JP2021164234A - 回転電機駆動ユニット - Google Patents

回転電機駆動ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2021164234A
JP2021164234A JP2020062378A JP2020062378A JP2021164234A JP 2021164234 A JP2021164234 A JP 2021164234A JP 2020062378 A JP2020062378 A JP 2020062378A JP 2020062378 A JP2020062378 A JP 2020062378A JP 2021164234 A JP2021164234 A JP 2021164234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
rotary electric
drive unit
rotary
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020062378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6997245B2 (ja
Inventor
貴寛 采女
Takahiro Uneme
真史 板東
Masashi Bando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020062378A priority Critical patent/JP6997245B2/ja
Priority to CN202110344321.3A priority patent/CN113472146A/zh
Publication of JP2021164234A publication Critical patent/JP2021164234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6997245B2 publication Critical patent/JP6997245B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K1/00Arrangement or mounting of electrical propulsion units
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも小型で安価な回転電機駆動ユニットを提供すること。【解決手段】回転電機駆動ユニット1は、第1回転軸10aを有する駆動用モータ10と、第1回転軸10aと平行である第2回転軸11aを有する発電用モータ11と、駆動用モータ10及び発電用モータ11を収容し、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの側に開口部12aを有するハウジング12と、開口部12aに配置される蓋部材13と、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置されるように蓋部材13の外側に取り付けられ、駆動用モータ10及び発電用モータ11の少なくとも一方を制御するPCU15と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機駆動ユニットに関する。
従来、ハイブリッド車両や電気車両等において、回転電機の上方に、該回転電機を制御するPCU(パワーコントロールユニット)を配置する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。回転電機の発熱によりPCUを構成する部品が壊れることを防止するために、通常、PCUと回転電機との間には空気層が設けられる。
特開2016−140198号公報
しかしながら、PCUとモータとの間に空気層が設けられることにより、装置が大型化していた。装置の小型化を目的として、例えば回転電機を収容するモータケースにPCU部品を直接取り付けることも考えられるが、この場合にはPCU部品を組み立てるクリーンルーム内へのモータケースの搬入、組み立て作業が必要となり、組み立て費用や輸送費が嵩む。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、従来よりも小型で安価な回転電機駆動ユニットを提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る回転電機駆動ユニット(例えば、後述する回転電機駆動ユニット1,2,3,4)は、車両に搭載される回転電機駆動ユニットであって、第1回転軸(例えば、後述する第1回転軸10a)を有する第1回転電機(例えば、後述する駆動用モータ10)と、前記第1回転軸と平行である第2回転軸(例えば、後述する第2回転軸11a)を有する第2回転電機(例えば、後述する発電用モータ11)と、前記第1回転電機及び前記第2回転電機を収容し、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の側に開口部(例えば、後述する開口部12a)を有するハウジング(例えば、後述するハウジング12)と、前記開口部に配置される蓋部材(例えば、後述する蓋部材13)と、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置されるように前記蓋部材の外側に取り付けられ、前記第1回転電機及び前記第2回転電機の少なくとも一方を制御する電力変換装置(例えば、後述するPCU15,15A,15B,15C)と、を備える。
(1)の回転電機駆動ユニットによれば、ハウジングの蓋部材と電力変換装置を収容するPCUケースとを一体化し、ハウジングの開口部を覆う蓋部材に電力変換装置を直接配置する。そのため、電力変換装置と第1回転電機及び第2回転電機との間に別途空気層が設けられてはいないため、回転軸方向の電力変換装置の厚みを抑制しつつ、回転電機駆動ユニットを小型化できる。
(2) (1)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記電力変換装置は、半導体モジュール(例えば、後述するパワーモジュール150,150A,150B,150C)を有し、前記半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置されてよい。
(2)の回転電機駆動ユニットによれば、剛性部材である半導体モジュールが、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機及び第2回転電機と重なる位置に配置されているため、モータケースやトランスミッションケースに生じる振動をより確実に抑制することができる。
(3) (1)又は(2)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記回転電機駆動ユニットは、前記電力変換装置を冷却する冷却器(例えば、後述するウォータジャケット155)をさらに備え、前記冷却器は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置されてよい。
(3)の回転電機駆動ユニットによれば、剛性部材である冷却器が、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機及び第2回転電機と重なる位置に配置されているため、モータケースやトランスミッションケースに生じる振動をより確実に抑制することができる。特に、第1回転電機及び第2回転電機のハウジングに対する取り付け点に、剛性の高い冷却器を配置することができるため、振動に伴う変形も抑制することができる。
(4) (1)から(3)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記電力変換装置は、DC/DCコンバータ(例えば、後述するDC/DCコンバータ151)を有し、前記DC/DCコンバータは、前記電力変換装置の全体と比較して、上下方向の中間部分の位置が上方であってよい。
(4)の回転電機駆動ユニットによれば、DC/DCコンバータが、電力変換装置の全体と比較して、上下方向の中間部分の位置が上方である。すなわち、DC/DCコンバータが電力変換装置における上方に配置されるため、上方から接続される低圧バッテリ(12Vバッテリ)等の低圧系統との接続経路を短縮させることができる。また、仮にエンジンルーム内が浸水した場合であっても、DC/DCコンバータが水没するのを抑制できる。
(5) (1)から(4)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記電力変換装置は、電源からの入力部(例えば、後述するDCコネクタ152)を有し、前記入力部は、前記電力変換装置における上方に配置されてよい。
(5)の回転電機駆動ユニットによれば、入力部が電力変換装置における上方に配置されているため、エンジンルーム内に、第1回転電機及び第2回転電機、ギヤ、及び電力変換装置を組み付けた後にDCケーブルを接続できる。そのため、回転電機駆動ユニットの製造時における組立性を向上できる。
(6) (1)から(5)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記電力変換装置は、該電力変換装置を構成する各部品(例えば、後述するパワーモジュール150、DC/DCコンバータ151、DCコネクタ152、リアクトル153、コンデンサ154)が、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に垂直な面で並ぶように一階層に配置されてよい。
(6)の回転電機駆動ユニットによれば、電力変換装置を構成する各部品が、第1回転軸及び第2回転軸の方向に垂直な面で並ぶように一階層に配置されるため、電力変換装置における第1回転軸及び第2回転軸の方向の厚さが厚くなることを抑制できる。また、電気配策や冷却回路をシンプルにすることができ、回転電機駆動ユニットの小型化を実現できる。さらには、電力変換装置が一階層に配置されるため、技術の進化に応じて高さ方向に電力変換装置の各部品の小型化を進めていくことが可能であり、同一の冷却回路や電気配線を活用することができるため、高コモナリ性を確保でき、開発工数の削減が可能となる。
(7) (1)から(6)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記ハウジングの上面に配置される蓄電装置(例えば、後述する12Vバッテリ90)をさらに備えてよい。
従来、ハウジングの上面には電力変換装置が配置されていたのに対して、本発明ではハウジングの側面に電力変換装置が配置される。そこで、(7)の回転電機駆動ユニットによれば、ハウジングの上面に低圧バッテリ(12Vバッテリ)等の蓄電装置を配置するため、DC/DCコンバータとの接続経路をより短縮させることができる。
(8) (1)から(7)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記第1回転電機は、駆動用回転電機(例えば、後述する駆動用モータ10)であり、前記第2回転電機は、発電用回転電機(例えば、後述する発電用モータ11)であり、前記電力変換装置は、該電力変換装置を構成する部品として、DC/DCコンバータ(例えば、後述するDC/DCコンバータ151)、リアクトル(例えば、後述するリアクトル153)、コンデンサ(例えば、後述するコンデンサ154)、前記駆動用回転電機用の半導体モジュール(例えば、後述する駆動モータ用パワーモジュール150a)、前記発電用回転電機用の半導体モジュール(例えば、後述する発電モータ用パワーモジュール150b)、及び電圧制御用の半導体モジュール(例えば、後述するVCU用パワーモジュール150c)を有してよい。
(8)の回転電機駆動ユニットによれば、駆動用回転電機、発電用回転電機、DC/DCコンバータ、リアクトル、コンデンサ、駆動用回転電機用の半導体モジュール、発電用回転電機用の半導体モジュール、及び電圧制御用の半導体モジュールを備えることにより、上述の(1)〜(7)の発明の効果がより確実に奏される。
(9) (8)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記回転電機駆動ユニットは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の出力を伝達するギヤ(例えば、後述するモータギヤMTG)を備え、前記リアクトルは、前記電力変換装置を構成する部品のうち、前記ギヤに最も近い位置に配置されてよい。
(9)の回転電機駆動ユニットによれば、電力変換装置を構成する部品(例えば、パワーモジュール、DC/DCコンバータ、DCコネクタ、リアクトル、コンデンサ)のうち、最重量物であるリアクトルを、第1回転軸及び第2回転軸の出力を伝達するギヤに最も近い位置に配置するため、ギヤ及び車体への伝達振動を抑制できる。
(10) (8)又は(9)の回転電機駆動ユニットにおいて、前記DC/DCコンバータは、前記電力変換装置における車両前方に配置されてよい。
(10)の回転電機駆動ユニットによれば、DC/DCコンバータを電力変換装置における車両前方に配置するため、電力変換装置よりも車両前方に通常配置されるヒューズボックスへのアクセスが容易となり、ヒューズとの接続経路を短縮させることができる。
(11) (8)から(10)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記駆動用回転電機用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも下方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも下方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(11)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する重量物の駆動用回転電機用の半導体モジュールを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも下方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
(12) (8)から(11)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記DC/DCコンバータは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも上方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも上方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(12)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する重量物のDC/DCコンバータを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも上方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
(13) (8)から(12)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記発電用回転電機用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転電機と重なる位置でかつ前記第2回転軸よりも下方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転電機(発電用回転電機)と重なる位置でかつ第2回転軸よりも下方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(13)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する重量物の発電用回転電機用の半導体モジュールを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転電機(発電用回転電機)と重なる位置でかつ第2回転軸よりも下方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
(14) (8)から(13)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記リアクトルは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転軸よりも上方でかつ前記第1回転軸よりも車両前方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転軸よりも上方でかつ第1回転軸よりも車両前方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(14)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する最重量物のリアクトルを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転軸よりも上方でかつ第1回転軸よりも車両前方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
(15) (8)から(14)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記車両は、サイドフレームを有し、前記DC/DCコンバータは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記サイドフレームが延びる方向と平行に延びて配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、サイドフレームと重なる位置は、側方からの衝突時に最も衝撃を受け易い領域である。そこで、(15)の回転電機駆動ユニットによれば、急速放電用のバックアップ電源を有するDC/DCコンバータを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、サイドフレームが延びる方向と平行に延びて配置することにより、衝突時にサイドフレームからの衝撃を直接受けるのを回避できるため、安全性が向上する。
(16) (8)から(15)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記リアクトルは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも上方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも上方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(16)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する最重量物のリアクトルを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第1回転電機(駆動用回転電機)と重なる位置でかつ第1回転軸よりも上方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
(17) (8)から(16)いずれかの回転電機駆動ユニットにおいて、前記電圧制御用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転軸よりも上方でかつ前記第1回転軸よりも車両前方に配置されてよい。
第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転軸よりも上方でかつ第1回転軸よりも車両前方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで、(17)の回転電機駆動ユニットによれば、高い剛性を有する重量物の電圧制御用の半導体モジュールを、第1回転軸及び第2回転軸の方向に視て、第2回転軸よりも上方でかつ第1回転軸よりも車両前方に配置するため、振動をより確実に抑制できる。
本発明によれば、従来よりも小型で安価な回転電機駆動ユニットを提供できる。
本発明の第1実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両前方から視た模式図である。 本発明の第1実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両左方向から視た図である。 本発明の第2実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両左方向から視た図である。 本発明の第3実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両左方向から視た図である。 本発明の第4実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両左方向から視た図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第2実施形態以降の各実施形態の説明において、他の実施形態と共通する構成、作用及び効果については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る回転電機駆動ユニット1の構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る回転電機駆動ユニット1を車両前方から視た模式図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る回転電機駆動ユニットを車両左方向から視た図である。なお、図1及び図2中、Uは上方、Dは下方、Frは車両前方、Rrは車両後方、Lは運転者から視た車両左方向、Rは運転者から視た車両右方向を表している。これいついては、後述する図3〜図5についても同様である。
図1に示す回転電機駆動ユニット1は、車体の前部に設けられたエンジンルーム内に設けられる。具体的に、回転電機駆動ユニット1は、駆動用モータ(第1回転電機)10と、発電用モータ(第2回転電機)11と、ハウジング12と、蓋部材13と、封止部材14と、PCU(パワーコントロールユニット、電力変換装置)15と、PCUカバー16と、等を備える。
駆動用モータ10は、車両の走行駆動用モータであり、バッテリから供給される電力によって回転駆動力を発生する。駆動用モータ10は、車両左右方向に向いている第1回転軸10aを有する。
発電用モータ11は、車両左右方向に向いている第2回転軸11aを有する。発電用モータ11は、第2回転軸11aに入力される回転駆動力により発電電力を発生する。第2回転軸11aは、駆動用モータ10の第1回転軸10aと平行に配置される。
ハウジング12は、駆動用モータ10及び発電用モータ11を収容するモータケースである。ハウジング12は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの側に、開口部12aを有する。
蓋部材13は、ハウジング12の開口部12aに配置され、該開口部12aを覆っている。この蓋部材13は、モータカバーとして機能するとともに、PCU15を収容するPCUケースとしても機能する。すなわち、本実施形態の蓋部材13は、モータカバーとPCUケースとを兼用する部材である。
封止部材14は、シール材からなるガスケットである。この封止部材14は、ハウジング12における開口部12aの縁と、蓋部材13と、の間に介在することで、蓋部材13によってハウジング12を封止する。
PCU15は、駆動用モータ10及び発電用モータ11の少なくとも一方を制御する。PCU15は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置(図2参照)に配置されるように、蓋部材13の外側、すなわち蓋部材13におけるハウジング12の側と反対の側に取り付けられる。
PCUカバー16は、蓋部材13の開口部13aに配置され、該開口部13aを覆っている。
図2に示すように、PCU15は、パワーモジュール(半導体モジュール)150と、DC/DCコンバータ151と、DCコネクタ152と、リアクトル153と、コンデンサ154と、等を備える。また、回転電機駆動ユニット1は、PCU15を冷却するウォータジャケット(冷却器)155をさらに備える。
パワーモジュール150は、高圧バッテリ(例えば48Vバッテリ、図示省略)の直流電流を三相の交流電流に変換して出力し、回生発電時には発電した三相の交流電流を直流電流に変換して高圧バッテリに出力する。パワーモジュール150は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置される。具体的に、パワーモジュール150は、駆動モータ用パワーモジュール150aと、発電モータ用パワーモジュール150bと、電圧制御ユニット(以下、VCU(Voltage Control Unit)ともいう)用パワーモジュール150cと、を有する。このように、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、第1回転軸10a及び第2回転軸11aと重なる位置に、駆動モータ用パワーモジュール150a、発電モータ用パワーモジュール150b及びVCU用パワーモジュール150cを並べることで、駆動用モータ10及び発電用モータ11からパワーモジュール150までの経路を短縮することができる。
DC/DCコンバータ151は、PCU15に入力される高圧バッテリの電圧を降圧して、12Vバッテリの充電及び12V系負荷への電力供給を行う機能を有する。DC/DCコンバータ151は、PCU15の全体と比較して、上下方向の中間部分の位置が上方である。すなわち、DC/DCコンバータ151は、PCU15の構成部品150〜154のうちの最下端部と最上端部との間の中間部よりも、上方に配置される。図1に示すように、DC/DCコンバータ151は、ハウジング12の上面に配置される低圧バッテリとしての12Vバッテリ90に接続されるため、低圧系統との接続ケーブル91が短縮される。また、エンジンルーム浸水時にDC/DCコンバータの水没が抑制される。
DCコネクタ152は、不図示の電力ケーブルを介して、高圧バッテリ(例えば48Vバッテリ、図示省略)と接続されている。DCコネクタ152は、ハウジング12の車両後方側に配置されており、ハウジング12よりも車両後方に通常配置される高圧バッテリ等の高圧系統との接続経路が短縮されている。また、このDCコネクタ152は、PCU15を構成する他の部品150,151,153〜155よりも上方に配置されるため、製造時にこれら他の部品150,151,153〜155を組み付けた後に電力ケーブルを接続可能となっている。
リアクトル153は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、パワーモジュール150及びDC/DCコンバータ151とともに、コンデンサ154を囲うように配置される。
コンデンサ154は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、パワーモジュール150の延びる方向と平行に並んで延びるように配置される。これにより、パワーモジュール150からコンデンサ154までの距離が短縮され、寄生インダクタンスが低減されている。コンデンサ154は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、PCU15を構成する冷却が必要な部品150,151,153で囲われるように配置される。
ウォータジャケット155は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置される。また、ウォータジャケット155は、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、パワーモジュール150、DC/DCコンバータ151及びリアクトル153と重なるように、これら部品と駆動用モータ10及び発電用モータ11との間に配置される。これらパワーモジュール150、DC/DCコンバータ151及びリアクトル153は、いずれも冷却が必要な部品であり、上述したようにコンデンサ154を囲うように配置されているため、ウォータジャケット155の冷却通路のターンが容易となり、圧力損失の上昇を抑制できる配置となっている。
本実施形態に係る回転電機駆動ユニット1によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、ハウジング12の蓋部材13とPCU15を収容するPCUケースとを一体化し、ハウジング12の開口部12aを覆う蓋部材13にPCU15を直接配置した。そのため、PCU15と駆動用モータ10及び発電用モータ11との間に別途空気層が設けられてはいないため、回転軸方向のPCU15の厚みを抑制しつつ、回転電機駆動ユニット1を小型化できる。また同時に、ハウジング12の蓋部材13とPCU15を収容するPCUケースを兼用するため、部品点数を削減でき、コストを削減できる。
また本実施形態によれば、剛性部材であるPCU15が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置されるため、モータケースやトランスミッションケースに生じる振動を抑制することができる。そのため、振動抑制のために従来必要であったモータケースやトランスミッションケースの外表面におけるリブの形成が不要となり、重量増加又はコスト増加を抑制できる。
また本実施形態によれば、剛性部材であるパワーモジュール150が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置されているため、モータケースやトランスミッションケースに生じる振動をより確実に抑制することができる。
また本実施形態によれば、剛性部材であるウォータジャケット155が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置に配置されているため、モータケースやトランスミッションケースに生じる振動をより確実に抑制することができる。特に、駆動用モータ10及び発電用モータ11のハウジング12に対する取り付け点に、剛性の高いウォータジャケット155を配置することができるため、振動に伴う変形も抑制することができる。
また本実施形態によれば、DC/DCコンバータ151を、PCU15の全体と比較して、上下方向の中間部分の位置が上方となるように配置した。すなわち、DC/DCコンバータ151がPCU15における上方に配置されるため、上方から接続される低圧バッテリ(12Vバッテリ)等の低圧系統との接続ケーブル91を短縮させることができる。また、仮にエンジンルーム内が浸水した場合であっても、DC/DCコンバータ151が水没するのを抑制できるため、安全性が高い。
また本実施形態によれば、DCコネクタ152がPCU15における上方に配置されているため、エンジンルーム内に、駆動用モータ10及び発電用モータ11、ギヤ、及びPCU15を組み付けた後にDCケーブルを接続できる。そのため、回転電機駆動ユニット1の製造時における組立性を向上できる。
また本実施形態によれば、PCU15を構成する各部品が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に垂直な面で並ぶように一階層に配置されるため、PCU15における第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向の厚さが厚くなることを抑制できる。また、電気配策やウォータジャケット155の冷却回路をシンプルにすることができ、回転電機駆動ユニット1の小型化を実現できる。さらには、PCU15が一階層に配置されるため、技術の進化に応じて高さ方向にPCU15の各部品の小型化を進めていくことが可能であり、同一の冷却回路や電気配線を活用することができるため、高コモナリ性を確保でき、開発工数の削減が可能となる。
また、従来、ハウジング12の上面にはPCUが配置されていたのに対して、本実施形態ではハウジング12の側面にPCU15が配置される。そして、ハウジング12の上面には低圧バッテリとしての12Vバッテリ90が配置されるため、DC/DCコンバータ151との接続経路をより短縮させることができる。
[第2実施形態]
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態に係る回転電機駆動ユニット2の構成について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る回転電機駆動ユニット2を車両左方向から視た図である。第2実施形態に係る回転電機駆動ユニット2は、PCU15Aが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置で一階層に配置される点は第1実施形態と同様であるが、PCU15Aにおける各構成部品の配置が第1実施形態と異なっている。
PCU15Aを構成する部品のうち最重量物であるリアクトル153は、PCU15Aを構成する他の部品150〜152,154と比較して、車体に繋がるモータギヤMTGに最も近い位置に配置される。これにより、モータギヤMTGや車体へ伝達される振動を抑制することができる。この構成及び効果については、後述の第4実施形態でも同様のことが言える。
また、DC/DCコンバータ151は、PCU15Aにおける車両前方に配置される。これにより、PCU15Aよりも車両前方に通常配置されるヒューズボックス92へのアクセスが容易となり、ヒューズとの接続経路を短縮させることができる。
[第3実施形態]
次に、図4を用いて、本発明の第3実施形態に係る回転電機駆動ユニット3の構成について説明する。図4は、本発明の第3実施形態に係る回転電機駆動ユニット3を車両左方向から視た図である。第3実施形態に係る回転電機駆動ユニット3は、PCU15Bが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置で一階層に配置される点は第1、第2実施形態と同様であるが、PCU15Bにおける各構成部品の配置が第1、第2実施形態と異なっている。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも下方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する重量物の駆動モータ用パワーモジュール150aが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも下方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。この構成及び効果については、上述の第1実施形態や後述の第4実施形態でも同様のことが言える。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも上方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する重量物のDC/DCコンバータ151が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも上方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、発電用モータ11と重なる位置でかつ第2回転軸11aよりも下方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する重量物の発電モータ用パワーモジュール150bが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、発電用モータ11と重なる位置でかつ第2回転軸11aよりも下方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。この構成及び効果については、後述の第4実施形態でも同様のことが言える。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、第2回転軸11aよりも上方でかつ第1回転軸10aよりも車両前方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する最重量物のリアクトル153が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、第2回転軸11aよりも上方でかつ第1回転軸10aよりも車両前方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。この構成及び効果については、上述の第1、第2実施形態や後述の第4実施形態でも同様のことが言える。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、サイドフレームSFと重なる位置は、側方からの衝突時に最も衝撃を受け易い領域である。そこで本実施形態では、急速放電用のバックアップ電源を有するDC/DCコンバータ151が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、サイドフレームSFが延びる方向と平行に延びて配置される。これにより、衝突時にサイドフレームSFからの衝撃を直接受けるのを回避できるため、安全性が向上する。
[第4実施形態]
次に、図5を用いて、本発明の第4実施形態に係る回転電機駆動ユニット4の構成について説明する。図5は、本発明の第4実施形態に係る回転電機駆動ユニット4を車両左方向から視た図である。第4実施形態に係る回転電機駆動ユニット4は、PCU15Cが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10及び発電用モータ11と重なる位置で一階層に配置される点は第1、第2、第3実施形態と同様であるが、PCU15Cにおける各構成部品の配置が第1、第2、第3実施形態と異なっている。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも上方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する最重量物のリアクトル153が、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、駆動用モータ10と重なる位置でかつ第1回転軸10aよりも上方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。
第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、第2回転軸11aよりも上方でかつ第1回転軸10aよりも車両前方は、振動が発生し易い領域の一つである。そこで本実施形態では、高い剛性を有する重量物のVCU用パワーモジュール150cが、第1回転軸10a及び第2回転軸11aの方向に視て、第2回転軸11aよりも上方でかつ第1回転軸10aよりも車両前方に配置される。これにより、振動をより確実に抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1,2,3,4 回転電機駆動ユニット
10 駆動用モータ(第1回転電機)
10a 第1回転軸
11 発電用モータ(第2回転電機)
11a 第2回転軸
12 ハウジング
12a 開口部
13 蓋部材
13a 開口部
14 封止部材
15,15A,15B,15C PCU(電力変換装置)
150,150A,150B,150C パワーモジュール(半導体モジュール)
150a 駆動モータ用パワーモジュール
150b 発電モータ用パワーモジュール
150c VCU用パワーモジュール
151 DC/DCコンバータ
152 DCコネクタ(入力部)
153 リアクトル
154 コンデンサ
155 ウォータジャケット(冷却器)
16 PCUカバー
90 12Vバッテリ
91 接続ケーブル
92 ヒューズボックス
MTG モータギヤ
SF サイドフレーム

Claims (17)

  1. 車両に搭載される回転電機駆動ユニットであって、
    第1回転軸を有する第1回転電機と、
    前記第1回転軸と平行である第2回転軸を有する第2回転電機と、
    前記第1回転電機及び前記第2回転電機を収容し、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の側に開口部を有するハウジングと、
    前記開口部に配置される蓋部材と、
    前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置されるように前記蓋部材の外側に取り付けられ、前記第1回転電機及び前記第2回転電機の少なくとも一方を制御する電力変換装置と、を備える、回転電機駆動ユニット。
  2. 前記電力変換装置は、半導体モジュールを有し、
    前記半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置される、請求項1に記載の回転電機駆動ユニット。
  3. 前記回転電機駆動ユニットは、前記電力変換装置を冷却する冷却器をさらに備え、
    前記冷却器は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機及び前記第2回転電機と重なる位置に配置される、請求項1又は2に記載の回転電機駆動ユニット。
  4. 前記電力変換装置は、DC/DCコンバータを有し、
    前記DC/DCコンバータは、前記電力変換装置の全体と比較して、上下方向の中間部分の位置が上方である、請求項1から3のいずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  5. 前記電力変換装置は、電源からの入力部を有し、
    前記入力部は、前記電力変換装置における上方に配置される、請求項1から4のいずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  6. 前記電力変換装置は、該電力変換装置を構成する各部品が、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に垂直な面で並ぶように一階層に配置される、請求項1から5のいずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  7. 前記ハウジングの上面に配置される蓄電装置をさらに備える、請求項1から6いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  8. 前記第1回転電機は、駆動用回転電機であり、
    前記第2回転電機は、発電用回転電機であり、
    前記電力変換装置は、該電力変換装置を構成する部品として、DC/DCコンバータ、リアクトル、コンデンサ、前記駆動用回転電機用の半導体モジュール、前記発電用回転電機用の半導体モジュール、及び電圧制御用の半導体モジュールを有する、請求項1から7いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  9. 前記回転電機駆動ユニットは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の出力を伝達するギヤを備え、
    前記リアクトルは、前記電力変換装置を構成する部品のうち、前記ギヤに最も近い位置に配置される、請求項8に記載の回転電機駆動ユニット。
  10. 前記DC/DCコンバータは、前記電力変換装置における車両前方に配置される、請求項8又は9に記載の回転電機駆動ユニット。
  11. 前記駆動用回転電機用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも下方に配置される、請求項8から10いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  12. 前記DC/DCコンバータは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも上方に配置される、請求項8から11いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  13. 前記発電用回転電機用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転電機と重なる位置でかつ前記第2回転軸よりも下方に配置される、請求項8から12いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  14. 前記リアクトルは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転軸よりも上方でかつ前記第1回転軸よりも車両前方に配置される、請求項8から13いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  15. 前記車両は、サイドフレームを有し、
    前記DC/DCコンバータは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記サイドフレームが延びる方向と平行に延びて配置される、請求項8から14いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  16. 前記リアクトルは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第1回転電機と重なる位置でかつ前記第1回転軸よりも上方に配置される、請求項8から15いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
  17. 前記電圧制御用の半導体モジュールは、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の方向に視て、前記第2回転軸よりも上方でかつ前記第1回転軸よりも車両前方に配置される、請求項8から16いずれかに記載の回転電機駆動ユニット。
JP2020062378A 2020-03-31 2020-03-31 回転電機駆動ユニット Active JP6997245B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062378A JP6997245B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 回転電機駆動ユニット
CN202110344321.3A CN113472146A (zh) 2020-03-31 2021-03-31 旋转电机驱动单元

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062378A JP6997245B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 回転電機駆動ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021164234A true JP2021164234A (ja) 2021-10-11
JP6997245B2 JP6997245B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=77868558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020062378A Active JP6997245B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 回転電機駆動ユニット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6997245B2 (ja)
CN (1) CN113472146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7483793B2 (ja) 2022-06-17 2024-05-15 本田技研工業株式会社 車両の高電圧装置搭載構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6258001B1 (en) * 1999-03-26 2001-07-10 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive train
WO2003055710A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-10 Aisin Aw Co., Ltd Dispositif d'entrainement a moteur electrique
JP2008072813A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toyota Motor Corp 車両の駆動装置
JP2011126460A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Aisin Aw Co Ltd 車両用駆動装置
CN103688447A (zh) * 2011-07-19 2014-03-26 丰田自动车株式会社 车辆用驱动装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4899817B2 (ja) * 2006-11-17 2012-03-21 トヨタ自動車株式会社 電気機器の接続構造
JP2009278722A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Toyota Motor Corp 電気機器収納ケースの内圧調整装置
JP4968545B2 (ja) * 2008-08-29 2012-07-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置
JP2010206869A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Aisin Aw Co Ltd 車両用駆動装置
US9210829B2 (en) * 2011-01-31 2015-12-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Mounting structure for power control unit
KR101595722B1 (ko) * 2014-11-11 2016-02-22 현대모비스 주식회사 차량 조향용 구동장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6258001B1 (en) * 1999-03-26 2001-07-10 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle drive train
WO2003055710A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-10 Aisin Aw Co., Ltd Dispositif d'entrainement a moteur electrique
JP2008072813A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toyota Motor Corp 車両の駆動装置
JP2011126460A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Aisin Aw Co Ltd 車両用駆動装置
CN103688447A (zh) * 2011-07-19 2014-03-26 丰田自动车株式会社 车辆用驱动装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7483793B2 (ja) 2022-06-17 2024-05-15 本田技研工業株式会社 車両の高電圧装置搭載構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN113472146A (zh) 2021-10-01
JP6997245B2 (ja) 2022-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5051456B2 (ja) ハイブリッド駆動装置
JP4337803B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
US8154160B2 (en) Drive device control unit
US8770326B2 (en) Vehicle component mounting arrangement
JP4645602B2 (ja) 車両の駆動装置
JP4957011B2 (ja) 電池パック構造
US8474555B2 (en) Vehicle component mounting structure
EP2899866B1 (en) Power conversion device to be mounted in electric-powered vehicle
WO2007091705A1 (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
JP4305456B2 (ja) 電気機器の搭載構造および電動車両
JP6787204B2 (ja) 車載用高電圧ユニットケース、高電圧ユニット、および車両
JP5208578B2 (ja) モータユニットおよびモータユニットの製造方法
CN114342227A (zh) 车辆用驱动装置
JP2007307984A (ja) 電気機器の配線接続構造および電動車両
JP5626452B2 (ja) パワー制御ユニット
JP6997245B2 (ja) 回転電機駆動ユニット
JP7234299B2 (ja) 自動車用の走行用バッテリーシステム及び電気駆動装置を有する自動車
JP2007284023A (ja) 収納ケース
JP7317288B2 (ja) 車両の回転電気機械
EP3978286B1 (en) Hybrid electric vehicle
JP7509239B2 (ja) 車両用駆動装置
WO2021157200A1 (ja) 電力変換装置
US12027995B2 (en) Power converter
JP2023016645A (ja) 電気装置および回転電機装置
JP2023160164A (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6997245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150