JP2021162472A - 位置情報取得システム、位置情報取得方法及びプログラム - Google Patents

位置情報取得システム、位置情報取得方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】衛星測位システムが送信する信号を受信できない環境下において移動体が自装置の位置を取得する技術を提供すること。【解決手段】衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備える位置情報取得システム。【選択図】図1

Description

本発明は、位置情報取得システム、位置情報取得方法及びプログラムに関する。
ドローン等のカメラが搭載された自律移動体を自律的に飛行させ、空中から地上の構造物や地表等を撮影し得られた画像を用いた、点検、測量、監視、環境調査等が行われている。このような自律移動体はGPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムが送信する信号であって自律移動体の位置を示す信号を受信し、受信した信号が示す位置に基づいて自律的に移動する。
奥村賢悟、吉野孝「2次元コードとセンサを用いた屋内ナビゲーションシステムの提案」、平成23年度情報処理学会関西支部 支部大会、C−08
しかしながら、橋の下など自律移動体が移動する場所によっては、GPSの信号が届かない場所がある。このような場合、自律移動体は自装置の位置を把握できず適正な位置から外れた位置を移動してしまう場合があった。衛星測位システムが送信する信号が受信できない環境下において移動体が自己位置を把握する手法として、例えばVisual−SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)が提案されている。Visual−SLAMは、移動体に具備されているカメラにより自己位置の把握のマップの作成を同時に行う。Visual−SLAMではカメラで把握した物体と自己位置との相対位置を把握するものであり、衛星測位システムのように絶対位置を把握することができない。例えば、橋梁下等の、所定の構造が繰り返し現れる場所を移動させる場合には、Visual−SLAMのような相対位置を把握する技術を用いる場合では、自己位置を見失う可能性がある。
上記事情に鑑み、本発明は、衛星測位システムが送信する信号を受信できない環境下において移動体が自装置の位置を取得する技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備える位置情報取得システムである。
本発明の一態様は、上記の位置情報取得システムであって、前記第2移動体は、前記第1移動体の位置に基づいて、予め定められた所定の移動条件を満たす経路を自律して移動する。
本発明の一態様は、上記の位置情報取得システムであって前記移動条件は、所定の構造が繰り返し現れる所定の建造物中を移動するという条件と、前記構造と前記第2移動体との予め定められた所定の位置関係が満たされる状況である基準状況が繰り返し現れるように移動するという条件とを含む条件であって、基準状況にある前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置は、1つ前の基準状況において前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置と異なる。
本発明の一態様は、衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備える位置情報取得システムが行う位置情報取得方法であって、前記第1移動体が衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する移動ステップと、前記第2移動体が前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する取得ステップと、を有する位置情報取得方法である。
本発明の一態様は、上記の位置情報取得システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明により、衛衛星測位システムが送信する信号を受信できない環境下において移動体が自装置の位置を取得することが可能となる。
実施形態の位置情報取得システム100の概要を説明する説明図。 実施形態の位置情報取得システム100が備える基準移動体1及び撮影用移動体2のハードウェア構成の一例を示す図。 実施形態における制御部11の機能構成の一例を示す図。 実施形態における制御部21の機能構成の一例を示す図。 実施形態の位置情報取得システム100が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態における単位移動撮影動作の流れの一例を示すフローチャート。 変形例における撮影用移動体2aの機能構成の一例を示す図。
(実施形態)
図1は、実施形態の位置情報取得システム100の概要を説明する説明図である。位置情報取得システム100は、撮影対象を撮影するシステムである。
撮影対象は、所定の構造が繰り返し現れる建造物である。撮影対象は、例えば橋である。撮影対象が橋である場合、繰り返し現れる所定の構造は橋脚である。図1における橋9は撮影対象の一例である。
位置情報取得システム100は、基準移動体1と撮影用移動体2とを備える。基準移動体1は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムが送信する信号であって、基準移動***置情報を示す信号を受信する。基準移動***置情報は、基準移動体1の位置を示す情報である。以下、説明の簡単のため衛星測位システムがGPSである場合を例に位置情報取得システム100を説明する。また、以下GPSが送信する基準移動***置情報を示す信号をGPS信号という。
基準移動体1は、受信したGPS信号が示す基準移動***置情報に基づき、所定のタイミングに所定のタイミングに応じた所定の位置に移動する自律移動体である。自律移動体は、自律して移動するドローン等の移動体である。
基準移動体1は、撮影用移動体2が基準移動体1の位置を把握するための目印を有する。目印は、例えば、基準移動体1の筐体の表面に印字された印である。図1における印10は、撮影用移動体2が基準移動体1の位置を把握するための目印の一例である。以下、撮影用移動体2が基準移動体1の位置を把握するための目印が印10である場合を例に位置情報取得システム100を説明する。
撮影用移動体2は、カメラを備える自律移動体である。撮影用移動体2は、カメラによって自装置の周囲を撮影する。撮影用移動体2は、撮影結果の画像と撮影結果の画像を取得した際のカメラの向きを示す情報と撮影時刻とを対応付けて1組の情報(以下「撮影結果関連情報」という。)として記憶する。
撮影用移動体2は、撮影結果関連情報に基づき実位置を取得する。実位置は、撮影用移動体2の実際の位置である。撮影用移動体2は、取得した実位置に基づき移動する。
以下、基準移動体1及び撮影用移動体2の動作の具体例を、橋9を撮影対象とする場合を例に説明する。撮影時の撮影用移動体2の動作は、撮影結果関連情報に基づき自装置の位置を調整しながら予め定められた所定の移動条件を満たす経路(以下「指定経路」という。)を移動する動作である。
以下このような、撮影結果関連情報に基づき自装置の位置を調整しながら指定経路を移動する撮影用移動体2の動作を合致動作という。なお、位置を調整するとは、予め定められた条件を満たす位置から外れた位置にいた場合に予め定められた条件を満たす位置に移動することを意味する。具体的には、指定経路から外れた場合に指定経路に戻る移動を行うことを意味する。
合致動作は、具体的には印撮影結果関連情報に基づき自装置の位置と期待位置との違いを(以下「期待位置違い」という。)を取得し、取得した期待位置違いを小さくするようにしながら指定経路上を移動する動作である。印撮影結果関連情報は、印画像を示す撮影結果関連情報である。印画像は、印10が写り込んだ画像である。
期待位置は、撮影用移動体2が存在することが期待される位置である。期待位置は、例えば予め定められた所定の位置である。期待位置は、例えば撮影用移動体2の移動に関する制御の履歴に基づいて推察される撮影用移動体2の位置であってもよい。期待位置は、例えば撮影用移動体2の移動に関する制御の履歴に基づいて推察される指定経路上の位置であってもよい。このような場合、合致動作は期待位置にいない場合に期待位置まで移動する動作である。
以下、説明の簡単のため自律移動体が飛行することで自律的に移動するドローンである場合を例に位置情報取得システム100を説明する。また、以下説明の簡単のため、撮影対象が橋9である場合を例に位置情報取得システム100を説明する。また、以下説明の簡単のため、期待位置が撮影用移動体2の移動に関する制御の履歴に基づいて推察される指定経路上の位置である場合を例に位置情報取得システム100を説明する。
図1を用いて基準移動体1と撮影用移動体2との移動の具体例を説明する。図1において、橋脚901、橋脚902、橋脚903、橋脚904及び橋脚905それぞれは、橋9の橋脚である。橋脚902は橋脚901に隣接する橋脚である。橋脚903は、橋脚902に隣接する橋脚であって橋脚901ではない橋脚である。橋脚904は、橋脚903に隣接する橋脚である。橋脚905は、橋脚904に隣接する橋脚であって橋脚903ではない橋脚である。
基準移動体1はGPS空間において基準動作を実行する。GPS空間とは、GPS信号が届く空間を意味する。基準動作は以下の単位基準動作を繰り返し実行する動作である。以下、単位基準動作が開始される時点が時刻t1という場合であって、時刻t1において橋脚901の近傍の位置P1−1に基準移動体1が位置する場合を例に単位基準動作を説明する。位置P1−1は、最も近い橋脚が橋脚901であるという条件を満たす位置である。時刻t1は、位置P1−1に基準移動体1が到達した時点である。
基準動作の実行中の基準移動体1は、時刻t1において橋脚901の近傍の位置P1−1に位置する。基準動作の実行中の基準移動体1は、基準移動開始タイミングまで位置P1−1に位置する。基準移動開始タイミングは、基準移動体1が移動を開始するタイミングである。
基準動作の実行中の基準移動体1は基準移動開始タイミングで位置P1−1から移動を開始し、時刻t2に橋脚903の近傍の位置P1−2に到達する。位置P1−2は、最も近い橋脚が橋脚903であるという条件を満たす位置である。また、位置P1−2にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚903)の位置する方向と位置P1−1にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚901)の位置する方向とは異なる。基準動作の実行中の基準移動体1は位置P1−2において次の基準移動開始タイミングまで停止する。
基準動作の実行中の基準移動体1であって位置P1−2に位置する基準移動体1は基準移動開始タイミングで位置P1−2から移動を開始し、時刻t3に橋脚903の近傍の位置P1−3に到達する。位置P1−3は、最も近い橋脚が橋脚903であるという条件を満たす位置であって、位置P1−2とは異なる位置である。また、また、位置P1−3にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚903)の位置する方向と位置P1−1にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚901)の位置する方向とは同一である。基準動作の実行中の基準移動体1は位置P1−3において次の基準移動開始タイミングまで停止する。
時刻t1から時刻t3までの基準移動体1の動作が1つの単位基準動作である。基準移動体1が実行する次の単位基準動作は以下に示す位置P1−3から位置P−15まで移動する動作である。
基準動作の実行中の基準移動体1であって位置P1−3に位置する基準移動体1は基準移動開始タイミングで位置P1−3から移動を開始し、時刻t4に橋脚905の近傍の位置P1−4に到達する。位置P1−4は、最も近い橋脚が橋脚905であるという条件を満たす位置である。また、位置P1−4にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚905)の位置する方向と位置P1−2にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚902)の位置する方向とは同一である。基準動作実行中の基準移動体1は位置P1−4において次の基準移動開始タイミングまで停止する。
基準動作の実行中の基準移動体1であって位置P1−4に位置する基準移動体1は基準移動開始タイミングで位置P1−4から移動を開始し、時刻t5に橋脚905の近傍の位置P1−5に到達する。位置P1−5は、最も近い橋脚が橋脚905であるという条件を満たす位置であって、位置P1−4とは異なる位置である。また、また、位置P1−5にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚905)の位置する方向と位置P1−1にいる基準移動体1から見た最も近い橋脚(すなわち橋脚901)の位置する方向とは同一である。基準動作の実行中の基準移動体1は位置P1−5において次の基準移動開始タイミングまで停止する。
このように、基準移動体1は、単位基準動作を繰り返し実行する。基準動作において基準移動体1が停止する位置(以下「停止位置」という。)は1つおきに位置する橋脚の近傍の位置である。また隣接する停止位置それぞれから見た最も近い橋脚の位置する方向は互いに異なる。なお、位置P1−1、位置P1−2、位置P1−3、位置P1−4及び位置P1−5それぞれは停止位置の一例である。
撮影用移動体2は、時刻t1に位置P2−1から移動を開始し、橋脚901と橋脚902との間の空間を移動して位置P2−2に到達する。この期間、基準移動体1は位置P1−1に停止している。位置P2−1は、最も近い橋脚が橋脚901であるという条件を満たす位置である。位置P2−2は、橋脚902と自装置との位置関係が時刻t1における橋脚901と自装置との位置関係と同様という条件を満たす位置である。
撮影用移動体2は、移動中に所定の周期で基準移動体1の位置をカメラで撮影し、撮影結果に基づいて自装置の位置を調整する。また、撮影用移動体2は、橋脚901と橋脚902との間の空間を移動しながら橋脚901及び橋脚902を撮影する。
撮影用移動体2が位置P2−2に到達した時点が、基準移動開始タイミングの一例である。撮影用移動体2が位置P2−2に到達したタイミングで基準移動体1が位置P1−1から位置P1−2までの移動を開始する。
撮影用移動体2は、時刻t2に位置P2−2から移動を開始し、橋脚902と橋脚903との間の空間を移動して位置P2−3に到達する。この期間、基準移動体1は位置P1−2に停止している。位置P2−3は、最も近い橋脚が橋脚903であるという条件を満たす位置である。位置P2−3は、橋脚903と自装置との位置関係が時刻t1における橋脚901と自装置との位置関係と同様という条件を満たす位置である。
撮影用移動体2は、移動中に所定の周期で基準移動体1の位置をカメラで撮影し、撮影結果に基づいて自装置の位置を調整する。また、撮影用移動体2は、橋脚902と橋脚903との間の空間を移動しながら橋脚902及び橋脚903を撮影する。
撮影用移動体2が位置P2−3に到達した時点が、基準移動開始タイミングの一例である。撮影用移動体2が位置P2−3に到達したタイミングで基準移動体1が位置P1−2から位置P1−3までの移動を開始する。
時刻t3以降、撮影用移動体2は時刻t1から時刻t3と同様の動作を繰り返すことで、橋脚905等の橋脚903よりも先に位置する橋脚も撮影する。
このように、撮影用移動体2は指定経路を自律して移動する。図1の例における移動条件は、所定の構造が繰り返し現れる所定の建造物中を移動するという条件を含む。所定の建造物は、例えば橋9である。このような場合、繰り返し現れる所定の構造は、具体的には橋脚901〜905を含む橋9の橋脚である。また図1の例における移動条件は、基準状況が繰り返し現れるように移動するという条件を含む。
基準状況は、所定の構造と撮影用移動体2との予め定められた所定の位置関係が満たされている位置情報取得システム100の状況である。所定の構造は、具体的には橋脚901〜905を含む橋9の橋脚である。所定の位置関係は、例えば時刻t1における撮影用移動体2と橋脚901の位置関係である。図1において所定の位置関係は、時刻t1、時刻t2及び時刻t3において現れている。基準状況は、例えば時刻t1、時刻t2及び時刻t3における撮影用移動体2の状況である。
上述したように隣接する停止位置それぞれから見た最も近い橋脚の位置する方向は互いに異なる。そのため、基準状況にある撮影用移動体2から見た基準移動体1の位置は、1つ前の基準状況において撮影用移動体2から見た基準移動体1の位置と異なる。
図1において撮影用移動体2は、橋脚901と橋脚902との間の空間や橋脚902と橋脚903との間の空間等の橋9の下を移動する。橋の下には非GPS空間である。非GPS空間は、GPS信号が届かない空間である。このように撮影用移動体2は、非GPS空間を移動する。しかしながら撮影用移動体2は非GPS空間を移動する際にもGPS空間を移動する基準移動体1の位置に基づいて移動するため、指定経路を自律して移動することができる。
図2は、実施形態の位置情報取得システム100が備える基準移動体1及び撮影用移動体2のハードウェア構成の一例を示す図である。
基準移動体1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ91とメモリ92とを備える制御部11を備え、基準移動体制御プログラムを実行する。基準移動体制御プログラムは基準移動体1が備える各機能部の動作を制御するプログラムである。基準移動体1は、基準移動体制御プログラムの実行によって制御部11、入出力部12、記憶部13及びロータ14を備える装置として機能する。
より具体的には、基準移動体1は、プロセッサ91が記憶部13に記憶されている基準移動体制御プログラムを読み出し、読み出した基準移動体制御プログラムをメモリ92に記憶させる。プロセッサ91が、メモリ92に記憶させた基準移動体制御プログラムを実行することによって、基準移動体1は、制御部11、入出力部12、記憶部13及びロータ14を備える装置として機能する。
制御部11は、基準移動体1を制御する。制御部11は、例えば基準移動体1の飛行を制御する。基準移動体1の飛行の制御は、具体的にはロータ14の動作を制御によって行われる。制御部11は、例えば入出力部12の動作を制御する。
入出力部12は、GPS通信部120、操作通信部121を備える。
GPS通信部120は、GPS信号を受信する通信インタフェースを含んで構成される。GPS通信部120は、通信インタフェースを介してGPS信号を受信する。GPS通信部120は、受信したGPS信号を制御部11に出力する。
操作通信部121は、操縦者端末3に接続するための通信インタフェースを含んで構成される。操縦者端末3は、基準移動体1及び撮影用移動体2を操作する端末装置である。操縦者端末3は、例えばスマートフォンである。操縦者端末3は、基準移動体1及び撮影用移動体2を操作する操作信号を送信することで基準移動体1及び撮影用移動体2を操作する。
操作信号は、例えば基準移動体1及び撮影用移動体2に飛行の開始を指示する信号である。操作信号は、例えば撮影用移動体2に送信される信号であって撮影用移動体2が撮影した画像の画像データの操縦者端末3への転送を指示する信号である。操縦者端末3は、撮影用移動体2が撮影した画像の画像データを受信する。操作通信部121は、操縦者端末3が送信した操作信号を受信する。操作通信部121は受信した操作信号を制御部11に出力する。
記憶部13は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部13は基準移動体1に関する各種情報を記憶する。記憶部13は、例えば基準移動体制御プログラムを予め記憶する。記憶部13は、停止位置を示す情報(以下「停止位置情報」という。)予め記憶する。なお、停止位置情報は必ずしも予め記憶されている必要は無く、操作信号が示す情報の1つとして操縦者端末3から送信されてもよい。記憶部13は、例えば基準移動体1の移動に関する制御の履歴を記憶する。
ロータ14は、制御部11の制御に応じて、基準移動体1を空中自在に飛行させるための揚力を発生させる動力部である。図2において基準移動体1が備えるロータ14の数は1基であるが、必ずしも1基に限られる必要は無い。基準移動体1が備えるロータ14の数は、基準移動体1に要求される飛行性能等に応じて、3基、4基、6基、8基等の複数であってよい。
ロータ14は、モータ141及びブレード142を備える。モータ141は、例えばDCブラシレスモータである。モータ141の回転軸にはブレード142が取り付けられている。モータ141は、制御部11の制御に応じてブレード142を回転させる。ブレード142は回転することにより基準移動体1に揚力を発生させる。すなわち、ブレード142は所謂プロペラである。ロータ14の駆動によって基準移動体1を飛行させる方法については公知であるため詳細な説明を省略する。
撮影用移動体2は、バスで接続されたCPU等のプロセッサ93とメモリ94とを備える制御部21を備え、撮影用移動体制御プログラムを実行する。撮影用移動体2は、撮影用移動体制御プログラムの実行によって制御部21、操作通信部22、記憶部23、ロータ24、撮影部25及び駆動部26を備える装置として機能する。
より具体的には、撮影用移動体2は、プロセッサ93が記憶部23に記憶されている撮影用移動体制御プログラムを読み出し、読み出した撮影用移動体制御プログラムをメモリ94に記憶させる。プロセッサ93が、メモリ94に記憶させた撮影用移動体制御プログラムを実行することによって、撮影用移動体2は、制御部21、操作通信部22、記憶部23、ロータ24、撮影部25及び駆動部26を備える装置として機能する。
制御部21は、撮影用移動体2を制御する。制御部21は、例えば撮影用移動体2の飛行を制御する。撮影用移動体2の飛行の制御は、具体的にはロータ24の動作を制御によって行われる。制御部21は、例えば操作通信部22の動作を制御する。制御部21は、例えば撮影部25の動作を制御する。制御部21は、例えば駆動部26の動作を制御する。
操作通信部22は、操縦者端末3に接続するための通信インタフェースを含んで構成される。操作通信部22は、操縦者端末3が送信した操作信号を受信する。操作通信部22は受信した操作信号を制御部21に出力する。操作通信部22は、例えば撮影した画像の画像データを操縦者端末3に送信する。
記憶部23は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部23は撮影用移動体2に関する各種情報を記憶する。記憶部23は、例えば撮影用移動体2が備える各機能部の動作を制御するプログラムを予め記憶する。記憶部23は、例えば撮影結果関連情報を記憶する。記憶部23は、例えば予め指定経路を示す情報を記憶する。
ロータ24は、制御部21の制御に応じて、撮影用移動体2を空中自在に飛行させるための揚力を発生させる動力部である。図2において撮影用移動体2が備えるロータ24の数は1基であるが、必ずしも1基に限られる必要は無い。撮影用移動体2が備えるロータ24の数は、撮影用移動体2に要求される飛行性能等に応じて、3基、4基、6基、8基等の複数であってよい。
ロータ24は、モータ241及びブレード242を備える。モータ241は、例えばDCブラシレスモータである。モータ241の回転軸にはブレード242が取り付けられている。モータ241は、制御部21の制御に応じてブレード242を回転させる。ブレード242は回転することにより撮影用移動体2に揚力を発生させる。すなわち、ブレード242は所謂プロペラである。ロータ24の駆動によって撮影用移動体2を飛行させる方法については公知であるため詳細な説明を省略する。
以下の説明において、撮影用移動体2の水平飛行姿勢において本体(不図示)の重心を貫く水平面における前進に対応する一方向を「前方向」とした場合、当該水平面における前方向に対して180度向きの方向を「後方向」、当該水平面における前方向に対して左90度の方向を「左方向」、当該水平面における前方向に対して右90度の方向を「右方向」、当該水平面に対して上空側を「上方向」、当該水平面に対して地表側を「下方向」と定義する。
撮影部25は、制御部21による制御に応じて撮影することで画像データを生成するカメラである。撮影部25が生成した画像データは制御部21の制御によって記憶部23に記録される。撮影部25は、制御部21による制御に応じて映像(動画)又は静止画の撮影が可能である。
撮影部25は、撮影用移動体2から下方向を含む所定の範囲を撮影可能なように撮影用移動体2の本体に設けられる。具体的には、撮影部25は、撮影用移動体2に搭載された状態で、撮影鉛直軸から所定角度(例えば、0度〜90度の間の特定の角度)傾くことが可能であるように構成されている。撮影鉛直軸は、図示しないカメラレンズの光軸が撮影用移動体2の水平飛行姿勢における撮影部25の重心を貫く鉛直軸である。また、撮影部25は、撮影用移動体2に搭載された状態で、撮影鉛直軸を中心に回動(パン)可能に構成されている。
撮影部25は、撮影鉛直軸を中心に前方向に対して左方向側に所定角度(例えば、0度〜180度)、また、撮影鉛直軸を中心に前方向に対して右方向側に所定角度(例えば、0度〜180度)回動可能である。撮影部25が撮影鉛直軸を中心に前方向に対して左方向側に所定角度回転した際の回転の角度と、撮影部25が撮影鉛直軸を中心に前方向に対して右方向側に所定角度回動した際の回転の角度とをパン角度という。
撮影部25を回動させることにより、前方向、左方向、右方向及び後方向を含む水平面内全方向であってかつ下方向側(例えば、地上や地上の構造物、海上等)を撮影することができる。なお、撮影部25は、撮影鉛直軸を中心に360度回転可能に設けられてもよい。
撮影部25には、駆動部26が連結されている。駆動部26は、例えばDC(direct current)ブラシレスモータである。制御部21による撮影方向の制御に応じて、駆動部26は撮影部25の撮影方向を変更する。
なお、制御部21による撮影方向の制御に応じて、駆動部26が撮影部25の撮影鉛直軸から傾く角度(チルト角度)を変更するようにしてもよい。
図3は、実施形態における制御部11の機能構成の一例を示す図である。制御部11は、GPS通信制御部110、操作通信制御部111、飛行制御部112及び記録部113を備える。
GPS通信制御部110は、GPS通信部120の動作を制御する。GPS通信制御部110は、GPS通信部120の動作を制御し、GPS通信部120を介してGPS信号が示す情報を取得する。GPS通信制御部110は、取得したGPS信号が示す情報を飛行制御部112に出力する。
操作通信制御部111は、操作通信部121の動作を制御する。操作通信制御部111は、操作通信部121の動作を制御し、操作通信部121を介して操作信号が示す情報を取得する。
飛行制御部112は、基準移動体制御プログラムにしたがいGPS信号が示す情報に基づいてロータ14を制御し、基準移動体1の飛行姿勢及び飛行速度を含む飛行動作を制御する。
飛行制御部112は、例えばGPS信号が示す基準移動***置情報が示す位置と停止位置情報が示す停止位置との違いを取得し、取得した違いを小さくするように基準移動体1を飛行させる。違いは、具体的にはGPS信号が示す基準移動***置情報が示す位置と停止位置情報が示す停止位置との間の距離である。取得した違いを小さくするようにとは、停止位置情報が示す位置まで基準移動体1を移動させることを意味する。
飛行制御部112は、ロータ14のモータ141の回転速度を調節するための図示しないESC(Electronic Speed Controller)を含む。また、飛行制御部112は、例えば、図示しない慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を備え、操作信号に基づくことなく、基準移動体1に対する自然風(強風、突風等)や雨雪等の外的要因に対抗して姿勢を保つために、自律的に姿勢制御を行う。
記録部113は、記憶部13に各種情報を記録する。各種情報は例えばGPS信号が示す情報(すなわち基準移動***置情報)を含む。各種情報は、例えば飛行制御部112による制御の履歴を含む。
図4は、実施形態における制御部21の機能構成の一例を示す図である。制御部21は、操作通信制御部211、飛行制御部212、記録部213、撮影制御部214、実位置取得部215及び期待位置取得部216を備える。
操作通信制御部211は、操作通信部22の動作を制御する。操作通信制御部211は、操作通信部22の動作を制御し、操作通信部22を介して操縦者端末3と通信する。操作通信制御部211は、操縦者端末3との通信により例えば撮影部25の撮影結果を操縦者端末3に送信する。
飛行制御部212は、撮影用移動体制御プログラムにしたがいロータ24を制御する。飛行制御部212は、ロータ24の制御により撮影用移動体2の飛行姿勢及び飛行速度を含む飛行動作を制御する。飛行制御部212は、例えば撮影用移動体制御プログラムにしたがい実位置に基づいてロータ24を制御する。飛行制御部212が実位置に基づいてロータ24を制御することで例えば撮影用移動体2による合致動作が実行される。
飛行制御部212は、ロータ24のモータ241の回転速度を調節するための図示しないESCを含む。また、飛行制御部212は、例えば、図示しない慣性計測装置を備え、操作信号に基づくことなく、撮影用移動体2に対する自然風(強風、突風等)や雨雪等の外的要因に対抗して姿勢を保つために、自律的に姿勢制御を行う。
記録部213は、記憶部23に各種情報を記録する。記録部213は、例えば撮影部25の撮影結果を記憶部23に記録する。より具体的には、記録部213は、撮影結果の画像を、撮影結果の画像を取得した際の撮影部25の向きを示す情報と撮影時刻とに対応付けて1組の撮影結果関連情報として記憶部23に記録する。各種情報は例えば飛行制御部212による制御の履歴を含む。
撮影制御部214は、撮影部25の撮影動作を制御する。撮影動作には、撮影部25の撮影待機、撮影、撮影停止の各モードが含まれる。また撮影制御部214は、撮影部25の撮影方向を制御する。すなわち、撮影制御部214は、駆動部26の動作を制御する。撮影動作と撮影方向とは、操作信号によって指示された動作と方向とであってもよいし、予め撮影用移動体制御プログラムにプログラム済みの所定の動作と方向とであってもよい。
撮影制御部214は、駆動部26の動作を制御する際の制御の仕方を示す情報に基づき、撮影時の撮影部25の向きを示す情報を取得する。撮影制御部214は、取得した撮影時の撮影部25の向きを示す情報を記録部213に出力する。
実位置取得部215は、撮影結果関連情報に基づき実位置を取得する。実位置取得部215は、例えば撮影部25がステレオカメラである場合に、ステレオ位置取得処理の実行により実位置を取得する。ステレオ位置取得処理において実位置取得部215は、ステレオカメラの撮影結果と予め記憶部23に記憶済みの印10の画像とに基づき印10が写る撮影結果を選択する。ステレオ位置取得処理において実位置取得部215は次に、選択した撮影結果に基づき撮影用移動体2から見た印10の距離と方向とを算出する。ステレオ位置取得処理において実位置取得部215は次に、算出結果に基づき実位置を取得する。このような場合、ステレオカメラによる撮影結果が撮影結果関連情報である。
期待位置取得部216は、期待位置を取得する。期待位置取得部216は、例えば予め記憶部23に期待位置が記憶されている場合には、記憶部23から期待位置を読み出すことで期待位置を取得する。期待位置取得部216は、飛行制御部212による制御の履歴に基づき撮影用移動体2の位置を推定してもよい。このような場合、推定結果が期待位置である。
図5は、実施形態の位置情報取得システム100が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
撮影用移動体2が合致動作開始地点に到達する(ステップS101)。合致動作開始地点は合致動作が開始される地点である。合致動作開始地点は、撮影対象の撮影が開始される地点でもある。合致開始地点に撮影用移動体2が位置する状況は、基準状況の一例である。すなわち、合致動作開始地点は、撮影用移動体2が位置した場合に位置情報取得システム100の状況が基準状況であるという条件を満たす位置である。
次に基準移動体1が基準動作開始地点に到達する(ステップS102)。基準動作開始地点は、基準動作が開始される地点である。基準動作開始地点は、停止位置でもある。次に撮影用移動体2が指定経路上の移動を開始する(ステップS103)。次に撮影用移動体2が、移動撮影動作を実行する(ステップS104)。移動撮影動作は、図6に示す単位移動撮影動作を繰り返す処理である。
図6は、実施形態における単位移動撮影動作の流れの一例を示すフローチャートである。移動撮影動作では、撮影用移動体2が基準状況出現位置に到達するまで単位移動撮影動作が繰り返し実行される。基準状況における撮影用移動体2の位置である。そのため、撮影用移動体2が基準状況出現位置に到達するとは、基準状況が現れることを意味する。
期待位置取得部216が、飛行制御部212による制御の履歴に基づき期待推定を推定する(ステップS201)。次に撮影制御部214の制御により撮影部25が撮影用移動体2の周囲を撮影する(ステップS202)。ステップS202では、撮影対象も撮影される。ステップS202の次に実位置取得部215が、撮影結果の画像と、撮影結果の画像を取得した際の撮影部25の向きを示す情報と撮影時刻とに基づき、実位置を取得する(ステップS203)。次に実位置に基づく飛行制御部212による制御により、撮影用移動体2が期待位置へ移動する(ステップS204)。
図5の説明に戻る。撮影用移動体2が基準状況出現位置で停止する(ステップS105)。基準状況出現位置は基準状況における撮影用移動体2の位置であるため、ステップS105は基準状況が現れたタイミングで撮影用移動体2が停止する処理である。ステップS102における基準動作開始地点は、基準状況出現位置の一例である。
次に、飛行制御部212が、終了条件が満たされたか否かを判定する(ステップS106)。終了条件は、合致動作の終了に関する条件であればどのような条件であってもよい。終了条件は、例えば所定の到達地点に撮影用移動体2が到達したという条件である。
終了条件が満たされない場合(ステップS106:NO)、基準移動体1が、停止位置情報が示す次の停止位置まで移動する(ステップS107)。ステップS103からステップS107までの処理における基準移動体1の動作が単位基準動作である。また、ステップS107の処理において基準移動体1が移動を開始するタイミングが、基準移動開始タイミングである。ステップS107の次にステップS103の処理が実行される。
一方、終了条件が満たされる場合(ステップS106:YES)、撮影対象を撮影する処理が終了する。すなわち、撮影用移動体2は合致動作を終了し、基準移動体1は基準動作を終了する。
このように構成された位置情報取得システム100は、衛星測位システムを用いて位置情報を取得する基準移動体1と基準移動体1の位置に基づいて移動する撮影用移動体2とを備える。そのため、位置情報取得システム100において撮影用移動体2は非GPS環境を移動する際であっても、自装置の位置を取得することができる。
(変形例)
なお、実位置取得部215は、必ずしも撮影結果関連情報に基づいて実位置を取得する必要は無い。
図7は、変形例における撮影用移動体2(以下「撮影用移動体2a」という。)の機能構成の一例を示す図である。撮影用移動体2aは、測量装置27を備える点で撮影用移動体2と異なる。測量装置27は、撮影用移動体2aと基準移動体1との位置関係を測定可能であればどのようなものであってもよく、例えばトータルステーションであってもよい。測量装置27は、制御部21によって動作が制御される。測量装置27の測量結果は、制御部21に出力される。このような場合、実位置取得部215は、撮影結果関連情報に代えて測量装置の測量結果に基づいて実位置を取得してもよい。
なお、基準移動体1及び撮影用移動体2の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
なお、基準移動体1は第1移動体の一例である。撮影用移動体2は第2移動体の一例である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…位置情報取得システム、 1…基準移動体、 2…撮影用移動体、 3…操縦者端末、 10…印、 11…制御部、 12…入出力部、 120…GPS通信部、 121…操作通信部、 13…記憶部、 14…ロータ、 141…モータ、 142…ブレード、 21…制御部、 22…操作通信部、 23…記憶部、 24…ロータ、 241…モータ、 242…ブレード、 25…撮影部、 26…駆動部、 27…測量装置、 110…GPS通信制御部、 111…操作通信制御部、 112…飛行制御部、 113…記録部、 211…操作通信制御部、 212…飛行制御部、 213…記録部、 214…撮影制御部、 215…実位置取得部、 216…期待位置取得部、 9…橋、 901、902、903、904、905…橋脚、 91…プロセッサ、 92…メモリ、 93…プロセッサ、 94…メモリ
本発明の一態様は、衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備え、前記第2移動体は、前記第1移動体の位置に基づいて、予め定められた所定の移動条件を満たす経路を自律して移動し、前記移動条件は、所定の構造が繰り返し現れる所定の建造物中を移動するという条件と、前記構造と前記第2移動体との予め定められた所定の位置関係が満たされる状況である基準状況が繰り返し現れるように移動するという条件とを含む条件であって、前記第1移動体は停止する動作を含む単位基準動作を繰り返しながら移動し、前記第1移動体が停止する位置を停止位置として、停止位置から見た最も近い前記構造の位置する方向は所定の条件を満たす、位置情報取得システムである。
本発明の一態様は、上記の位置情報取得システムであって、前記所定の条件は、停止位置から見た最も近い前記構造の位置する方向が同一または一定の停止位置毎に連続する、という条件である。
本発明の一態様は、上記の位置情報取得システムであって、準状況にある前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置は、1つ前の基準状況において前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置と異なる。
本発明の一態様は、衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備え、前記第2移動体は、前記第1移動体の位置に基づいて、予め定められた所定の移動条件を満たす経路を自律して移動し、前記移動条件は、所定の構造が繰り返し現れる所定の建造物中を移動するという条件と、前記構造と前記第2移動体との予め定められた所定の位置関係が満たされる状況である基準状況が繰り返し現れるように移動するという条件とを含む条件であって、前記第1移動体は停止する動作を含む単位基準動作を繰り返しながら移動し、前記第1移動体が停止する位置を停止位置として、停止位置から見た最も近い前記構造の位置する方向は所定の条件を満たす、位置情報取得システムが行う位置情報取得方法であって、前記第1移動体が衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する移動ステップと、前記第2移動体が前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する取得ステップと、を有する位置情報取得方法である。

Claims (5)

  1. 衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、
    前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、
    を備える位置情報取得システム。
  2. 前記第2移動体は、前記第1移動体の位置に基づいて、予め定められた所定の移動条件を満たす経路を自律して移動する、
    請求項1に記載の位置情報取得システム。
  3. 前記移動条件は、所定の構造が繰り返し現れる所定の建造物中を移動するという条件と、前記構造と前記第2移動体との予め定められた所定の位置関係が満たされる状況である基準状況が繰り返し現れるように移動するという条件とを含む条件であって、
    基準状況にある前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置は、1つ前の基準状況において前記第2移動体から見た前記第1移動体の位置と異なる、
    請求項2に記載の位置情報取得システム。
  4. 衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する第1移動体と、前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する第2移動体と、を備える位置情報取得システムが行う位置情報取得方法であって、
    前記第1移動体が衛星測位システムを用いて位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき自律して移動する移動ステップと、
    前記第2移動体が前記第1移動体の位置に基づいて自装置の位置を取得する取得ステップと、
    を有する位置情報取得方法。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の位置情報取得システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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