケースに収容され、外部から導入された前記空気を濾過するエレメントとをさらに有する。この場合、前記固定支持部と前記2つの固定部とを結ぶ領域は、略三角形状に形成されている。また、前記エアクリーナケースは、一面が開口しているケース本体部と、前記ケース本体部の開口を閉塞するカバー部とを備える。前記ケース本体部は、前記2つの固定部及び前記開口部を有し、前記カバー部側の一面が開口している第1ケース部と、一端部が前記第1ケース部の一面側に連結され、他端部が前記カバー部で閉塞される筒状の第2ケース部とを備える。前記第1ケース部と前記第2ケースとの間には、割り面形成されている。前記エレメントは、前記第2ケース部と前記カバー部との間に配置されている。そして、前記吸気部材の先端部は、該吸気部材の軸方向から見て円形状の挿入部材であり、前記吸気部材の基端部に挿入された状態で、前記基端部から前記第1ケース部と前記割り面との間の内部空間に延びている。この場合、前記吸気部材の基端部は、前記吸気部材の先端部とは別部材であり、前記開口部に挿入されることで、前記固定支持部を介して前記エアクリーナケースに保持され、前記吸気部材の基端部と先端部との接続箇所は、前記第1ケース部と前記割り面との間の内部空間に設けられている。
第6の特徴;前記吸気部材の先端部側は、前記エレメント部材と平行に配置されている。
第8の特徴;前記吸気部材の先端部には、該先端部から三角形状に突出し、前記2つの固定部に支持される2つの突出部が形成されている。第9の特徴;前記エアクリーナのうち、前記エレメントを保持する部分の外周は、フレームに囲まれている。第10の特徴;前記ケース本体部は、略三角形の形状を有し、前記開口部は、前記第1ケース部のうち、前記三角形の1つの頂点の近傍に形成され、前記吸気部材は、前記内部空間において、前記開口部から前記三角形の一辺に沿って直線状に延びている。

Claims (8)

  1. 外部から空気が導入されるエアクリーナケース(120)と、該エアクリーナケース(120)に導入された前記空気を内燃機関(18)に供給する筒状の吸気部材(122)とを備えたエアクリーナ(62)において、
    前記エアクリーナケース(120)に形成され、前記吸気部材(122)の先端部(142)を該エアクリーナケース(120)内に挿入させるための開口部(138)と、
    前記吸気部材(122)における前記開口部(138)の箇所を前記エアクリーナケース(120)に固定支持する固定支持部(144)と、
    前記エアクリーナケース(120)内に設けられ、該エアクリーナケース(120)内に挿入された前記吸気部材(122)の先端部(142)側を固定支持する2つの固定部(154、156)と、
    をさらに有し、
    前記固定支持部(144)と前記2つの固定部(154、156)とを結ぶ領域(158)は、略三角形状に形成され、
    前記エアクリーナケース(120)は、前記2つの固定部(154、156)及び前記開口部(138)を有し、一面が開口して割り面(132)を形成するケース部(124)を備え、
    前記吸気部材(122)の先端部(142)は、該吸気部材(122)の軸方向から見て円形状の挿入部材であり、前記吸気部材(122)の基端部(140)に挿入された状態で、前記基端部(140)から前記ケース部(124)と前記割り面(132)との間の内部空間に延び、
    前記吸気部材(122)の基端部(140)は、前記吸気部材(122)の先端部(142)とは別部材であり、前記開口部(138)に挿入されることで、前記固定支持部(144)を介して前記エアクリーナケース(120)に保持され、
    前記吸気部材(122)の基端部(140)と先端部(142)との接続箇所は、前記ケース部(124)と前記割り面(132)との間の内部空間に設けられていることを特徴とするエアクリーナ(62)。
  2. 請求項1記載のエアクリーナ(62)において、
    前記2つの固定部(154、156)は、前記割り面(132)側に延びるように形成され、
    前記吸気部材(122)の先端部(142)側には、該吸気部材(122)から突出し、2つの前記固定部(154、156)に支持される2つの突出部(150、152)が形成されていることを特徴とするエアクリーナ(62)。
  3. 請求項2記載のエアクリーナ(62)において、
    前記2つの突出部(150、152)は、前記吸気部材(122)の先端部(142)側を挟んで、該先端部(142)側の外周面から前記割り面(132)と平行に突出することを特徴とするエアクリーナ(62)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアクリーナ(62)において、
    前記エアクリーナケース(120)から前記吸気部材(122)の先端部(142)側に向かって延び、該吸気部材(122)の先端部(142)側に当接するリブ(154a、156a)をさらに有することを特徴とするエアクリーナ(62)。
  5. 請求項4記載のエアクリーナ(62)において、
    前記リブ(154a、156a)は、前記2つの固定部(154、156)の一部であることを特徴とするエアクリーナ(62)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアクリーナ(62)において、
    前記エアクリーナケース(120)に収容され、外部から導入された前記空気を濾過するエレメント(130)をさらに有し、
    前記吸気部材(122)の先端部(142)側は、前記エレメント(130)と平行に配置されていることを特徴とするエアクリーナ(62)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のエアクリーナ(62)において、
    前記エアクリーナケース(120)には、車両(10)の上下方向に側面の壁が設けられ、
    前記割り面(132)は、前記上下方向に形成され、
    前記2つの固定部(154、156)は、前記側面の壁に設けられ、前記吸気部材(122)の先端部(142)の上部及び下部を固定することを特徴とするエアクリーナ(62)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のエアクリーナ(62)において、
    前記吸気部材(122)の先端部(142)には、該先端部(142)から三角形状に突出し、前記2つの固定部(154、156)に支持される2つの突出部(150、152)が形成されていることを特徴とするエアクリーナ(62)。
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